尾辻秀久

おつじひでひさ

選挙区(鹿児島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

尾辻秀久の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第126回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○尾辻政府委員 このたび総務政務次官を拝命いたしました尾辻秀久でございます。  北方領土問題を解決することは、国民的重要課題でおると存じます。鹿野長官のもと、誠心誠意努力してまいる所存であります。  委員長を初め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げて、ごあいさつ...全文を見る
01月22日第126回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○政府委員(尾辻秀久君) このたび総務政務次官を拝命いたしました尾辻秀久でございます。  北方領土問題を解決することは国民的重要課題であると存じます。鹿野長官のもと、誠心誠意努力してまいる所存であります。  委員長を初め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げて、ご...全文を見る
02月04日第126回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○尾辻政府委員 このたび総務政務次官を拝命いたしました尾辻秀久でございます。  鹿野長官を補佐し、全力を尽くしてまいりたいと思っております。  委員長初め皆様方の格段の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
02月18日第126回国会 参議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○政府委員(尾辻秀久君) このたび、総務政務次官を拝命いたしました尾辻秀久でございます。  鹿野長官を補佐し、全力を尽くしてまいりたいと思っております。委員長初め皆様方の格段の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
06月08日第126回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
議事録を見る
○尾辻政府委員 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、関係省庁との緊密な連携のもと、自転車等の駐車対策の総合的推進等に努力してまいる所存でございます。
11月11日第128回国会 参議院 厚生委員会 第3号
議事録を見る
○尾辻秀久君 私は、細川内閣の戦没者遺族処遇に対する考え方と今後の取り組みについてお尋ねをいたします。  そこで、まず細川内閣のさきの戦争に対する評価、見解をお聞かせください。これは非常に重大な問題でありますから、ぜひ文書にして出してくださるようにお願いをしておいたんですが、よ...全文を見る
○尾辻秀久君 これは今始まったことではなくて、既に非常に多くの議論を呼んでおることでもありますし、あらかじめ通告しお願いをしておったことでありますから、私はその御答弁では納得できません。ぜひ出してください。
○尾辻秀久君 それでは、なぜお答えいただける方がおいでにならなかったんですか。私は通告をしておきました。
○尾辻秀久君 じゃ、まず確認をさせていただきますが、今の御答弁は内閣を代表した御答弁だと、このように理解していいですね。  それから、あわせてお尋ねをいたしましょう。  記者会見における、侵略戦争であった、そして間違った戦争であった、さらに所信表明演説における侵略行為があった...全文を見る
○尾辻秀久君 回りくどい言い方をしないでください。そういう御発言があったんですから、これは見解ですかどうですかと聞いておるんですから、見解なのかどうか、細川内閣の見解であるかどうか、端的にお答えください。
○尾辻秀久君 それでは細川内閣は、さきの戦争を侵略戦争であって、間違った戦争であって、したがってそのさなかに侵略行為もあった、これが細川内閣の見解である、このように理解をいたします。これでよろしいですね。
