尾辻秀久

おつじひでひさ

選挙区(鹿児島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

尾辻秀久の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第159回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○尾辻秀久君 おはようございます。  今朝は外務省に集中的に質問をいたします。  まず、ドミニカ移民問題について外務省の責任をただします。  この問題は過去二回当委員会で質問をいたしましたけれども、いずれも時間切れで中途半端に終わっておりますので、今日は中途半端にならないよ...全文を見る
○尾辻秀久君 昭和三十年代の初めであります。前半であります。そのころ日本は狭い国土から人間があふれ出るのではないかと心配をしていたころでありますから、国策として移民が行われました。これは常識であります。  目の前におられるんで、谷垣大臣、申し訳ないんですが、そうお思いになりませ...全文を見る
○尾辻秀久君 日本の良識を代表してお答えをいただきました。  全くそのとおりなんです。ただ、外務省だけがいつも変なことを言う。例えばです。平成十年十月十四日、このことについてどんな答弁しましたか。繰り返してください。どなたでも結構です。
○尾辻秀久君 相も変わらぬ答弁であります。特に私が許せないと思っているのは、この平成十年十月の答弁で、「国策とおっしゃいますのは今先生が表現されたことでございますけれども、」と、初耳であるかのごとく答えています。  それじゃ、聞きます。昭和二十九年、ドミニカの代理公使が岡崎大臣...全文を見る
○尾辻秀久君 通告しました。
○尾辻秀久君 私が怒るべきところを委員長に怒っていただきましてありがとうございました。  もう怒っていてもしようがないから、私が読みます。何と書いているか。「海外移住の促進は現下国策の一として朝野をあげて実現に努力中である」、自分たちの電報で、朝野をあげて国策としてやっていると...全文を見る
○尾辻秀久君 それでは、そんな言い訳をしていますが、あなた方が作った、外務省中南米局移住局が昭和四十一年五月に作った「戦後の海外移住と移住業務のあと」、あなたなんかが作ったものですよ。この中に、移住促進、移住者の大量送出は政府の方針であり国策である、はっきり書いている。ここで言う...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ、国策じゃあるんですかないんですか。自分たちで国策と書いたんだ。だから、国策なのか違うのか、もう一回言ってください。
○尾辻秀久君 だから、自分たちで国策と書いているんだから、国策なのか違うのかと聞いているんですよ。答えてくださいよ。
○尾辻秀久君 それじゃ国策なんじゃないですか。何で国策だということを否定するんですか。もう一回、国策であったということをちゃんと認めてください。
○尾辻秀久君 もうこんなところで引っ掛かってもしゃあないけれども、国策だったんですね、認めましたね。そのことだけを確認しておきます。  次に、改めてですが、ドミニカ移民が悲惨な失敗であった、このことは幾ら外務省でも認めるでしょう。
○尾辻秀久君 失敗だったということを認めるんですね。もう一回聞きます。
○尾辻秀久君 その責任は外務省にありますね。
○尾辻秀久君 そんな抽象的なこと聞いているんじゃないんですよ。外務省に責任があるかないかを聞いているんです。今まであなた方が何と答弁してきたか。これまで、今日で多分延べ二十三人目の質問になると思いますよ、このドミニカ移民問題は。その過去二十、今日を外せば二十二回、あなた方が何と答...全文を見る
○尾辻秀久君 あなた方がどういう答弁を繰り返してきたかということを聞いているんです。
○尾辻秀久君 私は何も法的責任を聞いているわけじゃないです。私もこの質問するのに過去の議事録三回読み直してきたんです、全部。だから、そこに何と書いてあるか、何と答えてきたかを答えなさいと言っているんです。
○尾辻秀久君 あなたなんか私の質問に対してまともに準備してくださいよ。  じゃ、私が代わりに答えてあげる。大きく二つ言い訳しているんだよ。一つは、単なるあっせんだから責任ないんですと。こう何回答えていますか。もう繰り返し繰り返し山ほどありますよ、私、これ出せば。一つは、あなた方...全文を見る
○尾辻秀久君 通告している、している、これなんかもう。大きく通告しているよ。
○尾辻秀久君 総理を煩わして申し訳ないんですが、総理、聞いてください。  今の説明、こういうことを言っているんですよ。副領事がこう歩いていったと。後ろから五人の武装警官がわきを通り過ぎていった。今度は、向こうに行った二人を引っ張って、わきを通って帰って、そのわきを外に出て行った...全文を見る
○尾辻秀久君 総理に常識どおりの答えしていただいて本当に救われる思いがいたします。  そこで、外務省がまた二つ目の理由を言っているんです。責任がない二つ目の理由、これ何か。ここはよく聞いてくださいよ。募集要項を作ったのが海協連で、略して海協連で、自分たちは募集要項を作っていない...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ、その募集要項ができる手順を説明してください。
○尾辻秀久君 今言うように、募集要領を政府が作って、それに基づいて募集要項ができているんですね。そして、その募集要項に過ちがあったから、まあいろんな表現していますよ、募集要項に過ちがあったから、我々にはその募集要項には責任がないから責任がない、こう言っているんですよ、いいですね、...全文を見る
○尾辻秀久君 そうしたら、今まであなた方が言ってきたことはうそじゃないですか。募集要領と募集要項、同じものなんですよ。それで、募集要項に過ちがあったから我々に責任がないと言ったって、それじゃ、募集要領と募集要項が一緒なら募集要領に責任があるじゃないですか。政府に責任があるじゃない...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ、あなた、今そんなこと言うけれども、また平成十年十月、どう答えているか。募集要項、その表現につきましては、日本政府が直接書いたものではないので政府は一切責任がないと、こう言っているじゃない。この答弁と違うじゃないですか、あなたが今言っていることは。
○尾辻秀久君 いや、副大臣がおっしゃることはそのとおりだろうと思うけれども、私が今聞いているのは、今までうその答弁を繰り返してきただろうと言って指摘しているんだから、うその答弁してきたかしてきていないのかを答えてくださいと言っているんですよ。移住部長、答えてくださいよ。
○尾辻秀久君 だから、そうじゃない。自分たちが出した情報というのが募集要領じゃない。それがそっくりそのまま募集要項になった。どこでどういう誤解があったの。どこで間違ったの。
○尾辻秀久君 今、最後にあなた言ったじゃない。募集要領と募集要項は一言一句違わないんだ。全く一緒なんだよ。  それで、募集要項が間違いでしたから我々には責任がありませんと繰り返し繰り返し言っているんだけれども、ということは募集要領が間違っていたんじゃない。自分たちの根本が間違っ...全文を見る
○尾辻秀久君 もう言うことは一杯あるからこんなところで止まりませんけれども、本当に、(発言する者あり)与党の理事が止めたくなっていますよ。  これ、もう一つ読んでおきますけれども、あなたなんか本当、白々しい。募集要項によりますと、最初は十五万円の現金を持っていくように、それから...全文を見る
○尾辻秀久君 三月二十七日の問題は慌てなくても後でゆっくり聞くから、先に、なぜ募集、いや、移住協定を最終案文まで作りながら結ばなかったのかという質問をしているんです。
○尾辻秀久君 諸事情とは何ですか。
○尾辻秀久君 うそ言っちゃいけない。あなた方が単に焦って急いだだけでしょう。  昭和三十一年三月、ドミニカに、在ドミニカ吉田大使から重光外務大臣に書簡が来ている。何と書いていますか。細目の点で若干の不満はあっても、大局的見地によりこれをのんで、ひたすら実施の方を推進することとい...全文を見る
○尾辻秀久君 この問題もあなた方の大失態なんです。  これはアルベルト・E・デスベラデルという、駐日大使をした、ドミニカの駐日大使をした、しかも五年間日本の大使をしたキャリア外交官がいますよ。この人が何と言っているか。日本国側が急速に事を進める余り、移民の送り出しと入植のペース...全文を見る
○尾辻秀久君 じゃ、全部読んだら時間掛かるから、そのメルカード農務大臣発吉田公使あて書簡、第二フレーズのところを読んでください。
○尾辻秀久君 本書簡に対する返簡との交換によって確定されるって書いてあるじゃない。まだ返簡はしてないじゃない。何でこれで確定するんですか。
○尾辻秀久君 それが確定の日じゃないですか。返簡で確定すると書いているのに、何で三月二十七日で確定したと言うんですか。もう一回説明してください。
○尾辻秀久君 極めてそれも苦しい。きっちり書簡を返した時点で確定するとしているんだから、その日にしなきゃいかぬでしょう。  それで、聞きますよ、その間、あなた方はどうしようかということを検討していませんか。その返事をどうしようかということを自分たちの内部で討議していませんか。
○尾辻秀久君 四月十日、吉田公使から重光大臣にあてた電報がある。引っ張り出して読んでみてください。
○尾辻秀久君 これはまあ、これを示してまで通告していないから、ないと言われればまあ少しは許してあげるけれども、このぐらいのものは分かっているんだから用意してくださいよ。  何と書いているか。いろいろ書いて、今の件ですよ、右に同意をせる旨を回答して差し支えないか折り返し御回電あり...全文を見る
○尾辻秀久君 で、何と書いてある。
○尾辻秀久君 その前、その前。あなた、都合のいいところ読むなよ。その前何と書いてあるか。
○尾辻秀久君 見てごらんなさいよ。書いてあるじゃない。まだその時点でよろしいと回答していいかって聞いてきているじゃない。あなたなんか内部で議論しているんだよ。  もうね、だんだん腹立ってくるから、もうこの問題、もうここでいいよ、もう。あなたとやっていると長生きできなくなる。 ...全文を見る
○尾辻秀久君 こっちは二年掛けて調査したんです。あなた方が棄民と言っている移民でも二年掛けて調査して送ったんですよ。一か月、十五ページで送ったのがドミニカなんですよ。  しかも、ここに何と書いているか。調査団は、限られた時日内にできるだけ多くの地域を調査せんと試みたが、まず第一...全文を見る
○尾辻秀久君 もう一回聞きますが、それが公開できない微妙な二国間の関係が記述されているということですか。
○尾辻秀久君 自分たちの都合の悪いことが書いてあるから公開しなかったんですよ。それで、検討して公開したみたいなこと言わぬでください。これは、外交文書の公開の期日が来たから公開しただけじゃないですか。いい加減なことを言わぬでくださいよ。もう一回答えてください。
○尾辻秀久君 もう皆さんもお笑いになるけれども、怒りが頂点に達すると噴き出したくなるんだけれども、正にその状態でね。今答えたことともう違うことを答えるじゃない。もう、委員会を侮辱しないでくださいよ。外務省、本当にこれは、しょっちゅうこれやるじゃない。もう一回、先ほどの答弁誤りでし...全文を見る
○尾辻秀久君 日ごろの仲間が出てきて答えられるとこれ以上嫌みも言えなくなるから、先に行きます。だけれども、移住部長、本当にあなたはひきょうだ。  今の答弁にもありましたね。今度は三十六年に仕切り直すんです。そのときに調査に行っている。  その報告書は今日持ってきていますね。こ...全文を見る
○尾辻秀久君 その二行目の「小職」というところから。
○尾辻秀久君 そのとおりでしょう。正にあなた方はこんなひどいことをやったんだというのは認識しておいてくださいよ。移住地をずうっと見てきた人が、こんなひどいところは初めて見た、よくぞここまで頑張ったものだという報告書を上げているんですよ。この事実はちゃんと知っておいてくださいよ。 ...全文を見る
○尾辻秀久君 もう、いい。  あなた方が入植させたのはドミニカの最高の乾燥地帯に入れたと書いているじゃない。小学校の教科書にも書いてあると書いている。こんなことやったんだよね。  じゃ、どんなひどいところに入れたか、もう少し明らかにしますよ。最初に入植させられたダハボン、どん...全文を見る
○尾辻秀久君 私が草の根無償援助をここにしたからどんなところだって聞いたら、あなた方は全然違う答えを持ってくるんです。質問によって適当な答えをするからそうなんだ。草の根無償をしたからどんなところだと言うと、ひどいところだって書かないと草の根無償したことにならぬものだから、何と言っ...全文を見る
○尾辻秀久君 土質自体は優良であったって、まああなたよく言うよ。本当にまああなたの感覚をもう疑うけれども、まあもうここでその見解始めていてもしゃあないからね。あなた方がまた私に持ってきた、どんな土地だったかという説明を読みますよ。  南西部ハイチ国境に近い日本人移住者が最初に入...全文を見る
○尾辻秀久君 だから、向こうにしてみれば、人間の盾地に日本人入植者を国境に並べたんじゃないですか。それをあなた方は知っていてやったでしょう。知らなかったんですか、答えてくださいよ。
○尾辻秀久君 私が聞いているのは、人間の盾にされたんですか、されなかったんですかということを聞いているんです。
○尾辻秀久君 それでは、昭和三十三年十月、小長谷大使、当時の、が藤山愛一郎当時の外務大臣に出した、これは文章だな、これの七ページ、最初の方に何と書いてあるか読んでください。
○尾辻秀久君 あなた方は、まあ大体都合が悪くなるとすぐなくなるんだ。私が代わりに読みますよ。もう肝心なところだけ読む。「一九四八年のドミニカ移民法の第二章に「国境地帯移住」が規定されている。」、「本邦移住者も、右のアイデアによって導入されたものと思考される。」。  大使がちゃん...全文を見る
○尾辻秀久君 そういうことを聞いているわけじゃないでしょう。人間の盾にされるということを承知の上で送ったでしょうと聞いているんですよ。
○尾辻秀久君 まあ、口が裂けてもそれは言えぬでしょうね。あなたの立場は分かる。しかし、公開された文書によって、外務省が知っていたことだけは明白だということを言っておきましょう。  そこで、今の話じゃないですけれども、移住者の皆さんが入植されたところに行ってくださいよ。阿部副大臣...全文を見る
○尾辻秀久君 報告すると言ったものは、私に大臣が報告なさるのが人の道じゃありませんか。私はそう思います。大臣は人の──もう副大臣、いいです。大臣は人の道に反したことをなさったとあえて申し上げておきます。いいです、いいです。
○尾辻秀久君 正にそのとおりで、十月二日から今日まで何日たっていますか。それで今日私から報告がないと言われて、予算委員会で報告するつもりでしたなんて、そんなふざけた答弁ないですよ。
○尾辻秀久君 仲間内だから褒めるわけじゃないですが、この中で良心的な答弁しているのは阿部副大臣一人じゃないですか。あなたはいい加減過ぎますよ。  大臣、あのとき私が質問したのは、ちゃんと現物見せて、例えばドベルヘの土地に塩分があるとの点を強調せられることは移住者に不安を抱かしめ...全文を見る
○尾辻秀久君 非常に強調した、現地の日系人社会が二つに割れている、これは明らかに現地大使館がやった仕業ですよ。そして、それに草の根無償を使ったんですよ。このことは日を変えてしっかりまたやりますから、証明しますから、どんなに草の根無償むちゃくちゃやったか。資料全部ある。今から一時間...全文を見る
○尾辻秀久君 その事実関係聞いているんじゃないんだ。そんなことの後先はどうでもいいだろうと答えたことに対して、外務省というのはそういう仕事をするところかを聞いているんです。
○尾辻秀久君 発言した人がそこいるよ、聞いてくださいよ。後ろにいるんだよ。後ろにいるから聞いてくださいと言っているんだよ、発言した人が。だから、事実確認してよ。
○尾辻秀久君 後ろにいるのがなぜ確認できないんだ。
○尾辻秀久君 じゃ、ちょっと止めてください。私、議事録持っているんで、ちょっと議事録示すから、委員長、止めてください。
○尾辻秀久君 言った本人がいるのを、むちゃくちゃな話です。  じゃ、最後に一問します。  こういう答弁をしたことがあるんです。ドミニカ政府は三百タレアを上げますということを確約した文書がございます。これは外務省に残っております。どういう文章か、その文書の箇所を読んでください。
○尾辻秀久君 違うんだよ。  そういうことをいろいろ言われて、苦し紛れに何と言ったかというと、確約した文書がございます、これは外務省に残っておりますと言って、持ってこいと言ったら、持ってきた文書を私は持っているんだよ。あなた方が持ってきた文書を私はここへ持っているのよ。これが何...全文を見る
○尾辻秀久君 あなた方が持ってきたやつを読みますよ。  ゆえに三百タレアまではもらえるという可能性は残しておきたいと答えたのに対し、農相は、向こうの人でしょうよ、本当に耕すなら三百タレア与えることはやぶさかでない。次に、耕地しない森林地域は移住者圏の共有にしておくのも一案と思う...全文を見る
○尾辻秀久君 だから、確約した文書というのは、向こうの人が書いて署名したのを確約した文書というんでしょう、普通。それを今度持ってきてください。  今日はこれで終わります。
○尾辻秀久君 御配慮いただきましたし、お許しいただきましたので、さっきの後先の話だけは事実関係を確認しておきたいと思います。確認できましたか。
○尾辻秀久君 ですから、後先どうでもいいじゃないかと言っているじゃないですか。言ったということを確認しますか。
○尾辻秀久君 だから、問題ないでしょうと言ったんですよ。そこが問題でしょうと指摘されたら、問題じゃないんじゃないですかって、これ一回だけじゃないんですよ、その前も言っているんですよ。二回言っていますよ。分かっているでしょう。  だから、これは仕切り直しでやりますよ、もう二分しか...全文を見る
03月11日第159回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○理事(尾辻秀久君) 関連質疑を許します。愛知治郎君。
○理事(尾辻秀久君) 河村大臣、御退席いただいて結構であります。
03月12日第159回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○理事(尾辻秀久君) 後ほど、ただいまの辻君の要求につきましては、その取扱いを理事会において協議することといたします。
03月15日第159回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○理事(尾辻秀久君) 関連質疑を許します。森田次夫君。
○理事(尾辻秀久君) 川口大臣は退席されて結構であります。
03月17日第159回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○理事(尾辻秀久君) 以上で森本晃司君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(尾辻秀久君) 次に、林紀子君の質疑を行います。林紀子君。
03月19日第159回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○理事(尾辻秀久君) はい。
03月24日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
議事録を見る
○尾辻秀久君 まず、JICAの問題から片付けましょう。  今日、理事長に出席をお願いしましたけれども、御出席でありません。理由を教えてください。
○尾辻秀久君 お差し支えなかったら、よんどころない事情をお教えください。  なぜ私がこだわるかというと、先日、予算委員会でも出席をお願いいたしました。海外にお出掛けだということでおいでになりませんでした。今日で二回目であります。したがって、こだわります。どうぞ。
○尾辻秀久君 今、理事長はどのぐらいの頻度で海外にお出掛けになりますか。
○尾辻秀久君 海外には月に二回お出掛けになるけれども、国会には出てこない、こういうことですね。
○尾辻秀久君 そのことを言っているんじゃないんです。今日おいでにならなかったことを聞いているんです。  これ以上はもう言いませんが、皆さんもお聞きのとおりでありますから、国会をこういうふうに軽視されても困ります。  改めて、委員長、参考人として呼んでいただきますようにお願いを...全文を見る
○尾辻秀久君 したがって、今日はJICAへの質問はいたしません。ただ、どうぞ、JICAへの質問につながる議論でありますから、議論だけは聞いて帰ってください。  改めまして、予算委員会に引き続いてドミニカ移民問題について外務省の責任をただします。  当委員会での質問は初めてでご...全文を見る
○尾辻秀久君 時間がないんで、余計なことは答えないで結構です。  虚偽答弁があったことに気付きましたか、気付きませんでしたかと聞いたんです。答えてください。
○尾辻秀久君 それでは、私から指摘をいたしましょう。  最終案文までありながら移住協定をなぜ結ばなかったんですかと聞きました。あなたは何と答えたかというと、当初のドミニカの事情。それは何だと聞いたら、当時、移住を非常に積極的に推進したトルヒーリョ大統領も暗殺された、そういう事情...全文を見る
○尾辻秀久君 昭和三十一年ですね。  トルヒーリョ大統領の暗殺、何年ですか。
○尾辻秀久君 あなたは五年後のことを理由にしたんですよ。こんなのふざけた答弁と言わずに何と言うんですか。まさしく虚偽ですよ。
○尾辻秀久君 さっきから言っているように、余計なことを答えなくて結構です。  あなたは、この前の私の答弁で、なぜ移住協定を結ばなかったのと聞いたら、トルヒーリョ大統領が暗殺されたからですとちゃんと答えているじゃない。議事録にありますよ。それ認めますか、認めませんか。それから答え...全文を見る
○尾辻秀久君 五年の差があるんですよ。ここでなぜそうなったと言ったら五年後の話をして、これが理由ですと。世の中そんなことが通りますか。
○尾辻秀久君 だから、案文ができたことなんか知っているから、こっちから言っているから、そんなこと繰り返さなくていいですよ。  五年後のことを何で理由にしたのと聞いているんだから、それ答えてくださいよ。
○尾辻秀久君 だから、その大統領の暗殺は五年後だって言っているじゃない。五年前のことと何の五年後のことが関係があるの。あなたはそれを絡めて答えたんだよ。そんないい加減なこと言わぬでくださいよ。
○尾辻秀久君 もうここで引っ掛かり出したら、これで全部時間使いますよ、もう。本当にそんなばかばかしい話はない。皆さんも聞いてくださいよ。五年後に起こったことを理由にして、ここで駄目でしたって、そんなのは通る説明じゃないということをもう自ら悟ってくださいよ。そして、あなた方はもうい...全文を見る
○尾辻秀久君 国策だと言った途端に都合が悪くなるものだから、今まで国策だとは死んでも言わぬぐらいで言ってこなかった。しかし、どんどんばれてきた。  もう一杯あり過ぎるから、今日も一つだけ御紹介しておきますよ。  昭和三十年三月二十一日、外務省移住参事官、移民を国策として確立し...全文を見る
○尾辻秀久君 またここで止まっていてもしようがないから行きますけれども、重要な外交政策と外務省が言ったんでしょう。それは一番大事な仕事としてやりましたということを取りも直さず言ったんですよ。それで、変なもう言い訳しないでくださいよ。  関連してもう一つ聞いておきますよ。  昭...全文を見る
○尾辻秀久君 いや、あの、副大臣答えないでください。いいですから。仲間内が出てこられると矛先鈍るので、申し訳ないけれども最後にお願いしますから、よろしくお願いします。  まあここでも止まらないけれどもね。あなたが言っていることは、もう何聞いてもめちゃくちゃなんですよ。実務として...全文を見る
○尾辻秀久君 責任は認めたんですね。認めていますね。これ確認しますよ。
○尾辻秀久君 責任を認めるときにごちょごちょ言っちゃいけないんですよ。本当にごめんなさいと言った方が分かりがいい。余計なこと言う必要ないと私は思います。しかし、これがまた外務省のやり口なんです。  次に、また聞いておきましょう。  この前の質問で、あなた方は、募集要領は国が作...全文を見る
○尾辻秀久君 違うんですよ。あなた方はそうは言っていないんだよ。これまた、平成十年十月、外務委員会、衆議院ですけれども、何と答えているか。「募集要項、その表現につきましては、日本政府が直接書いたものではないという意味においては、仮に誤解が生じたとすれば、その日本政府の伝達した情報...全文を見る
○尾辻秀久君 だから、この答弁は明らかにごまかした答弁じゃないですか。うそ言っていますよ、ここでも。  しかも、今のあなたのその言い方なら、これは募集要項を外務省が指示して作らせたという資料は一杯ありますよ。今日はそこまであなたが言うとは思わないから持ってこなかったけれども。皆...全文を見る
○尾辻秀久君 あなた方はそういういい加減な外交をいつもしているんですか。交換公文でこれ、こっちから返簡して確定しますよって向こうが言ってきているのを、そしてその手紙出したのが四月二十四日だって認めていて、その前に確定されましたなんて、そんな外交をしているから北朝鮮になめられるんで...全文を見る
○尾辻秀久君 それでそのとき、中田技官の調査もありますと言っていますよ。もうこの辺から私も座っておるわけいかぬから、立ちます。  このあなたがこの調査もありますと言った中田さんが何と書いているか。この本物はこんなぼろぼろのがあるんですけれどもね。コピーした方で読みますよ、この中...全文を見る
○尾辻秀久君 分かりました。  立ち上がらずにおれないような答弁しないでください。  更に聞きます。それじゃ聞きますよ。この前あなたに読んでもらったくだりがある。これは池田支部長の報告。当時のドミニカの池田支部長の報告。何と報告しているか。小職、先年視察したブラジル、パラグア...全文を見る
○尾辻秀久君 つくづく宮仕えは悲しいものだと思います。  宮仕えでない方の方に聞きます。大臣に聞きます。この前いろいろ御答弁いただいた。気になるところを二点だけ聞きます。  大臣、何と言ったか。非常に現地に行かれて成功していらっしゃる方もいらっしゃいますと、こう言っておられま...全文を見る
○尾辻秀久君 外務省の答弁というのは、ずっと聞いていて、非常にずるいんです。  いろんなずるさがあるんだけれども、今の答弁もそのずるさの一つなんです。なぜかというと、都合が悪くなると裁判の争点だからといって裁判のせいにして逃げる。私が、そうじゃない、裁判の話じゃないといって質問...全文を見る
○尾辻秀久君 ですから、いいですよ、ごしゃごしゃ言わなくても。入植した土地で最後まで頑張られて成功した人の例を言ってくださいと聞いているんです。一人でもありますか。言ってください。
○尾辻秀久君 そう答えてもらえばみんな納得しますよ。  そのとおりなんですよ。あなた方が送り込んだ入植地じゃだれも食えなかったんですよ。みんな流浪の民になったんです。それで、町の中に、言葉は悪いかもしれぬけれども、浮浪者みたいにして行っちゃったんですよ。それで、一浮浪者から頑張...全文を見る
○尾辻秀久君 私も大臣にある面は同情するんです。ただ、現地に行っておられないことは残念だと思います。是非行ってくださいよとお勧めしたけれども、行っておられない。だからそんな答弁になるんです。どうせ十分聞いておられない。事務方が上げるものだけでお読みになるからそうなるんだろうなと。...全文を見る
○尾辻秀久君 もう具体的に聞くと腹立つから今日はここでやめておきますけれども、あなた方が本当に何かをしましたか。よく恥ずかしくもなく言えるよという答弁を今あなたはしたんです。  最後に聞きます。阿部副大臣、現地にお行きになりました。そして、自分も農家の息子に生まれたから、随分言...全文を見る
○尾辻秀久君 終わります。
03月26日第159回国会 参議院 本会議 第10号
議事録を見る
○尾辻秀久君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成十六年度予算三案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。  我が国は、昨年来、イラク復興に世界に誇り得る貢献を行ってまいりました。その過程において二名の外交官を失うという痛ましい悲劇を経験しましたが、こうした卑劣な...全文を見る
04月21日第159回国会 参議院 決算委員会 第9号
議事録を見る
○尾辻秀久君 最初に通告いたしましたイラクにおける人質事件につきましては、昨日来多くの質疑がなされておりますし、時間の都合もありますので、質問を取りやめます。  そこで、まず草の根無償資金について尋ねます。  先日、この決算委員会で岩井先生がこの問題を取り上げられました。会計...全文を見る
○尾辻秀久君 今の答えのとおりでありますが、外務大臣、問題のありそうな五件を選んだという答弁の根拠を示してください。
○尾辻秀久君 長々と答えていただかなくても結構であります。  今初めて、会計検査院が御判断なされたと私どもが思っておりますと。最初からそう答えればまだいいものを、この前何と答えているか、まるで自分たちが判断したみたいな答え方であります。しかも、最初から外務省も問題があると思って...全文を見る
○尾辻秀久君 最初に申し上げたように、実に六割に問題があったわけであります。今後、徹底した調査をすべきであります。  私たち参議院は、院を挙げてODAの厳しいチェックをすることを決めましたが、改めて今のやり取りでもその必要性を痛感するところであります。私個人も全力で取り組みます...全文を見る
○尾辻秀久君 予算というのは単年度で執行しているんですよ。何で五年分たまるんですか、執行が。
○尾辻秀久君 ここでも引っ掛かりませんが、要するに言いたいのは、仕事量が多過ぎるということをここでは言っておるんだろうと思います。  そこで、財務省に尋ねます。  どんな査定をして、仕事ができないと外務省が言うほどの予算を付けたのか、一遍お尋ねをしておきます。
○尾辻秀久君 それでは、平成十六年度予算額を見てみたいんですが、ODA全体では四・八%減額になっております。ところが、草の根無償だけは据置きになっておるわけであります。さらに、抜き打ち外部検査を本格導入するとして、このための経費は六・三%も増やしております。外部検査をどこにどう頼...全文を見る
○尾辻秀久君 この問題お聞きしましたのは、そもそもODAのプロジェクト評価については、その評価を行うのが外務省やJICAが入札で選んだ民間のコンサルティング会社であって、金をもらっておるJICAや外務省の意に反する報告書というのはなかなか書けるはずがない、こういう指摘があるから今...全文を見る
○尾辻秀久君 お尋ねもしないことまで長々と答えないでください。  それじゃ、お尋ねしますが、会計検査院が調査に入るまで三年三か月経ておりました。その間、金は渡しっ放しで何にも起こってなかった。一体、この間何していたんですか。
○尾辻秀久君 私は、三年三か月もの間何をしていたんですかと聞いているんです。もう一回答えてください。
○尾辻秀久君 そんなに早く金だけ渡すんですか。どうもあなたの説明は分からない。金渡して一年後に何か何だかんだと言うけれども、金だけそんなに早く渡すんですか、草の根無償というのは。必要になったときに渡すものじゃないですか。一年も二年も必要になる前から金渡すというふうに聞こえますよ、...全文を見る
○尾辻秀久君 じゃ、その確認をして入金したんでしょう。そして一年間何にも少なくとも起こらなかった。実際には三年三か月放置してあったんですよ。この担当者の責任というのは一体どうなるんですか。あなた方は国民の税金使っているという意識がありますか。
○尾辻秀久君 相手の国の人の刑事上の責任なんかを聞いていませんよ。担当者が金渡して、何にもそれが行われずに三年三か月も放置していた、私はもうその担当者の感覚が分からぬから聞いているんですよ。どう思いますか。それがまともな感覚ですか。少なくとも、その担当者の責任をどうするんですか。...全文を見る
○尾辻秀久君 考えるというのはどういうことですか。
○尾辻秀久君 それでごまかすつもりですか。きっちりこれは責任を取るべきでしょう、その人が。全く仕事をほうり投げていたということですよ。何ですか、これは。毎度のことなんですが、本当に外務省の無責任体質というのはあきれるんです。さっきも言いましたが、国民の税金使っているという意識が全...全文を見る
○尾辻秀久君 もう一点、総務省に尋ねます。  独立行政法人については、運営の自由度を高めるために、予算はどちらかというと柔軟に組んでおいて、決算でしっかりチェックしようという考え方であったと理解しておりますが、そういうことでいいですか。
○尾辻秀久君 今のやり取り、お聞きのとおりでありまして、独立行政法人の決算につきましてもこの決算委員会の責任は極めて重いものがある、改めてそう思います。  そこで、JICAに質問をいたします。  いろいろ聞きたいことはあるのでありますが、今日は、移住者に対する融資、これJIC...全文を見る
○尾辻秀久君 役所の書いた答弁書を読むだけだからこんなことになるんです。ちゃんと理解して答弁してください。  要するに、私から言いますよ。今のケースで言うと、この前の大臣の答え方で言うと、四件の貸付けに対して三件完済されていますという言い方になるんですよ。だけれども、実際には全...全文を見る
○尾辻秀久君 聞いてあきれるというのはこのことですよ。貸付けの中身が変わったわけじゃ全くありませんよ。同じ貸付けが続いているんですよ。一晩明けたら貸倒引当金が二千八百万から、今二千八百万と答えましたね。
○尾辻秀久君 知っているものだから、ついつい自分で数字言ってしまいましたが、二千八百万のはずであります。  その貸倒引当金が、一晩明けたら二千八百万から百倍になって三十億になるなんて、そんな話はどこにもないですよ。まあ言い訳していましたけれども、千分の六だったからとか、だからし...全文を見る
○尾辻秀久君 だから、気持ちを聞いてくださいって聞いたんじゃありませんか。法律ではそうでしょう。そうしたら、JICAは法律どおり仕事をしていりゃ後は野となれ山となれと思って仕事をしているんですか。その担当者は、今度は三十億の貸倒引当金になったわけだから、これではとても大変だと思っ...全文を見る
○尾辻秀久君 法令を守らなくていいとは言いません。法令を変える必要があるだろうというぐらい言い出す人がいてもいいじゃないですか。これは、この法令どおりじゃ大変だから法令変えなきゃ大変ですよって、それは、言い出す人が一人もいなかったということを悲しいと思いませんか。そのぐらいまじめ...全文を見る
○尾辻秀久君 そうです、そうです。
○尾辻秀久君 そんなことを聞いているわけじゃないんです。総額幾ら貸しておいて、そのうちの貸倒引当金を幾ら積んでいるか。その割合だけを聞いているんです。総額だけは私も知っていますよ。答えましょう。JICAが今総額貸している金が四十六億円、そのうちの三十億円が貸倒引当金、これがJIC...全文を見る
○尾辻秀久君 もう聞いていないことまで答えていただかなくても結構であります。  今、一言で言うと、JICAはこの話否定したわけでありますけれども、もう私も多くの人からこの種の話は聞いているんですよ。いろんな人が私に訴える。  そこで、私もできるだけ客観的にこの数字見てみたいと...全文を見る
○尾辻秀久君 そしてもう一つ、今日一番言いたいのはこのことなんです。このJICAの融資の問題点、ドル建て融資というやつですよ。このドル建て融資というのはどういうことかというと、ドルで一ドル貸したからまた一ドル返してくださいねと、こういうんです。ここまででも分かりにくいかもしれない...全文を見る
○尾辻秀久君 理事長から前向きの御答弁がありましたからこれ以上は言いません。  ただ、少し付け加えさせて言わせていただくと、これは理屈を言いますと、先ほど通告したんですが、ドミニカ憲法百十一条と一九四七年十月九日の法律一五二八の第一条、この辺の定めじゃどうなるのかなというのもあ...全文を見る
○尾辻秀久君 今の答弁ですが、そうすると日本大使館が働き掛けた、これは間違いないですね、政府に。もういいです、今そう答えたんだから。そして、ドミニカ政府が、我々には義務があるといってこの事態になったと、こういうことで今の答弁を理解をいたします。そういう答弁でありました。  そこ...全文を見る
