寺田学

てらたまなぶ

比例代表(東北)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

寺田学の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月15日第168回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田と申します。  きょうは、二十五分間の質疑時間をいただきましたので、先ほど今井委員からも質問がありましたけれども、十九年度補正関係に関する交付税についてということと、それとともに、ことしか来年選挙があるだろうというお話がありますので、公選法、選挙関...全文を見る
○寺田(学)委員 財政当局から伺うところによればというところに、責任的には財務省にあるんだということをお述べになりたいんだとは思いますが、とはいえ、政府一体として物事を決めて交付税のある程度の概算というのを出す形になっておりますので、今回、国税収入が減ったということは財務省の見通...全文を見る
○寺田(学)委員 この改正法案が出るとすれば、十八日から予定されております通常国会の中で議論されることでもありますから、本格的な議論はそちらの方でやりたいと思いますが、まず臨時国会の間にも指摘しておきたいのは、もう一つ、三つぐらいの骨子がある中で、昨年、勢いよく正々堂々、特会の借...全文を見る
○寺田(学)委員 わざわざ法律で返済額まで決めて去年は審議したにもかかわらず、ことしこういうような形にしたいというような政府の意向ではありますけれども、そもそも、昨年時点においてことしのことを予測できないような政府が、この償還計画、返還計画というものを今後何年も本当に計画どおりや...全文を見る
○寺田(学)委員 翌年のことすら正確に予測できなかったのに、三十八年のことを予測できるのかというのは非常に疑問がありますし、そもそもそのときに、今政策決定をされた方々はほとんど退職されているのかどこかに行っているのかわかりませんけれども、与党も野党もなくなっているのかもしれません...全文を見る
○寺田(学)委員 今御答弁いただいた部分、実際、ないとは言いませんけれども、それがすべて、三割弱繰り上げにつながっているとは到底考えられないと私は思っています。  総務省から出された資料を見てみますと、ざっと見て、例えば岡山県ですけれども、村とか町であれば、先ほど述べられたとお...全文を見る
○寺田(学)委員 投票所の投票時間の繰り上げに関して、財政的な問題もあるんじゃないかとか、人的な問題があるんじゃないかという話が聞こえてきますけれども、そんな、財政的な問題によって投票機会が奪われる、投票する権利と投票所を設置する自治体の都合というのはどっちが重いかといったら、そ...全文を見る
○寺田(学)委員 法律の趣旨が守られるように努力するというお話がありました。その努力の具体例が、各投票所、各自治体からなぜ繰り上げたのかという事情を聞いて精査するということなんでしょうけれども、選挙はこれからも何回も何回も、時によっては毎年行われるぐらいこれからあるかもしれません...全文を見る
02月22日第169回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○寺田(学)委員 四十五分の時間をいただきまして、私も、今国会、道路のつくり方、予算のあり方について議論が集中しているものですから、それに関連するような形で議論をさせていただきたいと思います。  もちろん、一般財源化の話であったり、暫定税率を廃止するかどうかというところの議論も...全文を見る
○寺田(学)委員 旧自治省的なことにおいては、地方の財源をしっかり確保するというのは当然の役割であり、使命だと思います。そこは議論の余地がないと思います。  これもまた議論の余地がないと思うんですが、今回出されました、閣議決定もされている地財計画ですけれども、その地財計画の性格...全文を見る
○寺田(学)委員 同じだということだと思います、その中ではいろいろな考え方があるんでしょうけれども。  地財計画、ことしの分を見てみますと、もちろん財務省さんも含めて議論されて提出されました地財計画が、歳出の部分が八十三・四兆、給与関係経費だ、何兆、何兆と積み上げていって、いわ...全文を見る
○寺田(学)委員 いろいろおっしゃりたいことはわかるんですが、歳出がこれだけあって歳入がこれだけしかないんだろうから、その中を交付税等のもので埋めましょうというのが地方財政計画なんだとさんざん教えていただきましたので、地方財政計画に言う歳出というものは、もちろん背景としていろいろ...全文を見る
○寺田(学)委員 総務省の責任としてということじゃなくて、閣議決定までしているのですから政府の責任としてだと思いますけれども、確認のために財務副大臣にもお伺いしますが、これは一致させるということでよろしいんですよね。
○寺田(学)委員 私も、野方図に地方の無駄遣いを放置したままそれを確保しますということではないことはわかっております。  その上でお伺いしますけれども、とすれば、一致させなければいけないということであれば、歳入の部分が減少したのであればそれを埋める。いずれにせよ、地方の安定的な...全文を見る
○寺田(学)委員 もう一つ一般的なことをお伺いしたいんです。  今法律というものをこの国会において審議しているわけですが、国会の役割として、出された法案、出された予算案に関して審議をする。行政、内閣としては、そこで決まったことに対して執行をしていくということだとは思うんです。だ...全文を見る
○寺田(学)委員 今いわゆる暫定税率を含む歳出の関連法案を審議していますけれども、いずれにせよ、この審議、つなぎ法案にかかわって修正するんだなんだという話がありますが、どのような形であれ、それは強行的にやられたのであれ、いきなり我が党の考え方が受け入れられたのであれ、どういう形で...全文を見る
○寺田(学)委員 今まで、総務省の役割として、地方の財源を守りましょう、地財計画として歳出を組んだ分に対して歳入は一致させてその財源をちゃんと守っていきましょうという地財計画としての仕組みもお認めになられましたし、行政として、国会がどのような結論を出したとしても、先ほど言った総務...全文を見る
○寺田(学)委員 わかり切ったことをくどくどと確認したんですが、総務省の役割としても財源を守らなきゃいけないし、地財計画の仕組みとして、自分たちが定めて計算した歳出に見合う分だけの歳入を確保しなきゃいけないだろうし、行政として、国会でどういう結論が出ようとも自分たちのその使命を果...全文を見る
○寺田(学)委員 断言できるはずがないと思うんですよ、国会の中で審議をするわけですから。大臣が言われるとおり、否決されるか可決されるかだと思いますよ。  そのときに、自分たちは、通してほしいような法案があるから、それを思い願うだけで、それじゃないパターンになったときのことは、先...全文を見る
○寺田(学)委員 やじに一々つき合っても仕方ないんですけれども、そんなもの早く議論したらいいじゃないかとか、そちらが引っ張るからだどうこうと言いますけれども、そもそもこういうような事態になったのは、去年中に出しておかないそっちの与党が悪いんですよ。もっと時間を確保して議論するよう...全文を見る
○寺田(学)委員 道路の議論は道路の議論でしっかりするべきだと思うんですよ。本当に一万四千キロの五十九兆円がいいのかどうかとか、十年間暫定税率をお願いするのがいいのかどうか、そういう部分でやるんでしょうけれども、ほかに付随する副次的なものは一個一個削っていかなきゃいけないと思うん...全文を見る
○寺田(学)委員 一般論としてと言いながら道路の話をされていますけれども、本当に、今後どういう結論が出るかわからない中で、何も議論していないと。  そのときに、今地方の方としては、本当に暫定税率分が来なくなるのか、はたまた暫定税率が維持されるのか、維持されなかったとしても何か補...全文を見る
○寺田(学)委員 政府提出ですから、政府案を一生懸命説明して御理解を得るような努力を国会に来ていただいてされることは、別に否定もしませんし、その姿勢が間違っているとも思いません。ただ、そのような努力が報われるとき、かなうときとかなわないときが国会の意思ですからあるわけですよ。 ...全文を見る
○寺田(学)委員 アイデアが一番いいものがあるから出していて、それ以外のものがあったら今出しているものは出さない、それはわかりますよ。ただ、その一番いいと行政府の方が考えていることが、国民の議論の中で、いろいろ審議している国会において、だめですという話をされることだってあるわけじ...全文を見る
