寺田学

てらたまなぶ

比例代表(東北)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

寺田学の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第164回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○寺田(学)委員 竹中大臣、初めまして。民主党の寺田学と申します。  きょうは、福田委員が前の知事さんで、僕が知事の息子で、午後に元町長という、ちょっと色物の質問が続くかもしれませんが、よろしくおつき合いください。  大臣に御質問する前に、大臣の著書をいろいろと物色しまして、...全文を見る
○寺田(学)委員 両方だと思うんです。僕自身としては、哲学、理念にのっとった価値判断、政治判断というのもしていってほしいなと思っております。  分権の議論をいろいろ勉強したりしているんですけれども、やはりもう効率化を進めていくということでの仕事には限界があって、まさしく価値判断...全文を見る
○寺田(学)委員 どちらも大事だ、これもそういうことだと思います。  ですが、ちょっと一個だけ、実例というか、一つの具体例を挙げて御所見を伺いたいんですが、どこの自治体であるかということはちょっと伏せるんですけれども、ある小さな自治体がありました。そこで、ちょっと正確ではないの...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣が御答弁されている間に、それは相談すればいいじゃないかとか、それは仕方がないとか、いろいろな御発言が後ろの方からありまして、そういうようなことでは済まされなくて、もっと丹念に物事を考えて、効率化に軸足を置くのではなくて、住民自治、住民のニーズに合わせる方に、...全文を見る
○寺田(学)委員 教員の採用に関して言うと、僕の住んでいるところも、秋田県で百十万、二十万で、秋田市という中核市が三十数万です。そこで教員採用をすべて秋田市だけで回してしまえば、それ以外のところというのは非常に回りにくい実態があるということは、現実として聞いています。そういう意味...全文を見る
○寺田(学)委員 先ほど、財源保障のことについて、機能についてもお話しされて、今答弁された中で、水平調整は、客体の財政力の多寡というか、強い弱いがあるので、そこを平たくしましょうという財政調整的なことは必要であるというお話をされたんだと思います。  けれども、実態として、何か事...全文を見る
○寺田(学)委員 当然ながら、地方自治体が何かをするためには財源が必要であることは確かだと思います、物事をやるにはすべからく必要だと思うんです。それを国側が交付税という形、スキームでやるのか、さまざまな形でやるのか。国側が地方のやるさまざまなサービスに対してしっかりと財源的な保障...全文を見る
○寺田(学)委員 今の御答弁をお伺いしていると、幅広く議論する中に、やはり財源保障機能、国側が何かしら地方の自治体のサービスに対して財源を保障してあげるということを、なくすことも含めて幅広く検討されたいとおっしゃられているんですか。
○寺田(学)委員 自分で稼いだもので、自分で稼いだという言い方は汚いんですけれども、地方自治体が独自に徴収した財源によってすべての自治体サービスを行っていくという形もあり得るということだと思うんですね。私もそう思うんです。それこそ、大臣が常々言われている自由と責任のうちの自由の部...全文を見る
○寺田(学)委員 非常に難しいお話をされたような気がしてならないんですけれども、自由と責任という大臣自身が提案されている一つの概念において、地方にちゃんと責任を持たせるためにはそれに見合った自由がなきゃいけませんねということだと思うんです。多元的にどうこうとかオープンソースがどう...全文を見る
○寺田(学)委員 この間の協議の場で、小泉総理自身が地方の皆さんと、補助金の削減案をまとめてくださいよ、それは十分にしんしゃくしますというお話をされて、地方に投げられて、けんけんがくがくやりながらまとめて、上がってきたものが、本当にその協議の場において、含めてですけれども、実際の...全文を見る
○寺田(学)委員 民間と自治体の違いは何かというお話を冒頭私がさせていただいて、認定が簡単であるとか、破綻ということに関して、その局面においての違いというものをおっしゃられたんだと思います。  では、大臣御自身が考えられているその違いというものが、これから策定されるであろう通称...全文を見る
○寺田(学)委員 現状においても、破綻法制とは言えないんでしょうけれども、財政再建のスキームというのは、ある意味、法制度がありますよね。それは、破綻する前に一定程度パーセンテージであらわして、都道府県であれば何パー、市町村であれば何パーとか、ある種計算式によって出てきた数字を超え...全文を見る
○寺田(学)委員 破綻状態にならないように予防しようという発想というものが大事であるとおっしゃられて、今、資金調達的な面からの予防、ウオーニングというのも大事であるという話がありました。  そもそも住民自治という基本原則に立ち返ると、そういうような予防の忠告をするというプロセス...全文を見る
○寺田(学)委員 住民が自分の住んでいる自治体の財政状態に対して余り興味を払わないというのは、うちのおやじの選挙とかを見ていると、ああそうだなと。多分、ここは首長経験者の方々がいらっしゃると思うので、そういうことに関しても、財政を立て直すということよりも、どういうサービスがあるの...全文を見る
○寺田(学)委員 この新しいスキームを破綻と呼ぶかどうかに関して言うと、それはマスコミが勝手に呼んでいるんでしょうけれども、大臣が先ほど言われたとおり、いや、余り財政状態が悪いとこうなっちゃうんですよ、いわゆるセンセーショナルな言葉で破綻になるんですよということを言った方が、目的...全文を見る
○寺田(学)委員 単刀直入にお伺いしますけれども、今の地方の選挙制度及び選挙環境というものが十分であると考えられるでしょうか、考えられていないでしょうか。いかがでしょうか。
○寺田(学)委員 大臣も大学の教授から参議院議員になられて、かつ自民党に入られているので、ある種、もう各党及び各議員の先生方のという中の一員であると思うんですね。一個人としてどう思うかということを聞くと、予算委員会の大島委員長とかを見ていると、大臣に対してそんな質問は無理ですとい...全文を見る
○寺田(学)委員 もう時間になりましたけれども、最後の、減少したお役人さんをどうするかということをお役人さんが書かれた答弁を見ながら言うと、非常に政治主導的なイメージがありませんので、そういう部分は御自身でお話しされた方がいいと思います。  ありがとうございました。終わります。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○寺田(学)分科員 民主党の寺田と申します。  大臣におかれましては、先日の地方分権に引き続き、きょうは公選法のことについて少し議論させていただきたいと思います。  質問をする前に、数々いろいろ質問して思うんですが、質問の種類ですけれども、二つぐらいの種類があると思います。一...全文を見る
○寺田(学)分科員 重要なことであると。そしてまた、この制度、手話、字幕をつける等、政見放送に関しては各党各派でというのは、議員立法でやってくれという部分にかかっているのかなと思います。その部分に関しては、後段でちょっと議論させていただきたいんです。  まず、その前に、今の現状...全文を見る
○寺田(学)分科員 全く質問した趣旨に答えていただいていなくて、結論から言うと、任せていいということでよろしいんですね。  こういう問題に関して、政見放送という制度をつくりながら、すべからく、その中には、聴覚に障害を持たれている方にもしっかりと制度として情報を伝えるという使命が...全文を見る
○寺田(学)分科員 久保部長の方がさきの御答弁の中でさまざまなことに触れられておりましたので、僕も質問を進めるんですが、きのうの質問取りの段階で、この間の衆院選挙において政見放送をさまざまつくられたんだと思いますが、その中で手話と字幕が両方あった政見放送の割合はどれぐらいですかと...全文を見る
○寺田(学)分科員 してください。いいですね。御答弁だけ。
○寺田(学)分科員 簡単に決定できないお立場なのかどうかわかりませんけれども、別に、片方で手話のアンケートと字幕のアンケートをとられているのであれば、そこにもう一個足せばいいだけの話ですから、やってください。  それで、先ほど答弁の中に、持ち込み形式と局撮り形式のことまで言及さ...全文を見る
○寺田(学)分科員 大臣にお伺いします。  いかがですか。衆院の小選挙区だけ、今御答弁された内容で決められた部分はあるんですが、他に認めない理由というのはないと思うんです。かつ、局撮りでも持ち込みでも可というのであれば、出られる候補者がその方の能力に応じて選べばいい話なので、認...全文を見る
○寺田(学)分科員 前回、持ち込みを許したときは閣法でやられているんですよ。それを今さら、この手のことに関しては各党各派、端的に言えば議員立法にゆだねるというのはちょっとおかしいと思うんです。  僕自身、最初に申し上げたとおり、がんがんがんがんやり合いたいわけじゃなくて、どう考...全文を見る
○寺田(学)分科員 それが偏在なんですか。御答弁ください。
○寺田(学)分科員 今、偏在の理由として、数字を挙げて、今こういうような状態だから偏在であると言われたのであれば、逆に、どのような数字になったら偏在が解消されたと考えられるんですか。御答弁ください。
○寺田(学)分科員 手話そして字幕をつけるということをどのように達成していくか。義務化するとか、参院の比例でしたか、そのときのように自治省内の公示という形で認めるのか、さまざまあると思いますが、まず一点として、持ち込みを認めない建設的な理由というものが、知事選であるとか、参院の他...全文を見る
○寺田(学)分科員 時間になりましたからあれですけれども、そういうときだけ一政治家にならないで、大臣になってやってくださいよ。  そういう意味で、この持ち込みに関して言うと、出していただければ、それこそ各党各派でやりますよ。事務局ベースでありますが、どの党も反対はしていません。...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。よろしくお願いいたします。  私、民間企業の出身でありまして、三菱商事というところにおったんですが、その同僚及び先輩にNHKのことを伺うと、非常に評判がいいです。NHKの民営化なんてけしからぬぞというぐらいのことまで言われる方がおるぐ...全文を見る
○寺田(学)委員 では、ちょっと確認のために聞きますけれども、英語放送を付されているという理由、目的は、海外に住まわれている日本人以外の方にお見せをするために英語及び、今違う言語のことも言われましたけれども、そういう言語を付されているということですか、よろしいですか。
○寺田(学)委員 それでは、そのような外国に住まわれている外国人の方は、私たちはNHKを公共放送として受信料を払って支えているんですが、その外国の方も公共放送のサービスを受けるべき、NHKの公共サービスを受けるべき対象の方だと思われているということでよろしいんですか。
○寺田(学)委員 日枝会長にお伺いしたいんですが、NHKは私たちの受信料で支えられているんですが、海外にいる邦人だけではなく、海外に住まわれている外国の方までも、やはりその財源をもとに公共サービスをして日本のことを知らせるということが必要なんだ、いわば公共サービスを提供すべきなん...全文を見る
○寺田(学)委員 一応、日本に住んでいて、公共サービス、NHKに限らず、消防であるとか警察であるとか、もちろんこのような国会も含めて、税金で払って、その負担者がそのサービスを受けるということが大原則だと思っております。  そういう意味でいうと、橋本会長にお伺いしたいんですが、海...全文を見る
○寺田(学)委員 今話題になっているのが、海外においての国際放送を強化するために広告収入を得てやっていこうという考え方が一つ浮上してきて、それに対してさまざまな方が御意見を述べられていると思うんです。そこも端的に橋本会長にお伺いしたいんですが、広告収入を得てまで財源を強化して現状...全文を見る
○寺田(学)委員 これも端的にお伺いしますが、今NHKがやっている国際放送の業務というのは現状ではまだ足りないと思われているのか、それとも、いや、もっと拡大すべきだと。財源の問題は問いません。業務の範囲及びNHKの使命として、現状でいいのか、それとももっと広げるべきだと思われてい...全文を見る
○寺田(学)委員 では、今お話を伺ったところを簡単に整理すると、現状のままでいい、現状の方向性、英語化率をより拡充していくという、その部分で、NHKとしての国際放送、現状での目的としてはその程度でいいと思われているということですね。
○寺田(学)委員 それでは、現状の今の国際放送のNHKで考えられている内容の中を充実させていくためには、財源としては新たなものを考えるんじゃなく、その中でスクラップ・アンド・ビルドをして充当していきたい、新たな目的が設定されたとしたら、そのときはもちろん他の財源ということを考慮さ...全文を見る