○尾辻秀久君 それじゃ、ドミニカ政府が出したペーパーというのは、もらえますね、部長。ドミニカ政府が出したペーパーというのは、もらえますね。
○尾辻秀久君 いや、あなたが今答えたじゃないですか。ドミニカ政府からもらった紙があると言うから、その原本の方をくださいねと言ったんです。あなた方が出したのは私もここへ持っていますよ。
○尾辻秀久君 何で存在しないんですか。それじゃ、何を基にこのペーパーはできたんですか。
○尾辻秀久君 その連絡がどういう形であったんですかと聞いているんですよ。口頭であったんですか。  あのね、外務省というのはいつもそうなんですよ。口頭で聞きましたと言ってそれでやって、あと責任が訳は分からなくなる。このドミニカ移民も全部そうなんですよ。聞けば、こう言われたんですと...全文を見る
○尾辻秀久君 だから、このペーパー全体をどうやってドミニカ政府から聞いたんですかと聞いているんですよ。あなた方はそんなことばっかり言う。また、委員長、是非時間を下さい。  余り時間がなくなっているんで、腹立つから、もう今日はそういうのの一つの証明を、一番分かりやすい証明を、それ...全文を見る
○尾辻秀久君 あなた方は、ラルイサの土地の上に草の根無償で建物を造ったんですよ。それがきっちりと造ったということを証明してくださいと言っているうちに、証明する書類ですと出てきたんですよ。だけれども、これ証明してないじゃないですか。日本語版とスペイン語版と、もう署名した日が違うなん...全文を見る
○尾辻秀久君 きちっと書かれているといったって、署名した日が違うようなその両方を信用しろと言うんですか。余り言いたくないけれども、あなた、スペイン語版と日本語版ですと言って持ってきて、その署名した日が違うというのを、どうやってそれを信用しろというんですか。今、得々とえらい中身につ...全文を見る
○尾辻秀久君 じゃ、スペイン語の方を信用するんですか、日本語の方を信用するんですか。日が違うじゃないですか。  それで、あなた方が、これできっちりできましたと言って持ってきた書類だから、私、こだわっているんですよ。これで証明できましたと言ってきたんじゃないですか。何の、きっちり...全文を見る
○尾辻秀久君 副大臣に申し上げておきますが、外務省が私のところへ持ってきて、これが日本語版です、そして一緒に持ってきて、こっちがスペイン語版ですと言って、同じものですと言って持ってきたのを私は訳してもらっているので、そこの事実関係だけは間違いがありませんから、それを承知の上で今後...全文を見る
05月31日第159回国会 参議院 決算委員会 第14号
議事録を見る
○尾辻秀久君 今日は元々時間が少ないんでありますけれども、先ほど委員長が二分超過された分を私どものところで調整せいということでありますので、ますます短くなりました。  二点に絞って急いで質問をいたします。一点は、私がずっと追及をしてまいりましたドミニカ移民問題についてであります...全文を見る
○尾辻秀久君 どこだとは言いませんけれども、偏ったところだけの大盤振る舞いはよくありませんから、ちゃんとしっかりやっていただきたいと思います。  移住問題に戻ります。  まず、総理に申し上げます。  総理は、先日の予算委員会で、率直に政府の非を認めていただいて、謝罪をしてい...全文を見る
○尾辻秀久君 短く答えてくれと言ったら、本当に短く答えました。  もう、要はやるかやらぬかですから、今検討すると言ったんだから、ちゃんとやってください。  さあ、そこで三回目のうそは平成十年でありまして、昔の罪滅ぼしをいたしましょうといって、ここに書いておきましたけれども、ま...全文を見る
○尾辻秀久君 委員長。委員長。
○尾辻秀久君 いいです、もう引っ込んでください。あなたのそんな答えはもう……
○尾辻秀久君 委員長が私を指名したんですから、もう帰ってください。
○尾辻秀久君 もうそんな答弁は繰り返し聞きました。その後も知っていますよ。最後、何と答えるか。道義的には責任があるかもしれません、そう言うのです。道義的にしか責任がないというのは、法的に責任がないと逃げているだけの話でしょう。ほかの責任はないと逃げているだけでしょう。  さっき...全文を見る
○尾辻秀久君 投票率一五・九三、約一六%。余りにも低い数字であります。何か改善策考えますか。
○尾辻秀久君 まあ、やるのかやらぬのか分かったような分からぬような答弁していますけれども、これもきっちりとやってください。  次に、大きく二点目として、政府開発援助、ODAについてただします。  私たち参議院は、調査団を出して徹底して調査をすることにいたしました。このODAは...全文を見る
○尾辻秀久君 他国に対して援助していたり借金棒引きにする国に何で援助をしなきゃいけないのか、私には分かりません。  この例に見られるように、ODAの中には無駄、無意味なものが見られます。これ、一点指摘しておきます。  次に、住民に怒りを買うケースが多いことであります。  イ...全文を見る
○尾辻秀久君 本当に象やトラが原告団に入っておるわけでありますが、まあこれは置いておいて、それにしても八千人以上の人に訴えられるようなことを税金を使ってやっていてもしゃあないでしょうと私は思います。この問題があります。  それから、三番目の問題であります。  相手国の政府高官...全文を見る
○尾辻秀久君 いずれにしても大変な額であります。一言で言うと、巨額の援助が行われる。そうした中で、イメルダ夫人の靴三千足がODAの援助で買われたなんて言えば、これは笑い話で済みますけれども、イメルダ夫人の要請で三十七億円掛けて造られた訓練所で修了者ゼロというのでは、これはもうもは...全文を見る
○尾辻秀久君 納得しませんが、質問は終わります。
10月14日第161回国会 衆議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 少子化対策についてのお尋ねがございました。  これまでもさまざまな角度から取り組みを進めてまいりましたけれども、残念ながら、少子化の流れを変えるには至っておりません。この状況に対応するために、お話のございました待機児童ゼロ作戦を初め各般の施策について、...全文を見る
10月14日第161回国会 参議院 本会議 第2号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 人身取引への対応についてお尋ねがございました。  人身取引につきましては、その撲滅と被害者の保護に向け、政府一体となって取り組んでいるところでございます。私といたしましても、人身取引被害者を保護するための施設として各都道府県に設置されております婦人相談...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保障制度全般の見直しの方針についてお尋ねがございました。  社会保障制度につきましては、持続可能で安定的なものとしていくために不断の改革を行っていかなければなりません。本年七月から、官房長官の下に社会保障の在り方に関する懇談会が設けられ、公的年金一...全文を見る
10月15日第161回国会 参議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保障制度全般の構築の方針についてお尋ねがございました。  社会保障制度につきましては、持続可能で安定的なものとしていくためには不断の改革を行っていくことが必要であります。  私は、今後、自立をキーワードとして、これに共助、公助を適切に組み合わせ、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 本日は、九問のお尋ねがございました。いずれ委員会でも御質疑あろうかと思いますので、簡潔にお答えさせていただきたいと存じます。  まず、本年十月及び来年四月における改正年金法施行のポイントについてお尋ねがございました。  本年十月一日の主な実施事項は、...全文を見る
10月18日第161回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 先生御自身がずっと御議論をお続けになってこられたものでございますから、私からお答えするのもいかがかとも思いますけれども、御質問でございますから、あえてお答えをさせていただきたいと存じます。(発言する者あり)
○尾辻国務大臣 先々国会で民主党の案を見せていただきましたときに、最低保障年金という言葉、これは民主党案の中核をなす部分だろうというふうに思いまして、大変関心を持ってその考え方をお聞きもいたしました。そこのところを、先日、岡田代表が基礎年金相当部分と表現されましたことは、これは三...全文を見る
○尾辻国務大臣 率直に申し上げまして、五年前に私どもが介護保険制度を導入いたしましたときに、初めての導入でございましたから、とにかくやってみなきゃわからないことも多うございました。そこで、法律に、とにかく五年間やってみて、その間の問題を洗いざらいにしてもう一回見直そうということを...全文を見る
○尾辻国務大臣 まずはおわびを申し上げなければならないと思います。大変残念な事件が次々に発生をいたしました。国民の皆様方に深くおわびを申し上げます。  そこで、この問題でございますが、副大臣をトップとする信頼回復対策推進チームを立ち上げまして、今後の再発防止のために取り組みを開...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も鹿児島でございますから、台風被害の深刻さというのはいつも身にしみております。  今回も大変多くの皆さん方が被災されましてお気の毒な状況になっておりますから、厚生労働省といたしましても、やれることは全力を挙げて取り組みたい、このように考えます。
○尾辻国務大臣 この件につきましては私も陳情の側に回ったことがございます。したがいまして、先生御指摘のような事情についてはよく承知をしております。総理からもただいま御指示もございましたから、どういう工夫ができるか、私ども、最大限の今後努力を重ねて工夫をしてみたい、こういうふうに思...全文を見る
○尾辻国務大臣 貸付制度につきましては、御指摘のように、まず拡充しなきゃいかぬと思っております。それから、使い勝手のいいものにしなきゃいかぬと思っております。  それからもう一点、よく御存じでない方もおられますから、そういうPRにも努めていきたい、こういうふうに思います。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今直ちにいつまでというお約束はできませんが、なるべく早くということはまじめに申し上げたいと存じます。
○尾辻国務大臣 急なお尋ねでございましたので、今手元に資料がございません。後ほどお答えさせていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今先生のお示しの数字は、私の手元の資料ではしっかり確認できませんけれども、おおむねそういう数字であるということは承知をいたしております。
10月19日第161回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 この問題につきましては、「二十一世紀初頭の間に結論が得られるよう検討を急ぐ。」ということにされております。総理の御答弁もございました。こうした方針を踏まえまして、御指摘のとおりに、できるだけ早急に結論が得られるよう、関係各省と協力しながら全力で取り組んでまいります...全文を見る
○尾辻国務大臣 我が国の社会保障制度につきましては、お話しのとおりに、国と地方が協力、分担しながら実施をしてまいりました。今、急速な少子高齢化が進む中で、ますます国と地方が連携していくことが必要だと私は考えております。  そこで、今般、地方六団体から国庫補助負担金の廃止リストが...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、新規学卒者の就職内定率のことから申し上げます。  お話しのように、大変厳しい数字がこのところ続いております。それぞれに細かい数字で申し上げますと、わずかながら改善も示されておりますけれども、平成十五年度では、大学生が九三・一%、高校生で九二・一%となってお...全文を見る
○尾辻国務大臣 公益法人の活動と政治活動に関する寄附を行う団体の活動とは峻別が図られるべきでございます。両者の活動が一体であるような誤解を与える行為は望ましくないと考えております。  今後とも、必要に応じまして、日本歯科医師会に対して、公益法人と政治団体の峻別を行うよう指導して...全文を見る
○尾辻国務大臣 先生の方が御専門だと思いますけれども、答えさせていただきます。  EUは成長ホルモン剤の使用を禁止しております。そして、アメリカ等、等と申し上げましたのはカナダが入っておるからでありますけれども、輸入される成長ホルモンを使用した牛肉に対し、輸入禁止措置を行ってお...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどもお答えいたしましたけれども、先生お話しのように、峻別をすべきでございます。  私どもは、政治連盟の方について何かを言うべき立場にはございませんけれども、そもそもの団体の方につきまして指導する責任がございます。したがいまして、例えば、役員がダブっていないか...全文を見る
○尾辻国務大臣 厚生年金の未適用事業所につきましては、定期的な法人登記簿の閲覧等による新設法人の把握に加えまして、平成十四年度からは、雇用保険とのデータ突合により、未適用の疑いのある事業所を把握し、加入勧奨状の送付や社会保険労務士の巡回説明等により、未適用事業所を把握してきたとこ...全文を見る
10月20日第161回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) どうお答えしていいのかよく分かりませんが、御質問の趣旨が、政治と金で問題がある、そして私たちみんなが襟を正さなきゃいかぬと、こういう御趣旨でありますから、そういう意味におきましては、もう私ども全員の問題だと、こういうふうにとらえております。
○国務大臣(尾辻秀久君) そこの部分につきましては、本当に私にも分かりません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 率直に申し上げます。  この問題のというか、年金法の改正の議論をいたしましたときに私は党の立場におりまして、こういう数字をいろいろ持ってきました。上位、中位、下位と分けて持ってまいりまして、今ここに詳しい資料を持っておりませんけれども、下位というのはた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 直ちにと言われますと、正に直ちになるかどうか分かりませんが、今日の先生の御質問の趣旨踏まえまして、私ども真剣に検討をいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) ここでお答えできる範囲できっちりとお答え申し上げたいと思います。  まず、監修料につきましては、今全力を挙げて社保庁のみならず厚生労働省全体の姿を調査中であります。できたら今週中、もし今週中に間に合わなかったら来週初めには、その私どもが調べ得た全容はす...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話のように、三党合意がございました。さらに経済界や労働界からの御要請もございました。そこで、政府といたしましては、今、社会保障の在り方に関する懇談会を設置いたしまして、年金の一元化を含む一体的な見直しについて議論を行っているところでございます。公的年金...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 五年前に私どもは介護制度を導入をいたしました。そのときに、日本の介護はどうしても家族に頼りがち、しかも、その中でも女性の皆さんに大変負担が掛かっておる、ここのところを何とかしなきゃいけないという思いが強くございました。そして、この五年間を見ますときに、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 特別変えるつもりはありません。
○国務大臣(尾辻秀久君) かつてこの決算委員会でそのことについて触れまして、いや予算委員会で、この予算委員会で十分そのことを述べましたので、ここで繰り返すことは控えさせていただきたいと思います。しかし、そのことは決して、今申し上げましたように、私の信念を変えるという意味ではないこ...全文を見る
10月21日第161回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今先生お話しのように、この青少年の薬物問題といいますことは大変憂慮すべき状況にございます。  そこで、厚生労働省としてどういう対策を取ってきたかとお尋ねになりますと、今申し上げたようなことが申し上げられるわけでございますが、これで十分だったとは思ってお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 感染症の問題も大変大きな問題でございます。特に、エイズは先進国の中で唯一その割合を増やしておるという、増加率が増えているという国でございます。したがいまして、このことは何とかしなければ今後の日本の将来が危うくなります。  まずそこで、いろいろやっており...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生御指摘の就業形態の多様化の問題を始めといたしまして、労働者を取り巻く環境の変化を踏まえて、通勤災害保護制度の在り方について、平成十四年より、学識経験者で構成する労災保険制度の在り方に関する研究会において検討を行ってまいりましたが、本年七月に同研究会の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのとおりに、日本看護協会はこれは公益法人でございます。また、日本看護連盟は政治団体でございますから、この両者の間は峻別されなければならない、こういうふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) これまでも峻別すべきだということで指導してまいりましたし、また今後も指導していくつもりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 文章にしましたらぶっきらぼうな印象をお与えしたかもしれませんが、私は決してこの問題、ぶっきらぼうに説明したことも申し上げたこともございません。  余り長々と申し上げることはいかがかと思いますからできるだけ手短に申し上げますけれども、今私たちは社会保障改...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 甘いと言われても返す言葉はないと思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) その件につきましては、今、私ども省内では、同じ部局者同士ではどうしても甘くなるから、部局を変えて徹底して調査をすると言っております。私はそれで大丈夫かと聞きましたら、必ずきっちりうみを出しますと言っておりますから、部下を信じたいと思います。  万が一の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 本省と出先という関係もありますが、また具体的に言いますと、職業安定行政関係職員以外の、そこで問題が発生したわけでございますから、労働基準行政関係職員及び旧厚生省の職員により調査をすると、こういうことでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これは今司直の手も入っておることでございますので、私どもとしては今申し上げられますことはなるべく早くと、これ以上申し上げられないことはお許しいただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 早ければ年内にも御報告をしたいと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) この問題につきましては、分かった範囲ですべて御報告を申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、申し上げておりますように、私どもがつかみました実態はそのままお出しをいたします。それからまた、先生が今の御趣旨の質問を今までしてこられた、御指摘があったということは承知をいたしております。  したがいまして、今後どうするかというのがまた問題でござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 年金課税の件でございますが、そのことによって影響を受けられる方は年収百五十三万から百七十三万の方であります。ここのところの方が介護保険と保険料の支払に対してどういう影響を受けるかということでございますが、それによって対策を立てなきゃいかぬということになり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 百五十三万から百七十三万だと私は認識をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私は、先ほど御質問があるということで私の計算をいたしましたので、あるいは私の、もう本当に直前に一応確認しておこうと思って私なりに計算した数字でございますので、あるいは誤り、過ちがあるかもしれません。後ほどまた精査してお答えいたしますし、先生からの御指摘も...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど先生からお尋ねがあるということで説明を受けまして、初めて知りました。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、ただいまの先生の御説明でございますが、先ほどこんな図を示されて、私も説明を受けたんですが、正直に言いまして、よくは分かりませんでした。  そこで、こうした場での先生方のお話、そして御提言というものは国民の声を受けてなさるわけでありますから、できる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私どもは全力で少子化に取り組まなければなりません。その一環で小児医療という問題は当然ございます。私どもがそういう意味ではきっちり対応していかなきゃならないことでございます。  また、もう釈迦に説法になりますけれども、少子化対策の一環として、平成十四...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 副大臣に答えてもらいます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、そのNPOの話初めてお聞きしましたので、是非先生御案内ください。私もまず見せていただいて、そしてそういう皆さんと話をしながら今の問題とかみ合わせていきたいと、こういうふうに思います。是非よろしくお願い申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) この若者の雇用問題といいますのは、先ほど来ニートという言葉が繰り返されておりますけれども、この言葉に象徴されますように、今、そしてまた先生お話しのように、若者の方にいかにも問題がありげにどうしても言ってしまう、そこの問題はあると思います。それではまた若者...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど申し上げたことで誤解があってはいけないと思いましたのであえて立たせていただきましたが、先ほどの、若者の人材の求められ方が両極端になるというようなことを申しました。これは企業の側だけの話じゃなくて、若者の側もまたそういう多様な働き方になっておるわけで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのように、先日、地方六団体からの御提案がございまして、そしてその中にDV対策や児童虐待対策に関する補助金の廃止、地方に移せという、こういう御提案がされておることは事実でございます。  まずそこで、私どもとしては、率直に申し上げて、少子化対策、国...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど官房長官からも、先週の火曜日にも議論した、今週の火曜日も議論したというお話がありました。私、先週の火曜日に議論をさせていただいて、それでもう今週の火曜日はいいと言われたんですが、是非お願いをして六団体の皆さんともう一回話合いさせてくださいということ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 少子化対策全体について、是非国の責任でやりたいということを私どもは申しております。
10月22日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 このたび厚生労働大臣を拝命いたしました尾辻秀久でございます。  国民生活に大きくかかわる厚生労働行政を担当することとなり、責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向けて、先頭に立って取り組んでいく決意でございますので、委...全文を見る
10月26日第161回国会 衆議院 本会議 第5号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 被害者の心のケアについてのお尋ねがございました。  まず、災害によりお亡くなりになりました方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。  御指摘いただきましたように、心のケアは非常に重要でございます。厚生...全文を見る
10月27日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 まず、今回の地震によりお亡くなりになりました方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された多くの方々に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。  厚生労働省では、地震の発生を受けまして、省内に災害対策本部を設置いたしました。そして、政府合同の先遣チームが直ちに...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話は、私もそのとおりだと思います。肝に銘じて頑張ってまいります。  そこで、不祥事についてのお尋ねがございました。私は、このことについても先頭に立たなければならない、そう考えております。  そこで、就任直後に、とにかくこう不祥事が続いたのではこれは国民の...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、就任直後にこのチームを発足させました。そこでは、まず私が言いましたのは、不祥事案等の事実解明に向けた調査方針、それから、綱紀粛正及び再発防止のための具体的な方針等についてきっちり答えを出してほしい、議論をしてほしい、こういうことを指示いたした...全文を見る
○尾辻国務大臣 この一体的見直しにつきましては、今政府といたしましては、官房長官のもとに社会保障の在り方に関する懇談会を設けまして議論をいたしておるところでございます。  まず、その議論がどういう方向で進んでおるかということを御紹介申し上げますと、今おっしゃいますように、一体的...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先ほど時期の問題を申し上げましたので誤解を招いたとすれば、それはそういう意味ではありませんということをまず申し上げておきたいと思います。決して個別にやろうということでありませんで、やはり一体的に見直して、全部きっちりした一つの考え方のもとに社会保障を進めてい...全文を見る
○尾辻国務大臣 地方団体の皆さんとは今も議論をいたしておるところでございます。そこで、端的に答えろという御指示でございますから申し上げます。  今、地方団体が提案してこられたものは、事業ごとに、これは地方にやらせろ、これは地方にやらせろ、こういうことで御提案いただいておるわけで...全文を見る
○尾辻国務大臣 今生活保護のお話がございました。これにつきましても、先日大都市市長会の皆さん方とお会いしましたけれども、率直にもう生活保護は制度疲労を起こしておるというふうに表現をされました。生活保護が制度疲労を起こしておるというのは、ほぼもう大方の共通認識ではなかろうかと思いま...全文を見る
○尾辻国務大臣 補正予算についてのお尋ねでございました。被害者の被害額の早期把握にまず努めなければなりません。そしてその後、政府全体の方針もございますので、それに従いまして必要な対応を行ってまいりたいと考えております。
○尾辻国務大臣 公明党がワーキングチームをつくられて、委員が座長になられたということをお聞きいたしております。敬意を表させていただきたいと存じます。そしてまた、いろいろ御議論いただきまして、御指導いただければ大変ありがたいと存じます。  そこで、今働く皆さんの意識やニーズが非常...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話のとおりだと思いますので、今、私どももそのことを考えております。グリーンピアなどを含めまして、ありとあらゆる私どもの所管いたします施設にお移りいただくことを今考えておるところでございます。
○尾辻国務大臣 冒頭お話しになりましたように、現地の御要望、状況を丹念にお聞きすることが大事なことだと存じております。  そこで今、具体的なお話でございますけれども、確かに、今回の地震の被災地は寒さが大変厳しいところでございますし、雪深い地域でもございます。そこで、仮設住宅の建...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変難しい御質問を賜りまして、厳しい数字が並んでおることだけは確かでございます。そして、私どももそのように認識をいたしております。  そこで、このよって来るところでございますけれども、私が厚生労働大臣としてお答えいたしますと、私どもも、国民の安心と生活の安定のた...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、前段おっしゃったことには私も全く同感でございます。  その上で、今また御指摘のような今日の状況がございます。申し上げましたように、私どもは、国民の皆さんに安心していただかなきゃならない、そのための社会保障でなければならないと考えておりまして、先ほど申し上げ...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのような状況にございます。  そこで、正社員とパートタイム労働者との均衡処遇、これは大変重要なことでございますから、これを進めるためにパートタイム労働指針を改正いたしまして、昨年十月から適用いたしておるところでございます。  いずれにいたしましても、お話...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、今の委員のような御指摘もございますし、また一方からは、潜在的国民負担率がもう五〇%近くになっているではないかという御議論もございます。  そうした中で、お話しのように、給付と負担の関係をどうするか。これはもう今後の社会保障、まさに...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず最初の方のお話でございますが、先ほど来お話しいただいておりますように、厚生労働大臣を拝命いたします前の一年間は党の方の厚生労働部会長をいたしておりました。この間、厚生労働部会長としてかなり主張してまいりました、かなり議論をさせていただきました部分でございまして...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、御提案の枠組みがございます、九千四百四十億という枠組みがございます。このことにつきましても若干私どもなりの意見は申し上げておりますけれども、基本的にはその枠組みの中で私どもの代替案を出したい、こういうふうに考えております。  ただ、その中身でありますが、先...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、高齢者の数がふえておりますことは、高齢者そのものが、高齢者の人口がふえておりますから、どうしても人口が多くなると生活保護を受けられる方も多くなる、そういうことだと認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 いずれにいたしましても、生活保護をお受けになる皆さん方の方の、どういうふうに言えばいいんでしょうか、その形といいますか御事情といいますか、そうしたものが非常に多様化しておるというふうな認識はいたしております。
○尾辻国務大臣 今、直ちにその数字を申し上げることはできませんけれども、今度の生活保護の見直しということは、確かに、おっしゃいますように自立ということも中心になっておりますが。その他の制度の見直し、先ほど来申し上げていますように、いずれにいたしましても、生活保護というこの制度は大...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今度の三位一体の改革の中で、地方団体の皆さんに私どもが申し上げておりますのは、国と地方と手を携えて今後の社会保障全体を考えていただきたいということをお願いしておるところでございます。そうした中での一つだととらえていただければありがたいのでありますけれども。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 御質問をそらすつもりはありませんけれども、この児童扶養手当のことも随分長い間議論をしてまいりました。そして、そもそも父親の責任、普通は女性の方に扶養手当は行っておりますから、父親の責任はどうなるんだとかいろいろな議論をしてまいりました。そうした中で、これもこのまま...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、最初にお話しいただきました皆さん方のお声につきましては、今度の三位一体改革の答えをどう出すかということにかかわらず、私どもがしっかりお聞きしなきゃいけない問題だと思いますから、そのことについては真剣に検討をさせていただきたいと思います。  その上で、今まさ...全文を見る
○尾辻国務大臣 措置を支援に変えました。措置費から支援費に変えました。これは、もう措置なんという言葉は決して好ましい言葉ではないと思いますので、支援費に変えた、支援という言葉に変えた、そして中身も今お話しのとおりに変えた。このことは、私どもは大変よかったというふうに、いいことをし...全文を見る
○尾辻国務大臣 そのように認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 昨年も支援費が不足をいたしました。何とか省内のやりくりでこれを切り抜けました。ただ、ことしは、今お話しのように二百億を超えておりますから、省内のやりくりで処理できるかどうか、正直に申し上げて大変難しいと考えております。したがいまして、何か知恵を絞らなきゃいけない、...全文を見る
○尾辻国務大臣 少なくとも、金がありませんから支援費をやめますというようなことはいたしません。
