津村啓介

つむらけいすけ

比例代表(中国)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

津村啓介の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○津村委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。よろしくお願いいたします。  議題でございます平成十四年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案につきまして御質問いたします。  私は、現在の政府、日銀によるマクロ経済政策運営において、いわ...全文を見る
○津村委員 大臣、ありがとうございます。  国債整理基金への繰り入れにより将来にわたる償還財源をプールするという形で財政の健全化を進めるのが、本来の、いわば原則であります財政法六条一項が想定する原則的な世界、そういう御答弁かと思います。  一方で、今回の法案でございますが、そ...全文を見る
○津村委員 三番目の質問は、実は今のお答えに大変深く関連するんですが、国債の信認が一つの問題というか、重視しているというお話でございました。  私は、国債の信認を高めるためにも、どういう原則で財政政策運営がなされているか、その中期ビジョンといいますか、先ほど私が使った言葉で言え...全文を見る
○津村委員 御答弁ありがとうございます。  続きまして、これもまた大変深くかかわるわけでありますが、いわゆる国債管理政策と呼ばれる分野について伺いたいと思います。多少私の想定よりも時間がありますので、個別具体的な話も交えながらお話をさせていただきたいと思います。  国債残高が...全文を見る
○津村委員 御丁寧な答弁をありがとうございました。  これは私個人の意見でございますが、少しだけ申し上げますと、民主党の立場といいますか、国民の声を代表しながら税金のむだ遣いをなくしていこう、そういうことは厳しく予算審議等で私ども唱えておりますし、細かいところも含めてしっかりチ...全文を見る
○津村委員 具体的な御説明をありがとうございます。  私、確認ということで御質問させていただきましたが、少しだけですけれども勉強したところ、水稲について年内に基本的に支払われている、そして、仮払いですから、少しその間時間がかかった分、利子負担がこれは発生する、それが補正予算に二...全文を見る
○津村委員 私も、臨時国会をやっていればというのはそのとおりだと思います。  それでは、続きまして、遠いところを来ていただきました福井日銀総裁に御質問をさせていただきたいと思います。先般の追加的な金融緩和についての御質問でございます。  質問の趣旨ですが、今回の措置につきまし...全文を見る
○津村委員 今、大変明確な御答弁があったと思います。これまでの、心構えというお言葉を使われましたが、心構え、そして、量的緩和の実態的な効果は何ら変わっていないという明確な御答弁を得られたと思っております。  まだ少しだけ時間がございますので、多少重複いたしますが、量的緩和政策の...全文を見る
○津村委員 最後に一言だけ申し上げます。  もう時間がありません、詳細を御紹介いたしませんが、本日朝の日経新聞等の報道によれば、日本銀行は本年七月からかなり大胆な組織改革を行うというような報道がなされておりました。課制、局、課とあるわけですけれども、その課を廃止するといった、か...全文を見る
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○津村分科員 民主党の津村啓介と申します。本日は、地域コミュニティーにおける人材育成を基調テーマとして質問をいたします。よろしくお願いいたします。  冒頭、私の問題意識を簡単に御紹介いたしまして、その後の御答弁の参考にしていただきたいと思いますが、私は、日本の未来像、将来ビジョ...全文を見る
○津村分科員 御丁寧な答弁をありがとうございました。  続きまして、米凶作時の食料自給の確保及び生産者に対する災害補償に対しまして、備蓄米制度、そして農業共済制度の両面からお伺いいたします。  昨年、平成十五年は、大変な凶作の年でございました。特に米の収穫につきましては、作況...全文を見る
○津村分科員 今の御答弁、定量的な部分とそれから定性的な部分と両方あったと思うんですが、私が今回、地域コミュニティーにおける次世代人材の育成という観点から、農林水産省、総務省、文部科学省の各省から来ていただいた背景といいますか、冒頭に申し上げた問題意識でもありますけれども、将来に...全文を見る
○津村分科員 亀井大臣、ありがとうございました。  地域における農村コミュニティーの持つ役割につきましては、単に農業という一つの産業の枠内にとどまらず、治安の確保、あるいは先ほどボランティアの話も少しいたしましたけれども、人材育成といった幅広い社会的なニーズに支えられたものであ...全文を見る
○津村分科員 山口副大臣、ありがとうございました。大変具体的なお話でよくわかりました。  人材育成といえば文部科学省になるわけですけれども、最後に、御多忙の中来ていただきました原田副大臣に、同じく地域コミュニティーにおける人材支援の観点から御質問をさせていただきます。  中曽...全文を見る
○津村分科員 具体的な例も示しながらの御答弁、ありがとうございました。  本日、お忙しい中を金田副大臣も合わせれば四人の大臣、副大臣に御同席いただきまして、三十分にわたって御答弁いただきまして、ありがとうございます。  私がこの地域コミュニティーというテーマにつきまして、三つ...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○津村委員 民主党の津村啓介と申します。竹中大臣への初めての御質問となります。よろしくお願いします。  本日は、主に、九六年秋に、当時の橋本首相の強いリーダーシップで提唱されました日本版金融ビッグバンの歴史的な意義、そして今日残された課題につきましてお伺いをしたいと思います。 ...全文を見る
