渡海紀三朗

とかいきさぶろう

小選挙区(兵庫県第十区)選出
自由民主党
当選回数10回

渡海紀三朗の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
07月06日第148回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○渡海政務次官 このたび科学技術総括政務次官を拝命いたしました渡海紀三朗でございます。  科学技術は、一国の経済の発展の基盤となるとともに、人々の健康の維持増進や地球環境の保全のためにも必要不可欠なものであります。  ただいま大臣からもお話がございましたとおり、科学技術の振興...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○渡海政務次官 総括政務次官の渡海でございます。  前の委員会でごあいさつをさせていただきましたが、きょうは初の委員会ということでございますので初の答弁でございます。よろしくお願いしたいと思います。  先生御指摘のように、最近、事故が続発をいたしておるわけであります。宇宙開発...全文を見る
○渡海政務次官 まず、今松沢委員もお話がございましたように、従業員の方々がいらっしゃいます。  この方々は、事故後、まず労働省の方で、この事故に係る被ばく労働者の健康管理の在り方に関する検討会が報告書を出しておりまして、その報告書に基づき、ジェー・シー・オーに対して、さまざまな...全文を見る
○渡海政務次官 当庁におきましてジェー・シー・オーに事実関係を確認いたしておりますが、この週刊誌に載っておられる、お名前は今ちょっとわかりませんが、従業員の方、昨年の二月に水戸市内の病院に入院をしておられますが、臨界事故当日にジェー・シー・オー敷地内に入ったという事実はないという...全文を見る
○渡海政務次官 病院の方から報告を受けておるわけではありませんから、一応その中に入ったことはないという確認をしたということでございます。そういう意味では、記事は事実無根と申し上げてよろしかろうと思います。
○渡海政務次官 ダブルチェックの意味というのは、お互いに緊張関係がなければならないのですね。例えば、少し議論が違いますが、大蔵省の財政、金融の分離の議論というのも、これは民主党さんが一生懸命やられたと思います。私は、御案内のように一時さきがけを散歩しておりまして、この問題は随分い...全文を見る
○渡海政務次官 ここで八条と三条の違いについて議論することをやっていますと、多分松沢さんの時間がなくなると思いますので、ただ、これは私の私見も入っておりますが、国家がどういう形で責任を持っていくかというときに、原子力政策というのは、先ほども申し上げましたが、国民が今非常にナーバス...全文を見る
○渡海政務次官 私もちょっと勉強させていただいたばかりでございますけれども、この余剰兵器のプルトニウムの処分というのは、今ロシアで実は開発をされております振動充てん燃料製造法という方法を用いて燃料をつくりまして、揺すって固めていくという方法でありますが、MOX燃料としてロシアの高...全文を見る
○渡海政務次官 大変難しい質問でございますが、今おっしゃいましたように、やはり研究対象としては大いに興味のある対象であり、これまでもいろいろ研究がなされているところであります。  国産では、御案内のように、JT60という炉があるわけでございますけれども、現在の状況は、このITE...全文を見る
○渡海政務次官 先ほど奥山委員の御質問にもあったところでございますけれども、御案内のように、最近事故が続いております。そこで、宇宙開発委員会で再発を防止するための改革方策というものを本年五月に取りまとめておりまして、これをもとに、特に来年二月にはH2Aロケット、これは初号機でござ...全文を見る
○渡海政務次官 まず、先ほどの絶対にというのは、ちょっと言葉は適当でないというふうに思います。言われるとおりだと率直に認めさせていただきたい。経験は生かしていきたいということであろうと思います。  今の委員の御質問でございますが、今まで我が国の宇宙開発は、御案内のように、天文衛...全文を見る
○渡海政務次官 計画はないかということでございますが、今、連携強化という議論をさせていただいております。そういう中で、さまざまな可能性として将来にそういうことがないとは言えないと思います。しかし、現時点では、先ほど申し上げましたような形の中で、より連携強化を進めていくということを...全文を見る
○渡海政務次官 委員おっしゃるとおりだというふうに思っております。現在考えておりますことは、先ほども申し上げましたように、やはり製造過程できっちりと検査をする、チェックをするというふうなことも大事でございましょうし、さまざまな品質保証を実行するための担保といいますか、施策、やり方...全文を見る
08月09日第149回国会 参議院 文教・科学委員会 第1号
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○政務次官(渡海紀三朗君) このたび科学技術総括政務次官を拝命いたしました渡海紀三朗でございます。  ただいま大臣からもお話がございましたように、科学技術の振興は、二十一世紀の日本の繁栄や、また人類の幸せな未来実現のために大変重要な政策課題であると認識をいたしております。  ...全文を見る
