照屋寛徳
てるやかんとく
小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月02日 | 第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 最初に、小野寺大臣に尋ねます。 先ほど玉城デニー議員も聞いておりましたが、去る三月二十九日、札幌地裁において、札幌真駒内基地徒手格闘訓練死国賠訴訟の判決が言い渡され、被告国に対して約六千五百万円の支払いが命じられました。この裁判は命...全文を見る |
○照屋委員 大臣、島袋君には双子の弟がおって、二人とも使命感を持って自衛隊に入隊して、兄が死んでしまった、こんなつらいことはありませんよ。 私は、個人として、また弁護士として、国会議員として、現下の自衛隊は憲法違反の存在だと考えます。一方で、自衛官の基本的な人権、人間としての...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、陸上幕僚監部が作成した陸自教範によると、徒手格闘は、当て身わざ、投げわざ、関節わざ及び絞めわざを総合的に駆使し、旺盛な闘志をもって敵を殺傷し、または捕獲する戦闘手段であるとされております。したがって、必然的に訓練そのものが危険を内包しております。 札幌地裁判...全文を見る | ||
○照屋委員 私は手元に持っていますが、事務方から説明を受けるんじゃなくして、これを大臣初め政務三役は精読して、その上で、自衛官の尊厳をどう守っていくかというのを真剣に考えていただきたい。 実は、私はその裁判の弁護団の一員なんです。それで、精査して、これは控訴すべきじゃないと私...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、沖縄防衛局が去る三月二十二日、沖縄県知事に、普天間飛行場の辺野古移設を前提にした公有水面埋立承認申請書を提出しました。 私は、普天間基地の辺野古移設には反対です。小野寺大臣は、辺野古の海を埋め立てることができて、そこに新基地建設ができるとお考えでしょうか。イ...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣は、仲井真知事が埋立承認申請について許可する見込みがあるとお考えでしょうか。 | ||
○照屋委員 沖縄選出の自民党国会議員で、普天間の辺野古移設、埋め立てに賛成している議員がおりますか。 | ||
○照屋委員 小野寺大臣、仲井真知事が埋立承認をする見込みはありません。全てお先真っ暗、前が全く見えない。これで話を進めたふりをする、あるいはアメリカに進めるというメッセージを送る。同じことの繰り返しじゃないですか。すごく無責任だと思いませんか。 | ||
○照屋委員 大臣、今、辺野古埋め立てに関する私の質問を聞いて、思い当たるところがあったでしょう。ないですか。なければ思い出してください。 今、私が質問したのは、大臣が、平成二十三年の十月二十六日に衆議院外務委員会で、当時の玄葉外務大臣に質問して聞いたことなんですよ。私は、同じ...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、この問題になった訓練は、日米地位協定五条二項の基地間移動に当たりますか。 | ||
○照屋委員 大臣、日米地位協定五条二項の基地間移動には該当しませんよ。行軍訓練でもありません。ところが、武田沖縄防衛局長は、実弾射撃訓練以外の活動を区域外ですることは地位協定上許されないわけではないと全くとんちんかんなことを言っている。海兵隊が謝っているのに、日本政府の沖縄防衛局...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、サンフランシスコ講和条約三条によって沖縄、奄美、小笠原がアメリカの施政権下に置かれた。我が国の主権が及んだとはとても思えない。国際法上の主権の概念からも、完全な主権回復というのは、私は、政府のうそ、歴史の真実に反するということを申し添えて、これからまた議論してい...全文を見る | ||
05月23日 | 第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 冒頭、外務、防衛の両大臣に所感を伺います。 橋下徹大阪市長は、去る五月十三日、日本軍による従軍慰安婦の強制性を否定し、当時慰安婦が必要であったとか、在日米軍の司令官に会い、米兵の性のはけ口として風俗業の勧めをしたとの発言を行いました。 ...全文を見る |
○照屋委員 防衛大臣、先ほど玉城デニー議員から認可外保育園に対する防音工事の助成事業のあり方について質問がありましたが、私は、十年以上嘉手納基地爆音差しとめ等の弁護団をやっておりましたし、今も原告団なので、爆音の実態をよく知っています。すさまじいですよ。もちろん子供も、お年寄りも...全文を見る | ||