○津村委員 二つの目の御質問を、多少重なるわけでありますけれども、少々制度的といいますかアカデミックといいますか、日本のあるべき政治システムを考えるための御質問ということで、多少重なる御質問をお許しください。政治的任用制度の是非に関するものでございます。  竹中大臣の就任は、小...全文を見る
○津村委員 先ほども申し上げましたとおり、地方経済や中小企業の経営に対する目配りが十分じゃないんじゃないか、そういった見方があるわけですし、また経済の現状につきましても、シマウマ論とか、いいところと悪いところが分かれているという話もある現状でありますので、ぜひ、その政治的任用のデ...全文を見る
○津村委員 もう一つ、金融ビッグバンとは直接重なるものではありませんが、制度的な質問といたしまして、金融行政の一元化というテーマにつきまして御質問したいと思います。  金融行政は竹中大臣の一元的な責任のもとで整合的に行われているのでしょうかという質問なわけですが、ここにこういう...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  多少時間が押してまいりましたので、細かいといいますか、具体的な事実に関する御質問を一つだけさせていただいて、次に、お越しいただいております森副大臣への御質問、もう一つありますものですから、竹中大臣への最後の質問とさせていただこうと思うんです...全文を見る
○津村委員 竹中大臣、ありがとうございました。  次に、同じく、議論の出発点といたしましては同じ視点から、東京金融マーケットの健全な発展という観点から、今国会において審議が予定されております年金の運用の問題につきまして、一点だけ森厚生労働副大臣に御質問したいと思います。  東...全文を見る
○津村委員 もう質問時間が終わりましたのでこれで終わりますけれども、この金融のテーマは、先ほど私、一元化ということを申しました。責任が明確化されることが非常に重要だと思うんですが、しかし、年金の問題も含めて、幅広いお立場から同様の意識を持って取り組んでいただかなければならない、そ...全文を見る
03月11日第159回国会 衆議院 本会議 第13号
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○津村啓介君 民主党の津村啓介です。  永田寿康議員の格調高い御質問に、二つの点でお答えいたします。  まず、自民党政権による金融機関の破綻処理をどのように評価しているのかという御質問についてです。  私たち民主党は、与野党を超えた多くの国会議員の皆さんの努力によって築かれ...全文を見る
04月01日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第3号
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○津村小委員 長時間お疲れさまでございます。民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。  憲法調査会小委員会における質問は本日初めてになりますが、私は、大学時代に碓井先生の同僚に当たられる増井先生の租税法のゼミに所属しておりまして、シャウプ税制の戦後日本の税制に与えた影響その他...全文を見る
○津村小委員 ありがとうございます。  質問を続けますが、私の持論を申し上げますと、私は、過去の各国の例や日本の例を見ても、大体五十年から六十年、長く見ても百年程度の、長目に考えてですよ、憲法の寿命を一つ想定しながら、そろそろ日本国憲法の改正時期が迫っている、そしてこうして議論...全文を見る
○津村小委員 もう余り時間がありませんので、私の意見を言うだけになりますけれども、私は、戦後、日本において、憲法九条が、日本の国の一つのカラーあるいはメッセージとして、対外的にすごく大きなアピール力を持ったと思っています。これから先、それとはまた違う場面で今、日本が対外的に発しな...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○津村議員 谷川委員の御質問にお答えいたします。  まず、冒頭申し上げておきたいわけですけれども、私どもは、現場で監査に当たっております公認会計士の方々や、あるいは過密なスケジュールの中で第一線で働いている金融庁の検査官の方々の実務能力を信頼していないわけではございません。その...全文を見る
○津村議員 村井委員の御質問にお答えしたいと思います。冒頭、私ごとですけれども、私自身、実は議員になる前は日本銀行の考査局というところにおりまして、日銀の実地考査を一年ほどやっておりました。その経験も踏まえて申し上げたいと思うんですけれども。  まず冒頭、基本的なことですけれど...全文を見る
○津村議員 村井委員の御質問にお答えいたします。  私は、この問題、どのぐらいの枠組みで物事を考えるかということが一つのポイントかと思うんです。金融界の、金融村の内輪で議論をするのであれば、余りがちがちやらないでくれ、かえって解決策への選択肢を狭めるよ、そういう議論ももしかした...全文を見る
○津村議員 島委員の御質問の中で、自己資本比率に関連する部分につきまして答弁をさせていただきます。  先ほど島委員から配付されました資料一を拝見いたしましても、大手行の自己資本比率は、公的資金が五〇・九%、そして繰り延べ税金資産が三九・三%ということで、正味の自己資本は九・八%...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○津村委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの津村啓介です。  本日の議題であります金融機能強化法案及びその対案であります民主党案につきまして、両案とも、今国会において審議される法案の中でも、国民生活に与える影響が大変大きく、国際金融マーケットにおける評価を通じて日本の...全文を見る
○津村委員 逆に、今回の法案が出るに至ったこれまでの経緯についても振り返りたいんですけれども、前身の組織再編促進特措法を今回バージョンアップさせたような形になっていると思うんですが、仮に、健康体ではないとおっしゃいますけれども、危機に対する認識としては私たちと大分隔たりがあると思...全文を見る
