津村啓介
つむらけいすけ
比例代表(中国)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月25日 | 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号 議事録を見る | ○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 今国会初めての質問となりますので、ことし一年、国民から見て内容のある、わかりやすい質疑を心がけていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めですけれども、所得税法等の一部を改正する法律案に関連いた...全文を見る |
○津村委員 大変御丁寧に答弁をいただいたわけですけれども、多少、御丁寧にいただいた分、ちょっと論点がぼけたんではないかなという気は正直いたします。 九兆円に絞って、少しずつ実務的な質問に向かっていきますけれども、九兆円の負担増というのがやはり政策的な失敗であったというところは...全文を見る | ||
○津村委員 私は今の大臣の考え方にはくみしませんけれども、お考えはお考えとして承りました。 端的に、実務的なことを一点聞かせてください。もし九月に定率減税縮減を決めたとして、一月にそれを実施するというのは、大変だとは思います、お忙しくなるとは思いますが、可能なんでしょうか。(...全文を見る | ||
○津村委員 待ってください。登録をしていただいていないと思います。 イエスかノーかですので。お時間使っていただいて結構ですから。 | ||
○津村委員 ありがとうございます。 一応申し上げておきますと、私、これは事前に通告させていただいている質問ですし、登録についてもきちんと事前にお話をさせていただいていることですので、それだけは申し上げておきます。 要するに九月でも、もちろん大変なことはわかります、準備期間...全文を見る | ||
○津村委員 お伺いしていないことも含めてお答えいただきました。 次の質問に移らせていただきます。 二〇一〇年度初頭にプライマリーバランスを黒字化させるということはずっと内閣で言われているわけですけれども、この定率減税の縮減を加味してもそれは変わらないですか、あるいは一年お...全文を見る | ||
○津村委員 それでは、時間も限られておりますので、次の、平成十七年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、もう一つの法律案の方に質問を移っていきたいと思います。 これは昨年も、昨年版の同じ法律案について、それこそ国会議員になって私の初めての質問がこれでした...全文を見る | ||
○津村委員 十六年度についてはわかったんですけれども、企画立案機能が強化されたとおっしゃいますので、そこは後で詳しく伺いますが、十七年度については、どのような新たな取り組みあるいは人員増を考えられていらっしゃるんでしょうか。 | ||
○津村委員 限られた定員ですので、そこは毎年、増員する場所は違うんだと思います。それはよくわかるんですけれども、国債管理政策の重要性は日に日に増しているわけですので、限られた定員の中でも、今、小宮さん、大変優秀な方々が日夜努力されているわけですが、これからもぜひ人材を積極的に登用...全文を見る | ||
○津村委員 それでは、次の質問をさせていただきたいと思います。 まさしく、その国債企画課、国債業務課の平成十六年度の成果として、海外IRのことをお触れになりました。日本国債を海外で買ってくれというお話だと思いますし、ちょっと事務方に伺うと、いろいろな数え方があるそうですけれど...全文を見る | ||
○津村委員 この一月ですか、ロンドンとニューヨークで開催をされたということなんですが、これは、何人ぐらいの方が、どういった方がこの説明会には参加をされたんでしょうか。お聞かせください。 | ||
○津村委員 わかりました。 開催地について伺いたいんですけれども。後ほど少し、また円の国際化の話を触れようと思っていまして、そのことと関連するんですけれども、ロンドンとニューヨークということなんですが、ぜひアジアにも目を向けていただきたいと思います。 開催地をどういう基準...全文を見る | ||
○津村委員 よくわかりました。また、アジア地域でもこれから取り組まれるということで、ぜひロンドンでの百四十人、ニューヨークでの百七十人を上回る大勢の方々を集めるような広報をしていただきたいと思うんですけれども。 これは御質問じゃなくて、少し注文というか申し上げると、確かに、国...全文を見る | ||
○津村委員 二会場で行われたわけですけれども、ロンドンとニューヨークで大体同じような傾向で質問があったんでしょうか。それとも、やはり多少日本に対する関心が違うのかな、あるいは問題意識が違うのかなという気がするんですが、特徴的な違いがあれば、ぜひ教えてください。 | ||
○津村委員 具体的な質問が出るということは、それだけ関心というか、実際に強い関心を持っていただいているということでしょうから、それは大変有意義なことだと思います。 私は、内部ではいろいろ研究をされているのかもしれませんが、IRというのは本当に、言いましたで終わるわけではなくて...全文を見る | ||
○津村委員 考え方は確かによくわかりました。ただ、冒頭申し上げた私の質問というのは、目標を持ってしているのかどうかということで、それはやはり私は持つべきだと思うんですね。国債管理、デットマネジメントということでいうと、要は、最適な、何といいますか、債務といいますか、だれにどれだけ...全文を見る | ||
○津村委員 一つ具体的な御質問をいたします。 十一月十六日に、原口委員の方から日銀の福井総裁に御質問をされたものの郵貯、簡保版の御質問になるわけですけれども、大変多額の国債を今、郵貯、簡保でお持ちだと思います。国債発行残高の二十数%に達する残高だと思いますが、これが民営化され...全文を見る | ||
○津村委員 ありがとうございます。また数字をいろいろ私も確認していきたいと思います。 ちなみに、日本銀行は含み損は一・四兆円という数字をお答えいただいたと思います。今のお答えを足し上げると七千億円になりますので、その保有残高と比べて、正確なのかどうか、ちょっと今すぐには計算で...全文を見る | ||
○津村委員 大変大きな額で、ちょっと驚いております。こうした多額のまさしくリスクを民営化された郵貯、簡保が抱えることについて、これはいろいろと制度的な工夫をしなければいけませんし、そもそもそうした施策が国益の観点から正しい選択なのかどうか、また議論をさせていただこうと思います。 ...全文を見る | ||
○津村委員 私もこれは予断を持って申し上げるわけでは必ずしもないんですけれども、冒頭申し上げたように、コンソル債という商品は、元本を返さなくていいということがありますので、そのことのメリットもあればデメリットももちろんあるわけですけれども、一つの商品として存在するわけです。 ...全文を見る | ||
○津村委員 直近の議論についてよくわかりました。私は、国の側から償還するオプションがあるというか、そういうことができるということなのであれば、今、お話しになった二つ目の、永久に利払いが続くという分は、返せるときに償還しちゃえばいいわけですから、そういうオプションをつけるのであれば...全文を見る | ||
