尾辻秀久

おつじひでひさ

選挙区(鹿児島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数6回

尾辻秀久の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第162回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保障制度改革についてお尋ねがございました。  社会保障制度は、国民の安心や生活の安定を支えるセーフティーネットとして重要な役割を果たしており、急速な少子高齢化が進む中で、制度を維持可能で安定的なものとし、国民の将来に対する不安を解消していくために、...全文を見る
01月27日第162回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○尾辻国務大臣 大変難しい御質問をいただきました。  まず、骨太の方針にどう書いてあるかといいますと、これはもう釈迦に説法みたいな話になりますけれども、例えばというまくら言葉はついておりますけれども、例えば潜在的国民負担率五〇%に抑える、そういうものを一つの目安にすると書いてご...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたびの三位一体の改革に盛り込まれたものの中から、二点のお話がございました。  一点が、まず国民健康保険制度の改革についてでございます。これは、都道府県に国の財政調整権限の一部を移譲した上で都道府県負担を導入する、こういうことにいたしたものでございます。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、そこまでは考えておりません。
01月28日第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○尾辻国務大臣 生活保護についてのお尋ねでございます。  まず、被保護人員でございますけれども、すなわち保護を受けておられる方々の数でいいますと、平成十一年度、世帯数で七十万世帯、人数で百万人であります。これに対して、直近の十六年十月の数字を申し上げますと、世帯数で約百万、人数...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先ほど具体的に阪神・淡路大震災のときの公共事業就労促進法ということが出てまいりましたので、まずこのことから申し上げておきたいと思います。  確かにこのとき、特別立法をいたしました。そして、無技能労働者を雇用する場合に被災失業者を四〇%以上吸収する仕組み、こ...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、かかりつけ歯科医初診料は、平成十二年に創設をされたものでございます。これに対して、十四年度にこれをさらに推進しようということで算定要件の緩和を行いました。  このときにどういう変化をしたかということでございますが、歯科の初診料と合わせてお答えをい...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの件につきましては、昨年の九月に、これに対する中間報告も出しております。  その中で申しておりますことは、中医協における審議について、支払い側委員が殊さらこの問題について発言して議論をリードしようとした形跡は認められない、あるいは、事務局の行動も、中医協...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの人事の件でございますが、固定的に事務次官OBを登用することはしないという総理の基本的な方針を踏まえて、適材を起用いたします。
○尾辻国務大臣 人事でございますから適材適所でやらせていただきますけれども、総理の基本的な方針は必ず踏まえます。
○尾辻国務大臣 約五百人から話を聞いております。
○尾辻国務大臣 申し上げましたように約五百人ということでありますが、それは三カ月ぐらいにわたって、長期にわたって調べましたから、約五百人と……(長妻委員「いや、五百何人と、約じゃなくてきちっと言ってください」と呼ぶ)三カ月にわたっておりますので、まあ五百人という数でございますから...全文を見る
○尾辻国務大臣 延べの人数でございます。
○尾辻国務大臣 今私が承知いたしております数字が約五百人でございますが、今の先生のお話でありますから、もう一回、これは本当に徹底して調査したものでございますので、調べて、もう一回お答えをいたします。
○尾辻国務大臣 業者がだれに監修料を払ったのかということを正確に教えてくれますと調査しやすいんですが、なかなかそこを教えてくれません。  そこで、内部の調査で、おまえ監修料をもらったのか、じゃ、だれとやった、こういうような作業を続けておりまして、今先生に御報告申し上げたような数...全文を見る
○尾辻国務大臣 それでは申し上げます。  先ほど申し上げました、それから先生からもお話しになりましたように、監修料を受領した職員、業者が言っております数でいいますと五百七十六、御報告申し上げているとおりであります。そのうち、これも先生がお述べになった数字でありますが、特定された...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、必要な調査は続けてまいります。
01月31日第162回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保障全般でございますけれども、すべて給付と負担の関係、そのバランスを取らざるを得ません。したがいまして、一番大きく言いますと、高齢化社会でその給付が増えるわけでございます。  今は雇用保険のお話でございますが、先ほど財務大臣から御説明申し上げました...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療改革でございますか。
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療保険のことでいいますと、この医療保険の件でいいますと、この保険料を上げたときも診療報酬も下げさしていただいておりますし、そうした全体の中でそれぞれ痛みを分け合っていただいた、こういうことをしたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、確認事項についてでございますけれども、ここに細かな資料といいますか、その具体的な確認事項を持っておりませんので一々は申し上げられませんけれども、非常に多くのことが決められていた、組合との間で。もう事細かに決められていて、それが確認事項としてあったと...全文を見る
02月01日第162回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに私たちは一・五七ショックということを言いました。これは、一九六六年でございますが、ひのえうまの年でありまして、この年、出生率はうんと落ち込んでおりました。ただ、その数字が一・五八でありまして、その一・五八すらも割ったということで一・五七ショックと言...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、過去の少子化対策がどうしても保育に偏ったと、保育だけでやろうとしたという反省をいたしております。  そこで、振り返ってみますと、まず長時間労働の風潮が根強いことなどありまして、働き方の見直しに関する取組が進んでいない、こういう反省...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのとおりでありまして、このフリーターだとかニートだとかと呼ばれる若者が増加をしておりますし、このことは本人たちにとっても決していいことではない。将来の職業的な自立が困難になるなど困ったことが起こるに違いないと思いますし、また、我が国の経済社会、社会...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、痴呆という言葉を認知症に変えた理由でございますけれども、痴呆という言葉が侮べつ感を感じさせるということが一つであります。それからまた、痴呆という表現は、そうなると何も分からなくなってしまうというどうしても誤解を与えておりますし、そのことへの恐怖心か...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、掛かり付け医はいつも診ておられるわけでありますから、御本人や家族が気付かないうちに早期に発見していただけるということはございます。また、必要に応じて専門医につないでいただけると思いますし、あるいは日常の健康管理、家族への相談、アドバイスな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) フリーターの年収を機械的にはじき出せば五千万円程度になるというのは、どこかの総合研究所が出した数字でございます。  ただ、それはフリーターをずっと生涯続けた場合に五千二百万になるということでありまして、むしろそのことを固定させることに問題がある。そうい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのような施策を進めることは私ども必要だと考えております。  そこで、平成十五年八月の改正パートタイム労働指針に基づきまして、パートタイム労働者と正社員との均衡処遇の確保に努めるなど、働き方にかかわらずだれもが安心して働くことができる労働環境の整備...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お触れになりました緊急地域雇用創出特別交付金事業は、その前身でございます、平成十一年度から実施をいたしております緊急地域雇用特別交付金事業と併せまして、当時極めて厳しい雇用失業情勢の下でございましたので、常用雇用に就くまでの間における、とにかくまず仕事し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年の混合診療の改善策でございますけれども、これに当たりましては、私ども基本的に二つのことを考えました。  一つは、私どもの反省点でもございますけれども、患者の切実な御要望に迅速かつ的確に対応するものにしなきゃいけない、これに欠けていたという私どもの反...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 有識者会議の皆さんがまずお出しになった結論は、今お話しいただきましたように、今の組織の存続を前提としない、そして、その後ろに新しい組織をどう考えるかをグランドデザインをかくと、こういうふうに書いてありますから、新しい組織を作るということは、その前の組織を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その新しい組織をどういうふうにお書きいただくかが今からの作業でございますから、それ次第だとは思っておりますけれども、今おっしゃったような御議論が非常に強くあることだけは事実でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのとおりでございまして、この政管健保をどうするかということでございますが、一昨年三月に閣議決定をされて基本方針が述べられております。その中でどう書いてあるかというと、これまた今お話しになったとおりでございますが、財政運営については、効率性等を考慮...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まさしく一番大事なことを御指摘いただいたと思っております。そういう視点で今後のことを進めていきたいというふうに思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 在外被爆者の支援についてでございますが、このことにつきましては平成十五年三月に制度改正が行われておりまして、いったん国内で被爆者援護法に基づく医療の手当等の申請をして受給が認められた場合には、出国後も、外国に出られた後も支給するということにいたしました。...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 内容につきましては、今財務大臣からお話があったとおりでございます。  そこで、その今後のことであります。実施時期についてでございますが、今明言することはできませんけれども、厚生労働省といたしましては、認可外保育施設の利用料設定ということがございますから...全文を見る
02月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○尾辻国務大臣 まず、現在、出産育児一時金、これが三十万でございます設定の根拠を申し上げますと、私どもの持っております数字では、これは国立病院の平均値なのでありますけれども、今お触れになりましたような定期健診の費用は含めませんと約三十万、こういうことになるものですから、今のところ...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、今お話しいただいたような分娩料の状況というのはあろうかと思います。したがいまして、その状況をよく調べまして、考慮しながら適切に対応してまいりたい、こういうふうに思います。  それから、医療保険のことでありますが、確かに保険財政厳しいところあ...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただいたような認識というのは、私どもも持っております。  そこで、昨年つくりました子ども・子育て応援プランでございますけれども、この中で、まず二点言っております。社会保障給付については大きな比重を占める高齢者関係給付を見直す。高齢者の給付と子供の給付のバ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、お話しのように、育児休業を希望する者がすべて安心して育児休業をとれる、そういう社会をつくることは大変重要なことでございます。  そこで、今お触れいただきました企業の両立支援の取り組みでございますけれども、今私どもは、代替要員、育児休業をとった人のかわりに...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど申し上げましたようなことで私どもも取り組んでおるつもりでございますけれども、そういう意味ではまだ十分だとは考えませんので、今お話しいただいたようなことなども参考にさせていただきながら、今後取り組んでまいりたいと考えます。
○尾辻国務大臣 一・二九でございます。(仙谷委員「二〇〇四年ですよ、昨年のと言いました」と呼ぶ)二〇〇四年。  申しわけありません。二〇〇四年はまだ出ておりません。
○尾辻国務大臣 生まれた子供の数でございますか。今手元に資料がございませんので、すぐ調べてお答えをいたします。
○尾辻国務大臣 まず私からお答えいたしますけれども、今お述べになった部分は、昨年私どもがつくりました子ども・子育て応援プランの中でも述べておりまして、私どもは、そういう今いろいろお話しになりました少子化に対する大変な危機感を持っておりまして、こうした対策をとらなきゃならないという...全文を見る
○尾辻国務大臣 少子化対策の予算をどこで見るかでございますけれども、雇用均等・児童家庭局予算ということで見ますと、今度の十七年度予算では伸び率六%で御審議をお願いいたしておるところでございます。
02月03日第162回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○尾辻国務大臣 年間一千八百時間でございます。
○尾辻国務大臣 この賃金不払い残業、いわゆるサービス残業でございますけれども、事実の把握そのものが大変困難なこともございますので、すべてを把握することは極めて難しいところでございますが、厚生労働省において行いました平成十五年四月から平成十六年三月までの一年間の監督指導の状況でお答...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいたものは、平成十四年六月に経済産業省、それから国土交通省が「休暇改革は「コロンブスの卵」」という題で出したものをお述べになったものだと思います。  確かに、この中で書いてありますのは、まず、十二兆円の経済波及効果、これは休暇をとる人が多くなると観...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、フリーターが、今は若いところでありますが、これがこのままずっと年とって、そのまま、フリーターのまま年とっていってというのは、これは大変深刻な事態だと考えておりまして、これは全力を挙げて私どもも取り組まなきゃいけない課題だ、こういうふうに思っておりま...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりに、近年、自殺やホームレス、児童虐待、さまざまな社会的な問題が増加をいたしております。こうしたことに対して、大きくどう取り組むのかというお話でございます。  その中で、特に自殺のお話がございましたので申し上げますけれども、そして外国の例もお述べにな...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、児童手当のことでございます。このことについて、私どもが今やっておること、考えておることを申し上げます。  平成十六年度から支給対象を小学校三年までに引き上げました。それからまた、昨年末に策定いたしました子ども・子育て応援プランでは、社会保障給付について大き...全文を見る
○尾辻国務大臣 財源の議論が必要だということを大きく申し上げたつもりでございます。  そこで、この財源の話になりますと、例えば配偶者控除あるいは配偶者特別控除などを廃止いたしますと、御提案のいうふうにいたしました場合には、中学以下の子供を持つ家庭の負担というのは、これは当然、児...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりに、児童虐待相談件数というのは近年極めて増加しております。私も、昨年の十一月八日には児童相談所を見に行きましたし、その後いろいろな施設も見ました。そして、改めて、極めて深刻な状況にあるということは承知をいたしております。  したがいまして、お話のよ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、社会保険庁どうあるべきか、これは有識者会議で御議論いただいております。そして、そこで存続を前提としない、それから、新しいグランドデザインをかく、ここまではもう既にきっちり決めていただいておりますから、私も先日それを一〇〇%尊重するというふうに申し上げました。す...全文を見る
○尾辻国務大臣 フィブリノゲン製剤の公表の件でございますけれども、これを公表すべきであるかどうか、ずっとそれなりの検討がされてきた。そうした中で、厚生労働省としてどう対応していくか随分悩んだところもあるようでございますが、私が大臣になりましてこの話を聞きましたから、これはもうとに...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も気になりましたので、その件については調べてみました。のりの方の話からまず申し上げます。  こののりについては、確かに薬事法で承認されておるものではなかった、これは事実でございます。  ただ、では、これを医師が使うことが違反なのかどうかというと、医師は医師の...全文を見る
○尾辻国務大臣 それでは、順次申し上げたいと思います。  まず、医師がフィブリノゲン製剤を適用外で使用することがあったとしても、その当時の医学水準に照らし不合理なものでない限り、直ちに医師法違反の問題にはなりません。まずそのことであります。  それから……(発言する者あり)今...全文を見る
○尾辻国務大臣 私は、妙な言いわけをするつもりは全くありません。ただ、これだけはおわかりいただいておきたいと思うものですから申し上げているんですが、まずそこの部分を一つ言わせてください。  今の薬というのは、お産なんかの場合に大量出血が起こる、それをとめる薬がそのころそれしかな...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、一月三十一日に東京地方裁判所において、ハンセン病を再発された方の昭和五十六年から平成四年までの間の治療が不適切であったとする医療過誤訴訟について、国側敗訴の判決が言い渡されました。  今後の対応につきましては、現在、判決内容を検討しておりまして、...全文を見る
02月04日第162回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○尾辻国務大臣 まず、外国人労働者の受け入れの基本的な考え方、これについては私の方から申し上げておきたいと思います。  これは、第九次雇用対策基本計画、平成十一年八月に閣議決定されておりますけれども、これに述べられておるわけでございます。先ほどお触れになりましたけれども、専門的...全文を見る
○尾辻国務大臣 お示しいただきました資料とも関係いたしますので、まず、今春卒業の新規学卒者の就職内定状況から申し上げます。  大学生で見ますと、昨年十二月一日時点の内定率が、前年同期を〇・八ポイント上回る七四・三%となっております。高校生につきましては、お示しもいただいておりま...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どももこの若者の雇用問題というのは大変重要なことだと考えております。  そこで、どういうことをしているかということでございますけれども、平成十五年六月に策定いたしました若者自立・挑戦プランというのがございます。これをまず推進いたしておるところでございます。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しになっておられますように、そしてお出しをいただきました資料にも出てくるわけでございますけれども、長野県は男性の平均寿命が全国第一位、女性が全国第三位、それから、資料の中には出てきませんけれども、六十五歳からの自立期間を示します健康余命が、男性が全国第二位、女...全文を見る
○尾辻国務大臣 年金制度、各世代ごとの時代背景を踏まえて制度を検討すべきであるというお考えについては、各世代が制度の意義、役割を十分理解して、納得して参加していけるようにするという上で、一つの大事な視点だと思います。  ただ、先生、四つの世代が今、日本に生きているからとおっしゃ...全文を見る
02月07日第162回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○尾辻国務大臣 ことしの緊急対策でありますけれども、大きく、まず、国民の皆様に対してというのを一つやっております。これは、厚生労働省のホームページで花粉症特集の掲載をいたしましたり、あるいは相談マニュアル(QアンドA)をつくったりいたしております。  それからもう一つ、大きく、...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、年金保険料の中で企業負担を求めるかということでございますけれども、これは、老齢、障害等の働いておられる皆さんが不安を解消して安心して働いていただく、そのことが事業活動に寄与する、こういうふうに考えますので、事業主にも負担をしていただくという考え方に立っており...全文を見る
○尾辻国務大臣 数字は先ほど申し上げたとおりでございますけれども、ざっと言いますと、アメリカよりは日本の負担は既に大きい、ただ、ヨーロッパと比べるとかなり小さい、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 お話しのように、年金というのは持続可能なものにしなきゃいけない、これがもう大原則でございます。そこで、昨年の年金の改正も、持続可能なためにということで行ったところであります。その中身については、もう申し上げることもないと思いますので、今さら申し上げはいたしません。...全文を見る
○尾辻国務大臣 収納率の数字、今出させておりますから、すぐお答えをいたしますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。  その前に、NHKの受信料不払いとの関係でお話しになりました。要するに、社会保険庁に対する不信がこういうことを招いているんだろうというお話だろうと思います。...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お答えできますのは、天然痘のウイルスについてでございますけれども、万一天然痘ウイルスを用いたテロが発生した場合の対処としてはワクチンが最も有効であるとされております。この天然痘ワクチンにつきましては、平成十三年度補正予算において備蓄を行いまして、さらにその後も追...全文を見る
○尾辻国務大臣 あえてこう書きましたのは、捜査権がないことなど、行政としての検証には一定の制約がある、こういうことでこの記述にしたということでございます。(長妻委員「どこか疑わしいところある」と呼ぶ)いえ、ですから、完全に払拭できないというのは、自分たちには捜査権がないので、そこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まずお答えいたしますが、そのときの調査のそれぞれの、例えば加藤委員の今議事録でおっしゃったような発言に対する評価というのがございます。(長妻委員「下村さんです、下村さんの発言」と呼ぶ)まず、加藤委員の発言に係る評価というところを読ませていただきます。   後から...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもの持っています権限の範囲の中でそれがやれるかどうか、検討させていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 再三申し上げておりますけれども、有識者会議が、存続を前提としない、そして新しいグランドデザインを描くということを方針としてお決めいただいております。私はそれを一〇〇%尊重いたします、こうお答えをいたしておるところであります。
○尾辻国務大臣 昨日の社会保険庁長官のテレビでの発言は、有識者会議でどういう形になるかはこれからの話である旨を述べたものでございまして、社会保険庁を解体しないなどというふうに述べたものではないと聞いております。
○尾辻国務大臣 一ページで十八万円になっております。
○尾辻国務大臣 法に触れるか触れないかは、これはまたそれなりの御判断があるだろうというふうに思います。率直に言うと、捜査当局の御判断だというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 校閲料は一切もらいません。校閲料としてももらいません。監修料も校閲料も一切もらいません。
○尾辻国務大臣 昨年十月から申し上げておりますように、補助金関連のもの、要するに補助金を出しておる本だとかあるいは大量に買う本だとか、そうした本については監修料も校閲料も一切もらわないということを決めておりまして、今そこに列記されている本に関しては、もらうことはありません。
○尾辻国務大臣 基本的にもらわないわけでございますが、あえてこういうふうに申し上げておりますのは、極めて常識的な、役所が買うとか、それから補助金を出している本とか、そういうものでないものについてまで何か言うものではないということで申し上げているだけでございまして、先ほど来申し上げ...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもは、今回の調査で、監修料は個人の所得として確定申告がなされたかどうか、きっちり聞いております。  そこで、確定申告がされたものというふうに考えておりますけれども、今お話しのように、もし、具体的なことで、これに反するという具体的なことでもあれば、これはもう直...全文を見る
○尾辻国務大臣 アルバイトをすることは、これは禁じられておりますから、いけないことでございます。基本的に、まずそうお答えいたします。  そこで、今のお話なんでありますけれども、これは個人の情報が出る本でありますから、それぞれに、これあなたの名前が出るよということを、それぞれに、...全文を見る
○尾辻国務大臣 具体的にどういう事実があったということをお示しいただければ……(長妻委員「今しているじゃないか」と呼ぶ)いえ、どこでということを……(発言する者あり)ぜひ、私どもは隠すつもりも何にもありませんし、全部調査して出そうと思っておりますから、お示しいただければ直ちに調査...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろお述べになりました。私どもも基本的に問題意識を持っております。  介護保険のケアマネジメントにつきましては、ケアマネジメントを行う居宅介護支援事業者が、介護保険に関係する他の事業所と併設している割合が九割を占めております。一方で、ケアマネジャーが、ホーム...全文を見る
○尾辻国務大臣 冒頭おっしゃったような不正の場合は、これはもう明らかに不正でございますから、事業所の取り消しをいたすということになります。  今のお話でございますけれども、大事なことだと思いますから、何らかの形で必ず検討をさせていただきたいというふうに思います。
○尾辻国務大臣 近年、フリーターの増加に加えまして、今お話しのニートと呼ばれる若者たちも増加をしております。  これは改めて申し上げるまでもございませんけれども、働いておらず、教育も訓練も受けていない、こういう若者をニートと今定義をいたしておるところでございます。そして、ニート...全文を見る
○尾辻国務大臣 ニートの定義が先ほど申し上げたようなことでございますので、今申し上げたようなことになるわけでございます。  そして、今度は意欲のある方々に対しては、ヤングハローワークとか、またいろいろな対策をとっておりますから、ちょっと理屈で言いますと、そういう区分をつけている...全文を見る
○尾辻国務大臣 昭和三十年度以降、里親は減少を続けてきておりましたけれども、近年、専門里親の創設、これは虐待を受けた子供たちを特に見ていただく里親の皆さんでありますが、そうしたことなど制度の充実を図る中で、平成十一年度が一番里親の数が少なかったんですが、実際に委託を受けておる里親...全文を見る
○尾辻国務大臣 BSE問題につきましては、これは科学的知見に基づき対処することが基本でございます。  米国産牛肉の輸入再開に当たりましては、いつも申し上げておりますけれども、我が国と同等の安全性が確保されていることが必要でございます。したがいまして、輸入再開前には現地での確認も...全文を見る
02月08日第162回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○尾辻国務大臣 お話しのように、公益法人の活動と政治活動に関する寄附を行う団体の活動とは峻別をしなければなりません。  そうした観点から、昨年の四月でございますけれども、各都道府県に対して、医師会、歯科医師会、看護協会について、公益法人と政治団体の活動が一体であるかのような誤解...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもの立場で申し上げられますことは、今の例でいいますと、歯科医師会は監督すべき立場でございます。ただ、政治連盟になりますと、これは私どもの手を離れる立場でございますので、私どもが何か直接言えるものではないということでございます。  そこで、峻別をしなきゃいけな...全文を見る
○尾辻国務大臣 具体的な事例については承知をいたしておりません。
○尾辻国務大臣 日本医師会について申し上げますと、代表者と政治連盟の代表者は同一人物でございます。  それから、歯科医師会については、日本歯科医師会と日本医師連盟、政治団体の代表者は別になっております。
02月15日第162回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○尾辻国務大臣 急速な少子高齢化が進みます中で、今お話しのように、社会保障制度を持続可能で安定的なものとして、国民の将来に対する不安を解消していきますためには、年金、医療、介護、生活保護など、社会保障制度全般について一体的な改革をしていくことが必要でございます。今お話しのとおりで...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのとおりだと思っております。  今お答えもいたしましたけれども、まず自助と自立の精神が基本である、そして公助、社会保険の部分を充実させて、さらに、これまた今お話がありましたけれども、個人の責任、自助努力で対応しがたいリスクに対してはセーフティーネットとして...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先日御質問いただきましたときに、日本の医療に患者の視点が入るべきだという大変重要な御指摘をいただきました。そのことに触れて申し上げておりませんでしたので、これは大変重要な課題だと私も思っておりますので、今後ともいろいろな御意見を賜りますように改めてお願い申し...全文を見る
○尾辻国務大臣 組織としては今お話しになったとおりだと私は理解しておりますが、少し確認だけはさせてください。
○尾辻国務大臣 今、処分に至った具体的なことでございますけれども、当時の国会議員から飲食の供与及び現金の贈与を受けたということがございます。それからまた、当時の日本歯科医師会推薦の中医協委員から飲食の供与を受けた。さらに、当時の日本歯科医師会専務理事からの飲食の供与を受けたという...全文を見る
