照屋寛徳

てるやかんとく

小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回

照屋寛徳の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第145回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  私は、最初に防衛庁長官にお伺いをしたいと思います。  けさ朝日新聞が報道した朝鮮半島有事を想定した日本への支援要請の内容、これは報道されたとおりでしょうか。
○照屋寛徳君 防衛庁長官、私は、報道された内容というのはこれはもう日本の主権にとって、それから日本の憲法、平和にとって大変な一大事だというふうに思っております。  一九九五年の四月に、さまざまな交渉はあったでしょうけれども、アメリカからの朝鮮半島有事に備える支援要請にこたえて千...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官とそれから運輸大臣に質問いたしますけれども、防衛庁から運輸省に対して、アメリカから求められた有事の際の支援要請、この資料を運輸省に提示された、ところが運輸省がその受領を断った、こういう事実はありますか。
○照屋寛徳君 それでは、総理にお伺いをいたします。  橋本内閣のときに、沖縄問題は内閣の重要課題である、それから内閣の命運をかけて解決に取り組む、こういう姿勢が表明をされておりました。小渕内閣における沖縄問題に取り組む姿勢について改めてお伺いいたします。
○照屋寛徳君 野中官房長官、このたび沖縄開発庁長官も兼ねられることになりました。ぜひ沖縄のために御奮闘いただきたいのでありますが、開発庁長官として、また官房長官として沖縄の経済振興についてどのような理念、施策を考えておられるか、お聞かせ願いたいと思います。
○照屋寛徳君 それでは、在沖米軍基地とガイドラインの関係について質問をいたします。  よく言われますように、国土面積のわずか〇・六%の沖縄に在日米軍の七五%が集中いたしております。防衛庁長官、なぜ沖縄に在日米軍が集中しておるんでしょうか。
○照屋寛徳君 沖縄は戦争が終わって二十七年間アメリカの軍事支配下に置かれました。そして、沖縄に基地を集中的に置いているのは、ソ連が日本を攻めてくるかもしらぬ、そのために日本の平和を守るために沖縄に基地を置いているのだと言われてきました。そのソ連が崩壊した後もなお変わらぬ過密な米軍...全文を見る
○照屋寛徳君 安保条約では沖縄に米軍基地を置きなさい、こういうことは決めていないですね、大臣。
○照屋寛徳君 安保条約以外の地位協定その他に沖縄に米軍基地を集中させる明文上の根拠が決められておるんでしょうか。
○照屋寛徳君 戦後における日本の基本的な安全保障政策というのは、沖縄に米軍基地を集中させて安保体制を維持していく、こういうことであったと私は思います。  しかしながら、安保条約上も地位協定その他の法令上も沖縄に基地を置けとは書いていない。そういう根拠は全くない。しかし、現実には...全文を見る
○照屋寛徳君 この基地問題を解決するについて、私は、日本の外交姿勢、外務省の姿勢はアメリカに対して非常に弱腰であったんではないか、こういうふうに思います。  野中官房長官もせんだって記者会見で、沖縄の基地問題を解決する上で政府としてアメリカの交渉に当たるその姿勢が弱かったんじゃ...全文を見る
○照屋寛徳君 外務大臣、今の官房長官の答弁を聞いてどうですか。外務省は、米国に言うべきは言ってきたと思いますか。
○照屋寛徳君 それでは、官房長官、二月十二日の週刊ポストで、官房長官と鳩山邦夫さんが謀議をはかって都知事選を勝利して、沖縄の米軍基地を小笠原に移す、あるいはまたグローバル・アイの三月号で、稲嶺知事と官房長官がもうお話し合いは済んで、普天間の代替基地を伊江島に移すんだと、こういう報...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、防衛庁長官に。  周辺事態安全確保法、それから新ガイドラインにおける民間航空での武器弾薬の輸送はどうなるんでしょうか。
○照屋寛徳君 周辺事態安全確保法九条二項の人員や物資の輸送には当然武器弾薬も含まれる。そして、九条二項で民間への協力依頼、これは飛行機も当然想定しているわけですね。
○照屋寛徳君 運輸大臣にお伺いいたしますが、民間航空で、民間の飛行機で武器弾薬を輸送する場合に、国内法の規制はどうなっているでしょうか。
○照屋寛徳君 今度は外務大臣にお伺いいたしますが、民間航空で、民間の飛行機で武器弾薬を運ぶ場合の国際法上の規制はどうなっているでしょうか。
○照屋寛徳君 私は、周辺事態という段階で事前に許可をもらって弾薬を民間航空で運ぶなんというのはあり得ないと思うんですよ。外務大臣、この武器や弾薬を民間の飛行機で運んだ場合に、攻撃をされない、撃墜されないという保証はありますか。
○照屋寛徳君 外務大臣、沖縄には辺野古の弾薬庫、それから在沖米軍四軍が使う嘉手納の弾薬庫があります。当然、周辺事態安全確保法九条の二項、それから新ガイドラインで民間の船、飛行機、特に飛行機で弾薬を運ぶといった場合に、沖縄の在日米軍基地が攻撃対象になる可能性は高くなると思います。 ...全文を見る
○照屋寛徳君 内閣安全保障・危機管理室の高見澤さんが、武器弾薬を含む、運ばせることも想定していると言っているんですよ。撃墜されない保証、攻撃されない保証が全く少ない段階で、そのときにお願いするなんというのは、これはおかしいんじゃありませんか。外務大臣もう一度。  むしろ、沖縄の...全文を見る
03月02日第145回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  連日、総理を初め各閣僚、御苦労さまでございます。  私は、最初に真鍋環境庁長官にお伺いいたしますが、予算委員会の合間を縫って先日、初の沖縄視察をなされたようでございますが、視察の目的と成果、それから北部訓練場の国立...全文を見る
○照屋寛徳君 環境庁長官、本当に御苦労さまでございました。ぜひ、我が国で唯一の亜熱帯性気候、そして豊かな自然環境と生態系の保全のためにこれからもお力をかしていただきたいと思います。  ところで、五月にラムサール条約に登録される予定の漫湖鳥獣保護区を御視察されたようでございますが...全文を見る
○照屋寛徳君 それから長官、サンゴの白化現象というのが今大変大きな問題になっておりますけれども、このたびの御視察で、サンゴの白化現象についての国の緊急調査と対策がぜひ必要だと私は思いますが、いかがでございますでしょうか。
○照屋寛徳君 環境庁長官にあと一点お伺いいたします。  今回の視察で、嘉手納基地から投棄されたと思われるPCBのため池を基地の外からですけれども視察されたということでありました。沖縄の基地問題はその環境問題でもあるわけですね。そういう意味で、この米軍基地内の環境対策、環境問題に...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは次に、嘉手納飛行場におけるパラシュート降下訓練の問題についてお伺いいたします。  来る三月六日に嘉手納飛行場で陸軍特殊部隊、グリーンベレーによるパラシュート降下訓練が行われるということで、今沖縄県民が不安におののいております。  外務省、この訓練通報はい...全文を見る
○照屋寛徳君 具体的な日にちを特定してください。  そして、通報された訓練の内容はどういうものでしょうか。
○照屋寛徳君 正確な日付、これ大事なことなんです。
○照屋寛徳君 外務省、こういうことじゃ困るんですよ。事は県民の命にかかわることですよ、安全にかかわることですよ。それをこんなあやふやじゃ困る。だから外務省は沖縄県民から信頼を得られないんですよ。日本政府の外務省でしょう、日本国の外務省でしょうが。アメリカ国防省の霞が関出張所かね。...全文を見る
○照屋寛徳君 外務省、ごまかさないでくださいよ。陸軍特殊部隊等とはどういうことですか。それ以外の軍隊も参加するんでしょう。
○照屋寛徳君 ちゃんと質問通告しているのに、こんな大事なことをそんな、できないよ。質問通告もして、レクもやっているのに、人をばかするな。
○照屋寛徳君 資料を取り寄せた上でこの内容ですか。外務省、グリーンベレーだけじゃないでしょう。空軍の飛行機だけじゃないでしょう。  皆さん、これはそんな簡単なことじゃないですよ。地域住民がおびえているんですよ、県民が。もっと通報内容を細かく言ってくださいよ。だめだよ、これじゃ。...全文を見る
○照屋寛徳君 では、柳井事務次官がフォーリー大使にこの件でお会いになったようでございますが、マスコミ報道によりますと、二十三日以降判明した訓練内容を言ってください。
○照屋寛徳君 では、フォーリーさんにはだれが会ったんですか。どういう内容の話をしたんですか。
○照屋寛徳君 これは、グリーンベレーだけじゃなくして、空軍も海兵隊も三軍合同でやるということが既にマスコミでも報道されているわけですよ。  外務省、正式にアメリカ政府に対して中止要求やりましたか。
○照屋寛徳君 たまたま招かれた夕食会で言うと。そんなことじゃ困るんですよ。どうして正式に日本政府として中止要求しないんですか。
○照屋寛徳君 外務大臣、本当にこれは重大な事故の危険があります。それから、基地機能の強化にもつながるんじゃないかということで地元では心配しております。もう事務方じゃなくして、大臣が直接中止要求するというお考えはありませんか。
○照屋寛徳君 さっきから答弁聞いていると、ぎりぎりどころじゃなくして、てんでばらばらじゃないですか。冗談じゃないですよ。今の時点で大臣として本当にアメリカ政府に申し入れられませんか。
○照屋寛徳君 この軍事訓練について、沖縄県や関係市町村へは正式通報はやっておりますか。
○照屋寛徳君 なぜ通報しないんですか。多くの県民が今不安におののいているんですよ。アメリカから通報を受けた内容を速やかに知らせるというのがSACOの合意内容じゃないですか。
○照屋寛徳君 官房長官、やりとりを聞いておられてどうですか。昨年五月の訓練のときには、当時の鈴木沖縄開発庁長官が米軍に自粛を求めたいというふうに公式にコメントをしております。官房長官がいつぞや批判をした、アメリカに対して弱腰なんですよ、外務省は。沖縄開発庁長官としてこの訓練問題に...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、法務大臣、お待たせをいたしました。法務大臣にお伺いをいたします。  この予算委員会始まって以来、民主党の角田委員、それからきのうは江田委員、そして社民党の大渕委員、共産党の橋本委員などなどから改憲発言や指揮権発動をめぐって辞任を求められておりますが、どう...全文を見る
○照屋寛徳君 何か急に声が小さくなったような感じがしますが、官邸のホームページによると、あなたの信条は「議会制民主主義の確立と社会正義の実現」と書いてあるんですよ。ところが、どうもやっていることはそれに逆行することばかりじゃありませんか。  これから具体的に聞いてまいりましょう...全文を見る
○照屋寛徳君 入管局長、関連して、入管法で定める我が国への上陸の条件、あるいはまた上陸特別許可という制度について説明してください。
○照屋寛徳君 法務大臣、あなたはアーノルド・シュワルツェネッガーという俳優を知っておりますか。
○照屋寛徳君 あなたもしくは奥さんかお嬢さんか、どちらかがシュワルツェネッガーのファンであるというふうに聞いておりますが、間違いないでしょうか。
○照屋寛徳君 どちらですか。
○照屋寛徳君 昨年、シュワルツェネッガーが自家用機で関西空港に我が国への上陸を目的に来たことがありましたでしょうか。
○照屋寛徳君 その際、シュワルツェネッガーはビザを持っておったでしょうか。何の目的で我が国に上陸しようとしたんでしょうか。
○照屋寛徳君 入管局長、具体的に、事業のキャンペーンと言っていますけれども、シュワルツェネッガーはそのとき入国審査官には何と言ったんですか。
○照屋寛徳君 映画のプロモーションに来た、こういう目的を告げたのではありませんか。
○照屋寛徳君 シュワルツェネッガーの上陸許可の手続はどういうふうになされましたか。
○照屋寛徳君 旅券なしで入ってきた。それで、異議の申し立てがあって、大臣が上陸特別許可の裁決をされたわけですね。  どういう理由で決裁されたんですか。
○照屋寛徳君 大臣、その際に、シュワルツェネッガーに反省文、あるいは表題は上申書か何か知りませんが、そういうたぐいの文書を書かせたことはありませんか。
○照屋寛徳君 大臣御自身がそのてんまつ書をごらんになった上で上陸特別許可を決裁されたんですね。
○照屋寛徳君 そのてんまつ書の内容はどういうものでしたか。
○照屋寛徳君 入管局長、シュワルツェネッガーのそのてんまつ書の原本はどこにありますか。
○照屋寛徳君 担当課と。正式な課名と、その原本はいつ戻ったんですか。
○照屋寛徳君 大事なことだ。これは続く質問とも重大な関連がありまして、入国管理行政そのものにかかわる問題なんです。いつ戻ったんですか。
○照屋寛徳君 入管局長、シュワルツェネッガーのてんまつ書の原本はいつ戻ってきたんですか。
○照屋寛徳君 これは恐ろしいことですよ。入管記録の中の、しかも特別に上陸を求めた外国人のてんまつ書の原本が、私が質問通告をしたら、昨夜でしょう、戻ってきたのは。歩いてきたの。どこから戻ってきたんですか。冗談じゃないですよ。
○照屋寛徳君 法務大臣、大変なことですよ、これは。このシュワルツェネッガーのてんまつ書の原本が大臣室にあったんですか、それともあなたの御自宅にあったんですか、はっきり答えてください。
○照屋寛徳君 大臣、あなたが原本を預かり保管して、コピーを一件記録に添付しておったんでしょうが。
○照屋寛徳君 法務大臣、この一件をもってもあなたは本当に法務大臣としての資格がない。しかも、入管行政というのは国家の主権にかかわることですよ。それをあなたは秘書が秘書がと、また言い逃れしようとしている。  これは私が通告してレクをした、大慌てで昨夜戻したんでしょうが。そんなこと...全文を見る
○照屋寛徳君 法務大臣室のどこに置いてあったんですか。秘書が持っておったんですか。しかも、なぜ昨夜になってから大急ぎで返したんですか。おかしいじゃないですか。そんなことで国民の理解が得られますか、入管行政に対する、大臣。  本当はあなたの御自宅に持ち帰っておったんじゃないですか...全文を見る
○照屋寛徳君 入管局長、だれの指示で、しかも昨夜遅くになってからその原本を戻したんですか、何のために。答えてください。正直に答えなさいよ。
○照屋寛徳君 総理、これは本当に大変な問題になりますよ。今、官房長官が内閣の責任で実態調査をやられると言った。いつまでにやるのか、その結果を予算委員会を含めて国民に明らかにして、その責任を法務大臣にしっかりとらせる。約束できますか。
○照屋寛徳君 では、委員長、今の官房長官、総理の約束をこの総括質疑をやっている間に調査の上明らかにする、こういうことを約束してください。
○照屋寛徳君 私の調査によると、これは大臣室以外から昨夜運び込まれたというふうに明らかになっておりますので、私はぜひしっかりした責任ある調査をお願いしたいと思う。これは大変な問題ですからね。  さて、法務省にお伺いをいたしますが、入管局長から地方入国管理局長、支局長あての平成四...全文を見る
○照屋寛徳君 この専決案件それから進達案件、このことが通達で決めてあるわけですね、要件で。どうですか。
