渡海紀三朗

とかいきさぶろう

小選挙区(兵庫県第十区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数9回

渡海紀三朗の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○渡海委員 大臣の所信に対する質疑ということで、限られた時間でございますから、いろいろと基本的な姿勢といいますか、お伺いをしたいと思っておったわけでありますが、この時期、きょうも各委員から質問が出ておりますように、阪神・淡路大震災に触れないというわけにはいかないというふうに思って...全文を見る
○渡海委員 先ほど、具体的な中身についても上田委員からも御質問があったわけでございます。科技庁としても既に対応をされている点もあるわけでございますが、現在、この間御報告いただいた以降、また新たに何か新しいことを考えておられるのかどうか、また、将来の中長期的な課題として一番科技庁と...全文を見る
○渡海委員 率直に、今回の対策、いろいろ我々も各省庁と折衝しながらやらせていただいております。  その中で、これは要望でございますが、今回、例えば激甚災という災害の適用がされております。従来の法律の枠組みの中で最大限のことをやるんだということもやられておるわけでありますし、また...全文を見る
○渡海委員 繰り返して申し上げますが、ぜひこれから、起こったことは不幸であるというふうに思いますけれども、やはりこれから我々は心して、今後このような災害が、これは自然災害でございますから、起こらないとは言えないわけでありまして、起こったときにも、より被害が広がらないように、そうい...全文を見る
○渡海委員 もう少し詳細に入らせていただきたいと思うのですが、科学技術庁設置法には、たしか国立大学を除くという項目があったと思います。  それで、確かに学術研究、大学という分野というのは、ある面、守られた世界でなければいけないというお考えもあるようでございますが、この研究開発と...全文を見る
○渡海委員 多分そういうお答えが帰ってくるんだろうなというふうには実は思っていたわけでございますが、先ほども縦割りというお話をされたわけであります。  大臣が今回の行政改革、特殊法人の問題、この所信表明の中にも触れておられますが、果敢にいち早く対応されたということは、大変私ども...全文を見る
○渡海委員 もちろん、大事な国民の税というものを使っていろんな研究開発をやるという立場からすれば、より慎重で、より効率的にやるということは、これは大原則でございます。  しかしながら、研究開発ということを考えましたときには、実はリスクもあるわけでございますし、また、むだでないむ...全文を見る
06月08日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○渡海委員 それでは、科学技術の一般的な問題につきまして、基本的なことに要点を絞って質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、科技庁は科学技術政策のかなめでございますけれども、科学技術政策というのもやはり国民の信頼に支えられなければいけないと考えます。これは当たり前の...全文を見る
○渡海委員 大臣の話にもありましたバランスのとれたということは、私も全く同感でございます。これは文部省の所管になるのかもしれませんが、役所の縦割り行政の弊害というようなことも言われておるわけでございますから、科技庁の立場からも、そういったことについて側面的にというよりも、むしろ直...全文を見る
○渡海委員 残念ながらちょっと今国会に間に合いそうにないという状況でございまして、個人的で恐縮でございますが、私も実は与党のプロジェクトチームの座長をさせていただいておりますが、重要な問題でございますのでなお議論すべき点もあるな。先ほどまさに大臣がお答えになった、安全性ということ...全文を見る
○渡海委員 もうほぼ時間が来たようでございます。あと二、三点実は用意をしておったわけでございますが、今の大臣のお話を聞かせていただいておりまして、やはり先進国が果たしていく役割ということについて、これからの日本はもっと、今までも実はいろいろと議論をされておるわけでございますけれど...全文を見る
10月31日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○渡海議員 先ほどの尾身先生の答弁にもございましたし、今臼井先生のお話にもございました。これからはやはりキャッチアップということではなくて、独創性を発揮するフロントランナーとしての役割が大変大事であるということであります。そのことを考えますと、これまでの研究システムなり日本全体の...全文を見る