○尾辻国務大臣 その件については、聞いてみましたが、日程表は日々廃棄するそうでございまして、残っていない、こういうことでございます。     〔委員長退席、茂木委員長代理着席〕
○尾辻国務大臣 積立金の活用の問題でございます。  平成十六年の、昨年の財政再計算では、財政の均衡を図る期間の終了時、すなわち、九十五年後を考えておりますので二一〇〇年度になるのでありますが、このときに支出の一年分の積立金を保有する、こういう計算をいたしております。したがいまし...全文を見る
○尾辻国務大臣 新しくできます独立行政法人では、厚生年金と国民年金の積立金を運用いたします。共済年金は別でございます。
○尾辻国務大臣 外国の例の話もありましたけれども、それぞれいろいろなやり方がございます。スウェーデンなども積立金を大分持っておりますし、それぞれのやり方でやっておるということでございます。  そこで、最近のことでございますけれども、積立金の運用の状況で申し上げますと、平成十五年...全文を見る
○尾辻国務大臣 その事件があったことは記憶にございます。それから、十二月八日の審議会のことも聞いてはおります。
○尾辻国務大臣 先ほどもお答えいたしましたけれども、日本の医療で患者の視点を持つということは極めて大事だとかねて思っております。そして、これは私がまたよく言っておることでありますけれども、私は国民の視線でいろいろなことを判断したい、それはいわば言葉をかえれば常識、我々が普通に持っ...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、一回目の調査が甘かったことは深く反省をしなければなりません。  そこで、今回改めて追加調査をいたしまして報告書もお出しをしておりますけれども、その中で、前回調査において結果として十分な実態解明ができなかったことについて深く反省をしておるところである、この...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今回の一回目と二回目の調査について改めて申し上げますけれども、前回の調査は、これは十月の二十二日に結果を公表させていただきました。このときは全省的なものでございましたけれども、今御指摘いただきましたように、二回目の追加調査は、新聞報道を契機といたしまして、特...全文を見る
02月16日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○尾辻国務大臣 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  厚生労働行政の使命は、国民の抱く不安を払拭し、国民生活に安心と活力をもたらす礎を築いていくことにあります。急速な少子高齢化の...全文を見る
02月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○尾辻国務大臣 このたびの介護保険制度の改正でございますけれども、その基本理念でございます自立支援の観点から考えております。  まず、できるだけ高齢の皆さんが要介護状態にならない、しないことというのが大変大事なことだと思っておりますから、その視点を一つ持っております。それから今...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しになりました、被保険者それから受給者の範囲ということでございますけれども、これは介護保険制度創設当初からの極めて大きな課題でございまして、そして今回の改正に当たりましても、主要な論点の一つとしてずっと議論が行われてまいりました。  社会保障審議会介護保険...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話でありますけれども、まず介護サービス基盤の整備ということで申し上げますと、私どもが考えておりますのは、できる限り住みなれた自宅や地域で生活を続けられるよう、住宅サービスや地域密着型サービスの充実ということをまず考えてはおります。しかし、といっても、そうした...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今お話しいただきましたように、施設に入っておられる方と在宅の方との間でいいますと、自宅では当然食事を御自身のお金で召し上がっておられる。ただ、施設に入ると介護保険で今までは見てきた。そこの不公平感がございましたので、施設に入っておられる方々の食費はお出しいた...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは微妙な表現でありまして、解禁と言う人もおりますし、全面解禁ではない、こういう表現もいたしておりますが、少なくとも言えますことは、規制改革・民間開放推進会議が言っておられました十五の具体例がございました。その具体例のうちの一つ、医師、看護師等の手厚い配置という...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておいた方がいいと思いますので、改めて申し上げたいと思います。  この議論をいたしましたときに、一番大きな論点の一つが、安全をどう確保するか。医療でありますから、人の命にかかわることでありますから、これをどういうふうに考えるかというのが大きな議論でござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の混合診療の議論をいたしますときに私どもが大変気にいたしましたのもそのことでございます。決して医療費削減のためにこの議論をしているわけではない、私どもはそのことを繰り返し述べたつもりでおります。  したがいまして、いろいろな議論がございますけれども、今回の改...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しのような御意見の方々もおられるものですから、新聞、テレビなどでそうしたことが報道されることは確かであります。しかし、一言で申し上げた方がいいと思いますので申し上げますが、私どもはそういうことは全く考えておりません。
02月17日第162回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○尾辻国務大臣 先ほど来の御議論に触れてお答えをさせていただきたいと存じます。  まず、今度の地方団体からのいろいろな御提案がございました。それを受けて私も随分議論をさせていただきました。その議論、お互いに、もちろん対立するものが多かったのでありますけれども、いろいろな議論をし...全文を見る
○尾辻国務大臣 大きく国保の制度、これはすべての制度を十八年度に見直しをしようということの中で考えなきゃいけないということで、そういう意味では、今回ちょうど議論になりましたから、やや前倒し的にお願いをしたというところもございます。申し上げたように、それは今回税源移譲等が行われるか...全文を見る
○尾辻国務大臣 本日御指摘があるということでございましたので、改めて数字も調べてみました。確かに、平成十五年度予算では六十九法人に対して四千三百二十六億円、平成十六年度予算では六十一法人に対して三千七百九十二億円、それから平成十七年度予算では六十二法人に対して三千六百八億円、こう...全文を見る
○尾辻国務大臣 再就職状況調査によりますと、平成十五年八月十六日から平成十六年八月十五日までの間に本省の課長、企画官相当職以上で退職した職員で、労働保険特別会計から補助金等を支出している法人への役員等として再就職した者は八名でございます。
○尾辻国務大臣 先ほど総数のお話もございましたから、改めてそのこともお答えを申し上げます。  労働保険特別会計から補助金等を支出しております法人の役員等のうち厚生労働本省出身者は、平成十六年度で五十一法人に対して延べ百六十一名となっております。ただ、延べと言っておりますのは、一...全文を見る
○尾辻国務大臣 労災保険の積立金でございますけれども、現在は、年金受給者のための責任準備金としての性格を有するもの、すなわち、既に被災している年金受給者が生涯にわたって受給することが見込まれる……(馬淵委員「雇用保険です、雇用保険です」と呼ぶ)労災保険じゃありませんか。(馬淵委員...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、雇用保険三事業についてでございますが、これまでも事業の効果的、効率的な運営を図るために、関係団体を通じた助成金支給業務等の対策を含めまして見直しを行ってきたところでございまして、今後とも目標管理を徹底することにより事業の見直しを努めてまいりたい。要するに、目...全文を見る
○尾辻国務大臣 不要不急の事業の見直しが進んでおるかというふうにお尋ねでございますと……(発言する者あり)いや、そういうお尋ねだと思いますのでお答えいたしますけれども、雇用保険三事業については、申し上げましたように、これまでも見直しを行ってきたところでございまして、経済財政運営と...全文を見る
○尾辻国務大臣 むだ遣いがあるかどうかという話に、どうもお聞きしておりまして尽きると思いますので、私、もう一回きっちりチェックをいたしまして、むだ遣いがあれば当然そこは改めなきゃいかぬと思いますので、私の目でしっかり確かめさせていただきたいと思いますから、そこのところの確認のため...全文を見る
○尾辻国務大臣 労災病院についてでございますが、この労災病院は、職場、職業に関連した疾病に関する予防から治療、リハビリテーションに至る一貫した高度専門的医療を提供いたしております。したがいまして、例えば、じん肺でありますとか産業中毒だとか振動障害、メンタルヘルス、脳・心臓疾患など...全文を見る
○尾辻国務大臣 今調べさせておりますので、後ほどお答えをいたします。
○尾辻国務大臣 今直ちにお約束するものでもありませんが、保険の世界でありますから必ず給付と負担のバランスというのはございます。その中で判断されるべきだというふうに考えます。
○尾辻国務大臣 国会で御論議いただくことに対して真剣に対応させていただきたい、尊重をさせていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 二月の八日に、第三回目の牛の月齢判別に関する検討会におきまして、米国側の牛枝肉の生理学的成熟度に関する研究について専門家による検討結果が取りまとめられております。  こうしたことなどを踏まえまして、今後、米国側と細部について実務的な協議を行うことになりますけれど...全文を見る
○尾辻国務大臣 今もお答えいたしましたけれども、私どもは、国民の食の安全を守る立場でございますから、まず基本的に、科学的な合理性を基本として判断すべき問題だと考えております。  そこで、今御指摘のようなことにつきましても、その科学的な判断というのは食品安全委員会にお願いをしてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 今数字の御指摘ございましたけれども、私どもが昨年の九月に発表いたしました監督指導による賃金不払残業の是正結果を見ますと、依然として賃金不払い残業が存在をしておるということでございます。そしてまた、数字も決していい方向に動いておるものではない、そのとおりでございます...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、憲法二十五条それから二十七条、二十八条等についてお述べになりました。改めて申し上げたいと存じます。  労働基準法は、憲法第二十七条第二項の、賃金、就業時間、休息その他に関する基準は法律でこれを定めるという規定に基づいて制定された法律でございます。すなわち、労...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しになりました、電機連合が先月に、図表で見る電機労働者の生活白書を発表されました。この報告では、長時間の時間外労働により、働く人が健康不安を感じておる、その様子がよくうかがえます。  したがいまして、長時間労働の抑制は、いずれにしても私どもは大変重要な課題...全文を見る
02月18日第162回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、急速に高齢化が進んでおります我が国でございますから、高齢者が尊厳を持って暮らすことができる社会の実現は最も重要な課題の一つでございます。こうした観点から、この高齢者虐待問題への対応は極めて重要な問題だと認識をいたしております。  こ...全文を見る
○尾辻国務大臣 高齢者虐待防止に対しましては、まず早期発見を図るということが大事だと思いますし、その上で、必要に応じて適切な介護サービス等の利用につなげなきゃいけませんし、さらに、状況によっては法的、専門的な介入も行っていく、そうしたさまざまなことが必要になってきます。  この...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しのように、与党においてもさまざまな検討がされております。そうしたことを踏まえまして十分に連携をさせていただいて、私どもも鋭意取り組んでまいりたいと考えます。
○尾辻国務大臣 かねて委員にも御指摘いただいておりますので、そのように四月一日に合わせて政令の改正を実施できるよう、現在、関係省庁と相談しつつ作業を進めておるところでございます。
○尾辻国務大臣 障害者の負担についての御指摘でございました。まず、そのことについてお答え申し上げます。  もう申し上げるまでもなく、十分御案内でございますけれども、一昨年に支援費制度を施行いたしました。以来、この事業が非常に全国で大きくなりまして、サービスが増大をいたしておりま...全文を見る
○尾辻国務大臣 手短にお答えした方がいいと思いますので、もう結論の部分だけを申し上げますけれども、事業者の負担により利用料を減免することができる仕組みを検討したいと考えております。
○尾辻国務大臣 支給決定の客観化だとか透明化を図る必要があるということで、かねて御指摘でございますから審査会を設置することにいたしましたが、御懸念のようなことはないようにちゃんといたします。
○尾辻国務大臣 御指摘いただきました職員団体との確認事項でございますけれども、これは社会保険庁改革の推進の妨げになるのではないかという御懸念が各方面から示されまして、大変これは御批判を浴びたところでございます。そして同時に、これは、今お話しになりましたように……(古本委員「虚偽か...全文を見る
○尾辻国務大臣 昨年の年金法改正についてでございますけれども、もしこの改正をしなければということを話をさせていただきますと、去年の状態で毎年五兆円近くの赤字が生じておりました。年金財政に赤字が生じていた。しかも、これが年々拡大をするという状況にございました。ちょっと数字を申し上げ...全文を見る
○尾辻国務大臣 去年、私は党の厚生労働部会長でございました。したがいまして、随分長い間かけて党の中の議論をしました。その議論の中で法改正をまとめ上げていったわけでございますけれども、今度、私どもはそうした中で大きな改革をしたと思っております。その大きな改革の一つが有限均衡方式にし...全文を見る
○尾辻国務大臣 この法改正に当たりましても、今までは財政計算、再計算と言ってまいりましたけれども、今後ともそうしたものは続けるということは言っておりますから、五年ごとの計算のやり直しということは絶えず続けていきますとまず言っております。  それから、これも申し上げるまでもないわ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げておりますのは、基本的な仕組みを変えようということは、五年ごとに仕組みを変えようということは言っておりません。  先ほどおっしゃったように、まあ私も申し上げたことですが、今までは五年ごとに財政再計算をした、そして保険料率もその都度改めて定めてきた。しか...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど四本の柱を申し上げました。一つが保険料率を上げるということ、一つが国庫負担を上げるということ、もう一つがマクロ経済スライドを入れるということ、それから積立金の活用、これを有限均衡方式で九十五年で積立金を使わせていただこう、この四つの柱だと申し上げましたけれど...全文を見る
○尾辻国務大臣 附則にも書いてありますように、それはあり得べしというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 ただいまの件につきましては、総理がこのように御答弁を申し上げております。年金保険料率が一五%になる前によい結論を見出したいという考えもできますが、この年金保険料負担の問題については、年金の給付水準をどうするか、また、社会保障制度全体としての負担と給付をどう考えるか...全文を見る
○尾辻国務大臣 附則でも書いてありますように、やはり五〇%を何とか守りたいというふうに考えておりますから、それをまさに守りたいということでございまして、そこのところのために一八・三%の話も今率直に申し上げたところでございます。要するに、給付を守りたいというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 まず整理して申し上げたいと思いますけれども、本則で保険料率を書いております。そして、給付の五〇%を何とか守りたいというのは附則の方に書いております。したがいまして、本則と附則、よりどっちが重いかというのは、ちょっと変な言い方かもしれませんけれども、やはり本則の方が...全文を見る
○尾辻国務大臣 よく私たち、スウェーデン方式に学ぼうとかと言います。私は今、こう思っているんです。スウェーデン方式に学ぶべき最大のものは、いろいろな違う意見を実に丹念にみんなで長い時間かけてまとめ上げてきた、スウェーデン方式に学ぶとすれば一番学ぶべき点はそこだ、私はこういうふうに...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も、そのことはそのとおりだと思っております。議論をするときの数字をブラックボックスの中に入れてというのはよろしくない、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 社会保険庁が今日までやってきたこと、いろいろの不祥事もございました。そうしたことを含めて、私どもはこれまでのことをしっかり反省しなきゃいかぬというふうに思っております。したがいまして、今後厚生労働省をしっかりそういう意味で指導していきたい、こういうふうに思います。
○尾辻国務大臣 数理の部門を外に出すのがいいのかどうかということは、今突然のお尋ねでもございますし、また私も、正直に言いまして今まで考えたことがございませんので、今直ちにお答えを申し上げることはできませんけれども、ただ、数字を出すというそのことは必要なことだというふうに考えており...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども、持続可能性といってもその定義はいろいろあるというふうにもおっしゃったんですけれども、一般的に言っておる持続可能性ということでいうと、この四つの柱というのは一番大事なことだというふうには思っております。思っておりますけれども、先ほど申し上げましたように、年...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも総理の答弁を引用させていただきますけれども、年金制度の一元化については、まず厚生年金と共済年金の一元化を進めるべきですが、さらに国民年金を含めたと、こういうふうになって答弁いたしております。したがいまして、私どもは、まず厚生年金と共済年金、サラリーマンの被用...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、私どもも繰り返し申し上げておりますように、最終的には年金全部の一元化だ、こういうふうに思っております。
○尾辻国務大臣 これはもう御指摘のとおりでございまして、政府が率先して行動を起こす必要があります。政府全体でやらなきゃいけない。ところが、病院という今お話がございましたけれども、病院の方は、救急医療がございまして二十四時間体制で頑張らなきゃいけない、その中でどうするかという難しい...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も可能な限り団体の皆さんにはお会いしてまいりました。そして、御意見もお聞きをいたしてまいったつもりでございます。それから、担当のところもまた私以上にそれぞれの皆さん方、団体の皆さん方とも御意見をお聞きしながらこの作業は進めてきたと理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 私もそのように理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 お話しのとおりに、一号被保険者の中に、多くの方がいわば厚生年金を抜けてという表現がいいのかどうかわかりませんが、厚生年金から移ってきておられる方が非常に多いということを私どもも現状として認識いたしております。  一号被保険者の皆さんが非常に多様化しておられる。か...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただきました各都道府県別の組織というのは、これはまさに各都道府県が所管をいたしておるといいますか、指導監督する立場にございますので、今お示しいただきました平成十六年四月の調査でも、私どもは各都道府県に対して調査を行った上で、公益法人のファクス、封筒等を用い...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただきましたように、私の父も戦死しておりますので、そうした戦没者の遺骨収集について先生が大変関心をお寄せいただき、また、きょうみたいな御質問までいただいておりますことに、改めて感謝を申し上げたいと思います。  遺族の一人として率直な思いを言わせていただき...全文を見る
02月21日第162回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○尾辻国務大臣 大変重要な御指摘をいただいたと考えております。  そこで、社会保障制度の、今お話しの一体的な見直しを検討し、推進するための部局横断的な組織をつくるよう指示をいたしました。早急に立ち上げて作業に入りたい、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 このたびの年金改正法でございますけれども、何といっても、年金財政が極めて危機的な状況にございまして、この危機的な状況に対してどうするかという観点で改正を行ったということでございます。  そして、その中身でございますが、いつも申し上げております四つの柱を組み合わせ...全文を見る
○尾辻国務大臣 一言で申し上げますと、お説のとおりだというふうに思います。  要するに、保険でありますから、給付と負担のバランス、これはもうだれにも手品ができないことでありまして、おのずと、どっちかを定めるとどっちかがまたそれに比例してといいますか、応じて定まってくるという関係...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、私から基本的な考え方をお答えいたします。もし必要であれば、細かな数字であれば、局長が来ておりますから、お尋ねをいただきたいと思います。  まず、年金の水準のことでございます。  年金のうちの全国民に共通いたします基礎年金につきましては、衣食住を初め老後生...全文を見る
○尾辻国務大臣 金曜日のこの委員会でも御答弁を申し上げたところでありますけれども、私どもがスウェーデン方式に学ぶべきは、制度もありますけれども、その制度をつくり上げていく、まさに今お話しのプロセスの部分は大変学ぶべきまた大きな点だというふうに思っております。そして、金曜日にも申し...全文を見る
○尾辻国務大臣 年金一元化については、まさにいろいろな御議論がございます。  まず、社会保障の在り方に関する懇談会においては、昨年十二月八日に取りまとめられた中間的な議論の整理の中で、年金一元化が将来的な選択肢の一つであるという認識が示されておるところであります。このうちの被用...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、ただいま経済財政諮問会議でも議論をされておることに絡むのでありますけれども、かねて経済財政諮問会議あたりの言っておられることは、例えば、これはまさに骨太の方針の中に「例えば」という表現がそのままついているんですが、潜在的国民負担率五〇%を一つの数字にして考...全文を見る
○尾辻国務大臣 我が国の年金、医療、介護の各制度は、給付と負担の関係が明確な社会保険方式を採用しておる、これは、考え方として社会保険方式だということでございます。その社会保険方式をとるに当たって、では財源をどうするかというと、当然、社会保険方式でありますから、社会保険の保険料、そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、世代間の格差ということで申し上げたいと存じます。  昨年の改正で、有限均衡方式という方式をとりました。すなわち、今後九十五年間で、単純な言い方をしますと収支を合わすという計算をした、こういうことでございます。そして、その中で積立金を活用する、もっと平たく言...全文を見る
○尾辻国務大臣 いただきました社会保障制度改革に関する提言、この御提言、私も大変興味深く読ませていただきました。御提案のような、社会保障基本法を制定するとか、いろいろな大胆な御提案もいただいておりますので、そうしたことをよく読ませていただきまして、私どもも大いに参考にさせていただ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、そしてパネルでもお示しいただきましたように、社会保障が大変厳しい環境にございます。こうした中で、一体的に何とかして見直しをしなきゃいけない、持続可能なものにしなきゃいけない、そのように感じます。  したがいまして、今お話しになりまし...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま四点御指摘をいただきました。改めて申し上げるまでもないわけでありますけれども、社会保障制度は、国民の安心と生活の安定を支えるセーフティーネットとしての重要な役割を果たすものでございます。したがいまして、今御指摘いただきましたようなことを十分踏まえながらやっ...全文を見る
○尾辻国務大臣 急速な少子高齢化が進みます中で、先ほど来申し上げておりますように、社会保障制度を持続可能なものとし、国民の将来に対する不安を解消していくためには、今お話しのとおりに、年金、医療、介護、生活保護など社会保障全般について一体的に見直すことが必要である、これは申し上げる...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりでございます。  先ほど来申し上げておりますけれども、少子高齢化が進みますとどうしても社会保障費がふえる、これはもう避けて通れません。そうした中で、まず、年金はマクロ経済スライドを導入しましたから、マクロ経済スライドを導入しますとどうしても、どうし...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは経済財政諮問会議でもたびたび申し上げておることでありますけれども、社会保障ということを考えるときに、ただ数字だけで伸び率管理ということは極めて無理がある。社会保障というのは、どうしても必要なものは、まさに義務的経費でもありますし、予算として組まなきゃいけない...全文を見る
○尾辻国務大臣 世代間のことでございますけれども、これは改めて、何が格差なのか、どんなところが不公平なのかという議論をしておかなきゃならぬ問題だというふうに思います。  ただ、いずれにいたしましても、今お話しのように世代間の格差が生じることは事実でございますから、このことに対し...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょう、いろいろなことを御指摘いただきました。最後の御指摘についても、私ども全力で取り組んでいくべきことだと考えておりますので、そのようにさせていただきます。
○尾辻国務大臣 まず、私からお答えを申し上げます。  今お話しのように、財政が厳しくなると、どうしても福祉もそのしわ寄せを受ける。そのことは、私どもとしては、社会保障をお預かりする省、立場としては心配をすることでございます。  特に今、これは先ほど来申し上げておりますけれども...全文を見る
○尾辻国務大臣 まずは、この三分の一から二分の一への国庫負担の引き上げを御主張なさった先生の先見の明に対しては、敬意を表させていただきたいと存じます。  そこで、今、先生も随分いろいろな話をされましたが、私がこの年金の議論に加わったときに、既にこの話はいわば悲願に近いものでござ...全文を見る
○尾辻国務大臣 政治が国民に対して責任をとるべき、あるということは、そのとおりだというふうに思います。  ただ、余り細かな理屈はこの場で申し上げませんけれども、十二年の法律が、先ほど申し上げましたように、「安定した財源を確保し、」というここの部分がある、それから「図るものとする...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、この表現が「図るものとする。」というふうに書いてありますから、あとはこの解釈の部分はあろうかということを申し上げておるところでございます。
○尾辻国務大臣 まず、数字のことについてお答え申し上げます。  社会保険庁が公表いたしております平成十五年度の国民年金保険料の納付率は六三・四%でございます。したがいまして、一〇〇%から引けば三六・六%が未納率になる、こういうことでございます。  この六三・四%、どういう計算...全文を見る
○尾辻国務大臣 年金一元化の御議論というのは、きょうこれまでの御議論の中でもいろいろな御意見がございました。今また先生の御意見も承りました。まさに、さまざまな御意見がございますので、そうした御意見、ぜひこうした場で御議論いただいて、私どもの御指導をいただきたい。一言で申し上げます...全文を見る
○尾辻国務大臣 基礎年金の額でございましょうか。六万六千円でございます。
○尾辻国務大臣 今数字を出させますが、これは地域によって相当ばらつきがございますので……(田中(慶)委員「東京は幾らですか」と呼ぶ)東京で、先日、いろいろな皆さんの御意見を聞こうと思いまして、民生委員の方々と話をしておりました。そのときに言っておられた数字は、大体皆さんが言ってお...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げたのは、御案内のとおりに、生活費は住宅の扶助だとか医療扶助だとかいろいろついておるものですから、民生委員の皆さんの感覚ではそういう数字を言っておられた、それが頭にありましたのでまずは申し上げたのですが、改めて数字を申し上げますと、ここにあります数字では、...全文を見る
○尾辻国務大臣 この考え方はいろいろあろうと思いますけれども、厚生年金は、退職をなさるとその後収入がなくなるということを前提にした年金。それに対して、これは先日も、私どもがすぐそういう言い方をすると、最近必ずしもそうではないだろうとおっしゃるし、また、確かに国民年金に加入しておら...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、社会保障の立場からいいますと、これは総理も申し上げておりますけれども、消費税をいよいよ議論すべき時期に来ておる、これは確かだと思います。したがって、消費税の議論はすべきだ、こういうふうにまず思います。  それから、あと、これが年金の社会保険方式か税方式かと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいた部分は、私も全くそのとおりだというふうに思います。国会に身を置く一人として、政治主導で決めるべきだ、全くそのとおりに思っております。そして、その間において、役所が持っている数字は、これは全部出すべきだと思っておりまして、今後、必要があれば、私は出...全文を見る
○尾辻国務大臣 細かな数字のことにこだわってもいかがかと思っておりましたから、あえて私からは申し上げませんでしたけれども、先ほどの会計検査院の未納の数字の話は、これはもう先生も言っておられますように一カ月以上ということでありますから、そのときたまたま一カ月未納のものも数には入って...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、定年の話もございました。この定年の話につきましては、六十五歳に定年を延ばすということと、それからまたその後の今先生がお触れになったようなことは、私どもはそれに向けて努力をいたしておるところであるということだけを、お触れになりましたので申し上げておきたいと思い...全文を見る
○尾辻国務大臣 人間として尊厳を持って生活していく上で、虐待というのはあってはなりません。このところ児童虐待だとか、またお年寄りに対する虐待もございますけれども、障害者虐待もあってはなりませんし、未然防止をしなければならない、お話しのとおりだというふうに考えております。このことの...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お答えしたとおりではございますけれども、世の中、李下に冠を正さずということもありますし、ちょっとでもそういう疑惑の目で見られるということはよくないと思いますから、改めて実態を調べてみて、誤りないようにはしたいと思っております。
