津村啓介

つむらけいすけ

比例代表(中国)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

津村啓介の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第164回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。麻生大臣への御質問は今回が初めてになります。どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、国連改革に関する御質問をさせていただきたいと思います。  実は、昨年、町村前大臣にも同じ質問をさせていただきましたが、その後、国連...全文を見る
○津村委員 私の質問の枠を多少超えて丁寧に御答弁いただきまして、今話題になっています政府系金融機関の再編の問題まで言及していただいたわけですが、私がもともと伺いましたのは、額として、姿勢をやはり対外的に示していく上では、組織のあり方というよりは、ODAを実額としてふやしていく方向...全文を見る
○津村委員 ふやすと今おっしゃったんですか。これからODAをふやされると明言されたんでしょうか。もう一回確認してください。
○津村委員 ずっと減らしてきたもの、そしてことしも〇・九%でしたか減らしているものを、来年ふやすと明言されるのはかなり思い切って御答弁いただいたんだなと思うんですが、私がお尋ねしたいのは、これ一つだけを針小棒大に取り上げて、常任理事国入りのためにとにかくこれをふやせということを言...全文を見る
○津村委員 今言われたようなと言っていただいたんですけれども、ぜひ大臣のお言葉として、どういう、アジア云々という地域バランスも重要ですが、やはり日本国として戦略的に使えるそれほど多くないカードの一つだと思いますので、国連改革の議論を先ほどしたのは、これは大きな関係があると思ってい...全文を見る
○津村委員 それでは、どういう方を選ばれるか、どういう方を支持するかということも大変大切なんですが、さまざま今外交情勢が変化する中で、どの時期にその支持を決めるかということも非常に戦略的なテーマだと思うんです。  年末には任期が切れるわけですから年内ということになるわけですが、...全文を見る
○津村委員 そうした中、日本と韓国の間には、毎年二回首脳がお互いの国を行ったり来たりする、いわゆる日韓シャトル会談というものがこの数年行われてきました。  しかし、昨年の後半というのは、いわゆる靖国問題の影響が深刻になったこともありまして、六月は韓国で行われましたが、本来十二月...全文を見る
○津村委員 今少し大臣も触れられていましたけれども、昨年の秋の段階では確かに靖国問題ということが、どちらかというとこちらの方の事情で、向こうがそれを嫌気して来ないという判断を、去年……(麻生国務大臣「北の方でしょう」と呼ぶ)いや、違います。  去年の秋は、靖国問題というこちらの...全文を見る
○津村委員 続きまして、防衛庁の方に少しお話を伺いたいと思います。  今、米軍再編等の動きが議論になっているわけですけれども、こうした中で、日米共同訓練というものがあると思います。この目的というのはどのようなものなんでしょうか、御答弁ください。
○津村委員 その共同訓練なんですけれども、訓練場というのはどうやって場所を選ぶんでしょうか。
○津村委員 均等にというのはわかるんですけれども、実際には、地域によって周辺の住民の皆さんの理解その他、非常にばらつきがあると思うんですね。  後ほど時間があれば少し外務省にも伺おうと思っているんですが、思いやり予算のあり方や在日米軍のあり方については、国民の理解というのは、進...全文を見る
○津村委員 ごめんなさい、どういうふうに地元の理解を得ているのかということを伺ったんですけれども、もう少し具体的にお答えいただけませんか。
○津村委員 具体的に伺っているつもりなので具体的にお答えいただきたいんですけれども、その地元の理解を得るというのは、対話をしながらというんですか、どういう形で説明会のようなものをされて、そこではどういう要望が地元からは出てきたんでしょうか。
○津村委員 事後的にも説明をされるとおっしゃっていたんですが、まだ訓練が終わったばかりだと思うんですけれども、もう既に事後的な説明をされたということなんでしょうか。どういう形でされたんですか。
○津村委員 先ほども申し上げましたように、地元の理解というのは、これは私、訓練の必要性を否定するわけではなくて、先ほど御説明をいただいたわけですから、訓練には非常に大局的なというか、日米防衛協力の一環として意義を見出すわけですけれども、その大前提には、やはり日本国民、あるいはこう...全文を見る
○津村委員 逆にお聞きしますと、そういう声は今のところ上がっていないので、もうこの件については事後のフォローアップは済んだ、そういう御理解ですか。
○津村委員 今のところはそういう予定はないということですね。
○津村委員 その件はこれで終わりにします。  今度は外務省に、日本人学校、それから日本語補習校に関する御質問をさせていただきます。  現在、外務省と文部科学省のプログラムとして、海外の日本人学校それから日本語補習校に対する一定の援助を行っていると思いますが、それはどのような目...全文を見る
○津村委員 これはお金のかかわるものですから、もう少し正確にというか、要するにこれは、海外の、日本国籍を持たない方もこの援助の対象になっていることは、それでお認めになるわけですね。
○津村委員 誤解のないように申し上げますと、私自身はこれは非常にいいことだと思っていまして、余り狭義に日本人に限らなくても、例えば、日本国籍は持っていないけれども、日本人女性が海外の方と結婚された、そのお子さんが日本国籍を持っていないケースで祖国の文化を学ばせたいとか、そういうケ...全文を見る
○津村委員 そうした中、日本人学校あるいは日本語補習校の援助をする場合の要件というものが、私の知る限りでは、法律的には明定されていないと思うんですが、外務省と文部省の間では一定のルールの共通理解があるというふうに伺っています。それをお聞きしたいのですが、具体的にお述べください。
○津村委員 時間が参りましたので、これで質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月10日第164回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。  ここもと、いわゆる行政改革推進法案が閣議決定されるという中で、行政の公務員の五年間五%ですか、削減という議論があります。そうした中、実は私も、立法府、衆議院の議院運営委員会の改革小委員会というのがございまして、一方では...全文を見る
○津村委員 拝察は結構なんですけれども、現在もある法律ですので、現在の法律の趣旨というのをお聞きしています。
○津村委員 そうした中ですが、裁判官の人員配置ということで定員増が毎年起きているわけですし、それについては後ほど伺うわけですけれども、地域的に見た各裁判所の人員配置というのが過去三年ほどでどういった特徴的な変化があるのか、それはどういう理由によるものなのかということを具体的に御紹...全文を見る
○津村委員 今御紹介いただいた数字は私も事前にいただいたんですけれども、確かに、東京で三十一人、大阪で二十五人といったぐあいに都市部でふえている一方で、松江では一人、秋田、青森も一人、福島で二人と、減員されている地域もございます。  いろいろと知的財産あるいは労働関係の事案など...全文を見る
○津村委員 今、最高裁にお尋ねしたわけですが、裁判官という意味でいえば、これは国のお金で給与を出しているわけですから、今おっしゃられたようなナショナルミニマム的なことも含めて、バランスをとることが比較的やりやすいわけですけれども、一方で、弁護士さんというのは国がお給料を払っている...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  続きまして、最高裁にお尋ねするんですが、今回の増員の議論に入る前に、昨年度の判事、判事補の増員について伺いたいんですが、もともとは平成十三年でしたでしょうか、定員の中期計画の中で、十年間で四百五十人の判事、判事補の増員ということを打ち出され...全文を見る
○津村委員 審理期間が確かに短縮をしていまして、それに増員が大きく寄与しているのは恐らくそのとおりだと思います。これからも増員をしていくということであれば、これはどのぐらいの平均的な処理期間が望ましいとお考えになっているのか。一定の目標を持って増員されていると思いますので、今、十...全文を見る
○津村委員 私は、目標値を聞いております。
○津村委員 ことしの増員の理由の中に、知的財産の文言が今回ないと思うんですが、だとすれば、その一定の目標達成感があるのかないのか、そういったこともきちんと説明していただきたいと思うわけです。  そういう意味で、もう次の質問と絡めてお聞きするわけですが、今年度も昨年と同じ七十五名...全文を見る
○津村委員 私は、その総合的に勘案というのがけしからぬと思って伺っているわけです。ですから、知的財産をめぐる問題について、去年、おととしと、理由として掲げられていたものが今回掲げられていないわけですから、そういう意味では、それの意味するところは、平均審理期間が十二カ月と十カ月です...全文を見る
○津村委員 今後ともきっちりとフォローアップしていきたいと思うんですが、そういう中で、定員増七十五名が仮に今のような御説明だったとして、判事四十名、判事補三十五名、そういう割合にしている理由はいかがでしょうか。
○津村委員 細かい数値を持ち合わせていないんですが、印象で申し上げますと、判事というのは、判事補になられてから基本的に十年の経験のある方がなるということだと思いますので、先ほど、冒頭に定年の話をお聞きしましたけれども、判事補になってから十年間たった方々の数と、六十五歳になって定年...全文を見る
○津村委員 これは毎年されている定員の見直しですから、今年度のこの法務委員会での審議というのは来年の増員計画にも非常に重要な影響を与える審議だと思って御質問をしているわけです。  そういう意味で、先ほど石関委員からも、裁判官の資質あるいは教育の問題についてさまざまな指摘があった...全文を見る
○津村委員 それでは続きまして、警察庁の方に御質問させていただきます。  この一、二カ月、いわゆる公務使用を承認している私物パソコンからの個人情報の流出というのが、これは都道府県警あるいは防衛庁、東京地裁等でも見られているということであります。  そうした中、これは都道府県警...全文を見る
○津村委員 ごめんなさい。今の数字はおかしくないですかね。公用借り上げパソコンが十万四千、公費で整備したパソコン数が九万二千とおっしゃったわけですから、このパソコン全体に占める私物パソコンの割合は五割を超えていると思いますが、今三割とおっしゃいましたか。
○津村委員 私が申し上げたいのは、その職員数を分母にしてそれぞれを今四割、三割とおっしゃったわけですが、それは少し誤解を与える、実際よりも少なく数字が見えると思うんですね。といいますのは、職員数分の私物パソコンということであれば、職員の方、パソコンを使わない方もたくさんいらっしゃ...全文を見る
○津村委員 今、ぱっと計算したんですけれども、五三%程度ということになると思うんですが、この数字は、この二つを使って大体五三%と計算して、それで間違いないですか。
○津村委員 公用借り上げパソコンのパーセンテージが高い県警、低い県警を、それぞれ上位と下位を教えてください。
○津村委員 そうした中、この問題について取り組みをしっかりしてほしいと情報管理の徹底を事務次官に指示、安倍官房長官が昨日の事務次官会議でそういう指示を出されたという報道がなされておりますけれども、警察庁として、パソコンの公費整備を推進していくに当たりまして、これは更問の方をもう伺...全文を見る
