寺田学

てらたまなぶ

比例代表(東北)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

寺田学の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第166回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  大臣におかれましては、本年度も、何とぞ親子ともどもよろしくお願いいたします。  基本的に、格差認識、また自治体破綻に関して、大局的な質問をしたいのでありますが、私自身、党で国対に入っていることもありまして、細かいこともまず最初にい...全文を見る
○寺田(学)委員 私も、その入りについてはそれなりに詳しく規定されていることでありますが、出については、政治活動の広範さゆえにかなりアバウトになっていることは問題であると思っていまして、もちろんこのことに関しては、総務省主導ということでなくて、各党各会派でいろいろ議論していくこと...全文を見る
○寺田(学)委員 名前が横浜何とかとありながら主たる事務所の場所は議員会館というのに多少違和感を感じつつも、事務所費額だけを見ますと、いわゆる話題になっている方々よりは非常に一般的な額であるとは思っています。  ちなみに、菅大臣が代表となられている政治団体というものは幾つお持ち...全文を見る
○寺田(学)委員 その事務所費に関しては領収書の添付も必要がない。政治活動費に関しては五万円以上というくくりはありますが、経常経費の事務所費に関しては全くそういうような領収書が必要はないということで、何でもかんでも入れているんじゃないかというところが今回の事務所費問題の最たる部分...全文を見る
○寺田(学)委員 ぜひとも、大臣自身は非常に少額の事務所費で、かつ想像しやすい額でもありますので、御党の非常に多額の事務所費を計上されている方の御公開というものを、党員として、大臣の方からもいろいろ御助言していただければありがたいなと思っております。  今回、事務所費の問題が非...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは、伊吹大臣に限らず、どのような議員、どのような政治活動をされている方に対しても、協議をしたことはないですし、お問い合せは受けるでしょうけれども、どのように会計処理すべきだと個別具体的にお話ししたことはないということと、個別的に言うと、伊吹大臣の事務所費の...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣自身もいろいろな方からお問い合せがあるということを御存じなんですけれども、国会議員から問い合わせがあった場合でも、一つのメモも残していませんか。
○寺田(学)委員 元選挙部長が苦い顔をされていますけれども、本当にないということでよろしいんですよね。まあ、それは今御答弁されましたので、もしあったときは、それはそれで一つ問題にさせていただきたいと思います。  政治資金規正法とともに非常に解釈が分かれる問題として、公職選挙法も...全文を見る
○寺田(学)委員 今、一般的な要件として、掲示責任者として候補者の氏名を大書きするなどという一つの要件が提示されました。あとは、色であるとか、面積であるとか、書かれている場所の数であるとか、いずれかの形でその個人の名前を売名しているんだということが、意図が明らかになるような場合は...全文を見る
○寺田(学)委員 では、別の言い方でお伺いしますけれども、色であるとか立て方であるとか場所であるとか、そのようなさまざまな要件をたとえクリアしたとしたら屋外に張り得る看板である、要は、可能性、余地は残っているという判断でよろしいですか。
○寺田(学)委員 では、これは張れるんですか。  常識的に考えて、これは売名ですよ。各選管に聞いても親しい総務省の方に聞いても、これはもう売名行為ですよ。政党看板としておおよそ認められないですよ。これを張る場所や立て方によって認められるといったら、これは……。  よくやります...全文を見る
○寺田(学)委員 周りの方がやられていたから僕もやりましたという理屈は、赤信号みんなで渡れば怖くないに近いもので、そういう意味で、地元の選管が何と言っているかわかりませんけれども、もし地元の選管がこれを注意していないとしたら、それは選管の怠惰ですよ。  拡大解釈も甚だしい。もち...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣であるのであれば、総務大臣であるのであれば、一般の政治活動をしている方よりも高い見識をお持ちになるということは当然ですけれども、大臣だから守らなきゃいけない、大臣じゃなきゃやってもいいということではないと思います。そういう意味で、問題点は、これをやられている...全文を見る
○寺田(学)委員 たとえ自分の親方であろうとも、間違っている部分がありましたらぜひとも中から御注意いただきたいというふうに思います。それは本当に、別に自民党だろうが大臣だろうが民主党だろうが何党であろうが、間違っているものは間違っているというふうにやってもらうのが公平なルールだと...全文を見る
○寺田(学)委員 まさしくその格差の定義というものが非常に重要になってくると思います。  大臣自身、予算委員会の答弁でも、地域間の格差が出てきているということは、これは事実だと述べられています。今所得という一つの例示がされましたが、大臣が総務大臣として格差を認識する際に参考にさ...全文を見る
○寺田(学)委員 所得と財政力という二つの指標がありました。まだまだあると思うんです。一つ一つお伺いしたいのですけれども、その所得と財政力に関して格差は存在すると。それでは、それは拡大していっている、広がっている方向にあると認識されているかどうか、いかがですか。
○寺田(学)委員 いや、大臣自身、所得と財政力の話をされていて、有効求人倍率で縮まっているというのは、ちょっと論理が違いますので。  所得と財政力ということを御自身で挙げられましたので、その二つが拡大されているという御認識かどうか。いかがですか。
○寺田(学)委員 それでは、その拡大している格差というものが、もちろん存在するのは仕方がないことかもしれませんけれども、広がっている今のありよう等々に関して、これは仕方がないものだ、広い意味で健全なものだと考えられるのか、いや、改善しなきゃいけないねとお考えになられておるのか、い...全文を見る
○寺田(学)委員 もう少し端的にお伺いしますけれども、大臣が言われた、格差を判断する上での要因が所得と財政力。その所得と財政力に関して格差が拡大していると認識していると。その格差が拡大していること、所得と財政力ですけれども、その格差が拡大していることに関しては適当と思われるのか、...全文を見る
○寺田(学)委員 議論がかみ合っていないんですけれども、財政力が、自治体が二千弱ぐらいあるんでしょうが、それが拡大していっていると御認識をされていて、努力なんとかいうのはその経過であって、事実として拡大されていると大臣が言われているわけですから、その拡大していっている今のトレンド...全文を見る
○寺田(学)委員 確認のためにもう一回質問しますけれども、所得と財政力が拡大していっていることは是正しなきゃいけないとお考えになられているということでよろしいですね。
○寺田(学)委員 なるほど、わかりました。所得と財政力の拡大を是正するために、今財政力に過剰な差がつかないように是正すべきだとお考えになられているということですね。そういう意味で、安倍政権がしいている政策というものがそれを拡大するような要因であるとしたら、それは間違っているとお考...全文を見る
○寺田(学)委員 景気の拡大が格差を広げているということですか。
○寺田(学)委員 ごめんなさい。僕自身、余り理解力がなくて申しわけないのですが、格差が広がっている、財政力と所得が広がっている要因は、景気が拡大されているからだという話をされていると思うんですね。  格差が拡大している要因は何ですか。
○寺田(学)委員 景気の回復において地域にばらつきがある要因は何だとお考えですか。
○寺田(学)委員 さまざまな要因があって、企業誘致をできたところであれば伸びているかもしれないだろうし、今努力を怠っているところは伸びていないかもしれないというのは、ちょっと私は納得できないお考えだなというふうに思います。  企業進出一つをとってみても、三重の亀山工場の話をよく...全文を見る
○寺田(学)委員 夕張の話も後で時間があったらしたいんですけれども、大臣も先ほどの答弁の中で、人口規模というものを一つ指標にして、夕張と同じぐらいの人口規模のところでも頑張っているところがあるんだからという話をされているんです。そういう話でいうと、一つ資料があって、東京都港区、一...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、交付税の話をされましたけれども、税収は景気によって伸びていくんですよ。交付税に関していうと、もちろん仕組み的に法人税が上がれば交付税額も上がっていきますけれども、今のトレンドとして交付税は縮小させていっている方向じゃないですか。縮小させないまでも、現状維持...全文を見る
○寺田(学)委員 いろいろ、財政力の格差を是正するために交付税があるじゃないかというお話をされましたけれども、それだけにとどまらない、本当に構造的な問題だと思います。  大臣の認識自体を改めて確認したいんですが、予算委員会で前原議員から、本当に財政力の格差があるんじゃないですか...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、そもそも大臣自身、格差を認識する際に有効求人倍率を入れていないんですよ。では、大臣が総務大臣として地域間の格差を考えるときに、所得と財政力と有効求人倍率は少なくとも一つの項目として入れられているということですか。
