照屋寛徳

てるやかんとく

小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回

照屋寛徳の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月16日第134回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○照屋寛徳君 ことしは沖縄戦終結五十周年の歴史的な節目の年であります。鉄の暴風雨とか、ありったけの地獄を集めたような戦争であったと形容される悲惨な沖縄戦の実相と、それに続く米軍基地の形成過程について総理の御所見をお尋ねいたします。
○照屋寛徳君 去る九月四日に発生したアメリカ海兵隊員らによる少女暴行事件は本当に胸がつぶれるような許しがたい事件でございます。この事件について、来る十月二十一日に沖縄では身ぐるみの抗議集会が予定をされておりますが、改めて今回の事件について総理の御所見を伺いたいと思います。
○照屋寛徳君 このたびのアメリカ兵による少女暴行事件については、安保条約に基づいて基地を提供している日本政府にも政治的、道義的責任があると私は考えておりますが、外務大臣並びに防衛庁長官の御所見を求めます。
○照屋寛徳君 大田知事は米軍用地収用特借法に基づく土地調書や物件調書への代行署名を拒否いたしました。知事はこれ以上米軍基地の確保に協力できないという意思表示でございます。また、大田知事は、単なる条件闘争ではない、主務大臣としての総理の職務執行命令証書を受けて立つ旨、表明されており...全文を見る
○照屋寛徳君 総理、知事や沖縄県民が望んでいるのは、二十一世紀まで基地を背負わされる沖縄のつらさ、怒り、悲しみを感じてほしいということであります。総理は知事や県民を説得するのではなくして、在沖米軍基地の徹底的な整理縮小を図ることによって知事及び県民を納得させることが大事だというふ...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官にお伺いいたしますが、具体的な基地の整理縮小として、アメリカに対して普天間の飛行場の返還要求をするおつもりがありますでしょうか。また、アメリカのカールーチ元国防長官、アスピン前国防長官らが第三海兵師団の廃止の構想を発表しておりますが、アメリカに対して在沖米...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官は政府の意を受けて十月の二十二日か二十三日に大田知事と会談をされる御予定だと報ぜられておりますが、この知事との会談の際に沖縄の基地問題の解決へ向けてどのような基本的な姿勢、いかなる具体案を持って臨まれるのか、長官の御決意をお伺いしたいと思います。
○照屋寛徳君 最後に一点だけ、総理の御決意を賜りたいと思います。  私は、日米安保が国策の名において重要であるとするならば、沖縄県民のみに基地の犠牲を強いることは許されないと思うんです。この日米安保による基地の負担や犠牲というのは、やはり全国民がひとしく負うべきだというふうに考...全文を見る
10月24日第134回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○照屋寛徳君 千九百九十五年の国際穀物協定について二、三お尋ねをいたします。  まず最初に、国際穀物協定の締結に当たって、最近の世界的な穀物事情についての政府の御認識をお伺いいたしたいと思います。
○照屋寛徳君 本協定の食糧援助規約との関連で食糧援助の対象となる途上国の定義規定を新たに設けたようでございますが、その意義についてお尋ねをいたします。
○照屋寛徳君 本穀物協定は国際的に価格安定のメカニズムを確保する目的を有していると思われますが、例えば同協定の対象品目と思われる小豆の生産及び需給動向はどうなっているのか、また本協定の締結が小豆などの先物取引にも何らかの影響を与えるか否か、その点についてお尋ねをいたします。
○照屋寛徳君 先ほどお尋ねしました、今非常に社会的に大きな問題になっております例えば小豆とか大豆の先物取引の問題がありますね。この先物取引にはこの協定の締結をするか否かというのは全然関係はないんでしょうか、何らかの影響を及ぼすようなことがあるんでしょうか。その点について。