09月06日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○政務次官(渡海紀三朗君) ただいまも先生御指摘のように、「もんじゅ」は随分長いこと今までさまざまな試みをしてきたわけでございます。また、費用といたしましても平成十一年度までの二十年間で、既に建設費として約四千五百億円、運転費として約千六百二十億円を政府支出として、これは出資でご...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) ただいま先生御指摘のように、引き続いて事故が起こりました。大変宇宙開発に対する国民の信頼という意味で我々は危機的な状況にあるというふうに思っておりまして、特にそういった事故を踏まえて、宇宙開発委員会でことしの五月に、単に事業団の組織とか体制のみならず産...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 委員御指摘の点は全くそのとおりだと認識をいたしております。また、先ほどお話を申し上げました宇宙開発委員会におきましても、そのような方向を今後考えていくべきであるというふうな報告書も出されておるわけであります。  余談になりますが、実は私は建築のスペシ...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 月原先生おっしゃるのは全くそのとおりでございまして、とにかくやっぱり上げなきゃいけない、それもしっかり上げなきゃいけないということだと思います。  私も、今回の改造によりましてこの職につきましたときに、実は同じ疑問を持ったわけであります。要はコスト削...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 今御指摘ございましたように、スリーマイルの事故以降、カーター大統領の声明が出されまして、かなり原子力規制委員会、NRC委員長の権限を強化したり、そしてまた連邦緊急事態管理局、FEMA、フィーマと通常言っております。実は、災害対策ということでは地域の中心...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) ただいまの先生の御意見は私も全く同感でございます。推進とやっぱり規制というものはきっちりと独立をしている必要があるというふうに考えておるところでございまして、従来からもできるだけそういうふうな形をとるということでやってきたわけでございますが、さらにその...全文を見る
10月12日第150回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○渡海政務次官 お答えをいたします。  今委員御指摘のように、大体基本的にはそのような考え方のもとで現在調査が行われておるところでございます。現在まで、日本には約二千の活断層があるというふうに言われておるわけでありますが、その中の主なものを四、五百取り上げまして、そしてそれをさ...全文を見る
○渡海政務次官 現在、その評価の作業が進められておりまして、まだ具体的にそういったものを取りまとめるという段階ではないというふうに聞いております。  しかしながら、既に十カ所程度につきましてはおおむねの評価を終了しているというところでございまして、これから逐次その調査の結果を踏...全文を見る
○渡海政務次官 地震予測というのは、私の知っております限り、実は非常に技術的に難しいところもありまして、可能性の範囲をどこまですぼめられるかという点がポイントになってくると思うわけでありますが、なかなか研究者の中でもいろいろと意見が分かれておるところでございます。  しかしなが...全文を見る
○渡海政務次官 まず、少し補足をさせていただきますが、一カ所当たりというのは、単年度でということではありませんで、現在のスピードでいいますと、ことしは十六カ所ぐらいに着手をしておるということでございます。ただ、やはり、一つの断層ごとに少し時間がかかるというふうに御理解をいただきた...全文を見る
11月02日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○渡海政務次官 大畠議員おっしゃる人材というのは、大変重要な問題でございます。私は、研究開発のポイントというのは、やはり、まず環境をつくること、そして、研究開発に適正に十分な資金が用意されること、そして、何よりも適正な人材が配置をされていること、こういうふうに考えておるわけであり...全文を見る
11月07日第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第1号
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○政務次官(渡海紀三朗君) 科学技術庁の総括政務次官の渡海紀三朗でございますが、櫻井先生の御質問にお答えをさせていただきます。  臨界事故による周辺住民への心のケアにつきましては、国から茨城県へ委託事業として現在行っているところでございます。心のケアの相談窓口を開設いたしまして...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) そういう症状があるという報告はいただいておるようでございますが、今先生がおっしゃったようなそういう診断といいますか、医学的な見地からの診断をしたという報告は受けていないところでございます。  なお、今お話をお聞きいたしておりまして、必要でございました...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 私は医者ではございませんのでちょっと言葉が不適当だったかもしれませんが、そういう診断をされてそういう症状であるという、診断というか判断をされたといった意味で報告はいただいていないというつもりで申し上げたつもりでございます。
○政務次官(渡海紀三朗君) 先生がおっしゃるとおりだというふうに認識をいたしております。
○政務次官(渡海紀三朗君) いや、診断をしていないというんじゃなくて……