○津村委員 図らずも大臣のお口からまさに金融再生プログラムのお話が出てまいりました。次の私の質問はまさにその部分にかかわるんですけれども、二〇〇二年の十月に、竹中大臣の肝いりで、就任当初から取りまとめられたといいますか、主唱されました金融再生プログラムですけれども、当時の一般的な...全文を見る
○津村委員 今のお話を伺っても、もちろん金融も経済も生き物ですからさまざまな変化もあると思います、必ずしも御説明いただけない大臣の認識の変化もあると思うんですが。  今図らずも出てきた金融審議会のことで言いますと、私、報告書を読ませていただいたんですが、金融分科会の第二部会、昨...全文を見る
○津村委員 私自身は、直接間接にかかわらず当然考えていくべきテーマだと思いますし、今回、このような重要法案を出されるに当たって、そうした視点がないはずはない、なければおかしいと思いますので、それは直接か間接かはどちらでもいいですけれども、当然、配慮、考慮しながら作業を進めていただ...全文を見る
○津村委員 ちょっと重ねて御質問すると、あえて申し上げれば、私は、竹中大臣がおっしゃっていることを全部積み重ねていくと、二兆円では足りないんじゃないかということが言いたいんです。実際そんな大きなものが必要かというのは別途議論があるんですけれども。  一つには、主要行にも使えると...全文を見る
○津村委員 本当はこんなに繰り返してお尋ねする予定ではなかったんですが、予定を変更してもう一回伺いますけれども、私があいまいだと言ったのは、最後のこの文章があいまいだということを言っただけで、この法律案とこの積算根拠の説明の間には、あいまいさではなくて非常にクリアな矛盾があると思...全文を見る
○津村委員 積算根拠というものをそもそも出していただく理由というのは、そのようにお金には色がないということではなくて、あえて色をつけて説明をしていただいているものだと私は思うんですね。そもそも積算根拠をつくるという、金融庁の事務方の皆さんの努力というか、そういう作業をある意味で全...全文を見る
○津村委員 ほかの質問もさせていただきたいので、もう重ねて質問はしませんが、二兆円という、あるいはこの法律案自体の信頼性といいますか、それを損なわせる残念な答弁だったと思います。同じ法案を通そうとするにしても、もう少し誠実に御答弁いただいた方が日本の金融行政のためだと私は思います...全文を見る
○津村委員 横並び意識というのは、一般に悪いこととして今まで言われている面がありますが、マーケットに対して、競争する中で、ほかよりもうちは悪くない、むしろいいということをアピールしたいのは当然なわけで、それは金融庁さんがどう考えるかの問題じゃないんですよね。ほかのマーケット参加者...全文を見る
○津村委員 今回の法案の趣旨といいますか御説明の流れと多少私はニュアンスが違うような気がしてならないんですが、次の質問に移ります。  短く御質問します。  ペイオフの全面解禁の問題ですけれども、これまで日本の金融行政の国際的な信頼度を下げる一つの大きな理由になったのが、このペ...全文を見る
○津村委員 今の問題に関連しまして、伊藤副大臣にお伺いしたいと思います。  私たち民主党は、今回の法律案につきまして、ある意味ではペイオフ解禁を無意味にさせてしまうんじゃないか、少なくともそう見えるおそれがあるということを一つの懸念として持っております。  債務超過の金融機関...全文を見る
○津村委員 余り時間がありませんので、次の質問をさせていただきます。  今回、私たちは、本会議での答弁でも触れましたけれども、中小企業向け貸し出しについての数値目標がないということを問題にしております。  前回、早期健全化法においては、第五条一項四号において、資金の貸し付けそ...全文を見る
○津村委員 最後の質問とさせていただきます。  これは、お詳しい方どなたでも結構です、お答えいただきたいんですが、数字の御質問です。金融監督庁の発足当時と現在の検査官の定員がそれぞれ何人であるのか。それからもう一つは、現在、日本銀行考査局と金融庁検査局の間で人事交流があるのか、...全文を見る
○津村委員 最後に私の意見を簡単に述べて終わりますが、私たちは、緊急一斉検査を半年でやって、とにかくこのタイミングで金融危機に対する国際的な疑念といいますか、そうした不信感を払拭しようということで、私たちの金融再生ファイナルプランにそういうことを盛り込んでおります。  ただいま...全文を見る
○津村議員 民主党の提出者を代表しまして、今の御質問にお答えいたします。  今竹中大臣の方から、危機でもないが健康体でもない、黒でもないが白でもない、そういうお答えがあったわけですけれども、私たちは、そこはもう少し明快に考えなければ、現状認識ですから、これからどういう対応を打っ...全文を見る
○津村議員 お答えいたします。  本措置によって特に中小企業向けの融資がふえるのかという御質問でございますけれども、私たちは、金融機関に中小企業向け融資の数値目標だけをぽんと課しても、それによって直ちには融資がふえるとは限らないという、まず最初に認識を持っています。  実際、...全文を見る
○津村議員 お答えします。  私ども民主党も、伊藤副大臣がおっしゃるように多面的な取り組みが必要だと思うんですが、同時に具体的な取り組みも必要だと思います。  二つの点で私どもは政府案に比べまして具体的な取り組みを持っているわけですけれども、一つは、民主党金融再生ファイナルプ...全文を見る
○津村議員 私どもの答弁をさせていただく前に、政府案への感想ですけれども、今の御答弁というのは、経営の自由度のことを強調する余り、モラルハザードを防止するというもう一つの非常に重要な点について見落とした御答弁ではなかったかと思います。  私どもの法律案ですけれども、早期健全化法...全文を見る
