津村啓介

つむらけいすけ

比例代表(中国)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

津村啓介の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第11号
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○津村委員 民主党の津村啓介でございます。  黒田さん、本日は、どうぞよろしくお願いいたします。  最初に、少し大きな質問になりますけれども、中央銀行制度の存在意義、そして、その中で確立されてきた中央銀行の独立性について、まずお話を伺いたいと思います。  日銀は、昨年、創立...全文を見る
○津村委員 大変わかりやすい御答弁でした。  端的に確認したいと思いますが、黒田参考人は、現行日銀法について、現時点で、特段改正の必要はないというお考えでよろしいですか。
○津村委員 ありがとうございます。  中央銀行の独立性、自主性とパラレルなテーマですけれども、大変国民的なあるいは世界的な関心の高いテーマに、財政ファイナンスの問題、財政と金融の分離の問題がございます。  これは、まさに日銀の歴史自体が一つの大変大きな経験をしておりまして、バ...全文を見る
○津村委員 続きまして、物価目標の導入とその達成時期について伺いたいと思いますが、まず、そのテーマに入る前に、責任の所在をはっきりさせておきたいと思います。  一月の共同声明は、デフレ脱却について、幅広い主体の取り組みというものが必要だということで、日銀だけじゃできないというこ...全文を見る
○津村委員 少し意地悪な質問になることを前置きいたしますが、できるだけ早くということ、これは共同声明の文言そのままですね。先ほどの所信では、一日も早くとおっしゃいました、違うのか違わないのかよくわかりませんが。岩田副総裁候補は、二年ということを明言されています。  やはり、デフ...全文を見る
○津村委員 ちょっと失礼な言い方になりますが、少し黒田さんの御答弁の歯切れが悪くなってきているような気がいたします。それは、やはり、二%を二年間で達成するということに、率直に申し上げて、自信をお持ちでないのではないかと思います。  それは、今から申し上げる三つのことについての懸...全文を見る
○津村委員 丁寧な御答弁、ありがとうございました。  終わります。
○津村委員 本日の御答弁に関連して、もう一点だけ伺います。  本日の黒田さんの大変重要な御答弁の一つは、財政ファイナンスは中央銀行として考えるべきではないと明言をされたことだと思いますが、その後、浅尾さんとの質疑の中で、銀行券ルールに関して、これは財政ファイナンスの一つの代表的...全文を見る
03月05日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号
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○津村委員 民主党の津村啓介でございます。  岩田さんに幾つか御質問をさせていただきます。  まず最初は、日銀法の改正についてでございます。  かねてから岩田参考人は、現行日銀法は大変問題があるということで盛んに改正を主張されてきましたが、今回の人事案提示後も重ねてその御主...全文を見る
○津村委員 はい。失礼いたしました。  二%ということを先ほどおっしゃられていましたが、岩田さんは、全責任を負う、マンデートだ、それを市場が信頼するからこそインフレ期待が上がるんだ、それについては現行の日銀法では不十分ということをおっしゃいましたが、これから中央銀行のトップ、副...全文を見る
○津村委員 二年間というのは、二年後の春、つまり、二〇一五年の春の消費者物価の上昇率二%ということを目標とされる、そして、最高の責任のとり方としては、職をかけるということでよろしいですね。
○津村委員 私は、失敗してほしいと思っているわけではありません。ぜひ、二年間で頑張っていただきたい。  しかし、任期は五年ございます。そうしますと、二年後に目標を達成した残り三年間、ここも大事な職責があるわけで、いわゆる出口戦略について、中央銀行のトップの方はしっかりとシナリオ...全文を見る
○津村委員 終わります。
○津村委員 民主党の津村啓介でございます。  中曽さんに幾つか御質問をいたします。  今回の人事案の中で、中曽副総裁候補、私は、非常に難しいお立場、非常に重要なお立場だと思っております。  と申しますのは、今盛んにレジームチェンジという言い方をされていますけれども、その考え...全文を見る
○津村委員 私が聞いたところでは、きのうの黒田さんのお考えとこれまでの日銀の考え方の一つの大きな違いは、デフレ脱却というのは、複数の主体がそれぞれ努力をしていかなければいけない、日銀だけで必ずしも一〇〇%できるものではないということだと思いますが、黒田さんあるいは岩田さんは、いや...全文を見る
○津村委員 終わります。