○政務次官(渡海紀三朗君) 私が受けておる報告はそういうことでございますけれども、先ほども申し上げましたように、言葉を的確に言わせていただきますと、そういう診断、診断ということはそういういわゆる医学的な判断がなされたという報告は聞いておりません。診断をするというのは、当然心のケア...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 最後の御質問については後でお答えをさせていただきますが、先ほどの件につきましては、そういう報告、身体的な症状を訴える方ということを先ほども申し上げましたけれども、そういう方々につきましては、なお心のケアの問題を含めて長期的な健康管理ということで、その方...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) そういう御要望があることは承知をいたしております。  そういう中で、先ほど来いろいろとどういう影響が出ているかということを判断するかということについて、例えばこれは私も勉強したばかりでございますけれども、医学的に確定的な影響であるとか確率的影響である...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) これは冒頭少し簡単にお話をさせていただきましたが、この影響レベルということについて、その確定的な影響とか、これは先生の方がよく多分御存じだろうと思うんですが、影響が発生する線量レベルではないということが第一点。それからまた、確率的影響については、放射線...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) かなり専門的なお話でございますのでちょっと知恵をかりたいと思いますが、一九八五年にICRPのパリ声明の取り入れ、これは多分委員はよく御存じだと思いますが、中性子線量の線質係数を二倍にすべきという、こういう声明があったわけでございます。しかしながら、当時...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 委員がおっしゃっている質問の趣旨は理解をしておるつもりでございます。  私が知るところでは、実はそういった問題について現在検討が進められておるところでございます。そして、これまでの見解では、先ほど申し上げました一九八五年以降、そういう議論がありまして...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) これは報告を受けているということでしかお答えできないと思いますね。  行動調査につきましては、放射線医学研、放医研の専門家等が各家庭とか事業所に訪問して時間をかけて聞き取り調査を行っております。線量推定に当たってもし不明な点がありました場合は、基本的...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 委員最後の点については、私個人も全く同じだと思います。要は、起こったことに対してきっちりと検証して、そして今後そういうことが二度と起こらないようにするというのは、これは国の政策としては当たり前のことでありますし、また政治の責任としても大変大事なことだと...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) この法律につきまして、私もちょっと勉強させていただきました。  委員おっしゃるとおり、この法律を実行するために私は二つの大きな要素があると思います。  一つは、この従業者が主務大臣に密告とおっしゃいましたけれども訴えるわけでありますから、いわゆる自...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○渡海政務次官 既に大分議論が進んでおりますから、中身はよく御存じのところでございますが、まず、法律では、懲役十年という日本の法制度としては大変重い罰をもって禁止をする、規制をするということになっておるわけでございます。これは、ヒトクローンの個体産生ということについてそういうこと...全文を見る
○渡海政務次官 先ほどから、どういう分け方の整理かということは議論になっているとおりでございます。  ヒトクローンの個体産生ということに関して法律で禁止をする、この分け方の一つの基準は、もちろん倫理の問題もございますが、一つ大事なことは、やはり非常に反社会性が強い、これが一つの...全文を見る
○渡海政務次官 今まさに近藤先生がおっしゃったような状況が、なかなか今の段階ではコンセンサスが生まれにくい部分なんだろうというふうに考えております。  そういう中で、いろいろな御議論もこの倫理委員会なりヒト胚小委員会なりでいただいたわけでございますけれども、最低限、このヒトクロ...全文を見る
○渡海政務次官 いわゆる規制というのは何らかの制限を加えるということでありますから、その中に、例えば指針で禁止するものもございます。  今委員お尋ねの特定胚の母胎への移植というのは、現在考えております指針、ガイドラインの中では、今言われました、私もいまだに区別がなかなかつきにく...全文を見る
○渡海政務次官 大臣からも全体のお話についてお答えをさせていただいたわけでありますが、ちょっと私の方の理解も、今の先生のいろいろな言葉がちょっとわかりにくかった部分があったわけです。  この報告書でも、ヒトと動物のキメラ、要はヒトか動物かよくわからないようなそういうものについて...全文を見る
○渡海政務次官 御案内のように、大臣も私も、実はこの法案のベースが策定されたときには所管でございませんでした。そんなことで、細かいやりとりまでは実は承知をいたしておりません。ただ、先ほど来議論になっております、例えばわけがわからないというふうに今委員はおっしゃいましたが、私も同じ...全文を見る
○渡海政務次官 この内容をもう既によく御存じだという前提でお話をさせていただきますが、届け出をしていただいて六十日間で審査をする、その間に適当ではない部分があればちゃんと是正命令を出す、それに従わなければ罰則も伴う、こういうガイドラインの大体の枠組みになっておるわけであります。 ...全文を見る
○渡海政務次官 確かにおっしゃるとおりでございまして、六十日以内に判断ができなければ、これはやはり許可できないというふうに思います。それは科学的知見というもので予期できないわけでありますから、そういった意味で、着手してはいけないということになると思います。
○渡海政務次官 指針を作成するためには、一応法律に基づいた指針でございますから、法案が成立をするということが大前提でございます。政府案が成立した場合、附則第一条により、公布の日から一年以内に特定胚の取り扱いに関する指針を定めることというふうになっております。指針を策定するに当たっ...全文を見る