○照屋寛徳君 時間が少なくなりましたので、入管局長、この通達に基づき長年入管行政で行われておった専決案件、進達案件の取り扱いが、中村法務大臣就任後に変わりましたね。
○照屋寛徳君 全然答えになっていない。  中村正三郎法務大臣が就任する前に、歴代の法務大臣でみずから直接に決裁をした人がおりましたか。
○照屋寛徳君 それで、通達による専決処分は、地方入管局長が専決をやっていた、文字どおり。それから進達案件については、裁決委員会がつくられて、そこで裁決委員会が裁決を代行しておった。歴代の法務大臣でみずからやった人はいないんです。  ところが、中村さんが法務大臣になって後、この専...全文を見る
○照屋寛徳君 入管局長、旧専決案件については今や大臣が全部決裁しているんでしょう。大臣は記録を読んでいますか。一々全記録を読んだ上で決裁していますか。
○照屋寛徳君 総務庁長官、せっかくですが、あなたが思うのは結構ですが、中身は全然違うんです。  入管局長、旧専決案件について大臣に記録を送っていないでしょう。氏名と国籍と事件番号だけをリストアップして、それでマル・バツで決めているんじゃないですか。どうですか、本当に。正直に言っ...全文を見る
○照屋寛徳君 歴代法務大臣がみずから決裁しなかった、にもかかわらず、突如としてあなたになってから内部通達も全部変わった、手続も。大変大きな問題を含んでおりますが、先ほどのてんまつ書の原本の保管問題を含めてまた引き続いて追及をしてまいります。  さて、通告しておりましたシカゴ条約...全文を見る
○照屋寛徳君 大臣、周辺事態法がもし成立したならば場合によっては成田を使わせることもある、こういう御趣旨でしょうか。
○照屋寛徳君 外務省にお伺いいたしますが、いわゆるシカゴ条約第三条二項の有権解釈というのでしょうか、外務省、どういうふうに考えておられるかお聞かせください。
○照屋寛徳君 そうすると、外務大臣、周辺事態法九条で民間機による武器弾薬の輸送が行われるようになりますと、個別具体的な事例によっては、その民間機がシカゴ条約で言う国の飛行機と認められて、相手、交戦国から攻撃をされる可能性もある、こういうふうに考えてよろしいでしょうか。
○照屋寛徳君 せんだっても外務大臣と撃墜の可能性、安全だという保証について議論がありましたけれども、九条で、民間が協力をして、民間の飛行機で周辺事態のときに武器弾薬を運ぶ、具体的に想定されますでしょう。そういう場合のことですよ。どうですか。
○照屋寛徳君 防衛庁長官、在日米軍基地のうち、米軍の武器弾薬庫というのはどこにあるんでしょうか。
○照屋寛徳君 ガイドラインをつくって、今ガイドライン関連法を立法しようとするのに、しかも九条で武器弾薬を輸送するというのに、武器弾薬庫がどこにあるかも知らない、十分承知していない、そんなことで通らないでしょう。防衛庁長官、しっかり答えてくださいよ。
○照屋寛徳君 どこの所管ですか。外務省ですか。では、外務省答えてください。
○照屋寛徳君 防衛庁長官、せんだって私は、安保条約や地位協定上、沖縄に基地を置きなさいという根拠は何にもない、にもかかわらず沖縄に集中している理由について外務大臣からお伺いいたしました。あなたは外務省と全く同じだと言いましたが、改めて防衛庁としてはどう考えているかお聞かせください...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官、防衛白書で沖縄に基地を置く理由として、本土では得られない縦深性を確保できる地理上の利点と、こういうふうに言っていますが、この本土では得られない縦深性の確保というのはどういう意味なんですか。
○照屋寛徳君 防衛庁長官、あるいは外務大臣でしょうか、沖縄県民が海兵隊の削減あるいは撤退を強く望んでいる、そのことを日本政府が本気になってアメリカと交渉してほしい、そういう願いを持っていることは承知していますか。
○照屋寛徳君 防衛庁長官、私はたびたび言いますが、五十三年余ひたすら安保と防衛の犠牲を県民は強いられてきた。今あなたは、海兵隊は機動力、即応力があると。何を根拠にそう言っているんですか。沖縄に海兵隊が何名おって、仮に朝鮮有事を想定したときに、機動力、即応力を発揮できるような戦略体...全文を見る
○照屋寛徳君 時間がありませんので、改めてこれはやりますけれども、政府は、県民がどんなにお願いしてもそれは今は求めないと言う。あるいは台湾海峡の有事、朝鮮半島の有事を想定しているかもしれませんけれども、沖縄に一万七千人とも八千人とも言われる海兵隊がおる。第三海兵遠征軍の一個師団を...全文を見る
○照屋寛徳君 福島委員に関連質問をお許しいただきたいと思います。
03月04日第145回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○照屋寛徳君 両公述人には、貴重な意見を拝聴することができまして感謝を申し上げたいと思います。  私は沖縄選出でありますが、我が国の防衛や安全保障を考える場合に、一方でその防衛や安全保障で負担や犠牲をどう国民が分かち合うのかということを十分吟味しないとおかしいと思うんですね。私...全文を見る
○照屋寛徳君 アメリカが同盟関係を結んでいるのは世界で五十カ国ぐらいあるんですかね。ところが、そのほとんどはアメリカの軍隊が駐留していないか、ほんの少し駐留しているという状態なんです。日本のように、また沖縄に過密な基地を置いて軍隊が駐留するなんというのはもう極めて異常なんです。 ...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
03月09日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。小会派で一人委員でございます。しかも予算委員会とちょうど午後はかち合っておりまして、午後のほかの先生方の質問を全部聞いておりませんので、重複をするかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。  野田大臣には御就任本...全文を見る
○照屋寛徳君 沖縄問題というか、沖縄に膨大な米軍基地が存在をしておるということについては大臣も承知をしておられると思います。よく言われますが、〇・六%の国土面積の小さな島に在日米軍の七五%が集中をしている、こういう実態であるわけですが、実はこの在沖米軍基地の存在と地方自治というの...全文を見る
○照屋寛徳君 野田大臣、政治家としては何度か沖縄に来られたのかもしれませんが、自治大臣としてぜひ早い時期に沖縄を視察していただくということを御提案申し上げたいと思いますが、いかがでございますでしょうか。
○照屋寛徳君 それでは次に、外国艦船の寄港に際して非核証明書の提出を求めるとした高知県の港湾管理条例の改正をめぐるさまざまな議論が今沸き起こっております。  同時にまた、同じ趣旨の非核神戸方式というのもかねてから行われておるということを承知いたしておるわけでありますが、野田大臣...全文を見る
○照屋寛徳君 アメリカの艦船などを含むいわゆる外国艦船の寄港に際して非核証明書の提出を求めることを条例化する、そういう非核条例についてはどういうお考えなんでしょうか。
○照屋寛徳君 東京新聞の報道でございますが、二月十三日でしょうか、自治大臣の熊本市内での記者会見を報じておりまして、この非核条例の件で大臣が「港の物理的な機能の面でイエス、ノーの判断をすることは想定されているが、政治的な側面から海外の事柄について判断を持ち込むことは正当化されるか...全文を見る
○照屋寛徳君 この問題は、また後日、予算委員会その他で議論をさせていただきたいと思います。  さて、ダイオキシン対策と自治体の財政措置の件についてお伺いをいたしますが、ダイオキシン問題、大変深刻でございます。私は、ダイオキシン対策のために、WHOの新たな基準に基づいた法的規制措...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、警察庁にお伺いいたしますが、青森県警の信号機の発注、保守をめぐる贈収賄事件のてんまつと処分についてお伺いいたします。
○照屋寛徳君 ぜひこれ、全国の警察でさまざまな契約をめぐって疑惑が取りざたされておりますので、契約業務のあり方を含めてきちんと見直していただきたいと思います。  それから、昨今、現職警察官の不祥事がさまざま報道されております。けん銃の不法所持、あるいは窃盗容疑で逮捕した少年を居...全文を見る
03月15日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第4号
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○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。  ただいまはドメスティック・バイオレンスをめぐって八田委員と大臣の比較文化論を私も聞かせていただきまして、大変参考になりました。思うに、ヨーロッパの罪の文化と日本の恥の文化の違いかなということを今感じた次第でございます。  そ...全文を見る
○照屋寛徳君 せんだって、地域の市民講座でダイオキシン問題やごみ問題の勉強会に行ってわかったことでありますが、先進諸国に比べて我が日本は焼却炉というか焼却施設がやたら多いということを知って私はびっくりいたしました。この問題については、きょうは時間がありませんので、後日また質問させ...全文を見る
○照屋寛徳君 次に、学校給食の安全対策に向けた予算措置についてお伺いをいたします。  学校給食の際に使われているポリカーボネート食器の使用問題でありますが、昨今このポリカーボネート食器からビスフェノールAなどの環境ホルモン物質が溶出をするのではないか、こういうことが言われており...全文を見る
○照屋寛徳君 大臣の所信表明の中で、自治体消防の充実強化ということをお触れになっておられました。  私も、地元の方で自治体消防の人たちからいろんな法律相談などをよく受けるわけでありますが、最近、厳しい職務環境の中で過労死というんでしょうか、そういう労災事件なども起こっているわけ...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは次に警察庁、例の少年サポートセンターの新設、この意義、目的あるいは予算措置についてお教えください。
○照屋寛徳君 最後に、野田大臣にお伺いをいたします。  この間、当委員会の質問の中でも出てまいりました例の地域活力創出プランの件でございますが、私は、やっぱり北海道から沖縄までそれぞれの地域には地理的な特性、あるいは歴史的、文化的な特性の違いがあるだろうと思うんです。そういう地...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
03月16日第145回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○照屋寛徳君 それでは、建設省おいででしょうか。私は、最初に羽地ダム建設工事からの浸水被害等についての補償問題などについてお聞きいたします。  ダムの建設を初め多様な水資源の開発というのは、もう基地問題と並ぶぐらいの沖縄県政にとって重要な課題でございます。幸いに、開発庁初め政府...全文を見る
○照屋寛徳君 いずれにしましても、これは仲川道路ののり面が崩落して、それで排水溝を埋めてしまって排水溝のない状態の道路になって、そこから鉄砲水のように民家を襲ったわけですから、その原因究明、補償の問題をきちんとやらないと、もう地元の人たちは怒ってダンプを実力でとめちゃう、こう言っ...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、防衛施設庁にお伺いをいたします。  アメリカ海兵隊の実弾砲撃演習、本土の五カ所の演習場で移転演習するようになりましたけれども、その一回目の北富士演習場で実施した際に、全日空の飛行機を使って実弾や自動小銃等を運んだ事実は間違いありませんか。
○照屋寛徳君 この問題は、新ガイドライン体制の先取りであり、大変大きな問題をはらんでいると思いますので、私は後日また予算委員会等でも追及をさせていただきたいと思います。  それから、施設庁、日出生台の演習場で訓練をやりましたね。その際に、米軍使用に関する協定を関係市町村と結びま...全文を見る
○照屋寛徳君 沖縄ではやらなかったんですよね、そういうことは。  施設庁、沖縄で今でも日常的に米兵が訓練していますが、沖縄県民の治安安全対策のために、日出生台でやったように、沖縄でもその訓練している米兵に施設庁の職員が付き添って安全対策を講じられますか。  また、開発庁長官、...全文を見る
03月16日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第5号
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○照屋寛徳君 おはようございます。社会民主党の照屋寛徳でございます。きょうは、地方税法の一部を改正する法律案等三法について、質問をいたします。  最初に、平成十一年度の実質経済成長率の見込みと地方財政への影響についてお伺いをいたします。  現下の我が国経済は、深刻な金融不安あ...全文を見る
○照屋寛徳君 次に、財政構造改革の問題についてお伺いをさせていただきます。  財政構造改革の推進に関する特別措置法の施行がいわば停止をされました。それが地方自治体の財政にどういうふうな影響を及ぼすのかということを懸念しているわけでありますが、大臣が先ほどもお述べになりましたよう...全文を見る
○照屋寛徳君 さて、この地方財政対策における財源不足額の国、地方の補てん方式についてでありますが、大蔵省にもおいでいただいておりますので質問は分けて、その補てん方式の仕組み、それからルール、さらに一般会計の加算措置の将来の取り扱い、そこなどを含めてまとめて御答弁いただけたらありが...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、外形標準課税の問題についてお伺いいたしますが、これももう幾度となく論議がなされてきたところでありますが、法人事業税の外形標準課税及びその導入時期についての所信をお伺いいたします。
○照屋寛徳君 軽油引取税のことについてお伺いいたします。税の仕組みというよりも、昨年十月に大型の脱税事件が発生いたしました。大変驚いたわけでありますが、この軽油引取税にかかわる脱税事件の背景というんでしょうか、あるいはその規模、それから今後の法改正を含む対策についてお教えください...全文を見る
○照屋寛徳君 ぜひ、しっかりした法改正を含む対策を講じていただきたいというふうに御要望申し上げておきたいと思います。  さて、大臣は所信の中で、地方分権の推進はもう実行の段階を迎えたんだ、こういう力強い表明でございました。地方分権の推進と地方公共団体の課税自主権の拡充の問題につ...全文を見る
○照屋寛徳君 次に、いわゆるPFI、プライベート・ファイナンス・イニシアチブの導入についてお伺いをいたします。  私もこのPFIの問題が出たときに一体どういう制度、仕組み、どういう背景でこれが出てきたんだろうということを考えました。そして、いろんな学者の話を聞いたり文献を読む中...全文を見る
○照屋寛徳君 沖縄県でもある市がこのPFIの研究会を既に民間との間で合同でつくって、今御答弁がございました美術館の建設、運営だとか、特に廃棄物の処理施設などは既に大手の商社や造船会社などもそういう準備をしているということがマスコミでも報じられておるわけで、やっぱり自治体の取り組み...全文を見る
