辻元清美

つじもときよみ

小選挙区(大阪府第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

辻元清美の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第204回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。  総理、昨日も悲しいニュースがありました。また一名、搬送中にお亡くなりになったというニュースです。本当に心から御冥福をお祈りしたいと思いますけれども、病院に入りたくても入れなくて自宅で一人で孤独死する、救急搬送中に亡くなる、これは自己責任...全文を見る
○辻元委員 私たちは、政治によって救える命が救えなかったかもしれない、総理も私もその責任をやはり痛感して仕事をしなきゃいけないと私も思っています。  総理は、公助によって医療の話をされました。公助によって救えなかった命があるんだという責任はお感じですか。
○辻元委員 今、篠原議員の質問に対して、支持率が落ちる話が出ました、その中で総理はこうおっしゃいました。さっき、コロナ対策への批判が多いとおっしゃったんです。どんな批判があると思いますか。何を望んでいるのか、国民は。どのように、どんな批判が耳に届いていますか。
○辻元委員 今総理は、必要な医療体制ができていないという発言、非常に重いです、をおっしゃいました。この後、医療体制についても質問いたしますけれども、私は、やはり国民の感覚と総理の感覚がちょっとずれているんじゃないかと思うんですよ。  私、総理、はっきりおっしゃった方がいいと思い...全文を見る
○辻元委員 昨日、後方支援病院の話もありましてね、九百五十点にすると。今、病床が立て込んでいるのは、コロナが治療されて治った方が次、行く病院がないということで、九百五十点。これ、二千五百円だったのを七千五百円に上げて、九千五百円。でも、一人受け入れても九千五百円なんですよ。  ...全文を見る
○辻元委員 私もこれは気になっていたので、厚労省に、割合、がみがみと言うたら悪いですけれども、どうなってんねんと聞いたんですよ。そうしたら、厚労省は、都道府県に全国ビルメンテナンス協会の会員のリスト九十社を送ったと。  厚労省に聞きます。去年からですよ、何件これで、ビルメンテナ...全文を見る
○辻元委員 総理、三件しか成立していないんですよ、緊急事態が出ている十一都道府県で。いっぱい病院はありますよ。これも、私、厚労省にやってくれ、調べてくれと、もう看護師さんのこの改善をしなきゃいけない、何回も言って、そうしたら、やっと厚労省がビルメンテナンス協会に調べてちょうだい、...全文を見る
○辻元委員 昨日もありましたけれども、ちゃんと点検までやらなきゃいけないと思うんです。  なぜかというと、総理、さっき医療の不備があると言ったでしょう。このこともずっと言い続けて、総理は、私が看護師さんの負担軽減、掃除の問題なども早くから指摘していたのを御存じですよね。それで、...全文を見る
○辻元委員 今、検討していただけると受け取りました。  都道府県で頑張ってもらわなくちゃいけないんですけれども、今お示ししたように、民間業者もレッドゾーンに入っていく業務というのは限られて、都道府県も手いっぱいになっているところがあるんです。  総理は、省庁の縦割りの打破とお...全文を見る
○辻元委員 国が地方にリストを送っただけ、それであとは地方がやってくださいというのが今の実態なんですよ。ですから、それで三件だったんですよ、清掃の話も。これが、一事が万事になっていないですかと。ですから、私が必死で言ったら三件というのが出てきたんですよ。  ですから、総理、きち...全文を見る
○辻元委員 これからワクチンの接種も始まります。医師や看護師、命綱です。ですから、どうぞしっかりと点検をしていただきたいし、自衛隊の皆さんのことも検討いただきたいと思います。  一点、オリンピックについて、医療体制です。組めるのか。ワクチンもやらなくちゃいけない、それから、今の...全文を見る