○寺田(学)委員 本当におっしゃられるとおりで、海外、国際放送を提供する相手、その対象の方、及びそれにどのようなものをNHKとして提供すべきなのかというところが決まって初めて財源の話が出てくると思うんですね。  会長自身は今のような広告論議が活性化してくることを望まれていないの...全文を見る
○寺田(学)委員 十五分しかないので、もう終わってしまったので質問ができないんですが、NHKのことに関しては、私自身、非常に大事な機関だと思っています。ですので、役割の明確化というものを、この国際放送しかり。あとは、私が質問したかったのは、番組の二次利用に関してもいろいろ質問があ...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○寺田(学)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対し、承認の立場により討論を行います。  NHKの一連の不祥事による受信料の支払い拒否件数は加速度的にふえ、十七年十月、十一月期には百二十八万件...全文を見る
○寺田(学)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案)   日本放送協会...全文を見る
04月20日第164回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。よろしくお願いします。  公明党の富田先生が与党の先生とは思えないぐらい厳しい御指摘をされて、それに負けないぐらい私自身も、住基カードについて、そしてまた電子政府、また政府の方では世界最先端のIT国家を本年度中に目標達成したいということ...全文を見る
○寺田(学)委員 当初予定していた枚数に関してちょっと通告していませんでしたので、申しわけないんですけれども、では、これは確実にわかると思うんですが、局長自身、住基カードを持たれているでしょうか。
○寺田(学)委員 省内においても、やはり住基カードは、先ほど言われたとおり、いろいろな誤解やらまだ認識不足があるとはいいつつも、大事な、普及させていくべきだということでしょうから、省庁内でも働きかけ等々されているんですか。
○寺田(学)委員 冗談で言うよりも、やはり実際持ってみてどうなのかというところから解決策は生まれてくると思いますので、そこら辺は徹底されたらいかがでしょうか。  竹中大臣もこちらを見られてにやにやされているんですけれども、お伺いしたいんですけれども、大臣自身、お持ちになられてい...全文を見る
○寺田(学)委員 日本国じゅうの方が大臣ぐらい行政に対して善意の気持ちを持って、先見性を非常に信じて住民生活を送られていると、恐らく大臣のような方々が働きかけて広まっていくんでしょうけれども、現実として、率直に御家族の方が言われた、持っていて何になるのというところが一番のふえない...全文を見る
○寺田(学)委員 よく理解できました。  利用率というものを一つの目標に掲げているということは、利用できる人間の、その分母がいかようにでも、それは自由に裁量があるわけですから、そういう意味で、国民全体がこの電子政府及びe—Japanのおかげで非常に簡便な行政になって便利になった...全文を見る
○寺田(学)委員 縦割りの弊害を乗り越えて、横の連携で頑張っていただきたいというふうに思います。  そういう意味で、ここもプラン・ドゥー・シーというか、そういう部分で検証したいんですが、最先端のIT国家を目指すと。そもそもその最先端というのは、インフラ的なものがそろって、安い価...全文を見る
○寺田(学)委員 今御答弁いただいた後段のあたりにリテラシーの話が出ていたと思うんですが、もう一回お伺いしますが、その最先端と認識する中にリテラシー部分も入っていて、それの達成度はどのようになっているのかということをお伺いしたいと思います。
○寺田(学)委員 私がお伺いしたいのは、その最先端というものの中に、設備的なものではなくて、リテラシーなところも最先端の中に入っているのかどうか、そのイエス、ノーと、もし入っているんだとしたら、それの達成度はどれぐらいなのか、入っていないんだとしたらなぜ入れないのか、お答えいただ...全文を見る
○寺田(学)委員 設備的なものはかなりこの数年間で劇的によくなってきたなと。もともとITに関してはそれなりに利用していた僕らのような世代にとってみると非常にいいんですが、うちのお父ちゃん、お母ちゃん、じじばばに対して見ると、設備があってもやれないんだというところがありまして、そう...全文を見る
○寺田(学)委員 ちょうどきょう、衆院で行革の方も一つの区切りを終えまして、この電子政府ということも、さっきから述べているとおり、ある種行革の一環であるとは思っています。  そういうことを含めていうと、具体的に、目指すべき電子政府像、目標とする像があると思うんですけれども、その...全文を見る
○寺田(学)委員 そもそもそのe—Japanの計画外のところの最適化計画として立てられているという理解でよろしいんですか。
○寺田(学)委員 時間ももうほぼなくなってしまいましたので、最後に大臣の方に、総括的な意味を込めて、住基カードという一つのツールのことから始まり、全体的に電子政府をつくるということに関して、余り空想的なことだけじゃなくて、実態的な部分をかなり検証して実効的な施策を打っていただきた...全文を見る
○寺田(学)委員 終わります。
04月21日第164回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  大臣におかれましては、昨日の総務委員会に引き続きよろしくおつき合いください。  総務委員会でも大臣に質疑をさせていただく関係にある以上、竹中大臣が書かれているものであるとか雑誌の中で竹中大臣について書かれていることは、でき得る限り...全文を見る
○寺田(学)委員 官僚の皆さんの激しい抵抗であるときもあるでしょうし、ささやかな下からの抵抗もあるでしょうし、そういう意味において、閣議決定というのは、事前に事務次官の方々の御了解を得てというか事務次官会議を経た上で閣議決定をされるという意味を考えますと、省庁内においてのガバナン...全文を見る
○寺田(学)委員 ありがとうございました。  きょう、時間をいただいて、主に何を伺おうと思っているかといえば、昨年の九月の選挙、我が党としては惨敗したなということは否定できない事実でありまして、かつ、あの選挙というものが、私自身二回しか選挙を経験していませんが、前々回の選挙に比...全文を見る
○寺田(学)委員 個別の選挙に関してこのような場で発言するのはふさわしくないというお考えがあるようですけれども、一般論としてでも結構ですけれども、これからいろいろ選挙と報道についてお伺いしますので、お答えいただければと思います。  今回の選挙は今までと違うとさまざまな理由を述べ...全文を見る
○寺田(学)委員 メディア及び報道といいますと、代表するものはテレビである、そしてまた新聞である、大体その二つに集約されるものだと思うんですけれども、この二つに選挙報道においての役割の違いというのが生じるものだと思っていますかどうか、お答え願えますか。
○寺田(学)委員 先ほどから述べられている部分を要約しますと、役割的なものに関して言うと、報道の役割ですけれども、政治が専門化している今の世の中においてどのような議論がされているのかということをわかりやすく伝えるのが報道の使命であろうと大臣がお考えになられている。  そのような...全文を見る
○寺田(学)委員 さまざま選挙報道に関してはマスコミの役割はこうあるべきだと。大臣のようなお考えもあるでしょうし、いろいろな専門家の話を読んでみますと、報道というものは選挙においてはアジェンダセッティングをするというのが一番の役割ではないかと。争点設定というものを、各党からの言い...全文を見る
○寺田(学)委員 アジェンダ、言いかえれば争点、議論点ということになるんでしょうが、今回、報道がどのようにその役割、アジェンダセッティングを担ったかということもさることながら、小泉総理は、明確に、解散後の記者会見において、有権者に郵政民営化賛成か反対か、それを問いたいという総理自...全文を見る
○寺田(学)委員 国民がある意味何を求めているかというところに大きな判断要素があるというようなことを述べられましたけれども、ちょっと言い方を変えて、では、国民がシングルイシュー、もちろん一つだけと厳密には言えないでしょうけれども、シングルイシューを望むような形の選挙であるならば、...全文を見る
○寺田(学)委員 国民がどう感じるかということもあるんですが、解散権を行使された総理自身が何を思っていたかということで言えば、まさしくあの会見では、郵政民営化に賛成か反対かしか演説では述べられなかった。本来であるなら、私の四年間の総理としての業績をも判断してほしいと言っても差し支...全文を見る
○寺田(学)委員 私の記憶しないところで総理自身が四年間の実績を問われたのかもしれませんが、新聞に載る自民党さんの広告を見てみても、郵政民営化イエスかノーかということを書かれている大きな広告を見るにつけ、私自身は、シングルイシューで総理は問われたんだろうなと。そのことに関して是非...全文を見る
○寺田(学)委員 その公平性をどのように保つのかということはいろいろな観点から考えられると思うんですが、我が国の報道に関して言いますと、他国に見られるように我が新聞は何々党を支持しているんだ、我がテレビはここを支持しているんだということを明示的にも暗示的にも結構旗色を鮮明にしてい...全文を見る
○寺田(学)委員 選挙じゃない平時においては、かなり政策において、もっと言うと政党の好き嫌いというものがはっきり見えるような書き方を新聞、テレビの方でもされるんですけれども、事国民が判断をしなきゃいけない一番重要な局面において、もちろん公平性を保つことは大事でしょうけれども、急に...全文を見る
○寺田(学)委員 さまざま法律で規制されている部分、されていない部分の中で、そしてまた報道の自由という中においても、どのような報道がなされるべきかということは、大臣自身が、ことしの一月、「論座」に書かれた中における、民主主義においてインフラというものは大事なんだということをかんが...全文を見る
○寺田(学)委員 かなりの部分に関して総合的にお答えになられたんですけれども、裁判所の方で合憲という判断が出たということですけれども、無所属候補には認められなくて、政党の届け出のある、政党の所属の者であれば政見放送の機会が与えられる。しかし、知事選の方においては無所属でも認められ...全文を見る
○寺田(学)委員 確かにそれはメリットであると思うんですが、選択制にしてしまえば、そのような、スタジオをとることが非常に困難だと思われる方は局撮りを選択されるでしょうし、いや、そういうことに関しては準備があるんだという方は持ち込み方式を採用して、手話をつけるのか字幕をつけるのか、...全文を見る
○寺田(学)委員 本当に委員長から温かいお言葉をいただいて非常に心強いんですが、本当に、戸別訪問を認めるとかインターネットどうこうというのはまさしく各党各会派でやらなければいけない問題ではあると思うんですが、こういう持ち込み方式を認めるどうこうということに関しては、前回においては...全文を見る
05月16日第164回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。よろしくお願いします。  竹中大臣と質疑させていただくのも数を重ねてまいりまして、徐々に、竹中大臣のお考え方というか竹中イズムみたいなものが私の中にもだんだん宿ってまいりまして、常にそもそも論を議論すべしというようなお話をされているの...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣も国会議員であり、まさしく総務大臣という重責を担われていらっしゃるので、法案の一つの賛否に関しても何かしらの御意思というものは宿っていると当然ながら思っております。  国会議員年金を廃止するという目的、そして賛成する理由というものは個々人それぞれあると思い...全文を見る
○寺田(学)委員 AかBかというような形では分けられないけれども、理由の一つに、そういう財政的な部分、財政的に厳しいこの世の中において幾らかでも削減していこうという部分が理由にあったという御答弁をいただきました。  そういう意味において、冒頭申し上げたとおり、さまざまな、首長の...全文を見る
○寺田(学)委員 そのことは僕も質問する間に資料を見てわかっていますのでいいんですけれども、僕がお伺いしたいのは、そもそも互助年金だ、何とか年金だということで違いがある、そして公費負担の割合が違うというのはわかるんですけれども、地方議員という一つの政治家と国会議員という一つのの政...全文を見る
○寺田(学)委員 僕自身、ヒステリックに、地方議員年金も国会議員年金がなくなったんだからなくしてしまえという考えは持っていません。  もっと自分自身の思いを言いますと、国会議員年金が廃止される過程においても、どうも国民世論に流され過ぎて、もう議員の身分をどうするかという本質的な...全文を見る
○寺田(学)委員 本当にこの議員年金という問題に関しては、国に限らず、地方に限らず、そしてまた首長の退職金ということに関しても、最近総理発言がありましたけれども、ともすれば非常に平面的な部分だけとらえられて、そしてまた、普通の一般生活には考えられないような額というものがその特権と...全文を見る