○尾辻国務大臣 まず、年金事務費でございますけれども、これは年金法の本則において国庫負担が原則とされております。  ただ、今お話しいただきましたように、国の厳しい財政状況にかんがみまして、平成十年度から十五年度まで特例措置が講ぜられて、さらに十六年度においても継続されていたわけ...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘の覚書は昭和五十四年に社会保険業務の全国オンライン化計画の実施に伴って交わされたものでございまして、御指摘のような内容を確認していたことは事実でございます。  ただ、今お話にありましたように、この覚書に私どもの議論が何か影響を受けたということは、少なくとも...全文を見る
○尾辻国務大臣 それは、いわば労使の間の確認事項、こういうことでございますから、そういうふうに理解はいたします。ただ、それが私どもの議論までを何か影響を与えたものではないということを申し上げたところでございます。
○尾辻国務大臣 今の社会保険事務局のあり方等につきましては、ただいま検討いたしております社会保険庁の抜本的な改革の中で議論をさせていただいておるところでございまして、その中での答えを出したいと思います。  それから、家賃の話でありますけれども、かねてむだ遣いではないかという御指...全文を見る
○尾辻国務大臣 社会保険庁が平成十三年に実施しました調査によりますと、公的年金の受給権がない六十五歳以上の方の数というのは六十万人と推計をされております。  一方、社会保険庁で把握しております記録を用いて、一定の条件のもとに、二十五年の受給資格を満たさない可能性がある六十歳未満...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど申し上げたように、私どもが推計できます数字は六十歳未満の方の数でございまして、六十歳から六十四歳というところの方の数は私どもの数字の中にございません。
○尾辻国務大臣 可能な限りのところで調査をいたします。
○尾辻国務大臣 平成十五年度末におきまして二年間の保険料を納付していない者の数は約四百四十万人でございます。同様の数字を十三年度末から比較いたしますと百二十万人増加をしておるということでございます。
○尾辻国務大臣 二十五年後の数字というのは私どもも推計をいたしておりません。
○尾辻国務大臣 これは先生よく御案内のとおりでございますけれども、六十万人といいましても、実際には、奥さんであって御主人が年金があるとか、そういったような方の数を計算しますと、本当の無年金者というのは四十万人ぐらいだろうというふうに見ております。これはかねて御説明申し上げておると...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず二十五年ルールのお話がございました。このことにつきましては、先生にお答えいたしましたように、このことを知っていた者約六〇%となっておるというお答えは申し上げたところでありますから、その逆で、四割の皆様は御存じなかった、こういうことでございます。  そして、私...全文を見る
○尾辻国務大臣 保険料収入の予算の積算でございますけれども、まずやり方を申し上げますと、直近の保険料収入実績をベースにいたしまして、被保険者数や標準報酬月額等について、過去数年間の実績の平均伸び率等を用いて算出しておるものでございます。また、この際、予想される法律改正等の影響も考...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、これだけ外れ続けておるということは恥ずかしいことだと私も思います。  したがいまして、十七年度予算、これはしっかり見ていきたい、こういうふうに考えます。
○尾辻国務大臣 御指摘の公益法人につきましては、今お話しいただきましたけれども、平成十五年度末時点での利益剰余金は、厚生年金事業振興団が約三百三十五億円、全国社会保険協会連合会が約八百九十六億円となっております。数字はそのとおりでございます。  まず厚生年金事業振興団、略して厚...全文を見る
○尾辻国務大臣 特別会計に戻りますから、確認いたしますが、年金勘定に戻るというふうに理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 平成十七年度予算におきまして、年金保険料で購入する社会保険六法は、厚生保険特別会計業務勘定が項でございます。ここに計上をしておるということでございます。(長妻委員「福祉は。福祉施設」と呼ぶ)福祉施設とおっしゃいますと……。
○尾辻国務大臣 失礼しました。  国民年金特別会計業務勘定、項、福祉施設費、目、庁費に計上しておるところでございます。
○尾辻国務大臣 先ほど来お話しになっておりますところで申し上げますと、福祉をすることができるという条文になっております。私も当初、この書き方、日本語としてどうなのかなと奇異に感じました。そこで、よく調べてみましたというか聞いてみましたら、これは古いといいますか、そもそものこういう...全文を見る
○尾辻国務大臣 二点申し上げたいと思います。  一点は、まず、出版社に対して、その名前を出してくれということを再三再四にわたって申しております。ごく最近も言いました。引き続き、出してもらおうと思って努力をいたしております。  それから、もう一点言わせてください。数字の差であり...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、簿価八千九百億というふうにお話しになりました。大体そんなものでございます。極めてボリュームが多いわけであります。  それから、先ほどもちょっと申し上げましたように、病院だとか、そういうものが多いものですから、どうしても、一つの組織をつくってそこで専門家に売っ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話ございましたように、有限均衡方式で九十五年の計算をいたしております。その中での数字でございます。  そうしますと、今お触れになりましたのは出生率の数字でございますが、確かに私どもは、中位推計で計算しますと一・三二で計算をしております。それが二年連続で一・二...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、非常に長い計算でございますので、五〇・二%というのは、かなり先の数字でお示しをしておるものでございます。したがいまして、その辺の数字でありましたら局長に答えさせますので、よろしゅうございましょうか。
○尾辻国務大臣 その傾向があることはそのとおりでございます。したがいまして、それにどう対応するかというのが今後の私どもの課題である、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 このことにつきましては、今お話しのように、いろいろな御議論がございます。  私どもの思いますことは、まず、保険料率一八・三%がどうであるのかというようなことでございますが、諸外国との比較において、必ずしも一八・三という数字が高いのではないんじゃないかというふうに...全文を見る
○尾辻国務大臣 賦課方式か積立方式かという議論に集約されるんだろうと思いますけれども、今私どもは、修正という言葉はつけておりますが、修正賦課方式でやっておる、こういうことでございます。したがって、賦課方式を基本にして考えておりますから、余り積立方式みたいな過去債務という考え方は基...全文を見る
○尾辻国務大臣 手にしたことはあります。それから、ぱらっとめくったことはあるんですが、詳しくは読んでおりません。
○尾辻国務大臣 私がかねて申し上げておりますのは、よく、持続可能であるのかないのか、どうなんだという御質問になるものですから、私どもが考えた持続可能な方法でありますということを申し上げておるところであります。  そこで、今お話しのように、そこまで根本的な議論をするということにな...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話、どこの部分でお答えすればいいのかということがございますけれども、改めて申し上げますと、先ほど申し上げたように、私どもは、今社会保険方式でやっている、そしてこれを持続させようと思っていますし、それから賦課方式でいこうと思っている。ここをどうしても基本に考え...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもも、そう思いました。そう思いましたというのは、社会保障制度そのもの、年金についてはとにかく長期にわたって持続可能なものにしなきゃいけない、安定的なものにしなきゃいけない、皆さんのセーフティーネットでなきゃいけない、こういうふうに思いました。したがって、私ども...全文を見る
○尾辻国務大臣 社会保障のまさに一体的な見直しでございますから、通常言う社会保障は全部入っておる、その中での見直し、そうしたもの全部ひっくるめての見直し、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 まず、所得把握のことでございますけれども、国民年金を含めた年金制度の一元化を議論するに当たっては、いつもこれは議論されますけれども、自営業者の公平な保険料徴収のための正確な所得の把握など諸条件をどうするかといった問題について検討していく必要がありますから、この所得...全文を見る
○尾辻国務大臣 所得の捕捉ができるかできないかということで、格別私どもが申し上げたことはないんではないかと思います。格別申し上げたことはないということを申し上げます。
○尾辻国務大臣 今私どもが言っております社会保障の一体的見直しというのは、やはり社会保障給付費の一番大きなところをまずどうするか、これが今後の日本の財政を考える上でも一番大事なことでありますから、そこのところをまずどうするかという議論をしたいと考えております。そうなりますと、年金...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げておりますように、社会保障の一体的見直しを言っていますのは、まず一番基本のところにあるのは、社会保障給付費の大きなところの、これを将来どうするかということをまず考えなきゃいけない、これはあります。そのことを否定はしません。まず、そのことを考えております。...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、その議論の場というのは、どこの議論の場でございましょうか。
○尾辻国務大臣 国会の御議論の場をおつくりになるということだと理解をしましたけれども、それであれば、その御議論の場でどういう整理をなさるかということだと考えます。
○尾辻国務大臣 御心配の向きは当然だ、いろいろなことを、当然我が事でありますから皆さんが御心配になる、そういう意味で当然だとは思います。  ただ、介護保険制度、正確に言うと四年半前と言っていいのだろうと思いますが、施行をいたしました。その施行状況を見ますと、創設時に百四十九万人...全文を見る
○尾辻国務大臣 利用者が、先ほど申し上げましたように急増いたしまして、したがって介護給付費も急速に増大しておる、これはやむを得ないところでございます。  そこで、現在、全国平均で約三千三百円、これは市町村別でございますから平均をとらざるを得ないわけでありますが、全国平均をとると...全文を見る
○尾辻国務大臣 施設がどうなさるかということにもよりますから、必ずしも単純に数字が出るわけではございませんけれども、ざっと今の御提案申し上げておるようなやり方でどうなるかということを申し上げますと、平成十七年度で約一千三百億円、これを平年度ベースにしますと約三千億円の総額の増には...全文を見る
○尾辻国務大臣 確認したことありませんが、単純に割り算すると、今、そうなるのかなと思って聞いておりました。
○尾辻国務大臣 今お話しのような御心配がありますから、とにかく私どもは低所得者の皆さんがお困りにならないようにということで、最大限の配慮をいたしたところでございます。居住費、食費を給付対象外とすることにより低所得者のサービス利用が困難となることがないように所得に応じた負担の上限を...全文を見る
○尾辻国務大臣 御負担をお願いすることでありますから、いろいろなことが出てくることは事実でございます。  ただ、今お話しのように、居住費ということも私どもは御負担をいただきたいというお願いはいたしております。それは、施設におられる方と居宅の方、この両方に不公平が生じないようにと...全文を見る
○尾辻国務大臣 基本的に施設と居宅の不公平がないようにということで今回の制度の改正を考えておりますということは申し上げたとおりであります。  ただ、デイサービスで、お昼にお行きになって食費を取られる、それは自宅においても当然食事をとられるわけでありますから、その分をデイサービス...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、施設の方の食費の部分のお話もございましたけれども、これは補足給付するということを先ほど申し上げました。ということは、例えば、先ほど言いましたけれども、第一段階、生活保護の方は食費は一万円お払いになる。しかし、今の標準的な食費の計算は四・八万円にしておりますか...全文を見る
○尾辻国務大臣 総体の数字で申し上げておるのはそのとおりでございますけれども、ぜひ御理解いただいておきたいと思いますことは、その中に、今度の私どもの改正の中で大きな主眼でございます、予防による給付の減というものがある、こういうふうに考えております。  特に、まず、私どもが予防と...全文を見る
○尾辻国務大臣 そこで肝心なことは、低所得者に対する配慮だ、こういうふうに思いますので、先ほど来申し上げておるような配慮をした、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 今初めて見ますので、市町村の計算によっては、こういう計算をお示しになったわけでありますから、あり得るのかなと思いながら見せていただいております。
○尾辻国務大臣 先ほど来の御議論にありますとおりに、社会保障全体を持続可能なものにせざるを得ない。その中で、私たちが精いっぱいどうやったら持続可能にできるかということで努力をいたしておるところでございます。そうした中でそれぞれに御負担をお願いしたりということでございます。  負...全文を見る
○尾辻国務大臣 その御心配はよくあるところであります。私どもも、お尋ねになる話として一番多い話の一つでございます。  なぜそういう御心配になるのかなというのは、私どもも今言っていますことは、さっきの、軽度の方が重度にならないようにというような、予防というふうに考えておりますので...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどの家事援助のことについてだけは申し上げておきたいと思いますが、すべてを否定しておるわけじゃありませんから、本当に必要な家事援助の方は、当然それはサービスとして今後も受けていただく。すべてを否定しているものではないということを申し上げたいと思います。  それ...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も、この説明はごく最近受けました。  まず、労働力人口の将来推計をどうするかということでありますけれども、これは、将来の推計人口があります。それに対して労働力率の将来推計というのを掛けてまず出す。それから今度は、その労働力人口の将来推計に労働力人口に占める被用...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、一号被保険者の皆さんが極めて多様化しておるということは、先日もお答えいたしましたけれども、事実でございます。その中で、したがってということがありますが、まず、空洞化にならないようにということを私どもは心配しなきゃいけませんから、多段階免除方式だとか、そういっ...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府においては、平成十七年度予算編成の基本方針を閣議決定し、国と地方に関する三位一体の改革を推進することにより、地方の権限と責任を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国保の都道府県負担導入の趣旨についてお尋ねがありました。  国民健康保険制度においては、保険運営の広域化を通じた財政の安定化と医療費の適正化を進め、国保の基盤、体力を強化する必要があります。  そのためには、都道府県の主体的な取り組みが必要であり、確...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国保における都道府県負担導入などの改革と地方分権との関係についてお尋ねがありました。  国民健康保険制度につきましては、従来は国が全国一律の基準に基づき財政調整を行ってきましたが、国に加え、都道府県内の状況に応じ、都道府県が裁量を持って財政調整を行うこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 地方六団体案の反映状況についてのお尋ねがありました。  昨年八月の地方六団体案では、厚生労働省関係につきましては、四十七項目、約九千四百億円の提案がありました。これに対し、厚生労働省としては、十三項目、約八百五十億円の税源移譲を行うこととしており、本法...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 緊急通報体制等整備事業についてのお尋ねがありました。  平成十六年度の緊急通報体制等整備事業は、事業費ベースでおおむね百億円であり、全市町村の約九割の二千七百六十一市町村で実施されているところであります。  本事業につきましては、補助金の廃止、一般財...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 地域介護・福祉空間整備等交付金についてのお尋ねがありました。  厚生労働省といたしましては、今回、本交付金を創設することで、全国的な状況を勘案しつつ、整備がおくれている地域を重点的に支援することにより、バランスのとれた整備が可能となること、交付された交...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○尾辻国務大臣 この発症が明らかになったときに私どもが申し上げたのは、英国滞在時の感染が有力と考えている、こういうふうに発表をさせていただいております。
○尾辻国務大臣 食品安全委員会がまさに科学的に判断をしておられる、私どもはそれを信じます。
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりに、国立社会保障・人口問題研究所が二〇〇一年に行いました第五回人口移動調査によりますと、一たん県外に出た経験を持つ者のうち出生県に戻ってきた人、すなわち、よく言いますUターンの割合は増加をしております。数字を申し上げますか。(篠原委員「はい」と呼ぶ)...全文を見る
○尾辻国務大臣 今いろいろなお話をお聞きいたしました。そして、長野県の例のお話もございました。農業に従事するなど、高齢者の就業率が日本一高い、そのことが、先ほどのお示しいただいたような、例えば老人医療費が安くなるということとの相関関係がある。まさに示唆に富んだお話を伺ったと思って...全文を見る
○尾辻国務大臣 お尋ねのことは、食生活指針のようなものということでございましょうか。それでございましたら、平成十二年三月に、文部省、厚生省、農林水産省、三省で出しましたものがございまして、食事を楽しみましょうから始まって、十一項目を掲げた指針を出しております。よろしいでしょうか。
○尾辻国務大臣 今お話しいただきました、妊娠、出産を理由にする解雇は、これはもう御案内のとおりでありまして、男女雇用機会均等法により禁止をされております。  私ども厚生労働省では、この法律に基づきまして、全国の労働局雇用均等室において、まず、この法律の周知徹底を図りますとともに...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいたようなケースは差別であるかないかというふうにお尋ねになれば、差別である、こういうふうにお答えを申し上げます。
○尾辻国務大臣 今お話しいただいたようなことは問題であるかないかとまたお尋ねになれば、それは明らかに問題でございます。
○尾辻国務大臣 何にいたしましても、言っていることとやっていることが違う、それはもう明らかにまずいことであります。  そして、今お話しのようなケースがありましたら、私どもは是正指導は行っておるところでございます。
○尾辻国務大臣 冒頭、お二人の大臣からもお答えになりましたけれども、少子化対策、私どもは最初にエンゼルプランをつくりました。そして次に新エンゼルプランをつくって、今、子ども・子育て応援プランということで施策を行っておるところでございますけれども、その中での反省の一つとして、最初、...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○尾辻国務大臣 私が最近申しておりますのは、かつて、揺りかごから墓場までという言葉がございました。ただ、最近、お母さんのおなかの中の虐待などもありますから、揺りかごからというよりも、お母さんのおなかの中からと言わなきゃいかぬかなと思ったりもいたしておりますけれども、本当に、まさに...全文を見る
○尾辻国務大臣 社会保険庁につきましては、先般の不祥事案等に関する調査報告、これは、徹底してうみを出せということで調査をいたしまして、その調査報告を出させていただきましたけれども、その中においても申し上げております、組織の構造的問題が明らかになりました。こうした問題を徹底して、国...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話もいただきましたけれども、いよいよ二〇〇七年から我が国は人口減少社会を迎えます。まさに少子高齢化が進展するわけでございます。そうした中で現行制度を維持しようとすれば、特に現役世代の皆さん方の負担というのは増大が避けられないところでございます。したがいまして、...全文を見る
○尾辻国務大臣 大きいとか小さいとか、政府をどうするかというのは表現の仕方でもあると思いますので、やや小さくなるにしても、小さくなるにしても、やはり社会保障制度というのは、個人の責任や自助努力では対応しがたいリスクに対して社会全体で支え合う制度でありますから、そして国民の安心、生...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今いろいろお話しいただきました中で、冒頭にお触れいただきました、国民の皆様方の御理解、御協力がなければ社会保障はやっていけないということを申されました。私どもも痛感いたしております。したがいまして、とにかく丁寧に丁寧に御説明申し上げることが大事だと今考えてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話は、昨年三位一体の改革ということが議論になりましてから、随分議論をさせていただきました。  特に、地方団体の皆様方の御意見が出てきて、そしてまたそうしたものに対して私どもの案も出させていただいて、すり合わせのための議論を随分させていただいた中で、私どもが...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変難しい御質問で、どのようにお答えをすればいいのかわかりませんが、今いろいろお話もいただきましたように、今、人の考え方が非常に多様化しておる時代だと思います。よろず考え方が多様化しておる。その中にあって、子供を産むということに対する考え方も相当多様化しているんだ...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもと文部科学省との連携のところについてのみ、お話を申し上げたいと存じます。  学校段階からの職業教育を推進する観点から、まず一つには、キャリア探索プログラム、ジュニアインターンシップ等、こういったようなものがあるんですけれども、小中高校生を対象とした職業意識...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいたところが、先日の経済財政諮問会議における議論でもございました。既にお述べいただきましたけれども、給付費の伸びを経済規模に合った水準にする、こういう意味で、名目GDPの伸び率を指標として用いることが妥当ではないかといったような御提案がございました。...全文を見る
○尾辻国務大臣 既にお答え申し上げましたけれども、この少子化対策、私どもは、最初にエンゼルプランをつくりました。そして続いて新エンゼルプランになり、今、子ども・子育て応援プランになっておるわけでございます。  この過程を振り返って思いますに、最初のエンゼルプランなどというのは非...全文を見る
○尾辻国務大臣 それでは、改めて申し上げます。  今お話しの被保険者、受給者の範囲ということにつきましては、介護保険制度創設当初から大きな課題でございまして、これもお話しいただきましたけれども、現行介護保険法附則におきましても、被保険者及び保険給付を受けられる者の範囲については...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先日の社会保険庁の在り方に関する有識者会議の座長私案についてのお話がございました。  私もその場にいまして、御議論も聞いておりましたし、座長私案も見せていただいたのでありますけれども、先ほどちょっと、マスコミがどういう理解をしたかというようなことについての...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、私どもも、子供は社会の宝だ、そういうふうに考えております。  そうした中で、平成十五年の合計特殊出生率が過去最低の一・二九になりますなど、急速な少子化の進行は、年金等の社会保障制度のみならず、我が国の経済社会全般に深刻な影響を与え...全文を見る
○尾辻国務大臣 社会保障給付費で見ますと、これは確かに、老人の方は年金や何かが入りますから、極めて大きな数字になるということは確かなのでありますが、それにしても、今お話しになったような数字で比較すると、やはり子供の方に対する予算をもう少しふやさなきゃいかぬのかなというふうには私も...全文を見る
○尾辻国務大臣 家庭を築くということがまさに夢であり希望であるような社会にしなきゃいかぬ、そういうふうに考えます。そして、安心と喜びを持って子育てに当たっていけるような、そういう社会にぜひしたいと考えます。
○尾辻国務大臣 議員御指摘のように、支援の必要な方がきちんとサービスを受けられる、利用できるようにしていくということが、これがもう一番重要なことでございます。  今般、国会に提出いたしました障害者自立支援法案により、身体障害、知的障害、精神障害といった障害の種別にかかわらず、一...全文を見る
○尾辻国務大臣 予算委員会でも申し上げましたけれども、まず、年金に対する国民の皆さんの信頼がなければ、これは年金の意味がない、そういうふうに考えております。そして、国民の皆さんから年金の信頼を取り戻すといいますか、信頼していただくために、やることがあれば、私はどんなにでも謙虚にな...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げもいたしましたけれども、公的年金制度は世代と世代の支え合い、それで仕組まれておりますから、国民の理解や信頼を得ることが極めて重要であると考えております。  そして、では、昨年の改正で信頼が得られたのかと言われると、申し上げておりますように、これも信頼が...全文を見る
○尾辻国務大臣 総理が、年金の一元化を含めた社会保障全体についての見直し、これに取り組んでいくというふうに答弁をしておられますけれども、これは、私も当然そういうふうにすべきである、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 まず、大きく社会保障全体を見直すということが今極めて大事なことだというふうに思っておりますから、それはそのとおりでございます。  それから、年金の話でございますけれども、もちろん年金の中に、余り細かなことを申し上げてとも思いますけれども、今の附則の中に、パートタ...全文を見る
○尾辻国務大臣 政府の一番基本的な方針は総理の指示でございますから、総理の御指示どおりに私どもも政府一体となって進めてまいります。
○尾辻国務大臣 年金の一元化につきましては、まず、どのように国民一人一人にとって真の信頼と安心につながる制度をつくれるか、それから、どのように制度の運用を国民にとって身近でわかりやすいものへ改善していくかということが大切だと考えておりまして、そうしたものの最終的に行き着く先は年金...全文を見る
○尾辻国務大臣 諸外国などでは、きっちりそれぞれ別々の制度でやっておるような国もあります。しかし、私は、今もお話しになりましたように、例えば官民格差の問題、二階建て部分でそういう表現もされます、そうした格差がある。そういうことというのはやはり不信感につながるから、そういう表現をす...全文を見る
○尾辻国務大臣 基礎年金部分を一元化といいますか、そこで財政的に全部一元化しておるわけでありますから、国民年金部分がそういう今お話しのような部分が生じると、当然厚生年金からの基礎年金部分への負担が大きくなるというところにおいては、そのとおりでございます。
○尾辻国務大臣 きょうは反論というようなことにできるだけならないようにと思いながら、先日の御批判もいただきましたから、お答えを申し上げたいと存じます。  今先生お話しになりました、例えば厚生年金の適用事業所と雇用保険の適用事業所については若干扱いが違いますから、数字が違うことは...全文を見る
○尾辻国務大臣 年金を今お話しいただいたような視点で議論することは、私も本当に必要だと思います。ぜひ私も議論に参加をさせていただきたい、こういうふうに思います。
○尾辻国務大臣 私も改めて近年のイギリスの少子化対策の関連施策の展開というものを見ました。一言で申し上げますと、今先生お話しのように、私どもが参考にさせてもらうことが大いにあるというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 まず、一年が三百六十五日ございます。それから、土日が百二日としてそれを引きます。祝祭日を引いて、年次有給休暇を二十日と見て、これを全部引くと二百二十六という数字になりますから、その二百二十六日に法定の労働時間八を掛ける、これが千八百八になる、こういうふうに理解をい...全文を見る
○尾辻国務大臣 余り細かいことを申し上げてもとは思いますが、千八百時間のこともまず基本でお触れいただいておりますから、申し上げたいと思います。  私あてに、労働政策審議会から意見をいただいております。その中では、労使双方のお考えとして、「近年の状況の下では従来どおりの目標値とし...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、国民健康保険の話、局長からもお答えいたしましたけれども、改めて申し上げておきたいと思いますが、先生お話しのように、十八年度で健康保険の体制というのをしっかりつくり上げたいと思いますけれども、それに向けての第一歩で、まずは今回のことをお願いしたというふうに御理...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘の人工妊娠中絶でございますが、ひところは百万件と言っていたころもございましたから、確かにそれに比べれば、今先生もお話しいただきましたように三十二万件でございますし、前年度よりも約一万件減っているということではございます。しかし、まだまだ三十二万件という非常に...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者施策につきましては、これは、支援の必要な方がきちんとサービスを利用できるようにしていくこと、これが一番重要なことだと考えております。そこで支援費制度にいたしました。そうしましたら、サービスの量が非常に急激に大きくなりまして、これは今お話しいただきましたように...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどお答え申し上げましたとおりに、今回の検討条項につきましては、障害者の介護を介護保険の対象とすることの検討を含むと考えておりますと申し上げました。  今、法律でお願いをしております私の立場から申し上げますと、含むものと考えておりますと申し上げるところまででご...全文を見る
○尾辻国務大臣 現在、第三次乱用期にある、こういうふうに言われております。第一次乱用期と言われたのが昭和三十年ごろでございますけれども、あのヒロポンという名前を思い起こしますが、ああした時代であります。それから、第二次乱用期というのが昭和六十年ぐらいのところにあるんですけれども、...全文を見る
○尾辻国務大臣 実はという話をしますが、家内の実家が小さな運送屋をいたしておりました。そのために、私が社長をしていたこともございます。そのころ、朝、出ていくトラックの後ろから、家内の母が、無事に戻ってきてくれといって拝んでいた姿などを思い起こします。そんなことを思いながら今の先生...全文を見る
○尾辻国務大臣 介護というのはマンパワーの世界でありますから、ホームヘルパーに限らず、介護事業所においては人材確保の必要性が極めて高いわけであります。一方で、労働者の定着率が低いなど、雇用管理面の改善を図ることは重要な課題であると考えております。きょう御指摘いただいたとおりだと思...全文を見る
○尾辻国務大臣 訪問介護における感染症対策というのは極めて大事だと思います。これは両方からあると考えます。ホームヘルパーの方が介護する方のところへ行って、そっちからうつるということもありますし、今度は、インフルエンザなんかがはやりますと、ホームヘルパーの方がインフルエンザにかかっ...全文を見る