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、一年間、厚生労働部会長をいたしておりました。その中で、障害者団体の皆さんとの勉強会もございまして、このところ毎週金曜日に勉強会をいたしておったのでございますが、大臣になりましたので、その勉強会からいわば抜けてしまいました。そこで、...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、このところ誤解があるように思いますのは、よく、介護保険と障害者福祉、一体で見直す、こういう表現をいたします。そうした中で、誤解があるのではないかなと私が思いますのは、障害者の福祉が介護の中に全部取り込まれてしまう、すべて介護保険制度の中で全部行われるというふ...全文を見る
○尾辻国務大臣 年金の空洞化を招いてはいけませんので、私どももあらん限りの努力をしたいと考えております。そこで、収納率八〇%という目標を掲げまして、これに向かって年度ごとの目標の数字をきっちり定めまして努力をしていくつもりでございます。今後とも空洞化を招かないように努力をしたいと...全文を見る
○尾辻国務大臣 委員御指摘のとおりに、国民年金第一号被保険者において、自営業者の割合が低下してきておるのに対しまして、臨時、パート労働者や無職者の割合が増加していることは、これは私どもも重要な変化だと認識しております。  そこで、大きく議論いたしますと、まさに税方式なのか保険方...全文を見る
○尾辻国務大臣 厚生年金の空洞化のお話でございます。  厚生年金の未適用事業所につきましては、定期的な法人登録簿の閲覧などによる新設法人の把握に加えまして、平成十四年度からは雇用保険とのデータの突合により未適用の疑いがある事業所を把握いたしまして、加入勧奨状の送付や社会保険労務...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、混合診療の定義についてでございますが、型どおりお答えいたしますと、一連の診療につきまして、保険診療と保険外診療、よく自由診療と言っておりますけれども、この併用を認めることと理解をしております。
○尾辻国務大臣 確かに記者会見で、混合医療をもう少し前向きに進められるかどうか検討してみろということを指示したということは申しました。ただ、そのときに私がつけ加えて申しましたことは、あくまでも私の考え方として、それは一定のルールがあっての上だぞ、無条件に混合診療解禁という意味で言...全文を見る
○尾辻国務大臣 冒頭お触れいただきましたように、かつて自社さと言ったころに、与党協と呼ばれたチームの中で一緒に議論させていただきました。そのころから既に、この国民健康保険をどうするんだというのは大きな私どもの課題でございました。ですから、大きな流れの中で、今、私どもはこの問題も提...全文を見る
○尾辻国務大臣 まさしく今お話しいただいたように私どもも考えております。
○尾辻国務大臣 お答え申し上げます。  被災地の医療体制についてのお尋ねでございます。  新潟県中越地震での新潟県内百三十九カ所の全病院の人的被害及び物的被害を県を通じて確認をいたしましたところ、被害の大きかった小千谷市及び十日町市の三病院を除き、若干の人的被害及び物的被害の...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの御質問にお答えいたします前に、一点だけ触れさせていただきたいと思います。  先ほど、国民健康保険における都道府県負担の導入につきまして、医療保険制度改革に引き続いてやるべきだというお話がございました。誤解があるといけないと思いまして、あえて申し上げてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 特に医療機関の場合は、先ほどの人工透析のことでいいますと、水のことが心配でございます。それからまた、特に電力供給、これは一番気をつけなければならないことでございます。  そこで、先ほどから申し上げておりますけれども、小千谷市の小千谷総合病院並びに十日町市の中条病...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、現地の状況を考えますと、緊急に応急仮設住宅の確保が不可欠となっております。新潟県では、既に長岡市内に二カ所、四百戸でございますが、仮設住宅の建設を決定いたしまして、昨日より作業に入っておると聞いております。きょう着工予定でございますので、既に着工い...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の被災地といいますと、寒さが厳しいところでございます。また、大変雪深い地域でもございます。そうしたことを考えますときに、このたび設置をいたします仮設住宅は、二重窓の設置、断熱材の使用、防湿、凍結対策など寒冷地仕様をする、こういうふうに聞いております。
○尾辻国務大臣 まず、局長からお答えいたしましたように、今、このことにつきましては、社会保障審議会介護保険部会において精力的な議論をお願いしておるところでございます。したがいまして、私どもとしては、この議論がどういうふうになるのか、まずはこれを見たいと考えておるということでござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 必要以上のぜいたくをすることは許されませんから、私も早速に見に行きたいと思います。私自身の目で見て判断させてください。
○尾辻国務大臣 率直に申し上げます。  お聞きいたしておりまして、私の常識では、今委員がおっしゃっておられるとおりのような気がします。  ただ、法に触れると言っておりますから、よく調べてみまして、本当に法に触れるということであれば、これはやってはいかぬでしょうし、そうでなけれ...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょうここではっきりお約束するわけにはいきませんが、こんなことの判断にそんなに時間がかかるはずもございませんから、近いうちにということでお答えをさせていただきます。
○尾辻国務大臣 この各国とのFTAの交渉は、物の行き来と人の行き来がございます。その中で、厚生労働省として考えなきゃならないのは人の行き来の方でございます。  そうした中で、私ども厚生労働省の立場からいいますと、まず厚生行政ということで申し上げますと、国民の生命と健康を預かる立...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来お話しいただいておりますように、基本的に、まず、平成十一年八月の閣議決定でございます第九次雇用対策基本計画がございます。お述べのとおりでございます。それを受けまして、厚生労働省といたしましては、五つの原則を決めております。  すなわち、申し上げます。一つ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来御答弁申し上げておりますように、今交渉の段階でございますから、余りそこの内部に至るようなことを申し上げるわけにはまいりません。ただ、今、まず委員おっしゃいました私どもの一つの原則といいますか、先ほどの一般的な原則は申し上げましたけれども、今度のことで、これ...全文を見る
○尾辻国務大臣 おっしゃるとおりでございます。  そこで、今フィリピンとの交渉中でございますけれども、先ほど来申し上げておりますように、専門職の国内労働市場への影響などを考えざるを得ませんから、何らかの人数制限を設けることが必要だと考えております。  その人数制限でございます...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど、五つの原則を御説明申し上げました。そのときに、四番目として、不法滞在等を避けるためというまくら言葉はついておりますけれども、その後に、送り出し及び受け入れの組織、枠組みを構築する、こういうふうに決めておりますので、ここの部分を官でやるのか民でやるのかはござ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来原則論を申し上げておりまして、また重ねて申し上げることになりますけれども、私どもの五つの原則の中で申し上げましたように、チームで提供する医療、福祉サービスの専門家として働くために、一定の知識、技術を要する国家資格の取得を求めるということでございますので、当...全文を見る
○尾辻国務大臣 私ども厚生労働省といたしましても、大きく国益ということを考えなきゃいかぬということは承知をしておるつもりでございます。  また一方、冒頭申し上げましたように、私どもには国民の医療、心の、体の安心、安全をお守りするという立場がございますし、また、もう一つ加えて言い...全文を見る
○尾辻国務大臣 関係省庁とも連携をとりまして、これはもう連携をとらなければできないことでございますから、私どもも全力を挙げて取り組んでいきたい、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 ただいま医政局長よりお答えしたとおりではございますけれども、もう一度よく現地の状況を聞いてみまして、必要なことがあればその措置をとりたい、こういうふうに考えます。
○尾辻国務大臣 こういう場合には、厚生労働省としてはすぐ、都道府県を通じてお願いします、こういうことになるわけでございまして、今度も、災害救助法の関係もありますので、まずは新潟県を通じてということになりますけれども、一方、今お話しのように、きっちりPRしなきゃならない、これは当然...全文を見る
○尾辻国務大臣 昨年度は、確かに関係予算の流用等で対応をいたしました。それが可能でございましたけれども、ことしは、今お話しのように、そして午前中も、私は、二百億を超える、こう表現をさせていただいたつもりでございますが、いずれにいたしましても、今部長が二百数十億というお答えをいたし...全文を見る
○尾辻国務大臣 私に対しまして温かいお言葉を賜りまして、御礼申し上げます。  お答えを申し上げます。  夜間の寒さなどの現地の気象条件を考えますと、一日も早く被災者の方々の生活環境を整えることが重要と認識をいたしております。とりわけ、高齢者や障害者など、特に支援を必要とする方...全文を見る
○尾辻国務大臣 私自身、遺骨収集はそれこそ何回も何回も出かけております。したがいまして、現場の状況だとか御遺骨の状況だとか、だれよりも一番よく知っておる一人だと考えます。  そこで、今お話しのように、立法化することがいいのかどうか、このことはよく考えてみなきゃいかぬことだと思い...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、私自身何回も遺骨収集に行っておりますから、問題点はよく承知をしておるつもりでございます。  収骨した遺骨数につきましても、当初、私どもは、御遺骨の柱数をどういうふうに数えていたかといいますと、大腿骨二本をもって一柱と数えておりました。それで...全文を見る
○尾辻国務大臣 どのように感じるかとお尋ねになりますと、大変悲しい気がいたします、こういうふうにお答え申し上げます。  もう少し取り組みなどについてお答え申し上げますか。
○尾辻国務大臣 臨床研究におきます死亡胎児の取り扱いにつきましては、今お話しのように、倫理面でもいろいろな御意見がございまして、これは本当に慎重に、さらに議論を行うことが必要だと考えております。したがいまして、厚生労働省としても、その対応のあり方につきましては、よく考えて慎重に扱...全文を見る
10月28日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このたび厚生労働大臣を拝命いたしました尾辻秀久でございます。  国民生活に大きくかかわる厚生労働行政を担当することとなり、責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向けて、先頭に立って取り組んでいく決意でございま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 臓器移植に関する法律に係る附帯決議に基づき、臓器移植の実施状況等について御報告いたします。  まず、移植希望登録者数は、本年九月末現在、心臓は七十七名、肺は九十七名、心肺同時は三名、肝臓は八十三名、腎臓は一万二千三十七名、膵臓は十三名、膵腎同時は九十六...全文を見る
10月29日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 労働組合法の一部を改正する法律案につきましては、さきの通常国会に提出し、現在、継続審査となっているものでございますが、本法案の附則に条文の誤りがあったことについて、深くおわびを申し上げます。もとより、こうした誤りはあってはならないものであり、今後、法律案の作成にお...全文を見る
○尾辻国務大臣 御趣旨を踏まえて、しっかりやっていきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 裁判の場合は、どうしても白黒きっちり決着をつけるというところがあります。それに対して、審査の方は、まず主眼とすべきは労使関係が長期にわたって良好な関係を保てるようにという、ややその性格の違いがあるとも思います。その審査に求められることがありますので、どうしても和解...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘いただいておりますように、審査全体の迅速化を図りますためには、労働委員会が発出いたしました物件提出命令等に対し、できる限り取り消し訴訟が行われないようにすることが重要でございます。このため、物件提出命令やこれに対する取り消しの訴えが適切に行われるよう、先ほど...全文を見る
○尾辻国務大臣 物件提出命令等の不服審査手続の導入に当たりましては、これも先ほど来申し上げておりますが、解釈通達の発出等により不服申し立ての処理の迅速化に努めることとしておりまして、今、審査の遅延を懸念するには及ばないと私どもは思っております。  しかしながら、仮に証拠提出命令...全文を見る
○尾辻国務大臣 これまで御答弁申し上げましたように、和解調書に債務名義効、強制執行を付与する範囲の拡大や和解条項の不履行に罰則を適用することは、今、私どもは困難であると考えておりますが、和解がその趣旨に沿って活用されるよう、和解条項の履行状況につきましては、これを的確に把握いたし...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、年金の問題をお答えいたします。  さきの通常国会では、与野党ともに、国会議員が強制適用となりました昭和六十一年四月以降で、国会議員になった後の期間について加入状況の公表がなされております。この期間が与野党の共通の土俵で公表したと思いますから、まずそれについ...全文を見る
○尾辻国務大臣 個別労働関係紛争が多くの職場で発生し、年々増加しております状況にかんがみますと、裁判での解決のみならず、紛争の実情に即した迅速な解決を図ることができる裁判外の紛争処理制度が適切に機能することが必要であると考えております。  社会保険労務士は、人事、労務管理等の豊...全文を見る
○尾辻国務大臣 検討をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 まず、郵政民営化に賛成か反対かということでございます。内閣の方針に従いまして、一致して臨んでまいりたいと存じております。  次に、自民党の郵政懇話会に入っているかいないかということでございますが、加入するか否かについては、まさに個人の問題でございまして、私が閣僚...全文を見る
○尾辻国務大臣 労働委員会は、労働者の団結権等の保護、集団的労使紛争の解決を図るための行政委員会でございまして、長期的に安定した労使関係を維持確保する上で、重要な役割を担っているものでございます。ここのところが大変大事だと思っております。特に、不当労働行為審査制度におきましては、...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の情報公開法に関する御指摘はそのとおりだと思っております。ポジティブリストからネガティブリストに変わった、それで、そのネガティブリストの中の一つにどういうところがあるかというと、「公にすることにより、当該法人等又は当該個人の権利、競争上の地位その他正当な利益を害...全文を見る
○尾辻国務大臣 家賃を守秘義務にするということを決めたのは、恐らく家主さんの事情やいろいろあるんでしょうが、そこのところがいいのか悪いのかということは、また御議論をいただきたいと思います。  それはそれといたしまして、今お話しの十一月一日中に、出せるものは全部出します。それから...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来お答え申し上げておるところでございますけれども、労働委員会といいますものは、長期に安定した労使関係を維持確保する上で重要な役割を担っている、ここのところが一番大事な部分だと思っております。  裁判で白黒決着をつけますと、それは理屈では決着がつくかもしれま...全文を見る
○尾辻国務大臣 これはもう申し上げるまでもなく、審査の過程におきまして、事実認定に必要な主張、立証の機会が当事者に対して十分保障されるということが極めて重要なことでございます。したがいまして、早ければいいということではないということを申し上げたところであります。  そして、今回...全文を見る
○尾辻国務大臣 決してそういうことではないと思います。  先ほど来答弁申し上げておりますことの繰り返しになりますけれども、中央労働委員会の労働者委員は、内閣総理大臣が、労働組合の推薦を受けた者の中から、労働者一般の利益を代表するにふさわしい適格者を種々の要素を総合的に勘案して任...全文を見る
○尾辻国務大臣 この人事権は総理にございます。したがいまして、最後は総理の判断でございますが、総理も、今言われたようなことも含めて、司法の判断など見ながら判断をするんだろう、こういうふうに考えます。
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、労働者の一般の利益を代表するにふさわしい適格者を種々の要素を総合的に勘案して任命されている、このように考えております。
○尾辻国務大臣 報道以上に発言の詳細を承知はしておりませんし、また、この発言に対して直接私どもが指導する立場にはございません。しかし、労働行政を預かる立場から申し上げますと、労使が対等に話し合うということは一番の基本でございますから、そうした労使関係の基本精神に照らし合わせまして...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、現地に足をお運びいただきましたこと、感謝も申し上げ、まことに御苦労さまでございました。そしてまた、今は、そうした現地を見ていただいた貴重なお話をお聞かせいただきました。  実は私、けさも、今お話しのようなことを私自身思いましたから、何でこんなことが起こるん...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、一生懸命被災者の皆さんに当たっておられる医療関係の皆さん初め多くの方々が肉体的、精神的な疲労が極限に達しておるということは、もうそのとおりだと思います。  したがって、何かをやらなきゃいけないわけでありまして、率直に、今の余りにものんびりした答弁はおわびを申...全文を見る
○尾辻国務大臣 病院の耐震化というのは極めて大事なことでございます。  そこで、今手元にあります数字をまず申し上げますと、内閣府の調査でございますけれども、八千九百六十二施設につきまして調査をいたしました。そして、医療機関耐震化率というのを出しておりますけれども、これは、医療機...全文を見る
○尾辻国務大臣 違う二つの判断がもし存在すればどっちかの判断にしなきゃなりませんから、一方は無効にするというか新しい判断をとる、そういう仕組みというのは、しようがないというか、当然だろうというふうに思います。ただ、それまでに出されたいろんな考え方というのは、当然これはまたみんなが...全文を見る
○尾辻国務大臣 今度の法改正で、証人が、これまでは任意で来てもらっていたものを命令によって来てもらうというようなこともございますので、そういうこともありますから、証人が傍聴人等の威圧や妨害により適正に証言できないことがないよう、労働委員会が審問を妨げる者に対して審問廷の秩序を維持...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。     —————————————
11月02日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 まず、国民負担率でキャップをはめるのかどうかという大きな議論がございますので、それについての考え方からお答えさせていただきたいと存じます。  社会保障の給付と負担のバランスを考えますに当たりましては、経済財政のバランスや世代間、それから世代内等の公平性の確保等の...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日も経済財政諮問会議でこの議論をさせていただきました。  そこで、私は私の意見としてこう申し上げました。先ほどお答えいたしましたように、何らかの財政規律を守るための目標を求めること、これはそれなりに必要なことだということは理解いたします。しかし、私ども、社会保...全文を見る
○尾辻国務大臣 我が国の社会保障制度は、皆保険、皆年金を中心に、すべての国民を対象とする普遍的な施策として、国民の安心や生活の安定を支えるセーフティーネットとして重要な役割を果たしてきたところでございます。一言で言いますと、皆保険、皆年金は、これはもうどうしても守っていかなきゃな...全文を見る
○尾辻国務大臣 年金、保険、両方に大きな問題を抱えておることは、私どもも認識をいたしております。  そこで、まず医療保険の方からでございますが、二年後に抜本的な見直しをさせていただこう、こういうふうに思います。その中でやはり一番大きな問題は、老人医療保険をどうするかということだ...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の皆さんの就労支援につきましては、一人でも多くの障害者がその意欲や能力に応じて働くことができるようにすることが重要でございます。  委員御指摘の、福祉と雇用の横断的な障害者の就労施策の見直しにつきましては、障害保健福祉施策の改革のグランドデザイン案において...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、昨日、皆さんお見えになりまして、お会いしました。口々に御苦労のさまをお話しになりまして、お聞きをいたしておりました。本当に、そうなんだろうな、大変でいらっしゃるなという思いを改めて強くいたしました。したがいまして、これはもう当然のことでございますが...全文を見る
○尾辻国務大臣 お答えで申し上げますと、先ほど読み上げていただいたとおりでございますけれども、その「最大限の努力」の中には、今お話しのように、いろいろなことを言いますと、補正予算になじむのかなじまぬのかとか、いろいろ議論も出てこようかとは思いますが、私どもとしては、そういうことも...全文を見る
○尾辻国務大臣 改めて申し上げます。  現在進められております三位一体改革は、地方にできることは地方に、これは再三、総理も述べておりますけれども、その理念のもとで、国庫補助負担金を削減し、国から地方への税源移譲を進め、同時に、地方交付税を見直すことにより、地方の権限と責任を大幅...全文を見る
○尾辻国務大臣 このことで、地方団体の方々と議論させていただきましたときに私が申し上げたことの一つは、この議論を、負担金のオール・オア・ナッシングみたいな議論をしても、申し上げましたように国と地方の協力のもとに社会保障は進めなきゃならないという私どもの基本的な考え方とは相入れない...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、私たちは大きく社会保障改革に取り組んでおります。そうした中で、大きな社会保障の改革というその流れの中でまた三位一体の改革をとらえて、私どもの案を出させていただいたということはまず申し上げておきたいと思います。  そこで、社会保障分野における三位一体改革につい...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が、先ほど地方に使い勝手のいいものにしていきたい、こう申し上げたのは、今の御指摘とも合致するものであろう、こういうふうに思っております。  それをどうして進めていくかということでございますが、私どもが今考えておりますことは、よく言われるように、地方に対してはし...全文を見る
○尾辻国務大臣 三位一体の改革は、私どもの立場では、税源移譲がきっちり行われる、したがって、例えば今のお話のように、公立保育所の運営費を一般財源化するということであれば、当然、その財源はしっかり地方に移るということを前提にいたしております。したがいまして、その前提でお答えしたとこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 重ねて申し上げますが、私どもは、この三位一体の改革というのは、きっちり税源移譲が行われる、何かを移せばそれに見合う税源移譲が行われるということを前提にして考えております。したがって、公立保育所の運営費の一般財源化というのも、そういうことが前提になされたんだというふ...全文を見る
○尾辻国務大臣 かなり率直にお答えさせていただきたいと思います。これは、日ごろの私の持論みたいなものだというふうにしてお聞きいただければと存じます。  この民間保育所と公立保育所の関係でございますけれども、私は、今日の保育を一番必死になって支えてくれたもの、一番という表現は訂正...全文を見る
○尾辻国務大臣 たまたま公立保育所と民間保育所のお話が出ましたので、冒頭お断りいたしましたように、かねての私の持論なのですがというふうにお断りを申し上げて、率直な意見だけは言わせていただきました。  ただ、だからといって、公立保育所がどうでもいいとか、なくなってもいいんだとかと...全文を見る
○尾辻国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、私は、地方の財政が大変厳しい状況にあるということを承知していないと申し上げるつもりは全くありません。それはよく承知をいたしております。  ただ、私どもの三位一体に対する考え方は、再三申し上げておりますように、必要な税源移譲は行われる...全文を見る
○尾辻国務大臣 私の責任で、改めて調査をいたします。そして、その調査を見て、しかるべく対応をいたします。
○尾辻国務大臣 私どもは、やれることはすべてやる、その覚悟をいたしておりますから、ただいまのこともそういう姿勢で検討をさせていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 いろいろお答えしてまいりましたけれども、今後、個人情報を取り扱う委託業者への指導の強化等の再発防止策を講じまして、このような事故が発生しないよう万全を期してまいりたいと考えております。
○尾辻国務大臣 私どもは、年金に限らず、社会保障すべてについて不断の見直しが必要であるということを申し上げておりますから、不断の見直しはまさにやらせていただきたいと思います。
○尾辻国務大臣 国民の生命の安心を確保するため、ドクターヘリによる迅速な患者の搬送及び搬送時における救急医療を実施することは、まさに医療の原点ともいうべき極めて重要なものであると認識をいたしております。  国民がどの地域においても安心、安全で一定水準の医療を受けられるよう、医療...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回私どもがお示しをいたしましたグランドデザイン案というのは、これまでの障害者福祉を大きく見直してみようということで御提案申し上げたところでございます。  その中で、現在の障害保健福祉施策は、障害種別や年齢等にかかわりなく、できるだけ身近なところで必要なサービス...全文を見る
○尾辻国務大臣 変なことを言うと怒られるかもしれませんが、私、ベジタリアンを自称しておりまして、余り肉を食べないのでありますが、しかし、お尋ねでありますからお答えをしなきゃなりません。  食べるとしたら、安全な肉を食べたい、こういうふうに思います。
○尾辻国務大臣 そこの部分では慎重にお答えしなきゃ、その後に続くだろうと思いますから、慎重にお答えさせていただきたいと思うんですが、いつ生まれたかわからないとおっしゃると、これは安全性に問題があるわけでございますから、そのことだけは申し上げておきたいと思います。
○尾辻国務大臣 極めて常識的に申し上げると、こっちに検査したのがあって、こっちに検査していないというのが二つ並べられたら、常識でお答えすれば、検査した方のものを安全だなと判断するというのは、そういうことじゃないかなと思います。
○尾辻国務大臣 今、引用していただきましたように、私どもの立場は国民の食品の安全を守る立場でありますから、この点において譲るつもりは全くございません。絶えずそのことを申しておるつもりでありまして、日米交渉の場でも、一切そのことにおいて譲るつもりもございません。
○尾辻国務大臣 私は、譲った面はない、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 国内の承認手続を条件として、科学に基づいて対応するという基本的な考え方です。基本的な考え方で両国に共通認識ができたことは、今回の協議の結果でございます。  合意という段階にはとても至っていない、こういうふうに理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 今後、協議は続くと思います。そして、その結果がどうなるかは予断を許しませんけれども、今日の時点で合意なされたということではございません。
○尾辻国務大臣 最終的には食品安全委員会がどういう答えを出してくるかでございますが、私どもも諮問をいたしたところでありますから、食品安全委員会が科学的に安全であるというお墨つきを与えてくれたならば、それは当然、私としては、国民の皆さんに責任を持って安全でありますということを申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 十月二十八日、新潟地裁におきまして、学生が国民年金制度上任意加入の対象でございました時期、すなわち平成三年四月一日以前におきまして任意加入しなかった方が、当時学生さんでございましたが、障害を負われたことについて障害基礎年金の不支給処分の取り消し及び国家賠償を求めた...全文を見る
○尾辻国務大臣 平成十七年度概算要求におきましては、居宅サービスの利用の増加に対応すべく、十五年度の支援費居宅サービス利用状況に利用の伸びを反映させた要求をいたしておるところでございます。これによりまして、十六年度予算額を大きく上回る、前年度に比して大幅な増額要求となっておるとこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 支援費制度にさまざまな問題があると考えておりますとお答えいたしました、その中には、今御指摘の面も含めたつもりでございます。御指摘のような面があることは、私どもも十分認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 お示しいただきました数字は、確かに、私どもも粗い数字でお出しはしておりますけれども、おっしゃるとおりでございます。今、事業費ベースで七千五百億のものでございますが、これの約六割が四千五百億でございますから、これがそのまま真っすぐ伸びていきますと、平成二十六年度には...全文を見る
○尾辻国務大臣 このところお答えいたしておりますように、私どもは障害者福祉のグランドデザイン案をお示しいたしました。とにかく障害者福祉全体を見直そう、こういうことであります。  そして、支援費制度は、よく誤解がありますのは、何か、そうした中で取り込まれてしまうんじゃないかという...全文を見る
○尾辻国務大臣 救急救命のためには、病院等への搬送までの間、救急の現場において、救急救命士が気道の確保、心拍の回復その他の処置を行い、病状の悪化または生命の危険を回避することが極めて重要でございます。  したがいまして、厚生労働省としても、すべての都道府県で早急に病院実習が開始...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず申し上げますけれども、本年九月、気管挿管に係る取り組み状況につきまして、総務省消防庁及び厚生労働省で調査した結果、八県について、今お話しのとおりでございます、病院実習の開始が未定であり、現在、病院実習の実施に向け準備を始めているところと聞いております。また、こ...全文を見る
○尾辻国務大臣 事務所として借りるときに、家主さんとの間の契約でございまして、契約のときにどうしてそういう事項を入れたのかどうかというのは、恐らく家主さんの意向があったんだろうとは思いますけれども、しかし、それは、皆さんの保険料としてお納めいただいたものを使う立場からしましていか...全文を見る
○尾辻国務大臣 今私が申し上げられますことは、最大限の努力をいたしますということでございます。本当に最大限の努力をいたします。
○尾辻国務大臣 このたび、香田証生さんがテロの犠牲になられたことにつきましては、私からも衷心より哀悼の意を表しますとともに、御家族に心からお悔やみを申し上げます。  大変残念な結果になりました。この間、政府といたしましては、本事件発生以来、首相官邸、外務省を中心として、情報収集...全文を見る
○尾辻国務大臣 こういう事態になりましたときに、関係の者が慎重に発言しなきゃならないということはおっしゃるとおりだと思います。そして、まず、その基本になる情報収集能力、危機管理能力、これを高めないとどうしようもないわけでございまして、これが今後の日本のまた大きな課題の一つであろう...全文を見る
○尾辻国務大臣 今私がお答えできますことは、先ほどの繰り返しになりますけれども、まず、判決が、昭和六十年改正において学生を強制加入の対象としなかったことについて国の違法性を認めるなど、国のこれまでの主張が認められず、大変厳しいものであるというふうに考えております。  これから先...全文を見る
○尾辻国務大臣 判決の中で述べられております立法不作為、ここの部分について、憲法との絡みで指摘をされておる、判決がそういう内容になっておるということは承知をいたしておるつもりであります。
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、関係省とも協議をせざるを得ませんので、その上で判断をしたい、判断せざるを得ないということを申し上げておるところでございます。このことは御理解いただきたいと思います。  その上で申し上げるわけでございますが、年金を受給していない障...全文を見る
○尾辻国務大臣 もとより、自立と予防で社会保障制度が全部解決できるなどと思って申し上げたものではありません。ただ、私が大臣になりまして、ぜひこういう視点も強く社会保障全体の中に取り入れていきたいなと思う気持ちで申し上げたところでございます。  まず、そのように申し上げてお答え申...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、私どもは障害者福祉を大きく見直そうといたしております。その中でまた介護保険制度との関係も出てくるわけでございますけれども、いずれにいたしましても、そうした中で、支援費制度が今いろいろな問題を抱えておることは事実でございますから、し...全文を見る
○尾辻国務大臣 昨年の十二月二十五日、これは現地時間でございますけれども、米国においてBSE感染牛が確認されたところでございます。  厚生労働省といたしましては、当該牛はカナダから輸入された牛であるが、どの段階で感染したか明確でないこと、それから米国におけるBSE対策が必ずしも...全文を見る
○尾辻国務大臣 申しわけありません、承知いたしておりません。