○寺田(学)委員 今の大臣の御答弁の中から読み取れるものとして、国側として、やるかやらないかは自由に任せておく、そういう制度にしておきます、それで、やるかやらないかは地方自治体で独自に御判断ください、国側としては別にどうせよということに関しては言わないというスタンスが適当であると...全文を見る
○寺田(学)委員 もう少し簡便な質問をします。  国側として首長の退職金制度を設けるか設けないか、そのようなことに関して、それに付随することに関して、こちら側としてどうすべきだということは言うべきか言うべきでないか、言う立場にあるか言う立場にないか、そのようなことをお答えいただ...全文を見る
○寺田(学)委員 そういう選び得る制度というものを、地方自治というものを拡充する中で設けていくということだと思います。  一点、ちょっと横道にずれますが、純粋な疑問として、公務員部長で結構ですので、なぜに知事は退職金で、なぜに地方議員というのは年金制度になっているのかという部分...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣にお伺いしたいんですけれども、地方議員の年金に関しては、法定して、どのような形で運用していくかということを議論する今の法案が出ているわけですが、ややそこよりは一般論としてお伺いするんですが、地方議員の待遇ということに関して、ある自治体とある自治体の待遇に差が...全文を見る
○寺田(学)委員 今の大臣の御答弁、よくよく、御趣旨は本当に理解できたんですが、これから地方分権というものが進んで、まさしくそのような時代の中で、地方自治のあり方というものも当然ながら含んでいる議会制度のあり方、例えば、給料一万円で二百人、三百人の大きな議会をつくって夕方だけやろ...全文を見る
○寺田(学)委員 制度的な面から見て、そういう今の現状というものの方が一番適しているというお話であったと思います。  年金制度に限らず、本当にこれから地方分権を進めていく上では、今まで地方のあり方をどうすべきかということを国会の方で本当にさまざまなことまで決めていくのが一つの慣...全文を見る
○寺田(学)委員 地方分権時代、地域主権の時代において、本当に、国側と地域側というものがお互い、一歩過剰に踏み出すこともなく、信頼し合って、そしてまた、大臣の言われる責任と自由という関係というものを築けていけたら一番幸いなことだと思います。そういう意味において、まだまだ、国の側の...全文を見る
○寺田(学)委員 来年に統一地方選挙を控えて、そしてまた、地方分権が本当にこれからも加速していく、どの党が政権をとっていても加速していく時代に入っていると思いますので、本当に一刻も早く地方自治を、言い方は悪いですけれども、縛るようなものをある種自由裁量を与えるような形で解放して地...全文を見る
06月09日第164回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。よろしくお願いいたします。  幾度かこの倫選特にて公選法並びに政治資金関係の質問にも立たせていただきましたが、数回重ねるうちに、公選法の審議の仕方、政治資金の審議の仕方、この委員会で法案をどのように扱うのかということが、まさしくこの委...全文を見る
○寺田(学)委員 そのお言葉をまた信じて、何分力のない野党でございますので、こういうところはお願いするだけお願いして、皆様のお力添えを心からお願いして、本問の方に入っていきたいと思います。  今回、イラク・サマワに駐屯されている自衛隊の方々の投票の機会を拡充するという意味では、...全文を見る
○寺田(学)委員 イラクに駐屯されている方であるとか南極で観測のお仕事に勤められている方等々のお話は、以前から国会の方でも、そして質問主意書の方でも指摘をされておったようです。平成十七年の六月二十七日に参議院の方から我が党の辻議員が質問主意書を使ってこの点に関して言及していて、政...全文を見る
○寺田(学)委員 今御丁寧な答弁をいただきまして、投票機会を回復させる線引きをどこにするのかというのは、それこそ政治であると。おっしゃられるとおりだと思います。そういう意味で、まずは法律によって投票の機会が妨げられている方の投票の機会を回復しようというお考えに立たれたんだと思いま...全文を見る
○寺田(学)委員 おっしゃられる明快な基準というのはよくよく理解できるんですが。  いわばPKOの形で、国家公務員だろうが地方公務員だろうがとにかく法律で規定された組織に属している方であれば機会が回復されるということなんですが、また違う見方をすれば、公権力によって海外に出張しな...全文を見る
○寺田(学)委員 まさしく、投票機会が回復されるかどうかというのは、政令で定められるかどうかというところにかかってくるんだと思います。そういう意味で、今回、イラクの件であるとか五個のことに関して政令で定めて機会を回復しようという形になっておりますが、これからいろいろ、これに限らず...全文を見る
○寺田(学)委員 恐らく、ここでなぜ十人なのかと言っても、それはおおよそ十人というのが適しているという、いわば政治的な意味があるんだと思いますので、それ以上は突っ込みませんが、本当にでき得る限り投票機会を回復しようというのとともに、運用面で効率的というか公正というか、実質的な運用...全文を見る
○寺田(学)委員 選挙部長にインターネットの利用に関して一般的なこととしてお伺いしたいんですが、今、提出者の方から、インターネットを選挙に組み入れる際に関して秘密を守れるかどうかという点と、本人確認がしっかりできるかどうかという点がありました。その秘密の確保という面において一点お...全文を見る
○寺田(学)委員 質問時間が間もなく終わりそうなので、少し考えを述べたいんですが、インターネットで投票するという段階に進む前に、IT技術を駆使して日本国外にいる方の投票の環境を整えるということもいろいろやれると思います。  今、今回の法案においてどのような手続で不在者投票が行わ...全文を見る
○寺田(学)委員 ありがとうございました。
06月09日第164回国会 衆議院 総務委員会 第28号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。  参考人御両人におかれましては、本当にお忙しい中、このような機会をいただきましたことを心から感謝申し上げたいと思います。  きょうは、三十分の時間を生かして、NHKのことに絞りまして、松原参考人を中心にお伺いしたいと思っております...全文を見る
○寺田(学)委員 放送法をもとに、公共放送のあるべき基本原則的なことをお考えになられたというお話でした。  いずれにせよ、公共放送の担う役割というものもある程度認識しながら、それをどのように具現化していくかということを議論されたんだと思いますが、さきに質問された方からも少し出て...全文を見る
○寺田(学)委員 確認の意味でもお伺いするんですが、今民放とNHKの二元体制で放送というものをつくり上げているんですが、その二元体制という意味でも、これは保持するべきだというふうにお考えになられているのかどうかということ、いかがでしょうか。
○寺田(学)委員 受信料制度を維持して、その中でNHKというものが公共性の高い放送を行っていくというのが必要であるということ、二元体制を維持するべきだというお考えを伺いました。  次に、公共放送であるNHKが放送すべき番組内容はどのようなものが適正であるのかということについてお...全文を見る
○寺田(学)委員 参考人がまとめられた報告書の中に、「NHK本体と子会社の見直し」という欄の中で、「NHK本体に関しては、第一に、不祥事が続発した娯楽・スポーツ等の制作部門については、公共性が必ずしも高いとは言えないことから、本体から分離して関連子会社と一体化した新たな子会社」云...全文を見る
○寺田(学)委員 今御答弁いただいた部分を私なりに解釈しながら、また再度簡略化してお伺いしたいんですけれども、報告書の中に書かれている、娯楽・スポーツ等の制作部門については公共性が必ずしも高くないと言えるということ、その公共性の高くないというところが係る言葉というのは、娯楽・スポ...全文を見る
○寺田(学)委員 非常に話が、私自身の理解が足りないのかわかりませんけれども、制作という意味、制作するところの主体性、どこが制作するかということの公共性の高低と、いわゆる教養ないしはニュース、それと比べた上でのスポーツ・娯楽というものの放送の内容に関しての公共性の高い低いというも...全文を見る
○寺田(学)委員 その後に、公共放送であるNHKの本体に残す業務は報道の制作、教育、文化の制作などに限定して、娯楽・スポーツ番組の制作部門などは子会社として外に出してという話をされたと思います。まさしく、先ほど、一般的な意味で公共性の高い低いがあると言われた部分があるんですが、自...全文を見る
○寺田(学)委員 娯楽・スポーツもすべて一つにくるめられなくて、その中にも公共性の高い低いがあるというお話だったと思います。  そのスポーツという意味で考えると、きょうまさしく始まりましたワールドカップという、全世界的に、恐らく一番メジャーであろうスポーツの大会というものが、オ...全文を見る
○寺田(学)委員 娯楽・スポーツに関してワールドカップと剣道の大会というのを出しましたけれども、剣道の大会みたいなものは引き続きNHKでやるべきであると。ある種、NHKの子会社は民放にも供給し得るような、商業主義的と言うとちょっと言葉は変ですけれども、視聴率をとらなきゃいけないよ...全文を見る
10月26日第165回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。  まずは、菅大臣、他党ではありますが、同じ秋田県出身ということもありまして、御就任、本当におめでとうございます。大臣も秋田出身ですので、秋田弁で質疑でもさせてもらえればと思うんですが、恐らく速記の方が解読不可能だと思いますので、泣く...全文を見る
○寺田(学)委員 実際に命令を行うかどうかということも判断ではあるでしょうが、では考え方をお聞きしますけれども、国際テレビ放送においても、来年予算をつけた場合においては命令し得るというふうにお考えになられていますか。
○寺田(学)委員 ラジオの件に関してはもう既に命令をされることをお決めになられているということですが、それと同じようにできる環境にあるテレビに関してはわからない、まだ仮定のことなのでわからないということを言われるんですけれども、だとすれば、テレビとラジオの間に何か違いはあるとお考...全文を見る
○寺田(学)委員 では、その有効性というか、北朝鮮に住まわれている、拉致されている方々も含めて、そこの国の状況を考えて、テレビとラジオは違うんだという御回答で、確認したいんですが、よろしいですか。
○寺田(学)委員 今回の件、命令される項目が北朝鮮の拉致の問題ということになっていますので、この拉致問題に関しては、党派を超えて解決しなければいけないという、だれしもが疑わない課題であると思います。  この命令放送に関して言うと、北朝鮮の拉致問題がどうこうということではなくて、...全文を見る
○寺田(学)委員 繰り返しになりますが、報道の自由、編集権ということに関して大臣自身がどのようにお考えになられているか、拉致問題の重要性どうこうではなくて、その部分でお伺いしたいと思っております。  その上で、今まで命令放送に関しては、お歴々の大臣の方々は、ある種本当に大きな項...全文を見る
○寺田(学)委員 ちょっと端的に確認させてもらいます。  項目を命令することは侵害には当たらないと考えられているんですか。
○寺田(学)委員 では次に、回数に関して、要は、今回であれば拉致ですけれども、日米関係でもいいですが、日米関係に関して、今の回数じゃ足りないからもっと回数をふやせというような命令をすることに関しては、編集権の侵害に当たると考えられますか。
○寺田(学)委員 確認させてもらいます。  とすれば、今の御回答であれば、回数を命令することは編集権の侵害に当たるとお考えになられているんですか。
○寺田(学)委員 いや、御答弁になっていないと思います。  回数を命令することは編集権の侵害に当たりますか。項目のときは当たりますとか当たりませんとか、端的に答えられたとおり、回数を命令することは編集権の侵害に当たるとお考えになられていますかどうか、御答弁ください。
○寺田(学)委員 いや、特段、僕は難しい話を聞いているわけではなくて、いわば命令をされる段階で具体的にこういう報道をしろと言うのは侵害に当たると言われました。ただ、今回、拉致問題ですけれども、拉致問題とか日米関係とか、もっと言えば郵政問題という項目を挙げることは特段編集権の侵害に...全文を見る
○寺田(学)委員 回数は関係ない、頻度に対しては、それはNHKに任せるべきことだと。言いかえれば、編集権の侵害に当たりかねないと御判断をされているんだと思います。  今回、四月の段階ですからちょっと記憶が定かじゃないんですが、幹部の方から口頭要請という形があったり、今までの場合...全文を見る
○寺田(学)委員 今回、拉致の重要性という具体的なところに出られましたけれども、ある種、今まで命令というのをやられない中で命令に踏み切られたわけです。そこの理由は、今ちょっと自分なりの解釈をすると、それは拉致問題だからだ、拉致問題という政策のプライオリティーを上げたから今回は命令...全文を見る