03月15日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○津村委員 民主党の津村啓介でございます。  本日は、天皇皇后両陛下の御公務の御負担軽減の問題、そして、中長期的な皇族の減少が懸念される中で、政府の対応について、菅官房長官、そして山本宮内庁次長にお出ましいただいております、御質問させていただきます。  まず、昨日、宮内庁にお...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  菅長官、これはちょっと関連でお聞きさせていただきたいんですけれども、今、公平性の原則ということを陛下が気にされている、大変ありがたいことですし、ごもっともなことだと思うんですが、これは宮内庁の側からすると、いろいろな省庁から来たものについて...全文を見る
○津村委員 先ほど次長の御答弁の中で、被災地の訪問に両陛下が既に十四回お出ましになって、一方、皇族方の皆さんを合わせますと四十七回というお話もありました。いろいろ資料をいただいているので、全て読み上げはしませんけれども、高円宮妃殿下も含めて多くの皇族の皆様が、両陛下あるいは皇太子...全文を見る
○津村委員 十月の論点整理では、女性宮家の創設と国家公務員化という二つの案がベースになって答申されていますけれども、今も男系の話にお話が及びましたが、旧皇族の復帰について、今後、有識者会議等で検討していくお考えはありますか。
○津村委員 これは、時間的な一定の制約がある問題だと思っております。  昨年一月の七日に、三笠宮寛仁親王家の彬子女王様はインタビューの中で、今三十二歳になられているんじゃないかと思いますが、お国の決定に任せるしかないが、決めるのであれば早く決めていただきたい、私自身落ちつかない...全文を見る
○津村委員 安倍内閣で検討に着手するということですか。
○津村委員 検討のされ方についてですけれども、安倍総理は、十二月三十一日付の新聞で、有識者会議を改めて立ち上げる、白紙から検討するというふうにお述べになっております。  有識者会議という形で議論されるというのがベースになるんでしょうか。
○津村委員 この件につきまして、陛下も、二〇〇九年の即位二十周年の際に、これは記者からの問いに答える形ですけれども、記者の方から、皇族方の数が非常に少なくなり、皇位の安定的継承が難しくなる可能性があるという質問に対して、皇位の継承という点で、皇室の現状については質問のとおりとされ...全文を見る
○津村委員 羽毛田前長官は、二〇〇八年だと思いますが、陛下が御健康を害されたときに、その原因の一つは皇統の安定に関する心労であるということまで踏み込んだお話をされています。  先ほどからの御答弁、少しペースが遅いといいますか、私は、中身について申し上げているわけじゃないんです。...全文を見る
○津村委員 両陛下は、昨年、これは大変異例のことでもありますし、恐れ多いことですけれども、将来のお代がわりを想定して、御喪儀の簡略化ということを当時の羽毛田前長官を通じて問題意識として示されておられます。  昨年の四月にその話が出ました。もう間もなく一年がたとうとしておりますが...全文を見る
○津村委員 このお代がわりに関連して、もう一点懸念される事態が、皇太子が不在になるということでございます。  現行の宮内庁法や関連法令では、こうした事態を想定していないわけでして、東宮職がなくなってしまうということ、それから、秋篠宮家の私的な支出については、これまでは皇族費です...全文を見る
○津村委員 法的手当てについて御検討される考えはありませんか。
○津村委員 ぜひ御検討いただきたいと思います。  もう一点長官に伺いますが、先ほどから、陛下の御負担という話が出ているわけですけれども、四月二十八日の主権回復式典、サンフランシスコ条約から六十一年というものですけれども、こちらは自民党の衆議院選挙マニフェストに今回初めて載ったも...全文を見る
○津村委員 私は、この件は非常にデリケートな、天皇皇后両陛下がこれまで大切にされてきたものを、選挙のマニフェストに掲げられ、そして、いわば政治利用のそしりを免れない、非常に問題だと思います。  議院内閣制ですので、政治と天皇家との距離のとり方というのは今後とも続くテーマだと思い...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  時間が参っておりますので、これで質問を終わりますが、長官、私は、これは党派性のあることを言っているつもりはありません。また、一定の立場から申し上げているつもりもありません。ぜひ、有識者会議を改めて立ち上げるなどして、この皇族の皆様が減少して...全文を見る
○津村委員 時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。
04月11日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○津村委員 民主党の津村啓介でございます。  私は、二十分、時間をいただいております。番号制度の話をさせていただこうと思います。  今、るる消費税やアベノミクスの話もございました。アベノミクスについては功罪さまざまな議論があるところですが、私自身は、一人の国民として、ぜひこの...全文を見る