○照屋寛徳君 今は主要四社、いわば私企業がバス事業を営んできたわけですね。そして、公共交通、公共輸送手段を私企業が一身に担ってきた、こういう状況があります。私は、その経営が厳しいから、これは私企業だからということで突き放して、お前たちの責任じゃないのか、こういうことじゃなくして、...全文を見る
○照屋寛徳君 財政支援の問題は、私が一等最初に申し上げましたように、そもそも沖縄におけるバス事業が公営ではなくして民間が担ってきた、こういう長い歴史的な背景があるわけですね。それから、一九七二年、昭和四十七年以降は、日本に復帰したにもかかわらず沖縄だけが唯一国鉄の恩恵も受けられな...全文を見る
03月17日第145回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○照屋寛徳君 おはようございます。社会民主党の照屋寛徳でございます。  いよいよ予算委員会締めくくり総括二日目で、最後の日でございます。  さて、私は中村前法務大臣の辞任に至る経緯についてただしておきたいのでありますが、中村前法務大臣の辞任は私は当然だと思いますし、むしろ遅き...全文を見る
○照屋寛徳君 実際は、今答弁あったように、深夜に電話で決裁をしたというのが真実なんです。ところが、三月三日の当委員会の小川委員の質問に対しても同じように、てんまつ書がファクスで送られてそれで決裁したと。  さて、特別上陸許可をする際に当該当事者からてんまつ書は必ずとっておったん...全文を見る
○照屋寛徳君 特別上陸許可の際の特別審理官の審問調書の作成手続について説明してください。
○照屋寛徳君 私は、法務・検察行政がゆがめられてはいけない、あくまでも法務・検察行政というのは厳正公正であるべきだというふうに考えます。特に出入国管理行政もそうであります。大臣の職権乱用があったりあるいは大臣の裁量権を著しく逸脱したり乱用したりすることがあってはならないと思うので...全文を見る
○照屋寛徳君 入管局長にお伺いいたしますが、いわゆる入管法に基づく特別上陸あるいはまた在留に関する大臣の裁決のあり方でございますが、私は、入管局長名で平成四年四月八日付、平成八年八月十日付で出された地方入管局長、支局長あての通達、これでもう長年にわたって入管行政をやってきたわけで...全文を見る
○照屋寛徳君 陣内法務大臣にお伺いをいたします。  私は、この長年に及ぶ通達による入管行政を突如として中村前法務大臣がなしにして、そして上陸許可もそれから在留許可もすべて自分が決裁をするんだということで、そして深夜未明にまでその決裁のための携帯電話を持参して、記録も見ないで電話...全文を見る
○照屋寛徳君 あなたが入管行政を担当するわけじゃないでしょう。
○照屋寛徳君 私は入管行政のことを聞いているんですよ、入管行政をめぐってのことを聞いているんですよ。法務大臣、答えてくださいよ。
○照屋寛徳君 今の陣内大臣の答弁は大変前向きだというふうに私は評価をするわけですが、行政改革、あるいは政治主導ということをおっしゃる。しかし、政治主導の名のもとに法務行政や司法行政が政治に支配されるようなことがあってはならないわけであります。そのことが今度の問題で問われたのです。...全文を見る
○照屋寛徳君 新しい法務大臣として、衆参法務委員会の附帯決議を尊重されるという御意思はおありでしょうか。
○照屋寛徳君 ありがとうございます。  それでは、法務省、新大臣の就任に当たって祝い酒を贈ったという事件についての経緯と責任について御説明ください。
○照屋寛徳君 私は、これはたかが祝い酒じゃないかという問題じゃないと思うのです。かつて汚職を摘発する際に検察は、一杯のコーヒーからそれは始まるのだ、こういうことを言ってきたわけです。公務員に倫理を求めるときにもそのことが強調されてきたわけであります。やっぱりお祝いとはいえ、私は事...全文を見る
○照屋寛徳君 私は聡明な原田事務次官がとても私的に贈るとは思えない。その一連の経過からすると、これは法務省が組織として行ったのではないかという疑いをいまだに持っているわけであります、これ以上この場では聞きませんけれども。  さて、小渕総理大臣、私は中村前大臣を任命された総理の責...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは次に、TMD問題について外務大臣にお伺いをいたします。  私ども社会民主党はTMDの導入あるいは予算措置については反対であります。特に、軍縮の流れに逆行するだけでなく、日本がアメリカの核戦略に組み込まれて、かえって東アジアの軍事的な緊張を招くおそれがある、...全文を見る
○照屋寛徳君 TMDの中国の朱鎔基首相の発言について、総理、どういう所感をお持ちでしょうか。
○照屋寛徳君 それでは次に、防衛庁にお伺いをいたします。  在沖米海兵隊が一九九七年、訓練のために沖縄から山梨県の北富士演習場に移動した際に、全日空機をチャーターして、兵隊と、それから弾薬と小銃などの武器を運んだことは間違いありませんか。
○照屋寛徳君 その全日空機は防衛施設庁がチャーターしたんでしょうか。
○照屋寛徳君 武器弾薬の輸送にどうして米軍機を使用しなかったのでしょうか。
○照屋寛徳君 この全日空機によって武器弾薬を輸送した場合に、当該飛行機は日米地位協定五条の適用を受けるんでしょうか。
○照屋寛徳君 過去に、米軍の武器弾薬だとかあるいは兵員だとか、その他の物資でも結構ですが、民間の飛行機で輸送してそれが地位協定五条の適用を受けた、そういう事例があるんでしょうか。
○照屋寛徳君 外務省はどうですか。
○照屋寛徳君 恐らく私はないだろうと思うんです。日米地位協定の五条を、そういうふうな民間の飛行機や船をチャーターして移転訓練のために輸送をする、武器弾薬を運ぶ、兵隊を運ぶ、これに地位協定五条を適用するというのは私はおかしいと思うんです。地位協定五条についての一九六九年四月十九日の...全文を見る
○照屋寛徳君 日出生台演習場で行われた訓練の際も船で武器弾薬を運びましたね。
○照屋寛徳君 私は、この移転訓練のための武器弾薬の輸送、兵隊の輸送に地位協定五条がストレートに適用されるのであれば、周辺事態法なんか要らないと思うんですよ。そのことはまたこれから議論いたしますけれども、施設庁、その実弾砲撃演習の移転訓練費、政府の負担は幾らですか。
○照屋寛徳君 今答弁ありましたように、移転訓練に要した政府の負担額は単年度でおよそ約九億ぐらい平均で要しているわけですね。それも全部国民の税金で負担をしておるわけであります。おまけに民間の船舶や飛行機もそれに使われる、こういうことでありますが、外務大臣、いろいろ見解の相違はありま...全文を見る
○照屋寛徳君 施設庁長官、大分の港に入ったとき、あるいは全日空機で運んだときの入港料、空港使用料などはどうなったんですか。
○照屋寛徳君 私は、今のやりとりを聞いておりまして、もう既に実態としては、アメリカ海兵隊の実弾射撃演習の移転訓練、このことから見ますと、新ガイドライン関連法が成立しない前にそれがもう既に先取りされているということを強く強調しておきたいと思います。  そして最後に、これは答弁は要...全文を見る
03月23日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第6号
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○照屋寛徳君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、地方税法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案、地方特例交付金等の地方財政の特別措置に関する法律案について反対の立場から討論を行います。  具体的な反対理由を述べる前に一言申し上げます。一九九九年度予算は...全文を見る
03月30日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第7号
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○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。私は、成田財特に関して運輸大臣に何点か質問をさせていただきたいと思います。  今回、予算委員会でもいわゆる周辺事態法第九条と成田空港の使用問題についてただしてまいりました。予算委員会の答弁、その後の運輸省の考え方を拝聴いたしており...全文を見る
○照屋寛徳君 成田空港については、開港前の一九七二年に、運輸省の航空局長立ち会いのもとに新東京国際空港公団との間で覚書を交わして、新空港は純然たる民間航空のためのものであって軍事利用させることはないと、こういうふうな基本的な合意に至っていることは間違いないですね。
○照屋寛徳君 いろんなマスコミで報道されております一九九四年の朝鮮半島有事を想定した在日米軍の日本に対する対日支援の中で、一千五十九項目要求されたという報道もありますし、いや固まった要求なんか受けていないという政府の答弁等もあります。  いずれにしろ、幾度かの協議を踏まえて、防...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、改めて、成田空港開港の際に新東京国際空港公団と取り交わした覚書というのを政府は遵守をしていただきたいということと同時に、防衛庁は一九九四年の時点では成田空港にしてもあるいは那覇空港にしても米軍使用が最大限になった場合には民間空港としての封鎖も考えておったことは...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁はいないですか。
○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。  ハイテク犯罪の件について何点か質問をさせていただきたいと思います。  ハイテク犯罪という従来の刑法典あるいは刑法の構成要件の中で論じられなかった新しい犯罪が起こってきたわけでありますが、いわゆるこのハイテク犯罪の認知件数と検...全文を見る
○照屋寛徳君 次に、ハイテク犯罪の態様というか俗に言う手口というんでしょうか、警察の立場でもよくいろんな犯罪行為の手口の研究というのが積み重ねられておりまして、手口の研究がある面でまた防犯にも役立つというんでしょうか、そういうことになるだろうと思うんですね。それで、ハイテク犯罪と...全文を見る
○照屋寛徳君 なるほど従来型の犯罪、特に例えば詐欺罪なんかでもこれはだますやつとだまされる人、一種の対面犯罪みたいなところがありますけれども、それが同じ詐欺的な行為であっても、ハイテク犯罪の場合にはやっぱり違うということはよくわかりました。  そういうことが一種のネットワーク型...全文を見る
○照屋寛徳君 最後に、ハイテク犯罪捜査上の人権への配慮についてお伺いいたします。  これはもちろん、ハイテク犯罪に限らず、捜査をする上で常に人権への配慮を行っておるだろうと私は思いますが、特に、ハイテク犯罪という従来の刑法典が予想しなかった犯罪であり構成要件でありますから、私は...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
04月05日第145回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○照屋寛徳君 きょうは、先ほどから多くの委員の先生方から昨日の選抜大会での沖縄尚学の初優勝を祝っていただいて、県選出の国会議員として感謝を申し上げたいというふうに思っております。きょうは傍聴席に県の東京事務所の所長もおいででございます。随分喜んでおるようでございまして、感謝を伝え...全文を見る
○照屋寛徳君 せっかくきょうは玉城局長もおいででございますので、沖縄出身の局長として、この沖縄尚学の初優勝について局長もメッセージをお願いします。
○照屋寛徳君 それでは、今さまざまな沖縄振興開発のための諸事業が力強く展開をされておるわけでありますが、私はかねてから、これら沖縄振興開発のための諸事業をなるだけ県内の企業、業者に優先発注する、そのことが中小零細の建設関連業者の育成にもなるし、また文字どおり沖縄の経済振興、活性化...全文を見る
04月22日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第9号
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○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。  参考人の皆様方には大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、感謝申し上げます。  最初に島野参考人にお伺いをいたします。関連して岩越参考人からももし御意見があればお伺いをいたしたいと思います。  私はチャイルドシート着用の...全文を見る
○照屋寛徳君 済みません、岩越参考人、もし何か御意見があれば。
○照屋寛徳君 そうすると、もうバックルの金具によるやけどの事故というのは、コーティングをしたりあるいは金具そのものが別の素材にかえられるとか、そういうことでほとんど解決できた、こういうふうに理解していいんでしょうか。
○照屋寛徳君 岩越参考人にお伺いいたしますが、効果的なチャイルドシートそのもののリサイクルのシステム化の問題です。  先ほど参考人がリサイクルをするに際しての三つの条件を資料でお配りされておりますが、私はこれはもっともな条件だなというふうに考えるわけであります。要は、どうしても...全文を見る
○照屋寛徳君 よくわかりました。  このリサイクルの問題と、岩越参考人が資料で記述をしてございますチャイルドシートそのものの試装着の環境づくり、これが非常に大切であるという御提言をされております。これまで資料を幾つか読みましたけれども、そういう具体的な提言に接するのは私は初めて...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは次に、島野、岩越両参考人にお伺いいたします。  先ほど魚住委員から、体の大きさというんでしょうか、年齢的なものじゃなくして体格というんでしょうか、そのお話がありました。あるいはまた子供の数の問題が御指摘ございました。  私もそれを疑問に思っていたわけです...全文を見る
○照屋寛徳君 関係省庁に聞きましたら、魚住先生がおっしゃった体格との関係で、六歳未満であってもかなり大きい子はやらぬでもいいというふうなことも政令で考えているという話もありましたので、何かそれ以外にも専門的な立場からあるのかなというふうに思って聞かせていただきました。  それか...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
04月27日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第10号
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○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。  私の方からも何点か質問をさせていただきたいと思います。  最初に、必ずしも通告の順序どおりではございませんけれども、運転中の携帯電話の使用禁止の問題についてお伺いをさせていただきます。  けさ、宿舎で朝飯を食べながらちらち...全文を見る
