照屋寛徳

てるやかんとく

小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回

照屋寛徳の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  沖縄で重大事故発生につき、あらかじめ通告した質問を若干変化をして質問いたします。  きのう午後二時三十分ごろ、米軍キャンプ・ハンセン内の着陸帯、ファルコンで、UH1ヘリが、物資つり下げ訓練の最中、複数のタイヤを落下させる重大事故が発生しま...全文を見る
○照屋委員 大臣、これは重大事故なんですよ。  かつて、米軍ヘリがつり下げていたトレーラーが落下して、棚原隆子ちゃんが十一歳にして圧死をした。そういう重大事故につながるので、毅然として米側に対処してもらいたい。  さて、那覇地方裁判所沖縄支部は、去る二月二十三日、第三次嘉手納...全文を見る
○照屋委員 那覇地裁沖縄支部判決は、嘉手納基地から離発着する米軍機爆音による睡眠妨害、生活妨害、精神的被害等が受忍限度を超えた違法なものであると断罪しました。その上、W値七十五以上の地域において、米軍機爆音による高血圧症発症などの健康被害のリスクが増大することも一部認定をしており...全文を見る
○照屋委員 防衛、外務両大臣にお尋ねしますが、極東最大の空軍基地嘉手納の海軍駐機場移転は、騒音や排ガスなどの悪臭に苦しむ周辺住民の負担軽減を目的に、一九九六年のSACO最終報告に盛り込まれたものと理解をしております。あれから二十年余の歳月を経て、ことし一月二十一日にようやく新駐機...全文を見る
○照屋委員 両大臣、これはもう否定し得ない明白なSACO合意違反、沖縄防衛局長も認めておりました。しかも、新駐機場をつくるために百五十七億円という国民の税金が使われたんです。  だから、稲田大臣、二度と使わせてはいけない、そのことを米側に確約させるべきだと思いますが、決意のほど...全文を見る
○照屋委員 終わります。
03月10日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○照屋委員 私や社民党は、米軍再編は、米軍と自衛隊の一体化、融合化による日米軍事同盟の強化であって、断固反対であり、その立場から質問を行います。  さて、安倍内閣や歴代政権は、米軍再編の必要性を論じる際、抑止力の維持と沖縄の基地負担軽減を理由としてきました。その上で、抑止力を維...全文を見る
○照屋委員 大臣、森本元大臣がおっしゃっていることは、明白に地政学的、軍事的には当てはまらないとおっしゃっているんです。いろいろ大臣おっしゃいましたが、結局大臣も、森本元大臣同様に、政治的な理由として、許容できるところ、引き受けるところが沖縄にしかない、こう思っていらっしゃるんで...全文を見る
○照屋委員 時間が限られておりますので端的にお聞きしますが、大臣、本法案を提出するに当たって、防衛省は交付対象を都道府県や自治会まで拡大することを検討したようですが、事実でしょうか。なぜ現行法の単純延長としたのでしょうか。理由をお聞かせください。
○照屋委員 選挙で選ばれた政治家たる首長が最終的な責任を負う市町村を通さず、単なる地縁団体にすぎない自治会に直接補助金を支出する再編関連特別地域支援事業補助金制度は公金支出の観点から問題があると、財政法学者や行政法学者らから批判が相次いでおります。  再編関連特別地域支援事業補...全文を見る
○照屋委員 きのう通告して時間切れになりましたが、嘉手納基地の海軍駐機場移転について伺います。  日米合意上、旧海軍駐機場はいつまでに取り壊す予定になっているのでしょうか。また、その予算は幾らで、日米どちらが負担をするのか、取り壊した土地はいかなる用途で転用されるのかなどについ...全文を見る
○照屋委員 最後に、大臣、私は、この間、建白書問題を提起してまいりました。平成二十五年一月二十八日、オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会共同代表らによって連署をもって内閣総理大臣宛て建白書を提出しました。  私は、この間、質問主意書や当委員会において、建白書は沖縄の近現代史の中...全文を見る
