辻元清美

つじもときよみ

小選挙区(大阪府第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

辻元清美の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第190回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○辻元委員 辻元清美です。  私は、きょうは、沖縄の基地問題と、それから、三月十一日、東日本大震災五年目を迎えます、大規模災害のときの自衛隊の救助、東日本大震災の教訓を踏まえて強化されていると思いますが、その件について質問をしたいと思います。  まず、沖縄の基地の問題ですが、...全文を見る
○辻元委員 私は、その姿勢と、沖縄と今後どうこの問題を解決していこうかという点を問うているわけです。  今大臣がおっしゃったことは私も承知しております。しかし、円満な解決に向けてなんですよ。であるならば、今後どうしましょうかと、政府としてはどういうような協議をしていくか。  ...全文を見る
○辻元委員 では、和解の内容をこれからよく確認するのに、なぜ昨日、是正の指示を出すんですか。矛盾しているんじゃないですか。
○辻元委員 今大臣おっしゃっておられることの中身、つらつらおっしゃったけれども、結局、何の工事を中止するか、これは沖縄と合意しなきゃいけないでしょう。埋立工事とおっしゃるときもあれば、関連工事というようにおっしゃることもある。  例えば、工事の中止一つとっても、海で見える部分の...全文を見る
○辻元委員 では、まだ確認していないんですね。
○辻元委員 工事の中止が先でしょう。工事を中止した上でその次に移るんじゃないですか。大臣、そういう認識じゃないんですか。  きのう、早速、辺野古の埋立承認を取り消した翁長知事に是正を指示しているわけですよ。その工事の中止は、これとこれとこれを工事中止しましょうということを確認し...全文を見る
○辻元委員 政府側が工事を中止するという和解勧告に沿った行動をした上で物事を進めていくのが筋じゃないかと言っているわけですよ、順番でいえば。工事を中止しました、では、次はどうしましょうか、指示を出しますかどうかというのを政府がアクションをとるわけであって。  そうすると、大臣に...全文を見る
○辻元委員 今明らかになったのは、直ちに工事を中止したと言うけれども、今確認をしているという段階である、きょうこの時点で直ちに全ての関連事業を中止したわけではないということでよろしいですね。
○辻元委員 そうしますと、もう一度聞きます。  普天間飛行場代替施設関連事業に係るさまざまな工事がございます。これが、入札するときにきちんと、これは普天間ですよというふうに、関連事業ですよと出てきているわけです。これを全部今とめたから次に進んだという理解でいいのか。膨大な資料が...全文を見る
○辻元委員 ということは、一つ一つ適切に対応するために、どの工事をとめるか今確認中であって、これはシュワブ内の話ですよ。これだけじゃないんですよ。シュワブ内の関連事業とか土砂の切り出しとかいろいろあるわけです。それを一つ一つ今確認中であって、この関連事業がとまっているかとまってい...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、大臣、確認させてください。  今、沖縄県と協議するとか防衛省内で精査しているというのは、普天間飛行場代替施設事業に係る工事全てである、今回とめるのは。それはそうですよね。目に見える海の工事、埋立工事だけじゃなくて、係る工事全部という認識でよろしいです...全文を見る
○辻元委員 今申し上げているのは、どの工事をとめているかもまだわからないような状況で、実際に是正の指示を国土交通大臣がもう出したわけですよ。先に工事を全て、沖縄県とこれをとめましょうということで、静かな状況になって、確認をして合意をした上で国が前に進めていくための手続ですよ、是正...全文を見る
○辻元委員 キャンプ・シュワブ内の関連施設というものも全てとまっていますか。
○辻元委員 もう一回確認します。  キャンプ・シュワブ内の代替施設に係る工事は全て中止しているという理解でいいですか。
○辻元委員 それは、埋立工事ではなく、関連工事全てですね。土砂の切り出し等も入っていますね。
○辻元委員 それでは、次に移ります。  中谷大臣は、辺野古が唯一の選択肢だとおっしゃっていますね。そのとおりですか。
○辻元委員 そうしますと、大臣の理解によると、今回の和解の勧告に従って手続を進めていった場合、最後は裁判になる可能性がありますね。  そうしますと、裁判になった場合は、国が裁判に負けた場合は辺野古断念、そして、沖縄県が負けた場合は、その裁判に係る内容に限り辺野古の国の主張を認め...全文を見る
○辻元委員 ということは、国が敗訴すれば辺野古は断念せざるを得ないという理解でいいですか。
○辻元委員 ですから、司法の判断で国が負けた場合、辺野古は断念するということでいいわけですね。