○照屋寛徳君 それで、この運転中の携帯電話の使用禁止、この法改正を準備する過程で、ちょっといろんな資料を見ておりますと意識のわき見という概念というか言葉が出てまいりまして、要するに、運転中に携帯電話を使用することによって、前方を見ているのに実際には見えていない状態というふうに説明...全文を見る
○照屋寛徳君 よくわかりましたと言っておきたいと思います。  ただ、意識のわき見というのは、そうすると新しく出てきた概念じゃなくして、本来は携帯電話を使わない場合でも運転者のいわゆる意識のわき見というのは生ずる場合があるわけですね。恋人のことを考えながら運転をしておったとか、夕...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは最後に、このチャイルドシートの装着義務との関係で、「療養上適当でない幼児を乗車させる」場合とか、「その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。」、こういう改正法の趣旨になっているわけでありますが、この「政令で定めるやむを得ない理由」、これ...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
05月12日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
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○照屋寛徳君 私は、小渕総理がガイドライン関連法の衆議院通過を手土産に日米首脳会議に出発した四月二十九日にサイパンとテニアンへ鎮魂と慰霊の旅に出かけました。玉砕の島サイパンで私は兄二人を失いました。そして、アメリカ軍の捕虜収容所で生まれた私にとって十五年ぶりの慰霊の旅でございまし...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官、きのうの長官の発言はまさに私はガイドライン関連法の本質をついた発言だと思います。だから、沖縄県民はもちろん怒っております。しかし、それがこの法案のねらいだろうということがよくあなたの発言でわかった。  さて長官、端的にお答えください。  あなたは防衛...全文を見る
○照屋寛徳君 長官、この事実は防衛の最高責任者としてきちんと認識すべきでしょう。我が国の平和と安全のために、そのためにガイドライン関連法をつくろうというのだから、そういう大事なことを長官が知らない、とんでもない話であります。  さて、四月二十三日と二十四日の両日、地元沖縄タイム...全文を見る
○照屋寛徳君 先ほども申し上げましたように、我が国の歴史の中で唯一地上戦が展開されたのは、これは沖縄戦だけであります。  防衛庁長官、総理にお伺いいたしますが、沖縄戦の実相、沖縄戦の特徴についていかなる認識を持っておられますか。
○照屋寛徳君 私は防衛庁長官の答弁を聞いて本当に情けなくなりました。我が国の防衛の最高責任者が沖縄戦の実相がどういうものだったのかということを、何ら具体的な事実に即して科学的に分析し、認識を持っておらない。  沖縄戦の実相の中で一番大きなものは、軍民混在の戦場であったということ...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官、今、長官は答弁の中で、沖縄県の資料によると沖縄関係の戦死者は九万四千人と言いましたけれども、それは間違いですよ。県の援護課がまとめたので十二万二千二百二十八人というのがある。  厚生大臣お見えでございますので、援護法との関係になると思いますが、どういう...全文を見る
○照屋寛徳君 それについては議論があるところですのでこれ以上やりませんが、防衛庁長官、結論だけで結構ですから、沖縄戦はいつ始まっていつ終わったかとか、あるいは沖縄戦でどれだけの人が戦死をしたのか、これについての政府の統一見解というのはありますか。あるかないかだけ。
○照屋寛徳君 それでは、必ず報告をしてください。  運輸大臣もお見えでございますので、外務大臣、運輸大臣にお聞きをしたいと思います。  予算委員会でも聞きました。アメリカ海兵隊の実弾演習が本土の五カ所の自衛隊の訓練場で行われることになりました。一九九七年の北富士演習場での訓練...全文を見る
○照屋寛徳君 運輸大臣、この地位協定五条が適用されることになる当該航空機はシカゴ条約の保護を受けるんでしょうか。国際民間航空条約の保護を受けるんでしょうか。すなわち、地位協定五条が適用されるということになりますと、もう国の航空機、こういうふうにみなされるのではありませんか。
○照屋寛徳君 私は、武器弾薬を輸送した民間の飛行機に地位協定五条を適用するのは、シカゴ条約第四条で言う民間航空の乱用行為に当たるというふうに考えておりますが、この問題についてはまた議論をするつもりでおります。  さて、周辺事態法案九条の地方自治体の協力の関係で自治大臣、厚生大臣...全文を見る
○照屋寛徳君 修正案についてもたくさん質問を準備しておりましたが、時間が少なくなりましたので何点かお伺いいたします。  修正案を提案した特に自民党の方にお伺いいたしますが、周辺事態法の目的の中に、日米安保条約の効果的な運用に寄与し云々というふうに書いてあります。新しい法律をつく...全文を見る
○照屋寛徳君 赤城さんに聞きますけれども、そうすると、日米安保条約は、周辺事態に際して自衛隊がアメリカの後方地域支援活動を行うということは現行の日米安保では全く想定していないのではないか。想定していないことをどうして効果あらしめるのか。おかしいじゃないの。
○照屋寛徳君 わざわざ修正して、日米安保条約の効果的な運用に寄与すると書いてあるじゃないですか、法文に。ところが、現行の日米安保条約は、私も二十七年弁護士やっておりますから何度も何度も読みました。その現行の日米安保条約には、自衛隊がアメリカの後方地域支援活動を行う、こういうことは...全文を見る
○照屋寛徳君 もう全然答弁になっておりません。  最後に、昨日、総理は梶山前官房長官とお会いになったようでありますが、梶山さんが文芸春秋に書いた「祖国防衛論」というのはお読みになりましたか。
○照屋寛徳君 防衛庁長官はどうですか。この論文をお読みになりましたか。
○照屋寛徳君 この論文では、防衛庁長官、「周辺事態が発生すれば、米軍の基地があり、これを支援する日本は、直接的な攻撃対象になりうる」と、こう書いてあるんです。その米軍基地が七五%沖縄に集中しているんです。そうすると、ますます沖縄がこの周辺事態法、関連法で攻撃の対象にされる、県民が...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第6号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  参考人の先生方には貴重な御意見をいただきまして、感謝を申し上げる次第でございます。  金城参考人にお伺いをいたします。  昨日、それから一昨日の当委員会における野呂田防衛庁長官の発言でありますが、私は、沖縄に住む...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、ガイドライン関連法は明白に憲法に違反をするというふうに考えております。  それから、よく沖縄では安保が見えるというふうに言われます。金城参考人も在野法曹として安全保障や基地や人権に関するたくさんの論文を書いておられることは私もよく承知をいたしております。 ...全文を見る
○照屋寛徳君 最後に、憲法学者であられる森参考人にお伺いいたします。  私は沖縄に住んでおりまして、我が国には憲法を頂点とする憲法法体系と安保条約を頂点とする安保法体系があって、どうも安保法体系によって憲法法体系が食いつぶされておるのじゃないか、こういう考え方も持っております。...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
05月20日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  昨日、沖縄で地方公聴会が開催をされました。本日の委員会の冒頭で委員派遣についての報告がありました。同時に、六名の公述人の述べられた意見の要旨についても報告があったとおりであります。  昨日の沖縄地方公聴会で新崎公述...全文を見る
○照屋寛徳君 昭和二十九年の六月二日に、参議院の本会議において「自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議」が採択をされております。  大蔵大臣は、当時参議院議員として本会議に出席をされましたか。
○照屋寛徳君 私が調査をした官報によりますと、出席をした議員の中に宮澤喜一と書いてありますので、出席をしたことは間違いないだろうと思います。  さて、当日採択された「自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議」というのは非常に短い文章でございますので、記憶を喚起する意味で読み上...全文を見る
○照屋寛徳君 当時は、この決議に自由党の滝井治三郎議員一人が反対をしたというふうに記録には残っております。  提案理由、鶴見祐輔議員が行っておりまして、私は非常に感動的な提案理由になっていることを知りました。  この中で、こういうふうに言っております。「自衛隊出発の初めに当り...全文を見る
○照屋寛徳君 古いことで恐縮でございますが、この参議院の決議に対して当時の政府はどういうふうな態度だったんでしょうか。
○照屋寛徳君 今、大蔵大臣は前置きの部分を省略されましたけれども、木村篤太郎大臣は、「自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接並びに間接の侵略に対して我が国を防衛することを任務とするものでありまして、海外派遣というような目的は持つていないのであります。」、こう...全文を見る
○照屋寛徳君 どうもお忙しいところありがとうございました。  きょうは御多忙のところ野中官房長官・沖縄開発庁長官にもお越しいただきました。何点か質問をさせていただきたいのであります。  私は、きのうの沖縄公聴会でも、それからこのガイドライン関連法の国会審議が始まって後、沖縄の...全文を見る
○照屋寛徳君 ところで、野中長官、沖縄戦がいつ始まっていつ終わったのか、あるいは沖縄戦でどれだけの者が犠牲になったのか、こういう沖縄戦の実相などについて政府としての統一した見解は現在持っておられるのでしょうか。
○照屋寛徳君 私は、野中長官にお願いをしたいのでありますが、よく歴代の総理を含めて政府の方からは沖縄戦の悲劇について触れられる言葉がこれまでありました。しかし、五十四年たってまだ政府としての沖縄戦の実相に関する統一見解すらない。しかも、私が知り得る限りでは、戦死者を含めて沖縄戦に...全文を見る
○照屋寛徳君 ぜひ長官のもとで実行していただきたいと思います。  防衛庁長官、こっちを向いてくださいよ、何かすねたようで、横を向いて、あなたが防衛の最高の責任者なんだから。  さて、私は新ガイドライン関連法には反対であるという立場をずっと表明いたしておるわけでありますが、今、...全文を見る
○照屋寛徳君 最後に、野中長官にあと一点お伺いいたします。  文芸春秋の六月号に、梶山元官房長官が「祖国防衛論」という論文を発表しております。この論文の中で、「現実問題として、周辺事態が発生すれば、米軍の基地があり、これを支援する日本は、直接的な攻撃対象になりうるのである。」、...全文を見る
○照屋寛徳君 自治大臣にも大変お忙しいところをおいでいただきました。周辺事態法九条二項の自治体及び民間への協力要請との関係で、これまでも何点かお聞きをいたしましたけれども、きょうもまたお聞かせいただきたい。これは防衛庁長官にもお聞きをいたします。  まず、自治大臣や防衛庁長官の...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官にお伺いをいたします。  野呂田長官は、一月二十九日の衆議院の予算委員会でこういう趣旨の答弁をされております。「地方公共団体の長がこうした求めに応じて」、これは協力要請のことですね、「権限を行使することを法的に期待される立場に置かれることを意味する」と。...全文を見る
○照屋寛徳君 今、防衛庁長官は正当理由の存否についてお触れになりました。その協力要請、協力の依頼に対して拒否し得る正当理由というのはどういうことなんでしょうか。具体的に明示をしていただきたいと思います。  すなわち、法律の概念として、例えば正当防衛だとか正当行為とかということが...全文を見る
○照屋寛徳君 いやいや、正当理由について。もう時間がないから、正当理由について明示してほしいんです。
○照屋寛徳君 防衛庁長官、けさの朝日新聞に、「沖縄、「法成立しても抵抗」」という大きな見出しで、「公聴会「むなしい」 「基地ある限り危険」」、基地が所在する市町村長のコメント、調査結果が載っております。  これはどういうことかというと、例えば極東最大の空軍基地がある嘉手納町の宮...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官、個別的な法令を云々しますけれども、これは拒否の正当理由を裏づけるあくまでも抽象的な理屈ですよ。  では、もっと具体的に。これまでの論議の中で全く出てきておりませんでしたが、当該自治体の議会で協力要請に対する拒否をする、応じないという決議があって、その決...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、防衛庁長官の答弁をとてもとても納得をするわけにはいきません。  一つだけ。ベトナム戦争のときに、基地の中で働いている民間人の労働者が、タグボートに乗ってベトナムへ行かなければ解雇すると、こういう強制でもって戦場への出張命令を強いられたという事実があるんです。...全文を見る
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  私は、ガイドライン関連法は憲法違反であり、現行日米安保条約の枠組みをも超えるものであって、廃案にすべきだ、こういう立場でございます。  きょうは六名の公述人の方々には貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。...全文を見る
○照屋寛徳君 新崎公述人にお伺いをいたします。  先ほど野呂田防衛庁長官の五月十一日の委員会における発言にお触れになりました。周辺事態になったときに米軍基地が集中する沖縄が最も深刻かつ重大な影響を受ける。私はこれは、野呂田長官はむしろ正直に言ってくれたなと、このガイドライン関連...全文を見る
○照屋寛徳君 小渡公述人にお聞きをいたします。端的にお答えください。  船舶検査の件が修正案ではなくなりました。小渡さんは、船舶検査の際の警告射撃、これは憲法上許されると思っていますか許されないと思っていますか。結論だけ。
○照屋寛徳君 終わります。
06月08日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第12号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。私の方からも何点か質問をさせていただきたいと思います。  このたびの地方公務員法の一部を改正する法律案、これはただいま多くの委員から質問がありましたように、我が国の超高齢社会の到来という社会的な背景があり、同時に年金制度...全文を見る
