辻元清美

つじもときよみ

小選挙区(大阪府第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

辻元清美の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  私は、民進党・無所属クラブを代表して、平成二十八年度第三次補正予算二案に反対、民進党・無所属クラブ提出の組み替え動議に賛成の立場から討論をいたします。  まず、実質審議は昨日から始まったばかり、にもかかわらず委員長の職権で質疑を打ち切り、...全文を見る
02月01日第193回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  きょうは、教育と外交について議論をさせていただきたいと思います。  まず、総理にお聞きをいたします。  総理は、施政方針演説で教育の重要性、そしてきょうも御答弁で、誰もが希望すれば進学できる社会をつくるのは我々の使命であるとお答えになり...全文を見る
○辻元委員 ところが、当時、自民党は、高校の授業料無償化はばらまきだの大合唱だったんですよ。文科大臣の例えば下村大臣とか、馳大臣も務めていらっしゃいましたけれども、また今の副大臣も含めまして総理も、民主党政権時代には高校授業料無償化はばらまきだとおっしゃっていたんですね。考え方を...全文を見る
○辻元委員 ということは、所得制限がない高校等の授業料の無償化はばらまきで、所得制限があればばらまきではない、自民党はそういうように変えたということですね。  今、憲法改正の議論をめぐりまして、維新の党の皆さんが全ての教育の授業料の無償化ということを訴えております。高校の授業料...全文を見る
○辻元委員 私、高校の授業料無償化は実現してよかったと思うんです。やはり、高校の中退者の方もたくさんいらっしゃったんですよ。あのときに、リーマン・ショックの後で、東日本大震災もある中で、財源を捻出するのは本当に大変だったんです。しかし、そんな日本を復興していく、立ち直らせるために...全文を見る
○辻元委員 これは実際に稲田防衛大臣が臨むことになりますので、領土の問題と日米同盟の関係について、基本的認識をお聞きしたいと思います。  まず初めに、あさってアメリカの国防長官が来られますが、まず尖閣の問題は安保条約の第五条の適用がされるということを確認するつもりですか。
○辻元委員 そうしましたら、北方領土との絡みで、北方領土が日本に返還された場合、北方四島、日米安保条約の適用を受けるということになりますが、稲田大臣。
○辻元委員 2プラス2も含めて、安保条約の解釈、防衛大臣が解釈は自分の所管じゃないと。それで防衛大臣が務まると思いますか、どうですか。  そうしましたら、稲田さん一人でアメリカの防衛大臣と議論するときもあるわけですよ。岸田さんに助けてもらえないですよ。防衛大臣が、北方領土が戻っ...全文を見る
○辻元委員 こういうふうにもおっしゃっています。不法占拠ということも言えないような政府に我が国の領土は守れませんと。どうですか、防衛大臣。防衛大臣は守る立場でしょう。いかがなんでしょうか。どうですか。
○辻元委員 資料を見ていただきたいと思います。二枚目です。これは、民主党政権のときにメドベージェフ当時の大統領が国後島に上陸したときに自民党が出したものです。  この六番、民主党政権は北方領土の状態をロシアによる不法占拠と表現しないなど、表立った抗議を避けており、ロシア側への誤...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、その成果物について質問したいんですけれども、今回は岸田大臣にお伺いします。  成果物として、プレス向け声明というのが出されました。今までさまざまな共同声明なども出されていますけれども、これは首脳両者のサインがない。そして、これは、政府のホームページを...全文を見る
○辻元委員 これは、日本向けと……(安倍内閣総理大臣「いや、ちょっと」と呼ぶ)ちょっと待ってください。これは、日本向けとロシア向けで文章が違うことがあるんじゃないですか。  私は、今ここに、ロシアのクレムリンの大統領府が同じときの声明をロシア語にしたものを持っております。ここで...全文を見る
○辻元委員 今、安倍総理がおっしゃった、その前に結ばれたものが署名があるかどうか、ちょっと確認したいので、後でちょっと提出をしていただきたいと思います。あるかどうかですね。  それで、今、呼称の問題は余り大きな問題ではないというような外務大臣の御発言だったと思います。この前ロシ...全文を見る