○照屋委員 大臣、建白書は翁長県政だけの問題じゃない。これは沖縄全体の、全市町村の総意なんだ。  かつて、小野寺、江渡両元大臣は、個人的な御意見と断った上で、沖縄の近現代史への深い理解を示していただいた。公文書館に移管すべきだとおっしゃった。どうも稲田大臣の御答弁を聞いていると...全文を見る
03月16日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○照屋委員 冒頭、稲田大臣、南スーダンにおける日報問題あるいは森友学園の籠池理事長との関係をめぐる答弁で衆参両院で集中砲火を浴びて、さぞかし、心がぽっきり折れるんじゃないかというぐらい御心痛のことだと察しますが、あえて私は、大臣に苦言を呈し、そして四野党で一致をする防衛大臣辞任要...全文を見る
○照屋委員 大臣、当委員会で先ほどから繰り返している大臣にとっての誠実な答弁とはどういう意味なのか。否定をされている虚偽答弁というのはどういうことなのか。そして、森友学園からの訴訟委任の問題、あるいは御主人との弁護士法人の共同経営の問題、そのことの選挙公報への記載の問題、これは、...全文を見る
○照屋委員 防衛省の政府参考人に伺います。  防衛省は、辺野古新基地建設に際し、三月末に期限を迎える岩礁破砕許可の再申請をしない理由として、名護漁業協同組合が全ての漁業権を放棄する手続をとったことから、沖縄県漁業調整規則に基づき、漁業権が設定されていない漁場では許可は不要との判...全文を見る
○照屋委員 辺野古新基地建設に関して、沖縄県の仲井真前知事に岩礁破砕許可申請を行ったのはいつでしょうか。それは、名護漁協が漁業権放棄同意書を提出した後ではありませんか。
○照屋委員 防衛大臣、辺野古新基地建設と同じように地元漁協が漁業権の消滅に同意し漁業補償も受けている那覇空港第二滑走路建設工事では、沖縄総合事務局が岩礁破砕許可の更新申請を行いました。辺野古新基地建設に限って再申請を不要とするのは、国のダブルスタンダードではありませんか。大臣の見...全文を見る
○照屋委員 これは、たとえ漁協が漁業権を放棄しても、漁業権が生きており、岩礁破砕許可が必要であることを国が認識をして、那覇空港の場合には再申請したのではありませんか。
○照屋委員 防衛大臣、辺野古新基地建設が予定されているキャンプ・シュワブでは、昨年七月に新たな遺跡として、海域と陸域の両方にまたがる長崎兼久遺物散布地が認定されました。  名護市は、文化財保護法に基づき、同遺跡が改変される前の海域における文化財調査の実施を求めております。貴重な...全文を見る
○照屋委員 国交省にお尋ねいたします。  最近、沖縄県内で、米軍人軍属の私有車両、いわゆるYナンバー車が住民の生活道路で暴走行為を繰り返し、大きな社会問題となっております。一方、Yナンバー車両が車庫証明書をとらずに運行の用に供し、違法駐車を繰り返す実態も明らかになっています。 ...全文を見る
○照屋委員 国交省、最近、沖縄県内で、車庫法に基づくいわゆる保管場所標章の交付を受けることなく運行の用に供されているYナンバーが多数目撃されております。いわゆる保管場所標章の交付を受けないYナンバー車は、国内法に違反する違法な手続で登録され、運行の用に供されているのではありません...全文を見る
○照屋委員 防衛省の政府参考人に伺いますが、最近、私の住むうるま市天願のキャンプ・コートニーに近接する軍道路で、Yナンバー車両による事故が頻発をしております。市民は、大惨事を恐れて道路封鎖などの事故対策を求めておりますが、防衛省の見解と対応をお聞かせください。
○照屋委員 時間が来たので終わりますが、防衛省、このYナンバー、これは、沖縄市では生活道路、子供たちの通学道路、そこで暴走行為をして、非常に大問題になっているんです。だから、万一の事故があったら大惨事を招きますよ。  防衛省、Yナンバー車両について、米軍に対してもっと指導を強化...全文を見る
○照屋委員 終わります。
03月16日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  最初に、本日のテーマの一つである緊急事態における国会議員の任期の特例について意見を述べます。  憲法第四十五条は、衆議院議員の任期は四年とする、ただし、衆議院解散の場合には、その任期満了前に終了すると定め、憲法第五十四条に、解散・総選...全文を見る
