尾辻秀久

おつじひでひさ

選挙区(鹿児島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

尾辻秀久の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 参議院 厚生委員会 第2号
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○尾辻秀久君 このところ委員会のたびに質問に立って、そしてそのたびに厚生省に嫌みを言ってきましたので、きょうはまず褒めたいと思います。  これであります。(資料を示す)二月九日に全国の新聞に掲載されたものであります。今日の問題点を大変わかりやすく解説をしていると考えます。金もか...全文を見る
○尾辻秀久君 今のお話のように、いずれにいたしましても大変な少子・高齢社会がやってくる。特に、厳しい高齢化といいますか、高齢社会になる。そうなりますと、当然まず考えられるのが社会保障に要する費用が増大するということであります。この社会保障給付の規模を将来どのように見込んでおられる...全文を見る
○尾辻秀久君 数字についてもお聞きしたいことはありますが、きょうはおいておきます。  いずれにいたしましても、莫大なお金がかかることは間違いない。そうなりますと、社会保障の見直しも不可欠になってくる、私はそう考えます。総理の提唱される六大改革の一つにも社会保障構造改革が掲げられ...全文を見る
○尾辻秀久君 きょうお尋ねしている問題は、一つずつが大変大きな問題であります、大事な問題でありますから、一つずつ議論を始めると大変な時間になりますので、次々にさっとお尋ねをしてみたいと思います。  そこで、いずれにしたって社会保障に大変な金がかかる。ではそれを財源としてどう考え...全文を見る
○尾辻秀久君 これまで老齢化に着目して質問をしてまいりましたが、次に少子化に着目して質問をしなければなりません。  まず、今後の少子化の進行にどのように対応していくつもりかお尋ねしたいとも思いましたけれども、余り時間がありませんので、このことにつきましては「児童家庭福祉制度の改...全文を見る
○尾辻秀久君 やがて児童福祉法の改正案が出てくるでしょうから、そのときに議論をまたさらにさせていただきたいと思います。  年金もまた大変厳しい影響が出てくると思われます。一体どういうふうにこのことを考えておられるのか。特に、昨日の衆議院の厚生委員会で大臣が平成十一年度の制度改正...全文を見る
○尾辻秀久君 この年金の問題は、厚生年金基金の運営の安定化ということも大変大事な問題だと思います。この対策についてもお尋ねしたいと思っておりましたが、もうきょうはお尋ねいたしません。ただ、大事な問題ですからきっちりした対策を講ずるようにお願いをしておきます。  次に、医療の問題...全文を見る
○尾辻秀久君 今の御答弁の中でも、医師数を抑えようというお話がありました。私は、極めて個人的な意見として言わせていただくならば、むしろ逆なんじゃないかなと思うんです。あるところまでは医師数と医療費というのは相関関係にある。しかし、あるところを超えたらもうそんなことは関係なくなるん...全文を見る
○尾辻秀久君 そこで、お聞きしたいんですが、薬でもうからないと医療機関が経営が成り立たないというのが現状だと思うんです。これはやっぱり現状だと思います。今後ともこれがいいのか、これはまずいと思っておられるのか、どっちなのかお尋ねしたいのであります。
○尾辻秀久君 明確に考え方を示されたので、その考え方でやっぱり今後の医療改革というのはやっていかなきゃいかぬと思いますから、そこまでを申し上げておきたいと思います。  そこで、きょうの私の質問の最後に、今までの質問とはちょっと趣が変わるんですが、調理師の問題についてお尋ねをいた...全文を見る
○尾辻秀久君 ちょっと規制緩和とは違うんじゃないかなと思います、人の命を大事にするということでありますから。  今おっしゃったように、努力規定になっていますが、実態はもうほとんどというか全く無視されていると言ってもいい。したがって学校給食も、皆さんうまいことおっしゃるなと思うん...全文を見る
03月03日第140回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○尾辻秀久君 最近、沖縄に行くたびに感じる極めて素朴な疑問から質問をさせていただきます。  本土との格差があると言うんですけれども、町並みを見ても県民の皆さんの生活を見ても、本土と少しも変わりはないじゃないか、少なくとも私にはそう思えるんです。  そこでまず、復帰以降、沖縄の...全文を見る
