とかしきなおみ

とかしきなおみ

小選挙区(大阪府第七区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数4回

とかしきなおみの2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第164回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○とかしき委員 初質問でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  静かな時限爆弾と言われるアスベストは、昨年六月のクボタの発表以降、工場の従事者だけではなく、家族や周辺住民にも患者が出るというショッキングな展開となり、国民は、身近にあるアスベストに対する健康不安や政府...全文を見る
○とかしき委員 健康被害の実態把握について調査をしたところ、私の地元の自治体からは、労災認定は国の事業であり情報が得にくい、あと、労働基準監督署に問い合わせたところ、個人情報にかかり開示できないとのことで、被害実態が非常につかみにくいという声が上がっています。  アスベスト対策...全文を見る
○とかしき委員 次に、二点目、過去の被害への対応についてお尋ねいたします。  今回の法案では、アスベスト被害に対して、補償とせずに救済とした理由をお示しください。今回提案の救済とそして労災とでは、大きく処遇に差があります。なぜ、これだけの格差があるのでしょうか。環境省の方、お答...全文を見る
○とかしき委員 それでは次は、石綿による健康被害の救済のために、政府は、広く事業者に費用負担をさせるために石綿健康被害救済基金を設置し、徴収対象は二百六十三万事業所に及ぶと聞きました。これは世界を見ましても事例のない画期的な挑戦だそうで、評価をしたいと思います。  参考までに、...全文を見る
○とかしき委員 次に、三点目の国民の不安への対応についてお伺いいたします。  国民のアスベスト関係の健康相談所の実施状況をお知らせください。その場合、都道府県、市区町村の担っている役割は現在どのようにすみ分けされているのでしょうか、あわせてお教えください。厚労省の方、お願いいた...全文を見る
○とかしき委員 アスベストによる健康被害の疑いのある方に対して、現在どのような健康診断が行われているでしょうか。市区町村で行っている例えば肺がん検診にアスベストの調査を組み合わせていくという形で活用する方法とか財源措置をとっていくことはできないでしょうか。厚労省の方、お答えくださ...全文を見る
○とかしき委員 公共施設や住宅などで吹きつけアスベストが使用されていないということが確認できたとき、例えば表示でアスベスト安全表示という制度を創設すれば住民の不安を少しでも解消できるのではと考えますが、取り組みを検討していただくことはできないのでしょうか。国交省の方、お答えくださ...全文を見る
○とかしき委員 ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  それでは、不安を感じた国民の方から依頼のあったアスベストの検査費用とか囲い込み、除去及び解体の助成について、国交省のお考えをお知らせください。
○とかしき委員 では最後に、被害の拡大防止についてお伺いいたします。  大阪府では、アスベスト除去を円滑にするため、中小企業金融公庫等の低金利融資制度を創設することになりました。しかし、実態を調査いたしましたところ、中小零細企業が利用する場合、担保不足で利用が困難になりやすいと...全文を見る
○とかしき委員 よろしくお願いいたします。  では、海外ではドライヤーを頻度高く使っていた美容師が中皮腫になったとの報告もあります。私の地元の自治体では、市民からの要請により、アスベスト含有家庭用品のドライヤーやこたつなど六十品目を昨年の十一月より回収、保管しております。ところ...全文を見る
○とかしき委員 では、一般環境におけるアスベスト濃度の環境基準はなぜないのでしょうか。住民の不安解消のため、一般環境におけるアスベストの濃度の調査を、これからアスベストが飛散する可能性の高い地域で継続的に実施していくことは難しいのでしょうか。環境省の方、お答えください。
○とかしき委員 次は、立入検査についてお伺いいたします。  大気汚染防止法で、除去作業前の養生が終了した時点で立入検査が入りますけれども、労働基準監督署は除去作業中が基準の原則として、現場は、立ち入る時期が変わっているということで、大変混乱しているようです。  立ち入りの場合...全文を見る
○とかしき委員 御答弁ありがとうございました。  アスベストの問題は、政府の対応のおくれが今までこの問題を大きくして、拡大してしまった責任は否めないわけです。それを是正する意味でも早急にこの法案の成立を望みますけれども、さらに、今御答弁いただきましたように、運用の面においても、...全文を見る
○とかしき委員 ありがとうございました。
