照屋寛徳

てるやかんとく

小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回

照屋寛徳の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  石破防衛庁長官はきょうにも陸上自衛隊本隊と陸上自衛隊の装備を輸送する海上自衛隊に派遣命令を出すということが報道をされております。私は、いよいよ日本は平和国家から戦争国家へとルビコンを渡ったなという思いを強くいたしております。 ...全文を見る
○照屋委員 総理はしきりに、自衛隊は戦争に行くんじゃない、復興人道支援に行くんだ、こういうことを繰り返し述べておりますが、現下のイラクの情勢は、私は、昨年成立したイラク特措法の前提をもう欠いておるんじゃないか、イラク特措法が想定をしていなかった戦争状態にあるのではないか、こういう...全文を見る
○照屋委員 私は、総選挙の結果をもって国民の自衛隊のイラク派兵に理解が得られたと言うのは、これはもう詭弁にすぎないというふうに思っております。  次の質問に進みますと、総理、防衛庁長官、川口外務大臣、これはアメリカの二十五ミリ劣化ウラン弾の薬きょうであります。二〇〇〇年の六月に...全文を見る
○照屋委員 外務大臣、私がお聞きをしているのは、イラク戦争で米英軍は劣化ウラン弾を使用した、こういうことを認めたという報告を外務省は承知しておりますか。
○照屋委員 防衛庁長官、陸上自衛隊の本隊をサマワに派遣することになりましたが、サマワで劣化ウラン弾が使用されたというジャーナリストの報告もあります。それから、イタリア軍は、既に劣化ウラン弾の被曝で七名の兵士が発病して帰国をしたという報告もあるんです。そうすると、自衛隊を送り出す責...全文を見る
○照屋委員 国連環境計画の報告書によりますと、イギリス軍はイラク南部のバスラ周辺で一・九トンの劣化ウラン弾を使用したということを認めておるんです。  私が申し上げたのは、イタリア軍が劣化ウラン弾で被曝をしたのはサマワという地域を特定して質問したんじゃなくして、このイラクの戦争で...全文を見る
○照屋委員 大臣、私が申し上げているのは、その砲弾としての劣化ウラン弾のことを聞いているんですよ。他の用途に使う、劣化ウランというのは、これは核燃料物質なんです。法律上指定されておるんです。  自衛隊は、何ら具体的な手だてを講じないで、放射線に対する被曝対策を何にもやらないで送...全文を見る
○照屋委員 以上です、時間がありませんので。
01月28日第159回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  私は、本予算委員会で、昨日から民主党の達増議員と防衛庁長官、そして外務大臣、総理との質疑のやりとり、さらには、きょうの共産党の佐々木議員とただいまの防衛庁長官、外務大臣の質疑のやりとりを聞いておりまして、大変強い怒りを覚えるもの...全文を見る
○照屋委員 防衛庁長官、先ほどの佐々木委員に対する答弁によると、あなたは、総辞職の情報を受けて、二十六日の予算委員会終了後までに正確に分析をし評価を終えた、こういうふうに言っているわけですよね。その分析をし評価を終えたその内容は、きのうの答弁になっているように、サマワ市評議会が存...全文を見る
○照屋委員 防衛庁長官、佐々木委員が強く指摘をしておった、このサマワ市評議会が存在をし機能しているという発言、あなたは撤回されましたけれども、それは結果として虚偽の答弁になったんではないかという指摘について、どうしてあなたは率直に認めないんですか。
○照屋委員 私は、防衛庁長官が酢のコンニャクのと言っていろいろ言いわけをしていますけれども、とても予算委員会に対する説明あるいは国民に対する説明として十分だとは思えません。本当に真剣さが足りない、そういうふうに強く指摘をしておきたいと思います。  それで、通告に従って質問します...全文を見る
○照屋委員 防衛庁長官、この手紙の結びにあるように、自衛官の「「使命感」を国家が「悪用」しませんように。」このことについても、私は、十分肝に銘ずるべきだということを強く申し上げておきたいと思います。  ところで、先遣隊の報告書によりますと、自衛隊の宿営地の建設について、地権者と...全文を見る
○照屋委員 フセイン政権が崩壊をした後、イラクでは、土地の所有権についてまだ特定をされていないんではないか、こういうことも言われておるんですが、宿営地建設の予定地の地権者、所有権というのは特定されておるんでしょうか。
○照屋委員 報道によりますと、年間一億八千万円という法外な借地料を要求されておる、こういうことも言われておるんですが、当然、借地料の交渉、これは妥結の見通しはついているんですか。それとも、妥結しないままに建設は始められるんでしょうか。
○照屋委員 それでは、防衛施設庁長官、せっかくおいででございますので、沖縄県金武町のキャンプ・ハンセン、レンジ4に在沖米陸軍が都市型戦闘訓練施設の建設を計画していることについてお伺いをいたします。  沖縄県、それから金武町、そしてレンジ4に近接をする伊芸区民らが建設反対を強く訴...全文を見る
○照屋委員 では、外務大臣、この件について金武町が、米軍に対して、現地確認のためにレンジ4の立ち入りを申し入れるという方針を決めたようでございます。これはもう、住民の生命、身体の安全を守る責任を負っている自治体として私は当然の要求だと思いますが、今、なかなか地位協定で自治体から立...全文を見る
○照屋委員 この施設もイラクと決して無関係じゃないんですね。実は、テロ訓練のための施設であるんです。ところが、住民地域からわずか三百メートルしか離れていなくて、これまでも流れ弾や跳弾による被害、あわやもう人命を損ねるような事件、事故が多発をしております。だから、付近住民はもう体を...全文を見る
01月29日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  きょうは、参考人の皆さんに大変貴重な御意見を拝聴させていただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  実は、私は、一九四五年の七月にサイパン島のアメリカ軍の捕虜収容所で生まれました。捕虜が産んだ捕虜であります。だから、...全文を見る
○照屋委員 熊岡参考人にお伺いいたしますが、陸上自衛隊本隊が派遣をされるサマワを含めて、イラクは、部族社会というんでしょうか、さまざまな、そして数多くの部族が存在をする、こういうふうに言われておるわけであります。  復興人道支援に当たって熊岡さんが先ほど述べておられた意見の中で...全文を見る
○照屋委員 熊岡参考人にお伺いいたしますが、いよいよ先遣隊それから本隊が派遣をされることになって、私がもう一つ大きな心配を抱いているのは、イラクでも米英軍が使用したと認めた、そのことは国連環境計画の報告書で明確になっているわけでありますが、劣化ウラン弾の放射能汚染による自衛隊の生...全文を見る
○照屋委員 小沢参考人にお伺いをいたします。  この間、いろいろな議論を通しても、どうもイラクへ派遣される自衛隊と自衛官の国際法上の地位がどうなるかということについては、政府の答弁を聞いてもなかなかうまく理解できないんですね。  例のCPA命令第十七号がございますね。それと、...全文を見る
○照屋委員 西元、山中両参考人にもお伺いしたかったんですが、時間がございません。  貴重な御意見をいただきまして、四名の参考人の皆さんに感謝を申し上げて、質問を終わります。
○照屋委員 昨日の予算委員会、それから、ただいまの共産党の赤嶺委員の質問に対する防衛庁長官の答弁等々を聞いておりますと、本当に、情けないというか、強い怒りを禁じ得ないのであります。要するに、先遣隊の報告が、事実確認含めて余りにもずさんであるということが明白になりました。  この...全文を見る
○照屋委員 この報告書によりますと、国連環境計画は、米国国防総省とイギリスの国防省は、米国及び英国の連合軍が二〇〇三年のイラク戦争でも劣化ウランでできた爆薬を使ったことを認めました、こういうふうになっていることを外務大臣は承知しておられますか。
○照屋委員 私が聞いているのは、UNEPの中の戦争後評価部隊、これが昨年十月二十日の報告書の中で、今指摘をしましたように、米英軍がイラク戦争でも劣化ウラン弾を使った、使用した、こういう内容になっているのではありませんか。
○照屋委員 外務大臣、この間政府は、今外務大臣答弁のように、米国は使っていないとか、あるいは、少なくとも使ったとは言っていないというふうなことを繰り返し言い続けて、そして、何かしら、イラクにおける米国の劣化ウラン弾の使用を日本の外務省として認めるわけにはいかない、米国をかばい続け...全文を見る
○照屋委員 それは、外務省は、イギリス軍の劣化ウラン弾の使用については何を根拠にイギリスが使ったということをおっしゃっておるんでしょうか。
○照屋委員 だから、私が聞いているのは、イギリス軍がバスラで一・九トンの劣化ウラン弾を使ったということを、外務省はどういうルートで、何を根拠にそれを承知しておるというふうにおっしゃっておるんですか。
○照屋委員 このイラクにおける劣化ウラン弾、使用された劣化ウラン弾による放射能汚染、これは、派遣される自衛隊の生命身体の安全に対する危険もさることながら、本当に広大な環境破壊ももたらしていることは国連環境計画でも明らかになっているわけですね。  先ほど外務大臣もお触れになりまし...全文を見る
○照屋委員 防衛庁長官にお伺いいたします。  マスコミ報道によりますと、陸上自衛隊北部方面隊は、昨年の十二月二十日、イラクへの派遣候補要員八百五十名の家族を集めた説明会を開催して、米軍が使用したとされる劣化ウラン弾による放射線の影響には、対策として、隊員一人一人に新型線量計を持...全文を見る
○照屋委員 防衛庁長官は、昨年十二月十六日の参議院外交防衛委員会で、我が党の大田昌秀議員が「サマワに派遣される自衛隊は放射能探知器を持参するとの報道がありますが、それは事実ですか。」と尋ねられて、そういうことを確認しているわけではありません、このような答弁をしておりますが、覚えて...全文を見る
○照屋委員 そうすると、イラクへ派遣される自衛隊員に放射線の線量計を持たそう、持参させよう、そういうふうに防衛庁が決めたのはいつの時点なんですか。
○照屋委員 いや、私が聞いているのは、その後というのはわかりますよ。そうじゃないと、あなた、また虚偽の答弁をしたということになりますからね。  それは日付は特定できませんか。
○照屋委員 じゃ、十二月十六日の時点までは、少なくとも自衛隊に放射能の探知器を持参させようなどとはよもや思っていなかった。その後に持参させることになったわけですね。  なぜそのような方針に防衛庁は変わったんでしょうか。
○照屋委員 防衛庁長官はそうおっしゃるんですが、大田委員は、「サマワに派遣される自衛隊は放射能探知器を持参するとの報道がありますが、それは事実ですか。」と、持参するという報道、これは事実ですかと聞いたのに対して、防衛庁長官は、そういうことを確認しているわけではありません、このよう...全文を見る