○寺田(学)委員 では、一般論という言い方をしますけれども、一般論として、こういうような大きな税源の上下があることに関して、そういうことが起きた場合においては、総務省として何かしらそれの激変を緩和していくような経過措置を設けることを提案するような努力はしていくというのは当然のこと...全文を見る
○寺田(学)委員 その善後策を考えろということは言わないんです。三月の末を付近として何かしらの結論が出るでしょうけれども、地方に財政的な減少が起きることがあったとしても、総務省として何かしらそれを埋めるような努力は、努力ですよ、別に対案をつくってそれを出すとか、そういうことじゃな...全文を見る
○寺田(学)委員 では、今回審議しているこの地財計画ですけれども、その地財計画の中で組み入れられている暫定税率分があるわけですね。それが政治の判断によって暫定税率が廃止されましたといったら、この計算自体の素地が狂うわけですよ。これは、もう一回出すということですか、計画が狂うわけで...全文を見る
○寺田(学)委員 道路の審議は道路の審議で、総務委員会でもやるでしょうし、予算委員会でもやるでしょうし、国交でもやるでしょう、財金でもやると思いますよ。その中で、冒頭申し上げましたけれども、自動車ユーザーの納得がどうかとか、環境がどうかとか、そもそも一万四千キロがどうかとかいう話...全文を見る
○寺田(学)委員 仮定の話はしちゃいけないと言いますけれども、暫定税率が通っていないにもかかわらず暫定税率が通るような形で紙っぺらをまいているのは総務省じゃないですか。仮定の話はよくないという言い方は、それは一つの考え方のように思えますけれども、行政として適正に執行するのであれば...全文を見る
○寺田(学)委員 以上で終わります。
02月26日第169回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○寺田(学)委員 先週に引き続き、質疑をさせていただきたいと思います。  先週の質疑をいろいろ自分で振り返ってみまして、反省すべき点もたくさんあったなということは素直に考えております。問題意識自体は間違ったものではないなと思いますけれども、表現のあり方等々を含めて、いろいろな角...全文を見る
○寺田(学)委員 今出している以上、今地方の方が地方の予算の審議をしていますから、我が方、国会においてできるだけ早く議論しようと思っても、参議院の審議が終わると、そのころには地方の予算審議はもう終わっているというタイミングになると思います。  ですので、大臣としては、できるだけ...全文を見る
○寺田(学)委員 本予算の方も議論しつつ、地方のマクロな意味での予算的な指標である地方財政計画もこの委員会で審議しつつ、いろいろ考えるんですけれども、ちょっと地方財政計画の一般的な質問にさせていただきます。  予算であれば、まさしく歳入部分に見合った分だけの歳出を決めなきゃいけ...全文を見る
○寺田(学)委員 二〇〇六年の骨太の中で、歳出歳入、国も地方も一体的に改革していきましょうという話がされておりました。国の予算は、何度も申し上げるとおり、歳出と歳入が見合った中でやっていくんでしょうけれども、地方においては足らず前を埋めるという仕組み、先ほどの森本先生の最後の質問...全文を見る
○寺田(学)委員 増田大臣が大臣になられる前に知事をされている中で、また知事会の中で等々いろいろな発言がありましたけれども、知事をやめられて大臣になられてから、ある意味既存の政策に縛られるお立場にもなられたのだろうなというふうには思います。  その上で、地財計画も含めてですけれ...全文を見る
○寺田(学)委員 今御答弁のあった、弱小団体が交付税の削減等によって厳しい状態に置かれているという御認識のお話がありました。交付税がわかりにくいということはそのとおりではあると思いますが、簡素化するということがいわゆる小さい自治体においての交付税額を減らす一因にもなっているのでは...全文を見る
○寺田(学)委員 このことに関しては最後の質問にしたいと思いますけれども、先ほど、今御答弁の前の御答弁の中で、基本的には交付税制度はどうあるべきかという話の中で、基本的には自前の財源で地方政府が自由にやりつつ、でこぼこを直していきましょうというのが理想であろうというお話がありまし...全文を見る
○寺田(学)委員 本当に中長期的な話にもなるでしょうから、地財計画を含めて、交付税のあり方を議論させていただきたいと思います。  地方の方が本当に、交付税額がちょっとでもふえたとか減らなかったとか、そういうことで一喜一憂している中において、国の予算というものはまだまだ無駄がある...全文を見る
○寺田(学)委員 今原口筆頭の方からもありましたけれども、随契だらけになっているんだろうなというのは容易に想像がつきますし、一点、使い方としてですけれども、その独立行政法人が新規に十五件ほど、こういうことを研究してくださいということで、その独法からまた新たにどこかに委託をするんで...全文を見る
○寺田(学)委員 時間がなくなりましたので、一般質疑等も含めて引き続きやりたいと思いますが、大臣自身、本当に地方が逼迫する中で、これと情報通信の部分を比べるというのはいろいろ問題があるかもしれませんけれども、白紙委任で何百億ぐらいのものを出してやって、効果を期待します、そんなのん...全文を見る
○寺田(学)委員 終わります。
03月24日第169回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田です。引き続き質問させていただきたいと思います。  ちょっと一点。二つ質問の大きな枠を用意してきたんですが、冒頭ですけれども、多分、この質疑が今放送されているのが恐らく夜中の三時とかになっていると思います。夜遅くまで国会議員は大変だなと思ってくださ...全文を見る
○寺田(学)委員 与えられた時間が二十分ですので、二つほど質疑をさせていただきたいと思います。  動物を利用した番組制作の件と、昨年もこの委員会、この質疑で取り上げましたけれども、いわゆる衛星放送の受信に関して、二つを質疑させていただきたいと思います。  まず一点、動物を利用...全文を見る
○寺田(学)委員 新たに詳細なガイドラインをつくったり、アメリカの方では、動物を使用する場合には第三者機関が認証するような制度もあると伺っております。そういう形で、本当に痛ましい、命がなくならないように、そして損なわれないように、最善の努力を本気で図っていただきたいと思います。 ...全文を見る
○寺田(学)委員 今、会長の最後の答弁のところで、研究会の答申を踏まえていろいろどうこうという話がありました。きのう質問通告のときに、これは具体的な策を考えるのはどちらですかという話をしたら、総務省の方は、それはNHKの方々ですと。もちろんそれは、利用規約ですか、詳細のものをNH...全文を見る
○寺田(学)委員 検討を進められているのは結構なんですが、現実問題として払っている方々がいるわけですよ。自分の意思として機器を設置していないにもかかわらず、勝手に住居環境によって見られる環境に置かれてしまった方々が、九百五十円ですか、払っているわけですよ。悠長に考えられるのもいい...全文を見る
○寺田(学)委員 二十年度中のいつぐらいになるのか。それまでの間にお支払いしている方々の払った分はどうなるのか。会長、いかがですか。
○寺田(学)委員 総務大臣みずからが不合理な点があって是正が必要だと言われていることですので、二十年度中に結論を出すということでありましたが、是正をする必要が私はあると思うんです。福地会長として、今の押し売りの状態を放置されてもいいとお考えなんでしょうか。是正する必要はあると会長...全文を見る
○寺田(学)委員 是正するのは、私たちではなくて、NHKさんが考えて総務省の認可を受けるわけですから、考えるのは会長の方です。民間の中で本当にお客様の満足度というものを最優先に考えられているのであれば、衛星を見たい方、そして衛星を自分で受信してみずから見られる環境に持っていった方...全文を見る
○寺田(学)委員 今、会長の答弁ですけれども、どのような形でテレビを見られているか御存じないからというのは、まさしくこの問題の本質なわけですよ。テレビがあるかどうかなんというものは、別に、聞いたら家族全員がわかりますよ。ただ、BSが見られる環境にあるかどうかが、全く自分の意識がな...全文を見る
○寺田(学)委員 時間になりましたので。  こういうような不合理な形を続けていくようなものをもととした予算というのは私は認められないと思います。しっかりと是正するような道筋、期間と方法というものを提示していただきたいと思います。そのことを申し添えて、質疑を終わります。
