渡海紀三朗

とかいきさぶろう

小選挙区(兵庫県第十区)選出
自由民主党
当選回数10回

渡海紀三朗の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月21日第108回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
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○渡海委員 御承知のように一昨年九月のプラザ合意によって始まりました円高、この円高によりまして、我が国は、単に数字の上だけで見ますと、一人当たりGNP、また賃金などの面で、今や世界の最高水準に達しているという見方ができると思います。また、経常収支の面でも黒字幅がGNPの三%を超え...全文を見る
○渡海委員 どうもありがとうございました。  そこで、話が少し具体的になるわけでございますけれども、最近選挙区等でいろいろと耳にする話のうちの一つに、日本の製品が日本で売られている価格よりも、例えば実際アメリカヘ行って同じ品物を見たらアメリカの方が値段が安いことがあるということ...全文を見る
○渡海委員 円高が非常に急速に進んだものですから、今長官がおっしゃったような実情もあろうと思いますし、日本の特に輸出産業というのはまず設備投資もしておりますし、雇用の問題もあります。そういったことからしますと、やはりシェアをある程度確保しておかないとうまく回らないというふうな考え...全文を見る
○渡海委員 先ほど競争条件の整備というお話もあったわけでございます。少し関連するかとも思いますけれども、日本の消費者が輸入品の円高によるメリットを受けやすくするためには、やはり輸入品が手に入りやすい、情報がいつもふんだんにありまして正しい判断ができ、またいろいろな条件がそろってい...全文を見る
○渡海委員 これも少し関連があるかと思うのですが、輸入という面に関して最近並行輸入が非常に増加をいたしております。特に、物によりましてはブランド物と言われているような製品が並行輸入のためにかなり価格を引き下げられている、そういった効果があるというふうにも聞くわけであります。これは...全文を見る
○渡海委員 初めに申し上げましたように、主に、経済が発展をいたしまして、そしてその力が強くなったがために、ある意味で競争力ができて円高という事態を引き起こした。ところが一方、それによって国民の生活が実感としては余り豊かにならない。そういう観点から、その経済が発展をして起こった円高...全文を見る
○渡海委員 時間がもう余りなくなりましたので、先ほど申し上げましたようにこういう環境下でございますので、例えば調査範囲をより広げられるだけ広げるとか、そういった目で御監視をいただきたいと要望申し上げておきます。  最後になりますが、初めに申し上げましたように、やはり経済発展とい...全文を見る
○渡海委員 ありがとうございました。  以上で私の質問を終了させていただきます。
07月29日第109回国会 衆議院 文教委員会 第1号
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○渡海委員 本日は、学校教育法及び私立学校法の一部を改正する法律案についての審議ということでございますけれども、法律案の質問に入ります前に、まず教育改革について大臣のお考えをお伺いいたしたいと思います。  教育は国家、社会の発展の基礎を培うものであり、洋の東西を問わず、次代を担...全文を見る
○渡海委員 ただいまは教育改革の推進に向けての大臣の御決意をお伺いしたわけでございますけれども、引き続きまして、本日の法案と関連をいたします大学改革についてお伺いをいたしたいと思います。  我が国の大学の進学率は、今や約三五%にも達しようとしておりまして、国際的に見ましてもアメ...全文を見る
○渡海委員 ただいまは今回の大学審議会設置の趣旨についてお伺いをしたわけでございますが、重ねてお伺いをいたします。  高等教育の改革に関しましては、既に臨教審の答申で各種の提言が行われているところであります。例えば第二次答申では、大学設置基準の改善、また大学院の飛躍的な充実と改...全文を見る
○渡海委員 提言に沿って、より具体的ないろいろな施策といいますか方向性を出していくということだと理解をさせていただきたいと思います。  続きまして、今回の大学審議会の特徴の一つといたしまして、これが最も大きな特徴であり、またこの点が一番重要な点であるというふうに考えるわけでござ...全文を見る
○渡海委員 先ほどの大臣のお話にもあったわけでございますけれども、国民の合意という言葉がございました。この大学審議会は国民の期待にこたえる大学づくりを行うとの観点から、広く各方面から英知を結集する必要があるというふうに考えます。そのためには、従来の閉ざされた形ではなくて、幅広い人...全文を見る
○渡海委員 なかなか難しい問題だと考えるわけでございますけれども、その辺の点についてもぜひ今後御留意をいただきたいということを申し添えさせていただきます。  先ほどから政府として大学改革を積極的に推進するとお答えがあったわけでございますけれども、大学審議会はそのために設置を考え...全文を見る
○渡海委員 くれぐれもそういうことのないように希望いたしておきます。  次に、大学設置・学校法人審議会について若干の質問をいたします。  これまでは、私立大学等の設置認可に関する審査というものは、文部大臣の諮問を受けて大学設置審議会、そして私立大学審議会において行われていたわ...全文を見る
○渡海委員 新しい審議会の運営に当たっては、ぜひ今お答えになりましたような趣旨を生かすようにお願いをしておきたいと思います。  審議会の委員の任命についてでございますけれども、まず大学設置・学校法人審議会の委員は六十五人とされておりますけれども、その任命方法は基本的に現行の二つ...全文を見る
○渡海委員 審議会の分科会の組織や委員の任命につきましては、基本的には現行の二つの審議会と大きく異なる点はないということは確認をさせていただきましたが、特に私立大学審議会が学校法人分科会に再編されることによって、重ねてお願いをするわけでございますけれども、私立学校の精神である私学...全文を見る
○渡海委員 どうもありがとうございました。大臣も私も私学の出身でございますし、近ごろはよく民活ということで、大学も民活をしなければいけない、活力という話もございますので、ぜひそういった点今後とも御留意をいただきたいと思います。  これで質問を終わります。
09月02日第109回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○渡海委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨と内容について御説明申し上げます。  その一は、勤労者財産形成住宅貯蓄及び勤労者財産形成年金貯蓄に係る住民税の利子割課税についてであります。...全文を見る
09月03日第109回国会 衆議院 本会議 第15号
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○渡海紀三朗君 私は、自由民主党を代表いたしまして、地方税法の一部を改正する法律案につき、原案及び委員会の修正に賛成の討論を行うものであります。(拍手)  最近の社会経済情勢の変化等に即応した税制改革の一環として住民税の軽減を行うことは、急を要するまことに大事な課題であります。...全文を見る
09月08日第109回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○衆議院議員(渡海紀三朗君) ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案につきまして、衆議院における修正の理由とその内容について御説明申し上げます。  その一は、勤労者財産形成住宅貯蓄及び勤労者財産形成年金貯蓄に係る住民税の利子割課税についてであります。  政府原...全文を見る