○寺田(学)委員 家賃がかからないということは、それはそうでしょうけれども、それは御自宅があるからであって、別に御自宅がない人でも勝手に住めるようなことではないわけでしょう。幾らかかかっているわけですよ、それはそれで。  とはいえ、港区と釧路で三倍の所得格差がついているんですよ...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○寺田(学)分科員 民主党の寺田と申します。  きょうは、渡辺大臣にお越しいただきまして、道州制について議論させていただきたいと思います。  道州制に関しましては、安倍内閣発足後、道州制特区法案を通しまして佐田大臣とは委員会でいろいろ議論させていただきましたが、残念ながら佐田...全文を見る
○寺田(学)分科員 佐田大臣と個人的に職務のことについてお話をされたということはないということですか。
○寺田(学)分科員 私も野党ですので大臣の経験がないものですから、大臣がああいう形でやめられた場合にどのように職務が引き継がれるのかということは全く想像できませんし、周りからも聞くことができないんですけれども、今、お話を伺うところによると、ああいう形でやめられた場合というのは、や...全文を見る
○寺田(学)分科員 では、また改めて、佐田大臣と議論した部分を更新するような形で議論させていただきたいと思います。  道州制という言葉がややひとり歩きしているような感が最近否めないんですが、道州制といってもいろいろな道州制がありますし、そもそも道州制を入れる理由は何なんだとか、...全文を見る
○寺田(学)分科員 地方分権の総仕上げとしてという御答弁をなされましたけれども、その後に、ビジョン懇をつくっていきましょう、東京の一極集中ということも一つの問題でしょうし、地方が元気になるような一つの施策としてやっていきたいんだということでした。  東京の一極集中というお言葉が...全文を見る
○寺田(学)分科員 中央集権と東京の一極集中は裏腹の関係であるということは後ほどいろいろ議論したいと思いますが、ちょっと質問の繰り返しになりますけれども、現状の東京の今の一極集中について、道州制担当大臣として、今は是正すべき段階に入っていると見るのか、それとも今の段階は別に容認で...全文を見る
○寺田(学)分科員 非常に難しい御答弁なんですが、要は、今の東京のこの過密状態、先ほどの大臣の言葉で言うと、見る人によって違うということですから、私として見ると、過剰に人が集中し、物が集中し、お金も集中しているというふうに思っております。  大臣自身は、今の東京に関して、そうい...全文を見る
○寺田(学)分科員 中央集権の名残がある部分に関しては是正すべきだ、中央集権をやめて地方分権にすべきだと。地方分権をすると一極集中がなくなっていくということなんでしょうか。  中央集権と一極集中は裏腹の関係にあるということは密接不可分だということを言われているんだと思いますが、...全文を見る
○寺田(学)分科員 一つずつ整理していきたいんですが、道州制の議論をこれからされていく中で、そのステージづくりであるとか、もちろん大臣自身の個人的な見解であるとか、さまざまお述べになられるんでしょうけれども、まさしく中央集権と一極集中は裏腹である、そういう意味においては地方分権が...全文を見る
○寺田(学)分科員 最初の地制調の話は全く本問とは関係なかったんですが、大臣自身がテーブルづくりをしていく役割を担われるんでしょうから、首都機能移転の問題というものは道州制の議論の中に含んで、もちろんそれを採用するという前提つきじゃないですよ、首都機能移転という一つのツール自体も...全文を見る
○寺田(学)分科員 大臣が御答弁された中から二点ほど細かくお聞きしましたけれども、東京の一極集中についてと、そのときに出てきた首都機能移転についてです。  私の解釈として、東京の一極集中に関していえば、中央集権の名残があることによる一極集中はふさわしくないということで、そこは是...全文を見る
○寺田(学)分科員 一般論としての集積のメリットの是非を聞いているわけではなくて、現状、今ある、ここ東京というもののひとり勝ち状態に対して、大臣自身は御懸念されているのか、いや別にそれは構わぬと思われているのか、どちらですかというのをお伺いしているのです。一般論というのは結構です...全文を見る
○寺田(学)分科員 この点はしつこく食い下がりたいんですけれども、東京というものを中心としてさまざまな問題が、バブル期を、その前も通していろいろ起きてきている。その一つ一つ、個々の問題に対して、けしからぬとか是正すべきだとか、何とかするべきだということは、いろいろ、その都度その都...全文を見る
○寺田(学)分科員 地方分権の議論をする中でいろいろ整理して考えなきゃいけない部分があって自分も気をつけているんですけれども、中央集権であるということと、東京が一極集中するということと、役所、裁判所等々首都機能が東京にあるということ、この三つぐらいを並べてみると、それは似ているよ...全文を見る
○寺田(学)分科員 ますます混乱してくるんですけれども、大臣自身のお言葉をかりて言うと、東京のひとり勝ちは否めない、東京の一極集中というものがあると言われているのは、ひとり勝ちと一極集中という言葉を使えば、一つの限られたパイから一人だけが勝っている、その限られた日本というパイの中...全文を見る
○寺田(学)分科員 時間が参りましたのでこれで終わりにしたいと思いますが、東京と地方という言い方はある種気をつけて使われた方が、一般の有権者、国民の方々の中にも、そして分権の議論をされている方の中にも誤解を生みかねないと思いますので、中央集権と一極集中と道州制、さまざま入り組んで...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○寺田(学)分科員 民主党の寺田と申します。  本日は、有機農業を促進する上で、今までの法律が有機農業を促進する状態、促進するような環境にあるかどうか、法改正が必要ではないかどうかということについてお伺いしたいと思います。  まずは、有機農業促進法、通称ですけれども、それが昨...全文を見る
○寺田(学)分科員 質問に答えていただきたいんですが、何のために有機農業を促進すると。もちろん、法律で決まったことだから役所としては従うということでしょうけれども、その法律の趣旨でも結構です、基本理念でも結構です、有機農業をする、促進するという方向に決めたのは、なぜ促進しなきゃい...全文を見る
○寺田(学)分科員 確認のためにお伺いしますが、今言われた理由でいうと、環境への負荷を軽減させるということ、あとは消費者のニーズにこたえていくことということは御答弁いただきました。  環境への負荷を軽減するということでしたが、裏返して見てみると、では、要は農薬を使った米づくりな...全文を見る
○寺田(学)分科員 質問に答えていただきたいんですけれども、要は、農薬を使った農業をするということは、自然に対しての負荷を強めているという認識でよろしいですね。
○寺田(学)分科員 それでは、消費者の方に視点を移しますけれども、消費者としても、農薬が使われた農作物と比べて、有機農業でつくられた生産物を摂取する方が身体においても負担が軽減されているというような解釈でよろしいですか。
○寺田(学)分科員 農水省としては、農薬を使われた生産物、別にこれをすべて悪いと言うつもりはありません、そのものと、農薬を使わない有機農業でつくられたものに関して、身体に対しての影響というものに対しては全く検証していないし、それが、どちらが影響が強いか弱いかというのはわからないけ...全文を見る
○寺田(学)分科員 安全の判断というのはいろいろあると思うんですね。人間の摂取量の限界として例えば一〇〇がある、一〇〇を超えると危険であるというときに、九〇も安全でしょうし、五〇も安全でしょうし、三〇も安全なわけです。相対的な話をしているわけで、安全のレベル、安全という意味ではど...全文を見る
○寺田(学)分科員 最初の部分に戻るんですが、有機農業推進法というものを農水省としても取り組まれる、いわば有機農業を推進させていく方向にあると思うんですが、そういう意味でいうと、人体に対してのより安全なことを図っていくということはまず除外して、自然に対しての負荷を軽減させるという...全文を見る
○寺田(学)分科員 私は、有機農業推進法に対しての是非を説いていませんよ。有機農業推進法ができた上で、農水省としてどのようにとらえているのか、どのような目的で有機農業を促進されていくおつもりなのですかという話をしたら、副大臣の方から御答弁をいただいて、その御答弁を具体的にしていっ...全文を見る
○寺田(学)分科員 質問していない部分までお答えをいろいろいただいて、ありがたいのかどうかわかりませんけれども。  言ってみれば、農家の人にしてみれば、有機栽培をやってみたい、有機農業をやってみたい、農薬を使わずにやりたい、もちろん、そういうような努力をしてやっている以上、高く...全文を見る
○寺田(学)分科員 一般的な話として、農家の方にいろいろお伺いしたところと。どれぐらいのケースを聞かれていて、どこの産地の答えを聞かれていて、満遍なく全国を聞かれているのかどうかわかりませんので、そのデータがあるとしたら出していただきたいと思いますけれども、恐らく正式なデータは、...全文を見る