○津村委員 最後の質問ですが、精神論的なことを今おっしゃられたわけですけれども、例えば、防衛庁では二〇〇五年度予算の通信機器購入費を工面して約四十億円を支出、三月中に契約というお取り組みもされています。そうした中で、警察庁さんの、いつまでに全廃するとかそういった数値目標は何ら設け...全文を見る
○津村委員 端的に一つだけお伺いします。  全国の都道府県警察において、私物パソコンというのは、いつなくなりますか。
○津村委員 地方財政が大変厳しい中で、警察庁さんがしっかりと指針を示さなければ、これは各都道府県警察はそれぞれ独立した会計でやっているわけですから、私物パソコンをなくすインセンティブは働いていかないと思います。そういう意味では、警察庁さんがしっかりと何らかのゴールを設定して、各都...全文を見る
03月14日第164回国会 衆議院 本会議 第13号
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○津村啓介君 民主党の津村啓介です。  私は、ただいま議題となりました日米地位協定第二十四条についての新たな特別措置協定に関連し、民主党・無所属クラブを代表して、賛成の討論をいたします。(拍手)  日米関係は、我が国にとって最も重要な二国間関係の一つであります。  私たち日...全文を見る
03月24日第164回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○津村委員 民主党の津村啓介と申します。  きょうは、御多忙の中、こちらまでお越しいただきまして、本当にありがとうございます。  早速でございますが、質問の方に入らせていただきます。  まず、多賀谷先生にお伺いしたいんですが、現状、既に個人情報保護法制は一定のものが整備され...全文を見る
○津村委員 先ほどは制度的にお伺いしましたが、実際の運用という意味で、現在の個人情報保護法制というのは、現状、日本社会において十分であって、かつ、今回の法改正にもたえ得る運用になっている、そういう御評価ですか。
○津村委員 それはちょっと、現状の評価として少し期待が込められ過ぎかなという気がしまして、少しリスクがあるんじゃないかなという気がいたしました。  次の質問をさせていただきます。  同じく多賀谷先生に伺うんですけれども、先ほど、取得した生体個人情報を一定期間保有することが必要...全文を見る
○津村委員 ポイントは、その人が、平均的な寿命も考えて、ほぼ永久的にというか、一度とったものをずっと保存する。例えば六十年、七十年ぐらいですかね、十六歳からですから。そのぐらいのレベルまで保存するべきなのか。それとも、当面、五年なのか十年なのかわかりませんが、国際情勢に大きな、ど...全文を見る
○津村委員 ありがとうございました。  それでは、次の質問に移ります。  先ほど鹿野先生のお話の中で、外国人との共生を妨げる効果を持つおそれがあるというお話がありましたけれども、日本の人口減少が言われる中で、これから、さまざまな意味で外国人との共生というのは大変大きなテーマだ...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  今の鹿野先生のお話と非常に近いといいますか同じような形で、阿部先生から先ほど、寛容の精神がテロ防止に役立つんだというお話があったと思うんですが、他国の例等も含めて、具体的にはどういうことをイメージされているのか、お話を聞かせてください。
○津村委員 ありがとうございます。  鹿野先生への御質問に戻るんですが、先ほど、お話の最後に、そのほかまだまだこの法改正案は問題点も多いけれども、今回は時間がないので三点に絞るというふうにお話をされたんですが、多少時間がありますので、その他の問題点があれば教えてください。
○津村委員 続きまして、鷲見参考人にお尋ねいたします。  先ほど、指紋、虹彩等のかなり技術的な読み取り術のお話がありました。一部は棚橋さんからも御質問があったと思いますけれども、この指紋と顔写真、それぞれ必ずしも精度は十分でない、その結果、併用して、なおかつ従来の制度とも同時に...全文を見る
○津村委員 今、技術的に非常に国内が進んでいるというお話があったんですが、今回のこの法改正のレベルで結構なんですけれども、委託可能な業者の数というのは、国内、国外のメーカーさんという意味でどのぐらいの業者の数があるんでしょうか、教えてください。
○津村委員 最後の御質問です。  やはり鷲見先生にお伺いするんですが、今回の法改正においては十六歳以上が対象になっていますけれども、指紋とか顔情報というのは年齢によってどのぐらい変化するものなのか、十六歳ということに生物学的には何か根拠というか、その時期に特徴的なものが何かある...全文を見る
○津村委員 ごめんなさい、今のことで一点だけなんですけれども、河野副大臣が七十年間のデータ保存というお話をされているんですけれども、顔写真、特に未成年の顔写真については七十年というと少し使用にたえないということでよろしいですか。
○津村委員 ありがとうございました。
03月28日第164回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○津村委員 民主党の津村啓介でございます。  それでは、私からも入管法改正につきまして御質問させていただきます。  国際的なテロの脅威が近年とみに高まる中、今回のこの入管法改正ということが出てきたわけでございますけれども、しかし、その内容を見てみますと、アメリカとほぼ同様の、...全文を見る
○津村委員 今大臣がお述べになったようなことというのは、近年の国際情勢の分析としては一つの御見識だと思いますが、しかしながら、国際情勢は大変流動的といいますか、将来にわたって固定的なものではないわけですけれども、今回の措置というものは恒久的な措置として改正案が提出されている、そう...全文を見る
○津村委員 大臣、恐らく質問通告の次の質問のお答えをされているんじゃないかなと思うんですが、私がお尋ねをしたのは、テロの未然防止策の内容をお尋ねしたのではなくて、今回のような諸外国と比べても大変厳しい、相対的に見て厳しい措置を我が国がとるに至った理由をまずお尋ねしました。そのお答...全文を見る
○津村委員 私がお尋ねしたのは、現状の国際情勢の厳しさあるいはテロ対策の必要性、その重さということではなくて、時間軸として恒久的な措置を御提案される趣旨についてです。もう一度御答弁ください。     〔委員長退席、松島委員長代理着席〕
○津村委員 誤解なきように申し上げるんですが、私は、何も時限立法でよいと言っているわけではなくて、これだけの内容のものを、国民の理解あるいは国会での理解を得るための説明として多少乱暴なんじゃないかなと、テロの脅威についての御説明が。そこを詳細に、もう少しわかりやすく御説明いただき...全文を見る
○津村委員 ごめんなさい、途中お声が小さくてよく聞き取れなかったんですが、年少者に配慮とか相当の配慮というのは、何に配慮するのかがよくわからなかったということと、それから、入管実務上、各種の証明書の携帯義務がないとおっしゃられましたけれども、それは確かに、子供がそういった大事な書...全文を見る
○津村委員 大人と違った配慮というのはよく意味がわからないので、もう一度教えていただきたいのが一点と、それから、いわゆるブラックリストに十六歳未満の方が載った場合には、この法律は改正されるということですか。
○津村委員 そんなことは聞いていないわけでして、要するに、非常にいいかげんなというか、根拠なく、入管実務と合わせて十六歳にしているだけという印象を持ったものですから御質問しているわけです。  現状、いわゆるブラックリストに十六歳未満の方が載っていないということを先ほど根拠に挙げ...全文を見る
○津村委員 非常にアバウトな御答弁だと思いますので、また会議録を精査させていただきます。  続きまして、やはり要件の問題ですけれども、外国政府や国際機関の公用、外交の活動に当たる人がこの対象から免除されているわけですが、これは具体的にはどのような人を指すのか。  例えば、国会...全文を見る
○津村委員 御答弁を聞いておりますと、国際儀礼上の配慮の必要性が高いということを一つおっしゃられましたが、逆に言いますと、指紋押捺をするということは、今回こういう仕組みでする場合でも失礼に当たるという御理解なんでしょうか。
○津村委員 一定の特権というのに、恐らくこういうケースは今までなかったわけですから、どこの条約にも指紋押捺は失礼に当たるということはないと思うんですけれども、どうして今回の改正案では、これが外交、国際儀礼上失礼に当たるものだと解釈されたのか、そう規定されるのか、それをお尋ねしてい...全文を見る
○津村委員 一般の方に対しても、非常に短い時間で、しかも、安全な方であれば審査がより早く進むというような、そんな御説明をされている一方で、外交官に対してだけはこれは失礼だというのは、どうも一般国民の皆さんからはわかりにくい論理だと思います。どうして外交官にはこれが失礼で、一般国民...全文を見る
○津村委員 その根拠がいま一つよくわからないんですが、一般公務員や国会議員と比べても外交官はそういったリスクが、いろいろな国があると思います、いろいろな国があると思いますが、どこの国の外交官であってもそうした危険は低いということなんでしょうか。
○津村委員 私が聞いているのはそんなことではなくて、国会議員や一般公務員と比べて外交官が特別に低いとされる理由を伺っています。
○津村委員 身体の不可侵にこれが当たるとは私は思わないというのが一点。それから、外交官の方は、では、これはわかりますよ、公用というのが、公務員であったり、国会議員であったり、あるいは場合によって民間の方であっても、公用で、あるいは外交にかかわることであればというのは先ほどの大臣の...全文を見る
○津村委員 そう扱いたいようですので、その理由を聞いているわけです。これがどうしてウィーン条約の身体不可侵に該当するケースなのか。これは身体を侵すものでもなければ、人に対して失礼なものでもないというのがこれまでの御説明だったわけですから、外交官に対してのときだけ、これが身体を侵す...全文を見る
○津村委員 どうも何か質問と答えが食い違っているような気がしますけれども。  関連しまして、もう一つ御質問いたします。  指紋押捺に関連しましては、二年前でしょうか、アメリカのUS—VISITが運用を開始された当時、ブラジルの方から対抗措置として、アメリカからの入国者のみに指...全文を見る
○津村委員 確かに、この案はまだ成立をしていないわけですけれども、仮に成立をした暁に、アメリカのときもそうですよね、成立した後にブラジルから対抗措置がとられて、結果として、アメリカからブラジルに行かれる方は、それを不利益と見るかどうかはわかりませんけれども、一定の影響を受けている...全文を見る
○津村委員 残り時間が短くなってきましたので、少し大きな質問になりますけれども、この三月でいわゆる地下鉄サリン事件から丸十一年が経過をしております。同事件は、海外の安全保障あるいはテロの専門家から、ある意味では過去に例を見ないケースということで大変注目をされまして、国際安全保障あ...全文を見る
○津村委員 それでは、もう時間が余りありませんので、最後に一問、法務省、警察庁、最高裁に同じ質問をさせていただきたいと思います。  先ほど同僚議員からも関連の質問があったかもしれませんが、私物パソコンや、あるいは役所の中にとどまるべき情報を家に持ち帰って仕事をしたために在宅のパ...全文を見る
○津村委員 法務省、最高裁からはかなり具体的に明確な御答弁をいただいたんですが、警察庁さんに一つだけ端的に御質問いたします。  ゼロになる具体的なめどを示すことが困難だとおっしゃられましたけれども、それは、都道府県警察が予算の必要な措置をいついつまでにとるということを、この件に...全文を見る
○津村委員 都道府県予算の使う優先度を示すこともできないということですか。
○津村委員 時間が参りましたので、終わります。