○尾辻国務大臣 社会保険それから労働保険については、その加入状況を職種ごとに把握していないものですから、ホームヘルパーに限ってというその加入状況というのは把握することができません。  しかし、いずれにいたしましても、社会保険についても労働保険につきましても、ホームヘルパーのみな...全文を見る
○尾辻国務大臣 考え方は局長からお答えいたしましたけれども、とにかく、まずは育児・介護休業法の改正で、期間雇用者の数が増大するなど働き方が極めて多様化しておることを踏まえまして、これまで育児休業の対象とならなかった期間雇用者についても新たに育児休業の対象とすることにしたものでござ...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、検討課題であることは十分認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、検討課題であることは認識をいたしております。ただ、育児休業をとっていただく、このことも大変大事なことだと思っておりますので、そうした育児休業をまずとっていただく、そして給付も受けていただくというそこのところのずれについては、また検討させていた...全文を見る
○尾辻国務大臣 かねて経済財政諮問会議で議論をいたしておりますことを改めて申し上げることになります。  私は、まずは社会保障、今バランスということも言われましたけれども、そうしたこと、これは、給付と負担を考えるに当たりまして、経済、財政のバランス、そういうこともありますし、ある...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今おっしゃったような大きな意味での一元化を進めるということになりますと、幾つかおっしゃいましたけれども、さまざまな問題点が出てくるということはそのとおりでございます。よく言われますように、では自営業者の所得の把握をどうするのか、それから、これもお触れになった...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたような奨学金制度は、若者の自立を促すという観点から貴重な御意見であると考えます。先生の御意見としても伺いましたし、私の極めて尊敬する識者もこういうことを実は言っております。また、リバースモーゲージ制度についてもお触れいただきましたけれども、高...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず申し上げますと、これは先生もおっしゃいましたように、医療費の額が減るということはないと考えます。まず伸び続ける。今、大体一年一兆円ぐらい伸びておりますけれども、こうした伸びはやはり続くものと思います。  そうしますと、私どもの厚生労働省の試算がそのままきっち...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず冒頭に、誤解されるといけないと思いまして、改めて申し上げたいと思いますけれども、経済財政諮問会議がGDPの伸びに社会保障費の伸びを抑えるべきだと言っておる、そのことで、私はそれは違うということを絶えず言っておりますということだけは改めて申し上げて、ただ、彼らの...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しになりましたように、国内のことと米国産牛肉の輸入の再開条件というのは、これはまた別な話でございます。  そこで、米国産牛肉の輸入再開ということになりますと、その条件については、改めて食品安全委員会に諮問して、科学的な審議結果に基づき私どもも対応をする、こ...全文を見る
○尾辻国務大臣 別個にと言われることがよく理解できないところもあるんですが、いずれにいたしましても、私どもはその安全について食品安全委員会に諮問をするわけでございますから、それはすべて食品安全委員会が御判断いただけるものというふうに思っております。  例えば、御指摘の枝肉の成熟...全文を見る
○尾辻国務大臣 おっしゃいますように、国保の加入者、被保険者、この皆さんが極めて多様化しておる、そういうことはそのとおりでございます。  したがいまして、私どもは、そうした皆さんの収納率、これがまた落ちていることも事実でございますから、いろいろな方法で、例えば多段階免除方式とい...全文を見る
○尾辻国務大臣 被保険者全体の相互扶助で成り立つ国民健康保険におきましては、保険料の収納確保は重要な課題でありまして、被保険者間の公平を確保するために、平成十三年四月より、保険料を納期限から一年以上滞納している場合には、災害等の特別な事情があると認められる場合を除き、国保の保険者...全文を見る
○尾辻国務大臣 先生がおっしゃりたいと思うことをいろいろ考えながらお答えしたつもりでありまして、少しそういう意味では先走った答えをしたのかもしれませんが。  まず、事態が極めて、今の状況、このまま放置できない状況である、我々も何かを考えなきゃいけないということの認識であれば、私...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お触れになっておる件でございますけれども、保険料を納期限から一年間経過するまでの間に納付しない場合には、世帯主に対し被保険者証の返還を求め、資格証明書を交付することとされておる、これはこのとおりでございます。  ただし、納期限から一年間滞納していることをもって...全文を見る
○尾辻国務大臣 調整交付金を使って制裁という表現を使われたでしょうか。私どもがそんなことを考えておるところではございません。まさに、いろいろな事情が市町村によってあるわけでありますから、そこのところを調整するための、まさに交付金でございますので、そのために使われるものでございます...全文を見る
○尾辻国務大臣 臓器移植法が施行されてから、現在で七年余りになるわけでございますが、お話しのように、三十三例の脳死下での臓器提供が行われており、これにより百二十七人の方に移植が行われたところでございます。  この移植件数をどのように評価するかについては、いろいろ見方もあるでしょ...全文を見る
○尾辻国務大臣 確認をということでございますから、改めて申し上げます。  臓器提供意思表示カードの取り扱いは、臓器提供に関する本人の真正な意思表示を必要とするという立法趣旨に沿ったものでなければなりません。今回のカードの取り扱いの見直しは、そのような臓器移植法の趣旨を踏まえたも...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど先生のお話を伺って、ドナーに麻酔をかけるというのは初めて知りました。そして、ああ、やはりそうなのかなと思いました。まずそのことを一つ申し上げます。  それから、今、麻酔医が非常に不足しているというのはよく言われておる話でありまして、麻酔医をどうやって各病院...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日来、予算委員会でもいろいろな御指摘をいただいております。特に、私がそうした御指摘の中で印象に残っておりますことは、今、失業率との関連もお話しになりましたけれども、特に、高齢者の方が働いておられるかどうかということと老人医療費との関連というのは、極めて強い相関関...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○尾辻国務大臣 長官は長官なりに一生懸命やっていただいておるということは、私も、そばで仕事をしておられますから感じます。しかし、何しろ長い間のいろいろなことがたまっておる話でもあると思います。  そこで、簡単にその体質が直らない、また、必死で調査をしていただいておると思いますけ...全文を見る
○尾辻国務大臣 しっかり、まず調査の結果が出まして実態が明らかになったところで責任の所在は明確にしたいと考えております。
○尾辻国務大臣 今お話しの被保険者向け住宅融資債権の貸付額の累計は、約二十五兆八千億円、約四百三万件であります。まず総体でよろしゅうございましょうか。
○尾辻国務大臣 回収の数字は調べてすぐお答えをいたしますが、まず焦げつきの方から、焦げつきの数字は手元にございますので、申し上げます。  回収不能により、平成十五年度末までに償却、ここで言う償却といいますのは、貸し倒れとして損金処理をした、こういう意味でございますが、償却を行っ...全文を見る
○尾辻国務大臣 この年金住宅融資債権につきましては、保証機関または保証人による融資債務の保証及び物件の担保を付することによって保全いたしております。その大宗を占めます被保険者向け融資については、さらにまた、取扱金融機関による保証も求めております。したがいまして、保証を幾重にも求め...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず厚生年金保険被保険者向けの融資の仕組みでいいますと、年金資金運用基金から、公益法人、転貸民法法人という言い方もしますが、ここにまず融資をします。そこから厚生年金保険の被保険者へと融資いたします。その間に、まず最初の年金資金運用基金から公益法人に行く途中に金融機...全文を見る
○尾辻国務大臣 今までには、ここの部分で毀損したものはございません。
○尾辻国務大臣 ここでの、今申し上げた保証会社での焦げつきといいますか、そこに損が出ているか、そこの部分でのお話でございますけれども、もう一度申し上げますと、特に今先生御指摘の話は、平成十三年に焦げつきという報道がなされたりいたしましたから、そういうことを御指摘でのお話だろうと思...全文を見る
○尾辻国務大臣 今その正確な数字はございませんので後ほど御報告をさせていただきますけれども、改めて、八百九十億と報道されたところの件についてお答えを申し上げます。  転貸民法法人から融資を受けた被保険者の債務の保証を行う会社の一つでございます株式会社年金福祉信用保証が、平成十二...全文を見る
○尾辻国務大臣 十五年度末で申し上げるとそういうことでございます。
○尾辻国務大臣 昨年成立をいたしました年金積立金管理運用独立行政法人法によりまして、年金資金運用基金が解散した後は、申し上げました年金積立金管理運用独立行政法人法による独法が、年金積立金の管理運用業務のみを行うこととされました。したがいまして、ここは年金積立金の管理運用業務のみを...全文を見る
○尾辻国務大臣 その人数につきましては、まだ決まっておりません。
○尾辻国務大臣 先にまず私からお答えを申し上げます。  今のお話のような御指摘を受けないようにということで、まず、新しくつくります独法でありますけれども、新法人の長には資金運用の専門家を登用するというふうに考えております。したがいまして、天下りとかなんとかということは一切考えて...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○尾辻国務大臣 平成十七年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  平成十七年度厚生労働省所管一般会計予算の総額は二十兆八千百七十八億円であり、平成十六年度当初予算額と比較いたしますと六千二百六十八億円、三・一%の増加となっております。これは...全文を見る
○尾辻国務大臣 それぞれの地方自治体の御判断がどうなのかという御質問でございますから、改めてお答えいたしたいと思います。  今のようなお話、国から自治体に貸し付けられた災害援護資金の償還について、神戸市からもいろいろ御要望もございます。そうしたことは承知をいたしております。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先ほど申し上げましたように、市町村と借りておられている方との間というのは、これは償還金の支払い猶予を行うことができる、これはまず申し上げました。  そして、これは先生がお触れになっておりますように、少額の償還など認めておりますから、こうした方々の償還金の支...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しのように、平成十八年春には神戸市から国への償還期限を迎えます。このことを踏まえまして、関係自治体の事務執行に支障が出ませんように、神戸市や兵庫県とも十分相談をしながら、年内を目標としてできる限り早く結論を出したいと考えております。
○尾辻国務大臣 先生御指摘のとおりに、このところ、児童虐待相談件数というのは増加をいたしております。これに対応するためには、今児童福祉司の増員の話もございましたけれども、そうしたことだけでなくて、児童相談所の機能強化を図ること、これは極めて重要なことであると考えております。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今般の改善策は、保険外負担のあり方を根本的に見直し、安全面に十分配慮しながら患者の切実な要望に迅速かつ的確に対応したものである、こういうふうに考えております。  そして、その改善策によりまして、例えば乳がん治療により摘出された乳房の再建術など規制改革・民間開放推...全文を見る
○尾辻国務大臣 私は、この議論が始まりましてからずっと言い続けてきたことが一つあります。それは何という表現をしていたかというと、ポジティブリストでいきましょうと。ネガティブリストという、全面解禁して、ポジティブリストもこんな場合だけだめですというのは私の考え方ではありません。あく...全文を見る
○尾辻国務大臣 今もお答え申し上げましたけれども、混合診療が認められるものをうんとふやしました。そして、規制改革・民間開放推進会議が言っておられた、十五あったんですが、こんな場合があるじゃないか、だから混合診療を解禁すべきだという御主張でありましたから、一つずつずっと検討しまして...全文を見る
○尾辻国務大臣 その辺の言い方でありますと、全面解禁には私は反対だと言っておりまして、今回のことも、全面解禁であるかどうかと言われると、全面解禁ではありません、こういうふうに言っておるところでございます。
○尾辻国務大臣 それでは、私からお答えいたしたいと思います。  これは若干経緯のある話ですから、経緯を申し上げたいと思います。  介護保険制度は、制度がスタートいたしましたときに、医療保険で賄われていた老人病院の一部、それから老人保健施設を介護保険制度のもとに入れるとともに、...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話のように、介護保険制度をつくりまして五年たちましたから、この五年間のいろいろな見えてきた課題というのがございます。いろいろな課題ありますけれども、そうした中の三点、まずその課題を申し上げます。  一つは、さまざまな問題を抱えている人に対する支援事業というのが...全文を見る
○尾辻国務大臣 複雑になったかならないかというふうにお尋ねになると、複雑というか、ふえた部分がありますから、制度としてつけ足したような部分がありますから、それを複雑になったというふうに表現すればそういう表現、さっきから表現の話が出ていますが、表現できないこともないかなとは思います...全文を見る
○尾辻国務大臣 我が国の精神医療を振り返りますと、今お話しのように、歴史的に、入院処遇を中心にして施策が講じられてきた、とにかく入院してもらおう、そういう考え方で来たという経緯があることはそのとおりでございます。そこで、最近、それではよくないということで、精神医療の質的向上も図ら...全文を見る
○尾辻国務大臣 入院基本料の話だと思いますので、お答えいたします。  まず、そもそも入院基本料はということを申し上げなきゃいけないんですが、ちょっとかたく言いますと、療養環境の提供、看護師等の確保及び医学的管理の確保等の基本的な入院医療の体制を総合的に評価しておる、こういうこと...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、申し上げますけれども、平成十二年に第四次医療法の改正を行いました。この改正でどういうことを決めたかというと、大学病院とか、それから大きな病院と一言で申し上げておきますけれども、百床以上の病院というふうに考えていただいてもいいんですが、そういうところの精神病床...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども、気になりましたから、私も、本当にないなと言いました。  そのときに説明をしてくれた説明をそのまま言いますと、少なくとも昔みたいにがばっと畳の部屋に詰め込んでいるという状況はない、これはありませんと。ただ、畳の部屋の方がいいという患者さんもいたりするので...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話というのはよく指摘されるところでございます。特に、お話しになりましたように、日本の家族政策分野への支出が非常に小さいのではないか、いろいろな数字が出ておりますけれども、今の一つの例でGDP比でいってもやはり少ないということは言えるわけでありまして、この御指...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、私は手元に数字がございませんので、局長からお答えさせていただいてよければ、させます。
○尾辻国務大臣 まず、美容業そのものについて申し上げますと、国民の生活の向上に不可欠なものであると認識いたしております。  いろいろ今お話しいただいていることにも関係してきますけれども、パーマ液や化粧品等を人の身体の一部である毛髪だとか皮膚に直接使用するわけでありますから、これ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しになっておられるようなことというのは、カリスマ美容師なんということが話題になったときも私自身も大変気にしておりました。そして、あのときはそんなことが話題になったものですから、何だ、カリスマ美容師と言われている人が資格がない人がいるじゃないかというようなこと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話、私から基本の部分だけをお答え申し上げます。  私どもは、やはり在宅を中心に考えたい。在宅から通いという、あるいは一時的な泊まりというような、短期間の泊まりとかいうことを考えておるわけでありまして、基本をまず申し上げますと、在宅を基礎に考えておるというこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたび、障害者の皆さんに負担をお願いするということは言っておるところであります。そのときに、よく応益負担じゃないかというふうに言われるんですが、私どもは、応益負担と、それから今までお願いしてきた応能負担、この両方のミックスをした考え方で負担をお願いしたいというこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 介護保険の中で障害者の皆さんのことをどう考えるかということは今局長がお答えしたとおりでありますが、あと、支援費に触れてもお話しになりましたから、そのことを一言だけでお答え申し上げておきたいと思います。  このところ、支援費は非常に額がふえてまいりまして、私ども毎...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、全国でのホームレスの数は二万五千人ぐらいだというふうに見ておりますけれども、大阪府の数は、私どもの調査といいますか、確認しております数字では七千七百五十七人でございまして、東京都の六千三百六十一人、こういったところが全国の中でもホーム...全文を見る
○尾辻国務大臣 私自身がホームレスの現地視察ということで行ったことはございません。  ただ、例えば、我が党の中に東京都ホームレス議員連盟というのがございまして、保坂議員がメンバーでございます。その保坂議員と、それから大阪府議会の中にザ・ホームレス・フォーラムというものがあるんだ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、緊急地域雇用創出特別交付金そのものについて申し上げますと、もう御案内のとおりでございますが、平成十六年度末までの構造改革の集中調整期間中における緊急かつ臨時的な雇用就業機会の創出を図ることを目的として、都道府県や市町村の創意工夫に基づいて実施をお願いした事業...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、緊急地域雇用創出特別交付金というものは、緊急かつ臨時的な措置でございましたので十六年度末をもって終了する、このことは申し上げたところでございます。ただ、それが、先ほど来先生お話しのようなことで、ホームレス対策としても使われてきたということ...全文を見る
○尾辻国務大臣 数字でもってこういう見通しということを申し上げることはできませんけれども、この事業は、今少し申し上げましたけれども、地方公共団体のほか経済団体等も協議会の構成員になっていただきますし、事業に要する経費として就業機会の開拓を担当する者の人件費も確保しておりますから、...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の三分の二は大阪以外の地域の御出身であるという話は、先日、大阪府議会の皆さんや大阪市議会の皆さんがお見えのときもお聞きをいたしました。数字としてはそうなんだろうなというふうに思います。  そこで、では、それに対して国がやるのか地方がやるのかという話になるわけで...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、冒頭に先生御自身がお話しいただきましたけれども、かつての失業対策事業に対する私どもの反省といいますか、ございます。したがって、そういう意味で、失業対策という仕事出しをするとでもいいますか、そのことは避けたいという思いがあることは、先生もお触れになりましたし...全文を見る
○尾辻国務大臣 特例子会社でございますけれども、近年、設立が急速に伸びております。そして、障害者雇用の促進に極めて大きな効果を上げております。したがって、この制度というのはうんと活用していただいて、障害者の雇用に役立っていけばいいというふうに思っておるところでございます。  た...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話を伺っておりまして、本当にお気の毒なケースだなと思いながらお聞きをいたしておりました。  ただ、法律というのは、非情といいますか、一遍つくってしまえばそのとおりにしか運用できないわけでございますから、では、この方に今の法律を当てはめられるかというと、これまた...全文を見る
○尾辻国務大臣 それでは、まず私から一番基本のことだけをお答え申し上げて、そしてあと、それぞれ担当の局長、部長から答えさせていただきたいと存じます。  かねて私は言っておるんですけれども、社会保障の果たすべき役割というのは、人間が生涯尊厳を持って生きていく、その役割を果たすべき...全文を見る
○尾辻国務大臣 薬、私も、正直に申し上げて素人なものですから、よくわかりません。ただ、前に医療保険をどうするかというチームをつくって随分検討いたしましたときに、日本型参照価格制というのをいろいろ勉強してつくろうとしたこともございました。そのときに、今先生がお話しいただいたようなこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど、日本型参照価格制を提言させていただいたときの話を申し上げましたけれども、そのころ確かに、私の記憶では、日本の薬で海外で売れる薬は五つぐらいしかないというようなことを言っていたような気がします。ただ、その後、随分日本の薬も海外にむしろ売れる薬が出てきて、今の...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、中医協をどう見直すかという有識者会議も立ち上げました。こうした中で今後の議論を進めていきながら、また、中医協のあり方、私どもなりに検討いたしますけれども、多くの検討を加えていく中で、今御提言いただいたといいますか御指摘いただきましたさまざまなことについても、し...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、牛肉の安全性につきましては、国内のことをどうするかということをまず議論いたしております。そこで食品安全委員会に諮問をいたしておるわけでありまして、まだその答えも出ておりません。その後で、では、アメリカからもし輸入を再開するとすればどうするんだという議論を始める...全文を見る
○尾辻国務大臣 もちろんそれは私どもがやるべきことでございまして、今後、しっかりそうした作業は進めていきたい、手順をきっちり踏んでいきたい、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 再度のお尋ねがあれば、それはそれで私どもは真剣にそのお尋ねに対して答えをさせていただきます。
○尾辻国務大臣 そうした問題提起をされたことは事実でございます。したがいまして、そのことについてもちゃんと調査もしなきゃいけませんし、場合によっては現地も見なきゃいかぬだろうというふうに思っておるわけでございまして、先ほど来申し上げておりますように、そうした丁寧な手順を踏んでいき...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来お述べいただいておりますように、国民健康保険制度におきましては、保険料収納の確保、これは極めて重要なことでございます。  そこで、まず、現行の仕組みの中で何ができるかということを考えまして、局長よりも御報告を申し上げました国保収納対策緊急プランというのを...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいておりますことは、社会保障全体の見直しの中でいろいろな議論をしておるところでの一つの議論でございます。  今度の障害者の支援法の中でもその辺が議論になるんですが、御本人に負担していただこうということもあるし、世帯で考えるべきだという考え方もあるし...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、視覚や聴覚に障害のある方々にとって、さまざまな情報が円滑に入手できることは、これはもう生活していく上で欠かせないことでありますから、著作権を不当に侵害することのない範囲で、これはない範囲でとはっきり申し上げなきゃいけませんが、しかしその中で、こうした障害のあ...全文を見る
○尾辻国務大臣 率直に申し上げますけれども、次に、字幕、手話の付与、公衆送信権についてもお尋ねいただくとお聞きいたしておるものですから、そのことを率直に申し上げたんですが、今のお尋ねの件、字幕の翻案権とそのこととはほとんど同一の考え方になるものですから、一緒に答えさせていただいて...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、申し上げましたように、聴覚障害者の皆さんにとっては必要不可欠なことだと考えておりますので、ただ、著作権者の意図を損なうとまずいという、そこのところだけを配慮する必要があるということを申し上げたつもりであります。
○尾辻国務大臣 著作物を第三者が変換、複製することについてでございますが、現在は、個人が所有する著作物を所有している本人が自分のために録音等の形式に変換、複製することは認められていても、第三者がこうした変換、複製することは認められていないところでございますけれども、障害者みずから...全文を見る
○尾辻国務大臣 冒頭申し上げましたように、視覚や聴覚の障害のある方々にとって、情報を円滑に入手できることは生活をしていく上で欠かせないことでありますから、そうしたものの必要性について、厚生労働省としても事務方から文化庁あてに所見を述べさせていただいております。  それからまた、...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただきましたように、学童疎開船というとまず対馬丸という名前が出てまいります。そして、この対馬丸については、平成十年だったと思いますけれども、洋上慰霊祭をとり行いました。私も参りました。明け方、対馬丸が沈んだところを慰霊船がぐるっと回って、ボーと汽笛を鳴らし...全文を見る
○尾辻国務大臣 それぞれの国の事情もあるとは思います。特にアメリカの場合は、軍が中心になって遺骨収集はしておるというふうに聞きますから、いわば軍の予算の中でやっている、それと、日本みたいにまさにボランティアで遺骨収集をやってきた国との差というのは、当然予算の額の中でも出てくるんだ...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変気持ちのこもったお話をいただきまして、一言感謝を申し上げます。  御遺骨の扱いというのも、本当に少しも尊厳を損なうことのないようにしなきゃいかぬというふうに思っておりますので、そうしたことも、また、沖縄の具体的なお話もありましたから、早速に調べて、決してそう...全文を見る
○尾辻国務大臣 乳がん、子宮がん等の手術後に発生します今お話しのリンパ浮腫は、手術後の患者の生活の質を低下させる一因になっておると認識をいたしております。  このリンパ浮腫に対する治療法としては、むくみを抑えるための対症療法として、マッサージや弾性ストッキングの着用等の理学療法...全文を見る
○尾辻国務大臣 医療のインフォームド・コンセントにつきましては、医療法において、医師等の医療の担い手は、医療を提供するに当たって適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得ようと努めることとしておりまして、平成十五年九月には診療情報の提供等に関する指針を示し、その周知、普及に努めて...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょうは、いろいろなお話を伺わせていただきました。  改めて申し上げます。  女性の健康支援につきましては、これまでも、思春期から更年期に至る女性を対象とした専門的な相談を行う女性健康支援センター事業や、地域に身近な市町村保健センターにおける保健指導の推進に努...全文を見る
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○尾辻国務大臣 今いろいろお話をいただきました。不妊治療につきましては、これまでも議論のあったところでございます。  そこで、不妊治療の経済的負担の軽減を図るために、今お話しいただきましたように、本年度より、医療保険が適用されず高額の医療費がかかる配偶者間の不妊治療に要する費用...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、数字についてわかっておるだけ局長から答えさせた後に、私からお答え申し上げたいと思いますから、よろしくお願い申し上げます。
○尾辻国務大臣 それでは、改めて私からお答えを申し上げます。  問題の所在については既に先生がすべて整理していただいたようなところがありますけれども、改めて私からも申し上げてみたいと思います。  まず、お触れいただいております小児慢性特定疾患治療研究事業、これは原則として十八...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、そのことにお答えする前に、先ほどのことで一点だけ補足させておいていただきたいと思いますけれども、申し上げましたように、小児慢性特定疾患患者に対する方は、これは福祉で考えておりますから、医療費がとにかくかかる、これをできるだけ助けてあげたい、こういうふうに思い...全文を見る
○尾辻国務大臣 もうまさしく答えを言っていただいたと思いますけれども、自宅か、どこか施設かと言われれば自宅の方がいいと思いますし、それから、どうしても施設ということであれば、できるだけ住みなれた、友達もいっぱいいる、近くの、そして小ぢんまりとしているとでもいいましょうか、小規模な...全文を見る
○尾辻国務大臣 小規模多機能型居宅介護は、今お話しいただきましたこととほとんどダブると思いますけれども、通いを中心に、泊まり、訪問といった多様なサービスを、利用者と職員がなじみの関係を築く中で提供するものでございまして、要するに、居宅している、在宅している、そこから通うというもの...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、サービスの提供、小規模多機能型にしていくということは、これは私どもの考え方と同じ考え方でございまして、今後ともそうした方向で進めていくということはまず申し上げたいと思います。  それから、大きくおっしゃいました、まさに今度の介護保険制度の見直しについての主...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに大臣になります前に、今大臣になりましたからその立場を離れておりますけれども、顧問もしておりました。  この問題は、厚生年金に対する、年金に対するいろいろな御批判があって、保険料で一切給付以外に使わない、お預かりした保険料はすべて給付に使う、給付以外のものに...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、私は初めてお聞きをすることでございますから、よく事情をお聞きをいたしまして、適切に対応させていただきます。
○尾辻国務大臣 今、答えるのを聞いておりまして、判例だとかいろいろ言っておりましたので、検討すべきことは多々あるだろうと思いますけれども、少なくとも検討はさせていただきますことはお約束を申し上げます。