○尾辻秀久君 じゃ、お尋ねしますが、総理の率直な認識と見解とは違うんですか。
○尾辻秀久君 ごまかさないでください。私は、総理の率直な認識と見解は違うのかどうかというのを聞いたんですから、違うか違わないのか答えてください。
○尾辻秀久君 さっきからごまかさないでくださいとお願いをしておるつもりであります。ちゃんと答えてくださいよ。なぜごまかすんですか。  総理が、侵略戦争であり、間違った戦争だと言われた。これは事実であります。だから、それがそうなんですねと確認をしておるのに、なぜほかの言葉が出てく...全文を見る
○尾辻秀久君 じゃ、その率直な認識の表明と見解は違うんですか違わないのですか。一言で違うか違わないか答えてください。
○尾辻秀久君 ただいまの御答弁は、認識と見解は同じだとおっしゃったわけでありますから、今後これが細川内閣の見解だと、こういうことで質問を続けさせていただきます。もし違うなら、今違うと言ってください。違わないんですね。  それでは、その前提でお尋ねいたします。
○尾辻秀久君 それじゃ、その総理の認識の中身について少しお尋ねをしておきたいと思います。  まず、さきの戦争という表現で言われました。このさきの戦争は、いつからいつまでを指していますか。
○尾辻秀久君 総理はさきの戦争という表現を使われましたね。それで、さきの大戦でも結構でありましょう。  そうすると、いつからいつまでですか。
○尾辻秀久君 終わりははっきりしていると思いますよ。ただ、始まりはというと、それはその人によって解釈があるんだと思います。しかし、総理が使われたんですから、総理の言葉なんですから、それは指しておられるものがあると思うんです。一般論でいろいろ解釈があるという話はそれは知っていますよ...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ、いつお答えいただけますか。
○尾辻秀久君 後日とはいつですか。
○尾辻秀久君 私はいつまでですかということをお聞きしたわけで、手続の中身をお聞きしたわけではありません。
○尾辻秀久君 そうしますと、大体いつごろまでになりますか。そのぐらいはお答えいただけると思いますが。
○尾辻秀久君 それじゃ、そのことは早急に答えてください。お答えいただくということだけはお約束いただいたわけでありますから、たがえないでください。  それでは次に、侵略戦争という言葉を使われました。この侵略戦争という定義、これは先日のここにおられる木暮先生の御質問に対する外務省の...全文を見る
○尾辻秀久君 ですから私はお尋ねをしておるんです。その人によって定義が違う言葉をある人が使ったんですから、その人はどういう定義で使ったんですかということをお尋ねしておるわけであります。  そして、きょうは私は、責任を持ってお答えくださいね、こういうことを聞きますから責任を持って...全文を見る
○尾辻秀久君 何回も申し上げますが、ですから聞いているんです。一般論を聞いているんじゃな いんです。そういうふうに解釈がいろいろあるから、総理が使われたんだから、総理はどういう意味で使われたんですかということを聞いているわけですから、極めて明白じゃありませんか。ですから、そのこ...全文を見る
○尾辻秀久君 それではお尋ねしますが、多くの人々に悲しみと苦しみを与えた戦争は侵略戦争なんですか。
○尾辻秀久君 そうすると、細川総理が使われた侵略戦争の意味はそういうことになるのですか。
○尾辻秀久君 そうなりますと、侵略戦争でなかった戦争が歴史上に存在しますか。戦争というのは、勝った方も負けた方も必ず多くの人に悲しみと苦しみを与えていますよ。違いますか。  そうすると、すべての戦争が侵略戦争ということになるわけですが、あえて侵略戦争と言われた。これはやっぱりき...全文を見る
○尾辻秀久君 何か最後は総理の率直な認識に戻ってしまうんですけれども、それでは話が前に進まないんですよ。  じゃ、厚生省にお尋ねしますが、まさにさきの戦争で何人犠牲者が出ましたか。
○尾辻秀久君 まさに三百十万人の日本人が死んだ戦争なんです。その立場からお聞きをしているんです。三百十万人の犠牲を出した戦争なんです。  そのことに対して、総理がそういう認識を持っているという発言をされた。それはきっちり定義をしておかれなきゃ困るじゃないですか。いいかげんなこと...全文を見る