○照屋委員 それでは、こう聞きましょう。  派遣された先遣隊は、サマワにおける放射能汚染の実態については調査をされたんでしょうか、さらに、その結果は先遣隊からの報告書には記載をされておるんでしょうか、お伺いしましょう。
○照屋委員 人体云々じゃなくして、ずばり答えてくださいよ。  先遣隊は、サマワで放射能汚染についての調査はやられたんですかと私は聞いているんです。
○照屋委員 私は、自衛隊を派遣するに当たって、劣化ウラン弾による被害というのは、放射能汚染というのは、これはもう防衛庁長官も外務大臣も、湾岸戦争症候群と言われるぐらい、アメリカ社会は、帰還した米兵やその家族などを含めて大変大きな問題になっておるんですよ。  昨年十二月二十五日の...全文を見る
○照屋委員 その、今度自衛隊員が携行していく線量計というのは、どこのメーカーの線量計なんですか。
○照屋委員 この線量計、どこのメーカーで、それから、一個当たりの値段とか、防衛庁は何個調達をしたのか、その線量計はどういう機能を持っておるのか。これを、委員長、私は当委員会に資料として提出することを強く求めたいと思います。
○照屋委員 この計量器の性能というか機能については大いに問題があるやに専門家から私も話を聞いておりますので、また機会を見て議論をしたいというふうに思っております。  次に、官房長官にお伺いをいたしますが、昨年の十二月三日、官邸でアブドルアミール・リカービさんなどと総理との会談が...全文を見る
○照屋委員 それは総理がお招きになったということですが、このリカービ氏は南部の主要部族のリカーブ族の一族だというふうに言われておりますが、どういう目的で日本へ招待をされたのでしょうか。
○照屋委員 外務大臣は、総理がリカービ氏を招致したその経緯は承知しておられますか。
○照屋委員 その会議ではいかなることが話し合われたんでしょうか。
○照屋委員 では、外務大臣もお招きをした経緯等について詳細知らないということでございますので、いずれまた、総理が出席した折にただしたいというふうに思っております。  ところで、イラクは部族社会だというふうに言われております。やはりイラクの治安情勢を判断するためにも、部族が一体ど...全文を見る
○照屋委員 時間でございますので終わりますけれども、外務大臣、私は、やはりイラク情勢を判断する上で、部族の実態、動向、これを軽視したり無視することは許されないと思いますので、きちんとした調査を要求したいというふうに思います。  終わります。
01月30日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  総理にお伺いいたします。  私は、米英軍によるイラクへの戦争は、国連憲章を無視し、国際法に反する戦争であったと思います。同時に、米英軍のイラク戦争は、大義なき戦争でありました。いみじくも、開戦時にイラクが大量破壊兵器を保有した...全文を見る
○照屋委員 防衛庁長官にお伺いいたします。  きのうから議論になっておりますサマワ市評議会の存在は、陸上自衛隊先遣隊あるいは政府が、イラク南東部の治安を安定していると結論づけた根拠の一つではありませんか。
○照屋委員 だから、長官、おわびをしたとかなんとか聞いているんじゃなくして、私の質問は、治安情勢に関する、しかも治安が安定をしていると判断した重要な根拠の一つでしょうと聞いているんだから、そうであるかそうでないか、はっきり言えばいいじゃないですか。  同時に、自衛隊本隊の派遣を...全文を見る
○照屋委員 防衛庁長官、あなたは、それでは聞きましょう、きょうの時点でサマワ市評議会は存在をしているとの認識なんでしょうか、お答えください。防衛庁長官に聞いているんです。防衛庁長官に聞いているんです。
○照屋委員 外務大臣は、民主党の池田委員から、政府として、サマワ市評議会の存否についての認識、判断を聞かれて、今のように、ちぐはぐなとんちんかんな答弁、酢のコンニャクだのと言ってはぐらかしておる。それで、我が国として有権解釈をする立場にはないとか、有権解釈とは国家機関が持つ法解釈...全文を見る
○照屋委員 だから、有権解釈を、法解釈を求めているんじゃないんですよ。このように、私はきのうきょうと、この委員会で、自衛隊のイラク派遣の承認を求める本当に重要な審議をしているのに、外務大臣も防衛庁長官もまともな答弁をしない。しかも、事実認識についても、総理がサマワ市評議会の存在に...全文を見る
○照屋委員 先ほど民主党の委員から、防衛庁長官それから外務大臣の大臣としての資質を問う、こういうお話がありましたけれども、私もそのとおりだと思いますね。防衛庁長官、外務大臣は、情報収集やその伝達の不手際、それから、指摘をされた事実誤認や虚偽答弁などに照らすと、もう大臣としての任に...全文を見る
○照屋委員 リカービ氏とはどういう話し合いをやられたんでしょうか。また、どういう経緯で総理がリカービ氏にお会いをすることになったんでしょうか。
○照屋委員 防衛庁長官、イラクが部族社会であるということについては、昨日、私と外務大臣との間でいろいろやりとりがあったことを覚えておられると思います。この強固な血縁社会を部族をもって結んでいるわけでありますが、これはどうも、部族として、もめごとの調整機能と同時に、一方では武装して...全文を見る
○照屋委員 私は、この部族問題というのは、イラクの治安情勢を判断する上で大変大きな問題だと思います。同時に、イラクにおける政権移譲のプロセスをめぐって、先ほどもいろいろな議論が出ましたけれども、間接選挙か直接選挙か、このことをめぐって宗教的な背景で治安が悪化するということも十分に...全文を見る
02月09日第159回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  私は、これまでの予算委員会やイラク特における審議を通して感じますのは、政府は何としてもイラクにおける人道復興支援の名目で自衛隊を送らなければならない、こういうことがどうも先んじておるんじゃないか、こういう気がいたします。  同...全文を見る
○照屋委員 宿営地予定地の所有権問題というのは完全に解決をされておるんでしょうか。それから、賃料でしょうか、使用料、これは、今大臣の御答弁ですと、まだ確たる合意には至っていない、でも、了解を得て測量作業とか建設作業は進んでおるようでございますが、マスコミ報道ですと、所有者の方の提...全文を見る
○照屋委員 フセイン政権崩壊後のイラクにおける土地の所有制度というのは、いまだ必ずしも確立をしていないという考えを述べる人たちもおられるわけですね。実態もそうかもしれません。  私がただしておるのは、オランダの宿営地建設の際に、所有権というか、使用料をめぐって宿営地建設後にトラ...全文を見る
○照屋委員 次に、部族による自衛隊の警護ということがいろいろ言われております。これは自衛隊の宿営地予定地を所有する部族ら、あるいはサマワ市における主力の、有力な部族のリーダーたちが集まって部族長会議を開いて、そこで日本の自衛隊を守るための警護部隊をつくるということが昨年十二月に決...全文を見る
○照屋委員 その現地の人の警備要員というのは、もう具体的に交渉しておられるんですか。
○照屋委員 それでは次に、自衛隊による武器弾薬の輸送と武器携行兵士の輸送問題について、二、三点お聞かせをいただきたいと思います。  総理も長官も、この間の予算委員会やイラク特における審議の中で、自衛隊は武器弾薬は輸送しません、ただし、武器を携行している兵士については輸送するんで...全文を見る
○照屋委員 物資を運ぶ際に、航空自衛隊は、これはカタールにある米軍の前線司令部の統制、指示を受けて物資を運ぶんでしょうか。
○照屋委員 そうすると、航空自衛隊が物資を運ぶ際に、当然、イラク特措法の範囲で可能な空輸物資やあるいは空輸先を選ばなければいけないわけですよね。当然ですよね。運んでくれと言われて、どこにでも運ぶ、どんなものでも運ぶということにはならないと思うんですね。  それとの関係で、オース...全文を見る
○照屋委員 そうすると、運ぶ荷物の中に武器弾薬が入っているかどうかという確認作業は日本政府独自ではなさらない、こういうことになりましょうか。
○照屋委員 今ちょっと長官の答弁が、私の理解が行き届かなかったのか、要するに、武器弾薬を運ばないという政府の方針は変わらないんでしょう、これは変わりませんよね。そして、今もう一つおっしゃっていたのは、コアリション、要するに有志連合というんでしょうかね、その中で荷物を運んでくれ、C...全文を見る
○照屋委員 最後に一点だけお聞きをしますが、武器弾薬の輸送ではなくして兵員の輸送をする際に、武器を携行している兵員、部隊は輸送する、こうおっしゃっている。その場合に、携行している武器の上限というんでしょうか、種類というんでしょうか、それには何か制限はあるんでしょうか、ないんでしょ...全文を見る
○照屋委員 終わります。
02月10日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  最初に、外務大臣にお伺いをいたします。  イラクの国家主権回復過程については、二〇〇三年十一月十五日に、連合国暫定当局、いわゆるCPA、それとイラク統治評議会が、イラク人による統治を前倒しして実施することを合意いたしました。新しい計画...全文を見る
○照屋委員 イラクにおける治安情勢を見定める上で、部族社会であるイラクの社会的な特質あるいは宗教、民族間の抗争ということを注視しなければいけないだろうと私は思います。  ところで、この主権移譲プロセス、とりわけ暫定政権設立に際して、直接選挙を求めるイスラム教シーア派の最高権威シ...全文を見る
○照屋委員 中東問題に詳しい識者によりますと、治安情勢との関係で最も懸念されるのは、自衛隊がサマワに存在することでサマワの社会構造自体が大きく崩れることだ、こういうふうに指摘をしております。  例えばどういうことかというと、宿営地の建設をめぐる問題、すなわち、宿営地を借り受ける...全文を見る
○照屋委員 今の防衛庁長官の答弁にもございましたが、結局、サマワを中心に陸上自衛隊が人道復興支援を行うわけですよね。いかな自衛隊とはいえ、イラク全土にわたる人道復興支援というのはおよそ不可能なわけですから、地域的に限定をされるわけですね。  けさのマスコミ報道を見ておっても、サ...全文を見る
○照屋委員 二〇〇四年の六月三十日までに暫定政府を発足させる、暫定政府の発足と同時に、当然ながらCPAの解散、こういうことになるんだろうと思いますね。そして来年、二〇〇五年の三月十五日までに制憲議会を組織するための選挙の実施、こういう運びになるだろうと思いますが、日本政府として、...全文を見る
○照屋委員 時間でございますので、終わります。
02月12日第159回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  いよいよ平成十六年度予算についての本格的な議論が始まりました。  今、多くの国民は強い生活不安、将来不安を抱いております。長引く不況で中小零細企業は大変な苦境に追い込まれております。深刻な雇用不安も高まっております。社会民主党は、医療...全文を見る