04月11日第169回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田です。  電波法について質疑をさせていただきたいと思っております。  きょうから質疑をさせていただくわけですが、本当にこの電波利用料に関してはさまざまな疑問点というものを持たせていただいております。それを時間の許す限り、できれば来週も含めて、いろ...全文を見る
○寺田(学)委員 御省の炭田さんという方が以前書かれたというかお話しされた中で、共益費みたいなものですというお話をされていました。また、今、手数料みたいなものですというような話をされましたが、およそ共益費であるとか手数料という概念を超えた形で、研究開発まで行われているわけですから...全文を見る
○寺田(学)委員 いずれにせよ、十五年、十六年前に決めたこの法律において定められた「直接の目的」で、いわゆる免許人に全部の利益が返るようなことをこれからずっと行っていくんだということを十六年前に決められたんだと思います。  それで、ことしの予算を見てみると、およそその考え方から...全文を見る
○寺田(学)委員 これからいろいろ具体例について質問しますけれども、その政策、その予算の使途の正当性ということを御説明いただかなくても結構です。  私がお伺いしたいのは、これを電波利用料で施策として行うことが適正かどうか。電波監視が必要だというか、車両改造がサミットにおいて必要...全文を見る
○寺田(学)委員 御自身でも言われたとおり、電波利用料というのは手数料だ。ほかの官僚の方が共益費だと言われておる中で、そもそも、こういうような調査を行っているとか研究を行うこと自体、マンションに住んでいる人間にしてみれば、エレベーターの維持管理のために払っているお金が耐震構造の研...全文を見る
○寺田(学)委員 本当であれば、予算を見て、それに対応する決算を見て、本当にどれぐらい使われたかというのを追求したいところですが、御省からきのう、対応する形ではない、この予算に対して実際、実施額がこれぐらいだったということのデータではない、素の、幾ら使いましたという積み上げの表だ...全文を見る
○寺田(学)委員 もう何度も繰り返しますが、それが手数料の範囲で行う業務なんでしょうか。それが、電波利用料を払っている方々の利益に直接的になるんでしょうか。私は著しく疑問を感じます。  もう一つおかしいのがあって、地上デジタル放送への完全移行のための送受信環境整備事業の中のデジ...全文を見る
○寺田(学)委員 何か、今のは質問していない部分の御答弁だと思いますけれども。
○寺田(学)委員 強弁すれば幾らでもそういうような形で、これはもう手数料の範囲なんだ、現在入っている電波手数料を払っている方々の、直接的なのかどうかはまず別として、利益には多少つながるであろうと。渋滞対策のために地下鉄をつくるところに道路特定財源を使うというものに近い論理的な発想...全文を見る
○寺田(学)委員 十カ所程度全国にそのような相談等を受けるセンターをつくって、五億円をかけるということですね。一センター当たり何人ぐらいの人員を確保して、どのような、まあ、相談を受けることになるんでしょうが、五億円もかけてこれはやることなんでしょうかね、センターをわざわざつくって...全文を見る
○寺田(学)委員 いつからそのセンターは開所されるんでしょうか。
○寺田(学)委員 大臣、一個一個、まず今回の予算についてだけですが、お伺いしました。このほかに、今、総務省からいただいている十八年度決算の中身もありますし、そもそもこの携帯電話とテレビ局のアンバランスさというのは、基地局単位でお金を取っているということから結果として生まれているん...全文を見る
○寺田(学)委員 時間が終了しましたので、次の質問の機会があるでしょうから、電波利用料のあり方、賦課のかけ方とか、さまざまそういう部分、あと、決算の部分については次回質問させていただきたいと思います。
04月21日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○寺田(学)分科員 泉大臣におきましては、本当にお忙しい中、このような質疑の時間をいただけましたことに、まずは感謝したいと思います。  逢坂委員が駐車違反のことを質疑されているのを最後のあたり聞きまして、私としても少し関連することをお伝えしたいんです。  私の住んでいるところ...全文を見る
○寺田(学)分科員 被害自体がその自治体の範囲を超えたものであったときにいわゆる共済として救うシステムだからこういう要件になっているんだというお話ですが、要件をいろいろ見てみますと、隣接している地域であればいい、これは県境を挟んでもということなんだと思いますけれども、そういう意味...全文を見る
○寺田(学)分科員 それでは、はっきりお話しいただきたいんですが、多数の者が避難して継続的に救助を必要とする場合においても、国として生活を再建していく支援を行う必要はない場合がある、法律を言葉にして直すとそういう結論になりますが、そういうことでよろしいですか。
○寺田(学)分科員 いろいろな理由をお話しいただきましたけれども、もう一点お話をいただきたいと思うんですが、災害救助法の中では、具体的な数字を挙げた要件のほかに、今回適用されたような「多数の者が、避難して」というふうに、ある意味主観的にその被害を考えて認定するかどうかというような...全文を見る
○寺田(学)分科員 都道府県で拠出をしているいわゆる基金を内閣府において運用されている。その運用の中において、私は、柔軟性を認めてもいいのではないかなと。もちろん、それに対しては、ある程度の理由がない限り内閣府としてもお認めできないと思いますが、ただ単純にこの数字にこだわって、も...全文を見る
○寺田(学)分科員 改正前においても、既に出されている指針の解釈のあり方とか、今お話しされたとおり、いや、混合としてやってくださいよと付言するとか、さまざまな形でやっているんですが、指針は指針としてあるわけですよね。指針自体は七〇%というところでとどめておいて、いや、事によっては...全文を見る
○寺田(学)分科員 なるほど、被害認定の改定を行われるということでよろしいですよね。今そのための検討を行われているという御答弁だったんですが、それでよろしいですよね。
○寺田(学)分科員 ストレートにお話ししていただきたいんですが、改定をするための検討を今、行っていると。それには改定というものが視野に入っている、被害認定のあり方を改めていくというような御答弁でよろしいですよね。
○寺田(学)分科員 梅雨入りの時期、台風シーズンというものをこれから迎えていくことになるんですが、私が問題意識を持っている一番の部分は、水害に関して、洪水に関してですので、その部分の改定だけでもできるだけ早くやっていただきたいと思うんですが、その日程的なめどというのはどのようにお...全文を見る
○寺田(学)分科員 情報の分析というものに関しては、それは年月をかければかけるだけいろいろ幅は広がって、研究する、分析する分母というか土俵も大きくなると思いますので、ある程度のところに区切って、それこそ、災害は確実に、残念ながらことしも起きるわけですから、せっかく改正されたこの法...全文を見る
○寺田(学)分科員 とはいえ、二年、三年のお話ではないと思います。丸一年の間にはというぐらいのめどを私はお伺いしたいんですけれども、二年、三年後ということはないですよね。大臣、いかがですか。
○寺田(学)分科員 いずれにせよ、一年度中ということなんだと思います、二年、三年というのは考えていないということであれば。  それで、その間は、現在のこの被害認定の基準をもとに、実際、残念ながら起きてしまった水害等の被害を認定していくことになると思うんですが、十四日に出されたQ...全文を見る
○寺田(学)分科員 改正された支援法の使い方等に関して、これから内閣府の方々がいろいろな自治体に御説明に上がるのかもしれませんけれども、言葉の問題ですけれども、上記基準にはのっとらなきゃいけないが、具体的な判断は当該都道府県、市町村の判断にゆだねるというぐらいになったら、逆に都道...全文を見る
○寺田(学)分科員 時間が参りましたので、以上にしたいと思いますが、本当に災害に見舞われた方々は深刻な中でやられているので、できる限り、本当に法の精神にのっとって適用されるように、ぜひとも努力していただきたいと思います。  内閣府の方々も、本当に少ない人数の中で一生懸命頑張られ...全文を見る
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○寺田(学)分科員 民主党の寺田と申します。  きょうは、三十分という時間を使いまして、高卒認定試験の採点ミス、昨年の末に発覚をして、その後、文科省として対応されていることですが、このことについてちょっと質疑をさせていただきたいと思っています。  こういう問題が発覚した当初か...全文を見る