03月23日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  最初に、永井参考人にお聞きをします。  これまでの質問と多少重複するかもしれませんが、具体的な事例に絞ってお答えをお願いします。  衆議院の解散後、総選挙直前に大規模災害が発生した場合、あるいは衆参ダブル選挙直前に大規模災害があった...全文を見る
○照屋委員 社民党は、我が国において国家緊急権としての非常事態条項を憲法に盛り込む必要性はなく、そのための改憲には反対の立場であります。  さて、もう一点、永井参考人にお聞きをしますが、過去三度にわたって国会で廃案になった共謀罪が、テロ等準備罪と名称変更の上、閣議決定されました...全文を見る
○照屋委員 木村参考人と松浦参考人にお伺いしますけれども、憲法学上、テロは国家緊急権が発動をされる非常事態に当たりますか。
○照屋委員 木村参考人にお伺いをいたします。  沖縄では、主席公選、いわゆる今の知事公選、それから国政への参政権が、無憲法下のアメリカの軍政下にあって、県民による激しい闘いによってかち取られました。  参考人は、現在、地元紙に憲法をテーマに評論を書いておられますが、復帰後、今...全文を見る
○照屋委員 ありがとうございました。
04月18日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  ことし二月、外務省沖縄事務所が開設二十年を祝う行事を挙行しました。全国四十七都道府県の中で、外務省沖縄事務所が置かれ大使が配置されているのは沖縄県だけだと承知をしております。  岸田大臣は、外務省沖縄事務所の設置と沖縄担当大使の配置の意義...全文を見る
○照屋委員 去る三月三十日、沖縄県議会が全会一致で採択した米軍普天間飛行場の運用停止の実現を求める意見書を手交すべく外務省沖縄事務所を訪れた県議団に対し、川田沖縄担当大使は、政府が普天間飛行場の五年以内運用停止について対米交渉をしたかを問われ、私も知らない、私の役目ではないなどと...全文を見る
○照屋委員 岸田大臣、私は、やはり、外務省沖縄事務所が設置をされ、沖縄大使が配置をされているという意義を十分理解した上で、少なくとも担当大使は、県議会で全会一致ですよ、そういう中で、余りにも高圧的で、しかも事実誤認の発言も平気でやっていらっしゃるんだ。  例えば、国からの財政移...全文を見る
○照屋委員 賢者は聞き、愚者は語るという言葉がありますけれども、大臣から、川田大使によく教えてください。  さて、安倍総理は、ことし二月十四日の衆議院予算委員会で共産党の赤嶺政賢議員の質問に答え、二〇一九年二月までの普天間飛行場の運用停止について、残念ながら、翁長現知事に協力し...全文を見る
○照屋委員 最後に両大臣に尋ねますけれども、報道によりますと、嘉手納基地の第一八航空団司令官と米太平洋軍との間で、同基地におけるジェット戦闘機の深夜、早朝の離陸を避けるため、他の米軍基地に夜間着陸できる特例の導入で合意が成立し、ことし一月十日に発効したようです。  両大臣は、こ...全文を見る
○照屋委員 では、期間限定なしで今後恒久的にそういう措置がとられる、こういう理解でよろしいでしょうか。
○照屋委員 では、次はまた午後します。
○照屋委員 午前に引き続いて質問をいたします。  嘉手納基地と普天間飛行場においては、日米両政府間でいわゆる騒音防止協定が締結されております。今回のジェット戦闘機の他の米軍基地への夜間着陸の特例は、騒音防止協定を米軍に厳守させるべく日本側から働きかけて実現した日米合意か、あるい...全文を見る
○照屋委員 大臣、特例は嘉手納基地に限定されるものか、普天間飛行場にも同様または類似の特例措置が設けられているのか、お尋ねします。
○照屋委員 大臣、嘉手納基地所属のジェット戦闘機については今回米軍で特例が合意され、嘉手納基地に飛来する外来機、これは夜間、早朝もどんどん飛んでくるんです。これが激しい爆音をまき散らして、基地周辺住民が苦しんでいるんです。この事態を大臣はどう考えておりますか。
○照屋委員 大臣に尋ねますが、普天間飛行場では、少なくとも去る四月一日から六日までの六日間連続で午後十時以降の米軍機の飛行が確認されるなど、騒音防止協定違反が常態化しております。  海兵隊は、地元市からの問い合わせに対し、春から夏にかけては日中の明るい時間が長くなる、暗闇の中で...全文を見る