○尾辻国務大臣 まず、今のお話を聞いておりまして、やはり人間の体だとか思いというのは科学を超えたところにもありますから、大変な使命感でもってお仕事を終えられたんだろうな、そのことに敬意も表したいと思います。  それはそれといたしまして、今度のいろいろなお話、今伺っておりますので...全文を見る
○尾辻国務大臣 要員不足の話についていいますと、それは会社が基本的にきっちりやるべきことで、何をやっているんだろうなとつい思ったりもいたしますが、それは、先生のお話のように、制度というかいろいろな基準との絡みもあるのでございましょうから、先生言っていただきましたように、研究をさせ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、タクシーだとかバスだとかいうところの営業車の事故というのは、これは双方に被害者を出しますから大事故につながる、ぜひ防止に努めなきゃいかぬというふうに思っております。  国土交通省とも、お話しいただきましたけれども、定期的に連絡会議を...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しのようなことにつきましては、労働時間管理につきましては、自動車運転者の労働時間等の改善のための基準を策定し、これに基づく指導をいたしておるところでございます。  また、安全衛生管理につきましては、交通労働災害防止のためのガイドラインを策定して、これに基づ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、国土交通省とも定期的に連絡会議を開催しておりますし、共同して、そうした法をまず守らす、そして基準やガイドラインも徹底していくということをお約束申し上げます。
○尾辻国務大臣 私も先ほどその話を聞きました。  それで、聞きましたのは、厚生労働省としては、災害が発生した当日に現地の福井労働局に重大災害対策本部を設置して、福井労働局及び所轄の敦賀労働基準監督署により災害調査を詳細に実施した結果、そして、どういうことをやったんだと聞きました...全文を見る
○尾辻国務大臣 少子化の問題というのは、今お話しいただきましたように、まさに国力の問題でありますから、大変深刻な問題として私どもも取り組んでまいりました。その中で、今お尋ねいただきました、少子化の理由は何だ、これがもう実は一番の難しい課題でございます。一生懸命我々もその都度考えて...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいたような観点から、私どもも全くやっていないわけではありません。平成十三年に閣議決定したのが待機児童ゼロ作戦なんですが、そのときも保育ママというようなことも言っております。  それから、今お話しいただきましたベビーシッターについても、利用料の一部を...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは私がいつも言っておることなのでありますが、少子化対策として、私どもは、まず最初にエンゼルプランというのを言いました。その次に新エンゼルプランと言ったんです。今度言っていますのが、子ども・子育て応援プランという三つ目のプランになっておるわけであります。最初のプ...全文を見る
○尾辻国務大臣 世の中が極めて多様化してきたというふうにまず思います。そうした多様化した中で、多様化したニーズにどう我々がこたえていくかということが今後の大きな課題であり、今ベビーシッターということで先生からも御指摘もいただいた、こういうふうに私は今お話を伺いながら理解をさせてい...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず最初に、高次脳機能障害の方についてのお話もございました。  私もお会いしたことがあります。そうした皆さん、交通事故なんかで障害が出ますと、そして身体的な部分が治りますと、見た目が全く障害があるように見えない。ところが、そのときに脳の障害などが生じていると、例...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の御指摘は、大変重要な御指摘でございます。  そして、民間団体等において、作業所に対して、授産した、そういうところでできた製品の仕入れの方法だとか、作業所を経営するためのノウハウを提供するセミナーの開催などの取り組みを行っておられるところも実はございます。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、ジョブコーチ、これは平成十四年度から実施しておるところでございますが、評価をしていただきましてありがとうございます。こうしたことは今後とも進めていきたいと思います。  そこで、今度、エンクレーブについてのお話でございます。これも、こうした考え方というのは大...全文を見る
○尾辻国務大臣 今御指摘の点でまず申し上げますと、この労賃、彼らがもらっております工賃水準というのは、これはもうまさにばらばらでございまして、月千円未満という人もいますし、一方では三十万以上という人もおります。特に、福祉工場というのがありまして、ここらあたりは結構高い水準になるの...全文を見る
○尾辻国務大臣 今るるお話しになったことを重ねて申し上げることにもなりますけれども、お尋ねでございますから改めて申し上げたいと存じます。  被爆者対策につきましては、原子爆弾の放射能による健康被害が他の戦争被害とは異なる、今お話しになったとおりでありまして、特殊な被害であること...全文を見る
○尾辻国務大臣 被爆後六十年を迎える今なお、原子爆弾の放射能による健康被害に苦しんでおられる被爆者の方々がおられることに改めて思いをいたし、こうした方々の健康や福祉の増進を図るため、今後とも総合的な援護策を着実に推進してまいります。
○尾辻国務大臣 臓器移植法施行後、現在まで七年余りの間に三十四件の脳死下での臓器提供が行われておりまして、これにより百三十二人の方に移植が行われました。  この臓器移植法につきましては、今、議員立法での法改正の動きがございまして、改正案の今国会提出に向けた検討が行われております...全文を見る
○尾辻国務大臣 今度の介護保険の改正につきましては、五年前に私どもは初めて介護保険制度というのを導入いたしました。  そのときもいろいろな議論をいたしましたけれども、率直に言って、まずはやってみなきゃわからぬということも多うございました。そこで、とにかくやってみて、五年間しっか...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、一番大きくいいますと、今、社会保障の一体的見直しをいたしておりますから、そういった中で、介護を含めて医療、年金、こうしたことをきっちりと見直していきたいというふうに思っております。  その中で、介護についてもいろいろな御指摘もございました。一番最後の御指摘...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日も政府の中にありますIT戦略本部の会議がありまして、私も出席をいたしました。正直に言いまして、かなり肩身の狭い思いをいたしました。電子カルテの問題だとか、レセプトのことだとか、非常に、当初目標にして私どもが述べた数字にとても今及んでいない、かなり低いところでと...全文を見る
○尾辻国務大臣 それでは、私から改めて、今のお話ございましたから申し上げたいと思いますけれども、年金受給権者の現況届、これも話題になりましたけれども、平成十八年度中に住基ネットを活用することとしておりますから、ほか、労働保険の保険料の申告における事業主の電子署名の省略については、...全文を見る
03月01日第162回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○尾辻国務大臣 まず、生活保護の地域格差についてのお話がございました。  最初に、都道府県別の保護を受けておられる方の数のお話でございましたが、地域格差は、私どもは、生活保護の保護率、これは千人のうち何人の方が保護を受けておられるかという数字で普通あらわしております。  今ち...全文を見る
○尾辻国務大臣 生活保護の問題につきましては、さまざまな御意見をその都度ちょうだいいたしております。例えば、平成十六年の七月には、指定都市の市長会の皆さんから、もう制度疲労を起こしておるのじゃないかというようなお話もございました。こうした御意見というのは今強うございますので、私ど...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもは、地方の裁量をふやすという目的で補助金から交付金ということを言いました。これは、従来は、今お話しいただきましたように、この施設をつくるというと、その施設の二分の一を補助金で出しましょう、こういう仕組みでありましたけれども、そうではなくて、地域全体に交付金と...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに十七年度予算、今お願いしておる予算では、総額で六十五億減っておることは事実でございます。  したがいまして、この厳しい財政事情でありますから、全体のパイが小さくなれば、二分の一という補助率を維持したとしても、それはそのままやはり小さくなるわけでありまして、...全文を見る
○尾辻国務大臣 厚生労働省におきます行政文書の保存年限は、厚生労働省文書管理規程により定められておりまして、厚生労働大臣等の日程表については、事務処理上必要な一年未満の期間保存とされておるところでございます。  そうした厚生労働大臣等の日程表につきましては、その日の行事等の予定...全文を見る
○尾辻国務大臣 今私が持っておりますのは厚生労働省文書管理規程でございますが、その中の行政文書の保存期間、第三十七条というところでございます。「第六類に属する文書 事務処理上必要な一年未満の期間」、こういうふうに書いてございます。
○尾辻国務大臣 ここの読み方については、私どもは、先ほど申し上げたとおりに読んでおります。  このことが起きましたので、私も、自分のことも気になったものですから、確認してみました。私も隠すことは何もないものですから、どうするんだと言ったら、毎日破って捨てている、こういう説明を、...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来御答弁申し上げておることでありますので、まず私から答弁をさせていただきます。  三年保存の第四類の中に、お話しの「職員の服務及び福利厚生に関するものその他職員の勤務の状況が記録されたもの」というのがございますが、これは出勤簿のことでございます。したがって...全文を見る
○尾辻国務大臣 処分の内容について申し上げます。  当時の、医政局の歯科保健課長、免職でございます。それから、当時の、大臣官房付が停職十二カ月でございます。
○尾辻国務大臣 医政局歯科保健課長、当時でございますが保険局医療課歯科医療管理官として歯科診療報酬改定等に係る事務に従事していた際、前衆議院議員から誘いを受け、都内の料理店等において、平成十二年七月ごろから平成十五年十二月にかけて、計六回にわたり飲食の供与を受けるとともに、その際...全文を見る
○尾辻国務大臣 刑事告発をしなかったのはなぜかということでございますけれども……(原口委員「しているのかと聞いているんです」と呼ぶ)しておりませんのでその理由を申し上げますけれども、処分対象となったいずれの職員も具体的な要請は受けなかったとしておりまして、職員としての判断や行動に...全文を見る
○尾辻国務大臣 厚生労働省といたしましては、中医協をめぐる贈収賄事件を受けまして、本件の発覚いたしました昨年の四月以降、当時の担当者に対し、中医協委員等から不適切な働きかけがあったかどうかについて聞き取り調査を行ったところでございます。  この聞き取り調査の人数でございますけれ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げたかと思いますけれども、平成十二年七月ごろから平成十五年十二月にかけて計六回にわたり、飲食の供与を受けるとともに、五回にわたり、合計八十五万円の現金の贈与を受けていたものでございます。  また、平成十二年七月ごろから平成十五年にかけて、計五回にわ...全文を見る
○尾辻国務大臣 保険局医療課長補佐は、上司に同行いたしまして、計三回元中医協委員から飲食の供与を受けていたものでございます。
○尾辻国務大臣 現金の供与は受けておりません。
○尾辻国務大臣 これにつきましては、中央社会保険医療協議会を巡る贈収賄容疑事件に係る報告、まず、十六年九月二十八日、中間報告として報告をいたしております。
○尾辻国務大臣 中間報告をいたしました後、新たな事実が出ていないということで、その後の報告はいたしておりません。     〔渡海委員長代理退席、委員長着席〕
○尾辻国務大臣 これは既に公表いたしておりますから、いつでもお出しをいたします。
○尾辻国務大臣 同行したということでございましょうか。(辻委員「二名プラス一名の三名」と呼ぶ)これは任務で行ったかどうかということでございましょうか。(辻委員「職務に関連してということでいいんでしょうということです」と呼ぶ)その件でございますが、私、聞き及んでおりませんので、任務...全文を見る
○尾辻国務大臣 聞き取り調査における本人の供述によりますと、前議員からの飲食の供与や現金の贈与は、当時はすべて前議員からのものであると認識しており、日本歯科医師会からのものであるとの認識はなかったということでございます。ただ、今になって思えば、国会議員が頻繁に飲食の供与や現金の贈...全文を見る
○尾辻国務大臣 それでは、当時の報告を読ませていただきます。  ヒアリングの結果、平成十一年八月三十一日から平成十六年三月一日までの間、保険局医療課の歯科医療管理官であった職員が、前議員から誘いを受け、都内の料理店等において、平成十二年七月ごろから平成十五年十二月にかけて計六回...全文を見る
○尾辻国務大臣 報告では、そのように、今読みましたとおりに述べておりますから、そういうことでございます。
○尾辻国務大臣 報告書がこれでございます。それで、今の部分でございますけれども、これは、どのぐらいの聞き取りをしたかということにつきましては、「中医協事務局職員等への調査」というところがございまして、ここで述べて……(辻委員「もう一度、簡潔に聞きますよ」と呼ぶ)
○尾辻国務大臣 今お示ししておりますこれは、中間報告そのものでございます。
○尾辻国務大臣 当時の、これをつくるに当たってのメモはございません。
○尾辻国務大臣 もう一度申し上げますけれども、これは、もう報告にございますので、報告を読ませていただきます。  「内部調査の結果」でございますが、具体的には、平成十三年度から平成十五年度まで、厚生労働省保険局医療課及び医政局歯科保健課に在籍した課長補佐以上の職員二十八名及び中医...全文を見る
○尾辻国務大臣 ヒアリングを行った。また、調査の過程において、平成十六年五月二十日、中医協をめぐる贈収賄容疑事件で逮捕、起訴された日本歯科医師会の前幹部が、前衆議院議員に依頼して、平成十三年から平成十五年にかけ、当時の医政局歯科保健課及び保険局医療課の当時の幹部職員に対し、現金数...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が聞いておりますのは、それらのものは、国家公務員倫理審査委員会にお出しをしておるということでございます。あるものはお出しをしておるということでございます。
○尾辻国務大臣 倫理審査委員会に出しましたものがございます。これが……(辻委員「何通あるんですか」と呼ぶ)ちょっとお待ちください。  先ほど来申し上げております三十四名の聞き取りのメモでございます。
○尾辻国務大臣 訂正させていただきます。申しわけありません。  倫理審査委員会に出しましたのは、処分いたしました三名の分でございます。訂正をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 残りの分はございません。
○尾辻国務大臣 私が受けております報告は、ないということでございます。したがいまして、私としてお答えできるのはそこまででございます。
○尾辻国務大臣 そのことは確認してお答えをいたします。
○尾辻国務大臣 起訴するかどうかについては……(辻委員「違う、告発」と呼ぶ)これは司法当局の御判断でありますけれども、告発しなかった理由についてでございますが、これは、収賄罪は公務員がその職務に関してわいろを収受し、またはその要求もしくは約束をしたときに成立をする、これは御専門で...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたけれども、さきの御質問の中で申し上げたつもりでありますけれども、具体的な要請は受けなかった、具体的な要請をされていないということがその判断でございます。
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、起訴するかどうかについては、これは司法当局の判断でありますから、ですから、これは司法当局の御判断だということでございます。
○尾辻国務大臣 刑事告発しなかった理由については、もう一回申し上げますが、処分対象となったいずれの職員も具体的な要請は受けなかったとしておりまして、先ほど申し上げたとおりであります。職員としての判断や行動に影響を及ぼされたことはなかったとしていたために、収賄罪に該当するとの判断に...全文を見る
○尾辻国務大臣 この中間報告を出した日でございますから、十六年の九月の二十八日でございます。(辻委員「だれですか」と呼ぶ)九月の二十八日になりますと、私が大臣でございます。
○尾辻国務大臣 今お話しになっておられるのは処分をした三名についてでございますから、これについては公務員倫理審査委員会に資料を出しておりますので、メモは残っておるわけでございます。
○尾辻国務大臣 審査委員会と御相談を申し上げます。
○尾辻国務大臣 この問題、大変深刻な問題だというふうに考えております。  私が厚生労働大臣になりましてからずっと言い続けてまいりましたことは、出すべきうみは出そうということで言ってまいりました。したがって、これは本音でそう言っておりますので、あるものは資料として必ず全部お出しす...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、処分いたしました者については、司法当局の判断が起訴猶予でございましたから、私どもがこれ以上何かこのことについて申し上げることではないというふうに考えております。  ただ、その判断は判断といたしまして、もう一度、厚生労働省がどうい...全文を見る
○尾辻国務大臣 新聞報道で恐縮でございますけれども、東京地検特捜部は八日までに、前衆議院議員から接待や現金を受けたとされる厚労省元幹部二人を不起訴処分とした、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 これは、申し上げましたように、新聞報道でございます。十二月九日の朝日新聞の報道でございます。
○尾辻国務大臣 これは、いつも申し上げておりますけれども、中間報告で一遍私どもとしてはしっかりと御報告をしたと考えております。  そこで、新しい事実など出てきましたら、これは徹底してまた調査をして、御報告をいたすことにさせていただきます。
○尾辻国務大臣 まず、この問題で私が一番わからないと思っておりますことを逆に申し上げるんですけれども、これは先生もう御案内だと思いますけれども、先生が最初にお示しいただきましたこの時系列表の中で出てまいります二〇〇一年の暮れごろ、ここがまさに診療報酬改定をやったときであります。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 調査をいたしましたのは、先生がお示しになりました資料によります、この「二〇〇一年七月二十五日 下村氏が、中医協で、かかりつけ歯科医初診料の要件緩和の後押し発言」をしたという、ここのところでございます。
○尾辻国務大臣 中間報告で御報告を申し上げたということを先ほど来答弁させていただいておりますけれども、中間報告の中に述べておるのがここの部分だということでございます。
○尾辻国務大臣 ほかに、この配付資料の中の下から三番目と二番目になりますけれども、「二〇〇一年十一月三十日ごろ 佐藤・厚生労働省政務官が、医政局、保険局を呼び出す」というここと、それから「二〇〇一年暮れごろ 古賀誠勉強会 ホテルにて開催 佐藤政務官も同席、医政局、保険局参加」、こ...全文を見る
○尾辻国務大臣 出ていないと聞いております。
○尾辻国務大臣 先ほど申し上げましたように、この件につきましては調査をいたしまして、辻前保険局長が国会で答弁をいたしております。これはもう読まなくてもよろしいでしょうか。
○尾辻国務大臣 このことについては確認できておりません。
○尾辻国務大臣 先ほど申し上げましたように、局長より国会答弁をいたしておるところでございますから、それが報告になっておるのではないかと考えます。
○尾辻国務大臣 報告書にはございませんけれども、国会で答弁いたしておりますから、これをそっくりそのまま御報告をさせていただきます。もしお求めであれば、これを整理して御報告にさせていただきます。
○尾辻国務大臣 今、答弁いたしましたときの議事録がございますが、かなり克明に御報告申し上げておると考えます。
○尾辻国務大臣 今お話しのように、治療計画説明書を患者に対して交付しなかった場合は、算定要件を満たさないことから、かかりつけ歯科医初診料を請求することはできません。請求することができないということをまず申し上げました。
○尾辻国務大臣 厚生労働省と地方社会保険事務局が平成十五年度に共同で指導を行ったもののうち、かかりつけ歯科医初診料について指摘を行ったものは、歯科診療所共同指導実施件数が五十六件でございますけれども、うち初診指摘件数というのが十三件ございます。ただ、治療計画説明書を交付しなかった...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、かかりつけ歯科医初診料の算定に当たりましては、患者に治療計画説明書を交付すべきことについては、保険医療機関に対して集団指導等の機会や個別の指導、監査の機会を通じて指導を行っておるところでございます。  治療計画説明書を患者に渡さずにかか...全文を見る
○尾辻国務大臣 当然、今後とも指導、監査の機会を通じて指導を行ってまいります。
○尾辻国務大臣 この件に関しましては、歯科医療機関に来院した患者を対象に、今ちょうどアンケート調査を実施しておりまして、本年度中にその結果を取りまとめる予定でございますので、その結果につきましては当然御報告をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 ただいまアンケート調査を実施しておると申し上げましたが、今お話し……(長妻委員「これです」と呼ぶ)ええ、その件も含めて調査をいたしております。
○尾辻国務大臣 今の記述のところでございますけれども、影響を受けた可能性は完全に払拭できないと言っておりますけれども、これは私どもに捜査権がないことなど、行政としての検証には一定の制約がある旨を記述したものでございますので、そのことだけを申し添えさせていただきます。
○尾辻国務大臣 今、証人喚問については与野党の協議が行われておるところでございますから、私がコメントすることは差し控えさせていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今まさに、申し上げましたように、国会で御協議なさっておられることについて、私の個人的な見解、考え方というのは差し控えさせていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 先日来、いろいろお話しになっておられますから、説明をされておるんだというふうに考えます。
03月03日第162回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険庁につきましては不祥事がございました。また、様々な無駄遣いの御指摘もございました。深くおわびを申し上げたいと存じます。  そこで、これらの不祥事や無駄遣いに対して私どもがまずどうしたかという御報告をさせていただきたいと思います。主なものを三点だ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話は、急いだ方がいいということでございましょうか。  まず、今日お出しいただきました資料でございますが、一ページ目と二ページ目にございます。一ページ目と二ページ目の数字が社会保障費に関して若干違いますけれども、これは私どもが出しております、推計い...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 部長からいろいろお答えしておりますけれども、私が理解しておるところを申し上げたいと思います。  例えで申し上げます。百万円の支出がどうしても必要である。九十万円の収入がある。そうすると十万円どうしても足さなきゃいけない。で、その十万円どこからか持ってき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもは隠すつもりも何にもありませんし、やましいことがましてあるわけでもございません。  今、繰入れの、業務勘定へ繰上償還等資金に充てるということでございますけれども、これが四・二兆円、言っておられるように充てますけれども、これは住宅融資で融資している...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、「等」は、こっちの支出の方の一番大きなものを挙げて「等」と言っていますから、そこは、支出の方をずっと見ていただくと、業務勘定の中に今私が御説明申し上げているものも支出の中に出てまいります。したがって、そこで読めるということになると考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 一つだけは答えさせておいていただきたいと思います。  今のお話ですが、歳出の方では私どもきっちり述べております。したがって、歳出見ていただくとこう出るんだなというのは分かるはずであります。  歳出の業務勘定の項の十六という財政融資資金繰上償還等資金と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 待機児童の確かに定義を変えました。  最初、今ずっと上の方のグラフのその数字でありますけれども、認可保育所に申込みをして、そして入れない、正に待機しておる子供たちの数でありますけれども、待機児童という定義をしました。しかし、保育所もいろいろ、認可保育所...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私、子供三人おりますけれども、保育所に通った子供が一人もいないものですから保育所に連れていったという経験はございません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、自分の子供を保育所に通わしたことはございませんが、実は保育所の理事長は十年やったことがありまして、現場は結構知っておるつもりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も別に、定義を変えて数を減らしたからといって別に大した意味があるとは思っておりません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 育児休業の取得率の男女別の推移でよろしゅうございましょうか。
○国務大臣(尾辻秀久君) はい、それじゃ申し上げます。  これは女性雇用管理基本調査というもので行っておるわけでございますが、育児休業の取得率につきましては、これまで大体三年ごとに調査をいたしております。  その推移でございますが、女性では、平成五年度から始めておりまして、平...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それでは、男性の方を申し上げます。  これは大変低い数字でございまして、平成五年度が〇・〇二%、平成八年度が〇・一六%、平成十一年度が〇・四二%、平成十四年度は〇・三三%、平成十五年度は、申し上げた、対象がちょっと違いますけれども、その調査で〇・四四%...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、申し上げたいと思いますけれども、この少子化対策と保育との関係について申し上げておきたいと思います。  先ほど、一・五七ショックということを言われました。あのころから、少子化何とかしなきゃいけない、随分いろんなことをやってきました。そして、まずエン...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに労働時間の問題はございます。そして、お話しのように、子育てしておる辺りのところで実は一番長い時間働いておるという御指摘のとおりの問題もあると思います。  そこで、今、年間の千八百時間どうするかとか、私どもも、新しい労働時間に対する考え方、今考えて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省の中に保育所があるかとか、まあそういうことを暗にお尋ねなのかもしれませんが、そういうことで申し上げると、ございません。
03月04日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました二法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案について申し上げます。  戦没者等の遺族に対しましては、弔慰の意を表するため、これまで戦後何十周...全文を見る
03月04日第162回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 生活保護については各方面からいろんな御意見をいただいております。よく申し上げるんですが、一番典型的な御意見がこの御意見だと思うものですから例に挙げさせていただいております。指定都市の市長さんたちから、もう制度疲労を起こしているんじゃないかというところまで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このところ基礎年金の額と生活保護との比較についてはよく議論がされます。まず、数字を申し上げておきたいと思いますけれども、基礎年金の月額は四十年加入の満額支給で、これはもう御案内のとおりでありまして、単身六万六千二百八、六万六千二百八円、したがいまして御夫...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話の趣旨が一番根幹の部分だと思いますので、一番基本的なところでお答えを申し上げます。  よく一階部分、二階部分と、こういう言い方をいたします。一階部分が国民全員に入っていただいております国民年金、これが一階部分であります。その上に二階部分が乗っかって...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもの、国会議員の年金は、これは公的年金の外だというふうに考えます。  ただ、今言われた中に、例えば私学共済に入っているような部分があったかどうかちょっと分かりませんが、そういうことを言っておられるわけじゃないと思いますからそこまではお答えいたしませ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御趣旨がいま一つ分からないところはあるんですけれども、恐らく言っておられることは、基礎年金として一つこうまとまっておるということは言えます。だから、そういう意味で、基礎年金という仕組みは一つでき上がっておる。  ただ、きっと言っておられるのは、厚生年金...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今バーチャルという表現を使われました。ただ、私は、基礎年金というふうに意識なさっておられるかなさっておられないかというところはあるかもしれませんし、基礎年金という、知っているのと聞かれて知らないという話になるのかなと思ったりもしますけれども、いずれにしま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言で言いますと、それぞれ別々に加入をしていただける。三つ一緒じゃないと加入できない、あるいは、こっちに入っていないからこっちは駄目ですというような制度にはなっていないということでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しの年金問題担当大臣ということでございますけれども、省庁再編前に置かれておりまして、その年金問題担当大臣は、年金行政の一元化等を円滑に推進するため、国民年金、厚生年金を所管する旧厚生省や、今お話がございましたけれども、共済年金等を所管するほかの省が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今おっしゃるように、被用者保険の一元化ということが具体的な作業になって進んでいくと、そしてまた今のままの体制でそれを担当させられるということになれば、これはもう全力を挙げて取り組むしかありません。