○寺田(学)委員 今透明性の話をされましたが、正直言うと、編集権の侵害に当たるかどうかに関して、透明性どうこうというのは、国民に対して明らかにするかどうか、その部分においては意味があるんでしょうけれども、編集権どうこうということに関しては本質的には関係ない話だと思っています。ある...全文を見る
○寺田(学)委員 ということは、NHKに対して義務を与えたということですよね。
○寺田(学)委員 その法律に関して、命令に変えたということは義務を課するということなんです。広辞苑が間違っているとしたら、それはあれでしょうけれども。義務を課したということの判断でよろしいんですか、よろしいんですよね。
○寺田(学)委員 先ほどから、放送法、法律にのっとって、基づいてと言われますが、放送法三条の放送番組編集の自由という部分に抵触するかもしれないどうこうということで、前の大臣の片山さんも含めて慎重な態度をとられていて、今回、新たに菅大臣が一歩踏み出されたわけです。踏み出された内容と...全文を見る
○寺田(学)委員 シンプルにお伺いしたいんですけれども、番組表等々を報告してもらうということなんですが、要請であれば、どうされたかというものに対して強く口出しはできませんけれども、命令して義務を課した以上、その義務を守っているかどうかを判断しなければならないと思います。それを客観...全文を見る
○寺田(学)委員 命令した本人が命令された側の人間の判断に合わせるというのは、普通の一般常識から考えると、おかしい話だと思うんですよね。  僕もサラリーマン時代がありました。上司からあれをしろと言われて、自分なりの判断で、できたかどうかなんて考えなくて、やはり命令した人間がその...全文を見る
○寺田(学)委員 命令しっ放しじゃないですか。だとしたら、何が要請と命令で違うのか、いまいちわからないんですよ。  そこら辺、オープンにしたい、どうこうというお考えはあるのかもしれないですけれども、論点となっているのは、編集権の自由が守られているかどうかというところと、ある種、...全文を見る
○寺田(学)委員 僕が質問したことに直接的にお答えいただいていないので非常に残念なんですが、今まで質疑した中で明らかになったことは、この命令放送においては、命令の具体的な項目を出すことは侵害に当たらないという価値判断を大臣がされた、ただし、回数に関して口出しすること、命令すること...全文を見る
○寺田(学)委員 プラン・ドゥー・シー、横文字は好きじゃないですけれども、基本的にそういうものだと思いますよ。  命令しっ放しで、どうやったかに関しては、客観的な指標もないし、主観的に判断することもないし、自分の考え方、命令した本人が命令が完遂されたかどうかを対外的に話すことも...全文を見る
○寺田(学)委員 何も言及をされないということでよろしいですか。
○寺田(学)委員 北朝鮮の問題、拉致問題を解決する、そのためにできることのすべてを尽くすことは、私もそのとおりだと思いますし、応援はします。  何度も申し上げているとおり、北朝鮮の問題の重要性を議論するのはこの場ではなくて、まさしく総務委員会ですから、報道の自由、放送というもの...全文を見る
○寺田(学)委員 都市側の方が優位にあるという御回答だと思います。  大臣が御就任された後に、大臣のホームページもいろいろ拝見させていただきました。非常に充実されているホームページで、読みごたえがあって勉強になりました。大臣が何を考えられているのか、さまざま勉強させていただいた...全文を見る
○寺田(学)委員 とすれば、今までホームページに書かれていたことは、時代の変遷によってやや考え方としては希薄化したというとらえ方でよろしいですか。
○寺田(学)委員 大臣が御就任されたときに、まさしく御自身でお話しされていたとおり、大臣が生まれた故郷というのは秋ノ宮、秋田の本当に情緒漂う温泉街というか、温泉の町でもありましたし、今でいうと非常に過疎が進んでいる、合併されて湯沢市の方になりましたけれども、そういう地方の、過疎だ...全文を見る
○寺田(学)委員 今、偏在度が高い税によって地方の格差が生まれているという御説明をいただいたと思います。ですので、私としては、これから地方を、本当に自立する、しっかりとした自治体にするためには、税目交換というのは非常に大事だと思います。  そういう意味も含めて、今大臣が御自身で...全文を見る
○寺田(学)委員 先ほど申し上げたとおり、都会と地方では、税財源のことに関していうと、残念ながら利益が対立する部分が多いということをお話ししました。  ちょっと資料なんですけれども、大都市財政の実態に即応する財源拡充についての重要要望、政令指定都市の方々が出された要望書の中身な...全文を見る
○寺田(学)委員 明確に、具体的になんですけれども、法人課税のことについては、これからの税源移譲に関して、これから三位一体の第二弾、第三弾が進んでいくと思いますけれども、地方分権を進めていく上で、税目交換には法人所得課税は、これから地方に多くもらうということに関してはふさわしくな...全文を見る
○寺田(学)委員 では、今のところ、法人所得課税のことに関しても、地方はこれから多くもらうということを踏まえてというか、法人所得課税の税源移譲、地方がこれからより一層もらえるような税源移譲も考え得るということでよろしいんですか。
○寺田(学)委員 今まで議論されていた中で、今のところ、地方税目が偏在度の高いものがあるから格差が生まれている、その偏在度の高い税というのは何かといったら法人税だと。これからも、諮問会議の方で、法人税という明言はしませんけれども、偏在を是正しつつ地方税を充実とか、偏在度の少ない税...全文を見る
○寺田(学)委員 不透明とわかりにくいは違うと思うんですよ。わかりにくくても透明性の高いものはあると思うんです。  僕は、少なからず地方交付税に関しては、ある一部分を除いて、まさしく総務委員会で法律を審議して、国会でオーケーを出してやっている制度なので、難しくはありますが、不透...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、わかりにくいということは、そして複雑だということはお話しいただきましたが、どこが不透明かということはお話しされていないんですよね。  恐らく、一応審議をした上で法律を可決していくので、その前段階の地財計画をつくるという部分に関しては、ある種オープンにどの...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣の方が、いろいろな発言を拾ってみるんですけれども、チャレンジする自治体に交付税をしっかりつける新しい基準を考えたいと総理が言われて、行政改革を懸命にやった自治体にこそ多く配分されるような仕組みをつくる、今の制度のままでは頑張らない自治体ばかりにお金が流れると...全文を見る
○寺田(学)委員 内々にもまだ全然決まっていないんですか。大臣、いかがですか。
○寺田(学)委員 私も、Uターンであるとか、人口がふえたとか、子供が生まれる数がふえたとかいうことは喜ばしいことだとは思いますが、私が問いたいのは、そのようなことに対して、御自身で言われている最低限の財源を確保するためにできた税、交付税を、まさしく頑張ったでしょうという形でお金を...全文を見る
○寺田(学)委員 行革に関して言うと、僕は、インセンティブをつけるのはやむを得ないことだと思うんです。行革しようともしまいとも交付税によって補てんされるから行革しなくていいと考える人もいると思うんです。ただ、いろいろ資料を調べて見ていますけれども、人口がふえたとか子供がふえたとか...全文を見る
○寺田(学)委員 地方の自治体がどれぐらい財政需要があるかどうこうというのは、複雑とはいいつつも、それなりにしっかりと把握する必要があると思うんです。それを一緒くたに人口と面積だといって渡しちゃうとすれば、大臣がさっき言われている、最低限の財源を確保するための税だというところの哲...全文を見る
○寺田(学)委員 終わりますけれども、交付税総額を減らすのはどうかと聞かれて無理だと言っているのは、ともすれば大事なお話になると思うので、一般財源総額であるならそれはまだしも、交付税総額と言われていますから、その部分は御訂正されるなら訂正された方がいいと思いますが、いかがですか。
○寺田(学)委員 以上です。
11月07日第165回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  大臣におかれましては、先日に引き続き、質疑のほど、よろしくお願いいたします。そしてまた、委員席の方で非常に不規則な発言が多い土屋政務官においても、きょうは答弁者としてしっかりと御発言いただければと思いますので、よろしくお願いいたしま...全文を見る
○寺田(学)委員 今回、同意人事の中に、九日の日に任期を満了される委員がいらっしゃると思います。間違っていたら訂正していただきたいんですが、いずれにせよ、近日中に任期が切れられる方がいらっしゃるということであれば、もし諮問にかけられて、何日以内に上げてこいということは命令されない...全文を見る
○寺田(学)委員 まさしく一カ月に一回電監審が開かれるのであれば、参議院の方の同意が行われた後に諮問されることも考えられる、それの方が通常の考えではないかなと思うんですが、そこを待つことができなかった理由というのはどちらにあるんですか、大臣。
○寺田(学)委員 では、なぜに予定をそのような日に立てられたんですか、大臣。
○寺田(学)委員 今回の命令放送に関しての諮問に関しては、報道関係者含めて、我が党としても非常に注目をしております。ですので、電監審においてどのような審議がされるのかということは非常に注目されていることと思います。本当に今回、ある種、通常の命令放送よりも一歩踏み込んだ形の大臣の御...全文を見る
○寺田(学)委員 議事要旨は公開されるということでしたが、議事録自体を公開されるということはされないんでしょうか。制度としてすることができないのであれば、それを付言していただければ結構ですけれども、いかがですか。
○寺田(学)委員 余り質疑が、ちょっと私の説明が悪いのかもしれませんが、かみ合っていないんですけれども、電波監理審議会の議事に関しては、議事規則という形で、総務省令で決められているんでしょうか。調べさせていただきましたが、その中に、非公開とするであるとか、議事録は公開しないとかい...全文を見る
○寺田(学)委員 確認しますけれども、議事録でよろしいですね。議事要旨ではなくて議事録ですね。
○寺田(学)委員 議事録を公開されるのであれば、その審議の模様を傍聴したいと希望される方がその場に居合わせることは何も情報管理上支障はないように思うんですが、その点は、わざわざその部分は大臣の意思として非公開にされるという判断でよろしいんですか。
○寺田(学)委員 大臣として公開にすることができるんですか、できないんですか。どっちですか。
○寺田(学)委員 いや、全然僕の質問に答えてもらっていないので、正直残念なんですけれども、大臣が求めることは可能だと思うんですよ。  今まで、命令放送の議論をしているときも、なぜに要請ではなく命令放送にするのかと言ったら、国民の皆さんにわかりやすいように情報公開をするんだと。大...全文を見る
○寺田(学)委員 正直、質問取りの段階で、こういうような答弁をされるんだったら、もう登録するのを控えたいと思うぐらいの答弁で、残念で仕方がないんですけれども、大臣の意思としてどうなんですかと。可能ですか、不可能ですかということをお答えできるんだったらもう一度お伺いしますけれども、...全文を見る
○寺田(学)委員 しつこく聞きますけれども、大臣としてはどうされたいんですかというのを聞きたいんです。  審議会の方が非公開にしたいんだというのであれば非公開でいいし、いや公開にするといったら公開にしてくれ、もう勝手にしてくれ、自分自身としてはどっちでもいいんだということですか...全文を見る
○寺田(学)委員 今までは、分権の話も含めて、オープンにやりましょう、不透明なのはよくないと言われていて、今回、いろいろな賛否はあろうとも命令放送するんだ、拉致問題という項目も挙げるんだという政治判断をされたところに、私は正直尊敬を申し上げておりましたけれども、いざこのことに関し...全文を見る
○寺田(学)委員 別に無理矢理やれとかどうこうじゃなくて、大臣は、情報公開を求めたり、不透明なものに関して非常に強く公開することを求められておりましたので、ここの部分も、そんなに自信を持ってやられるんだったら、公開でやるんだというふうにやられた方が私は自然だと思うんですけれども、...全文を見る
○寺田(学)委員 道州制の議論というものは中長期的なものであるので、この直近のものに関して議論を進めたいというお考えはわかりました。  もちろん、分権を進める上では、国が持っている権限というものを地方にまさしく分権していく、そうであるならば、受け取る側、受け取る側という言い方は...全文を見る
○寺田(学)委員 分権を進めていく上で、分権される側の方がどのような自治体、まさしくそこを強化するどうこうというお話をされました。今、市町村合併というものは一山越えましたけれども、まだ続く方向にあると思います。ですので、この分権を議論する際においては、道州制ほど中長期的、まだ現実...全文を見る
