尾辻秀久

おつじひでひさ

選挙区(鹿児島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

尾辻秀久の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月27日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第3号
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○尾辻秀久君 尾辻です。午前中、関根委員の英語も出てくる大変鋭い質問がありました。私は私の能力の範囲でしかやれませんので、どうぞ総理、私にわかる答弁をしてください。  まず、不信任案が冒頭に出ましたので、一言言わせてください。  公平中立でないという理由でありましたけれども、...全文を見る
○尾辻秀久君 そんなことをお聞きしているわけじゃありませんので、後段の部分は結構なんであります。  古いことだから答えられない、こういうことでありますから、それでは一番新しいことをお尋ねいたします。  これは国会図書館から借りてきたので大事にしなきゃいけないんですが、ここに雑...全文を見る
○尾辻秀久君 では、とりあえずそのことはおいておきましょう。  先ほど古いから答えられないと言われたこと、これは古過ぎるからということなんでしょうが、五年ぐらいのところなら資料があるんじゃないですか、どうですか。
○尾辻秀久君 それでは、あるとはっきりお答えになりましたから、どうぞ調べて出してください。この要求をいたしておきます。(「何の資料か」と呼ぶ者あり)何かということでございますから申し上げます。  まず池田名誉会長が外国にお出かけになるとき、私ども聞いておりますのは、大使とか公使...全文を見る
○尾辻秀久君 いずれもきっちりお出しいただくという御答弁をいただきましたので、お願いをいたしておきます。  議論が先に進んでしまいましたけれども、改めて私の質問をさせていただきます。  今、もう一回頭を整理して質問をやり直してみたいなと思っているんですが、私はこういうふうに整...全文を見る
○尾辻秀久君 だんだんにお尋ねしていきますから、先にいろいろお答えいただくと質問しづらくなりますから、どうぞお聞きしたことにお答えいただきたいと思います。  私が申し上げたかったのは、我々が議論することは多岐にわたるんだということを申し上げたかったのであります。それからまた、ご...全文を見る
○尾辻秀久君 余り細々したことをお聞きしようと思って聞いたわけでもございません。ただ言いたいことは、宗教の問題は難しいなと思うということなんです、信じている人たちには絶対正しいわけですから。オウムに至っては人を殺しておいて魂を救済したと、こういうわけでありますから。しかし、同じこ...全文を見る
○尾辻秀久君 総理はそういうふうにお答えになるんですが、文部大臣、たしか衆議院の質疑の中で文部大臣は、率直に言って、正直に言ってそういうことの把握といいますか、実態をとらえるということはほとんど難しいんだというふうに答えておられると思いますが、違いませんか。ちょっと答えてください...全文を見る
○尾辻秀久君 今、文部大臣がお答えになったように、総理のお答えはお答えなんですけれども、それは解散させるというか、認証取り消しとかいろいろな方法は条文には書いてありますからやれるよといえばそのとおりでしょうけれども、じゃ実態をどうやってつかんでそれをやるのということになると、実態...全文を見る
○尾辻秀久君 今、不備が幾つかあるんじゃないですかということで申し上げておるんですけれども、もう一つ聞かせてください。  これは後で中島委員からもいろいろお話があるのかなと思いますけれども、オウムが東京都に認証を求めましたね。その際に既に東京都の担当者は出家制度をめぐって都民か...全文を見る
○尾辻秀久君 今の御答弁も少し先回りをされてしまったんですけれども、今からそのことを聞こうかなと思っていたんです。  私は、問題があるとわかっていながら東京都が認証した、そのことをけしからぬと言おうと思って今言っているんじゃないんです。むしろ、法の不備があって、ちゃんと書いてあ...全文を見る
○尾辻秀久君 それでは、今そういう答弁がありましたから、今後は認証を厳しくやっていただけるなと思います。ぜひそうしていただきたいと思います。  ただ、私の意見をあえて言わせておいていただくと、余り運用で扱わない方がいいんじゃないか。解釈でやるといろいろ法律というのは問題を生む。...全文を見る
○尾辻秀久君 今、確認していただきましたので、余り審議会の審議の内容でごたごた言ってもそう意味はないなと思いますから、予告しました審議会の運営のことや議事録の公開のことなんかもうきょうは質問いたしません。  一つだけそのことで質問させていただきますと、昭和三十二年に答申が出てい...全文を見る