○尾辻秀久君 このやりとりだけで時間が過ぎてしまいますから、いずれかの機会にこれはもう一遍やり直させていただきたいと思います。  ただ、その先の質問だけを、きょうお聞きしたかったこといろいろあるんですけれども、入り口でとまってしまって行きませんから、一番きょう聞きたかった肝心な...全文を見る
○尾辻秀久君 なぜお答えになる立場にはないんですか。きょうは、繰り返し申し上げますが、質問の内容は通告をさせていただいたはずであります。そして、きっちり責任を持って答えられる方に出てきてくださいというお願いもしていたんです。そして出てきていただいているんです。違いますか。これだけ...全文を見る
○尾辻秀久君 お立場でなければなぜ答弁に出てこられたんですか。答えてください。
○尾辻秀久君 私は、それはお答えにならないということでしたから、その先の質問をしたんですよ。きょう私が時間をいただいて質問をしたかった、ぜひ質問をさせてくださいと言ってお願いをした、いろいろありましたけれども、一番聞きたかったことはそのことだったから、一番聞きたいことだけをお聞き...全文を見る
○尾辻秀久君 私はその侵略戦争の定義の質問をしているんじゃないんです。大変個人的な質問をするようでもあるけれども、多くの皆さんにかわって聞いているんです。私の父は侵略戦争の手先で殺されたんですか。間違った戦争で間違って殺されてしまったんですか。それを聞いているんです。答えてくださ...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ、もう同じところを回ってどうしょうもありませんから、これ以上質問できませんから、委員長でしかるべきお計らいをください。こんな答弁繰り返されたんでは質問できません。
○尾辻秀久君 それじゃ、もう時間もありませんから、これ以上質問してもむだですから質問はやめます。
○尾辻秀久君 今の質問だけは留保させていただきます。
12月14日第128回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○尾辻秀久君 先ほども質疑ありましたけれども、総理の侵略戦争発言についてお尋ねをします。  まず今、私は今に力点を置いているんですが、今なぜあの発言だったのか、真意をお聞かせください。
○尾辻秀久君 私は今なぜおっしゃったのかということでお聞きをしたつもりであります。  文章を読みますから聞いてください。「戦争に伴う昂奮と、激情と、勝てる者の行き過ぎた増長と、敗れた者の過度の卑屈と、故意の中傷と誤解に基づく流言蜚語と、是専一切の輿論なるものも、いつかは冷静を取...全文を見る
○尾辻秀久君 これは総理がお書きになった本の中に出てくるのであります。そして、実は総理のおじいさんがお書きになった遺書であります。近衛公が東京裁判で裁かれることを潔しとせずに自決をされた、そのときの遺書なんであります。  先人は、後世やがて冷静なときがくるだろう、そのときこそ公...全文を見る
○尾辻秀久君 私はその御答弁は大変残念に思います。御答弁を聞きながら多くの人の無念を思うわけであります。おじいさんも自決をされました。私の父も戦死をいたしました。先人の霊安かれと祈りつつ質問を続けます。  総理はさきの大戦と言っておられます。いつからいつまでですか。
○尾辻秀久君 御自身がお使いになった、しかも日本の歴史にとって大変重大な発言なんであります。そういういいかげんな答弁はないと思いますので、もう一回しっかりと答えてください。
○尾辻秀久君 それでは、いつからいつまでかは 外務省答えてください。
○尾辻秀久君 それでは、先日の厚生委員会でなぜ私に答えるとお答えになったんですか。
○尾辻秀久君 明確に後日お答えをしますとおっしゃったのでありますから、本来であればお答えになるべきであろうと思います。  ところで、今もお話しありましたけれども、では東京裁判が審理の対象としたのはいつからいつまでですか。
○尾辻秀久君 私が理解しておりますところでは、一九二八年、昭和三年一月一日から一九四五年すなわち昭和二十年九月二日までが審理の対象じゃありませんか。
○尾辻秀久君 それじゃ、有罪判決が出たのはいつからいつまでか、それをおっしゃってください。