○尾辻秀久君 沖縄開発庁の立場ということであれば、格差は依然として残っておると言わざるを得ないんでしょうけれども、今もお話がありました、経済企画庁が先日発表した九四年度の県民所得でも、私はもはや格差というものはほとんどないと思います。確かに、四十七位、全国最下位であることは確かで...全文を見る
○尾辻秀久君 そこでなのであります。今回、SACOの合意により米軍基地の返還が決まりました。いずれ必ずそうしなければなりません。このことを考えますと、今も申し上げたように、依存型経済から自立型経済へ一日も早く沖縄を変えなければならない、この転換が極めて重要なことだと思います。 ...全文を見る
○尾辻秀久君 SACO関連で外務省にちょっとお尋ねをしておきたいと思います。  まず、今回の合意で普天間基地をどこかへ移転することが決まったわけでありますが、肝心の移転先がどうにもよくわかりません。いろいろ言われているんですが、一体どうなっているんですかという質問であります。
○尾辻秀久君 私がお聞きしたがったのは、その移転先の海上ヘリポート案なんですが、地元は最近になってまた強く埋め立てを望んでおられるという話も聞きます。そして、どうもやっぱりそれしかないのではないのかなと言い出しておる人もおられるようであります。お聞きしたがったのはそこの部分であり...全文を見る
○尾辻秀久君 劣化ウラン弾の問題についてもお尋ねしたいと思っておりましたが、ちょっと時間がないかもしれないと思いますので、後ほど時間があったらお尋ねいたします。  次に、内政審議室にお尋ねいたします。  一体、長期的に沖縄をどうする方針なんですかということであります。  こ...全文を見る
○尾辻秀久君 そんな答えしかできないことを承知の上で聞いた方が悪いと思いますから、わかったようなわからないような答弁になるのはしようがないなと思っております。  そこで、じゃ、例えばどういうことになるかというのを話してみたいと思うんです。  今度の航空運賃です。一言で言うと、...全文を見る
○尾辻秀久君 終わります。
04月08日第140回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○尾辻秀久君 自由民主党の尾辻といいます。  本日は、わざわざここまで来ていただきまして、貴重な御意見をお聞かせいただきました。資料も随分出していただきました。もうこの資料を見せていただくだけで、十五分のために参考人の皆さんが長い時間かけて御準備をいただいたことがよくわかります...全文を見る
○尾辻秀久君 私どもが今度の法改正で一番気になりますのは、完全な姿はないと思いますから、当然今度の法改正でもこれが完全な法律になった姿だとは思っておりませんが、それでも一歩でも二歩でも保育所がいい方向に姿を変えてくれるといいなというふうに思うわけであります。  今冒頭にお尋ねい...全文を見る
○尾辻秀久君 前向きにお答えいただいたので、大変安心をいたしました。  ただ、今のことについて言いましても、私どもも心配していることがないわけではありません。やっぱり選ばれる側に回るということは、これまた端的にわかりやすく言いますと、弱い立場になるという表現もできると思います。...全文を見る
○尾辻秀久君 今、まさに先生が最後におっしゃったあたりを私どもも心配はいたしております。  今まででしたら、パチンコに行くのに子供を預けるなんて何ですかとこう言いやすかったのが、どうも選ばれる側に回ったからといってそれが言いづらくなるなということでは困ると思っておりますが、これ...全文を見る
04月10日第140回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○尾辻秀久君 まず、理念規定について尋ねます。  今回の改正案では幾つかの点で児童の権利条約の趣旨を具体化させるための施策が盛り込まれていると考えます。例えば、児童相談所で処遇を決定するときに子供の意向を聞くことにしたことなどであります。こうした点については、一昨日の参考人質疑...全文を見る
○尾辻秀久君 次に、児童虐待の問題について尋ねます。  このことについては深刻な問題であり、さらなる法的対応を検討すべきであるという意見がございました。中央児童福祉審議会の中間報告でも「法制度及び運用の在り方を含め総合的な検討を進めていくことが必要である。」とされておりますけれ...全文を見る
○尾辻秀久君 今の御答弁の中でも家庭内虐待のことをちょっとお触れになりました。虐待の問題の中で、皆さんの御意見を聞きながら、この家庭内虐待の問題というのは大変難しいなと思いながらお聞きをいたしておりました。家庭の子育て機能の低下が指摘されている中で虐待の範囲、これを不明確にしたま...全文を見る