○尾辻国務大臣 けさからずっとお答えいたしておりますように、私どもは、国民の食品の安全を守る立場でございます。そのことをしっかりと守るべく、すべての手を打っていくつもりでございます。
○尾辻国務大臣 あってはならない事件だというふうには、まず認識をいたしております。  そこで、今、最高裁決定がお話しのように出たところでありますから、この機会が医道審議会で取り上げるかどうかを決める最後の機会である、こういうふうに考えます。処分するかどうかは別として、民事判決を...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました児童福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  急速な少子化の進行等を踏まえ、総合的な次世代育成支援対策を推進するため、次世代を担う子供が心身ともに健やかに育つための環境を整備することが...全文を見る
11月04日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いわゆる混合診療につきましては、このところ、こうした御質問もあるものですから、いつもこのように答えさせていただいております。  いわゆる混合診療の解禁に係る検討に当たりましては、不当な患者負担の増大を招く、あるいは有効性、安全性を確保できないといった障...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 被災した地域の自治体職員の方々につきましては、被災以降、昼夜を問わず被災者への支援や地域の復興に御尽力いただいておりまして、また一方で御自身が被災者という面を今お話しのとおりに持っておられることから、二重の意味で御苦労され、御心労も多いということはよく承...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、社会保険庁の問題についてお答え申し上げます。  社会保険庁改革を着実に推進するためには、職員一人一人の意識改革を進めることが不可欠でございます。このため、個々の職員が業務改善案を提案できる内部改善提案制度を設けるなどの取組を今進めておるところでご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険事業における公私の状況についてのお尋ねでございます。  まず、公立の事業所の割合というのは、これは一言で言いますと極めて小さなものがありまして、例えば訪問介護で二・一%、通所介護で四・六%、特養で八・〇%、老健で四・三%、介護療養型医療施設で四...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省では、今回の地震の発生を受けまして、省内に災害対策本部を設置いたしますとともに、政府が合同で先遣チームを派遣いたしましたので、私どももその一員として救急医療の担当官を派遣いたしました。また、そうして被災情報の収集に努めつつ、応急対策等に全力を挙...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのようなことも含めまして万全の体制を取りたいと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日来、このことに対する日米の協議が行われております。  そこで、いつも申し上げておりますけれども、私どもの立場は、日本人の食品の安全を守る、こういうことでございますから、もしアメリカから牛肉が入ってくるとしても、これはまだ協議中でありますから今何とも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは食品安全委員会がきっちりとその辺に対する答えは出してくれるだろうと思います。私どもは、あくまでも科学的にきっちり判断してそうするかどうかということを決めたいと思っておるところでございます。  そのようにして科学的にきっちり大丈夫だという判断が出た...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まだその大本のところ、食品安全委員会の答えもまだ出ていないわけでありますから、そこから全部スタートする話でありますので、今のところもまだきっちり決まった話ではございません。
○国務大臣(尾辻秀久君) いや、これは、私どもとしてはもう二十一か月以上の牛の検査をしますよということを言うわけでありまして、今度は各都道府県ごとに、が独自になさるかなさらないかという話でありますから、そこから話が始まる、こういうふうに理解いたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) それはおっしゃるとおりでありまして、御説明を申し上げなきゃならぬと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、日本の安全基準、これは、私どもが二十一か月以上の牛を検査すると決めれば、それが安全基準でございますから、その基準と合わしてもらう、基本的に合わしてもらうということになるわけでございまして、何回も申し上げますが、その基準が私どもの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 補助金を出すことは厚生労働省が出すと、こういうことになります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私は、大臣に就任いたしまして、この問題も、この問題といいますより、非常に多くの不祥事が発生いたしておりますことを大変深刻にとらえました。そこで、徹底してうみを出そうと、こういうことを言いました。そこで、隣におられる衛藤副大臣をキャップにするチームを作って...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その部分については私は、そのとおりである、こういうふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) そのことについてお尋ねでありましたから率直にお答えした方がいいと思いまして、その実態だけは申し上げました。  私が最後の話だと申し上げたのは、お分かりいただいているだろうと思いますが、何はともあれ、決して好ましいことをしたわけではありません。したがいま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の知る範囲において申し上げますと、予算措置が全くなされていなかったわけではない。しかし、十分でなかった、足らない部分がどうしても生じた。そのことが今御指摘いただいているようなことを招いてしまった側面も否定できない、そうは思っております。  したがいま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 極めて正直にお答えいたします。  今度のことの基本的なことは、とにかく監督責任を取ろう、こういうことであります。したがって、事が発生したところから、そのずっとラインを伝わってきて一番上まで責任を取ろう、こういうことで決めたものであります。ただ、大臣や副...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これまた正直にお答えを申し上げます。  今朝、先生からこういう御質問があるということを私は知りました。そして、今まで先生が何回か御質問いただいておる議事録だけは見せていただきました。すなわち、十四年の八月八日にもそういうお尋ねで、その趣旨のお尋ねであり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この十一年策定の第九次雇用対策基本計画について私が承知していなかった不明を恥じたいと存じます。  そこで、今日帰りまして直ちにもう一回読み直してみます。そこで今御指摘のようなことがありましたら、これは放置できないことでありますから、直ちにしかるべく手を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) よく聞いてみて、しかるべく対応をいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 中医協の改革につきましては、今お話しのように、法律改正伴うことと今の法律のまんまでもやれることと両方ございますけれども、抜本的改革ということになると、やはり法律も変えざるを得ない、そうは考えております。  したがいまして、今後の中医協の在り方というのは...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の頭の中にありましたのは、規制改革会議が何点か指摘しておられる、そのうちの一つ二つを例示したつもりでございました。
○国務大臣(尾辻秀久君) この混合診療をもう少し特定療養費のところで拡大していくかどうかという話でありますけれども、今お話しのように、高度医療技術というのがだんだんだんだん認められて保険の中に入ってくる。その過程をどうとらえるかということでございますから、そうした中の例示として考...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 基本的には変えたつもりはございません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今私が言っておりますのは、正にポジティブリストにするかネガティブリストにするか、今のこの混合診療というのはポジティブリストを並べておるわけであります。医療の世界で、これはまあ厚生労働省としてきっちり今考え方を整理しているわけじゃありませんからやや個人的な...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 総理の御指示でありますから、御指示は御指示として、私どもは真剣に検討していきたい。  ただ、それが、私どもがここまで精一杯頑張ってやれるという判断と、また総理の指示、これはまたすり合わさなきゃいけませんけれども、今後そうした作業が残っておる、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保障制度は、各制度がその機能を発揮しつつ、有機的に連携して国民生活を支えるものである、こういうふうに考えております。  各制度の改革に当たりましては、社会保障全体を一体的にとらえる視点が必要、そのようにも考えます。同時に、介護保険などの各分野におき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほども申し上げましたように、一つずつの改革、これも極めて大事であります。ただ、今申し上げましたように、社会保障の在り方に関する懇談会などで、全体どう見るのかという議論もありますし、また個々の議論もいたしております。  そうした中で、全体の議論を見極め...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 不妊治療につきましては、ホルモンの異常や子宮、卵管の機能障害などの身体の異常に対する治療については既に保険適用しておるところでございますが、今お話しの人工授精や体外受精につきましては、診療の給付としての妥当性やその成功性が必ずしも高くないこと等を考慮して...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、昨日現地に行ってまいりました。そして、おっしゃるとおりのことを感じてまいりました。本当に山間部が被災地になっているんです。で、なぜか町の方は余り被害がない、こういうことでございます。したがいまして、結果として、どうしてもお年寄りの皆...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一年間御一緒に議論させていただきましたことを感謝を改めて申し上げたいと思います。  今度の改革が抜本的であったのかなかったのか、いろいろ評価はあるんだろうと思いますが、私は、大きな改革はできたと、こういうふうに思っております。その一つは、賦課方式で今度...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 言葉で公的年金の一元化、こういうふうに言うわけでございますが、それぞれおっしゃる方によってイメージなさるものは随分違います。一階部分の基礎年金部分をまずやろう、こういう御意見もありますし、先に二階部分から一元化やろうと、こういう御意見もありますし、まあそ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来お話のように、一年間議論をさせていただきまして、その代替率の議論も随分いたしました。保険料率を一方で上限を定めながら、代替率を法律の中に置けるのかどうか、これは随分悩んだところでありましたが、結局、私たちは五〇%というその代替率を法律の中に書き込...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) おっしゃることはよく分かるんですが、このたびのいろんな議論の中で、この積立金が無駄遣いされているんじゃないか、そういう大変強い御批判がありました。  そこで、これはもうよく御案内のとおりに、あの積立金は給付以外には一銭たりとも使わないということを固く決...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのことは、一言で言うと当然のことだと思っております。社会保険庁の在り方、厳しく問われておるわけでありますから、その中で出直さなきゃいけない。当然やるべきことは多くあるわけでありまして、今御指摘いただいたようなこともあります。  したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもうお聞きいただくたんびにお答えしておりますように、いわゆる混合診療を無条件で解禁するということになりますと、不当な患者負担の増大を今お話しのように招きかねませんし、有効性、安全性の確保の問題も出てきますから、申し上げておりますように、適正なルール...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 小池先生お示しのこの数字は今私も初めて見せていただきました。一方、今お答えしたような言い方もありますので、どの辺に一番本当の待機者の数があるんだろうなと思いつつ聞いておったわけでございまして、こうした数字であるとすれば、これは本当にこのまま放置できない数...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の手元に数字はございません。ただ、先生が今お示しの数字とこちらから答えております数字の間でかなりの差があるようでありますから、私としても数字をまず把握した上でお答え申し上げようと思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 絶えずこの福祉の問題で負担の部分は、応能負担か、応能負担の部分と応益負担の部分と、議論があるところでございます。  ただ、私も一切応益負担が駄目だというふうには思っておりませんで、今のお話は、今の環境が応益負担に耐えられるのかどうかという御質問だと思い...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 具体的には、十日町市の市長さんとも昨日お会いしまして、今のお話も伺いました。応急的にどうするかというのと、正にきっちりやることをどうするかという両面あるんだろうと思うんですけれども、今のお話の中で、昨日私が、具体的に十日町市の話が出ましたから申し上げます...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 中医協委員に対する贈収賄事件を始めとする日本歯科医師連盟をめぐる一連の事件に関しましては、厚生労働行政を預かる立場から、極めて遺憾であり、重く受け止めているところでございます。  今回の一連の事案におきまして、議員からの不適切な働き掛けや関係団体からの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その間のいろんないきさつ見ておりますと、率直に申し上げて、今のお話にお答えすると、かなり無駄な金を使われたと思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) それなりの調査をちゃんとした結果でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 当時の歯科の掛かり付け医という話でありますから、具体的には。もうあの話というのは既に決まっていたといいますか、大きな流れでありまして、何もああいう努力を、努力というか、どういうふうに言ったらいいんでしょう、ああいうことをなさらなくてもあの流れは既に決まっ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 中医協というのはまたそれなりに独立した組織でございまして、私どもが中医協に対して特に申し上げる立場にはないと私は理解をいたしております。ですから、中医協のことに対して厚生労働省が何か申し上げる、これは今申し上げたように立場にないと思っておりますが、広く国...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今ここに「中央社会保険医療協議会を巡る贈収賄容疑事件に係る中間報告の概要」というのがございますが、これは厚生労働省保険局が出したものでございまして、あくまでも中間報告ではございますが、この問題に対しての厚生労働省としての報告はまず出しておる、こういうふう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げましたように、中間報告は出しておりますから、この後調べてみまして、更にこれ以上の報告を出す必要があると判断いたしましたら、そのようにいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 大きくは今おっしゃっていることは分かるのでありますが、具体的にどういうことにメスを入れるのかということについて今判然としておりませんから、ややそこのところはお答えが、どういうふうにお答えすべきかなと思いながら今申し上げておるわけでありますが、とにかく厚生...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省といたしましては、中国残留邦人に対し、従来より関係省庁と連携し、肉親調査、帰国及び自立の促進を図るために必要な施策として、自立支度金の支給、日本語教育、国民年金の特例措置など、各種支援策を講じてきているところでございます。  帰国いたしました...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の周りにもそういう方がおられないわけではありません。したがって、その状況はある程度は承知をいたしておるつもりでありますし、正に本当に苦労しておられる、そしてまた長い間御苦労なさって、そういうことはよく分かりますから、できる限りそうした方々への支援という...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この問題に限らず、戦後処理の問題が幾つも残っております。正に、言っておられますように、来年は戦後六十年です。そのときまで戦後の処理の問題がいろいろ残っているということは大変悲しいこと、残念なことだというふうに思っております。  ちょっと一般論みたいな物...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このところ申し上げておりますが、この三位一体の改革、どう進むかという中で、社会保障の分野から見ますと、社会保障というのは、これはもう国と地方が手を携えてやっていかなければどうにもならないことがほとんどであります。ですから、オール・オア・ナッシングみたいな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました労働組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  不当労働行為審査制度につきましては、労働委員会における審査が著しく長期化していること、労働委員会の命令に対する裁判所による取消し率...全文を見る
11月05日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 個々のケースまでよく御存じの委員にお答えいたしますのも今さらながらと思いますが、御質問でございますから、お答えいたしたいと存じます。  児童虐待への対応につきましては、平成十二年の児童虐待防止法の施行以来、さまざまな施策の推進が図られてまいりましたが、依然といた...全文を見る
○尾辻国務大臣 冒頭申し上げましたように、児童虐待への対応につきましては、社会全体として早急に取り組むべき重要な課題でございます。でありますからこそ、今般の児童福祉法の改正もお願いしたところでございます。  そしてまた、ただいままで御答弁申し上げてまいりましたように、平成十六年...全文を見る
○尾辻国務大臣 改正されました児童虐待防止法が十月一日から施行されたところでございますけれども、大変残念なことに、施行後におきましても、子供の虐待死など痛ましい事件が後を絶ちません。再三申し上げておりますけれども、児童虐待への対応は、社会全体として早急に取り組むべき極めて重要な課...全文を見る
○尾辻国務大臣 このことは、今話題になっておることの一つでございます。  御指摘いただきましたように、児童福祉司の配置につきましては、児童福祉法施行令におきましては、お話ございましたように、十万人から十三万人に一人という標準になっております。  一方、このところ児童相談の件数...全文を見る
○尾辻国務大臣 おっしゃるように、里親制度というのは大変有意義な制度であると考えます。  ただ、ではどのぐらい活用していただいているかといいますと、今私の手元にある数字で申し上げますと、平成十五年で里親として登録していただいている方の数は七千二百八十六人なのでありますが、実際委...全文を見る
○尾辻国務大臣 私の周りといいますか身近なところといいますか、そうしたところで聞いたこと、見たことはございません。
○尾辻国務大臣 冒頭に、あちこちの施設をごらんになったというお話を伺いまして、大変いいことをなさったなと思います。  私もできるだけ現場は見たいと思っておりますので、今のお話は早速に実行をさせていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今、私どものところは副大臣二人でございます。そこで、今副大臣からお答え申し上げましたように、大きく、旧厚生行政、旧労働行政ということで、二人の大臣の担当を決めておるところでございます。  ただ、それ以上また副大臣の数をふやすというのはちょっとと思いますし、今そう...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど、つい大きなくくりだけを申し上げて、少子化対策、児童の問題も含めて衛藤副大臣にお願いしているということを申し忘れまして、申しわけありませんでした。  正確に申し上げますと、したがいまして、今私からお願いいたしておりますのは、衛藤副大臣には旧労働行政プラス児...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今般改正をお願いしております児童福祉法でございますけれども、こちらは、児童福祉全般に関する一般法、こういうふうに認識をいたしております。そこで、今回の改正につきましては、児童虐待防止対策の充実強化を図るため、児童相談所や児童福祉施設に関する体制などの児童福祉...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、大きくお答えをいたしたいと思います。  今私どもが考えておりますのは、市町村の福祉事務所が大体最前線に立っていただいておるわけでありますが、福祉事務所がまず対応していただく。いわば一次医療みたいなものかなと思っております。そして、それから深刻な事態が生じて...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話を伺いながら思いまして、確かにそういう状況にあるだろうと思います。  そこで、例えば、保育所の中にも地域子育て支援センターもお願いしております。こういう事態でありますから、もうそうしたものをすべて、今の先生のお言葉をかりると、柔軟に連携してもらって事に当...全文を見る
○尾辻国務大臣 よく協議をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 今、お話を伺っておりました。  しかし、今の時点で答えろと言われますと、既にお述べになりましたように、アトピー性皮膚炎につきましては、治療研究の成果により治療法が進歩するとともに普及していること、また、その治療にかかる医療費の負担が必ずしも大きくないことというこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 その件につきまして、今私はまだ何も聞いておりませんけれども、今の先生のお話でございますから、この後よく聞いてみたい、こういうふうに思います。
○尾辻国務大臣 とにかくこの虐待の問題というのは、今大変深刻な状態にあるということを認識いたしております。そして、本当に命を落とせば、もうそのままで、まさに命がなくなるわけでありますし、また、実質、一生を棒に振る、心に傷を負ったままもし生きていくとすると、そういうことにもなります...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、最後におっしゃったことは、お約束をいたします。
○尾辻国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたときにも、つい、子育て支援センターということを申し上げました。あのときに私が申し上げたのは、今まさに委員が御指摘になっておられるようなことを頭の中に描いて申し上げたつもりであります。したがいまして、今のお話はまずそのとおりだと思います。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 この辺のところは、関係省庁ともいろいろ調整をしたようでございます。その中で出てきた理屈というのは、まず裁判所があります、児童相談所があります、この間の関係はいわば司法の関係で出てくる。今度は、児童相談所と保護者との間というのは行政の部分であるから、司法の部分と行政...全文を見る
○尾辻国務大臣 児童の保護につきまして、司法がより積極的に役割を果たすべきだという御意見があることは私も承知をいたしております。どちらかというと、私もそうは思いますが、この場でのお答えはそこまでにさせておいていただきたいと思います。
○尾辻国務大臣 冒頭にお話しいただいたものですから、つい私からもお話ししたくなったんですが、御尊父とは参議院の委員会でも随分いろんな議論をさせていただきました。そのころに、今のお話で申し上げると、総合診療科などというのが必要なときになったんじゃないですかねなどという話をさせていた...全文を見る
○尾辻国務大臣 おっしゃるとおりに、もう虐待というのは深刻な事態でありますから、そうなると、今私どもが御説明申し上げておるところでは、当然児童相談所の役割になる、このことはもうはっきりしていると思いますから、そのことを別にここで否定するものでも何でもございません。  それから、...全文を見る
○尾辻国務大臣 何回もあります。
○尾辻国務大臣 今のお話を伺いながら、わかりづらいというお話もあったんですが、正直言って、私も、どう整理するのかなと思いながら聞いておりました。何か、私自身が頭の整理ができないんです。  ただ、血液の場合はもうとにかく検査する方法がない、だから、検査してみて危ない血液ならやめて...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど、献血したことがあると申し上げましたが、随分前の話でありまして、今の二十回というお話を聞いて、二十回やると何か特別にくれましたね、あんなのをもらったことを思い出したりしながら聞いていたんですが。  最近献血したことがございませんでしたので、今の先生御指摘の...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきました虐待防止ネットワークでございますが、こうした関係機関が当該児童等に関する情報や考え方を共有し、適切な連携のもとで対応していくことが重要である、こういうふうに認識いたしております。
○尾辻国務大臣 実態は今お答えしたとおりだろうと思います。  その中で、御指摘にありましたけれども、効果的な運営方法がわからないというところが三五%あるというのは、つくったはいいが、どうするのという話でありますから、それはどう考えてもまずいと思います。何とかしなきゃいけないとこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日、こうした子供たち、あるいは青少年の育成ということで、関係の三閣僚が集まりまして、その席で、今おっしゃったこととほとんど同じようなことを私が言いました。もう少し、せっかく集まるのなら、時々思い出したように集まるんじゃなくて、ちゃんときっちり集まって、そしてきっ...全文を見る
○尾辻国務大臣 委員のお気持ちが私にもうつってしまっていますので、逆にこんな調子でお答えさせていただきたいと思います。  今のお話を伺いまして、ああ、私も年をとって、もう頭が古くなったんだなと思いながら聞いておりました。そうだ、やはりいろいろな発想をしてみなきゃいかぬのだな、こ...全文を見る
○尾辻国務大臣 最近はございませんが、私、かつて県議会に籍を置いておりましたので、そのころに何カ所か行かせてもらいました。  いろいろな意味で大変だなと思ったのが印象でございます。
○尾辻国務大臣 冒頭に、日本の福祉について三点述べられました。  最初に、家族に頼り過ぎたんじゃないだろうか。まさに私もそう思います。そして、それが一番端的にあらわれていたのが介護であって、やっと介護保険を五年前につくることができました。  二番目に、政治家の関心が薄かったん...全文を見る
○尾辻国務大臣 それはもうおっしゃるとおりだと思います。  それで、言いわけするわけじゃないんですが、さっき、どうしてそうなるんだということで、私も私なりに聞いてきたんですが、せめて努力は続けてきたという意味で申し上げるんですが、昭和二十三年が必要な面積。昭和三十年が一三・二平...全文を見る
○尾辻国務大臣 あるいは、どこかで怒られることになるかもしれないと覚悟して、先日、地方団体の皆さんと私が話をしたときに、地方団体の皆さんに申し上げたことをそのまま申し上げたいと思います。  まず申し上げたのは、社会保障というのは、国と地方が手を携えないとやれないでしょう、そうい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話は、もう全くそのとおりだと思います。  私は、いろいろなことを言っておりますが、一つ、これは間違いなくいいことだなと思っておりますのは、この十一月から年度内かけて、各児童相談所を一つずつ訪問して、調査して歩くと言っていますから、そのときにいろいろな話を聞...全文を見る
○尾辻国務大臣 今局長がお答えいたしましたように、今までの人の中には随分経験を積んだ人もいるでしょうし、例えば、おられるかどうかわかりませんが、例えばドクターがおられるとか、いろいろなことがあるんだろうなと思います。  そうした人もいるからということでお答えしておりまして、あと...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの御質問は、きょう何人かの先生に御質問いただきました。  きょう私がお答えしましたのは、今般の児童福祉法の改正案や、現在進展しつつある市町村合併などが児童相談所の業務に及ぼす影響や評価がある程度固まった段階で、その時点での地方の自主的、主体的な判断を尊重...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、直ちに時期を申し上げるわけにはいきませんけれども、しかし、きょうの先生方のいろいろな御議論がありますから、そのことは十分踏まえながら時期も判断させていただきたい、こういうふうに考えます。
○尾辻国務大臣 十分承りましたと答えさせていただきます。
○尾辻国務大臣 何しろ全体人員の話でございますので、なかなか私も調子よくお答えするわけにもいきませんが、私の判断だけでどうにもならない面を持ちますからそんなに軽々に調子よくも言いませんが、しかし、検討だけはしっかりさせていただきますということだけを申し上げます。
○尾辻国務大臣 年金のことを申し上げるまでもなく、とにかく少子化対策というのはまず大きな国の柱だと思っております。そうした中での、とにかく子供たちの施策というのは国が責任を持たなきゃいけないということを申し上げたわけであります。  もちろん、その中に虐待のことも含まれるわけであ...全文を見る
○尾辻国務大臣 重要性につきましてはおっしゃるとおりでございます。ただ、地方にお願いする部分でもございますので、私どもとしては、そういう立場でございますから、まさにお願いをしていきたい、こういうふうに考えます。
