冨岡勉
とみおかつとむ
比例代表(九州)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月27日 | 第169回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号 議事録を見る | ○冨岡分科員 委員長、どうもありがとうございます。 それでは、私の方から二点について質問をさせていただきます。 まず、鳥インフルエンザ対策は大丈夫か、パンデミックは起こらないのかというタイトルでございます。 御案内のように、鳥インフルエンザ、昨年は、トリ・トリ型の感染...全文を見る |
○冨岡分科員 その感染力とかそういったものは確かに、四種というのでしょうか、最初はですね。ただし、最初というよりも、一般に、パンデミックが起こったらどこでもいるわけだからそういった怖さというのはないんですけれども、初期の段階、つまり、ヒト・ヒト型が起こるのは、多分、インドネシアあ...全文を見る | ||
○冨岡分科員 ちょっと世間一般とのずれ、テロという観点からと、感染力とかそういった恐怖を与える検体というのでしょうか、ものとして、どちらが怖いかというと、初期の段階では私は新型の方が嫌だなというふうに思うので、そういった質問をさせていただきました。 十分国民にわかるように、あ...全文を見る | ||
○冨岡分科員 それは、入ってきてからの防疫体制を今お述べになったんですけれども、もちろんそういう体制が必要であることはもう十分理解しています。 そこで、恐らく国内で新型が出てくるというようなことはちょっと考えにくいので、海外からということになると思います。となると、海外のそう...全文を見る | ||
○冨岡分科員 大変アクティブな活動だと僕は思います。 実は、先般、メコン議連、そしてメコン外相会議というのが行われまして、その席でもこういった、例えばメコン外相会議では、メコン川流域の各国の共通の課題として、衛生面、それから環境問題、そして交通の問題等と並ぶように、こういった...全文を見る | ||
○冨岡分科員 では、また後日よろしくお願いします。 それから、次の質問をさせていただきます。 被爆体験者は被爆者だという質問でございます。恐らくこの部屋におられる方も、被爆体験者というのは一体何なんですかねというふうにお思いになる方もおられるかと思います。長崎にはそういう...全文を見る | ||
○冨岡分科員 一言で言うと、差はありませんということだと思います。 それでは、被爆者援護法による被爆者の定義や認定基準は広島と長崎で異なっていますか。 | ||
○冨岡分科員 それでは、被爆体験者というのは、定義と、それともう一つ、広島に何人、長崎に何人、今認定されているんでしょうか。 | ||
○冨岡分科員 そこからがちょっと理解ができないようなことになっていくんですね。 要は、被爆者援護法のもとでやられている長崎と広島の政策に差異がある。何でそうなったのかというのが非常に、広島の人は知らないかもしれませんが、長崎の人にとっては不可解きわまりない状態であります。今ま...全文を見る | ||
○冨岡分科員 はるかに強いんですね、長崎の方が。 そして、何でこういう地図上の指定地域が出てきたかというと、明らかに山で遮へいされたという理由からこういったものが出てきたというふうに考えられるわけなんです。 ただ、六百メートルぐらいの上空で爆発しております。火球が恐らく三...全文を見る | ||
○冨岡分科員 そこも存じ上げた上での質問なんですが、現にこういった見直し作業、全体にわたって原爆症は行っています。当然、私自身思うのは、ある部分だけが変わったら全体の見直し作業に入らないと、またそこに矛盾が生じる可能性が非常に高い。制度設計上そういうふうになるわけです。 現場...全文を見る | ||
○冨岡分科員 市も県も、この点に関しましては、強い要望書を私の方もいただいています。訴訟の相手は国、県、市なんですけれども、市も県も、やはりこれは、最低というんでしょうか、少なくとももとの制度に戻していただきたいというのが今のところの考えだと聞いておりますので、そういった意味で、...全文を見る | ||
04月04日 | 第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○冨岡委員 おはようございます。冨岡でございます。 きょうは、まず初めに、国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の一部を改正する法律案について質問をしたいと思います。 この法案は、いろいろありますけれども、実際、この法案、できてから何回か延長しているんですけれ...全文を見る |
○冨岡委員 先ほどの新井先生の質問にも出てきたんですけれども、例えば支給実績でいえば、平成十七年度から厚生労働省関係ではゼロ、国交省関係でも十六年度、五年ぐらい、これは未執行というか、そういう現実があるわけなんで、必要性は非常によくわかるんですが、現実的にこの法案をこのように延長...全文を見る | ||
○冨岡委員 非常に言いづらいんですが、十一万五千円の国の予算をわざわざこういう冊子ですか、資料をつくる、これだけで吹っ飛んでしまうんじゃないかなと私は思うので、そしてまた、こういう審議時間をとったり、メリットとデメリットのバランスがとれていないように私自身が思うので、恐らくこの以...全文を見る | ||
