照屋寛徳
てるやかんとく
小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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10月07日 | 第163回国会 衆議院 外務委員会 第1号 議事録を見る | ○照屋委員 十月下旬で調整をしていたラムズフェルド米国防長官の訪日が見送られたとのマスコミ報道がありますが、外務省はその事実を把握しているんでしょうか。 また、その理由が、普天間飛行場の移設先について日米協議が暗礁に乗り上げていること、日本政府の対応への強い不満、不信感を示し...全文を見る |
○照屋委員 先ほど、普天間基地の返還問題がありましたが、私は去る選挙で、私の選挙区は普天間基地を抱えております。それから、嘉手納基地を抱えたところであります。そこで私は、普天間飛行場の即時閉鎖、返還、辺野古への移設反対、嘉手納統合反対を強く訴えて当選をすることができました。 ...全文を見る | ||
○照屋委員 小泉総理は昨年十月、沖縄の痛みを全国民で分かち合おうというのなら、国外移転、本土移転の両方を考えてよい、こう発言をしました。 米軍再編協議において、外務省は普天間基地の海外移転を求めたことがあるのでしょうか。あるならアメリカ側の反応はどうだったでしょうか、ないのな...全文を見る | ||
○照屋委員 総理もそれから大臣も、地元の頭越しには進めない、地元の意向を無視するようなことはないとかねがねおっしゃっておるわけですが、先ほど申し上げたように、地元の世論はあくまでも即時閉鎖、あるいは海外、県外への移転が強いと私は思います。 そこでお伺いをしたいのは、最近になっ...全文を見る | ||
○照屋委員 大野防衛庁長官は、事あるたびにマスコミを利用して、キャンプ・シュワブ陸上案というのを明言しているんです。ところが、外務省、外務大臣の考えが地元には伝わってこないんですね。 大臣は明言を避けましたが、最後にお伺いをしたいのは、中間報告で普天間飛行場移設先の明記を見送...全文を見る | ||
○照屋委員 くどいようですが、中間報告で普天間飛行場の移設先を明記しない、見送る方向で調整に入った、そういう報道もありますが、そうすると、そのようなことはないと大臣の言葉として受けとめていいんでしょうか。 | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
10月21日 | 第163回国会 衆議院 外務委員会 第3号 議事録を見る | ○照屋委員 私は、議題となっております万国郵便連合憲章の第七追加議定書を初め、二条約の締結に賛成であります。それで、今度の万国郵便条約の締結と関連して、郵政公社にお伺いをします。 我が国の郵便法第八十四条では、切手類を偽造する等の罪を規定しております。同八十四条違反の犯罪行為...全文を見る |
○照屋委員 大臣にお伺いするのは、三選出馬が確実視されておった岸本名護市長が、健康上の理由で出馬を断念しました。普天間飛行場の移設先をめぐって、米軍は、同市長の受け入れ表明を根拠に、辺野古浅瀬案を日本政府に強力に主張しているようであります。 大臣は、この岸本名護市長の出馬断念...全文を見る | ||
○照屋委員 日米両政府は、在日米軍再編協議で、陸上自衛隊第一混成団の訓練の一部をキャンプ・ハンセンに移動することに合意をしたとマスコミが報じておりますが、そのような事実はあるのか伺います。 | ||
○照屋委員 局長、陸上自衛隊の恒常的な訓練を米軍基地内で実施しているケースがありますか。あれば、その基地名と部隊名を明らかにしてほしいと思います。 | ||
○照屋委員 この陸上自衛隊のキャンプ・ハンセンへの訓練移転というのは、まさに基地の共同使用であり、基地の機能強化なんです。これは、基地負担の軽減には逆行するものであって、県民の不満や怒りは高まっております。 それで、地元への説明や協議もないままに米軍と自衛隊の共同使用、一体化...全文を見る | ||
○照屋委員 町村大臣、きょうは、くしくも九五年に発生したあの忌まわしい少女の暴行事件を契機に県民の怒りが結集した一〇・二一県民大会から十年目、こういう節目の年であります。私は、大臣はこの十年間、日米地位協定の改定問題を初め、沖縄の基地問題についてどのように受けとめておられるのか、...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
10月26日 | 第163回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 きょうは、ロマンある話から始めたいと思います。 最近、沖縄の大浦湾で、スイショウガイと共生したキクメイシモドキが発見され、歩くサンゴと話題になっております。貝もサンゴも両方が生きている状態で発見された例は大浦湾以外にはないと専門家は指摘しておりますが、歩くサンゴ発...全文を見る |