○寺田(学)分科員 問題の所在がさまざまあるということは今の御答弁の中でわかりましたけれども、最終的な責任というのはどちらにあるのかということをお伺いしたいと思います。どちらにあるんでしょうか。
○寺田(学)分科員 今の御答弁ですと、最終的にはプログラム会社にあるんだということであれば、今文科省がそういうのを設置したということをもって、さまざまな和解金等の提示があるんですが、ある程度文科省の責任は終わったと思ったときには、もう受験者の方には、いや、どうぞ、最終的に責任は企...全文を見る
○寺田(学)分科員 確認しますけれども、受験生にとってみて、最終的な責任はどこにあるかということを考えた場合においては、文科省にあるということでよろしいですね。
○寺田(学)分科員 質疑の中では、これからどうするんだということを主に聞いていきたいんですが、一つ、文科省として責任のとり方というのを考えられたと思います。  以前、山形大学でしたか、学長がやめられたりということも、こういう責任のとり方があったみたいですが、文科省として、今回の...全文を見る
○寺田(学)分科員 なるほど、大臣としては違うけじめのとり方を考えていたけれども、さまざまな、大臣以外の方の御指摘等々を含めてこのような形になったという御答弁だったと思うんですが、私は、責任のとり方は、してしまったことの態様によってさまざまだと思います。まさか厚生労働省で高認試験...全文を見る
○寺田(学)分科員 私は、最初に大臣が思われた発想というのが大臣としての責任のとり方だと思います。  何度も申し上げるとおり、ほかに、他の省とか他の大臣がこのようなミスの責任をとることはないわけですから、これは文科省独特のミスですから、そういう意味においては、私は、素直に従われ...全文を見る
○寺田(学)分科員 半分しか返ってきてないわけですよね。締め切りが四月二十五日だということですから、まだ猶予として数日間あるわけですが、およそ残りの三日ですべてが返ってくるわけは現実的にはないと私は思っています。それは大臣もおわかりになられていると思います。  どうなんでしょう...全文を見る
○寺田(学)分科員 届いてない方は千八百二十三人には含まれていませんので、今の話とはまた別の話だと思っています。  それで、返信してこなかったことに関して、これは四月二十五日で締め切りではないというお話だったんですけれども、私がお伺いしたいのは、それでは、届かなかった場合におい...全文を見る
○寺田(学)分科員 どうなんでしょう、これに期限というものを、ある程度めどとしてお持ちでしょうか。この問題、もう一回郵送したけれどもまた返ってこなかった、それで打ち切るんだとお考えになられているのか、いや、もう本当に一人一人、最後の最後まで頑張っていくというお考えなのか、どうなん...全文を見る
○寺田(学)分科員 なるほど、非常に力強いお言葉だと思います。最後の一人までその方の意思を確認するということを今御表明されたんだと思います。  そういう意味では、届いてない方、この間の時点で二百名ぐらいいらっしゃるみたいですから、その方の住所を捜していくことも必要だと思いますの...全文を見る
○寺田(学)分科員 さまざまな損失を与えたということなんだと思います。  ある程度いろいろな整理がありますけれども、時間を大きく失った方、いらっしゃいますよね。それで、本当は合格していたのに合格できないということで、ずっと受けた精神的な苦痛もあると思います。やはり、早く社会に出...全文を見る
○寺田(学)分科員 大臣がお認めになっているその損失というものをいかに補てんしていくかというときに、とりあえず和解金として二十万という話を提示されているんです。それが不服、それにはやはり賛同できないという方は、では、具体的にその損失というものを文科省に提示してくださいということを...全文を見る
○寺田(学)分科員 大臣、受験生の方々から出していただかないとどのような損失があるのかということがわからない、その損失がどれぐらいであったか把握できないという御答弁だったと思います。  だとしたら、最初からその二千人に対して、どのような損失があったんですかと聞いた上で、それをさ...全文を見る
○寺田(学)分科員 だから、弁護士さんと相談して決めた二十万とはいえ、大臣がみずから言われたとおり、どのような被害があったか言ってもらわなければわからない。その前に、弁護士さんなのかだれなのか、前例なのか知らないですけれども、調べて二十万と決めただけであって、ある意味、本当にその...全文を見る
○寺田(学)分科員 送付する段階において和解金二十万円、それに不服だったら自分で損害の額を証明して出してこいと言われたケースと、最初から、幾らぐらいかかりましたか御意見を伺いますというのであれば、そもそも結論は違いますよ。その上で、いただいた皆さんからの情報をもって、それは二十万...全文を見る
○寺田(学)分科員 後ろから渡されている紙を見ながらというより、大臣の本当に素朴な責任感でぜひとも御答弁いただきたいと思います。  大臣がまさしく言われたとおり、被害の実態が把握できていないから教えてほしいというその真摯な態度は、必ずや今回不幸な目に遭った方々の心をとらえると思...全文を見る
○寺田(学)分科員 私自身が手配した合格成績証明書のコピーです。もしだめだというのであれば……
○寺田(学)分科員 出所は、その個人です、個人の証明書しかないわけですから。黒塗りにしていますけれども、提示だけ、ちょっと許してください。
○寺田(学)分科員 まず、そもそもですけれども、これが実物です。大臣、見てください。曲がっているんですよ。この紙自体に曲がって印刷されているんです。これは、一言で言うと、ばかにしていますよ。文科省の判こまで立派に押したものが、この紙っぺらで曲がって印刷されているんです。こんなもの...全文を見る
○寺田(学)分科員 高認試験を受ける方というのは、さまざまなところがあると思うんですよ。お気持ちがセンシティブな方も多いと私は思います。そういう意味で、さまざま、いろいろ気にしながらやるべきだと思います。  それで、この問題点というのが、特にこの高認試験を受けてAO入試であると...全文を見る
○寺田(学)分科員 この成績証明書は、合格したかどうか、マルかバツかのものなんだといったら、最初からABCなんという成績評価つけなきゃいいでしょう。つけている時点で、この人の成績をあらわしているんですよ。その人が優なのか可なのか、一番いいのか。  AO入試を受けられる方々は、本...全文を見る
○寺田(学)分科員 時間になりましたけれども、被害に遭ったかどうかというのは、その成績変更があった方がいるわけですから、それが実際的にどのような被害に遭ったかというのは、それは大学がどうしんしゃくしたかという難しい部分になるはずです。ですので、これは正直おわびする範囲だと思います...全文を見る
○寺田(学)分科員 終わります。ありがとうございました。
04月24日第169回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○寺田(学)委員 おはようございます。  八時二十五分から質疑をさせていただくことに本当に感謝をさせていただきたいと思っております。  迷惑メールの法案について質疑をさせていただきたいと思います。  自分自身、メールアカウントが六個か七個ぐらいあるんですが、アドレスによって...全文を見る
○寺田(学)委員 ごめんなさい、私が聞き逃しただけかもしれません。  迷惑メールの数みたいなものは、ここ数年、どのような数、増加というものが推移しているのか御存じでしょうか。
○寺田(学)委員 ほとんどが迷惑メールということなんだと思います。業者にしてみれば、迷惑メールのためにサーバーを増強するということになっているんだろうと思いますが、今、三十五億から四十億程度の総量数の中で七、八割だということですけれども、ここ数年の経緯というものもあわせて、二〇〇...全文を見る
○寺田(学)委員 数年前ですか、私も質疑者として立ちましたが、迷惑メール防止のいわゆる現行法というものがあると思います。これが本当にどの程度機能していたのかということは、ひとえに迷惑メール数がどのような推移を来したかということが非常に重要だと思うんです。  そもそもこの現行法、...全文を見る
○寺田(学)委員 現行法を含めて、改正法もですが、この法律の意図というのはどこにあるのかということを改めて確認したいんですけれども、国内から発信する数を減らすためにこの法律があるのか、一言で言えば、国内にいるPCユーザーの方々の受信する迷惑メール数を減らしたり、サーバーの負担とい...全文を見る