○津村委員 円建て輸出比率。輸入比率の方は多分大分低いんじゃないかなと思いますし、いいところだけ見ても問題が、先ほどのタイの話じゃないけれども、余りいいところを見てする議論ではないと私は思います。 ただ、谷垣大臣、余り原稿もお読みにならずにずうっとこの円の国際化の重要性につい...全文を見る | ||
○津村委員 それではもう最後の質問になりますけれども、少し時間もありますので、私の考えを少し述べてから、金融庁あるいは日銀との連携のあり方について、最後に御質問をしようと思っております。 先ほどから、きょうはたくさん時間をいただきましたので、冒頭、私自身の日本銀行での経験や当...全文を見る | ||
○津村委員 考え方は私の思いと大変近いんですけれども、もう一つだけ同じ質問をさせてください。 知恵を出し合うとか連携をしていくというのはそのとおりなんですけれども、具体的には何か形に見える御努力をされる御予定はないんですか。例えば会議を設置するとか、あるいは何かのビジョンを出...全文を見る | ||
○津村委員 お話を聞いていて聞いてみたくなったんですけれども、福井日銀総裁とはどれぐらいの頻度でお会いになっているんですか。 | ||
○津村委員 もう質問はこれで終わりますけれども、最後の私の御質問というのは、別に、定期的に会った方がいいとかそういうことを言いたいわけではなくて、お話が出てきたので、ちょっと興味と言ったらあれですけれども、聞いてみました。 日銀法改正から大分日もたちましたし、成熟した大人の関...全文を見る | ||
02月25日 | 第162回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号 議事録を見る | ○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 本日、お時間をいただきましたので、PL法の改正の問題について御質問させていただきたいと思います。 やや付言をいたしますと、昨年の六月ですか、消費者基本法が制定されまして、目下、消費者基本計画を策定中ということでご...全文を見る |
○津村分科員 マイクの関係でなかなかお顔が見えないんですけれども、質問を続けさせていただきます。 今、十一件という数字を出していただいて、確かに、商品のレピュテーションといいますか、みだりに名前を出して問題事案だということになればそれは買えないということになって、これは軽々に...全文を見る | ||
○津村分科員 それでは、少し具体的な話、改正のポイントについてお話をしていきたいと思います。 PL法の訴訟件数が少ないということについては、何も私がきょう思いついて申し上げているわけではなくて、これは消費者の方々や一部マスコミ報道等も取り上げている社会的な事実なわけですけれど...全文を見る | ||
○津村分科員 内閣府さんなりにきちんと把握していくということですから、それはぜひやってください。お願いします。 続きまして、懲罰的賠償制度の話について一つ御質問させてください。 米国のPL法においては、懲罰的賠償制度というものを活用することによりまして、製造業者が危険なも...全文を見る | ||
○津村分科員 さすが竹中大臣と申しますか、司法制度改革全体の中でというお話は、今まさに私も申し上げようと思っていたところなんですけれども、法風土というのは、おっしゃるように、風土という言葉がつくぐらいですからなかなか簡単に変えることはできないと思います。しかしながら、日本の法風土...全文を見る | ||
○津村分科員 先ほどから大臣、大変前向きな御答弁をいただいていると思っておりまして、もちろん、具体的な作業にすぐに入れるわけではなかなかないのかもしれませんが、十年の節目に当たって私は、その十年はこの七月ですけれども、少し早目にこういう分科会で、ふだんは私は御存じのように財務金融...全文を見る | ||
○津村分科員 もう時間が近づいておりますので簡潔に申し上げますが、今の、途中大臣からもおっしゃっていただいたように、やはり各国をリードする、それから不動産については、日本の法制について、今大臣の御指摘があったようないろいろ論点、問題点があるわけですから、そこはぜひ、これを機に御検...全文を見る | ||
○津村分科員 はい。 被害救済の事例を幅広く収集、分析する、そういうことが触れられていますけれども、収集、分析するだけでは、それは評論家、研究者の仕事で、やはり当事者である国民生活センターさんあるいは内閣府さんにおかれては、その分析の結果さらにどういう取り組みをしていくかとい...全文を見る | ||
03月02日 | 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号 議事録を見る | ○津村委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 所得税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 財政の持続可能性に対する...全文を見る |
03月25日 | 第162回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 まず冒頭、大野防衛庁長官に御質問させていただきます。新防衛大綱と中期防が、昨年の十二月十日に閣議決定をされたわけでございますけれども、次の見直し時期につきましての御質問でございます。 まず冒頭、少し私、申し上げたい...全文を見る |
○津村委員 五年後には必ず見直すという明言をされているわけで、大変わかりやすいのですけれども、その場合、このおおむね十年後というのは、これは中身のことをおっしゃっているんですか。なぜ、十年後というものの意味はどういうことですか。 | ||
○津村委員 多分私が申し上げていることと意識としては同じかなと思いながら伺っておったのですけれども、この「または」の後で書かれている情勢に重要な変化が云々という、要するに、不確定な要素がある、いろいろなリスクがあるということをここで読み込めばいいのかなと思っているのですが、マック...全文を見る | ||
○津村委員 はい、わかりました。内容について、後ほど、幾つかの質問の後に、いわゆるTHAADやエアボーンレーザー等について、向こう十年ということもスパンに入れた新防衛大綱というお話ですから、十年以内に、現在の状況からも容易に想像できる、あるいは想像するのが妥当と思われる幾つかの次...全文を見る | ||
○津村委員 私のお尋ねは精神論ではなくて、具体的に、今長官おっしゃられたように類似の法制はいろいろあるわけですから、過去の事例等もかんがみて、もちろんミサイル防衛自体は今後のこととはいえ、一定の枠を具体的に明示するような法律案でなければ、速やかにという文言がほとんど空文化してしま...全文を見る | ||
○津村委員 続きまして、同じ国会報告に関連してですけれども、俗にといいますか、一般に文民統制と言われている問題について、大変問題のスコープが大きい議論だと思っていますが、多少焦点を絞ってお伺いしたいのですけれども、私は、文民統制というものは、現場の指揮官の立場から見ると、それは、...全文を見る | ||
○津村委員 今のお答えは、私は一点非常に重要なことをおっしゃったと思うんです。 法的な責任については検討していないというふうにおっしゃったのは、多分それは恐らく間違いだと思いますし、もし間違いでなければ、きょうは、この法律そのものではないかもしれませんけれども、ここはまさしく...全文を見る | ||