○津村委員 今、費用の話をるる御紹介いただきました。私がいただいた資料でも、費用対効果として、今効果の数字を教えていただいていますけれども、これも新藤さんから伺いたいと思います。住基ネットの効果の面ですね。これは、住民サイドと行政サイドがあると思いますが、当初どう見積もられていて...全文を見る
○津村委員 いただいた資料によりますと、平成十年の、導入前の試算では、行政側の効果として、人件費削減等が年間百四十億、そして、システムの開発、ハードウエア経費等について百億円程度の節減、合わせて二百四十億円の節減を見込まれると。一方で、まさに今おっしゃった、住民側の機会費用の削減...全文を見る
○津村委員 いただいた数字、細かく出ておりまして、ある意味では非常に突っ込みどころが多い数字なんですけれども、しかしながら、こうした形で事前、事後に数字を示すという姿勢は、大変すばらしいと思います。PDCAをしっかり回して、よりいいものにつなげていこうという御努力ですから、これか...全文を見る
○津村委員 先ほどの住基ネットのケースを見ると、ランニングコストは初期投資の一〇%から一五%にはおさまらないと思うんですね。ぜひ総務省さんの数字をいただいて検証してみてください。  ちょっと時間が押してきましたので二つまとめて伺うんですけれども、一つは、先ほど総務省さんにも伺っ...全文を見る
○津村委員 効果の方の話が今抜けていませんでしたかね。
○津村委員 大臣、大臣としてもう一点だけお答えいただきたいんです、それを読むんじゃなくて。  さっきから申し上げているように、総務省さんは住基ネットのときに、数字の中身はいろいろ議論はあると思いますよ、しかし、国会に費用対効果の数字を出されているんです。そして、その後、十数年た...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  ちょっと時間が押してまいりましたので、この議論、まだまだ深めさせていただきたいと思いますし、それから内閣府さんに、幸福度指標について事前に通告をさせていただいておりますが、大変恐縮ですけれども、その質問はまた別の機会にさせてください。  ...全文を見る
○津村委員 はい、時間になりましたので、もう終わります。  裁判官弾劾制度は、憲法の六十四条に定められた、私たち国会議員の大事な仕事であります。これからも皆さんと議論をしていきたいと思います。  ありがとうございました。
05月16日第183回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○津村委員 民主党・無所属クラブの津村啓介でございます。  本日は二十分の時間をいただいておりますが、山本大臣、就任から大変、若い科学者の皆さんと車座のトークをされたりとか、毎週行われております大臣有識者会合、これは兼務が多くて御出席がなかなか大変だと思うんですけれども、非常に...全文を見る
○津村委員 その所管部署は幾つの建物に分散していますか。
○津村委員 近年、二〇〇一年の省庁再編以降、縦割りの是正ということが随分言われて、内閣府を中心に横串を刺していこう、各省横断的なテーマについては内閣官房と内閣府がしっかりとこれを見ていこうという流れが、自民党政権期、民主党政権期を通じて大きな流れとなっていまして、いわば政治主導の...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  大臣、これは、私たち民主党と自民党の対立的な問題では決してなくて、もちろん対立的な問題ということではないんですが、むしろ政治家と官僚の皆さんとの関係に大きくかかわることでありまして、もちろん志の高い官僚の方は多いわけですから、そこは協力的、...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。すばらしい御答弁と思います。  続きまして、これは立法府の話をさせていただきますが、この衆議院の科学技術・イノベーション委員会というのは、たしか二年前にできた比較的新しい委員会でございます。一期生の方も大勢いらっしゃいますので、ここで皆さんと共...全文を見る
○津村委員 そのとおりでございます。  本来、当時の与党でありました私たち民主党からすれば、委員会をたくさんつくるというのは、それだけ大臣の時間をとられてしまうので、面倒くさいことなわけですよね。親委員会であります内閣委員会の方は、こういう一般質疑、所信に対する一般質疑は大臣の...全文を見る
○津村委員 そうした中で、党派を超えて、継続性ということが科学技術は重要でございます。毎年のように単年度で物事の成果が出ない分野でございますので、ここはそういう中長期の視点というものを共有していきたいわけですが、二年前にできましたこの科学技術基本計画、先ほども議論されていましたけ...全文を見る