○尾辻秀久君 次に、要保護児童施設に関して質問をしていきたいと思います。  今回、不登校児については児童自立支援施設の入所対象になるかどうかについて、子供たちや親御さんなどさまざまな方面から心配の声が寄せられました。このことについて大臣は不登校であることを理由に入所対象となるも...全文を見る
○尾辻秀久君 この件につきましてはよろしくお願いを申し上げておきます。  教護院については、今回の改正で新たに通所機能を取り入れ、さらに児童の退所後のフォローアップを強化するなど、これまでの閉鎖的な施設から開放的施設に衣がえを図る意図が見えております。ただ、仏をつくっても魂を入...全文を見る
○尾辻秀久君 先日、私どもの委員会で東京都の教護院を視察いたしました。その後、多くの方が児童の居室が非常に狭いということを指摘されました。私も全くそのとおりに感じました。また、養護施設についても同じ問題があるというふうに聞きます。  厚生省は教護院や養護施設の居室などの補助基準...全文を見る
○尾辻秀久君 母子寮、乳児院、情緒障害児短期治療施設などについては、今回年齢要件の見直しゃ年齢延長が行われています。  この年齢要件の見直しは施設ごとにさまざまな理由があると思いますから、見直しの内容及び基本的な考え方について、この際明らかにしておいてください。
○尾辻秀久君 今回の施設機能の見直しのキーワードは自立支援でありますけれども、このためには退所した後に戻る家庭環境の調整が極めて重要であります。これまでは入所児童の保護を中心として考えたために必ずしも家庭環境の調整は十分に図られていなかったと思います。  今後、法改正を踏まえ、...全文を見る
○尾辻秀久君 こうした要保護児童施設のあり方として、今後のあり方としてでありますけれども、施設福祉と在宅福祉を二者択一的なものとしてとらえるのではなくて、施設入所している場合も家庭との連絡調整を密にするとともに、今のお話のとおりでありますが、施設を退所した後も必要に応じてアフター...全文を見る
○尾辻秀久君 次に、保育所施策について何点かお尋ねをいたします。  今回の改正のポイントの一つが現行の市町村の行政処分による措置制度から保護者が選択できる制度とすることにあります。このことについては、一昨日の参考人質疑においても、私も大変気になるところでありましたから保育所側の...全文を見る
○尾辻秀久君 この入所方式の見直しで一番心配されたことというのは、保育に対する公的責任が維持されるのかどうかということであります。この点では、市町村による保育の実施義務が維持され、保育所に対する費用支弁が行われますし、国庫負担金制度が維持されますから、私は厚生省を信じておりますけ...全文を見る
○尾辻秀久君 保育所の問題についてはいろいろ御議論がございましたけれども、その中で特に強く言われたことの一つが地域の事情に応じた対応が必要である、特に人口の集中する大都市と過疎化の進む地方とでは事情が全く異なるということが委員会審議、参考人質疑でも出されました。  大都市の問題...全文を見る
○尾辻秀久君 大都市についてお尋ねをしましたから、今度は過疎地の方もお尋ねをいたします。  過疎地では子供が少なくなる中で遊び相手がいなくなっていること、そしてまたそういう環境の中で保育所が廃園に追い込まれるという大変切実な声もお聞きをいたしました。子供の保育の保障、保育所運営...全文を見る
○尾辻秀久君 私も今の二つのどちらかというと過疎地の方の住人でありますから、そちらの方がどうも切実感はあるのでありますが、そういう立場は別として、過疎地のこともぜひよろしくお願いをいたしておきます。  保育料については、これはもうまさにいろいろ御意見がございました。先日の参考人...全文を見る
○尾辻秀久君 この保育料の問題は今後も私たちも大いに議論をしていかなきゃならない問題だと思います。  ただ、率直に言わせてもらえれば、下も上も一緒で十に割るか七に割るか、どう違うんだと言われると、余り違いもしないな、どこに意味があるかなとも思わぬでもありません。そのことは率直に...全文を見る
○尾辻秀久君 放課後児童健全育成事業については、地域の実情に応じ、児童館、学校の余裕教室、保育所など多様な場所で実施することを認める方針であることは評価をいたしております。また、学校の余裕教室については昭和六十二年の文部省の通知の中で、「放課後児童健全育成事業を目的として学校施設...全文を見る
