照屋寛徳
てるやかんとく
小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月21日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第1号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 私も、F22ラプターの問題からお伺いをします。 このF22Aラプター、嘉手納基地へ配備されましたが、配備目的についてアメリカから政府に対してどのような通知がありましたか。 |
○照屋委員 このF22Aの配備は三カ月程度だという説明がありましたが、配備終了後には、その要員である軍人や家族は引き揚げるんでしょうか、撤退しますか。 | ||
○照屋委員 その配備が常態化する、兵員や家族が沖縄へ駐留して居残るということはありませんか。 | ||
○照屋委員 F22Aラプターと航空自衛隊のF15との嘉手納基地の共同使用による共同訓練はあるんでしょうか。 | ||
○照屋委員 先ほども防衛省から説明がありましたように、F22Aラプターは、米軍再編の最終報告、ロードマップでも嘉手納への配備は日米合意にないんです。ところが、それが嘉手納へ配備をされる。また、嘉手納基地では、早朝、未明の軍用機の離陸による激甚な爆音被害、パラシュート訓練の強行実施...全文を見る | ||
○照屋委員 この使用主目的の飛行場、訓練場、補助飛行場では、どういう違い、区別があるんでしょうか。 | ||
○照屋委員 一九九六年の十二月二日のSACOの最終報告で、パラシュート降下訓練の伊江島補助飛行場への移転に日米が合意している。一九九九年十月二十一日の日米合同委員会において、読谷補助飛行場におけるパラシュート降下訓練のすべてを伊江島補助飛行場に移転実施することで合意をしている。そ...全文を見る | ||
○照屋委員 嘉手納基地は、使用主目的は飛行場であって、訓練場ではない。したがって、パラシュート降下訓練なんかできないはずであります。 それとも、防衛省は、あるいは外務省は、嘉手納基地の使用主目的、五・一五メモの飛行場から、その後、修正合意があったんですか。 | ||
○照屋委員 各基地は、それぞれ提供目的が限定されているんだから、飛行場として使用するといって訓練なんかやってはいかぬ、やらせちゃいかぬ、そういうことを政府がきちんとしないといけないと思いますよ。外務省、どうでしょうか。 | ||
○照屋委員 では、最後に、この嘉手納基地のパラシュート降下訓練との関連で、去る一月二十五日の日米合同委員会において、パラシュート降下訓練、嘉手納基地の場合は例外的に限る。この例外的の基準は何ですか。しかも、最小限度と言っている。最小限度の規模の基準について、外務省、明確にお答えく...全文を見る | ||
○照屋委員 規模、最小限度の規模については。 | ||
02月28日 | 第166回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号 議事録を見る | ○照屋分科員 社会民主党の照屋寛徳です。 きょうは、初の防衛大臣に就任されました久間大臣に、初の私の質問で率直な御答弁をいただきたいと思います。 さて、最初はいわゆる米軍再編推進特措法に関連する質問でありますが、新たな法律をつくる場合に必ず立法目的あるいは立法動機がござい...全文を見る |
○照屋分科員 今久間大臣は、いわゆる環境アセスに対する妨害という言葉をお使いになりましたが、豊かな生態系を守る、辺野古の美しい自然を守る、あるいはジュゴンがすむ辺野古の海を守りたい、特にジュゴンとの関連で言うと、ジュゴンの保護というのはもはや国際社会の責務であるし、アセスに対する...全文を見る | ||
○照屋分科員 今大臣がおっしゃった海中のやぐらの上に、実は私も上りました。別に、上ったそのときに衝突行為があったわけじゃありませんが、要するに、沖縄県民を含めて国際的な、環境を大事にしたい、自然を大事にしたい、ジュゴンを保護すべきであるという声も無視しては、私は、今回の新規立法に...全文を見る | ||
○照屋分科員 それでは、この各進捗の、今四段階おっしゃいましたが、その四段階に応じた交付割合というのはどうなっているんでしょう。 | ||
○照屋分科員 マスコミ報道では、防衛省が自民党の部会で説明をした内容も地元では報道されております。それを具体的におっしゃってくださいよ。 | ||
○照屋分科員 この問題について質問主意書を出しても、答弁書を見る限り、酢のコンニャクだのと言い逃れてなかなか具体的に言わない。こんなことでは地元の理解が得られるはずがないじゃありませんか。隠しておいて、そんなことじゃいけないと思いますよ。 ところで、再編交付金は、昨年五月一日...全文を見る | ||
○照屋分科員 だから、私が聞いているのは、ロードマップを無条件で受け入れる自治体のみが交付対象なのか。 例えば、沖縄県の仲井真知事は、三年以内の普天間基地の閉鎖状態と言う。名護市長は、可能な限り沖合に寄せる、いわゆる修正案をいまだに要求している。この場合にどうなるんですか、修...全文を見る | ||
○照屋分科員 やはり、今聞いても、それは明快な答弁にはなっていない、私はこのように思います。 ところで、昨年四月七日の名護市長と当時の防衛施設庁長官との間に締結された基本合意書の効力をめぐってさまざまな防衛省幹部の発言あるいは久間大臣の発言がいろいろ報道されておりますが、この...全文を見る | ||
○照屋分科員 効力はある、御破算になったのではない、こういうふうに伺ってよろしいでしょうか。 | ||
○照屋分科員 次に、嘉手納飛行場におけるパラシュート降下訓練との関連で伺います。 五・一五メモで提供施設の使用主目的や使用条件が決めてあるのはいかなる理由によるんでしょうか。 | ||
○照屋分科員 関連して尋ねます。 一九七二年五月十五日、いわゆる沖縄の復帰の日でありますが、その際の日米合同委員会の合意文書、いわゆる五・一五メモ、これは全文公表済みだという政府のお考えでしょうか。 | ||
○照屋分科員 北原長官、あるいはこれは外務省の管轄かもしれませんが、私が聞いているのは、いわゆる五・一五メモは県民に公表された、ところが、その日の日米合同委員会の合意文書、あれはメモであって全文ではないはずであります。 日米合意の文書は公表するのか、あるいは全文公表したという...全文を見る | ||
○照屋分科員 次に、提供施設、いわゆる米軍基地は、米軍の運用の必要性によってどのようにでも使用が許されるのか、使用が許されない基準は何か、明確に答えてください。 | ||
○照屋分科員 久間大臣、この米軍再編問題について、私どもが、例えば外務委員会とか沖特委だとかあるいは予算委員会とかいろいろな国会審議において質問をし、あるいは資料を求めても、外務省も防衛省も、日米間において交渉中だ、こういう理由でなかなか資料を開示してくれないという問題があります...全文を見る | ||
○照屋分科員 イメージ図で結構。要するに、名護市や与党議員や一部土建業者に渡っているのだから、防衛省としてそれを国会議員にも提供してくださいよ。そのことが大事ですよ。何でも秘密にしちゃいけないと私は思いますよ。 もう一度、久間大臣のお答えをお願いします。 | ||
○照屋分科員 では、施設計画図を含めて、正式にイメージ図の開示、提供を求めたいと思います。 もう時間になりましたので、一つだけ申し上げて終わりますが、今、在日米軍の多くが、海兵隊を中心にイラクへ出兵しております。このイラクへ出兵した兵士が不在中に、その所有する車を友人が借用し...全文を見る | ||
02月28日 | 第166回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号 議事録を見る | ○照屋分科員 社民党の照屋寛徳です。 質問の冒頭に申し上げますが、私は別にNHKに恨みがあるわけでもなくて、ただ、基地の島沖縄に生きる者として、また沖縄県民から選出をされた国会議員として、特にNHK放送受信料の公平負担という観点で質問をいたします。 まず最初に、全国平均に...全文を見る |
○照屋分科員 私は、原因についての分析というか、それは今大臣がお答えになった理由が一番当たっているんじゃないかな。というのは、一九七二年の五月十五日、いわゆる復帰前のNHKの沖縄における法的性格と、復帰後は変わったわけですよね。そこら辺が、放送受信料に対する県民の意識の問題ではな...全文を見る | ||