○寺田(学)分科員 その除去コストというのはどのように割り出しているんですか。
○寺田(学)分科員 いずれにせよ、消費者の嗜好として白い米、着色しているような米ではないものを求むというところが変わらない限り、何かしらの形、段階で着色粒というものをはじいていく、流通業者に卸す前に生産者側がはじくのか、それとも、価格が低いという意味で流通側に流していくのか、どこ...全文を見る
○寺田(学)分科員 最後にもう一度質問をしますけれども、大臣、御理解いただけたのであれば大変ありがたいことです。  もう一歩踏み込んで御理解いただきたいんですけれども、有機でつくられたものが高く売れるような消費者の動向が生まれてくることが必要だ、私はそのとおりだと思うんですけれ...全文を見る
○寺田(学)分科員 消費者がそれをクレームとしてくるということは、別に、それはわかり切っていることなんですよ。消費者の動向が変わらない限り、無害なんですけれども、結局、色がついていないものがいいというなら、では、どこでそれをはじくかという話なんです。それを今は生産者がすべて、すべ...全文を見る
○寺田(学)分科員 時間になりましたので、最後に、改定することまでお約束しなくていいので、会議をまず開いて、米のここのことについて議論するということだけお約束をしてください。  以上で終わります。
03月03日第166回国会 衆議院 本会議 第10号
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○寺田学君 私は、ただいま議題となりました総務委員長佐藤勉君の解任決議案に対し、民主党・無所属クラブを代表して、賛成の立場から討論をさせていただきます。(拍手)  以下、賛成の理由を申し上げます。  総務委員長佐藤勉君解任の理由は、佐藤勉君が今回犯した大きな過ちであります。 ...全文を見る
03月15日第166回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  与えられた時間が十五分で、大臣がもう間もなく出られるということで、淡々と質問をしたいと思います。  命令放送等また義務化等々は、放送法の改正のときにちょっと重点的に質疑したいと思うので、一ユーザーから寄せられた素朴な疑問と苦情をも...全文を見る
○寺田(学)委員 当然のことですが、御自身の御意思で衛星放送を受信するということで、機器をそろえられる等々の手配をされた、みずからの御意思で衛星放送をごらんになられる環境をおつくりになられたということでよろしいですか。
○寺田(学)委員 まさしく今言われたところが一つの問題点でありまして、大臣自身、受信料の値下げ等々言われていますけれども、実質的に値上げがされている状況にある、そういうふうに感じられている視聴者も多いということを申し伝えたいと思います。  どういう仕組みかといいますと、昔は、衛...全文を見る
○寺田(学)委員 テレビを置く置かないということで受信料を払う払わないは、制度上みずからの意思でやれます。衛星放送ができ上がったころは、みずからアンテナを設置する、デコーダーを買うということによって、衛星放送をモアサービスとして受けるかどうかの判断ができました。ただ、今、自分で衛...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣、お時間ですので、もう結構です。ぜひ御検討をいただきたいと思うんです。スクランブルをかける等々も含めてですけれども。  会長の方にお伺いしますけれども、一応、衛星放送というのは難視聴というものを一つの目的として始まりました。もう当然御存じのはずです。八四年...全文を見る
○寺田(学)委員 私が質問したことに御答弁いただきたいんですけれども。  もっと具体的に質問しますと、先ほど申し上げた具体例、自分では全く衛星放送を見ようという意思がないにもかかわらず、住宅の環境とテレビの技術の発展によって衛星放送が見られる、見えるような環境になってしまう状態...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、今、非常におもしろい発言をされたんですが、とすれば、みずからの意思で衛星放送を見るつもりはないけれども勝手に住環境とテレビの性能によって見られてしまう場合は、徴収される方が来たときに、私はかくかくしかじかこういう理由で自分の意思としては見るつもりはございま...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、答弁が全然違う形になっているんですよ。無理やり壊さなくていいですよというお話をされたということは、そういう、みずからの意思ではなく衛星放送が見られる環境になった場合には、壊さなくていいということですよね。物理的に見られない環境に持っていかなくとも、その事情...全文を見る
○寺田(学)委員 専門的なお話と言われて、今、全く専門的な話でもなかったですよ。  これは、経営のトップ、経営というか会長として、視聴者の意思をどのように酌み取るか、それとともに、衛星放送というものを今後どういう位置づけにしていくかということが非常に大事なわけですよ。  衛星...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、受信料の性格に関して、私は去年も一昨年も質問しているとおり、別に見ないから払わないということはあり得ない、見ようが見まいが、公共放送である以上支えていく特殊な負担金であるということは十二分に承知して質問をしています。  ただ、この衛星放送に関しては、設立...全文を見る
03月22日第166回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。よろしくお願いいたします。  きょうは恩給法の法案の審議をさせていただきます。  今回の法案の改正が、ある意味、今まで一歩一歩改善していた部分を、ある種、五年間の計画というもとで、総務省のお言葉をかりると最終的な法改正というようなこと...全文を見る
○寺田(学)委員 これから議論を最終的に詰められるんでしょうけれども、基本的に、自民党さんが出されたお答えのとおりに事を進めていこうという基本路線をお持ちなのかどうか、はたまた、自民党で、政府・与党、与党の中で決められたことに関して、余り重く考えないというのもあれでしょうけれども...全文を見る
○寺田(学)委員 その点に関しては了解いたしました。  一点、この間行われましたNHKの予算の中で、私自身、問題提起をさせていただいた部分があります。あれが夜の十二時過ぎ、一時ぐらいに放送されたみたいですけれども、十五分間だけ質疑をさせていただいたんですが、正直、自分の予想をは...全文を見る
○寺田(学)委員 では、繰り返しになるかもしれませんが、今具体的に例示した、いわば勝手にそういう環境に置かれた者も、この「設置した者」に入るということでよろしいですね。
○寺田(学)委員 それでは、条文の方の中段の「放送の受信を目的としない受信設備」という中に、みずからの意思で衛星放送を受信する環境を設置しようとしていない方々が買ってしまったテレビに勝手に入っていることによっていわば環境がつくられる受信設備ですけれども、そのことは含まれるのかどう...全文を見る
○寺田(学)委員 今お答えいただいたように、第三十二条の法律によれば、ある種、その環境に置かれた方は自分の意思があるないを問わず払わなきゃいけないということになっているということだと判断いたしました。  大臣自身に単刀直入にお伺いしたいんですが、今のようなケース、いわばモアサー...全文を見る
○寺田(学)委員 問題意識は持っていただいているというふうに判断しました。受信料の値下げどうこうというのはこれから始まるかどうかということで、それも問題意識を持っていろいろ考えられているんですけれども、今、もう現行に払わなきゃいけない方々がいて、先ほど例示したとおり、NHKのたち...全文を見る
○寺田(学)委員 受信料のあり方という根本的な部分にはかかわるんですが、ある種、モアサービスという付加価値的なところのサービスをどう受けるかという、もう少しミクロな部分で考えられることでもあると思うんですよね。  それで、どうなんでしょう。モアサービスという概念はそのままでよろ...全文を見る
○寺田(学)委員 だとすれば、衛星放送だけを受信する、本体契約を抜きにして衛星放送だけを契約するということは可能なんですか。
○寺田(学)委員 衛星放送だけを受信契約するということは物理的に可能ということなんですか。その点に関して、以前いろいろレクチャーしていただいた部分とちょっと違うものですから、そこら辺はどうなんですか。
○寺田(学)委員 恐らく、今の法律にのっとってやっていらっしゃるので、局長としてもそれ以上の御答弁はできないのかもしれませんけれども、大臣、本当に早急にやられた方がいいと思います。  二割値下げだどうこうとかということよりも、本当に実質的に値上げをされている方がたくさんおります...全文を見る
○寺田(学)委員 菅大臣は、今までの麻生大臣、竹中大臣に比べて、尋常じゃないほど決断のスピードが速い大臣だなというふうに思っていますので、この点も相当早急な結論を出していただきたいなというふうに思っております。  恩給法の方に移りますけれども、冒頭申し上げたとおり、今回の法律と...全文を見る
○寺田(学)委員 大学時代の話は結構ですけれども、国会議員になられてからも行かれたということですか。
○寺田(学)委員 戦争観についてもお伺いしたい理由は、恩給に対して、国家補償的な性格もあるということも含めてありますので、その根源としてお伺いしているんですが、それに加えて、最近の報道を見ていますと、やれ内閣改造だどうこうという話になると、菅大臣のお話が筆頭に上がってきて、今度は...全文を見る