○寺田(学)委員 まさしく今、分権推進委員会、正式名称じゃないかもしれませんけれども、そちらにお任せするという話でした。  だとすれば、大臣側としては、その分権推進委員会の方でどのような議論をしてほしいという項目立てみたいなものを今後提示されるような御予定はあるんですか。
○寺田(学)委員 では、委員会がかなりのフリーハンドをもって、総合的に、まさしく委員会が自主的にいろいろな議論を進めていくという判断でよろしいですか。
○寺田(学)委員 その場合において、今もう既に政府の方で進めている新型交付税であるとか、「頑張る地方応援プログラム」であるとか、さまざま、交付税措置の考え方でもあると思います。そのようなものを一方では政府の方で進めていて、フリーハンドを渡された分権推進委員会の方では、まさしくそこ...全文を見る
○寺田(学)委員 今後三年間で議論して一括法に向けて勧告を出すわけですけれども、その間に政府側として、新型交付税等々は今もう決まっていることだからやっていきますと。では、それ以降、もう二年ありますから、その間、交付税に関して、一応推進委員会の方にフリーハンドで任せているから特段大...全文を見る
○寺田(学)委員 では、その都度その都度、総務省として、今政府としてはこのような考え方をしているので、そちらの推進委員会の方ではこのような議論を矛盾しないようにやってくれというようなことを大臣もしくは省庁の方で働きかけていくような形になるんですか。
○寺田(学)委員 政府の地方分権の政策と推進委員会がつくる分権の政策づくりというものは、ある程度歩みをともにしてやっていくような調整をしてされていくという考え方でよろしいですか。
○寺田(学)委員 逢坂委員の方も質問されていましたけれども、まさしく、勧告を出す前段階においてさまざまな省庁からのいろいろなプレッシャーがかかるのではないかということもありました。そしてまた、勧告を出した後に、本当にそれが政府の閣議決定される推進計画の方に盛り込まれるかどうかとい...全文を見る
○寺田(学)委員 了解いたしました。  三年後も菅大臣であることを、野党であることを差し引いて、お祈り申し上げておきます。  本当に一昨年の三位一体の最終的な攻防というものは非常に熾烈なものであったなと思います。ですので、今大臣が、意思として非常に重いものだと言われたことも一...全文を見る
○寺田(学)委員 僕は、総務省でまとめられるのか、その委員会でまとめられるのか、いずれにせよ、その部分は早目に結論を出して方向性を導いてからじゃないと、いわゆるお役人さんたちの省益確保の闘いというものは熾烈をきわめるのではないかなと。そこら辺は、一昨年の三位一体のあのことを思い出...全文を見る
○寺田(学)委員 何か政務官らしくなりましたね。以前、市長だったら、国は言うことを聞かない、うちらに決めさせろと、その前段の部分に重きを置いて考えられたのではないかなと、非常に残念に思います。  言われたとおり、法律の体系であるとか、考え方はいろいろあると思います。ですので、い...全文を見る
○寺田(学)委員 すべての首長さんが土屋政務官のように非常に優秀で謙虚な心構えを持たれている方であれば、何もそういう多選禁止とわざわざ法律で決めるどうこうという話にはならないと思うんですが、何分、首長さんはさまざまな個性があるということで、ある種、制度として枠をはめるのはいかがだ...全文を見る
○寺田(学)委員 省内の方で、大臣の意思のもとという言い方がふさわしいかどうかわかりませんが、多選禁止に関していろいろな解釈を詰めていったり、法制度を一歩踏み込んで考えたりということ、検討に関して、これから始められるようなお考えはありますか。
○寺田(学)委員 では、多選禁止に関しては、自粛するような条例をつくったりであるとか、まさしく法律やら条例、何かしらの制限するような形ではなくて、自主的にするように多選禁止というものを考えていくというのが大臣のお考えということだと思います。大臣もかなり思い切ったことをいろいろな方...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは、基本的にさまざまな規模の差、財政力の差はあれど、少なからずどの自治体でも頑張れる、要は、言ってみれば、頑張るか頑張らないかの意思の問題であって、頑張れないような状態のところはないと、大臣、お考えになられていますか。
○寺田(学)委員 私自身も、地方が頑張れる要素というのはいずれ何かしら持っていて、それを非常に伸ばして、まさしく地方に頑張ってもらうというのは私の思いでもありますので、その点は非常に理解するんですが、それを交付税という形でやるのが、先ほど逢坂委員の方から言われましたけれども、かな...全文を見る
○寺田(学)委員 本当に平等な競争ができるようなスタートラインに全員を立たせるところから始めて、まさしく地方を頑張らせるような形にしていただきたいと思います。  質問を終わります。ありがとうございました。
11月08日第165回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。  まずは、質問の機会をいただきましたことを皆様に心から感謝申し上げたいと思います。そしてまた、伊吹大臣、よろしくお願いいたします。  少しだけ自分の過去の経験を話しますと、小学校高学年生のときは、本当に今でも恥ずかしいことなんです...全文を見る
○寺田(学)委員 ちょっと根本的なお話をお伺いしたいんですが、このいじめという問題に関して、根絶できるというふうにお考えになられているか、それとも根絶は無理だというふうにお考えになられているか、いずれでしょうか。
○寺田(学)委員 私も大臣と同意見で、いじめというものは、なくそうという努力はできると思いますけれども、根絶ということは、本当に残念なことですが、できないのではないかなと思います。  だからこそ、長期的にいじめをなくすように頑張っていくことは続けながらも、今回のようにいじめを苦...全文を見る
○寺田(学)委員 そういう総論的な理由はあると思うんですが、私自身、報道を通して今回の自殺ないしは自殺の予告を考えてみるに、私は理由が二つぐらいあると思います。  まず一つは、自分がいじめられているんだということをだれもわかってくれない、ある意味そういう告発的な、自分の命をかけ...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣のおっしゃられることは本当に全面的に賛成いたします。いじめを認めて、まずつらさをわかってあげるということだけで、どれぐらいのお子さんが助けられるのかなということは痛切に思います。  しかし、現場を見てみれば、北海道の件を挙げるのもなんなんですけれども、無視...全文を見る
○寺田(学)委員 私も公表しなかったことは問題だと思いますけれども、私が一番問題視しているのは、勝手に教師並びに教育委員会がいじめは何たるものかということを考えているわけですよ。この教育委員会の方々にとってみれば、無視はいじめじゃないと言っているわけですよ。しかし、受けている側に...全文を見る
○寺田(学)委員 自分の子供が命を絶つと言ってからじゃないと動いてくれない親というのは、大抵動きませんよ。どうやったって動かないから、苦し紛れだと思います、大臣に手紙を書いたんですよ。それを、いや、まずは一回親に話しているんだから、今度は命を絶つということを添えて言ってみたらどう...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、親がとめないことは別に確定的に言っているわけじゃないですよ。ただ……(伊吹国務大臣「いやいや、そうおっしゃったから」と呼ぶ)いや、だとしたら、それは削除してもらって結構ですよ、訂正しますよ。ただ、本当に周りに相談するような人がいなくて困ってやっているんです...全文を見る
○寺田(学)委員 端的にお伺いしますけれども、児童生徒が、子供が、いじめられているんだと先生ないしは学校、教育委員会に伝えた場合は、それは正式にいじめられているものだとカウントされる仕組みに今なっているんですか。
○寺田(学)委員 学校自体、また教育委員会自体が隠ぺい体質にある場合があるというお話がありました。  そういうようなことを踏まえられているのであれば、本当にいじめられて苦しんでいる人間が大臣に手紙を送らなくとも、いじめを受けているんだということをちゃんとわかってくれる公的な、公...全文を見る
○寺田(学)委員 生徒の立場に立ってとか受けとめてあげるとか、そういう美辞麗句を並べるのはいいですけれども、実際それができなくて死に至ったわけですよ。その部分に関してもう少し深刻に考えてほしいなと思うんです。  私自身が質問したのは、何で学校に行かないという選択肢をとれなかった...全文を見る
○寺田(学)委員 僕も、本来であるべきことはいろいろ議論したいですよ。ただ、冒頭申し上げましたけれども、いじめをなくすということ、まさしく本来的に対処するやり方と、現にこの数カ月で三人落としているわけですよ、ニュースに載っただけでも。だからこそ、いじめをなくすということではなくて...全文を見る
○寺田(学)委員 もうおっしゃるとおりなんです。それはごもっともだとわかるんですけれども、実際、学校に行くか死しかないような子供たちがいたわけじゃないですか。大臣が言われるとおり、まだまだいっぱいいるんですよ、いじめられて苦しい人たちは。まさしく局長も言われていましたけれども、調...全文を見る
○寺田(学)委員 おっしゃられることはわかりますけれども、一般的に、やはり主観的に判断するんですよ。形式的にはいじめというのは判断できないんですよ。いじめられていると思ったらいじめなんです。そのために、しっかり認定してあげる。本当に死ぬほどつらいんだったら学校に行かなくていいんだ...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。  佐田大臣におかれましては、以前は議運で、そしてその前は総務の方で大変お世話になっております。きょうは九十分という大変重厚な時間をいただきましたので、御丁寧に御教授いただければと思います。  まず、本当に、今総務委員会をやっている...全文を見る
○寺田(学)委員 今発言のあった中から質問させていただきたいのですが、市町村合併の進展というお言葉がありました。  道州制を進める上で、基礎自治体がどれぐらいの規模であるかということは非常に重要な話だと思っております。大臣自身、今、市町村合併の進展と言われましたので、今の市町村...全文を見る
○寺田(学)委員 直接質問に答えていただいていないのですが、市町村合併が進展してきたからこそ道州制の導入というものが検討に値するようになったんだと、大臣が、なぜ道州制が必要なのか、導入するのかという話のときにお話しされたので、その点に対してお伺いしているわけです。  繰り返しに...全文を見る
○寺田(学)委員 今、自民党の答申のことを引用されてお話しされていましたけれども、そこを踏まえてと。千という自治体をという具体的な数字を出されて、踏まえてというお言葉を使われました。  とすれば、今道州制を議論されている御担当の方にとってみると、千というのがある程度の、道州制を...全文を見る
○寺田(学)委員 私自身、数を一度も言ったことはなくて、副大臣が言われた、千という具体的な数字が出たので数の話をしました。  現在、今、自治体の数ですけれども、二千弱ぐらいと伺っております。ですので、千を踏まえてということであれば、今の二千弱というのは多い。一千じゃなければ道州...全文を見る
○寺田(学)委員 今、目標は高いところをいただいておりますというお話でしたけれども、その目標というのは千ということですか。
○寺田(学)委員 了解しました。  大体、その与党が言われている、自民党さんが言われている千という数字を目標に、その数字を踏まえた上で、道州制を導入する際には、まだ二千弱なわけですから、合併を進めていくという方向性でよろしいのですよね。
○寺田(学)委員 土屋政務官も、総務省の立場として、それでよろしいですか。
○寺田(学)委員 いや、矛盾されることを言っているのですけれども、総務省としては決めていないけれども、政府・与党としては一体にやらなきゃいけないということは、論理的に考えると、総務省だって一千だということを考えなきゃいけないと思うのです。今政務官がお話しされたことについてお聞きし...全文を見る
○寺田(学)委員 ここに余りこだわる気はなかったのですけれども、いろいろ話が出てくるので。  道州制を担当されている方では、与党側から出された一千というものを高い目標として、そういう千というものを踏まえた上で基礎自治体の数というものを考えていくという話をされていて、まさしく市町...全文を見る
○寺田(学)委員 僕は余り国語の語彙能力がないので、踏まえてという言葉が何を指すのか、いまいちよくわからないんですけれども、それは目標とするということではないんですか、目標とするということなんですか。踏まえるというのは、何かの一つの基準にするということなのか。その千というものはど...全文を見る
○寺田(学)委員 やり方について再度御説明いただいたのは、私も総務委員会で去年それを審議しましたので、わかります。  僕が単純に疑問に思うのは、道州制を担当される方々は、やはり基礎自治体というものは副大臣みずから千という言葉を出されて、一つの高い目標をいただいているという話をさ...全文を見る