○国務大臣(尾辻秀久君) まあ、そうなれば全力を挙げて取り組みますということしか申し上げられません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 若い世代の皆さんに年金制度に対する理解を深めていただかなきゃいけませんし、余り遠い先のことだということで実感をなさらないというのもまずいと思いますから、是非そうしたその実感していただく、またよく理解していただくという仕組みが必要だというふうに考えておりま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険の改正につきましてはいろいろありますけれども、今お話しの部分についてのみ申し上げたいと思います。  今お話しの部分は、お年寄りが自宅で、居宅というふうによく言いますけれども、生活をしておられる、それから施設で生活をしておられる、この両方の間でで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、昨年、公立保育所の運営費は一般財源化をされました。その後、それがどうなったか、保育の状況、実施状況について調査をいたしております。昨年の九月に調査いたしました。その結果を申し上げます。  平成十六年度において公立保育所の運営に係る配分予...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 民間保育所、これまで大変頑張ってきていただいております。いろんな工夫しながらやってきていただいておるんでありますが、まあ分かりやすい数字で申し上げますと、民間保育所と公立保育所の比較でありますけれども、今ちょっとお話しになりました延長保育でも民間保育所の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 災害救助法は国内に適用されるわけでございます。それはもう御存じの上で今、それじゃ海外をどうするかというお尋ねだろうと思いますけれども、やはり海外の邦人保護というのは、これはもう外務省の領事業務でございますから、私どもの所管でないということを申し上げざるを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 性感染症の発生状況につきましては、感染症法に基づいて医療機関から報告をしていただいております。  その中で、十五歳から二十四歳の若者が占める割合は、病気ごとの数字もありますけれども、一つだけ、例えば性器クラミジア感染症でいいますと、平成十五年で四三%で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私の手元にあります数字でいいますと、十五歳から十九歳、二十歳から二十四歳、この区分けの数字ならございます。  それから、今お話しになりましたのは、男女高校生の感染状況という旭川医科大学が高校生男女三千人を対象にした調査の結果だと思いますが、その数字...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 少子化対策の中で児童手当制度がどういう効果があるのかというようなことでございますが、全体の中でそこだけ取り出してここをどう評価するかというのはなかなか難しいところがございます。ただ、一つ言えますことは、子育てに関するいろんな調査を見てみますと、例えば夫婦...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 児童手当制度は、先ほど、先ほど来述べていただいておりますようにだんだんに拡充をしてまいりまして、平成十六年度から支給対象を小学校三年まで引き上げたところでもございます。  さらに、昨年策定いたしました子ども・子育て応援プランにおきまして、今後の検討課題...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それでは、地域生活支援事業の中の事業として地域活動支援センターを位置付け、平成十八年十月より実施したいと考えておる、これは今お述べになったとおりでございます。  そこで、その地域活動支援センターの重要性にかんがみまして、これ大変重要な役割を果たしてもら...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年末には発達障害者支援法も成立をいたしました。その絡みで申し上げますと、発達障害の方々を乳幼児期から成人期まで一貫して支援する体制の整備を図りますために、今お願いをいたしております平成十七年度予算案では保健、医療、福祉、教育、雇用などの関係者がチームを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまの御指摘は介護保険の方ですか。
○国務大臣(尾辻秀久君) このたび介護保険法改正をお願いしようとしております。いろんなポイントがあるんですが、先ほども申し上げましたけれども、その介護保険法の改正の中の一つに、施設で生活される方と居宅、自宅におられる方、この両方あるわけでありますが、この間の不公平感をなくそうとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お述べになりました方の数字はいきなりお聞きをしましたんで、ちょっとそこのところについてのお答えはできませんけれども、もっと基本的にお答えをしたいと思います。  特別養護老人ホームの入所者の方々が今度の見直しの中で過重な負担にならないようにということで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 当然、いろいろな試算をしてこのたびの改正を、見直しをやっておりますから、いたしておりますが、突然の御質問でございますから、その中身を、数字を御説明することはこの場ではできません。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、最初の話でありますけれども、預貯金が幾らかということにもよると思いますけれども、預貯金をお持ちの方が老後それを使って生活なさるというのは、むしろ当然というか自然のことだというふうに思います。したがって、そうお答えしたんじゃないかなというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、冒頭に、一番お困りじゃないかなと思う方々に対する配慮といいますか、このたびの見直しのところでやりましたことについて御説明を申し上げたわけでございます。したがって、そういうお困りの方々に対してはそれなりの配慮がちゃんとしてありますということを申し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私の手元にあるものでお答えをいたします。  労働力調査によりますと、非正規の職員・従業員及び非正規の職員・従業員の雇用者に占める割合でございますけれども、平成十三年が一千三百六十万人で二五・五%、平成十四年で一千四百五十一万人、二七・二%、平成十五...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 有期契約の数字は今ここにございません。後ほどお答え申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 非正規労働者のうち、パートタイム労働者と正社員との賃金格差については、平成十五年の数字で申し上げますけれども、女性一般労働者の一時間当たりの平均所得給与額を一〇〇といたしますと、女性パートタイム労働者では六五・七、こういうことになりますので、その格差があ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 男性の数字で申し上げますと、今と同じ数字で申し上げまして、四九・九になります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 有期労働契約についてでございますけれども、平成十六年一月から施行されました改正労働基準法におきまして、有期労働契約が労使双方から有効な雇用形態の一つとして活用されるよう、契約期間の上限の延長などの改正が行われたところでございます。  その際に、衆参両院...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その問題につきましては、まあ立法化するのがいいか、今、私どもは指針で、ガイドラインでやっておりますけれども、そのどちらがいいのかといういろいろの御議論ございますので、私どもは、その御議論も踏まえながら今後の課題にさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これは労使の考え方もございますし、その中で、指針で定めてもう少し柔軟性を持たした方がいい、この在り方について、そしてどういうふうにするかということ、それがいいのか、もう法律できちっと固めた方がいいのか、これは両方の御議論がありますから、今、私どもはその御...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いろいろなケースがあると存じます。  これは、労使双方に、使う側、雇用する側からのそうした考え方、求めもありますし、それから、今度は働く方でもパートの方がいいというこのごろは人たちもいるわけでありまして、極めて多様化した考え方の世の中になっておりますか...全文を見る
03月07日第162回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 数字ですか。
○国務大臣(尾辻秀久君) 数字だけ局長に答えさせます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘いただきましたけれども、今回の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の発生に関しまして国民の方々に不安がありますことについて、私ども厚生労働省としては重く受け止めております。  そして、正しい知識の普及啓発を進めていくことが重要だと考えておるところで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 全頭検査をするかしないかというのは直接的には厚生労働省でございますので、私からお答えを申し上げたいと存じます。  今、私どもは全頭検査をやってまいりました。ただ、今後それを続けるかどうかということで、今後は二十一か月以上の牛の全頭検査といいますか、そこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げましたように、日本は今全頭検査をしています。ですから、今後二十一か月以上の牛の検査にすることにしたらどうだろうかという判断を今お願いをしているわけであります。それが決まらないことには、その判断が付かないことにはその先はないわけでありまして、それ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生が御自身の体験から大変重い話をしていただきまして、そのことはしっかりと受け止めさせていただきたいと思います。そして、簡単に私たちは在宅、居宅サービスを重視したいとかと言いますけれども、そういうことを余り軽く言っちゃいけないということも今改めて先生のお...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  厚生労働行政の使命は、国民の抱く不安を払拭し、国民生活に安心と活力をもたらす礎を築いていくことにあります。急速な少...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお答えと余り変わらないかもしれませんけれども、保育所におきましても、特に保育所は小さい子供たち、ゼロ歳児もおりますし、乳幼児が安心して生活が送れるよう、生活がすることができるよう関係機関等と連携しつつ、安全管理の徹底を図ることが重要であると考えており...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来のお話伺いながら、病院の場合はもっと大変だなと思いながらずっと聞いておりました。何しろ不特定多数の人が入ってくるところでありますから、ここでそれを防ぐというのは、これはもう非常に難しいことだと考えます。  今、御質問は、そういう場合に医師や看護...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに二十五年掛かりました。これは振り返りますと、その基となる事実認定が可能になった段階で医師の行政処分は行うということにされておるわけでございますが、この事案につきましては、刑事事件についてまず不起訴になりました。したがって、刑事事件で不起訴になったの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 全体の被害をちゃんと調べるという意味においてはおっしゃったとおりだと思います。  ただ、今度の医道審議会でどうするかということについて答えておると思いますので、その点だけは御理解いただきたいと思います。しかし、重ねて申し上げますが、被害全体を調べるとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、医師の行政処分につきましては、公平かつ迅速に行っていくことがまず基本的に必要だと、こういうふうに考えます。  そして、今回のことの中でも、三月二日に医道審議会が結論出して、そのときに意見も出しておりますけれども、今回の調査や議論の経験を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日、最終報告書をいただきました。そのときに私が申し上げましたのは、大変重い報告書をいただきましたと申し上げました。そして、それは物理的に重いという意味ではありませんと申し上げました。中身、読ませていただくと、本当に深刻ないろんな記述がございます。そうし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) じゃ、私からお答えいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) これも報告書の中に出てくるんでありますけれども、「胎児等標本のうち生産児の死亡の可能性のある例については、検証結果をもとに在園者、全療協などの意見を踏まえ、厚生労働省が関係当局に対し検視の申出か異状死体の届け出をするよう意見を述べるべき」との提言をいただ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 報告書が述べているところもその辺に触れてのことだと理解をいたしております。したがいまして、申し上げたように、ただ関係の皆さんのいろんなお気持ち、お考えもありますから、その辺と御相談申し上げて、どう対応するかというのを真剣に考えたいと思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の様々なお話、御提言というものは、医療政策だけではございませんで、人権教育の徹底など非常に多くの問題を提起していただいた、そしてまた御意見をいただいたところでございます。十分、先ほども申し上げましたけれども、私どもが反省しなきゃならないことがあります...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 生涯学習、草の根eラーニング・システムの整備については、今経産大臣からもお話ございましたけれども、文部科学省と経済産業省と厚生労働省と三省で取り組んでおります。  そこで、厚生労働省が主にやっておることは何かということになりますと、eラーニング講座情報...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 基本的に好ましくないことだと考えております。  ただ、あそこへ行って何か打つと、自分の情報取ろうとすると、何か今度はこっちの情報も入れ込まなきゃいけないということになって、差し当たってと言ったら怒られるかもしれませんが、年齢入れるとか性別入れるとか、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、口腔機能の低下や低下の予防、改善の重要性というのは、これはもう各方面から指摘をされておるところでございます。  ただ、今、例えばと言ってお話しになりました居宅療養管理指導ということで言いますと、居宅という言葉が頭に付いているものですから...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今先生もお話しになりましたように、この問題というのは医療保険と介護保険のこの役割分担というような問題もございますので、その辺のところの研究が必要だという意味で申し上げたわけであります。  ただ、今回、介護保険の改正をお願いいたしておりますから、こうした...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今春は全国的に観測史上一、二を争うだろうと、こういうふうに言われておったわけでございますが、そうした多くの花粉が飛散するというふうに予測をされておりました。そこで、花粉の飛散が本格する前から、緊急対策として、正しい情報に基づく花粉症の予防や早期治療の更な...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 全くお話のとおりでございます。すぐ変えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、三月三日の広島地裁の判決でございますが、これは学生を国民年金の強制加入としていない、それから他方、無拠出制の障害年金の対象にもしていなかったということについて、違憲無効とし、障害基礎年金の不支給処分を取り消すなど、国のこれまでの主張が認められており...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのような断定はいたしておりません。日本での、国内で感染した可能性がないわけではないというふうに言っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) アメリカと日本の状況というのは、いろんな環境だとか状況だとか違うことは承知をいたしております。したがいまして、ちょっと先走ってお答えすることになるのかもしれませんけれども、アメリカからの輸入ということになったら、日本と同等の安全性が確認されなければ輸入は...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 認識ですか。アメリカと日本と、一言で言うと違うという、という認識ではございます。
03月09日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○尾辻国務大臣 今先生もお話しになりましたが、私も母子家庭で育ちました。したがいまして、母子家庭の苦しさというのはよく承知をいたしておるつもりであります。そしてまた、きょうお示しになりました資料を見せていただいても、最近また母子家庭の厳しさというのが、むしろ厳しい方に移っているな...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しのとおりに、十四年の制度改正時の附帯決議で、法施行後における子育て・生活支援策、就労支援策、養育費確保策、経済的支援策等の進展状況及び離婚の状況などを十分踏まえてその後のことを考えろ、こういうふうに述べられております。  そこで、今お話しのとおりでござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 先生よりのお話もございましたので、私もそうした子供たちのところに行ってみました。  そして、まず感じましたことは、恐らく虐待などで非常に傷ついておるのでありましょうけれども、そして大人への信頼感も失った子供たちなんでしょうけれども、私に対して実に明るく、そして物...全文を見る
○尾辻国務大臣 大きく、小規模化するということについてはおっしゃるとおりでありまして、私どももぜひ進めたいというふうに考えております。  ただ、今先生が言っておられるのは、小規模の施設、単独のものと、大きな施設の中の一部といったらどうなのかわかりませんが、その先にある小規模の施...全文を見る
○尾辻国務大臣 この前の法律改正で、児童虐待、必ず届け出てくださいね、報告してくださいねということを決めました。そんなことがあるのかどうかということはわかりませんけれども、確かにこのところまた児童虐待に対する社会の関心も深まってきて、社会全体で子供を守ろうという雰囲気ができてきた...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、この特別弔慰金というのは、戦後四十年だとか五十年だとか六十年だとか、そういった区切りのところで支給されてきたわけでございますが、ことしはまた戦後六十周年ということで、改めて特別弔慰金を継続しようということに決めたわけでございます。  お話しのよう...全文を見る
○尾辻国務大臣 それほど個別な話があったわけではございませんけれども、戦後六十年、どうなんだろうねという話はないわけではございませんでした。しかし、六十年たったからといって別に遺族の悲しみが消えるわけでもないし、国のために犠牲になった方々に対して国が弔慰をするというのは当然国とし...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、冒頭言われましたことについて申し上げますと、私も、先生が区別された戦後生まれ、戦前生まれの区別でいきますと、戦前生まれでございます。そして、戦争の苦しみを、父も戦死しておりますから、よく知っておる一人であります。  そういう立場で申し上げますと、確かに、も...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先生御自身が日本青年遺骨収集団として何回も遺骨収集に行っていただきましたことに、感謝を申し上げたいと思います。  私も、それこそ何回も遺骨収集にみずから行っておりますから、現場、現状というのはよく承知をいたしております。そうした中で、遺骨収集、お答え申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 私は申し上げましたように何回も遺骨収集に参りましたけれども、そのたびにJYMAの皆さんも御一緒でありました。そして、必死で作業していただいた若い皆さんに、改めて感謝も申し上げたいと思います。  したがいまして、こうした皆さんのお力がなければ、今お話しのように、遺...全文を見る
○尾辻国務大臣 長いこと、この遺骨収集に行っていただく皆さんの補助というのは三分の二でございました。しかし、やっと十分の十にできたところでございます。そうした意味では、行っていただく皆さんへの御負担が少しでも軽くなったなというふうには考えておりますけれども、今お話しのような、では...全文を見る
○尾辻国務大臣 この特別弔慰金ができましたときに、これは関係者の間では有名な大臣答弁がございまして、何と言ったかというと、祭祀料であって祭祀料でありません、こういう答弁をしております。  これはどういうことを言ったかといいますと、遺族の、私もその一人でありますけれども、どうして...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、お触れいただきました日本経済新聞の記事でございますが、そのとおりでございまして、そして、ここに書いてある私の考え方は今も一切変わっておりません。今後ともこの考え方で頑張っていこう、こういうふうに考えております。  それから、虐待防止の中で具体的な一つ御提案...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、今度のお願いしておることでは十の手当が対象になっております。そして、その十の手当は、それぞれに目的がございます。  ただ、その共通しておるところが、物価スライド制をとっておるということでございます。このことについての御議論はいろいろおありでしょう...全文を見る
○尾辻国務大臣 お答え申し上げておりますのは、ちょっとすれ違っているのかもしれませんけれども、十の手当とも全部物価スライド制をとっている、その物価スライド制に係る部分の話であるから一括してお願いをしておるということでございます。
○尾辻国務大臣 先ほど来お話しいただいておりますように、母子家庭につきましてはその数がふえております。そして、そればかりじゃありませんで、生活状況も厳しい状況にあると認識をしております。そのように私どもも認識をしておるということをまず申し上げます。  そこで、私どもが考えるべき...全文を見る
○尾辻国務大臣 戦後六十年たって、やらなきゃならない戦後処理、まだまだ多く残っておる、こういうふうに私も認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 まず、私も、シベリアの抑留された皆さんの墓地、それから遺骨収集にも行っております。本当に、現地に行きますと、よくぞこんなところでと思いますし、こんなところで冬を迎えたら何人生き残れるんだろうと思います。したがって、もう皆さんの御労苦というのは十分しのばれるわけでご...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先ほど突然のお尋ねでありましたということを申し上げたことはおわびを申し上げます。シベリアのことでお聞きいただくというのは承知しておりましたが、最後の部分だけがちょっと私が念頭になかったものですから、ついそういう言い方をいたしましたことをおわびを申し上げたいと...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、国のために亡くなった方の御遺骨を、今先生は御遺体という表現をなさいましたけれども、御遺体、御遺骨を国の責任でちゃんと日本にお連れするということは、これは当然国家の責任だと思います。そこのところは明確にしたいと思いますし、また、改めて明確にする方法が何であるか...全文を見る
○尾辻国務大臣 この在外被爆者の方々への支援につきましては、だんだんだんだんいろいろなことをやってきたということはもう先生御案内のとおりでございますから、改めて申し上げません。  それから、訴訟が起こったのは、国外で亡くなられた在外被爆者の葬祭料でございますけれども、これは、従...全文を見る
○尾辻国務大臣 先生の御指摘で、正直に申します、この数字は初めて見ました。したがいまして、調査の詳細というのを承知しておるわけではございませんけれども、国民生活基礎調査によりますと、厳しい経済情勢を反映いたしまして、児童のいる世帯の一世帯当たり平均所得金額は、平成五年の七百四十五...全文を見る
○尾辻国務大臣 先生のただいまの御指摘というのは、このところよく御指摘いただくものでございます。大きく言って、子供に対する社会保障の給付とお年寄りに対する社会保障の給付、これが余りにも格差が大きいではないかということでございます。このことは私どもも御指摘いただいておるとおりだと認...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました二法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府においては、平成十七年度予算編成の基本方針を閣議決定...全文を見る
03月09日第162回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 医療保険制度におけます、おきます付加給付は、保険者が自主的かつ効果的な運営を行う上で、各保険者の財政状況や加入者へのサービスの向上等の観点を踏まえて、法定給付を補完するため、各保険者の判断により、自主財源を用いて一部負担金の還元や上乗せの現金給付等を行っ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 政管健保の給付費に対する国庫負担でございますけれども、平成四年改正におきまして、当分の間一三%となっております。したがいまして、それ以前が一六・四%でございましたけれども、そのとき以来一三%に引き下がっておるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これはそのときの、なぜ一三%になったかということでございますが、当時の状況について今私の手元に資料がございませんので、ちょっと待ってください。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、厚生労働省共済組合の短期給付事業について申し上げますけれども、これは厚生労働省職員を対象として、民間における健康保険制度に相当する制度であることから、その給付は健康保険の給付水準を確保することとしております。  これを維持するかどうかということで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 多分、日本の医師数が少し少ないんじゃないかという視点からのお尋ねだと思いますから、そういう意味でお答えをいたしたいと思います。  経済協力開発機構、OECDの資料によりますと、日本の人口十万人当たりの医師の数というのは二百名でございまして、先進諸国間で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどお答えいたしましたとおりに、そういうことがありますから、そして医師不足という、大きく言うと医師不足ということは私どもも感じておりますので、医師の需給に関する検討会を立ち上げまして、今年、平成十七年度中を目途に報告書を取りまとめる予定でございます。そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生が御自身の体験からのお話でございますから、極めて重い御指摘だと思います。  したがいまして、よく現状も調べまして、先生のお話からまた現状の間の変化もあるかもしれませんし、よく調べまして私どもも対応させていただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 大学があって、その大学の一つに医学部があるという、こういうふうに考えますと、やっぱりどうしても大学の中の組織の中でありますから文部科学省ということになるのかなというふうには思うわけでございます。  ただ一方、医療を行う機関でありますから、そこの部分につ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 臨床研修を実施する病院としての大学の附属病院をどう扱うかということでございますけれども、大学の附属病院は、設置の趣旨、目的から見て本来的に教育機能を有するものである、このことが一つあります。それからまた、現況を見ましても、おおむね臨床研修病院と同等以上の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それでは、御自身が看護師さんである南野大臣にこの後答えていただきますけれども、まず大まかな数字だけを私から申し上げたいと思います。  御指摘の新人看護職員の離職率の調査は日本看護協会が、正に南野大臣がそのメンバーのお一人でありますけれども、平成十六年度...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、南野大臣もお触れになりましたけれども、辞める人が、すぐ辞める人が結構多いというその理由なんでありますけれども、基礎教育修了時点での能力、ですから、学校で身に付けてきた能力と、今度は現場に行く、その看護現場で求められる能力とのギャップが大きくて、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 小児科のお医者さんが、余りにもその厳しい今のようなお話の中でとうとう自殺をされたということもございました。医療現場というのは大変厳しい環境にあるんだろうなということは思います。また、今日先生からもいろんなお話を伺いました。お医者さん方、それから看護師さん...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ひところ、薬価差の問題が随分検討をされました。私もそのメンバーの中で検討をした一人でございます。  そのころ一番大きな問題は、日本の医療費の中で薬剤費が三割を占めておりまして、これはもう欧米諸国と比べて余りにも医療費の中で薬剤費が占める割合が大き過ぎる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 薬の話と組織の話と二つございましたので、先日先生から御質問いただいた後、私が調べるように言いまして、私が聞いた説明を申し上げますので、恐らく先生また専門のお立場で私が甘いというようなお話もあるかもしれませんが、それをまた御指摘いただければ更にやり直します...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そうですか。まあ、買ったんだというふうに聞いておりますが、まあ私はそのように理解をして、前回の先生の御質問の後、私なりに納得はしておったんでありますけれども、また改めての御指摘はいただきたいというふうに思います。  それからもう一つ、組織のお話でござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) じゃ、まず局長、先に答えてもらいます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 局長は局長なりに答弁したと思いますけれども、今の先生のお話、十分承らしていただいておりますから、私なりにまた判断をさせていただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 具体的な例として私が承知をしておりませんので、その件については申し上げようもございませんけれども、一般論として、もうそんなことはあってはならないというふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) それはもう全くおかしなことであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) これは独り厚生労働省だけの話じゃありませんが、かねて私もそう言っております。早めに肩たたきに会って五十そこそこで辞めなきゃいけないという仕組みになっていたら、その後、よく私は言うんですが、かすみ食って生きていくわけにもいかぬだろう。そうするとまた、それに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の立場で国会のことについて申し上げることは控えさせていただきたいと存じます。お許しください。