11月08日第161回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、五年前にこの新エンゼルプランが作成されますときに党の側から議論をいたした一人でございます。そのときの、今思い出しまして、私が盛んに主張したことを改めて申し上げてみたいと思います。  一つは、私こう言いました。その前の、新エ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変厳しい御質問だと思いますが、効果があるかないかというふうにいいますと、私どもは効果あるべくして作ったつもりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、冒頭申し上げましたように、その責任を全部保育にと言われるとつらい。もっと国全体で考えるべきことだと思いますし、少子化の原因というのはいろんなところにあるというふうに思っております。したがって、その新エンゼルプランがちゃんと着実に進んできたはずな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の御指摘はまさしくそのとおりでございます。そして、そのこともお触れいただいたわけでありますけれども、私どもとしては、まず保育という面からも、この少子化に対してはできるだけのことはしてきたつもりであります。今正にお話しのとおりに、待機児童ゼロ作戦で、この...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もちろん、基本的な方向としては私もそのとおりだというふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) いえ、矛盾がないどころか、矛盾だと思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのように、地方六団体が今度の三位一体改革の中でどうあるべきかという案を提示しておられます。その提示しておられる中に、お話しのように民間保育所の補助金も地方にというふうに言っておられます。  私どもは、率直に申し上げますが、これは断固という、断固...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 少なくともそっくりそのままのめという話ではないと理解をいたしております。  同時に、総理からは、これは私直接指示をもらっておりますけれども、よく地方の皆さんと議論をし、話合いをし、そこでお互いの共通の理解をするようにということを指示をされておりますから...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) しっかり議論をいたしておるつもりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 現実的だというふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今私どもが言っておりますことは、今お話しいただきましたように、三つのものを挙げて、そして地方の権限も裁量も大きくしていただきながら国と地方との間に手を携えて社会保障を進めていきたいということを大きくは申し上げておるところでございます。  その中で、では...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう政府全体、そして地方六団体の皆様を含めての議論でございますから、最終結論がどうなるかということは今とても予断を許すものではございません。今私がこうなりましょうなんということはとっても言えませんけれども、私どもは私どもの考え方を主張しながら最後ま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 政府の最高責任者は総理でありますから、最後に総理が決断なさればそれは政府の意見としてはそのとおりになります。  ただ、そのときに厚生労働省としてどういうふうに今後を考えていくのか、あるいはまた今のお話の中には私が大臣としてどういう立場を取るのかというよ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、最終答えができた時点という意味でそのときの時点ということは申し上げたつもりでございます。  ただ、そのときの答えがどういうお答えになるか分かりませんから、今、どういう答えが出たらどうだとかということまでは申し上げられませんということを今申し上...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) したがいまして、先ほど来申し上げておりますように、新新エンゼルプランという言葉にすれば、その新新エンゼルプランでございますが、そうした中で今まで私どもが進めてきた、厚生労働省が進めてきました子育て支援センターだとかファミリー・サポート・センターだとか、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 仕方がないとは思いません。まあ一言で言いますと、私どもが反省すべき点の一つだというふうには思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 一つずつ全力尽くしてやっていきたいと存じます。
11月09日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど委員が御指摘なさいましたように、本来、不当労働行為というものは労働組合法第七条で禁止されておるものでございます。したがいまして、そうしたことが起こることは当然好ましくない、あってはならないことと、こういうふうに理解をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず御指摘は、一つずつの審査を短くしても、五審制、正に五回もやったら、それはもう最終的に長期にわたるじゃないかという、まずこの御指摘だと思います。もうこの五審制の見直しについては多くの御指摘をいただいておるところでございまして、私どもも今回の改正の中で、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 緊急命令の発出時期が遅れておりますことは、判決確定までの間に労働組合等に回復困難な損害が生ずるのを防ぐという制度の趣旨でございます。これは先ほど来御指摘になっておられるとおりであります。そういう、その趣旨をかんがみますと、今また御指摘のような状況にあると...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘の労裁会議、いろんな経緯については今お答え申し上げたとおりでございます。改めて申し上げるまでもございませんけれども、労働委員会と裁判所との間で、不当労働行為制度の運用上の諸問題に関して労働委員会と裁判所との間で意見交換や連絡調整が行われていたもので...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、この不当労働行為というものは法律でも禁じられておりますし、あってはならないことでございます。今いろいろ具体的な施策、私どもが取ってまいりましたことについては申し上げたところでございますが、繰り返し繰り返し、あってはならな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 是非そのように努力をしてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) この不当労働行為事件の件数を見ましても、一時期下がっておりましたが、発生件数であります、バブルの崩壊後また増えてきておる、そうした傾向を見ますと、今委員が御指摘のような面もあるのかなというふうに思いながらお聞きをいたしておりました。  そこで、幾つかの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この件に限らずでございますけれども、私は、今の御指摘は非常に当たっている部分が多いんだろう、こういうふうに思ってお聞きしております。そして、この件に限らずと申し上げたのは、だからこそ今、私たちは、政治主導と言っておりますけれども、正に私たちがきっちり判断...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 全体については当然私どもが責任を持つべき立場でございますから、ただ個々について言うといろんなお話もありますし、まあ委員の選出が知事の任命権だとかそんなこと言い出したら切りないわけでございますが、それはそれとして、全体は今お話しのように私どもの使命でありま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今いろんなお話、伺わしていただいておりまして、私も改めて勉強しなきゃならぬことが多いなと感じておるところでございます。しっかり勉強させていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほども申し上げましたけれども、地労委の委員とか事務局職員について言いますと、任命権者はだれだというと都道府県知事になりますから、直接的に私どもが任命できる立場じゃありませんけれども、先ほど来お話しのように、やっぱり国全体どうするかというのは私どもの仕事...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、今の日本社会が何か二極化しておるということは私も感じております。そして、それがまた必ずしも好ましいことではないというふうに率直に思います。それはそれといたしまして、その二極化した、とにかく、としているとするならば、今おっしゃるような、まじめに頑張...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 率直に、言葉が出てこないんですが、もう何か、月並みに何とかしなきゃいかぬと思いますというぐらいの言葉しか出てこないことをお許しいただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の座右の銘は温故知新でございまして、そう申し上げればまあ私の申し上げたいことはお分かりいただけるだろうと思います。それからまた、更に申し上げますと、若いころ外国ほっつき歩いておりましたから、外国の若い人たちとの付き合い、いろんな付き合いがございました。...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この地震につきましては、やれることは全力を尽くしてやりますということをかねてお答え申し上げておりますから、そのことを改めて申し上げます。  今のお話ですと、また関係省とも相談しなきゃいけない、連携しなきゃいけない面もあるかと思いますが、いずれにいたしま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 正に弱い立場にある労働者の権利、これを保護する法律が今改正をお願いしております労働組合法でございますから、こうした法律制度を守りながら、しっかりと運営していくことが私どもにとって一番肝心なことだと、こういうふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、その理屈から申し上げますと、健康保険の場合は給与をもらっておられる方ですから、あくまでも給与は出るだろうというのを前提にして考えておるわけでありまして、こういう法律の組立て方になっているということをまず申し上げまして、しかし被害が非常に大きくなりま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのようなことも考えながら、ということは、厚生労働省が主体的な立場を取りながらということも含めて政府全体で考えるということを申し上げたつもりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のように、若年者の雇用状況を見ますと、十五歳から二十四歳のところの失業率が九・四%でございます。そして、全体の四・六%に比べて極めて高い水準にあります。極めて厳しい状況にある、こういうふうに認識をいたします。一方で、有効求人倍率を見ますと、この十五...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 若者のそうした動向というのを正確に把握しているとも思いませんけれども、自分の子供たちのやっていることや言っていることなど見ましても、やはり両面あるのかなというふうにも思います。決して好んでフリーターをやっているわけではないという若者もいるでしょうし、結構...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いろんな若者たちが多様な生き方をしておるわけではありますけれども、その中で常用雇用を希望する若者がいるならば、これはきっちりその希望にかなえてやるようにすることが我々の仕事だと、こういうふうに考えます。大変重要なところだと思います。  そうした中で、一...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、お話しになりました緊急地域雇用創出特別交付金事業でございますが、お話しいただいていますように、それなりの成果を収めてきた、その評価をいただいたことは有り難いと思います。ただ、これが構造改革の集中調整期間中という時限的に行ったものでございますので、今...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 判決への対応でございますが、判決内容を精査の上、関係機関と今協議中でございますので、控訴期限である十一日までの間に結論を出してまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 国にとって大変厳しい判決であるということは、私もそのように思います。  ただ、私がこの判決について思うこと、考えることが個人的にもありますし、また厚生労働省としての立場で判断すべきこともありますし、また、先ほど申し上げておりますようにいろんな機関との協...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私、法律の専門家でないので、今おっしゃった意味が正確に理解してお答えしているかどうかはよく分かりませんけれども、いろんなことで立法が可能か可能でないかとおっしゃれば、今のお話もそれは可能であるんだろうなというふうには思います。  今私がお答えできるとす...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まだ結論を出してないことでありますから、今私が何か申し上げるというのは適切でないと思いますけれども、あえて今みたいなお話がございましたので率直に私が今思うことの一つだけ申し上げますと、一方からいって、立法についてのいろんな判断を言われている、このことは私...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の時点で私が答えられるぎりぎりのところまではお答えを申し上げたつもりでおりますので、この後の結論に向けての議論はこれ以上私が申し上げることは避けさせていただきたいと思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の御議論伺っておりましたので、少なくとも省内で議論をしたいと、こういうふうに思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
11月10日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 児童福祉司の専門性につきましては、今局長が御答弁申し上げたとおりであります。  そこで、お尋ねの大きな部分に今後の児童相談体制をどうするのかというようなこともあったかと思いますので、改めて私からそこの部分についてはお答え申し上げたいと存じます。  先日、この委...全文を見る
○尾辻国務大臣 おっしゃるとおりに、どう対応するかということの前に、実態をきっちり把握するということは、まず極めて大事なことであります。今のお話を伺っておりまして、私どももそうしたことに努めなきゃいかぬということは十分理解いたしましたので、今後の検討にさせていただきたいと存じます...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもが担当いたします社会保障といいますのは、国民生活に一番密着したものでございます。したがいまして、私どもがこう考える、あるいはこうしたいというようなことをできるだけ丁寧に御説明する、このことは大変重要なことでございます。そして、機会をとらえてそうしなきゃならな...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりに、児童養護施設等を退所した児童が社会的に自立するために住まいを確保するということは、これは極めて重要なことでございます。  このために、退所後、保護者等の支援が見込めない場合には、就職の際に必要となる住居費等として約十四万円を給付するとともに、住...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日御提案がございましたコンビニエンスストアに対しましては、昨日、協力依頼を行ったところでございます。まず早速行いました。これで、お話のように、児童が立ち寄りやすいと思われるコンビニエンスストアなどで今後適切な対応が図られると大変ありがたいと思いますし、期待もして...全文を見る
○尾辻国務大臣 とにかく、思いついて、いいと思うことは何でも、そして一歩一歩進めていくということが必要なことなんだろうというふうに思います。  その中で、今御指摘いただきましたように、虐待による死亡事例の撲滅作戦といったような、国民にとってわかりやすい指標なども検討いたしまして...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、この前の委員会でのお話もございましたから、一昨日、私も児童相談所へ行ってまいりました。そして、本当に皆さん方の御苦労というのを目の当たりにしてきました。大変だなと思いました。  その中で、具体的に、今私が、何ができる、どうしようと...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど申し上げたことを選挙の事情だというふうに御理解いただきましたら、それはまずいなと思いましたので、あえて立たせていただきました。  先ほど申し上げたのは、決してそういうつもりでもありません。とにかく、まさに社会保障に関係のある皆さんが多いものですから、説明に...全文を見る
○尾辻国務大臣 私ども厚生労働省といたしましては、そのネットワークの設置については、とにかくできる限り各市町村においてつくっていただきたい、設置していただきたい、そう願っておりますし、また、積極的にも働きかけてまいりたいと思っておるところでございます。  ただ、今般の、では、法...全文を見る
○尾辻国務大臣 平成十六年度予算におきまして、自立援助ホームにつきましては大幅な改善を図ったと私どもは考えております。  まず、箇所数が大幅にふえたこと、これはもう御案内だろうと思います。また、一カ所当たりの予算をほぼ二倍にもいたしました。  さらに、本年六月に閣議決定された...全文を見る
○尾辻国務大臣 児童虐待対策につきましては、国としてはいろいろと施策の充実を図っているつもりでございますけれども、お話しのように、残念ながら、地方自治体の取り組みについて地域間格差があることも事実でございます。このため、厚生労働省といたしましては、児童虐待対策の重要性、緊急性につ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今おっしゃるようなことが極めて大事なことだということは、よく理解をいたします。ただ、今私どもの示せる数字というのは、最低基準であったり、それが具体的には六対一であるわけですが、まさしくその最低基準としてしかお示しできないということは、これは残念なことだと思っており...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日来お答え申し上げておりますけれども、なかなかこの里親制度の普及というのが進んでいない、これはもう事実であります。そして、それはいろいろな理由もあるんでしょうが、やはり、今まで私たちがそういう制度になじんでいないところが、大きな理由の一つだろうと思います。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 もう言わずもがなですが、理屈を言えば、民法第八百二十二条において、親権者は必要な範囲でみずからその子を懲戒できることとされておる、このことでございます。  しかし、いつも問題になりますように、しつけと虐待との間、これをどうきっちり区別するのかというお話でございま...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話を伺いながら、昔我が子をぶん殴ったことを反省しておりますけれども、いろいろな御意見もあると思います、よく勉強させていただきたいと思います。
○尾辻国務大臣 全く個人的な意見として申し上げれば、やはりそれは重過ぎるだろうなというふうに考えます。
○尾辻国務大臣 個人後見でなくて、公的な法人による後見も認められるような制度の検討が必要ではないかという御意見があることは、承知をいたしております。  私の意見を述べろと言われますと、私も検討の必要がある、こういうふうに考えますということだけを申し上げます。
○尾辻国務大臣 今般の制度改正による各自治体における認定事務の詳細につきましては、通知で定めることといたしております。  そこで、施行までに認定事務が終わらず、今お話しのように償還払いとなるところが出てくる自治体がある場合には、実施主体となる自治体からの御意見も伺いながら、保護...全文を見る
○尾辻国務大臣 今般新たに設定いたします重症者の認定基準については、疾患の特異性に応じ、症状、検査値、治療内容等による簡便な基準を設けるものでございます。これらは、通常、診断名を確定するために最低限必要な検査でありまして、ごく一部を除いて、これまで以上に検査がふえるものではござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今般の小児慢性特定疾患対策の見直しは、そのあり方に関する専門家、患者代表等による御論議を踏まえ、法整備を含めた制度の改善、重点化を行い、安定的な制度として、新たな小児慢性特定疾患対策の確立を図るものでございます。  本事業の今後の見直しにつきましては、本事業の実...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、最初のお話でありますけれども、私は、つい思わず一次医療と二次医療に例えてしまいましたけれども、その例えで申し上げると、それはもう、一次医療と二次医療の間にすき間があってはならないわけでございますから、最初のお話は、すき間などつくらないように、ちゃんとしていか...全文を見る
○尾辻国務大臣 もう既にその御認識がおありだろうと思いますが、万が一そうでないところがあれば、それはもう当然、そういう認識を持ってもらわなきゃいけないと考えます。
○尾辻国務大臣 この問題は、この前もちょっと、私が理解している理屈だけは申し上げましたけれども、いろいろの省との協議も必要なことだとは思います、制度そのものについてどうするかということは。  ただ、今お話しのように、検証はさせていただきたい、こういうふうに思います。
○尾辻国務大臣 市町村の実情に即した適切なネットワークの運営が確保されるようにしていきたい、こういうふうに考えます。  それから、最後の民間団体の話ですね、これも努力をしてまいりたい、こういうふうにお答え申し上げます。
○尾辻国務大臣 ただいまの件につきましては、後半の方のお話でありますけれども、坂口前大臣の談話もございます。そして、坂口前大臣が言わんとしたことは、まさに、今それぞれ議員立法でお出しいただいておるような内容のことだと私は理解しておりまして、そして、それは当然、前大臣のお気持ちを私...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますけれども、一昨日、東京の相談所を見てまいりました。そして、あそこも一時保護所が併設されておりますから、そこも見てまいりました。そして、職員の皆さんの本当に切実なお声、きょうもまたひょっとしたら騒がしくなるかもしれませんというような、皆さん...全文を見る
○尾辻国務大臣 改めて、総論的に申し上げます。  社会全体として最優先で取り組むべき重要な課題である、こういうふうに認識をいたしておりますから、こうした子供たちに対する支援体制の整備に誠心誠意努めてまいります。
○尾辻国務大臣 先ほど来御指摘のように、そもそも、このことは民法第八百二十二条の規定からきておるということでございます。したがいまして、このことの議論は、親権制度全般にわたる幅広い観点からの議論をする必要があるだろうと思いますので、そうしたことを踏まえての今後の検討だというふうに...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今の具体的なお話については、実情を知りませんから、そのことについてはコメントは、まずは避けさせていただきたいと思います。  ただ、一般論として、病院やそうした赤十字の旗を掲げておるところを攻撃するということは、これはかつての戦時国際法、今の国際人道法ですか...全文を見る
○尾辻国務大臣 国際人道法に違反する行為があってはならない、これはもう基本だと考えます。
○尾辻国務大臣 児童相談に関して専門性を有する職員の確保が不可欠なことは、もう再三申し上げておりますし、まさに我々の共通認識だと思います。  そうした人たちのための研修を横浜の方でやる、そういう意味ではセンターが一つはあるかと思いますが、今委員がお話しのは、そういう研修のセンタ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の新エンゼルプランをつくりますときに、保育所の役割を拡大いたしました。そして、保育所というのが、単なる預かる施設じゃなくて、地域のお母さんたち、保育所に預けていない子供たちのお母さんたちまで含めて、地域の子育てセンターをできるようにという役割を加味させました。そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回この仕組みを考えますときに、私どもが考えましたことは、やはり、どうしても他の公費負担医療との均衡、いろいろございますから、いろいろ自己負担いただいている、その、他のものとの均衡というのはどうしても考慮せざるを得ないと思います。このことを考慮しながら、子育て家庭...全文を見る
○尾辻国務大臣 衆議院議員山口富男君提出の児童福祉法の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。     —————————————
○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  急速な少子化の進行等を踏まえ、総合的な次世代育成支援対策を推進する等の観点から、労...全文を見る
11月11日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのとおりに、年金は国民の大きな関心事でございます。したがいまして、今触れておられますような政治の場、政党間の議論も進めていただければ大変有り難い、そういうふうに感じております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、年金を取り巻く環境というのは大変厳しいと存じております。したがいまして、先ほど来申し上げておりますように、社会保障全般そうでありますが、年金に限らず社会保障全体そうでありますけれども、国民生活に極めて密着しておることでありますから、本当に国民の皆様方...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) おっしゃるとおりに、年金の一元化の議論というのは様々な形でなされております。  そこで、改めてまずその一元化の議論、まあ言うならば本質みたいなところはどこにあるんだろうかと最近考えておるんですが、私なりにはこう思っております。  この問題の、年金一元...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険制度は創設時から、先ほどちょっとお触れいただきましたけれども、様々な議論がございました。私もそのときの議論に参加をした一人でございます。そして、とにかく日本で初めての制度だからスタートをさせよう、あるいは試行錯誤せざるを得ない部分があるかもしれな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず申し上げますけれども、私どもがどうしても守らなきゃいけないのは国民皆保険だと、こういうふうに思っております。これはしっかり守る、これが前提であろうというふうに思います。  そこで、いわゆる混合診療についてのお尋ねがこのところございますけれども、いつ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現状から御説明を申し上げます。  まず、保健師のことでございますが、この皆さんに非常に大きな負担が今掛かっておりまして、頑張っていただいておるということでございます。そこで、十一月十日に、厚生労働省といたしましては、地元の保健師の皆さんだけじゃなくて、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘いただきましたように、障害者の就労促進につきましては、従来より、一般企業に雇用されることを促進するための取組を行ってまいりました。ところが、昨今のIT技術の進歩等に伴いまして、在宅で仕事を行うことができるようになってまいりましたので、自宅等において...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私が大臣になりましていろんなことを言いましたけれども、そのうちの一つが、是非今後の社会保障、一つのキーワード、自立だというふうに言いました。障害者の皆さんにも是非自立をしていただきたいと思っております。ただ、こう言いますと、狭い意味で、例えば仕事に就くこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 仕事と家庭の両立支援につきましては、大きく二つの面があると思っております。  一つは、今お触れになっていただきました保育サービスの充実というものがございます。それからもう一つ、職場環境の整備がある、こういうふうに考えます。  その保育サービスの充実の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 日本政府といたしましては、批准いたしましたILOの条約は、憲法の規定にのっとり、すべてこれを誠実に遵守すべきでございますし、遵守してきたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、結社の自由委員会の勧告について一般論としてお答え申し上げます。  この勧告は加盟国を拘束するものではない、こういうふうに承知はいたしておりますけれども、結社の自由の原則というILOの基本原則に関し、ILO理事会が承認した見解として、政府としてでき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 心神喪失者等医療観察法は、今お話しのとおりに、同法の規定によりまして、公布日、平成十五年七月十六日でございますが、この日から二年以内に施行するということになっております。  厚生労働省におきましては、現在、関係省庁や各都道府県等と連携を図りつつ、この法...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この指定入院医療機関でございますが、いろいろとお話しのようなとおりでございまして、まず設置主体を国公立病院等に限定しておるところでございます。  そこで、その整備の状況でございますが、これまた今先生お話しのとおりに、東京都小平市にある国立精神・神経セン...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生のお話伺いながら、この法律の議論をいたしましたときに、社会復帰か社会防衛かというような議論があったことを思い起こしております。そして、これは社会復帰を目的とする法律だということをみんなで確認したものである、私はそう理解をいたしております。あくまでも、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回私どもが御提案申し上げましたグランドデザイン案は、障害保健福祉施策全体を抜本的に見直し、この際抜本的に見直そうということでございます。さっきちょっと触れられましたが、三障害のその区別をなくして施策を考えるとか、そういったようなことを含めての抜本的な見...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまのお話、初めて伺いましたので、よく私も調べさせていただいて、対応すべきことがあれば対応したいと、こういうふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまも申し上げましたように、初めて聞く話でありますから、よく調べさせていただきたいと思います。そして、私がお聞きするのもと思いますが、今よく分からないんですが、九月説とか十月説とかおっしゃったその辺のところのお話をまた伺っておけば私もそれなりに調べよ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、本当に私が今日初めて聞く話でございますから、私の良心に従って、おっしゃっておられることを私なりに調べてみたいと、こういうふうに思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の所掌事務の話でありますが、お尋ねのことをもう一回、まずはもう一回言っていただけますか。それでお答えできればお答えいたしますし、もし、六法が要ると言っておりますから、六法が必要であればすぐ取り寄せてお答えいたしたいと思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 調査はいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 調査をすると申し上げたんですから、調査はいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 十二月上旬に公表すべく、最大限の努力をしてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 正直に言いますと、昔、予算委員会で私自身が似たような質問をしたことがございます。  このプライマリーバランスの回復ということについては、これは大きくは骨太の方針に書いてあるわけでありますから閣議決定事項でありますし、政府の大きな目標の一つ。そういう意味...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう個人でも、家庭でも、会社みたいな組織でも、国でも、みんな一緒だと思いますが、赤字体質になったら、出を抑えるか、入りを量って大きくするか、その一方だけで解決できなければ、入りをできるだけ大きくして、また出を少し縮めてそこでバランスを取るか。もう今...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私はこちらのサイドにいますから、立法の方の、立法府の皆さん方のことについて何かを申し上げるというのは大変失礼だと思いますから、そこの部分は避けさせていただきます。それはもう立法府の立場できっちり議論していただき、結論を出していただければと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私もよく勉強させていただきたいと思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 近年、フリーターの増加に加えまして、働いておらず、教育も訓練も受けていない、いわゆるニートと呼ばれる若者たちも増加をしております。  御指摘のとおりに、こうしたニートと呼ばれるような人たちが増加している原因は、これは様々であると考えますけれども、このよ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 中学ということになりますと正に義務教育のところでございますから、文部省とも協議をしなきゃならぬでしょうし、そうした関係省との協議もしながら、できることはやらせていただきたいと、こういうふうに思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) ハローワーク業務の市場化テストに関する民間業者からの幾つかの御提案がございます。これは、特定のハローワークが実施しております原則すべての業務を公設民営化で一括して民間業者が実施できることにしたい、こういう御提案だということは承知をいたしております。  ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そこの点については小池先生と意見が全く一致していると思います。そのまず前段の部分について申し上げます。  私が言いたいのは、国民皆保険を守らなきゃいけない、そしてまたそれにフリーアクセスというのが伴って守らなきゃいけないと思いますという意味で、小池先生...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもは私どもなりにきっちり議論をいたしますから、この規制改革の御議論は御議論として、それはまたそのお立場での御議論があるでしょうから、それはそれとしてお聞きしながら、私どもは私どもの立場をきっちり守る、こういうことだと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 必要があれば物を言うつもりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) おっしゃるように、こういう統計の取り方というのは結構難しいところがあります。二年間ですから二十四か月です。そのうちの一か月だけ納めていなかった人をどう思うのか。また今度は、それと、一か月だけ納めて二十三か月納めていない人、この辺をどういうふうに把握しなが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二十五年がどうなのかというのはいろんな議論がありますので、また御議論いただきたいと思います。  ただ、あえて申し上げますと、その二十五年に足らない部分のところは六十九歳までは払えるわけでありますし、そうしたことでカバーしていただくという方法もある、考え...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の新潟地裁の判決についてでございますが、まず、立法不作為等を指摘されております。ただ、これに対して最高裁の判例もございますので、この最高裁の判例に照らすと、この指摘は適当ではないというふうに思います。  また、拠出金制の年金制度、要するに保険方式で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私どもは食品安全委員会にその判断をお願いしておるところでございます。そして、先ほども食品安全委員会御自身で言っておられましたけれども、きっちり公正中立に科学的な結論を出すと、こういうふうに言っておられるところでありますから、私どもとしては、その結論を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘の通達でございますけれども、当時の厚生省労政局長が、終戦による社会的混乱と朝鮮人労働者の帰国等によるこれら労働者の居どころ不明、通信不能等の事情のために事業主がこれら労働者に対して支払うべき賃金等を支払うことができなくなっている場合に関し、できる限...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのとおりに、来年、戦後六十年であります。戦後六十年たっていろんなところにまだ戦後処理が残っておる、これは大変問題だと思っております。  したがいまして、戦後処理をきっちりやらなきゃいけないというふうには思いますけれども、今のお話を、さあ、供託され...全文を見る