○尾辻秀久君 そうしますと、先日この場で合馬先生が、総理が言われた侵略戦争の責任者、犯罪者はだれか、こう聞かれて、東京裁判の判決を受けた人である、このように答弁をしておられます。そうなると、東京裁判で有罪になったその期間が当然総理の言われる侵略戦争の期間になりませんか。
○尾辻秀久君 それはおかしいと思うんですね。総理の言われた侵略戦争のその責任者はだれかと聞かれて、東京裁判で判決を受けた者と、こう言っているんですよ。そうすると、その東京裁判の判決の期間ははっきりしているわけだから、それは総理の侵略戦争の期間ははっきりしているわけじゃありませんか...全文を見る
○尾辻秀久君 ですから合馬先生は、総理が侵略戦争と言われたから、その総理の言われた侵略戦争の責任者はだれですかとお聞きになったら、その答えが東京裁判で判決を受けた者と、こうなっているんですよ。ですから非常に答えが明確じゃないですかと私は言っているんです。何も別個の話をしているわけ...全文を見る
○尾辻秀久君 その訴因で有罪判決になったんじゃないですか。
○尾辻秀久君 東京裁判が明確に定めた時期でありますから、余りごまかさずに答弁してください。そのことは極めて論理的でないと思いますけれども、こんなところにひっかかっていてもしょうがないから、次に行きます。  侵略戦争の定義、改めてしてください。私は総理大臣に聞いております。
○尾辻秀久君 総理が使われた意味を聞いているんです。私は国際法上の定義を聞いているわけじゃないんです。その定義がいっぱいあるのを知っているから、総理が使われたから、総理はどの定義で使われたかということを聞いているわけであります。
○尾辻秀久君 それじゃ、過去の戦争で耐えがたい苦しみと悲しみを多くの人に与えなかった戦争を教えてください。
○尾辻秀久君 ですから、総理の定義によれば、すべての戦争は侵略戦争になるではないか、そう言いたいわけであります。それと、日本人も大変多くの人が悲しみと苦しみを与えられたわけであります。そうなると、逆に言うと日本も侵略されたのかと、こういう言い方にもなります。  総理がそういう定...全文を見る
○尾辻秀久君 総理が自分の国の歴史に対する大変重大な判断を示されたわけでありますから、それはもっときっちりなさるべきだと私は思っておるわけであります。  その後、総理は今度は、間違った戦争だとつけ加えておられるわけであります。この間違ったという意味、何を間違ったんでしょうか。
○尾辻秀久君 そうしますと、今度は聞きますが、国際法上間違ったということもありましょう、あるいは政治的な間違いであったということもありましょう、あるいは道義的な間違いだったということもありましょう、あるいはもう単純に勝つか負けるかを判断間違った、こういうこともありましょう。そうい...全文を見る
○尾辻秀久君 そうした侵略戦争であり間違った戦争だということで、この前、合馬先生も、今までの質問の繰り返しになりますけれども、その責任者、犯罪者はだれだというふうにお聞きになった。これに対して、極東軍事裁判の判決を受けた者だ、こういうお答えがありますので、ちょっと気になる点をお尋...全文を見る
○尾辻秀久君 私が今申し上げたいことは、戦争が終わって日本は自分たちできっちりとした責任追及をしていない、これは今日のいろんな問題を残しておる点だろうと思うのであります。東京裁判に全部任せてしまって、何かというと全部東京裁判を引っ張り出してきて片づけてしまう、ここに問題があると思...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ突然、それこそまさにまた突然になりますけれども、A級戦犯だった賀屋元法務大臣、途中で御本人が固辞されたんで勲章をもらっておられないけれども、政府として勲章を上げようとしましたね。そういう話を聞いて総理は率直にどういうふうにお感じになりますか。
○尾辻秀久君 ですから、A級戦犯は今までの答えによると戦争犯罪人なんですね。戦争責任者なんです。ところが、その後また日本の大臣までなさるんですね。これは矛盾だというふうに思われませんかということを聞いているんです。
○尾辻秀久君 このことも議論してみたいことがあるんですが、先に行きます。  総理が侵略戦争と言われた。そして間違った戦争だと言われた。さっき言いましたように、私の文もその戦争に駆り出され戦死をいたしました。今、総理にそう言われると、父の死は何だったんだろう、こういうふうに思うわ...全文を見る
