照屋寛徳

てるやかんとく

小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回

照屋寛徳の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第174回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  鳩山総理は、施政方針演説で、命を守りたい、働く命を守りたい、世界の命を守りたい、地球の命を守りたいと述べられました。私は、鳩山総理が、人間が人間らしく生きていくための望ましい政治、社会、経済、教育について、理念、哲学を語ったものだと善解...全文を見る
○照屋委員 鳩山総理、復帰前から復帰後の今日まで、在日米軍基地の約七五%が集中する沖縄にあって、基地があるがゆえの事件、事故で、ウチナーンチュの命の尊厳と命の価値は、本土に住む日本人と同様に扱われてきたと認識していますか。あるいは、異なる扱いがあったなと思われておるんでしょうか。
○照屋委員 鳩山総理、昨年八月の衆議院解散・総選挙で沖縄すべての選挙区と、あるいは去る一月二十四日の名護市長選挙で、普天間飛行場の辺野古移設による新基地建設に反対する候補が当選をしました。  総理は、昨年十二月十五日、移設先について、辺野古でない地域を模索すると明言されました。...全文を見る
○照屋委員 平野官房長官の名護市長選直後の、結果をしんしゃくしてやらなければいけない理由はないとの発言、その後の、地元合意なしでの法的手段行使発言、さまざまな憶測を呼んでおります。平野官房長官の真意を明確にお示しください。
○照屋委員 北澤大臣は、去る一月二十九日の会見で、普天間飛行場の移設をめぐり、今の形で継続されることはあり得ない、返還を前提に進んでいるとの認識を示しました。その認識の根拠について伺います。
○照屋委員 北澤大臣、私も大臣の認識はよく理解できます。  ところで、普天間飛行場は、基地機能を移設して、私は閉鎖、返還すべきだと考えますが、北澤大臣、閉鎖状態になった普天間飛行場を継続使用する、あるいは現状維持をする、そういう可能性については大臣はどのようにお考えでしょうか。
○照屋委員 北澤大臣、V字形滑走路の現行案に基づく辺野古環境アセスは欠陥であり、違法性すら指摘をされております。鳩山総理が五月末までに必ず移設先を見つけると断言している以上、現行案を前提とした辺野古環境アセス評価書は提出すべきでないと考えますが、大臣のお考えをお示しください。
○照屋委員 岡田外務大臣に尋ねます。  私は、日米地位協定は余りにも不平等、不公平であり、沖縄県民の、そして日本国民の命の尊厳と安全を脅かす元凶だと考えます。岡田外務大臣の日米地位協定改定への決意と方策を伺います。
○照屋委員 岡田大臣、米軍嘉手納基地の航空管制業務、いわゆる嘉手納ラプコンは、二〇〇四年十二月十日の日米合同委員会で、二〇〇七年十二月の返還を目指すことが合意されました。その後、返還は延期されて、二〇一〇年三月までに返還することが日米合同委員会で合意されております。  間もなく...全文を見る
○照屋委員 嘉手納ラプコンだけではなくて、首都東京の空も米軍横田基地のラプコンがございます。岡田大臣は、航空管制が主権国家、独立国家の主権にかかわる重大問題だとの認識はお持ちでしょうか。
○照屋委員 前原国交大臣に尋ねます。  嘉手納ラプコン返還に向けては、米軍方式による航空管制業務が条件となっておりますが、航空管制官の育成訓練は円滑に進んでいるんでしょうか。
○照屋委員 岡田大臣と前原大臣に、これは要望でございますが、私は、嘉手納ラプコンが約束どおり来月、三月十一日までに返還されないのは、普天間基地の返還と並ぶぐらい、沖縄にとっても日本にとっても非常に重要な問題だ、こういうふうに考えておりますので、ぜひ、岡田大臣、前原大臣におかれまし...全文を見る
○照屋委員 ぜひ鳩山内閣の全大臣が沖縄のために力を尽くしてくださるようにお願いを申し上げて、質問を終わります。