○津村委員 その次の二つほどの質問をちょっと飛ばしながら、私なりに総括をしたいと思います。  この基本計画、皆さんにもあえてお配りさせていただいたんですが、これの非常に新しいところは、PDCAサイクルという言葉を使って、今大変予算制約が厳しい中で、しかし、科学技術政策については...全文を見る
○津村委員 これは、科研費は確かに文科省かもしれませんが、これに類する競争的資金は各省にあるわけですから、そこに横串を刺されるのがまさに大臣のお仕事なので、文科省さんがやっていることについて言うこともさることながら、他省にちゃんとやれと言うことと、それから、その調整金というのは、...全文を見る
○津村委員 ごく短く一問だけ最後に聞かせてください。  リニアコライダーの誘致の機運が今大変盛り上がっております。これは文科省さんが大変熱心にされているんですが、学術界においては、これで、科学技術予算が、文科省主導でやることによって、そこにとられちゃうんじゃないか、その分しわ寄...全文を見る
○津村委員 済みません。ありがとうございました。
05月22日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○津村委員 民主党の津村啓介でございます。  本日は、皇室典範の改正問題、そして、合同庁舎八号館のレイアウトの問題も触れさせていただきたい、菅官房長官に御質問させていただきたいと思っておりますが、この後御到着ということですので、質問の順番を入れかえさせていただきまして、まず、安...全文を見る
○津村委員 今大臣は非常に重要なお話をされたんですが、今お触れになった法律というのは民主党政権下で成立した法律だと思いますけれども、これにコミットメントされるということですか。
○津村委員 幾つかのとおっしゃいましたけれども、仮にも法律でございますので、これから中長期試算あるいは骨太方針の中で違う数字の目標を出される場合には、そこは整合性が問われると思います。そういう意味では、仮に違う数字を数値目標とする場合には、今の法律については改正するということでよ...全文を見る
○津村委員 それはちょっと私は解せないところがございます。政府の法律で、別の指標も見るよ、それも総合的に勘案するということならわかります。しかし、同じ名目GDPあるいは実質GDPについて、全く違う数字が出てくるというのは、それは非常に、マーケットに対しても、あるいは事務方に対して...全文を見る
○津村委員 先ほどもう一つ大臣は重要なことをおっしゃいました。これから中長期試算をしていく中で、私がさっき問いました三つの、つまり名目GDP、実質GDP、そして物価指数については、何らかのものは当然なければ試算ができないというふうにおっしゃいました。それはもちろんそうなんですが、...全文を見る
○津村委員 では、少し中身の話に入りますが、自民党さんは、名目GDPについては三%以上を目指すということを、これは党の方だと思いますけれども、おっしゃっていますね。一方で、日銀との間では、これは日銀の目標であって政府の目標でないとおっしゃるのならば別ですけれども、CPI、消費者物...全文を見る
○津村委員 六月に何らかのものが出てくるわけですから、今、具体的な数字をお示しになれないのは私も理解しますので、考え方の整理だけ議論させていただいたんですけれども、非常に問題はややこしいです。  我々が今まで、実際、法律にまで載った形で、名目三%、実質二%ということを法律的にコ...全文を見る
○津村委員 では、どういう状態が生じたときにデフレが脱却できたと御判断されるんですか。
○津村委員 ぜひ、一言ではなくて、もう少し精緻な議論をしていただきたいと思います。  これまでも、国会の御答弁では、私たちのときもそうでしたし、自民党政権下でも、デフレの定義というのはもう少し精緻な議論をしてきたわけであります。  恐らく、三つ四つの基準といいますか、判断材料...全文を見る
○津村委員 これは非常にマーケットへの影響も大きいやりとりでありまして、デフレの定義というものを曖昧な状態でデフレ脱却を目指すというふうに、このアベノミクスのいわば中心的な存在であられる甘利大臣がおっしゃられるのは、非常にこれはよくないと思うんですよ。  少なくとも、BISだと...全文を見る
○津村委員 おっしゃるとおりで、一字一句、何か法律の解釈のような、裁判のようなことをやっているわけではないわけですし、私たちは学者ではありませんから、政策判断をどうするかということ、政策判断の透明性という議論をしているのであって、学術的なデフレの定義とは必ずしも一致しなくてもいい...全文を見る
○津村委員 私は、甘利大臣の答弁を見ないでお答えになられる姿勢は大変すばらしいと思っていまして、御自分の言葉でそうやってこういう緻密なといいますか、多少専門性のある議論をされるというのは本当にすばらしいと思いますし、私もそういう政治家でありたいと思いますが、ただ、この議論は、そう...全文を見る