○照屋寛徳君 それでは、次に国際天然ゴム協定について幾つか質問いたします。  本協定は、緩衝在庫の運用等を通じて天然ゴムの価格の安定及び供給の確保を図ることを主たる目的としており、世界第二位の天然ゴム輸入国である我が国の輸入の安定化を図る上で必要な協定だというふうに私は考えてお...全文を見る
○照屋寛徳君 同協定二十七条の在庫の費用負担との関係でお尋ねいたしますが、我が国が同協定二十七条に基づいて負担すべき金額と予算措置などはどのようになっているのか、お教え願いたいと思います。
○照屋寛徳君 最後に。  同協定の四十二条で定められている、「加盟輸入国は、天然ゴムにつき自国の市場へのアクセスを維持する政策を可能な限り追求する」、このように定められている義務との関連で、いわゆるPL法の製造物責任に何らかの影響があるのかないのか、お尋ねをいたしたいと思います...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、大臣お見えでございますので、外交一般についてお尋ねをいたします。  最初に、去る十月二十一日に沖縄県で米兵の少女暴行事件を糾弾し地位協定の見直しを求める県民大会が開催をされました。この大会には県内各地から自発的に八万五千人もの県民が結集をいたしました。ま...全文を見る
○照屋寛徳君 大臣は、けさモンデール駐日大使とお会いになって、その会談が延びたために委員会の出席が少しおくれたようでございますが、けさのモンデール駐日大使との会談の中で、沖縄の基地問題あるいは地位協定の改廃問題、少女暴行事件などについても協議をなされたと思いますけれども、どのよう...全文を見る
○照屋寛徳君 マスコミ報道によりますと、昨日、アメリカのペリー国防長官が、沖縄の兵力調整については日本政府からいかなる提案があっても応ずる旨の発言があったようでございます。先日の県民大会でも、大田沖縄県知事のごあいさつの中で、知事はこれまで四回にわたってアメリカ政府、議会、アメリ...全文を見る
○照屋寛徳君 現状のまま沖縄に兵力を維持する、基地を固定化するということだと、恐らく私は県民の怒りは爆発するだろうと思うんですよ。このままですと、いかに日米安保体制を堅持すると言っても、私は沖縄の基地の確保というのは非常に難しいし、むしろ安保体制そのものに風穴があくんじゃないかと...全文を見る
○照屋寛徳君 その三千五百件のうち、公表されておるのは何件ですか。
○照屋寛徳君 ぜひその件については後で資料をいただきたいと思います。  それから、今度の事件の少女に対する被害の補償、これは大変大きな問題だろうと思いますが、現行地位協定十八条の補償規定の見直しは私はぜひ必要だというふうに考えております。というのは、これまで、復帰前、復帰後を通...全文を見る
○照屋寛徳君 どうも新しい施設庁長官も沖縄の実態を私は知っていないと思うんですよ。このような発言をしたら宝珠山さんと同じような運命をたどるような気がしますよ、私は。だから、もっと真剣に取り組んでくださいよ。実態としてやられ損になっているから県民は怒っているんです。それが一つ。ぜひ...全文を見る
○照屋寛徳君 最後に。  先ほど大臣の御決意を聞きたかったんですが、補償責任との関係で政府のあるべき責任、このことについてはどのようにお考えなのか。今のままでいいのかどうなのか。
11月09日第134回国会 参議院 外務委員会 第6号
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○照屋寛徳君 まず、質問に入ります前に、イスラエルのラビン首相が中東和平の道半ばにしてテロの凶弾に倒れられたことに深い悲しみを覚えるものでございます。同時に、河野外務大臣におかれましては、政府特使としてラビン首相の葬儀への御参列、大変御苦労さまでございました。総理が出席すべきだと...全文を見る
○照屋寛徳君 県民や国民が求めておったのはそういう運用の改善ではなくして、しかも条約や協定のような法的拘束力を持たないそういう日米合同委員会合意ではなくして、これは制度的に起訴前の身柄の引き渡しが担保されるような地位協定の改定だったというふうに私は思っております。そういう点では、...全文を見る
○照屋寛徳君 今説明のあった今回の日米合同委員会合意の第一項の後段部分、これは私もよく承知をしております。しかし、これは原則はあくまでも殺人または強姦という凶悪犯罪なんですね。そういうことが県民が今どうしても納得できない怒りなわけであります。  そこで、十月二十五日の日米合同委...全文を見る