○辻元委員 総理、今、東京オリンピックをフルでやったら、医師や看護師など医療スタッフ、一万人必要だということなんですよ。それにコロナでしょう、今。コロナの対応も必要だから、フルでやった場合はそれ以上ですよ。それで、ワクチンの業務もありますね。コロナ対応もありますね。  私はもう...全文を見る
○辻元委員 それは平時の答弁だと思うんですよ。みんなが知りたいのは、これは、オリンピックもお金がかかりますし、いついつまでにこうしますということを言わなきゃいけないと思います。客観的に見て、一万人以上ですよ、必要になるんです。ワクチンもやるんです。やはり難しいと思いますよ。  ...全文を見る
○辻元委員 今、どのように観客を入れるかと。私、医療体制が一番大事なポイントだと思うんですね。そこは不安になっているわけです。どのように観客を入れるかも含めて、いろいろなケースを検討しているとおっしゃいました。  無観客も検討しているんですね。
○辻元委員 でも、主語と述語を合わせると、その件に対しては検討していますになるんですよ、途中いろいろ言っているから。  私は、正直にというか、今どうしているかというのを公表した方がいいと思うんです。これは医療業界の方も、医師会の中川会長がこうおっしゃっていますよ。五輪・パラリン...全文を見る
○辻元委員 そこが、私は、総理が、みんなが不安になっているところだと思うんですよ。官房長官の記者会見と、ここでのやり取り、私たちは後ろに国民がいます。みんな、いつまでにオリンピックを決めるのかしらと皆思っているんですよ。  私は何を心配しているかといえば、総理にとってのGoTo...全文を見る
○辻元委員 でもね、これは数字が物語っているわけですよ。日本は多いんです。アジアでは断トツなんですよ。これは水際弱かったという証明じゃないですか。それで国内に入ってから発症しちゃって、その人が日本にいる人に濃厚接触でうつしているケースもあるんです。  ですから、総理、余り強がり...全文を見る
○辻元委員 今話があったように、病院から逃げたら、保健所や病院の人が通報する、そして警察が捜査するんですよね。  病院やこの保健所の人、その後どうなるかというと、調書を取られます。捜査するとなれば、これは被害届を出したことがある人は分かると思いますけれども、現場検証をします、病...全文を見る
○辻元委員 総理、何か私、やはり、さっきの看護師さんの話もそうですけれども、現場と総理の感覚がちょっとずれていると思います。保健所の人たちに話を聞いてみてくださいよ。  私は、もう一点。総理、もしも逮捕されたら、その人が。一件目の事例は大きく報道されると思いますよ。そうすると、...全文を見る
○辻元委員 はい。  静かにしてください。  それから、今でも、保健所の方から聞きますと、あそこのうちに感染者がいるんじゃないか、保健所が調査に行けとか、そういう連絡が来るというわけですよ。自粛警察とか言われていますね。そして、これは、密告というか、今でもそうですよ、お店が開...全文を見る
○辻元委員 最後に一言。  答弁が、ほかの人がするからじゃないですか、時間が来ちゃうのは、委員長。
○辻元委員 総理、歴史家の半藤一利さんがこの間亡くなりました。あの方、私、尊敬しています。こういうことをおっしゃっています。ある時点での人間の小さな判断が、歴史をとんでもない方向に引っ張っていくことがある。総理の一つ一つの、小さいかもしれない。これは戦争の教訓なんですよ。この言葉...全文を見る
03月01日第204回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。  総理、今、三月七日の緊急事態宣言の期限が来ます、最終的には私の責任で判断するとおっしゃいました。七日、迫っているんですけれども、いつ頃、判断がデッドラインだと思われていますか。
○辻元委員 日曜日なんですよね。いろいろな人、解除されるかどうかということでいろいろな段取りが狂ってきますから、週の半ばぐらいかなと私は思っております。  やはり、この間、尾身会長の記者会見ですね、大阪などを解除するとき、相当緊迫していたというか、ちょっと怒っていたような感じも...全文を見る
