照屋寛徳

てるやかんとく

小選挙区(沖縄県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6(参1)回

照屋寛徳の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○照屋委員 私の質問が、井上委員、赤嶺委員、下地委員の質問に重複しないように、切り口を変えて、単刀直入に聞きたいと思っています。  二〇一六年四月に沖縄県うるま市で発生した、元米海兵隊員で軍属のケネス被告は、一審で無期懲役を言い渡され、現在控訴中であります。  最初に防衛大臣...全文を見る
○照屋委員 それでは、外務大臣に尋ねますが、日米地位協定十八条六項は、米軍人軍属の事件、事故に関し、アメリカ政府が補償する対象について、「合衆国軍隊の構成員又は被用者」と定めております。同条項で言う被用者の範囲について、明確にお答えください。
○照屋委員 外務大臣、日米地位協定第十八条六項で定める被用者の範囲について、日米両政府間でどのような協議がこの間なされ、いかなる合意に至っているのか、その協議経緯と合意の内容の詳細を大臣に伺います。
○照屋委員 先ほど外務大臣は、赤嶺委員や下地委員の御質問に、現在日米間で協議をしている最中だ、答弁を控えると。私も何回も聞きました。何について協議をしているのか。いわゆる合衆国軍隊の被用者、これには直接雇用と間接雇用があって、その直接雇用、間接雇用の職種、そして、それが地位協定十...全文を見る
○照屋委員 大臣、繰り返して申しわけありませんが、日米間でさまざまな協議をしている、何についての協議なのか、ここを私を含めて多くの県民は知りたいんです。協議中だから大臣が何も答弁できないとなると、県民は、もう何をどう考えればいいのか、全くわかりませんよ。ちょっとお教えください。
○照屋委員 じゃ、このように聞きましょう。外務大臣、ケネス被告の事件は、極めて悪質かつ残忍であります。御遺族の無念の思いはいつになっても癒えることがないでしょう。この事件発生現場は、私が具志川中学校時代、校区にあったんだ。学校の近くにあったんだ。よもや私もそこでこのような残忍かつ...全文を見る
○照屋委員 大臣、補償額の具体的な問題だったら、これはプライバシーにかかわるかもしれません。しかし、御遺族の代理人弁護士が補償請求をすると明確に言っているんだ。私は、今の大臣の答弁は、県民の一人としても全く承知できない。大臣、米国が、アメリカ政府が被用者でないとして賠償請求を拒否...全文を見る
○照屋委員 防衛省、アメリカ政府が被用者でないと賠償責任を否定した場合、十八条六項で賠償金が払われないと、SACO見舞金も払われないのでしょう。どうですか。
○照屋委員 これだけ、沖縄だけではなくて、日本全国を震撼せしめた悪質な事件ですよ。これに対して、日本政府として、主権国家として毅然と臨まないと、多くの県民の怒りを買いますよ。  防衛省にもう一件尋ねますが、アメリカ政府がかたくななまでに賠償請求に応じない場合、最悪、合衆国軍隊等...全文を見る
○照屋委員 河野大臣、私は、被害者や御遺族が受けた精神的な被害、無念の思いというのは、決して金銭的に全部償えるものではない、こういうことを五十年近く弁護士をして思いますけれども、それにしても、やはり、安倍政権として、日本政府として、このケネス被告の事件について、御遺族からの賠償請...全文を見る
○照屋委員 それでは、防衛省に尋ねます。  私は、本年二月九日付で「北谷城と日米地位協定の環境補足協定に関する質問主意書」を提出し、同年二月二十日付で政府答弁書を受領しました。  質問主意書の提出時には、返還予定のキャンプ瑞慶覧にある文化財、北谷城の立入調査は拒否された状態が...全文を見る
○照屋委員 次に、極東最大の米空軍基地嘉手納では、F35A戦闘機の暫定配備やFA18戦闘機など、外来機の相次ぐ飛来で航空機騒音が悪化し、嘉手納基地周辺の三市町では、二〇一七年度の米軍機騒音に対する苦情件数が過去最多になっております。嘉手納町では今月十四日時点で前年度比五・一倍の八...全文を見る
○照屋委員 小野寺大臣、私自身、嘉手納基地のフェンスから直線距離で約四キロぐらいのうるま市に住んでおります。とにかく、外来機の飛来による爆音というのは、昼となく夜となくすさまじいんです。恐らく、外務大臣も小野寺大臣も、百二十デシベルの騒音というのは想像できないでしょう。これが嘉手...全文を見る