03月29日第164回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○津村委員 ただいま議題となりました出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して、提案理由を説明いたします。  今回の政府案の提案理由とされております国民の生命と安全を守るためにテロの発生を未然に防ぐこと、利便性を高め...全文を見る
○津村委員 個人識別情報の保存期間につきましては、米国側の報告書に、我が国の法務大臣の見解と真っ向から対立する見解が日本側の要望として記載され、訂正もされていないという全く奇怪な事態が生じております。  また、この件をめぐる昨日来の高山委員の質問に対する外務省の答弁も混迷をきわ...全文を見る
○津村委員 お答えいたします。  自動化ゲート利用者の登録抹消手続がどのようなものになるか定かではありませんが、修正案では、どのような手続であるにせよ、「登録がその効力を失つたときは、直ちに、当該登録に係る個人識別情報を消去しなければならない。」という規定を設けることとしており...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。  まず、法務大臣、そして警察庁にもお尋ねしたいと思いますが、昨日の当委員会の質疑の中で、杉浦法務大臣から、代用監獄の今後のあり方につきまして、将来的には廃止が望ましいという御答弁がございました。有識者会議での議論でもそう...全文を見る
○津村委員 杉浦大臣に重ねてお尋ねをいたします。  今、御答弁の中に多少私も矛盾があるなと思いました。前段で大臣がお述べになられたのは、現在、司法制度改革が進んでいるということでございます。その中で、刑事司法のあり方について考えていかなければならないということをお述べになりまし...全文を見る
○津村委員 理想と現実がしばしば乖離することは現実にあることだと思いますが、しかしながら、立法に当たっては、その理想というものをどこかでしっかりと掲げていくことも非常に重要な立法の役割だと思います。そういった意味では、今回、例えば附帯決議等の形で、将来の理想はこういうものであると...全文を見る
○津村委員 同様に警察庁にもお伺いをしたいと思いますけれども、現行の司法制度を前提とするとというお話ですが、まさしく法務大臣の御答弁にもありましたように、現行の司法制度自体が今改革の半ばにあるわけです。この代用監獄制度が今後、私は将来の話をしているわけですので、将来に向けた見通し...全文を見る
○津村委員 警察庁官房長にもう一回伺いますが、本来あるべき姿として、法務大臣から、理想はこれはあるべきでない、将来的には廃止するべきである、五十年、百年後はというお話がございました。警察庁として、五十年、百年後のビジョンはどういうものをお持ちかということをお尋ねしています。
○津村委員 私は、法務省と警察庁さん両方にお尋ねしているわけですけれども、それぞれお答えになっている前提といいますか、時間軸の置き方が全く違うものですから、両方にお尋ねしている意味が余りないように思います。  それでは、まず大臣の方にお伺いしますけれども、五十年、百年後というの...全文を見る
○津村委員 私の質問に対して、最後の本当にワンフレーズでお答えいただいたような気がいたします。ただ、私は、一歩一歩前進をしていきたいと最後にお述べになったその具体的な中身を伺ったわけで、その前段のこの二十五年間の処遇の改善についてお尋ねしたわけではないんです。  大臣が、昨日と...全文を見る
○津村委員 それでは、私から、例えばこういった取り組みがあるのではないかということで、一つ申し上げます。  一九八〇年の法制審議会において、いわゆる漸減条項というものが全会一致で採択されたという歴史的な事実がございます。拘置所の収容能力の増強に努めて、代用監獄に収容される例を漸...全文を見る
○津村委員 私が事前に通告させていただいた別の質問を多少先取りしてお答えいただいた感じなんですが、それはあくまでも、現在、漸減条項が政府の方針として生きているか、あるいは、どうしてこれまでそういったことが十分反映されてこなかったのかということに対する答えにはなっているかもしれませ...全文を見る
○津村委員 大臣が今お述べになったさまざまな、具体的な努力ということなんでしょうか、幾つかのお話が出ましたけれども、それが果たして十分なものかどうかといったことは、今後検証されていかなければいけないと思います。  しかし、ここは立法府ですから、私がここで大臣にお尋ねしたいのは、...全文を見る
○津村委員 大臣のおっしゃるとおりだと思うんですよ。司法制度改革というのは今まさに道半ばですし、これから非常に環境は激変すると思います。また、そういった中での将来の理想としてもこの代用監獄というのは望ましいものでないということは、大臣も繰り返し御答弁になっているとおりです。  ...全文を見る
○津村委員 警察庁にお尋ねをいたします。  現在、留置人に係る費用を弁償する制度があると思いますが、これはどういう制度でしょうか。簡潔に御説明ください。
○津村委員 法務大臣にお伺いいたします。  今警察庁から御答弁がありました、この留置人に係る費用弁償の額というのは、近年、どのような額で推移しておりますでしょうか。また、今の警察庁の御説明は、あれで十分でしょうか。間違っていませんでしょうか。お尋ねします。     〔委員長退...全文を見る
○津村委員 この制度というのは、代用監獄制度の現在の日本の法制度における位置づけというもの、あるいは歴史的経緯というものを反映された制度だと想像いたします。  留置人に係る費用弁償というものが法務大臣のお名前で予算要求をされて、そして、実際には警察庁の留置業務に関して警察庁で費...全文を見る
○津村委員 この費用弁償の制度について国会で取り上げたことは過去に余り例がないというふうにお聞きしたんですけれども、この制度というのは、私は、国民から見ると非常にわかりにくい制度かなという気がいたします。どうして、実際には警察庁の方で代用監獄の関係で使っている費用を法務省が予算請...全文を見る
○津村委員 それでは、端的にお伺いしますけれども、この制度は今後とも維持されるという方針をお持ちなんでしょうか。
○津村委員 そうお答えになる理由をもう一度お尋ねしたいのと、また、警察庁の方にも、この制度を今後とも維持されるおつもりなのか、変えるおつもりがないのかということを確認させてください。
○津村委員 またお尋ねをしていきますが、法務大臣の先日の柴山委員の御質問に対する答弁だったかと思いますけれども、取り調べの可視化についての御質問をさせていただきますが、多角的に検討していくという答弁をなさっていると思います。ごめんなさい、少し先ほどの話と変わっておりますけれども、...全文を見る
○津村委員 次に、留置施設の中の処遇についてお尋ねをさせていただきます。  刑事施設及び留置施設において、女性を収容するに当たってどのような配慮が行われているのか。原則として、夜間の巡視等の業務があると思いますけれども、こうしたものは女性の収容者に配慮して刑務官や警察官がその処...全文を見る
○津村委員 法務大臣の御答弁の中では、刑務官と警察官は違うといえばそういうことだと思いますが、原則として女性の刑務官が、そしてその原則の例外の場合は、これも原則として複数の刑務官がというふうにおっしゃいましたが、例外もまた原則というふうなお話ですから、例外の例外ということで、男性...全文を見る
○津村委員 原則という言葉の使い方がちょっとよくわからないんですけれども、警察庁の場合は、女性じゃない場合は必ず二人なんですよね、先ほど原則という言葉をつけませんでしたから。一方で法務大臣は、また原則というお言葉を使ったので、それは例外があるのかなというふうに感じたわけです。どち...全文を見る
○津村委員 留置施設の処遇について引き続きお尋ねするんですが、留置施設において被留置者に対して行われる医療に対して、十分責任を持った対応をされていないという批判がございます。  この法案において、被留置者に対する医療を警察機関の責任において行うものであることは明らかにされている...全文を見る
○津村委員 引き続き留置施設に関してですが、留置施設内においてのみ防声具を使用することができるということになっていると思いますが、刑事施設と留置施設において処遇の均衡が図られていないのではないかと考えます。これを見直す考えはございませんでしょうか。警察庁にお尋ねします。
○津村委員 医療に関しましても、防声具に関しましても、前向きな御答弁をいただいたものと理解したいと思います。  続きまして、法務大臣にお尋ねをいたしますが、この法律案の第百十七条が準用いたします、第百十三条になるかと思いますけれども、弁護人と未決拘禁者との面会において、刑事施設...全文を見る
○津村委員 私は、後段、だれがどのように判断するかとお尋ねしました。
○津村委員 そのことに関連いたしまして、未決拘禁者と弁護人との面会において秘密交通の原則というものが保障されていると思いますが、この秘密交通の原則とは一体どのようなものか、法務大臣にお尋ねいたします。
○津村委員 この法律案の百十三条、先ほどの行為があった場合には弁護人と未決拘禁者との面会を一時停止させることができるとされていますが、これはどういう場合にチェックをされるのか。  これは別の場所で、レクですけれども、事務方の方が少しおっしゃっていたのは、たまたま携帯電話をしてい...全文を見る
○津村委員 めったに例がないのであればなおさらですけれども、例えば携帯電話の事例でいいますと、それは携帯電話を持ち込み禁止にすれば、つまり入り口の段階でそういったものを防止すれば事足りるわけで、実際に中での行為に規制をかけようとするから、秘密交渉といいながら中で何が行われているか...全文を見る
○津村委員 最後の質問とさせていただきますけれども、この法律案には、死刑確定者の外部との面会の規定もございます。  死刑確定者と弁護士との面会に当たっては、刑事施設の職員が立ち会いをするのでしょうか、それともしないのでしょうか。これは原則するべきでないと考えますけれども、どのよ...全文を見る
○津村委員 終わります。
04月07日第164回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介と申します。  本日は、米軍再編に係る日米の審議官級協議につきまして主に聞いてまいりたいんですが、大変恐縮なんですけれども、直前の通告になりましたが、三点ほど、韓国紙の報道で、日本の外務省の文書が流出したという報道が昨日ありました...全文を見る
○津村委員 誤解があってはいけないので申し上げたいんですが、私は、これは事前に通告をさせていただいておりまして、三点の通告をさせていただいています。この文書の真偽についてが一点、二点目がここまでの韓国当局とのやりとり、つまりこの報道が出てからこの瞬間までの対応、それから三点目が今...全文を見る
○津村委員 そのことが大変驚きなんですが、これはきのうの報道です。けさの報道ではないんです。どうして外務省から情報流出があったというこの報道を大臣が今まで知らなかったのかということは、大変驚きなんですが、外務省の情報管理体制というのはそういうふうになっているんですか。
○津村委員 それはそういう問題じゃないと思うんですよね。真偽以前の問題で、これはきのうも朝報道されていますし、もっと言いますと、共同通信ですか、ある通信社では、きのうの午前零時だったと思いますけれども、報道が出ています。つまり、もう一日半たっているわけです。  実際の真偽はとも...全文を見る
○津村委員 昨日の報道だけを見ても、二点ほど外務省にかかわる対応が既に報道されています。  一つはこの内容。そもそもこの外務省の文書の内容というのが、盧武鉉大統領はレームダック化を避けるために任期中反日強硬論を放棄しないと日本外務省が分析しているという、その文書が流出したという...全文を見る
○津村委員 それでは、別のお尋ねの仕方をします。  五日にこの韓国の潘基文外交通商大臣が日本大使館の公使を呼んで事実確認を求めたということですが、これに対してはどう対応される、いつごろ対応される予定ですか。