○辻元委員 ちょっとワクチンについて、河野大臣、寝ていないよね、下を向いているだけね、伺いたいんです。  ワクチンがどうなるかというのが大きな決め手になるじゃないですか。それで、ワクチンは一回接種なのか、二回接種なのか、ファイザーのワクチンについて。田村大臣は二回ですよと言って...全文を見る
○辻元委員 いや、方向じゃなくて、二回でいくということだと思いますよ。だって、一回しか打っていない人と二回の人となったら不公平ですよね。ですから、二回と決めたら、もうこれでいくしかないんですよ。  河野大臣にお聞きします。苦労されていると思います。六月までに高齢者の接種の見通し...全文を見る
○辻元委員 なぜこういうことを申し上げるかといいますと、熱中症が心配なんです。高齢者の接種が夏までかかってしまうと、ワクチンの副反応に発熱というのもありますね、高齢者の方が打ちに行って、帰りに熱中症で倒れるとか。ですから、これは夏までにきちんと行うということでないと、夏にかかると...全文を見る
○辻元委員 そうなんですよ、やはり日程なんですよね。それと、数が最初少な過ぎるという話です。  河野大臣、四月十二日からワクチン接種を始めるということなんですけれども、例えば東京ですね。東京は二千ですよね、東京は一回目は二千人分分配なんですよ。例えば、今、これは十二日から始める...全文を見る
○辻元委員 例えば、その二千なんですけれども、人口比で割ったら、世田谷に分配されるのは百三十二人分しかないんですね。今、それぞれの自治体は、どういうようにすればいいかなと。第二便を分配したとしたら、大体五百人分なんですよ。一つの自治体にするというのも方法なんですけれども、余りにも...全文を見る
○辻元委員 検証するにしても、一つの都道府県に千か二千かなんですよ。大体千なんですよね。相当これは、どうやって千人を選ぶんだと。じゃ、一つの自治体でやっても千人です、たった。どうやって選ぶんだと。二つでやったら五百人ずつですよ。  やはり、四月から始めるとおっしゃっていたので、...全文を見る
○辻元委員 自治体の、この間からの全国知事会でも、自治体に丸投げかいという話が出ているわけですよ。蛇口の調節を上手にしないと水は流れないんです。その元締めの蛇口は国なんですよ。自治体に百とか五百配って、何とかせい、私は、この蛇口の考え方をもうちょっとしっかりしていただかないと、自...全文を見る
○辻元委員 自治体の皆さん、特に東京は、ワクチンの接種と同時並行で、東京都議会選挙が六月にあります。それで、七月から九月までオリパラがあるんですよ。そして、東京は一番感染リスクが高いところなんです。なかなか減らないわけですよ。  そうすると、やはり、もう自治体に送ったら自治体で...全文を見る
○辻元委員 外務省は五十六とおっしゃっているんですけれども、WHOの発表、これはNHKでも報道されていますけれども、イギリス型が百一の国と地域、南アフリカ型が五十一、ブラジル型が二十九と、おとといぐらい報道されていましたよね。外務省は何でこんなに少ないんですかね。しっかりしてくだ...全文を見る
○辻元委員 いつもの答弁なんです。もうそういう答弁を読んでいる場合と違います。この変異ウイルスの広がりというのは大問題になっています。  私は、オリパラ、本当にできるのかと思うんです。なぜかといいますと、全豪オープン、大坂なおみ選手が活躍して、私も見ていました。アスリート、頑張...全文を見る
○辻元委員 私、これは、進めるのは進めていくと思うんです。でも、途中でどうか。総理、最初に申し上げましたね、こんなことになるとは想像しなかったと。もう二度とそうならないために、中止の場合のシミュレーションをしておくのは日本政府しかできないんですよ。こっそりでもいいですよ。  な...全文を見る
○辻元委員 日本政府の立場を自覚していただきたいと申し上げているわけですよ。オリンピックは確かにIOCがいろいろなことを決めるんだけれども、国民の命を守る観点から様々なシミュレーションをして、いざというときにはやはりそれを発動せざるを得ないときも来るかもしれない。そういう立場であ...全文を見る