○国務大臣(尾辻秀久君) 性感染症は極めて大きな問題だというふうに考えております。特に、若い男女における健康問題の大きな問題の一つでございまして、そういう意味でも重要な課題だと認識をいたしております。  厚生労働省では、性感染症に関する特定感染症予防指針に沿って、一つには感染予...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、障害者虐待の未然防止の在り方ということは、大変また大事なことでございます。先月の、先月でございます、二月十八日に有識者から成る検討の場を立ち上げました。障害者虐待防止についての勉強会というものでございます。ここで、知的障害者に対する性的な...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(尾辻秀久君) お話のように、二月の十五日に経済財政諮問会議が開催をされました。その中で、急速な少子高齢化が進む中で、社会保障の規模を経済の規模に合った水準として、その持続可能性を確保するために名目GDPの伸び率を指標として社会保障給付費の伸び率を抑制すべきという御意見...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 公立保育所、まあ民間における保育所でも、基本的には認可保育所においてはそうでありますけれども、保育料は保護者の所得に応じていただくことになっております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御説明申し上げましたけれども、システムの見直しも政府全体でやっております。それで外部に調査をお願いして、今みたいな答えが出てきたわけであります。したがって、社会保険庁の抜本的な改革をいずれにしてもやらなきゃいけませんから、その答えをまず決めて、そしてそ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険庁の不祥事等については、もう私どもは、何回も申し上げておりますけれども、本当に深く反省をいたしております。国民の皆様に深くおわびを申し上げなきゃいけない、そう考えております。  その上で、どうするかということでありますが、まず改革に際して、今国...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今度の介護の見直しの中で幾つかポイントがあるんですが、そのうちの大きな一つが今話題にしておられる予防ということであります。その予防が大事だということを考えて、そしてその予防の中でも、私どもは大きく二つの予防の場所があると、こう思っています。  一つは、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大きく言っておられるから、言っておられるところでありますから、余り細かな話をしてもしようがないと思いますが、食事をなさるのは、家にいても奥さんが一人なさりゃ施設で一人なさる一人分の食事ですと、こんな理屈になるんですが、そんな細かなもう理屈はおいといて、と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御質問は、マクロ経済スライドに限ってということで理解させていただいてお答えすればいいでしょうか。
○国務大臣(尾辻秀久君) それじゃ、今お話しのように、去年の改正で私どもはマクロ経済スライドというのを入れました。これから御議論始まるところでありますから、私どもがマクロ経済スライドというのをこう考えたんだということを御説明申し上げて、また今後の御議論の中でいろいろ御指摘や御議論...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのように、年金制度を支えてもらう現役世代のその就業する業種や就業形態について一層の変化が予想される、これはもう我々が予想するよりも速いスピードで変化するんじゃないかという今お話もありましたが、私どもも大変速いスピードでこの変化があるということは予...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) すべて御存じの上でお尋ねということはさっきから、さっき総理からもお話し申し上げたとおりであります。あえてお答えをいたしますと、やはり私どもはあくまでも保険だというふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来の先生のお話伺いながら、私こういうふうに理解をいたしておりました。私どもはこの年金を完全に保険の世界で理屈付けをしてきて、ずっともうとにかく保険だというのですべてを整理してきた。ですから、私どもなりの理屈で申し上げ、まあ今までやってきたわけですが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ちょっとお話しいただきましたけれども、私ども一・五七ショック以来、少子化対策を進めてまいりました。そして、その中でまずエンゼルプランを作りました。次に新エンゼルプランを作りました。今先生が新新と言っていただきましたが、正に新新エンゼルプランなんですが、私...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 団塊の世代とよく言われますけれども、これは一九四七年から四九年生まれの、現在の年齢でいうと五十五歳から五十七歳の方々でございます。この方々が今おっしゃいますように、だんだんだんだん引退をされる、現役から去っていかれるということでございます。  そうなる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 団塊の世代の皆さんが大量に引退されますと、質、量ともに労働力が落ちる、これはもうそのとおりでございます。もう量もがばっとこうおられなくなるわけですから、労働力、そういう意味での労働力も落ちますけれども、当然質の問題もまた大変大きな問題になってまいります。...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害の、もうこれはあるなしにかかわらず、誇りと役割を持って自立する、これはもう重要なことでございます。  ある障害者の方が私に、自分たちはタックスイーターからタックスペイヤーになりたいんだとお話しになって、大変感動したことがございます。こうした考え方は...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言で申し上げます。  すばらしい試みだと思って、私ども注目して見ております。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、改悪というお話がございましたので、そこについても申し上げておきたいと思います。  一昨年に私ども、支援費制度というのを……
○国務大臣(尾辻秀久君) はい。  始めました。その支援費制度を始めて、市町村が新たに事業を取り組んできたものですから、このサービス量というのは物すごく大きくなったわけです。ですから、障害者の皆さんに対する国全体でサービス量が物すごく大きくなったというのは、まず評価をしていただ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その議論を今からやって、今からやって今後具体的な検討を進めると、最後の答え、これなんですけれども、いろんな議論がありますからその議論の中身を言いたかったんですけれども……
○国務大臣(尾辻秀久君) 具体的な検討を進めるんですということを最後に申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今までの制度は、これはむしろ今までの制度に問題があったと思うんですけれども、医療費が高くても安くても一律五%だったんです。これはやっぱり問題だというふうに思って今回の措置にしたわけでございまして、私どもはより良い方向に変えたんだと考えております。
03月11日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○尾辻国務大臣 冒頭おっしゃったように、大きくお尋ねだと思いますから、昨年、今お話しのように、地方の団体の皆さんが案をお出しいただいた、そして私どももまたそれに対して案を出した、その両方の案を出し合いながら、随分議論をいたしました。そのときの議論の一番の大きな部分でお答えをいたし...全文を見る
○尾辻国務大臣 もうそれはそのとおりであります。そして、まずは生活保護をどうするかということを早速に議論しなきゃいけないというふうに思っております。  そして、私がうなずいておりましたのは、先生がおっしゃった、最初に数字のオーダーがあったものですから、お互いに何となく数字合わせ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まさに大きく申し上げますと、社会保障、国と地方が一緒になって頑張っていかなきゃいけないというのはそのとおりでありますが、では、その役割分担というと、まさに大きく言うと、制度をつくるのは国の役割だと思います。それはもう全国一律で、やはり社会保障というのはひとしく国民...全文を見る
○尾辻国務大臣 真摯という言葉の受けとめ方もあろうかと思いますけれども、私どもは真摯に受けとめました。そして、私どもの案をつくり、その後、随分議論をさせていただきました。  先ほどそういう御発言というか、お触れになったからあえて申し上げるんですけれども、その議論の中で私が、日本...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、子供の話と高齢者の話がありました。議事録をきっちりお読みいただいているなと思って聞かせていただきました。  確かに、私は議論の中でそういう言い方もいたしました。私どもが言いたかった一番のことは、今少子化対策というのは国を挙げての一番大事なことの一つである、...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいたようなところが、また私は地方団体の皆さんと私どもの議論の大きな争点の一つだったと思っています。  私どもはこう言ったんです。今度の三位一体の改革の中で、大きく社会保障をどうしようかということを今考えなきゃいけません、その中でいろいろなことを考え...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今御質問いただいたような流れの話でありますけれども、健康保険をどうするかということに対する基本方針は、平成十五年の三月に閣議決定をまずいたしております。健康保険をどうするかという閣議決定を十五年三月にいたしております。  そこで国保について何と言っているか...全文を見る
○尾辻国務大臣 あってはならない恥ずべき事件が起きたと考えております。
○尾辻国務大臣 どういうふうにお答えしていいのかなと思いつつ再度立ちましたけれども、本当にもう、恥ずべき事件だとしか言いようがないところでございます。そのようにお答えを申し上げます。
○尾辻国務大臣 いろいろ言われましたけれども、最後が国保でございましたから、国保についてお答えをいたしたいと存じます。  先ほど申し上げましたように、政府全体としては平成十五年の三月に閣議決定をして、健康保険全体の見直しを進めていくということを決めております。そして方針を述べて...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもが申し上げたのが、まさにその点でございます。  憲法二十五条の規定をお話しになりましたけれども、そのとおりでございまして、私どもは、全国民に対して一定水準のサービスを保障するということをしなきゃいけませんし、したがって、社会保障の向上及び増進に努めるべき役...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話のように、生活保護費それから児童扶養手当の国庫負担のあり方については、昨年十一月のこの三位一体の改革に関する政府・与党合意において、地方団体関係者が参加する協議機関を設置して検討を行い、本年秋までに結論を得ることとされております。したがって、協議機関をできるだ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の御意見に対して、大きく二点言わせていただきたいと思います。  その少子化対策でありますけれども、昨年はまだ、平成十六年度ということでいいますと新エンゼルプランのときでございます。この新エンゼルプランにかかわる分で計算をいたしましたら、これは私どもの計算であり...全文を見る
○尾辻国務大臣 そういう御指摘というのは、私どもの方についても全くなしとしないわけじゃありません。先ほど申し上げた言葉の中にはそういう思いもありますけれども、むしろ、最初に数字がありきということで、結局、地方団体の皆さんも何か無理やりにいろんなものを集めてこられてお出しになったな...全文を見る
○尾辻国務大臣 今国民健康保険が抱えております問題点というのは、先生がお述べになったとおりでございます。財政基盤が極めて脆弱、不安定であるということであります。したがって、だから国保をどうするかということを考えなきゃいけないという事態に今立ち至っておるわけであります。  きょう...全文を見る
○尾辻国務大臣 少なくとも、今の国保を、市町村単位で、保険者を市町村にして維持していけるかというと、きょう先生のお話のとおりでありまして、大変厳しい状況になってきておる。市町村が四苦八苦しておられるというのはお話のとおりであります。  では、それをどうするかということでございま...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、それは老人医療保険をどう組むかということにかかわって、随分答えが違ってくると思いますということをまず申し上げたいと思います。  それから、赤字と赤字を足せばというのは、おっしゃるとおりでもありますけれども、リスクの分散ということ...全文を見る
○尾辻国務大臣 その辺は今後いろいろな議論が行われると思いますけれども、基本的に、保険料が半分、国費が半分、国の負担が半分という今の国保の大きな仕組みの中というのを変化させようなんというのを今私どもが考えておるわけでもありませんし、そうした中では、今の割合が変化するということを考...全文を見る
○尾辻国務大臣 それではお答えをいたします。  昨年八月に地方六団体案でお示しいただいたものの中で厚生労働省に関係のあるものにつきましては、四十七項目、約九千四百億円の提案がございました。これに対しまして厚生労働省としては、養護老人ホームの運営費への補助、生活支援ハウスの運営費...全文を見る
○尾辻国務大臣 この議論は、先ほどもお答え申し上げましたけれども、地方の団体の方も入っていただいてずっと議論をしてきたと私どもは理解をいたしておるんです。ですから、もう議論の過程にあったと。それで、三位一体の改革というのが出てきたから、この機会に、議論もかなり進めてきておることで...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず冒頭に先生おっしゃいましたように、私たちは今、社会保障をどうするのか、これを大きな課題に取り組んでおるわけであります。そこで、社会保障を一体的に見直そうということで、いろいろな審議会もつくっていただいて御検討いただいておる、そうした中で進めていくべきときであり...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、改めて、私どもがなぜそういう提案をしたかということから申し上げておきたいと思います。  今、私たちが生活保護制度について一番問題だと思っておりますのは、保護率の地域格差が余りにも大きいということでございます。これは都道府県別に見ても、一番低いところと一番高...全文を見る
○尾辻国務大臣 協議をお願いしますと言っております立場で、協議が調わない場合にというふうにお尋ねいただいても、ちょっと答えづらいことを御理解いただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今のお答えの中にも入っておりましたけれども、要するに、介護保険法施行前に入所しておられた方というのは、これは措置で入所しておられる、行政処分で入所しておられる。これが契約に変わったからといって、そこの契約に変わったことにより不利益変更が行われてはならない、この不利...全文を見る
○尾辻国務大臣 前回の介護保険法をつくりましたときに、これをどうするかということがありました。そこで、当然そのときも同じ理屈になるわけでありますけれども、不利益変更を行っちゃいけないということでそういう措置をとりました。そのときに、介護保険法全体が五年間で見直すということを決めて...全文を見る
○尾辻国務大臣 今確認をいたしましたが、全体の入所者の年齢分布はわかる、ただ、低所得者として対象になっている人の年齢分布まではわからない、こういうことでございますから、さらにもう少し調査をしてみます。
○尾辻国務大臣 まず、今回ホテルコストを介護保険の給付から外すということは、これは何回も申し上げておりますから今さら申し上げることでもありませんけれども、どうしても施設と在宅の方、居宅の方との間の不公平感がある、その不公平感があるからホテルコスト、食費を御自身で持っていただきまし...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、第一段階では生活保護の被保護者ということになっておりますから、今の先生のおっしゃるようなケースだとそもそも生活保護にならないというふうに考えられますから、対象者にならないと思いながら聞いておったんですが、その辺、どういうふうに先生が言っておられるのかお聞かせ...全文を見る
○尾辻国務大臣 午前中の御議論を聞きながら私も随分気になったところでありますので、もう一回整理をちゃんとしろと言ってさせたんですが、結局、最終的には政策判断なんですね。ですから、最後は政策判断としてどうするか、こういうことだということなんです。  ですから、低所得者の皆さんに対...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、不利益変更はできないという政策判断をした、こういうことを申し上げておるわけであります。
○尾辻国務大臣 それはかねて必要なことだと思っておりましたから、必ず参ります。そのことはしっかりお約束して、やらせていただきます。  そこで、今の議論のやりとりでありますけれども、一言私からも申し上げておきたいと思いますけれども、今回のことというのは、まず法律は、考え方、基本の...全文を見る
○尾辻国務大臣 筋トレの中身について……(山井委員「メニューですね」と呼ぶ)メニュー、余りうまく説明できないんですが、ごく普通に、この後御質問になるのかもしれませんが、私、現場を見ておりまして、お年寄りがちょっとした器械を使ってやっておられる、まさにそういう、普通にいう筋トレだと...全文を見る
○尾辻国務大臣 私は、そのマシンの値段は承知しておりません。
○尾辻国務大臣 まず、筋トレというのが、必ず器械を使わなきゃいけない、マシンを使わなければいけないものだという認識がまず私にはございませんでした。  それから、見に行ったところも、これは専門家でないからわからないのかもしれませんけれども、そんなに高そうなものには見えませんでした...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、筋トレそのものが必ず器械を使うものだとも思っていません。したがって、まず……(山井委員「器械じゃなくてもいいんですよ。かかっている費用を出してくださいと言っているわけですよ」と呼ぶ)  いや、器械の値段をとおっしゃったので、そのことを申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 モデル事業でやっていますから、モデル事業は今年度の事業としてやっていますから、今年度末できっちり締めて、そうもう長いことじゃありませんから、お出しをします。ただ、時間がちょっとずれますということを申し上げるわけであります。
○尾辻国務大臣 モデル事業ですから三月で締めてお出しをしますと言っているわけですから、そこは御理解ください。
○尾辻国務大臣 実施済みの十五年の事業がございますから、その数字はすぐに出させていただきます。
○尾辻国務大臣 調べてお答えしますというふうに答弁したはずなんですけれども。私はそういうふうに聞きました。
○尾辻国務大臣 精いっぱい努力いたしますことだけはお約束を申し上げます。
○尾辻国務大臣 多分、先生が求めておられるのはマシンの値段だと思うんですが、そういうふうに理解していいですか。
○尾辻国務大臣 人件費のコストまで言われると、ちょっとかかるような気がします。絶対だめだとも言いませんが、今、事業実施中でありますから、年度で締めさせていただけば、それはきっちり、当然お答えすべきものでありますし、お答えしますが、人件費まで言われるとどうかなというのが、率直に思う...全文を見る
○尾辻国務大臣 とにかく、年度が終わったらきっちり出しますと言っているわけですから、隠すつもりも何にもありませんので、とにかくできるだけ早くお出しすることだけはお約束いたします。
○尾辻国務大臣 人件費までおっしゃったので、そこまで言われるとちょっとかかるだろうなと思ったので、今申し上げているだけの話でありまして、決して後退させているつもりもありません。  最後に一言で言いますと、精いっぱい努力をして、できるだけ早く出させていただきます。
03月11日第162回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案は、制度が抱える課題に対応し、支援の必要な障害者が必要度に応じてサービスを受けられる体制を整備するものでございまして、先生御懸念のように、一律にホームヘルプの時間を限定するものではございません。  また、市町村への財政支援につきまして...全文を見る
03月11日第162回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 指示は一切ございません。その後の指示は一切ないということでございます。したがいまして、かねてこの問題については科学的知見に基づいてきっちり対処するようにという御指示を受けておりますから、その指示どおりだというふうに考えております。今もその指示が、指示どお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お尋ねは、世界共通の何かルールを作るべきだというふうにお尋ねなんでしょうか。それとも、我々がどういうふうに対応すべきかというお尋ねでございましょうか。  まず、我々がどういうふうに対応すべきかということでお答えを申し上げますと、いつも申し上げておりま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年の通常国会で成立をいたしました年金改正法でございますけれども、これはしばしば申し上げておりますように四つの柱がございまして、一つは上限を固定した上での保険料率の引上げ、二つ目が国庫負担の引上げ、三つ目が、保険料水準の範囲内で給付水準を自動的に調整し、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まあ今から議論が始まろうというときでありますから、私どもが今そうしたことで特にこういう表現をしようという思いはないということを今の答弁で申し上げたつもりでございます。そういう意味で申し上げているところを御理解いただければ有り難いと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これはまあ私のむしろ私見だと思ってお聞きをいただきたいと思いますけれども、その何が抜本改革かというところから議論が始まればいいんじゃないかなというふうに思います。  私どもは、私なりの議論、議論をして改革をしたつもりですけれども、ですから、それをまた私...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう表現の問題だと私は思います。百年安心と言った方の多分お気持ちは、私が言ったわけじゃありませんけれども、言った方がおられるとすれば、そのお気持ちというのは、いつも申し上げておりますように、有限均衡方式で九十五年の収支のバランスを取って今回の改正を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) とにかく差し当たってすぐ改革をやれと言われたその最大のものは、年金財政が破綻をしそうになっている。ここに細かな数字は持っていませんけれども、それぞれ厚生年金、国民年金、もうあと何年しかもたないというような計算をそのときに私どもしておりました。したがって、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 余りここで私どもの考え方を主張するのもいかがかとは思いますが、お尋ねでありますからお答えはいたしますけれども、給付とバランスをちゃんと示さなきゃいけないというふうに私どもは思ったわけでございまして、そして国民の皆さんに給付はこうなるんですということをお示...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、税方式にするか社会保険方式にするかというのは、もう年金の議論を始めるとまず真っ先にある議論でありますから、当然その議論があるというのはもうどこまで行ってもあるんだと思います。それはもう前提であります。  ただ、責任を持って年金を支給、給付させ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、分かる範囲でお答えいたします。  医師、臨床心理士等でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず申し上げますけれども、私も発達障害の子供たちが集まっている場に行ってみたこともございます。一緒に五目並べをして遊んできたんですが、まあそのこと自体は楽しくやらしていただきました。  そのときに、いろんな話を聞かせていただきました、御両親方も来ておら...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど申し上げました、この発達障害の子供たちの集まりに参りましていろんな話伺ったときも一番強調されたのがやっぱり早期発見でありまして、そして早期発見すれば早めに、普通の社会人として生活できるんだけどなという話を伺って、そうだろうなというふうに思った次第で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、この問題は裁判上のことは決着をいたしております。  ただ、患者さんの中に大変苦しんでいらっしゃる方が依然としておられる。そこで、厚生労働省として何をやってきたかといいますと、昭和四十三年の事件発生から現在まで、研究班が行う無料の検診や相...全文を見る
03月14日第162回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(尾辻秀久君) お話しいただきましたように、少子化というのは国にとって最も大事なことの取り組むべき、少子化にどう取り組むかというのが国にとって一番大事な課題の一つでございます。したがいまして、これは私どもも政府を挙げて取り組むという姿勢、今体制になっておりますので、そう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、企業のお話がございました。企業が働き方を見直して仕事と家庭の両立をしやすい雇用環境の整備を進めることは、働く人にとってプラスであるだけでなくて、企業にとっても人材の確保や生産性の向上、社会的評価の獲得といった大きな価値を生み出すものと取られるような...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、二月十五日に開催されました経済財政諮問会議では、急速な少子高齢化が進む中で、社会保障の規模を経済の規模に合った水準とし、その持続可能性を確保するために名目GDPの伸び率を指標として社会保障給付費の伸び率を抑制すべきであるという御意見をいただきまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現在、医療費というのは毎年約一兆円、金額にして約一兆円ずつ、割合にして三、四%ずつ伸びております。その医療費を先ほどのように機械的に抑制を行えば一体どういう弊害が出るのかというお話でありますが、先ほどちょっと申し上げましたけれども、それに付け加えて、医療...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、二〇二五年、医療費、私どもの試算では五十九兆であります。そして、GDP比で伸ばしていくと、たしか三十八兆ぐらいになるはずであります。この差をどうするんだという絶えず大きな議論になるわけであります。  そうした中でプライマリーバランスの回...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来、特養の話、それから小規模施設の話、両方出ておりますので、改めて申し上げたいと存じます。  国会の御議論などお聞きいたしておりましても、将来の方向として小規模化という御議論が一方に強くあることは私も感じております。したがって、そうした御議論、御...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 次世代育成支援対策は、社会全体で取り組んでいくべき、今先生がお話しいただいたとおりでございます。再三述べさせていただいておりますように、私どももそのように考えております。  そうした中で、大企業はもとよりでございますけれども、これまた今お話しいただきま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、何点かお話しになりました。  まず、子供にとって父性と母性が必要だというお話もございました。これは、私も前に少し気になったことがありまして、保育所に預けられた、保育所で長いこと生活した子供たちがその後どうなるのかなというのをちょっと調査したものを注...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、若者の離職のお話がございました。確かに、学卒、学校を卒業して、就職後早期に離職する者の割合は高いものがございまして、ざっとした数字でいいますと、高卒者の約五割、大卒者についても三割以上が就職後三年以内に離職をしておると、こういうことでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げましたように、近年、フリーターの増加もございますけれども、ニートと呼ばれる若者たちが増加をしております。このために、厚生労働省では来年度から新たに、働く意欲が不十分な若者に対し、若者の働く意欲や能力を高める総合的かつきめ細やかな対策として、合宿...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来お話しいただいておりますように、我が国におきましては精神障害者の社会復帰のための施設が大変後れておりまして、その推進を図ることは厚生労働大臣としての重大な責務であると考えております。  御指摘の医療観察法は、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 負担は本人というのは原則として決めております。ただ、低所得者対策を取るためにその定義をどうするかというところで今のお話が出ておりますけれども、これはもう、先ほど申し上げましたように、この議論を始めるといろんな議論があるんですけれども、基本をそういうふうに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今先生お話しになりましたように、伸び率管理制度を取りましたイギリスが大変大きな破綻を来した、医療の破綻を来したということはそのとおりでございます。そうした例もございますので、改めて、今私どもが持っておる国民皆保険、これを守らなきゃいけないという思いを強く...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 端的にお答えしたいと存じます。  居住費につきましては、居住環境を踏まえたものとすることが必要であると考えております。また、適切な栄養管理に要する費用につきましては、引き続き保険給付の対象として評価することといたしております。  まあこれらの議論は、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、今の時点では二〇〇七年からと見込まれるわけでありますが、我が国の人口が減少する、人口減少社会を迎えるということは予測をされるところでございます。