11月12日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 お話しのとおりに、少子化対策というのはまさに総合的に取り組まざるを得ない、こういうふうに考えております。そして、率直に申し上げて、この育児休業法に少子化対策、これで少し出生率が上がるんじゃないか、期待したことは事実でございます。そしてまた、たしかスウェーデンとかデ...全文を見る
○尾辻国務大臣 急速に少子化が進行する中で、仕事と子育ての両立支援をより一層推進するためには、労働者が必要な期間に休んで育児などを行い、安心して働き続けることができる育児・介護休業制度の充実、利用促進が重要であると考えております。  このため、対象労働者の拡大、一定の場合の育児...全文を見る
○尾辻国務大臣 我が国で男性の育児休業の取得が進まない理由でございますけれども、職場の理解不足や仕事量の問題など、男性労働者が育児休業を取得しやすい職場環境が整っていないという企業側の要因、それからまた、法制度に関する理解不足、育児は女性の役割という意識など、労働者側や社会全体の...全文を見る
○尾辻国務大臣 今資生堂のお話を伺いながら、なるほどなと思ったことが実は一つございました。それは、厚生省と労働省が一緒になって、そして局が一緒になった局はたった一つであります。その局が雇用均等・児童家庭局でありまして、その局の初代の局長さんが今お話しの岩田局長さんでありました。ま...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりに、労働者が仕事と家庭、地域、学習などさまざまに組み合わせてバランスのとれた生き方を選択できる、これはもう大変重要なことでございます。  そうしたことのためにも、今般、私どもはこの法律の改正をお願いいたしましたし、それから、先ほど局長もちょっと申し...全文を見る
○尾辻国務大臣 先月発表されました内閣府の世論調査結果におきましても、国民の八割の方が少子化の進行について危機感を感じておられます。こうした状況の中でございますから、お話しの次世代育成支援施策というのは、これは国の基本政策として取り組まなければならない課題である、まずこういうふう...全文を見る
○尾辻国務大臣 総務省が政策評価をした、しかも、その評価された側の私でありますから、そのことについて何か申し上げるということは難しいことでございますので、この際、避けさせていただきたいとは思います。  しかし、少なくとも言えることは、結婚とか出産などの個人の意識や価値観に関する...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど局長が御答弁いたしましたように、一つずつの政策で、なかなかこれが即、少子化対策にどのぐらい役に立ったのかというようなことを評価するというのは、かなり難しい面もございます。  しかし、私は、これは私として今評価しておるというか反省しておることでございますが、...全文を見る
○尾辻国務大臣 率直な表現をさせていただきますと、やはり世の中、理想とする方向に一歩一歩近づけていきたい、そう申し上げたいわけであります。したがって、今度のことでは、従来努力義務であったものを義務づけたという、これは一歩前進であることはお認めいただけるんじゃないかというふうに考え...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の、今度改正をお願いしておる、この中で書きかえろとおっしゃられると、それは率直に、大変難しい、困難であるということはまず申し上げたいと思います。  私は一歩一歩と言いましたから、では、次の一歩が一人当たり五日になるのかと、ぱっと言われますと、私もそう約束します...全文を見る
○尾辻国務大臣 申しわけありません、今のところ、もう一回お話しいただけますでしょうか。
○尾辻国務大臣 私が申し上げてお聞きいただけるのであれば、世の中のお父さん方に、ぜひそうしてあげてくださいということは申し上げたいと存じます。
○尾辻国務大臣 これはもう委員御自身がおっしゃいましたように、子の看護休暇というのは、突発的に休まなければならない事態に対応して休む、こういう建前になっております。そこで、理屈を言うわけじゃありませんけれども、予防接種だったら事前にちゃんと準備ができる、突発的なものでない、こうい...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、申し上げたことは、看護休暇の方は突発的なものであります、ですから、予防接種は準備ができますね、したがって突発的でないので看護休暇の中では考えておりませんというのが、私どもの整理の仕方でございます。
○尾辻国務大臣 我が国で男性の育児休業の取得が進まない理由といたしましては、まず、職場の理解不足や仕事量の問題など、男性労働者が育児休業を取得しやすい職場環境が整っていないという企業側の要因、さらに、法制度に関する理解不足、育児は女性の役割という意識など労働者側や社会全体の要因な...全文を見る
○尾辻国務大臣 推奨はしたい、こういうふうに思います。
○尾辻国務大臣 そんなビラをつくって選挙に負けたことが一つの証明でありますから……(水島委員「勝ったんですよ、彼は。向こうが勝ったんです」と呼ぶ)先生がお勝ちになったんじゃないんですか。それじゃ失礼しました、そこのところは訂正いたします。  いずれにしても、もうそんなことで選挙...全文を見る
○尾辻国務大臣 基本的な考え方として、その考え方がおかしいといいますか、今私どもが法律改正をお願いしているようなこととは違うものだということだけは申し上げたいと思います。
○尾辻国務大臣 そもそも、待機児童の定義は、おっしゃるように、認可保育所に入りたいといって、そしてそれに入れずに、まさに待機しておる子供の数でございます。ただ、待機児童ゼロ作戦や何かを言いましたために、それに合わすためにという、もしそういう御理解もあるのであればちょっと、この定義...全文を見る
○尾辻国務大臣 まさに、お話のとおりに、法律に「保育に欠ける」と書いてあります。この解釈になるわけでございますけれども、これは、市町村がそれぞれに、また市町村のお立場で考えておられるというところでございます。  ただ、厚生労働省といたしましては、次年度に小学校への就学を控えてい...全文を見る
○尾辻国務大臣 現行法の中で裁量の幅があるのかどうか、それを私が承知しておりませんでしたので、あるいは局長なら答えられるかなと思って、局長に答弁してもらったんですが、どうもその辺は、今の局長の答弁を聞きますと、やはり私どもの裁量幅の中にはないと、私は答弁を聞きながら理解しました。...全文を見る
○尾辻国務大臣 近年、パートタイム労働者は著しく増加をしております。その一方で、その処遇が必ずしも働きに見合ったものになっていない面があること、こういうことは指摘せざるを得ないと思います。そういうことから、正社員とパートタイム労働者との間の公正な処遇を図っていくことが重要な課題で...全文を見る
○尾辻国務大臣 厚生省と労働省が一緒になりましたときに、先ほども申し上げましたけれども、まさに一緒になった局が一つだけあった、それが雇用均等・児童家庭局でございました。厚生労働省としては、ここがまさに、総合的に子育てや仕事の両立を図っていったり、また、働いているお母さんたちの子育...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろな数字をお示しになりまして、お示しされた数字を見て、ああそういう視点があるなと思いました。  ただ、私が私なりにこの数字を見て、まず最初に非常に気になりましたのは離職理由の割合なんですけれども、その中で介護を理由にやめた人が一・一%という、この数字が、こ...全文を見る
○尾辻国務大臣 改めて申し上げるまでもありませんが、私どもが介護保険をつくるときに思いましたことは、日本の介護というのは家族に頼り過ぎ、また、今お触れになりましたように、その中でも特に女性に負担がかかる、この負担を何とかしようということで、そして、社会全体で介護はやはり考えるべき...全文を見る
○尾辻国務大臣 仕事が忙しくてという話だというふうに言われました。恐らくそれが本音なんだろうなというふうに思います。  また、この数字、私も改めて確認いたしましたから、省に戻っていろいろな話をよく聞いてみたい、こういうふうに思います。
○尾辻国務大臣 私のしごと館につきましては、御指摘のように、修学旅行生など学生生徒の方々に多く利用していただいておるようでございます。ただ、現在でも、キャリアコンサルタントを配置いたしまして、利用者の職業能力の分析、適性の把握等を含む職業に関する相談の実施、あるいは、面接の受け方...全文を見る
○尾辻国務大臣 率直に申し上げます。  けさからこの話、いろいろ私もそれなりに聞いております。いろいろな話をするんですが、結局、痴呆予防のための取り組みというのはさまざまな試みが行われております。ただ、今現在で、それらの効果やメカニズムが厳密な意味で科学的に証明されるに至ってい...全文を見る
○尾辻国務大臣 まさに、まず基本的に申し上げると、給付と負担の関係でございます。  私どもは、今度の年金法の改正に当たって、給付の方で考えましたのは、やはりどうしても五〇%ということを考えました。これは率直に申し上げます。そしてまた、法律にも書いてあります。五〇%を何とかして給...全文を見る
○尾辻国務大臣 急なお尋ねでございますから、うまく答えられるかどうかということはございますが、私も、きのうの質疑を聞きながら、その辺のことは感じないわけじゃありませんでした。したがいまして、議事録や、二〇〇二年のころ何と言ったかという坂口大臣の発言や何かをよくまた調べてみて、改め...全文を見る
○尾辻国務大臣 そのとおりであれば、率直におわびして訂正しなきゃいかぬ、こういうふうに思います。そして、改めて、私どもがきっちり、今後できることをお示ししたい、こういうふうに考えます。
○尾辻国務大臣 今、こうした御議論はいろいろなところでしていただいています。  今お話しになったことの繰り返しみたいになりますけれども、私がまず思いますことは、今の介護保険というのは確かに、加齢、高齢になった方々の介護ということが念頭にあって、それでつくった介護保険です。今議論...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろ御指摘がございましたが、一点で申し上げます。  今お話しのようなことがありますから、私どもは障害者福祉に対して、今度、グランドデザインをお示ししたつもりであります。あの考え方できっちりやっていきたい、こういうふうに思います。
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますけれども、急速に少子化が進行する中で、次世代育成支援対策における大きな課題として、仕事と子育てとの両立の困難さが今言われております。  このようなことから、今回の法案におきましては、働き方の多様化を踏まえた育児休業制度等の整備及び育児等...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げましたように、四〇%まで来ています。そして、いろいろな保険のことなど免除されていることなどを考えますと、実質は五〇%ぐらいになる。今、副大臣が答えましたように、この辺がもう限界じゃないかなというふうに私どもは感じております。  そうなりますと、これから...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来、再三にわたって御指摘いただいておるわけでございますが、私どもは、新エンゼルプランや待機児童ゼロ作戦などで、これまでも本当にさまざまな角度から取り組みを進めてきたつもりではおるんですけれども、残念ながら、出生率は依然として低下傾向にございます。したがって、...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が申し上げましたのは、先ほど局長も答弁いたしましたように、一つずつの施策で、これでどういうふうに影響が出るということはなかなか申し上げにくい。したがって、この法律を改正したからどうなるかというところまでは、とても数字で申し上げるというのは難しいということを申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 数字は、それこそ厳しい数字であれ何であれ、きっちり出して議論をすべきだということはそのとおりだと思います。  申し上げますと、今度の年金の出生率についての数字も、私どもはいろいろ議論しましたけれども、上位、中位、下位で議論いたしました。下位は一・一六、一番厳しく...全文を見る
○尾辻国務大臣 短時間でございましたけれども行かせていただきました。そして、いろいろなお話を伺ってまいりました。  一言で言いますと、これはやはり大変だなと。大変だなというのは月並みな表現になってしまうんですが、本当に今私の言葉で率直に言えとおっしゃると、まさしく、ああ大変だな...全文を見る
○尾辻国務大臣 急に、責任をとれというものではないと思います。だれかとるのかと言われても、それは、はっきりお答えすれば、とるべき者もいません。万が一というと、私以外にはないと思います。
○尾辻国務大臣 そういう言い方になると、そのとおりでございます。
○尾辻国務大臣 これは両方から考えなきゃいけないと思います。育児休業の方からも考えるところがありましょうが、保育所の入所という面からも考える、その必要があろうかと思います。  今おっしゃいましたように、保育所の入所というのは、基本的には四月の一日ではありますけれども、これはもう...全文を見る
○尾辻国務大臣 通常、子供が小学校に入学するころには、身の回りのことをある程度自分でできるようになっております。親が育児にかける時間もかなり少なくなっております。そうした親の育児負担が、小学校に入学するころにはある程度、ある程度じゃありません、相当軽減されると考えることから、今回...全文を見る
○尾辻国務大臣 その問題につきましては、この法律を施行した後、いろいろ実際にやっていく上でまた一つの形が出てくるだろうと思いますし、そうしたものを踏まえながら検討すべき事項だと考えております。
○尾辻国務大臣 しっかりと取り組んでまいりたいと考えます。
11月12日第161回国会 参議院 本会議 第6号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました児童福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  急速な少子化の進行等を踏まえ、総合的な次世代育成支援対策を推進するため、次世代を担う子供が心身ともに健やかに育つための環境を整備することが喫緊の課題...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 児童虐待防止対策について、基本的な考え方についてのお尋ねがございました。  児童虐待への対応につきましては、様々な施策の推進が図られてまいりましたけれども、依然として社会全体として早急に取り組むべき重要な課題であると認識をいたしております。  このた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 八問の御質問をいただきました。  まず、少子化対策に関する基本的な方針についてのお尋ねがありました。  このことにつきましてはこれまでも様々な角度から取組を進めてきたところでございますが、残念ながら少子化の流れを変えるには至っておりません。こうした状...全文を見る
11月15日第161回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 改めて、このOECDが出しましたレポート、私も読ませていただきました。示唆に富む面を大いに持っているな、こういうふうに思いました。文化の違いはいろいろありますから、すべて当たっているというふうにも思いませんでしたが、率直に申し上げて。しかし、これは改めて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今指摘されておりますように、とにかく一言で言うと少子化に歯止めが掛かっていない、いろいろやってきたんだけれども少子化に歯止めが掛かっていない、これはもうそのとおりであります。そして、それを何とかするために、とにかく子供を産んで、産もうというような環境整備...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今度の改正で一歩前進をさせたということを御理解いただいたことは有り難いと思います。  では、その後どうするかということでありますが、今回一歩前進させましたから、そして次の課題として今おっしゃったようなこと、これはまた更に検討すべきことだとは私どもも認識...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 基本的に育児休業といいますのは、育児を理由にして雇用関係が終了することを防ぐ、その継続を図ることを目的にした法律でありますから、そのことを私どもはきっちりそれぞれの職場に対しても指導を行ってまいらなきゃいけないと思っておりまして、今後ともその指導だけはき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御審議、衆議院の方で審議していただいております法律もいろんな御議論ありますけれども、公労使三者で構成されるところの労働政策審議会において九か月の御審議を、議論をいただきながらまとめたものであります。  そういう意味で、できるだけ皆さんの御理解いただき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しの母子家庭施策でございますけれども、この施策についていいますと、今私どもが一番気にしておりますことは地域間格差が大きいと、こういうことでございます。そこで、そういう状況の中にありながら地方六団体のこのたびの御提案というのは一般財源化でありますから...全文を見る
11月16日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 年金の一元化の問題につきましては、これまで政府といたしましては、既に基礎年金制度の導入、これは基礎年金のところで、負担のところはおいておいて取りあえず給付というところで合わす、そういう一つの一元化、あるいはまた被用者年金一元化に向けた取組、これはよく言わ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の御質問を給付と負担の基本的な考え方というふうにとらえてお答えしてもよろしいでしょうか。  この給付と負担、おのずと一方を定めれば一方が連動して出てくる、そういう数字でございます。したがいまして、今度の年金法の改正の中では、私どもは、まず今までの給付...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、社会保険庁の在り方についてはいろいろ議論をしていただいているところでございます。そうした中で、当然、独立行政法人化という、独法化ということもその選択肢の中に入れて議論をされております。  私は、こういうことだろうと思っております。今、年金に対する国...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 何回もお答えいたしておりますけれども、いわゆる混合診療を無条件で解禁することは不当な患者負担の増大を招く、有効性、安全性を確保できないといった懸念がありますので、適切、適正なルールの設定が不可欠であると、こういうふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険庁といたしましては、かねて全社連に社会保険病院を一括して委託する方式については見直すこととしておるところでございます。したがって、社会保険庁と全社連との関係はそういうことでございますが、しかし一方、じゃ全社連というものはということになりますと、こ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお尋ねは市場化テストについてでございましょうか。  市場化テスト、それは私は賛成でございます。やっぱりこうしたことをきっちりやって、社会保険庁の業務というのをどうあるべきかということまで含めて検討すればいいと思っておりますから、一言で言うと反対では...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず申し上げなきゃなりませんのは、年金事業に係る事務費につきましては国が予算の範囲内で税により負担することが国民年金法等において規定されておる、まあ法律の規定があるということでございます。ですから、これは私どもは法に従って事務をつかさどらなきゃいけません...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いろんな御批判を浴びて、この保険料は給付以外に全然使わないということも決めましたけれども、それはもうあくまでも無駄遣いをしない、余計なことをしている部分についてのことでありますから、私は、それはそれでみんなで決め、みんなでというか、私どももそういうふうに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この自立という言葉を私が使いましたのは、前にここでお話ししたかと思いますけれども、障害者団体の方とお話ししたときに、自分たちはタックスイーターからタックスペイヤーになりたいんだとおっしゃった、その発言が大変印象に残っておりまして、感動も覚えたものですから...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私が、この自立というのがキーワードだというふうに大臣になりましてから盛んに言いましたことが今みたいな理解のされ方をするのかなと思いまして、その点については率直に反省もしたいと思います。  ただ、日本の今まで社会保障制度を支えてきた考え方、特に総理が言っ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、確かにおっしゃるように、自立支援と正確には言うべきだと思いますから、今後自立支援という、そういう表現にさせていただきたいということは、御指摘いただきましたのでまず思いますということを申し上げたいと思います。  それから、御質問の件でありますけれど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 正に今安心と活力という言葉を使われました。  その今御紹介いただきましたベーシック・インカムという考え方は、安心ということでいえば正に安心できるものだと思います。ただ一方、そういうことで社会の活力というふうに考えますと、私は小泉総理が言われたようなやり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、申し上げておりますように、一年間私も党の厚生労働部会長をやりましたので、もう随分議論をした部分でございます。  そこで、もうお答え申し上げますと、今度の場合は負担が過大とならないように、負担をまず基軸にして考えたということをお答えを申し上げます...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 改めて申し上げますが、一八・三というやや中途半端と言うと表現が良くないかもしれませんが、すっきりした数字でないところで止めると言いましたのは、去年私どもがこの議論をしたときに、一八・三%までの負担をしていただくならば、そのときの計算でありますが、給付が何...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのときはまた国会で当然御議論いただくことになりますから、私がそのことについて余り申し上げるのはいかがかとは思いますが、議論した、それから今私の意見を率直に申し上げると、一八・三は、もうこれはもうそこで絶対止めるべきものだと思っておりますから、そこはもう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりであります。ただ加えて、積立金をどうするかという議論がもう一つ加わると、こういうふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私はそのようには理解しておりません。ただ、年金の給付の水準の計算が、いろんなこう要素といいますか、方程式を解いてこの答え出していますから、その中に大きくGDPの伸びというのはありますから、そうしたものが影響を受けたとは思いますが、今の私の理解ではただ単に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もういいですか。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず今の、最初の御質問に改めてお答えいたしますが、年金の給付の伸びというのは正にマクロ経済スライド、マクロ経済で計算していますから、そうすると一番主になる数字が、主になるとかいうとですが、要するにGDPの伸びというのはその中で非常に占めるまあ一つの要素だ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 表現の仕方が、今の表現の仕方、少しそういうふうに理解されるとまずかったかなと思いつつ今お答えをいたしておりますが、基本の考え方は、これはもう私どもは必要なものを積み上げたいと、こう思っております。  ただ、一方から政府の方針としてその方針が出されておる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の部分、恐れ入ります、もう一回言っていただけますか。
○国務大臣(尾辻秀久君) まさしく御指摘のところが私どもの一番頭の痛い部分でございます。  例えば、手元にちょっとある数字で申し上げますと、今年の医療の給付費というところで言いますと、国費の分で言いますと、二十六兆であります。これが二〇二五年になりますと五十九兆円に見込まれます...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 賦課方式だと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 少なくとも私は全く承知をしておりませんから、そういう意味では事実でないと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も率直に言って、まず一元化ということでどこからやれるかなと思いますと、先生方のお考えはまたお考えでいろいろおありだと思いますが、私の意見を率直に言わせていただくと、やっぱり二階建て部分を一元化するところからが現実的であろう、こういうふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そういう御心配の向きがあることは私も承知をいたしております。ただ、私どもが今言っておりますのは、御指摘の高度先進医療でございますけれども、それをいきなり保険診療の中に持っていくということにはいろいろ議論がある。そこで、まず特定療養費の中に入れて、やがて保...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二点申し上げたいと、二つに分けて御説明申し上げたいと思います。  今、私どもが介護保険の中で考えますことは、要介護度一、二というところの皆さんの数が非常に増えておる、そのことは事実であります。ですから、その皆さんを対象から外そうなんということは全く考え...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言で言いますと、そういうことを私どもは考えてはおりません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 将来のことについて私が何か今、先の将来のことまで言えるものではありませんけれども、少なくとも近い将来においてそのことは私どもは考えてないということを申し上げたいと思います。  根拠として一つありますのは、この数字はもう先生御存じだと思いますから余計なこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 実は先ほど、国民負担率の話で議論をしていますと、私が言うには言っておりますがと、ちょっとそんな表現をしたということでございましたので改めて申し上げますけれども、この議論も、国民負担率、潜在的国民負担率の議論も経済財政諮問会議の中で強く言われておりまして、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もう十分御存じの上で言っておられる先生に正に釈迦に説法になりますけれども、一五%というのは、いきなり一五%じゃございませんで、マクロ経済スライド分が毎年マイナス〇・九、これをずっと積み重ねていって、一五%のところまではスライドさせてくださいと、こう言って...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この制度疲労を起こしておるということを申し上げたのは、指定都市の市長会の皆さんが私のところに来られました。それで、意見としてお出しいただいたものがございまして、それにどう書いてあったかといいますと、「制度運用上の問題ではなく、生活保護制度が制度創設後五十...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今度の三位一体の改革というのは、私どもはその分は税源が移譲される、財源は移るというふうに考えておりまして、あくまでもそれを前提にして御提案もし、物も言っておるつもりであります。したがって、財源は移るということでありまして、国庫補助の割合が小さくなるから、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 生活保護もそうですが、地域間格差が極めて大きい、そのことは必ずしもいいことではないと私どもは思っております。したがって、その地域間格差があるということが一つあります。  そうした中で、地方への裁量を大きくして、そして財源は移るんでありますから国庫補助率...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 税源移譲としてそれが行われると私は理解をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 税源移譲が行われるというふうに理解をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 交付税の部分について何か言えと言われると、私のところではありませんけれども、いずれにしても税源移譲がその分行われるというふうに私は理解をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 誠に申し訳ありません。最後のところのお言葉がよく聞き取れなかったので、もう一回お願い申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 交付税の部分で無駄もなくさなきゃいけないというのは三位一体の改革の中の一つの話でありますから、先ほど申し上げましたように、そこについてまでは私は言いませんけれども、物言う立場じゃございませんので言いませんけれども、生活保護というところでの私どもが言ってい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の特例交付金の話でありますが、まあちょっとダブっていますから完全三年、三年じゃありませんが、三年、三年ということで時限でやってまいりました。そして今年が最終年度で、これはそういう時限でやってきた事業でありますから、今年一遍打ち切るということは、これはも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国と地方との、どういう負担をするか、協力し合うかというのは、その都度その都度のいろんな状況の中でそれなりに変化もするものだろうと思っております。したがいまして、生活保護についても十分の七のときもありましたし、まあいろいろ変化をしておる。その中で今回、私ど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これまた誤解を与えたかなと思いますが、あのとき申し上げたことは、難病の皆さんが来られますと、で、本当に寝たきりの方が大臣室に来られるんです。そのときの思いを言ったものですから、今みたいなふうに誤解されて申し訳ないと、こういうふうに思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来お答えしておりますように、骨太の方針に「例えば」が付いておりますが、書いてあることは事実でありますから、そのことを否定はできません。そのことは一つの事実として申し上げたわけであります。  ただ、私どもの立場というのは、立場というか思いというのは...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 繰り返しこれも申し上げておりますように、私どもは、社会保障を担当する立場から必要なものを積み立てていくと、いくべきだということを繰り返し主張しておるところでありまして、そうしたいと思っております。  ただ、そうしたことが、そうしたキャップをはめようとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まずは保険局長に答えさせます。