○寺田(学)委員 九十分もいただくといろいろな質問ができて大変楽しいんですけれども、言われていることが違うんですよね、ニュアンスが。  道州制を担当されている政府の方々は、先ほど言ったとおり、千という言葉をみずから出されて、それを高い目標としていただいておりますと言っていて、道...全文を見る
○寺田(学)委員 私も、ここは余り詰めるつもりはなかったんですけれども、御訂正されましたけれども、一千という具体的な数字が出て、それを高い目標にという話を一時されましたので、その点に関してはちょっと政府の一体性を確認させていただきました。  法案についていろいろ議論したいんです...全文を見る
○寺田(学)委員 質問の仕方を少し変えて、今回のこの特区法案というものが道州制の論議そのものにどのような影響を与えられるかという意味で質問しましたので、その点に関して。
○寺田(学)委員 この特区法案を議論することによって道州制のイメージがわくというとらえ方でよろしいですか。(佐田国務大臣「そうです」と呼ぶ)そういうことですか。  では、特区法案の中に、今回、道州制という言葉をつけていますけれども、そういう意味においては、イメージをわかせるから...全文を見る
○寺田(学)委員 確認の意味ですけれども、では、この特区法案を議論することは、広い意味においては道州制を議論しているということでもよろしいんですよね。
○寺田(学)委員 では、この特区法案を議論するときには、道州制、まさしく冠についているとおり道州制を議論しているんだということでよろしいんですね。  では、法律の具体的な中身にある特定広域団体というのは道州をイメージされて、道州制の道州をイメージされてああいう特定広域団体という...全文を見る
○寺田(学)委員 もう一回、簡潔に聞きます。  特定広域団体というのは、いわゆる道州制論議そのものにおける道州をイメージして設定された、それでよろしいですよね。
○寺田(学)委員 単位を都道府県にしているどうこうというのはありつつも、いわゆる道州制における道州というものそのものと、今回まさしく道州制特区法案という形で出てきた、その中においては道州とは言われていない特定広域団体、この二つの概念があるわけですよね。これはまさしく有機的につなが...全文を見る
○寺田(学)委員 私の有機的というのは難しかったかもしれませんけれども、イメージどうこうというのも僕は非常に難しいと思うんです。  大臣が、以前の市村浩一郎委員の議事録の中で、北海道のことの道ですけれども、道自体が非常に道州に該当するぐらいの面積があるんだと、恐らく、何で北海道...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣の御記憶が正しいです。私、訂正します。これは副大臣が発言されていますね。申しわけございません。  副大臣自身、道自体が非常に道州に該当するぐらいの規模があると言われましたけれども、ということは、今北海道という現実的な自治体の面積規模と、副大臣が頭の中で考え...全文を見る
○寺田(学)委員 かなり広範にお答えになられたんですけれども、私がお伺いしたいのは、市村委員からの引用という形で引っ張ってきていますけれども、おっしゃるとおり、道自体が非常に道州に該当するぐらいの規模があると言われているので、正式には決まっていませんけれども、副大臣の頭の中で、ま...全文を見る
○寺田(学)委員 今のお答えでいくと、どちらかというと、お話をされた規模というものは御自身の考えではなくて、もちろん地制調の一つのアイデアを引っ張ってきて、それをいわゆる道州と北海道を比べる一つのサンプルにしたということで、御自身のお考えではないということなんですね。(林副大臣「...全文を見る
○寺田(学)委員 今、最後の部分だけひっかかるんですが、特定広域団体がどんどんできていけば、最終的には道州制のようになると思いますというならば、今の特定広域団体は道州じゃないですか。今大臣が最後に、特定広域団体がこれからいろいろでき上がっていくと、それは最終的に道州になるんだと思...全文を見る
○寺田(学)委員 最後の部分だけもう一回質問しますけれども、特定広域団体がいっぱいできてくれば、それは道州制の形になるんだということは違うんですか、大臣が言われたとおりの言葉ですけれども。
○寺田(学)委員 頑張って理解します。  私は議事録を全部読ませていただきました。その中で、発言されている中で、質問者の方も、いわゆる道州制論議の中の道州と今回の特定広域団体が非常にクロスしながらしゃべっているんです。御答弁もそれがクロスしているんですよ。なので、一体なのかなと...全文を見る
○寺田(学)委員 法案に書いていることは僕も読んでいますけれども、それがわからなかったのでお伺いしたいんです、済みません、物わかりが悪くて。  では、もっと限定していくと、この広域という概念というのはどういう考え方なのか。安直な発想でいくと、面積がぼんと広いという意味において広...全文を見る
○寺田(学)委員 面積の大小のことは考えられているんですか。広域という考え方に面積の大小という概念は入っているんですか、どうですか。二条の説明はもういいです。
○寺田(学)委員 それでは、複数自治体がある程度、もう少し一層上の概念によって、広域という意味は、面積の大小ということは今お認めになられましたよね、もう一つ広域の方で、いろいろな自治体を包括してやる意味をもって広域と考える、自治体の数みたいな話、そういうこともこの広域行政というこ...全文を見る
○寺田(学)委員 まず自治体の数が先にあるというわけじゃなくて、今回は三以上の話をというと、それは自治体の数を前提にされて話されていますよね。いわば、三つ以上の都道府県と言われている以上、三ということ、それは複数なわけですよ。ということは、広域の考え方として、複数ある自治体の上に...全文を見る
○寺田(学)委員 後で、なぜ合併が必要となるかの質疑はさせていただきたいと思うんですけれども、いずれにしろ、三つ以上のものが一つに、一つの都道府県、都道府県という言葉はよくないですね、一つのいわゆる今の県でいう自治体になった場合には政令で何とかという話になるということは、ある種一...全文を見る
○寺田(学)委員 三つ以上ということ、合わさる以上、ある程度の規模があるからどうこうというお話をされているんですよね。ということは、こちらとしては、ある程度の規模というのはどれぐらいなんだろうという疑問がわいてくるんですよ。  先に進めますけれども、今お話をされている部分だけで...全文を見る
○寺田(学)委員 何で三つなんですか。合理的な根拠を教えてください。
○寺田(学)委員 今発言された部分でいうと、北海道に準ずる面積云々という話をされました。ということは、面積要件というのはある程度御想像されているわけですよね。その後、国の主なブロック機関の行政体の大抵の最小単位が三県になっているという話を附帯要件で出されました。  後段は後でや...全文を見る
○寺田(学)委員 要件が二つあって、北海道に準ずるような面積という一つの面積概念があって、副大臣の以前の答弁の中で、これも森本議員ですね、先ほども答えられましたけれども、県を越えた広域的な行政を行う国の主なブロック機関は、これがほぼ大体最小単位が三県になっている。  国として行...全文を見る
○寺田(学)委員 では、二県の方で、両県が合意をして、道州制のための一つのステップである特定広域区域に指定してほしいという願いに関しては、三つでなきゃだめだから、法律で決めているからだめですという理由は、何ら説明責任を果たしていないんですよ。何で三つなのかという話でいうと、今るる...全文を見る
○寺田(学)委員 国の出先が持っている権限を当該自治体におろすときに、要は、今国でやっている、考えている効率的な範囲というものを勘案しておろすから結局三つなんだという話なんですよ、今お話しされたことでいうと。  それは、さっき土屋政務官が、今眠そうにされていますけれども、市町村...全文を見る
○寺田(学)委員 今道州制の本当の議論の中で結構核心的なことを話されているんですけれども、区割りに関して言うと、今まで国がやってきた権限をおろすことをかなり重要ととらえた上で、区割りに関しても、一個が外れたらだめだから、そこを調整しなきゃいけないというような、ある種かなり国主導で...全文を見る
○寺田(学)委員 なぜに合併させるか、レクをいただいたときに、三県以上、三都道府県以上、それはなぜ三なのかというのは、今副大臣がお話しされたとおり、国の出先が持っている権限をおろすときにあふれたところがないように、あふれたところは、またそこはそこだけで独自に調整をしなきゃいけなく...全文を見る
○寺田(学)委員 であるならば、別に三つというのを規定しなくてもいいと思うんですよ、今まさしく御説明されたとおりでいくと。三つと書く必要がないんですよ。  時間もないので合併の話を進めますが、合併をして一つになったらいいという話をされているわけですよね。やや僕は疑問に思うのは、...全文を見る
○寺田(学)委員 そういう意味でいうと、北海道だっていろいろな文化がありますから、アイヌ文化もあるでしょうし、いろいろな文化がありますよ。それが一体であるかどうかというのは、行政体としては道として一体ですけれども、その部分のすり合わせはできていないですよね。それはなぜ住民投票でも...全文を見る
○寺田(学)委員 何か、ありし日の麻生総務大臣を思わせるような広範な御答弁で、僕が何を聞いていたかわからなくなるんですけれども、私自身は一体であるかどうかは一度住民に諮られた方がいいと思うんですけれどもね。  それは、いろいろタウンミーティングをしたんだ、でも、道が一体だったら...全文を見る
○寺田(学)委員 では、その自然やら経済やら社会が相当程度一体化しているかどうかは、合併しているかどうかということでよろしいんですね、大臣。
○寺田(学)委員 今、語尾の部分で、申請することができるという言い方をされたんですよね。  私がお伺いしたかったのは、大臣が言われている言葉を全部引っ張って、北海道の話をされたんですよ、だって、一つの自治体じゃないかと。だから、それはいろいろ言われるけれども、自然やら経済やら社...全文を見る
○寺田(学)委員 聞きたいのは、三県が合併している場合であれば、文化やら何やらを一体とみなしていいんですかというのを大臣にお伺いを、では、参考人でいいです。
○寺田(学)委員 質問に全然答えてもらっていないので、もう本当にお願いしますよ。  大臣が言われたんですよ。北海道は一つの自治体だから、それは周りから、いや、一体じゃない、何だと言われても一つの自治体なんですよ、自然や文化や何やらが一緒なんですよと。こっちの方から住民投票をやれ...全文を見る
○寺田(学)委員 今度はちょっとややニュアンスを変えられて、合併したら、それは経済やら何やらが一体化するんだと、後づけ的な発想をされる……(佐田国務大臣「合併したら一緒だと言ったじゃない」と呼ぶ)いや、合併したら一緒だと言うから、それは文化も一緒なんですかというのを聞いているんで...全文を見る
○寺田(学)委員 今度は、合併したら一体性があるということですよね。  繰り返し聞きますけれども、合併した際に、一体じゃないケースがあり得るというふうに思われているのか、いや、合併したのであれば、今まで言われたとおり一体だと言われるのか、大臣いかがですか。
○寺田(学)委員 いや、合併すれば一体となることでありますと言われるので、どうなんでしょう、三県が合併をしました、うちらをこの法律にのっとって特定広域団体に認めてくださいと手を挙げました。その場合に、だめだ、あなたのところは認めないよということはあり得るんですか、あり得ないんです...全文を見る
○寺田(学)委員 ということは、北海道以外のところが特定広域団体になるためには、法文を読むと、自然やら何やらが相当程度一体である、その上で合併をして政令で定められるんですよ。その三番目の政令で定めることに関しては、ほとんど事務的な手続だ、合併しているんだもの、それは一体なんだとい...全文を見る
○寺田(学)委員 ちょっと、大臣の言っていることと役所が言っていることが違いますよ。大臣は、もう一体であるから認めるんだとさっき言われたじゃないですか。それを、今度は推進本部の方で検討させていただくと留保したじゃないですか。これは全然違いますよ。(佐田国務大臣「事務的にはまだ言っ...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、ちょっと待ってください。  特定広域団体を政令で定めるんじゃないんですか。事務方の方、どうですか。特定広域団体を政令で定めるんですよね。
○寺田(学)委員 だから、聞きますよ。では、推進本部の方で、合併しているにもかかわらず、一体感がないねということで特定団体と認めないことはあるんですよね。
○寺田(学)委員 答弁を一本化してほしいんですけれども、大臣は、合併したら相当程度一体となっていると言っているんですよ。それで、今、今度は事務方の方で、合併して、それを認定してくれと上げてきたときに、さまざまなケースを考えて、一体となっているかどうかに関して考えた上で留保して判断...全文を見る
○寺田(学)委員 相当程度、国の方が要件を縛りつけているような気がするんですよね。何で二つじゃなくて三つなんだということに関しても、先ほど副大臣の方が言われているように、国の出先機関がどうこうで、一個あふれたらよくないからそれを調整するだ何なんだという要件をつけて、では、三つで合...全文を見る