○辻元委員 オリパラ参加国も含めて、総理、二百六か国、法律で、結婚したら同じ氏にしなさいと決めている国は、日本以外ないんです。  丸川大臣、選択的夫婦別姓はオリパラ参加国の世界標準であるという認識で仕事に臨まれるんですね。いかがですか。
○辻元委員 今、国際的にもしっかりやっていきたいという話でしたけれども、丸川大臣、それと正反対のことを、大臣に就任するつい半月前までやっていらっしゃったんじゃないですか。  総理、御存じですか。丸川大臣も名前を連ねて、私、その写しを持っていますけれども、選択的夫婦別姓の実現を求...全文を見る
○辻元委員 国会議員と地方議会は上下関係でもありません。  議長に送っているんですよ。県議会の議長も含めて、公平中立に意見書を採択するかどうか、その人に、先ほど申し上げましたよ、オリパラ参加国二百六か国で選択的夫婦別姓を採用していない、同姓を義務づけているのは日本だけなんですよ...全文を見る
○辻元委員 実はもうこの件は、BBCとかで報道されているんですよ。なぜかというと、ジェンダー平等の件をめぐって混乱があって、今回の大臣に就けたわけですね。ですから、私は、なかなかちょっと、よっぽどちゃんとやってもらわないと難しいので、そのためにはどうするかということなんです。 ...全文を見る
○辻元委員 今の答弁は何の答弁にもなっていませんよ。オリパラを成功させたい、ジェンダー平等、日本もそうだと。反対の人がいてもいいんです。私は、同姓を選ぶ人の方が多いと思います。でも、選択したい人に選択権を与えよう、これが多様性じゃないですか。  河野大臣、運び屋だけ違うて蛇口も...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。  今日は、三原厚生労働副大臣にもお越しいただきました。後ほど雇用の問題などをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、赤羽大臣、公共交通をどうやって守っていくのかということ、非常に大きな課題になっております。基本的...全文を見る
○辻元委員 今、ワクチンについて、地方自治体ごとに御判断もあり得るかなというような御答弁でした。  それはちょっと、地方自治体に丸投げと今いきなり答弁されましたので、もしもそういうお考えをお持ちなら、ちょっと政府内ででもやはり調整しないと、混乱しても困りますので、調整をしていた...全文を見る
○辻元委員 今、タクシー事業者が、後でちょっとそれを聞きたいんですけれども、私は、GoToワクチンというタクシーを走らせたらどうかと思っているんですけれども、後で提案したいと思うんです。  地方自治体でワクチンの優先接種をしているところもあると聞くとおっしゃいましたので、もしも...全文を見る
○辻元委員 どれぐらいの損益が出ているのか、これは国交省の方で把握されているんでしょうか。  今、支援のお話がございましたけれども、国交省も予算をつけていますが、しかし、大枠は、雇用調整助成金で雇用を守ってください、そして、あと、融資で何とかしのいでほしいというのが大枠になって...全文を見る
○辻元委員 これは、どれぐらいの損益が出ているかという実態が分からないと、どれぐらい支援をすればいいのか、また、この支援で本当に持ちこたえられるのかどうか。特に地方の鉄道やバスというのは、この委員の皆さんの御地元もそうですけれども、たった一本のバスがどれだけ命綱になっているかとい...全文を見る
○辻元委員 例えば、幾つか御紹介したいんですけれども、出雲大社と松江を結ぶ「ばたでん」というのがあるんですね。これは一畑電車といいます。これは観光だけではなくて、地元の人の通勤通学の非常に大事な電車になっています。定期で通っている人、それから定期外で通っている人、定期外の人たちで...全文を見る
○辻元委員 今、その中で、雇用調整助成金、それから融資、借金して、助成金で何とかしのいでちょうだいと。補正予算も合わせて、直接の支援の予算は約五百億ぐらいですよ。でも、これは、日本モビリティ・マネジメント会議の調査によれば、公共交通全体の減収入は六・五兆円。そして、JRと大手民鉄...全文を見る
○辻元委員 「適切に対応」の中には延長も、今までも二回延長されていますので、延長も含めてやはり考えざるを得ない状況かなという認識でよろしいですか。