○寺田(学)委員 そのような目的のもと、現行法ではどのような成果を上げられたと御評価されているんでしょうか。
○寺田(学)委員 いや、そこがおかしいと思うんですが、どのような目的のためにこの法律があるんですかと言ったら、それは、国内にいらっしゃる方の迷惑メール数を減らしたいんだ、国内のサーバーとかの方々の経済的な負担を減らしたいんだという話をされて、ではどういう成果が上がったんですかとい...全文を見る
○寺田(学)委員 成果があったということを何を根拠にお話しされているのか、そこら辺を具体的にお話しいただけないと、現行法の総括というのはなかなかできないのではないかなというふうに思います。  二〇〇五年ですか二〇〇四年ですか、現行法の質疑をしているときに、たしか共産党さんの方だ...全文を見る
○寺田(学)委員 当時の麻生大臣が、取り締まりが大事なんですよ、オプトインなんということよりも取り締まりなんだと言った結果が措置五件、取り締まり四件ということなんですが、それこそ、これは実績が上がっている、取り締まりはしっかり行われたというような御評価ができるんでしょうか。御答弁...全文を見る
○寺田(学)委員 前回の法律の審議のときに、特定が困難になるとか、そもそも摘発というものは難しいということは予想できなかったんでしょうか。いかがですか。
○寺田(学)委員 十年前に審議しているのならまだしも、数年前に審議している段階において、そのときも非常に多くの迷惑メールがあって、特定が困難であったり、実際に警察が摘発するまでに、それはマンパワー的な問題なのかどうかいろいろあるでしょうけれども、非常に難しいということは指摘をされ...全文を見る
○寺田(学)委員 もう少し絞って御答弁いただきたいんですが、総務省みずから数年前に営業活動の自由というものを大きく侵害するかもしれないということでオプトインの導入を見送っていたわけですから、その御懸念の点、営業活動を侵害するのではないかということは、どのようなことによって今回クリ...全文を見る
○寺田(学)委員 トレードオフとかという話もありましたが、端的にお伺いするんですけれども、今回のオプトインをやるということは、総務省として営業の自由に大きな制約をもたらすという認識を持っているんですか。いかがですか。
○寺田(学)委員 大臣、現行法の総括ということで御答弁いただきたいんですが、正直、数年の間に、IT業界ですから、ドッグイヤーと言われるように目まぐるしくいろいろなものが変わるんでしょうけれども、この迷惑メールに関しては、私の知り得る限りにおいてはそんなに大きな変化というものはあり...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは、現行法の総括は一段落をさせて、今の改正法でまさしくオプトインという形になりますので、その営業活動というもの、そしてまた新しい制度によって今までやっていらっしゃる方々の不自由というものができるだけないようにということで、具体的にいろいろ質問させていただき...全文を見る
○寺田(学)委員 法律が改正されたので同意してくれということを目的として広告宣伝メールを送るのはだめだと。そもそも同意してくれというだけのメールも改正後はだめだということになるんですが、今、同意なくそういうメールを送って、いろいろなコミュニケーションというものをとっている業者さん...全文を見る
○寺田(学)委員 今回この審議をしていくんですが、具体的な項目に関しては政省令で定めるところによりということになっています。この政省令がどのようなものになるかということと、この政省令がいつできるのかということが、正直、営業活動をされている方にとっては注目している部分でもあるでしょ...全文を見る
○寺田(学)委員 なるべく早くとかではなくて、そもそも、これは施行された段階で、営業活動をしている方にとって、これから営業活動を初めて始める方もいるわけですから、大変なことになると思うんです。  政省令というものは、法律が通った後何カ月ぐらいでできて、六カ月等々というのがいろい...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、だから、政省令の具体的なものが見えてから初めて、具体的に営業活動を始める方も、自分はこれに該当するとかしないとかいろいろ準備するわけですよ。ですので、法律ができたのであれば、それは衆参通ってからでしょうけれども、それから何カ月後ぐらいまでにはパブコメ等も含...全文を見る
○寺田(学)委員 パブコメをとられるという話ですが、本当にこれは営業活動の自由というものを侵害しないようにするのであれば、本当に広く広報をして、制度が変わりますよということを告知していかなきゃいけないと思うんですが、これは通告にありませんけれども、それはどのような形で本当に公告に...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは、法の三条の中の各項において、総務省令で定めるところにより云々というのがあるんですが、その中で、同意を取りつけたとか、さまざまそういうことが必要になってくるんですけれども、これは、同意を取りつけたんですよということを立証する責任というのは、業者側にあるの...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは、営業をする方々にとってみれば、保管の義務とか立証の責任があるというわけではないですね。
○寺田(学)委員 いや、質問は、業者側としては保存とか立証の責任があるかないか、そういうことですから、それはないんですね。
○寺田(学)委員 では、何万通とか送る場合に関しても、同意を得たということの何かしらのものを業者側はずっと保存していなければならないということなんでしょうか。非常に大きな作業になると思うんですけれども、本当にそれでよろしいですか。
○寺田(学)委員 今までもちゃんと同意をいただいている方はいると思うんです。さまざまなネットショッピングのサイトで、送っていいですかということで同意というところでクリックをするという作業はオーソドックスな形であると思うんですが、メールのコレポンでやっている方々も多いと思うんですね...全文を見る
○寺田(学)委員 では、法律施行後も、いや、これは以前にとっていたんだよ、以前にオプトインの了承をとったから保存の義務はないでしょうということになるのではないでしょうか。そういうのはいいんでしょうか。
○寺田(学)委員 実際に迷惑メールを受けられているかどうかわかりませんけれども、私も、一つのアカウントですが、「info」なんというわかりやすいものをつけているものに関しては、一日二百何十件ぐらいは来ます。そんなもの、一々これは違反だ違反だなんといって上げている暇があったら仕事を...全文を見る
○寺田(学)委員 海外と協力するといっても、およそ協力関係にないような国に逃げ込むわけですから、そういうことは絵にかいたもちだと思います。  それで、海外から送られてくるメールであっても、日本語のメールであるということは日本人が関与している、国内の人間が海外の業者に頼んでいる場...全文を見る
○寺田(学)委員 前の大臣が言われていましたけれども、取り締まりを強化していくんだということで四件程度だったんですが、これは確実にふえていきますよね。いかがですか。
○寺田(学)委員 迷惑メールを減らしていこうということは、モグラたたきのようにもなりますし、その出どころがそれこそ複雑、そしてどこにいるかわからないということもあって、難しい問題だとは思います。ですので、こういう法律ができたことによって多少の抑止効果はあるのかもしれないけれども、...全文を見る
○寺田(学)委員 違う聞き方でお伺いしますが、経済産業省の特定商取引法の中で規制しているメールでの商品販売等、そういうたぐいのメールを、総務省として、この特定電子メール法、改正された上でですけれども、取り締まることはできるでしょうか、できないでしょうか。
○寺田(学)委員 どういう目的で規制をしているかどうかは別として、経済産業省さんで取り締まっている、具体名を出されましたけれどもトヨタのプリウスなのかどうかはまずいいとして、それを総務省の法律で規制することは可能ですよね。可能なんですよ。大は小を兼ねているんです。だとしたら、これ...全文を見る
○寺田(学)委員 密接な連携ができるかどうかはまず別として、一般のユーザーからしてみれば、これは経産省にかかわる、まさしく日本産業協会に通告しなきゃいけないな、いや、これは日本データ通信協会の方にお話しした方がいいかなというふうに考えるわけないんですよ。迷惑メールというのは迷惑メ...全文を見る