○渡海政務次官 先ほど私、答弁しましたが少し間違っておりまして、ちょっと勘違いをしておりました部分がありました。  ガイドラインの問題でございますから、さまざまなガイドラインがあるのですが、例えばES細胞等については、実は今後、科学技術会議でやっていただくというようなこともござ...全文を見る
○渡海政務次官 要は、パブリックコメント等をちゃんといただくためにも、少し時間がかかるというふうに御理解をいただきたい。つくるのはもちろん、行政のガイドラインでございますから、科学技術会議に諮りながら、来年からちょっと組織が変わりますが、役所の方でつくらせていただきたいというふう...全文を見る
○渡海政務次官 確かに、今委員おっしゃるような可能性というのは、ゼロというわけにはこれはいかないと思います。将来、これはやはりどういう時代が来るかもわからない。  しかしながら、現時点において、近い将来においてそういうことが起こるであろうとは科学的予見としてはないというのが、一...全文を見る
○渡海政務次官 科学技術を進めるという意味では、クローン技術そのものを否定しているものではございません。  そして、今回の法律の中にもさまざまな胚の種類というものが細かく分類をされておるわけでありますが、それぞれに胚の有用性というものなり将来の可能性、これは実はガイドラインの中...全文を見る
○渡海政務次官 見直しの議論が五年がいいか、もっと短いのがいいかというのは、これは大変難しい議論だと思っております。  法律というのは、基本的に、現在の予見に基づいてこの程度であろうということで一応五年ということにしてあるわけでありますが、しかし、社会の状況が変わり、そしてその...全文を見る
○渡海政務次官 今ももう既にお話しになった内容でございまして、従来型の受精卵クローンというのは十年前ぐらいから盛んに行われております。先ほどおっしゃっておりましたクローン牛などがそうでございますし、最近は、よく言われております平成九年の羊のドリーから始まって、これまでに海外では羊...全文を見る
○渡海政務次官 先ほどのアメリカの件はもうよろしゅうございますか。(山名委員「結構です」と呼ぶ)なかなか複雑な事情があるようでございまして、きょう大統領がどっちが勝ったか、まだわかりませんが。  日本のパブリックアドレスの件でございます。  当然、生命倫理委員会などの詳細な議...全文を見る
○渡海政務次官 午前中からの議論もここの部分に随分集中をしておるわけでございますが、政府案の根拠というのは、先ほども大臣がお話しになりましたように、やはり反社会性という、このところで線引きをいたしておるわけでございます。そこの部分に着目をいたしまして、個体産生が行われれば、倫理的...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○渡海政務次官 あらかじめ何かそういう話と聞いておりましたので、失礼をいたしました。  今、関係当局がお話しになりましたように、あくまでこれは契約に基づいて行われたことでございます。そして、その契約内容についてお互いの意見の違いというものがありました。その中で、最終的には、この...全文を見る
○渡海政務次官 世界の国々が、原子力発電というものに対してさまざまな、現在いろいろな意見がある、またいろいろな動きがあるということは、我々もこれはしっかりと受けとめなきゃいけないというふうに思っております。しかし、それぞれの国にはそれぞれの国の抱えている事情といいますか、要素とい...全文を見る
○渡海政務次官 先生御指摘ございましたように、今回の報告というのは、時期とか数量、数値目標というものをかなりマイルドにしてあります。余りはっきり出しておりません。これは一つの大きな特徴であろうと思います。  それは、私はこんなふうに考えているのです。要は、大変技術等の進歩が著し...全文を見る
○渡海政務次官 先ほどから考え全般についてお話を申し上げたわけでございます。先生のお考えも選択肢の一つではあると思います、正直申し上げますが。  しかし、我が国は大変エネルギーに乏しい国でありますし、先ほど高速増殖炉というのは各国がやめているとおっしゃいましたが、必ずしもそうで...全文を見る
11月10日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○渡海政務次官 政府案では、ヒト受精胚というふうに定義をされておるわけでありますが、この取り扱いというものを大切にしなければいけないというのは、国民が共有する共通の思いであろうというふうに認識をいたしております。  しかし、現在のさまざまな状況を考えた場合に、例えば、ヒト受精胚...全文を見る
○渡海政務次官 大臣のお話が出ました。後で、多分いろいろな質疑の中でその点はクリアになっていくんだろうと思いますが、異例の許可制ということを今実は木村先生がおっしゃったわけでありますが、運用の問題で許可と届け出というのは、一般的には、許可制というのは、法律の中で割と要件がはっきり...全文を見る
○渡海政務次官 大変いい御指摘をいただいたというふうに思っております。  実は、個人名を挙げて恐縮でございますが、おとついですか、津川議員から、本来の科学技術、研究開発は、真理の究明ということを考えれば基本的には自由であってという、大変すばらしい御意見が出されたと私は承知をいた...全文を見る
○渡海政務次官 基本的な考え方として、生命倫理委員会においては、現在想定される技術、そういったものを基本的に想定をして、そして、胚を作成して個体を産生した場合に、人の尊厳、生まれてくる個体の安全、社会秩序、ずっと出ている議論ですね、安全性の問題等もありますが、どのような影響を生じ...全文を見る
○渡海政務次官 どうも表現の問題等で一部誤解があったように私は思っております。といいますのは、今、樽床議員が御指摘になったのは、もしそういう言い方におとりになったら、まさに矛盾しております。  一点補足をさせていただきますが、有性、無性というのは、実は、かなり単純には決まらない...全文を見る