02月24日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○とかしき委員 自由民主党のとかしきなおみでございます。  私は、財務金融委員会で今回初めての質問でございますので、初心者らしく素朴な国民の視点で、法案審議に際しまして基本的な内容で質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  今の日本の債務、これは世界一になってしま...全文を見る
○とかしき委員 ありがとうございました。  安定的そして公平に、そして国民が力を出せる税制、そういう税制をつくっていきたいと私も思います。  ということで、今大臣にお答えいただきましたけれども、新しい時代に合った税制を構築していくために、経済社会の構造変化を踏まえながら、所得...全文を見る
○とかしき委員 ありがとうございました。  もう私の質問の先の方まで答えていただいてしまいまして、どうしようかとちょっと戸惑っておりますけれども、先に進めさせていただきます。  ということで、私も、今大臣お答えいただきましたように、両方うまく組み合わせていく必要があると思いま...全文を見る
○とかしき委員 ありがとうございました。  ということで、いろいろ所得に今までかけているんですけれども、そういう資産の組み合わせもぜひ検討課題に入れていただければと思います。  それでは、ちょっと次の質問に行かせていただきます。  一九九五年、阪神大震災の被害額はおよそ十兆...全文を見る
○とかしき委員 ということで、地震保険というのは私たちの生活の基盤になる大切な保険だと思いますので、それが整うことによって国民の皆さんが安心して生活できる、そういった環境をぜひ整えていっていただきたいと思います。  ということで、これらの法案、審議させていただきましたけれども、...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○とかしき分科員 自民党のとかしきなおみでございます。きょうは、こちらの分科会の方で質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私は、地方議員になりましたときに、環境問題に取り組むきっかけになりましたのが杉並病という病でございました。環境大臣は、この杉並病のことを...全文を見る
○とかしき分科員 ありがとうございました。  今、大臣、御説明いただきましたように、きょうはパネルもいろいろ持ってまいりまして、こちらの杉並中継所というところで、これは先ほど大臣もお話しなさいましたが、燃えないごみを圧縮する処理施設なんです。ですから、東京都は、燃えるごみ、燃え...全文を見る
○とかしき分科員 お答えありがとうございました。  今お話しいただきましたように、日本の環境基準値は、実は一つ一つ単体の化学物質の濃度で設定されているわけです。昔のように、一昔前の、水俣病が出たころは、単体の化学物質が原因でこういう公害問題が起こっているんですけれども、ところが...全文を見る
○とかしき分科員 ありがとうございます。  このほかに、例えば在宅医療で出てくるごみの代表格に注射針というのがあります。これも、一般廃棄物に混入してしまいますと、清掃員の方が傷ついて、注射針で感染症を起こしたりということで、大変危険だということで、今、薬剤師会が中心となりまして...全文を見る
○とかしき分科員 あと、薬の分別のことなんですけれども、薬というのは家庭ごみから出される、ある意味で化学物質の濃縮みたいなものなんですけれども、それの最たるものというふうに考えられますが、その分別処理に関しては、どの自治体でも対応が明確に打ち出されることなく、利用者側の判断にゆだ...全文を見る
○とかしき分科員 薬の処理も今後ぜひ御検討いただきたいと思います。  私は、環境問題にかなり興味を持ちまして、世界じゅうを、いろいろな国を、環境をテーマに視察してまいりました。そのときに、先進国であるヨーロッパの国々、そしてカナダとかにも行きましたけれども、いろいろな国を見てい...全文を見る
○とかしき分科員 ありがとうございました。  化学物質というのは、私たちの、先ほどから申し上げておりますように、本当に便利なものなんですけれども、家の外に出てごみとなったときには非常に怖いものになりかねないものですので、その辺の配慮をぜひお願いしたいと思います。  そして、杉...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○とかしき分科員 よろしくお願いします。  本日は、ごみの処理方法についてお伺いさせていただきます。  日本は、御存じのように、ごみは可燃ごみと不燃ごみというような形の分別をしますけれども、欧米の先進国では、ほとんどの場合はリサイクルできるごみ、できないごみというような分別を...全文を見る
○とかしき分科員 今の数字を見ましても、日本は七四%というと、もちろん高温多湿もあるんですけれども、やはり特異的に高い数字ではないかというふうに考えられるわけです。  ごみを焼却するといいますと、日本人は、ごみは焼却するしか方法がないということで、ごみをごみとして扱ってしまって...全文を見る
○とかしき分科員 御丁寧にありがとうございました。  韓国の方もそうなんですけれども、一回限りの使いっ放しの商品はもう使わないようにしようということで、国としてそういう形で法律で制限を加えていくというような動きが出てきたり、やはり大量使用して、一回限りで、それで大量廃棄していく...全文を見る