○寺田(学)委員 自然というものがどういうものであるかは各人それぞれですので。  御参拝されたことはまだないですよね、いかがですか。
○寺田(学)委員 では、大臣自身これから行かれるということですね、行かれるおつもりが自然な形であるということでよろしいですか。
○寺田(学)委員 それを御継続されるということのえんきょく的な御答弁だと思います。  戦後に関して、恩給法ということに関しては国内的なことですが、国外に対してどのように映るかということも含めた上で、まさしく戦後、戦争というものをある種一つ一つ糸を解きほぐして解決していくというこ...全文を見る
○寺田(学)委員 いつ新しくなったのか、ちょっと私の記憶の中でないですけれども、一度ごらんになられてみてはいかがでしょうかということをお勧めしておきます。  安倍総理自身が靖国に参拝するかどうかということに関して、前総理大臣の小泉総理とは違って、行くか行かないかは言うことではな...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは、中国ないしは韓国が主ですけれども、参拝してくれるな、総理大臣が参拝すべきじゃないというふうに言われている海外の態度に関しては、大臣自身どのようにお考えですか。
○寺田(学)委員 それに加えて、今一つ話題になっているのが、いわゆる慰安婦がいたかどうか等々が、米国議会によって可決される等々という話が出ていると思います。この一連の動きに対して、大臣自身どのようにお考えになられていますか。
○寺田(学)委員 わかりました。  本当に大きな大戦というものがありまして、国内においては、戦争で命を落とされた方、負傷された方、また御家族を失われた方、さまざまがいらっしゃると思います。そういう意味で、年金制度として始まった恩給制度というものに、軍人恩給という形で今大半を占め...全文を見る
○寺田(学)委員 今回、主に扶助料制度間の不均衡是正ということが法改正の目玉の一つだと思います。不均衡を是正するという意味では、ある種前向きな発展だとは思いますけれども、ここはあえて客観的に考えて、不均衡が生まれた、格差をどうとらえるかという議論にもなるんでしょうけれども、今まで...全文を見る
○寺田(学)委員 恩給法の改正に関しては、いわゆる関係団体の方々の御意見というものを非常に組み入れるような形で改正をしてきている性格の法律だとは思っています。  そういう意味で、総務省が言われるとおり、今回、最終的な改正であるということをうたっておられます、それは、もう一つの目...全文を見る
○寺田(学)委員 積み残った懸案というものはないということでいいんですよね。法改正の予定はないということですけれども、法改正に至らないまでも改正しなきゃいけない問題点があるなと御省の方でとらえられているのかどうか、積み残った懸案等はあるのかどうか、いかがですか。
○寺田(学)委員 いろいろな方から聞くところによりますと、今の生活実態において、恩給額というものが適正な額とは思えないという方であったり、自身が今もらっている恩給額というものが、自分が今まで受けた、及び自分が今まで国家に尽くしたものに関して言うと足りないであるとか、もらえる立場に...全文を見る
○寺田(学)委員 過去の議事録等を見てみても、今本当に御高齢になられて、八十四歳、八十八歳と、項目によって平均年齢が非常に高齢な方々になられているというところで、生活の実態を踏まえた恩給額なのかということは過去も議論されてきている経緯があると思います。  総務省としても、生活実...全文を見る
○寺田(学)委員 そういう受給者の範囲であるとか受給額という大きなことのみならず、今現在、受給されている方々の諸手続において、また行政のサービスという意味において、十分ではないという意見も寄せられていると思います。  先ほど、御答弁の中で、そういうことに関しては規則を変えていく...全文を見る
○寺田(学)委員 今までの改正等々眺めておりますと、たびたび出てくるのが、国家補償的な性格を有するものであるからという言葉遣いをされております。総合勘案方式のときにおいても、物価が下がったとか国家公務員の給与が下がったという場合においても、国家補償的な性格があるからということで、...全文を見る
○寺田(学)委員 今、年金数理ではない部分がやはり国家補償的な性格によってケアされておるということですけれども、今回の法改正の中で、恩給額に関しては、公的年金、いわば保険料を払って、それに対して相互扶助の関係の中で年金をいただくという、その年金額とスライドさせる形にするんだという...全文を見る
○寺田(学)委員 直接的に質問に対しての答弁ではなかったと思いますが、後半にいろいろ答えられているんですけれども、総合勘案方式が何がだめであったのかというところは、端的にどういうところなんですか。
○寺田(学)委員 予見可能性が低いということなんでしょうか。公的年金制度と一緒にするということがある種安定的であるかのように見えますけれども、さまざま政治的な理由または法案自体の著しい先見性のなさということで、年金額というものも制度として変えていく余地というものはこれから多分にあ...全文を見る
○寺田(学)委員 時間が参りましたので、大臣、最後に。  最終的な改正ということであります。今回、ある種、国家補償的な性格というものが十二分に反映されていた総合勘案方式から、自動的に決まっていく、ある種、予見可能性が高いとおっしゃられていますけれども、人々の、恩給団体の方々の意...全文を見る
○寺田(学)委員 以上で終わります。
04月10日第166回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  四十分の間、菅大臣と、土屋政務官にもお願いしていたんですが、よろしくお願いしたいと思います。  秋田の方でも、この間の日曜日、県議会議員選挙がありまして、余り勢力図に大きな変化はなかったんですが、うちの父親が非常に暗い顔をしており...全文を見る
○寺田(学)委員 余り他党の方が拍手されると、私も賛同しがたいんですが、いずれにせよ、六月というショートノーティスでもありますので、ぜひとも御努力いただきたいなというふうに思っております。本当に、地域間格差を是正する意味においては、この税目交換というのはほっとけない話でもあります...全文を見る
○寺田(学)委員 並びに、昨年の国会で設置いたしました地方分権推進委の方でも国の義務づけを廃止する方向性でやっていこうということを考えますと、今の御答弁も含めて、国としては、地方のことに関して過剰なまでに関与することもやめ、かつ何かを奨励的にさせようということも控えて、本当に自分...全文を見る
○寺田(学)委員 地域の活性化を望むというところだと思います。その地域の活性化のために頑張る自治体を応援したいということだと思います。  この具体的なプログラムの中身を見てみると、成果指標というのを出されておりまして、今のところ暫定的に、仮にという形で御説明いただきましたけれど...全文を見る
○寺田(学)委員 冒頭私が申し上げた、この仕組みというものは賛成できませんねという理由に、公平にはかれないんじゃないかということを一つお話しさせていただきましたけれども、きょう、共同信だと思いますけれども、地元紙の方にはこの地方応援プログラムについての記述がありまして、地域で事情...全文を見る
○寺田(学)委員 頑張るやり方に関しては、とりあえず特交の方で三千万を上限にということで言われています。あえて自分でも矛盾するようなことを言いますけれども、頑張っているか頑張っていないかなんてはかれないわけですよ。例えば、出張の役所をつくるサービスをやった、それに対し三千万の特交...全文を見る
○寺田(学)委員 ふるさと創生との違いを、事前にプログラムを発表するとか、あとはそこに数値目標をつけるとか、何かそういうのがあるのかもしれませんけれども、そういうものだと言いつつ、総務省としては、そのプログラムに対しては、もちろん地方の自主性を尊重するということで口は出さないでし...全文を見る
○寺田(学)委員 端的にもう一度お伺いしますけれども、頑張るインセンティブを与える仕組みだということでよろしいですか。
○寺田(学)委員 立法趣旨というのはいろいろどの法律にもあると思うんですけれども、その立法趣旨は何なのかということを聞きたいんですよね。  何でお金をつけるのかという細々とした理由はありつつも、この仕組みによって頑張る地方を応援する。ただ応援したいのであれば、私は応援するんです...全文を見る
○寺田(学)委員 自由に独自の施策を展開する活発ある地方にしてほしいがために、お金をつけたこのような仕組みをつくったというところがロジックだとは思うんです。  そこで、土屋政務官にお伺いをしたいんですが、いかがですか、長らく市長をやられていて、九つ挙げられていますけれども、もし...全文を見る
○寺田(学)委員 物すごく答弁長いですね。やる気になりますかどうかというのをお伺いしたかったんですよ。もちろん、政務官になられているとか市長会の役員をやられていたというのはあるんでしょう、実際ハンドリングされていたわけですから。  率直な話として、特段、別にプログラム申請をしよ...全文を見る
○寺田(学)委員 土屋政務官もあると思いますか。
○寺田(学)委員 行政改革指標というのがまずあります。まず土屋政務官からでいいです。行政改革指標、従来やられている部分もありますけれども、これによって行革のインセンティブは高まるというふうにお考えになられますか、土屋政務官。