○津村委員 どうして法的な議論じゃないと言い切れるのかわからないんですが、もともと、これはもちろん政治的な観念として議論することもできましょうし、今大野長官おっしゃったようなそういう精神論で議論することも、それがふさわしい場においてはそれで結構かと思いますが、しかし、これはミサイ...全文を見る | ||
○津村委員 いや、もちろん哲学的な、理念的な文民統制の議論はすればいいですし、そこに大きな理解の差があるとは私は思っていません。そこの論争を私は今させていただいているつもりはないんです。 私は、今大野長官のお話を伺っていて少し首をかしげるのは、このミサイル防衛の、とりわけ法律...全文を見る | ||
○津村委員 大臣、今おっしゃられた事後承認というのは、ほかにもたくさんあるわけですよ。事後的に承認しても意味がないということですか。すべて、ほかの法制にもこれは影響することなんで、よく言葉を選んでお答えいただいた方がいいと思うんですけれども、ほかにも事後承認するものは決算その他い...全文を見る | ||
○津村委員 この法律案については、まだきょうに限らず議論する場があると思いますので、またきちんと私も調べて、場合によっては質問に立たしていただこうと思うんですけれども、一番前向きなところだけ少し総括して終わらせていただくと、確かに今大臣は、報告だの承諾だのということはとりあえずさ...全文を見る | ||
○津村委員 重要であるとか重点的にという力強いお言葉なんですけれども、しかし、先ほど申し上げたように、全国で、これは各都道府県とそれから全市町村に最低三つのものが必要だというふうに聞いております。一つはインターフェースと呼ばれる同報無線の自動起動装置というものと、ナウキャスト情報...全文を見る | ||
○津村委員 今後ともフォローさせていただきたいと思っております。 もう時間が余りありませんけれども、町村大臣に、先般の国連事務総長報告、いわゆるアナン勧告について、常任理事国入り問題の観点から、一、二点、時間の許す限り御質問をさせていただきます。 同報告については、常任理...全文を見る | ||
○津村委員 ちょっと小さいお声の答弁なのでよく聞こえないんですけれども、私が申し上げているのは、今回のアナン事務総長報告そのものについての、常任理事国入りを目指す日本という立場からどういう評価をしているのかということをこの後お尋ねしますので、お答えしていただきたいと思うんです。 ...全文を見る | ||
○津村委員 もう終わりますけれども、大臣におかれては、私先ほど少し整理させていただきましたとおり、今回の勧告は非常に多岐にわたりますし、ODAの話も常任理事国の話も重なる面と重ならない面と両方あると思うんですが、ぜひ、常任理事国入りに関しましては、ODAの問題は先ほどの整理で、あ...全文を見る | ||
04月19日 | 第162回国会 衆議院 本会議 第20号 議事録を見る | ○津村啓介君 民主党の津村啓介です。 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました内閣提出、証券取引法の一部を改正する法律案並びに民主党提出、証券取引委員会設置法案について質問をいたします。(拍手) この本会議場には五百人近い代議士が一堂に会しています。そ...全文を見る |
04月26日 | 第162回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号 議事録を見る | ○津村委員 民主党の津村啓介と申します。 きょうは、貴重な機会をいただきましてありがとうございます。私も、各参考人の先生にお一つないし二つずつ順に御質問させていただく形をとらせていただこうと思います。 まず、私、本日の議論、全体として大変多岐にわたりますし、ミサイル防衛の...全文を見る |
○津村委員 金田先生、ありがとうございます。 私も、小さな一歩でもまず踏み出すことの意義というのは大変深いと思っておりまして、そういった意味で大変共感させていただきながらお話を伺いました。 次は、神保先生に伺うんですけれども、そうした中で、私は、さはさりながら、前に進んで...全文を見る | ||
○津村委員 ありがとうございました。 私も、石破前長官のお考えも含めて、武器輸出三原則のある種の見直しというか前向きな再定義については共感を持っておりまして、そういった意味で、お話を伺っておったんですが、余計ですけれども私の考えを一つ申し上げますと、やはりこれは、防衛産業とい...全文を見る | ||
○津村委員 神保先生に、最後に一つだけ短く御質問いたします。 先生の著作といいますか論文の中に、クリントン政権期から一貫してミサイル防衛に関する超党派的な流れが、合意があったというようなお話があったんですが、日本も二大政党期になって、これから安全保障政策をどうやって超党派で最...全文を見る | ||
○津村委員 ありがとうございました。 | ||
04月26日 | 第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号 議事録を見る | ○津村分科員 民主党の津村啓介でございます。本日は、貴重な質問のお時間をいただきまして、まことにありがとうございます。 まず冒頭、外務省に日韓シャトル首脳会談についてお尋ねをした後、後段の部分で総務省消防庁に対しまして、民間防衛の観点から防災行政無線の整備促進、そして最後に村...全文を見る |
○津村分科員 ありがとうございます。 そのことに関連いたしまして、次の御質問でございますけれども、今まで約束されているペースでこれからも行っていくということですが、それがこの上半期の韓国側でということに恐らくとどまらず、年二回のペースでやっていくということがこれまでも合意をさ...全文を見る | ||
○津村分科員 そうした中で、開催地が日本の中でもどこになっていくかということであります。 外交ですから、直前までさまざまな事情を勘案しなければいけない、そういった性質のものと思いますけれども、反面、外国の大切な賓客でございますので、警備上の要請もございます。また、そのほか、コ...全文を見る | ||
○津村分科員 今、開催地の選考に当たっての条件のようなお話に少し触れられましたけれども、ここは、この韓国の件に限らず、一般的にこうしたことを考慮していかなければならないと思いますので、少し具体的に伺いたいと思います。 私の想像では、やはり大切な賓客ですから、一つは警備が容易で...全文を見る | ||
○津村分科員 私は、そうしたハード面だけではなくて、民間レベルでの交流の実績とか、そういったソフト面といいますか、目には見えないものも重要かなというふうに思うんですけれども、それについては後ほど少し触れさせていただこうと思います。 実はこれがどういったところで行われるかという...全文を見る | ||
○津村分科員 私の質問と少しかみ合っていなかったかなと思うんですが、私は、地元から要望書が出た場合、どういうふうにそれが選考過程で考慮されるのかという御質問をいたしました。 もう少し敷衍をいたしますと、これは恐らく最近の傾向なんだと思うんですけれども、そうした日本外交あるいは...全文を見る | ||
○津村分科員 それでは、これはちょっと短い質問になるんですけれども、現時点で、六月の、上半期、韓国の開催の次の日本の開催地として具体的に要望書を提出している自治体があれば教えていただきたいことと、もう一つは、まだ要望書を提出してはいないけれども、そういった意向を具体的に示している...全文を見る | ||