○照屋寛徳君 恐らく民間に比べて自己都合退職というか中途退職は少ないだろうというふうに思われます。そのことが、ある時期、ある年代における行政需要の増大と絡んで大量採用があって、高齢化というのが生じているのではないかと思います。  今、答弁の中でも触れておられました地方自治体にお...全文を見る
○照屋寛徳君 全国的に勧奨退職制度の適用を受けて退職されるというのは減少しているんですか。傾向としてはどうなんでしょうか。
○照屋寛徳君 最近、学校教育現場などでは勧奨退職制度の適用を受けたいとする者が増大をしているというようにも聞いたんですけれども、なるほど今の御答弁でよくわかりました。  さて、地方公務員の高齢化という現象、その背景等についてお伺いをしたわけですが、地方公務員の高齢化に伴う高齢職...全文を見る
○照屋寛徳君 さて、国家公務員の場合には、天下り問題というのがかなり大きな社会問題に発展をしておるやに私は理解をいたしております。  それで、いよいよ地方公務員の場合も定年等による離職後の再就職のあり方というのがこれから大いに問われてくるのではないか、社会的に解決しなければなら...全文を見る
○照屋寛徳君 次に、今回の法改正が実現をいたしますと、恐らく地方公務員の大きな関心は、再任用を希望する者は全員採用されるのかどうなのかということにあるだろうと私は思います。  これまでの答弁を聞いておりますと、再任用されるかどうかは基本的には当該本人の意欲と能力の実証を前提にし...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
06月28日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず、お忙しい中、官房長官・沖縄開発庁長官もおいででございますが、開発庁長官に対する質問は一点のみでございますので、それに関連する防衛庁長官への質問から先にやらせていただきた...全文を見る
○照屋寛徳君 長官、環境調査の結果、防衛施設庁は六月初旬にも報告を受けておった、しかしながら引き渡しをするその当日まで沖縄県や地元の読谷村や、それから関係地主に一切連絡をしなかった。なぜ連絡がおくれたのでしょうか。そのことを端的にお教えください。
○照屋寛徳君 野中長官に一点お伺いをいたします。  地位協定四条によりますと、返還される軍用地をもとどおりにする義務も、それから補償する義務もアメリカ軍には課されていないわけであります。したがって、かねてより沖縄県では、国の責任で返還軍用地の事前の環境調査を実施して、そして環境...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは総理に、基地問題それからサミットの問題等について質問をいたします。  総理は、ドイツのケルンにおける日米首脳会談で、アメリカのクリントン大統領と沖縄の基地問題についてもお話をされたというふうに思いますけれども、クリントン大統領と在沖米軍基地の問題についてど...全文を見る
○照屋寛徳君 総理がお帰りになるまでの間、多くのマスコミ報道によりますと、その際にクリントン大統領は総理に対して、沖縄サミットまでに普天間飛行場の移転などの大幅な進展を求めた、あるいは迫った、こういうふうに各紙が、各マスコミが報じておったのでありますが、それは事実なんでしょうか。
○照屋寛徳君 きょうの本会議でも、私は緊急にクリントン米大統領の去る二十五日の記者会見における発言を取り上げましたけれども、ケルンにおける日米首脳会談で、クリントン大統領が沖縄に行くことを楽しみにしている、そして沖縄開催を決定した総理の英断を高く評価をした、こういう報道がございま...全文を見る
○照屋寛徳君 これは、総理、もちろん私が記者会見の場に同席していたわけじゃありませんよ。ところが、この問題についてはもう連日のように地元紙でこの記者会見における大統領の発言要旨含めて詳細報道されているわけですよ。現実に、またそのことによって県やそれから名護市なども非常に困惑をして...全文を見る
○照屋寛徳君 外務大臣に一、二点お伺いをいたします。  先ほどはサミット開催、普天間基地の移設問題との関係でクリントン米大統領の発言を取り上げましたけれども、斉藤駐米大使が六月二十二日の記者会見で、来年の九州・沖縄サミットの沖縄県名護市における開催と関連して、サミットが近づかな...全文を見る
○照屋寛徳君 今、外務大臣の御答弁をいただきましたけれども、地元の県やそれから市町村や多くの県民は、このサミットと普天間飛行場の移転問題がリンクをして、そして早目に早目に決定するようにということで県に対して圧力が一段と強まるのではないか、こういうふうに心配をしているわけであります...全文を見る
○照屋寛徳君 この二カ所つくるという受信局の一つが沖縄を予定している、こういうことはありませんか。
○照屋寛徳君 これまた防衛庁の事務次官が六月十四日の記者会見で、沖縄が候補地の一つだということは言える、こういうふうな発言をされたというふうに言われております。  ところで、この衛星なんですけれども、これは軍事面での情報収集、それから災害監視や密入国や不審船に備える沿岸警戒、こ...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、この情報収集衛星の受信局建設で沖縄が候補地に挙がっておる、こういう報道があって、県内、これは県当局を含めて多くの人が非常に不安を抱いているわけです。ただでさえ在日米軍の七五%の膨大な米軍基地を強いられて、その上に、この受信局は軍事面での情報収集ですから、いざ有...全文を見る
○照屋寛徳君 今の防衛庁長官のお話ですと、長官がよく詳細を知らないうちに事務次官が、沖縄が候補地の一つだということは言える、こういうふうな趣旨の発言をするということは、私はどうしても納得できない、許しがたいなと思います。ぜひ詳細な調査をされて、県民の思うところは、沖縄への建設はや...全文を見る
06月28日第145回国会 参議院 本会議 第31号
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○照屋寛徳君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま趣旨説明のありました住民基本台帳法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  具体的な質問の前に、沖縄サミットと基地問題に絡むクリントン米大統領の驚くべき発言について総理に尋ねます。  ク...全文を見る
06月29日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  昨日に引き続いて、きょうは地方分権の各論にわたる分野を幾つか質問いたします。  税財源の地方への移譲を含む徹底した地方分権の推進というのは、私はかねがね我が国の成熟した民主主義社会をつくる上で極めて重要であるという...全文を見る
○照屋寛徳君 この地方厚生局設置に伴って健康保険組合の指導監督等の事務が地方厚生局へ、従来都道府県でやっておったのが地方厚生局へ引き揚げられるわけでありますが、これは引き揚げ後このブロック内へ赴いて指導監督をしなければならない、こういう非効率が生ずることも考えられるわけですね。そ...全文を見る
○照屋寛徳君 それから厚生大臣、今回水道法の四十条二項、三項が改正をされます。この改正の目的及び改正に至る背景、事情について御説明をいただきます。
○照屋寛徳君 水道法四十条の三項で、自治体が給水義務を尽くさない、拒否したような場合に国が直接給水ができる、こういうふうな新しい規定になっておるわけでありますが、かつて復帰直後、沖縄の市町村で自衛隊の艦船への給水を拒否するということがございました。また、アメリカ海兵隊が多くの県民...全文を見る
○照屋寛徳君 水道法の改正問題というのは、私は周辺事態法九条二項との関係で大変大きな問題をはらんでいると思いますが、時間がありませんので、また別の機会で論ずることとします。  次に、建設大臣に、建築基準法第十七条の改正の目的及び改正の背景事実についてお聞かせをいただきます。
○照屋寛徳君 私は、この建築基準法十七条の改正も、これは周辺事態法九条の二項と強い関連性を持っておるというふうに考えております。  かつて沖縄県の那覇市で自衛隊基地に弾薬庫を建築するための建築確認申請を認めるかどうか、確認申請を受理するかどうかという、大変大きな社会問題になった...全文を見る
○照屋寛徳君 建築基準法十七条で言う「国の利害に重大な関係がある建築物」という概念は、私は恐らく従来の建築基準法ではなかった新しい建築物の概念をつくり出しておるのではないかな、こういうふうに思うわけです。この「国の利害に重大な関係がある建築物」、大臣は個別具体的にどういうものがそ...全文を見る
○照屋寛徳君 この消防法改正問題も私は大変たくさんの問題点があるというふうに思っておりますが、ちょっと時間がありませんので、きょうはこの程度にしておきたいと思います。  さて、法務大臣がお待ちでございますので、法務大臣から先に質問をやらせていただきたいと思います。  私は入管...全文を見る
○照屋寛徳君 今、法務大臣がお触れになりましたように、私は去る四月二十二日付で在留特別許可に関する質問主意書を提出いたしました。同年五月二十一日付で内閣から答弁書をいただきました。この答弁書の中で、平成十一年四月十六日付で法務省入国管理局長通達が発出をされておるということを知った...全文を見る
○照屋寛徳君 最後に、法務大臣、けさ、昨日の朝日新聞の夕刊を資料としてあらかじめお渡ししてございますが、この朝日新聞で報道された中国籍の中国残留婦人や孤児の二世、三世の在留許可の問題については法務省としてはどういう対応をされておるんでしょうか。
○照屋寛徳君 環境庁長官に二点お伺いをいたします。  環境行政の発展のために御尽力いただいていることに敬意を表する次第でございます。  沖縄の北部訓練場でのヘリパッドの建設計画が海兵隊と防衛施設庁によって進められております。ところが、この地域は、たしか大臣も中には入りませんで...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官、お待たせをいたしました。ところが、もう時間がなくなってしまいまして残念でございます。  私は、米軍用地収用特措法の再改正、これは冒頭申し上げましたように、とてもとても地方分権という考え方からすると認めるわけにはまいらない。同時に、ただそれだけの理由じゃ...全文を見る
07月01日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  参考人の皆様方には早朝からお出まし願いまして、また貴重な意見をお聞かせいただき、心から敬意を表したいと思います。特に、諸井参考人におかれましては、五百回に及ぶ会議や、あるいはまた調査検討を経て、五次にわたる勧告をまと...全文を見る
○照屋寛徳君 市橋参考人にお伺いをいたします。  私も、今度の地方分権推進一括法案の中で、従来、自治事務に対して総理大臣の非権力的な関与が、今度は二百四十五条の五でしたか、各大臣による権力的な関与が強まる。すなわち、自治事務に対する是正要求と自治体の是正改善義務の関係、これは到...全文を見る
○照屋寛徳君 諸井参考人に一点だけお伺いをいたします。  先ほど林参考人から、地方税源の拡充それから地方における課税自主権の強化の課題が今度の分権推進一括法案の中では不十分ではないかというふうな趣旨の指摘がございました。  もう時間が少なくなりましたので、税財源の地方への移譲...全文を見る
○照屋寛徳君 どうもありがとうございました。
07月05日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会公聴会 第1号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  きょうは、公述人の皆様方には貴重な御意見を賜り、また行政改革に対するさまざまな角度からの御示唆をいただき、心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。  私は、この行政改革を考える場合に、やっぱり一番最初に...全文を見る
○照屋寛徳君 野上公述人は時間等の関係で十分お触れになりませんでしたけれども、例の数合わせの省庁再編ではないかという意見を述べておったわけでありますが、私もそういう点がなきにしもあらずというふうに実は思っております。  その中でも、国土交通省のような巨大官庁の出現という問題がご...全文を見る
○照屋寛徳君 牛嶋公述人にもお伺いいたします。  委員会室で久しぶりに先生をお見受けして、何で先生があの席に座っていらっしゃるんだろうと、最初はびっくりいたしました。  先生の意見陳述の中で、サンフランシスコ条約から説き起こしまして貿易立国の確立目標、そして戦後型政治行政シス...全文を見る
○照屋寛徳君 ありがとうございました。  終わります。
07月16日第145回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  冒頭、六月以来の集中豪雨でお亡くなりになった方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族やすべての被災者にお見舞いを申し上げます。  被災者生活再建支援法などの適用による迅速な生活再建支援が求められておりますが、...全文を見る
○照屋寛徳君 今、国民から政治倫理の確立が強く求められております。  去る七月十四日、受託収賄罪などの罪に問われた中島洋次郎元自民党衆議院議員に下された実刑判決についての総理の所感をお伺いいたします。
○照屋寛徳君 社会民主党は、政治家のあっせん利得を厳しく処罰する政治腐敗防止法の制定を強く求めてまいりました。  さて、そこで自民党総裁でもある総理にお伺いいたしますが、政治資金規正法附則九条どおり、二〇〇一年一月から政治家個人への企業・団体献金の禁止を実行する決意はあるかどう...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、この問題については、自民党の中に先送りを画策するような動きもあるやに聞いておりますが、自民党総裁でもあり総理でもあります。ぜひこの二〇〇一年一月から確実に履行してもらいたいということを強く申し上げておきたいと思います。  さて、我が国の経済は長引く平成不況か...全文を見る
○照屋寛徳君 そもそも、本年度予算執行後わずか三カ月で補正予算を組まざるを得ないこと自体、私は政府の責任は大きい、しかも欠陥予算であったと断ぜざるを得ないわけであります。このたびの補正予算における五千百九十八億円の緊急雇用対策費は極めて不十分であると言わざるを得ません。  総理...全文を見る
○照屋寛徳君 完全失業率が四%後半になりました。私の住んでいる沖縄では八%を超えております。そして、完全失業者が三百三十万人を超えました。そのうち、世帯主の失業者が百万人近くに達しておるのであります。かかる深刻な雇用失業状況下において、四十代、五十代の男性を中心に経済問題、生活問...全文を見る
○照屋寛徳君 リストラ、リストラと言うんですけれども、結局は首切りなんですよ、労働大臣。  今回、緊急地域雇用特別交付金二千億円を設けたわけでありますが、これで果たして新規の雇用創出は可能であろうかと考えた場合には、それは難しい、無理だろうと私は思います。  そこで、緊急地域...全文を見る