○照屋委員 大臣、嘉手納、普天間に日米間で騒音防止協定が合意され、締結された。これは、主権国家同士の約束なんですよ。それを、夜間訓練で兵士の練度を高める必要があるとか、そんなことを言って、夜間、爆音で、しかも九十デシベルを超えているんですよ。想像を絶するような爆音下にさらして、こ...全文を見る
○照屋委員 終わります。      ————◇—————
04月20日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  きょうは、参考人の先生方、貴重な御意見ありがとうございました。  最初に、小林参考人にお尋ねします。  小林参考人は、世界一危険だと言われる米軍普天間飛行場がある宜野湾市に住んでおられます。普天間飛行場周辺に住む多くの市民は、欠陥機...全文を見る
○照屋委員 小林参考人にお聞きをしますが、憲法や地方自治法等で定める国と地方の対等、協力、並立関係の観点から、辺野古新基地建設に関し、翁長知事による前知事の公有水面埋立承認取り消しをめぐる国と沖縄県の一連の裁判、そして、最近、前知事による承認の撤回を表明した翁長知事に対し、菅官房...全文を見る
○照屋委員 大津参考人にお伺いいたします。  自民党日本国憲法改正草案第九十二条第一項は、住民自治と団体自治について、「住民に身近な行政を」と限定しておりますが、この考え方は、中央政府の政策に対する地方自治体の意見表明を封じ、参考人が論述する対話型立法権分有にも反するものではな...全文を見る
04月21日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○照屋委員 照屋寛徳です。いつもながらのしんがりの質問でございます。  なお、きょうは、与野党国対委員長会談がセットされて重なりましたので、途中、委員会を中座したりしましたが、なるべく先に済んだ委員の質問と重複しないようにやりたいというふうに思っています。  防衛省に尋ねます...全文を見る
○照屋委員 そうすると、防衛省にお伺いしますが、これまで衆議院調査局安全保障調査室等が出した、公刊された資料による平成二十六年度までの予備自衛官、即応予備自衛官の充足率等に比べると、二十七年度、二十八年度はどういう傾向になっていますか。
○照屋委員 大臣にお伺いしますけれども、今、予備自衛官、それから即応自衛官の充足率について詳細なお答えをいただきましたけれども、依然として充足率が低迷をしているのは間違いないと思うんですね。即応予備自衛官については、むしろ二十六年度よりも低下をしているように聞きましたけれども、稲...全文を見る
○照屋委員 防衛省に尋ねますけれども、沖縄県に居住する予備自衛官と即応予備自衛官はそれぞれ何名ほどいるのでしょうか。また、予備自衛官と即応予備自衛官を居住する都道府県別に見た場合、沖縄県居住の予備自衛官と即応予備自衛官はそれぞれ全国で何番目に位置するのか、どれぐらいの位置にあるの...全文を見る
○照屋委員 防衛省に尋ねますけれども、即応予備自衛官雇用企業給付金制度が一九九七年、平成九年度に創設されました。同制度は、即応予備自衛官を雇用する企業等の負担や労苦に報い、即応予備自衛官が安んじて訓練等に出頭することを可能とするため、即応予備自衛官を雇用し、かつ、訓練等の出頭のた...全文を見る
○照屋委員 それでは、大臣にお尋ねしますけれども、本法案によると、現在は、陸上幕僚監部が北部、東北、東部、中部、西部の五方面隊の方面総監部を率いておりますが、その間に総隊を挟むことで、陸幕、総隊、五方面隊といった指揮命令系統につくりかえられるようであります。  現在の五方面体制...全文を見る
○照屋委員 防衛大臣に尋ねます。  陸上総隊司令部の新編に合わせ、在日米陸軍の司令部があるキャンプ座間に日米共同部が設けられます。日米共同部には数十人規模の陸自スタッフが常駐し、アメリカ側との連絡調整に当たり、米陸軍との連携が強化されるようであります。  一九六三年に防衛庁の...全文を見る
○照屋委員 火曜日の当委員会の質問で、レクも済んでおりましたが、時間の関係で大臣に質問できませんでした。その点についてお尋ねをしたいと思います。  防衛省は、普天間飛行場周辺の騒音コンター見直しを行わない方針のようです。現状の普天間飛行場周辺における防音工事対象、第一種区域が指...全文を見る