○照屋寛徳君 十一月七日にアメリカ海兵隊員ら三名に対する初公判がございました。私もできたら傍聴したいということで傍聴券を求めて並んでおったんですが、抽せんで外れて実際に法廷の中で傍聴することはできませんでしたけれども、法廷外で初公判の様子を見ておったんですが、その件との関連で幾つ...全文を見る
○照屋寛徳君 第一回公判のときに非常に異様に感じましたのは、被告人の米兵三名が入廷をする際に、これは警察でしょうか法務省の職員でしょうか、ジュラルミン製の盾で米兵を覆い隠して入廷させておるわけですね。ところが、御案内のように、日本の裁判で日本人が被告人の場合に、手錠をかけてしかも...全文を見る
○照屋寛徳君 私は沖縄で二十四年間弁護士をやっておりますけれども、被告人だから公判に出廷する際に手錠や捕縄をかけて公衆やマスコミにさらしものにしなさいと言っているわけじゃないんです。むしろ、それはあってはいかぬと思うんですね。  ところが、今答弁を聞いておりますと納得しがたいわ...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、沖縄だけに限らず全国的に今度の事件では早急に起訴前の身柄引き渡しをやるべきだという声があれだけあったにもかかわらず、日米両政府は地位協定を盾にして起訴後まで身柄を引き渡さなかった。その三名の犯人が黒人の米兵だったがゆえに、起訴前の身柄引き渡しをやると人種問題と...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは次に、十一月一日のペリー国防長官との会談の件でお伺いいたしますが、ペリー国防長官との会談で合意された新しい協議機関の設置の問題です。この新しい協議機関はいつごろ開催をされるのか、そこでどのような内容について協議をして、いつまでに沖縄の基地の整理縮小について結...全文を見る
○照屋寛徳君 大臣にお伺いいたしますが、十一月四日、村山総理と大田知事の会談がございました。その際に、沖縄県の方から在沖米軍基地の返還実行計画、いわゆる基地返還のアクションプログラムというのが政府に示されております。このアクションプログラムでは、二〇一五年までに在沖米軍基地を全部...全文を見る
○照屋寛徳君 十一月四日の村山総理と大田知事の会談後も、大田知事は米軍用地強制使用のための代理署名を拒否するんだということを明言いたしております。  私は知事の後援会の事務局長を五年ばかりやっておりまして、日ごろ知事の考え方に接する機会が多かったわけですが、はっきり申し上げて大...全文を見る
○照屋寛徳君 大田知事もそうでございますが、私たち県民が望んでおるのは、戦後五十年間、米軍基地の重圧のもとで苦しめられてきて、これからさらに二十一世紀の新しい時代にわたって沖縄が自立経済を達成していく、あるいは沖縄の新しい町づくりや産業振興の上でも基地が余りにも過密過ぎる、だから...全文を見る
○照屋寛徳君 原発の問題とはちょっと違うと思いますけれども、論争している時間がもったいないですので先に進みます。  防衛施設庁にお伺いいたしますが、今度の米兵による少女暴行事件の被害者に対する補償、どのような手続でなされるのか、それから現段階までに補償の話し合いがなされているか...全文を見る
○照屋寛徳君 今、アメリカ側から誠実な対応をしたいというのは、アメリカの政府からですか、それとも被告人の家族からですか。
○照屋寛徳君 どういうふうな形で伝えられたんですか、アメリカ政府から防衛施設庁に。
○照屋寛徳君 この補償問題については先日の外務委員会でも私はお聞きをいたしまして、むしろ防衛施設庁長官よりも外務大臣の御答弁の方がより深刻な事態に的を射た答弁だったんですね。  正直申し上げまして、これまで復帰前、復帰後、この種の米軍人軍属の犯罪による被害者というのはもうほとん...全文を見る
○照屋寛徳君 何も禅問答をしようと思っているんじゃないんです。国賠法の仕組みというのはあなたが言わなくても私もわかっています。しかし、〇・六%の国土面積の沖縄に在日米軍専用施設の七五%が集中しているんですよ。年間二百件以上も米軍人軍属の犯罪が起こっているんです。そして、その被害補...全文を見る
○照屋寛徳君 外務大臣、どうでしょうか。