○国務大臣(尾辻秀久君) そういう意味で、医療と経済が、伸びがとか、結び付くものではないと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変有り難い解釈していただきまして、私が申し上げたかったのもそういうことであります。何か表現がちょっとまずかったかなというふうには思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) あのときの御答弁で私の数字が混乱いたしましたことは、改めておわびを申し上げたいと思います。  そこで、この問題は平成十八年度からの保険料の取扱いに関するものでございますが、この前もお答え申しましたように、私といたしましても、坂口前大臣の御答弁を踏まえな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お約束をいたしましたから、あの後帰りまして、御指摘の点について確認をいたしました。  地域改善対策特別措置法や緊急地域雇用特別交付金といった施策については、計画の策定当初から失効することを前提として記述されていると、こういうことでございました。もう一回...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) かねて言っておりますように、出すべきうみは全部出せと、こう言っておりますから、その取組をいたしたいと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これまでも機会あるごとに意見交換はさせていただきましたし、特にこの問題についても、少なくとも二回はそれぞれ意見交換の場を持ったところでございます。  しかし、お話のように、更にお互いの理解を深めなきゃいけない。それから、社会保障というのは、これはもうい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いずれにいたしましても、こういうことはおかしなことでございますので、今後ないように徹底をさせたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) しっかり調べてみます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これだけの御指摘をいただいたわけでありますから、放置できないものであります。  したがいまして、今申し上げましたように調査をいたしまして、出すべきものは、御報告すべきものは御報告をしたい、こういうふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 監修料のことについても、とにかくきっちり調べて実態を報告するように言いました。そこで、もらったところの、監修料として受けたところの数字まではほぼ正確に報告されたんだろうと私は思っております。ただ、その後どうなったのかということでは、先日来の新聞報道もあり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その御指摘は甘んじて受けなければならないと感じております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 結果がそういうことでありますから、調査の方法に問題があったのではないかと言われますと、そのとおりですとお答えせざるを得ませんが、ですから、そのとおりでありますとお答えはいたします。  内部の、内部の調査でありますから、まあとにかく最善尽くすしかないわけ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省の一番の責任がある立場でございますから、私の責任である、それはそのように感じております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、調査をやり直しまして、その調査の結果を見ましてしかるべく対応したいと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました児童福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  急速な少子化の進行等を踏まえ、総合的な次世代育成支援対策を推進するため、次世代を担う子供が心身ともに健やかに育つための環境を整備...全文を見る
11月17日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のお話は、労働力率と出生率の関係で、いわば労働力率が低ければ出生率も低いのではないか、こういうような御指摘だろう、こう思います。  そこで、お答えいたしますけれども、我が国を初めといたしまして、主要先進国におきましては、女性の高学歴化と社会進出により、最初...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、均衡処遇と均等待遇のお話がございました。今私どもが精いっぱい進めておりますのは均衡処遇のところまででございますけれども、今後の課題として検討していきたい、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 先ほど来御指摘いただいておりますように、出産、育児等により離職した後に再就職を希望する方は多くございまして、その支援は重要なことだと認識をしております。  このために、お話しいただきましたように、両立支援ハローワークにおける支援でありますとか、あるいはまた再就職...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろ御指摘をいただきました。今、法律の改正もお願いいたしておるところでございますから、今後ともしっかりと取り組んでまいりたいと考えます。
○尾辻国務大臣 育児・介護休業法は、第一条の目的規定におきまして、職業生活と家庭生活の両立に寄与することをうたっております。したがいまして、両立支援の趣旨は明らかでございますが、内容をわかりやすく示す必要から改正法案のような題名にしておるところでございます。  このようなことか...全文を見る
○尾辻国務大臣 本年六月に閣議決定いたしました少子化社会対策大綱におきましては、「社会保障給付について、大きな比重を占める高齢者関係給付を見直し、これを支える若い世代及び将来世代の負担増を抑えるとともに、社会保障の枠にとらわれることなく次世代育成支援の推進を図る。」こととされてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 きのうの委員会でその件を御質問がございまして、私が申し上げましたのは、この年金のことは、かねて申し上げておりますように、昨年は党の方の部会長でございましたから、そういう立場で議論をいたしました。その議論の中身についても御説明を申し上げたところです。  私がまず申...全文を見る
○尾辻国務大臣 御質問の趣旨は、今お話しございましたように、私どもが平成十四年に出した指針の中で、現在も対象になっておるケースが、今度の法改正によって、そしてまた新しくできる指針によって適用外になる、そういうことはないだろうな、こういう御確認の御質問だと思いますが、一言で申し上げ...全文を見る
○尾辻国務大臣 改めて申し上げます。  議員御指摘のとおり、従来から、形式上は期間を定めて雇用されている者であっても、その労働契約が期間の定めのない契約と実質的に異ならない状態となっている場合には、育児休業及び介護休業の対象となるものであることを指針において明らかにしたところで...全文を見る
○尾辻国務大臣 深夜業の制限に関しましては、指針におきまして、労働者が深夜業の制限を請求したことなどを理由として、その労働者に対して解雇その他の不利益な取り扱いをしてはならないとしております。この指針に従いまして、各都道府県労働局におきましては、不利益取り扱いと思われる事案を把握...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろお話しいただいておりますように、育児・介護休業法はこれまでも見直しをその都度行ってきたところでございますが、今後とも変わることなく、適時適切に対応してまいります。
○尾辻国務大臣 いずれにいたしましても、そうした情報をきっちりとることは、これはもう国にとって大変大事なことでございますから、やらなきゃならないと思っております。そこで、お尋ねでもございますから、まず、私からも外務省には尋ねてみようと思います。  それからもう一点、赤十字につい...全文を見る
○尾辻国務大臣 まずガイドラインについて申し上げたいと思います。  これは、今度法改正をして、それが逆に対象が狭まるとか、そういったような、逆のことになる、そういうことは決してありませんということを申し上げておきたいと思います。今までのガイドラインにプラスして、今度の法律改正、...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。     —————————————
○尾辻国務大臣 障害者福祉は厚生労働行政の原点ともいうべきものでございまして、すべての障害者の方が、誇りと役割を持って、地域で自立した生活を送ることのできる社会を築くことが、厚生労働省の使命であると認識をいたしております。  委員御指摘がございましたように、だれもが障害者になり...全文を見る
○尾辻国務大臣 未納、未加入による無年金者は、強制加入の対象者でありながらこの義務を履行しなかった者でありまして、みずからの責任を負うという点で、任意加入期間に未加入であった者とは異なると考えます。  納付義務がありながら保険料を納めず、制度に加入しなかった者が、障害という予想...全文を見る
○尾辻国務大臣 さきの通常国会における改正年金法の御審議の中で、公的年金制度の一元化を含む社会保障制度の一体的な見直しが大きな論点になりました。そうした中で自民、民主及び公明の三党合意が行われた、こういうふうに理解をいたしております。  政府といたしましては、この合意を受けまし...全文を見る
○尾辻国務大臣 特別給付金の対象者につきましては、個別にはなかなか把握できないのが現状でございますから、特別給付金の制度に関する広報等の情報提供が重要であると考えております。  このため、社会保険事務所等による広報に加えまして、障害者と接することの多い行政の障害福祉担当部門や、...全文を見る
○尾辻国務大臣 無年金者八十万人という数字は、一定の条件のもとに二十五年の受給期間を満たさない可能性のある者を集計したものでございますけれども、こうした数の中には、社会保険庁において把握していない共済加入期間等を有する者も含まれておりますし、すべてが無年金者またはそのおそれがある...全文を見る
○尾辻国務大臣 老齢基礎年金についての二十五年の受給資格期間につきましては、基礎年金制度導入前における国民年金の老齢年金の受給資格期間を引き継いだものでございます。  我が国の公的年金制度は、そもそも、すべての国民に加入していただくことにより老後の所得保障を確保することを目的と...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただきました生活保護の件でございますが、大きく言いますと、私のところにこのたびのことでいろいろ御意見をお寄せいただいたりいたしました。その中で、一つには、全国の市長会の皆さんがお見えになりました。その御意見の中に、生活保護は制度疲労を起こしておるというよう...全文を見る
○尾辻国務大臣 お答えしたとおりでございまして、三十六年十月から三十九年にかけて未納期間がございました。そしてまた、お答えしたとおりに、もう正直に言いまして、そのころといいますと、国民皆年金になりましたのが三十六年四月でございますから、承知はいたしておりませんでした。  ただ、...全文を見る
○尾辻国務大臣 主婦と学生との加入率の違いについてということでお答えすればよろしゅうございましょうか。(三井委員「はい」と呼ぶ)  確かに、おっしゃるように、主婦に比べまして学生の任意加入者が少ないところでございます。これをどう見るかということでございますが、主婦の場合は、将来...全文を見る
○尾辻国務大臣 大臣をしてそのようなことを言わしめるということは、これは極めて遺憾なことであります。そしてまた今日、今、私が大臣でございますから、そういう省であってはなりませんので、もしそういうことがあれば、きっちりと体質改善に努めてまいりたいと存じます。
○尾辻国務大臣 東京地裁に続いて新潟地裁でも国に賠償を求める司法判断がなされたことは、政府としても重く受けとめております。  しかしながら、一方で、当時においても、二十になった学生に対し国民年金への任意加入を呼びかけるなどの周知広報は行ってきたこと、また、そもそも国の立法不作為...全文を見る
○尾辻国務大臣 坂口前大臣の御見識に敬意を表します。そして、私自身、問題意識として全く同じ思いをいたしておりますということを申し上げるところでございます。  障害基礎年金等を受給できない方々がさまざまな御苦労を抱えておられることを認識しておりまして、今回御提案いただいております...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもの立場ですと、保険の現行の制度の中でお答えをするしかございません。  そうなりますと、保険料の拠出を求めなかった方々について、制度の対象にしなかったということを理由に事後的に保障を行うということは、制度の対象とされた保険料を納付してこられた方々との均衡上、...全文を見る
11月19日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 まず、私どもの考え方を申し上げたいと思います。  昭和三十六年の創設時から、学生とそれから配偶者については、任意なのか、強制加入なのかということはずっと議論が続きまして、そして、まず、三十六年創設時には、独自の保険料負担ができないということから、任意加入、任意適...全文を見る
○尾辻国務大臣 今おっしゃいますように、年金受給できない者が増加した場合には、それが免除申請手続なんかすればいいんだけれども、それをしていないというようなことで、そうした者が増加すれば、これは生活保護に要する費用が増大する可能性が高まるということは十分考えられます。
○尾辻国務大臣 お話を伺いながら、なるほどなと本当に思いながらお聞きをいたしておりました。  先ほど社会保険庁よりお答えいたしましたように、法務省とよく協議をしながら進めていきたい、こういうふうに考えます。
○尾辻国務大臣 未加入者年金訴訟における東京地裁及び新潟地裁の判決につきましては、立法不作為等をめぐる最高裁の判例に照らして適当でないと考えておりますが、さらに、拠出制の年金制度に加入しなかった方々に障害年金を支給しなかったことについて国の法的責任を認めておりますこと、また、昭和...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、一点目の御質問でございますけれども、これは、局長も答えましたように、私どもに反省すべき点がある、このことは申し上げたいと存じます。  それから、二点目でございますけれども、障害者基本法は障害者施策の基本となるものであり、厚生労働省においても、すべての障害者...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変難しい御質問で、あるかないか答えろとおっしゃると、建前でお答えせざるを得ないわけでございまして、私どもとしてはそうなければならないというふうにお答え申し上げたいと存じます。
○尾辻国務大臣 訴訟につきましては、今後、法務省ともよく相談しながら対応してまいりたいと考えます。
○尾辻国務大臣 年金につきましては、突然のお尋ねでありましたので今思いつく言葉でお答えしたいと思いますけれども、国民の皆さんが人生設計をつくられるに当たって一番大切なものの一つ、こういうふうにお答え申し上げます。
○尾辻国務大臣 実態の把握に努めてまいります。
○尾辻国務大臣 当然のことでございますから、そのようにいたします。
○尾辻国務大臣 先ほど韓国との協議についてのお尋ねもございまして、とりあえずお答えいたしましたけれども、改めて、二国間の外国との協議でございますから、その都度さまざまな協議がなされたと思っております。厚生労働省も真摯に取り組んできたものだとは思っております。そしてまた、今後も、先...全文を見る
○尾辻国務大臣 衆議院議員鈴木俊一君外三名提出の特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律案につきましては、政府としては異議はありません。     —————————————
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。     —————————————
11月25日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 児童虐待の対応につきましては、今お話しいただきましたように、平成十二年に児童虐待防止法が施行をされ、それ以来様々な施策の推進が図られてきたところでございますけれども、依然として社会全体として早急に取り組むべき重要な課題であると認識をいたしておるところでご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話でございますけれども、政令上の基準についてでございますが、引上げを検討すべきものだと考えておりまして、関係省庁との相談の上に対応させていただきたい、こういうふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 政府におきましては、平成十一年に、今お話しいただきました十二年度からの五か年計画として、今新エンゼルプランと言っております、これを策定をいたしました。この中で、保育関係事業を中心にして具体的な目標を掲げて取組を進めてまいりました。事業によっては当初の目標...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いろいろ御指摘いただきました。  最初に申し上げましたように、少子化に歯止めが掛からない、これはもう掛かって一言で言うと環境整備だと、こういうふうに思っております。  そして、この新エンゼルプラン、その前のエンゼルプランもありますが、こうしたものに対...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まずお答えいたしますけれども、衆議院の御質疑の中でもそのようなお話もございまして、正に児童虐待防止の予防のためにコンビニなど積極的に利用できないかというお話がございまして、早速に全国の業界団体のところには、そうしたお願いできませんかという問い合わせもいた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の委員の御指摘を聞いておりまして、私なりにまず今の形を整理して申し上げるとこういうことだろうなと思います。  それは、まず難病対策があります。これは先ほど来のお話のように、年齢に全く関係がありません。したがって、これは全年齢を含んで難病対策というのが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そこの部分、御答弁申し上げずに失礼をばいたしました。  これについては、今私も急にお答えできませんので、よく帰って勉強してみたいと、こういうふうに思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 宿題をいただきましたことはしっかりと確認をさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう御指摘のとおりでございまして、従来から担ってきた虐待相談以外の業務への対応をおろそかにしてはなりません。  そこで、児童相談について、市町村の後方支援を含め、児童相談所が中核的な役割を果たすことに変わりもございませんし、市町村を始め関係諸機関...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 児童虐待に至ります背景というのは、これは複雑多岐でございます。したがいまして、これは、御指摘のように、関係機関の連携だとか専門家同士の協力体制が重要でございます。このことは私どもも認識をいたしておるところでございます。  そこで、まず、国と地方で今どう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 衆議院でその御質問をいただきましたときに、まあ私が、ついと言ったらいけないのかもしれませんが、そのとき思い付く言葉でお答えしましたのは、一次医療と二次医療に例えてお答えをいたしました。
○国務大臣(尾辻秀久君) 市町村が一次医療で、相談所を二次医療に例えたところであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 基本的に、市町村の人材の配置というのは市町村が決めるべきことでありますから、今で申し上げると。そのことについて今私が申し上げられるのは、先日も答弁させていただきましたように、是非確保に、人材の確保に努めていただきたい、こういうことになります。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 児童虐待に関する相談件数が急増する中で、国におきましては、近年、地方交付税における児童福祉司の積算基準、基礎人員の増員を行っているところでございます。この数については既に申し上げておりますので改めては申し上げません。ただ、増員も行っておるということでござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどもお答えいたしましたように、私どもは引上げの検討をすべき、こういうふうに考えておりますから、早速に御相談を申し上げたいと、こう思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 子どもの虹情報研修センターは、児童虐待などの問題に対応するために、ナショナルセンター機能を持つ高度専門情報の集約、発信拠点として平成十四年度に設立されたところでございまして、第一線で指導的役割を果たす援助者の養成を図ることを目的に各種の研修を実施するほか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、日にちをお聞きいたしましたので、どういう事情があるか分からないんですが、今お聞きしましたその日にちでは確かに一年の三百六十五日の中で余りにも少ないと、こういうふうに思います。よく調べてみまして、せっかくある施設、使わないと何の役にも立ちませんから、き...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今お話しになりましたように、一時保護施設だとか児童養護施設は、地域によっては充足率が一〇〇%に近い、このことは私どもも認識をいたしております。したがいまして、入所児童の健やかな成長を図るためには、施設においてまず十分なスペースや人的配置が確保される...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日、私も新宿の相談センター見に行きました。委員会もお行きになったとお聞きしましたが、私も行ってまいりました。そこで感じましたことは、今の委員御指摘の問題意識と同じような問題意識を持ちました。したがって、とにかくこれ、この後、正に今お話しのとおりに、大臣...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 恐らく委員の御質問というのは、先ほど朝日委員からも御質問ございました難病対策との関連も含めての御質問だろうと思います。  ただ、今、小児慢性特定疾患対策についての面からの御質問でございましたからこれにお答えいたしますと、先ほどもお答えいたしましたけれど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、私自身はその辺に大きな問題意識を持っております。  ただ、難病対策の法制化ということでございますと、関係審議会等において今御議論はずっと続いておりますけれども、賛否両論がございます。私の手元にもその一つがあるんですが、何と書いてあ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのように、国会決議によりまして、血友病患者の医療費につきましては医療保険の自己負担分が全額公費負担とされております。今回の患者負担の導入に当たっても同様な扱いをしたいと、こういうふうに考えております。  なお、またさらにお話ございました先天性血...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今その話お聞きをいたしましたから、私自身で、どういう手続が必要なのか、自分で見てみます。そして、省けるものがあれば当然省かなきゃいけませんし、そうしたいと思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 手続につきましても、患者の皆さんの負担は可能な範囲で軽減すべきものであります。そのように考えております。どのような配慮が可能なのか、これ実施主体が都道府県、地方自治体でございますから、そうした皆さんとも相談をしながら、できる限りの患者の皆さんが負担になら...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そうした必要なことがあれば当然我々やるべきでありますから、関係省庁と協議すべきことがあれば協議もいたしますし、何がやれるのかやれないのか整理して我々は答えを出さなきゃいかぬと思っておりますから、もう少し全体を整理させていただきたい、こういうふうに思います...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 改めて申し上げます。  児童福祉分野に関する家庭裁判所の関与につきましては、委員御指摘の保護者に対する指導措置に関する勧告のほか、保護者の意に反して児童を施設に入所させる場合の承認、あるいは児童相談所等からの親権喪失請求への対応、こうしたものが想定され...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 個々の患者が事業の対象となるか否かについては、新たに設定されます医学的基準を踏まえまして、実施主体である地方公共団体において、専門家によって構成される協議会の意見を聞いた上で適正に判断されると考えております。したがいまして、今不服を受け止めるような具体的...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘になりましたように、ただいまの件は先日の山本委員の御質問にお答えしたものでございます。改めてどういうふうにお答えしたかということを申し上げたいと存じます。  まず、負担を基軸にして考えた今度の法律改正だと、こういうことを申し上げました。これは本...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 再三申し上げておりますように、法律には書いてありませんけれども、法律に書いていないということはこれはもう申し上げざるを得ないわけでありますけれども、気持ちとしてそういう強い気持ちを込めて附則も書いたつもりでありますから、そのことについて当然努力をしていく...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来答弁いたしておりますように、そこのところが今後の課題だと思っております。よく難病対策まで含めて整理して考え方を示さなきゃいかぬと思っておりますから、検討させていただきたい、こういうふうに思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう委員の方が再三述べていただいておるところでございますけれども、児童福祉司は児童相談所において相談援助の業務を行う都道府県の職員でありますから、これ自体を国家資格にすることはやはりなじまないと考えております。  しかし、これまた再三御指摘いただ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も、東京都、大変いいことをやっていただいているというふうにその話を聞いて思いました。そして、各自治体の判断でこうした民間人の採用などによる相談体制の整備というのは可能でありますから、是非その各市町村が実情に応じてそうしたそれぞれの対応を積極的に取り組ん...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これまでも、御指摘いただいておるような事態に対しまして、交付税のまず要望もいたしてまいりました。そして、だんだんに基準が上がってまいりまして、今お話しいただいておりますように、六万八千人に一人というところまではまいりました。ただ、実際に、交付税は出されて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今二つのお話をお聞きしたと思っております。  一つは乳児院についてでございます。今のお話伺って、これ、私も一遍是非見せていただかなきゃいかぬと思っておりますし、見せていただきたいと思います。そしてまた、そういう児童虐待に対して大変すばらしい働きしていた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 児童虐待を含めまして少子化対策というのは、これはもう国の基本政策でございます。強力に推進していかなければならない、そう考えております。ですから、これも再三申し上げておりますけれども、新エンゼルプランに代わる新しいエンゼルプランを作って、こうしたものも、こ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 地方自治体の取組が当初の計上より伸び悩んでおりますことは今お答えしたとおりでございます。  そして、その理由を大きく二つお挙げになったと思います。一つは、お話しのように、自治体が財政難の中で本事業の意義に対する理解が必ずしも十分に理解されていないという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう先ほど来御指摘をいただいておるところでございます。  改めて申し上げますけれども、虐待を受けて入所する児童が増加をしておりますので、十六年度予算におきましても、最低基準に上乗せする形で、全施設について家庭支援専門相談員、ファミリーソーシャルワ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この制度は創設以来四半世紀がたちまして事業を取り巻く状況も大きく変化をいたしておりますので、各方面の御論議をいただいて、今回の改正におきまして児童福祉法に位置付けるということをいたしたわけでございます。今お話しのとおりでございますから、今後また更に制度の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今後の見直しについてでございますが、まず、今度の本事業の見直し後の実施状況や、まずこれを見たいと思いますし、それからまた最新の医学的知見なども踏まえなければなりません。そうしたことを踏まえつつ、さらに、実施主体となる自治体、医療にかかわる専門家や患者団体...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この必要な予算確保というのは一番大事なことでございます。最善尽くして所要の予算額の確保に努めてまいりたいと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これも先ほど来御指摘をいただいております。そのたびにお答えを申し上げておりますけれども、よく整理をして検討させていただきたい。大変お気の毒な状態にあることはこれは間違いのないところでありますから、いろんな制度をこの際ですから整理してみたいというふうに考え...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このたび医療費の自己負担をお願いをいたしております。これは、私どもとしてはできるだけ全体的に無理のない範囲の負担を求めたつもりでございます。ただ、これについてはいろいろ御議論はあろうかと思います。  ただ、一つだけ率直に申し上げさせていただきますと、こ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに二倍というのは差が大き過ぎると思いますし、当然また次の改定の際に議論されることになると思いますが、私どもとしては薬価の適正化というのは求めていきたいと、こういうふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 是非御理解もいただきたいと思いますことは、本当に厳しい保険財政の中で、平成十四年の十月から三歳未満の乳幼児に対する医療費の一部負担を三割から二割に引き下げた、まあ引き上げたと言う方が正しいのかどうか分かりませんが、とにかく三割負担から二割負担にしたという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘のことは、このところ社会保障を考える上で各方面から指摘をされておることでございます。  本年六月に閣議決定いたしました少子化社会対策大綱におきましては、社会保障給付について、大きな比重を占める高齢者関係給付を見直し、これを支える若い世代及び将来...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、お答えいたしましたように、その辺のバランスをどうするか、バランスと申し上げたのは、お年寄りに対する部分と子供たちに対する部分の、その社会保障費のバランスという意味でありますけれども、ここは大変大きな課題だと。今、社会保障を見直す中で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただいておりますように、児童虐待防止対策につきましても大きな地域間格差がございます。その地域間格差を埋めるためにも国の支援が不可欠であると考えておるところでございます。  そうした中での三位一体改革でございますけれども、私どもは、したがいまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そういう事態のだれが責任を取るのかというふうにお聞きいただきますと、どうお答えすればいいかなと思いつつ今立ったところでありますが、それは、もう国も市町村も都道府県も、とにかくみんなで責任取らざるを得ないなというふうには思うところでございます。  しかし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そういうことにならないように私どもとしては対応していかなきゃならない、こういうふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、先日、私どもが代替案として出しました案の中に、今お触れになりました児童扶養手当の国庫補助率の引下げというものは提案をいたしたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 三位一体の改革といいますのは、もう申し上げるまでもありませんけれども、税源移譲、財源移譲が伴うものでございますから、その分は税源移譲されるものであります。したがって、地方自治体の方での対応は変わらないものと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 地方六団体の御提案の中には、地方に移すべきものとして挙げられております。ただ、私どもが代替案としてお出しした中には、それは引き続き国がやるべきものとして代替案を出しておると、こういうことでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨日も随分議論をいたしました。四大臣に呼ばれまして、私ども厚生労働省の主張を私なりに述べたところでありますが、更に、今晩一晩でありますから、しっかりと我々の意見は述べていきたいと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  急速な少子化の進行等を踏まえ、総合的な次世代育成支援対策を推進する等の観...全文を見る