○照屋委員 大臣、再三申し上げているように、普天間飛行場や嘉手納飛行場については日米間で騒音防止協定が結ばれているんです。しかし、それが守られない。  そして、最近は、普天間飛行場でオスプレイが夜間訓練、これが日米間で合意された訓練条件が守られずに行われて、夜中、九十デシベルを...全文を見る
○照屋委員 終わります。
04月25日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○照屋委員 質問に入る前に、防衛大臣、そして沖縄防衛局に強い抗議の意思を表明いたします。  沖縄防衛局は、本日午前九時二十分、辺野古新基地建設へ向けて、埋立区域の外枠となるキャンプ・シュワブ北側の護岸工事に着工しました。沖縄の民意を無視し、辺野古新基地建設に反対する県民の意思を...全文を見る
○照屋委員 米軍は、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施する理由として、伊江島補助飛行場の天候不良等を挙げております。ところが、嘉手納町議会議員らが確認したところによると、きのうの伊江島補助飛行場一帯の天候は極めて穏やかだったようです。  防衛省は、訓練当日に伊江島補助飛行場...全文を見る
○照屋委員 嘉手納基地でパラシュート降下訓練が行われた同日、米軍横田基地でも人員降下訓練が実施されましたが、関係自治体には、三日前となる二十一日金曜夕方には訓練内容が詳細に通報されていたようです。一方、嘉手納基地周辺自治体には、前日、日曜日の晩にしか通報されず、事実上の抜き打ち訓...全文を見る
○照屋委員 最後に大臣に尋ねますが、米陸軍トリイ通信施設では、去る三月十五日と四月十九日、車両等のつり下げ訓練が強行されました。  読谷村では、一九六五年に、パラシュート降下訓練でトレーラーが目標を外れて落下し、小学五年生の女の子が下敷きになって圧死した痛ましい事故が発生してお...全文を見る
○照屋委員 大臣、日米間のSACO合意も厳守をさせることができない、アメリカに軍の運用上の必要だと言われると日本政府は沈黙してしまう、そして、ヤマトで行われている慣例が沖縄には適用されない、そういうふうなことであっては、県民の怒りはもっともっと燃え上がるということを言って、質問を...全文を見る
05月18日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  冒頭、去る五月三日の改憲派集会に安倍総理がビデオメッセージを寄せ、憲法九条に自衛隊の存在を明記し、二〇二〇年に改正憲法の施行を目指すとの考えを示したことは、立憲主義と憲法の平和主義を破壊し、憲法九十九条の憲法尊重擁護義務違反の暴言であり...全文を見る
05月25日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第6号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  本日のテーマである新しい人権の論点は、広範かつ多岐に及んでおり、とても短い時間で論ずるのは不可能です。  新しい人権の概念について、憲法学者の芦部信喜氏はその著書で、社会の変革に伴い、自律的な個人が人格的に生存するために不可欠と考えら...全文を見る
06月01日第193回国会 衆議院 議院運営委員会 第31号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  冒頭、委員外発言の機会をいただいたことに対し、委員長、各党理事に感謝を申し上げます。  我が国の政治制度を律するのは日本国憲法であり、天皇の退位等に関する諸問題についても、憲法に基づく象徴天皇に関する問題であることから、憲法の理念や条...全文を見る
○照屋委員 今上天皇に限って退位の自由を認めるのであれば、要件に合致する将来の全ての天皇も対象とすべきであり、天皇の人権の観点からも、一代限りとする必然性はありません。また、一代限りの特例として、今上天皇に限って退位を認める場合、制度として安定的な皇位継承とは言えなくなります。し...全文を見る