○尾辻秀久君 最後に、大臣にお伺いをいたします。  本日、私も全体そういう趣旨で申し上げ、また質問もしたつもりでありますけれども、先日の参考人質疑でも、今回の改正に対して評価する一方で、引き続き子供の問題については社会全体で取り組むべきであるという意見も大変強かったと思います。...全文を見る
○尾辻秀久君 終わります。
04月17日第140回国会 参議院 厚生委員会 第11号
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○尾辻秀久君 私は、ただいま可決されました廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、日本共産党及び太陽の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     廃棄物の処...全文を見る
06月10日第140回国会 参議院 厚生委員会 第17号
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○尾辻秀久君 おはようございます。  健康保険法につきましてはきょうまで数多くの質疑が行われてまいりました。そこで、きょうは私なりに整理をさせていただくために何点か質問をさせていただきます。  社会保障は国民生活の安定に極めて重要な役割を果たしており、今後とも維持発展させてい...全文を見る
○尾辻秀久君 今、大臣が最後にお述べになったとおりだと私も思っております。今までは大変よかった、そして大変すぐれたものを持っていた、だけれども、行き詰まった面もあるから、そこのところを変えなきゃいけない、こういうことだろうと思います。それが財政的な面である、こういうふうに私も思っ...全文を見る
○尾辻秀久君 そこで、もう一点お尋ねしたいことがあります。ちょっと順番を変えることになるかもしれませんが、お許しください。  私は、とりあえずの今度の制度改正については、これは抜本改正の前の言うならば緊急避難措置だと思っております。もっと言うならば、ちょっと言葉は悪いのかもしれ...全文を見る
○尾辻秀久君 今お答えになったことは、とりあえずまずしのがなければ抜本的改革もできないわけだから、ここ二、三年をしのいでいくことも改革の第一歩だよと、こういうお話かなと思って理解をいたしました。  そこで、今、財政構造改革会議の今度発表されたものについてお尋ねをしましたから、こ...全文を見る
○尾辻秀久君 早過ぎて悪いということは決してないのであります。ですから、急げるものなら本当に急がなきゃいけないと思いますし、今の大臣の御決意のように、かねて七月中旬には厚生省としても考え方をまとめられると言っておられますから、お互いに頑張っていかなきやならないと思っております。 ...全文を見る
○尾辻秀久君 薬の話も出てまいりましたので、薬のことについても一点お尋ねをしておきます。  今もお話ございましたが、今度は薬価差のない、そして透明性の高い薬価の仕組みを考える、こういうことでございました。そうしたことを議論しておりますときに、厚生省が導入を考えておられるのかどう...全文を見る
○尾辻秀久君 老人医療制度についてもお尋ねをしておきたいと存じます。  いずれも頭の痛い問題ですが、私はこの老人医療制度が一番というか、とりわけというか、頭の痛い問題だと思っております。与党協議会でもいろんな方の御意見をお伺いいたしました。いろんな方に来ていただいてお話を伺いま...全文を見る
○尾辻秀久君 今のお答えを聞いていても、改めてみんなで知恵を絞るしかないなと、よっぽど知恵を絞ってうまい方法を考え出さないとどうしようもないなと思います。とにかく、私どもも必死で考えていますので、お互いに知恵を絞ってみたいと思います。  冒頭に大臣も言われました。私たちは長寿世...全文を見る
○尾辻秀久君 もう一回財政の話にちょっと戻らせていただきたいと思います。  我が国の財政は、平成九年度末に国債残高が二百五十四兆円に上がりました。主要先進国中最悪の危機的状況に陥っております。ですから財政構造改革に取り組む必要が生じておるわけでございます。  その財政構造改革...全文を見る
○尾辻秀久君 それでは、残された時間がわずかになりましたからその時間で、このたび衆議院から送られてきた修正案について厚生省がどういうふうに見ておられるのか、評価しておられるのか、何点かお尋ねをしてみたいと存じます。  率直に申し上げます。質疑をお聞きしておりまして、私たちももう...全文を見る
○尾辻秀久君 今まさに平均の投与日数を勘案したと言われました。たしか十二・五日じゃないかと思いますが、それであればむしろ十二・五で割って一日幾らになるという数字を示した方がいいんじゃないかなと私は思うということを、これは私の意見として申し上げておきます。  もう一つ御指摘があり...全文を見る