○照屋分科員 そうすると、放送受信規約等に基づいて受信機を設置した場合、この受信機の設置というのは法的にどのような状態なんでしょうか。いわゆるテレビを購入した時点なのか、あるいは世帯や事業所に備えつけた状態なのか、あるいは徴収員がアンテナを見て、あ、この家はテレビを設置しているに...全文を見る | ||
○照屋分科員 次に、最近、私の選挙区内にある浦添市や宜野湾市で、NHKからの支払い催促、振り込み用紙を同封して、二十年分、あるいはケースによっては三十年を超える受信料請求書が舞い込んで困惑している市民から、たくさん、苦情あるいは相談が寄せられておるんですが、この支払い催促をする基...全文を見る | ||
○照屋分科員 支払い催促は毎年あるんですか。二十年以上、三十年分を一括して請求するというのは、これはちょっと世間の常識にはそぐわないんじゃないでしょうか。 | ||
○照屋分科員 そうすると、先ほどの放送受信契約の成立の始期との関係で伺いますが、なぜかというと、二十年分以上、三十年分以上も請求を受けた人は、受けた本人自身が放送受信契約を締結したかどうかという意識がないんです。正直言って、人間の記憶は十年も、あるいは二十年、三十年たつと薄れるん...全文を見る | ||
○照屋分科員 それでは次に、政府は、私の質問主意書に対して、在日米軍人軍属、その家族についても、基地内外の居住の別なく、受信契約を締結して受信料を支払う義務があると答えております。ところが、現実には、在日米軍の軍人軍属、家族は、全く受信契約も結んでいない、受信料も払っていない。一...全文を見る | ||
○照屋分科員 大臣、沖縄だけではなくて、東京でも神奈川でも長崎でも、いわゆる在日米軍が存在をするところでは、NHKは、当然のことながら米軍人軍属、その家族も、受信契約を結んで、支払い義務がある。ところが、現実には全く払っていないし、立ち入りを求めて支払い催促をしようにもできない。...全文を見る | ||
○照屋分科員 今、大臣の丁寧な御答弁がありましたが、NHKとしては一体どういう認識なんでしょうか。在日米軍が地位協定十三条を根拠に支払いを拒んでいる。しかし、NHK放送受信料というのは地位協定十三条の租税ではないんですよ。そこら辺をやはり強く交渉して、説得して徴収しないと、これは...全文を見る | ||
○照屋分科員 この問題については、私が質問主意書を出した、政府の答弁書が出た。そのことが地元のマスコミで報道されて、一方では支払い催促をして、米軍は、表現は悪いかもしれませんが、野放し、お手上げ、そして租税だと言い張って払わない。こんな不公平では、県民感情としても公平負担という観...全文を見る | ||
○照屋分科員 最後に、NHK受信料の助成の問題との関係で、防衛施設庁にお伺いをいたします。 防衛施設庁訓令第十一号に規定するいわゆるターボジェット発動機を有する航空機、この航空機が離発着する飛行場は助成対象になっている。このターボジェット発動機を有する航空機の機種についてお伺...全文を見る | ||
○照屋分科員 そうすると、私は、先々週でしたでしょうか、防衛施設局の佐藤勉那覇局長に直接お会いをして、宜野湾市の上大謝名自治会の会長と一緒に。沖縄で、嘉手納基地と伊江島と出砂島訓練場だけが助成対象になっている。墜落の恐怖がある、爆音被害がある、それから電波障害がある普天間基地は入...全文を見る | ||
○照屋分科員 頻繁かどうかという問題じゃないので、早期にやるべきだと思います。 以上で終わります。 | ||
03月16日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第3号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 ただいま議題となり、審議中の法案については、社民党は賛成の立場であります。 法案に関して、二、三質問をいたします。 外務省の資料によると、平成十八年十二月現在の在外公館数は百八十九、そのうち国有事務所は七十となっております。当然のこ...全文を見る |
○照屋委員 私は、平成十七年九月二十一日に在日米国大使館敷地等の賃料に関する質問主意書、同年十月十三日に再質問主意書を提出しました。私の質問主意書及び再質問主意書に対する政府の答弁書で明らかになったことと関連して尋ねます。 米国は平成十年分以降の国有地である大使館敷地の賃借料...全文を見る | ||
○照屋委員 在日米国大使館敷地の敷地として国が賃貸しているのは約一万三千平米、およそ四千坪であります。賃借料は現在、年間幾らでしょうか。 | ||
○照屋委員 約四千坪で年間たったの二百五十万ですよ。一坪当たり年間約六百円なんです、あんな一等地で。しかも、近くにあるイギリス大使館のおよそ五分の一なんです。それでもアメリカは平成十年から払っていない。とんでもないことであります。これじゃ、まるで未納大国だと私は思いますよ。 ...全文を見る | ||
○照屋委員 平成十年から未払いで、消滅時効五年、それじゃ、不払い、逃げ得じゃないか。 時効中断の手続はとっているんですか。 | ||
○照屋委員 それはおかしいよ。民法が適用されるんでしょう。皆さん本気で、納入告知書や督促状を送っただけで法的に時効中断が可能だと思っていらっしゃるんですか。お答えください。 | ||
○照屋委員 本件契約には解除条項というのはあるんでしょうか。 | ||
○照屋委員 支払い交渉に当たる主務官庁は、外務省ですか、財務省でしょうか。 | ||
○照屋委員 それじゃ、大臣、今聞いておったと思いますが、年間坪当たりたった六百円、しかも、英国大使館の約五分の一、平成十年以降全く払わぬで、支払い督促をしても払わぬ。これ、どうするんですか。私は、さっき未納大国だと言いましたが、いかなる理由があるにせよ、こういう状態はよくないと思...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
03月23日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 質問時間が限られておりますので、本日は、沖縄県北谷町のキャンプ桑江北側跡地問題のみに絞って質問いたします。 キャンプ桑江の全体面積は幾らで、そのうち、一九九六年のSACO最終報告で返還が決まった北側部分は面積が幾らでしょうか。 |
○照屋委員 キャンプ桑江北側部分について、地主へ引き渡された年月日はいつでしょうか。 | ||
○照屋委員 キャンプ桑江北側跡地について、国が支払っている特定跡地給付金の総額は幾らですか。 | ||
○照屋委員 これは軍転法による補償金とは別ですか。それも含めてでしょうか。 | ||
○照屋委員 ところで、返還されたキャンプ桑江北側跡地の原状回復は完全になされたでしょうか。また、土壌汚染などの調査は返還地全部をやったかどうか、お答えください。 | ||
○照屋委員 土壌汚染だけではなくて、磁気探査も返還地に全部やったかどうか。 そして、北原長官、先ほど長官がお答えになったように、政府としては、十月一日以降、特定跡地の給付金を支給して、それで打ち切ろうというわけです。 ところが、この北側跡地については、政府が原状回復したは...全文を見る | ||
○照屋委員 通告してありました国道五十八号の拡幅工事に伴う本件跡地の補償問題について、簡単にお答えください。 | ||
○照屋委員 ちょっと、長官、抜けておりませんでしたか、特定給付金の延長。 | ||
○照屋委員 終わります。 ————◇————— | ||
03月23日 | 第166回国会 衆議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○照屋寛徳君 社会民主党の照屋寛徳です。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府提案の駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案について質問いたします。(拍手) 質問に入る前に、正直に申し上げます。約二年前に脳梗塞で倒れ、二年ぶりの登壇です。うまくしゃべれません、...全文を見る |
03月27日 | 第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 きょうは、辻元委員のピンチヒッターでございます。しんがりとなりましたが、久間大臣におかれましては、先ほどからお見受けしておりますと、鈴の糸のような目で満面に笑みをたたえて答弁されていますが、誠実な御答弁をお願いしたいと思います。 た...全文を見る |
○照屋委員 きょうは、細かい点ではなくて、法案の前提というか立法事実みたいなものに絞ってお聞きをします。 さて、久間大臣、沖縄に在日米軍の約七五%が集中していることは、もう大臣先刻御承知のとおりであります。その理由として、よく地政学的な根拠を挙げる政府関係者がおられます。久間...全文を見る | ||