○照屋委員 時間が参りましたので、積み残した質問については、あしたに回したいと思います。  ありがとうございます。
03月22日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○照屋委員 最初に、防衛大臣に伺います。  去る三月十八日、今年度の防衛大学校卒業式が挙行されました。今年度の卒業生は、留学生を除き四百七十四人で、うち女性は四十人であると承知しております。  ところで、今年度の防衛大学校卒業生のうち、自衛官への任官拒否者が、昨年より六人ふえ...全文を見る
○照屋委員 去る二月八日、私が住んでいるうるま市伊計島で、普天間基地所属のMV22オスプレイから約十三キロの部品が落下する事故が発生しましたが、日本側が問い合わせるまで、米軍からは何の報告もありませんでした。また、二月二十七日には、嘉手納基地所属F15戦闘機が、飛行中に、重さ約一...全文を見る
○照屋委員 防衛大臣、平成二十五年一月二十八日、オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会共同代表らが、連署をもって内閣総理大臣宛て建白書を提出してから、五年が経過いたしました。  私はこの間、質問主意書や当委員会において、建白書は沖縄の近現代史の中でも極めて重大かつ歴史的な文書であ...全文を見る
○照屋委員 保存期間のさらなる延長というのは、どれぐらいの期間をお考えなんですか。
○照屋委員 大臣、私は、なぜ、建白書を国立公文書館に移管する検討にかくも時間を要しているのか、全く理解不可能であります。よもや、ひそかに廃棄したのではないでしょうね。  最後に、防衛省に、どうぞ。
○照屋委員 最後に、昨年十二月十三日、普天間基地所属の大型米軍ヘリから、重さ約七・七キロの窓枠が普天間第二小学校のグラウンドに落下した事故を契機にして、現在、沖縄防衛局が監視カメラや学校位置表示灯などを設置しております。  ところが、それらの設備の維持費用の負担者が決まっていな...全文を見る
○照屋委員 普天間第二小以外の市内各小、中、高、保育園への監視カメラの設置は検討されているんでしょうか。
○照屋委員 終わります。
04月10日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  私は、言葉の意味での隠蔽とは、見られては都合の悪い物事を隠すことだと理解をしております。  去る四月二日以降に発覚した陸自や空自におけるイラク派遣部隊の日報問題について、野党や多くの学者並びにマスメディアや国民が隠蔽と捉えておりますが、小...全文を見る
○照屋委員 先ほど、後藤委員から大変厳しい追及がございました。私は、今問題になっているイラク派遣部隊の日報問題というのは、大臣自身が隠蔽だったという認識でないと根本的な再発防止にはならない、このように考えております。  ところで、四月二日のイラク派遣陸自日報隠蔽の発覚後、稲田元...全文を見る
○照屋委員 大臣にお尋ねしますが、稲田元大臣は、平成二十九年二月二十日の衆議院予算委員会で、共産党の畠山議員の質問に対し、イラクに関しては日報は残っていないことを確認しておりますと答弁しておる。何らの根拠も示さずに、確認したと断言しており、今となっては明らかな虚偽答弁だと思います...全文を見る
○照屋委員 防衛大臣、一連の自衛隊、イラク日報隠蔽問題は、我が国のシビリアンコントロールが完全に機能不全に陥っていることを物語っております。かかる自衛隊の日報隠蔽が続出をすると、かつて、天皇の統帥権の名のもとに、軍部が独走し、悲惨な戦争に突入した事態を繰り返しかねません。  私...全文を見る
○照屋委員 大臣、昨日来、沖縄の地元二紙が報ずるところによりますと、辺野古新基地建設周辺で、米軍が設定する建造物高さ制限に照らし、国立沖縄高専の校舎、学生寮及び沖縄電力の送電鉄塔が制限基準を超えていることが判明しました。  防衛省は、それらの事実をあらかじめ知りながら、なぜ強権...全文を見る
○照屋委員 防衛省、沖縄タイムスの阿部記者がこの事実をスクープし、きのうは沖縄タイムスも、新報も書いてある。そういう中で、いまだに国立沖縄高専に防衛省は何らの説明もしていないというのは、どういうことなの。