02月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  名前は寛徳ですが、きょうは、阿部委員のピンチヒッターで質問に立っております。  最初に、沖縄愛楽園の保険入院医療機関指定についてお伺いいたします。  ハンセン病問題の解決を促進する法律が、昨年四月に施行されました。国立療養所沖縄愛楽...全文を見る
○照屋委員 長妻大臣、沖縄愛楽園は、去る沖縄戦で米軍の猛攻撃を受けた痛ましい悲劇の過去がございます。また、一九四五年から一九七二年までの米軍支配下で、本土の入所者以上に苦しんだ歴史もございます。  本件は、法律改正も政令改正も不要であります。大臣が指定をすれば実現できるんです。...全文を見る
○照屋委員 大臣、沖縄にホームレス自立支援のNPO法人プロミスキーパーズというのがございます。このプロミスキーパーズでは、現在、ホームレスの皆さんを百五十四名入所させております。私が非常に感激するのは、このプロミスキーパーズに入所しているホームレスの皆さんは、病気の者以外は原則と...全文を見る
○照屋委員 大臣、そして長浜副大臣も聞いてほしいのですが、プロミスキーパーズが百五十四名のホームレスを収容して、自立支援、就労支援している者はウチナーンチュだけじゃないんです。ウチナーンチュだけじゃなくて、本土の各地から暖かい沖縄を求めて流れ着いたホームレスが圧倒的に多い。そうい...全文を見る
○照屋委員 大臣、戦後やがて六十五年になろうとするのに、硫黄島では、いまだに一万三千柱の遺骨が収集されていない。私は、遺骨収集現場も視察をしました。これは、新政権でほうっておけない問題ですよ。硫黄島も沖縄も、戦後処理は国の責任なんです。国の責任に時効なんというのはない。そういう思...全文を見る
○照屋委員 大臣の頑張りを期待したいと思います。そして、先ほど申し上げたように、沖縄へいらっしゃるときには、ぜひ、ホームレス支援のプロミスキーパーズも訪ねてください。  質問を終わります。
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○照屋分科員 北澤防衛大臣、夜遅くまで大変御苦労さんでございます。そして、副大臣を初め政務三役の皆さんも、本当にお疲れさんでございます。あとしばらくの辛抱でございますので、よろしくお願いを申し上げます。  大臣、昨日、沖縄県議会は、「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に...全文を見る
○照屋分科員 北澤大臣には釈迦に説法になるかと思いますが、私なりにこの意見書を眼光紙背に徹して読んでみますと、大臣おっしゃるように、沖縄県議会が全会一致で可決をした、こういうことも画期的でありましょう。また同時に、大臣がおっしゃった、一つの民意のあらわれ、こういう評価もありましょ...全文を見る
○照屋分科員 大臣、普天間飛行場の移設問題と関連して、防衛省内に新たな特命の検討チームが結成をされた、このように聞き及んでおります。この特命チームの構成員の氏名や役職、あるいはその具体的な任務、役割、現段階における検討作業の進捗状況についてお尋ねをいたします。
○照屋分科員 大臣、来る四月二十五日から二十八日まで、ウィーンで軍事オンブズマン国際会議が開かれるようでございます。この国際会議に長島防衛政務官が出席に意欲的だということを伝え聞きましたが、私は、可能であれば北澤大臣にもぜひ御出席をいただきたいと思います。  というのは、私は、...全文を見る
○照屋分科員 心優しい北澤大臣でございますので、旧政権で起こった防衛省内の不祥事事件についても、御遺族と直接面会をして胸の内を聞いてあげる、そういうふうに私も大臣の決意を聞いて、実は喜んでおります。同時に、ぜひ軍事オンブズマンの重要性についても、北澤大臣として今後もお考えをいただ...全文を見る
