照屋寛徳
てるやかんとく
小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月14日 | 第164回国会 衆議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。昨年、脳梗塞を発症して、久しぶりの予算委員会でございます。 現在、防衛医官は何名いるのか、そのうち産婦人科は何名いるのか、防衛庁に伺います。 |
○照屋委員 防衛庁から都道府県立病院へ派遣をしている防衛医官の数は何名でしょうか。派遣している医官の専門診療科目ごとにお答えください。 | ||
○照屋委員 そこで、沖縄担当大臣の小池大臣にお伺いしますが、沖縄県立北部病院の産婦人科が休診のやむなきに至った背景及び事実について小池大臣はどのような認識を持っているのか、お伺いします。 | ||
○照屋委員 小池大臣にお伺いしますが、大臣は、一月七日に、当選した島袋名護市長応援のために来沖をして、女性部の決起集会で演説しております。その際に、島袋からのお願いもあって、私は、四月から産婦人科の先生を北部病院に派遣したい、こう発言しておりますが、四月から何名の産婦人科医を派遣...全文を見る | ||
○照屋委員 四月から派遣するんですね。 | ||
○照屋委員 防衛庁のどなたから防衛医官の派遣の快諾を得たんでしょうか。 | ||
○照屋委員 沖縄担当大臣の小池さんに率直に聞きますが、何名の産婦人科の医者の派遣で北部病院の産婦人科は再開できるんですか。一人派遣して再開できるようなものじゃないでしょう。どうですか、再開できますか。 | ||
○照屋委員 名護の市長選挙は、三名の候補者がいわゆる中間報告の沿岸案には反対をして、そういう点では争点がぼけてしまった。だけれども、産婦人科の休診問題というのは非常に深刻で、大臣がいらっしゃって、北部病院の産婦人科を再開するんだ、こう言ったことが選挙に大きな影響を受けた。一人二人...全文を見る | ||
○照屋委員 残念ながら何名かというのはお答えありませんでしたが、また別の機会にお聞きしたいと思います。 額賀長官にお伺いします。 琉球新報の二〇〇六年二月九日の報道によると、二〇〇一年度から二〇〇四年度までの四年間に那覇防衛施設局が発注した米軍基地関係公共工事、これは、落...全文を見る | ||
○照屋委員 その落札率一の受注した企業は、県内企業か、県外企業か。 | ||
○照屋委員 関連して、新聞報道によると、防衛施設庁発注工事の官製談合事件で現在逮捕されている河野容疑者との関連で、まだ入札の実施さえ公表していない米軍キャンプ瑞慶覧内の海軍病院空調設備工事、これが、談合で受注予定企業が既に決まっている。これはでたらめもでたらめ、こんなひどいことを...全文を見る | ||
○照屋委員 額賀長官、落札率一の工事件数が余りにも多い。それに、基地関係の公共工事で地元で言われているのは、発注段階で、東京サイドのツルの一声で受注企業は決まっているんだ、そういうことが言われている。 これらのことを踏まえて、今の那覇防衛施設局の発注のあり方、これについて大臣...全文を見る | ||
○照屋委員 防衛庁長官にお伺いをしますが、十一日に終わった日米防衛審議官協議で、アメリカ側から、海兵隊のグアム移転経費、これが、八十億ドル、約九千四百億円提示された。その根拠は示されたのか。また、それを日本側が負担する法的な根拠はあるのか。なければ、今から単独法でつくるのか、それ...全文を見る | ||
02月24日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○照屋委員 きょうは、嘉手納基地使用協定のみに絞って質問をいたします。 外務大臣は、規定という日本語についてどのように理解をしておりますか。 |
○照屋委員 大臣に聞こうと思ったら、突然局長から的外れの答弁がありましたが、大臣、嘉手納基地周辺の嘉手納町、北谷町、沖縄市などのいわゆる三連協は、日米両政府間で嘉手納基地使用協定を締結してほしいと政府に要請をしておりますが、大臣はそのことを御承知でしょうか。 | ||
○照屋委員 大臣は、嘉手納基地の騒音被害や基地公害、嘉手納基地からもたらされる事件、事故について、いかなる認識をお持ちでしょうか。 | ||
○照屋委員 大臣、嘉手納基地周辺住民の基地被害の負担というのは、本当に我慢の限界なんです。もう受忍限度を私ははるかに超えておると思います。そして、今回、三連協が要請している中でも、町民会議から二百六十二項目の要請があるんですね。それをぜひ負担軽減を図るように、大臣には特段の努力を...全文を見る | ||
○照屋委員 私は、麻生大臣の沖縄に対する真摯な、前向きな決意を聞かせていただきたいと思います。 イタリアでは、アメリカ空軍が使用するアビアノという飛行場があるようですが、そこではリポーゾという昼寝の習慣を確保するために、離発着、飛行高度、飛行コースを規定する米国との基地使用に...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 ————◇————— | ||
03月01日 | 第164回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号 議事録を見る | ○照屋分科員 社会民主党の照屋寛徳です。 私は、普天間基地の即時閉鎖、返還、そして海外への移設を強く求める立場であり、言われている沖合案、浅瀬案、沿岸案、陸上案、いずれにも反対の立場であります。基地の島と言われる沖縄に六十年間生きて、なぜ沖縄だけがこの国の安全保障の負担や犠牲...全文を見る |
○照屋分科員 長官は総体的にはという形容詞を使われましたが、私は、中間報告というのは、沖縄の基地負担の軽減よりもむしろ日米軍事同盟の急速な一体化が進むな、こういうふうに思っております。 ところで、中間報告沿岸案については、長官御承知のように、稲嶺県知事それから名護市長が反対を...全文を見る | ||
○照屋分科員 額賀長官、あと一カ月しかないんです。この一カ月の間に、地元に対してどのように説明責任を果たして、どのように地元の理解を得るのか。今の中間報告のまま、いかに総理や長官が地元沖縄の理解と協力を得ると言っても、理解と協力には必ずしも同意だけじゃないんです。一方的に理解や協...全文を見る | ||
○照屋分科員 これ以上論争しても、結局、県民は長官や政府の本音を見抜いているんです。私は、そんなに、沖縄県民は一方的に犠牲を甘受するほどお人よしではないということをあえて言っておきたいと思います。 ところで、防衛庁は、電源立地地域交付金をモデルに、新たな交付金制度、米軍再編対...全文を見る | ||
○照屋分科員 長官、新たな基地交付金制度、私は、札束で沖縄県民のほおをぶん殴れば基地建設が容易に進むだろうと思ったら、大間違いだと思う。 そのことを強く指摘をして、次に、航空自衛隊那覇基地の滝脇司令が、去る二月十六日、下地島空港の軍事利用の必要性を明言して、F15戦闘機の那覇...全文を見る | ||
○照屋分科員 これは長官、司令の軽率な発言、そのように軽いものじゃない。シビリアンコントロールを無視した制服組の暴走ですよ。それぐらい厳しく受けとめてほしい。 長官は、下地島空港については、一九七二年、旧琉球政府と日本政府との間に軍事利用しないという屋良確認書があることを御承...全文を見る | ||