○津村委員 先方から事実確認を求められたわけですが、それに対してどう対応されるおつもりですか。
○津村委員 今後、外務省として本件にどのような対応を考えていらっしゃいますか。
○津村委員 最後にもう一回確認してこの質問については終わりたいと思いますが、大臣がこの報道に初めて接せられた、この件、日韓の間でこの文書についてのやりとり、公使を通じてのやりとりがあったのを初めて知ったのは、けさ、今ですね。
○津村委員 それでは、次の質問に移ります。  四月四日と五日に審議官級協議が行われました。その内容についてお伺いします。  また、当初三日間の予定であったこの審議官級協議が二日で打ち切られたわけです。しかも、合意に至らずに予定より早く打ち切られたわけですが、どうしてこれはぎり...全文を見る
○津村委員 十三日、十四日に次回の審議官級協議が実施されるという報道もありますけれども、これも報道ですから、外務大臣に確認したいんですが、次回の協議の予定とそれから最終的な合意に至るめどにつきましてお聞きします。
○津村委員 それでは、少し具体的に伺っていきます。  日本が在沖縄の米海兵隊のグアムへの移転費用を負担するという議論がありますが、その根拠、あるいはどの程度負担していくというその基準、どういうふうにこの議論を整理すればいいのか、思いやり予算との比較でお答えをいただきたいと思いま...全文を見る
○津村委員 よくわかったんですが、その場合、その住居及び生活関連の費用というのは、思いやり予算がそうであるように、最初の建設コストもありますし、その後、それを維持していくメンテナンスのコストというものもあるわけですね。  しかし、それを言い出すと、グアムは日本ではありませんから...全文を見る
○津村委員 重ねてお伺いします。  副大臣のお答えで結構なんですけれども、今協議をされているわけですが、この協議で合意されるのがどこまでを含むかということをお尋ねしているんですけれども、今回合意されたもの以上に、また来年、再来年、それのメンテナンスのための協議をしたり、それを、...全文を見る
○津村委員 移転に関連する協議とおっしゃったわけですけれども、その中で、大臣の御答弁で生活関連という言葉が出てきたわけです。その生活関連というのは、最初に移住すること自体はそれは生活じゃありませんから、そこから先にその生活が続いていくわけで、メンテナンスのコストが発生するわけです...全文を見る
○津村委員 ありがとうございました。  もう一点お伺いしますけれども、今回、在沖縄のアメリカの海兵隊がグアムに移転するというわけですから、駐留米軍の数は減るわけですね。そうすると今度は、いわゆる思いやり予算の方は、当然負担が減っていってしかるべきだと思うんですが……(麻生国務大...全文を見る
○津村委員 これは、副大臣も財政金融に大変お詳しいと思うんですけれども、これからどのぐらいの額が将来減っていくと見込まれるかということで、それを利子率で割り引いて、将来どれだけキャッシュフローが減っていくかということを現在価値に置き直して計算するというのが一つの積算になると思うん...全文を見る
○津村委員 ちょっと三条約について伺おうと思うんですけれども、話が少し長引いたので二点ほどしかお聞きできませんけれども、今、ICAOというんですか、この機関を含め、三機関の日本人の職員の数というのは何人いるのか、そしてそれは数として十分と評価されているのか、この二点を聞かせてくだ...全文を見る
○津村委員 その数は十分だとお考えですか。
○津村委員 時間が参りましたのでこれで質問を終わりますが、事前の通告にもかかわらず御質問できなかった副長官にはおわびしたいと思います。申しわけありませんでした。
○津村委員 終わります。
04月14日第164回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。  本日は、修正案と政府案、両方を比較するような形で質問をさせていただきたいと思っております。  まず冒頭、何度か既に当法務委員会で議論されております、いわゆる一九八〇年の法制審議会の答申に見られる漸減条項の扱いについて...全文を見る
○津村委員 法文化するかどうかというところまでまだお尋ねしていないわけですけれども、私がお聞きしているのは、前回と同じことなんですが、大臣としては明確に理想を語っていらっしゃって、これは、大臣のお言葉として代用監獄は廃止するのが理想であるということを明言されているわけで、今、実際...全文を見る
○津村委員 大臣、かなり無責任なことをおっしゃると思いますが、大臣は、御自分で法案を提出もすることができますし、また、予算を財務省に対して要求することもできるわけです。それが実際どういう形で予算審議されて結果になるか、それはもちろん大臣お一人でお決めになることではないですけれども...全文を見る
○津村委員 修正案の提出者に伺いたいと思います。  大臣はこのように答弁されているわけですが、修正案では、政府は、留置施設における未決勾留の漸減に努めなければならない、そう明記をしています。この明記する理由はどこにあるのか、お尋ねいたします。
○津村委員 ありがとうございます。  大臣にもう一度最後にお尋ねしてこのテーマから次に行きたいと思いますが、大臣、今の修正案の提出者から、思い切った予算要求をこれからしていくための法的な根拠として明記したいということがありましたが、大臣は、そういうものはなくてもきちんと努力を続...全文を見る
○津村委員 それでは、次のテーマに移りたいと思いますが、捜査と留置の分離の問題についてお尋ねいたします。  一九八〇年代以降、政令等によって、組織上、捜査業務に携わらない管理部門の警察官が留置業務を行うこととしてきた、こういう趣旨の国家公安委員長の発言もございました。しかしなが...全文を見る
○津村委員 続きまして、未決拘禁者の処遇の原則についてお尋ねいたします。  今回の法律案では、三十一条で、「未決拘禁者の処遇に当たっては、未決の者としての地位を考慮し、その逃走及び罪証の隠滅の防止並びにその防御権の尊重に特に留意しなければならない。」とあるわけですけれども、「逃...全文を見る
○津村委員 政府案と修正案の違いの一つが、女子の被収容者の取り扱いでございます。  この問題については、国連の被拘禁者処遇最低基準規則五十三条に三つの規定があります。一つ、男子及び女子双方の被拘禁者を収容する施設においては、女子のために用いられる区画は、責任を有する女子職員の管...全文を見る
○津村委員 続きまして、弁護士等との面会の一時停止について、これはこの委員会でも何度か議論された点ですけれども、お尋ねをいたします。  政府案の百十七条で、未決拘禁者についても受刑者と同様に、面会の相手方が弁護人等の場合であっても、規律及び秩序を害する行為があれば面会の一時停止...全文を見る
○津村委員 次に、一般面会における立ち会いについてもお尋ねします。  留置施設における未決拘禁者の一般面会における立ち会い等について、修正案と政府案の違いを教えてください。
○津村委員 続きまして、未決拘禁者と弁護人等との間で発受する信書の検査についての御質問をさせていただきます。  大阪地裁の平成十二年五月二十五日判決では、被拘禁者と弁護人の信書の授受についても、刑事訴訟法三十九条第一項は、できる限り接見に準じ、その内容についての秘密保護を、弁護...全文を見る
○津村委員 今、三問ほど、いわゆる秘密交通権に関連して、政府案と修正案のそれぞれの立場の違い、一つ一つおさらいをさせていただきました。弁護人等との面会の一時停止について、一般面会における立ち会いについて、そして信書の検査について、それぞれ御答弁をいただいたわけでございます。  ...全文を見る
○津村委員 私が申し上げているのは、もちろん阻害されるための法律であるわけはないんですけれども、大臣が、非常に重要だ、十分尊重されるべきだと今もおっしゃったその秘密交通権というものを、相当丁寧に、丹念に権利保障していかないと、そして法律上そうしたものを明定していかないと、なかなか...全文を見る
○津村委員 今お尋ねしたことに答えていただいていないように思うんですけれども、修正案の提出者からの答弁も聞かれていたと思いますけれども、この種の非常に重要な、デリケートな権利保障について、修正案の方では、そこは非常に丁寧に考えようということで、法文を追加しているわけです、修正して...全文を見る
○津村委員 関連しまして、先ほど河村委員の質問にもありました取り調べの可視化の問題にも触れておきたいと思います。  代用監獄を存続させるのであれば、取り調べの可視化ということが最低限担保されなければならないというふうに考えるわけですけれども、先ほど名古屋刑務所の話も少し出てきま...全文を見る
○津村委員 私からもこの問題について少し敷衍をさせていただきますと、我が国の警察や検察庁での取り調べというのは密室で行われているわけであります。また、先ほどるる御質問させていただきましたけれども、弁護人の立ち会い等も非常に限られた、制約が多い中で、取り調べの状況が録画、録音される...全文を見る
○津村委員 私たちの取り調べ可視化法案をこれから国会で審議していくよう、おっしゃるように、国会、院の方で自民党の皆さん、与党の皆さんともこれから議論していくわけですけれども、その前に、今回、未決拘禁者の問題で、こうした取り調べの可視化のことも議論になっているわけですから、これは院...全文を見る
○津村委員 大臣、国会、院で決めるのは審議をするかどうかであって、中身についての感想を私は伺っているんです。
○津村委員 重要な御指摘と言っていただきましたので、ぜひ国会の場で議論をさせていただきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。
○津村委員 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、政府提出の刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案に反対、民主党、社会民主党提出の修正案に賛成の立場で討論を行います。  政府案に反対する理由は三つあります。  第一の理由は、いわゆる代用監獄に関し...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  国連腐敗防止条約について伺ってまいるわけですが、まず冒頭、今回、昨年の十二月に発効いたしまして、現在四十七カ国が締結をしているというこの国連腐敗防止条約が、なぜ今この時期に策定されるに至っ...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。今、最近、金の移動が自由になったというお話も出てきましたので、後でまたマネーロンダリングについてはお伺いしていきたいと思っております。  そうした中、この条約の中身を少し掘り下げてお聞きしていきたいんですけれども、本条約の適用対象となる公務員に...全文を見る
○津村委員 諸外国で申しますと、例えば、社会主義圏なんかはそうですけれども、政党関係者とかいったところも、外国では多分、公務員的な役務を提供する者という意味ではそういうことになるんでしょうし、我が国内でも、最近、いろいろ民営化が進んではいますけれども、各種の特殊法人や公的な企業、...全文を見る
○津村委員 確認だけですけれども、みなし公務員は含まれるが政党関係者、政党外交なんかもいろいろあるわけですけれども、政党関係者は含まれない、これでよろしいですか。
○津村委員 明快な御答弁、ありがとうございます。  次の質問に移ります。  今回の条約の中で、刑事共助条約そして犯罪人引き渡し条約に関連をいたしまして、こうした二国間ないし多国間の条約を締結するように促す内容になっているわけですけれども、翻って、我が国について見ますと、米国及...全文を見る