○照屋委員 社民党は持ち時間が少ないですので、要領よく、簡潔に大臣にはお願いをしたいと思います。  財務大臣にお伺いいたしますが、平成十六年度末における国、地方の長期債務残高は幾らになるんでしょうか。また、対GDP比は幾らか、お尋ねいたします。
○照屋委員 そういう十六年度予算を見ると、財政がかなり硬直化しているなというふうに思うんですが、竹中大臣にお伺いいたしますが、この財政の健全化を示すプライマリーバランスの黒字化、これは、総理がさきに公約をした二〇一〇年代の初頭の実現は可能なんでしょうか。
○照屋委員 雇用情勢、極めて深刻であります。完全失業率が五%台の高水準で推移をしておりますし、完全失業者も三百万人を超えるという状況でございます。中にあって、若年者の失業、これは非常に深刻でありますが、厚生労働大臣、この現状と具体的な雇用対策についてお伺いいたします。
○照屋委員 今大臣がお触れになった沖縄若年者雇用対策事業、これはまた別の機会に聞きますが、現実には余りよく機能していないんですよね。  そのことはまた後日議論するとして、一方で、高齢者雇用対策、高齢者、これは六十歳から六十四歳の失業率は、平成十三年度八・一%、十四年度で七・七%...全文を見る
○照屋委員 それでは、次に、沖縄における激増する米軍人軍属、その家族らによる犯罪についてお伺いをいたします。  二〇〇三年、沖縄県警が摘発をした米軍人軍属とその家族らの犯罪件数についてお教えください。
○照屋委員 ここにパネルをつくってまいりました。総理、これは今大臣が答弁した資料でございますけれども、激増をしておるんですね。どんどんふえておるんです。かつてクリントン大統領がサミットで沖縄へ来られたときに、よき隣人でありたいというふうに言いましたけれども、強盗、強姦などの凶悪犯...全文を見る
○照屋委員 防衛施設庁長官にお伺いをいたしますが、いわゆる思いやり予算による基地内での工事の問題でありますが、平成十年から十四年度分の提供施設の整備費はどうなっておるでしょうか。
○照屋委員 問題は、この提供施設整備費による基地の中での工事なんですが、ここにパネルを持ってまいりましたけれども、県内企業が受注をしている受注額というのは六割、七割ぐらいなんですね。それ以外はほとんど県外の企業が受注をしているんです。  これは多い少ない、いろいろ評価はあるかも...全文を見る
○照屋委員 思いやり予算は、国民の税金で年間約六千五百億円ぐらい米軍のために使っているんですね。どんなものをつくっているかというと、隊舎、食堂、診療所、育児所、学校、消防署、工場、郵便局、家族住宅まで国民の税金でつくっているんです。  SACOの問題も、SACO関連予算もたくさ...全文を見る
○照屋委員 この中には、特定のボランティアによる住民運動団体を非難するような記述がありまして、現地指揮官のマイケル・ラングレー中佐はその団体に謝罪をしております。  防衛施設庁はどうですか、謝罪しませんか。
○照屋委員 素直に謝ればいいんですよ。  外務大臣、最後にお伺いいたしますが、私は、日米地位協定は、この国の主権と国民の人権とそして二十一世紀のキーワードである環境の視点で、抜本的、全面的に見直すべきだ、こういう考え方であります。  ところで、私の質問主意書に対して政府は、「...全文を見る
○照屋委員 日米地位協定の問題は、基地が集中する沖縄の特別な、地域的な問題じゃないんです。この国の主権の問題なんですね。だから、私は、在日米軍基地がどのように運用されているのか、地位協定どおり使用されているのか、これを、安全保障の観点からも、日本の外交の観点からもただしていくため...全文を見る
02月18日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  質問がしんがりになりまして、いろいろ、各委員の共通の関心事というか、論点が集中をしておりまして、重なる部分があるかもしれませんが、両大臣にはお許しをいただきたいというふうに思います。  最初に、治安情勢の関係で幾つかお聞かせを...全文を見る
○照屋委員 最近の治安情勢との関係で、私が注目をし、あるいはまた私たちが関心を払わなければならない出来事、それは二月十二日に起こった二つの事件だと私は思っております。一つは、米軍のアビザイド中央司令官がロケット弾による攻撃を受けたという事件。もう一つは、やはり何といっても、サマワ...全文を見る
○照屋委員 そのサマワのロケット弾の爆発事件に関しては、私はマスコミで、官房長官が深刻にこの事態を受けとめているというコメントを読ませていただきました。  私は、やはり自衛隊の安全を確保するという点では、この事態を軽んじてはいけない、まさに官房長官がおっしゃるように、深刻に、真...全文を見る
○照屋委員 それでは次に、連合国暫定当局、CPAは、アブムサブ・ザルカウィ氏の書簡を公表いたしました。このアブムサブ氏は、イラクにおいて反米武装勢力の活動を指導していると米軍が見ている人物だと報道されております。このアブムサブ氏の、国際テロ組織であるアルカイダの幹部にあてたとされ...全文を見る
○照屋委員 この書簡ですね。米軍、シーア派、クルド人勢力に加えて、新イラク軍、警察を占領者の手先と断じて、力をつける前に標的にする、自爆対象にするということを明確にしているようでありますが、私もこれはCPAのホームページで見たものですけれども、この書簡の内容を、外務省あるいは防衛...全文を見る
○照屋委員 ほかにも通告をしてございましたが、時間でございますので、残りの件は後日また質問をしたいというふうに思っています。
02月18日第159回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  ちょっと通告の質問順序と異なりますが、というのは、十八時からイラク支援特があるということで、関係大臣がそこへ出席するようでございますので、先に、キャンプ桑江北側の返還地における土壌汚染問題について、防衛施設庁、外務省にお伺いをいたします...全文を見る
○照屋委員 この新たに発見をされた鉛による土壌汚染、二十五立米ということでしたが、先ほどの異臭があるというのは、これは軽油による汚染でしょうか。
○照屋委員 これは、昨年の三月末に米軍から返されて、地権者に昨年九月末までには返される予定だったんですね。それが現実にまだ返されていない。このようにして、基地が返還されてもさまざまな有害物質による土壌汚染があって、その環境浄化のためにとてつもない費用と時間がかかるわけですね。 ...全文を見る
○照屋委員 地権者は、速やかな汚染土壌の撤去、これを強く望んでおるようですが、いつまでに作業は完了する予定でしょうか。
○照屋委員 それはちょっと、防衛施設庁、無責任過ぎるんじゃないですか。現段階でもはるかに地権者への引き渡しはおくれているわけでしょう。しかも、汚染土壌の、これは有害物質なんですからね。  できるだけ速やかにと言うんだけれども、私の試算で、新たに発見され、二月の十二日に施設庁が発...全文を見る
○照屋委員 この汚染土壌は撤去、土を入れかえると言うんだけれども、汚染土壌を処分する処理場というのは確保されているんですか。
○照屋委員 沖縄本島中部にある管理型産業廃棄物処理場の二社は断っているんですね。とても処理できないと言っているんです。能力がないと言っているんです。かといって、そのまま放置しちゃいかぬでしょう、環境基準の二十倍を超えているんだから。こんなもの、ほうっておいたら、あなた、地域住民の...全文を見る
○照屋委員 この問題については、地権者の皆さんも、許容できる範囲、おくれるのはやむを得ないけれども、さりとて、昨年九月末までには引き渡されなければいけなかった返還軍用地が地権者に返されていないわけですね。それはなぜかというと、この土壌汚染が出てきた。アメリカは、日本の国土を、提供...全文を見る
○照屋委員 外務大臣はよく存じ上げていると思いますが、アメリカは、アメリカ国内の返還された基地の環境浄化というのは本当に膨大な費用と時間をかけてちゃんとやっているんですよ。ところが、日米地位協定上は、返されてもアメリカが環境浄化の義務を負わない、責任を負わない、こういうことになっ...全文を見る
○照屋委員 それでは、宜野湾市で二〇〇三年十月二十三日に、アメリカ海兵隊普天間基地所属の上等兵並びに伍長による強盗致傷事件についてお伺いをいたします。  これは、もう既に県警が捜査を遂げて送検をされ、そして公判が係属をしている事件のようですが、事件の詳細な内容を御説明いただきた...全文を見る
○照屋委員 この事件で、沖縄県警から通報を受けて米軍が身柄を拘束したのはいつの時点なんでしょうか。
○照屋委員 起訴されたら、起訴された時点で身柄を日本国の方に引き渡すのは、これは当然なんですね。ところが、この事件では、米兵たちはアメリカ軍の方に身柄を確保されておったんです。  そのいきさつはわかりませんか。わからなければ別の機会でまたお聞きします。
○照屋委員 それでは、外務省もしくは警察庁で、いずれ経緯を詳細にお調べいただきたいと思います。  外務大臣、この事件は、被害金額は四千円ですが、これは金額の多寡が問題じゃないんです。強盗致傷事件ですから、凶悪犯罪であることは間違いないんですね。ところが、問題は、今度の裁判で明ら...全文を見る
○照屋委員 外務大臣、地位協定十七条五項(c)で、この事件のような事例の場合にはアメリカ軍が身柄を確保して拘禁をしなければならないと地位協定上は書いてありますね。その地位協定十七条五項(c)で言う「拘禁」というのはどういうことなんですか。
○照屋委員 したがって、何ですか。むにゃむにゃむにゃして、よくわからない。  これは大事なことなんですよ。この国の主権にかかわることだし、日本の警察権の行使にかかわることなんです。裁判権の十全な行使にかかわることなんですよ。そうでしょう。  十七条五項(c)には、「日本国が裁...全文を見る
○照屋委員 それはおかしいと思いますよ。これまでもこういうことで、アメリカ軍が責任と判断でちゃんと拘禁しているなと思ったら、何のことはない、本国へ帰ってしまっておった、逃亡しておったというのが幾つも発生しているじゃありませんか。  本件でも、共犯者がおるんですよ。三名おって、一...全文を見る
○照屋委員 法務大臣、それから外務大臣も聞いてほしいんですが、検察官がこの事件で、この被告人の上司の中佐に対する尋問の中で、これはマスコミが報じたことですが、強盗致傷という凶悪犯罪なのに、両被告を含む容疑者三人をなぜ米軍キャンプ・ハンセン内刑務所に収容しなかったのか、なぜ共犯者同...全文を見る