○照屋委員 小野寺大臣にお伺いをいたします。 私は、普天間飛行場の辺野古移設には一貫して反対しており、辺野古新基地建設を前提とした埋立申請にも反対であります。 沖縄防衛局は県に対して埋立申請を行っておりますが、沖縄県は埋立申請書の形式審査の中で、埋立用土砂の調達先の市町村...全文を見る | ||
○照屋委員 関連して、大臣、沖縄県は、埋立工事区域の平面図について、実測に基づき二千五百分の一以上の図面を提出するよう防衛省に求めておりますが、現地で実測の上、防衛省は図面を提出されますか。 | ||
○照屋委員 最後に、きょうは警察庁にもお越しいただきましたが、去る五月十四日、米海軍佐世保基地所属の米兵二名による日本人女性に対する性的暴行事件が発生したようであります。現段階で判明している事実関係について、警察庁の答弁を求めます。 | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
05月28日 | 第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。 きょうは、両参考人に、貴重なお話を伺いました。ありがとうございました。 私も、近年、海外在留法人数あるいは邦人出国者数が増加をしている、海外に展開する企業も多くなったという自覚はしております。 そして、今回の自衛隊法改正との関係...全文を見る |
○照屋委員 宮家参考人にもう一問お尋ねをします。 この自衛隊法改正法案との関連で、識者が、日本は対米協力の文脈のもとに対テロ戦争に加担した、なおまた邦人救出という文脈で新たな対テロ戦争の当事者となろうとしている、邦人救出のための自衛隊法改正は国際社会にはそういうメッセージを与...全文を見る | ||
○照屋委員 田中参考人にお伺いをいたします。 参考人の体験等を踏まえて、私は、車両による陸上輸送は、飛行機や船の場合と異なり、武器を使う可能性が格段に高まるのではないかと考えますが、参考人はいかがお考えでしょうか。 | ||
○照屋委員 先ほど、田中参考人が、独立国家、主権国家における自衛隊の邦人救出活動はなかなか困難な要素も多いというお話でございましたが、私も、活動する武装勢力や現地の十分な情報もないままに自衛隊が事件現場、紛争現場の近くの路上で活動するのは現実的ではないんじゃないか、こう思いますが...全文を見る | ||
○照屋委員 田中参考人に、最後に一点伺います。 自衛隊による内陸での邦人輸送は決して簡単ではないし、多くの場合、間に合わないか、または間に合っても犠牲を覚悟しなければならない作戦になる、こう指摘をする識者がおりますが、参考人はいかがお考えでしょう。 | ||
○照屋委員 ありがとうございました。 終わります。 | ||
06月04日 | 第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 大臣、長時間御苦労さんでございます。 私は、きょうは、審議中の法律案と関連して、総論部分に関して二、三点お伺いをいたします。 まず、去る六月一日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議での小野寺防衛大臣の演説が国内外で大きな反響を...全文を見る |
○照屋委員 大臣、私は、自民党の憲法改正による交戦権容認とか、あるいは国防軍の創設、憲法解釈の変更による集団的自衛権行使容認、あるいは本件自衛隊法改正などの動きが、アジア各国に日本の右傾化や国際社会への挑戦と見られる懸念を与える要因になっているのではないかと心配しますが、大臣はど...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、きょうの朝日新聞の社説に、防衛大臣が国際会議でこんな弁明をしなければならないのは尋常ではない、歴史認識をめぐる安倍政権の価値観とは何か、どこに向かうのか、その見えにくさが右傾化批判を招く一因であろう、各国の懸念を誤解と弁明するならば行動で見せるしかないとの趣旨の...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、私は、いろいろな邦人輸送手段、これについてさまざまに検討することも当然大事でありましょう。そして同時に、忘れてはいけないのは、海外へ進出している企業が、情報収集と防衛策を強化するとともに、外務省や大使館が、企業や現地政府、関係各国との情報交流を密にする必要がある...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 | ||