○照屋分科員 そうすると、私は、白燐の含有率が少ないとはいえ、M825も白燐弾の一つであることは間違いありませんので、そういうことは国際社会から、非人道的兵器だ、こういう非難もありますので、ぜひ、政権交代を果たした北澤大臣以下の防衛省としては、海兵隊に強い自粛の申し出をしてもらい...全文を見る
○照屋分科員 北澤大臣、最後は、これは、私は北澤大臣の政治力で必ずや解決できるんじゃないかと期待をしている問題ですが、防衛省訓令第百二十六号に防衛施設周辺放送受信事業補助金交付要綱というのがございます。これに基づいて、現在、NHK放送受信料の半額助成を実施しております。沖縄では嘉...全文を見る
○照屋分科員 大臣、これは旧政権ではなかなか周辺住民が要望をしても聞き入れてもらえなかったんですね。  私の法律事務所も、また後援会事務所も、普天間基地のすぐ近く、沖国大の近くでありますが、やはり爆音から、せめてNHK放送受信料の半額助成ができるように北澤大臣に再度お願いを申し...全文を見る
03月11日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  一昨日、岡田外務大臣が、日米密約に関する外務省調査結果と有識者委員会の検証報告書を公表いたしました。日米間の密約というのは、日米安保条約改定時の、核持ち込み、朝鮮半島有事の際の在日米軍基地自由使用、沖縄返還時の核再持ち込み、沖縄返還時の...全文を見る
○照屋委員 今回検証された四つの密約は、いずれも、米国側の情報公開や、あるいは関係者の証言、学者の研究等で明らかにされたものであります。いわば公然の秘密でございます。にもかかわらず、歴代自民党政権がその存在を否定し、国会と国民にうそをついてきた。政権交代を果たして岡田大臣が勇断を...全文を見る
○照屋委員 大臣、自公政権下で膨大な外交文書が消却をされた、廃棄をされた、こういうふうな疑いもありますので、ぜひ引き続いてしっかりした調査をお願い申し上げたいと思います。  それから、沖縄返還時の原状回復補償費用の肩がわりについても密約の存在が認定されました。関連して、旧自公政...全文を見る
○照屋委員 次は、事実関係を北澤大臣にお伺いいたします。  去る二月十六日、大臣が元沖縄商工会議所会頭の太田範雄氏に会った、こういう報道がありますが、事実でしょうか。
○照屋委員 北澤大臣、私が太田氏に確認をしたら、お会いになったということは本人もお認めになっているんですが、その際に、普天間飛行場の移設先案については、何らかのお話や提案はなかったでしょうか。
○照屋委員 最近、よくホワイトビーチ沖案とか、あるいはうるま市勝連沖埋め立て案という報道が飛び交っております。  両大臣に申し上げておきますが、ホワイトビーチ沖から津堅島沖というのは、埋め立ては技術的に不可能だと私は思っています。理由は、非常に水深が深い、津堅島付近は潮流が激し...全文を見る
○照屋委員 終わります。
04月06日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  岡田外務大臣それから北澤防衛大臣、実は、今急浮上しております勝連沖埋め立て案、これに心配をしたうるま市の市民協の代表四名がきのうから上京しておりまして、きのうは外務省で武正副大臣に面会をいたしました。委員会終了後、榛葉防衛副大臣にお会い...全文を見る
○照屋委員 北澤大臣にお聞きしますが、報道によりますと、大臣は、三月二十五、二十六日、沖縄に来られまして、その際、平野官房長官と同様の方針、お考えを仲井眞知事に伝えたようでございますが、それは事実でしょうか。
○照屋委員 岡田外務大臣に尋ねますが、岡田大臣は、この鳥島、久米島両射爆撃場の返還と訓練水域の一部解除についてはどのようにお考えか、また対米交渉する意思はおありでしょうか。
○照屋委員 先ほど北澤大臣は、三月二十五、二十六日の会見の折、仲井眞知事に伝えたことはないということでございましたが、そういう報道があって、多くの漁民、沖縄県民が期待を抱いたことは事実でございます。また、先ほど紹介した県の漁業組合長会は、一部解除ではなくて全面返還をしてほしいと。...全文を見る