○照屋寛徳君 この特別交付金で三十万人以上の雇用を創出しようということのようですが、一人当たりの雇用期間は六カ月だと聞いております。そうすると、単純計算で一人当たり十一万円弱、東京都の最低賃金とほぼ同水準だと見られているわけでありますが、これでは結局、臨時、応急の雇用対策にすぎな...全文を見る
○照屋寛徳君 不況の深刻化の影響で、障害者がリストラの対象になる企業がふえているようであります。社会的に弱い立場にある障害者が真っ先に犠牲になる。私は本当に胸がつぶれる思いであります。前年度に比べますと一・四倍にふえておるようであります。障害者解雇が急増しておりますが、このことに...全文を見る
○照屋寛徳君 厚生大臣、厚生省として就職先のない障害者を緊急保護する方針をお決めになったようでありますが、その内容をお示し願いたいと思います。
○照屋寛徳君 厚生大臣には障害者の雇用面でぜひ大きな力を尽くしていただきたいということを希望申し上げたいと思います。  さて、運輸大臣にお伺いいたしますが、沖縄における大手の海運業者である有村産業が事実上倒産をいたしました。離島圏、島嶼圏における貨物輸送への影響は深刻であります...全文を見る
○照屋寛徳君 労働大臣、私はこの問題については連鎖倒産等によって雇用失業問題も大変重大な問題だと思いますので、ぜひ関心を持って労働省も対応していただきたいことを御希望申し上げたいと思います。  それで、有村産業の問題について、開発庁長官が記者会見で御退席でございますが、開発庁、...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは次に、保坂展人衆議院議員に対する盗聴事件についてお伺いをいたします。  これがそれを模式化したものです。(図表掲示)ちょっと社民党は財政状況が悪くて片面だけになっておりますけれども。  冒頭、法務大臣にお伺いいたしますが、今聞いたところによりますと、国会...全文を見る
○照屋寛徳君 こんな大事なことを法務大臣が知らないというのは、私は大変奇異に感ずるわけであります。  犯罪捜査のための通信傍受、いわゆる盗聴法は、憲法二十一条で保障する通信の秘密を著しく侵害するおそれがあり、私は断じて反対であります。  さて、六月二十二日午後六時二十四分ごろ...全文を見る
○照屋寛徳君 平成十年三月十二日付で法務省刑事局長と郵政省電気通信局長との覚書が締結をされております。この覚書はいわゆる盗聴法とどういう関係を持つものなのか、法務省にお伺いいたします。
○照屋寛徳君 この覚書が衆議院の審議の段階では全く存在すら明らかにされないし、それから論議にもなっていないんですね。  それで、法務大臣、この覚書の六項はどういう目的でつくられたものでしょうか。また、その内容を詳細に明らかにしていただきたいと思います。
○照屋寛徳君 法務大臣、今問題になっているのは、保坂議員の携帯電話と国会内の記者クラブから架電をしたテレビ朝日記者の電話が問題になっているわけですね。(図表掲示)  そうすると、この携帯電話、ここで傍受をするということは技術的に可能なんでしょうか。
○照屋寛徳君 局長、その携帯電話の方でも傍受が可能になるシステム開発を始めているんじゃありませんか。
○照屋寛徳君 それでは次に、沖縄市におけるオフリミットの問題について、外務大臣と内閣法制局長官にお伺いをいたします。  オフリミットとは、ある一定の地域を限定して人の立ち入りを禁止することであります。米軍支配下の沖縄では、オフリミットはその発令目的も環境衛生あるいは風紀浄化に始...全文を見る
○照屋寛徳君 では外務大臣、アメリカ軍の兵隊が犯罪予防目的で民間地域で巡回行為をする、警察行為をする、こういうことは地位協定上許されておりますか。
○照屋寛徳君 犯罪行為の取り締まりをやった場合はどうですか。
○照屋寛徳君 外務省とちょっと違うんですが、国家公安委員長、この件について沖縄県警は、憲兵による民間地域のパトロール、警察行為は許されない、こういうことをコメントしておりますが、どう思われますか。
○照屋寛徳君 それでは次に、北部訓練場におけるヘリパッド建設問題についてお伺いをいたします。  ヘリパッド移設予定地一帯には、世界でこの山原地域にしか生息していない二十二種の固有種と百二十六種の絶滅危惧種及び貴重種を含む千三百十三種類の貴重な動植物が確認をされております。  ...全文を見る
○照屋寛徳君 このヘリパッドの具体的な移設場所、移設の位置それから規模については、これは日米間で合意をするんですか、それとも日本政府だけで決められることなんでしょうか。
○照屋寛徳君 それでは防衛庁長官、現在段階での移設作業の状況について御説明ください。
○照屋寛徳君 私は、この計画どおりに建設されると山原の貴重な生物相と生態系に重大な影響が出ると思います。日本応用動物昆虫学会、日本生態学会、日本爬虫両棲類学会がこの建設の見直しを求めております。防衛庁長官と環境庁長官に、当該地域で環境アセスメントを実施する気持ちがあるかどうか、お...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、最後に。  嘉手納基地でのPCB問題で昨日の日米合同委員会で米側から報告があったようであります。その報告の内容と、最大値六・二五ppmのPCBが検出されたようでありますが、再検査、再調査あるいは追加調査、住民の健康被害への追跡調査等について、外務大臣と環...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
07月19日第145回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○照屋寛徳君 選挙制度と関連をいたしまして、一点だけ法務大臣に関連質問をいたします。  公職選挙法と学歴詐称の問題、それから告発と時効制度をめぐる捜査の問題についてお伺いをいたします。  七月十二日に女優の浅香光代さんがタレントの野村沙知代さんを、一九九六年衆議院選挙に立候補...全文を見る
○照屋寛徳君 法務大臣、私は具体的な告発の事実、内容を聞いているんじゃないんです。  告発をめぐってこういうことが報道された、このことを、私は、答えられないと言うのであれば、法務、検察行政への国民の信頼を揺るがしてしまうことになりはしませんか。もう一度お答えください。
○照屋寛徳君 法務大臣、最初からそういうふうに答えていただければいいんですよ。  私は、どちらかに軍配を上げようと思って質問しているんじゃないんです。制度の根幹にかかわることですよ。笑い事じゃないんです、法務大臣、これは。  時効が迫っていても被疑事実についての捜査に全力を尽...全文を見る
○照屋寛徳君 所要の手続とは、受理をされた、こういうことですね。
○照屋寛徳君 局長、簡単に熟女なんて言ったらセクハラになりますよ、怒られますよ。そうじゃなくして、この問題でたくさんの新聞に法務省や検察庁に抗議の電話が殺到したと書いてある。私は金丸事件を思い起こしました。  一般論として、時効が迫っているから、二カ月半しかないから受理しないと...全文を見る
07月27日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第15号
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○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳でございます。  私の方からも何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず、修正案の提案者にも一、二点でございますが通告をいたしましたところ、出席をいただきまして感謝を申し上げたいと思います。  私は、本会議における大臣の本法案の趣旨...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、大臣がおっしゃるように、確かに欧米諸国に比べて我が国ではプライバシーの権利に関する論争というか、あるいは判例法上の形成が十分でないという面はよくわかります。しかしながら、かつてプライバシーの権利が私生活をみだりに公開されないという消極的な意味での権利、いわば一...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、修正案の提案者にお伺いをいたします。  共同修正のようでございますのでどなたでも結構でございますが、私は修正案提案者の皆さんにもまず大枠でのプライバシーの権利についてどのような御所見、御認識を持っておられるか、お聞かせいただきたいと思います。
○照屋寛徳君 せんだっての委員会で修正案の提案者の方々から、私のメモに基づくことですので必ずしも質問、御答弁が正確でないかもしれませんが、おおむね私が聞いておりましてメモったところで、修正案を提出した目的、あるいは動機というんでしょうか、その中で、プライバシーの保護に関して漠然と...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、このプライバシーの権利にかなりこだわっておりますけれども、これは先ほどから申し上げておりますとおり、高度な情報化社会の到来との関係でどうしてもここは私たちしっかり把握をしておらなければならないと思うからであります。  公明党の修正案提案者の先生にもお伺いいた...全文を見る
○照屋寛徳君 修正案の附則に、「この法律の施行に当たっては、政府は、個人情報の保護に万全を期するため、速やかに、所要の措置を講ずるものとする。」と、こういうふうにつけ加えましたね。この附則で言う「個人情報の保護」というのは、まさにプライバシーの保護に政府は万全の措置を尽くせと、こ...全文を見る
○照屋寛徳君 そこで、施行期日と所要の措置との関係ですけれども、修正案の提案者にお伺いいたしますが、本法案の施行期日の定めでは、「この法律は、公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。」と書いてあるわけです。施行に当たっての所要の措置と施行期日と...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、行政事務の簡素化、効率化、これは当然必要だろうと思うんです。しかし、今申し上げましたように民間を含む個人情報保護法の制定を急がなければ、プライバシーの保護について十分国民が安心し、そのことが担保されるような社会が実現しないと、どうしても住民基本台帳法の一部を改...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  私は、午前中の自治省に対する質問、それから修正案の提案者に対する質問の中で、かなりプライバシーの権利にこだわってきょうは質問をさせていただきました。  と申し上げますのは、我が国も国際社会もまさに情報化社会の到来で...全文を見る
○照屋寛徳君 内野参考人にお伺いいたしますが、住民基本台帳法というのは、その法の目的というんでしょうか、住民の居住関係を公証する制度なわけです。それで、きょういただきました読売新聞に掲載をされた内野参考人の論文を読ませていただきましたが、「自らの存在証明を番号にしたくないという考...全文を見る
○照屋寛徳君 それから、内野参考人に引き続いてお伺いいたしますが、この住民基本台帳ネットワークシステム並びに住民票コードという新しい制度の導入をこの改正法で図ろうというわけでありますが、この新しい制度導入に要する費用と国民の受けるメリットというんでしょうか、一方では行政の簡素合理...全文を見る
○照屋寛徳君 ありがとうございました。  表現の至らない点はお許しいただいて、基本的には賛成いただきましたので、ありがたく思っております。  それから、内野参考人の意見の中で、包括的個人情報保護法は本法律案の附属物のように考えてはならないというふうな趣旨の御発言があったと思い...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
07月29日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第16号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  私は国会へ参りまして満四年が経過いたしました。その間、予算委員会や法務委員会あるいは地方行政・警察委員会等を通して多くの大臣にお会いをし、大臣と各委員との質疑のやりとりを聞いてまいりましたけれども、野田自治大臣という...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、いわゆる情報化社会というのは、これは我が国も国際社会も今後もどんどん進展していくだろうと思います。同時に、コンピューターネットワーク社会というのはこれはますます高度なものになってくるだろうと思います。  そういう中で、いわば近代というか現代の社会の中における...全文を見る
○照屋寛徳君 そうすると、韓国では、住民基本台帳にかかわるICカードの制度が議員立法で、一つは費用の問題、もう一つは監視社会を招くのではないか、そういうふうな主な理由で廃止になったと、こういうことですか。
○照屋寛徳君 私、今度導入される住民基本台帳ネットワークとそれから新しい住民票コードによってどのような利便があり、どれぐらい費用がかかるかということについても通告をしてありますが、これはまた来週具体的にやりたいと思います。  総務庁、おいででございますので、一問だけ。昭和六十三...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、今審議しております住民基本台帳法の一部を改正する法律案、それに先行して民間を含む包括的な個人情報保護法の制定こそ急がれるべきだというふうに思います。  と申し上げますのは、我が国においては、個人情報あるいは個人の信用情報などが漏えいをしたりあるいは流出をした...全文を見る
○照屋寛徳君 安全確保措置義務というのは、いかにも抽象的ですね、局長。私は、提供を受けた行政機関が、目的に沿った使用が終わった後にはそのような情報を集積しない、しちゃいかぬという、そういう具体的な仕組みづくりを法制化しないと、安全確保措置義務というのは、極めて法律的な概念としては...全文を見る
○照屋寛徳君 そうすると、私がただした、提供を受けた行政機関が住民票コードを含む本人確認情報を消去するかどうかは管理規定でやる、こういうことなんでしょうか。  それと関連して、例えば行政文書でもあるいは司法の文書でも、それぞれ守秘義務がありあるいは保存期間というのがありますね。...全文を見る
○照屋寛徳君 情報の保存期間の問題、それから保存期間が徒過した後の廃棄の問題、その技術的な仕組みを含めて次回またお伺いさせていただきたいと思います。  時間ですので、私の質問を終わります。
08月03日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第17号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  私は、この法案を審議する最初から、プライバシーの権利を私たちがどう理解するのか、そして本法案とプライバシーの権利のかかわりというのを慎重に吟味していくことが大事だというふうに言い続けてまいりました。プライバシーの権利...全文を見る