○津村分科員 今から、私自身もその要望についてお話を聞いたことがありますので、岡山の話を少しいたしますが、その前に申し上げたいのは、私が先ほどからずっと、少し時間をかけて一般的条件等を伺ったのは、この種の前向きな地方自治体からの手が挙がるケースというのはこれからも期待していいと思...全文を見る | ||
○津村分科員 逢沢副大臣、ありがとうございました。副大臣への御質問は以上でございます。 民間防衛に関連いたしまして、今井総務副大臣に短く御質問させていただこうと思います。 私は、安全保障委員会にも所属しておるんですけれども、きょう参考人質疑がありまして、やはり日本は民間防...全文を見る | ||
○津村分科員 ありがとうございました。 実は、あと二つ御質問しようと思っていたんですが、私の方から少し問題意識だけ申し上げて、村田大臣への質問に移ります。 ミサイル防衛の際の緊急の警報というのは三つの装置が必要で、インターフェースというものとナウキャストというものとそして...全文を見る | ||
○津村分科員 もう時間が終わっておりますので、これで終わりますけれども、今おっしゃられた専門委員ですか、これがまだ五県しかないということのようですので、大臣、強い問題意識をお持ちということですから、ぜひ形になって、全国にそういった、地方防災会議がすべてではありませんけれども、実際...全文を見る | ||
05月17日 | 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号 議事録を見る | ○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 本日はFRC報告に関する質問ということで、まずは足利銀行の受け皿問題について御質問をさせていただきたいと思います。 先ほどもお二人の委員からそれぞれの観点で御質問があったと思いますけれども、足利銀行の受け皿問題に対...全文を見る |
○津村委員 大臣から三つの条件として、金融機関としての持続可能性、地域における金融仲介機能の発揮、公的負担の極小化という三つの前提条件が整理されたことは大変わかりやすかったわけですけれども、私といたしましては、三番目の公的負担の極小化という点については、受け皿選定を進めるプロセス...全文を見る | ||
○津村委員 今、上場廃止基準の妥当性といいますか現在のあり方についてしっかりと検討を重ねていきたいという趣旨のお話があったと思いますので、通告の質問の順番を一つ前後させますけれども、上場廃止基準の妥当性、あるいは、この基準、たしか一九七〇年代ごろにできた基準だったと思いますけれど...全文を見る | ||
○津村委員 東証に対して、今回の個別事案について、例えばカネボウの上場廃止をするのかしないのかという、まさしく個別事案についてその判断が出るまで金融庁がその自主性を尊重する、少し静観するという構えをとられたことは、それ自体としては私は妥当な措置だったのかと思いますけれども、しかし...全文を見る | ||
○津村委員 今、十三日に東証に対して報告を求めたというお話がありましたが、その期限はいつまでになっているんでしょうか。 | ||
○津村委員 先ほどの御答弁で一つ私は不十分だと思うので、もう一回伺います。 監査法人の責任について現行の法制度がどうなっているかを御紹介いただきましたが、私は今回の監査法人の責任のあり方が不十分だと考えたものですから、今後これを見直されないのか、現在の体制で十分と考えていらっ...全文を見る | ||
○津村委員 そうすると、現在の監査法人に対する責任追及のあり方が十分だと認識されているということですか。 | ||
○津村委員 重ねて質問いたしますけれども、私は、今回の個別事案の反省会をしているわけではなくて、今後の再発防止策について伺っているんですが、今後の再発防止という観点から幾つかの論点があり得る中の一つだと思っているんですね。つまり、私は課題があると思いますからこういう取り上げ方をし...全文を見る | ||
○津村委員 もう一回端的に伺いますけれども、個別のことについては聞いておりません、一般論で結構ですが、現在の枠組みは十分機能しているとお考えですかという質問です。それは運用面も含めてです。 | ||
○津村委員 監査法人のあり方あるいは金融庁のチェックのあり方については、今回の事案を通してやはり信頼性が大きく揺らいだということだと私は思っております。現時点での大臣の御認識が今の御答弁であれば、仕方がないといいますか、大臣はそうお考えだということですから、今後また、どのように改...全文を見る | ||
○津村委員 続きまして、名寄せについて伺おうと思います。 同一顧客からさまざまな預金がなされているものを名寄せするということがペイオフにおいて重要な事務的な課題であったと認識しておりますが、これはどの金融機関もそうですけれども、どの程度作業は完了しているんでしょうか。 | ||
○津村委員 今、進捗状況についての割合という私の質問にお答えいただきましたでしょうか。 | ||
○津村委員 これはちょっとにわかに信じられないんですけれども、三月の二十二日の日本経済新聞によれば、名寄せの作業が完了しているのは地銀の半数だというふうに報道がありまして、その後一週間であと半数がすべてできるとはとても思えないんですけれども、それはきちんとモニタリングをされている...全文を見る | ||
○津村委員 今声が出ていますけれども、名寄せが終わっていることの検査が終わっているとはとても思えないんですが。名寄せが終わっていることは、もう既に、三月三十一日現在、全金融機関確認されたということですね。そういうことですか。 | ||
○津村委員 それは、新しい顧客が来て、毎日対応しなきゃいけない作業だとはもちろん思うんですが、私の想像では、三月三十一日までに行われた一連の検査の中で、名寄せの作業を進めていますか、進めていく意思がありますかという、その取り組みをしているかどうかについては恐らく確認をされたのかも...全文を見る | ||
○津村委員 いや、登録されていないと思うので、申しわけないですが。 | ||
○津村委員 恐らく、実態として、現時点で名寄せは終わっていないと思います。そこを、むしろ今の御答弁というのは、問題把握をされているのかどうかというところまで疑わしくなってくるので大変心配な御答弁なんですけれども。(発言する者あり) ほかにも用意している質問があるので、ちょっと...全文を見る | ||
○津村委員 ちょっとごめんなさい、よくわからないんです。 一つ、新聞報道ですから、それは金融庁さんとはまた違うかもしれませんけれども、これを紹介すると、これは地銀と第二地銀のみについて聞いているんだと思いますが、五十三行が三月末までに完了する、五十六行は既に完了している、四月...全文を見る | ||
○津村委員 ちょっと副大臣の御答弁はやはり不十分だと思いますが、ほかの質問をどうしてもしたいので、また後日にいたします。きちんと……(発言する者あり)そうしてください。よく勉強していただきたいと思います。 公金預金の保全策について総務副大臣に伺いたいと思います。 私は、実...全文を見る | ||
○津村委員 どういう保全策があるかを伺っているのではなくて、四月以降にしっかりとモニタリングをされているんですかということを伺っています。モニタリングをされていれば、今、公金預金が決済用預金にどれだけ振りかえられたかということが数字として把握できているはずで、お答えいただけるはず...全文を見る | ||