○照屋分科員 滝脇司令の発言で、地元宮古島市の住民は非常にびっくりしております。不安を覚えております。 額賀長官は、軍事利用をしないという政府と当時の屋良琉球政府主席とのいわゆる屋良覚書、これを今後も政府として厳守をしていく、こういうお気持ちはありますか。決意を聞きましょう。 | ||
○照屋分科員 ちょっと通告した質問順序と違いますが、次に、キャンプ・シュワブの沿岸水域の立ち入り問題について聞きます。 二月の二十三日、佐藤勉那覇防衛施設局長は記者会見をして、辺野古沖の従来案が結局停滞をしてつくれなかったのは、環境団体などが海上での抗議行動をしたのが一つの大...全文を見る | ||
○照屋分科員 次に、私は、きょうの分科会で安次富委員からもありましたが、米軍キャンプ瑞慶覧の文化財調査のための立入調査問題、これは非常に重要な問題だと思っております。視点が違いますけれども、米軍キャンプ瑞慶覧のうち、沖縄市、北中城村、宜野湾市が求めているSACOで返還が合意された...全文を見る | ||
○照屋分科員 終わります。 | ||
03月10日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 麻生大臣、去る三月五日に、米軍再編中間報告で普天間基地の移設先をキャンプ・シュワブ沿岸案とする日米両政府の決定に抗議する沖縄県民大会が、約三万五千人参加して開かれました。同大会は、稲嶺県知事、島袋名護市長を初め多くの県民が、地元の声を無視し、十分な事前説明も同意もない...全文を見る |
○照屋委員 政府は、米軍再編最終報告の関係自治体の同意取りつけを事実上断念したと報道されております。 三月八日、小泉総理や守屋防衛庁事務次官は、沿岸案修正を求める与党沖縄県議団に対して、政府案を譲歩すると新しい問題が起こるとか、政府案でやってほしいなどと述べて修正を拒否した上...全文を見る | ||
○照屋委員 私はもともと、米軍再編中間報告では沖縄の基地負担の軽減は図れない、こう思っておりますし、従来案の沖合案であれ、浅瀬案、沿岸案、陸上案、要するに沖縄県内に厄介な基地は押しつけておけ、こういう考えには反対の立場であることをあえて明確に主張しておきたいと思います。 とこ...全文を見る | ||
○照屋委員 間接雇用制度における法的な雇用主はだれですか。 | ||
○照屋委員 法的雇用主としての国内労働関係法令上の義務について、その内容を述べてください。 | ||
○照屋委員 基地労働者は法的雇用主は日本政府で、米軍は単なる使用人なんです。だから、政府としても、米軍に対して基地労働者の国内法を遵守するように強く主張すべきだと私は思います。 ところで、基地労働者に法的雇用主として賃金を払う責任は政府にあるんじゃありませんか。 | ||
○照屋委員 復帰後、国を被告として提訴された基地労働をめぐる裁判の件数、その内容、結果について詳しく報告してください。 | ||
○照屋委員 私は、そのうち四件担当しました。私が担当した事件は全部勝訴した。国が敗訴した。その結果、国は賃金、退職金を払ったはずであります。その総額は幾らでしょうか。また、国が支払ったお金はアメリカ政府に求償してアメリカ政府からもらいましたか。 | ||
○照屋委員 国が立てかえて払ったお金をアメリカに求償もしていない。アメリカから払ってももらっていない。日米地位協定でどうなっているの。アメリカから取るべきでしょう。特別協定で財政事情が厳しいのに、アメリカに経費をたくさん負担して、取るべき金も取らぬ、こんなことが許されますか。 | ||
○照屋委員 私が担当した四件は、もうやがて三十年なんですよ。引き続き償還をアメリカに請求する、そんな子供だましを言うんじゃないよ。アメリカに求償していない、控訴断念したというのは、負けそうだから控訴しなかったんでしょう。それは、アメリカから求償して取らない理由にはならぬじゃない。...全文を見る | ||
○照屋委員 三十年も請求もしない、理解も得られぬのが、どうして引き続き理解が求められるんですか。そんなことをやらぬで、皆さんは基地負担だけは沖縄に押しつける。戦後六十年間、沖縄はこの国の安全保障の負担や犠牲を一方的に強いられているのよ。それでいて、そのお金は国民の税金なんだよ。 ...全文を見る | ||
○照屋委員 きょう僕から質問されて、そんな苦しい言いわけをしているが、そんなことが国民に通るはずがない。三十年間何もしないで、引き続き努力をするといっても、それは納得できませんよ。 ところで、政府は、今回の特別協定締結交渉の中で、労務費を軽減するとの名目で、米軍基地警備を日本...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、先ほど、基地労働者の雇用主である防衛施設庁があんなでたらめな答弁をした。防衛施設庁が法的雇用主としてことごとく敗訴をして、支払った金を、米軍にも求償してお金を取っていない、三十年間も取らぬ。一方で、今度問題になっている特別協定の光熱水料にしても、アメリカが公用だ...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 ただいま議題となりました、いわゆる在日米軍駐留経費負担特別協定について、反対の立場で討論いたします。 反対討論の前提として、私と我が党の立場を明らかにしておきたいと思います。 私は、基地労働者の安定的な雇用の確保、労働条件の維持向上...全文を見る | ||
03月15日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第5号 議事録を見る | ○照屋委員 去る三月十二日に行われた米海軍厚木基地の空母艦載機の受け入れの是非を問う岩国市の住民投票は、投票率五八・六八%、反対票が有効投票の八九%を占める結果に終わりました。岩国市民の九割近くが日米両政府の推し進める厚木基地から岩国基地への艦載機移転を明確に拒否したものでありま...全文を見る |
○照屋委員 ハワイで行われた日米審議官級協議について尋ねますが、まずその前提として、米軍再編問題に関して、昨年十月の2プラス2における日米合意は、日本政府は中間報告と言い、アメリカ政府は実質的な最終報告だと言っております。大臣、アメリカのヒル国務次官補は、三月末の取りまとめは昨年...全文を見る | ||
○照屋委員 ハワイで三月十一日まで開催された日米審議官級協議において、アメリカ側から、グアムへの移転費として、総額約百億ドル、日本円に換算して約一兆一千七百五十億円の提示があり、そのうち七五%の日本側負担が求められたと報道されておりますが、先ほど来の質疑を聞いておりますと、まだ交...全文を見る | ||
○照屋委員 最後に防衛施設庁にお伺いをしますが、今、捜査が進んでいる官製談合事件、これで、全国にある十一の防衛施設局が発注した五億円以上の工事すべてに配分表が作成されて、いわば官製談合であったということが東京地検の捜査によって判明しております。これは、岩国、佐世保の工事だけではあ...全文を見る | ||
○照屋委員 法律上、これは官製談合だと認定されたら、関与した職員に損害賠償を請求しなくちゃいけないんだから、これをちゃんとやらぬとだめですよ。そのことを強く申し上げて、質問を終わります。 ————◇————— | ||
03月29日 | 第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○照屋委員 午前の外務委員会で答弁が得られませんでした、中間報告沿岸案に対して三月二十七日に名護市が再修正案を提示した、この名護市の提示した再修正案を防衛庁は検討する余地はありますか。 |