○照屋委員 久間大臣、盛んに、沖縄の人には気の毒だと繰り返しておりましたが、そんなことではなくて、沖縄に基地負担を押しつけて、その基地負担を日本の安全保障上必要であるというならば、公平に負担を引き受けようとしない、むしろ、そういう感覚の人たちや政治家の方が私は気の毒だと思う。 ...全文を見る | ||
○照屋委員 早くしゃべれないのでもどかしいんですが、たくさん質問を準備したんですが、久間大臣にもう一点伺いたいのは、大臣は、防衛庁長官時代の去る一月三日にタイ国を訪問された際に、同行記者団との懇談で、日米両政府が合意したキャンプ・シュワブ沿岸V字形滑走路建設にはこだわらない、こう...全文を見る | ||
○照屋委員 久間大臣、率直にお聞かせください。 大臣は、日米両政府が合意をしたロードマップの案、これは変更ないんだ、そのとおり県や名護市は受け入れてもらわぬといけないんだ、こう考えているのか、あるいはロードマップの合意いかんを問わず、県や名護市が求めている修正案に基づく協議も...全文を見る | ||
○照屋委員 時間ですので、あと一問だけ、ずばりお答えください。 久間大臣は、去る三月十一日、大臣就任後初めて沖縄を非公式に訪問して、ケビン・メア在沖米総領事と面談しております。 なぜ非公式訪問だったのか。それと、大事なのは、メア氏との会談で大臣から、日米両政府が合意したV...全文を見る | ||
○照屋委員 きょうは終わりますが、メア・久間会談は多くの問題をはらんでおるんじゃないかと思いますので、次回にやりたいと思います。 | ||
03月28日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第5号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 国際刑事裁判所の設置は、国際社会において頻発する地域紛争、民族紛争に対処するとともに、人道に対する犯罪、戦争犯罪、集団殺害犯罪、侵略犯罪に対して法の支配を徹底しようというものであり、社民党は賛成の立場であります。 ところで、アメリカはI...全文を見る |
○照屋委員 我が国には、憲法を頂点とする憲法法体系と日米安保条約を頂点とする安保法体系が併存しております。現実には、安保法体系が優先され、憲法法体系は侵食されているというのが実態です。 ところで、日米安保条約に基づく日米地位協定や刑事特別法、民事特別法の効力と、ICCローマ規...全文を見る | ||
○照屋委員 日米地位協定及び刑事特別法によって、在日米軍はさまざまな特権・免除を与えられております。在日米軍の軍人には、主権国家としての我が国の警察権、裁判権が基本的に及ばないのであります。しかも、このような不平等、不公平な日米地位協定について、政府は、抜本的な改正ではなく、見直...全文を見る | ||
○照屋委員 どうも質問に対するきちんとした答弁になっているとはとても思えませんね。 ところで、私は、このICCローマ規程との関連で、法務省に一点お伺いをします。 私は、昨年七月、横須賀刑務所を視察しました。横須賀刑務所は、日本の裁判所で実刑判決を受けた在日米軍兵士を収容す...全文を見る | ||
○照屋委員 行刑目的として、差をつける合理的な理由がないんです。皆さんは暖房設備をやったと言うんだが、日本人受刑者は廊下に暖房設備があるだけですよ。寒いからといって自由に房の中から廊下へ出て当たることはできぬでしょう。法務省、ちゃんとしてくださいよ。何か答えてください。 | ||
○照屋委員 格差でごまかされましたが、刑務所の中まで格差があるというのは驚きました。 | ||
04月03日 | 第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 北原長官にお伺いをいたします。 米軍再編で、在沖海兵隊の軍人八千人、その家族九千人のグアムへの移転が日米両政府によって合意されました。グアム移転経費の日本側負担七千一百億円も決まりました。 関連して、長官に尋ねます。 グアム...全文を見る |
○照屋委員 長官、そのための総予算は幾らぐらい予定をしているんでしょうか。 | ||
○照屋委員 千八百戸つくるということですが、二〇〇六年度までに完成したのは何戸か、あるいは現在着工中の戸数はどれぐらいあるのか、お答えください。 | ||
○照屋委員 ロードマップで、先ほど申し上げたように、海兵隊の家族九千人の移転が決まりました。しかも、平成二十六年までに移転をするということになっておりますので、あと七年しかない。それで、これからも沖縄において米軍用家族住宅をつくり続ける必要があるのか。一たんSACOの最終報告で決...全文を見る | ||
○照屋委員 ところで、長官、あるいはこれは大臣かもしれませんが、二百七十億円既に投じた、国民の税金でつくってあげた家族用住宅は米国の資産となるわけですね。グアム移転後、不要になった沖縄における米軍用住宅は、グアム移転に伴って、あるいは嘉手納以南が返還された場合、その家族用住宅など...全文を見る | ||
○照屋委員 その使用料、賃料はきちんと回収できているんですか。 | ||
○照屋委員 この問題はまた後ほど聞きたいと思います。長官、もう結構でございます。 あと、大臣にお伺いします。 去る三月二十九日の当委員会において、久間大臣は下地幹郎議員の質問に対し、下地島空港について、自衛隊機によるスクランブル使用の合意がなされていたとの重大発言がありま...全文を見る | ||
○照屋委員 大田知事の時代というのはどういうことをおっしゃったのかちょっとわかりませんが、いずれにしても、大臣は、そうすると、下地島空港を自衛隊が使用しよう、使おうというもくろみを持っていらっしゃるんでしょうか。 | ||
○照屋委員 いい場所にあるとあいまいな御答弁でしたが、要するに自衛隊が使いたい、こういうことでしょうか。 | ||
○照屋委員 恐らくそれは、宮古島の住民を含めて、伊良部町を含めて、今の大臣の御答弁には県民も驚くと思います。 それでは、この問題はさておいて、米軍再編問題やいわゆる米軍再編促進特措法との関連で、沖縄戦についての久間大臣の認識を尋ねます。 防衛大臣として沖縄戦をどのように認...全文を見る | ||
○照屋委員 確かに東京大空襲も、広島、長崎の原爆による悲惨な悲劇も胸が痛むものであり、今大臣が言ったような状況は何も沖縄戦だけじゃありません。 ところで、かつての沖縄の人々は日本軍のことを友軍とも皇軍とも呼んでいたようです。皇軍すなわち天皇の軍隊。沖縄戦では、友軍、皇軍と信じ...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣に私は幾度となく言っておりますが、私自身は、昭和二十年、アメリカ軍のサイパンにおける捕虜収容所で生まれました。捕虜が産んだ捕虜であります。ところが、沖縄に生まれた私の同級生で一番悲惨なのは、墓の中で生まれた、あるいはガマ、自然ごう、岩陰、避難先のヤギ小屋で生まれた...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
04月11日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第6号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 心配していたことが現実になりました。一九九六年、SACO最終報告に向けた日米の事務レベル協議で、MVオスプレーの配備を前提とした普天間飛行場代替施設の滑走路の長さや施設規模などについて具体的に協議していたことが、日米作業部会のメモで明らかに...全文を見る |
○照屋委員 これは、作業部会、正式にやったんじゃありませんか。 | ||
○照屋委員 非公式の協議の場でも結構ですが、滑走路の長さや施設規模について具体的に議論したことはありませんか。 | ||
○照屋委員 オスプレーの問題も、あるいは沖縄返還の問題も、政府の姿勢というのは一貫して、外交、安全保障に関しては、知らしむべからず、よらしむべしで、一切、県民、国民は知らぬでもいいんだ、そういう秘密主義では私はいかぬと思うんです。 それで、先ほど岩屋副大臣は、アメリカにおける...全文を見る | ||
○照屋委員 私は、単刀直入に、開発段階で起こったこと、その後のオスプレーの改良のことを聞いているんじゃなくて、今現在、岩屋副大臣は、オスプレーについて欠陥機だという認識か、それとも安全な飛行機だという御認識か、どっちかを聞いているんです。 | ||