○津村委員 役所の答弁が非常に後退したというのがよくわかりました。これまでの政府の答弁、あるいは経済財政白書とも随分違う表現でありますので、この問題はこれからも改めて繰り返し取り上げていきたいと思います。  次の議論とも深くかかわりますので、ここから先は西村副大臣に基本的には御...全文を見る
○津村委員 今、修士と博士を両方ともまとめておっしゃいましたけれども、多分、PhDの数はその中で大分少ないと思いますが、これは欧米では、さっき百二十人とか二百人という数字を話させていただきましたけれども、出向者とかいうことではなくて、それを専門にPhDを持っている方がかなりの数い...全文を見る
○津村委員 それでは、少し技術的なことを、まとめて二つお聞きしたいと思います。  先ほど申し上げましたように、二〇〇八年の新しい基準というのがあるわけですけれども、こちらに研究開発投資をカウントできることになっております。それによって日本のGDPは三%程度かさ上げされるだろう。...全文を見る
○津村委員 ここは実額をお答えいただけると聞いているんですけれども、お願いします。
○津村委員 時間が押しております。  きょうは、統計委員会の樋口委員長にお越しをいただいております。  統計委員会というのは、皆さん、釈迦に説法でございますが、新たな統計法のもとで、各省庁にまたがる統計を、横串を刺して、ある意味では、先ほど申し上げたようなスクラップ・アンド・...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  統計委員会は五年間の基本計画というものに沿ってこれはされておりまして、ことしが最終年度でございます。そういう意味で、課題がかなりはっきりと見えてきた状態だと思いますし、この間、継続的に御努力されてきた樋口委員長は、今の御答弁でもあらわれてい...全文を見る
○津村委員 はい。  これからも取り上げていきますので、もうこれ以上お聞きしませんけれども、本当にこれは日本の国の根幹にかかわることですので、ぜひ与野党を超えて皆さんに共有していただきたいと思います。  最後に、私、西村さんにおわびをしたいんですが、きょうは日銀の金融政策決定...全文を見る
06月05日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○津村委員 おはようございます。民主党の津村啓介と申します。  本日は、道路交通法の改正案ということで、主に、参議院で余り議論になりませんでしたラウンドアバウトについて後ほどお伺いしたいと思っておりますし、四十五分間のお時間をいただいておりますので、その議論に先立ちまして、昨年...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  ドライバーの方々から見れば、あるいは一般市民、一般国民として聞いても、一々ごもっともなと思うんですけれども、一方で、現場の取り締まりをされている方からすれば、そういうモチベーションにちゃんとなるように仕組みがなっていれば、それはそうだという...全文を見る
○津村委員 いきなりの質問なのに何も見ずにお答えになって、現場のこともお詳しいんだなと思いながら拝聴したんですけれども、私が伺ったのは、集めた反則金をどう使うかということを伺ったわけではありませんし、バックマージンというのは私は余り聞いたことがありませんでしたので、そういう趣旨で...全文を見る
○津村委員 逆に言うと、評価しなくていいんですか。随分今はっきりと威勢よくお答えになりましたが、これも大事な仕事ではあると思うんですよ。評価はしていないんですか。
○津村委員 昨日、岐阜五区の御自身の選挙区の道路を例に挙げてお話しになったということなんですけれども、そこは何という地名のところですか。
○津村委員 最初にも申し上げましたように、私は、古屋大臣の今回の御発言がそのまますぐ問題発言だということを言っているつもりはないんです。非常に重要な問題提起と思いますし、前日に全国の署長会議ですか、そういうものの議論を踏まえておっしゃっているわけですから、非常に中身のあることをお...全文を見る
○津村委員 大臣のおっしゃることは一々ごもっともなんですが、大臣、私たちは評論家ではありませんので、よくないよねと言っているだけじゃだめで、現にきょうも、暑い中、取り締まりをされている警察官の方もいらっしゃるわけで、そういう方々からすると、何を言ってくれるんだという部分も正直ある...全文を見る
○津村委員 逆に、直線で、その二十キロ超過というのは例えば五十キロを七十キロで走ったりということだと思うんですけれども、この速度規制の方を見直すというお考えはありませんか。
○津村委員 きょうは友好的な質問をしようと思っているんですが、ちょっとお言葉を返すんですけれども、若干きのうの御発言は軽々におっしゃったと思うんですよ、今、軽々には言えないとおっしゃったけれども。二十キロ超過のものを取り締まりするのは疑問だというのは、あなたの部下のことを否定して...全文を見る