○照屋委員 外務大臣、地位協定十七条五項(c)で言う「拘禁」というのは、一体、日本の側からは、では、どういうことでなければならないというふうにお考えなのか。そして、それをちゃんと米側にも伝える。米側の責任と判断といっても、やはり、今までのように、自由に共犯者同士も会える、そういう...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  きょうは、公述人の皆さん方の大変貴重な御意見を拝聴することができ、心から感謝を申し上げます。  少ない質問時間でございますので進めさせていただきたいと思いますが、最初に、酒井公述人にお伺いをいたします。  私は、これまで予算...全文を見る
○照屋委員 昨年の暮れにサマワを中心とする部族の会議みたいなのがあって、それで自衛隊、特に陸上自衛隊がサマワに宿営地をつくることになると、自衛隊を部族が守ってあげよう、警護する警護隊をつくるんだという報道がございました。同時に、その警護をする費用の負担をめぐって、何か過大な請求を...全文を見る
○照屋委員 金子公述人にお伺いをいたします。  昨年の五月でしたでしょうか、沖縄で県民向けの憲法講演会で、私も金子公述人の講演を聞いたことがございます。同時に、その会場で買い求めた「月光仮面の経済学」という本も読ませていただきましたし、何冊かの本や論文をこれまで読ませていただき...全文を見る
○照屋委員 金子公述人にお伺いいたしますけれども、粉飾国家システム、そして非常に国家財政が厳しい中で、もう一つの大きな問題は、雇用問題というか、失業者が極めて多いという状況にございますね。特に若年労働者の二十代の人たちの失業率が高い。沖縄などにおいても失業率は全国の約二倍です。特...全文を見る
○照屋委員 終わります。
○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  きょうは、公述人の皆さん方に、大変貴重で有意義な御意見を拝聴することができました。心から感謝を申し上げたいと思っております。  竹中公述人に、お伺いをするというかお礼を申し上げたいと思いますが、私は正直、プロップ・ステーション...全文を見る
○照屋委員 ありがとうございました。  草野公述人にお尋ねをいたします。  若年労働者の雇用問題というか、極めて異常な失業率の問題については、先ほども民主党の委員からお尋ねがございました。私もいろいろ尋ねたいなと思っておりましたが、重複を避けたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○照屋委員 若年者の雇用問題と同じように、日本は、どの先進国もかつて経験したことのない速いスピードで少子高齢化の社会を迎えまして、高年齢雇用の安定確保の問題というのも極めて深刻だし、早いうちに有効な対策を講じなければいけないのではないかというふうに考えております。  特に、厚生...全文を見る
○照屋委員 最後に、草野公述人に、例の三位一体の改革との関係でお伺いをしたいと思います。  午前中の公聴会でも、公述人の金子勝教授から、この三位一体の改革に関連をして、補助金をカットしても各省庁の権限は残しておるんだという指摘だとか、地方へきちんと財源移譲すべきである、こういう...全文を見る
○照屋委員 以上です。
02月27日第159回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  きょうは、公述人の皆さん方に大変貴重なお話をお聞きすることができました。心から感謝を申し上げたいと思います。  最初に、田島公述人にお伺いいたします。  きょう総務省が発表した労働力調査結果によりますと、一月の完全失業率は五...全文を見る
○照屋委員 先ほどの田島公述人の意見を拝聴しておりまして、正規雇用がどんどん減って、逆に非正規雇用がふえているという実態がよくわかりました。  確かに、日常的に経済活動の現場で私どもが実感するのも、パートタイマーだとか臨時社員、臨時職員、臨時雇用がふえているということが現認でき...全文を見る
○照屋委員 最後に、新藤公述人に一点だけお伺いいたします。  私は、これまで新藤教授の本や論文を読むように努めてまいりましたけれども、予算の財務省原案が発表されたときの論評を新聞で読ませていただきました、財政はもう破綻に近いのではないかということを含めて。  個別のことになり...全文を見る
○照屋委員 終わります。
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○照屋分科員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  きょうは、内閣府、茂木沖縄担当大臣もおいでいただきました。幾つか沖縄振興に関する質問をやらせていただきたいと思います。  一九七二年五月十五日に沖縄が祖国復帰をして、三十二年目に入りました。一九四五年、ありったけの地獄を集め...全文を見る
○照屋分科員 私は、いろいろな要因があるんだろうと思いますけれども、例えば、公共工事を発注する際に、請負業者のランクづけの問題があります。しかし、それはそれで、沖縄県内の建設関連企業というのは、本土に比べるとかなり零細企業と言ってもいいぐらい中小零細であります。それは、先ほど申し...全文を見る
○照屋分科員 それでは、厚生労働省の関係者がお見えだと思いますので、沖縄における雇用政策の課題を幾つかお伺いしたいと思います。  全国的に若年労働者の失業率が高くて極めて深刻な状況であるということは御承知のとおりでございます。沖縄の失業率は全国平均の約二倍でありまして、特に若年...全文を見る
○照屋分科員 今御説明をいただきました沖縄若年者雇用開発助成金、これはたしか平成九年度ぐらいからできたんですかね。その制度の趣旨、目的、できましたら、沖縄若年者雇用開発助成金制度ができた九年度以降十四年度ぐらいまでの予算が幾ら組まれて、実績はどうであったのか、この辺、ちょっと数字...全文を見る
○照屋分科員 そうすると、平成十五年の十二月末までの予算と実績で見ますと、これは半分以下ですな。それはどういう事情によるんでしょうかね。  例えば、私が調べたところでは、今トータルでおっしゃいましたので、ちょっと分析が難しいのでありますが、制度ができた初年度は、予算が九千三百二...全文を見る
○照屋分科員 雇用問題についてはもっともっとお聞きをしたいのでありますが、防衛施設庁もおいででございますので、防衛施設庁に対しても、予定をしておった質問、もうこれは三分の一もできないんですが、一点だけ、例の米軍鳥島射爆撃場における海上自衛隊の演習問題でちょっと聞かせてください。 ...全文を見る
○照屋分科員 御理解を得ながらと。私は、要するに、理解が得られないときはどうするんですか、強行されるんですかと。そこだけ教えてください。
○照屋分科員 そういう酢のコンニャクだのと言わないで、ずばり言えばいいので、もう質問時間がなくなったので、いずれまた、機会を改めて聞かせていただきたいなと思います。  茂木大臣、ありがとうございました。冒頭、山中先生のことにも大臣からお触れになっていただきまして、私の方からも県...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○照屋分科員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  きょうは、最初に、自治体病院における医師の確保の問題、あるいは離島、僻地の医師不足の問題等々について質問をしたいというふうに思っております。  朝日新聞の調査によりますと、自治体病院のうち、医師の確保に困難を来しているという...全文を見る
○照屋分科員 麻生大臣は沖縄のさまざまな問題についても日ごろから大変御理解をいただき、また、いろいろと沖縄問題の解決のために御奮闘いただいていることに感謝申し上げますが、今大臣お触れになりましたように、沖縄は全国に比べて医師不足なんですね。特に離島の医師の負担が大きいという状況に...全文を見る
○照屋分科員 最後に、自治医科大学の問題で、これは細かい論点かもしれませんが、私は、参議院におるときに自治医科大学に視察に行かせていただきました。その後、自治医科大学の教授をしておられた先生が沖縄に戻ってまいりまして、沖縄の北部の医師会病院の院長先生として頑張っておられることもよ...全文を見る
○照屋分科員 それでは次に、外国人配偶者の氏名を住民票の備考欄に記載することについて何点かお伺いをいたします。  この問題については、かねてより国会でさまざまな議論があったということを私も承知いたしております。これらの議論を踏まえて、私なりに疑問点というか要望点を含めて質問をい...全文を見る
○照屋分科員 御承知のように、これらの外国人籍を有した者も、地方自治法第十条一項との関係では、それに定める住民であることは間違いないし、一定の所得があれば住民税も賦課されるわけですね。  一方、先ほど申し上げましたように、我が日本国籍を有する住民の居住関係等の公証との関係で、住...全文を見る
○照屋分科員 それでは、時間も残り少なくなってまいりましたので、地方財政と三位一体改革について二、三質問をいたします。  共同通信が加盟新聞社と協力して実施をした、三位一体改革に関する、あるいは市町村合併等に関するアンケートの結果が昨日の新聞で報道をされておりました。  これ...全文を見る
○照屋分科員 ありがとうございました。
03月03日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  きょうは、まず最初に、外務大臣に、アブダビで開催された支援国委員会会合について質問をいたします。  なお、私、支援国委員会会合というふうに言いましたけれども、きょうの委員会の冒頭、外務省の報告によりますと、イラク復興信託基金のドナー委...全文を見る
○照屋委員 私、ちょっと答弁が聞きづらかったんですが、日本の無償援助の十五億ドルのうちの五億ドルというのは、国連と世界銀行の基金を通して拠出をする、こういう仕組みですね。
○照屋委員 ところで、報道によりますと、アメリカは百八十億ドルの支援を表明しておるようですが、このアメリカの拠出金というか支援は、連合国暫定当局、いわゆるCPAの傘下に運営事務局を置いてプロジェクトを一元管理する、要するに、国連基金や世界銀行の基金とは別にプロジェクトを一元管理す...全文を見る
○照屋委員 それでは次に、中東諸国のイラク復興支援の動きについて質問をいたします。  このイラク復興信託基金のドナー委員会会合とは別に、中東諸国もイラク復興支援を積極的に進める動きがあるという報道がございます。これは、恐らくCPAからイラク人への主権移譲をにらんで、中東諸国それ...全文を見る
○照屋委員 それでは次に、イラク南部ルメイサ近郊での米軍発砲事件について、防衛庁長官にお伺いをいたします。  去る二月二十九日、イラク南部のルメイサ近郊で、米軍がイラク人の車両に発砲し、運転手一名が死亡、一人が負傷し、その後、負傷した者も死亡するに至ったという事件が発生したよう...全文を見る
○照屋委員 サマワとルメイサ、かなり離れている、百キロかどうかというのは私も知りませんでしたが……(石破国務大臣「三十キロです」と呼ぶ)三十キロ。  いずれにいたしましても、イラク南部は比較的治安も安定をしているんだ、こういうことでサマワに宿営地を定めたわけでありますし、三十キ...全文を見る