○照屋委員 松野官房副長官、もう結構でございます。ありがとうございました。御退席してください。  ところで、依然として沖縄では悲惨な米軍人軍属の事件、事故が発生をしております。その中で、きょう午前中、赤嶺委員の質問にもありましたが、三月十六日、名護市辺野古で発生したひき逃げ事件...全文を見る
○照屋委員 これは、榛葉副大臣、緊急見舞金の支払いに関する通達を私も知っていますが、今おっしゃった根拠で払ったのであれば、大臣との協議はなされたんでしょうか。
○照屋委員 次に、岡田外務大臣に尋ねますが、去る三月二十四日から三十日まで、外務省沖縄事務所の主催で、米軍人軍属の撮影による写真展が開催されました。同写真展に支出をした外務省の公費の明細を明らかにしてもらいたいことと、同写真展の受賞者には、職員のポケットマネーで購入した記念品や賞...全文を見る
○照屋委員 写真展の意義や目的は私も理解をいたしますが、これが外務省としての公務であれば、それに必要な賞品代等は、私は公費で払うべきであるし、自主的であれ、職員のポケットマネーで支払う、そういうことは、沖縄にあっては、かつての弁務官資金みたいなもので、県民感情に照らしても余りよく...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  限られた時間でございますので、通告した質問順序を若干変更しまして、最初にお聞きをしたいのは、在沖米海兵隊は、去る四月六日から七日までの間、CH46型ヘリに兵士数名がロープで宙づりになり、キャンプ・シュワブ内のヘリパッドを発着点に、住宅地...全文を見る
○照屋委員 副大臣、事実であればというお話でございましたが、事実なんですよ。沖縄防衛局の真部局長も、現認をしたのか、あるいは報道からの通報なのか、それが事実だということに基づいてコメントをしておりますので、私は、やはりしかるべき毅然とした申し入れを米軍にすべきだと思いますが、もう...全文を見る
○照屋委員 外務省の吉良政務官もお見えでございますが、住宅地上空での米軍ヘリによる宙づり訓練は、私は明らかに日米地位協定第三条三項に違反すると思いますが、外務省の見解を尋ねます。
○照屋委員 吉良政務官、今、防衛省の榛葉副大臣からありましたように、これは施設内でもあるし、それから、旋回等をするときに施設外にもはみ出すわけですよ。外務省はやはり防衛省のような毅然とした姿勢を持たないと、私は、外交に努める省ではなくて加害に努める外務省であってはいかぬと思います...全文を見る
○照屋委員 それでは、法案に関連して質問を行いたいと思います。  去る三月二十六日、陸上自衛隊第一混成団の第一五旅団化に伴う式典が那覇駐屯地でありました。同式典には北澤大臣も出席をしております。  ところで、現行の防衛大綱に、「島嶼部に対する侵略に対しては、部隊を機動的に輸送...全文を見る
○照屋委員 島嶼におけるゲリラ、特殊部隊による攻撃や災害などへの迅速かつ機動的な対処を目的として、二〇〇二年、長崎県の陸上自衛隊相浦駐屯地に西部方面普通科連隊が創設されました。同普通科連隊は、二〇〇六年から渡米をし、キャンプ・ペンドルトンで米海兵隊と強襲揚陸の共同訓練を行っている...全文を見る
○照屋委員 最後に、西部方面普通科連隊は定員が約六百名、国境をにらんだ有事即応部隊でございます。ヘリコプターでの移動を念頭に、小銃や迫撃砲など軽装備での機動力を特徴としており、キャンプ・シュワブの歩兵大隊と似た性格を有しております。  私も先日、相浦駐屯地に参りましたが、沖縄よ...全文を見る
○照屋委員 終わります。
05月10日第174回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  きょうは、普天間問題、沖縄の基地問題は質問いたしません。いたしませんが、両大臣おそろいでございますので、私は、鳩山総理が、辺野古現行案、いわゆる辺野古を埋め立てるのは自然への冒涜だとおっしゃった、同じように、今いろいろ報道されている辺野...全文を見る