○照屋委員 どうもはっきりしない、要領を得ないんですが、率直に、単刀直入におっしゃってください。このオスプレーの配備については県民がみんな不安を抱いているんです。そして私は、この試作段階から現段階においても、いまだオスプレーについては安全なものではないという認識なんですが、もう一...全文を見る | ||
○照屋委員 SACO最終報告から、今や、ロードマップによるV字形滑走路をシュワブ沿岸部につくろう、こういうことで日米が合意をしたわけですが、アメリカは、SACOからロードマップに至るまで、普天間飛行場の代替施設が陸上になろうが海上になろうがオスプレーを配備するんだ、こういうことは...全文を見る | ||
○照屋委員 それでは、こう聞きましょう。 麻生大臣、二〇〇六年、昨年の六月に、ウェーバー在沖アメリカ四軍調整官が、普天間飛行場の部隊に二〇一四年から二〇一六年の間にオスプレーを配備する計画があることを明らかにしたことを大臣は承知しておられますか。 | ||
○照屋委員 大臣、今の回答は、米側のどういう機関から我が国へ伝えられたのでしょうか。 | ||
○照屋委員 最後にお伺いしますが、キャンプ・シュワブに普天間飛行場の代替施設をつくるわけですが、この新しい基地にアメリカがオスプレーを配備すると言った場合、日本は断れるのか。それとも、基地の運用はアメリカの自由だから、それは認めざるを得ない、そういう立場なのでしょうか。要するに、...全文を見る | ||
○照屋委員 これは県民が強い不安を抱いているので、外務省、もっと県民、国民の立場に立って、主権国家として、独立国家としてもっと毅然とした姿勢で臨んでほしいと思います。 ————◇————— | ||
04月13日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第7号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 質問に入る前に、社民党のエネルギー政策の概要を申し上げます。 社民党は、日本の主要政党の中で唯一、脱原子力の立場を明確にしている政党です。もちろん、現実には我が国において電力エネルギーの三分の一程度を原子力が担っていることは無視できませ...全文を見る |
○照屋委員 イーター事業は三十五年という長きにわたるプロジェクトです。協定上、建設段階、運転段階における参加国の脱退の自由について御説明ください。イーター事業からのカナダの撤退、アメリカの撤退と再参加の背景に関連する知り得る情報を含めて、お答えください。 | ||
○照屋委員 イーター事業に対する建設期十年間、運転期二十年間の経費負担割合は幾らを想定しているのか、なお、建設期における経費の物納とは具体的に何を指すのか、明らかにしてもらいたいと思います。 | ||
○照屋委員 日本と欧州との核融合の将来の幅広いアプローチはイーター協定とは別個のようですが、なぜイーター事業とは別に日本と欧州間の幅広いアプローチ協定が必要なのか、また、その実施期間十年の後も自動的に更新されるのか、更新の期間はあらかじめ何年を想定しているのか、尋ねます。 | ||
○照屋委員 最後に、我が国における核融合研究開発の現段階における具体的な取り組み状況を明らかにしてもらいたいと思います。 | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
○照屋委員 社会民主党を代表して、イーター事業関連三協定に対し、反対の立場から討論を行います。 まず最初に申し上げたいのは、消費地から遠く離れた巨大施設で発電する大規模な集中型のエネルギー供給システムは既に時代おくれだということであります。本協定が実現を目指している核融合や原...全文を見る | ||
04月25日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第8号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 航空自衛隊は、四月二十六日から二十七日の両日、米空軍のF22Aラプターと航空自衛隊のF15などとの共同訓練を行うようであります。F22Aラプターの嘉手納基地配備により、周辺住民は不安を覚え、爆音被害の激化などに苦しんでいる中での航空自衛隊の...全文を見る |
○照屋委員 次期主力戦闘機の機種選定とは本当に関係ありませんか。 | ||
○照屋委員 共同訓練では、二十七日に戦闘機が敵味方に分かれて模擬空中戦を展開するようでありますが、模擬空中戦は、どのような方法で、そして使用基地及び訓練空域は具体的にどの場所で行われるのか、明確にお答えください。 | ||
○照屋委員 ところで、在日米軍トップのライト司令官は、昨日、嘉手納基地を来月離れる予定のF22について、再配備の可能性が十分あるとの認識を示し、その旨記者会見しました。けさの地元紙で大きく報道されて、沖縄現地は大変な騒動になっております。 F22の再配備や共同訓練によって、中...全文を見る | ||
○照屋委員 今、麻生大臣は、ライト司令官の発言については報道で知ったということでございまして、私もけさの地元紙の報道で知って驚いておりますが、これは、ライト司令官の発言については質問通告の段階ではわかりませんでしたので、あえてこれ以上聞きませんが、要するに、嘉手納基地周辺の住民と...全文を見る | ||
○照屋委員 それでは次に、防衛省は、中国軍の航空機や艦艇の情報を収集、分析するため、沖縄県宮古島市に新型地上電波測定施設をつくるようですが、施設の規模、着工時期、完成時期についてお尋ねします。 | ||
○照屋委員 この施設は新規につくられるんですか。それから、先ほど私は規模を聞いたんですが、規模についても丁寧に答えてください。 | ||
○照屋委員 終わります。 ————◇————— | ||
04月27日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第9号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 議題となりました条約及び二つの議定書の締結承認については、賛成の立場であります。 文化財は、我が国の長い歴史の中で生まれ、はぐくまれ、今日に守り伝えられた貴重な国民的財産であります。一方、武力紛争による文化財の破壊、強奪や不正流出を...全文を見る |
○照屋委員 沖縄戦において、米兵などによって戦利品として持ち去られた文化財に関する調査は行っておるんでしょうか。また、調査結果がまとまっておればお答え願いたい。 | ||
○照屋委員 あの悲惨な沖縄戦、我が国で唯一の地上戦が展開された沖縄戦では二十万余のとうとい人命が失われましたが、同時に、当時の国宝保存法による大変貴重な国宝級の文化財も失われたんですね。それが戦争の悲惨さだと私は思っております。 ところで、文化財保護法を初めとする関連法は在日...全文を見る | ||
○照屋委員 沖縄市と北中城村は、SACOで返還が合意されたキャンプ瑞慶覧のライカム地区、ロウワープラザ地区における埋蔵文化財調査のための基地立ち入りを海兵隊によって拒否されております。立ち入り要求の経緯と海兵隊の拒否理由をどのように政府は把握しているんでしょうか。 | ||
○照屋委員 今大臣がおっしゃったのは基地立ち入り手続に関する日米合同委員会合意の問題でありますが、沖縄市や北中城村は、立ち入り希望の半年前に文書で、埋蔵文化財の調査をしたい範囲も丁寧に地図を添えて申請しております。 しかも、これは文化庁から平成十七年度国宝重要文化財等整備補助...全文を見る | ||
○照屋委員 北原長官もおいでですが、先ほど外務大臣からお答えがありましたように、海兵隊は、埋蔵文化財の調査ですよ、しかも、正式に国の予算がついている、それに対して立ち入りを拒否して、その拒否の理由が、居住者の生活環境や静ひつ、安全を維持する必要がある、こう言っている。埋蔵文化財の...全文を見る | ||
○照屋委員 最後に、麻生大臣、私は、きょう議題になっている条約や議定書、大賛成であります。我が国がそういう条約を締結することは大事なことだと思います。しかし一方で、米軍基地内の埋蔵文化財の調査すらできないというのは、文化財関連法が米軍基地内にも及ぶにもかかわらずそういう調査ができ...全文を見る | ||
○照屋委員 はい。大臣の強い決意を伺いたいということと、文化庁に聞きたいのは、国宝重要文化財等整備補助金は、結局どうなるんですか。もうなしになるのですか。 | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