○渡海政務次官 いわゆるある部分に限定をして、そしてそこの分かれ目というのに、非常に大きなそこの判断が入ったというふうにお考えをいただきたいということであります。  あくまで法の規制の範囲というのは、何回もこれは繰り返されたことでありますけれども、大変難しい哲学的な、人間の尊厳...全文を見る
○渡海政務次官 だから、法律の線引きとして、いわゆる法規制それから指針にゆだねるものというところの境目の判断は、それでやらせていただいている。その中に、クローンというのが正しいのかどうか、先ほどから非常に細かい話になっておりますが、例えば双子ができた場合に、同じ遺伝子構造を持って...全文を見る
○渡海政務次官 前回も出ましたが、我が国の刑罰の適用に当たって、領域外の行為については、法体系としては幾つかの例はありますが、特別な場合を除いては刑罰法規の適用がないのが原則でございます。したがって、これはこの場合の特別の場合という方を今つくっておりませんので、先生御指摘の事例を...全文を見る
○渡海政務次官 もちろんございます。日本は、みずからがある意味でまだ議論が非常に足りない中で、限定的な法律というのを今回つくったわけですね。それは、やはりこの問題についての認識といいますか、重要さというものを十分認識しておるわけでございまして、本法案を成立させていただいて、そうい...全文を見る
○渡海政務次官 見直し期間の問題につきましては、一昨日も実は御質問のあったところでございます。私は、五年以内であっても、当然社会の状況変化に応じて見直すべきところは見直していく。これはこういった問題に限らず、すべてそういった責任は政府にもありますし、議会にもあるというふうに認識を...全文を見る
○渡海政務次官 政府はと言われてもちょっと困る質問なんですが、進化というのを一体どういうふうに考えるかということが言われておるわけでありますが、進化の仕組みというのは、まだ依然解明をされていないと言われているのが一般的であります。通常言われているのは、遺伝子の突然変異と有性生殖に...全文を見る
○渡海政務次官 要は、今の文章は平野先生もお読みのように、無性生殖というのは、無性生殖であるからだめなのだというふうに、短絡的にそれだけでは考えておりません。やはりその後ろの部分が非常に重要であります。しかし、無性生殖というものも、先ほど来、樽床議員が細かく指示をされましたように...全文を見る
○渡海政務次官 先ほど来、人の尊厳なり、そして社会秩序なり、本来の社会の姿といいますか、そういったもので、非常に反社会性の強い、倫理に触れるような、そういった行為を規制しようということで、そういった背景といいますか認識というのは、民主党さんも政府も同じだ、私はそのように思っており...全文を見る
○渡海政務次官 こちらの理解がちょっと不十分でございました。平野議員のおっしゃっているとおりで結構でございます。
○渡海政務次官 我々も、その問題をないがしろにしているという意識はございません。委員も御承知のように、現在、厚生省の厚生科学審議会の議論もかなり煮詰まってきておるわけであります。  そして、基本的な生殖補助医療の問題というものが交通整理された段階で、いわゆる我々が今扱っている法...全文を見る
○渡海政務次官 認識といいますか、この法案をつくっていく上での一つの認識は、科学技術会議の見解を尊重してつくらせていただいております。それは、先ほど結城局長も答弁をいたしましたが、重要でないとは言っていないんですね。だから、その認識はあります。しかし、保護をして、今回の中で規制を...全文を見る
○渡海政務次官 私がお答えするんですから、認識はそういう認識に立っているというふうにお考えいただいて結構です。  ただし、その認識に立った上での現状の考え方は、その認識に立ったからといって、これは私個人の責任でお答えさせていただきますが、生命の萌芽ということ自身が、では現実に平...全文を見る
○渡海政務次官 間違っておりましたら、辞表を出しますから。
○渡海政務次官 今も局長の方からお答えをさせていただいたと思うんですが、いわゆるガイドラインできっちりとそのことについて基準をつくっていくわけでございますから、大切にしていないということではないと思うんですね。  私は少し考えが甘いのかもしれませんが、平野議員のお話なり民主党さ...全文を見る
○渡海政務次官 多少繰り返しになって恐縮でございますが、ガイドラインを策定するに当たっては、従来から申し上げておりますように、一月からは総合科学技術会議ということになるわけでございますが、内閣府の中にある日本の科学技術政策を決めていく有識者の会議、ここは自然科学だけじゃなくて人文...全文を見る
○渡海政務次官 今国会で御議論をいただいておるわけでございますから、平野議員がおっしゃるように、ここにいらっしゃる議員の皆さんがそういうことにしようということであれば、国会で御決定をいただいたことには我々は従わせていただきます。
○渡海政務次官 生命倫理上の問題について包括的な規制を行うべきという御意見があることは、我々もよく承知しているところでございます。  しかし、先ほどから議論になっておりますように、クローン人間の個体産生という問題については、国の内外において既にある程度合意ができているというふう...全文を見る
○渡海政務次官 ライフサイエンス、生命科学の研究というのは、今菅原先生がおっしゃいましたように、一つ間違えば、反社会性の強いクローン人間をつくり出してしまうというような危険性もあるわけでございます。ただ、だからといって危険なものばかりじゃない、医学的に非常に有用なものも予見される...全文を見る
○渡海政務次官 先ほどからの各委員の質疑の中でもお答えをしたわけでありますが、関与していないということではないと思います。  例えば、今クローン人間というものを考えた場合には、法律上でいいますと三種類の胚ということで整理をさせていただいておるわけでありますけれども、この中で考え...全文を見る