○津村委員 なかなか時間がないもので、質問を少し飛ばしながらお尋ねしていきますけれども、無償資金協力の事後評価について伺いたいと思います。  この分野、従前から、JBICやJICAの方が比較的そうした政策評価というものは進んでいる感じがありまして、外務省については、昨年の十二月...全文を見る
○津村委員 次に、先ほど大臣の御答弁にもありましたように、今回の腐敗防止条約の一つの意義ともなります、マネーロンダリングの国際的な対策ということが一つの課題にもなってくると思いますけれども、そうした中で、実はこの間、この質問準備のために各省庁の方とほんのわずかですけれども意見交換...全文を見る
○津村委員 ぜひ、この分野で国際社会でのリーダーシップを発揮していただきたいと思います。  終わります。
○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。  国連腐敗防止条約について、民主党・無所属クラブを代表して、賛成の立場から討論を行います。  私は、各国のパブリックサービスに対する信頼を揺るがす公務員等による腐敗行為に対処するため、我が国が率先して、その防止措置・犯...全文を見る
05月09日第164回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介と申します。  共謀罪の審議をめぐって、今、大変国民的な関心も高まりつつある中で、各界を代表される見識ある参考人の皆様に貴重なお時間を割いて当委員会にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。私からの質問を順次、藤本先生からさせ...全文を見る
○津村委員 そうした中で、条約に内在的に存在する共通すべき部分とそれ以外の部分というのがあるというお話なんですが、先ほどの冒頭の御発言の中で、民主党の修正案は予備行為を要件としている、予備行為を要件としているとこれはもう共謀罪とは言えないというようなかなり断定的なお話があって、私...全文を見る
○津村委員 済みません。なぜ与党の修正案の方だとそうならないのかの違いがよくわからなかったんですが、もう少し説明してください。
○津村委員 そうした中、基本的な視点としてもう一つ挙げられている、国際的な威信という表現があります。これは世界レベルの標準化ということと同じようなことを意味されているのか、わざわざ別に書かれているので別のことをおっしゃっているのかもしれませんが、これは非常に強い言葉でして、ほかの...全文を見る
○津村委員 国際的な信用というのは、表現の自由とか言論の自由とか、そういうさまざまなほかの価値もある中、総体として築かれるものだと思いますので、多少荒唐過ぎるかもしれませんけれども、そうした一面的な観点で日本の国際的な信用とか威信とかいうことを議論するのは、私は少し飛躍があるのか...全文を見る
○津村委員 私がもう一つ懸念しているのは、新しく組織拡大の際の事例を先ほどお話がありました。ただ、現に存在するといいますか、現在行われている労働運動、労働組合の活動の中でこの共謀罪が与える影響についてはどういうふうにお考えでしょうか。     〔委員長退席、松島委員長代理着席〕
○津村委員 先ほどの御説明の中で浦和や大阪の事例にもお触れになっていました。現在の労働運動、先ほど私は健全な発展を遂げて成熟してきたというふうに評価をさせていただいたわけですけれども、しかし、やはりその最前線ではさまざまな緊張感を持って活動されているんだろうと思います。私もそうい...全文を見る
○津村委員 大変示唆に富むわかりやすいお話、ありがとうございました。  時間でございますので、これで質問を終わります。
05月12日第164回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介と申します。  きょうは一般質疑ということでございますので、まず最初に国連改革の議論、それから、時間の許す限り、ブラジル、EU、そしてペルーとの二国間関係について順次御質問させていただきたいと思います。  まず最初の御質問ですが...全文を見る
○津村委員 人的な負担についてもお伺いしたので、御答弁をお願いします。
○津村委員 続きまして、いわゆる安保理改革に関する今後の日本外務省の取り組み方針につきましてお伺いしたいと思います。  昨年、一連の動きがありまして、日本としては、G4というグループを形成して枠組み決議ということを目指しましたが、残念な結果に終わったということでございます。その...全文を見る
○津村委員 一方で、四月入り後の報道によりますと、ブラジル、インド、ドイツの三カ国は、独自にこれまた修正決議案というのを提出する意向を持って、新常任理事国として、日本も含めた四カ国の名前を明記しまして、これは去年はされていなかったわけですが、四カ国の名前を明記して、さらには、残る...全文を見る
○津村委員 内容を一々というお話でしたけれども、そうすると、現在、日本としてはどういう案がベストというふうにお考えになっているんでしょうか。といいますのも、九月までの時間というのはそう長くないものですから、現在、日本政府がどういう案をベストとして考えているかということは、ぜひお聞...全文を見る
○津村委員 先ほど大臣から、現在アメリカに対して日本の考え方を示しているところだというお話が少しありましたけれども、それはどういった案なんでしょうか。
○津村委員 そうした中、昨年について申し上げれば、国連改革が大きく日本の望む形で進展しなかった理由としては、米国、中国あるいはアフリカ諸国と同じ歩調をとることができなかった、あるいは、ストレートに申し上げれば、支持を得られなかったということが背景とも言われるわけですけれども、こと...全文を見る
○津村委員 関連いたしまして、国連分担金の負担比率引き下げについて、これはぜひ大臣にお伺いをしたいと思います。  国連分担金の負担比率については、日本の国連に対する貢献のあり方として、安保理改革同様に大変よく議論になるテーマでございますけれども、本年の三月八日、参議院のたしか予...全文を見る
○津村委員 比率だけで結構です。ありがとうございました。  そうした中、この見直し交渉というものがことしやはり九月までに行われるものと思いますけれども、三%、五%ということを今両方試算を示していただいたわけですが、日本としては具体的にどのような提案を、いつごろの時期までにするお...全文を見る
○津村委員 日本も含めてですが、経済情勢が非常に変動する中で、直近の三年間というそのお考えは大変いいのではないかと思うんですが、私が御質問させていただいた、三%ですか五%ですかという御質問については、下限を設けることは提案しているけれども、具体的に何%という提案はしていないという...全文を見る
○津村委員 不勉強でした。申しわけありませんでした。  続きまして、このG4の話と関連をさせていただくんですけれども、日本とブラジルの関係について個別に伺っていきたいと思います。  と申しますのも、日本とブラジルといいますと、古くは移民の受け入れも含めて歴史的に大変長い友好関...全文を見る
○津村委員 多少大きくといいますか、抽象的にお答えいただいたような感じがするんですが、少し具体的な課題について触れていきたいと思います。  二〇〇四年の九月、小泉総理がブラジルを公式訪問した際に、日本と中南米の新パートナーシップ構想というものを打ち出したということでございます。...全文を見る
○津村委員 関連して、経済産業省、片山さんにあと二つほどお伺いしたいと思います。  本年の三月、ブラジルの、今バイオエタノールの話が出たわけですけれども、ブラジルの国営石油公社ペトロブラスというところが、三井物産との、合弁会社である日本ブラジル・エタノールというものを設立して、...全文を見る
○津村委員 バイオエタノールに関しましては、最近、かなりの報道といいますか、非常に注目を浴びている新しい燃料ということだと思いますが、現行法上、安全性の観点から三%程度しかガソリンにまぜることができないということかと思います。導入コストとガソリン節約コストをバランスさせますと採算...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。片山政務官への御質問は以上でございます。  多少関連しまして外務省にお伺いしたいと思いますが、日本とブラジル間の経済連携協定締結に向けた準備状況をお伺いしたいと思います。  民間レベルでは、二〇〇四年の五月にブラジル日本商工会議所が日本経団連...全文を見る
○津村委員 今のに、ちょっと済みません、更問いをするんですが、今はどういうところと交渉されているんでしょうか、その中にブラジルは入っていないということでしょうか。もし今わかればお答えください。
○津村委員 ありがとうございます。  それでは、少し質問を変えますけれども、やはり小泉総理とルーラ大統領の間で設立が合意をされました日本ブラジル二十一世紀協議会というのがあるそうですけれども、二〇〇六年八月、すなわち本年八月までに中長期的観点からの両国交流のあり方について提言を...全文を見る
○津村委員 ありがとうございました。  少し趣向の違う御質問になるんですけれども、昨年の五月にルーラ・ブラジル大統領が来日をされました。その際、インタビュー記事を見たんですけれども、在日ブラジル人問題について関心を示されて、名古屋を訪れるとか、あるいは直接会っていろいろな要望を...全文を見る
○津村委員 今ずっとブラジルとの二国間というくくりでこの話まで来たわけですけれども、いろいろ考えますと、これから少子高齢化、人口減少という中で、またあるいはグローバリゼーションという中で、さまざまな国の方を受け入れていく日本の社会の強さといいますか、足腰といいますか、システムとい...全文を見る
○津村委員 時間が参りましたので、終わります。
05月17日第164回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介でございます。  ただいま公明党の谷口さんからもるるお話がありましたように、私も、現在の日本外務省の社会保障協定締結に対する取り組みというのは、少しのんびりし過ぎているのではないかなというふうに考えております。と申しますのも、フラ...全文を見る
○津村委員 この社会保障協定の意味するところですけれども、もちろん二重負担をしている方、あるいは保険料の掛け捨てになっている方、個人の利益ということももちろん重要です。その一方で、我が国にとっての含意といいますか、そういう意味で考えてまいりますと、相手国から、外国人労働者といいま...全文を見る
○津村委員 大臣、ぜひ認識を改めていただきたいんですが、外国人労働者の問題といいますと貧しい国から豊かな国へ、そういうのはあくまでも一面的な議論です。  私は、本会議でこれまで何度か登壇をしたことがあって、そのときには必ずその話をするんですが、これは外交だけではないと思いますけ...全文を見る
○津村委員 そういう御認識をお持ちいただいているというわけですけれども、そうした中、やはりそう考えてくるとなおさら、まだこの七カ国ですかという話になってくるわけで、ここで少し数字的なところから議論させていただきたいと思います。  この二重負担の問題というのが一体どの程度の広がり...全文を見る
○津村委員 それは私、外務省の深刻な怠慢だと思うんです。掛け捨てがどれだけ生じているか、二重負担がどれだけ生じているか把握していないということですね、今の御答弁は。
○津村委員 もう少し具体的に伺っていきますね。  まず、これはもちろん調べていらっしゃるわけですけれども、既に締結をした六カ国、それから今回のカナダ、これは、それぞれ該当する在留邦人の人数、そしてその方たちがこの協定によってどの程度金銭的なメリットがあったのか、あるのか、その試...全文を見る
○津村委員 交渉の程度によって違うというお話がありました。ちょっと私の質問、先取りしていただいていろいろお答えいただきましたけれども、締結した国六カ国プラス・カナダの七カ国については具体的な数字を先ほど挙げられた。  今、締結の申し入れがあって、我が国としては検討中というのは八...全文を見る