03月04日第159回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  最初に、外務大臣にお尋ねをいたします。  去る三月二日、アメリカ政府が、米軍の再編の一環として、西海岸ワシントン州フォートルイスの陸軍第一軍団司令部を神奈川県のキャンプ座間へ移転させる構想を日本政府に打診しているとの報道がございました...全文を見る
○照屋委員 それでは、昨年十一月下旬、ハワイで開かれた外務・防衛当局の審議官級によるミニSSCに参加した日本代表はどなたなんでしょうか。
○照屋委員 だれが参加したかというのは、どうして答えられないんですか。
○照屋委員 それでは、これまでも公表していることですから、お調べになって、ぜひ明らかにしていただきたいと思います。  外務大臣、アメリカ陸軍の第一軍団司令部のキャンプ座間への移転は、結果として在日米軍基地の機能強化につながるという御認識は、外務省、持っておられるんでしょうか。
○照屋委員 それでは、この問題は引き続いて追及をしていきたいと思っています。  法務大臣おいででございますので、裁判員の参加する刑事裁判に関する法律について、きょうは時間が少のうございますので、二、三点お聞かせください。  まず、この法律では、裁判員等による秘密漏示罪というの...全文を見る
○照屋委員 それ相応じゃなくして、具体的に「一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金」と法案の七十九条で定めておるんでしょう。
○照屋委員 それでは、裁判員でない、専門の裁判官の守秘義務違反の罰則はどうなっているんですか。
○照屋委員 裁判官には、守秘義務に反しても罰則はない。しかし、裁判員には、今申し上げた一年以下の懲役または五十万円以下の罰金、しかも、裁判員をやめた後も、任務を解かれた後も、ずっと一生涯、これは刑罰をもって縛られることになりますよ。そういうことが妥当だと思いますか、法務大臣。
○照屋委員 私は、弾劾裁判、分限裁判があることは、それは承知していますが、しかし、同じ裁判体を構成する裁判官と裁判員で、一方は刑事罰をもって守秘義務が課せられる、一方はそうでないというのは、いかにも合理的な理由がないというふうに思います。  そのことを指摘して、もっとたくさん用...全文を見る
03月05日第159回国会 衆議院 本会議 第12号
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○照屋寛徳君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、平成十六年度政府予算三案に反対する立場から討論を行います。(拍手)  反対する第一の理由は、政府予算案では、立ち直りの兆しが見えつつある日本経済を本格的な回復軌道に乗せることはできないからであります。  今、我が国の経済は、設...全文を見る
03月05日第159回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  三位一体の改革については、予算委員会で多くの委員から質問があり、いろいろと議論が深まってきたところでありますが、きょうは締めくくり総括でございますので、私の方からも、三位一体の改革と地方財政について総理のお考えをお尋ねいたします...全文を見る
○照屋委員 それでは、法務大臣にお伺いいたします。  裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案についてでございますが、同法案十四条三項で、「心身の故障のため裁判員の職務の遂行に著しい支障がある者」との裁判員欠格事由がございますが、重大な刑事裁判の審理に市民が参加をし、健全な社会常...全文を見る
○照屋委員 裁判所法の四十六条で、裁判官の欠格事由というか、それが定められております。それには、裁判員の今指摘をした欠格事由のような心身の故障云々というのはないわけでありますから、私は、法の趣旨に照らした、きちんとした法案にすべきだということを申し上げて、時間ですので、終わります...全文を見る
○照屋委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、平成十六年度政府予算三案に反対する立場から討論を行います。  反対する第一の理由は、政府予算案では、立ち直りの兆しが見えつつある日本経済を本格的な回復軌道に乗せることはできないからであります。  今、我が国の経済は、設備投資と...全文を見る
03月11日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  時間が少ないですので、すぐ質問に入りますが、去る三月八日、イラクの現地時間ですと三月七日でございますが、バグダッド中心部のCPA本部周辺でロケット弾砲撃事件が発生をしたようであります。その詳細、防衛庁が掌握をしている事件の詳細を...全文を見る
○照屋委員 それでは次に、宿営地の使用経費というか賃料の問題でお伺いいたしますが、きょうの委員会冒頭の防衛庁の報告によりますと、土地の使用経費に係る地権者との調整がしかるべく進展している、こういう御説明でございました。  一方、報道によりますと、宿営地の使用料、賃料についてはも...全文を見る
○照屋委員 わかりました。  それと、関連して、現地で警備員を仮採用したという報道がございましたね。しかも、その地主の属する二つの部族から十六人を宿営地の警備員として仮採用した、条件は月給二百ドルだということだとか、この警備員の採用、これは宿営地の使用料、賃借料合意の見返りであ...全文を見る
○照屋委員 それでは、最後に外務大臣にお伺いいたしますが、去る三月八日に、イラク統治評議会メンバーによる移行期間のためのイラク国家施政法ですか、いわゆる基本法が署名をされたという報告もきょうございました。  私がきょう関心を持ってただしておきたいのは、この署名式典の後に、シスタ...全文を見る
○照屋委員 時間ですので、終わります。
03月25日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  私も、赤嶺委員と同様、二十七年間のアメリカによる沖縄統治を経験し、その中で生きてきた者でございます。沖縄におりますと、膨大な米軍基地との関係で、この国の安全保障の問題というか、あるいは安全保障の影の部分というか負の部分というか、...全文を見る
○照屋委員 基本法が制定されたときに、シスターニ師が、恒久憲法の制定に向けてむしろ基本法は障害となるだろうというふうな趣旨の声明を公表しておられました。これは、米英と統治評議会が進める国づくりの手法に疑問を呈したのかなと。そして、今度の書簡では、基本法の調印を迫った米国への強い反...全文を見る
○照屋委員 両参考人にお伺いをいたします。  昨年の五月だったでしょうか、ブッシュ大統領によるイラクの戦争終結宣言、ところが、その戦争終結宣言後に、むしろ、アメリカに対する攻撃がふえておるんですね、六月以降。その原因というのを両参考人はどのように分析しておられるんでしょうか、お...全文を見る
○照屋委員 最後に、酒井参考人に、イスラエルによるハマスの精神的最高指導者ヤシン師の暗殺が、アラブ社会というか中東社会というか、それに今後どのような影響を及ぼすものというふうにお考えでしょうか、お教えください。
○照屋委員 終わります。
04月01日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  きょうの委員会の冒頭で、外務省から、イラクの治安情勢について、「先週御報告して以降もテロが継続しており、引き続き、全般として予断を許さない状況が続いております。」との報告がございました。  関連をして、イラク情勢について最初にお伺いを...全文を見る
○照屋委員 先日、この委員会でお二人の参考人を呼んで審議をいたしました。その際にも参考人に伺ったことでございますが、改めて、外務省がどのように考えておられるか、分析をしておられるか聞きたいことは、イスラエルによるハマスの最高指導者ヤシン師の暗殺事件でございます。  御承知のよう...全文を見る
○照屋委員 このヤシン師の暗殺事件に関して、酒井啓子参考人が、イスラエルの正規軍によるテロという印象をアラブ諸国に与える、ヤシン師暗殺事件は、当然のことながら、イスラエルをバックアップしているアメリカに対する批判、非難というものもアラブ人を中心に高まってくるということになりますか...全文を見る
○照屋委員 時間が参りましたので、終わります。
04月09日第159回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  一九七二年の廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約、いわゆる通称ロンドン条約を、我が国は一九七三年に署名をし、一九八〇年に批准をいたしました。なお、ロンドン条約の九六年議定書の発効に備えて今回の海洋汚染等の防止に...全文を見る
○照屋委員 今、残量について予測をするものがないというお話でございましたが、防衛庁の方ではそのような資料をお持ちでしょう。
○照屋委員 ちょっと今聞こえにくかったんですが、もう一度お願いします。防衛庁には資料はないんですか。
○照屋委員 ロンドン条約の九六年議定書、ことしから来年にかけて間もなく発効する。それに備えて、不発弾の、見つかって処理をするときに海中投棄、海洋への投棄はもうできなくなるんですよ。ちょっと、せっかく懇切丁寧な事前のレクもやったのに、不誠実ですね。  不発弾の処理問題というのは、...全文を見る
○照屋委員 これは、平成十二年ですか、陸上処理が五十トン、海洋投棄八十二トン、はるかに海洋投棄が多いわけですね。  昭和四十七年から自衛隊、陸上自衛隊が処理した不発弾の件数や量はわかっているのに、どうして一部だけ言うんですか。四十七年以降の陸上処理と海洋投棄の量をお示し願いたい...全文を見る
○照屋委員 今度の法案審議になって、恐らくは、沖縄における不発弾の陸上処理の問題、それから海洋投棄の問題というものの実態が初めて明らかになったんじゃないかと私は思いますね。  防衛庁が、九四年度以前は必ずしも正確な統計がないということでございましたが、明らかになっている統計の中...全文を見る
○照屋委員 改正法が成立をすると直ちに、ロンドン条約を批准した我が国として、九六年議定書に基づいて実効ある施策をやらなければいかぬわけですね。これが海洋立国日本の国際社会に果たさなければならない責任なんです。  さて、法律が改正されて、今私が申し上げました不発弾の海洋投棄の新し...全文を見る
○照屋委員 それでは、この不発弾の海洋投棄の問題については、今後も関心を持って見守っていきたいと思います。  関連をして、沖縄県における廃火薬類あるいは不用な銃弾等、これの海洋投棄の実態はどうなっておるのでしょうか。