○津村委員 やはりやっていないわけですよね。 これは本当に、民間金融機関の経営状態をモニタリングするという金融庁さんがされている取り組みよりも、ある意味では国民の税金そのものの、民間の預金ではなくて公金の預金ですから、モニタリングの重要性というのは、どちらも重要ですけれども、...全文を見る | ||
○津村委員 少し質問を飛ばしていきます。投資サービス法についての議論。ちょっと飛びますけれども、金融庁に伺います。 六月に向けて今議論が急ピッチで進められて、四月の二十八日に、直近に行われた金融審議会で、投資サービス法の対象を、従来は金融庁さんとしては証券業界のみを主に対象に...全文を見る | ||
○津村委員 名寄せのことで時間を大分とってしまったので、もう時間がなくなってしまいましたけれども、投資サービス法、私たちは金融サービス法という言い方もしておりますが、今まさしく六月に向けて非常に議論が重要な局面に差しかかっていまして、そうした中で投資サービス法の極めて重要な論点の...全文を見る | ||
08月02日 | 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号 議事録を見る | ○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。 きょうは、貴重な時間をいただきありがとうございます。 本日、私は三十五分間の時間をいただいておりますが、私のこれまで一年半の国会議員としての経験の中で、中央銀行の総裁が、欧米では比較的一般的だと思うんですけれども、こ...全文を見る |
○津村委員 先般の財政審での御発言をさらに敷衍していただきまして、言葉を尽くして御説明いただけたかと思っております。 続きまして御質問させていただきたいのは、これもやはりその当時挙げられた四つのポイントのうちの二つ目になりますけれども、総裁が、今の御発言でもかなりかぶるところ...全文を見る | ||
○津村委員 ありがとうございました。 きちんとしたプログラムを持つことが非常に重要だ、そこに大きな意味があるというお話だったかと思いますけれども、私たち民主党もまさしく今、今御着席ですけれども、野田ネクスト大臣をリーダーに、財政健全化プランというものを策定しつつありまして、国...全文を見る | ||
○津村委員 これは関連して御質問したいんですけれども、先ほどの長沢議員とのやりとりの中で、あるいは今の御答弁の中で、問題意識としてストレートな形で質問通告させていただいていないんですけれども、量的緩和政策がこの間ずっと続いてきているわけですが、当初言われていた、三つか四つだったと...全文を見る | ||
○津村委員 質問通告にない突然の質問にもかかわらず、大変クリアな御説明、ありがとうございました。 私は、民主党の中で国債管理政策に関する政策の議論の取りまとめを担当しておりまして、常在戦場のつもりでやっておるわけですけれども、政権準備政党と名乗るからには、この局面で財政政策あ...全文を見る | ||
○津村委員 ありがとうございました。 今お話しになられたように、引き続き、若干の大きな振れを伴いつつですけれども多額の国債保有が続いているということなわけですが、その国債の保有主体の多様化を御提言される中で、具体的な数字も挙げられながら、やはり日本では公的機関あるいは民間の金...全文を見る | ||
○津村委員 最後に、機構改革の問題について御質問をしたいと思います。 こういう半期報告の場で、私はいわゆる金融政策あるいは先ほどまで財政政策との関連でいろいろ御質問させていただきましたが、日本銀行、中央銀行がどういう組織として、広い意味では金融政策ですけれども、さまざまな機能...全文を見る | ||
○津村委員 時間になりますのでこれで終わりますけれども、私は、今の質問をさせていただきましたのは、機構改革をすることがよくないと言うつもりは全くないんです。総裁は民間での経験も積まれて、スピード感を持って日本銀行という大変大きな組織を経営されていくという仕事をされていると思います...全文を見る | ||
10月14日 | 第163回国会 衆議院 法務委員会 第5号 議事録を見る | ○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。法務委員会での質問は初めてになります。どうぞよろしくお願いします。 まず最初に、犯罪収益の分配の問題について伺ってまいります。 去る十月六日、法制審議会から、犯人から財産犯等の犯罪収益を剥奪して、これを被害者の財産的...全文を見る |
○津村委員 ありがとうございます。 御丁寧に答弁いただいたわけですけれども、これまでも被害者の救済については、全くその方法がなかったわけではなくて、先ほども申し上げましたように、民事訴訟法上の損害賠償請求権というものはあった。しかし、組織対個人ということでもありますから、なか...全文を見る | ||
○津村委員 ありがとうございます。 続きまして、最高裁判所の国民審査制度につきまして御質問したいと思います。 最高裁の国民審査制度につきましては、毎回選挙のたびになかなか不思議な制度だなという印象を持ちますし、また、つい先般、九月二十九日には、アメリカの連邦最高裁長官、新...全文を見る | ||
○津村委員 今のお話というのは、今まで、近いところでは平成十二年だったかと思いますが、高村法務大臣の御答弁の流れに沿ったものだと思うんですけれども、私が先ほど私自身の考えとして申し上げたのは、解職制度というのはややネガティブなというか、司法の民主的基礎ということについてはおっしゃ...全文を見る | ||
○津村委員 それでは、総務省の方も来ていただいておりますので、少し実務的な側面からお話を伺っていきたいと思います。 現在、この数年の国民審査制度に関する議論といいますと、平成十二年、十三年ごろの司法制度改革審議会で、さらに判断材料をより多くの方に提供していくことが重要だろうと...全文を見る | ||
○津村委員 国民の声を聞く機会を設けていくというふうに今おっしゃられたと思うんですが、新しくそういう機会をつくるということでよろしいですか。 | ||
○津村委員 ごめんなさい、ちょっとよくわからないんですけれども、今のは御答弁が変わったということですか。 | ||
○津村委員 ちょっと二つの話をまぜていらっしゃるなと思います。 私が申し上げているのは、判断材料の充実というのは非常に重要ですし、それについて総務省さんが現在取り組まれたとおっしゃるのは、字数制限の撤廃と写真の掲載を認めるというか、条件を緩和したということでしょうし、後ほど最...全文を見る | ||
○津村委員 ごめんなさい、議事録がないのですぐにはわからないですけれども、必要があればということが突然ついたのでちょっと私は戸惑っているのですが、私は必要性を指摘して、ぜひするべきだと思うのでというのが最初の質問で、大臣政務官は、大事なことだと思うのでこれから聞いてまいるというふ...全文を見る | ||
○津村委員 後ほど、最初の御答弁の会議録を私ももう一回よく読みたいと思います。 押し問答になるので次に行きますが、最高裁の方もお見えだと思います、総務局長さんでしょうか。最高裁の判事の、今、ホームページを大分充実させたということを多分、時々拝見するんですけれども、私自身はその...全文を見る | ||