○寺田(学)委員 何度もお伺いするとおり、合併したら特定広域団体に認められていいんですよね。それは、政府の方は留保させてくれ、それはそれでまた判断させてくれと言っているんです。どっちなんでしょうか。  自治体としても、本当にこの法案ができたことによって、北海道限定じゃないとさん...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、検討するんですよという話をされて、何を検討されるんですか。どういう項目、どういう基準でそれを検討されるんですか。自然、何とかじゃないんですか。
○寺田(学)委員 もちろん、現実的には、青森と三重が合併するということは現実にはまずないわけですけれども、一応仕組みとしては、もう一県ぐらいどこかくっつけて、三重と、では今度は鳥取だ、その三県でやりましょうということは、制度としては可能でしょうけれども、現実的にはないと思うんです...全文を見る
○寺田(学)委員 では、法律の主語の話をしますけれども、相当程度であるかどうかを判断するのはだれかと聞かれたら、政府だということでよろしいんですね。御答弁ください。
○寺田(学)委員 地理的な密接性というのは、それに関して、判断する場合において関係するんですか、先ほど例示されていましたけれども。どうですか、大臣。  例えば、青森と、秋田、岩手を越して、宮城を越して、福島と山形とで合併しました。地理的には乖離しているわけですよ。そういうことに...全文を見る
○寺田(学)委員 地理的な密接性に関しては一言も書いていないんですよ。何で書かなかったんですか。大臣、どうですか。
○寺田(学)委員 だから、いろいろな要素があるんだったら、書いてくれないと明確じゃないですよ。  これをしゃんしゃんと通してくれという話があったと思いますけれども、全然、漠として、何をやりたいかわからないわけですよ。どうなったらどうなるかもわからないわけですよ。何で三つなのかも...全文を見る
○寺田(学)委員 時間が終わりましたので、本部と打ち合わせしながら合併を進めていって、その三県合併が行われたときにはほぼ自動的に認められるんだという解釈で理解したいと思います。  九十分、おつき合いありがとうございました。
11月21日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。  まず、きょう、本当に御多忙のところ、このような質疑の機会に足を運んでいただきましたことを心より感謝申し上げたいと思います。  いただいた時間で、カウンセリングのことについて御質問したいと思っておりますが、今、同僚の田村委員の方か...全文を見る
○寺田(学)委員 まさしくBIS規制の話も出されましたけれども、資本金で一つの線引きをする、振り分けをするというのも一つのやり方だと思います。  私自身、資本金で分けることが不適切だということを申し上げたいのではなくて、それ以外の方法で何かないか、それ以外の考え方で、本当に資本...全文を見る
○寺田(学)委員 本当にやろうとしたカウンセリングの話に移りたいと思うんですが、NPOのスクリーニングの話もされましたけれども、低金利で貸しているとか、そもそも貸し付ける相手の活動に対してどのようなところに着眼しているとか、さまざまなことを、まさしく言われるとおり、NPOをスクリ...全文を見る
○寺田(学)委員 今回、そういう要請を受けまして、法案の方では、貸金業者は資金需要者等の利益の保護のために必要と認められる場合には、資金需要者等に対してカウンセリング機関を紹介するように努めなければならないという話が再掲という形で載っておりますけれども、今お話しされた中でもありま...全文を見る
○寺田(学)委員 田口参考人の方にお伺いしたいんですが、きょう提出されました資料の中に、調査の結果のポイントと課題と提言、「借入れに際しての勧誘方法等」「どのように勧誘されたか」という項目がありました。その中で、複数回答可ということですけれども、「貸付可能金額の増額を提案された」...全文を見る
○寺田(学)委員 最後に力説された部分は、周知徹底をしなきゃいけないんだ、カウンセリングの行き先をちゃんと教えなきゃいけないんだということは、別にそのカウンセリングの主体がどこであるかということとは全く関係ない話だと思っています。どのカウンセリングの主体であろうとも、まさしく周知...全文を見る
○寺田(学)委員 私も、その点に関して、やはり同意見の部分を持っております。  この間行われました参考人の質疑の方でも、正確な言葉ではないと思いますが、全金連の石井会長が、サラ金を原因とした、資金繰りを苦とした自殺というものは少ないんだとか、ないんだとか、そういうようなお話をさ...全文を見る
○寺田(学)委員 お話しされることの意図、本旨は本当に十二分に承知するんですが、何分、今、多重債務の被害というのがこれほど拡大している中で、ある種、業界側、業者側が、こうなっていればいいんだというような、言い方はおかしいかもしれませんが、性善説に立ってやられている部分があって、性...全文を見る
○寺田(学)委員 終わります。
11月28日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  四十分間お時間をいただきまして、質問をさせていただきたいと思います。  まずは、NPOバンクのことについて、冒頭お伺いしたいと思います。  まずは大臣にお伺いしたいんですが、地域の社会的弱者であったり地域振興のためにまさしく非営...全文を見る
○寺田(学)委員 お言葉をそのまま言うと、大変それぞれ社会的に活躍されておるという言葉にされました。  今後もこのような活動が存続されることが地域にとって必要である、またはこのような活動自体が必要であると大臣自身はお考えになられているかどうか、お答えください。
○寺田(学)委員 まさしく大臣が担当されている金融以外の部分、再チャレンジの部分においても、非常にこのNPOバンクというものは再チャレンジには寄与しているというふうにお考えになられているかどうか、いかがですか。
○寺田(学)委員 大変重要であり、今後も存続を願うと。存続を願うことでよろしいですよね。いかがですか。
○寺田(学)委員 なるほど。大事な活動であり、今後も存続を期待していると。期待しているどうこうに関してお話をしますと、今回の法律によって、その期待が水の泡に終わるのか、はたまたその期待が成就するのか、大臣のお考え一つにかかっている部分も大いにあると思っております。  もう当然御...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣、今、利益衡量と言われましたけれども、何と何の利益衡量をされているんですか。
○寺田(学)委員 もちろん、弁護士をされていた御経験もあるということなので、私のような者が聞くのも本当に失礼に当たるんですけれども、利益衡量ということですので、何かを犠牲にした上で、いろいろ利益をてんびんにかけてはかった上で、どちらかが優位に立ったということになると思うんですよね...全文を見る
○寺田(学)委員 まさしく明確に定義をして、法律に書いて、法の拡大解釈ができないように規定すればいいわけで、もし拡大解釈するんであれば、そのときこそ摘発して、刑事的に何かしら処理をすればいいわけで、特段、今、利益衡量に関して、両方のてんびんのことを明確に言われませんでしたけれども...全文を見る
○寺田(学)委員 簡単に、全国ネットワークを結んで何とかと言いますけれども、まさしく地域のためにちっちゃいマイクロクレジットとして営んで、頑張って非営利でやっている方々を、はい、今法律が変わりました、全国ネットを組んでくださいと言うのはちょっと、余りにも勝手な論理だと思うんですよ...全文を見る
○寺田(学)委員 資産要件を引き上げることによって悪質な業者を排除する可能性があることは私も否定はしません。大いにあると思います。  ですが、どうなんでしょう。今活動されているNPOバンクの方々、聞くところによれば、金利は二、三%で、まさしく非営利でやっていると。金利二、三%で...全文を見る
○寺田(学)委員 貸出金利を一〇%以下にするということは非常に客観的で、どの自治体でもだれも疑うことなく適用できる基準だと思いますけれども。例えばの話ですよ、例えば金利を一〇%以下で貸し出すんだということであったら単純明快だと思うんですけれども。これでも良質と悪質を分けられないで...全文を見る
○寺田(学)委員 存続するかどうかということと、金利の二、三%をもっていい業者かどうかということをお話しされていましたけれども、今回の法改正、そもそも、二九%という高金利に対して、それを下げる。ある意味、それを悪だと思っている人はいないわけですよ。金利は低い方が、すべてがすべてい...全文を見る
○寺田(学)委員 私も三年国会議員をやってみて、政府の方が検討するという言葉がいかに無期限なものであり中身がないものであるかというものを、つぶさに、総務省に限ってですが、見てきましたので。もちろん金融庁は違うんだと言われればそれまでですが。  そこまでおっしゃられるんだったら検...全文を見る
○寺田(学)委員 本当に、何度も繰り返しますけれども、最初に大臣が今後も必要だと言われたNPOの活動ですので、どうか早急に、法律に書くような形で検討されるのが必要だと思います。  次の、カウンセリングのことについて移りたいと思います。  そもそもとして、法律改正後の話ではなく...全文を見る
○寺田(学)委員 カウンセリング主体と申しますか、債務整理、家計管理等々のカウンセリングの機会が極めてわずかであるという御答弁でありました。  では、なぜ現段階において極めてわずかな機会しか確保されていないのか。原因は何であるとお考えになられますか。
○寺田(学)委員 家計管理に関して言えば、プライバシーだ何だということがあって今までは非常に行いづらかったものであるという性質の部分からの理由とともに、絶対的にカウンセリングを受ける機会、法テラスどうこうありますけれども、機会、施設、窓口等々含めて足りなかったという御答弁だと思い...全文を見る
○寺田(学)委員 二つ質問したうちの前半の部分はお答えいただいたんですが、それはいつまでに完成する御計画なのか。いかがですか。
○寺田(学)委員 質問に答えていないですよ。  いつまでに完成するんですかと。政府が考えられている、多重債務者の方をなくすためにだれにでもカウンセリングを受けられる体制を築くと言われていて、それはいつまでですかというのを聞いたんです。  参考人の方はそう答えられるけれども、大...全文を見る
○寺田(学)委員 施行段階ということは、一年後ということでよろしいんですか。それとも、施行後、本格実施されるおおよそ三年という意味ですか。どっちですか。
○寺田(学)委員 野党である私は希望とかどうこうということは言ってそのままなんですけれども、一応大臣という権力者ですから、希望のもと、予測を立てて、それに対しての施策を打つんだと思います、普通の政治を行うのであれば。  ということで、今三年というお話をされたので、今政府が行って...全文を見る
○寺田(学)委員 三年をめどに、カウンセリングはどなたでも受けられるような環境になるというように努力されるというお話でした。  今回、カウンセリングのことに関して、貸金業界、貸金業者の方々が集まってつくられる業界団体が設立するカウンセリング窓口というのもつくられる。それの中立性...全文を見る
○寺田(学)委員 カウンセリングを受けることは、必要な場合に限らず、まさしく他人からお金を借りるわけで、かつその借りたお金以上のものを払わなきゃいけないこの仕組みの中では、どういう場合であってもまずは受けることができるという環境を整えるのは、私は一つ大事なことだと思います。  ...全文を見る
○寺田(学)委員 今参考人がお話しされた中で、カウンセリングを受けるところが、現状、わずかしかないという発言がありました。先ほど、大臣の答弁を振り返ってみますと、三年後にはそれなりに、だれでも受けられるようなカウンセリング環境が整うように今施策をつくっているんだというお話がありま...全文を見る
○寺田(学)委員 三年後考えたいということだと思います。ともすれば非常に際どいお言葉だと思いますけれども。  時間も時間ですけれども、見直し規定に関して午前も質疑されていたようですけれども、同僚の委員も確認していると思いますが、この見直しに関して端的にお伺いします。  可能性...全文を見る
○寺田(学)委員 意思として行うか、見直しをどのような形でやるかということを、どうするかという意思の問題ではなくて、法律の書き方として、みなし弁済を廃止することを撤回するような見直しをもできるのかできないのか。できないのであればできないで結構です。それだけ、参考人、お答えください...全文を見る
○寺田(学)委員 ということは、三年後にみなし弁済の規定が廃止され、金利が下がるということはしっかりと担保されているものだということを改めて確認しましたけれども、先ほど大臣が言われた、三年後のことは三年後に考えるということとおよそ矛盾する話になってくるわけですね。三年後にどうなっ...全文を見る