○照屋委員 憲法第二条が、皇位について、「国会の議決した皇室典範の定めるところにより、」と定め、特定の法律名を指定していることから、本来、皇室典範を改正して対応すべきであります。  本法案では、附則第三条に、「この法律の特例として天皇の退位について定める天皇の退位等に関する皇室...全文を見る
○照屋委員 この間、社民党は、制度として安定的な皇位継承とする観点から、退位の要件を明確にするべきであることを求めてきましたが、退位に至る事情を書き込むことで事実上担保することになりました。  事情ではなく客観的な要件規定を盛り込まなかった理由について伺います。
○照屋委員 最後に、憲法第二条は、「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。」としているだけで、男女の区別や男系、女系の区別をしておりません。  女性・女系天皇については、世論の多くも支持しており、皇位継承資格者を男系男子に限るこ...全文を見る
○照屋委員 終わります。
○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  社会民主党・市民連合を代表し、政府提出、天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対し、賛成の立場から発言を行います。  天皇の退位等については、政府の有識者会議の議論が先行しておりましたが、衆参両院の正副議長により、全国民の代表機関である立...全文を見る
06月01日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第7号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  きょうは、参考人の先生方に貴重な御意見を賜り、大変ありがとうございました。  最初に、宍戸参考人にお伺いをいたします。  憲法第十三条の幸福追求権を主要な根拠として、判例、通説によって認められているプライバシーの権利は、私生活をみだりに...全文を見る
○照屋委員 ありがとうございました。  次に、三木参考人に伺います。  憲法第二十一条が保障する表現の自由は、思想、情報を発表し、伝達する自由であります。一方、情報化が進展した現代社会にあって、表現の受け手の自由としての聞く自由、読む自由、見る自由を保障するため、それを知る権...全文を見る
○照屋委員 次に、小林参考人にお伺いをいたします。  あらかじめ配付された参考人の論文を読みました。参考人の論文の中で、教育費の公的負担の根拠は何よりもまず教育の機会均等に求めることができる、教育は社会経済的格差を生み出す重要な要因となり得るので、教育の機会は平等に提供されなけ...全文を見る
○照屋委員 小林参考人にお尋ねしますが、高等教育無償化のための改憲の必要性の世論は高いと思っておられますか。また、高等教育無償化実現のためにクリアすべき政策課題にはどのようなものがあるとお考えでしょうか。
○照屋委員 小山参考人にも質問を準備しておりましたが、時間がありませんので割愛いたしますけれども、一言申し上げますと、私は沖縄に住んでいる。沖縄では、憲法法体系に優先する安保法体系や日米地位協定によって、例えば、膨大な米軍基地が大気を汚染し、それから地下水を汚染し、爆音によって県...全文を見る
06月08日第193回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  日本国憲法が施行された直後の一九四七年八月、当時の文部省が発行し、全国の中学一年生の教科書として使用された「あたらしい憲法のはなし」を改めて読み直してみました。「あたらしい憲法のはなし」の中では、天皇陛下について、次のように書いてありま...全文を見る
○照屋委員 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案が衆議院で可決、成立をいたしました。  社民党は、常任幹事会のもとに天皇の退位等に関する検討委員会を設けて、党内議論をこの間進めてまいりました。  その結果、社民党として、第一点、天皇の退位を認めるべきである、第二点、今上天皇の...全文を見る