○冨岡委員 議員立法だったそうで、議員がやはりもう少し数値も見れば、未執行というか、五年間ゼロですね、考えなくちゃ。ほかの法案でもカバーできるかなと私自身は思っております。 さて、次の質問をさせていただきたいと思います。舛添厚生労働大臣にお尋ねをしたいと思います。 厚生労...全文を見る | ||
○冨岡委員 非常に私自身は前進というふうに評価をしたいと思っております。 ただ、やはり患者側の権利として、どうしても納得できぬな、よくわからぬな、非常に重過失と言えるんじゃないかな、そういう患者サイドでのそういった疑義に対する道をちゃんと担保というか確保しておかなくてはいけな...全文を見る | ||
○冨岡委員 そこで、医師側の見解と患者側の見解が相違をする場合が係争になるわけなので、そこが一番問題点なんです。 診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業、これが数年前にやられまして、以下モデル事業と言いますけれども、この場合、例えば、医療安全調査委員会に出しますよと診療側...全文を見る | ||
○冨岡委員 そこがモデル事業で僕も一番知りたかった、実は争点になった部分なので、一例もないというか、はっきりしないモデル事業だったのかなと思って、その点、また追跡等していただきたいと思います。せっかくそういう貴重な症例が集まっていますので、読んでみると非常に興味のある症例があった...全文を見る | ||
○冨岡委員 法医の先生、実際にドクターであったのはたしか百十数名ですね。今もフル稼働しています。医療関連死というのではなくて、異状死という範疇からいえば年間十五万件ぐらい日本で発生していて、そのうちの四%未満、五千例ぐらいしか解剖ができていません。それでもう手いっぱいなんですね。...全文を見る | ||
○冨岡委員 もう一つ、委員会のメンバーについて、どのような方が携わられるのか。医療側だけでは僕はだめだと思うし、当然、学識経験者とか中立的な立場等のメンバーが参画して初めて権威づけができてき、そして、さらにはそれが信頼のもとになるのではないかと思いますけれども、お考えの委員会のメ...全文を見る | ||
○冨岡委員 先ほど、この法案ができるまでにやはり二、三年かかるだろうというお話でした。 ただ、現場は局長通達を、過大というか、届け出義務違反ということで罰則があるんですね、これは罰金刑になるので。それを警察は適用しています。そこが非常に医療萎縮を生んでいるような傾向があるんで...全文を見る | ||
○冨岡委員 ぜひそこら辺を、恐らく二、三年かかると思うので、考えていただければと思います。ありがとうございます。 福島県立大野病院事件の判例というのでしょうか、ちょっと読んでみますと、これは悪質ではないし、ああいった癒着しているような胎盤は、文献なんか見てみますと、剥離にかか...全文を見る | ||
05月14日 | 第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号 議事録を見る | ○冨岡委員 長崎の冨岡勉です。 わずか十五分ということですので、まず、質問の項目を申し上げます。 医師の過重労働問題、これは医師不足対策をしなくちゃいけないのじゃないかということで、短期的には、現在、医師の国家試験が春だけ一回ですけれども、これを二回にしてはどうか。それか...全文を見る |
○冨岡委員 暫定的に五名、十名、まあ二百人ふやしてそれを十年といっても、二千人しかふえないんですね。今、医師というのは全国で二十七万人おります。欧米並みに、例えば一万人ふやしたとしても、人口十万人当たりではわずか十人ぐらいしかふえないんですね。だから、たとえ四百人ふやしましても、...全文を見る | ||
○冨岡委員 二百二十人ぐらいであってもふえていきます、確かにふえていきます。年間八千人ぐらい今国家試験を通っています。ただ、我々、我々というか五、六十代の方が今後ふえていきますので、非常にニーズが高まる。そこをきちんと計算して、やはり暫定的に十年間なら十年間、それをふやすという方...全文を見る | ||
○冨岡委員 昔のお医者さんと、二十年前のお医者さんと今のお医者さんに何か差があるかといったら、僕は全くないんじゃないかなというふうに思います。 したがって、制度というのは我々がつくるんであって、定員も我々が決めるわけで、そういったものはフレキシビリティーにやらないと、今は、待...全文を見る | ||
06月04日 | 第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号 議事録を見る | ○冨岡委員 おはようございます。自由民主党の冨岡勉です。 きょうは、障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案に対して質問をしたいと思います。 障害者の皆様、大変働く意欲があっても、いろいろな障害をお持ちで、働くことがかなわない方たちが随分多くおられるわけでご...全文を見る |
○冨岡委員 それはだれでも考えることなんですけれども。診療するとかいろいろ、看護師業とかというのはなかなか大変かもしれませんね、障害の種類によっても。ただ、業種はたくさんありますよね。例えば白衣を洗う、あるいは器具の手入れをするとか、いろいろあるんですよね。 ただ、それは今、...全文を見る | ||
○冨岡委員 雇用納付金制度も百一人まで、中小企業まで拡大されたので、これ自身は一つの促進策になるかと私自身は思うんですが、ただ、法定雇用率の救済制度じゃないか、企業に対する救済制度じゃないかという障害者の皆様の御指摘もあるんですね。〇・五プラスして、寄せ集めてアップを図ってやるん...全文を見る | ||