○辻元委員 ですから、その司法判断は、国が敗訴した場合、沖縄は辺野古は認められないと言っているわけだから、それを受け入れることも含めてこれから対応していくということですよね。
○辻元委員 なぜかというと、円満な協議ということが書かれているわけですよ。そして、多くの人たちは、国に対しても、円満な協議に向けての姿勢、どういう対応でいくのかということ。要するに、裁判で敗訴しても、今は受け入れると言っているけれども、また強硬な態度に出てくるのではないか。その繰...全文を見る
○辻元委員 それは、当初から言われている二〇一九年二月までという理解でいいですか、この五年間というのは。
○辻元委員 この問題は、きょう沖縄選出の議員の皆様も引き続き質問されると思いますので、その皆さんの質疑を聞いて、私も続けて質問をこれからも委員会でしていきたいと思います。  もう一つは三・一一の問題です。  これは事務方でも結構なんですが、東日本大震災というのは、死者数でいえ...全文を見る
○辻元委員 それは、新規立法をせずとも、今の災害対策基本法や自衛隊法の範囲で十分訓練をしたり備えをしていく、実際の日ごろの活動が大事であるという理解でよろしいですか。
○辻元委員 ありがとうございます。  なぜこういうことを申し上げるかといいますと、これも中谷大臣とずっと議論してきた憲法の問題にかかわるからなんです。  今、憲法の緊急事態条項、大災害のときに対応が不十分になるから必要ではないかという議論が出てきているわけです。自民党の日本国...全文を見る
○辻元委員 最後に、ここに、政府の危機管理組織のあり方についての最終報告、これは内閣官房でまとめられたものだと思いますが、平成二十七年三月三十日付のがございます。  これはよくできているんです。防衛省でもこれに沿った対応の検討をされていると思いますが、自然災害、大規模な火事、事...全文を見る
○辻元委員 終わります。
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  先ほどの細野委員の憲法の議論を聞いておりまして、まず冒頭、一点確認をさせていただきたいことがあります。  総理もよく、最後は国民が決めると。そのとおりなんですが、この憲法改正というのはどういうときに議論が始まるのか。  一つは、国民の皆...全文を見る
○辻元委員 それぞれの国の憲法改正のプロセスをよく勉強なさった方がいいと申し上げておきます。  私は、丸ごとの憲法改正案を出すという行為そのものが政治を不安定にすると思います。そして、国民不在と申し上げましたが、国民不安ですよ。押しつけ憲法論というのがありましたけれども、これは...全文を見る
○辻元委員 いつも今保有すべきではないとおっしゃるから、問題になるわけです。  大臣、私が申し上げているのは、そのお話は記者会見等でもされているのは承知しております。ただ、安倍総理もつい先日の本会議で、核兵器のない世界を目指し、国際社会とともに努力を積み重ねてまいりますと。 ...全文を見る
○辻元委員 よく私たちも、こういう雑誌なんかがあるんですけれども、発言というのは、何を言っても言いわけになるんですよ。  ですから、もうこれは撤回しておきますとはっきりおっしゃったらいいんですよ。活字だから、世界じゅうの人が読めるんですよ。私だって入手できているんだから。  ...全文を見る
○辻元委員 その態度そのものが、何でこれを撤回すると言えないんですか。その理由を教えてください。はい、どうぞ。撤回すると言えない理由。
○辻元委員 では、ちょっと言います。  これは私は大きな問題だと思います。一言やはり言うべきですよ。だって、長期的に検討すべき、今も検討するとおっしゃったですよ。その道まで閉ざさないというような。  委員長、これはちょっと理事会で協議してほしいんです。  私は、文書でこの発...全文を見る
○辻元委員 もう一点お聞きしたいことがあります。  稲田大臣はこういうことをおっしゃっています。自国のために命をささげた方に感謝の心をあらわすことができない国家であっては国防は成り立ちません、これは日本という国家の存亡にまでかかわるとおっしゃっています。  ところが、そうおっ...全文を見る
○辻元委員 これは急にジブチの出張が入ったと言われているんですけれども、八月十三日に日本を出発して、十五日を挟んで十六日に帰国されているんですよ。十二日に持ち回り閣議で、ばたばたと出発しているわけです。  確かに、世界各国、日本の国内の自衛隊の現場を防衛大臣が視察されること、激...全文を見る
○辻元委員 私たち国会議員は、例えば地元で式典があったり集会があったりします、この日も。でも、防衛大臣ですよ。ジブチ、行きたくなかったんじゃないですか。  稲田大臣がいつも八月十五日に靖国に行くと、防衛大臣が行くと問題になるから回避をさせるためではないかと報道されているんですよ...全文を見る