○とかしき分科員 ありがとうございました。  私が前に視察で訪れたことがあるカナダのノバスコシア州というところなんですが、ここは、一九九七年がリサイクル率三%だったんですけれども、その後、脱焼却をしよう、脱埋め立てをしようというような宣言をしまして、その三年後の二〇〇〇年にはリ...全文を見る
○とかしき分科員 ということで、今日本の場合にちょっと問題なのが、リサイクルできるごみすらもまだ焼却の方に回しているのではないか、その辺の分別がまだ行き届いていないのではないか、そういうふうに考えられるわけです。  そして二つ目の課題、CO2のことなんですけれども、今エネルギー...全文を見る
○とかしき分科員 次に、化学物質のことについてお伺いしたいと思います。  焼却の場合に、焼却によって有害ガスが出てくるわけです。焼却炉で出てくる有害ガスは空気中の約三分の一を占めるのではないかという話もあるわけです。  そこで、焼却施設の排出基準、日本でも今設けているかと思い...全文を見る
○とかしき分科員 今お伺いしましたところ、重金属は日本の場合規制をしていないように思えるんですけれども、例えば水銀、カドミウム、鉛など、こういったものも焼却炉が非常に大きな排出源と言われているんですけれども、なぜ日本は重金属を排出基準に加えていないのか、その理由を教えてください。
○とかしき分科員 ありがとうございました。  日本は高性能の焼却炉で、集じん施設も充実しているということで、確かに適正に運用されていれば非常にそれは有効だと思うんですけれども、問題を起こすのは大体適正に運用されていないところが起こすわけで、それは、いつもいつも管理していないとい...全文を見る
○とかしき分科員 大型焼却施設は第二の公共事業ではないかというふうにも言われておりますので、ぜひそういった価格操作が行われないようにしていただきたいと思います。  次に、焼却していない国というのは、まず最初に大体ごみを資源として大きく定義をしていて、その次にローテクを駆使してリ...全文を見る
○とかしき分科員 済みません、時間がなくなってまいりましたので飛ばしまして、環境意識を高めるための環境教育の話をさせていただきたいと思います。  きょうお持ちしましたのは、フランスのエコ・アンバラージュ社というところが、これは多分、容器包装リサイクル法、日本ではそういうものにな...全文を見る
○とかしき分科員 環境教育というのは、次の世代にいかに環境意識を高めていただけるかということで、自治体ごとでいい取り組みをしているかと思いますので、そういった事例をお互いもっと交流できれば、そして、自治体をぜひ褒めていただいて、たくさんの表彰状を出していただいて、それをPRの場に...全文を見る
12月19日第165回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○とかしき委員 国会最終日の環境委員会に質問のお時間をいただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  私は、国会議員になる前に地方議員をしておりましたけれども、そのころから環境問題には興味を持っておりまして、国内外、百都市以上の町を訪れまして、視察マニアとい...全文を見る
○とかしき委員 ありがとうございました。  環境税は、今検討されているのは、CO2の削減量に課税していくというよりはむしろ今の既存の税の体系の上に上乗せしていくということなので、国民の方からすると非常にわかりにくい。ですから、環境税というのが、CO2をどうしても削減させたいんだ...全文を見る
○とかしき委員 環境ビジネスの現状、非常に今市場規模が大きくなっているということがわかりました。ありがとうございました。  ということで、しかし、日本の環境ビジネスはどうしても官公需に偏重したような事業内容が多くて、純粋な民間ビジネスとしてはなかなか成立しにくい、さらに、環境に...全文を見る
○とかしき委員 ありがとうございました。  最近、民間の方でも、こういった環境ビジネスをサポートしていこうという、今お話しいただきましたけれども、出てまいりまして、例えば東京商工会議所の環境社会検定、eco検定、第一回がついこの間、十月十五日に行われまして、一万三千人が受験をい...全文を見る
○とかしき委員 ありがとうございました。  こういった民間の動きが出てきているんですけれども、環境ビジネスの現状を見ますと、普通の企業の例えば基礎研究、開発、そして製造、販売、PR、大体大きくこの五段階で事業を進めていくんですけれども、特に環境ビジネスで弱いのが後半の販売促進と...全文を見る
○とかしき委員 ありがとうございました。ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  ただ、産業を育てていくときには、やはり国というのは、私は旗振りが必要だと思うんですね、こちらの方向に走っていくべきだと。ただ単に、環境ビジネス頑張ってください、応援していますという形よりは...全文を見る