○寺田(学)委員 これがねちねちとしたと言われるゆえんかもしれないんですけれども、総務省の岡本全勝さんの「地方財政改革論議」というのを、私、ちょっと勉強不足だったのでいろいろ読むんですけれども、「「行革努力をして経費を節減すると地方交付税配分額が減るので、地方団体は行革努力をしな...全文を見る
○寺田(学)委員 全くの間違いだぐらいまで言っている仕組みなので、そういうところは十分整理した上で、情報的に……。  大臣、お答えになられますか。では、大臣、どうぞ。
○寺田(学)委員 交付税の仕組みが複雑であるということ自身、私も全部はわからないので、複雑だなとは思います。今、横浜と大阪の話をされましたけれども、確かにそのお話だけ聞くと、非常に人口に対する人件費のかかり方が違うなとは思うんですが、私自身よくわかりませんけれども、大阪と横浜では...全文を見る
○寺田(学)委員 では、これはどうやってこのプログラムが有効であったか無効であったか判断するんですか。大臣、いかがですか。
○寺田(学)委員 なかなか小泉さんのようなことを言われますね、本当に。  正確にこのプログラムの評価というのは難しいと思うんですよ。ただでさえ、特交で、手を挙げたところへはお金をじゃんじゃん出して、かつ、手を挙げようが挙げまいが、成果指標に挙げられたものが数字が動けばぴょこぴょ...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、具体的な内容はまだ決まっていないわけですから、まだUターンする余地は残っています。たとえUターンしても我が党は決して責めませんので、この三千億を僕は本当に有効に使ってほしいなと思うんです。  かつ、交付税でやる理由がよくわからないんですよ。  大臣が言...全文を見る
○寺田(学)委員 時間になりましたので、せめて二段階ある特交部分と、あとは成果指標の部分の、特交の部分はいいですわ、成果指標のところだけはどうしてもこれ、何とも、効果もないだろうし、交付税のそもそもの役割に逆行しているような気がしてならないし、こういうのをやめられて、二千二百億を...全文を見る
05月15日第166回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○寺田(学)委員 寺田学と申します。  住基法について三十五分ほど質疑をさせていただきたいと思っております。  大臣自身、ちょっとお顔の表情がお疲れになられている表情なので法案を淡々とやりたいんですが、今、逢坂委員がふるさと納税のことについて質疑されましたので、その範囲内で、...全文を見る
○寺田(学)委員 地域の税収の差を埋めるためにやるという意味ではないと。結果的にそこを埋める形にはなるかもしれないけれども、そういう目的ではないということでよろしいですか。
○寺田(学)委員 そのライフスタイル、そしてまた、逢坂委員の方から恩返しという言葉を引用されていましたけれども、逢坂委員も指摘されましたけれども、予見可能性ということは非常に大事だろうと。大臣も御答弁されていましたけれども、御答弁の中で、二、三年たてば落ちつくんじゃないかと御想像...全文を見る
○寺田(学)委員 今の御答弁を聞いていますと、一義的には大方の人がふるさとに納税するだろうという意味を含めてふるさと納税と言われているのかもしれませんけれども、大臣の中のお考えでは、自分が何かしらお世話になった、もっと飛躍して言うと、自分が納めたいところに一部納めていく。納めるた...全文を見る
○寺田(学)委員 ふるさと納税に関しては以上にしたいと思いますけれども、いずれにせよ、非常に論点が多いし、ネーミングとしてはふるさと納税なんでしょうけれども、今の御答弁を聞いていますと、かなり広範なところに納税することができる制度を御想像されているんだなということはわかりましたの...全文を見る
○寺田(学)委員 法律で決まっているんですと言ったところで、そんな法律知らぬかったとか、これでいいじゃろうということで、いろいろ現場の方でもめることが相当予想されるんです。私自身、今まである意味無秩序に写しが請求され、それで交付されていたことは問題とは思いつつも、今回の法定化によ...全文を見る
○寺田(学)委員 事務作業量がそんなに劇的にふえるというわけではないということでしたが、これも、今までやられているところがある以上、今回法定化することによってどれぐらい本当に新たな自治体がそれに取り組まざるを得ないような環境になって、法定後どれぐらい事務量がふえるかというのは、本...全文を見る
○寺田(学)委員 先ほど局長の方から、身分証明に必要なものというか身分証明書として今のところ例示できるものとして、住基カードやら運転免許証やら何やらということを提示されていて、全員が全員そういうのを持っているわけではないので、本当にそういうものをお持ちでない方の本人確認に関しては...全文を見る
○寺田(学)委員 本人確認ということを横軸にいろいろ質問させていただきたいのですが、郵送請求の際、今回、本人確認というものを義務づけない形で法案改正がなされますけれども、こういう場合においても、どのようにして本人を正当な目的で交付される者だというふうに判断を役所側はするべきか、局...全文を見る
○寺田(学)委員 郵送の件もそうですけれども、正当な理由で交付するという一つのあり方とユーザーの利便性というところがやや対立する部分がたくさんあると思うんです。  私自身住民票を必要とする場合も多々ありまして、ただ、自分でとりに行く時間がなかったりということで、よく代理の人間に...全文を見る
○寺田(学)委員 いずれにせよ、今回の法改正は非常に前向き、かつ、現場自治体の方々にしてみると、法定化していただくことによって、窓口のときに本人確認をお願いする際、理由として市民の方に非常にお話ししやすくなるということはあると思いますが、一番いいのは、最初から本人確認が必要なんだ...全文を見る
○寺田(学)委員 当然ながら聞きたいなと思っていたのですが、菅大臣、住基カードをお持ちでしょうか。
○寺田(学)委員 持っていないわけがないとは思いますけれども、いつぐらいに取得されましたか。
○寺田(学)委員 それだけでねちねちとやりたいところですけれども、副大臣もされていたわけですから、副大臣時代はお持ちでなかったということは、何かしら、この住基カードの利便性に対して不満を持たれていたのか、住基ネットの安全性に関して疑問を持たれていたのか、いろいろな理由があると思い...全文を見る
○寺田(学)委員 百四十一万枚ということで、着実にふやしているとはいいつつも、恐らく当初予定されていた発行枚数よりはがくんと実績は減っているものであるとは思っています。  一つ一つ理由を確かめた上でその対策をしなければならないんではないでしょうかということを一昨年ぐらいにやらせ...全文を見る
○寺田(学)委員 安全性を確保することが一つでしょうし、カードを持つという動機に関してですけれども、それとともに利便性、便利だということがあるからそれを求めてカードを受けるということ、二面あると思います。  便利であるかどうかということと安全面、二点で質問したいんですが、カード...全文を見る
○寺田(学)委員 住基ネットが稼働して約五年ぐらいになるんでしょうか、一つの区切りの時期、タイミングに来ていると思います。  きのう委員会で視察に訪れた杉並区の方でも、杉並区としていろいろ裁判で争われている部分はありつつも、まずこの仕組み自体を、五年たったんでしょうから総括して...全文を見る
○寺田(学)委員 杉並区の方でいろいろ御意見を伺ったときには、ある種利便性を享受したいという住民と、絶対的な安全性に関して信用できない、安全性に対して不安視する、自分のプライバシーを守りたいという二つの保護法益の対立があるだろうと。一つの自治体が入る入らないというか、それを一斉に...全文を見る
○寺田(学)委員 直接的に横浜方式の是非を伺うことはできなかったんですが、いずれにせよ、百四十一万人しか参加されておらず、大臣自身も大臣になられてからということもありまして、まだまだ普及状態というものは芳しいものではないと思いますし、やはりそこには、安全性という意味では、実害が、...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○寺田(学)委員 寺田学と申します。三十分間ほど質疑をさせていただきたいと思います。  きょうは公益法人改革についてと市町村合併についてお伺いする予定でありますが、きょう新聞報道を見ていますと、NHKの経営委員長の記事が載っておりました。通告していませんので大変恐縮なんですが、...全文を見る
○寺田(学)委員 内定したかどうかということについてコメントはできないということでよろしいですか。
○寺田(学)委員 手続上はそういう形になっていますが、政府の方で内定されてそれを国会に諮るという形になりますので、政府の方で内定されたかどうかというお話をしていただきたかったんですが、コメントをする段階ではないということですので、これ以上は突っ込まないことにしたいと思います。 ...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、法人数をお伺いしたわけじゃなくて、その法人の活動やら実態やらを政府としてどのように把握しようとしているのか、その把握の手段についてお伺いしたんですが、いかがですか。
○寺田(学)委員 いろいろ調べていくうちに、いわゆるペーパー財団も非常に多く含まれているというのもいろいろなところで散見いたしました。  ペーパー財団というものの定義というのはいろいろあると思いますけれども、私としては、常任の理事がいないとか専門の事務員がいないとか、そのためだ...全文を見る