○照屋委員 防衛施設庁、これは三月二十七日の、名護市に対する政府のいわゆる微調整案に対する逆提案の再修正案ですよ。時計回りに海側へ寄せる、こういう案ですよ。政府はそれを受けているでしょう。しっかり答えてくださいよ。 | ||
○照屋委員 お亡くなりになった岸本前市長の遺言は沿岸案反対だということであったと聞いております。ぜひその思いをしっかり受けとめてほしいと思います。 もとより私は、沿岸案、浅瀬案、陸上案、沖合案、いわゆる基地の県内移設には反対の立場であります。危険な普天間飛行場は一刻も早く閉鎖...全文を見る | ||
○照屋委員 それでは、小池大臣にお伺いをします。 去る二月十四日の予算委員会でもお尋ねしましたが、県立北部病院の産婦人科の再開、四月からできるということでよろしいんでしょうか。 | ||
○照屋委員 小池大臣は、名護市の市長選挙の応援に来られて、島袋からのお願いもあって、私は四月から産婦人科の先生を北部病院に派遣したいと思います、こう演説しているんです。私が予算委員会で、四月から派遣するんですねと具体的に尋ねたことに対して、四月からお願いをしているところです、こう...全文を見る | ||
○照屋委員 予算委員会でも言いましたが、名護の市長選挙は、基地問題よりもこの産婦人科の再開問題が非常に市民の関心になって、小池大臣が四月から再開すると言ったことでどっと票が流れた。私は、その責任は重大だと思いますよ。そう思いませんか。笑い事じゃありませんよ、あなた。どうするんです...全文を見る | ||
○照屋委員 私は、これは、大臣の発言は非常に重要な問題だと思います。また継続してやります。 防衛施設庁、三月十四日に全駐労沖縄地本と長岡業務部長がお会いになって、米軍再編にかかわる雇用対策の申し出を受けておるはずであります。この米軍再編に伴う基地労働者の雇用の安定確保、これは...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
03月29日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第7号 議事録を見る | ○照屋委員 日本とマレーシア経済連携協定について質問します。 政府はEPAの推進を図っていくようであります。EPAの推進によって心配されるのは、我が国の農業問題であります。農産品の輸入がさらに拡大されることになれば、我が国の農業は厳しい状況に追い込まれ、壊滅の危機にさらされる...全文を見る |
○照屋委員 先ほどの答弁で、特にマンゴーについて、沖縄で生産されているマンゴーへの直接的な影響はないということで安心をいたしましたが、マレーシアとのEPA締結によって植物防疫法上の輸入禁止が撤廃をされるということはありませんか。 | ||
○照屋委員 それでは次に、マルチチップ集積回路の無税待遇協定についてお伺いをしますが、世界の半導体市場における我が国の置かれている立場、さらにはWTO交渉の結果を待たずに本協定の締結を急ぐ背景について、政府のお考えをお示しください。 | ||
○照屋委員 それでは、防衛施設庁にお伺いをします。 那覇防衛施設局は、去る三月十六日、同局が発注していた米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への代替施設建設関連事業で、ボーリング地質調査などの受注業者に対し契約解除を通知したようでございますが、契約解除した事業は何件で、対象会社は...全文を見る | ||
○照屋委員 この間、米軍再編問題については、政府は、日米間で交渉中なんだ、したがって、交渉の過程のことについて詳細、明らかにすることはできない、こういう態度に終始をしておりまして、正直言って、沖縄を含めて関係自治体が十分な情報に接していないということがあります。また、沖縄では、米...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
○照屋委員 それでは、午前に引き続いて、まず最初に、これは防衛庁来ておられますか。 先ほどは、麻生外務大臣に、名護市が政府に提示をした、いわゆる中間報告沿岸案に対する微調整案に対して、逆に再修正案を提示したようでございますが、この三月二十七日の名護市の提示した再修正案というの...全文を見る | ||
○照屋委員 あらかじめ、きのうレクもして、これを聞きますよと言ったんですが、とても答弁態度は納得できませんね。 答えますか。 | ||
○照屋委員 そういうことがないようにしていただきたいと思います。 それでは、辺野古沖の調査契約解除問題について、防衛施設庁にお伺いをします。 那覇防衛施設局が三月十六日、同局が発注した米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への代替施設建設関連事業で、ボーリング地質調査等の受注業...全文を見る | ||
○照屋委員 それぞれの契約は、あらかじめ契約期間の定めはありましたか。 | ||
○照屋委員 途中で契約更新の手続はなされましたか。 | ||
○照屋委員 契約金額が八億四千万に対して、二十八億円余りの超過金額の請求を受けておるというのは事実でしょうか。 | ||
○照屋委員 協議内容のことは言えないと言うんだが、マスコミ報道では既に、八億四千万の契約に対して二十八億円余り請求を受けておると。二十億円も超過した、この責任は一体どうするんですか。この超過分は支払いするんですか。 | ||
○照屋委員 財務省お見えだと思いますが、一般論でも結構ですが、財務省が認めた契約金額を超える、しかもはるかに超えるような費用を支払った場合、支払いを決めた職員は、私は国に対する重大な背任行為の責任を問われなければならないと考えるものでありますが、財務省の御意見をお伺いします。 | ||
○照屋委員 それでは、今の問題は、八億四千万円が二十八億に膨れ上がるなんというのは、これはもう常識的に考えられない、余りにも異常だということ、このことをしっかり財務省も監視していただきたいと思います。 次に、SACO最終報告に盛り込まれた北部訓練場の返還について、日米両政府は...全文を見る | ||
○照屋委員 私は、北部訓練場の返還に伴うヘリパッドの東村への建設には反対であります。ヘリパッドの建設は国指定天然記念物ノグチゲラの生息に重大な悪影響を及ぼすものと考えますが、環境省は国際自然保護連合総会で二回にわたって指摘をされたノグチゲラの保護をどのように図っていくのかお尋ねし...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
04月12日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第10号 議事録を見る | ○照屋委員 それでは、北原長官もお見えですので、四月七日の額賀長官と島袋市長の基本合意に関してお聞きをします。 中間報告、沿岸案に比べて、今回の基本合意案では、埋立面積は幾ら増大するんでしょうか。 |
○照屋委員 埋立面積の拡大は間違いないと思うんですね。百三十からおおむね幾ら拡大をするのか。 | ||
○照屋委員 二本の滑走路をつくるんですが、その滑走路を固定翼機は三機だけしか使わないと守屋次官がおっしゃっているのは、そのとおりですか。 | ||
○照屋委員 滑走路が二本新設されることによって費用はどれぐらいふえるんですか。 | ||