○辻元委員 総合的に判断すれば、今の状況だと厳しいんじゃないか。  国交省にお伺いします。  貸切りバスとか、それからタクシー、雇用調整助成金を今受けている、また、申請して間もなく受ける、検討中、合わせると大体何%ぐらいの事業者が受けているということでいいんでしょうか。
○辻元委員 貸切りバス九七%、タクシーは八九%が雇用調整助成金に頼っているわけです。鉄道は六五%です。地域鉄道六四%。乗り合いバス七六%。大臣、これは六月に切られちゃったら、ばたっと倒れますよ。  ですから、一言で結構ですからね。  特に公共交通というのは、今財務省なんかで議...全文を見る
○辻元委員 応援をいたしますので、よろしくお願いします。  次ですが、次に頼っているのが融資なんですよね、借金です。  そこでお聞きしたいんですが、例えば地域鉄道、地域の鉄道とか、先ほどタクシーは厳しい状況でしたけれども、どれぐらい融資に頼っているのか、お答えください。
○辻元委員 今お聞きになっていただいたように、タクシーは九九%、借金で何とかしていると。地域鉄道は七二%が融資に頼っております。貸切りバスだと九四%、乗り合いバス七一%、鉄道は六五%、融資に頼って、借金で何とかやっているわけです。これも、もう一年以上たちまして、持ちこたえられなく...全文を見る
○辻元委員 先ほどから申し上げておりますように、それでなくても平常のときからしんどかったわけですね。それで、運転手不足とかがありますので、お金を借りることができないということで人をリストラしていくということになれば、もう復活できなくなっちゃうと思うんですね。  金融庁にも来てい...全文を見る
○辻元委員 ということは、追加の融資が受けられないとか、元本の返済を迫られたり、これは返済計画を立てろと金融機関が強く言うところもあるらしいんですけれども、今、見通しが立たないわけですよね、コロナがいつ収束するか。返済計画って立てられないわけです。そういうことを理由に貸し渋りをし...全文を見る
○辻元委員 JRとか大手の特に民鉄なんかは、物すごい数の人を雇っているわけですね。この一%というのが相当きついわけです。  さっきお示ししましたように、融資でやっているわけですよ、借金で。雇用調整助成金もどうなるか分からない。社会保険料も一%、これは通常時と一緒です。去年までは...全文を見る
○辻元委員 今、追加支援も行うというように受け止めましたので、大臣、よろしくお願いします。  先ほど大臣の方から、地方創生臨時交付金の活用と、地域地域の実情に応じてバスやタクシーを応援していくということで、この横展開も努力されているんですけれども、更なる努力をお願いしたいと思う...全文を見る
○辻元委員 最後に一言申し上げて終わります。  例えば、私、海外の事例も調べたんですけれども、どこの国も公共交通、大変になっているわけですね。イギリスなんかは相当の額を、五千億程度、やはり直接もう支援しようとしています。フランスなんかは、約一兆四千九百五十億円入れて交通再興計画...全文を見る
05月14日第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○辻元委員 立憲民主党の辻元清美です。  航空法等の一部を改正する法律案について、まず初めに、保安検査の受検の義務づけ等に係る制度の創設についてお伺いしたいと思います。  大臣にお伺いします。  今回の改正によって、国は、危害行為防止基本方針を策定することとなっております。...全文を見る
○辻元委員 今、大臣の御答弁の中にも、保安検査をめぐるトラブルがあったという御発言がありましたけれども、国交省ではどんなトラブルを具体的に把握しているんでしょうか。
○辻元委員 もう一つ、先ほどの答弁で、保安員の体制、離職率も高いと聞いております。そこも専門家からも御指摘があったと大臣が御答弁されましたけれども、この保安員が抱える問題、離職率がなぜ高いのかなど、国交省ではどういうことを把握されていますか。