○照屋委員 国を挙げての口蹄疫防疫態勢の強化は当然でありますが、沖縄のような離島県における口蹄疫発生予防とウイルス侵入予防の具体策、これを沖縄との関連でお答えください。
○照屋委員 先ほど沖縄でも競りが中止になったと言いましたが、競りの中止によって畜産農家は飼料代がかさむわけですね。それから、防疫態勢のための消毒用品代などが要る。そういう状況で、畜産農家を直接支援する対策はどのように講じるのでしょうか。
○照屋委員 それでは次に、沖縄県に存在する民間の自主夜間中学校、NPO法人珊瑚舎スコーレと、学齢期を過ぎた義務教育未了者の問題について文科省に伺います。  まず、全国で学齢期を過ぎた義務教育未了者は何名いると推定されますか。そのうち、沖縄県は何名でしょうか。最も新しい統計資料に...全文を見る
○照屋委員 全国に公立の夜間中学校は何校あり、在籍者は何名でしょうか。また、民間の自主夜間中学校は何校あり、在籍者は何名でしょうか。
○照屋委員 それは、文科省、怠慢ですよ。義務教育は憲法上も無償とすると書いてあるんですよ。いろいろな事情で学齢期を過ぎた義務教育未了者の問題というのは、もっと真剣に考えてもらわぬといけませんよ。民間の夜間中学も何校あるか、在籍者も知らぬ、掌握していない、こういうことでは通りません...全文を見る
○照屋委員 私は先ほど義務教育は本来無償であるべきだということを言いましたが、ところで、沖縄にあるNPO法人珊瑚舎スコーレに対する国からの財政支援は一切ございません。沖縄の義務教育未了者というのは、悲惨な沖縄戦と、沖縄戦終結後の混乱と貧困の時代に学齢期を迎えた方々であり、平均年齢...全文を見る
○照屋委員 私は、かねてより沖縄問題に深い関心と理解を持っていらっしゃる前原沖縄担当大臣に最後に伺います。  義務教育における学習権の保障の問題、戦後処理としての沖縄県における公立夜間中学校の設立の問題、あるいは、今唯一あるNPO法人珊瑚舎スコーレへの財政支援の問題というのは、...全文を見る
○照屋委員 終わります。
05月14日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  昨日の地元沖縄の二紙は、嘉手納基地に飛来している米海兵隊岩国基地所属のFA18戦闘機が、沖縄近海の射爆撃場でクラスター爆弾を投下した可能性が高いと報じております。  クラスター爆弾は、殺傷能力が高く、非人道的兵器として、日本政府が批准...全文を見る
○照屋委員 武正副大臣、この地元紙には、嘉手納基地でクラスター爆弾を米軍機に積み込む寸前の写真も鮮やかに掲載されている。だから、米軍が何と言おうと、やはり私は、日本政府として、オスロ条約も批准しているんですから、さらに厳重な申し入れをしてやめさせてもらいたいと思います。  沖縄...全文を見る
○照屋委員 どうぞ、岡田大臣、もう外務省の質問はありませんから、一分でも早く御退席ください。  あとは北澤大臣に、ほんのりとした質問、それでいて厳しい質問をやりたいと思います。  大臣は、五月十一日、仲井眞沖縄県知事と都内で会談をしておりますが、どのような話し合いをされたので...全文を見る
○照屋委員 県知事は夕飯を食べただけだと言っておりますが、やはりそうはいかぬと思いますよね。夕飯なんか、吉野家の牛どんを食べればいいので。  それで、今おっしゃるように、知事との会談で、十二日からワシントンで行われた日米実務者協議にいわゆる政府原案としてアメリカに提起した内容は...全文を見る
○照屋委員 北澤大臣は非常に正直者でいらっしゃるから、私も大好きなんですよね。  それで、北澤大臣は、五月十一日の、もちろんそれ以前にも会っていますが、仲井眞知事との会談をもって、普天間移設問題について沖縄県との協議を開始した、あるいは協議は開始をされたとの認識はお持ちなんでし...全文を見る