○照屋寛徳君 この改正法のシステムでいきますと、これから生まれてくる人にも番号を付することになるわけです。しかも、戸籍法との関係で言いますと、出生後十四日以内に届け出をしなければならない、届け出を怠った場合には過料が科される。要するに刑罰をもって届け出ることを義務づけられるわけで...全文を見る
○照屋寛徳君 たしか中村参考人の意見陳述の中でも御指摘があったやに思っておりますけれども、まさに私たちの住んでいるこの社会の中で、個人信用情報だとか、それからまさに個人確認情報というか本人確認情報というか、そういう情報そのものが漏えいをし、そしてそれが商品化されて流通をするという...全文を見る
○照屋寛徳君 本改正法案でいきますと、住民票コードとそれから本人確認情報と言われる四情報、これがネットワーク化されるわけです。しかも、改正法案では十六省庁九十二の行政事務にそれがアクセスできる、こういうふうになっておりますけれども、それだけにとどまらずに、条例で定める事務だとかあ...全文を見る
○照屋寛徳君 それで、最後に梶原参考人と野村参考人にお伺いをいたしますが、本改正法案と地方分権とのかかわりを梶原参考人は強調しておられました。私は、別の視点で考えますと、むしろ本改正法案は地方分権の推進に逆行するのではないかという意見を持っているわけであります。  その一つの視...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  きょうも午前中、参考人三名の方から貴重な御意見をお聞きいたしました。私は、この法案審議を重ねる中で、参考人の意見や、あるいは法案の細かい議論を尽くせば尽くすほど、やはりプライバシーの権利の保護との関係で疑念が深まる思...全文を見る
○照屋寛徳君 局長、私はこの前も申し上げたんですけれども、いかにも安全確保措置義務なんというのはこれは極めて抽象的で、そういう義務規定によってどれだけ実効ある措置がとれるかというと、私は、とてもとてもそういう規定では不十分であって、なぜ消去、廃棄の規定を明確に設けないのか、設けて...全文を見る
○照屋寛徳君 局長、この法案に多くの国民が率直にみずからの保護されるべきプライバシーの権利との関係で大変重大な危惧の念を抱いて、この法案の審議の行方に関心を持っておられる。今言った安全確保措置義務とか、そういうことじゃ疑念が払拭されない、制度的に不十分だというところも強いと思うん...全文を見る
○照屋寛徳君 罰則規定もなければ、国民の側からそれを監視する、あるいはそういう目的外使用があった場合の請求権としての中止を求める権利、そういったものも法文上定められておりませんね。
○照屋寛徳君 私はそこが大きな問題だと思うんです。国の機関だから、あるいはお上がやることだから、公務員がやることだから安心して任せなさいといっても、そうはいかぬと思うんです。これだけの高度情報化社会の中で、いろんな参考人からの御意見もありましたけれども、やっぱり国民の側にも、一方...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは次に、本人確認情報と民間利用との関係をお尋ねいたします。  本人確認情報の民間での利用禁止の規定はございます。その実効性と、違反した場合の罰則のあり方について、まずお考えをお聞きしたいと思います。
○照屋寛徳君 この種情報の漏えいによって一たんプライバシーの権利が侵害されると、これは回復不可能だと私は思うんですね。そうすると、民間利用禁止の実効性との関係でいいますと、中止勧告でしょう。従わない、命令を出す、その命令にも従わない、そのときに刑罰をもって処罰をしよう、こういうこ...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、とてつもない個人情報が商品として売買されておる、流通されているという現状からすると、この改正法案の定めのような民間利用の禁止ということでは実効性はおぼつかないなという思いをいたしております。そういう点では、任意提供を禁止するとともに、任意提供を受けた者に対して...全文を見る
○照屋寛徳君 データベースの構築が、他に提供することを予定したものはだめですよ、しかしながら自社で使う分、あるいは自家用で使う分については結構です、こういうことになると、私は、民間の営業活動を云々しますけれども、むしろプライバシー侵害の可能性の方が強いのではないか。そもそも、他に...全文を見る
○照屋寛徳君 どうも局長の答弁を聞いていると、私は、大変そこは重大な問題をはらんでおって、非常に苦しそうな答弁のようにお見受けいたしましたけれども、ともあれ、またあさってもあるようですので、引き続いて質問させていただきたいと思います。  法務省がおいででございますので、法務省に...全文を見る
○照屋寛徳君 今回の住民基本台帳法の一部改正法がうまくいって住民基本台帳のネットワークができれば戸籍の方もやりたいなと、こういうふうに率直に思っていらっしゃるんでしょう。
○照屋寛徳君 終わります。
08月05日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第18号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  自治大臣並びに局長、大変御苦労さまでございます。  私どももきょう朝早くから大宮市で地方公聴会をやってまいりました。四名の公述人からそれぞれ大変貴重な御意見を拝聴いたしたところでございます。非常に参考になりました。...全文を見る
○照屋寛徳君 そうすると、全国で一つだけということになりますね。  法案では、さまざま指定情報処理機関の機能というか、目的、役割等について定めておるわけでありますが、各都道府県はこの一つだけしかつくられない指定情報処理機関に事務委任をする。するしないの自由というのは、この法案で...全文を見る
○照屋寛徳君 今答弁がありましたように、指定情報処理機関は民間機関ではなくしていわゆる公益法人になるわけですね。そうすると、各都道府県は、指定情報処理機関に事務を委任してもいいし、みずからやってもいい。しかしながら、立法者である自治省の皆さん方としては、恐らく全都道府県が全国に一...全文を見る
○照屋寛徳君 そもそも国民にすべからく住民票コードで十けたの番号をつけよう、こういうわけですから、この改正法の趣旨からすると、都道府県知事はその指定情報処理機関に事務委任をすることができる、するしないの選択権があるんだと。そうは言っても、じゃそうだからということで、それぞれの都道...全文を見る
○照屋寛徳君 なかなか本音をおっしゃらないんですが、望ましい望ましいと言うんですけれども、結局はそれぞれの都道府県の主体的な選択ができない、都道府県としては指定情報処理機関に事務委任をせざるを得ないような、そういう仕組みにこの法案はなっているんじゃないかと私は思うんです。違うと言...全文を見る
○照屋寛徳君 その本人確認情報の記録、通知、保管、その機能以外にこの指定情報処理機関というのは本改正法が想定をしております住民基本台帳ネットワークシステムの保守管理、そういう業務などとの関係はどうなるんでしょうか。
○照屋寛徳君 私は、この指定情報処理機関の運用をきちんとやらないと、これは国民のプライバシーが侵害される具体的な危険を招来する、そういうふうに思っておりますので、そのことは意見として申し上げておきます。  もう一点は、現行の住民基本台帳では、住所、氏名、生年月日、性別以外のおよ...全文を見る
○照屋寛徳君 局長にお伺いいたします。これは通告しておりませんが、しかし答えられないことじゃないと思います。  なぜこういう質問をするかというと、公聴会で公述人から意見を聞いて、私もそこまで思いが至らなかった、不勉強だった点を含めて質問させていただきますが、新規に法律をつくった...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  本日は公述人の方々から貴重な御意見をいただきまして、心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。  私は、この法案を審議する過程で、プライバシーの権利というのをしっかりとらまえることがとても大事だということ...全文を見る
○照屋寛徳君 江原公述人にお伺いいたしますが、今度の改正法案では十六省庁九十二の事務でしたか、そういう六つの本人確認情報の提供を受けた行政機関、この行政機関に対して目的外利用をしてはならないという定めはございます。しかし、この使用した六つの本人確認情報を使用後に消去するという規定...全文を見る
○照屋寛徳君 行政文書に限らず、司法の文書もそうですけれども、それぞれ文書によって保存期間が定められておって、一定の保存期間が経過すると廃棄をする、こういう仕組みになっています。  私が今の点を自治省に確認したら、これから省令か何かで廃棄規定をつくるんだとかおっしゃるわけです。...全文を見る
○照屋寛徳君 それから、民間の利用の問題。本法律案では民間での住民票コードの告知要求を禁止しております。ところが、任意の提供というんでしょうか、そういうところまで踏み込んできちんとやらないと実効性が伴わないのではないかというふうに私は思うわけです。  要するに、任意提供の禁止、...全文を見る
○照屋寛徳君 今、江原公述人がおっしゃるように、他に提供するためのデータベースの構築はだめだけれども、自家用というか自社用は構わぬ、こういうことですよね。それは私は立法論としても非常におかしいし、それからまさに民間における利用禁止を実効あらしめるための処置としては、これはもう、表...全文を見る
○照屋寛徳君 実務に携わった経験とそれから本法案を江原公述人が精査して、今度は住民基本台帳カードの問題ですけれども、カード発行に当たっての本人確認の方法というのは御承知のようにこの法案上は明定されておりませんね、それからカードを偽造した場合の罰則規定もございません。そこらあたりど...全文を見る
08月06日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第19号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  大臣と局長の答弁を聞いておりました。特に局長が笑みを浮かべて大変自信を持って堂々と御答弁されていることに私は感動いたしております。  高度なコンピューターネットワーク社会がまさに実現したというか、さらにまた進行して...全文を見る
○照屋寛徳君 さて、本法案作成に至る過程でログ、いわゆる通信履歴をめぐる警察庁と郵政省の考え方に相違があったやに聞いております。先ほど山下先生からも御質問があって重複をするかもしれませんが、私はそのあたりは十分わかっておりませんので、警察庁と郵政省で考え方にどういう差異があったの...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、本法案のように、増加をするハイテク犯罪に対処する新しい立法の必要性というのはよくわかります。  さて、そういう新規立法をすると同時に、やっぱりプライバシーの保護やデジタルデータの保護を法律で定めるということもまた我々が取り組まなければならない課題だろうという...全文を見る
○照屋寛徳君 現実に犯罪が惹起した後の捜索、差し押さえの問題が一つございます。これは局長の答弁にありましたように、刑事訴訟法の原則を守ってやるというのは当然でして、またそうあってほしいと私も思います。  通信傍受法に絡んで、私どもの会派で、あるプロバイダーを呼んで勉強会をしたと...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。
○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  私どもは、この改正法案には賛成でございます。その上で、二、三質問をさせていただきたいと思います。  特に、本改正法案で公職にある間に犯した収賄罪等の刑に処せられた者の被選挙権停止期間の延長問題、これは私どもが与党の...全文を見る
○照屋寛徳君 確かに、自治体選挙まで適用を拡大すると、今おっしゃるように船長の負担はふえるかもしれませんけれども、ただ遠洋漁業に従事する人たちというのはそれぞれ地域的に私は固まりがあるんじゃないかと思いますけれどもね、その出身者というか。そういう点では、多少面倒くさいとか手間暇か...全文を見る
○照屋寛徳君 先ほど、富樫委員の質問に対して、自治省の方から、本法改正によって洋上投票が可能となる船員の数が三万二千人というお答えでした。この三万二千人の中には、今私が指摘をした、いわゆる外国船籍に乗り込んで遠洋漁業に従事をしている日本人の船員というのは入っておるんでしょうか。
○照屋寛徳君 そういう外国船籍に乗り込んでいる遠洋区域を航行区域とする船員の数もかなり多いと聞いておりますが、その実態は掌握しておられるんでしょうか。
○照屋寛徳君 私は、実態が掌握できないというのはどうも納得できないんですが、例えば全日本海員組合とか、いろんな船舶会社その他を調査、問い合わせすれば、その実態は掌握可能だと思うんです。  全日本海員組合などの指摘によると、むしろ外国船籍の船に乗り組んでいる乗組員がかなりおるとい...全文を見る
08月12日第145回国会 参議院 本会議 第45号
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○照屋寛徳君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、ただいま議題となりました斎藤十朗議長不信任決議案に対し、賛成の討論を行います。  不信任の第一の理由は、斎藤十朗議長は、本院法務委員会において、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関す...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました地方行政・警察委員会において審査中の住民基本台帳法の一部を改正する法律案について、速やかに地方行政・警察委員長の中間報告を求めることの動議について、反対の討論を行います。  いや、実はこの動議が出て大変...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました地方行政・警察委員長から中間報告があった住民基本台帳法の一部を改正する法律案は、議院の会議において直ちに審議することの動議に反対する討論を行います。  先ほど、地方行政・警察委員会の小山委員長の中間報告...全文を見る
○照屋寛徳君 仏の顔も三度までと言いますから、お許しをいただきたいと思います。  私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました住民基本台帳法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  冒頭私は、先ほどの賛成討論の中で、民主主義の社会では審議を尽くしたら...全文を見る
11月16日第146回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  私も自治大臣、警察庁長官、それから海上保安庁長官に質問通告しておりますが、先に警察庁関係の質問をお許しいただきたいというふうに思います。  けさから議論されております神奈川県警の一連の事件、これはもう単なる不祥事と...全文を見る