○辻元委員 今、時間当たりの賃金が低くなるという話がありました。賃金が低くなると離職する人も増える、離職する人が増えたら経験の積み重ねがなくなって、結局、先ほどナイフの問題が出ましたけれども、悪循環に陥っている。これをやはり抜本的に立て直さなきゃいけないと思うんですけれども、国と...全文を見る
○辻元委員 今、役割分担という言葉がありました。そうしますと、例えば、具体的にちょっとお聞きしたいんですけれども、空港で検査を見逃してしまって、航空機の中でテロが起こってしまったというような事案が発生した場合、責任の所在はどこになるんですか。航空会社なんですか、検査会社なんでしょ...全文を見る
○辻元委員 国はどういう責任を負うことになるんでしょうか。主体的にマネジメントしていくということになっています。そうすると、この法案が変わることによって、国の責任は、どういうところが責任になるんでしょうか。
○辻元委員 このテロ対策というのは、結局、一番怖いのは、爆発物の持込みとか、そういうことを見逃してしまって大きな惨事に至るというのを、まず、最大限防がなきゃいけないわけじゃないですか。このテロ対策の責任は、最終的には国が負いますよね。これは世界中、この責任主体、そして実施主体が、...全文を見る
○辻元委員 というように、昔とちょっと状況が変わってきていまして、それぞれがどういう契約をしているかということだけれども、責任をなかなか負いかねるような状況になるんじゃないかというように思うんですね。  ですから、今これは継続的に、実施主体を含めた役割分担の在り方、また私は、最...全文を見る
○辻元委員 今、日本が穴になってはいけないというお話があったんですが、既になっているんですよ。カルロス・ゴーン氏は何で逃亡したんですかね。  要するに、あれも、関空はいけると踏まれてビジネスジェットが入ってきて、大きな荷物は、日本の今までのルールだとこれは検査しなくてもいい、要...全文を見る
○辻元委員 しかし、世界中で、そんな逃亡したというのは聞いたことがないんですよね。それで、今度は強化するんですね、ここも。強化するということなんですね。  最初の話に戻りますけれども、今、日本の場合は、協議会をつくったり、海外のキャリア、空港会社、それから保安検査をする会社とか...全文を見る
○辻元委員 本当にこれは、この先、さっきのサイバーも含めて、どんなことが起こるか分かりませんので、この検討会は、もう一度、論点洗い出し。一つは、国の関与と責任の範囲を更に強める。私は、最終的には国が水際を全部引き受けるぐらいのことをせざるを得なくなるんじゃないか。それから、費用負...全文を見る
○辻元委員 大臣、この基盤強化方針に、私は、設備投資などに当たって、カーボンニュートラル、グリーンの概念を入れたらどうかということを提案したいんですね。是非入れていただきたい。  これはDBJ、日本政策投資銀行も、危機対応融資とかいろいろやっていますね、今、航空会社に。この間、...全文を見る
○辻元委員 大臣、フライトシェームという言葉を御存じでしょうか。今、ヨーロッパで広がっております。要するに、航空機はCO2をたくさん出すから乗らないというような利用者もいるわけですね。  そういう中で、このCO2の削減というのは、一見、経費の増加に見えるんですけれども、最終的に...全文を見る
○辻元委員 是非積極的にお願いします。  前回ここで私が提案しましたワクチンタクシーやバスについても、前回のときに、三つの自治体ぐらいしか事例をいただいていなかったんですが……
○辻元委員 三百自治体ぐらいに広がっておりますので、是非、そういうことも含めて、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。
10月11日第205回国会 衆議院 本会議 第3号
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○辻元清美君 立憲民主党副代表の辻元清美です。(拍手)  本日は、コロナ禍で苦しむ方々にお見舞いを申し上げますとともに、その皆様の思いをしっかり受け止め、会派を代表して、岸田総理及び関係大臣に質問をいたします。  岸田総理、御就任おめでとうございます。  さて、私は、現在、...全文を見る