○照屋委員 当初X字形、それからV字形になったと言われておりますが、報道では、三月十三日に額賀長官が指示したと言われておりますが、北原長官はいつ知ったんですか。 | ||
○照屋委員 北原長官にも教えていなかったんですかね。 それと、滑走路問題ですが、先ほどから赤嶺委員との議論がありましたが、全長千八百メートルというのは、名護市長との基本合意の過程でもうお互いに了承済みなんですか。そこをはっきり答えてください。 | ||
○照屋委員 では、滑走路の長さについては、今後、政府と名護市との間で協議の上、合意を見るということですか。 | ||
○照屋委員 私は原本の写しを持っておりますが、今長官がおっしゃった三項では、沖縄県あるいは関係地方公共団体と継続的に協議をして結論を得るというんですが、滑走路の長さそのものも協議をするんですか。 | ||
○照屋委員 政府案をもとにやるというんだが、政府は千八百メートルだと言い、名護市の方はSACOで合意された千三百メートルの範囲だと言っているんですよ。そこら辺はどう調整するんですか。 | ||
○照屋委員 二本の滑走路を離陸用と着陸用に区別するというんだ。しかし、それを米軍に遵守させることは、私は不可能だと思います。どのような方法で、それを実効ある担保として政府と米軍との間に協定を結びますか。 | ||
○照屋委員 最後に、麻生大臣にお伺いをしますが、この離陸用、着陸用の滑走路の区分け、膨大な費用を使ってつくっても、それが守られないと、そのような運用がなされないと、結局被害は地域住民がこうむるわけです。 大臣御承知のように、嘉手納基地にも騒音防止協定があります。例外が原則化し...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、そんなことをおっしゃっても、要するに、どうそれを基地の運用上もアメリカに守らせる、実効ある担保をどうするかということが大きな問題だということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。 ————◇————— | ||
04月28日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第12号 議事録を見る | ○照屋委員 本条約に、社民党も賛成です。 腐敗の防止に関する国際連合条約第十四条に基づく資金洗浄防止のための金融機関等への規制制度及び監督制度について、どのような具体的な処置を講ずるのか、外務省にお答え願います。 |
○照屋委員 麻生大臣に、本日、四月二十八日はどんな日でしょうと聞いても、恐らくお答えいただけないと思いますが、四月二十八日は、沖縄の人々にとって特別な思い入れのある日であります。昭和二十七年四月二十八日、サンフランシスコ講和条約が発効しました。同条約によって日本は主権国家として独...全文を見る | ||
○照屋委員 一九五二年四月二十八日、日本は独立をしたけれども、その日本の独立の捨て石として沖縄がアメリカの軍事支配下に置かれた。こういう厳然たる事実を麻生大臣にもしっかり理解していただくことを要望して、質問を終わります。 | ||
○照屋委員 最初に、米軍普天間飛行場問題について尋ねます。 米軍普天間飛行場所属のヘリコプター飛行ルートを再検討する日米両政府の現地調整会議が、二〇〇五年十月以降開催されておらず、休止状態になり、開催のめども立っていないとの報道があり、沖縄で大きな社会問題になっております。 ...全文を見る | ||
○照屋委員 ごまかさぬでまじめに答弁しなさいよ。去年の十月以降会議は開かれていないんでしょう。 | ||
○照屋委員 三月十五日は施設庁が独自に現地へ行ったという話でしょう。なぜ去年の十月以降会議が開催されないのか、そしてそれは再開するめどはあるんですか。 | ||
○照屋委員 この会議は、当初、二〇〇五年度中に結論を得るということじゃありませんか。 | ||
○照屋委員 できるだけ早期にやると言って、そんな怠慢や不誠実な態度で普天間基地の危険性が放置されてはいけない、それを言っておきます。 それから次に、北マリアナ諸島のテニアン島にある慰霊碑「沖縄の塔」が何者かによって落書きをされ銘板が破壊されるという事件が発生しました。余りにも...全文を見る | ||
○照屋委員 この問題について厚生労働省の援護局から御答弁ください。 | ||
○照屋委員 サイパン、テニアン、特にテニアン島は、広島、長崎に投下された原爆の飛行機が飛び立ったところなんです。そして、テニアン、サイパンで沖縄の県民が物すごく亡くなっている。沖縄県民だけじゃありません。日本人が玉砕かと言われるぐらい亡くなったわけです。だから私は、この問題につい...全文を見る | ||
05月10日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第13号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 審議中の両租税条約について、社民党は賛成の立場であります。その上で、一点だけ尋ねます。 両条約の締結によって両国の投資交流の促進が図られることと信じます。日本から英国、英国から日本への進出企業は、ここ数年、さしたる増減は見られないようで...全文を見る |
○照屋委員 次に、米軍再編問題について聞きますが、最終報告についてここで大臣と議論するつもりはありませんが、私は、最終報告の内容をつぶさに検討すると、沖縄に米軍基地を半永久的に押しつけるものであって、到底承服できないという考えを持っております。 きょうは、時間が少のうございま...全文を見る | ||
○照屋委員 私は、この最終報告で合意された新沿岸案でも、十年たっても、二〇一四年でももちろんできないと思う。これは恐らくつくることはできないと私は思っております。 ところで、このシュワブ陸上部の暫定ヘリポート整備について、木村副長官、防衛庁の考えをお聞かせください。 | ||
○照屋委員 木村副長官、そうすると、知事が政府に求めるというヘリポートの暫定整備案は、これは全く検討の余地がないということでしょうか。 | ||
○照屋委員 北原施設庁長官にも尋ねますが、長官は、最終報告後、沖縄に来られて、知事や関係自治体の長とお会いになりました。今の知事が求めているシュワブ陸上部暫定のヘリポート整備について、施設庁長官としてはどう思っていらっしゃるか。加えて、名護市長が求めている滑走路の長さは、あくまで...全文を見る | ||
○照屋委員 ヘリポート暫定整備というのは、あくまでも稲嶺知事が言っていることであって、私自身も何を今さらこんなアリバイづくりの提案をするのかなと思いますし、もとより私は県内移設には反対の立場ですが、長官、一点だけ確認します。そうすると、滑走路の長さは、四月七日、名護市長と額賀長官...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
05月12日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第14号 議事録を見る | ○照屋委員 いわゆる米軍再編最終報告を受けて、昨日、稲嶺沖縄県知事と額賀防衛庁長官が確認書を交わしました。この確認書は、稲嶺知事の重大な公約違反、シュワブ沿岸案容認、V字形滑走路容認であります。同時に、県民世論に対する重大な背信であり、ポスト稲嶺の秋の県知事選挙で県民の厳しい審判...全文を見る |