○津村委員 道交法の話もしたいので、この辺にしておこうと思うんですが、最後に、ここは大事なところなので確認したいんですが、これは個別具体じゃないですよ、非常に大きな一般論としてお聞きするんですけれども、さっき一切ノルマはないとおっしゃったのは、やはりちょっと修正された方がいいと思...全文を見る
○津村委員 わかりました。またこれは、今回問題提起をされたことでもありますし、しかし、どこかで現実に落としていかなきゃいけませんので、引き続き、私なりほかの皆さんで議論していただければと思います。  それでは、幾つか御質問していきたいんですが、もともとは、冒頭申し上げたように不...全文を見る
○津村委員 具体的な数字も挙げていただきまして、ありがとうございます。  最初にちょっと意地悪な質問をしたものですから、ちょっと警戒されているかもしれませんけれども、大臣が参議院でラウンドアバウトについて、山谷さんですかね、御質問になられたところで、今回この法律改正によりラウン...全文を見る
○津村委員 今皆さんお聞きになられたとおり、全事故ベース、つまり物損も含めてということだと思いますが、これが大体三割、四割。そして、速度が非常に落ちますので、環状交差点ですからゆっくり走らなきゃいけないので、仮に接触をしても人身事故というところまで至らない。その結果、六割、七割の...全文を見る
○津村委員 軽井沢の方の社会実験は、実は、国交省さんの道路局さんが主体的にされていると聞いております。まだ始まったばかりだとは思いますが、二点伺わせてください。  ラウンドアバウトを整備するのにどのぐらいのお金がかかったのか、そのコストですね。そしてもう一つは、既に半年余りたっ...全文を見る
○津村委員 一つお答えいただきたかったのは、ハード面で整備にどれぐらいお金がかかったのか。今のお話ですと、一千万円、そのうち道路標示が百万円というお話でした。私が不勉強で申しわけないんですが、もともとここは環状だったのですか、それを十一月から社会実験をソフト面で始めたということな...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  私の想像をはるかに下回る費用で、私は、角っことかつくったりして、何億というお金がかかったのかなと勝手に想像していたんですが、一千万円で今おっしゃったような大きな効果が得られた。特に、単純に考えても皆さんおわかりだと思うんですけれども、六差路...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  今回、道路交通法ですので、最初は警察庁さんにお話を伺っているうちに、警察庁としては、さっきの大臣答弁にもありますように、推進をしたいということでお話がかなりはっきりあったんですが、どうしても、それはハード面の支出といいますか、伴っていくもの...全文を見る
○津村委員 どうもありがとうございます。  これからもフォローしていきたいと思いますが、これは党派性のあるテーマじゃありませんので、ぜひ力を合わせて前に進めていければ、そのことによって交通事故で亡くなる方が少しでも減っていけばいいのかなというふうに思っております。  それでは...全文を見る
○津村委員 この数年、民主党政権期というわけではありませんが、検視官の数は随分ふえまして、その結果、臨場率そして解剖率も上昇してきているわけです。  そういう意味では目標に向かって前進をしているわけですが、死体の取扱件数は、独居老人の方の孤独死がふえていることもあって、もともと...全文を見る
○津村委員 審議会とか推進会議とかいうものは、政治家がしっかりと決意を持って何かするときに、データといいますか、ちゃんと礎を持ってやるためにあるわけであって、会議に使われる立場じゃありませんから、そこは本末転倒されずに、ちゃんと根拠のある数字を出せというふうに政務官がおっしゃれば...全文を見る
○津村委員 時間が参りましたので、暴対の話と不正アクセスの話は別の機会に回しますが、今、解剖率の話もありましたし、あと暴対の方も、私から少し先取りして言いますと、昨年の改正暴対法の結果、九州北部における対立抗争事案であるとか、あるいは事業者襲撃事件というのは、対立抗争についてはこ...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第6号
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○津村委員 きょうが恐らく、科技特の実質的な審議は今国会最後の日になるんだと思います。  そこで、委員長と与党の議員の皆さんに一言だけお話ししたいんですけれども、先ほど白石先生は大変重要なことをおっしゃいました。安倍政権は、野党の私が言うのもなんですが、科学技術政策、非常にすば...全文を見る
11月15日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○津村委員 民主党の津村啓介と申します。大臣、どうぞよろしくお願いいたします。  この国家戦略特区法案、アベノミクスの柱とされているものですけれども、条文の修正を含めまして後ほどるる御提案等ございますが、日本経済再生のために必ず成功させていただきたいと思います。  ここまでの...全文を見る