○尾辻秀久君 さっきから言っていますように、引き続きいろいろと検討してみてください。怠慢と言われてもしょうがないなということにならないようにしておいていただきたいと思います。  午前中の関根委員の質問で、法人法では、宗教法人の活動のうちの法人の持つ財産の管理だとか維持運用などの...全文を見る
○尾辻秀久君 いろいろ説明されると難しくなるんですけれども、私はこんな理解をしているんです。  宗教法人法によって宗教団体が法人と認められる最大のメリットというのは、要するに税金の一部は納めなくてもいいようになって、一部は軽くなると、このことだと思っているんですけれども、この理...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ、質問の趣旨をちょっと変えてみたいと思います。  この法人法の基本的な性格について、ノーサポート・ノーコントロールなのかどうかというのがこれまた議論をされております。総理の答弁を聞いていますと、国と宗教との関係というのは、援助とかそれからまた一方から関与と...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ、改正の中身について少しお尋ねをいたします。  改正のポイントは五点でありますけれども、私は、所轄庁に関することについてお聞きをいたします。  後ほど、山梨県の御出身でありますから中島委員より山梨県の詳しいお話なんかあるんだと思いますけれども、先ほど来話...全文を見る
○尾辻秀久君 申しわけないんですが、お聞きしてもまたわからなくなるわけであります。言葉のことでひっかかっていてもしょうがないんですが、私が言いたいのは、認証という言葉も実はそうなんですね。最近は、こんなふうにして宗教法人法を議論させていただくので、所轄とか認証とか何となく自分もな...全文を見る
○尾辻秀久君 反対意見も少し御紹介してみたいと思いますけれども、二つ以上の都道府県で活動していることは、二つ以上の都道府県に宗教施設があることで判断されるわけですね。宗教施設が二つあるか境内建物が二つあるか、こういうことなんです。  そこで、結局、宗教施設があるかどうかというこ...全文を見る
○尾辻秀久君 今度はちょっと改正後の技術的なことというか、そんなことで聞いてみたいと思います。  改正後、所轄庁がかわる法人が出てきますね。その法人には国か都道府県の側から通知をするんですか、それとも自己申告をしてもらうことになるんですか。これは今後も、一度知事の認証を受けた法...全文を見る
○尾辻秀久君 今の御説明を聞きますと、いずれにしてもやっぱり所轄庁は体制を強化せざるを得ませんね、私が言うのは人的な体制のことですが、と思うんです。そうなると、どんなことを考えておられるのか、国と都道府県の連携とか都道府県の財政負担はどうなりますかとか、いろいろ聞いてみたいと思い...全文を見る
○尾辻秀久君 もう本当に時間がありませんから残りの時間で、さっきから税制についてこだわっているんですけれども、ちょっと質問をさせていただきたいと思います。やっぱり国民の関心というのは大きくそこにあるんだというふうに思っているんです。  素朴にといいますか、まさに素朴に言わせてい...全文を見る
○尾辻秀久君 宗教法人と金の問題というのはいろいろまた難しいところがあります。  そこで、識者の皆さん、この中には創価学会の秋谷会長も入っているんですけれども、多くの方がやっぱり宗教法人の会計基準、会計原則、これはつくらなきゃいけないんじゃないかと言っておられるんですね。これは...全文を見る
○尾辻秀久君 雑誌でなんですけれども、与謝野前文部大臣が言っておられるんですが、宗教法人審議会の中にも随分そうしたことは前向きですよという記事があるんですね。これは宗教法人審議会の中でそういうことですか、もう一回答えてください。
○尾辻秀久君 最後の質問として文部大臣にお尋ねいたします。  これは、文部大臣がまだ文部大臣になられる前に書いておられるんです。「我々国会議員の側の問題として宗教法人法の改正、特に財務状況の公開と収益事業の原則禁止というようなことが、旧公明党と創価学会の関係から後回しにされてき...全文を見る
○尾辻秀久君 文部大臣としてしっかり頑張ってくださいということだけを申し上げておきます。  先ほど来、関根委員からもお願いしておりますけれども、私も途中でお願いいたしました創価学会の池田大作名誉会長と秋谷会長、申し上げたようなことでぜひ御意見を承りたいなと思っておりますので、参...全文を見る
11月29日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第5号