08月10日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○照屋委員 しんがりでございますので、重複する質問はなるべく切り口を変えて問いただしたいと思います。  平成二十九年二月十三日に統幕総括官及び陸幕副長が、また二月十五日に事務次官や陸幕長らが、稲田前大臣に対し、陸自における日報の取り扱いについて説明した際のやりとりの中で、「陸自...全文を見る
○照屋委員 小野寺大臣に尋ねます。  発表された特別防衛監察報告を読むと、陸上自衛隊に大きな非があったかのように受け取れますが、大臣もそのように受けとめておられるんでしょうか。  また、仮に陸上自衛隊の行動が稲田前大臣の意図する方向と異なっていたのであれば、文民統制が機能して...全文を見る
○照屋委員 陸自が日報問題の経緯をまとめて防衛監察本部に提出をした報告書は、なぜ公表されないのでしょうか。単刀直入にお答えください。
○照屋委員 小野寺大臣に尋ねますが、きょうの当委員会における質疑応答を聞いて、南スーダンに派遣された自衛隊のいわゆる日報隠蔽問題は一層疑惑が深まり、多くの国民が納得する事実解明には至らなかったと私は率直に思います。その最大の原因は、疑惑の張本人ともいうべき稲田前防衛大臣が参考人と...全文を見る
○照屋委員 最後に、小野寺大臣に尋ねますが、去る八月五日、米軍普天間基地所属のMV22オスプレイが訓練中に豪州沖合に墜落し、三人の兵士が死亡する、クラスAの事故が発生しました。  大臣は、八月六日、在日米軍に対し飛行自粛を要請したようですが、その要請を無視するかのように、八月七...全文を見る
○照屋委員 大臣、大臣は、今回の事故を、墜落事故、墜落、そういう御認識でしょうか。それとも、単なる落下事故だと思っておられるんでしょうか。
○照屋委員 小野寺大臣、とにかく、オスプレイは欠陥機で、もう何件も事故を起こして、沖縄では多くの県民が、墜落の恐怖で、それで、爆音には脅かされる。  私も県民もオスプレイの撤退を求めますが、少なくとも、飛行自粛ではなくて飛行停止を求めるのが主権国家、独立国家としての日本の態度で...全文を見る
○照屋委員 終わります。
08月30日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○照屋委員 昨日、北朝鮮が事前通告もなく新型中距離弾道ミサイル一発を発射し、北海道襟裳岬の上空を通過させ、岬の東約千百八十キロメートルの太平洋上へ落下しました。  北朝鮮が国際社会の強い抗議や警告を無視して挑発的な弾道ミサイル発射を繰り返すことは、断じて容認できません。  小...全文を見る
○照屋委員 防衛省に尋ねますが、昨日のミサイル発射に関し、小野寺大臣は、日本のレーダーなどにより、ミサイルが飛行中に三つに分離し、三つとも同じ海域に落下したと明らかにしております。防衛省は、ミサイルが三つに分かれた原因について、現時点でどのように分析しているんでしょうか。
○照屋委員 防衛大臣にお伺いいたします。  一分一秒の判断が求められる今回の北朝鮮によるミサイル発射に対し、防衛省・自衛隊が自衛隊法に基づく破壊措置を実施せず、ミサイル防衛システムを発動しないことを決めたのは、ミサイルが飛翔していた約十四分間のうちのどの時点でしょうか。また、迎...全文を見る
○照屋委員 外務大臣にお尋ねいたします。  社民党は、去る七月二十九日と八月二十九日に、北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する幹事長談話を発出いたしました。その中で、北朝鮮に対し、国連安保理決議を遵守し挑発行動の自制を求めるとともに、制裁強化や危機をあおるだけでなく、平和的な方...全文を見る
○照屋委員 終わります。      ————◇—————
11月30日第195回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  調査団の皆さん、御苦労さまでした。本日は、森団長を初め調査団参加委員からの貴重な報告、意見を拝聴しました。ありがとうございます。  与党筆頭幹事の中谷委員に尋ねます。  私は、日本国憲法改正の国民投票法における広告宣伝のあり方に強い...全文を見る