○寺田(学)委員 三百七十五ですか。私の方は転記ミスなのかどうかわかりませんけれども、総務省がつくった公益法人白書によれば、十七年の十月一日現在で、常勤役員を置いていないのが八百六十八、常勤職員がいないのが百六十一と聞いていました。数字の方、私の方が間違っているのかもしれませんけ...全文を見る
○寺田(学)委員 専門の事務員がいない、それの目的、その法人のためだけの事務所もないというものの本当の実態といいますか、公益を目的として設立された法人ですけれども、しっかりと仕事をしているのかどうかということは、それ以外の法人と比べてみますと非常に怪しいなという部分が強くあるんで...全文を見る
○寺田(学)委員 端的にお伺いしますけれども、風俗やら何やら、そういう法人自体の信頼を失墜するようなものじゃない限り認められると。ありていに言うと、目的と関係ないような収益事業を挙げていても別に構わないということでよろしいんですね。信頼を失墜するだなんだということじゃない限り、目...全文を見る
○寺田(学)委員 二回の御答弁を総合すると、目的とは必ずしも関係ない部分でも構わない、とはいえ、その収益事業が五〇%、半分を超えないようにしなきゃいけないけれども、いけないというか、しては好ましくないですねというぐらいの結構緩い基準だなというふうにお伺いしました。  いずれにせ...全文を見る
○寺田(学)委員 菅大臣に確認したかったのですが、予定より一、二分早く出られたので残念です。  お役所の先輩がやられている財団ですので、今の現役の方々が立ち入って、公益性が低いですねということをどこまで強く指導できるのかというのは非常に疑問に思っています。調べていくと、私も先ほ...全文を見る
○寺田(学)委員 質問に当たっていろいろ調べたんです。確かに、公益性を判断する上でいろいろ主管的にも考えなきゃいけないんでしょうけれども、表彰等をされていると思います。そういう実績があることも認識をしております。ただ、それに使っている資金というのは百三十万程度ぐらいというふうに伺...全文を見る
○寺田(学)委員 一個だけ取り上げてどうこうと言うつもりはありませんけれども、全体的にそういう法人も国交省に限らず多々ありますので、政府として取り組んでいただきたいと思います。  残りの時間を合併の問題について質疑をさせていただきたいと思います。副大臣、ありがとうございました。...全文を見る
○寺田(学)委員 本当は本人がいれば一番よかったんですけれども、その閣議決定を踏まえられたことを発言されたのであれば、わざわざ記事になることはないと思うんですよね。私としても、短い三年間ぐらいの間ですけれども、合併について議論してくる中で、絶対政府として具体的な数字を挙げてこなか...全文を見る
○寺田(学)委員 一応、日経新聞の発言の事実いかんということを通告していますので、こういうふうに言ったかどうかを僕が聞くことを大臣に対しては通告しているわけで、それに対して答弁書を用意されていないのかどうなのかわかりませんけれども、それだけははっきりさせていただきたいと思うんです...全文を見る
○寺田(学)委員 通告をしているんですけれども。通告する際に、日経新聞の発言の事実いかんということを通告していて、それを、もしかして大臣が答えられるので答弁書をつくられていなかったのかどうか知りませんけれども、把握をしておりませんと言うのであれば、こちらだって、もう通告したって意...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  三十分間ほど質疑に立たせていただきます。よろしくお願いします。  約四十時間にわたる質疑の議事録をすべて読ませていただきましたが、有識者会議の形であるとか、相当不透明な部分、いまだ決定していない部分がありまして、きょう、午後採決、...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣、長々とお話しされるんですが、三十分しかありませんので、できるだけコンパクトに御答弁いただければと思います。  大臣が今一番最初に、国民の不信を買うという御答弁をされましたけれども、具体的にどのような不信を買われると御懸念されているんですか。
○寺田(学)委員 官製談合が行われる危険性があるということの御答弁だと思います。  そういう意味でいうと、では、緑資源とか防衛施設庁の談合等、いろいろな事件はこの天下りというものが密接に関係しているという御判断でよろしいですか。
○寺田(学)委員 では、少し視点を変えまして、公益法人が所管の官庁から退職公務員を受け入れるメリットは何であると大臣自身はお考えになられていますか。
○寺田(学)委員 大臣の御答弁を一個一個拾った上でお話をしていきたいんですが、受け入れ側としてのメリットは、公務員時代に培われた経験であろう、役所に対しての働きかけや影響力をも期待する部分はあるだろうけれども、今回の法案ではなくなると。ですので、公務員時代の経験だというお話だと思...全文を見る
○寺田(学)委員 予算や権限を背景にという言葉がありました。具体的にはこれはどういうことかということを一つ一つ詰めたいと思うんです。  その人に備わっている経験であるとか人脈とか、そういうものが、あっせんをなくすことによって果たしてなくなるのかどうか。私は、素直に考えると、道路...全文を見る
○寺田(学)委員 では、逆から聞きますけれども、今行われているあっせんによる天下りというものは、その人の能力や今までの背景等を無視した上で行われているということでよろしいんですか。今の天下りというのは適材適所に行われていないという御判断でよろしいんですか。
○寺田(学)委員 私がお伺いしたいのは、今行われているあっせんによるいわゆる天下りが適材適所で行われているかどうかということを聞きたいんです。適材適所ですか。国民の側から押しつけに見えるどうこうではなくて、実態として適材適所として行われているという御判断でよろしいですかと聞いてい...全文を見る
○寺田(学)委員 ですから、大臣として、見方として、適材適所に行われているかどうかということを聞いているんです。大臣として、見方としていかがですか。
○寺田(学)委員 答えていないじゃないですか。  だから、多角的にいろいろごらんになられて結構ですので、多角的にいろいろごらんになられて、大臣として、今の天下りあっせんに関しては適材適所に行われていると思っているのか。もちろん思っていないとは思われますけれども、どうなんですか。
○寺田(学)委員 全面禁止が妥当かどうかじゃなくて、その前の認識として、今のあっせんが適材適所に行われているかどうか、大臣としてどう思っているかということを聞いているんです。それだけ答えてください。
○寺田(学)委員 堂々と全然違うことを答えられる大臣は、ある意味一つの才能かなとも思いますけれども。  だとすれば、御想像してほしいんです、この法案が通った後に天下りバンクだか何だかができるんですけれども、そのときに、そこのバンクであっせんするわけでしょうけれども、僕は、純粋に...全文を見る
○寺田(学)委員 堂々と最後に、でありますとかと終わるのはいいですけれども、全然質問に答えられていない。人材バンク、天下りバンクを通してマッチングされる意味においては、総務省の役人、国交省の役人というのは、人材能力を考えれば、結局のところ、国交省やら総務省の公益団体のところにマッ...全文を見る
○寺田(学)委員 では、前の質問に戻りますけれども、適材適所に今の天下りは行われていると思いますか、思っておりませんか、どちらでしょうか。イエス・オア・ノーです。それ以外は結構です。
○寺田(学)委員 大臣自身の言葉で言われるのはいいですけれども。  では、天下りをやめさせる意味においては、今の天下りが適材適所に行われていないから、これから天下りを廃止するんです、あっせんを廃止するんですと。役所のあっせんというのは適材適所じゃない部分もあるというようなことで...全文を見る
○寺田(学)委員 それだけでもうほとんど僕は時間がなくなっているんですけれども。  まさしく問いたいのは、大臣が言われていますけれども、予算や権限を背景にというもの、この予算やら権限の背景というのは、だれに宿るのか、どう宿って、何によってどう影響するのかということ。私自身として...全文を見る
○寺田(学)委員 違う角度からしますけれども、では、予算や権限を背景にしているかどうかという基準はどのように考えられていて、どのようにして見きわめられるおつもりなのか。大臣、いかがですか。
○寺田(学)委員 もう少し端的に、そういう背景があるのかないのかというのはどのようにして見きわめられるんですか、何かしらの基準を考えられているんですかというところを聞いているんです。いかがでしょうか。
○寺田(学)委員 何度も同じ質問をするのも嫌なんですけれども、全面禁止をする次第でありますどうこうと聞きたいんじゃなくて、予算や権限を背景にしているようなものがいけないんだと言われているので、予算や権限を背景にしているかどうかというのを何をもって判断されるんですか、こいつはこうい...全文を見る
○寺田(学)委員 大臣は、ある程度明確に一回言われているんですよ。補助金を交付していた業務をやっている人がその補助金交付先に再就職するなんという話は、やはり常識的に難しいと、一つの基準を出されているわけですよね。  そういう意味でいうと、ここで言うと業務をやっている人なんですけ...全文を見る
○寺田(学)委員 実際、有識者会議でつくられるのは結構なんですけれども、大臣自身として、その有識者会議に諮る上での御自身の考え方を述べられているわけですよね。  人というのは、業務をやっていた人はやはりいけないだろう、役所と役所の管轄の公益法人のことに限定して聞きますけれども。...全文を見る