○寺田(学)委員 三年後はわからないという話をされていますけれども、確かに、三年後どのような形になっているのかわからない部分が多々あると思いますが、わかることは、多重債務で苦しまれている方がまだこれから三年間苦しむ可能性が大いに残るということ、そして、これからの三年間多重債務者に...全文を見る
○寺田(学)委員 三年間のことはわからないと言いつつ何かしらわかっているようなお話をされるので、だとしたら、それにのっとった上でいろいろ法律をつくられたらいいと思います。  時間が終わりましたので、金融担当大臣でありながらも再チャレンジ担当大臣でもありますので、冒頭申し上げたN...全文を見る
11月28日第165回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。  二十分という短い間ですが、総理、よろしくおつき合い願いたいと思います。  本法案の質疑に入る前に、新たに総理に御就任されたということも含めて、改革に関しての御決意と意気込みについて、お考えについてお伺いしたいと思います。  地...全文を見る
○寺田(学)委員 最後にもう一問だけ、整理ですけれども、そういうことであれば、郵政民営化法案に賛成しない方の復党はあり得ない、今後もあり得ないという御発言ということで理解してよろしいですか。
○寺田(学)委員 今言われた部分を整理すると、この間の選挙は、一つの政策、郵政民営化是か非かだけで選挙を国民に対して行った。そして、政党というものは、一つの政策だけではなくていろいろな政策で議論し、合致して、結びつくものであるという話をされました。しかし、その後、今回の復党に関し...全文を見る
○寺田(学)委員 確認のためもう一回聞きますけれども、地方六団体が推薦してきた方を取り入れる御意向はあるのかないのか。いかがですか。
○寺田(学)委員 御検討されている最中だという認識に立ちますけれども、言い方は悪いかもしれませんけれども、私は地方が甘えている部分というのは多分にあると思っています。国が勝手に決めたんだとか、国が面倒を見てくれなきゃだめだとか、さまざまなことが理由としてあるからこそ、甘えの体質と...全文を見る
○寺田(学)委員 十分であるかないかは、まさしく当時官房長官、そして今総理である安倍総理の主観的な判断が一番重要なことだとは思います。それを満たす上で制度というものをいろいろつくっていかなきゃいけないんですが、前々総務大臣の麻生太郎現外務大臣の総裁選挙時の公約というものを、他党で...全文を見る
○寺田(学)委員 多角的にいろいろ検討されるんでしょうけれども、このアイデア、具体的なアイデアですが、このアイデアに関して検討していただけますか。いかがですか。
○寺田(学)委員 いろいろな観点から検討されるのも大事だと思うんですが、先ほどから申し上げているとおり、地方自体が政策決定の場に、自分たちの地方の政策、国が今管轄として持っているいろいろな権限に関しても、地方みずからが入って自分たちも参画して決めたんだということは、自分たちで決め...全文を見る
○寺田(学)委員 質疑の時間が終わりましたので、以上で終わりにします。
○寺田(学)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきたいと思います。     地方分権改革推進法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の事項に...全文を見る
○寺田(学)委員 民主党の寺田学と申します。  まずは、本地方公聴会に御多忙のところ御協力いただきましたこと、そしてこのような機会をいただきましたこと、心から感謝申し上げたいと思っております。  本法案、地方分権改革推進法案というものは、非常に広範な、全般的な地方分権に対して...全文を見る
○寺田(学)委員 そこで、市長の方にもお伺いしたいんですが、ある種、浜松は浜松で自己完結できる、本当に自治の強い、高い自治体が完成したことはありつつも、県という広域自治体、広域をカバーしなければならない自治体との協力関係というのも、今、知事がお話しされた部分で多少なりとも出てくる...全文を見る
○寺田(学)委員 芹澤町長の方にお伺いしたいんですが、まさしく今回新たに浜松市という大きな政令指定都市ができたということで、県内の御事情を拝見しても、自治体の規模というものにより一層の格差が出てきたのは否めないものだと思っています。それと同時並行として、国の方としても、地方分権を...全文を見る
○寺田(学)委員 中山会頭の方にお伺いしたいと思っております。  谷口委員からも質問がありましたけれども、地方の活力というものを地方自身が見出していくことがこれからは本当に時代の要請として迫られてくるものだと思います。安倍総理、そして菅総務大臣を含めて、今回、地方頑張るプログラ...全文を見る
○寺田(学)委員 知事にお伺いしたいのですが、今地域づくり、地域の活性化のためにどのようなことをしたらよいかということを、本当に国側としてもいろいろ考えているところだと思います。今、産業をされている代表の会頭から、大学があることが一つの大きなメリットである、それがいわば産業を強力...全文を見る
○寺田(学)委員 時間が参りましたので、以上にします。
11月29日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  きのうに引き続き三十分ほど質疑をさせていただく機会をいただきました。一昨日通告した内容と昨日の大臣の答弁をもとにいろいろ御質問させていただきたいと思います。主にNPOバンクの件、そして時間があればカウンセリングの件、二点お伺いしたい...全文を見る
○寺田(学)委員 今大臣がお答えされた逸脱したという部分は、金利においても逸脱したという意味でとらえてよろしいんでしょうか。
○寺田(学)委員 それでは逆に、今議論されているいわゆるNPOバンクというものに関して、どのような活動をされている団体なのかということに関して、大臣自身はどのように御認識されているでしょうか。
○寺田(学)委員 いわゆるNPOバンクに関して言うと、金利に関しては非常に低い金利でやられているというのが今の通例ではありますけれども、金利も低く設定されている活動団体であるということも御認識されているでしょうか。
○寺田(学)委員 質問の最初の部分に戻るんですが、優先順位で考えるんではなくて例外を設けるべきだということを昨日質問させていただきました。その際、大臣としては、例外を設けることに関して言うと、規制の潜脱に使われる可能性があるんだという話をされて、非常に難色を示されました。そのこと...全文を見る
○寺田(学)委員 今御答弁の中で、非営利の悪質業者というものは想像しにくいという御答弁もいただきました。  それではもう一つですけれども、いわゆるNPOバンクが設定している金利、低いところで二、三%からおおよそ一〇%以下と聞いていますけれども、そういう意味では低金利ですが、低金...全文を見る
○寺田(学)委員 しかし、今回、総量規制によって過剰な貸し付けは抑制されるような仕組みをしかれているということでいうと、いわば過剰に貸し付けることを違法にすることはあり得ることではありますけれども、低金利で貸し付けていること、一つだけでは判断できませんけれども、そのこと自身をもっ...全文を見る
○寺田(学)委員 非常に前向きな御回答のように察せられますけれども、何分私も国語能力がないものですから。  一定要件が満たされるのであれば、非営利団体、いわゆるNPOバンクの活動を守れるようにいわゆる例外規定を法律に盛り込みたいということなのですか。まず、一つ一つ聞いていきます...全文を見る
○寺田(学)委員 まず大原則をお伺いしますけれども、NPOバンクの活動が守られるように何かしらの策を講じるということは疑いないですね。まず、イエス、ノーだけで結構ですけれども、いかがですか。
○寺田(学)委員 それを見直し規定の際に法律で書くのか、内閣府令で何かしら済ませるのかは決定されていないということですか。
○寺田(学)委員 法律で書くことと内閣府令で書くことは、何が違っていて、どういうような価値判断によってそれを使い分けるんでしょうか。大臣、いかがですか。
○寺田(学)委員 いや、法律の修正であれば別に、今いろいろ、るる与野党間でやられているんですから、迅速性でいうならば、今の時点においては、法律を修正することは非常に迅速なやり方になると思いますけれども、それよりも内閣府令の方が今において迅速なんですか。大臣、いかがですか。
○寺田(学)委員 実態をまだ、詳細、把握されていないと。そのために、実態把握をするために、言い方は悪いですけれども、猶予期間というか、調べる時間をもらった上で、たまたま三年後、おおよそ三年後に法の見直しがあるから、そのときに法律に書き込むことを念頭に考えられているというお話だと思...全文を見る
○寺田(学)委員 今の御説明を拝聴していれば、法律に書く書かないというのは結果的にやはり三年ぐらいの話になってしまうであろうと。ただし、その一定の要件、いわゆる内閣府令の部分に関して言うと、もっと迅速にできるであろうということを抽象的にはお話しされていたと思うんですけれども、それ...全文を見る
○寺田(学)委員 まさしく副大臣が思われている、非常に善意に満ちたNPOバンクを存続させたいというお考えのもと施策を行いたいのは十二分にわかりますけれども、まさしく政府から提出されているこの法律によっては、一年後にはもう二千万に上げられてしまうわけです。ですので、いわゆる内閣府令...全文を見る
○寺田(学)委員 スケジュール観を含めてというのは、非常に聞き方によっては難しいんですけれども、まさしく一年以内ということで解釈してよろしいですよね。
○寺田(学)委員 確認させていただきますけれども、僕、ちょっと一年六カ月を間違えてお話しした部分は訂正しますけれども、参考人にもお伺いします。  副大臣の方は、常識的に言えば一年でやれるんだということですので、局長としても一年でやる用意で頑張られるんですよね。
○寺田(学)委員 それまでに間に合うということであれば、一つの部分は安心できるのですが、では、その要件というものが非常に実態とかけ離れているものであったら、全くもって一年六カ月以内にやっても仕方がないことだと思うんです。  先ほどから、副大臣の方が、規制の潜脱がないようにという...全文を見る
○寺田(学)委員 その内閣府令が予定どおり出た後に、いわゆるおおよそ三年後にある見直しにおいては、私は、まさしく法律で書くのが一番適している話だと思いますので、それは前向きに御検討いただきたいと思いますけれども、大臣、確認のために、そのことに関して御発言いただけますか。
○寺田(学)委員 大臣、あなたの方が偉いんですから。大臣、いかがですか。
○寺田(学)委員 今、国会の審議中ですから、本当であれば、修正案を出して、法律の中に明記する。しかも、大臣自身も、実態がわからないとは言いつつも、NPOバンクというのはどういうところですかと言ったら、いや、低金利でかつ非営利団体でやっているところですと、まさしく核心をついて、御存...全文を見る
○寺田(学)委員 では、想像の範囲で言いますけれども、必要がないと判断される場合というのはどういう場合なんでしょうかね。もう既に内閣府令でそれなりに書いていて、なぜに内閣府令で書くんですかと大臣に先ほどお伺いしたら、迅速性だと言われている。迅速性の話でいうと、もう三年後なんてそん...全文を見る
○寺田(学)委員 了解しました。副大臣のお言葉を信じて、まずは、私の部分はそこで引き下がりたいと思います。後々、古本議員の方からもいろいろあると思います。  残り四分しかないですけれども、カウンセリングの件について一点だけお伺いしたいんです。  昨日、カウンセリングに関してお...全文を見る
○寺田(学)委員 私は間違いなくあると思いますし、この間行われた参考人質疑の中でも、テレビCMの中で、多重債務に陥った場合はこちらに連絡してくださいということをセットで放送するべきだという御意見もありました。  CMについてどうこうということまで踏み込むのは難しい部分がまだある...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣にお答えしていただきたいんですけれども、いろいろ検討していただく一案として、お金を借りるときに窓口をちゃんと紹介する、カウンセリングを受けるかどうかは御本人の意思でいいですよ、その窓口が存在するんだということを知らしめるように、制度をつくったら、金融庁から指...全文を見る
○寺田(学)委員 時間が参りましたので。  大臣、副大臣、ありがとうございました。
○寺田(学)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました、民主党・無所属クラブ、日本共産党提出の貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成、政府提出の原案に賛成の立場から討論を行います。  民主党は、結党翌年の一九九九年の段階...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○寺田(学)委員 ただいま議題となりました戦後強制抑留者に対する特別給付金の支給に関する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の要旨は、原案において「平成十八年一月一日」となっている施行期日を「平成十九年四月一日」に改...全文を見る