○照屋委員 そうすると、仲井眞知事は、大臣との会談で、本格的な協議というには文書による提示が必要だ、こういうふうにおっしゃったんでしょうか。
○照屋委員 ペーパーは示していない、お渡しをしていないんだが、ペーパーになる内容については大臣から口頭で知事に伝えたんでしょうか。
○照屋委員 大臣がおっしゃる五閣僚で共有している認識というのは、五月十二日、ワシントンの実務者協議で米側に提示した内容でしょうか。
○照屋委員 そうすると、日米実務者協議で話し合われたシュワブ沿岸部、辺野古周辺という、くい打ち工法なり、そういうものは知事には御説明していないと。
○照屋委員 最後に、大臣に確かめるというか確認をしたいのは、北澤大臣は、普天間飛行場の県内移設、沖縄県への移設、工法は別、あるいは場所は問わないでも、県内移設について仲井眞知事が理解を示しているとの御認識をお持ちでしょうか。
○照屋委員 大臣、工法、場所は別として、県内移設、県内へ移すということについては知事は理解を示した、こういうふうに大臣は受けとめていらっしゃるんでしょうか。
○照屋委員 終わります。
09月30日第175回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  私は、尖閣諸島が沖縄県石垣市に属する我が国の領土であることは、国際法上も明確だと認識をしております。  先ほど、菅総理も、一八九五年一月十四日の閣議決定で我が国の領土に編入された、こういう御答弁でございました。私も時期と根拠をお尋ねし...全文を見る
○照屋委員 これは前原大臣にお伺いしましょうか。  沖縄が廃藩置県になったのは一八七九年の三月十一日です。尖閣諸島が我が国に領土編入された十六年前であります。外務大臣は、一八九五年の一月十四日に我が国の領土に編入される以前は、尖閣諸島は中国のものだったというお考えか、いやいや、...全文を見る
○照屋委員 前原大臣おっしゃるように、中国のものでもなかった。私は琉球藩のものであったと思います。  きょう、「尖閣列島わったーもの」、こういう歌の歌詞を配付しました。パネルで一番だけ表示をしてございます。作詞をしたのは、元沖縄大学学長の新屋敷幸繁先生、作曲は、自称コザ独立共和...全文を見る
○照屋委員 ぜひ、菅総理、前原大臣、この歌を沖縄の三味線で弾いて、聞いていただきたい、このように思います。  前原大臣に。九月二十八日、沖縄県議会は尖閣諸島海域での中国漁船領海侵犯事件に関する抗議決議を全会一致で採択しております。県議会決議に対する前原大臣の所信を伺います。
○照屋委員 最後に、尖閣列島が我が国の領海内にあることは明白である。したがって、第一の当事者は同海域で操業する沖縄のウミンチュたちであります。政府はウミンチュたちの安全操業と航行についていかなる措置を講ずるか、馬淵沖縄担当大臣に伺います。
○照屋委員 終わります。
10月13日第176回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  菅総理が第百七十四回国会の所信表明演説で、沖縄県民に対する長年の過重な基地負担に対する感謝の念を表明しました。この菅総理の感謝の念の表明に対しては私も多くの県民も強い違和感を覚え、去る七月九日の沖縄県議会でも、県民の思いを全く理解していない...全文を見る
○照屋委員 今総理から、なぜ県民の怒りを買ったか、県会から批判を受けたかということについて、率直な反省がございました。  ところで、総理は、六月四日の民主党代表就任の記者会見で、数日前から「琉球処分」という本を読んでいる、沖縄の歴史を私なりに理解を深めようと思っている、このよう...全文を見る
○照屋委員 私なりに理解をする琉球処分というのは、明治政府が、強権的、軍事的圧力、これを行使して、一方的に押しつけた方針で琉球王国を解体した処分である、こう理解しますが、総理は、本を読んで沖縄の歴史における琉球処分をどのように理解し、認識を深めたんでしょうか。