○辻元委員 先ほどの二〇一三年のも私は見ておりますけれども、四島の名前は安倍総理になってから消えているんですよ。今回も、結局これが領土問題の核心ですよ、日本としてはここをしっかりと明記する、そこが決裂しちゃったわけじゃないですか。だから、結局、合意文書ができなかったわけですよ。 ...全文を見る
○辻元委員 今、島民の皆様に御理解をいただいたら日本に返してもいいかなというような機運が生まれるとおっしゃったんですが、それはずっと総理は記者会見のときもおっしゃっています。プーチン大統領とすごく温度差がありました。島民が了解したら返るんじゃないんですよ、モスクワが決めるんですよ...全文を見る
○辻元委員 あるんですか。でも、日米安保条約との絡みでしょう、結局。そこが問題なんじゃないですか。そこが解決しないままにカードを切っちゃったということじゃないですか。
○辻元委員 信じることは大事だと思いますが、私は、先ほど申し上げましたように、十五回も会って、土壇場でミサイルの配備をするかということなんですよ。この意味を、総理、総理は私より人がいいのかしら、よくお考えになった方がいい、ここまでやられて。  ファクトを申し上げましょう。安倍総...全文を見る
○辻元委員 トランプ大統領は取引外交と言われ、プーチン大統領は強権外交だと思います。私は、人のいい安倍総理が手玉にとられないか心配をしております。  終わります。
02月14日第193回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  総理が訪米され、首脳会談が行われ、日米共同声明が出されました。これはスタートで、私は、これから経済と安全保障の面でさまざまな荒波が押し寄せてくるのではないかと懸念しております。トランプ・リスクといいますか、一つは、経済の面では為替にまつわる...全文を見る
○辻元委員 私は、大臣失格だと思いました。  前の大臣の説明資料だから私は知りませんとおっしゃいました。防衛省はそういう組織なんですか。事実、防衛省の中で使われた資料を私たちは細かく見ております。そういう大臣は見たことないです。  それでは、稲田大臣にお聞きしましょう。今、国...全文を見る
○辻元委員 今までの防衛省の答弁、ISILについてはどういう評価でしたか。御存じないんですか。歴代の大臣が答えていますよ。御存じないんですか。稲田大臣です。
○辻元委員 それでは、稲田大臣のその物差しでいけば、ISILをめぐるシリアでの今の内戦状態は衝突ということですね。
○辻元委員 全く質問と違う答弁を総理が出てお答えになる。今私が質問したのは、稲田大臣の、先ほどISILについては要するに国に準ずる組織という判断はしていないという御答弁でしたよ。ですから、ISILをめぐる今シリアで内戦状態になっているのは、その判断基準でいけば、戦闘が行われている...全文を見る
○辻元委員 ということは、衝突ということでいいんですね、稲田大臣。
○辻元委員 ISILをめぐる問題については、今後、日本は有志連合に入っていますよ、トランプ政権からいろいろな相談が来ると思いますよ。しかし、これが戦闘か衝突か評価していない。防衛大臣として、私は、しっかり、一体これは、そうしたら、どういう事象なの。ISILが今いろいろな、シリアの...全文を見る
○辻元委員 委員長、もう二度とないようにしてください。  というのは、総理、私は防衛大臣に質問しているわけです。そこに、防衛大臣が答えずに総理が出てくる。これは、世界じゅうに対して、この防衛大臣は情けないなと思われるんですよ。これから2プラス2を任せるんでしょう。総理みずからが...全文を見る
○辻元委員 稲田大臣、昨年の十二月二十六日に見つかっていたわけですよ。今おっしゃった稲田大臣の答弁は、先週も何回もお聞きしました、黒塗りしていたとかいろいろ。でも、一月二十四日に代表質問で問われたときに、関係部局が集まって、日報はある、これは確認しているわけです、統合幕僚監部も。...全文を見る
○辻元委員 これは先週から、シビリアンコントロールの問題と直結しているから取り上げているんです。南スーダンの現場で一体何があったのか、それを現場の隊員がどう伝えているのか、そして自衛隊の中で、防衛省の中でどう取り扱っているのか。大臣は蚊帳の外だったということですか。私が南スーダン...全文を見る