○照屋寛徳君 ぜひ外務大臣、この十八条六項の被害者に対する補償制度については、外務大臣がおっしゃるようにルールはうまくできているんだというふうにおっしゃっても、現実に被害を受けた人たちが救済されない、泣き寝入り、やられ損というのはどうしてもそれは改めなければいけないわけで、先日新...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、新特別協定に関してお伺いをさせていただきたいと思います。  まず最初に、在日米軍基地で働いている基地労働者、この法的雇用主はだれになっておりますか。
○照屋寛徳君 要するに、基地労働者の法的雇用主は日本政府ですね。
○照屋寛徳君 しからば、基地労働者の給与等は雇用関係から生ずるものでありますから、法的雇用主である日本政府が直接に支払う義務を負っているのではありませんか。
○照屋寛徳君 質問の範囲をはるかに超えてくどくど説明するのはよしていただきたいと思います。端的に聞いているんです。  要するに、日本政府が法的雇用主なんだから、雇い入れている基地労働者の雇用条件に関して給与等を支払うのは日本政府の義務でしょうと私は聞いているんです。
○照屋寛徳君 今、いわゆる基地労働者については間接雇用制度で、かつてはアメリカ政府やアメリカの諸機関が直接雇用するという制度であったわけです。ところが、安保条約、地位協定等に基づいて沖縄の基地労働者についても復帰後は直接雇用から間接雇用に制度が移行して日本政府が雇用してアメリカに...全文を見る
○照屋寛徳君 間接雇用制度の中でMLC基本労務契約あるいはIHA基本労務契約というのがございますね。  そこでお伺いしたいんですけれども、在沖米軍基地で働いている労働者の労働条件については日本の労働関係法規が適用されるんですか、されないんですか。
○照屋寛徳君 私は適用されるのが当たり前だと思うんですね。ところが現実には、基地で働いている労働者との関係で、直接労働者の労務の指揮監督をやるのはアメリカ人の上司なわけです。そのアメリカ人の労務指揮をやる監督者が、あたかも基地内は治外法権で日本の労働法規が適用されないんだというふ...全文を見る
○照屋寛徳君 新特別協定との関連でお伺いいたしますが、いわゆる思いやり予算でもって基地内でアメリカ軍が教会をつくっているということがいろんなマスコミ報道で報じられておりますが、沖縄に限らず全国どこかの基地で思いやり予算でアメリカ軍が教会をつくった、こういうふうな事実が確認されてお...全文を見る
○照屋寛徳君 これはそのとおりだったかというので今驚いておりますけれども、沖縄に限らず在日米軍の各基地をぜひ点検していただきたいと思うんです。  いわば思いやり予算というのは日本政府のお金でしょう。私ども国民の税金で負担をしているわけですよ。そうすると、憲法の政教分離の原則にも...全文を見る
○照屋寛徳君 私は非常に苦しい説明だと思いますよ。教会というのはやっぱり宗教活動をする場所でしょう。その点はまた別の機会でやりますけれども。  新特別協定で新たに訓練移転費を日本政府が負担することになりましたね。この訓練移転費の負担でございますが、新協定三条に明記をしてございま...全文を見る
○照屋寛徳君 その訓練移転費なんですが、これは今審議をしている来年四月一日から発効する新協定の中で新たな日本の負担として出てきたわけでございますが、この訓練移転費、これはアメリカからの要求なんですか、それとも日本政府から進んで訓練移転費を負担しましょうと、こういうことで新たな協定...全文を見る
○照屋寛徳君 それはおかしいじゃないですか。今まで制度的になかった新しい制度、新しい仕組み、新しい負担をやろうというわけですから、どちらからか言い出さないと、交渉している間に、むにゃむにゃしている間に双方何とかということにはならぬと思いますよ。はっきりしてください。
○照屋寛徳君 ちょっと聞こえにくいし、大事なことなんだけれども、これまで特別協定の中になかった新しい訓練移転費の負担というのはアメリカ政府から日本政府に要求があったんですか、日本政府から負担してあげましょうと持ち出したんですか、端的にどっちか答えていただきたいんですよ。
○照屋寛徳君 さて、平成七年度のいわゆる思いやり予算による在日米軍の駐留関係の日本側負担経費が実に六千二百五十七億円に達しているようでございます。  一九九三年二月に、当時のパウエル統合参謀本部議長がこんなことを言っております。想起しなければならないことは、日本に軍隊を置くこと...全文を見る