○津村委員 これまでのワーキンググループでの議論を、議事要旨、公開されているものを拝見させていただいておるんですが、第一回の会合で、副大臣は、これは五月十日の午後五時からの会合ですけれども、「地方に手を挙げてもらってたくさんいろいろなものをつくるというよりは、国としてもこういうこ...全文を見る
○津村委員 今大臣は、自治体からも提案をいただきというふうにおっしゃられましたけれども、私の見る限り、今回の十六項目は全て地方自治体またはNPOからの提案で、提案されたものを幾つか選んだというだけで、国の方から、これをやってみてはどうかということはなかったように思うんですが、いか...全文を見る
○津村委員 同じワーキンググループ第一回の会合で、これは八田座長の御発言なんですけれども、「東京とか大阪の国際戦略総合特区についてでさえ、いかんせん地元から出てきた提案内容には規制改革の大玉が含まれていなかった。」これはワーキンググループですから、まだ募集の前ですけれども、かつて...全文を見る
○津村委員 確かに、総合特区四十八カ所といいますと、日本に四十七都道府県あるわけですから、かなり全国津々浦々、いろいろな意味でバランスよくこれまでお取り組みをされてきたんだと思いますし、ある意味一巡して、ここからは少し選択と集中を強めて国家戦略特区の方をひとつ頑張ろうということは...全文を見る
○津村委員 水曜日の前回の質疑で、我が党の後藤祐一議員から非常に重要な指摘があったと思います。  三十七条に関連していたと思いますが、総合特区法の改正の修正のときですね、前国会のときの修正協議のことを引き合いに出しながら、従来の特区制度において認められる規制の特例措置については...全文を見る
○津村委員 規制改革ということで緩和の話が先行するわけですけれども、第三回のワーキンググループで坂村委員から、場合によっては規制を強化することも有効な場合があるということで、例えば、都市部において、アメリカなどは、住居をつくらなかったらそのビルを建設できないということをやって、ま...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。  それでは、ここから少し、PDCAといいますか、政策効果をどうはかっていくのかという話をしていきたいと思います。  私の理解しているところでは、アベノミクスというのは、デフレ脱却をして日本経済を再生していくという中で、第一の矢、第二の矢、金...全文を見る
○津村委員 今、最後に大臣がお触れになった、総合特区には数値目標がある、そしてそれを一年後に検証していく、したということが非常に重要なんです。それでいいと思います。  ただ、総合特区に比べて、国家戦略特区はよりGDPをターゲットにしている要素が強いわけですから、ここは、需要創出...全文を見る
○津村委員 私も、私自身が一つ一つ十六項目を計算できる能力はございませんけれども、しかしながら、ざっとこれを拝見して、一年二年で上がる需要創出効果、数千億規模であれば御の字ですし、場合によってはなかなかそこまでもいかないのかなと。これは印象ですけれども。  先ほど申し上げたGD...全文を見る
○津村委員 大臣の御答弁は一々ごもっともです。  ただ、期間のことを最後におっしゃられました。PDCAということ、あるいは政治家の責任もそうかもしれませんが、期間が一致したものでないと。  例えば、私、このKPIというのは立派なことだと思うんですけれども、これはちょっと途中が...全文を見る
○津村委員 よくわかる御答弁でございます。  次の質問をさせていただきたいと思います。  これから法案が成立していくということかもしれませんが、今回、報道によれば、これまでいろいろな規制改革玉の議論があった中で、安倍総理が、ある場面で強いリーダーシップを発揮されて、諮問会議を...全文を見る
○津村委員 いや、委員長、待ってください。  川本さんの登録については、御発言がないことを前提に認めさせていただきましたので、手を挙げることも控えてください。
○津村委員 非常に重要な部分ですので、ぜひしっかりやってください。  それで、その事務局をどこが担当していくのか、その規模、所在地についてお伺いしたいと思います。
○津村委員 今汗をかいていらっしゃる事務局の皆さんは、永田町の合同庁舎にいらっしゃるんだと思います。町村会館の隣ですね。  今、一方で、新中央合同庁舎というものを、八号館、すぐそこに、本府の隣に建設しているわけですけれども、そちらに移るお考えはありますか。
○津村委員 私の記憶では、一年半前、まだ私たちが与党だった時代に、既に大体の、A案、B案というようなものはできておりましたし、そういった、これから、このロジというものはお仕事をされる上で非常に重要なという話をさせていただくんですけれども、大臣が御存じないということは本当に驚きなん...全文を見る
○津村委員 西村副大臣にお伺いしたいと思います。  この八号館のレイアウトについては、今どういう検討状況になっていますか。