○津村議員 遠方よりお越しになりまして質問を待っていらっしゃる方もいらっしゃいますので、端的にお答えします。  こうしたケースは、やるやらない、どちらも理由をつけようと思えばあると思うんですね、経営責任をとらせるということについて。先ほど増井局長がおっしゃられたのはやらない理由...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○津村議員 お答えいたします。  先ほど、オーバーバンキングというのが、特に中小企業の実態を見るとどういう実態があるかということにつきまして、松原委員の方からお話があったと思います。大切なところで、まさに竹中大臣もおっしゃったようにパーセプションというか、マーケットあるいは国民...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○津村委員 民主党の津村啓介と申します。  御質問の前に、ちょっと私驚いたことがありましたのでまず申し上げたいんですが、冒頭、大杉さんと河合さんがそれぞれ資料をこうやって紹介していただいた中で、貸し出す金融機関の側と借り入れる側では大分認識が違うんだなということを感じました。 ...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。  質問に先立ちまして、少し質問の本旨にずれるんですけれども、本日の御質問、二つの法律案についてやや逐条的に一つ一つ丹念に質問させていただきたいと思っておりまして、事前に質問通告もさせていただきました。そうした中で、極力参...全文を見る
○津村委員 それでは、具体的な質問に入らせていただきたいと思います。  冒頭、これは少し大きな御質問になるんですけれども、金融ビッグバンの現状評価というところで、前回も総論的なところで伺ったんですが、一点、絞って伺いたいと思うのが、私は、金融ビッグバンのねらいが幾つかある中で、...全文を見る
○津村委員 実は、この数字についても、昨日から資料を取り寄せながら金融庁の皆さんにお話を伺ってきた経緯があるんですけれども、多少苦言を呈させていただきたいんです。  株式だけではなくて、為替なりあるいは債券なり、マーケットだけとってもいろいろあるわけです。そうした中で、数字が、...全文を見る
○津村委員 日常的に数字をフォローされていると思っていたものですから、ちょっと私の方に誤解があったとすれば、対応がぎりぎりになったことはおわび申し上げます。  そのこととも多少関連するんですけれども、実は、この御質問を差し上げた真意は、前回、三月二日の竹中大臣への初めての御質問...全文を見る
○津村委員 ありがとうございました。  それでは、今回の二つの法案について、少しずつ御質問をさせていただきます。  まず、これは最も大きなテーマの一つだと思うんですが、銀行等による証券仲介業務の解禁についてでございます。  その御質問に入る前に一つ確認させていただきたいんで...全文を見る
○津村委員 今回の法律案のベースになっているものの一つに、金融審議会の部会報告、十二月二十四日に出されたものがあると思います。繰り返し金融庁さんからいろいろな場面で御説明いただくときに引用されるものですので、ここでも引用させていただきたいんですが、証券仲介業については、冒頭、こう...全文を見る
○津村委員 時間的に急に早まってルールの変更、ゲームのルールが変わったことについての御説明にはなっていなかったように思うんですけれども、委員の皆さんの認識が広まったというのはちょっと御説明ではないと思うんですが、もし補足があれば御説明いただきたいということと、それから、最後におっ...全文を見る
○津村委員 ここの辺から、まさに、私ども民主党の考え方と金融庁さんの作業の進め方の最も大きな違いといいますか、一番大切な部分になってくると思いますので、少し事実に即しながら御質問をしたいと思います。  たくさん措置を講じられている、これを禁止するこれを禁止すると今三つか四つおっ...全文を見る
○津村委員 二十二と二百五十九ということですから十倍以上なんですが、それほど大きな差が生じる背景といいますか、生じるのはなぜだと思われますか。
○津村委員 定性的な御説明が多かったように思うんですが、機能が、市場監視機能、流れとして強化する方向にあると思うんですけれども、ここ数年の取り組みといいますか努力として、監視機能を強化するために、法律はわかりましたが、人員、あるいは予算になるのか、そういった具体的な取り組みとして...全文を見る
○津村委員 昨年も似たような議論が一般事法や個人についてもあったわけですけれども、今、大臣のお話を聞いてみても、課徴金のお話まで言及されましたが、今回の証取法改正というのは、相当実は大きな幅広い業務がふえているわけで、監視委員会の皆さんのお仕事というのは相当来年度以降ふえるはずだ...全文を見る
○津村委員 同時にお伺いしたいんですけれども、定員をただふやすのは、これもまた言えばいいわけではなくて、やはりそれなりの知識あるいは経験を有した方をしっかりと集めていかなければいけないわけですが、どういった方々を採用しよう、あるいはそういう現実的な選択肢として採用できるんでしょう...全文を見る
○津村委員 お話を伺えば伺うほど、やはり非常に専門性の高い仕事でもありますし、今は、質と量という形で伺わせていただきましたけれども、やはり機構というか制度の仕組みとして、人事面での独立性、あるいは機構としても独立してされる方がよほど効率的かなという気がいたします。  そういう意...全文を見る
○津村委員 それでは、次の質問をさせていただきます。  顧客の、実際のお客さんの立場に立った御質問を一つしたいんですけれども、今回の制度改正のもう一つのポイントとして、ディスクロージャーの合理化というテーマがございます。  具体的には、目論見書を、三部構成という形を一つの形と...全文を見る
○津村委員 私の持ち時間がほぼ終了したようですので、最後に二つだけ申し上げて終わりたいと思います。両方技術的なことで、技術的じゃないかな、今回の法案に即したことで申し上げるんですけれども、一つは、今の目論見書については、これは本当に現場では重要なものだと思います。報告書の中に、「...全文を見る