○津村委員 では、これを一つ先に関連してお聞きしますけれども、我が国から協定締結を申し入れた国というのは何カ国あるんでしょうか。
○津村委員 私が問題にしているのは、すべて受け身でしか仕事をしていないということを言いたいんです。  向こうからは、八つ、申し入れがあった。では、その効果はどれだけあるのかということを当然考えるべきなのに、交渉が、締結してその結果を見ないと、どれだけのメリットがあるかわからない...全文を見る
○津村委員 何もやっていないというのは言葉が過ぎたかもしれません。申しわけありませんでしたが、これからどこと協定を締結していくのかをどういうふうに考えているか、どういう作業をしているかということはほとんどお答えがないということはやはり事実で、次にどこと締結をしていくのが我が国にと...全文を見る
○津村委員 今後、我が国から順番をつけて協定締結の申し入れをしていくというお考えはありませんか。
○津村委員 ありがとうございます。  きょうは厚生労働省からも政務官に来ていただいておりますので、何点か、少し技術的といいますか実務的なことも伺っておきたいと思います。  アメリカとの日米社会保障協定というのが昨年の十月に発効したということでございます。これまでアメリカで年金...全文を見る
○津村委員 カナダとの協定について一点伺います。  我が国の年金制度に加入をし続けた方とカナダの年金制度に加入をされた方で、これは五年以内か五年を超えるかということで機械的に区分けされるようですけれども、年金受給額の差異が生じるということですけれども、それは具体的にはどの程度の...全文を見る
○津村委員 最後に、この協定に関連してといいますか、日本とカナダとの関係、外交問題で、一点だけ大臣にお伺いしたいと思います。資源外交についての御質問です。  対カナダということでは、これまで余り資源外交という点が注目をされてこなかったように思いますが、昨今の報道では、オイルサン...全文を見る
○津村委員 時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。
05月31日第164回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○津村委員 民主党の津村啓介です。  お時間をいただきましたので、きょうは、我が国日本と大変密接な友好関係あるいは利害関係にあります二国間関係について、幾つか御質問をさせていただきます。まず最初にペルー、そしてEU、時間がありましたらパレスチナの問題についてお話を伺っていきたい...全文を見る
○津村委員 五月の十八日に身柄の拘束は解除された、保釈されたということでありますが、依然としてチリからの出国許可については、チリの最高裁での審理の結果が出るまでは差しとめられているというふうに報道に接しておりますが、この保釈に関しまして、日本外務省としてどのような働きかけ、関与を...全文を見る
○津村委員 問題が長期化するに従いまして、このフジモリ問題というのは、単にそのフジモリ元大統領個人の問題を超えまして、ペルーに在留している邦人、あるいは歴史的にも日系人の方が大勢いらっしゃるわけですけれども、そういった方々への、極端な言い方をすれば差別にもつながりかねない情勢にな...全文を見る
○津村委員 報道に比べて情報収集が少ないということであれば、その真偽も含めて確認はされていないということであれば、ペルー大使館の方々にもう少し真偽のほども含めて情報収集をしていただきたいと思うわけです。  外務省さんとしては、二〇〇〇年末の取り組みとして、いわゆるモンテシノスさ...全文を見る
○津村委員 私がお伺いしたいのは、手続的にはそういうことになるんでしょうけれども、ペルーにおける日系人あるいは在留邦人の皆さんが、今このフジモリ問題というものの発生を受けてどういう状況にあるのか。まず情報収集の面、そしてそれに対する対応をどういうふうに打っていくのかという点、この...全文を見る
○津村委員 私も、現地に行ったわけではないので、報道ベースのことでお話をするのには限界もあるわけですけれども、外務省として公式に、余り問題は発生していないと認識しているとおっしゃるのはかなり意味が深いと思います。もう少しこれから情報収集をしていく、そういう御答弁はいただけませんか...全文を見る
○津村委員 南米各国も含めて、日系人が今や世界各国に大勢いらっしゃるわけですけれども、国籍の関係も含めまして、どこまでを日本外務省としてケアしていくのか、フォローしていくのかということもなかなか線引きの難しい部分かと思います。そうした中で、ペルーでは、一九八五年の国籍法改正があっ...全文を見る
○津村委員 状況はかなり切迫している、それから、後でまた触れますけれども、六月四日には大統領選挙の決選投票も行われるという中で、政治的に非常に緊張感のある、ある意味ではストレスのかかりやすい時期にあるということですから、そういう意味では、ふだん以上にペルー大使館の方でもしっかりと...全文を見る
○津村委員 そうした中ですけれども、今ペルーでは大統領選挙が行われております。ことしの四月九日に最初の投票が行われまして、その結果、トップが三〇・四%の得票率でウマラさんという元陸軍中佐だそうですが、左派で民族主義者、非常に反米的な傾向を持っていらっしゃるということであります。一...全文を見る
○津村委員 選挙そのものに対して他国の政府が特段のコメントをすることは、確かに内政干渉だと思いますので適当でないと思うわけですけれども、一方で、我が国として、この二国間の関係をどう考えているのかということは、これは不断にメッセージをしっかりと発し続けていくことも重要だと思うわけで...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  引き続き、この六月四日に今度結果は出るわけですけれども、その後のペルーでの政治情勢、あるいはフジモリ問題の動き等も詳細にフォローしていただく中で、ODAその他も含めた外交判断をしていただきたいと思います。また機会があれば伺っていきたいと思い...全文を見る
○津村委員 大臣おっしゃるように、この問題について、この一年間だけでも相当なやりとり、議論の蓄積があるように承知しております。いろいろ御努力をいただいているわけですけれども、報道ベースでは多少表現がわかりにくいところがありまして、少し抽象的な印象も持ちますので、少し具体的に御説明...全文を見る
○津村委員 ちょっとよくわかりにくかったんですけれども、先方、そのソラナさんという方は、軍事的なものではなくて政治的なものだとおっしゃっているわけですが、武器を輸出するわけですから、それが軍事的なものでないわけはないわけで、その中で無理に解釈をすれば、人権問題も含めて中国から譲歩...全文を見る
○津村委員 詳細にありがとうございます。  その直後ですけれども、本年の四月の二十四日、第十五回の日本とEUの定期首脳会談が行われたということです。当然この話も活発に議論されたと想像しているわけですが、小泉総理からこの首脳会談の成果として報告があったのは、戦略的対話の強化という...全文を見る
○津村委員 質問を少し先に進めます。  この首脳会談におきまして、EUの若者を毎年四千人を目標に受け入れるという表明がなされたそうです。これはどのぐらいの費用のかかるものなのか、つまりどんなプログラムを考えているかということなんですが、そのことが一点。  それから、次の質問に...全文を見る
○津村委員 次の質問も関連するんですけれども、私は、外務省というのが、一見、外国との関係をつかさどるというところが非常に焦点が当たるわけですけれども、一方で、こうした人的な交流、こうした留学生の受け入れのプログラムもあれば、もう一つお伺いしたいのは、首脳会談とかサミットとか、こう...全文を見る
○津村委員 時間が参りましたので、終わります。
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。  きょうは、瀬戸大橋の通行料金引き下げ問題につきまして、北側国土交通大臣、そして、参考人としておいでいただいております本四高速の堀切社長に御質問をしてまいります。  まず、瀬戸大橋の利用台数ですけれども、平成九年の一...全文を見る
○津村分科員 続きまして、本四高速の堀切社長にお伺いいたします。御多忙の中お越しいただきまして、ありがとうございます。  本四架橋の経済効果につきまして、当初どのように見込み、そしてまた、現在ではそれをどう評価しているのか、お伺いしたいと思います。
○津村分科員 丁寧な御答弁をありがとうございます。  今、後半で社長がおっしゃられたような架橋効果というものは大変大きいと私も思いますし、その効果をさらに大きくしていきたいという意味できょうも御質問をさせていただいているわけですけれども、そういう意味では、一方で借金の返済という...全文を見る
○津村分科員 大変詳細な計画を立てられているのを御説明いただきまして、ありがとうございます。いろいろと新しい数字をいただきました。  そうした中で、今回、冒頭申し上げたように、与島のパーキングエリア、瀬戸大橋の四国と本州のちょうど真ん中にある島ですけれども、この両側からのUター...全文を見る
○津村分科員 少し具体的に、もし決まっているもの、あるいは検討中のものがあれば、例えば、この半額制度を真ん中の与島でなくて全体で一カ月試してみるとか、あるいは祝日割引でも結構ですけれども、今検討中のもの、そして今後の検討の姿勢、前向きに考えていけるのか、それとも余り前向きでないの...全文を見る
○津村分科員 また後ほどお伺いいたします。  国土交通大臣に伺いますが、本四高速さんに対して関係自治体から出資金が出ております。今、大変厳しい地方財政の折から、出資金を出して、しかし県の要望がなかなか通らないという状況もあるわけですけれども、周辺自治体からは経営参画を求める要望...全文を見る
○津村分科員 また社長にお伺いしたいのですが、民営化になったということで半年近くたつわけですけれども、いろいろと懸命な取り組みをされているというふうに伺っております。  そこで伺いたいのですが、計画交通量の達成に関して、民営化でどのような効果が出ているのかということをひとつアピ...全文を見る
○津村分科員 民営化されてから半年たって、ぜひどんどんアピールをしていただきたいのですけれども、なかなか国会に出てきていただくということにはなっていないと思いますので、お願いいたします。  民営化によるコスト削減の効果、そして、最近話題ですけれども、いわゆる耐震補強、橋梁の道路...全文を見る
○津村分科員 多少時間が押してきました。あと二つ、三つお伺いしたいので、やや簡潔にポイントをぜひお答えいただきたいんですけれども、料金引き下げそのものに対する哲学といいますか、基本的な考え方をただしたいと思います。  瀬戸大橋の近くですが、岡山県のブルーラインという有料道路がご...全文を見る
○津村分科員 関連して大臣にお伺いいたします。  これは、今大変前向きな、社会実験という次のステップに期待をかけていくというお話をいただいたわけですが、やはり、協力してまいりたいというお答えにも象徴されているように、国土交通省もそうですし、周辺の関係自治体の協力も大変重要になっ...全文を見る
○津村分科員 関西御出身の大臣からのお言葉ですので大変説得力があると思うんですが、今のお話の中で一つだけ確認させてください。  社会実験のことについて、委員御指摘のことも一点あるかなというふうな言い方をされましたけれども、具体的に、社会実験に関する国土交通大臣としての考えを最後...全文を見る
○津村分科員 時間が参りましたので、終わります。
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○津村分科員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。  本日は、防災関係について何点か伺っていきます。問い数が多いので、少し矢継ぎ早に伺う形になりますが、お許しください。  まず、大臣にお伺いします。  激甚災害指定につきまして、従来から二カ月程度期間がかかるというこ...全文を見る