○照屋委員 それでは、不発弾問題と少し違いますが、米軍のキャンプ・コートニーという基地がございます。ここには在沖米海兵隊の司令部があるわけでありますが、このキャンプ・コートニーから近くの沿岸の海にクレー射撃をやって、それが、クレー射撃の弾頭の鉛が蓄積をされて、約四十九トンあるとい...全文を見る
○照屋委員 四十九トンもの鉛が蓄積というか堆積されている事実がわかっておって、しかもここは、先ほど申し上げたように、本当に豊かな、ヒジキのとれる漁場なんですよ。そこに、事実関係が明らかになって後もなおかつ、まさに海洋を汚染する、海を汚染する鉛を放置したまま撤去しないというのは、私...全文を見る
○照屋委員 時間も残り少なくなってまいりましたが、今御説明がありました平成十三年度から始まったジュゴンと藻場の広域的調査、平成十五年度の中間報告も出てまいりました。大臣も恐らく中間報告の説明を受けられたのだろうというふうに思いますが、私は、ジュゴンの保護というのは、これは国際社会...全文を見る
○照屋委員 選挙絡みではなくして、ジュゴン絡みでぜひ沖縄の豊かな海を御視察いただきたいということを再度申し上げて、質問を終わります。
04月20日第159回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  大気汚染防止法の一部を改正する法律案、これは、浮遊粒子状物質及び光化学オキシダントの生成に影響を与えている固定発生源からのVOCの排出抑制が目的である、こういうふうに理解をいたしております。  ところで、この国内におけるVOC...全文を見る
○照屋委員 なるほど、百八十五万トンと百五十万トンというのが、数字の根拠というか、違いがよくわかりました。  続いて、VOC総排出量の我が国と米国や欧州との比較、あるいはその国土面積当たりの比率等についてお示しをください。
○照屋委員 それでは、質問時間との関係で、通告をした順序と若干変更になりますけれども、嘉手納飛行場における大気汚染物質調査について、防衛施設庁にお伺いをいたします。  防衛施設庁は、嘉手納町からの再三の要請を受けて、昨年一月から九月にかけて嘉手納飛行場周辺における大気汚染物質調...全文を見る
○照屋委員 嘉手納飛行場と悪臭物質もしくは大気汚染物質との因果関係、必ずしも明確でないということでございましたが、嘉手納町では以前に井戸水が燃え出したというふうなこともありました。これは、嘉手納基地の下は、沖縄でも有数な嘉手納井戸群という地下水が最も豊富なところで、恐らく大気汚染...全文を見る
○照屋委員 沖縄における揮発性有機化合物による大気汚染のことについてお伺いいたしますが、沖縄県内には大量の化学物質を製造する工場はなく、また、工業原料としている工場も多くございません。一方で、沖縄は車社会なんですね。車社会と呼ばれるぐらい車が多くて、しかも中古車が多いというか、車...全文を見る
○照屋委員 ベンゼン以外の、トルエンなど、質問取りに来た人に、沖縄の調査結果に関する論文をお渡しして、検討した上で御見解を賜りたいというふうに言っておりましたが、トルエンなどはいかがでしょうか。
○照屋委員 私はトルエンのことを聞いたんですが、しきりにベンゼンのお話でしたが、論文は渡してありますので、ぜひ子細に検討して、有効な対策に生かしていただきたいと思います。  国土交通省、お見えだと思いますが、昨年の十一月二十一日に開催をされた沖縄地方交通審議会で、地球温暖化の原...全文を見る
○照屋委員 それでは最後に、今度のVOCの規制、大気汚染防止法の一部を改正する法律との関係でお伺いいたしますが、規制の対象施設数の見通しと、それから、塗装などの屋外作業を対象外とした理由。  と申しますのは、塗装など屋外作業で飛散するVOCは、排出量の約三割とも、あるいは二五%...全文を見る
○照屋委員 時間ですので、終わります。
04月23日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第12号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  きょうも本委員会の冒頭に、防衛庁、外務省からイラクの情勢に関する報告あるいはまた自衛隊の部隊活動に関する報告がございました。その報告の中で、サマワを含む南東部に関しては、イラク国内の他の地域と比べ比較的安定している状況に変化はあ...全文を見る
○照屋委員 きょうの委員会で、人質事件と、それから自己責任の問題について、多くの委員が触れておられましたが、私も、この自己責任論について逢沢副大臣にただしておきたいと思います。  人質が無事解放されてよかったという思いを私も強く持っております。ただ、人質解放直後に、例えば福田官...全文を見る
○照屋委員 私は、今度の人質の解放に当たっては、政府も努力したでしょうけれども、さまざまな市民グループやNGO、NPOのグループの皆さんのアピールや働きかけ、これも大きかったのではないかと思うんですね。市民グループらが政府に自衛隊の撤退を求める抗議行動を行い、これが現地で報道され...全文を見る
○照屋委員 では、あと一点。  今度の人質事件をめぐって、退避勧告が出ている地域に足を踏み入れるべきじゃないということで、法規制を、危険地域への渡航禁止の法整備をすべきだという意見が出ておりますけれども、私は、憲法上の居住、移転あるいは往来の自由、これとの関連でとても承服できな...全文を見る
○照屋委員 私は、自己責任論の前に、やはり大義なき米英軍のイラクへの戦争を支持した、占領統治に協力をした日本政府の政治責任も強く問われているということを申し上げ、イラクからの撤退をすべきだという意見を申し上げて、質問を終わります。
04月23日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  きょうは、参考人の皆さん方の大変貴重な御意見を拝聴することができました。心から感謝を申し上げたいと思います。  短い時間でございますので、大急ぎで質問いたしますけれども、最初に村越参考人にお伺いいたします。  武力攻撃事態等...全文を見る
○照屋委員 小川参考人にお伺いいたします。  私は、小川参考人の著書を何冊か読ませていただきましたし、また、沖縄にも、安全保障の問題、地位協定の問題等で幾たびか御講演にもいらっしゃって、講演も直接聞いたことがございますが、小川参考人に二点お伺いをいたします。  一点は、今、村...全文を見る
○照屋委員 次に、村越参考人に、NHKやあるいは民間放送局などの指定公共機関または指定地方公共機関の指定と知る権利、報道の自由との関連でお伺いいたします。  私は、知る権利は、表現の自由の前提として民主社会を維持発展させるために極めて重要かつ基本的な権利であり、最大限尊重されな...全文を見る
○照屋委員 最後に、村越参考人にあと一点お伺いいたします。  武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律案というのが今審議をされているわけでありますが、この法律による臨検あるいは停船命令、警告射撃、危害射撃ができるようになりますね。  そうすると、戦時国際法...全文を見る
○照屋委員 時間ですので、終わります。
04月27日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第10号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  限られた時間でございますので、きょうは、主として、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律、とりわけ同法案の第二章「住民の避難に関する措置」についてお伺いをいたします。  その前に、井上大臣にお伺いいたします。...全文を見る
○照屋委員 井上大臣はいろいろと法案作成に当たって沖縄戦も研究されたようでございますが、沖縄戦というのはいつ始まって、いつ終わったのかということについて、政府の統一見解というのはあるんですか。もしあるのであればお示しいただきたいと思います。
○照屋委員 大臣が御指摘されましたように、私、参議院議員のころに、確かに同じような問題を政府にただしたことがございます。その後に、当時の野中官房長官の肝いりで、沖縄戦に関する戦史史料室が国の方で設置されました。私もそれを見に行きました。  要するに、五十九年たって、いまだに、あ...全文を見る
○照屋委員 今審議をしております七法案三条約、私は恐らく、表現については、大臣、御異論はあるかもしれませんが、いわば武力攻撃事態等が発生をして、かつての沖縄戦のような地上戦というか、本土におけるそういう戦闘状態というか武力攻撃事態の発生というのを予測した法案だと思うんです。  ...全文を見る
○照屋委員 井上担当大臣はこの連隊長が作成した文書をごらんになりましたか。
○照屋委員 私は、レクに来た職員に、ぜひ担当大臣にもごらんになっていただきたいということを申し上げておったんですが、では、それは届かなかったんですな。  というのは、先ほど沖縄戦の実相の一部について触れましたけれども、実際に戦闘がなかった八重山地域で、強制的にマラリア有病地域に...全文を見る
○照屋委員 時間でございますので、最後に、私は、恐らく、沖縄戦の実相等に照らせば、この法案で言う避難措置というのは十分じゃない、これではうまくいかないぞということだけ申し上げて、終わりたいと思います。
05月12日第159回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第1号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  去る五月三日、五十七回目の憲法記念日を迎えました。ところが、沖縄にとっては三十二回目の憲法記念日でございました。  沖縄は、二十万余のとうとい命が犠牲になった沖縄戦が終結して、すぐにアメリカの軍事支配下に置かれました。以来、昭...全文を見る
○照屋委員 猪口公述人が、軍縮会議日本政府特命全権大使として活躍をされ、多くの実績を残しておられたことに敬意を表したいと思います。  きょうの意見陳述の中で、軍縮、不拡散、人道支援を日本の国際貢献の特質とすることについて、それは軍事的リスクや危険を回避する憶病なやり方であるとの...全文を見る
○照屋委員 最後にもう一点、猪口公述人にお伺いいたします。  私ども社会民主党は、平和的生存権というのを憲法における根源的な権利として、強く、国民にわかりやすく訴えていこう、こういうことを決めたところでありますが、平和的生存権、憲法前文二段の「われらは、全世界の国民が、ひとしく...全文を見る
○照屋委員 終わります。
05月20日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第4号