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。  まず冒頭、宮内庁の方に、先般の記者会見における皇太子殿下の御発言に関連いたしまして、幾つか御質問をいたします。  まず一つ目ですけれども、皇太子殿下はデンマーク、ポルトガル、スペインの三カ国に現在御訪問をされておりま...全文を見る
○津村分科員 先ほどの私の質問に関連いたしまして、一つ事実関係をお尋ねしたいと思います。  一部の新聞及び雑誌の報道によりますと、湯浅長官は昨年十二月十一日の記者会見で、秋篠宮様のお考えはあると思うが、皇室の繁栄を考えると三人目を強く希望したい、姉妹との年齢差を考えるとできるだ...全文を見る
○津村分科員 宮内庁への質問の最後といたしまして、今後の対応についてお伺いいたします。これが大変重要な質問かと思っております。  皇太子殿下は十日の記者会見の中で、公務復帰に当たって必要な本来の充実した気力と体力を取り戻すためには、今後いろいろな方策や工夫が必要であると思われる...全文を見る
○津村分科員 羽毛田次長、ありがとうございました。  続きまして、外務省にお尋ねをいたします。  まず、四島支援についてでございます。  今外務省として、北方四島の住民支援に取り組みをされているわけですけれども、この間の支援実績には、過去十年ほどを見るだけでも、相当大きな数...全文を見る
○津村分科員 私も、その平成十三年度前後にさまざまな議論があったことは承知しておるわけです。  例えば、これは大分古くさかのぼりますが、平成三年度、食料品に二千五百万円、あるいは平成四年度には医薬品、食料品等に一億五百万円。その後の内訳は、外務省からの御説明で内訳としていただい...全文を見る
○津村分科員 ざっと見ただけでも、先ほど申し上げたように、医薬品一億円というときもありますので、ちょっと違和感もあるんです。  これに関しましてちょっと具体的なお話をする前にもう一つ申し上げたいのは、ずっと巨額の予算をつけてきたものが、減るにしても、またふやすにしても、これから...全文を見る
○津村分科員 人道支援という言い方が十分なのかどうかわかりませんけれども、私なりの言い方をさせていただくと、これまではハード面での支援が非常に大きなウエートを占めていたわけですが、そこで幾つかの問題点が指摘される中で、ソフト面といいますか、住民の皆さん、それから旧島民の皆さんのこ...全文を見る
○津村分科員 百二十九億円前後ということで御答弁いただいたと思うのです。  ここで、私からの御提案という形になるかと思うのですけれども、現在、旧島民の皆さんが、四島との交流といいますか往来を、これは時期によって相当違うと伺っておるんですけれども、二カ月に一度とか年に何回か往来を...全文を見る
○津村分科員 言うなれば、最後におっしゃられた御支援のつもりで申し上げているわけですけれども。  おっしゃられた支援委員会を主体として考えた場合に、残余財産を国庫に返納するというのがマルチで決められているというのはおっしゃるとおりだと思うんですが、それは支援委員会を主体にして見...全文を見る
○津村分科員 ありがとうございます。  幾つかほかの御質問も用意してきたんですが、この話を最後にもう一度申し上げて、本日の御質問は終わらせていただこうと思うのです。  川口大臣にも御趣旨をよくわかっていただいていると思うんですけれども、私は、この問題といいますかテーマは、実は...全文を見る
10月29日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。  本日、たくさんの大臣、副大臣に御出席をいただきまして、直前の通告になりましたけれども、御質問させていただきます。  大臣所信をいただきました。そして、今回、内閣改造後初めての質問という形になりますので、政治姿勢に係る御...全文を見る
○津村委員 それでは続きまして、今回、内閣改造の一つのコンセプトでもあったのかと思います郵政民営化の問題が大変大きな議論となっているわけでありますけれども、各大臣、副大臣、政務官の郵政民営化に対する考え方につきまして所見をお聞きしたいと思います。
○津村委員 仄聞するところによりますと、この郵政民営化の問題に関しまして、自民党内では郵政懇話会と称するグループをつくってさらに深く勉強されているということでありますけれども、皆さんこれに入っていらっしゃるんでしょうか、入っていらっしゃらないんでしょうか。
○津村委員 内閣の一員としてというお立場と議員としてのお立場を使い分けられる意味が、この場合よくわからないわけでありますけれども、この質問にはそこはきっちりとお答えしていただきたいと思います。  さきの通常国会の話、そして内閣改造の話をさせていただきましたが、今臨時国会において...全文を見る
○津村委員 はい。お願いします。
○津村委員 必ずしも十分なお答えをいただけなかったケースもございますので、今後、この今御質問させていただいたテーマにつきましては、同僚議員から引き続き厳しくチェックをさせていただきたいと思います。  それでは、以下の御質問につきましては伊藤大臣のみに御質問させていただきますので...全文を見る
○津村委員 東京マーケットの機能向上というのは最後に少しだけお触れいただいて、本当にワン・オブ・ゼムという感じを受けたのは大変残念でございます。  私としては、もう少し大きくこの質問を始めさせていただいたつもりでして、繰り返し、伊藤副大臣も陪席されていた場で何度も御質問をしてい...全文を見る
○津村委員 そのことに関連して、金融ビッグバンという一つのキーワードを使ってお話をしてきましたので、それに特化したということではまだまだこれから体制を整える途中段階だということかもしれませんけれども、私、実はこうした政策評価の仕組みというものが今金融庁において日常的に行われていな...全文を見る
○津村委員 それでは、この件につきましては最後に御提言をして終わりますけれども、以前、実は別件で、国債管理政策につきまして、財務省の方に、国債管理政策というのはこれから国の借金を考える上で大変重要で、しかもマーケットに見える形でその議論をしていないと、それは考えているんですよとい...全文を見る