○津村委員 いつレイアウトが決まりますか。
○津村委員 皆さん、私がお配りした資料の中に、こういう内閣府のホームページのコピーがございます。これは内閣府の所在地情報というものでございます。  ぜひごらんいただきたいと思うんですが、西村副大臣、私、本当に西村副大臣に党派を超えてここは応援させていただきたい部分なんですけれど...全文を見る
○津村委員 途中で入れかえたりなんかなかなかできないわけですから、非常に重要な場面で、しかも、副大臣、内閣府で唯一、今回再任をされて、非常に期待をされている西村副大臣でいらっしゃるので、私、こういう場で言うのはいいかどうかわかりませんけれども、将来必ず総理大臣になられる方だと思っ...全文を見る
○津村委員 では、今後の意気込みを伺います。
○津村委員 ありがとうございます。とても誠実な御答弁をいただいたと思うんです。  本府と八号館は隣接しておりますし、まさに総理官邸の目の前に位置しているということが、その意味合いをまさに映していると思うんですよね。ですから、これから長い目線で、その耐震のことも含めて計画を立てて...全文を見る
○津村委員 委員の皆さん、私がお配りした配付資料の最後に、一枚、こういう人事の紙が入っております。これは担務表と申しまして、どの大臣とどの副大臣とどの政務官が何を所掌しているかというものの、内閣府と内閣官房のものでございます。  いろいろな仕事があるからこうなってしまうのは仕方...全文を見る
○津村委員 私たちのころは、政務三役会議というのを毎週やるようにしていました。ただ、だんだんそれができなくなって、それが政治主導の後退につながったわけですけれども、大臣、副大臣、政務官と三人がそれぞれのラインで集まられる機会というのは、どのぐらいの頻度であるんですか。
○津村委員 副大臣、さっきのに続いて、もう一つ、これはよく考えていただきたいんです。やはり政務三役が、大臣、副大臣、政務官が、私たちは気負っていた時期には事務方を入れなかったりとか随分やりましたけれども、それは入っていただいてもいいんだと思うんですが、お三方がどっちの方向を向いて...全文を見る
○津村委員 ありがとうございます。丁寧にお答えいただきました。  政務官とか副大臣が大臣と余り会わなくなるとどういうことが起きるかというと、たくさん急ぎの案件があります。そうすると、仕事を早く進めたい官僚の皆さんは、政務官、副大臣を飛ばして、大臣とお話をするわけです。実際、そう...全文を見る
○津村委員 新藤大臣、西村副大臣、そして樋口先生、丁寧な御答弁、ありがとうございました。  終わります。
11月21日第185回国会 衆議院 本会議 第12号
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○津村啓介君 民主党の津村啓介です。  まず、冒頭、昨日最高裁判所大法廷で示された、二〇一二年衆議院選挙を違憲状態とする判決につきまして、同僚議員の皆様とともに、これを真摯に受けとめ、一日も早く、与野党がともに歩み寄り、日本国憲法に基づく司法府の判断に立法府として応えていくこと...全文を見る
11月28日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○津村委員 民主党の津村啓介でございます。  本日は、四人の見識ある参考人の皆様にこうした質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  公務員制度改革、もうこの十数年、何度も話題になってきたテーマでございますけれども、この公務員制度改革が、どういう出発点から議...全文を見る
○津村委員 引き続き今後の課題だ、よく注視しておくべきだということかと思います。  もう一つ伺いたいと思いますが、実は、昨日までのこの委員会での議論で、必ずしもごらんになっていないと思うんですけれども、内閣人事局長を政治家がやるべきか、それとも事務方の副長官がやるべきかという議...全文を見る
○津村委員 時間の制約がございます。残念ですが、次のテーマに移らさせていただきます。  自律的な労使関係の確立というテーマでございますが、これもこれまでの議論から、残念ながら大きく後退をしている部分の一つかなと思っております。  平成十九年、今から六年前ですから、二〇〇七年の...全文を見る
○津村委員 公務員の労働基本権の現行の制約については、昭和四十八年の全農林警職法事件の最高裁判決におきまして、代償措置を設けていることが労働基本権制約を合憲とする論拠だ、そういう議論が示されております。  島田参考人は、この代償措置論ですか、これをどう評価されているのか、そして...全文を見る
○津村委員 官民交流の議論もございます。  二〇〇九年、民主党政権が成立したときに、政治主導ということで、例えば、私は国家戦略室におりましたけれども、いろいろな、民間の人材にも大変お世話になって政策実現に努めたわけですが、残念ながらまだまだ若手の官民交流、シニアの方の官民交流と...全文を見る