○津村分科員 消防団に対する国の支援について伺いたいと思います。  昨今、国の財政が大変厳しいわけでもありますが、そうした中で、市町村合併も含めて、いろいろな意味で行政コスト、行政サービスというものが削られているという現状がございます。  そうした中で、本日、衆議院本会議で採...全文を見る
○津村分科員 わかりました。  単一の消防団で四千人を超えるということですから、消防団、現場の皆さん、大変御苦労があると思うわけですけれども、こうした消防団活動で大変功績があった方々に対して、国としてはどういったねぎらいといいますか、支援をされているのか伺いたいと思います。
○津村分科員 ありがとうございます。  そうした中で、表彰を含めていろいろとフォローアップ、支援をされているということですが、一口に消防団活動といいましても、大変多岐にわたっていると思います。  例えば、地域ではいろいろなお祭りなどもあって大勢の人が短時間に一カ所に集まって、...全文を見る
○津村分科員 そうした中で、お越しいただいている平井政務官にお尋ねしたいと思います。  少し地域の話になりますけれども、一昨年、昨年と、私は地元が岡山で平井政務官はお向かいの香川ということですけれども、瀬戸内海に次々と大型の台風が襲来をいたしまして、この両岸とも大規模な高潮災害...全文を見る
○津村分科員 済みません、ちょっと更問いをさせていただきますけれども、地域の安全、安心ということでいいますと、そういうハード面ももちろんなんですが、安心とか安全とかいうのは人の心の問題ですから、今まで余りそうした災害になれていない地域の方々が、最近どうもふえている、明らかにふえて...全文を見る
○津村分科員 マスコミ界に詳しい防災担当政務官として御自身の言葉で語っていただいたのが大変印象に残りました。ありがとうございます。  続きまして桜井さんに伺いたいんですけれども、今、平井政務官と議論させていただいたとおり、近年、瀬戸内海地域においては台風による水害が大変ふえてい...全文を見る
○津村分科員 もう少し詳しく、台風での被害が大きかった地域について状況を聞かせてください。
○津村分科員 実は、これが先ほどの話と大変関係をしておりまして、行政無線というのはお金のかかるものですから、今地方財政が厳しいわけで玉野市もその例外ではないんですけれども、なかなか整備が進んでいかない。そのときに、うちの地域はそんなに台風が来ないな、台風だけじゃありませんけれども...全文を見る
○津村分科員 続きまして、ダム事業につきまして、農水省及び国土交通省の方にお伺いします。  本年二月に、岡山県の苫田ダムで緊急放流が行われました。これはノリの色落ち対策という側面がございましたけれども、この色落ち軽減に関しまして、緊急放流の効果は農水省ではどのように把握されてい...全文を見る
○津村分科員 統計上はどうなっていますでしょうか。
○津村分科員 国土交通省に伺います。  今、農水省の方から、効果が確認されている、統計上もそういう効果があらわれていると明言していただいたわけですけれども、今回の緊急放流は実は大変異例なことであったということであります。ある意味では今回こうして効果が実証されたわけですから、今後...全文を見る
○津村分科員 今おっしゃったような条件が整えば今後とも取り組みを続けていくということでよろしいですね。
○津村分科員 農水省さんにもう一回お伺いします。  海岸の漂流、漂着ごみによって漁具や漁獲量に被害が出るケースが多発しておりますけれども、今、全国的に被害の状況というのはどうなっているでしょうか。
○津村分科員 こうした海岸漂着物への対策が今後重要になると思いますけれども、環境政務官、竹下さんにお伺いしますが、今後どのようにこの問題に取り組んでいかれるんでしょうか。
○津村分科員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
10月27日第165回国会 衆議院 本会議 第11号
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○津村啓介君 民主党の津村啓介です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました内閣提出のいわゆる防衛庁省昇格法案について質問をいたします。(拍手)  先日私は、岡山青年会議所の一員として、県北奈義町にある陸上自衛隊日本原駐屯地において、一日入隊を体験いた...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。  先日、ある法案で代表質問に立たせていただきまして、長官からるる御答弁をいただいたわけでありますけれども、その場でも述べましたとおり、今の防衛庁にとってまず何よりも大切なのは、失われかけた国民の信頼を取り戻して、しっかり...全文を見る
○津村委員 ちょっと質問の角度を変えますが、八年前の調達本部の事案も非常に似たケースだと思うんですけれども、この背景はどう違うんでしょうか。
○津村委員 当時の背任事件の際にも再発防止策がいろいろと講じられて、委員会でも御紹介が先日ありましたけれども、この再発防止策の内容、それから、再発防止策を講じたにもかかわらず、また再発をしたわけですから、そういう意味では、前回の再発防止策というのはいわば失敗してしまったということ...全文を見る
○津村委員 済みません。ちょっと理解が追いついておらぬのですけれども、要するに、前回の再発防止策は十分功を奏したけれども、今回は別のタイプの事件なのでそこは全く話が違う、そういうことですか。
○津村委員 そうすると、指揮監督権というお話も出ましたけれども、前回の再発防止策というものが私は必ずしも十分に機能しなかったんじゃないかというふうに思うわけですが、それは、そういうことはない、まただれも反省するべき人はいないということですか。
○津村委員 一番最初の私の質問は、ちょっと大きく伺ったわけですけれども、防衛庁ないし防衛施設庁の体質といいますか、再就職のことも含めたいろいろな背景があったということを大きく伺いまして、お答えもいただいたわけです。  そういう意味では、平成十年度の事案とことしの事案、基本的には...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  少し質問をかえますが、十一月の二日、神風委員の質問に関連してですけれども、調査がお手盛りじゃないか、国会閉会に合わせて発表されたりとか、あるいは、内部でのみそのチェックをする、委員長が内部の方であったりとか、こういったことについて神風委員か...全文を見る
○津村委員 ちょっとこの北原さんの御答弁も非常にわかりにくいんですけれども、これを素直に読むと、内部でやったので、そして外部の人を入れていないということを気にして少し丁寧に時間をかけたので遅くなったというような御答弁ですね。「事案が事案であるだけに、そのような指摘を受けるのは本当...全文を見る
○津村委員 長官、御説明が丁寧なのはありがたいんですけれども、端的に言えば、時間を早くするために内部でやったんだ、その結果、六月十五日までかかったんだということですか。
○津村委員 くどいようですが、外部の方を入れるよりも内部でやる方が早く進むということと、だから今回もそうしたということでよろしいですか。
○津村委員 わかりました。私は余り理解できないんですけれども、長官がそう言い切られるのですから、御答弁として承ります。  別の質問に参ります。入札監視委員会の機能強化についての取り組み状況でございます。  平成七年に入札監視委員会が設置をされて、契約済みの建設工事等の入札及び...全文を見る
○津村委員 冒頭も申し上げましたように、きょうは一般論を伺っているのではなくて、この抜本的対策の公表から半年たっておりますので、その後の内部での議論を紹介していただきたい。どういうふうに一・二%を一〇〇%まで目指すのか、それとも倍の二・五%にしておこうということなのか、その大ざっ...全文を見る
○津村委員 いつごろ出るんでしょうか。
○津村委員 工業製品のことなんかも考えれば、一・二%が絶対に低いというわけじゃなくて、それはやり方次第でしょうし、私も別に、絶対一〇〇%じゃなきゃいけないとか一・二%がどうのとか、そういう与件はないんですけれども、ちょっと今の御答弁というのは、私はこういう意味でどうかなと思うんで...全文を見る
○津村委員 程度問題だと思うんですよね。それは私も、半年ですべての問題が解決するというそんな単純なものとは思いません。しかしながら、半年たっても何も出てこないというのもおかしな話で、一・二%からどのくらいですかとか、あるいは具体的な取り組みを何でもいいですから聞かせてくださいと言...全文を見る
○津村委員 意気込みはぜひ買わせていただきます。  同じように、具体的にもう少しお話ができるんじゃないかな、久間長官であればもう少しお答えいただけるんじゃないかなということが一つ二つありますので、続いて伺っていきます。  防衛施設庁の解体後の談合防止のための組織について、七月...全文を見る
○津村委員 六十人。どういった六十人の方を想定しているんでしょうか。外部の方とか、あるいは非常勤の方その他、独立性というところを世間は注目すると思います。
○津村委員 概算要求までされているわけですから、お金の話も当然考えていらっしゃると思いますし、先般の遠藤委員の質問へのお答えで、部外者だとお金が、給料が安くなってどうのこうのとか、なかなか来てもらえないとか、そういうお話をされたり、あるいは非常勤のことについても、六十人の中に非常...全文を見る
○津村委員 それから、組織があるとき六十人でつくられたとしましょう。それがどういう仕事をされているのかというのが事後的にどういうふうに国民に見えてくるか、あるいは私たちに見えてくるかということが気になるわけですけれども、査察結果というのは公表されるんでしょうか。どういう形でされる...全文を見る
○津村委員 多分とおっしゃいますが、これは長官がお決めになるんじゃないんですか。
○津村委員 言葉を濁されている理由はよくわかりました。  次の質問に移りますが、建設工事発注手続における積算と契約部署の分離効果ということをしきりにおっしゃるわけです。先ほどもおっしゃられていましたが、新たな防衛組織についてというのを今見ながらお話ししているんですけれども、従来...全文を見る
○津村委員 少し時間が押してまいりましたので、防衛施設庁の談合問題から多少離れますが、最近の防衛庁をめぐる客観情勢について少しお話を伺いたいと思います。  グアム移転の話に行きたいんですけれども、その前に、前提として伺いたいんですが、冷戦終結後、特に九〇年代後半からの我が国周辺...全文を見る
○津村委員 そうした中、沖縄の海兵隊のグアムへの移転費用についての報道が春ごろからしばしば出ているわけですけれども、今、どの程度この話は具体化していますか。どの程度の移転費用が長官の念頭にありますか。
○津村委員 なかなかお答えがいただけませんが、少し視点を変えまして、思いやり予算にどういう影響があるかということを伺いたいと思うんですね。  私は、この前の国会では外務委員会に所属をしておりまして、たしか四月の七日に麻生大臣と議論をさせていただいたんですが、グアムへの移転費用は...全文を見る
○津村委員 そう考えますと、単純計算でどこまでいけるかは別ですけれども、思いやり予算が今後一定の割合で恐らく減額していくということになると思いますし、その際に、一つは、この数字がベースになって、それよりもかかる、減るということはあると思いますが、この数字との相関も含めて、今後御説...全文を見る
○津村委員 現時点で計算ができていない部分もあるんでしょうが、今後そういった経費の節減効果というものを数字的に出して、それを国会その他の場で御説明いただけると期待していてよろしいですか。