○照屋委員 アメリカ側が一万八千人と言ったようでありますが、そうすると、現在イラクへ出兵をしている海兵隊員は何名で、その隊員はどの部隊に所属をしているんでしょうか。 | ||
○照屋委員 この海兵隊の駐留している兵員の数についてはいろいろな見方があって、先ほど外務大臣がおっしゃったように約一万八千人という数字もありますが、一方で、沖縄のマスコミが、いろいろな資料を総合すると、約一万二千名が駐留をしているのではないか、こういう言い方もあります。 そう...全文を見る | ||
○照屋委員 ロードマップでは、海兵隊の家族約九千名がグアムへ移転することになっておりますが、在沖海兵隊の家族は何名沖縄におると防衛庁、外務省は認識をしているのか。また、その根拠はどういうことでしょうか。 | ||
○照屋委員 これは詳しく承知をしていないということ自体、私は政府の怠慢だと思いますよ。 「沖縄の米軍基地」という沖縄県が発行した平成十五年三月の資料によると、平成十四年の海兵隊の家族数は八千六百九十名しかいない。それから平成十六年では八千百名しかいないということも言われている...全文を見る | ||
○照屋委員 こんな重大な、兵員数や家族数の実態を政府が正確に掌握しないで、兵員八千名、家族九千名、合計一万七千人減るから沖縄のために負担軽減になるんだとか、そうだから約三兆円というとてつもない金を日本側が負担するとか、その一方で、日米の同盟関係の強化、協力拡大、能力の進化が強調さ...全文を見る | ||
○照屋委員 平成九年で八千五十七人しかいない、平成十年で七千九百四十五名しかいない、平成十一年で八千四百九名しかいない、なのに九千人削減する、こんなばかな話はないでしょう。もっと資料もしっかりして、根拠もしっかりして日米交渉をしないとだめじゃありませんか。そのことを強く申し上げて...全文を見る | ||
05月17日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第15号 議事録を見る | ○照屋委員 日本とカナダの社会保障協定についてでありますが、本協定の締結によって、日本とカナダとの人的交流及び経済的交流が促進されるものと期待しており、本協定に賛成の立場であります。 さて、カナダ在住の邦人数は、二〇〇四年十月現在、一万六千二百十一人との資料がございます。カナ...全文を見る |
○照屋委員 次に、米軍泡瀬ゴルフ場の問題について尋ねます。 これはキャンプ瑞慶覧にある施設でありますが、一九九六年、平成八年三月の日米合同委員会で返還が合意されたと理解をしております。問題は、SACO合意による返還でありますが、現在の四十七ヘクタールのゴルフ場施設が移設先では...全文を見る | ||
○照屋委員 移設先における工事は、いつまでに完成する予定でしょうか。 | ||
○照屋委員 この泡瀬ゴルフ場の移設先工事をめぐっては、地元では、政治家の介入があったんではないかといううわさがいっぱいあります。 恐らく、私の知り得た情報によると、既に、官製談合事件とは別に、この問題も東京地検特捜部の捜査が始まったんではないかと思われますが、どのような工事、...全文を見る | ||
○照屋委員 時間ですので、終わります。 | ||
05月19日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第16号 議事録を見る | ○照屋委員 私は、去る十二日の当委員会で、ロードマップで日米間が合意した海兵隊の家族九千人のグアムへの移転問題について、その根拠が不明であることをただしました。 私の問題指摘のように、現在の家族数は七千九百十人のようであります。しからば、九千人のグアムへの移転が実現しますと、...全文を見る |
○照屋委員 この千八百戸のうち二〇〇五年末で既に完成したのは何戸か、着工済みは何戸か、これから近々着工するのは何戸でしょうか。 | ||
○照屋委員 これまでに投じた費用、予算は幾らですか。 | ||
○照屋委員 このSACOの最終報告による家族住宅の建設総事業費は幾らですか。 | ||
○照屋委員 北原長官、私は個人的に北原長官を非常に尊敬しているんですが、SACOで千八百戸をつくる計画があったからといって、もうすぐ家族はいなくなる、これをSACOの計画どおりつくり続けたらどうなるか。国民の税金が無駄になるでしょう。 ここで、千八百戸のうち既に七百二十六戸は...全文を見る | ||
○照屋委員 私は、一たん計画がつくられたからといってそれをつくり続けるというのは、ロードマップでグアムへの移転が決定して、しかも移転費用も出すのに、また無駄な住宅もつくり続ける、現につくっている。これはいかにも国民は納得しませんよ。 それで、長官、何かおっしゃりたいような雰囲...全文を見る | ||
○照屋委員 麻生大臣、聞いておったと思いますが、これはロードマップでグアム移転が決まっているわけだから、SACOで千八百戸をつくることになっておったからといってつくり続ける、税金の無駄遣いがあってはいかぬと思いますが、大臣の所感をお伺いします。 | ||
○照屋委員 キャンプ・シュワブ沿岸部のV字形滑走路の問題について聞きます。 私は、いわゆる沿岸案、V字形滑走路二本をつくる、長さは千八百メートル、これは認めるわけにはいかないという立場ですが、政府はこのロードマップ合意時において、滑走路の風向きについて、当然季節によって変化を...全文を見る | ||
○照屋委員 最後に一点だけ。 ロードマップによると、普天間飛行場の代替施設をキャンプ・シュワブ区域に設置するために、水域の再編成などの必要な調整を行う、こう書いてありますが、これは何を意味するのか、簡潔にお答えください。 | ||
○照屋委員 終わります。 ————◇————— | ||
05月26日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第17号 議事録を見る | ○照屋委員 きょうから沖縄で島サミットが開かれております。言うまでもなく、我が国は海洋国家であります。その中にあって、沖縄は周囲を海に囲まれた島嶼県であります。議題となった二条約については、漁業資源の管理、海洋汚染の防止に資するものであり、賛成であります。 さて、沖縄は、琉球...全文を見る |
○照屋委員 水産庁の五十嵐管理部長にお願いでございますが、私は先週も地元に帰った折、実際に漁船の船長をしている人から、台湾漁船の違法操業は目に余るものがある、アンカーが切られたり網が切られたり、あるいはまた水産資源の乱獲が行われておる、こういう悲痛な訴えを聞きました。 一方で...全文を見る | ||
○照屋委員 きょうの条約審議とも関連しますが、海洋汚染の防止についても、条約は結局国内法令より優先するし、米軍には適用されません。そのことが沖縄では問題でして、北原長官にお聞きしますが、去る五月二十二日、米軍の上陸用ボート四隻が制限水域を外れてモズク養殖場に侵入、通過するという事...全文を見る | ||
○照屋委員 最後に、一点だけ外務大臣にお伺いしますが、米軍再編最終報告を受けて、その実施のための政府方針の閣議決定がいつなされるのか、また、その内容について、普天間の移設先との関連で、ロードマップに明記されたシュワブ沿岸V字形滑走路二本建設方針を、沖縄県の陸上部ヘリポート案が提起...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