○照屋委員 私は、この問題、今、沖縄じゅうで騒然となっている。  大臣、それで、沖縄防衛局は、沖縄電力には鉄塔と電線の移設費用負担を約束しておきながら、国立沖縄高専に対しては、設置基準に違反している事実すら何ら説明せず、学生や教職員の命の安全の危険性を放置しております。こんなに...全文を見る
○照屋委員 大臣、沖縄の地元二紙が報道した内容によると、私は、防衛省は一企業の利益や利便を尊重し、一方では、国立沖縄高専の学生、教職員、地域住民の命の安全は軽視をする、そういうダブルスタンダードで行政をやっているんなら、これはもう大変大きな問題で、今、防衛省に対する怒りは沸点に達...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○照屋委員 私は、四月十日の当委員会で、自衛隊イラク派遣時の一連の日報隠蔽問題についてただし、防衛省・自衛隊の隠蔽体質によって我が国のシビリアンコントロールが完全に機能不全に陥っていると指弾いたしました。  大臣は、四月十一日の衆議院予算委員会で、四月二日以降毎日のように発見さ...全文を見る
○照屋委員 防衛省の政府参考人にお尋ねします。  私が四月十日の当委員会で、一連のイラク派遣自衛隊の日報隠蔽問題は、平成二十九年二月二十日の衆議院予算委員会で、当時の稲田防衛大臣が、何らの根拠も示さずに、イラクに関しては日報は残っていないことを確認いたしましたと、結果的に虚偽答...全文を見る
○照屋委員 大臣、稲田元大臣は、平成二十九年二月二十二日、辰己統幕総括官に、イラク派遣自衛隊の日報探索を口頭で指示し、辰己氏の部下が統幕及び陸空の幕僚監部にメールを発出していますが、辰己氏の対応やメールの文面、送信先などは適切だったとお考えでしょうか。
○照屋委員 大臣、防衛省は、昨年七月二十八日、南スーダンPKO日報問題の特別防衛監察を受けた再発防止策で、海外派遣部隊の日報を統幕参事官室に集約し、一元管理することなどを省内に通達しております。  大臣は、続出する日報隠蔽問題に照らし、かかる一元管理はずさんであったとは思いませ...全文を見る
○照屋委員 大臣、昨日は、日米両政府による普天間飛行場の返還合意から二十二年目の節目の日でございました。安倍総理が前沖縄県知事と約束した普天間飛行場の五年以内運用停止は、来年二月が期限です。私は、爆音が激化し、軍用機からの部品落下事故が続発する世界一危険な普天間飛行場は、一刻も早...全文を見る
○照屋委員 小野寺大臣、私は、安倍総理と前仲井真県知事の五年以内の運用停止の約束は、これはお二人による三文猿芝居だと当時から言っており、今、五年以内の運用停止がどうもできそうにない、このことを翁長知事の責任にしてはいけませんよ。総理と前知事の約束だから、それは履行してくださいよ。...全文を見る
○照屋委員 防衛省、私が個人的に現認をする限りにおいても、辺野古新基地建設現場周辺でアメリカの統一施設基準に定める高さ制限を超える建物は、国立沖縄高専や鉄塔以外にも、民間の住宅、マンション、アパートなど多数存在するのではありませんか。
○照屋委員 もっと真面目に対応してくださいよ。  防衛省は、アメリカの統一施設基準との関連で、本当に真剣に実態調査をしているのか。地元二紙が報道しないと、一切県民に知らさず全て隠蔽をする、それで新基地建設は強行する。一体、沖縄県民の命の安全を何と考えているんだ。虫けらじゃないん...全文を見る
○照屋委員 小野寺大臣にお願いでございます。  最後ですが、この一連の、辺野古新基地建設とアメリカの統一施設基準との関連での適用除外という例外扱いは、これはアメリカ側の恣意的な判断によるものです。周辺住民の命の安全は米軍のさじかげん次第、こういうのが実態。これじゃ、主権国家、独...全文を見る
05月10日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  冒頭、稲田防衛大臣によって存在が否定された陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報は、その後、公表されるに及び、防衛省による組織的隠蔽であるとの強い国民的批判を受けております。  同時に、自衛隊の日報隠蔽は、シビリアンコントロールの機能不全という重...全文を見る
○照屋委員 きょうも当委員会で各委員からさまざまな質問がありましたが、そもそも、主要国はイラク戦争について真摯な検証と反省を行っておりますが、小野寺大臣は、我が国の政府はかかるイラク戦争に関する検証や反省をやったとお思いでしょうか。