05月09日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第10号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 去る五月一日、ワシントンで日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2が開催されました。2プラス2では、日米同盟とNATOを補完的関係と位置づけ、NATOとの広範な連携協力を打ち出したほか、米軍再編合意の着実な推進を再確認するなどに至った...全文を見る |
○照屋委員 去る五月一日は、米軍再編の日米最終合意発表からちょうど一年の節目でありました。麻生外務大臣は、米軍再編に関するロードマップ発表から一年を振り返って、この間の日米合意の進捗状況、あるいは日米間の交渉の問題点、国内における関係自治体の反応を含めて、一年後の事態をどのように...全文を見る | ||
○照屋委員 今、大臣の御答弁を聞いて、私の感想でいうと、一年前に合意した着実な実施を日米間で確認し、経過を報告し合った、こういう程度で、具体的な進展はなかったのかな、こう思わざるを得ません。 ところで、北原防衛施設庁長官も2プラス2では防衛大臣に同行したと思いますが、今回の2...全文を見る | ||
○照屋委員 麻生外務大臣に尋ねます。 イラクのマリキ首相が、去る五月四日、共同通信と会見した内容がマスコミで報道されました。それによると、イラクでの航空自衛隊の輸送支援活動について、需要は長く続かないとした上で、ことしじゅうにも日本の部隊は必要なくなると言明したようですが、大...全文を見る | ||
○照屋委員 最後に大臣にお尋ねしたいのは、私は、アメリカのイラク開戦には反対の立場、それから日本の自衛隊派遣にも反対の立場でありますが、先ほどのイラクのマリキ首相発言との関連で、マリキ首相は航空自衛隊の輸送活動継続よりも日本の経験や能力、技術を生かした文民支援を望む意向を表明した...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 ————◇————— | ||
05月11日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第11号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 最初に、シンガポールとのEPAに関連して内閣府に尋ねます。 高市早苗沖縄担当大臣は去る一月、シンガポールを訪問し、同国の先端研究施設であるバイオポリスやシンガポール国立大学と沖縄科学技術大学院大学の協力関係を構築することで合意したと発表...全文を見る |
○照屋委員 沖縄科学技術大学院大学は、二〇〇一年の構想発表時には二〇〇七年九月の開校が目標であったはずであります。開校へ向けた進捗状況はどうなっているのか、特に現在配置されている主任研究員は何名か、目標は何名で、いつまでに達成できる見込みか、伺います。 | ||
○照屋委員 防衛副大臣がお見えですので、緊急事態でちょっと伺います。 一部マスコミ報道によると、普天間飛行場の移設に伴うキャンプ・シュワブ沿岸海域のアセス手続前の違法な現況調査に関し、政府は地元反対派の抗議行動を阻止するために海上自衛隊を動員するとの報道がなされておりますが、...全文を見る | ||
○照屋委員 官房長官は昨日の記者会見で、海上自衛隊の動員を示唆する発言をしておりますが、防衛省として、海上自衛隊の動員を検討するんでしょうか。 | ||
○照屋委員 北原長官に尋ねますが、嘉手納基地へ配備されていたF22が、昨日午前三時過ぎから相次いで離陸をしました。この未明離陸による爆音は、嘉手納町の調査で、実に九十八・九デシベルを記録しており、これはもはや騒音ではなく、殺人的な爆音だと周辺住民が怒るのも私は理解できます。米軍は...全文を見る | ||
○照屋委員 はい。 最後に、タイとのEPAとの関連で尋ねます。 ここからは急にほろ酔い談義になりますが、御承知のように、泡盛は世界の銘酒であります。現在、タイからの泡盛原料米、沖縄向けの輸入量、一トン当たりの政府買い入れ価格、売り渡し価格及び食糧法三十四条一項三号に基づく...全文を見る | ||
○照屋委員 農水省…… | ||
05月16日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第12号 議事録を見る | ○照屋委員 麻生大臣、沖縄は、昨日の五月十五日、本土復帰三十五周年を迎えました。思い起こすと、一九四五年から一九七二年五月十五日までのアメリカの軍事支配下の二十七年よりも、七二年復帰後の長い歴史を刻んだことになります。 復帰三十五周年に当たり、地元沖縄タイムス社が実施した県民...全文を見る |
○照屋委員 復帰三十五周年を迎えた沖縄にとっていまだに大きな問題は、日米地位協定の問題です。私は、日米地位協定は余りにも不平等、不公平で、米軍人軍属に特権・免除を与え過ぎていると思います。私は、我が国の主権と国民の基本的人権、そして環境の視点で、地位協定を抜本的、全面的に改正を図...全文を見る | ||
○照屋委員 私は、去る五月十一日の当委員会において、防衛副大臣並びに北原長官に、辺野古海域での現況調査と海上自衛隊の出動についてただしました。既に、事前調査に、海上自衛隊の補給艦「おうみ」、掃海母艦「ぶんご」が出動したようです。地元辺野古を初め多くの県民が、海上自衛隊の出動に強い...全文を見る | ||
05月18日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第13号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 本条約は、核によるテロリズムの防止をうたっております。いかなる手段、動機、目的であれ、テロが許されないことは明白であり、その防止は国際社会の重要な責務だと考えます。社民党は核兵器の廃絶を党是としておりますが、核兵器は、合法的であれ不法目的で...全文を見る |
○照屋委員 かつて、キャンプ・ハンセンでは、百五ミリりゅう弾砲、百五十五ミリりゅう弾砲の実弾射撃演習を、県民の通勤通学道路である県道一〇四号線を封鎖して、アメリカ海兵隊が実施しておりました。今では、本土の五カ所の自衛隊基地を含めて移動訓練をしております。 ところで、百五ミリ、...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣に尋ねます。 沖縄の本土復帰に当たって、基地の核抜き本土並み返還が言われました。復帰三十五年が経過して、本土並みになっていないことは明々白々であります。 核抜きについても、嘉手納弾薬庫やキャンプ・シュワブなどにはいまだに核兵器が貯蔵されているのではないかと...全文を見る | ||
○照屋委員 沖縄はテロの標的となり得る米軍基地が過密に所在しております。 在沖米軍基地に対するテロ防止のため、政府はどのような施策を講じているのか、尋ねます。 | ||
○照屋委員 きょうは、本条約本文で、テロに関する包括的な定義づけを行っていない問題や、あるいは、二〇〇五年七月の改正核物質防護条約を我が国が締結していない理由などについても質問する予定でありましたが、時間の都合で省略いたします。 最後に、防衛省防衛参事官小川さんがお見えのよう...全文を見る | ||
○照屋委員 はい。 小川参事官、何か意見があれば答えて、あるいは、なければ、きちんとこのことを久間長官に伝えてほしいと思います。どうぞ。 | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
05月23日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第14号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 最初に、議題となりました条約第九号との関連で質問いたします。 本議定書は、条約による海洋汚染の防止措置を一層強化するため、船舶等からの投棄を原則として禁止することを主たる内容とするものと理解しており、賛成の立場であります。 さて...全文を見る |
○照屋委員 それでは、本土復帰後は、不発弾を処理する法的責任者はだれで、具体的に処理する機関はどこでしょうか。 | ||
○照屋委員 本土復帰後、平成十七年度までに処理された不発弾は何トンでしょうか。 | ||