05月31日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第18号 議事録を見る | ○照屋委員 政府は、昨日、在日米軍最終報告を受けて、その実施方針を閣議決定しました。沖縄との関連では、県民世論を無視し、県や関係自治体との事前協議が不十分なまま、沖縄に米軍基地を恒久的に押しつけるものであって、到底容認することはできません。 今回の閣議決定では、一九九九年の閣...全文を見る |
○照屋委員 そうすると、稲嶺知事が求めていた軍民共用空港あるいは十五年使用期限、これは今回の閣議決定で完全に消えた、その限りだ、こういうふうに理解していいんですね。 | ||
○照屋委員 沖縄県及び名護市は、閣議決定を受けて、政府案を前提とした協議機関には参加しない方針を明らかにしました。このような沖縄県、名護市の強い反対をどう思うか。また、県や名護市の反対があるにもかかわらず、協議機関の設置はうまくいくとお思いか、実施可能と思うか、大臣に尋ねます。 | ||
○照屋委員 私は、恐らく、県や名護市が強い不満を示している中で、しかも協議機関に参加をしないと既に明言しているわけですから、これは実現可能性、実行可能性が極めて困難になった、こう指摘をせざるを得ません。 次に、閣議決定では普天間基地の代替施設について具体的な明記を避けておるが...全文を見る | ||
○照屋委員 従来、政府の関係者は、基地と振興策はリンクをしないんだ、こう言い続けてまいりました。一九九九年の閣議決定に基づく北部振興策は平成十八年度以降も実施される確実な約束、担保、閣議決定はあるんでしょうか。明言できるんでしょうか。防衛庁に尋ねます。 | ||
○照屋委員 平成十八年度以降は北部振興策はやらない、このように理解してよろしいんですね。 | ||
06月02日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第19号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党は、脱原発政策を推進する日本で唯一の政党だと自負しております。広島、長崎の被爆経験を持つ我が国が、核廃絶という究極の目的達成のために、脱原発政策は極めて重要だと考えるものであります。 原子力発電に疑問と危険性を感じている多数の国民が存在することも事実であ...全文を見る |
○照屋委員 きょうは時間が非常に短いので大臣に先に聞きますが、在日米軍トップのジョセフ・ウェーバー四軍調整官が、去る五月三十一日、報道各社との共同インタビューで、二〇一四年から二〇一六年の間に普天間基地所属の中型ヘリ中隊にMV22オスプレーが配備されることを明らかにしました。ウェ...全文を見る | ||
○照屋委員 いつもまだ調整中だとかアメリカから聞いていないとか決まっていないとか言うんだけれども、これはもう在日米軍のトップが明言しているんです。二〇一四年、普天間の代替施設が完成する。そして、運用になると我が国は全く関与できないんです。 私は、最後に防衛庁に聞きたいんですが...全文を見る | ||
○照屋委員 防衛庁に最後に申し上げますが、本当に地元は、だまし討ちだ、防衛庁はうそをついたと怒っているんだよ、ワジワジーしているんだよ。この怒りは大変なものですよ。そんなことで代替施設が完成するはずがないということを申し上げて、私の質問を終わります。 | ||
06月07日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第20号 議事録を見る | ○照屋委員 毎回毎回、沖縄にこだわっております。 きょうは北原防衛施設庁長官に尋ねますが、長官は、六月二日の定例記者会見で、米軍普天間飛行場の代替施設建設計画について、日米間で年内に策定し、その後に、政府と地元でつくる協議会を立ち上げて内容を説明すると言明したようでありますが...全文を見る |
○照屋委員 重ねて尋ねますが、代替施設建設計画は、米側と策定を終えて、合意を終えてから、協議会でその内容を地元に説明するんですか。 | ||
○照屋委員 長官は、この代替施設計画について、日米間で年内に策定をすると。しからば、沖縄県や関係自治体と政府の協議会はいつまでに組織されるんでしょうか。 | ||
○照屋委員 長官、建設計画を日米間で合意、策定をした後に地元協議をしても、意味がないと私は思うんです。それでは、地元に対しては、実質的な事後説明にしかすぎない。地元の意見は全く反映されないことにはなりませんか。 | ||
○照屋委員 長官に尋ねますが、沖縄県は閣議決定後も協議会への参加を拒否すると知事も副知事も明言しておりますが、その場合、たとえ日米両政府間で合意をしても、その建設計画はうまく進展するでしょうか。私は進展しないと思いますが、長官はいかがお考えですか。 | ||
○照屋委員 この代替施設の建設計画の策定は重要な問題だと思いますので、麻生大臣にもお伺いをします。 どうやら防衛庁や防衛施設庁は、先ほど申し上げたように、ロードマップに基づいて、代替施設の建設計画を日米両政府間で合意の上、策定して、後から地元に説明をして協議をするんだ、このよ...全文を見る | ||
○照屋委員 最後に一点、通告してありましたが、ウェーバー四軍調整官は、去る六月一日の共同記者会見で、在沖海兵隊の人数が一万一千から一万二千人と言明しております。ロードマップで在沖海兵隊の数を一万八千人とした根拠を北原長官に尋ねます。 | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
06月09日 | 第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 私は、いわゆる米軍再編は、日米軍事同盟の強化であり、自衛隊と在日米軍基地の再編であると考えております。中でも、沖縄との関連では、基地負担の軽減と言われながら、ロードマップに見られるように、その内実は、在沖米軍基地の機能強化であり、沖縄に半永久的に基地を押しつけるもので...全文を見る |
○照屋委員 防衛庁及び防衛施設庁は、普天間飛行場代替施設建設計画について、まず日米両政府で計画策定をし、その後に沖縄県並びに関係市町村と協議する意向のようでありますが、かかる防衛庁などの進め方を小池大臣はどのように考えていらっしゃるでしょうか。 | ||
○照屋委員 ところで、小池大臣は、ワジワジーという沖縄の方言は理解しておられるでしょうか。 | ||
○照屋委員 ニジティニジラランというのは、おわかりでしょうか。 | ||
○照屋委員 ワジワジーというのは、本当に怒っている、怒りなんです。私は、ロードマップの策定あるいは閣議決定に、稲嶺知事を初め多くの県民はそのような感情を抱いておると思います。ニジティニジラランというのは、我慢の限界、我慢しようにも我慢できない、要するに受忍限度を超えているというこ...全文を見る | ||
○照屋委員 小池大臣、先ほど赤嶺委員も尋ねておりましたが、本来、沖縄振興の担当は内閣府なんですね、言うまでもありませんが。ところが、どういうことか今度は、防衛庁がどうも沖縄振興のあり方について関与し過ぎるのじゃないか。普天間飛行場の代替施設計画の進捗状況において地域振興を図ってい...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