○寺田(学)委員 時間が終わりましたので、これでやめたいと思いますが、総務省の法律だけで十分なんです。経産省の法律だけで取り締まることができることはなくて、大は小を兼ねて、大の方が総務省の方なんです。これ一本でいいと思います。そういう意味で、無駄な税金が使われている可能性が多分に...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○寺田(学)委員 四十五分のお時間をいただきまして、質疑をさせていただきたいと思います。  まずは、平成十八年度の予備費の使用等について、一点、二点、お伺いしたいと思います。  まず、平成十八年度一般会計予備費使用の中において、内閣府の所管で、国際的なテロリズムの防止及び根絶...全文を見る
○寺田(学)委員 今、御事情の方をさまざま御答弁いただきましたが、できる限りのことは本予算の方に計上すべきだというふうな視点には立たせていただきたいと思います。  今回の百億弱の中においても、航海経費であるとか特別協力支援活動等の手当、そういうものはあらかた予見可能ではあったの...全文を見る
○寺田(学)委員 御事情はあると思います。しかし、何度も申し上げるとおり、できる限り本予算に合わせて、国会のチェックという機能をより充実させていくような形で予算と決算というものが議論されていく形が望ましいというふうに思っております。  予備費に関しましては、ほかにもさまざまある...全文を見る
○寺田(学)委員 理解が得られる得られないというものが一つの支出の判断になるということの御答弁だったと思いますが、そもそも、理解が得られるか得られないかというのはだれが判断するのかということもあると思います。そしてもう一つ、理解が得られなければ支出できないのかということもあると思...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは、理解が得られるか得られないかは、どのような基準をもって、だれが判断するんでしょうか。局長、御答弁をお願いします。
○寺田(学)委員 理解が得られる得られないの基準を今検討しているというお話ですが、一つ、レクリエーション費に関しては理解が得られないという結論に達しているということは、何かしらの基準があるはずだと思うんですが、そのレクリエーション費も含めて、なぜ理解が得られないということに達した...全文を見る
○寺田(学)委員 はっきりとした基準がないわけですよね。さすがにレクリエーション費なんというのは聞こえが悪いな、こういうものは早目に、理解が得られないということで今後支出しないということにされるんだと思います。  それとともに、局長が御答弁の中で、フラワーアレンジメント料という...全文を見る
○寺田(学)委員 なるほど。適切ではないということですね。  御答弁の中をずっと調べたんですが、適切、不適切という言葉は一つもなかったものですから。このようなフラワーアレンジメント料というのは適切ではなかったということなんだと思います。御返金されるかどうかというのは今後検討され...全文を見る
○寺田(学)委員 これは適切だと。まあ、働いている人に直接かかわることだからということなんだと思います。  それでは、永年勤続表彰の写真撮影並びに局長の写真を撮るためのお金とか、そういうたぐいのものはいかがでしょうか。適切でしょうか。
○寺田(学)委員 一応メンションしていただきましたけれども、法律上どうこうというのはあれだと言うんですが、いずれにせよ、総務省として、これは法律ですべて合法、適法の範囲といいながら不適切だという、わけのわからない、グレーゾーンにあるものを列挙しているわけですけれども、そういう意味...全文を見る
○寺田(学)委員 電波利用に関する業務をされている職場はセクシュアルハラスメントの率が高いんでしょうか。こういうものというのは別に電波利用にかかわる業務をしていなくてもあるものだと思いますが、何でそんなものを電波利用料という特別なものだけで出すんでしょうか。
○寺田(学)委員 中身を見てみなきゃわからない、より具体的にその必要性を精査するんだというようなお話がありますが、では、十一もある地方の局のこういうような内容を本省の局長が判断するんですか。そういうことはおよそできないであろうから、一つの基準、私は限定列挙するべきだと思いますが、...全文を見る
○寺田(学)委員 電波にかかわる業務をされている方に電波利用料を充ててその業務の支出を賄っていくということに関しては、別に異存はありません。ただ、その支出内容がどのようなものであるかということを、是非が問われるでしょうし、今後どのような基準でやっていくのかということだと思います。...全文を見る
○寺田(学)委員 できるだけ早くというのは、別に何月何日までとは言いませんが、大体どれぐらいのめどなんでしょう。
○寺田(学)委員 膨大な調査ということで、地方の局十一局に関しては段ボール一箱分ぐらいで、それは、手分けしたら、うちの事務所でも、ざっくりとしたものですが、一、二時間で見ることができました。六月までかけるということは、それは十年、何年とは言いませんが、ここ数年分ぐらい、平成十八年...全文を見る
○寺田(学)委員 総務大臣が本会議の方に出られるということですので、最後一言、最後というか、出られる前に今もろもろのことに関して、まだ質疑をしたいと思っていますが、大臣としてのこれからの考え方を述べていただければと思います。
○寺田(学)委員 大臣も参議院の本会議があると思います、ぜひ御退席していただきたいと思います。  電波利用料という形で議論していますが、違う見方からすると、これは一般財源というか電波利用料以外の、今度は税金になると思いますが、それからは支出をしてもいいと。そこに電波利用料との違...全文を見る
○寺田(学)委員 ちょっと御答弁がはっきりしなかったんですが、一般財源からは出すということでよろしいんですか。
○寺田(学)委員 使うかどうか御検討されるんでしょうが、今回、電波利用料に関するレクリエーション費に至ってはおよそ免許人の理解が得られない、いわば内容が不適切だということをお認めになられておきながら、一般財源では使う可能性の余地を残すというのは、余りすっきりとした理屈ではないと思...全文を見る
○寺田(学)委員 出していただいた資料というものを今回皆さんの机の上にも出しましたが、具体的に書かれているものもあれば、ボールペン等四十四万円とか、買ったものを一つの代表として、等ということでさまざままとめられて支出をしているというのがかなりあるんですね。だから、そういう意味にお...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは、この匿名で寄せられた内部の方のお話による総枠のみで支出するということはあり得ない、まさしくそういうものがないように、全部経費に関しましても領収書をいただいてチェックしておるということでよろしいですか。御確認のために御答弁いただきたいと思います。
○寺田(学)委員 ぜひ、そのチェックされている内容、少しお時間かかっても構いませんから、どのような形で見積書が上がってきて支出されているのかということの紙も後で御提出いただきたいというふうに思っております。今うなずかれておりますので、御答弁は必要ないと思います。  では、どうい...全文を見る
○寺田(学)委員 いわば、情報通信研究機構であるとかに十二億六千万とかいう形で研究委託を出していますけれども、いわゆる独法やら社団法人やら財団やらが調べる研究とかにおいてもう一つ下のレベルに何か研究の部分委託みたいなものもされていて、その中に関してさまざまな支出というものが含まれ...全文を見る
○寺田(学)委員 こちらとしてもいろいろ調べたいというふうに思っていますが、十二億もの研究開発費、それは毎年毎年で考えれば物すごい量が、天下り団体と決めつけるのはよくないですが、総務省の方も、やめられた方も含めて在籍をされ、例えば民放の会社の社長であるとか、だあっと、いわば肩書だ...全文を見る
06月03日第169回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田です。  福田委員に引き続き、インサイダー取引に関する質疑をさせていただきたいというふうに思っております。  いろいろ厳しい質問をさせていただく前に自分自身の考えも述べたいんですが、委員会ごとにお話ししているんですけれども、私は本当に公共放送は大...全文を見る
○寺田(学)委員 もう一度質問を端的にさせていただきますが、他の民放等、ほかの報道機関に比べて、NHKはより高い倫理観と規律を持たなければいけないと思われているのかいないのか、どちらでしょうか。