○照屋委員 沖縄では、いまだに不発弾が発見され、その処理のために住民が避難し年中無休の企業が臨時休業に追い込まれるという笑えない事態がしばしばあります。 残された不発弾を処理するのに五十年とも六十年とも言われておりますが、防衛省はあと何年かかると考えておりますか。 | ||
○照屋委員 それは、不発弾で地中深く埋まっているわけだから正確な推定は難しいでしょう。私が言いたいのは、戦後六十二年たってもまだ、これからもあと五、六十年も不発弾の処理に時間を要する、それほど悲惨な戦争が沖縄で展開された、地上戦で展開された、こういうことを強く防衛省もわかってもら...全文を見る | ||
○照屋委員 環境省もお呼びしてありますが、ちょっと質問順序を変えまして、先に北原長官にお尋ねいたします。 先日の当委員会でも尋ねましたが、今回、五月十八日から五月二十日までの辺野古海域での事前調査に海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」が出動しました。住民運動に海上自衛隊が出動するの...全文を見る | ||
○照屋委員 今長官は、調査目的の根拠について防衛省設置法第四条の所掌事務十九号を根拠に上げました。確かに防衛省設置法四条には、所掌事務として一号から三十三号まで書いてある。 ところが、その調査根拠について、久間大臣は十八日の記者会見で、根拠について防衛省設置法四条十八号だ、こ...全文を見る | ||
○照屋委員 長官、大臣ははっきり四条十八号と言っている。根拠があいまいなんです。私は、きのう一晩じゅう設置法四条十九号を読みましたよ。縦からも斜めからも裏からも表からも読んだ。三十五年弁護士をやった僕でも、そんな解釈にはならぬ。本当に四条十九号でいいんですか。 | ||
○照屋委員 国家行政組織法二条二項の官庁間協力の問題にしても、たくさんの問題を含んでいる。私は官庁間協力ではやれぬと思う。防衛施設庁は防衛省の外局なんです。きょうはそのことはおいておきましょう。 長官、配りました資料を見てください。今度の調査で生きたサンゴが大量に破壊されまし...全文を見る | ||
○照屋委員 佐藤那覇施設局長は、この写真を見て調査をすると約束したんです。 長官、一番下の写真を見てください。これはビデオカメラを設置したところですが、ここのところはジュゴンの通り道なんです。ジュゴンの通り道にこんな機器を設置したら、ジュゴンを通せんぼうしているのと同じじゃあ...全文を見る | ||
○照屋委員 長官、那覇防衛施設局から海域調査をやりたいと言ったときに県が同意をした、その際に、県から調査に当たっての配慮事項が示されたはずであります。具体的には、調査の具体的な調査工程、調査期間、調査時期、調査機器設置方法、環境配慮の内容については、決定次第、県に報告をすること、...全文を見る | ||
○照屋委員 もう終わりますけれども、長官…… | ||
○照屋委員 はい。豊かな自然体系を守っていく、ジュゴンを守っていくのは国際社会の責務なんです。辺野古には人類より先にジュゴンがすんだんです。そのことも忘れないで、特に、今回のサンゴ破壊についてはきちんと沖縄県に報告してください。委員会にも資料を出してください。 | ||
05月25日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第15号 議事録を見る | ○照屋委員 一昨日の当委員会で、環境省、海上保安庁にもお越しいただきましたが、時間の関係で質問ができず、済みませんでした。そこで、改めてお尋ねしたいと思います。 周囲を海に囲まれた沖縄の自然環境や景観を保全する上で、外国からの漂流・漂着ごみ問題は深刻です。環境省は沖縄の漂着ご...全文を見る |
○照屋委員 外国からの漂流・漂着ごみ問題を国際的な枠組みの中で積極的に取り上げることが重要だと思われます。漂着ごみ問題に取り組む北西太平洋地域行動計画では、日本海は対象ですが、沖縄本島や八重山地域に面する東シナ海は国際的な枠組みに含まれていないようですが、環境省あるいは外務省の見...全文を見る | ||
○照屋委員 海上保安庁の資料によりますと、海洋汚染の海域別発生において、沖縄を含む南西海域の海洋汚染は航行中のタンカーなどから投棄される廃油ボールが原因となっております。南西海域における廃油ボール汚染の実態と海上保安庁の監視体制や近隣諸国との連携方策についてお尋ねします。 | ||
○照屋委員 最後に北原長官に、一昨日の当委員会における私の質問に対する長官の答弁に関連して尋ねます。 その前に、私は、当委員会で再三再四、辺野古海域における環境事前調査に海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」を出動させる、海上自衛隊の潜水士を投入する法的な根拠はあいまいである、もちろ...全文を見る | ||
○照屋委員 ちっとも簡潔明瞭じゃない。いまだに何カ所調査機器を設置したかも明らかにしない、そういう秘密主義ではいけません。 最後に、きのうの地元二紙は社説において、サンゴの産卵状況の調査でサンゴを破壊した今回の調査を厳しく批判しております。北原長官は当委員会で、サンゴを大幅に...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 ————◇————— | ||
06月06日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第16号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 最初に、日比租税条約議定書について尋ねます。 先ほどの笠井委員の質問にもありましたが、政府税制調査会も、みなし外国税額控除については、見直し、縮減を図ることを提言しております。これは、課税の公平性の視点から、対象となる国や優遇措置を合理...全文を見る |
○照屋委員 政府税調においても縮減、廃止せんとするみなし外国税額控除が、実態としては近年むしろ増加しているのではないか。その数字と理由を御説明ください。 | ||
○照屋委員 日比租税条約のみなし外国税額控除制度の十年間の適用延長という場合の十年間には、いかなる理由、根拠があるのでしょうか。また、適用範囲拡大の具体的内容について尋ねます。 | ||
○照屋委員 本日は租税条約関連の質問を予定しておりましたが、昨日、米軍嘉手納基地内で、二万リットル、ドラム缶約百本分のジェット燃料漏れ事故が発覚し、地元沖縄で大問題になっております。事故は五月二十五日に発生したようでございますが、四日間も流れ続け、一週間後にしか公表されておりませ...全文を見る | ||
○照屋委員 最後に、北原長官に尋ねます。 毎回お越しいただいて申しわけありません。別に私は長官に個人的な恨みも何もありませんし、むしろ信頼しているんです。尊敬すらしているんです。恐らく、那覇防衛施設局の局長時代を含めて、沖縄県民から一番慕われ、愛されたのは北原長官でしょう。個...全文を見る | ||
○照屋委員 長官、既に土壌汚染がある、水源汚染も水質汚染も心配されますので、しっかり対策をとって、アメリカにも強く抗議しないとだめですよ。 終わります。 | ||
06月08日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第17号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 在日米海軍は、去る六月五日、海上保安庁に対し、米海軍掃海艦パトリオット、ガーディアンの二隻が与那国町の港に寄港すると文書で通知をしたようですが、その事実は間違いありませんか。 |
○照屋委員 米海軍からの通知では、いつ入港し、いかなる目的での入港か、いつ出港するのか、下船する乗組員は何名となっておりますか。 | ||
○照屋委員 審議官は先ほど、入港目的に関連して、友好親善訪問だ、こうおっしゃいましたが、これは寄港予定の与那国町が望んだことなんでしょうか。 | ||
○照屋委員 このアメリカ側の言い分というのは、私は勝手過ぎると思いますよ。 総領事が石垣港に寄りたいと言った、ところが、港湾管理者の石垣市長が、民間の港湾なので困ると言って断ったら、今度は与那国町が望んでいないのに友好親善訪問という。友好親善というのは、そもそも双方が合意して...全文を見る | ||
○照屋委員 石垣市長に断られて、今度は与那国へ行こう、これはつきまといですよ、つきまとい行為、大臣。石垣に寄りたいというのは、在沖総領事のメアさんが言って、見事断られ、振られているんだ。だから、与那国町が望んでもいない、沖縄県も不快感を示し自粛を要望しているのに、友好親善の押しつ...全文を見る | ||