06月14日 | 第164回国会 衆議院 法務委員会 第31号 議事録を見る | ○照屋委員 本日は、両参考人に貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。 最初に鳥居参考人にお伺いをいたします。 きょうの法の適用に関する通則法の参考人質疑との関連で、私、急遽、鳥居参考人が雑誌「ジュリスト」にお書きになって掲載された「取引保護主義」と題する論文を...全文を見る |
○照屋委員 次に鈴木参考人にお伺いしますが、国際私法の現代化に関する要綱中間試案に対する日弁連の意見書を読みました。 法例が制定されたのは明治三十一年、今から百年以前のことであります。この間、社会現象あるいは紛争類型が多様化、複雑化していることは言うまでもありません。また、交...全文を見る | ||
○照屋委員 鳥居参考人にお伺いをします。 同じように「ジュリスト」の「国際離婚におけるいわゆる日本人条項」と題する論文を読みましたが、同論文で指摘をする現行法例十六条ただし書きの問題点並びに法の適用に関する通則法との関連で、実務上の具体的な問題点を詳しく御指摘の上、御教示いた...全文を見る | ||
○照屋委員 最後に、鳥居参考人に、現行法例十三条三項のただし書きは通則法でも実質的な変更はないと私は理解をしておりますが、この現行制度が維持されたことに対する参考人の御意見、あるいは戸籍制度の信頼性維持との関連で何か実務上の具体的な問題が発生するでしょうか、そのことをお伺いします...全文を見る | ||
○照屋委員 私も日弁連の会員の一人ですので、鈴木参考人にもっともっとお聞きをしようと準備しておりましたが、時間が参りましたから終わりたいと思います。 きょうは、両参考人、ありがとうございました。 | ||
08月02日 | 第164回国会 衆議院 外務委員会 第22号 議事録を見る | ○照屋委員 北朝鮮が、去る七月五日、七発のミサイルを発射しました。これに対し、国連安全保障理事会は、去る七月十五日、北朝鮮に弾道ミサイル開発計画の全面停止を求める非難決議を全会一致で採択しました。私や社民党はこの国連決議を歓迎いたします。同時に、北朝鮮が、国連決議を真摯に受けとめ...全文を見る |
○照屋委員 現在、世界でミサイルを保有している国は何カ国ありますか。 | ||
○照屋委員 麻生大臣、私はミサイル開発規制や発射規制に国際的なルールがないことが大きな問題であって、条約の整備を急ぐよう日本政府としても各国に働きかけるべきだと思いますが、大臣の所信と見解を伺います。 | ||
○照屋委員 私は、先制攻撃は何をもたらすのかということを真剣に考える必要があると思います。 沖縄戦では、沖縄には四十二の島がありますが、日本軍が駐留し、軍事施設のある島のみがアメリカの攻撃を受けました。 さて、パトリオットの配備の問題を聞きますが、パトリオットの配備は新た...全文を見る | ||
○照屋委員 北原長官に伺いますが、去る七月二十六日から三十日までの四日間、嘉手納基地所属のF15戦闘機などが未明の離陸を繰り返し、それによる殺人的な爆音は最高値百四・七デシベルにも達しております。周辺住民は、生活破壊、健康破壊に対する悲鳴を上げております。 これは、嘉手納基地...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
10月18日 | 第165回国会 衆議院 外務委員会 第1号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 北朝鮮の核実験は、いかなる理由があれ容認できません。私や社民党は、国連安保理による制裁決議を支持するものであります。 一方で、北朝鮮の核実験を口実に、日本も核保有議論をすべしとの自民党中川政調会長の発言や、麻生大臣の、周辺事態法に基...全文を見る |
○照屋委員 PAC3は嘉手納基地へ配備されますが、キャンプ・ハンセンなど、他の基地にも移動の上、運用されるんでしょうか。 | ||
○照屋委員 那覇防衛施設局の佐藤局長が、去る十月四日、配備に反対するいわゆる三連協の代表に、PAC3配備は沖縄の政治経済の機能を守るためだ、このように説明しておりますが、これは防衛庁、防衛施設庁の統一見解でしょうか。 | ||
○照屋委員 防衛庁に伺いますが、PAC3の射程距離は高さが幾らで半径は幾らでしょうか。端的に答えてください。 | ||
○照屋委員 大臣、軍事専門家によると射程距離は半径十五ないし二十五キロだ、こういう指摘もあります。この場合、嘉手納基地に配備をしても、県都であり沖縄の政治経済機能の中心である那覇市が防衛範囲に入るとは思われないんです。 そうすると、那覇防衛施設局長の佐藤さんが、沖縄の政治経済...全文を見る | ||
○照屋委員 私は、この兵器の性能をきちんと掌握しないで米軍再編に関するロードマップでPAC3の配備を日米両政府が合意すること自体がおかしい、こういう意見を申し上げて、終わります。 | ||
10月25日 | 第165回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 JICA法の一部を改正する法律案について、麻生大臣にお尋ねします。 今回の法改正は、海外経済協力に関する検討会の官房長官への報告書提出を受け、いわゆる行革推進法案の成立と関連し、円借款、無償資金協力、技術協力のJICAによる一元的実...全文を見る |
○照屋委員 次に、JICA沖縄についてお尋ねします。 沖縄県浦添市にある沖縄国際センターは、JICAが全国十八カ所に設置をしている国内機関の一つだと承知をしております。同国際センターの海外からの研修生の受け入れ、開発教育の支援、ボランティアの協力などの事業実態、あるいは当該浦...全文を見る | ||
○照屋委員 それでは次に、JICA法とは直接関連しませんが、緊急な課題ですので防衛庁に尋ねますが、去る十月十八日の沖縄タイムスの報道によると、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸施設で、代替施設建設予定地にある兵舎の移設先が日米両国の飛行場設置基準に抵触していると報道されておりま...全文を見る | ||
○照屋委員 飛行時の安全配慮、これと米軍側の国内法遵守義務、地位協定十六条との関係を、一体、外務省、防衛庁はどう考えているのか。報道によると、この滑走路設置、兵舎建築との関係で、日本側は例外規定を設けて容認する方向だという。かえって、逆に米国側が国内法遵守の観点から難色を示してい...全文を見る | ||
○照屋委員 だから、この滑走路設置基準というのは、日本、我が国の設置基準も守られぬといかぬ。米国の設置基準も守られぬといかぬ。住民の安全をないがしろにしてはいけないと思いますよ。 この言われているマスタープラン、十九日までに合意予定が知事選後に先送りをしたんだ、こういう報道も...全文を見る | ||
11月01日 | 第165回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 日本とフィリピンとのEPA協定について伺います。 この協定は、日本とフィリピン両国における物品及び貿易障壁を削減、撤廃すること、及び幅広い分野での法的枠組みや協定のための枠組み設定を定め、もって物品及びサービスの貿易の自由化を円滑に促進することなどを目的とするもの...全文を見る |