○津村委員 決意はよくわかりました。  そういった決意といいますかお考えが説得力を持つためには、やはりシステム的な対応も含めて具体的な取り組みがしっかりと進んでいるということが国民に周知されなければいけないと思うわけですけれども、一つの大きなテーマとして言われているのが、いわゆ...全文を見る
○津村委員 恐らく、地域金融機関であれば、もちろん個別行によるとは思うんですが、公金預金にかなり依存しているといいますか、シェアが高いところも多いと思うんですね。  恐らく、九六・四%ということは、引くと三・六%がまだということだと思います。その三・六%、よくわかりませんけれど...全文を見る
○津村委員 最後の質問になると思いますけれども、ペイオフ解禁後の姿というのはまだだれも見たことがないわけで、いろいろとその後の金融市場の混乱、あるいは金融機関の経営が混乱を来さないためにも、しっかりと危機管理的なケースも含めてマニュアルづくりを進めていかなければいけないと思います...全文を見る
○津村委員 最後に一言だけ言わせてください。  金融庁の持っている情報、あるいは検討しているかしていないかということも含めて、それはやはり外にオープンにすることによって初めて意味があることが多いと思うんですね。それは、行政の情報は何だってそうなんですが、やはり金融というのは、金...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。  まず、冒頭でございますが、十月の二十九日、前回の御質問の際に、上田副大臣、御都合がつかなかったものですから、今回、政治姿勢につきまして御質問をさせていただきます。  まず一点目、年金の未納があるかないかでございます。
○津村委員 続きまして、二つ目の質問ですが、今回の内閣改造の一つの大きなコンセプトと言われております郵政民営化に関しまして、上田副大臣の御見識をお聞かせください。
○津村委員 さまざまな議論がなされていると思うんですが、上田副大臣としては、どういうスタンスで議論に参加されるんでしょうか。
○津村委員 次の質問に移ります。  今回の臨時国会の一つの大きな争点として、政治と金の問題が取り上げられております。本日も党首討論がありますけれども、私どもの代表であります岡田克也代表も、前回の党首討論において政治と金の問題を厳しく追及させていただいたところであります。  そ...全文を見る
○津村委員 上田副大臣への御質問は以上でございます。ありがとうございました。  それでは、続きまして伊藤金融大臣に御質問させていただきます。  今回の信託業法改正案につきましては、いわゆる一般企業等の新規参入が広範に認められる可能性があることからも、監督あるいは検査の体制が十...全文を見る
○津村委員 私の御質問をよく聞いていただきたいんですけれども。私は、十六年の四月、五月はわかりました、しかし、十三年の秋から十五年にかけての二年間、実地のフォローアップを行っていなかったのですかとお聞きしました。つまり、その間に立ち入って、在日四支店なら四支店、しっかりと現場を見...全文を見る
○津村委員 なぜ、これだけの重大な結果を生むような検査について、オンサイトでは検査をされなかったんですか。
○津村委員 私は、現状を説明していただきたいのではなくて問題提起をしているつもりですので、それに答えてください。
○津村委員 まず、今のお答え、そんなに簡単に検査の限界を認めていいのかと思います。人員が少ないのはそうかもしれません。もっとふやせという話ならそうかもしれませんが、そのための具体的な努力をお示しにならずに、人員が不十分だというお答えでは、それはお答えになっていないと思います。 ...全文を見る
○津村委員 一般定なケースを聞いているのではなくて、この問題事例について、その問題にどう対処したかを聞いているわけですから、ちょっと後ろの方もきちんと言っていただきたいんですけれども。  私はこれは定期的にやっていることについて言っているんじゃなくて、十三年にやったことの事後的...全文を見る
○津村委員 端的にお伺いしますが、平成十三年と十五年の間に平成十四年があるわけですけれども、平成十四年に検査官の方はシティバンクのオンサイトでのモニタリングはされなかったということですか。
○津村委員 非常に不十分なフォローアップだと思います。この信託業法の話、この後させていただきますけれども、今まさに監督検査のあり方が問われている法案だとも思いますし、それから、前回、十月二十九日の質問のことと少し絡めて申し上げますと、ペイオフ解禁というのは一つの大きな金融行政の転...全文を見る
○津村委員 そういうお答えであれば、率直に申し上げますけれども、私の想像あるいは経験からは、十三年九月の指摘の後、恐らく検査官の方は、その方がされていないんだったら本当に問題だと思いますが、恐らく検査官の方は実地にも足を運んで、いろいろなフォローアップをされていると思いますよ。 ...全文を見る
○津村委員 前回からも続いている質問ですし、私は重要なことだと思っていますので、これからも取り上げさせていただきますが、今のこととかなり重なる質問ですけれども、もう一つ別の質問をいたします。  今回の行政処分の結果として、シティバンクのプライベートバンキング部門は日本市場から撤...全文を見る
○津村委員 御答弁のポイントがちょっとずれていると思うんですが、私は検査の実効性を確保してくださいという質問をしているんではなくて、その資金がどこに流れていくのか、マーケットがどういう変化をしていくのかをしっかりと分析されているのかという質問をしています。
○津村委員 それほど大きくないはずがなくて、国内最大の銀行に撤退を迫るような処分が下されたわけですし、私がその顧客であれば、シティバンクとほかの銀行の違いもよくわかりません、ですから、ああ、もしかしてこの商品はほかのところに預けても同じようなことになるんじゃないか、次に検査が回っ...全文を見る
○津村委員 最後に注文いたしますけれども、今の時代、人や物やお金が限られているのはどこでも当たり前のことで、そこをしっかりと重点的な戦略分野に傾注していくことが経営者としての大臣の腕の見せどころなわけです。そういった意味で、新任の伊藤大臣に、私は前回の質問、今回の質問とかなり時間...全文を見る