○寺田(学)委員 ほとんどの質問に対して具体的にお答えになられないのは非常に残念なんですが、いずれにせよ、大臣が今つくられて提案されている法律というものがほとんど意味をなさないんだろうなということは、薄々国民の方々も気づいていると思います。大臣が言われる権限と予算を背景にというこ...全文を見る
06月14日第166回国会 衆議院 総務委員会 第26号
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○寺田(学)委員 三十分ほど質疑をさせていただきたいと思います。  会期末も迫りまして、残すところ来週のみということで、我が方としては、本当にいろいろお伺いしたいことがありまして一般質疑のお願いをしているんですが、大臣の日程もタイトだということで、もしかすればこれが最後の質疑に...全文を見る
○寺田(学)委員 参考人の方にお伺いしますけれども、出されたガイドラインというものがどれぐらいのメッシュでできてくるかというのは、これから策定されるんでしょうけれども、いわば使用禁止の命令を出すことができる消防長にとってガイドラインというのはどういうようなポジションにあるものなの...全文を見る
○寺田(学)委員 だとしたら、消防長としては、自衛の消防組織ができたときに届け出られるわけですけれども、その消防組織が本当に当該建物にとって有効なものかどうかというのはどのようにはかって、極論を言うと、組織ができましたというただの書面をもって受理し、いわば使用禁止命令を出すことが...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは具体的に、ないとは思いますが、紙っぺら一枚なのかどうかわかりませんけれども、消防長の方が、いや設置しているとは言いがたいねということで、命令の段階があって、そして禁止の段階というのがあると思うんですけれども、どういう具体的なプロセスに沿うことを想定されて...全文を見る
○寺田(学)委員 私も、命令ないしは禁止の措置を一つの武器に無理やりつくらせるというよりは、大きな施設であればあるほど、そういう意識が潜在的に高いというか元来高いところが多いと思いますので、自然にでき上がっているものを改めて法律で義務化するという部分だとは思っています。  大臣...全文を見る
○寺田(学)委員 いずれにせよ、今回の法改正によって消防の自衛組織が本当にワークしていくかどうかというのは、まさしく今の法の仕組みというよりは、その運用における現場の対応いかんであるというふうにも思っております。疑問のある点は、今回法案に附帯させていただきます附帯決議にいろいろ思...全文を見る
○寺田(学)委員 なぜ社会保険庁の中につくられずに総務省にできるのかということを簡潔に御答弁いただければと思います。
○寺田(学)委員 結論として総務省に設置されることになるんでしょうけれども、社会保険庁ないしは厚生労働省内につくられなかった理由の中に、厚生労働省ないしは社会保険庁が当該年金のことに関しては総務省と比較した上で信用できないという理由もあったかどうか。大臣、いかがですか。
○寺田(学)委員 信頼たり得るかどうかというよりも、マンパワーとして物すごく使われているので、そしてまた政府全体としてやるので総務省に置かれたということなのかなと思いますが、これが第三者という委員会になっている。その第三者に任せなきゃいけない理由というのは何なんですか。
○寺田(学)委員 既存のものでは、当事者では信頼できないという理由があるのかなとお言葉から推察しますけれども、先ほど大臣が、月曜日から本日まで何をされているんですかと言ったら、先頭に立って人選やらその委員会の内容やらを考えられているということでした。  そのお言葉に対しての質疑...全文を見る
○寺田(学)委員 社会保険審査会の中での年金の審査の仕方と、第三者委員会は特化されているということなので、そこの年金の審査の仕方は同じでよろしいんですか。
○寺田(学)委員 きのう厚生労働大臣との質疑の中で、社会保険審査会において社保庁の判断を不服だと申し立てた場合に却下された、その内容ということに関しては第三者委員会で再度受理することはできるだろうけれども、考え方、結論が変わるということは考えにくいと言われておりました。  今回...全文を見る
○寺田(学)委員 社会保険審査会の方にも、恐らく領収書を持たない方、お持ちじゃない方も行かれて、審査をされて、柳澤大臣の発言を総合して考えると、社会保険審査会に行くと何か厳しい判断をされて、そしてそこで下された裁定というものが、いわゆる救済措置として出てきた第三者委員会では救済さ...全文を見る
○寺田(学)委員 珍しく質問に答えられないんですけれども、受理はいつから始まるんですかということをお伺いしているんです。六月中なのか、六月より以降なのか、以降だとしたらいつなのかということです。
○寺田(学)委員 受理はいつからかということをお伺いしているんです。  では、違う形でお伺いしますけれども、もともと領収書のない方が、社保庁へ行って、どうせ領収書がないんだったらだめです、第三者委員会に行ってくださいと言われるのがわかっている人が直接この第三者委員会に申し込むこ...全文を見る
○寺田(学)委員 では、どんな方であってもとりあえずは社保庁に行け、まず行ってくれということなんですよね。  だとすると、いろいろ聞きたいんですけれども、地方版の第三者委員会は何をするんですかね。社保庁に行って、領収書がないですね、あなたは第三者委員会ですと、第三者委員会の中央...全文を見る
○寺田(学)委員 ということは、地方の第三者委員会は、何かしらの相談窓口、受付窓口になるということですね。そういうことなしにだとしたら、安倍さんが初め、地方につくるんだ、それは身近なところにあった方がいいからだというのは、申請者にとってみると、受付窓口にならないのであれば身近もへ...全文を見る
○寺田(学)委員 時間になりましたので終わりますけれども、そういう話でいくならば、とりあえずは社保庁、恐らく五十以上ある、三百ぐらいあるんでしたっけ、そこの社保庁の事務所に行って、あなたのは第三者委員会に上げられますよと言われて、今度は、秋田であれば、どこに住んでいる方でも秋田市...全文を見る
11月01日第168回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  大臣初め関係各位の皆様、よろしくお願いいたします。  きょうは、今まさしく与党とそして私たち民主党も含めて議論しております被災者生活再建支援法に関しまして質疑をさせていただきたいと思います。  今回、この改正の議論の中において、...全文を見る
○寺田(学)委員 単純に、床上浸水という話を聞くと、ぴちゃぴちゃと畳の上に水がたまってというところを想像しがちですが、実際、台風などを伴った床上浸水となると、やはりこのようなひどい災害が起きてしまうということだと思います。  これも予測で結構です。この集落自体が約百軒弱ぐらい床...全文を見る
○寺田(学)委員 そこは間違いでして、北秋田市で全体的にいきますと五軒あるんですが、この集落は百軒弱ですけれども、たった一軒です。このようなさんざんたるような状態になろうとも、この法律はたった一軒しか救えなかったんです。  救うといっても、全壊認定でどれぐらい最大お金が出たかわ...全文を見る
○寺田(学)委員 視点を変えますけれども、地震被害にはなくて水害被害にはある、そのような被害、具体的な被害というのもあると御認識されておるのでしょうか。いかがですか。
○寺田(学)委員 私が申し上げたいのは、この写真の二枚目をごらんになっていただきたいんですけれども、二枚目の下の部分、これは浸水に遭った御家庭の内壁です。これは水害に遭った直後ではなくて、つい先日、水害から四十日後の写真です。何が起きているかといえば、もう四十日たって、ヘドロをか...全文を見る
○寺田(学)委員 地震にはなくて水害、浸水系にはあるというのは、私はたくさんあると思うんです。地震にもあるんでしょうけれども、まさしく住居の一階部分がすべて泥流によって流されれば、その一階にあるものは、たとえ防水専用の時計であっても壊れます。テレビは当然壊れますし、そこにあった衣...全文を見る
○寺田(学)委員 いろいろと理由を述べていただきましたけれども、端的に、一〇〇%でやって、本当に実態的にそれは四〇なのか、三〇なのか、七〇なのかはかればいいものを、最初から七〇を上限にする必要はないと私は思うんです。もっと言えば、本当はこれは浸水の実態に合わせた形で、いろいろ地震...全文を見る
○寺田(学)委員 では、この写真ではなくて、この写真よりもっとひどく、床の板が全部なくなり、土台もぼろぼろになったときに、何%になりますか。
○寺田(学)委員 大臣、おかしくないですか。全部なくなったって浸水の場合は五〇%しかカウントされないんです。ここで五〇%しかカウントされない場合は、さかのぼって言うと、七〇%、全壊であれば五〇%以上。その分母の七〇%、浸水の七〇%の中の一〇%が床を含めています。その中の最大でも五...全文を見る
○寺田(学)委員 残り五分ですので、大臣にお伺いしますけれども、やはり一目しておかしいんですよ。大臣自身も御専門が土木をされているという意味で、非常に御見識が高いとは思いますけれども、被災者にしてみれば、やはりこれは壊れているんですよね。壊れていて、地震にはないいろいろな、これか...全文を見る