○照屋委員 今回のフィリピンとのEPA協定により、農産物の輸入がさらに拡大されることになります。沖縄はパイナップルの自由化で大打撃を受けましたが、今回また枠内無税となりました。マンゴーについても、メキシコやマレーシアと同様、関税が撤廃されることになっております。 沖縄のパイナ...全文を見る | ||
○照屋委員 サトウキビは沖縄の基幹作物であります。沖縄は台風常襲地帯でありますが、サトウキビ農家は台風襲来にめげず、土づくりを初め、効果的、効率的なサトウキビの増産に励んでおります。 今度の日本とフィリピンとの協定締結によって、サトウキビの生産者価格にどのような影響が予想され...全文を見る | ||
○照屋委員 先月中旬、フィリピン残留日系人十五人が日本の戸籍をつくる就籍審査の目的で来日しました。フィリピン残留日系人は約二千五百人前後と推測されております。沖縄からフィリピンへの移民は、一九〇四年に三百六十人が第一陣として渡っております。第二次大戦前には約二万人の沖縄出身者がい...全文を見る | ||
○照屋委員 法務省に尋ねます。 残留日系人二世は高齢化が進んでおります。日本人の子であることの証言や書類があるなら、就籍をかなえるよう配慮すべきだと思うが、どうでしょうか。 また、就籍審判事務をスピーディーになされなければならないと考えます。先月来日したフィリピン残留県系...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
11月10日 | 第165回国会 衆議院 外務委員会 第6号 議事録を見る | ○照屋委員 十一月七日に投開票されたアメリカ中間選挙は、民主党が上下両院で勝利し、共和党は敗北を認めました。また、知事選挙においても、民主党が勝利をしました。このように、アメリカにおける中間選挙は、ブッシュ大統領のイラク政策に対する厳しい批判が審判の結果としてあらわれたと思ってお...全文を見る |
○照屋委員 在日米軍再編は沖縄の基地負担軽減を実現せず、日米軍事同盟の強化と沖縄の米軍基地機能強化が進んでおります。 ブッシュ大統領は、今度のアメリカ中間選挙の結果を受けて、ラムズフェルド国防長官を更迭しました。ラムズフェルド国防長官は、軍の再編、変革、いわゆるトランスフォー...全文を見る | ||
○照屋委員 昨日、野党四党から麻生外務大臣の罷免要求も出たようであります。 ところで、十一月六日、麻生大臣は、バーンズ、ジョゼフ両米国務次官と会談し、北朝鮮が核保有国の立場で六カ国協議に復帰するのは認められないとの見解で一致したとマスコミは報じております。 その一方で、中...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
12月12日 | 第165回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 きょうは、高市大臣にお聞きをします。 去る十一月十九日の沖縄知事選挙は、普天間基地の閉鎖と海外移転を求め、県内移設に反対する糸数候補が敗れ、普天間飛行場の危険性の早期除去のため三年をめどに閉鎖状態にすると公約した仲井真弘多氏が当選しました。 高市大臣は、仲井真...全文を見る |
○照屋委員 沖縄担当大臣として、危険性の除去だけではなくて、三年をめどに閉鎖状態にということについてはどう思っているのか。 | ||
○照屋委員 先ほど赤嶺委員からも、高市大臣の大臣就任後の沖縄訪問の際の、北部振興策と基地問題に関するいわゆるリンク論が質問にありました。 普天間飛行場移設問題と北部振興策のあり方について、高市大臣の本音をお聞かせください。高市大臣はリンクという言葉を明確に使ってはいないと弁解...全文を見る | ||
○照屋委員 防衛庁は、普天間飛行場の代替施設である新基地建設の進みぐあいに応じて振興費を支払うという出来高払いの姿勢を堅持しているんです。この基地と北部振興策のリンク論というか出来高払いの考えと、高市大臣の考えでは具体的に何が違うんでしょうか、同じなんでしょうか。 | ||
○照屋委員 沖縄担当だけじゃなくて、たくさんの部署を担当して超多忙だと伺っておりますが、高市大臣は、復帰後の沖縄振興開発計画、それはお読みになったことがありますか。 | ||
○照屋委員 読んでないんじゃないかと思いましたが、読んでおるということで、大変結構でございます。 では、沖縄振興開発計画で、沖縄の経済振興と基地はどのような位置づけになっておるのでしょうか。 | ||
○照屋委員 大臣、超多忙というのは私もわかっておりますから、恐らく事務方が説明しても、振興開発計画をつぶさに読む時間はなかったんじゃないかと僕は思いますが、私が言いたいのは、この復帰後の累次にわたる沖縄振興開発計画というのは、沖縄県がつくったものじゃないんです。政府がつくったんだ...全文を見る | ||
○照屋委員 残念ながら、沖縄担当大臣としての特別なビジョンを伺うことはできませんでした。 ところで、さきの北部振興策と関連しますが、二〇〇七年度分の北部振興費百億円の予算要求は行うんですね。これを伺います。 | ||
○照屋委員 ことしの五月の閣議で北部振興策を二〇〇六年限りで廃止するという決定がありましたが、そうすると、北部振興策は当初どおりの完全復活で、二〇〇八年、二〇〇九年度も実施するというのが大臣のお考え、政府の方針と理解してよろしいんでしょうか。 | ||
○照屋委員 今年度は、仲井真新知事が当選したこともあって、お祝儀で要求しましょう、ところが、二〇〇八年、九年度以降は新基地建設の進捗具合ですよ、それが本音なんでしょう。 | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
12月13日 | 第165回国会 衆議院 外務委員会 第7号 議事録を見る | ○照屋委員 沖縄の新しい知事に仲井真弘多氏が就任しました。新県知事の仲井真氏は、普天間飛行場の危険性の早期除去のため、三年をめどに閉鎖状態にすると公約しております。 麻生外務大臣は、米軍再編に関するロードマップとの関連で、仲井真知事の三年をめどに閉鎖状態へという公約は実現可能...全文を見る |
○照屋委員 防衛庁に伺います。 仲井真知事が普天間飛行場の三年以内の危険性除去を求めていることに関連し、代替施設の建設計画を現在の八年から五年程度に短縮していくことを検討しているとのマスコミ報道がありますが、それは事実でしょうか、また、防衛庁の方針でしょうか。 | ||
○照屋委員 仲井真知事は、キャンプ・シュワブ沿岸、V字形の現行新基地建設案に対し、県民の頭越しではなく、日米両政府の責任で代替施設建設にけじめをつけてほしいと発言しております。 防衛庁は、現行案について、日米両政府が県民の頭越しで決めたとの批判をどのように受けとめておりますか...全文を見る | ||
○照屋委員 副長官に申し上げますが、私は、恐らく仲井真知事の思いというのは、沖縄県や名護市が意思決定に加わらない形で日米協議が進められた、こういう批判だと思うんです。決まった後でのこの基本合意、そのことを意味しているんじゃないと思うんですが、どうでしょうか。 | ||
○照屋委員 それでは、普天間飛行場の代替施設である新基地建設の進捗状況に応じて北部振興対策費を出来高払いで支払うというのが防衛庁の基本認識、考え方であると受けとめてよいでしょうか。 | ||
○照屋委員 終わりますが、最後に、防衛庁は、一九九六年のSACO合意を十年を経過しても実現できなかった普天間基地の代替施設建設の最大の原因は何だとお考えでしょうか。 | ||
○照屋委員 終わります。 |