○辻元委員 ですから、私が今お尋ねしているのは、私は知らなかった、しかし、内局や統合幕僚監部で、既に見つかっているものを隠蔽し、総理の答弁をつくったということでよろしいですか。
○辻元委員 答えておりません。先週から何をしていたんですか、この問題で。  もう一度言いますよ。  大臣が私は知らなかったという答弁は、結局どういうことにつながるかといえば、先ほど大臣は、統合幕僚監部などで、十二月の二十六日、この代表質問の約一カ月ぐらい前に日報は見つかった、...全文を見る
○辻元委員 今の答弁は、代表質問に対して総理がお答えになった答弁を擁護しているんですよ。結局、虚偽に基づいて国会の質問に答えたことを、いや、これは虚偽じゃなかったと、大臣みずからが今擁護しているわけですよ。わかりますか。今そういう答弁をしたということは、あなたも一緒に調整したとい...全文を見る
○辻元委員 もう一回ちょっと見ていただくと、十二月二十六日に見つかっているわけです。そして、一月二十四日に、この問題の一番焦点になっていた南スーダンの戦闘が書かれている記録、日報がどうなのかと代表質問で問われたわけです。そして、これは見ていただいたらわかるように、一月二十五日に統...全文を見る
○辻元委員 私は、現場の自衛隊員の皆さんは今も南スーダンで、過酷な状況の中で頑張ってくださっていると思います。そして、私、内局や統合幕僚監部の人たちも頑張っていると思いますよ。しかし、結果がこうだったわけですよ。  どっちかしかないんですね。統合幕僚監部や防衛省の内局で代表質問...全文を見る
○辻元委員 実際に答弁ができ上がり、本会議場で答弁されているわけです。調べるまでもないですよ。調整しないと、ないことを前提にした答弁はつくれませんよ。違いますか。  ですから、この答弁は防衛省の中で調整してつくったわけですね。どうですか、稲田大臣。どこかから降って湧いたわけじゃ...全文を見る
○辻元委員 今、関係省庁及び官邸も一緒になってこの答弁をつくったという御答弁でした。  そうなると、もっと火が広がりますよ。組織ぐるみ、防衛省ぐるみだけじゃなくて、政権ぐるみで隠蔽していたということになるんじゃないですか、稲田大臣。どうですか。稲田大臣が言ったんだ、今、官邸もっ...全文を見る
○辻元委員 調査するまでもなく、既にこの問題の記録はあったということを防衛省の中で確認されているのに、それを誰かが伏せておこうというようにして答弁をつくらないとつくれないわけです。  ですから、稲田大臣御自身のおっしゃっていること、わかりますか。稲田大臣みずからが、官邸も関与す...全文を見る
○辻元委員 まあ、総理、そうむきにならずに。  先ほどから申し上げているように、稲田大臣になったら……(発言する者あり)
○辻元委員 後方支援なのか何だか知りませんが、今総理がおっしゃったことは全部承知して質問しているんです。承知していますよ、それは。それは、稲田大臣も記者会見で同じような、つくったお答えをされているからなんです。  私が申し上げているのは、既に十二月二十六日に見つかっていたものを...全文を見る
○辻元委員 ですから、実際に日本政府がどういう情報を把握しているかも不確かなんです。  稲田大臣、同僚議員がまた午後この続きをやります。私は、今のような御答弁では自衛隊員の御家族の心配は増すばかりだと思います。シビリアンコントロールが果たして機能しているんですか。大臣にその能力...全文を見る
02月17日第193回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  まず最初に、総理、一問お聞きしたいことがあります。  昨日、トランプ大統領がイスラエルの首相と会談をされて、イスラエルとパレスチナの問題について、記者会見で、二国家共存と一国家を検討している、双方が望む方でいいというような発言をされました...全文を見る
○辻元委員 この点はやはり公式に御発言をしていただいた方がいい、今後これが世界情勢に及ぼす影響が非常に大きいと思いましたので、確認をさせていただきました。  さて、南スーダンの問題、引き続き議論をしたいと思います。  稲田大臣、二日前も、南スーダンに派遣されている自衛隊のこと...全文を見る
○辻元委員 それでは、昨日の報告ですから一昨日までの状況を報告されていると思いますが、一昨日、マシャール前副大統領が声明のような、インタビューを受けております。これが今世界を駆けめぐっております。これが一昨日です。  きのうの報告では、その話はありましたか。どうですか。あったか...全文を見る