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○照屋小委員 きょうは、辻山参考人、貴重な御意見を拝聴することができまして、心から御礼を申し上げたいと思います。  限られた時間でございますので。実は、九八年に、辻山参考人を含めまして、多くの皆さんで「パシフィック・クロスロード—沖縄」という提言書がまとめられました。ちょうどそ...全文を見る
○照屋小委員 もう一方の、地方自治基本法構想、これも一九九八年にまとめられたものでございますが、私は、この地方自治基本法構想というのは、「住民が自治体を設立する」、こういうような副題がついておりますけれども、市民が自己決定の主体になるという自治を確立する意味では、大変すばらしい考...全文を見る
○照屋小委員 最後に、手短に。  復帰前に比べて、復帰後、沖縄の自治はむしろ衰弱したのではないかというふうな研究者の発言等もございますが、参考人は、復帰前と復帰後を比較して、沖縄の自治についてはどういう御感想をお持ちでしょうか。
○照屋小委員 ありがとうございました。
○照屋小委員 私は、沖縄に住んでおりまして、沖縄、沖縄とこだわるつもりはございませんが、憲法と地方自治のあり方を考える上で、広大な米軍基地の存在というのがどうしても避けて通れない課題でございます。これは、ある面、この国の安全保障と地方自治の問題かもしれません。要するに、米軍基地に...全文を見る
05月27日第159回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
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○照屋小委員 社会民主党の照屋寛徳です。  きょうは大変貴重な御意見を拝聴することができました。感謝を申し上げたいと思います。  まず最初に、参考人もお触れになりましたけれども、裁判員制度について、けさの読売新聞に、読売新聞が実施をした世論調査の結果が報道されております。これ...全文を見る
○照屋小委員 私は、この世論調査の結果の中で、裁判員制度に参加したくないという理由の中で、「人を裁くことに抵抗を感じる」という人が五四%というのは、大変大きな問題をはらんでいるんではないかというふうに思います。  裁判員制度は、憲法にも定めのない新たな義務を創設し、国民にその意...全文を見る
○照屋小委員 終わります。
○照屋小委員 私は、きょうの参考人の意見を聞いて、刑事手続上の権利との関連で憲法改正の必要はないというふうに確信をいたしました。  刑事裁判制度の意義は、国家から犯罪を犯した者として訴追された被告人をして、犯罪事実の存否につき必要かつ十分に主張と反証を尽くさせることによって、万...全文を見る
06月15日第159回国会 衆議院 本会議 第41号
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○照屋寛徳君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、小泉内閣不信任決議案に賛成の立場で討論を行います。(拍手)  小泉内閣が成立してから三年が過ぎました。この三年を振り返ったとき、小泉内閣は戦後史上最悪の政権であると、強い憤りを持って断ぜざるを得ません。(拍手)  まず、小泉政...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○照屋委員 政府は、イラクにおける多国籍軍への参加を決めました。私は、自衛隊の多国籍軍への参加には反対でありますし、多国籍軍への参加は憲法に違反をするものであると考えております。  政府は、多国籍軍への参加決定に当たって、統合された司令部のもとで連絡調整はやるが指揮命令を受ける...全文を見る
○照屋委員 それでは次に、ジェンキンス氏と日米地位協定の問題について外務大臣にお伺いをいたします。  拉致被害者である曽我ひとみさんの御家族の来日が実現をいたしました。曽我ひとみさんの夫、ジェンキンス氏の日本における入院治療の必要が来日を早めたこともあり、早期の回復と御家族が日...全文を見る
○照屋委員 私はこれまで、外務省の機密文書である「日米地位協定の考え方」増補版の存在確認と開示を求めてまいりましたが、外務省は、存在は認めたものの、開示はいたしておりません。改めて外務省の秘密主義に抗議をするものでありますが、この第三国で脱走して来日する米国民たる脱走兵、これは日...全文を見る
○照屋委員 それはおかしいんじゃないでしょうか。アメリカは日米地位協定に基づいて身柄引き渡しを求めるとも報道されているわけですね。  そうすると、外務省として、在韓米軍に配属されておったジェンキンスさんが脱走した、そして今現在日本に来日をしている、こういう状況でジェンキンス氏が...全文を見る
○照屋委員 琉球新報が入手をして、既に逐条的に報道している外務省の機密文書、「日米地位協定の考え方」増補版によると、外務省自身が、第三国で脱走して来日する米国人たる脱走兵については、日米地位協定で言う適用を受けない、構成員じゃない、こう言っているんですよ。もう一度、局長。
○照屋委員 それから、ジェンキンス氏の米軍における所属について、在韓米軍から在日米軍に配置がえになったということについては、日本政府に通報はあったんでしょうか。
○照屋委員 もう一点お伺いしますが、ジェンキンス氏について、日米地位協定に基づかないで、日米犯罪人引き渡し条約に基づいて身柄の引き渡しがなされるという報道もありますけれども、ジェンキンス氏の場合、同条約に基づく身柄引き渡しの対象に該当するんでしょうか。外務省のお考えをお示しくださ...全文を見る
○照屋委員 私が聞いているのは、具体的に引き渡しに応ずるかどうかじゃなくして、日米犯罪人引き渡し条約に基づく引き渡しの対象に該当するかどうか、これだけを聞かせてください。
○照屋委員 私は、このジェンキンス氏の問題については、これまで外務省は、「日米地位協定の考え方」増補版で明確に、「第三国で脱走して来日する米国人たる脱走兵については、米軍の構成員に該当しない。」こういうことを外務省自身が地位協定の考え方として述べておるわけですから、増補版で明確に...全文を見る
10月18日第161回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  去る八月二十二日、沖縄本島中部で発生した女性暴行事件の容疑者が逮捕されました。容疑者は元米兵で、今は嘉手納空軍基地で働く米軍属、ダグ・アレン・トンプソンであります。今度の事件は、沖国大へのヘリ墜落事故から九日後に起こっており、県...全文を見る
○照屋委員 次に、水俣病関西訴訟についてお伺いいたします。  去る十五日に言い渡された水俣病関西訴訟の最高裁判決で、規制権限を行使して被害拡大を防止しなかった国の責任が断罪されました。私は画期的な判決だと評価しておりますが、総理は、最高裁判決にどのような所感を持っておられますか...全文を見る
○照屋委員 最高裁判決は、患者の大量切り捨てにつながる認定制度を維持し続けた国をも断罪いたしました。私は、国は直ちに認定基準を見直して、すべての水俣病患者を救済すべきと考えますが、環境大臣の所見をお聞かせください。
○照屋委員 私は、失礼ながら、環境大臣は最高裁判決全文をお読みになったのかなと思わざるを得ませんが、十六日に官房長官は、松江市内の記者会見で、認定基準の見直しを検討することもあり得るとの考えを示しているんですね。担当大臣である環境大臣がこの認定基準の見直しについてもっと積極的に取...全文を見る
○照屋委員 事故直後、米軍は、国や県や宜野湾市当局、大学当局の現場への立ち入りを拒否しました。そして、沖縄県警の正式な裁判所からの検証令状に基づく検証の同意すら拒否したんですね。大学にもどかどかっとたくさんの海兵隊員が押しかけて、大学の自治を侵害した。まるで占領軍であります。この...全文を見る
○照屋委員 いや、本当に悲しいですね。私は、外務省のガイは加害の害にかえた方がいいと思う。主権が侵害されている、それでもこんな認識だったら、これはもう大きな怒りが起こりますよ。  総理、私は、基地の再編問題もお聞きするつもりでございましたが、一言だけ言わせてください。  所信...全文を見る
10月28日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○照屋委員 イラクにおける香田証生さんの人質事件、大変心を痛めております。イラクの聖戦アルカイダ組織と見られる武装集団が犯人という報道がなされておりますが、四十八時間以内に自衛隊が撤退しなければ人質を殺害するとの趣旨の声明を発表しており、本当に心痛の思いでございます。  この武...全文を見る
○照屋委員 それでは次に、イラクにおける治安情勢あるいはサマワに限定した治安情勢についてお伺いをしたいと思います。  イラク全体の治安情勢については、質問レクの段階で、外務大臣にお聞きしたい、こういうことを私はお伝えしてありましたが、サマワに限って防衛庁長官に意見を聞きたいと思...全文を見る
○照屋委員 何かいつもの大臣の歯切れのいいお話しぶりとは違うような、よく要領を得ませんでしたが。  最後に、沖縄の米軍基地というのはイラク情勢と深く連動しておりまして、八月十三日に沖国大へ墜落したCH53D型ヘリコプターというのは、既にイラクへ行っております。それから、もう三千...全文を見る
○照屋委員 終わります。
11月10日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  最初にお伺いをしたいのは、ファルージャへの総攻撃の問題でございます。  きょうの委員会、多くの委員から質問ございましたが、イラク駐留米軍とイラク政府軍は、十一月八日夜、ファルージャへの総攻撃を開始しました。昨年五月のイラクでの...全文を見る
○照屋委員 ファルージャへの総攻撃を契機にして、イスラム派系のイラク・イスラム党が政権から離脱をしたと報じられております。それから、イラク・イスラム聖職者協会が米軍のファルージャ攻撃を非難し、来年一月の国民議会選挙をボイコットするよう国民に呼びかけたとのマスコミ報道もございます。...全文を見る
○照屋委員 いや、防衛庁長官、そういう報道があるけれども、防衛庁長官として独自の御判断で結構ですよ、マスコミがどう言っている、こう言っているじゃなくして、防衛庁長官の判断として、総選挙に悪影響を及ぼすとは思いませんか。思うか思わないかでお答えください。
○照屋委員 外務大臣にお伺いをいたしますが、今現在、イラク暫定政府の支配が及ばない地域というのはイラク全土で何カ所ぐらい、そして、その地域に住んでいる住民というのはどれぐらいおるというふうに外務省は掌握をしておられるのでしょうか。
○照屋委員 それでは、サマワの治安状況について防衛庁長官にお伺いをいたします。  先日のこの委員会でも、サマワの治安状況というのは、長官は、比較的安定をしているんだ、あるいはかなり安定をしているんだというふうな表現もしておりましたが、私は、むしろ深刻なほど悪化をしているんではな...全文を見る