○尾辻秀久君 さらにもう一点お尋ねいたします。  これは私自身も小児科の先生方から、随分多くの先生方から言われました。小児の医療というのは複数種類の薬剤を短期間投与する。ですから、今のこのやり方だと随分薬剤負担が重くなってしまう。少子化時代で何とかしなきゃいけないと言っていると...全文を見る
○尾辻秀久君 残り四分になりましたから、あと一問だけお尋ねいたします。  高齢者の薬剤負担についても多くの御指摘がございました。申すまでもなく、高齢者というのは長期の療養を要する慢性疾患が多いわけでありますから、こうした皆さんに対する薬剤負担についての配慮、特に低所得の高齢者に...全文を見る
○尾辻秀久君 最後に何点か御質問いたしましたのは、御質疑をお聞きいたしておりまして、私どもも再修正が必要ではないかと考えている点についてお尋ねをいたしました。今の厚生省のお考えもお聞きいたしましたので、私どもなりの再修正案をお出しいたすつもりでありますから、明後日の委員会で御審議...全文を見る
06月12日第140回国会 参議院 厚生委員会 第18号
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○尾辻秀久君 総理、おはようございます。本日は、私どもの委員会に来ていただきまして、ありがとうございます。せっかくの機会でありますから、少しでも多くお考えをお聞かせいただきますように質問は手短に申し上げます。  総理は、六つの改革の一つに社会保障制度の構造改革を挙げておられます...全文を見る
○尾辻秀久君 社会保障制度の構造改革を進める中で、医療については抜本的な改革が必要であります。そして、その抜本改革はまさに待ったなしの状況であります。  今後どのように抜本改革に取り組んでいかれるおつもりか、総理の御所見をお伺いいたします。
○尾辻秀久君 医療技術の高度化、国民の医療に対するニーズの多様化が進む中で、今後ともこれまでのようにすべてを公的医療保険でカバーしていくべきかどうかについても検討していく必要があります。  国民皆保険体制の達成以来三十数年を経た今日、公的医療保険の役割そのものを見直す時期が来て...全文を見る
○尾辻秀久君 今、医療保険につきましては、総理の御持論だと思いますが、お聞かせをいただきました。  国民医療のあり方を見直すためには、この医療保険制度のことだけでなくて医療提供体制にも踏み込んだ改革が必要であります。よく言われます三時間待ちの三分診療などということにあらわされま...全文を見る
○尾辻秀久君 患者負担の見直しを中心とする今回の制度改正は、私はやむを得ないと考えておりますが、それでもあくまでも緊急避難的な措置であると考えております。  そこで、今回の改正を今後の医療保険改革の中でどのように位置づけておられるのか、総理の御見解をお尋ねいたします。
○尾辻秀久君 先日、私はこの委員会での質問でまさにその点についてお尋ねをし、そのときに、抜本改革の第一歩であると同時にやはりはっきり言えば時間稼ぎの側面も否定できないのではないだろうか、そんなことも申し上げましたが、今、総理もそういう趣旨の御答弁をいただいたものと存じます。  ...全文を見る
09月18日第140回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第1号
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○尾辻秀久君 私は、今度の委員派遣には参加できなくて申しわけなかったんですけれども、実否的な地方公聴会ができてよかったなというふうにお聞きをいたしておりました。  そこで、実は手を挙げたのは、長野県の老人医療費、非常に全国でも珍しく低いところですから興味を持っていまして、お聞き...全文を見る
○尾辻秀久君 少ない理由はちょっと西山先生がおっしゃったようなところからでもある程度は理解できますからね。
11月25日第141回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○尾辻秀久君 自民党の尾辻でございます。  きょうは貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございます。  一問ずつお尋ねをいたしたいと思いますので、まず先にそれぞれの公述人の皆さんに質問を申し上げますから、後で順次お答えいただければと存じます。  まず、高橋公述人に...全文を見る