○照屋委員 沖縄では、菅総理が五月二十八日の日米合意を踏襲するというのは平成の琉球処分だとする声が圧倒的に多くありますが、総理はどのように思いますか。
○照屋委員 私は、菅総理が平成の琉球処分官にならないことを願っております。  ところで、総理は、五月二十八日の日米合意の踏襲をオウム返しのようにおっしゃっております。総理は、普天間飛行場移設問題の解決が、地元沖縄との合意なしに日米間の合意だけで実現をすると思っておられるんでしょ...全文を見る
○照屋委員 総理、来る十一月二十八日の沖縄県知事選挙に、現職の仲井真知事と、伊波洋一宜野湾市長が立候補を表明しております。仲井真知事は、五月二十八日の日米合意の見直しと、普天間基地の県外移設を求めております。伊波氏は、日米合意の撤回と、普天間基地の県内移設反対、辺野古新基地反対を...全文を見る
○照屋委員 去る一月の名護の市長選挙では、陸にも海にも新しい基地は建設させないという稲嶺市長が当選をし、九月の市会議員選挙では、辺野古新基地建設反対の議員が圧倒的に多く当選をした。名護市民の民意は明確なんです。もはや日米合意どおりに辺野古に新基地はつくれないということを、私は総理...全文を見る
○照屋委員 北澤防衛大臣に尋ねます。  沖縄県知事が辺野古の海を埋め立てることに反対した場合、特別措置法を制定して、県知事から公有水面埋め立ての許認可権を奪って強硬に辺野古新基地建設を進める意思をお持ちでしょうか。
○照屋委員 私は、沖縄を差別して、平成の琉球処分となる特措法は絶対につくっちゃいかぬと。これはまた地方自治の本旨にも反することになる。特措法をつくらなければ、いよいよもって辺野古は不可能だということを申し上げておきたいと思います。  関連して、北澤大臣。名護市への米軍再編交付金...全文を見る
○照屋委員 官房長官は記者会見でおられませんので、これは総理にお伺いをしますが、一九九八年の沖縄県知事選挙で、外務省から上納されていた外交機密費を含む官房機密費から三億円が政府側から稲嶺前知事陣営に渡ったと、当時の官房副長官の任にあった鈴木宗男前衆議院議員が証言をしております。 ...全文を見る
○照屋委員 菅総理、来月の沖縄県知事選挙で官房機密費が使われることはないとお約束をしてください。
○照屋委員 明らかにしないというのは民主党政権らしくないね。もしかしたら使うかもしらぬな。  さて、前原大臣にお伺いいたします。  大臣は、百二十三・六デシベルという爆音をどのような状態と理解をし、想像できるでしょうか。
○照屋委員 北澤大臣はどういう感覚を持っていらっしゃいますか。
○照屋委員 北澤大臣、対話が不能であるという状態をはるかに超えているんです。百二十デシベルが航空機のエンジンのそばにいる状態、百二十デシベルを超えると人間の聴覚の限界なんです。この人間の聴覚の限界、これが百二十三・六デシベル。去る十月五日、嘉手納基地所属のF15戦闘機が普天間基地...全文を見る
○照屋委員 前原大臣、この爆音問題は非常に深刻なんです。いかにして政府がより実効性のある対策を講ずるか、これが大事なんですね。政府は、米軍の基地運用を優先させて、市民の命と安全を守ろうとしない。それで幾ら総理を初め各大臣が沖縄の基地負担の軽減と口先だけで言っても、ウチナーンチュの...全文を見る
○照屋委員 菅総理、民主党代表選で、まずやるべきことは、一に雇用、二に雇用、三に雇用とおっしゃいました。我が国の雇用情勢は極めて深刻です。たくさんの問題点がございます。  社民党は、派遣労働者の保護を強化する立場で、労働者派遣法の改正を強く求めております。現在、衆議院において継...全文を見る
○照屋委員 最後は、馬淵大臣とほろ酔い談義で終わりたいと思います。  いわゆる復帰特別措置法で、酒税軽減措置が二〇一二年五月に期限切れを迎えます。泡盛やオリオンビールは沖縄の誇る地場産業であります。沖縄の産業振興、ウチナーブランド確立の観点から、酒税軽減措置のほかに、原料米価格...全文を見る