○寺田(学)委員 まさしく、こんな私的行為であるにもかかわらずという一意見もありましたが、やはり公共放送という形で高い倫理観と規律とが求められているんだと思います。  比べ物にならないと思いますが、私たち国会議員も、資産公開から何からというのを、やはり、いわゆる税金で支えられて...全文を見る
○寺田(学)委員 それでは、役職員全員が当事者である、この信頼回復に係る努力をする当事者であるということでよろしいですね。いかがですか。
○寺田(学)委員 第三者委員会の報告書によれば、これは久保利さんが言われたんだと思いますが、NHKのことですけれども、「相変わらず派閥抗争に明け暮れ、あるいは、嵐の過ぎ去るのを待つだけの役職員も相当数存在する、」というふうに書かれております。  この発言に関して、会長自身、どの...全文を見る
○寺田(学)委員 さすがに外から来た、外から来たという言い方はもう古いのかもしれませんが、正直に派閥抗争があるとお認めになられたのは、私は第一歩だと思います。そういう形でオープンにしながら、いろいろその中で大変な業務をされていくんだと思います。  見方を変えて質問しますが、先ほ...全文を見る
○寺田(学)委員 この全容解明をすることが信頼回復の大きな柱だということだと思います。そういうことをする当事者は全員であるということだと思います。  そういう意味において、委任状を提出しなかった、さまざま言いわけはあると思いますよ、ただ、全容を解明しようという形で行った調査に関...全文を見る
○寺田(学)委員 もう一度お伺いしますが、そういう方々というのは、理由はさまざまあって、それは後で検証したいと思いますが、信頼回復をするという全社員に課せられた業務、そして達成するべき目標というものを阻害されているような方々ですか。協力されなかった方はそういう方々だと会長自身お考...全文を見る
○寺田(学)委員 そういう意味において、福田委員の質問をちょっと後で見てみたところで重なった質問になるかもしれませんが、とすれば、この調査というものは目的を果たしたんでしょうか。会長、いかがですか。
○寺田(学)委員 それでは、この調査結果をもって信頼回復、調査によって回復されるであろう信頼は回復されたというふうに会長はお認めになるんでしょうか。
○寺田(学)委員 いや、全容解明による信頼回復があったかどうかと。だからこそ、この調査の実効性を伺っているわけですけれども。他の部分でこれから起きないようにしようということと、今までどうであったかというのをさらけ出すということが信頼回復の大きな二つの柱だと思いますが、まず一本目の...全文を見る
○寺田(学)委員 ぽろぽろと出てきた、任意の調査の中から解決の端緒を見つけ出すことはあったと思います。  私がしつこく質問しているのは、調査によって全容解明したいという、全容解明こそが信頼回復の柱だと言われているわけですから、調査による全容解明で信頼が回復されたのか。信頼回復さ...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、全容解明こそが信頼回復のかぎだと御答弁されていたじゃないですか。だから、全容解明したかどうかを聞いているんです。していないんですか、これは。結局のところ、会長の望む全容解明はこの調査によって行われたんですか。その評価を聞きたいんです。いかがですか。
○寺田(学)委員 何かしらの効果があった、次につなげる効果があったというのはわかりますけれども、本当にしつこいようで申しわけないんですが、私は新聞記事をたどっていきますと、自民党さんの方の部会でやられたときに再調査も検討したいという話をされていましたが、かぎ括弧がありましたけれど...全文を見る
○寺田(学)委員 ヒントが出てきたことを合格点に加味しないでください。全容解明されたかどうかの評価を聞いているわけです。一部の内容が解明したから、それで何かのきっかけが生まれて、その生まれたきっかけをもって加点するのではなくて、その全体を明らかにするということにおいて今回の調査で...全文を見る
○寺田(学)委員 結局、評価を逃げられているんだと思うんです。もちろん、それで再調査をされないということは、これによって私たちができる全容解明の最大限の努力を図ったというような御評価なのかなと思います。それか、そもそも任意に頼ってやっている部分において、役職員の人たちの任意という...全文を見る
○寺田(学)委員 あと、余り瑣末な話かもしれませんが、この調査にかかわることにも費用はかかっていると思います。これはもちろん受信料から出されているんでしょうか、それとも違う部分から出されているのか、お幾らぐらいかけて皆さんに、私の言い方をするとこの程度の調査を出してきたのか、具体...全文を見る
○寺田(学)委員 民間企業のことであればいいんですが、まさしく会長が言われているとおり、皆さんの受信料で賄われているNHKですから、どのような不祥事が起きてそれがどのようなものであるかはつまびらかに国民の皆さんに、納付者、受信料を払っている方々に示さなければいけないでしょうし、そ...全文を見る
○寺田(学)委員 私の質疑のときじゃないんですが、前の質疑のときに、全般的にアクセス権のある人間の株取引は禁止するということであれば、勤務中であろうが休憩時間中であろうが休みであろうができなくなるということなんだと思いますが、ちょっと改めてお伺いしますけれども、御答弁されたとおり...全文を見る
○寺田(学)委員 その提案の中にあった、無作為で抽出してその人の口座をチェックしてということですが、それは当然のことながら任意ですので、断ることができるんでしょうかね。いかがですか。
○寺田(学)委員 そういうところに行き着くんだと思いますが。  それでは、提言の中にもありましたが、いわゆる懲戒制度に関しての適切な運用をするという話がありました。そういう意味で、これから内規として禁止されるんだと思いますが、インサイダー取引をしていたことがわかった場合、今回は...全文を見る
○寺田(学)委員 その服務規定どうこうというのをお伺いしたいんですが、単純明快ですよね。まさしく内規で、今回のこの事件の反省点に立って、調査は不十分ですけれども、そこから出てきた解決策をもって、株取引をしないようにという内規を定められると明言されているわけです。それに違反した場合...全文を見る
○寺田(学)委員 アドバイスは受けながらということだと思います。  もちろん、株取引をすること自体は一般的な意味での合法行為ですから、インサイダーをしたとか飲酒運転をしたとか、そういうところとはまたニュアンスの違う部分があると思うんですが、NHK自体が、私は残念なことだと思いま...全文を見る
○寺田(学)委員 ほかの、前の委員からも質問されたかもわかりませんが、その禁止される内容についてもう少しお伺いしたいんです。  それは、いわゆるパートナーであるとか親とか、そういうところまでも含めて株の取引というものを禁止しようというふうにお考えになられているのか。例えば、邪推...全文を見る
○寺田(学)委員 そもそも株取引はしちゃいけないんですよね、会社のパソコンを使ってやるどうこうは別として。株取引自体は、アクセス権を持っている人は株取引を今後禁止しているわけですから、会社の施設を使って株を買うとかということ自体、その前段階で禁止されていることだというふうに理解し...全文を見る
○寺田(学)委員 いろいろ御見識をお伺いしましたが、調査結果に関しての御評価は、十分なもので再調査は必要ないと考えるのか、それとも、不十分だから再調査する必要もあるのではないかと大臣としてお考えになられているのか、どのような御評価なんですかということをお伺いしたいと思います。
○寺田(学)委員 まさしく再調査するかどうかはNHKが考えることだと思いますが、いわゆる総務大臣も深く関係している案件でございますので、NHKのことに関してということですけれども、調査結果に対してどのような評価を持っているかということはぜひともお伺いしたいと思っています。もちろん...全文を見る
○寺田(学)委員 時間も参りましたので最後にしたいと思いますが、福地会長の方にお伺いしたいと思います。  いずれにせよ、この問題は調査をするにせよ、任意性の中で、結果的に役職員の方々の意識というものは、強い正義感と使命感を持っている方と、うちらはほかの人たちと一緒だろうというふ...全文を見る
○寺田(学)委員 ぜひ頑張ってください。  以上です。
11月13日第170回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○寺田(学)委員 民主党の寺田です。  鳩山大臣におかれましては、先ほどから御答弁を拝見しておりましたが、答弁書も持たずに御自身のお考えを持たれてお話しされている御姿勢というものに非常に感銘を受けております。本当に、そういう意味での議論というものを重ねていきたいと思っていますの...全文を見る