○津村委員 まだ幾つかお伺いしたいことはあるんですが、岩屋副大臣に来ていただいておりますので、一たんそちらに話を移して、また時間があれば戻らせていただきます。  日韓シャトル会談についてお伺いしたいと思います。  ずっと、半年ごとに、前半は韓国、年末に日本という形で、この何年...全文を見る
○津村委員 多分、私が二つ、事前に御質問を差し上げて、そこをちょっとまぜて質問したのでそういうお答えになったんだと思うんですが、今後の開催見通しについては恐らく今の御答弁だと思います。  二つ目の質問は、相手のあることですからお約束もできないでしょうし、見通しとしてはそうなるん...全文を見る
○津村委員 警備の問題もありますし、時間的に短いときに例えば北海道まで行けるのかとかいうことも含めて、いろいろなことをお考えになるんでしょうから、今後のことについて断定的なことを伺おうとは思いません。  ただ、私が伺いたいのは、一たんシャトル会談というものが残念ながら途絶えたわ...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。終わります。
11月16日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○津村委員 きょうは、お越しいただきましてありがとうございます。民主党の津村啓介と申します。  国会ですので、どちらかというと日ごろマクロ的に物を見ることになれておりますし、以前、日銀というところでマクロ統計ばかり見ていたものですから、どちらかというと、お話の中で、本田さんの、...全文を見る
○津村委員 この不登校の子供の推移、最近五年ほど減ってきているわけですが、実はそのこと自体問題なのかもしれないという視点をいただいたのは、大変示唆に富む御指摘かなというふうに思います。  少し大きな話をさせていただこうと思います。  私個人のことで申しわけないんですが、七一年...全文を見る
○津村委員 それぞれの御経験からいろいろと貴重なお話を伺うことができました。  今のお話を聞いていても私は改めて思うんですが、やはり社会の人口変動とかあるいは人の流通の頻度とかあるいは過疎の問題とか、そういうさまざまな社会の構造変化というものと絡めてしっかりとこの問題を分析して...全文を見る
○津村委員 本田さんに最後に一問だけ聞かせてください。  今、教育行政は大きく変化しようとしております。今回の教育基本法、もし改正された場合はいじめ問題にどういう影響があると思いますか。
○津村委員 ありがとうございました。
11月28日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○津村委員 民主党の津村啓介でございます。  私がこの法案については代表質問もさせていただいたんですが、あれが十月の二十七日でしたので、きのうで一カ月、核武装論も含めて、さまざまな日本の安全保障に関する議論がこの間いろいろと議論をされてきました。  代表質問でも申し上げました...全文を見る
○津村委員 端的に伺うと、今の結論で大体お話しはいただいたとは思っているんですけれども、つまり、防衛庁の省昇格というのは、私、組織の中の、どういうふうに実際に経営されているかというのがよくわからないのでお聞きしているんですけれども、防衛庁を省に昇格させることは、場合によっては、こ...全文を見る
○津村委員 代表質問でも私述べたんですが、基本的には省昇格、私も賛成といいますか、早く取り組むべき課題だなというふうに思っているんですけれども、その一方で、どうやらそれ以外の課題が防衛庁には今たくさんある。防衛施設庁のこともありましたけれども、先ほど石破先生からも、防衛参事官の問...全文を見る
○津村委員 やはり性質上かなり違う話を一緒にされている感じがどうしてもするんですけれども、どうしてこれを一緒に審議するわけですか。どうして一つにまとめられるんですか。
○津村委員 もう少し掘り下げていきたいんですけれども、国際平和協力業務が今まで付随任務であったものを本来任務にしていくという話なんですが、その理由として先ほどから長官が繰り返しお述べになっているのは、国民世論の高まり、あるいは理解が深まっているというふうにおっしゃいます。それが本...全文を見る
○津村委員 ちょっとそれも気になるのでもう少し伺うんですけれども、その前に、本来任務化するというのが、何か裏づけがあるのか。例えばそれだけの人を配置するとかお金をつけるとか、そういう何か資源を伴ったものなのか、それとも、今姿勢を示すとおっしゃられましたけれども、どちらかというと精...全文を見る
○津村委員 意地悪なことを聞くんですけれども、今おっしゃられたようなことは本来任務化されないとできないことなんでしょうか。今のままではできないことなんですか。
○津村委員 やはり組織ですから、組織を効率的に運営されたり経営されたりする際には、自分たちの組織は何を目的としているのかというプライオリティーを明確にしておくべきだと思います。そういう意味で、本来任務というものがたくさんたくさんあると、それは混乱を招くのではないかと思うんですね。...全文を見る
○津村委員 それをどうして法律上反映させようとしないんですか。
○津村委員 誤解を招く質問だったかもしれませんが、聞かずもがなと申し上げたのはそういう部分のことですけれども、やはり、プライオリティーを少しあえていじっているというか、優先順位が今までよりはわかりにくくなっているんじゃないかということを、あえて意地悪な聞き方をさせていただいたわけ...全文を見る
○津村委員 昨年の防衛大綱との関係で、同じ質問を繰り返したいんですけれども、平成十七年度の防衛大綱については、おおむね十年後までを念頭に置いたものだけれども、五年後または情勢に重要な変化が生じた場合には必要な修正を行うということになっていると思うんですが、今回、これはある意味では...全文を見る
○津村委員 次の質問に移りますけれども、今回の法改正によって、改正以前に着手されている国際平和協力活動というものが引き続き継続されているわけですよね、イラク派遣等がそれに当たると思いますが、こうしたものの位置づけというのは、この法律が変わった瞬間に変わるわけですか。
○津村委員 ちょっと済みません。そこはもう一度確認したいんですけれども、実態面で変わらないというのはわかりました。しかし、その瞬間から、付随任務から本来任務に位置づけ自体は変わるんですか。それとも、付随任務として最初に実施されたものは、引き続きその限りにおいては付随任務なんでしょ...全文を見る
○津村委員 法律の位置づけは変わらないでよろしいんですか。
○津村委員 少し質問をかえますけれども、国際平和協力活動については、外務省との連携というものがこれまでもあるでしょうし、これからも大切だと思うんですけれども、省昇格が、国際平和協力業務に限らずですが、外務省との安全保障をめぐる協議において、どういう影響を及ぼす、どういう影響を与え...全文を見る
○津村委員 抽象的ではありますけれども少し気になる表現があったと思うんですが、省になることによって、これまでは与えられた仕事をやるイメージだったものが、積極的に前に出るイメージに感じが変わるとおっしゃるわけですけれども、今まで大臣が、非常に抑制的に、庁が省になっても安全保障政策自...全文を見る
○津村委員 代表質問のときにも伺った質問と大変近いことをお聞きするんですけれども、私は、橋本元総理の省庁再編というのは、非常に大きなといいますか、画期的な業績だったと思っているんですが、その際の一つの目玉といいますか、内閣府の機能を強化させていく。ある意味では、霞が関の官庁を少し...全文を見る
○津村委員 そうすると、別の聞き方をします。防衛庁が防衛庁であったことのメリットというのは何もなかったんでしょうか。
○津村委員 都道府県との関係について少し話をかえていきたいと思います。  私の地元でも二年前に豪雨による土砂災害がございまして、自衛隊の皆さんが出動していただいて行方不明者の捜索等をしていただいたことがありました。そういった災害派遣というんですか、県の要請に基づいて行われたわけ...全文を見る
○津村委員 今、期せずして最後にお触れいただいたんですけれども、私は、自衛官の皆さんの士気を向上させるというような議論がよくありますが、省昇格も確かにその意味があると思います。その一方で、先般の、例の談合問題のときの議論でも痛切に感じたんですけれども、やはり将来への不安というもの...全文を見る
○津村委員 その結果といいますか、私も同じように思っておりまして、地方自治体や、さまざまその技能を生かしていただく場面があるんじゃないかな。ただ、それは、地方自治体の方でも人探しにある意味では苦労されている面もあるわけで、そこは、きちんと情報を伝えていく、連携していくことが大事だ...全文を見る
○津村委員 ちなみに、四十一とおっしゃったんですけれども、いない県というのはどういうところなんですか。
○津村委員 ごめんなさい。細かいことを言ってあれなんですけれども、さっき四十一都道府県で五十名とおっしゃられませんでしたか。
○津村委員 ありがとうございました。  以前、これは寺田委員の質問に関係するところなんですけれども、防衛施設庁の議論が行われたときに発表された早期退職慣行の見直しについて、半年前の時点で、平均勧奨退職年齢を段階的に引き上げていく努力と同時に、実施可能なものから順次実施していくこ...全文を見る
○津村委員 五十八・五歳という数字、たしか出ていたと思うんですけれども、これはいつごろまでに達成できそうですか。また、平成十八年度の末ではどのぐらいの年齢になりそうですか。通告をしているので。
○津村委員 今の数字は……。
○津村委員 ちょっと後で私もよく……。  改めて御答弁いただけるならお願いします。
○津村委員 長官、それでよろしいですか。
○津村委員 わかりました。  それでは、募集の方の話に少し移りたいと思うんですけれども、先ほど石破先生とも幾つか予備役の話を議論されていたと思うんですけれども、もう少し一般的に伺っていきたいと思います。  自衛隊の新規入隊者数、そして自衛官の平均年齢というのは近年どのように推...全文を見る
○津村委員 ちょっと数字が、いろいろな数字が飛び交って……(木村副長官「一万人と一万七千五百人です」と呼ぶ)
○津村委員 十七倍になったのかと思っていました。わかりました。  私は、以前経済関係の仕事をしていたものですから、景気動向と雇用の問題の関係が大変気になるのですけれども、今後、先ほども少し議論がありましたが、少子高齢化あるいは景気回復で労働市場が逼迫していくということも予想され...全文を見る
○津村委員 私自身その定見を持たずに伺ってしまうんですけれども、自衛官の募集環境が今後厳しくなっていく中で、在日韓国人の方とか、そういう国籍という意味では外国籍の方の採用ということについて、どういうふうに考えていけばよろしいんでしょうか。
○津村委員 一つの御見識だと思いますし、理解するところなんですが、そうした中で、日本人の人口がこれから減っていくとすれば、二つあると思うんですね。  一つは、先ほど少しお触れになりましたけれども、募集相談員の方その他、リクルートで努力されている方たちをどういうふうにエンカレッジ...全文を見る
○津村委員 余り時間がなくなったんですが、最後に、ミサイルディフェンスのことについて少し伺いたいと思います。  これも以前の、たしか寺田委員だったと思いますが、議論からヒントを得たところなんですけれども、イージスシステムと迎撃用ミサイル、要するにMD防衛をこれから少しテンポを上...全文を見る
○津村委員 現在の進められているその四基のことについてとやかく言っているつもりはないんですが、それをさらにふやそうという議論があるとすれば、そのときにはやはり人員も新しくしなきゃいけないわけですから、限界的にはより安いのじゃないかな、そういう意味です。やはり船を運用するにはそれだ...全文を見る
○津村委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。