○辻元委員 一昨日、マシャール副大統領がNHKの取材、ここで衝撃的なことを言っております。マシャール氏は、政府側との和平合意はもはやない以上、戦いを続けるしかないと言っています。そして、反政府勢力は今も首都ジュバの周辺に展開している、これは自衛隊が行っているジュバです、今後の状況...全文を見る
○辻元委員 きょうの朝刊でも、国連が、南スーダン紛争、壊滅的という文書をつくっていたということが明らかになっております。  私は、昨日、現地で活動していたNGOの人に聞き取りをいたしました。これは非常にまた緊迫するんじゃないかと。要するに、特にジュバは、今、いわゆる元副大統領派...全文を見る
○辻元委員 家族への説明の資料なんです。稲田大臣は、御家族も含めて隊員の安全を守る、るる今まで答弁をされてきたんですよ。これは私も随分前に防衛省からいただいて全部見ましたから、てっきり大臣には常識かと思いました。  今、家族に説明会が行われていることは御存じだと思いますが、大臣...全文を見る
○辻元委員 大臣が、毎日毎日報告を受けて、資料をしっかり見ている。これは、きのう防衛省から出てきた資料なんですよ。大臣にどんな資料で駆けつけ警護を決める前に説明しましたかということで防衛省からいただいた資料だから、特に大事だから、これを知らないとおっしゃったのは非常に驚きました。...全文を見る
○辻元委員 御家族がそれで納得すると思いますか。今の説明を家族の前でするんですか。私は、駆けつけ警護をする場合はやはり危険が増大する、ですから賞じゅつ金も、あってはならないことですよ、犠牲が出たら、検討いたしました、そういうように説明した方がいいと思います。  もう一つ、この応...全文を見る
○辻元委員 なぜ私が先ほどの第九師団の家族説明会のものを示したかというと、駆けつけ警護任務を付与されて、この人たちが最初に行った部隊なんです。大臣は、これは示されていないからとおっしゃるけれども、以前の国会でいろいろこのことを質問されているんですよ。そうしたら、私自身が手も入れま...全文を見る
○辻元委員 私は、頑張って教訓のこの業務を充実させた方がいいと思いますよ。では、この教訓業務の資料をつくるために日報をぱあっと見て、一日か二日で破棄すると言っていますから、それでばあっと破棄されるんですか。  最後に、私、二日前に質問した折に、ほとんど答えられずに、調査いたしま...全文を見る
○辻元委員 稲田大臣に最後にお聞きします。  大臣みずからも調査対象であるという自覚がありますか。大臣みずからも、被害者じゃないんですよ、あなた自身も関与していたんじゃないかと言われているんですよ。ですから、第三者を入れた調査をしっかりと大臣みずからが行うべきだと思います。いか...全文を見る
○辻元委員 今の御説明では御家族は納得しないですよ。私は、自衛隊員や自衛隊員の家族のためにも、大臣本人も含めて調査の対象にしてしっかりここは調査をするべきだ、それができないんだったらやめた方がいいですよということを申し上げて、終わります。
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○辻元分科員 民進党の辻元清美です。  まず初めに、先ほど大西議員からも質問がありました、昨年の十月二十二日、防衛大臣感謝状を森友学園籠池泰典氏に贈呈している件についてお聞きをしたいと思います。  先ほどから大臣の御答弁をお聞きしていますと、海上幕僚監部からの推薦があったとい...全文を見る
○辻元分科員 ですから、いろいろな団体に対して感謝状を出すわけですから、次官が責任を持って選考、最終選考というか、いろいろなところから推薦が上がってきたものを、防衛省本庁として、すばらしい功績だということで選考し直すというか、そこから漏れる団体や人がいるのか、それはいかがなんでし...全文を見る
○辻元分科員 ということは、選考のときに、防衛省として大臣の名前で出す感謝状ですから、きちんとその団体等の活動などについて審査をもう一度本省でしている、ですからそこから漏れる団体などもあるという理解でいいですか。確認です。
○辻元分科員 そうしましたら、この森友学園、籠池氏への感謝状の問題です。  これは、最近、土地の売買をめぐる問題だけではなく、学園そのものの運営であったり教育内容が、先ほど大西議員等からも指摘がありましたけれども、選考に当たっては、そのような要素は今回知らなかった、または見過ご...全文を見る