○津村委員 信託法の改正はいつごろになりそうですか。
○津村委員 その信託法改正案の中身によっては、今回全面改正される信託業法もまた来年改正が提案される可能性もありますか。
○津村委員 続きまして、検査監督、監督検査のことについて伺っていきたいと思います。  先ほどは外資系銀行についての過去の監督検査についてお伺いをし、提案もさせていただいたわけでありますけれども、今回は全く違う世界が広がっていくと思います。  信託業法の改正によって、一般企業の...全文を見る
○津村委員 正確かどうかは別として、やはり一定の見通しがなければこういったものは改正していけないわけで、こういった将来の市場拡大規模についてもぜひしっかりと見ていただきたいんですが、現在、それは市場課さんがされているお仕事なんですか。
○津村委員 私が一日半ほどの間にちょっと調べただけでも、民間の試算として大体二割程度、三兆円程度の市場規模になるのではないかという試算が出されていたり、あるいは、余り先進国で知的財産権の信託というのは広範には見られていないと聞いておりますが、アメリカなどの事例もあると思います。 ...全文を見る
○津村委員 少し具体的な数字の話をいたしますけれども、事前にいただいた数字によりますと、金融庁検査局の所属の職員の方が、六年前、平成十年の百六十四人から、現在四百七十八人と三倍にふえ、あるいは、民間からの人材確保という意味でも百五十三人の方が本年六月三十日時点で在籍をしているとい...全文を見る
○津村委員 ちなみに、何人ですか。
○津村委員 後ほどで結構です。  関連して、検査監督で、一般企業の参入に検査監督体制が追いつかないのではないかという御質問をさせていただいているんですが、これはちょっと裏を返してみますと、金融庁さんとしては検査監督の数がふえるという意味での御苦労はあるわけですけれども、逆に、検...全文を見る
○津村委員 参入する企業だけでなくて、もしその辺がごたごたすると結果的に投資家やユーザーにしわ寄せが行くということを念頭に置いて、この事務ガイドラインの整備をぜひ進めていただきたいんです。  次の御質問も事務ガイドラインのことなんですけれども、まず、ガイドラインの改定時期という...全文を見る
○津村委員 事務ガイドラインの中身として一つ既に議論になっているものが信託専門店舗の件だと思います。これは、今回の信託業法の改正が幅広く従来の信託銀行以外にも門戸を開放するということや、あるいはその一方で受託者の義務ですね、善管注意義務、公平義務、忠実義務といった義務を高度化させ...全文を見る
○津村委員 それから、事務ガイドラインの改定で一つ重要なポイントは、やはり受益者、ユーザーの保護という観点だと思うわけです。今回、信託商品が多様化する、複雑化するということもございますし、また、信託を扱う企業あるいは会社がふえていくわけですから、消費者から見て信託という言葉あるい...全文を見る
○津村委員 これで質問を終わりますけれども、最後に一言だけ申し上げます。  先ほどから金融検査監督のあり方について、あるいは今後の新しい重要性について申し上げました。そして、東京金融マーケットの国際的な信頼回復に向けて特段の取り組みが必要ではないか、そういう御認識を持っていただ...全文を見る
11月11日第161回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。  本日、この臨時国会におきまして、新任大臣に初めて質問させていただきますので、冒頭、政治姿勢にかかわる四つの質問をさせていただきたいと思います。大野長官、今津副長官、北村、柏村両政務官に御答弁をいただければと思います。 ...全文を見る
○津村委員 続きまして、郵政の問題について端的に御質問いたします。  今回の内閣改造につきましては、郵政民営化を実現するための内閣というような言い方を小泉さんもされているようですが、郵政民営化問題に対する長官、副長官、そして両政務官の御所見をお聞かせください。
○津村委員 内閣の一員として、結果が出た後にそれに従ってというのは当然だと思うんですが、その一員として、まさに議論に参加する際のスタンスをお聞きしているつもりです。  どういうスタンスで議論に参加をされるのか、その途中経過にかかわる姿勢についてお聞かせください。
○津村委員 皆さんのお人柄がにじみ出た御答弁をいただけたと思います。  自民党内に郵政事業懇話会というものがあるやに伺っております。こちらに御参加をされていますでしょうか。
○津村委員 いわゆる迂回献金と呼ばれるもの、そして旧橋本派からの献金の有無について伺いたいと思います。
○津村委員 それでは続きまして、いわゆる安保防衛懇の報告書について御質問いたしますので、副長官、そして両政務官につきましてはもう御質問いたしません。結構です。  本年十月に公表されました、小泉首相の私的諮問機関でございます安全保障と防衛力に関する懇談会、いわゆる安保防衛懇の報告...全文を見る
○津村委員 私がお尋ねをしたのは、この報告書の説明ではありません。そして、これが地理的に確かにいろいろな広がりを持っているのはおっしゃるとおりですけれども、分野を超えた、そういった広がりを持っていないことを申し上げています。もう少し端的に申し上げますと、私は、国家の安全保障ですか...全文を見る
○津村委員 それでは、具体的な論点として一つお伺いしたいと思います。ODAの戦略的な位置づけについてでございます。  ODAにつきましては、さまざまな側面があると思います。歴史的な経緯もあります。戦後補償の一部として始まったという見方もありますし、その後、先ほどの総合安全保障の...全文を見る
○津村委員 同じ質問を町村大臣にもさせてください。  これから日本の国の安全保障を考える上で、ODAの位置づけを外務大臣としてどうお考えかという御質問です。
○津村委員 私が今回あえてODAのことを取り上げましたのは、一つは、先ほど申し上げたように、省庁を超えた枠組みを、しっかりと広い枠組みをとっていただきたい、安全保障会議なら安全保障会議で大野長官の御見識を示していただきたいということと同時に、もう一つは、タイミングの問題でございま...全文を見る