○渡海政務次官 尊厳が侵されないとは申し上げておりません。  しかしながら、先ほど来お答えをいたしておりますように、この点につきましては、例えば分割胚なんかの問題は、これは自然界に存在する一卵性双生児、形態上はそのことと変わらないわけです。それで、これは考え方の問題だと思います...全文を見る
○渡海政務次官 委員御指摘のように、卵子の採取は女性の体に大変負担がかかるというふうに私どもも承知をいたしておりまして、卵子の商業利用は認めるべきでないというふうに考えております。したがって、クローン胚を作成するときにヒトの卵子を用いる場合には、先ほど来お話しになっておりますよう...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○渡海政務次官 ヒト胚の問題というのは、生殖医療で扱われる部分、そして研究開発というか研究で扱われる部分というふうに大くくりできると思うのですが、研究開発の部分につきましては、既に科学技術会議の生命倫理委員会で報告がされております。委員御承知だと思いますが、先ほどからお話しのよう...全文を見る
○渡海政務次官 先ほどの御質問の中でもお答えをさせていただいたところでありますが、生殖補助医療の現場、この中で今議論が進められておりまして、ただし、この余剰胚の問題につきまして深い議論がされているのか否か、ここのところはちょっと不明快な部分がございます。  しかしながら、研究開...全文を見る
○渡海政務次官 きのうの参考人質疑の中で、西川先生ですか、いろいろとお答えになっていたと思いますが、まず基本的には、やはり研究者の間でしっかりとした秩序といいますか、モラルをつくっていただく。ピアレビューが基本だというふうにお答えになっていたと私は理解をいたしております。  こ...全文を見る
○渡海政務次官 確かに、大変難しい問題だというふうに考えております。むやみに罰則をかけるべきか否かというのは、御承知かと思いますが、実は現在、個人情報保護法の制定といいますか、制度が検討されておるところでございます。これは、今のIT革命に絡んでということで、個人情報といいましても...全文を見る
○渡海政務次官 基本的な考えは、今大臣がお答えしたとおりであります。  ES細胞から個体に移る段階において、例えばさまざまな技術、今近藤委員が御指摘になった技術も仄聞はいたしております。基本的に今考えられている科学的知見としては、必ずまたその核移植なり、それから融合なり集合なり...全文を見る
○渡海政務次官 御案内のように、ヒト胚は実は法案では対象外でございますから、明記しているのかと聞かれても困るわけでございますが、私は、今近藤委員のお話を聞いておりまして、まず、このヒト胚の扱いは、いずれにしても、先ほどから話題になっておりますインフォームド・コンセント、提供者の意...全文を見る
○渡海政務次官 記事をきょう初めて実は見せていただいたわけでありますが、このとおりお答えをさせていただきました。そして現在も、先ほどからお答えをさせていただいておるように、考えは変わっておりません。そういった状況を踏まえながら、先ほど山谷議員の質問にもお答えをさせていただいたとお...全文を見る
○渡海政務次官 法文上、指針でもって禁止をしますというのは、私はおかしいと思います。これは平野委員、多分おわかりだと思いますが、それなら初めから法律で禁止していれば別に構わないのであって、要するに、指針というのはあくまでもガイドラインですから、そちらで決めますということが法律で決...全文を見る
○渡海政務次官 いや、それは、指針の内容はあくまで指針で書くべきものでしょう。ですから、この間から議論になっているように、やはり現在の考え方としてというのがあるわけです。  それから、これはちょっと私が越権行為で答えているかもしれませんが、研究開発というもののスピードなりそうい...全文を見る
○渡海政務次官 確認の意味ということであろうと思いますが、個体産生の行為は、これまでの議論でも明らかにされましたように、人の尊厳の保持、人の生命及び身体の安全性の確保、さらには社会秩序の維持に影響を及ぼす、この大きな三つの論点で、反社会性が非常に高いというふうに考えておるところで...全文を見る
11月16日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○渡海政務次官 一緒に基本計画、また、いろいろ基本法をつくらせていただいたときの仲間であります斉藤委員からこの御質問をいただいて、本当に時間がたったな、そんな思いもいたすわけでございます。そして、今人事院総裁からもお話がございましたように、この制度が着実に今のところ進展していると...全文を見る
11月28日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第6号
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○政務次官(渡海紀三朗君) 先生は専門家でございますのでよく御存じでいらっしゃいます。党内の委員長もやっていただいたわけでありますけれども、今回この法案を急ぐ理由というのは、一つはやはりそこにあるというふうに我々も考えておるところでございます。再生医療とか細胞治療とか、こういった...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 御指名がございましたので。  最後の部分が答えになろうかと思います。今回の法律も、やはり現在の国民的なコンセンサスというものがどこにあるかということを一つの基準にしております。また、反社会性ということを非常に大きな基準にしておるわけでございまして、例...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) ほかの省庁のことについてちょっと調査はいたしておりませんが、例えば当庁の法律におきましては、まず原子力に関して原子炉等規制法や放射線障害防止法、こういったものについては、やはり取り扱うことが放射性物質の使用等でございますから許可や届け出が必要であるとい...