○辻元分科員 この法人は感謝状もホームページに上げております。そして、感謝状をいただくということもいろいろなところで告知しているようなんですが、何か問題を起こす、または後で問題が発覚した場合に取り消すということはあるんですか。
○辻元分科員 それではお聞きしますが、この籠池氏について、先ほど、十年ほど前からはお会いしていないけれども面識があるというお話でした。  その中で問題になっているのが、今、この塚本幼稚園での教育内容や運営のあり方が問題があるのではないかと。  報道もされておりますし、同じ大阪...全文を見る
○辻元分科員 それはいつごろでしょうか。
○辻元分科員 それを聞いて、大臣は、教育勅語を暗唱させている幼稚園というのは、大臣の基準でいえば評価できる幼稚園であるという基準ですか、どうですか。
○辻元分科員 大臣は、ちょうど十一年前に、「WiLL」という雑誌の二〇〇六年十月号で座談会をされているんです。その中で、こういう発言があります。「教育勅語の素読をしている幼稚園が大阪にあるのですが、」とおっしゃっているわけですね。これは塚本幼稚園のことでいいですね。
○辻元分科員 大臣の写真もばっちり、ちょっと今より若い。でも、私とほぼ同い年ですから、稲田大臣の方が一つ上なんですけれども。  随分前から活発に活動されてきているわけですね。「教育勅語の素読をしている幼稚園が大阪にあるのですが、そこを取材した新聞が文科省に問い合わせをしたら、」...全文を見る
○辻元分科員 先ほど、聞いたことがある程度とおっしゃったんですけれども、かなり踏み込んでお話をなさっているんですね。  すると、教育勅語が適当でないのではなくて、幼稚園児に丸覚えさせる教育方法自体が適当でないという趣旨だったと文科省が逃げたんですと怒っているわけですよ、大臣は。...全文を見る
○辻元分科員 十年たってちょっと意見が変わっているのかもしれませんけれども、十年前はこうおっしゃっていたんですね。この塚本幼稚園の教育の方針をめぐっての発言ですけれども、教育勅語は、天皇陛下が象徴するところの日本という国、民族全体のために命をかけるということだから、こうおっしゃっ...全文を見る
○辻元分科員 きょう、文科省、来ていただいていると思いますが、教育勅語を小学校で丸暗記させて、素読して、そして朝から唱えるというようなことは、現在の教育基本法や教育指導要領でいえば、これは問題がある教育だということになるんでしょうか。いかがでしょうか。
○辻元分科員 特定の文章をとおっしゃったんですが、教育勅語というのは歴史があるわけですね、戦前からの。今まで、教育基本法を改正するときも、随分議論になってきましたね。そのときの答弁と、今、違うんじゃないですか。教育勅語を子供たちに素読し暗唱させたりすることについて、今までは問題が...全文を見る
○辻元分科員 以前は安倍総理が答弁されているんですけれども、今おっしゃった前半の、教育基本法ができたので、これを根本の考えとして神格化したりして取り扱うことを禁止されたという答弁をかつてはされているわけですよ。  今問題になっている感謝状を渡されたところは、次、森友学園がまた小...全文を見る
○辻元分科員 それは、もう一度、事実関係、今いっぱい出てきていますからね。防衛大臣の感謝状ですよ。国防についてもとか、安保法制についても、こういうのを配っているわけです。沖縄についても、ヘイト発言のようなものを見ましたね、基地で苦しんでいる。  もう一度お聞きします。適切に判断...全文を見る
○辻元分科員 それはしっかり対応していただきたいと思います。そして、メディアにも発表していただきたいと思います。  一点、お聞きしておきたいことがあるんです。  八月十五日、全国戦没者追悼式にことしは出席されますよね、どうですか。
○辻元分科員 同じ日に、靖国神社、近いですが、行かれますか。
○辻元分科員 随分成長されたように思いますが。私も質問したかいがあったというものだと思いますよ、今の答弁をお聞きしますと。日本にとって何がいいのかを判断して行動していただきたいんです、自分の信条ではなく。  大臣は、南スーダンのPKO派遣について、昨年です、駆けつけ警護を付与し...全文を見る
○辻元分科員 家族への説明も私は不十分だとずっと申し上げてまいりましたが、もしも、そんなことはあってはならないことだけれども、犠牲者が出たら、大臣はもちろん辞任するということですね。いかがですか。