○津村委員 ここからは防衛庁の方にだけの御質問になりますけれども、防衛大綱の見直しに関しまして、先ほど総合安全保障の観点というやや大きな話をさせていただきましたが、もう一つ、仮に、先ほど大野長官言われたように、狭い意味での安全保障、防衛庁関係の議論に絞って見たとしても、今回このよ...全文を見る
○津村委員 そのマンパワーの議論の際に、今回たまたま不幸にしてああいう震災が起きていますので、人を減らすと災害派遣等で十分なことができない、そういったようなコメントが時々新聞等で紹介されるんですけれども、それと時を同じくして、読売新聞だったと思いますけれども、六日付で、二十四時間...全文を見る
○津村委員 もう質問時間が終わりますので、これで終わりにしますけれども、私は、今回、中途半端に南関東直下型地震なるものをいきなり出してきて、たくさん人が要るんだという話をこの時期にするのは少し話としてはおかしくて、もちろんしっかりといろいろなシミュレーションはしていただきたいと思...全文を見る
11月11日第161回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。  それでは、質問を早速始めさせていただきます。  まず、村田防災担当大臣にお伺いしたいと思いますが、八月末に襲来をいたしました台風十六号そして十八号等に関する激甚災害指定が、ようやくこの十一月の五日になって閣議決定された...全文を見る
○津村委員 二十三号について大体のめどでも結構なので、お答えください。
○津村委員 今月中ということで御答弁いただいたことを評価したいと思いますが、私は、地元のことだけを申し上げているつもりはなくて、九十名の死者、四人の行方不明者を出したというこの災害の規模の大きさをぜひよくお考えいただきたいと思います。  関連いたしまして、激甚災害指定のそもそも...全文を見る
○津村委員 新潟中越地震につきましては、被害の規模も大変大きいこともありまして、大臣及び内閣府の方々がそういった問題意識を持たれる一つのきっかけになったとは思うわけですけれども、しかし、台風二十三号あるいはそれ以前の台風を見ても、当然、現地では被害額の算定というのはどうしても二番...全文を見る
○津村委員 現在の制度で、今回、例えば台風十号と十一号は何か一日違いで来たから関連性が認められるとか、あるいは、台風十六号と十八号は中三日はあいているからこれは関連が認められないとか、随分しゃくし定規な印象を受けるわけです。  台風と台風がそれぞれに違う名前がついているわけです...全文を見る
○津村委員 ぜひ努力していただきたいと思います。  それでは、林消防庁長官にお伺いいたします。防災行政無線の整備率向上についてでございます。  今回、まさしく瀬戸内海、西日本は、こうした災害を余り過去経験していないこともありまして、こうした防災無線の整備率が低かったことがその...全文を見る
○津村委員 関連いたしまして、自主防災組織の支援について消防庁長官にお伺いしたいと思います。  現在、全国で市町村合併が進んでいるわけですが、市町村合併が進んで、例えば町が二つ、三つと合併をすれば、当然、量的には行政サービスの低下ということも懸念されるわけであります。そういった...全文を見る
○津村委員 御丁寧で具体的な答弁をありがとうございました。  最後に一つだけ、能勢環境政務官に聞かせてください。災害ごみに対する市町村への支援についてでございます。  災害が発生した直後というのは、いろいろなところが、マスコミが報道したりしていろいろとサポートが比較的手厚いの...全文を見る
○津村委員 終わります。
11月17日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。  幾つか御質問させていただくわけですが、まず冒頭、東京金融先物取引所、いわゆるTIFFEのあり方、そして金融庁の指導監督スタンスについて伺いたいと思います。  昨今、世界的な取引所の再編が進みまして、アジアにおける金融先...全文を見る
○津村委員 今、大臣からTIFFEの課題として幾つか例示がありました。例えば、取り扱いの金融商品あるいは取り扱い通貨の数が限られていること、そして海外と比べてレバレッジが必ずしも大きくないこと。そして、そのいわば結果でもあるかもしれませんが、九〇年代と比べまして、当時二百社ほどあ...全文を見る
○津村委員 多少心もとない御答弁だったかなと思います。  TIFFEの現在の収益状況につきましては、先ほどもお話がありましたように、この厳しい低金利下、ユーロ円現先の三カ月物、ほかの限月もありますけれども、こういった商品の市場が、言葉は悪いですけれども、もう市場が死んでいるとい...全文を見る
○津村委員 こういうのはアナウンスメント効果が大変重要ですので、いつというのは本当に重要な情報です。ぜひそれを示していただきたい。  今のお話のロジックでは、金融審議会がどれだけかかるか言ってこないからわからないということですけれども、金融審議会というのは、大臣がイニシアチブを...全文を見る
○津村委員 やはり受け身な印象を受けるわけですけれども、もう一点だけ伺いたいと思います。  先ほど来、大臣から、機能別、横断的なという表現が大変印象に残るというか強調されるわけですけれども、金融サービス法を考えていく上で、私は、商品先物取引をどう扱うのかをぜひ伺いたいと思います...全文を見る
○津村委員 もう時間が参りましたので、これで終わりますけれども、金融サービス法につきましては、私ども民主党が一貫して訴えてきたことであります。ことしの春の通常国会でも、私たちは議員立法でこのことを提唱いたしましたし、今回、少しずつでありますが、時間がかかりながらではありますけれど...全文を見る
○津村委員 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、金融先物取引法の一部を改正する法律案に対し、賛成の立場で討論をいたします。  一九九八年四月、いわゆる改正外国為替及び外国貿易法が施行され、外国為替業務が完全自由化されました。これに伴い、外国為替証拠金取引を扱う業者が急...全文を見る