○尾辻秀久君 総理、私たちもそう思いたいんです。だれよりもそう思いたいんです。だけれども、今の説明には無理がありませんか。全体が侵略戦争だ、こう言っておられるんですよ。そして、その犠牲になった者がとうとい犠牲だと言われて何でそうですかということになりますか。例えば大変に悪いかもし...全文を見る
○尾辻秀久君 侵略行為があった、あるいはおわびをしなきゃならない面がある、そのことを否定しようと言っているわけじゃないんです。  ただ、総理は全体を侵略戦争だというふうに断定されたんです。全体を悪だと決めつけられたんです。そうしたら、それを構成した人間はみんな悪人じゃないですか...全文を見る
○尾辻秀久君 思えと言われても、思いたい人間が思えないんでありますから、それは総理、もう少しちゃんと答えていただきたいと思うんです。  それじゃ総理、総理はどこかでドイツのワイツゼッカー演説を引用されたことがあると思うんですが、ドイツのワイツゼッカー演説の中でこのあたりについて...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ、私が知っている範囲で言わせていただきますが、ドイツのワイツゼッカー演説はその辺のところはこう言っているんですね。「大抵のドイツ人は祖国のために戦い、また耐え忍ぶのだと信じておりました。それが今になって、一切がむだであり無意味であったばかりか、犯罪的な指導者...全文を見る
○尾辻秀久君 総理はどう思われますか。
○尾辻秀久君 外務省の認識を聞きたいと思うんですが、東京裁判の特徴として、指導者責任観と違法な国家命令に対する不服従の義務というのを挙げたと思うんですが、どういう認識をしておられますか。
○尾辻秀久君 いや、東京裁判にあれこれ言えないんだ、東京裁判は認めなきゃいけないんだとおっしゃるから、今の点がありませんかというふうにお尋ねをしておるわけであります。  私が今の時点でお尋ねしたいのは、東京裁判の考え方として、違法な国家命令に対する不服従の義務というのを挙げてい...全文を見る
○尾辻秀久君 私は余り好きではないんですが、東京裁判を盾にとられるから東京裁判で議論をしておるわけでありますけれども、東京裁判の考え方でも、侵略戦争であればそれに行った者、その戦争で戦った者は国家の命令だからといって免責されることはない、こう考えなきゃならないんじゃないですか。と...全文を見る
○尾辻秀久君 総理に聞いています。
○尾辻秀久君 条約の解釈とかそんなことではなくて、どうしたって肉親を戦争で失った者からしてみると総理のあの発言というのは許せなくなるのであります。何で、国のために赤紙で引っ張っていかれて殺されて、そして今また名誉を傷つけられなければならないのか。  総理にもう一回、なぜとうとい...全文を見る
○尾辻秀久君 じゃ、そのとうとい犠牲になった人たちはいいことをしたんですか。そう考えでいいですか。
○尾辻秀久君 それでは、その犠牲になった人たちの処遇と名誉の問題、これをお尋ねいたします。  まず、処遇。総理が言われるように、侵略戦争に行って、間違った戦争に行って殺されたとして、十分なる処遇をしてきたと思われますか。
○尾辻秀久君 侵略戦争であったとしてもですか。
○尾辻秀久君 じゃ次に名誉の問題ですが、ちょっと角度を変えてまずお尋ねをいたします。  八月十一日だったと思うんですが、官房長官にお会いしました。そのときに、靖国神社は戦没者を追悼する中心的な施設である、これは自民党時代の靖国神社に対する官房長官談話で発表した公式見解であります...全文を見る
○尾辻秀久君 私が今お聞きしたのは、靖国神社をどうするかということなんです。公式参拝のことは聞いていません。
○尾辻秀久君 これは内閣の公式な見解である、こういうふうに確認をさせていただきます。いいですね。
○尾辻秀久君 そうすると、総理はその中心的な施設へのお参りはどうなさいますか。
○尾辻秀久君 機会を見てお参りなさると理解していいですか。
○尾辻秀久君 神社であるとか憲法で言う宗教上の問題があるとかそんなことではなくて、死んでいった人たちは靖国神社に祭ってもらうんだと思って散っていったわけでありますから、そしてそれは国が約束したことでありますから、今生きている人の立場、考え方は別として、お参りだけはしてくださるよう...全文を見る