○津村委員 一カ月で百万ヒットが多いのか少ないのか、ちょっと議論のあるところだと思うんですけれども、その議論は深入りしませんが。 先ほど申し上げたように、今かなり詳細に御答弁いただいたとは思うんですけれども、これまでの最高裁そして総務省さんのこの問題に対する御説明というのは、...全文を見る | ||
○津村委員 投票率との関係もありますので一概には言えないと思うんですが、一つの大きな背景になっている実務的なことで、実は、これは知らない方もいらっしゃると思うんですが、衆議院の期日前投票というのは告示の翌日から行うことができますけれども、この国民審査制度についてはその四日後ないし...全文を見る | ||
○津村委員 済みません、憲法解釈の問題とはどういう問題ですか。 | ||
○津村委員 済みません、いま一つ意味がよくわからなかったんですけれども。 きのう、ちょっと事務方の方とお話ししたときには、何か、告示日にならないと審査の対象となる判事を確定できない、極端に言うと、告示日の前日に亡くなられるかもしれないわけですしというような、そういったお話だっ...全文を見る | ||
○津村委員 端的に言って、これはもう改善の余地はないということですか。技術的な問題なのか、いま一つ問題がよくわからないんですが、印刷技術が早くなればいいということなんですか。 | ||
○津村委員 現場の方は大変苦労されているわけでしょうから、一概に総務省さん全体の怠慢だとは申し上げませんが、しかし、立法といいますか、制度設計をされる方については、これはもう少し努力をされてもいいのかなというふうに思います。この四日間の空白というかずれが国民審査制度の投票率を下げ...全文を見る | ||
○津村委員 技術的な問題等につきましては慎重に時間をかけて検討すべき点もあるんでしょうが、こうした国民の権利にかかわることですから、時間をかけて慎重に検討されても困るわけで、そこの解釈はしっかりと定まっていなければ実務はできないと思うんですけれども、棄権の自由が認められていない、...全文を見る | ||
○津村委員 少し駆け足で行きます。 これは数字だけをお答えいただければいいんですけれども、今回の総選挙と国民審査全体でかかった費用は七百五十億円程度というふうに聞いております。そのうち、なかなか分けるのが難しい、例えば立会人の費用とかは単純に分けるのはなかなか難しいということ...全文を見る | ||
○津村委員 少し種を明かしますと、きのう質問通告をさせていただくときに、なかなか分かちがたい部分が多いというお話がありました。当然だと思います。 それは、先ほど申し上げたように、立会人の、どこまでがこっちの作業でどこまでがこっちの作業か、なかなか難しいと思うのですが、私、この...全文を見る | ||
○津村委員 ありがとうございます。 では、ちょっと時間が押しておりますので最後の御質問になりますけれども、今月の十二日、鳥取県の方で、人権侵害救済推進及び手続に関する条例、人権救済条例というのが成立いたしました。これらについては大分、法務省の取り組みとも関連づけてさまざまな報...全文を見る | ||
○津村委員 短い御答弁だったので、もう一個質問ができそうなのでさせていただきますけれども、最後、またこれは別件なんですが、今月の二十五日にハンセン氏病関連でソロクト訴訟の判決が予定されているかと思います。 判決前にその訴訟内容についてはなかなか、いろいろお伺いできないと思うん...全文を見る | ||
○津村委員 時間が参りましたので質問を終わります。お呼びしながら御質問できなかった法制局の方におわび申し上げます。 ありがとうございました。 | ||
10月25日 | 第163回国会 衆議院 法務委員会 第7号 議事録を見る | ○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 共謀罪に関連する質問に先立ちまして、本日の午前中に判決がございました、いわゆるソロクト訴訟それから楽生院ですか、両療養所に関する訴訟判決につきまして、大臣の見解を伺いたいと思います。 申すまでもなく、今回の訴訟は、...全文を見る |
○津村委員 ちょっとがっかりしたんですけれども。 二週間ほど前でしょうか、こちらで一般質疑をさせていただいた折に、間もなくソロクト訴訟の判決がありますが、これまで法務省としてもスピーディーな訴訟実務というか、訴訟の遂行に当たってこられて、異例のスピードで結審したというような報...全文を見る | ||
○津村委員 ちょっと、十分お答えいただいたような気がしませんので、もう一点だけ重ねてお伺いします。 ハンセン病の問題につきましては、この間、小泉さんが就任直後に上告を断念されたこともあって世論の関心も高まりましたし、つい先日は、天皇、皇后両陛下が長島愛生園、邑久光明園を訪問さ...全文を見る | ||
○津村委員 それなりにという言い方はないと思うんですけれども、大臣のお考えということで拝聴いたしました。 続きまして、共謀罪に関してお伺いをしていきたいと思います。 細かい法律論の話あるいは立法事実等について後ほど伺っていきますが、その前に、この問題は大変大きな、日本の法...全文を見る | ||
○津村委員 私は、この共謀罪の議論に入っていく前に、立法事実といいますか、共謀罪を新設する必然性ということについて詰めた議論をしていきたいんですけれども、やはりテロ対策というのは一つ明らかにあると思います。そこはある意味わかりやすいですし、そういうふうに絞って考えていけば、おのず...全文を見る | ||
○津村委員 ちょっと、わかったようなわからないような、済みません、私の理解力の限界かもしれませんが、もう一回、それでは、こういう伺い方をしたいと思います。 共謀罪が新設されたことによって、後ほど国内についても伺いますが、国際的な組織犯罪、特に国際テロ対策という観点で、どういっ...全文を見る | ||
○津村委員 同じ質問ですが、国内においてどのような目に見える成果が今後期待できるのか、御紹介ください。 | ||
○津村委員 済みません、今のお答えはかなり抽象的に聞こえるんです。というのは、組織犯罪が、振り込め詐欺も含めてこんなのが起きていますよ、それはわかります。そういったことがない方がいいのは当然のことです。 しかし、そのことが、共謀罪が新設されるとそれが即なくなるという話にはなら...全文を見る | ||
○津村委員 対象はわかるんですけれども、どういう行為をどういうふうにやれば共謀罪になるんですか。そういうことを今伺っているつもりです。 | ||
○津村委員 どこで私の質問に答えていただくのかなと思いながらゆっくり伺っておったんですけれども。 そもそも、議論の中に入る前に申し上げたいんですけれども、私がこの後伺おうとしていること、質問通告もしていますが、証拠の集め方とかあるいは新しい捜査手法というのはどういうものを想定...全文を見る | ||
○津村委員 まだ余り具体性がないと私は思うんですけれども、では、それに乗ってお話をしましょう。富田さんのおっしゃるような話でさせていただきましょう。 それは、共謀があったという事実認定をどのようにするのか、どういうものがその証拠として想定され得るのか。それは関係者の自白だけな...全文を見る | ||
○津村委員 そうすると、これは共謀罪が新設されたことによって、新たに捜査の手法として何も特に目新しいものは考えていないということですか。 たまたまいろいろな、今、別件捜査という声も出ましたけれども、要は、ほかの捜査の中から出てこないと、最初から共謀罪、つまり共謀という、それが...全文を見る | ||