○照屋寛徳君 この元県警本部長らによる犯人隠避、証拠隠滅の事件送致、このことについてはもう繰り返しませんけれども、なぜ強制捜査、逮捕しなかったかという国民の怒りの声も現にございます。証拠隠滅の疑いを持たれている被疑者、確かに居所が定まって逃亡のおそれはないかもしれませんけれども、...全文を見る
○照屋寛徳君 今の国家公安委員長の御説明を聞いて安心をいたしました。  さて、例の神奈川県警の厚木署の事件それから相模原署の事件についてお伺いをするわけですが、私は、これ種々マスコミ等で報道されましたし、それから私どもも党の疑惑解明プロジェクトチームで警察庁から担当者おいでいた...全文を見る
○照屋寛徳君 私は一等最初、両警察署の事件の報告を当該神奈川県警じゃなくして警察庁の担当者からお聞きをしたときに、やっぱり聞いた範囲の事案の内容からしてもどうもやっぱりこれは懲戒手続だけで済まされる問題じゃないというふうに直感したんですね。  その厚木署の事件にしても、なるほど...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは次に、警視庁の大井警察署の犯歴データの漏えい事件でありますが、これは私がマスコミ報道等で知りうる限りでの事実関係の把握でありますが、前科前歴などの犯歴データ、これはもう当該本人にとっては基本的な人権にかかわる大変重要な事項なわけですね。これがいともたやすく警...全文を見る
○照屋寛徳君 そこら辺も、後日で結構ですから、コンピューターに入力管理されているデータを引き出してそれを書面で渡したのか口頭で漏えいしたのか、もしおわかりでしたら後日お教えいただきたいと思います。  それから、商工ローンの問題が今大変大きな社会問題になっておりますけれども、週刊...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、海上保安庁に二点質問を通告しておりましたが、時間の関係で一点だけに絞って質疑をいたします。  沖縄サミットの警備とレジャー規制の問題でありますが、御承知のように沖縄県は観光立県、それで観光リゾート産業を戦略産業と位置づけて今取り組んでおるところでございま...全文を見る
○照屋寛徳君 それじゃ最後に、警察庁長官もおいででございますので、私は、特に一連の事件との関係では監察官制度の問題とかさまざまあるんでしょうけれども、私がきょう強調しておきたかったのは、悪質なやっぱり個別事案については単なる懲戒手続、懲戒処分だけで終わらせるんじゃなくして、事案に...全文を見る
12月08日第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  私からも、最初に、沖縄の基地問題をめぐる質問をさせていただきたいと思います。  稲嶺県知事が十一月二十二日に、米軍普天間飛行場の代替施設をキャンプ・シュワブ水域の辺野古沿岸区域に決定をするという意思表示をされました...全文を見る
○照屋寛徳君 稲嶺知事の決断に当たっては幾つかの条件が付せられておったと思いますが、その条件はどういうことであったのか、そしてそれをどういうふうに政府は受けとめておられるのか、お聞きをいたします。
○照屋寛徳君 基地の提供義務というのは国にあるんでしょうか、それとも沖縄県にあるんでしょうか、名護市にあるんでしょうか。
○照屋寛徳君 そうすると、米軍に基地を提供することについては安保条約に基づいて国の責任である、これは間違いないですね。沖縄県の責任でもない、名護市の責任でもない。そのとおりですね、外務大臣。
○照屋寛徳君 さて、私は、稲嶺知事が米軍の普天間飛行場を県内移設するということについては反対であります。私は、もうこれ以上、五十四年間も沖縄にひたすらこの国の安全保障の負担と犠牲を強いて、なおかつ沖縄県内に基地をつくるということには承服できません。  そういう立場でありますが、...全文を見る
○照屋寛徳君 将来のことを聞いているんじゃないんです、私は。  今、政府は年内にも決着してくれと言っているわけでしょう。そうすると、稲嶺さんも十五年の使用期限については自分の公約なんです、譲れないんですと、こう言っているんですよ。政府はどうするんですか。総理大臣、アメリカにそれ...全文を見る
○照屋寛徳君 十五年の使用期限というのは、沖縄や名護市が決められる問題じゃないんですよ。日米両政府間で決めることでしょう。  官房長官、どうですか。外務大臣、どうですか。これはアメリカに確約できるかどうかというのが百三十万県民がみんな注目しているんですよ。どうですか。
○照屋寛徳君 そんなことを聞いているんじゃないですよ。答弁になっていないですよ。  外務大臣、総理にお伺いいたしますが、知事が付した十五年の使用期限をアメリカに要求して、アメリカから確約をとることができますか。また、そういうことをやるんですか、日本政府は。それに答えてください。
○照屋寛徳君 アメリカに対してどうするかということを言っているんですよ。ちゃんと答えさせてくださいよ。
○照屋寛徳君 私は、普天間飛行場という一般的、抽象的なことを聞いているんじゃない。使用期限十五年を付すことは可能なんですか、そのことを日本政府はアメリカにちゃんと要求してアメリカに確約させることができるんですかと聞いているんです。総理、答えなさいよ。
○照屋寛徳君 そうすると、知事がみずからの公約、政治家の命だと言っている十五年の使用期限すら政府は現段階で約束できない、そういう状態で名護市や沖縄県に移設先を決めろと、こう言うんですか。
○照屋寛徳君 官房長官、現行の安保条約という枠組みの中で、普天間飛行場の代替施設、十五年という使用期限を付せると思いますか。
○照屋寛徳君 どうして無理なんですか。年内に決めろ決めろと言っているのは政府なんですよ。決める条件について知事が提案をした、そのことにこたえるのが政府の役目でしょう。そういう形で明治以来、沖縄はこの大和の国の犠牲にされてきたんですよ。(「そんなことないよ」と呼ぶ者あり)そうなんだ...全文を見る
○照屋寛徳君 それでは、その代替施設はSACOの最終合意以上にその機能が強化されることはありませんか。総理と外務大臣にお伺いいたします。
○照屋寛徳君 外務大臣おっしゃるとおりで、最終報告には海上ヘリ基地が前提で作成、合意がされているわけで、今回それと違うという形になりますと、当然日米政府間の交渉をやり直す、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
○照屋寛徳君 それでは、環境庁長官にお伺いをいたします。  ジュゴンの写真を持ってまいりました。(資料を示す)これは、今普天間の代替基地をつくろうとしているキャンプ・シュワブ水域の沖合で目撃をされたジュゴンであります。このようなとても沖縄の希少生物の宝庫である地域に新たな軍事基...全文を見る
○照屋寛徳君 環境庁長官、この移設先と指定された区域には、環境庁が指定をした絶滅危惧種、これが十種類以上も動植物がおるということは御承知ですか。
○照屋寛徳君 私は、こういう貴重な生態系が残されている地域に軍事基地をつくるなんというのは、これはもう国際的な自然保護の流れの中でとてもとても認められるものじゃないというふうなことを申し上げておきたいと思います。  それでは、十二月四日、五日の朝日新聞、沖縄タイムス共同による沖...全文を見る
○照屋寛徳君 この世論調査によると、名護への基地の移設については、賛成が三二%で反対が四五%、それから沖縄の米軍基地の整理、縮小に対する政府の取り組みについては、評価しているが二二%、評価していないが六一%なんです。  この結果は、官房長官、どういうふうに受けとめておりますか。
○照屋寛徳君 官房長官、あと一点お伺いしますが、明治以来、あるいは戦後の歴史の中で、本当にこの国は沖縄を犠牲にしたことはありませんか。
○照屋寛徳君 官房長官の記者会見の時間が迫っておるようでございますので、あと一、二点お伺いいたします。  一つは、三次にわたる沖縄振興開発事業をやっていただいておるわけでありますが、そのためにやるさまざまな事業が、実質的には県外の大手のゼネコンがほとんど受注をしている。私はそれ...全文を見る
○照屋寛徳君 官房長官、最後に、せんだって那覇市長や那覇市議会の代表からサミットの政府主催の首脳夕食会を首里城で開いてほしいという要望があったと思いますが、そのことについて、長官並びに総理のお考えをお聞きいたします。
○照屋寛徳君 官房長官にもっと予定しておりましたが、記者会見の時間でございますので、官房長官への質問は終わりたいと思います。  それで、総理、十一月二十四日に戦後の沖縄を代表する政治家であった元コザ市長の大山朝常さんがお亡くなりになりました。総理と御親交があったかどうかわかりま...全文を見る
○照屋寛徳君 その大山朝常先生は二年前に「沖縄独立宣言」という大山朝常先生の遺言状ともいうべき本を書いておりますので、総理、機会がありましたら御一読願いたいと思います。  さて、二〇〇〇年を記念して、またサミットを記念して新二千円札を発行されるようであります。その絵柄に守礼の門...全文を見る
○照屋寛徳君 首里城を採用するならまだわかるけれども、守礼の門はどうも納得できない。  大蔵大臣、御相談を受けて、どういうふうな考えをお持ちになりましたか。
○照屋寛徳君 琉球王朝の時代につくられたと言われる守礼の門、恐らく琉球王朝、この国が礼節を重んずる国である、そういう国民であるという象徴だろうと思いますが、一方では、アメリカの高等弁務官府は「守礼の光」という本を出したんですね。雑誌を出して、アメリカの沖縄支配を正当化することをず...全文を見る
○照屋寛徳君 今ありましたように、嘉手納RAPCON一つとっても、沖縄は陸だけじゃなくして海も空も軍事基地があるんです。これで主権国家と言えるんでしょうかね、この国は。  外務大臣、五・一五メモでは、嘉手納RAPCONについてはどういうふうな日米間の取り組みがなされておるんでし...全文を見る
○照屋寛徳君 暫定的というのがもう二十七年たちました。二十七年たっても暫定と言うんでしょうか。嘉手納RAPCONの返還をアメリカに要求するお気持ちはありますか。
○照屋寛徳君 私は、一刻も早く嘉手納RAPCONを日本に返還するようにアメリカに強く要望するように申し上げておきたいと思います。  それでは、村山訪朝団の意義と成果について、そしてその村山訪朝団と朝鮮労働党の共同声明を受けて、日朝国交正常化へどういうふうに取り組んでいかれるか、...全文を見る
○照屋寛徳君 防衛庁長官、今度の日朝共同声明が北東アジアの安全保障環境にどういうふうな影響を及ぼすものとお考えになっておられるのでしょうか。
○照屋寛徳君 国家公安委員長にお伺いいたしますが、一連の神奈川県警を初めとする警察の不祥事、それを受けて、警察における監察制度や公安委員会の機能、権限の見直しについて、どういうふうに取り組んでいかれるか。
○照屋寛徳君 金融再生委員長にお伺いいたします。  いわゆる商工ローン問題、この抜本的な解決というんでしょうか、これについての取り組み、対策、それから法改正等についてはどうあるべきか。大蔵大臣にお伺いいたします。  まず、金融再生委員長に。
○照屋寛徳君 終わります。
12月10日第146回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○照屋寛徳君 私は、サイパン島のアメリカ軍の捕虜収容所で産まれて、それから二十七年間アメリカの軍事支配下の沖縄で生きて、それから日本に復帰した二十七年間、合計五十四年間生きてまいりまして、五十四歳であります。  私に与えられた時間はわずか十分間でありますので、要領よくお答えをい...全文を見る
○照屋寛徳君 このエアロクラブのような遊覧飛行、要するにお遊びのための飛行がどうして嘉手納飛行場を使ってできるんですか。その根拠を教えてください。
○照屋寛徳君 このエアロクラブの遊覧飛行の中止については、嘉手納町が再三施設庁や米軍に対して要請していることを知っていますか。
○照屋寛徳君 もう弾薬庫区域なんかに落っこちたら大変なことですよ。やめさせなさいよ。それぐらいやらなきゃだめですよ。爆音被害や墜落の恐怖で苦しめられているんだから、地域住民は。  さて、官房長官、大きな声を出して申しわけありませんでしたが、政府は米軍普天間飛行場移転先の年内決着...全文を見る
○照屋寛徳君 来年、サミットが開催されるから是が非でも年内に決着してもらいたいというのが政府の本音じゃないんですか。
○照屋寛徳君 今、知事も名護市長も、政府から年内に決着を図れ、来年サミットがあるぞとこう言われて、私は大急ぎで態度決定をしようとしているんじゃないかと思うんですよ。そうすると、年内でなくてもいいんですね。
○照屋寛徳君 サミットの開催と移転先の決定はリンクをしない、そういうことですね。
○照屋寛徳君 よくわかりました。  さて、十五年使用期限の問題ですが、これは知事は譲れない、みずからの公約だと言っているけれども、基地を新たに八千億とも一兆円とも言われるお金をかけてつくって十五年ですよなんていうのは、アメリカが聞くはずはありませんよ。私はそう思います。ところが...全文を見る
○照屋寛徳君 知事と新旧官房長官そして河野外務大臣がお会いになったときに、知事からこの件はお話しがあったと思います。十五年先の話じゃなくして、知事が言っているのは移設先を決定する条件として十五年使用期限をあらかじめ決めるべきだと言っているんですよ。先の話じゃない、移設先を決める段...全文を見る
○照屋寛徳君 最後に、要望を含めてですけれども、もう本当に沖縄の人は五十四年間この国の安全保障の犠牲や負担を一方的に強いられてきたんです。外務大臣、もう勘弁してくださいよ。基地を提供するのは第一義的には国の責任なんですから、国の義務なんですから、それを沖縄に決めてくれと押しつける...全文を見る
12月10日第146回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第4号
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○照屋寛徳君 社会民主党・護憲連合の照屋寛徳でございます。  会期末になりまして、それぞれ委員会の開催が重なっておるようでございまして、実は私も、午後から沖縄及び北方問題に関する特別委員会が開かれ、そこでも質疑をしないといけないものですから、ちょうど質疑時間が重複をしておりまし...全文を見る
○照屋寛徳君 このたびの一連の不祥事の原因というんでしょうか、それはさまざまな問題があるんでしょうけれども、ひとつやっぱり国民の立場で考えてみた場合に、現行の警察における監察制度、これがうまく機能しているのかなという思いを深くするわけであります。  そこで、いろいろ警察庁として...全文を見る
○照屋寛徳君 私は、一昨日の予算委員会で自治大臣・国家公安委員長に対して、公安委員会のあり方について質問をさせていただきました。  御承知のように、警察法に基づいて国家公安委員会それから都道府県公安委員会が設置をされ、その職務権限について定められておるわけであります。恐らく、警...全文を見る
○照屋寛徳君 ぜひ公安委員会の見直しの問題については引き続き御検討方をお願いをしたいというふうに思っております。  それで、時間が少なくなりましたけれども、現下の地方財政の現況についてお伺いをするわけでありますが、本年度の地方財政も、長引く不況による地方税の伸び悩みや減税の実施...全文を見る
○照屋寛徳君 終わります。