11月26日第161回国会 参議院 本会議 第9号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省の不祥事について厳しい御指摘がございました。  厚生労働省において不祥事が度重なっておりますことにつきまして、国民の皆様に心からおわびを申し上げます。国民生活に密着した厚生労働行政に携わる者として、職員一人一人が自覚を持って身を律しなければな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者の支援費についてのお尋ねがございました。  障害者の在宅サービスに係る支援費につきましては、昨年度は、お話しいただきましたように、関係予算の流用等により対応いたしましたが、今年度は二百数十億円という相当な不足が見込まれますことから、精一杯知恵を絞...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省と社会保険庁の不祥事について、重ねてのおしかりをいただきました。国民の皆様に心からおわびを申し上げます。私自身の責任で、信頼回復に努めてまいります。  社会保険庁につきましては、既に官房長官の下に設置された有識者会議でお示しをいたしました緊急...全文を見る
11月29日第161回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
議事録を見る
○尾辻国務大臣 阪神・淡路大震災でボランティアとして活躍された委員のお話、よく聞かせていただきました。そして、実態としてまさにそういうことはあるんだろうなということは痛感もいたしました。  ただ、まさに金なものですから、配る方も非常に慎重になるんだろうなと。物であればぱっと配れ...全文を見る
11月30日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 少子化に歯止めを掛けるということは、今お話しいただきましたように職場を変える、職場の環境を変えるということに始まって、社会全体の環境が整うことが大変必要なんだと。もう仰せのとおりだと思っております。私もそのことは絶えず申してきたつもりであります。  そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話伺いながら、二つのことを考えておりました。  一つは、確かに厚生労働省としてもいろいろ施策をやります。それはまあそれなりにみんな一生懸命考えてやるわけでありますが、やっぱりどうしても、よく言われるところの縦割りの中で考え付く施策であったり、やは...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のとおりでありまして、働いている皆さんが安心して介護休業を取得できるようにするためには、職場の雰囲気や環境づくりが極めて重要でございます。  したがいまして、今、局長から答弁いたしましたけれども、まずは制度の理解が進むようにその周知徹底を図ってま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お答えいたしましたように、法律が改正されましたら、していただきましたら、今お話しのようないろんな判断のポイントがあろうと思いますから、それは指針、ガイドラインをしっかり作ってお示しをしたいと、こう考えます。そして、その作ったものは必ず周知徹底を図ってま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 正に今お話しのとおりでございます。  この育児休業給付、介護休業給付は、今この雇用保険の中から支払をいたしております。そうなりますと、今四割でございますけれども、その他の保険だとかなんとか入れると実質五割ぐらいの支払になっているという、負担になっている...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これもお話しのとおりに、今回私どもが法律改正をお願いした、そしてその中で休業期間の延長を盛り込んだといいますのは、お話しのとおりに、育児休業が終わって保育所にスムーズに入っていただければ大変いい、そのことが念頭にあることはもう間違いのないところでございま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話は、最初の子供が保育所に入っている、そして二番目の子供が生まれる、その二番目の子供が生まれた途端に育児休業を取ったとすると一番目の子供が保育所を出なきゃならない事態が生じる、こういうことであります。  これは、法律に、保育に欠けると書いてあるも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) すべての児童が健やかに成長することが重要でございまして、そういう意味においても各般の障害児施策の展開が必要でございます。  今後の障害保健福祉施策の在り方につきましては、今般改革のグランドデザイン案をお示ししたところでございますけれども、障害児も含めて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来御指摘いただいておりますけれども、男性の子育て参加の促進というのは、これはもう今極めて重要な課題でございます。そうした中で、今二つの御指摘をいただきました。  一つは、男性は出産日から育児休業が取得できる、これを周知徹底をすべきと。これはもうお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大きく二点の御指摘でございました。  一つは、言わば子育て支援の窓口の一本化というお話でございました。このことにつきましては、平成十五年度から、市町村にこのような業務を行ってもらうための子育て支援総合コーディネーターの配置を進めてまいりました。そして、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私は承知しておりませんけれども、局長承知しておりましたら答えさせます。私は承知しておりません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 手元に詳しい数字は持っておりませんけれども、頭の中に入っている数字でお答え申し上げます。  まず、待機児童ゼロ作戦、三か年間にわたってありました。そして、毎年五万人ずつの待機児童を減らしてきたということでございます。そして、なおかつ残って、なおかつとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 新定義、旧定義というふうに言っておられますので、旧定義から申し上げますと、これはお話しのとおりでありまして、認可保育所に申込みをして、それを待っている子供たちの数、これを待機児童というふうに言いました。それに対して、新しく定義いたしましたのは、認可保育所...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 実は、私は同じだと理解をしておりましたのでそうお答えをいたしました。もし違っておれば御指摘いただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 基準として示してあります。たしか七段階だったと思いますが、所得によって七段階でこのぐらいの保育料をという基準をお示ししてある。  東京都は、認証保育所の場合はそれを超えないようにとかというたしか決まりにしていると思います。それをもって私は同じと言ったん...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の改正法案におきまして、私どもが考えましたといいますか、ねらいといたしましたことは、育児休業制度の目的であるところの雇用の継続に資すると考えられる、このことでございますので、その一定の範囲で有期契約労働者を対象として新たに加えようとしたと、この観点で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 各方面の御議論をと言っておりますから、当然ここの御議論もそのうちの中に入ると私は理解いたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 衆議院でたしか私はこういうふうにお答えしたように思います。一歩一歩進めていきたいと思います。そして今一歩進めたところであります。また、今後当然必要なことは検討してまいりますというお答えしたつもりでありまして、そのお答えをもう一回申し上げて答えにさせていた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しの、出産一年前に就業し、その後退職した人、この人までを分母に加えて計算すると三八・五%になるという数字は私の手元にも、ここにもございます。したがって、私どももこういう数字は持っておるわけでありますから、できるだけ広く数字はお出しして議論していただ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、その私どもの理屈から申し上げたいと思います。  お話しのように、十三年の改正で、公務員については介護休業の期間が三か月から六か月に延長されました。今回、民間は九十三日のまんまと、こういう御指摘でございますけれども、それはそのとおりでありますけれど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのとおりに、今は三歳までが全事業主に義務付けられておりまして、三歳以上小学校に入るまでというところでは努力義務になっております。これを義務付けるべきだというただいまのお話でございます。  私ども、これらの問題考えますときに、午前中も随分同じ言葉を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話でございますけれども、私どもは今度の育児休業、介護休業の仕組みを今までどおり雇用保険の中で考えておる、そしてまたその中の仕組みとして改正も御提案申し上げておるということはもう十分お分かりの上で、それから一歩を踏み出せないかというお話だろうというふ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ハローキッズという名前を大変楽しく聞かせていただきました。また、そういう発想必要だなと思います。  ただ、今、委員の御提案を聞いて率直に私が思いますことは、このハローワークと子育ての方をどう結び付けるかな、これはちょっと難しいところがあるのかもしれない...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう公務員制度の在り方、かなり基本的な部分に触れることでございます。したがいまして、厚生労働大臣としての私が余り軽々に申し上げるような、発言するようなことではないとも思いますけれども、あえて申し上げますと、極めて慎重な検討が必要であろうと、こういう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 冒頭、委員も御紹介なさいましたけれども、国家公務員に雇用保険を適用していないのは、公務員というのは極めて身分保障がなされている、あるいはまた国家公務員退職手当法等に基づき雇用保険制度を上回る給付がなされていること、それから、国が退職手当と保険料とを二重に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、るる答弁ありましたから、繰り返しは申し上げません。  先ほどの御質問をお聞きいたしておりまして、瞬間私がお答え申し上げたいと思いましたことは一番最後の部分でございまして、身分の安定だけで給与が決まるものではないんじゃないかなと、こう思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのとおりに衆議院で、私どもが今答えられますのは均衡処遇という言葉でございますと申し上げました。それに対して均等待遇というお話がございます。そのこともよく承知をいたしております。  それに向けてどうするのだということで、今お話しのように、多分今後の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど企業のビヘービアという言葉をお使いになりました。まさしくそのとおりだと思います。そこが変わらない限りにおいて問題の解決はない、私も同じ認識でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 議員御指摘のとおり、男女問わず個人が自らの生き方を選択でき、人生に満足感や充実感を持ちながら子育てできるような社会づくりを進めていくことは、少子化の流れを変える上で重要であると考えております。  しかしながら、固定的性別役割分担意識は縮まってきていると...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 我が国で男性の育児休業の取得が進まない理由といたしましては、再三申し上げておりますけれども、職場の理解不足や仕事量の問題など、男性労働者が育児休業を取得しやすい職場環境が整っていないという企業側の要因や、あるいはまた法制度に関する理解不足、育児は女性の役...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 施設給付の見直しでございますけれども、施設入所者における介護保険と年金給付との重複の是正、それからまた、在宅と施設との間の利用者負担の不均衡の是正、こうしたことの観点に基づき行うものでございまして、見直しの方向としては、居住費、食費を利用者に負担していた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険制度施行前から特別養護老人ホームに入っておられた方、旧措置入所者という表現になっておりますけれども、につきましては、措置制度から介護保険制度への円滑な移行を図る、このことが大事なことでございましたので、一つには、利用者負担の軽減措置として、介護費...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御質問いただきました育児保険につきましては、社会全体で子育て支援に係る費用を支援しようという観点から研究者の間でも提案をされております。また、最近では九州地方知事会からも提案が出されました。  その提案されておる内容は様々でございますけれども、いずれに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 実は私もそういう感じを持っておりまして、ただ、今手元に、休業を取得しなかった理由というアンケート結果を見ておるのでありますが、これを見ますと、家計が苦しくなるためという答えは全体で、これは答えの取り方で、全部足して一〇〇%になる取り方ではないんですけれど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 正直に申し上げますと私もそう思っておりまして、そうなんだろうなと思いつつ、何かいろんなアンケート見ていると必ずしもそうでもないものですから、これまた正直によく分かりませんと申し上げたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 育児休業の給付率でございますけれども、御案内のように、平成十三年に二五%から四〇%へと大幅に引き上げました。さらにまた、年金等の保険料も免除されておりますから、そうしたことを勘案いたしますと、給付水準は五〇%を超えておるのではないか、超えておると、こうい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 少子化ということを考えますときに、少子化対策ということを考えますときに、相当思い切ったことをやらなきゃいかぬとは日ごろ思っておりまして、そうした中で今御提案のようなことは考慮すべきものの一つだというところは否定はいたしません。  ただ、まずはと申し上げ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もちろん、定率減税を廃止するということでいいますと、全体にその負担が掛かるということは確かでございますけれども、特に子育て世代が他の世代と比べて税負担額が多くなるという性質のものではないと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 子育て世代に特に負担が掛かるかどうかというところについてお答えを申し上げておきたいと思います。そして、そのことと保育料との関係でございます。  保育料につきましては、児童福祉法において、市町村が保育の実施に要した費用を徴収した場合における家計に与える影...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一歩一歩進めてまいりますとお答えいたしました。そのとおりに正に次の一歩をまた進めなきゃいけない、その検討も絶えずしなきゃいけないと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう、正に五年前に介護保険を導入いたしますときに議論をいたしたことでございます。  介護保険を導入する。しかし、それ以前に既にもう特別養護老人ホームに入っておられる方がある。そして、特別養護老人ホームに入るということであると、当然、要介護度幾つか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘ありました後、直ちに指示をいたしまして、もう一回調査し直すようにいたしておるところでございます。鋭意、今急いで調査をいたしておりますので、いつまでということは申し上げられませんが、急ぎますので、しばらく時間をおかしいただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま衛藤副大臣を主査として徹底した調査を行っております。そこで、まず衛藤副大臣にただいま答弁してもらったところでございます。  この後、徹底して調査をいたしまして、すべて私どもは公表をいたすつもりでございますし、全くの包み隠さず、もうすべてを、正に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
12月01日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘の第七回アジア・太平洋地域エイズ国際会議でございますが、この会議は、各国のエイズ関係学会が主体となって開催をいたします。そして、医学、生物学等の様々な分野からの研究者やNGO関係者等の参加を得まして、HIV、エイズに関する最新情報等を交換することを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 日本が、せっかく日本で開かれる国際会議でございますから、しっかりとしたリーダーシップを取るべき、これはもうおっしゃるとおりだというふうに思います。このことは、きっちりとリーダーシップ取りながら会議が成功に導かれるようにやってまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのエイズ治療拠点病院につきましては、御案内のとおりに、平成十五年度のHIV感染症の医療体制の整備に関する研究班において既に実態調査はされておりますので一定の実情は把握されていると、こういうふうに理解をいたしております。  今後、この調査結果を踏...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今日、エイズデーに当たり、委員のいろいろな御指摘もいただきまして、重く受け止めさせていただいて、やれること、万全を期していきたいと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の学生時代にというお尋ねだと思いますが、今のお尋ねの件で承知していたかということでありますと、正直にお答え申し上げまして、承知はいたしておりませんでした。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど委員もお触れになりましたけれども、どのぐらいの数になるかということは推計で出しております。この基礎になっておりますのが平成八年に行った身体障害者実態調査でございます。これに基づいて推計をいたして今のところ数字を出しておると、こういうことでございます...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 東京地裁に続きまして、新潟地裁でも国に賠償を求める司法判断がなされたことは重く受け止めております。  しかしながら、御指摘のこの東京地裁及び新潟地裁の判決につきましては、立法不作為等をめぐる最高裁判例に照らして適当ではないと考えておりまして、例えば、拠...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 朝の記者会見でございましたので、大変短い時間でありました。したがって、舌足らずになっておるところがあるのかもしれません。  私としてはあくまでも政府・与党合意をそのまま御説明をしたつもりでございます。すなわち、生活保護費負担金及び児童扶養手当の補助率の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もうこのとおりでございまして、見直しについて協議機関をと、こういうことでございますから、その見直しの検討を行い、十八年度から実施すると、こういうことでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 見直しでございますから、これを正確に読む限りにおいて、補助率を下げることを決めておるということにもならないと私は考えます。あくまでも見直しだと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 二言はないつもりでおります。
○国務大臣(尾辻秀久君) しっかり調査をするということでございましたから、その調査結果に誤りがあったというようなことで万が一と申したつもりであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 出すべきうみは全部出しますと申し上げました。そして、調査済んだ分を今次々に公表をさせていただいておるものであります。したがいまして、今の御質問でお答えいたしますと、調査済んだものを御報告を申し上げたものでありますから、決して調査が、不十分であったかもしれ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) はっきり申し上げておきたいと思います。私は自らの責任を回避するつもりは全くありません。これはもう重ねて申し上げておきます。したがいまして、分かった分はどんどん出します。そして、最後に出したもので万が一の誤りがあれば、先ほどお答えしたとおりであります。 ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このことについては改めて調べてみました。  そこで、まず、なぜ官名だけでお答えしたかということにつきましては、国家公務員倫理審査会事務局長から、国家公務員倫理法又は同法に基づく命令に違反した場合の懲戒処分の公表指針についてというものが出されておりまして...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 混合診療の基本的な考え方はもう既に申し上げておりますし、御理解いただいておると思います。  そうした中で、ただ私は、総理の御指示もあるわけでもありますが、できるだけ範囲を、特定療養費制度でやっておりますそうしたものの範囲を広げていきたい、こういうふうに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そこのところが微妙なことでありますが、今議論しておりますから、私が申し上げたのは、今言っていただいたような御理解でも構わないといいますか、違いはないと言ってもいいんですが、今後の議論の中でちょっと微妙な話になってくるなというふうには考えております。率直に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私がいつもポジティブリストと申し上げておるのは、これはいいですよという、やっぱりそういう例示でなきゃいけない。そういう意味で、原則禁止だといえばそのとおりであるかもしれませんが、要するにいいものをリストアップしていく、その幅を広げる、それからまた、それに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この議論は、私は、余り具体的な議論でなくて、これまた率直に申し上げますが、やや観念的な議論が続いているような気がします。もういきなり解禁賛成か解禁反対か。これまた率直に申し上げるんですが、双方言っていることにそんなに違いはあるのかなとつい思ったりもするん...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日お答え申し上げたことを重ねてお答えを申し上げたいと存じます。  まず、今回の年金改正は負担を基軸に考えました。したがって、法律の本則に規定されておるとおりに、負担がまず上限が決められておる、こういうことでございます。  その際に、上限を一八・三%...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず申し上げますが、あのとき山本委員は、あくまでも個人的な意見でと、こうおっしゃったんで、そういうお求めに応じて私としてはあえて個人的な意見を申し上げたつもりでございます。是非そのところは御理解をいただきたいと、こういうふうに思います。  そこで、まず...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、法律が変わればどうなるかというふうにおっしゃると、それはもういかようにでも変わりますが、今のこの規定の中で、再三申し上げておりますように、私どもは考え方として、今度とにかく負担の上限を定めたい、そういう法律にしたいという思いを込めて作ったという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お答えの前に、まず一つ訂正させていただきたいと思います。  先ほど朝の記者会見でと申し上げましたけれども、夕方の記者会見で、次の予定が入っておりまして、焦って大変短時間で記者会見をいたしましたので舌足らずになったのかもしれませんと、こういうふうに訂正さ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、言外に込めるというよりも、そのお答えした部分だけにもう絞って答弁させていただいたと、こういうものであったと当時のことを振り返って今思うわけでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) もう一回申し上げますが、我が国の年金制度は拠出に応じて給付を行うことを原則としており、年金制度の枠組みにおいて対応することは難しい問題がある、こういうふうにお答えしたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 在日外国人の無年金障害者の方々につきましては、今お話しのとおりに、附則の検討規定もございますので、その趣旨を踏まえつつ、政府といたしましても今後の対応を検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) この問題については基本的な立場の違いを申し上げざるを得ません。ただいまの判決に対して私どもは不服でありますので、控訴いたしておるところでございます。したがって、その判決の趣旨の下でということにならないわけでございます。  何回も申し上げましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 司法は断罪したというふうにまず言われましたけれども、そこのところで争っておるわけでございますから、この司法の判断をきっちり仰ぎたいというのが今の、これは私個人も、個人というと悪いといってさっき怒られましたが、政治家としての判断をせよというような御趣旨でも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘の国民年金特別一時金についてでございますが、今私の手元にも予算と実績という表がございます。これをもう見ますと御指摘のとおりでございまして、極めて大きな乖離があることは事実でございます。  なぜなんだろうということでありますが、特にこの乖離が大きい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、制度が動き出すときというのは新たな事務も生じますし、またよく皆さんに周知徹底もしなきゃいけない、またその皆さんが窓口に来られる、いろんな仕事が一挙に来るということはおっしゃるとおりだというふうに考えます。  そこで、決してそういうことで混乱しな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 請求に当たっての手続ができるだけ分かりやすくするように、そしてまた簡便になるように工夫を講じるつもりでおります。とにかく手続は分かりやすいものにいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) まずは外国人の障害者の方々等に対する福祉的措置についてでございますが、附則にもございますように、検討規定の趣旨を踏まえて、政府におきましても今後更に検討を進めてまいるつもりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
12月01日第161回国会 参議院 内閣委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し努力してまいる所存であります。
12月02日第161回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の三位一体の改革の議論の中でいろいろ議論されたところでございます。  まず、この法定受託事務についての考え方でありますけれども、総理からも総務大臣からも御答弁ございましたように、必ずしも国が全額負担するものではない、国の関与の度合いでありますとか、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは一言で言うと、保険の性格が違う、こういうことでございます。企業主の、事業主の負担があるもの、ですから、被用者保険である政管健保と組合健保、これと国民皆保険を支えております国保とは性格がどうしても違うということでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 国民健康保険というのは、したがいまして国が五〇%負担をいたしております。被用者保険の方はそれぞれ、本人もですが、また事業主の負担がある。ここは決定的に違うと思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) お尋ねの趣旨が正確に分かってないのかもしれませんが、医療費全体の抑制ということについては、これは国も頑張らなきゃいけませんが、やっぱり都道府県にもそれなりの役割は担っていただきたい、こういうことであります。特に、医療計画、これは都道府県が作る立場でありま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、申し上げておりますように、医療計画は、県、都道府県が作るものでありますから、当然、医療全体についての役割はあると、こういうことでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 一元的、一元化とかといいますと、すべて一体化という理解のされ方もあるだろうし、そういうふうにとらえられることもあると思いますのであえて申し上げるんですが、そういうことよりも、まず給付の平等だとか負担の公平というような意味での一元化、これは当然図られるべき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国民健康保険の仕組みは、先ほど申し上げましたように、保険料二分の一、国が二分の一、五〇%、五〇%となっております。その国の五〇%のうちの、四〇%と一〇%に分けて、四〇%の方は定額で補助をする、そして一〇%の方は調整部分に充てております。より平たい言い方を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもが御提案申し上げたものの一つが、まず生活保護でございます。このことについて見ましても、私のところに指定都市市長会の皆さんから意見が寄せられております。  この御意見に何と書いてあるかというと、生活保護制度は制度疲労を起こしておると、こういうふうに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私たちはずっと長いこと決算の参議院ということを言ってまいりました。言わばその悲願が成って、今日こうしてこの時期に決算審査が行われるということを大変感慨深く存じます。この審査が是非実りあるものになって、新年度予算により良く反映されれば、こんなうれしいことは...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この問題は、私はポイントは二つだと思っております。科学的知見に基づいてちゃんとやるということと国民の皆さんの御理解を得るという、このポイント二つだと思っております。  そのことを前提にしながら今後の対応を考えていきたいと思っておりますし、この米国からの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省そして社会保険庁の度重なる不祥事につきまして、国民の皆様に心からおわびを申し上げたいと思います。もう全く弁解の余地はないと私は考えております。  そこで、出すべきうみは全部出す、今そう言っております。一言お願いすれば、少し時間をおかしください...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 率直に申し上げて、この図は今日初めて見せていただきましたので、その中身について承知をいたしておりません。  したがいまして、私なりに……
○国務大臣(尾辻秀久君) 調べさせていただいてからお答えをいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) いずれにいたしましても、これ、どこの話だとか、どういうことだとか、具体的にお示しをいただければ、また調査もいたします。