○照屋委員 港湾管理者は与那国町ではなく沖縄県、それはわかりました。 ところで、外務省は沖縄県に対してどういう通報をし、港湾管理者である沖縄県は与那国町への寄港を望んでおるんですか。 | ||
○照屋委員 先ほど麻生大臣はお聞きになっていないと言いましたが、五月十一日に総領事のケビン・メア氏が大浜石垣市長に申し入れて、拒否されているんです。その後、日米間の調整で与那国への寄港が決まったようであります。 外務省もしくは海上保安庁は、いつどのような日米間の調整をやったん...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣に尋ねますが、基地が集中する沖縄でよく米軍は、よき隣人でありたい、こういうことを言います。僕もそうあってほしいと思う。ところが実際は、せんだっても質問しましたように、嘉手納基地で大量のジェット燃料を流出させる、今度はまた与那国へ民間の港湾に掃海艦を寄港させる。 ...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 ————◇————— | ||
06月15日 | 第166回国会 衆議院 外務委員会 第18号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 きょうは、二千六年の国際熱帯木材協定との関連で質問いたします。 最初に、国際熱帯木材機関、ITTOはどのような機関で、活動内容や現在実施をしているプロジェクトはどのようなものか、また、抱えている課題について、外務省にお尋ねします。 |
○照屋委員 次に、NGO組織である国際マングローブ生態系協会、ISMEについて尋ねます。 現在、個人会員、団体会員は何名でしょうか。 | ||
○照屋委員 国際熱帯木材機関と国際マングローブ生態系協会との関係はどうなっているでしょうか。外務省に尋ねます。 | ||
○照屋委員 JICAの持続可能なマングローブ生態系管理の技術研修の現状について、JICAから説明を伺いたいと思います。 | ||
○照屋委員 マレーシアでは、マングローブ林を保護しようとする機運が高まっているようであります。「インド洋津波が襲来した北西部ペナン島のいくつかの漁村で、マングローブの群生林が「緩衝装置」として働き、被害を最小限に抑えた」と読売新聞が報じております。 マングローブの効用並びに日...全文を見る | ||
○照屋委員 麻生大臣、これは質問ではございませんが、きょう議題となった二千六年の国際熱帯木材協定を含めて三つの条約に私は賛成の立場でありますけれども、マングローブの保全については、マレーシアでは、首相みずからが率先して、保全をすべきだ、もっともっとマングローブをふやすべきだ、あの...全文を見る | ||
○照屋委員 時間になりましたので、最後に一言大臣に申し上げたいと思いますのは、きょう、当委員会の審議途中に、私、中座したことをまず委員長におわびをして、その理由は、沖縄から文科省に百名ぐらいの教科書問題での要請団が直接交渉しておりまして、それに立ち会っておりました。 六月は、...全文を見る | ||
10月04日 | 第168回国会 衆議院 本会議 第5号 議事録を見る | ○照屋寛徳君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、福田総理の所信表明演説に対し、総理並びに関係閣僚に質問をいたします。(拍手) 安倍前総理の突然の無責任な政権ほうり投げを受けて、福田内閣が誕生しました。さきの参議院選挙では、自公政権の歴史的大敗北と与野党逆転の実現という国民の...全文を見る |
10月26日 | 第168回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 高村外務大臣は、就任あいさつの中で、日米同盟が我が国外交のかなめであり、その強化を図ると述べました。一方で、沖縄を初めとする地元負担の軽減と在日米軍再編を着実に進めるとの決意を表明しました。 私は、当委員会で再三再四、在日米軍再編の...全文を見る |
○照屋委員 大臣も私も弁護士ですから、質問にはなるべくずばりお答えいただきたいと思います。 日米両政府が合意した辺野古沿岸V字型滑走路案に対して、沖縄県や名護市は反対を表明し、沖合への移動を求めております。もちろん、私は、狭い沖縄県内へのいかなる新基地建設にも反対の立場であり...全文を見る | ||
○照屋委員 米軍嘉手納基地の機能強化が進んでおります。軍用機の未明離陸で暴露される殺人的爆音で周辺住民は苦しめられ、パラシュート降下訓練、それから有事を想定した即応訓練の強行実施で住民は不安におののいております。 私の本会議における代表質問に対し、福田総理は、未明離陸による爆...全文を見る | ||
○照屋委員 普天間飛行場の辺野古沿岸部への移設が、単なる移設ではなくて、在沖米軍基地の機能強化であることが判明しました。沖縄防衛局の鎌田局長は、昨日の定例記者懇談会で、米軍が普天間飛行場代替施設に戦闘機装弾場を建設することを認めました。 防衛省に尋ねます。戦闘機装弾場建設は事...全文を見る | ||
○照屋委員 では、辺野古に新たにつくる装弾場の規模と機能について答えてください。 | ||
○照屋委員 けさの沖縄タイムス、琉球新報ともに、鎌田局長の記者会見を受けて、いずれも、戦闘機弾薬、要するに、装弾場、こう言っているんですよ。これは間違いなんですか。 | ||
○照屋委員 では、鎌田局長の説明も間違えたんだな。 では、もう一点聞くけれども、アメリカの公文書を私も見ましたが、普天間代替施設に二百十四メートルの大型岸壁建設をアメリカが日本政府に要求した、これは事実か。その要求に対して、日本政府は合意したのか、合意を拒否したのか、国民に隠...全文を見る | ||
○照屋委員 どの規模の、具体的に何メートルの岸壁をつくるんですか。どう合意したの。はっきり国民に説明しなさいよ。 | ||
○照屋委員 時間ですので終わりますが、規模が決まらぬで設計中というのは自己矛盾じゃないか。規模も決まらぬで設計が進められるの。そんな子供だましで、あなた、我々委員会の委員が黙るとでも思っているの。国民はごまかせませんよ。 終わります。 | ||
10月29日 | 第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 守屋さん、心なしか顔色も悪いようですが、一連の不正発覚後、よく眠れますか。 |
○照屋委員 日本には、守屋さん、悪いやつほどよく眠るという言葉もあるし、天網恢々疎にして漏らさずともあるから、注意してくださいよ。 証人については、山田洋行元専務から二百回以上のゴルフ接待を受けた疑惑以外に、沖縄の米軍基地建設に絡む疑惑も浮上しております。 ところで、ゴル...全文を見る | ||
○照屋委員 私が聞いているのは、佐浦丈政、奥さんは松本明子という偽名を使ったかどうか。 | ||
○照屋委員 偽名を使ってゴルフプレーをすることは、刑法上の違法行為なんだ。不適切であったとか配慮を欠いたでは済まないんだよ。これらの行為は私文書偽造、刑法第百五十九条一項、同行使罪、同法百六十一条一項、法定刑は三月以上五年以下の懲役なんだ。実際に、富山県の南警察署、沖縄県の糸満警...全文を見る | ||
○照屋委員 守屋さん、あなたは、山田洋行以外の者から沖縄でゴルフ接待を受けましたね。 | ||
○照屋委員 だれとだれとだれで宮古でゴルフをしましたか。 | ||
○照屋委員 プレー費はだれが出しました。 | ||
○照屋委員 米軍再編で辺野古に巨大な基地がつくられようとしております。一方で、沖縄の米軍基地建設が利権の対象にされています。 証人は、那覇防衛施設局長を最後に退任した佐藤氏を通じて、沖縄の特定の土建業者に辺野古沿岸V字形滑走路案の機密図面を渡したことはありませんか。 | ||
○照屋委員 あなたの部下を沖縄に派遣して図面を回収したことはありませんか。 | ||
○照屋委員 あなた以外に、では、だれがやったか。承知しているなら正直に言いなさいよ。 | ||
○照屋委員 証人、あなたは那覇市松山にあるクラブ銀座で佐藤と一緒に飲食接待を受けたことはありませんか。 | ||
○照屋委員 クラブ銀座にも行ったことはありませんか。 | ||
○照屋委員 佐藤さんは、いわばあなたの第一の部下みたいなんだ。しかも、定年後も延長して局長をやっている。その佐藤さんの接待疑惑について、あなたは倫理監督官として報告を受けて知っておりましたか。 | ||
○照屋委員 そうであれば、まさに倫理監督官として私は監督不十分だと思う。 佐藤前局長がフリーパスでホステスたちを局長室に入れた事実もわかっているんですよ。私たち基地建設に反対する人には、局長室どころか物置みたいなところで会って。 そういうことを本当に聞いておりませんか。 | ||