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 人クローン胚を含めた特定胚の取り扱いにつきましては、先生御指摘のとおり、必要な規制の実効性を確保しつつ有用な研究の進展が阻害されないように、技術の急速な進展に対応が可能である規制が望ましいとの観点から届け出制とさせていただいておるところでございます。そ...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 今、委員もお話しになりましたように、今厚生省の審議会で生殖補助医療のほぼ最終的な見解が出てきておるのは皆さんも御承知のとおりであります。  科学技術会議生命倫理委員会の議論の段階ではまだその辺が余り見えておりませんでしたし、そういう面も踏まえて、完全...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 政府案は、なるべく簡潔にお答えをいたしますが、母胎移植が禁止されていない特定胚についても、その取り扱いについて指針に従って必要な規制を行っております。これはあくまで指針でございますけれども、またこのような特定胚の取り扱いはヒト胚小委員会の結論と異なるも...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) この附帯決議作成に当たっては、衆議院の委員会で与野党ともに大変な御苦労をいただいた結果であるというふうに承知をいたしております。  政府といたしましては、本法律案が成立した後に、法律に基づき文部科学大臣が策定する指針を規定することになるわけであります...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 先ほども最後の方ではっきり申し上げましたが、指針の中にこの附帯決議の要件を盛り込んで、そしてそのことで指針の運用を図っていきたいということであります。
○政務次官(渡海紀三朗君) この点は何度も議論になった点でございます。そして、ヒト胚の取り扱いということで随分衆議院の委員会でも議論が行われたわけであります。  一方、先ほど大臣からもお話をいたしましたように、現場におきましては年間一万人もの人工授精の子供が生まれているといった...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) これは衆議院でもあった議論でございまして、これは隠してやっていれば許可制でも届け出制でも見つからないものは見つからないんですね。  そして、この法律で届け出なしにやっていればその場合も実は罰則がかかります、見つかった場合は。見つけるという行為というの...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 余剰胚の扱いでございますが、これは四通りありまして、引き続き保管する場合がございます。そして、廃棄をする、もちろん御本人の承諾を得てでございますけれども。それから、第三者へ提供する場合、研究に提供する場合など、この四つのケースが基本的に考えられるだろう...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 同様の見解でございます。
○政務次官(渡海紀三朗君) 受精卵ではございませんので実は本法案の対象とはなりません、先ほどの先生がおっしゃったことは。卵子は人の個体に発生するための受精を経ていない段階のものでありますから、その保護の是非とか適切な取り扱いについては別の枠組みで議論されるべきものというふうに考え...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 先ほどから議論になっています余剰胚の受精卵を研究目的にいわゆる胚として使う場合に、これは文部科学大臣の、どういいますか、所管に移るというとおかしいですが、なってくるというふうに御理解をいただいたらいいと思います。  なお、卵子を含めたヒトの配偶子を用...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 委員御指摘のとおり、特に生命倫理委員会において当初非公開というようなこともあったやに聞いております。大変微妙な問題でございますので、非公開にすべきという強い主張があったことも、個人名は申し上げませんが、多分御存じだと思います。しかし、今春よりは会議自体...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) ゲノムは既に先生おっしゃったとおりでございますが、クローン技術は技術としてはいまだ創成期のものでございますので、科学技術の総合官庁である文部、今度は文部科学省に移るわけでございますけれども、基礎研究を所管する文部科学省が担当することとなったものでござい...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 国際的にこの議論が開始されたといいますか、議論されるようになった一つの発端は例のドリーの誕生だったというふうに思います。哺乳類におけるいわゆるクローンの誕生というものがクローン人間の可能性というものを切り開くものとして世界に衝撃を与え、その後、さまざま...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 法文上の枠組みは、従来からそういった法文上持っておられる国はありますし、生殖医療の規制の枠組みを持っていたイギリス、フランス、先ほどから小宮山先生の議論の中にもそういうお話がございますが、それからドイツ。ドイツについては、既存法規の枠組みの中でこのこと...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 人クローン胚を含めた特定胚の取り扱いでございますけれども、必要な規制の実効性を担保しつつ有用な研究についてはできるだけその進展が阻害されないようにということが大事であろうというふうに思っております。そういうことに一番なじむのが届け出制ではないかなと。指...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 現代の技術においてまだ商業化の段階というのはなかなか来ないというのは先生おっしゃるとおりだと思います。しかしながら、時代の変化とともに、このことが例えば医療とか、きょう午前中、水島先生のお話にもございましたように、薬の分野とか、さまざまな分野で商業的な...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 当然そういうことになると思います。