○渡海議員 全く臼井先生がおっしゃるとおりだというふうに思っております。  ただ、現状いろいろとヒアリングをさせていただきますと、今臼井先生が御提案になりました、例えば通産大臣、農林大臣、厚生大臣等、ほとんど出席をされているというふうな運用が現在行われていると伺っておるわけであ...全文を見る
○渡海議員 今の斉藤先生の御指摘は、私ども提案者の側も全く同じような認識でございます。  そういった点で議論のスタートになるというふうにも考えておるわけでありますけれども、我々、今までこの日本の工業技術というものを先輩の皆さんが大変御努力をされて、戦後キャッチアップという体制の...全文を見る
○渡海議員 なお、少し補足をさせていただきますけれども、法案上では、そういった趣旨も含めて、第二条の一項には「人間の生活、社会及び自然との調和を図りつつ、積極的に行われなければならない。」ということを書かせていただきまして、また、第二項では、「自然科学と人文科学との相互のかかわり...全文を見る
○渡海議員 あと二点、お答えをさせていただきます。  先ほど来の議論の中でかなりお答えをさせていただいておるところもございますが、先生が御指摘になった点につきましては、法案策定の段階で実は随分議論をさせていただきました。  まず安全性のチェック等についてでございますけれども、...全文を見る
11月01日第134回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
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○衆議院議員(渡海紀三朗君) 先生の御意見、もっともだと思います。衆議院でも同じような議論が展開されたわけでございますけれども、先ほどの趣旨説明の中でもございましたように、キャッチアップ型からこれからはどちらかというとフロントランナーとして独創的な分野を切り開いていかなきゃいけな...全文を見る
○衆議院議員(渡海紀三朗君) 先生の先ほどの冒頭の御発言を聞かせていただいておりまして、私どももじくじたるものがございます。ただ、政府に対するお言葉だというふうに受けとめさせていただいて、だからこそ、今その現状を打破するためにも我々は立法府という立場から、また国民の声を代表する政...全文を見る
○衆議院議員(渡海紀三朗君) 先ほどもこれは議論となったところだと承知をいたしておりますけれども、本法案の中で、特に先ほども尾身提案者からも御説明がございましたように、法律上人文科学を除くと。人文科学といいましても、自然科学とは直接関係をしない人文科学、こういった概念で法律はつく...全文を見る
○衆議院議員(渡海紀三朗君) 御質問のございました第七条は、科学技術の振興に関する施策を実施するために必要な措置を講ずることを政府に義務づけるというものでございまして、他の基本法等にも多く書かれているスタイルでございます。  簡単に解説いたしますと、法制上の措置というのは、法律...全文を見る
12月27日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○渡海委員 さきがけの渡海でございます。  けさからの議論を聞かせていただいていて、今回の出来事の重要性というものをそれぞれの委員が改めて感じているというその実感の中で、できるだけ重複を避けて、短い時間でございますので、技術的な問題は今後事故のさまざまな原因究明が進む中でまた時...全文を見る
○渡海委員 もう少し体質的な問題についてもお聞きしようと思っておったわけでありますけれども、今体質を変えていきたいというお話がございましたので、あえてそれ以上は申し上げません。  先ほど来各委員から指摘をされておりますように、これは特殊法人という一つの組織上の問題も問われておる...全文を見る
○渡海委員 ぜひ、そういったことも含めてお考えをいただきたいというふうに思います。  体制の問題で、けさから議論が出ておりますことを、私も実はもっと聞かせていただきたいと思っておりましたが、既に各委員がそれぞれ御質問になっておりますので、この点につきましては、再度私からも、それ...全文を見る
○渡海委員 短い時間でございますので、数点についてお伺いをしたわけでありますが、最後に長官の見解もお聞かせをいただきたいと思います。  近ごろ、日本の金融システムなり、ことしは阪神・淡路大震災というものもございまして、安全であると言われていた日本のある種の神話が実は崩れつつある...全文を見る
○渡海委員 時間が参りましたのでこれで終わらせていただきたいと思いますが、長官なり理事長のさまざまな場所での発言なりがいろいろな不信感を持たれるということは、皆さんにとっても本意ではないと思います。今後、そういった意味も十分御留意をいただいて、きょうお聞かせいただいたようなことを...全文を見る