○照屋委員 先ほどの機密図面に戻りますが、証人は、東京地検の特捜部がその図面を押収もしくは任意提出を受けたということを聞いて知っておりますか。 | ||
○照屋委員 委員長。 | ||
○照屋委員 最後に、社民党としては、前那覇防衛施設局の局長佐藤勉を証人尋問するように委員長に求めたいと思います。 | ||
○照屋委員 はい。 | ||
11月02日 | 第168回国会 衆議院 外務委員会 第3号 議事録を見る | ○照屋委員 我が国外交の最高責任者である外務大臣の歴史認識と深くかかわる、沖縄における集団自決、強制集団死への日本軍の命令、強制の存在について伺います。 集団自決は、悲惨な沖縄戦におけるほんの一部の実相にすぎません。日本軍から軍との共生共死を強いられ、手りゅう弾を軍から配られ...全文を見る |
○照屋委員 嘉手納基地における未明離陸による爆音は深刻です。福田総理も高村大臣も、同様の認識を示されました。 私は、去る十月二十六日の当委員会でも、大臣にこの問題でお尋ねをしました。その際、大臣は、早朝離陸が行われないよう米側に働きかけているところでありますとか、米側とのやり...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、未明離陸による爆音は、北谷町砂辺で最高百九・二デシベルが測定されております。これはもう、やかましいとか騒音というレベルではないのです。周辺住民は、静かに寝かせてほしい、こういう素朴な願いなんですね。 高村大臣は法律家でもありますが、百九・二デシベルの爆音を想...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、この未明離陸問題の背景には、一九九六年に合意された日米合同委員会の嘉手納飛行場による航空機騒音規制措置の不完全さがあります。米軍は住民生活を無視して勝手放題の基地運用を行っており、それを許しているのは、私は日本政府の怠慢である、ぜひ実効ある爆音措置を米国に強く迫...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、私が入手した情報によると、この米海軍の原潜ハンプトンでは、毎回実施をすべき原子炉の安全検査を一カ月以上も行わない、それを隠ぺいするために記録を偽造した、こう言われておるんですね。 それによって米海軍の将校と兵士六人が処分されたというのは外務省に伝わっておるん...全文を見る | ||
○照屋委員 我が国の国内法上、原子炉の定期検査を怠り、しかも記録を偽造するという危険きわまりない悪質な行為はいかなる法律に違反するのか、お答えください。 | ||
○照屋委員 アメリカの原潜ハンプトンの、定期検査を怠っておった、それによって将校らが処分をされた、そのことは、外務省から沖縄県や関係自治体には通報をされたのでしょうか。 | ||
○照屋委員 大臣、私はこれは重大な事項だと思いますので、政府、外務省が入手した情報は、ぜひ沖縄県やうるま市など関係自治体に通報をしていただきたいと思います。 最後に、嘉手納基地におけるパラシュート降下訓練について伺います。 この訓練は明確なSACO合意違反であります。米軍...全文を見る | ||
○照屋委員 気象データをしっかり入手して、米側が訓練強行理由をごまかしていないかどうか、それをしっかりしてちょうだい。 終わります。 | ||
11月07日 | 第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 私は、去る十月二十九日の守屋前防衛次官の証人喚問で、日米両政府が合意した辺野古沿岸V字形滑走路の機密図面が、守屋前防衛次官、佐藤前那覇防衛施設局長を通じて特定の土建業者に流出をしたのではないかとただしたところ、守屋さんは事実を否定しまし...全文を見る |
○照屋委員 いかなる図面かわからぬと言って、私は特定して聞いているんだから。辺野古沿岸案、V字形滑走路の機密の詳細図面だ。石破大臣も精査をすると記者会見で言っているんだ。大臣、お答えください。 | ||
○照屋委員 このV字形滑走路の機密図面流出は、事実であるとすると、総理、大変な問題だと思います。ところが、流出させたと思われる業者が、現に図面を所持し、社員や下請業者に見せたとの情報も私のところに寄せられております。 防衛省は、疑惑を持たれている業者からも事情を聞かれたんでし...全文を見る | ||
○照屋委員 石破大臣、この流出図面問題について、守屋前事務次官やあるいは佐藤前局長から、大臣が直接事情を聞くおつもりはありますか。 | ||
○照屋委員 福田総理に尋ねます。 防衛商社山田洋行、日本ミライズ絡みの次期輸送機CXエンジンの発注をめぐる防衛利権疑惑、守屋前事務次官のゴルフ、飲食接待などは、我が国の防衛、安全保障政策上も絶対に許せない不正行為であります。防衛が一部官僚や政治家の欲望の対象であってはならない...全文を見る | ||
○照屋委員 石破大臣、次期輸送機CXエンジンを初め防衛装備品の調達については、私は、随意契約を含め調達のあり方を根本的に見直す必要があると思います。防衛大臣の決意をお聞かせください。 | ||
○照屋委員 私は、テロ特措法、イラク特措法に反対の立場であり、審議されているいわゆる新テロ特措法についても反対であります。 外務大臣に尋ねますが、インド洋におけるいわゆる海上阻止行動は、何カ国、何隻の補給艦が参加して始まったのか、そして、今現在何カ国、何隻の補給艦が活動に参加...全文を見る | ||
○照屋委員 福田総理と石破大臣に尋ねますが、沖縄では、米軍基地建設に絡むいわゆる島田懇事業や北部振興事業が数千億円単位で既に実施をされ、現に実施されつつあります。ところが、これらの事業をめぐって、贈収賄、官製談合疑惑、一部官僚や政治家の利権疑惑が語られております。 これらの事...全文を見る | ||
○照屋委員 総理の御決意も一言お聞かせください。 | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
12月07日 | 第168回国会 衆議院 外務委員会 第5号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 外務大臣に尋ねます。 二〇〇八年三月三十一日で現行の新特別協定が期限切れを迎えます。新特別協定には、光熱水費や訓練移転費など、負担のあり方に問題があることを承知しております。一方で、駐留軍労働者の雇用の安定確保や労務費負担のあり方は極め...全文を見る |
○照屋委員 昨日、官房長官が記者会見で、特別協定に関連して、日米同盟を重視して日本側の負担を大幅に変更しない方向だ、こう述べたと地元紙が報道しております。今一番心配されているのは駐留軍労働者の労務費の問題ですが、大臣に一点確認しますが、この労務費の日本側負担を大幅に減らす方向で交...全文を見る | ||
○照屋委員 防衛省に尋ねますが、駐留軍労働者の法的雇用主はだれでしょうか。 | ||
○照屋委員 駐留軍労働者に対しても、我が国の労働関係法は適用されるんでしょうか。 | ||
○照屋委員 駐留軍労働者に対しては、国家公務員は適用外にありますが、その給与や勤務条件は国家公務員に準拠する、これは法律上明定されておるんです。ところが、国家公務員に準拠しなければならないと定められている勤務条件、諸手当、諸制度、国家公務員に比べて駐留軍労働者に適用されていないの...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣も法律家なのでよく御承知だと思いますが、私は、勤務条件、労働条件、これを一方的に不利益変更することは許されないし、それこそ不当労働行為だ、こう思うんですね。 それで、今、駐留軍労働者の格差給、語学手当を廃止したり、退職手当を引き下げようとする勤務条件の一方的な...全文を見る | ||
○照屋委員 先ほど、駐留軍労働者にも基本的に我が国の労働関係法令が適用される、これは間違いないんですよ。それでも、たび重なる交渉でも、いまだに日本国の、ちょっと聞きなさいよ、労働関係法令が遵守をされていないのがあるんじゃないでしょうか。 | ||
○照屋委員 労働基準法を私が調べたら、三十六条、三十九条、八十九条、百一条、百十五条、労働安全衛生法十九条、これは当然守るべきだが、使用者たる米軍は、日米合意をしながら守っていない。これは政府はしっかりしないといけませんよ。 それから、さっき申し上げたように、この格差給それか...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 |