○政務次官(渡海紀三朗君) 今、対象になっておりますヒト胚分割胚、ヒト胚核移植胚、先生おっしゃるとおり時間差で胎内に移植すれば双子なりできるわけでございますけれども、いわゆる既に存在をする人と同一の遺伝子構造を持つというものではございません。これはあくまで、いわゆる有性生殖による...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) きょうの議論の中でも女性の立場からの御発言がたくさんございまして、先ほど来大臣もおっしゃっているところでございますけれども、報告書の中にも、これはヒト胚研究小委員会の議論の中で、「採取に際して女性の心身に対する負担が重いヒト卵を使用することの倫理的な問...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 少し私の説明がまずかったかもしれませんが、現在のところ、指針の中でも余剰胚に限って研究に考えるということにする、そういう議論でございますし、そういった意味で、その以前の扱いというものを待って、それから議論をしようということを申し上げたわけでございます。...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第7号
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○政務次官(渡海紀三朗君) 行政の立入検査というのは、これまでも特に当庁では原子力等で行っているところでありまして、やり方ということについて言うならば、いろんな書類を調べるなり、また質問をするなりといったような手法、方法についてはある程度ノウハウというものはあるというふうに思って...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 説明が不足をいたしておりましたが、既に厚生省からの出向者がライフサイエンスで三名いらっしゃいますし、また各種研究機関から三名の出向者がこのライフサイエンスの分野で仕事をしていただいております。そういう意味では、連携をとりながらやっておるというふうに言わ...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 今、先生御指摘のインフォームド・コンセントというのは、医療分野において近年非常に重要視されている問題だというふうに思っております。政治においてはアカウンタビリティーというような言葉も使っておりますが、要は患者さんが納得をしていただいて治療を受けていただ...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 近年、ライフサイエンスの分野の研究というものが大変進展をいたしております。そういった意味で、科学技術庁としても、来年の省庁再編で内閣府に総合科学技術会議が移りますけれども、これまでは事務局、科学技術会議は科学技術庁でございまして、そういった意味でいろん...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) これは先ほどの内藤先生の御質問にもあったことだと思いますけれども、我が庁では総合科学技術会議の席において、これから厚生科学審議会の答申といいますか報告に向けて議論を早急に始めてまいりたい。その中で、やはり原則はインフォームド・コンセントということをきっ...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 特許の問題は、もちろん個体産生ということになります。これはやっちゃいけないんですが、ですから特許をとることもできないということだろうと思いますけれども、公序良俗というお話がありました。反社会性の強いものについては、そういうものは与えないという解釈だろう...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 今の先生の質問は、すべての特定胚の母胎への移植を法律で禁止すべきじゃないかという趣旨でございますね、先生の御質問は。
○政務次官(渡海紀三朗君) 本法律は、すべてというふうにはなっておりません。これはもう御案内のとおりでございます。四種類の胚を個体産生することを禁止いたしております。  これはもう何度も議論になったところでございますが、要は、この四種類は著しく人間の尊厳を害する、もしくは社会秩...全文を見る
○政務次官(渡海紀三朗君) 今、過失とおっしゃったわけでございますが、いわゆるこのライフサイエンスの分野におけるさまざまな負の面、このことを考えた場合に、先生がおっしゃるように、起こってはいけないことというのをきっちりと規制しなきゃいけないということは言えると思います。しかし、こ...全文を見る
12月01日第150回国会 参議院 議院運営委員会 第17号
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○政務次官(渡海紀三朗君) 中央省庁等改革により、一月六日から内閣府に新たに設置されます総合科学技術会議議員として、石井紫郎君、井村裕夫君、黒田玲子君、桑原洋君、志村尚子君、白川英樹君及び前田勝之助君の七名を任命いたしたいので、内閣府設置法第三十条第一項の規定により、両議院の同意...全文を見る