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○理事(尾辻秀久君) ちょっと速記をとめてください。    〔速記中止〕    〔理事尾辻秀久君退席、理事松浦功君着席〕
12月06日第134回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○尾辻秀久君 自民党の尾辻です。私は、昨年の六月からことしの七月まで、沖縄開発庁の政務次官をさせていただきました。その間、沖縄の美しい自然、そして温かい人情、沖縄開発庁の家庭的な雰囲気の中で大変お世話になりまして、楽しい思い出を幾つもつくってもらいました。その沖縄で余りにもむごた...全文を見る
○尾辻秀久君 きょうのただいまの各大臣のお気持ちを原点にして今後のことを考えていただきますようにお願いを申し上げます。  後は新進気鋭の委員にお任せをいたします。  ありがとうございました。
12月06日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会公聴会 第1号
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○尾辻秀久君 先生方にはきょうはわざわざおいでいただきましてありがとうございます。自民党の尾辻と申します。今から質問させていただきますが、何しろ限られた時間でございますので、失礼がありましたらお許しいただきたいと存じます。  まず、政教分離についてお伺いいたしたいと思います。 ...全文を見る
○尾辻秀久君 それでは、もう一つ聞かせてください。  津の地鎮祭判決があります。これの最高裁の判決ですが、これに対する先生方の御見解をお聞かせください。
○尾辻秀久君 以上、政教分離について基本的にどんなふうにお考えかということを知りたくて質問させていただきました。  そこで、憲法二十条の解釈なんですけれども、特に「いかなる宗教団体もこ「政治上の権力を行使してはならない。」、この部分についての解釈が、内閣法制局は、国または地方自...全文を見る
○尾辻秀久君 私は、小林先生もあり得ないと思っておられるのかなと実は思っております。なぜかといいますと、先生の著書に「憲法守って国滅ぶ」というものがございますが、これを読ませていただきました。十分に読ませていただいたわけではございませんので、十分に理解しているかどうかということで...全文を見る
○尾辻秀久君 細かな部分はいいんですが、先生が先ほどから言っておられるのは、政治と宗教あるいは国と宗教との関係において、国から宗教に介入しちゃいけませんよと、ここのところは非常に強くおっしゃるわけでありますが、宗教の方から政治ないしは国、そういうものへの介入というのはもうほとんど...全文を見る
○尾辻秀久君 今、私が宗教の方から政治、国家への介入ということでお尋ねをして、私の理解なんですけれども、先生は国が国の権力を使って一宗教とか一宗派の布教をしたりするようなという例をお出しになったんですが、やっぱりそれは国から宗教への介入の方じゃないかなと、こう思うんですね。ですか...全文を見る
○尾辻秀久君 そのことでここで余り議論する時間はありませんけれども、じゃ一つだけそのことで尋ねさせてください。  かつて創価学会と公明党の間で政教分離宣言というのがなされましたね。その以前の状態であっても今の先生のお考えというのは変わらないわけでありますか。
○尾辻秀久君 本来の議論からはちょっと外れますけれども、先生がごく最近お書きになったものの中に、「国会招致に応ずべき池田氏」という一文がございます。この中で、私どもも随分御批判をいただいておりますが、それはそれといたしまして、こういうくだりがあります。「国民一般の素朴な疑問には池...全文を見る
○尾辻秀久君 私もおいでいただきたいなと思っていた一人であります。私も、もしおいでいただければ、まさに先生のおっしゃる素朴な疑問をお聞きしてみたいと思っていたんですが、私の素朴な疑問の一番の点は、さっきからも申し上げている政教分離の問題だったんです。そういうことが先生のおっしゃる...全文を見る
○尾辻秀久君 専ら小林先生にお尋ねをしております間に時間がどんどんなくなったので申しわけないんですが、百地先生に改めて同じく憲法二十条の解釈のことでお尋ねをいたします。部分は先ほど来申し上げている部分についてでございます。  きょうも先生いろいろお話しになっておられるんですが、...全文を見る
○尾辻秀久君 宗教法人法についても少しお尋ねしてみたいことがあったんですけれども、もう時間がありません。ただ一問だけ最後に聞かせてください。  私は、宗教法人法というのは、宗教団体の持つ聖の部分と俗の部分があって、その俗の部分だけの規定だと、こういうふうに理解しているんですが、...全文を見る
○尾辻秀久君 以上で終わります。