○照屋委員 防衛省統合幕僚監部の三等空佐が、小西参議院議員に、おまえは国民の敵だなどと暴言を浴びせた問題は、極めて重大である。この事件に対して、防衛省は去る五月八日、懲戒処分ではなく訓戒に処しております。  私は、三等空佐の発言は、単なる暴言にとどまらず、脅迫行為に相当すると考...全文を見る
○照屋委員 私は、大臣、小西議員への三等空佐の暴言問題の本質というのは、国民の敵だと言った言わないではありません。そう思います。民主主義の基本である文民統制への信頼を大きく揺るがしたことだと私は思いますが、大臣の御認識はいかがでしょう。
○照屋委員 次に、米海兵隊のネラー総司令官は、五月二日の国防総省での記者会見で、米軍普天間飛行場について、非常に古い施設で第二次世界大戦にさかのぼる、建設当初の写真を見ると数キロ以内に住む人はいなかった、今は飛行場周辺の市街地がフェンスのすぐ近くに広がると述べたようであります。 ...全文を見る
○照屋委員 大臣、ネラー総司令官は、安倍総理と仲井真前知事との間で合意した来年二月に迫った普天間飛行場の五年以内の運用停止を否定をして、継続使用の方針を述べておりますが、大臣の所感はいかがですか。
○照屋委員 最後に、航空自衛隊のブルーインパルスによる展示飛行が航空法に違反する曲技飛行に該当するとして、小牧基地周辺住民や奈良基地周辺住民らが基地司令官らに対する告発状を一月下旬に名古屋地検、三月上旬に奈良地検にそれぞれ提出したようです。これらの事実関係と防衛省の見解を伺います...全文を見る
○照屋委員 終わります。
05月25日第196回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○照屋委員 陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報問題で、防衛省は去る五月二十三日、「イラク日報」に関する調査チーム報告書を公表しました。同報告書は、現場の認識不足や担当者同士の意思疎通が不十分であったことが原因で、組織的隠蔽はなかったと結論づけております。小野寺防衛大臣は、報告書公表に...全文を見る
○照屋委員 私は、イラク日報隠蔽問題についての稲田元防衛大臣の責任は重大であると考えております。去る四月十日の当委員会で、私が稲田元防衛大臣からの事情聴取の有無などについてただしたところ、高橋大臣官房長は、「調査チームとして、稲田元防衛大臣に対して、確認及びヒアリングを行う予定は...全文を見る
○照屋委員 「イラク日報」に関する調査チーム報告書を読むと、隊員や職員の言い分をなぞった形にすぎず、多くの国民が、イラク日報の防衛省ぐるみの組織的隠蔽であったとの疑念を深めております。  ある新聞報道を読むと、防衛省幹部の話として、取材対象者の話が現場のミスにとどまるとの内容で...全文を見る
○照屋委員 防衛省は、調査チーム報告書公表と同時に、河野統合幕僚長、豊田事務次官ら十七人の処分を発表しました。これらの処分に対し、防衛省の組織に詳しい識者らから、幹部の処分が軽過ぎるとの批判の声が上がっております。私もそう思います。特に、事務次官に対する口頭注意や統幕長への訓戒は...全文を見る
○照屋委員 最後に、昨年十二月十三日、普天間第二小学校に米軍ヘリから重さ約八キロの窓枠が落下する事故が発生しました。同事故後、普天間第二小学校では校庭の使用が中止され、ことし二月十三日、校庭使用が全面再開されました。  ところが、宜野湾市教育委員会によると、校庭使用開始後、五月...全文を見る
○照屋委員 終わります。
11月13日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  最初に外務大臣にお尋ねします。  去る十一月七日の参議院予算委員会における共産党の小池議員と安倍総理や河野外務大臣の日米地位協定に関する質疑を議事速報で読みました。一読して、総理と外務大臣の答弁に心底落胆しました。私は、不平等、不公平な日...全文を見る
○照屋委員 河野大臣、それは、地位協定については私ももう何日もかけて議論をしたいんですが、この全国知事会の初の日米地位協定改定の提起を私は真剣に受けとめるべきである、すなわち、これはまさに国民の声である、こういうふうには、大臣、思いませんか。