10月29日 | 第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号 議事録を見る | ○照屋委員 防衛省に尋ねます。 去る九月五日の日米合同委員会で、米軍キャンプ・ハンセンの一部、約百六十二ヘクタールを二段階に分けて返還することが合意されました。返還合意の土地はキャンプ・ハンセンのごく一部、しかも急傾斜地で、返還後の跡地利用が困難な土地であります。 最初に...全文を見る |
○照屋委員 両大臣とも那覇市の新都心に行かれたことがあると思いますけれども、あそこは、細切れ返還で二十年ぐらいにわたって返還されて、跡利用が随分困難をきわめました。 小野寺大臣にお尋ねしますが、二段階に分けて細切れ返還する理由を教えてください。 | ||
○照屋委員 今回の返還合意の土地は、過去にも返還合意されておりますが、三回にわたって返還が延期になった経緯があります。その理由は何でしょうか、大臣。 | ||
○照屋委員 大臣御承知のように、名護市では来年一月に市長選挙があります。この市長選挙に、普天間飛行場の辺野古移設に反対している現市長も立候補を表明しております。対抗馬に自民党の県議が出るようでございます。 この二段階返還は、普天間飛行場の辺野古移設に反対する幸喜区の部分を先行...全文を見る | ||
○照屋委員 私も、普天間飛行場を含めて、嘉手納以南の六つの施設の一刻も早い無条件返還、在沖米軍基地の整理縮小と、早い時期の基地のない沖縄の自立経済の達成を望んでいますけれども、大臣は、今回の、跡地利用が困難なキャンプ・ハンセン一部の急傾斜地、しかも、くどいように先ほどから言ってい...全文を見る | ||
○照屋委員 大臣、もう時間がありませんので、最後にお願いでございます。 来年一月の名護の市長選挙、これは地方自治体の選挙なので、前回のように、沖縄防衛局長が市長選挙で講話と称して選挙に介入するようなことはやめてほしいということを、大臣から強く指導監督してもらいたいということを...全文を見る | ||
10月31日 | 第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号 議事録を見る | ○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。 去る十月八日から十八日までの間、滋賀県の陸上自衛隊饗庭野演習場で日米共同訓練が実施され、同月十六日には普天間飛行場所属のオスプレイ二機が使用されました。 小野寺大臣にお伺いします。 今回の日米共同訓練の結果を受けて、防衛省が、オスプ...全文を見る |
○照屋委員 私は、沖縄に住む者として、わずか一日、しかも数時間の、たった二機を使った訓練で沖縄の負担軽減になるとはちっとも思っていません。県民もそう思っているだろうと思います。 さて、きのうから沖縄で騒然となっている問題があります。 米空軍嘉手納基地で、駐機場を拡張し、シ...全文を見る | ||
○照屋委員 沖縄タイムスが報道して明らかになりました二〇一〇年作成の米軍資料、空軍特殊作戦に関する配備計画によりますと、嘉手納基地の第三五三特殊作戦群に、二〇一四年十月以降、CV22オスプレイ九機が配備されるとなっております。 第三五三特殊作戦群エリア開発事業で嘉手納基地の機...全文を見る | ||
○照屋委員 非常に良心的な大臣に申し上げます。私は非常に信頼しているんだ。だから言いたい。 CV22オスプレイは、第三五三特殊作戦群に属することになっているんですよ。それを知らない知らないと外務省や防衛省が言ったら、もう沖縄県民は怒りますよ。それから、普天間に配備されたMV2...全文を見る | ||
12月06日 | 第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○照屋委員 私は、質問の前に三点申し上げたいと思います。 一点目は、中国による防空識別圏設定についてであります。 同問題に関しては、きょう午後の本会議で、中国による防空識別権設定に抗議し撤回を求める決議が上程され、採択される見込みでありますので、国会の意思はこの国会決議に...全文を見る |
○照屋委員 政府参考人にお伺いをいたします。 陸上自衛隊の教育組織の中に、旧陸軍中野学校の流れをくむ陸上自衛隊小平学校は存在しますか。また、同校の心理戦防護課程には毎年何名ほどの者が入校するんでしょうか。同課程のカリキュラム、卒業後の配属先や役職もあわせて伺います。 | ||
○照屋委員 大臣、いわゆる別班問題については、いろいろ議論されて、大臣のコメントも私は承知をしておりますが、民主国家の基本原理である文民統制、これからしますと、別班が存在するならば、我が国の文民統制のあり方を根本から揺るがす大問題であります。陸幕長は運用支援部長に聞いただけ、大臣...全文を見る | ||
○照屋委員 終わります。 |