12月01日第195回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○照屋委員 去る十一月二十八日、嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会、いわゆる三連協の三名の首長が外務省、防衛省を訪れて、最新鋭ステルス戦闘機F35Aの嘉手納基地への暫定配備に抗議し、嘉手納基地におけるパラシュート降下訓練の禁止、嘉手納基地に関する使用協定の締結を求めるなどの要請...全文を見る
○照屋委員 河野大臣、きょうからあしたまで沖縄を訪問されるようですが、私は先ほどの御答弁を聞いて、嘉手納基地に関する使用協定の締結、大変前向きな答弁だったと思います。実は、この使用協定の内容というのは非常に膨大で、しかも、詳細はでき上がっているんです。もう十年前から要請しているん...全文を見る
○照屋委員 今の大臣の答弁、想定をしておりましたけれども。  核兵器から命を守る沖縄県民共闘会議は、沖縄返還交渉における核密約問題もあり、復帰後の在沖米軍基地に核兵器が再持ち込みされたとの懸念を払拭するため、米軍基地への査察の実施を求めておりますが、その必要性について外務、防衛...全文を見る
○照屋委員 県民の核の不安、これは払拭されないでしょうね。  さて、防衛省に伺います。  去る十一月十九日、那覇市の国道五十八号泊交差点で発生した米軍人の公用車による飲酒運転追突死亡事故について伺います。  同事故の加害者である米海兵隊上等兵は、犯行当日に基地内、基地外で飲...全文を見る
○照屋委員 沖縄防衛局の責任者は、地元の皆さんの抗議、要請に、本件についてはリバティー制度の違反だということをおっしゃっているんですよ。この事件は、小野寺大臣、私は、非常に悪質で残忍、そして非常に悲惨な事故であります。遺族の心中を察するに、胸が張り裂けそうですよ。  在沖米軍は...全文を見る
○照屋委員 防衛大臣、また防衛省に言っておきますけれども、ことし発生をした米兵の飲酒運転あるいは飲酒絡みの事件、事故、この半数以上が例のリバティー制度に違反をしていることは、もう沖縄県警でも県民もみんな承知しているんです。だから、大臣、本当に公用車管理の徹底を国として強く米軍に申...全文を見る
○照屋委員 終わります。
12月05日第195回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○照屋委員 社会民主党の照屋寛徳です。  法案については、賛成でございます。  去る十一月九日の日米合同委員会において、キャンプ・シュワブの北側に接する辺野古弾薬庫四棟の建てかえが合意されたようですが、いつから着工するものでしょうか。また、その建てかえ工事において日本政府が負...全文を見る
○照屋委員 小野寺大臣に尋ねます。  防衛省は、今回の辺野古弾薬庫建てかえ工事が二〇〇六年の米軍再編ロードマップに盛り込まれたキャンプ・シュワブ内の施設再編成の一環だと説明しておるようですが、ロードマップのどの部分に明記してあるものでしょうか。該当箇所をお教えください。
○照屋委員 大臣、私も、何回も何回もロードマップを読みました。このロードマップに「キャンプ・シュワブの施設及び隣接する水域の再編成」と書いてあっても、キャンプ・シュワブと辺野古弾薬庫は米軍の施設番号上も別施設であり、事実上、隣接する陸域の再編成であり、ロードマップの文言を超えたも...全文を見る
○照屋委員 これは、防衛省、シュワブ陸上部の再編成にあわせて辺野古弾薬庫再開発も組み込んでおって、むしろ機能強化であり、許せません。県民の反発を受けることは間違いないということを言っておきたいと思います。  さて、もう一点、防衛省に、同じく十一月九日の日米合同委員会において、「...全文を見る
○照屋委員 最後に、小野寺大臣に尋ねますけれども、どうしても僕は納得できない。このロードマップをもう縦から読んでも横から読んでも、今のような答弁は出てこないと思う。  大臣に伺いますけれども、嘉手納飛行場と嘉手納弾薬庫は、これは提供施設は同じですか。違うんじゃありませんか。その...全文を見る
○照屋委員 たしか前にも大臣にお伺いしたと思うんですけれども、旧海軍駐機場の使用問題、これはいまだに解決しておりませんで、これは明白なSACO合意違反なので、日米間で約束した騒音軽減という趣旨に照らしても、実際的には、騒音軽減どころか、あるいは負担軽減どころか、基地機能の強化が進...全文を見る