○辻元分科員 自分の職責をかけて隊員を送っているんだということは、万一のことがあったら、自分はもちろん大臣の首をかけてやっているんだということを示すことじゃないですか。ですから、辞任も含めてでしょう、自分の進退をかけているわけでしょう。  そして、もう一問お聞きしたいんですが、...全文を見る
○辻元分科員 今まで、物すごい勇ましいことをいっぱいおっしゃっているわけですよ。韓国や中国についても、申し上げませんけれども、勇ましいことをおっしゃってきたわけですよ。  例えば、靖国神社は心の問題とおっしゃっているけれども、安全保障、国防の問題だと。これは、過去、不戦の誓いを...全文を見る
○辻元分科員 シビリアンコントロールの観点で、私は前回も質問いたしましたけれども、この日報は財産ですよ、宝ですよ。イラクのときも、番匠さんという方がイラクの報告を出しているんです。日々の記録は、その後の後輩たちの活動への宝だと言っているわけですよ。  私は、教訓を次につなぐとい...全文を見る
○辻元分科員 それはいつごろになりますか。最後にお聞きしましょう。簡潔に。
○辻元分科員 今、表彰状の見直しと、文書での日報の経過の報告ということを明言していただきましたので、即座に対応していただきたい。表彰のこともそうですよ、即座に対応していただきたいと思います。  終わります。
03月15日第193回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  私は、泉健太議員が取り上げた総理夫人の問題、ちょっと一、二点確認をさせていただきます。  総理夫人が名誉会長を務める「私をスキーに連れてかなくても行くわよ」という、これは、この企画の顧問は安倍総理の大学の同級生ということですけれども、これ...全文を見る
○辻元委員 支給手続を進めると。  次に、同行した職員はスキーをしましたか。
○辻元委員 いや、一緒に行って、菅官房長官、スキーもしているわけですよ。  このイベントは、安倍総理の友人の方が企画されています。安倍昭恵さんと行こうということで、数万円かかる企画なんですよね。私は、先ほどから公私混同の問題が出ていますね、職員も行って、この時間は安倍総理の夫人...全文を見る
○辻元委員 次に、事実関係だけ、文科省、お願いします。  総理大臣夫人から特定の団体の企画への、特定の団体と申しますのは、全国高校未来会議への後援や大臣賞の付与のような働きかけが総理大臣夫人からあったかどうか、これはどうでしょう。
○辻元委員 次に、この企画は初めての企画ですけれども、総理大臣公邸を会場に使ったことはありますか。
○辻元委員 これは通告してあると思いますけれども、内閣官房ですかね。総理大臣公邸を使ってこのイベントをしたという事実はありますか。
○辻元委員 後で確認して報告をしてください。  これは、安倍総理の後援者の親戚の方が企画している団体で、そして、総理公邸でこのイベントを、珍しいことですよ、公邸で一つの団体がイベントをするということ。これも公私混同と言われかねません。確認して、きょうじゅうに私の方に知らせていた...全文を見る
○辻元委員 きのうの松井知事の発言を確認していないんですか。これは、確認していないとすれば、ちょっと財務省として無責任じゃないですか。確認したかどうか、いかがですか。
○辻元委員 ということは、財務省は、松井知事が事実と違うことを言っているという見解ですね。
○辻元委員 前後の脈絡も含めて、私は今、全部持っております、ここに。お読みになりますか。はっきり言っていますよ。実際に、国からそういう形で府の私学課の方に何度も足を運ばれてすれば、じゃ、本当に国が売るんなら私学としてあり得ますよとか、国は親切やなと思ったとか、いろいろなことを言っ...全文を見る
○辻元委員 まるで、これは財務省、国交省、それから大阪府、登場人物というかパーツがあるわけですね、籠池氏の森友学園法人、みんな言うことが、それぞれ責任の押しつけ合いが始まっているんじゃないかと言われているわけですよ。ですから聞いているわけです。  もう一点伺います。  きのう...全文を見る
○辻元委員 きのうですよ。こんなんは慌てて確認せなあかんのちゃいますか。何してるんですか。何か思い当たることがあるから確認できないんじゃないですか。  きょうも、籠池理事長はもうすぐ記者会見しますよ。いろいろ確認されると思いますよ。だから、参考人招致をして、しっかりお互いの言い...全文を見る