○照屋委員 この歩くサンゴが発見された大浦湾に普天間基地の代替施設を建設しようという、いわゆるキャンプ・シュワブ沿岸案を米軍再編協議の中で日本政府は提起をしているようでありますが、大浦湾を埋め立てる沿岸案が、大浦湾の生態系、キクメイシモドキの生態系に及ぼす影響について環境省はどう...全文を見る | ||
○照屋委員 ことしは戦後六十年の節目の年であります。普天間基地、嘉手納基地に接収されて消えた戦前の集落はそれぞれ幾つあると認識をしているのか、防衛施設庁の見解をお聞かせください。 | ||
○照屋委員 防衛施設庁の今の答弁に驚いたんですが、沖縄では、普天間、嘉手納に限らず、戦後六十年たって、まだ自分たちのふるさと、戦前の村落、集落に帰れない人がいるんです。しかも、それは近代的な、民主的な法手続によって接収されたのではない。このことを踏まえないと、私は、新たな米軍再編...全文を見る | ||
○照屋委員 それでは、大臣と防衛庁の認識を伺いますが、沖縄の米軍基地形成過程について、今回は特に普天間基地と嘉手納基地に限定してお伺いをします。 沖縄の米軍基地のほとんどは、沖縄戦が終了して後、占領軍としての米軍が、ハーグ陸戦法規に違反をして、布令、布告に基づく、銃剣とブルド...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、防衛庁に申し上げますが、時間がありませんので。 私は、沖縄の米軍基地というのは、国際法にも違反をして、裸の暴力でもってこれは取り上げたものなんです。そういう認識がないと対米交渉で沖縄の米軍基地問題を解決することはできないということを申し添えておきます。 ...全文を見る | ||
11月30日 | 第163回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 外務大臣は、去る二十四日から就任後初めて沖縄を訪問し、知事との面談や基地視察を行っております。知事及び関係市町村長との面談において、米軍再編問題中間報告について、政府は合意過程において地元を無視したとの強い指摘や抗議を受けたと思いますが、地元の反応をどう受けとめたのか...全文を見る |
○照屋委員 先ほども質問が出ましたが、外務大臣は来る十二月二日から訪米をしてライス国務長官らと会談をするようですが、その際、中間報告沿岸案に対する知事や沖縄県民の強い反対の世論をアメリカ側に伝える用意があるのか。いや、むしろ伝えるべきだと思いますが、どうでしょうか。 | ||
○照屋委員 大臣、私は、なぜ沿岸案で合意をしたのか、十分説明責任を果たすべきです。ところが、果たされていないと思います。 大臣は、キャンプ・シュワブ視察後、いわゆる沿岸案について、工法としてはつくりやすいだろうねと感想を述べたようでありますが、従来案と比べて実現性が高いと大臣...全文を見る | ||
○照屋委員 今の大臣の論法でいくと、沖合よりは沿岸、沿岸よりはそうすると陸上案の方が工法的にも実現可能性は高い、そういうことになりませんか。 | ||
○照屋委員 細かい技術論をやるつもりはありません。 次に、大臣は危険への接近という法理論を知っておりますか。これはよく基地をめぐる裁判などで国が主張する理論ですが、沖縄の特に爆音訴訟なんかで、基地に近づいた地域住民が悪いんだという理論を国側が主張するわけです。 大臣は、普...全文を見る | ||
○照屋委員 私は、沖縄の基地問題を考える上で、先ほど申し上げたように、決して危険への接近の理論などでもてあそんではいかぬということを申し上げておきたいと思います。 さて、外務大臣、大臣は沖縄への米軍駐留を地政学的な理由で正当化しておりますが、私は全く根拠がないと思っております...全文を見る | ||
○照屋委員 米軍再編協議の中間報告で合意した在沖海兵隊のグアムへの移転に伴う我が国の財政支援の約束でありますが、米軍施設の整備費は幾らぐらいかかるか、それは試算が現段階では不可能だという答弁もありました。 重複を避けますが、私は一点だけ、駐留米軍が削減あるいは撤退するドイツや...全文を見る | ||
○照屋委員 小池大臣にお伺いをします。 もう既に質問に出ましたが、昨日、沖縄振興開発金融公庫の二〇一一年までの単独存続が決定しました。期限を限定した存続決定は、私自身は率直に残念であるなと思っております。小池大臣も単独存続に理解を示し、奔走されたことに感謝を申し上げます。 ...全文を見る | ||
○照屋委員 米軍再編中間報告沿岸案を早期に実現するために、いわゆる特措法の中で環境アセスの諸手続を簡略化する法整備を政府は検討しているのか、あるいは検討するのか、このことについて明確にお答えください。 | ||
○照屋委員 内閣府か防衛庁か、同じ質問に答えてください。 | ||
○照屋委員 終わります。 |