○津村委員 共謀罪の今の質問、引き続き、少し細かくブレークダウンして伺うんですけれども、その前提として一つ伺いたいのです。 要は、これからどのぐらいの、何となく、バーチャルとは言いませんけれども、具体的に立法事実もよく見えない、そして、捜査がこれからどういうふうに進められてい...全文を見る | ||
○津村委員 わかりました。 その辺を踏まえてといいますか、それにプラスアルファ、今、こういった組織的犯罪処罰法、対象となるケースが足元、多少ふえているんでしょうか、そういう数字が出ましたけれども、共謀罪が新設された場合、法務省や検察庁でいいますとどこか、警察庁でいくとどこか、...全文を見る | ||
○津村委員 それでは、続きまして伺いますが、今、共謀罪新設に当たってどなたの仕事がふえるのかという質問をして、それにお答えいただいたつもりなんですけれども、仕事がふえるはずですから、当然、お金もかかるでしょうし、マンパワーも必要だと思います。それはどのぐらいふえていくのか、それは...全文を見る | ||
○津村委員 検討された結果を聞いています。 | ||
○津村委員 何でまだまだ決まっていないのか、全く理解に苦しむのですが、法案を提出されているわけですから、それが社会にどのような影響を与えるかということは当然想像されるべきですし、後に伺いますけれども、公布から、法案が成立してから施行されるまでわずか一カ月ほどなわけですね。そう将来...全文を見る | ||
○津村委員 まだわからないとおっしゃいますが、先ほどなぜ私が新しい捜査手法を導入しないかという質問をしたかというのは、賢明な大臣であれば推測していただけると思いますけれども、要は、共謀罪を新設したからといって新たな捜査手法を導入するわけじゃないとおっしゃったわけですから、だとすれ...全文を見る | ||
○津村委員 やはり、立法事実があるとおっしゃりながら、そしてこのことがこれからの国内の治安対策に必要であるとおっしゃりながら、どの程度の事案までカバーできるのか、どのぐらいの件数を想定するか、あるいはどこの部署の方が、今だってお忙しく仕事をされている方々が新しく仕事がふえるわけで...全文を見る | ||
○津村委員 大臣のお人柄がしのばれるといいますか、この後、確かに私はそういう御質問をしようとしておりました。何といいますか、丁寧に議論しようとしてくださっているのはわかるんですが、そこはちょっと先取りし過ぎで、私が申し上げているのは、やはり、広報とかいうことは別途重要な議論です。...全文を見る | ||
○津村委員 全く、本当に、共謀罪というものに対する本気度といいますか、この法案というものをどういうふうに法務省さんが考えているかということが、私は、捜査の面からもそして広報の面からも、いかにずさんといいますか、これは大事なものだからきちんとやろう、そういう姿勢が法務省として、例え...全文を見る | ||
○津村委員 質問時間が終了しましたので、これで終わります。ありがとうございました。 | ||
10月26日 | 第163回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。 このところ、日韓関係でいろいろと動きが出ているようでございます。この問題に関連いたしまして町村外務大臣にお伺いいたします。 報道によれば、現在、年に二回行われている日韓シャトル首脳会談の年末の国内開催につきまして、...全文を見る |
○津村委員 私、二つ質問を差し上げました。その二点目は調査費の計上についてでございます。 今大臣のお話で、前提条件を付して年内の首脳会談開催を話し合った経緯はないという御説明がありましたけれども、合意はともかくとして、けさの報道によれば、韓国側が、今後の日韓の対話については最...全文を見る | ||
○津村委員 ぜひ日韓外相会談でも中身の濃い議論をしていただきたいですし、その中でスタンスをしっかりと示していただきたいと思います。 そうした中で、この日韓シャトル首脳会談に着目してお話を続けますが、昨年の指宿での首脳会談の例を見ても、開催時期としては大体二カ月ないし二カ月半程...全文を見る | ||
○津村委員 私のお尋ねの中で、もう十月の末ですので、開催時期をどの時点で判断されるのか。当面、外相会談もございますし、APECでの首脳会談も当然予想されるというお話がありましたけれども、ロジスティックスの面を考えると、直前に決めて、それで首脳会談ができるのか。あるいは、特に地方開...全文を見る | ||
○津村委員 ちょっと済みません。登録をされていない方が答弁をされるのはルール違反だと思うんですけれども。政治家の方しか登録をさせていただいていないので、改めて大臣に御答弁いただけますか。大臣が御答弁いただくというふうに伺っております。(町村国務大臣「本当にそうなんですか」と呼ぶ) | ||
○津村委員 この件については最後の質問にしますけれども、私が申し上げたかったのは、これから十二月に開催することになるだろうというお話が今出ましたけれども、開催時期の決定について、もし地方ですることに意義を見出されるのであれば早く決定すべきですし、どうしても、直前になって決定すると...全文を見る | ||
○津村委員 わかりました。 時間がございませんので、次の質問に参りたいと思います。 国際協力銀行の旧輸銀業務に関してお尋ねをいたします。 国際協力銀行における旧輸銀と旧海外経済協力基金の両業務がどのようなバランスでされているかということについて、衆議院の財務金融委員会...全文を見る | ||
○津村委員 時間が押しておりますので、端的に伺います。 国際協力銀行の年次報告書、アニュアルレポートの二〇〇五というものを私、今手元に持っております。これは国際協力銀行の方に、岩下理事にお答えいただければと思いますが、この百八十一ページに、「国際金融等勘定」としまして、貸出金...全文を見る | ||
○津村委員 非ソブリン向けのうち、中堅中小企業とそれ以外の内訳を教えてください。 | ||
○津村委員 最後は必ずしも必要のないコメントだったと思いますけれども。 ソブリン、非ソブリン別に見た開示債権、不良債権比率というのも教えてください。 | ||
○津村委員 今の数字といいますのは、これはお手元にない方にはわかりにくいかもしれませんが、ソブリン向けの開示債権、つまり不良債権比率に当たるものですけれども、九・三〇%というのは実は大変高い数字でございまして、これは貸出先がソブリン向けですから大変格付は高い。ソブリンというのは海...全文を見る | ||
○津村委員 立場にないとおっしゃいましたが、そこは本当にそうなんでしょうか。 といいますのは、いわゆる天下りについては、これはもちろん個人のプライバシー等のことはございます。しかし、各省庁がこの間、公務員制度改革あるいは行政改革の流れの中で、それぞれに汗と血を流して、みずから...全文を見る | ||
○津村委員 把握していないというのと把握する立場にないというのは全く別のことであります。 現時点で把握していないというのは一つのお答えかもしれませんが、私は、これは霞が関の各官庁がみずからの退職者についてその後の動向を把握する努力を現にしていますし、それを人事院に対しても報告...全文を見る | ||
○津村委員 把握する立場にないというのは本当に驚くべき御発言だと思いますし、そのほか、私も日本銀行出身ですが、政府系あるいは公的な金融に携わるお立場で、こうした問題についてほかの官庁や関係諸機関が努力をされている中で、その努力をする意思がないということを明確に述べられたのは大変驚...全文を見る | ||