○寺田(学)委員 そこは大臣なんですから、はっきり検討会ぐらい開きましょうと言ったって、それは別に、どういう内容になるかはまたそれからの話なんですから、大臣にはそこ自身まず言っていただきたいのが一点。  今回、与党案の部分も拝見していますけれども、全壊認定を受けた後も、補修をす...全文を見る
○寺田(学)委員 望んでいたところよりはちょっと一歩後退の、検討会を開くかどうかを検討するというところで……(発言する者あり)十分だろうという話が今出ましたけれども、皆さんの御地元でも必ず水害は、委員長のところでも起きているんです。僕は全部調べました。本当に多くのところで起きてい...全文を見る
○寺田(学)委員 よろしくお願いします。  質問を終わります。
11月06日第168回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  まずは、増田大臣、相当遅くなりましたけれども、大臣御就任おめでとうございます。  秋田の隣の岩手の知事さんとして、隣の県からも非常にあこがれのまなざしで拝見しておったところ、十二年でやめられて、何をされるのかと思いきや、大臣に御転...全文を見る
○寺田(学)委員 そのときの委員会では、この会談、面談の内容を記したメモはないと役所側は答弁されておりました。そもそもこういうような具体的な会談をされておりながらメモがないという状態に関して、まず大臣、どのようにお考えになられますか。
○寺田(学)委員 大臣、どうでしょう。室長が出られているときもありますが、補佐の方、審議官の方、参事官の方が出られております。相手側もそれなりのお立場の方ですから、その中でどのようなお話をされたのか、まさか室内で口頭で伝えるわけはないと思うんですよね。だから、メモをつくっていない...全文を見る
○寺田(学)委員 いずれにせよ、引き続き、この問題に関しては我が党からも他党からも質疑が出ると思いますので、早急に御対応のほどをいただけたらと思います。  それでは、給与法に関連した質疑に入りたいと思いますが、まずは官官接待についてということで質問をさせていただきます。  今...全文を見る
○寺田(学)委員 今回こういう質問をしたのは、守屋前次官のこともありますが、増田大臣の過去の発言というものを、できる限り過去にさかのぼって引っ張ってくれということを図書館にお願いしましたところ、一九九五年の記事が出てきまして、「知事さん、「官官接待」どうするの 「現状肯定」ゾロゾ...全文を見る
○寺田(学)委員 情報共有は大事だとは思っています。  今御答弁をいただいた部分をかいつまんで自分なりに解釈しました上で、再度質問します。  不正な経理をしてまで捻出して、それを接待に使うというのはよくないという話でしょうけれども、では、食糧費という名目であろうともなかろうと...全文を見る
○寺田(学)委員 了解いたしました。  守屋前次官の話に絡んで、本当に接待ということがまたクローズアップされてまいりました。そういう意味において、一つのイシューでありました官官接待についても今後も目を光らせていく必要があるんだろうなと。必要な部分は必要な部分と認めつつということ...全文を見る
○寺田(学)委員 この問題は前からいろいろ言われている問題でありまして、本当に全体像というのをつかむ必要があると思うんですが、今回私が見た限りにおいては、調査の対象というのは都道府県と政令指定都市ということでした。一般の市町村というものも含めた上で、本当に全体的にどうなっているの...全文を見る
○寺田(学)委員 結局のところ、一般市町村に対しての調査も行うんでしょうか、行わないんでしょうか。これは大臣にお伺いした方がいいんですか、どうですか。
○寺田(学)委員 僕の理解力がちょっと足りないのかもしれません。今、一般市町村にもしている、調査中だということなんですか。
○寺田(学)委員 それは、一般の市町村に対してということでよろしいんですよね。ということと理解しましたので、もししていなかったら、してください。  いずれにせよ、現業の方の給与が高いということは、構造的なことが原因になっていることも考えられると思うんです。一般の職員に関しては人...全文を見る
○寺田(学)委員 総務省は。
○寺田(学)委員 大臣、どうですか。大臣が管轄される総務省の中にも百名以上の方がいらっしゃるということですけれども、一日一日契約更新なんですよ。  これは実態がどのようになっているか、じっくりと調査してほしいんですが、六カ月間雇うと有給休暇を与えなきゃいけないという形になるんで...全文を見る
○寺田(学)委員 この日々契約する雇用形態というのは不安定だと思いますか。それとも安定的だと思いますか。どっちでしょう。
○寺田(学)委員 時間になりましたので、最後に質問しますけれども、これを改善されるおつもりがあるかどうかを御答弁いただいて、質疑を終わりたいと思います。以上です。
○寺田(学)委員 以上で終わります。
12月04日第168回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  まずは、参考人各位の皆様におきましては、本当に御多忙のところ、当委員会に足を運んでいただき、私どもの審議にお力をかしていただけますことを、一委員として御礼申し上げたいというふうに思っております。  私に与えられた時間が十五分という...全文を見る
○寺田(学)委員 今、参考人の方からの御答弁の中で、もちろん放送局のためにもあるんだろうけれども、一般の視聴者の方のためにもあるんだという御答弁、お話がありました。  その中において、放送倫理検証委員会の議事録というものを読み返してみますと、二〇〇七年の六月八日の議事録でありま...全文を見る
○寺田(学)委員 私の持ち時間が終わりましたので、最後に、設置者たる民放連の広瀬会長に端的にお伺いして終わりたいと思います。  今、郷原参考人からもお話がありましたけれども、まさしく、捏造報道、また捏造と疑わしき報道があった後に、それが本当に捏造だったかどうかを調べることも大事...全文を見る
○寺田(学)委員 以上で終わります。
○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。午前中に引き続き、放送法に関して質疑をさせていただきたいと思います。  まずは冒頭、今回修正案を出すに当たり本当に御尽力された各党理事の方々、委員長を含めて、本当に深甚なる敬意の思いを表明させていただきたいと思います。  それで、放送...全文を見る
○寺田(学)委員 私がお伺いしたいのは、命令から要請に変わったことによって、今一般論を述べられましたけれども、その一般論に変化は起きるのか起きないのかということをお伺いしたいんです。どちらですか。
○寺田(学)委員 今まで、命令放送という規定がありつつも、各総務大臣、郵政大臣がこの命令放送の規定を使って具体的に命令することがなかったので何の問題もなかったんですけれども、前回、菅大臣が拉致問題で踏み込んだことによって話題になり、そして今回、これが要請に変わったということなんだ...全文を見る
○寺田(学)委員 菅大臣のようなやり方をされることも、本当に議論の喚起ということにはなるでしょうけれども、私は、NHKの報道の自由を守るという意味では、少々踏み込み過ぎているのではないかなというふうな意見を述べさせていただきたいと思います。  それと半ば同じような性質を持つ部分...全文を見る
○寺田(学)委員 今御答弁いただいた理由というのは、在外の日本人と外国人向けの番組が明確に分けられていないことが海外発信力が弱い原因だと御答弁されましたけれども、では、なぜ在外日本人と外国人向けが分けられない状態がNHKの中で続いていたのか。どのように分析をされていますか。
○寺田(学)委員 もう少し具体的に御答弁いただきたいんですけれども、予算が足りていなさそうだとか、国から投入しているお金が足りなさそうだとか、そもそもNHKにやる気が見られないだとか、さまざまな具体的な理由があると思うんですね、審議会がどう議論したとかではなくて。  今回、結論...全文を見る
○寺田(学)委員 来年から放送が始まるにもかかわらず、ではどれぐらいの規模でやっていくんですかというのを、まあ将来の試算として百億とかという話をするのであれば、全く事業性がないと思うんですよね。来年から始まるんですよ。来年度から始まるということなんでしょうけれども、恐らく再来年の...全文を見る
○寺田(学)委員 余り触れられていないんでしょうけれども、受信料をNHKから出していただいてという話を軽々にされますけれども、基本的に、NHKがどういうお金を出すかということは、法律で決められた枠の中で、自主自律の中で予算を組んでいくわけで、最初から総務省は、国際放送を国策として...全文を見る
○寺田(学)委員 今回、外国人向けの国際放送を充実させようという国策の中でやられているわけですから、そこで国費が投入された分しか外国人に対しての放送をやらないということも自由だということでもよろしいんですよね、NHKとしては。NHKが実際どう出るかはNHKが判断されることですけれ...全文を見る
○寺田(学)委員 ともするとNHKというのが、私の友人とかも多いんですが、国営放送と勘違いされている方も結構多くて、あれは全く国が、法律という形で守ったりはしていますけれども、公共の放送だということで設立しているところですので、確かに私自身も、冒頭申し上げましたけれども、海外に情...全文を見る
○寺田(学)委員 海外にどのような情報を発信するかというところの議論も非常にあると思いますが、現在でも、例えば昔でいえば「おしん」でもそうでしょうし「料理の鉄人」でもそうでしょうし、最近のドラマもそうでしょうし、ドラマとかいろいろな番組を通じて日本の文化というのは十二分に伝わって...全文を見る