○辻元委員 私、今お聞きしたことはちょっと上辺という感じがします。  おととい聞きました話では、確かに自衛隊の宿営地があるあたりはおさまっているんですが、そこから六、七キロ先になりますとまだ銃撃戦があると。六、七キロというと、東京駅から新宿ぐらいです。という話を直接、十五日まで...全文を見る
○辻元委員 今の答弁では心もとないです。  避難民が退避している施設、ここをしっかり、どういう現状で、自衛隊の隊員の方も調査はされていると思うんですが、大臣、今度視察の予定があると聞いております。いつからの予定を考えていらっしゃいますか。予定で結構です。南スーダンに行かないと新...全文を見る
○辻元委員 きのう紙をいただきましたら、国会の方に許可をというのはそれはそうですが、十月七日から三日間行かれるという紙を防衛省からいただきましたが、今これで準備は進めているということでよろしいですか。いかがですか。
○辻元委員 私、十月八日にジュバに着かれた場合の日程表みたいなものを今持っております。これは……(発言する者あり)いや、きのうこれは防衛省から届きましたよ。  それで、ぜひ大臣、どうもお聞きすると、空港の近くと、そこにいる自衛隊の宿営地のあたりはおっしゃるように安定しているよう...全文を見る
○辻元委員 次に、自衛隊の安全対策です。  先ほど申し上げたようなところに新任務となると、戦闘に巻き込まれるリスクはやはり高くなる。これは認めざるを得ません。  そこで、PKOの南スーダンの部隊、医官、医師ですね、何名行っていますか。
○辻元委員 三百五十人で医官が三名なんですよ。そして、先ほど申し上げた状況の南スーダンに行くわけです。  そして、これは国連レベルでいえば一の医療活動だと思うんですが、日本の医官は手術などができますか。
○辻元委員 こういう南スーダンに送っている自衛隊の部隊に医官三名で、ステップ一、手術することはできない部隊が行っているわけですよ。これでいいんでしょうか。  そして、今こういうことが政府で議論されております。  例えば、六ミリ弱のライフルの弾が貫通したらどれぐらいの傷になるか...全文を見る
○辻元委員 平成二十九年というのは、来年この教育プログラムをつくりますと言っているわけですよ。  そうすると、先ほど私が申し上げた南スーダンの状況の中に、それも一番危ないのは、他国軍への駆けつけ警護と言われる、他国軍が危ないから助けてと言われたときに行く。そして、医官は三名、手...全文を見る
○辻元委員 私は、もしも私が自衛隊員の家族だったらどういう質問がしたいかなと思って今回は考えてきました。本当に治安は大丈夫かな、本当にお父さんまたは兄弟が行っていいのかな。お母さんがいるかもしれない。そして、もしものときはちゃんと対応してもらえるんだろうか。両方危ないと思います。...全文を見る
○辻元委員 正規軍の、政府の兵士は部隊の軍服を着ておりますが、反政府軍と言われる副大統領派はほとんど平服なんですよという話も聞いております。  私は、総理の認識は甘いと思います。アメリカの、戦場の心理学の専門家がこういう話をしています。殺される恐怖より、むしろ殺すことへの抵抗感...全文を見る
○辻元委員 私は、自分の進退をかけて自衛隊員を送るんだったら、その覚悟を持っていただきたいと申し上げたんです。長々と事情を説明してくださいと言っておりません。  これは本当に心配しているんですよ。国会の周りを多くの国民が取り囲んで、強行採決したのは誰ですか。そこまでやったんだか...全文を見る
11月17日第192回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  私は、本日のテーマであります憲法公布七十年を振り返って、日本国憲法の意義と、そして憲法制定過程と憲法論議のあり方について意見を申し述べたいと思います。  まず、日本国憲法が果たしてきた役割について、最近、世界じゅう、そして日本で、女性の政...全文を見る
11月24日第192回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  今、中谷委員が、政権批判のために立憲主義という言葉を使っているのではないかという御認識であるならば、立憲主義という意味をよく理解されていないのではないかと思いますので、その点も含めて反論をしたいと思います。  きょうも傍聴の方が立ち見が出...全文を見る
○辻元委員 今、三点、私は指摘をいたしましたけれども、私たちは健全な憲法論議をしたいと思います。ですから、今申し上げたような点をしっかり市民の疑問に答えるように審査会は役割を果たす。  そして、維新の足立さんの立憲主義の認識が維新の党としての認識だとおっしゃいましたが、小沢委員...全文を見る
○辻元委員 今、土屋委員から御指摘の点のみお答えいたします。  私が指摘しましたのは、自民党憲法改正草案の百二条の「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。」という義務を規定していることについての疑問を呈したものです。  そして、各国憲法における国民の義務に関する規定は...全文を見る