○寺田(学)委員 非常に重要なお話で、別枠だったということの総理の指示を受けたということでよろしいんですね。  それを、国交省の方は、何とかだ、いや、そういう解釈ではないんだというふうに言われていますけれども、もう指示を受けられているわけですから、総理の指示は別だったんだという...全文を見る
○寺田(学)委員 すごくざっくりと総理が道路財源の使い方を検討せよという指示をされてPTが立ち上がるのは私は別にいいと思うんですが、ある意味、一兆円という具体的数字まで出して指示をされていて、それの読み方が、今実況中継していただきましたけれども、内実こうなっていたり、いや、国交省...全文を見る
○寺田(学)委員 地域振興券のときに、七千億規模の地域振興券を配って、実際使われたのが四百億ということでした。  今回、二兆円を配ります。もちろん、それを単純に三倍するということ、三分の一が七千億ですから、そういうことで経費額も三倍になるだろうというのは単純には計算できませんが...全文を見る
○寺田(学)委員 振興券を刷る手間が省けるということは、その部分においては事実かもしれませんけれども、対象者数が、今回、地域振興券の比じゃないわけですね。かつ、自治体によって振り込みなのか現金給付なのかわかりませんけれども、対象者数が莫大にふえる中で、それで、その方々から一回御案...全文を見る
○寺田(学)委員 実施本部、ここも矛盾するんですけれども、配り方や何やというのは、それは地方が決めてくださいというふうに言っておきながら、実施本部でかかる経費は計算して一千億を切りますというのは矛盾していますよ。  それは、地方が工夫をして一番面倒くさくないようにやってください...全文を見る
○寺田(学)委員 このような政策を決めるときに、どれぐらい経費がかかるかということの発想なしに決めちゃうものなんですかね。非常にいいかげんだなと思うんですが、少なからず、地域振興券よりは、そのときに四百億ですが、それ以上はかかるというぐらいの覚悟はまず持たれているわけですよね。
○寺田(学)委員 大臣からの発信として、事務量、多大に迷惑かけてしまう、その分、事務費、国は面倒を見ますよというんですが、どうなんでしょうね、地方にしてみると、この作業量をこなすために、作業量をできるだけ負担のかからないようにするために、人手やそういうのを、金銭的なことを考えずに...全文を見る
○寺田(学)委員 先ほどの答弁は、そういうことはあってはならないと言ったんです。取り消されますか。
○寺田(学)委員 一般論としてお伺いしますが、この委員会、非常に先生になる方が多くて、先ほど首長さんをされていた方にいろいろお伺いしたんですが、自治事務というものは、法律に基づく自治事務と条例に基づく自治事務と、あと予算等のそういうものがある、大きく分けて三つぐらいだろうというお...全文を見る
○寺田(学)委員 端的なことを言えば、地方にやってもらう、法律的に自治事務としてやってもらう法律を出せばいいんですよ。法律は出さないんですか。財源法は出すという話をされていますよ。財源法ではなくて、自治体にこの給付作業をしてくださいという法律を出して国会で議論すればいいんですよ。...全文を見る
○寺田(学)委員 それは、所得制限をする際に税務情報を知るためには法律改正が必要だ云々というのはわかります。  そもそも、この給付、国の政策というものを地方にやってもらうときに、法的な根拠が、自治体として全地域にやってもらうのであれば、国の政策としてやってもらうのだから、堂々と...全文を見る
○寺田(学)委員 スピーディーに進むからという理由だけで、自治体にほとんど半強制的にこのような莫大な作業をやらせる。お金を配るというのは、第一義的にはやはりもらえるものはもらいたいと思うのは人間の心理ですから、そういうような世論を沸き立てておいて、それでいて、自治体には法律として...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、政府・与党一体でしょう。国会から大臣として選ばれて省庁に入っているわけですから。国会の中なんて、政党の中でやっているわけですよ。都合のいいときは政府・与党一体だと言い、都合が悪くなればそれは党で決めたことだと言うのは、そんなのは詭弁ですよ。
○寺田(学)委員 僕も少なからず憲法を勉強して、議院内閣制を勉強しますけれども、それは国会の中で首班指名されて、首班指名された総理大臣が大臣を選んで、各省庁の、ある意味リーダーシップを発揮するために省庁に行くのであって、そっちに行った瞬間に政府の人間で、国会との連帯関係を持たない...全文を見る
○寺田(学)委員 実質上はいかがですか。
○寺田(学)委員 では、同調することに期待されるということでよろしいんですね。そういうことですね。(鳩山国務大臣「はい」と呼ぶ)はいというお話をいただきました。  今回、いろいろな意味で、それは、この政策の是非はいろいろあるでしょうし、そして、政策が本当に有効に生きると考えられ...全文を見る
○寺田(学)委員 与党と政府の関係は天の声の関係なんですか。何ともみっともないですね。  これも改めてまたお伺いしますけれども、年度末までに振り込む、振り込むなのか現金でお渡しするというのか、スケジュールとしてはそういうような意味合いというか、年度末までに給付する仕組みの政策と...全文を見る
○寺田(学)委員 年度内に支給しないと、会計年度というか予算年度がかわりますから、全く違う性質のものになると思いますよ。それで、では年度内にやりましょう、三月末までに給付しましょうという話になります。  この委員会の中の首長経験者の方々にでき得る限りお伺いしたんですが、恐らく、...全文を見る
○寺田(学)委員 いや、本当に地方を逆なでするのがお上手だというか、選挙とこういう事務を一緒にされたのではたまらないと思いますけれどもね、ポスターを刷るのは私たちですから。今回も二転三転、解散日程というのがずれて、役所の人たち困っているわけですよ。しかも、役所の人だけじゃなくて、...全文を見る
○寺田(学)委員 基本的には生活支援だと。そして、もちろん景気対策の意味合いも持つという御答弁だったと思います。生活支援ということでした。そして、今回、地方にそれはやりたいようにやってもらうんだと言いながら、一千八百万円という一つの目安を出して、所得制限するとしたら下限はここにし...全文を見る
○寺田(学)委員 九八%の国民の皆さんに生活支援が必要だという判断でよろしいですか。
○寺田(学)委員 国民の平均所得金額は、厚労省の試算でいくと、五百六十三万円ということです。平均所得の三倍以上持たれている方が生活支援が必要なのか。必要だという総合的な判断に立たれたのは、私は非常におかしいなと思います。  何で今回千八百万円ということにしたかというのは、報道及...全文を見る
○寺田(学)委員 とりあえず二兆円をばらまいちゃおうという発想自体がいかがなものかなというふうに思います。  一千八百万円が妥当かどうかという議論は非常に難しい部分はあると思いますが、さまざま手当を出すというところにおいて、国の制度である程度の所得上限というのは決めています。こ...全文を見る
○寺田(学)委員 六百八万円だそうです。六百八万円以上の方には児童手当を給付しないというやり方をしているわけです。  今回の上限が一千八百万です。所得制限を設ける設けないという議論はありますけれども、今回、ある意味、地方に任せるというやり方にしちゃいましたけれども、設ける。下限...全文を見る
○寺田(学)委員 どのような形でも使えるというのは、貯蓄にも回せるということです。貯蓄に回すことをだめだというつもりは、今回、現金という形でやるんですから、そういうふうには考えていないでしょうけれども、景気対策だ、そして消費に回って地域を活性化させたいんだということでこういうこと...全文を見る
○寺田(学)委員 なるほど、迷走はされたということは御認識で、その理由が、今、自民党の中、そして閣僚の中でも意見が分かれたということですが、大臣が非常に麻生総理に近いお立場だということをいろいろなところからお伺いしますので見ていますけれども、今回のことに関してでも、そして、一番冒...全文を見る
○寺田(学)委員 当初の発言と、大臣の言葉をかりると聞き上手という御性格もあって、与謝野大臣とかの御発言等にもしんしゃくをされて、多少そちらに傾きながらも最終的には最初の考え方に戻ったということは、それは迷走と見るのか議論の最中だと見るのかは与党と野党によって全然違うんでしょう。...全文を見る