○照屋寛徳君 外務大臣、政治的な考え方は違うと思いますけれども、今、大臣がおっしゃった県民の希望、県民の願い、気持ちというのは、戦後五十年たってもうこれ以上、たとえ国策とはいえ安保条約、安保体制の犠牲に、なぜ沖縄県民だけがその犠牲を受けなければならないのか、安保体制、安保条約をな...全文を見る
○照屋寛徳君 今、国会に承認を求められている新特別協定なんですが、この協定が、合衆国軍隊の効果的な活動を確保するため、地位協定第二十四条についての新たな特別の措置を講ずることが必要であることを認めて日米両政府間で協定を締結した、こういうことでその締結した協定の承認を求められている...全文を見る
○照屋寛徳君 どうしても納得できない。  一つの事実を私は指摘したいと思います。  思いやり予算によって米軍基地内の施設整備が始まったのが一九七九年からであります。その思いやり予算で提供施設整備費あるいは軍用地料、これは順調に額が伸びております。一方、基地周辺整備資金は、沖縄...全文を見る
12月06日第134回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○照屋寛徳君 最初に高木沖縄開発庁長官並びに諸冨防衛施設庁長官にお伺いいたします。  一昨日、十二月四日、米軍用地収用特措法に基づく村山内閣総理大臣から大田昌秀沖縄県知事に対する職務執行の命令に対して、大田県知事が拒否する旨回答されたようでございます。沖縄の県政史上初めて日本政...全文を見る
○照屋寛徳君 現在、沖縄県においては第三次沖縄振興開発計画に鋭意取り組んでおるところでございますが、沖縄開発庁高木長官におかれましては、第三次振計の目的が完全に達成されますよう一層の御尽力を賜りたいと思います。  それでお伺いいたしますが、第一次から第三次までの沖縄振興開発計画...全文を見る
○照屋寛徳君 ただいま総務局長から御説明がありましたように、第三次振計だけじゃなくして、いわゆる第一次振興開発計画から第三次の振興開発計画にわたって一貫して在沖米軍基地の取り扱いというのは、できるだけ早期に整理縮小を図る、こういうふうに振興開発で言っているわけですね。  ところ...全文を見る
○照屋寛徳君 このダムについて、地元恩納村が残してほしいというふうな要望を国にお願いして、そしてその無償譲渡を申請したようでございますが、国の方は国有財産法との関係で有償でないとだめと、こういうようなことをおっしゃっているようでございますが、軍転法の十五条でもって適切な配慮を払う...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、ぜひ施設庁にお願いを申し上げたいのは、この恩納通信所の跡利用計画がうまくいくかどうかというのは、これは大変大きな問題だというふうに思っております。そういう点では、ぜひ軍転法十五条の精神を生かして、当該恩納村が望んでおります志嘉座ダムの無償譲渡、これが実現できる...全文を見る
○照屋寛徳君 軍転法そのものは議員立法で成立をしたわけでありますが、いずれにいたしましても成立された法律をこれから施行していく、運用していく、その過程において、私は、やっぱり施設庁としても、あるいはまた沖縄開発庁としても、地主やあるいは基地のある当該市町村から要望のある軍転法第八...全文を見る
○照屋寛徳君 連立与党の責任もあるだろうと私は思います。同時に、やはり推移を見守りながら開発庁としても、戦後五十年たってあの戦争マラリアと言われる犠牲者の方々、遺族も高齢化をしております。何らかの見舞金が支給、実現できるように御尽力を賜りたいというふうに思っております。  それ...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは次に、新防衛計画大綱と沖縄の自衛隊の関係についてお伺いいたします。  時間が少なくなってまいりましたので簡潔に聞かせていただきたいと思いますが、今回の新防衛計画大綱で沖縄の第一混成団が旅団に格上げをされると、こういうふうな位置づけをされておるようでございま...全文を見る
○照屋寛徳君 はい。
○照屋寛徳君 次に、アメリカ海兵隊と太平洋軍第七艦隊が沖縄本島と伊江島で実施をしている統合演習ビーチクレスト96が十二月十一日から五日までの間、航空戦闘訓練のため本島周辺上空で臨時の制限空域、いわゆるアルトラブを広範に設定するということが報じられております。  私は、陸だけじゃ...全文を見る