○照屋委員 防衛大臣に尋ねます。  去る十月二十七日の沖縄タイムスは、同社が米情報公開法を通じて入手した米海兵隊の内部資料によって、米軍普天間飛行場が発がん性の残留性有害物質PFOSやPFOAによって高濃度に汚染されていることを大きく報道しました。防衛大臣はこの報道を承知してい...全文を見る
○照屋委員 防衛大臣、沖縄県の調査で、普天間飛行場周辺の民間地域ではPFOSなどの汚染水が確認されている。沖縄の米軍基地の問題は、安全保障の問題もさることながら、最大の環境問題、そのことを大臣としてもしっかりお考えいただきたい、このように思っております。  さて、最後に、辺野古...全文を見る
○照屋委員 大臣、私が聞きたい最後の点は、この海上搬入以外をやる場合には、これは、沖縄県と設計概要変更申請をして、沖縄県の認可を得る必要があるということを大臣はしかと認識をしておられるのか、そのことを聞いております。
○照屋委員 終わります。
11月16日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○照屋委員 社民党の照屋寛徳です。  防衛大臣に尋ねます。  防衛省が沖縄県石垣市にミサイル部隊の配備を計画する陸上自衛隊駐屯地の建設予定地で、防衛省から測量を委託された業者が、移設に反対する地権者の農園に無断で立ち入って、木を伐採したり栽培作物を切り落とすなどしていたことが...全文を見る
○照屋委員 防衛省は本年度内に駐屯地の建設に着手する方針を固めたようです。着工が来年度以降になると、改正施行された沖縄県環境アセス条例の適用を受けるため、アセス逃れの駆け込み着工だと市民、県民から強い批判がありますが、大臣はどのように受けとめておりますでしょうか。  また、石垣...全文を見る
○照屋委員 岩屋大臣は、去る十一月十日、沖縄に初来県した際の記者会見で、移設作業が残念ながらおくれてきたので、当初の約束だった五年以内の運用停止は難しいと語っております。  大臣は、来年二月までの普天間飛行場の運用停止は実現できず、二〇一三年十二月に当時の仲井真知事と安倍総理の...全文を見る
○照屋委員 大臣、復習のために申し上げますが、仲井真元知事は、工事の進展とは切り離しての運用停止を安倍総理に求めたんです。それに対して安倍総理が、できることは何でもやるという約束を。工事の進展ぐあいと五年以内の運用停止は最初から切り離されている。再三、仲井真知事も県議会で答弁をし...全文を見る
○照屋委員 時間がありませんので端的に聞きます。  五年以内の運用停止をほごにして、新たな期限設定という大臣の考えではないですね。
11月29日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○照屋委員 最初に、防衛省が検討している米空軍嘉手納基地の騒音コンター見直し作業の現在の進捗状況についてお伺いします。
○照屋委員 岩屋大臣、嘉手納基地周辺住民や嘉手納町議会、北谷町議会が騒音コンター見直し作業の中止を求めております。沖縄市議会も、騒音コンター見直しに当たっては、市内全域を住宅防音工事の対象とするよう適用拡大を求める意見書を採択しております。  私も、防音工事の対象が現状より縮小...全文を見る
○照屋委員 大臣、一方、防衛省は、移設、返還に取り組んでいることを理由に、米軍普天間飛行場については騒音コンター見直しを実施しない方針のようです。  普天間飛行場では、欠陥機オスプレイ強行配備に伴い、低周波騒音による被害が指摘をされております。普天間飛行場の五年以内の運用停止が...全文を見る
○照屋委員 大臣、沖縄市、嘉手納町、北谷町で構成する米軍嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会の調査で、嘉手納基地に着陸する米軍機の飛行経路が明らかになりました。  三連協の調査によって、住民からの苦情が多数寄せられている沖縄市登川や北谷町砂辺、桑江の上空で米軍機が着陸に伴う旋回...全文を見る
○照屋委員 大臣、日米間で合意した騒音防止協定も守らない、普天間飛行場では場周経路も守らない、こういう実態で、騒音というのは、嘉手納基地周辺住民は殺人的爆音と言うんだ。これはもう司法でも違法だと断罪されたことを大臣にはぜひ肝に銘じていただきたい。  こういうことを要望して、終わ...全文を見る