10月28日 | 第163回国会 衆議院 法務委員会 第9号 議事録を見る | ○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。 三日前のこの法務委員会での共謀罪に関する議論を引き継ぎまして、幾つかの論点について伺ってまいります。 きょうは、少し時間をいただきまして、共謀罪に限らず、例えば、国際条約を担保する国内法整備の進め方とか、ある...全文を見る |
○津村委員 そうしますと、さらに問わせていただくのですが、そのコメントには「委員会は、民法に依然として存在する差別的な法規定を廃止し、法や行政上の措置を条約に沿ったものとすることを要請する。」とかなりストレートな表現でコメントが付されているわけですが、このコメントには特に応じない...全文を見る | ||
○津村委員 今おっしゃったことをもう一回繰り返していただきますが、この委員会のコメントは民法の理解を誤ったものということですね。 | ||
○津村委員 私が申し上げたのは、条約に対する理解をこの委員会が誤っているというふうに先ほど大臣はおっしゃられたと思うんですが、それを確認しただけです。先ほどの御答弁、その部分を繰り返していただければ結構です。 | ||
○津村委員 大臣の御理解についてはよくわかりました。 続く質問ですけれども、この夫婦別姓制度についての世論調査というものがこの間何度か行われているわけですが、過去、昭和六十二年、平成二年、六年、八年、十三年というふうに実施をされておりまして、だんだん間延びをしているんですが、...全文を見る | ||
○津村委員 平成十八年については希望するということですね。(南野国務大臣「はい」と呼ぶ)できればマイクでお答えいただきたかったんですが。 申し上げているのは、十七年度についても、今、まだ五年が経過していないからしませんでしたというお話でしたけれども、それは単に前回、平成六年と...全文を見る | ||
○津村委員 ごめんなさい、御答弁の意味がよくわからないんですが、私は、大方の理解を得られる状況というのは、例えば数字的なものも含めてどういう状況ですかということをできるだけ具体的に教えてくださいと申し上げました。それに対して今、大臣が御答弁、一点だけありましたけれども、それは世論...全文を見る | ||
○津村委員 私はアンケートの結果を伺ったわけではなくて、アンケートのことについては、一つ条件というか勘案材料だ、大方の国民の理解を得られるという状況について、一つの要素だということはもうお話はよくわかりました。ほかの要素としては、どういうことをもって国民の理解とみなされるんですか...全文を見る | ||
○津村委員 ごめんなさい、国会の審議というのは意味がよくわからないんですけれども、先ほどのアンケートの話に少し立ち入ると、とりわけ若い世代、未婚者、二十代、三十代の皆さんの賛成意見というのは大変大きくて、こうした社会的なというか文化的なというか、こういう問題について一概に因果関係...全文を見る | ||
○津村委員 私のきょうの質問の趣旨は、税金をいろいろ使って広報されたり世論調査をされたりするわけです。法務行政、大変大きなコストをかけて、いろいろな目標に向かって当然行政をされているわけですが、コスト対効果というか、何を目標にそういった取り組みをして、その結果どうなったかという事...全文を見る | ||
○津村委員 ことしの二月に内閣府が行われた裁判員制度に関する世論調査というのを今手元に持っておるんですが、この結果によると、裁判員制度が導入された際に裁判員として刑事裁判に参加したいと思うかと聞いた問いに対して、「参加したい」とする方が二五・六%、「参加したくない」とする方が七〇...全文を見る | ||
○津村委員 七〇%という数字、七割以上は少なくとも必要だと、そこは物すごくすぱっとわかりやすく数字を言っていただいたわけですが、逆に私はそれで伺いたいんですけれども、実は大臣は「七〇%以上の人がやるよと言ってくださるような方向に持っていけるというように今努力しているところでござい...全文を見る | ||
○津村委員 そうすると、七割とおっしゃったのは腰だめの数字ということですか。 | ||
○津村委員 もうちょっと数字というものにセンシティブになっていただきたいと思うんですよね。五〇より上で、今反対が七〇だから、では今度は賛成が七〇だったら何となくいい、腰だめの数字だ、別にそのために何の措置もとっていないと。物すごく無責任な数字の使い方だと思います。 法務行政と...全文を見る | ||
○津村委員 平成十八年度、来年については、この調査の実施をまた希望されるんですか。 | ||
○津村委員 必要と認識されているかということを聞いているんです。必要であればじゃなくて、必要ですかと聞いているんです。 | ||
○津村委員 内閣府とどうやって決めていくかというお話を、さっき夫婦別姓制度の話でもしているわけです。これは偶然じゃなくて、そこをきょうの質問のポイントと考えているので、また同じことを伺っているんです。 裁判員制度、ことしの二月に非常に厳しい数字が出ているわけです。五年間を周知...全文を見る | ||
○津村委員 この間、裁判員制度の普及に向けまして、どの程度の予算と人員を割いていらっしゃるのか、過去の実績と来年度の予算要求額を教えてください。 | ||
○津村委員 そうした中、共謀罪の質問に続くわけですけれども、共謀罪につきましては公布から二十日で施行されるということになっているようですが、この二十日間という周知期間は私は大変短いと思うんですけれども、どういう理由で二十日間なんでしょうか。 | ||
○津村委員 その二十日間には、新しく共謀罪というものを新設したことについて国民世論に対してどのような働きかけ、広報啓発活動をされるんでしょうか。 | ||
○津村委員 ごめんなさい、私が聞き漏らしたのかもしれませんが、必要な広報をしている、これからも必要な広報をしたいというのは、全然御答弁になっていないと思うんですけれども、二十日間の間にどういうことをされようとしているんですかとお尋ねしました。 | ||
○津村委員 一般的に犯罪を新設した場合、今回の場合は新しく共謀罪という犯罪を新設したということになるわけですが、そのほかの事例も含めまして、犯罪を新設した場合の広報や周知について、どの程度の予算をかけてどういう取り組みをされているのか、お金の話も含めて、少し具体的に教えてください...全文を見る | ||
○津村委員 具体的な数字が全く出てこないんですけれども、私の手元に法務省からいただいた数字が一部あるんですが、何かあれば。 | ||
○津村委員 その前も含めて過去五年間の数字を法務省さんからいただいているんですけれども、おっしゃった数字ですが、ずっとホームページは五年連続その数字、一千四百万円、平成十三年からその数字ですし、一般広報印刷製本費というのはむしろ減っているんですね。昔はもうちょっとあった。 こ...全文を見る | ||
○津村委員 今、政務官の御答弁にもありましたように、国内法の整備につきましては緻密な議論が必要だということだと思います。 そうした中、これまで国内法の整備にどういった論点があるのか、これは参議院の犬塚議員が繰り返し取り上げていらっしゃるテーマでありますけれども、しかし、御答弁...全文を見る | ||
○津村委員 詳細な御答弁ありがとうございました。 時間が来ましたので、質問を終わります。 |