○照屋委員 どうも、いつも長官の御答弁は明確でないような気がします。  それでは、関連して、ぜひ要領よく端的にお答えいただきたいと思いますが、防衛庁として、サマワ周辺の、たくさん部族がおると思うんですが、この部族の武装攻撃能力の実態ということについては、きちんと調査をして掌握し...全文を見る
○照屋委員 私は、それをしっかりやらなければ、ロケット砲、迫撃砲の犯人を、政府として、自衛隊としてきちんと追及、特定することは難しいと思いますよ。いずれまた、この点については質問をしたいと思います。  残された時間で、通告をしておりました、護衛艦「たちかぜ」で発生した暴行事件に...全文を見る
○照屋委員 それでは最後に一点だけ。  端的にお伺いしますが、護衛艦にエアガンというのは持ち込みが可能なんですか。私は、これは決して軽微な事件だと思いませんけれども、その一点だけをお聞かせください。
○照屋委員 終わります。
11月18日第161回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  薮中局長、第三回日朝実務者協議、大変御苦労さまでございました。  それでは、大変短い時間でございますので、きょうの委員会の各委員の先生方との質疑のやりとりを聞いて、私の方から幾つか気づいた点を質問させていただきたいと思います。...全文を見る
○照屋委員 そうすると、現段階では夫であるという確証は得られていない、こういうふうに承りましたが、きょうの当委員会冒頭における逢沢副大臣の報告によりますと、キム・チョルジュン氏から結婚当時の家族写真が提示された、こういうことでございましたが、その家族写真というのは、既にマスコミに...全文を見る
○照屋委員 マスコミ報道によりますと、外務省は家族会への説明で、提供を求めた毛髪や血液にかわる物を収集した、それはどのような物だったんでしょうか。
○照屋委員 キム・ヘギョンさんとの父子関係を証明するための毛髪や血液の提供は断られた、こういうことでしたね。  断ったときのキム・チョルジュン氏の理由は、自分は工作機関に携わっておって微妙な立場にあるということで断ったとマスコミでは報道されておりますけれども、そうすると、その調...全文を見る
○照屋委員 各委員からも指摘をされておるように、拉致事件というのは、私はやはり北朝鮮の国家的な犯罪、日本の主権も侵しているし、被害者や家族の人権も侵害しているわけですね。そうすると、それにかかわったのは特殊機関というか工作機関と思われるわけですが、今度の調査委員会の権限というのは...全文を見る
○照屋委員 局長は拉致被害者を診断した歯科医師やあるいは内科医からも事情を聴取したようでありますが、これらの歯科医師や内科医は、患者というんでしょうか、診断を受けた人が拉致被害者であるという認識は持っておったんでしょうか。それとも、北朝鮮の一般国民だ、こういうふうな認識で診断をし...全文を見る
○照屋委員 それから、今回、横田めぐみさんの作成に係るというメモが明らかになりましたけれども、このメモの作成状況、あるいはだれが保管しておったのか、そういう点については具体的な説明はあったんでしょうか。
○照屋委員 最後に一点だけ逢沢副大臣にお伺いいたしますが、ブッシュ大統領が再選されて、パウエル長官がおやめになったわけですが、そのパウエル長官の辞任が北朝鮮問題あるいはイラク問題あるいは日米関係に与える影響についてどのように今お考えなのか、お教えください。
○照屋委員 時間です。終わります。
11月18日第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第2号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  きょうは、御三方の公述人、貴重な御意見を拝聴することができました。感謝を申し上げます。  最初に、江橋参考人にお伺いをいたします。  憲法に向き合う姿勢というか論拠で、改憲とかあるいは護憲、論憲、創憲、加憲というくくりでよく...全文を見る
○照屋委員 村田公述人にお伺いをいたします。  私は、国民の平和のうちに生存する権利、いわゆる平和的生存権を大変大事にしたいなというふうに思っておりますけれども、そういう点では、日本国憲法は、世界の憲法で初めて平和を人権の一つとして保障する立場をとった憲法ではないかと私は思って...全文を見る
○照屋委員 これは、江橋公述人と村田公述人、御両人にお伺いしたいんです。  衆参憲法調査会で、現在の日本国憲法は国民の権利規定だけ多くて義務規定が少ない、たった三つしか義務規定がないじゃないかという意見を述べておられる委員がおります。私は、そういう考え方はおかしいんじゃないか、...全文を見る
11月25日第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第3号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  最初に、白石公述人にお伺いいたしますが、私は、象徴天皇制を変えて、あえて天皇を元首として明文化すべしという意見には賛同できません。きょうは何名かの委員から白石公述人に質問がありましたので、私は端的にお伺いいたします。  白石公...全文を見る
○照屋委員 平塚参考人、先ほど憲法教育のお話をしておりましたが、私は、学校現場だけじゃなくして、憲法教育というのは非常に大事だろうというふうに思っております。  本当に憲法改正が成功するのは、国民一人一人が憲法の内容を理解した上で、自分の意見で判断して、よりよい憲法を求めたとき...全文を見る
○照屋委員 同じ質問ですが、白石公述人にお伺いいたします。  今、平塚公述人にもお伺いしました、九十六条の憲法改正手続の要件を緩和する、それについては白石さんはどういうふうに思っておられるでしょうか。
○照屋委員 それでは、篠原公述人にお伺いをいたします。  憲法を改正する場合に、限界説として、限界があるんだ、日本国憲法の三原則とか、あるいは九十六条の国民投票の要件を廃止するようなことはできないんだという説と、それから、無限界に憲法は改正できるんだというふうな学説も一部にござ...全文を見る
○照屋委員 篠原公述人にお伺いいたしますが、国民投票を経ないで、国会議員だけで憲法改正ができるんだ、そういう考え方について、あなたはどう思いますか。
○照屋委員 篠原公述人にお伺いいたしますが、仮に憲法改正の案が発議をされた場合に、国民投票の方法としては、各条文ごとに国民投票すべきだ、あるいはもうまとめて改正するかどうか、それだけで事足りると考えますか。どちらでしょうか。
○照屋委員 私は、基地の島、沖縄選出の国会議員ですけれども、沖縄では、一九四五年から一九七二年までアメリカの軍事支配下に置かれて、日本国憲法が全く適用されない、無憲法下の状況にありました。当然、そのときには渡航の自由もありませんでした。そういう中で、私たちは、一九七二年に平和憲法...全文を見る
○照屋委員 では、九条を改正して集団自衛権を認めるべきだという意見について、篠原公述人の意見を聞いて、終わりたいと思います。
○照屋委員 終わります。
11月25日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳でございます。  まず最初に、総理にお伺いをいたします。  私は、ファルージャにおけるアメリカ軍とイラク治安軍による無差別攻撃は、国際人道法に違反をする残虐非道な行為であるというふうに思っております。  先ほども質問に出ましたけれども、モスク...全文を見る
○照屋委員 総理にお伺いいたしますが、総理は、先ほど、サマワで自衛隊に対するいろいろな行動があるというのを承知しているという話でございました。十一月の十二日に、サマワでイスラム教シーア派による自衛隊撤退要求デモというのは、私はかなり計画的、組織的なデモであったとマスコミ報道では感...全文を見る
○照屋委員 自衛隊がサマワへ派遣をされてかなり時間が経過をしてまいりました。総理の御認識をお伺いしたいのは、サマワは比較的安全だ、安全だというのがこれまで外務大臣や防衛庁長官あるいは総理からも表明をされましたけれども、少なくとも、自衛隊が派遣された当時よりもサマワを含めてイラクの...全文を見る
○照屋委員 自衛隊の宿営地に迫撃砲やロケット弾が撃ち込まれたということは総理も御承知だと思います。いまだに犯人が特定をされない、こういう状況にあるわけですが、私は、この迫撃砲やロケット弾による宿営地へ向けた攻撃は日本の自衛隊そのものを標的にしたのではないか、こういうふうに考えるの...全文を見る
○照屋委員 総理や外務大臣や防衛庁長官、要するに政府を挙げて、国民に向かって、自衛隊はイラク人道復興支援という目的で行っているのだ、これを繰り返し繰り返し唱えても、私は、日本はアメリカを支持するために自衛隊を派遣しているのだということは、中東だけではなくして、もう国際社会の常識だ...全文を見る
○照屋委員 終わります。     —————————————
12月13日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  政府は、自衛隊の派遣期限切れ直前に一年間延長を決めました。この自衛隊の派遣期間延長については、国民の六割以上が反対をしている世論がございます。したがって、今度の決定は、私は、国民世論を無視して、同時に国会を軽視した決定であるというふうに...全文を見る
○照屋委員 私は、長官は、どういう爆発物であるかということは、事務方が一々メモを渡さなくても十分に承知をしておくべきだと思いますよ。  きょうの報告では爆発物が発見されたということだけですが、これについてはイラク警察軍との間で応戦もあって、戦闘行為もあって、犯人も捕まったんじゃ...全文を見る
○照屋委員 マスコミ報道では、バグダッド南方に拠点を持つスンニ派の男二名が逮捕されたというふうに報じておるのがあります。  私が聞きたいのは、このスンニ派の特に過激派がバグダッド南方からサマワに南下をして、サマワを攻撃するんじゃないか、こういうふうに指摘をする識者がおりますけれ...全文を見る
○照屋委員 私は、今の長官の発言を聞いても、本当に派遣された自衛隊員の生命身体の安全に対する配慮を尽くしているのかなと強く疑わざるを得ません。サマワは部族社会だから、外部から人はなかなか入ってこれないだろうとおっしゃるんですが、イラク全土が部族社会なんですね。サマワだけが部族社会...全文を見る
○照屋委員 私が聞きたかったのは、サマワという限られた地域で自衛隊が活動しているのは私もよく承知をしております。しかし、そこで給水活動をしたり学校や道路の補修工事をやったからといって、総理がしきりに強調されるイラクの民主化には私はつながらない。よくわからないんです。だから八割近い...全文を見る
○照屋委員 きょうこの委員会で民主党の岡田代表から、こんな重大な決定である派遣期間の延長問題について、なぜ委員会に総理が出席をして直接国民に説明をしないのかという追及がございました。  私は、もっともなことであり、本当に政府はイラク特措法の国会における承認義務についてきちんと把...全文を見る