○辻元委員 実は、稲田大臣は、虚偽答弁の問題も言われているんですが、この教育勅語を評価するような発言をしているわけですよ、官房長官。稲田大臣については私も、質問したら急に涙ぐんだり、答弁不能になって総理が割り込んだり、ごらんになっていましたでしょう、もう限界ですよ。南スーダンの問...全文を見る
○辻元委員 この教育勅語の核の部分はとても大事とかおっしゃっているわけですよ。これは、籠池さんが言っていることと同じようなことをおっしゃっていますよ。  そして、きのうの塚本幼稚園の修了式で、籠池さんの奥様、副園長さんですけれども、こうおっしゃっていますね。稲田朋美さんが国会で...全文を見る
○辻元委員 甘いと思いますよ。  これは、安倍昭恵さんの公私混同と稲田大臣が安倍政権のアキレス腱になるんじゃないですか。心配して、私は当選同期の菅さんにアドバイスしているんですよ。日本のために心配しているんです。日本のために心配しているんですよ。これから2プラス2にも行くんでし...全文を見る
○辻元委員 誰から説明を受けましたか。
○辻元委員 この塚本幼稚園というものの存在は御存じでしたか。
○辻元委員 登場人物とさっき申し上げましたけれども、菅官房長官は、大阪府の松井知事や橋下氏とよく会っていらっしゃいますね。これらの人たちと会っているときに、この森友学園のことについて話題に出たことはありますか。
○辻元委員 いや、稲田大臣も最初は知らぬと言っていて、後から出てきて大問題になっていますので、あらかじめ聞いておきました。  最後にお聞きしたいと思いますが、安倍総理は、本件に関与していたら、総理大臣もそれから議員も辞職すると言っています。官房長官も、あらかじめ、関与していたと...全文を見る
○辻元委員 全ての方々に確認していこうと思いますので、菅さんのことを心配して確認いたしました。  終わります。
03月16日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  私は、緊急事態条項について意見を述べます。  東日本大震災のときに、私は、被災者御支援の総理補佐官をしておりました。当時、災害担当大臣、そして副大臣、総務大臣、内閣官房副長官、そして総理補佐官の私と五名が担当し、各省庁と自衛隊の指揮に当た...全文を見る
05月18日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○辻元委員 本日の審査会で、五月三日の安倍総理の憲法改正に具体的に踏み込む発言や期限を示されたということについて、複数の議員から意見が出ております。私も一言申し上げたいと思います。  この審査会でも提起してまいりましたが、憲法改正には三つの原則があるのではないかと申し上げてまい...全文を見る
05月25日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第6号
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○辻元委員 私は、先ほど中谷委員がおっしゃった自衛隊の制服組トップの発言に対する見解についてまず反論したいと思います。  これは自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたいと思う、非常にありがたいと思うということは、憲法改正を歓迎する、憲法改正には賛成するととら...全文を見る
06月08日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
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○辻元委員 民進党の辻元清美です。  本日は、象徴天皇制についての私の考えの変遷と、そして、特に象徴天皇と平和主義との関係について意見を申し述べたいと思います。  三十年ほど前、私が学生のときに、先ほど御指摘があったような発言をし、天皇制に疑問を抱いたことがございます。それは...全文を見る
11月30日第195回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○辻元委員 皆様どうもお疲れさまでございました。非常に意味のある報告をお聞きすることができたと思います。  私は、今回の御報告を受けまして、私が考えていた以上に、やはり議会の多数と国民のコンセンサス、これの必要性を、御報告を受けて感じました。  それは、裏返せば、失敗したとき...全文を見る