○冨岡委員 私もそのように考えます。ただ、一部でのそういう意見がありますので、やはり注意深くこれは追跡していただきたいと思います。そして、また機会があれば、どういうふうになったのか、現場はどういうふうに変わっているのか、どうぞ教えていただければと思います。 さて、障害者の方は...全文を見る | ||
○冨岡委員 種々の政策がとられていることは存じ上げているんですが、ちょっと話を整理させていただくと、体の中には先祖返りするような細胞があるわけなんですね。例えば動物ではトカゲとかイモリ、トカゲのしっぽを切ると生えてくる、それからイモリの手を切断すると五本の指が出てくるわけですね。...全文を見る | ||
○冨岡委員 障害をお持ちの方の雇用を促進するために、再生医療をむしろ促進した方が究極的にはそういった雇用の改善につながるのではないかという、冒頭申し上げました趣旨から質問をさせていただいております。 それで、今委員長にも申しましたように、雇用を促進するという意味で、ちょっと順...全文を見る | ||
○冨岡委員 まあ、スーパー特区がそういった雇用率まで言及するのは、少し無理筋かなとは私自身も思うのですが、ただ、今ずっと説明してきたように、再生医療イコール、もう障害克服に直結する事業なんですね。 したがって、そういう特区といったら、もう何か法律の壁をむしろ外してやるようなイ...全文を見る | ||
○冨岡委員 この研究というか再生医療の部分は、新たな障害者を生む可能性を秘めています。眼球を入れてうまくしたり、あるいは皮膚、骨を扱うと、そこから将来的に悪性腫瘍が発して切断という、ちょうどもろ刃のやいばのような感じで相対しています。 したがって、それをスムーズに行うためには...全文を見る | ||
○冨岡委員 障害者の雇用を促進するという意味で、きょうは後半から、再生医療を中心として、推進策イコール障害者救済施策だというふうな観点から質問をさせていただきました。 本当に、願わくば、スーパー特区等でそういった研究自体が雇用にもつながり、しかも、障害者の皆様に対するパラダイ...全文を見る | ||
○冨岡委員 ありがとうございました。 質問を終わります。 | ||
06月10日 | 第169回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第2号 議事録を見る | ○冨岡小委員 ノエルさん、多くの質問に答えていただき、どうもありがとうございます。 同時通訳の方も、随分きょうは苦労されているんじゃないかなと思いますけれども。 私から、質問というより、ちょっと確認をしたいので教えていただければと思います。 まず、今回、イスタンブール...全文を見る |
11月19日 | 第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○冨岡委員 おはようございます。自由民主党の冨岡勉であります。 質問を始める前に、一言申し上げます。 昨日、元厚生事務次官吉原健二さんと山口剛彦さん宅が何者かに襲われ、山口さん御夫婦が亡くなられ、吉原さんの奥様が重傷を負われるという痛ましい事件が起こりました。事件と厚生労...全文を見る |
○冨岡委員 大塚先生、参議院の方で、政省令で補足しながらやってはどうかという御意見を述べたように伺っておりますけれども、その点、政省令というのはなるべく出さないでくれ、出してはいけないのではないかというふうに、私自身、厚生労働行政全般を見ていて思うところがあるんですが、先生、政省...全文を見る | ||
○冨岡委員 ありがとうございました。 この後期高齢者医療制度が施行されて、私も何で七十五歳でという思いは確かにございまして、地元に行くと……(発言する者あり)いや、思いは大体一緒なんですね。 それで、そこを詳しく聞いていくと、どうも保険証が違ってきて、今まで息子あるいはお...全文を見る | ||
○冨岡委員 全体の制度のあり方は、論ずるにはまだちょっと時間がかかると思うので、後で質問者が出てまいりますので、その点はまた後で御答弁いただきたいと思います。 現実的に、後期高齢者医療制度を廃止した場合の影響についてやはり少し考えておかなくてはいけないと思うんですが、その準備...全文を見る | ||
○冨岡委員 数百億円に上る経費の、逆に言えば無駄遣いが起こるわけなので、制度というのは、今まで多くの制度が改善というんですか、出されてきて、大体我々は検証というのをするわけなので、その検証が終わる、よほどの悪法、まあ悪法というふうに思われているのかもしれませんが、それを見直すのは...全文を見る | ||
○冨岡委員 そこら辺の見解の違いがやはりあるとは思いますが、私は、この制度自体は、十年以上かけて練られたものであり、いろいろ手直しのチャンス、議論の場、そして有識者の意見等を勘案してでき上がったものと理解しております。 私の大先輩であられる自見先生もそこに座っておられますが、...全文を見る | ||
○冨岡委員 ありがとうございました。 ちょっと時間が押しましたが、最後になりますが、具体的な案をやはり提案していただきたい、それが最大ですね。 我々、いわゆるこの医療と介護と年金も含めて、総合社会保障制度というのを党内で議論しています。その一環として、社会保障カードという...全文を見る | ||
○冨岡委員 私もその意見には賛成でありますので、トータル・ソーシャル・セキュリティー・システムをいかに早く構築するかが我が国の全体の枠組みづくりに非常に貢献すると信じておりますので、どうぞ協力してやっていきたいと思っております。 以上で終わります。 |