○照屋委員 政府による総合的な財政支援が不可欠だと思いますが、大臣の決意をお聞かせください。
10月21日第176回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  最初に、外務、防衛の両大臣に伺います。私の質問時間が限られておりますので、お答えはなるべく単刀直入かつ要領よく簡潔にお願いをいたします。  両大臣は、菅総理が読破をしたという「小説 琉球処分」をお読みになりましたでしょうか。
○照屋委員 私は、読書の秋だからといってこの「琉球処分」の小説を読んでいただきたいと勧めておるのではありません。総理にも申し上げましたが、この琉球処分というのは、明治政府が、強権的に、かつ軍事的圧力を行使して、一方的に琉球に押しつけて琉球王国を解体した処分なんだ。  そして、両...全文を見る
○照屋委員 前原外務大臣も、同様に、沖縄の負担軽減に全力を挙げて取り組むと述べておられました。外務大臣は沖縄担当大臣でもあられましたから、ぜひ負担軽減のために頑張ってもらいたいと思います。  そこで、前原大臣、負担軽減を図る際に、米軍の基地運用と沖縄県民の基地負担軽減とではどち...全文を見る
○照屋委員 私は、日ごろから頭脳明晰な前原大臣と本当に思っております。次期総理の呼び声も高いことも承知をしております。  前原大臣、私が聞きたかったのは、負担軽減と内閣を挙げておっしゃる。ところが、基地沖縄の実態というか日常というのは、常に米軍の基地運用が優先をされる。その結果...全文を見る
○照屋委員 安住副大臣、どうですか。率先して私は行っていただきたいなと思います。直前の安保委員長でもございました。私は、やはり米軍に対しては、現地米軍に直接政府が、沖縄県民の苦悩を受けとめて、それをストレートに伝える、そういうことをやらぬといけないと思うんです。  安住副大臣、...全文を見る
○照屋委員 終わります。
11月16日第176回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  冒頭、安住副大臣、先日は嘉手納爆音激化の件で現地司令官に早速おきゅうを据えていただいて、ありがとうございました。  さて、国家公務員の給与改定について、次期通常国会にも自律的労使関係制度を措置するための法案を提出し、交渉を通じた給与改定の...全文を見る
○照屋委員 安住副大臣、これは当然公表すべきであって、国家機密でも何でもない。そのことによって、むしろ給与の実態等も国民は知り得るわけであります。  さて、このことと関連して、在日米軍基地あるいは在沖米軍基地に限っても結構でございますが、働いておる日本人従業員の各基地ごとの従業...全文を見る
○照屋委員 安住副大臣、これらの数字は、日米両政府にとって国民に公開をすべきでない機密情報だと本気になって思っていらっしゃるんでしょうか。もしそうであれば、その根拠はどういう根拠なんでしょうか、伺います。
○照屋委員 安住副大臣、御承知だと思いますが、この件に関して、去る九月、沖縄県南風原町に住んでいる男性が、米軍再編で返還が決まった嘉手納以南の六つの基地で働く基地従業員約四千人の職種別内訳を尋ねる情報公開請求をしたら、これに対して沖縄防衛局が不開示決定をした。この男性が情報公開を...全文を見る
○照屋委員 ところが、大臣、安住副大臣に、私は正直に伝えますけれども、私は国会議員になる前、弁護士として、基地で働いている全軍労の労働者の事件、復帰後の全駐労の労働者が国を相手にした裁判、十数件担当しました。全部勝ちました。実際は、基地労働者について、いわゆるMLC、基本労務契約...全文を見る
○照屋委員 大臣、沖縄県では「沖縄の米軍及び自衛隊基地(統計資料集)」という冊子を毎年発行しているんだ。この中には、要するに、米軍基地、日本が提供している施設について、施設の名称、施設の面積、そこにおる米軍人軍属の数あるいは部隊内に居住している米軍人軍属、基地の外に居住している軍...全文を見る
○照屋委員 終わります。