それはそのことをとらえて総理の言い方になっていると思います。  一方、私は、少子高齢化という表現をい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私は、最近こういう言い方をいたしております。よく揺りかごから墓場までという表現を使っておりましたけれども、今は揺りかごよりももう一つ先のお母さんのお腹の中で虐待が始まったりするとかといいますから、お母さんのお腹の中から墓場までというふうに表現をまずちょっ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、もう引用していただいたといいますか、お述べいただいたとおりでございまして、余り付け加えて申し上げることもありませんけれども、申し上げますと、やっぱり障害者対策というのがまだ不十分だ、遅れておるところがある、大きく言うとそういうことで、それで、その中で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の今思っていることを率直に申し上げて、また正に専門の先生の御意見をいただきたいと思ってあえて手を挙げたところでございます。  私はこう思っているんです。それは、今回の改正においてまず言いたいことは、身体障害、知的障害、精神障害の障害種別を超えるという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今先生御指摘のような点があることは認めるところでございます。今回、きっちり三障害をもう完全に同じサービスでというところまでは行っていないことは事実であります。そして今私どもが考えていますのは、これが普遍的な法律への大きな一歩としたいというふうに思っておる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いろいろお話しになりましたけれども、私ども、いずれにいたしましても、老人保健法を少なくとも大幅に見直すことは必要になる。それが、おっしゃっているように、医療保険の部分であれ、今度は介護保険との絡みの部分であれ、まあとにかく、ずっとお述べになりましたように...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変失礼しました。そういうつもりで申し上げたつもりはありません。  先生の御指摘は、その御指摘、極めて、何といったらいいんでしょう、そのとおりの御指摘だと思いながら聞いていたものですから、私の頭の中でいろいろ思い巡ったものですから、何かそのことがいろい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのことは、先生の御指摘を受け止めさせていただいております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、平成十八年度には、医療保険制度だけではなくて医療制度全体の改革に向けていろいろな計画、制度の見直しを進めておるところでございますけれども、その中の一つとして、災害時の医療提供体制の確保に関して従来にも増して都道府県に大変...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この問題は、理屈は今局長が言っておるとおりであります。  私も気になりましたから、これは先日来確認しているんですが、結局どういうことかといいますと、本来給付を受けることができる育児休業取得者について、育児休業給付の支給が阻害されることがないようにする。...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 実質支給されておるわけでありますから、まあ詭弁でもないというふうに思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 育児休業との絡みで今見直すことは大変難しいと思っております。  雇用保険から出すのはもうこの辺が精一杯だろうと思っておりますから、雇用保険そのものの性格もありますし、また財政上の話もありますし、やはりかなりきりきりのところまで来ておりますので、育児休業...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 対象者の話もそうでありますが、四割給付というそこのところについても、これ以上、四割給付ですけれども、その他の保険の話なんかすると大体五割ぐらいの給付になっているというのはもう御案内のとおりですから、私が申し上げているのは、その辺の話も含めてもうきりきりの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もしこれ以上の育児休業の議論をするのであれば、これは私の私見としてお聞きをください、財源をほかに求めざるを得ないだろうなというふうに思っておるという意味でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 雇用三事業の部分でいうと……
○国務大臣(尾辻秀久君) 全体でいうと、二年間の七十一億という数字はそのとおりであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 数字ですから、局長……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話でありますけれども、予算の組み方として、基本的には、おっしゃるところ、御指摘のお話はそのとおりでもあると思いますけれども、ただ、この雇用保険三事業の予算につきましては、これは雇用保険三事業を出しているのは各企業の、それぞれ企業の方から出ているお金...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまお話しの高年齢者雇用開発協会でございますけれども、そこで実施をしております緊急雇用創出特別基金事業につきましては、不良債権処理等の雇用への影響に対応するため、基本的には平成十六年度末までの離職者を対象とすることにしていたところでございます。十六年...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この話を上げてまいりましたときに、私も今御指摘のことは大変気になったところであります。  そこで、まず基金を、財団を解散して、基金を移し替えて新しい事業に、どうしても新しい事業が必要ならやれるのかということをまず言いました。そうしましたら、基金を、今あ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) タイとのFTA交渉でございますけれども、タイ側から、タイ伝統マッサージ等の技能者等の受入れについて要望がなされているところでございます。  あん摩マツサージ指圧師、はり、きゆう師等に関する法律におきまして、あん摩マッサージ指圧師の業務は、あん摩マッサー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 重篤な緊急救急患者に対しまして二十四時間三百六十五日救命医療を行う救命救急センターでは、たとえそれが無保険者の外国人の場合であっても適切な医療を実施をしていただいております。お話のとおりであります。一方で、医療費に係る費用回収に困難を来しておることもまた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 様々なお話伺いましたので、私も是非現場も見せていただこうと思いまして、お話の乳児院に行かせていただきました。  子供たち、虐待で傷付いたり、いろんな体験をした子供たちだと思いますけれども、最初は、入ってきたころは無表情な子供も多いというふうに聞きました...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この養子縁組制度といいますのは親族法において定められておりますことから、この問題、報道を受けて、法務省との間で海外への養子縁組の手続について意見交換を行いまして、様々な問題点について議論をするなどいたしたようでございますけれども、まだ十分に検討が進んでい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、平成十六年十月に都道府県に届出されております養子縁組あっせん事業者を対象に行った実態調査がございますから、これにつきましては近日中に結果をまとめて公表をいたします。今後は、事業者の方などからあっせん業務の実態や養子縁組後の状況後もヒアリングをするな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今日お話聞かせていただきまして、非常に深刻な話だということをよく理解をいたしました。したがいまして、省内ですぐ検討するように指示をいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今も局長から御説明申し上げましたけれども、そもそも株式で運用をしておるわけでございますから、そしてその中で、申し上げたように、今の運用の仕方、アクティブ運用とそれからパッシブ運用という運用の仕方でやっておる。そのパッシブ運用の中では一部上場銘柄、全銘柄を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもういつも議論のあるところでございます。年金積立金の運用の在り方につきましては、社会保障審議会の年金資金運用分科会において、平成十四年十月から半年間にわたってもう一度基本に立ち返った議論をしようということで検討を行いました。  そのときの結論でご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、母子加算の見直しは一般母子世帯の消費水準等と比較評価した上で見直すこととしたものでございます。その比較で見直したわけでございますから、今お話しになりましたように、憲法二十五条、すなわち健康で文化的な最低限度の生活保障を目的と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 生活保護が最後のセーフティーネットであるということはそのとおりでございます。ただ、申し上げましたように、一般の母子世帯の水準がここにある、それと生活保護の家庭と、これを見ながら、こっちの水準と生活保護の水準、これ比較評価するというのは、これは私は、生活保...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お述べになりました補助金は、昨年の三位一体改革におきまして、一つは生活保護費補助金、二つ目に地域福祉推進等事業費、それから三つ目にホームレス対策事業費を統合して創設したもののことを言っておられると思いますけれども、確かに来年度予算案には百三十六億円を計...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この供託金のことでありますけれども、供託金は今法務省の所管でありまして、法務省が取り扱っておられるところでありますので、私が直接的に何かを申し上げる立場にはございません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今も、この朝鮮人労働者未払賃金問題についてという紙がありまして、これを読んでおるわけでございますが、これ読みながら、果たして何ができるのかなと思いますと、率直に非常に難しいという感じを持つことだけは申し上げたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げたこの朝鮮人労働者未払賃金問題についてというものを読みますと、一番最後のところに、供託金の現状というのが書いてあるんですけれども、法務省では、供託された未払賃金について時効によって消滅したという見解を変える余地はないが、韓国との関係はともかく、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、今お話しのような過去の経緯はございます。この事業主、関係事業主に、過去の経緯でいいますと、指導を行ったという経緯もございます。  ただ、長い時間が経過いたしまして今申し上げたような状況になっておりますので、今、じゃ何か私どもにできるかというと、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、じゃ具体的にどういうことが考えられるのか、また是非いろいろ御意見もいただきたいというふうに思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 法律の専門家の先生にそういうことを申し上げるのはいかがかと思いますけれども、この時効が完成しているかどうかというのはそれぞれ解釈があるんだろうというふうに思います。先ほど申し上げましたように、法務省では、時効によって消滅したという見解を変える余地はないと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もう、今回の判決について改めて繰り返し申し上げるようなことはいたしません。判決は判決として出たわけでございます。そしてまた、今日までの被爆者援護法の立法の経緯や立法時の議論などが、経緯がございますので、私どもの立場といいますか、在外被爆者からの申請を認め...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、日本に来ていただけば手続ができるわけでありますけれども、高齢化が進んでなかなかそれができない方がおられるという話でありまして、申し上げましたように、高齢化が進んでおるというその中で、支援の在り方について十分検討させていただきたいと思...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、厚生労働省の地方支分部局として公共職業安定所が全国に配置されております...全文を見る
03月16日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○尾辻国務大臣 まず、今お話しのガイドラインでございますけれども、これは、地方三団体、知事会、市長会、町村会でございますが、これと総務、厚生労働両省等による検討の場を設けて作成することにいたしております。そして、現在では全国知事会が中心になって、地方団体等との間で策定に向けた調整...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、法律でありますから、一番大枠のところをお示しする、基本の部分をお示しする。それから、政令で定めてと、こういうところはまさしく政令で定めさせていただきたいと思いますし、そこの部分のいろいろな御意見は、先生方の御意見もおありだろうと思いますから、十分御審議いただ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話、確かにそういうことは起こり得るということ、局長も申し上げましたし、そうなりますと、単純な計算をしますと四十分の三十四になる、こういうことがあり得るということは否定はいたしません。ただ、激変緩和の策だとか、いろいろそういったことはまたお願いはしていきたいと...全文を見る
○尾辻国務大臣 余りそんなところでやったりとったりしていてもしようがないと思いますけれども、社会保障、今私が申し上げようというところの部分なんですが、ちょっと先生がお触れになりましたのであえて申し上げようと思うんですけれども、社会保障そのものがやはり保険で成り立たせておるところも...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の具体的なお話だけでなくて、私どもは、十八年度に医療保険、それから、医療保険のみならず医療提供体制全体について新しい御提案をしようと思っておりますから、そうした中で、いろいろなことは考えていかなきゃいかぬなとは思っております。  ただ、今お触れになりました部分...全文を見る
○尾辻国務大臣 都道府県調整交付金を交付する際に、医療費の窓口における無料化を行っている市町村を評価した調整を行うことにつきましては、国の調整交付金における調整の考え方も考慮していただきたいと考えておりますけれども、最終的には、都道府県調整交付金の配分を行う都道府県が、市町村の理...全文を見る
○尾辻国務大臣 今私どもはこのやり方で御提案を申し上げたところでございますから、それに対するいろいろな御意見がまた出てくるんでしょうけれども、とりあえずのところでは、私どもは今御提案を申し上げておるというのが立場でございます。
○尾辻国務大臣 ぜひ御理解いただきたいと思うのでありますけれども、私どもが、麻薬対策、薬物対策というのが大変重要であるということは、もうそのとおりであります。そして大変危機感も持っております。ただ、そのことと、今回この三位一体の改革においてやりましたことというのは、三位一体の改革...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げましたように、私どもとしては、まさに一般低所得者との均衡を保つことが重要であって、その観点からこの措置を行っているというふうに考えておるところでございます。
○尾辻国務大臣 今ここで申し上げておりますのは、私どもがよくユニットと言っておりますが、わかりやすく言いますと個室の話でございますから、今先生がもう一つの例で述べられたものとはまた性格の違う話でございます。  もし御入り用であれば局長から詳しく答えさせますが、大きく、とにかく違...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しになりましたけれども、国民健康保険制度は、これまで国民皆保険を支える基盤として極めて重要な役割を果たしてきたと認識をいたしております。まさしく、私どもはこの国民皆保険は宝だと思っておりまして、これを守っていくことが極めて重要なことだというふうに思います。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 大きな流れでいいますと、いつも申し上げておりますように、平成十八年度に私どもは医療提供体制、医療保険、新しい御提案をさせていただこうというふうに思っておりますから、そうした中でまたいろいろな御議論をいただきたいというふうにも思いますし、今先生お話しになりましたよう...全文を見る
○尾辻国務大臣 現在の状況についての認識は一致をいたしております。  改めて、今先生がお述べになりました数字を私どもなりに申し上げますと、国保に入っておられる被保険者の平均年齢でいいましても、平成二年と平成十三年を比較いたしますだけで、四十六・三歳から五十二・五歳に上がっており...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、しっかりと都道府県の状況を見るということについては、全くそのとおりに思います。  そこで、先生の御趣旨とちょうど反対側からまずは物を言うことになるのかもしれませんけれども、よく言われます老人医療費、平均が一人当たり七十五万、高いところはそれにプラス十五万、...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、十八年度に御提案申し上げようと思っております新しい医療提供体制に対する私どもの考え方、この中には、しっかりそうしたものは取り入れてまいります。
○尾辻国務大臣 再三申し上げておりますように、ガイドラインは参考資料にしていただくものという、私どもは参考資料というふうに申し上げておりますから、その言葉で御理解をいただきますように、まさしく参考資料なんですというふうに御理解いただきますように、改めて申し上げます。
○尾辻国務大臣 基本的に申し上げますと、今回のことで私どもが配慮いたしましたことは、よく言われる、国が地方に対してはしの上げおろしまで言ってくるじゃないか、そういうものをできるだけ地方の裁量でやっていただけるようにするということを考えたわけでございまして、今のこの調整交付金の話も...全文を見る
○尾辻国務大臣 ちょっとかみ合わないお答えになるのかなと思いつつお答えを申し上げるんですけれども、私どもは、都道府県にそもそも責任があるんじゃないですかということをまず言っておるわけであります。  そもそも責任があるんじゃないですかというのは、先ほど来お答えしていますように、医...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、今、政管健保の保険者の話まで含めていろいろな御議論が始まっておるところでありますから、私が先走って何か申し上げるのは、この場は控えさせていただきたいと思います。  ただ、今先生のお話の中で、まずは言えることは、各市町村が保険者になっている、この基盤強化だ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、申し上げておりますように、大きな流れの第一歩と、これはもう本音でもそう思っておりまして、まずその第一歩の姿をお示ししたというふうに思っております。  ですから、本音でどう思っているんだというお話でありますが、これは正直に申し上げて、本音で、大きな流れの第...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは先ほど来申し上げておりますけれども、今回の措置というのは、したがいまして、大きな流れの一歩というふうに申し上げておりますから、まさしく恒久的措置であるというふうに御理解をいただきたい。決してその場しのぎのようなものではないという、大きな流れの第一歩であります...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、市町村が保険者になっております国保、これが、市町村単位で保険者でやっていくという、これはもう無理が来ているというのはもうほとんどの皆さんの御認識だろうと思いますから、この場で私から申し上げてもいいことだというふうに思います。  そうなると、当然その先に広域化...全文を見る
○尾辻国務大臣 財源も移譲されたわけでありますから当然都道府県に責任がありますよね、こういう言い方をすると、それは先生が今までお述べになってきたことでいえば、精神論だろう、そんなもので本気になってやるかどうかというのは別なことだろうときっとおっしゃるんだろうと思います。  もう...全文を見る
○尾辻国務大臣 もう何回も申し上げますが、都道府県が保険者になるとかならぬとかというのは今後の御議論でありまして、今私が申し上げることではありません。ただ、どういう事態になっても困らないようにきっちり備えていただきたい、それを都道府県にはやはりお願いしたいというふうに思います。
○尾辻国務大臣 私も初めて見せていただきましたので、確かに集中しているということはこれでよくわかりました。  ただ、よくわかりませんから、似たような会社というのはよく似たようなビルに入っている、そういうこともありますので、そういうことと、今お示しになった事実と、どういうことにな...全文を見る
○尾辻国務大臣 一言で言いますと、お話のとおりでありますということになるのでありますが、改めて申し上げたいと存じます。  従来、国から市町村に対する助成については、市町村が行う事業に対して都道府県が補助する事業について補助、間接補助をしていたところでございます。今回の交付金化に...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、地方の裁量を大きくしようと思って交付金化したわけでございますから、裁量が大きくなるということについては、お話のとおりであります。  それから、できるだけ事務の簡素化をしたいということで、これもそういうふうに変えたつもりでございますから、事務も簡素化されたと...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、確かに介護保険料にいたしましても、あるいはまた補足給付にいたしましても、住民税が課税されているか非課税になっているかというところで、その額の違いが生じております。したがって、課税されるされないというところの境目の額を下げますと、今お話しのようなこと...全文を見る
○尾辻国務大臣 局長からお答えいたしましたけれども、痴呆という言葉がどうしても侮べつ感を強く感じさせるものですから、この言葉は変えたいということで認知症という言葉にしたわけでございます。ただ、変えたばかりでありますから、先生再三言っていただいておりますように、認知症という名前がま...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話もございましたけれども、現在の薬物情勢につきましては、依然として第三次覚せい剤乱用期にあります。また、大麻やMDMA等の錠剤型麻薬の乱用が未成年者や二十代の若者層を中心に拡大するなど、極めて憂慮すべき状況にあると認識をいたしております。特に、この第三次乱用期...全文を見る
○尾辻国務大臣 社会保障というのは、国と地方がそれぞれの役割分担を果たしながらやっていかなきゃうまくいかないと思います。  そうした中で、まず国の方の役割でございますけれども、これは全国民に対して一定水準のサービスを保障するということがありますし、さらに、社会保障の向上及び増進...全文を見る
03月16日第162回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(尾辻秀久君) この件につきましては、二月十五日に開催されました経済財政諮問会議で、急速な少子高齢化が進む中で社会保障の規模を経済の規模に合った水準とし、その持続可能性を確保するために、名目GDPの伸び率を指標として社会保障給付費の伸び率を抑制すべきという御意見をいただ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、物価調整、物価スライド、物価スライド、プラス私どもが今言っているマクロ経済スライドで答えが出るというところでございますから、大きく二つのスライドを足しますという言い方もできると思いますけれども、まずはやはり実態をより正確に説明するとすれば、物価ス...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私が申し上げたのは、例えば物価スライドで一%だと、物価が一%上がった、そうすると、物価スライド、基本でありますから、まずそこに一%が出てきます。それに、今お願いしようと思っているのは、お話しのように、私どもがマクロ経済スライドと言っているものは、〇・六と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは実はというお話を申し上げるんですが、平成十四年十二月にさかのぼるわけでございまして、このときに年金改革の骨格に関する方向性と論点というものが出ておりまして、この中に、年金改定率の具体的な調整方法、マクロ経済スライドというような記述がございまして、ど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これも申し上げておりますように、この後、九十五年の有限均衡方式でありますから、九十五年で均衡させるという計算をいたしております。その九十五年で計算させるということで、いろいろの今の考えられる条件を当てはめていくと、今マクロ経済スライドをそこまでやれば後は...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今から年金の御協議をいただくときに、余り私どものそうした考え方、強く申し上げるのもいかがと、いかがかなとは思うんですけれども、お尋ねでありますから、こう考えておりますということだけを申し上げたいと存じます。  今、正に話題にしていただきましたマクロ経済...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国民の皆さんの食の安全を守ることは私どもの務めでございます。したがいまして、BSE問題につきましても、科学的知見に基づいて対処することを基本といたしまして、国民の食の安全の確保を大前提に対処をしてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 冒頭申し上げましたように、この問題につきましては科学的知見に基づき対処することが基本でございます。したがいまして、今食品安全委員会に諮問をお願いしておるところでございますから、まずその正に科学的知見に基づくために食品安全委員会の科学的な審議の結果を待ちた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ノーマライゼーションとは、障害者を特別視するのではなく、一般社会の中で普通の生活が送れるような条件を整えるべきであり、ともに生きる社会こそノーマルな社会であるという考え方だと理解をいたしております。  このため、生活支援、住宅、公共交通機関等のバリアフ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず申し上げますけれども、支援費制度というのは、措置制度から今お話しのように変えたわけでありますけれども、大変評判はいいと思っております。評判が悪いから変えるということではないということをまずは申し上げた上で、更に申し上げます。  支援費制度につきまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今回の新制度においては扶養義務者の負担を廃止をいたしまして、これはかねて強い御希望もあったところでありますから、本人のみを法律上の負担義務者としたところでございます。まず、これが基本でございます。  ただ、その上で、低所得者対策をどうするかという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、今後検討をいたす課題といたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、元々中小企業の占める割合が大きいということはございますけれども、それにいたしましても、事業場規模三百人未満の中小企業における労働災害は休業四日以上の死傷災害全体の約九割を占めております。このような状況を踏まえまして、厚生労働省としては、重...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、割合からいうと中小企業が多いのでありますけれども、今度は重大災害ということで見ますとどうしても大規模製造業が多いということになるものですから、そのことを重く見まして、平成十五年十一月に約千三百の事業場、事業所なんでありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 新たな機械設備でありますとか化学物質が製造現場に導入をされております状況の中で、事業場において安全衛生を管理する者に対する教育が今後の安全衛生対策において重要であると私どもも認識をいたしております。  このために、職場の安全管理の中核を担う安全管理者の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 企業の社会的責任、CSRについてのお話でございます。  我が国におきましても本格的な取組が、各会社がこういうことを大変重視してきている、取組が始まっていると認識をいたしております。  このCSRを推進する主体はあくまでも企業であることは間違いないこと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話のジョブカフェは、今経済産業大臣からもお答えありましたけれども、両方の省で、私ども厚生労働省とも協力しながらやっておりますので、全体の数だけを改めて私から申し上げておきたいと思います。  本年度で両方合わせて全国四十三の都道府県で設置をされておりま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 来るべき人というのをどう見るかということはいろいろあると思いますので一概には言えないんでありますけれども、私どもがジョブカフェをつくりましたそのゆえんといいますか、なぜつくったかということになりますと、やはりフリーターの皆さんなどというのが念頭にあります...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かにお話のことは大事なことだと思います。お尋ねでございましたからざっとフリーターの数を申し上げて、そういうぐらいの数が対象かなということを申し上げたところでありますが、じゃ、ジョブカフェで一体何人来てくれているかというと、六十四万人でございますから、や...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ニート対策というのは、私は単なる就職のあっせんだとかそういう就職対策ではないというふうに考えております。  ニートと呼ばれる人たちと何回か話をしてみました。そこにあるのは、悩んでいる若者の姿があるんです。いろんなことで悩んでるんで、悩んでいるんです。そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今局長からもお答えいたしましたけれども、その中で申し上げておるとも思いますけれども、改めて私に答えろということでございますからお答え申し上げたいと思います。  もちろん、軽い方のサービスであれ要介護度の高い方のサービスであれ、もちろん介護保険でサービス...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の改正に当たりまして私どもが一番重視しておりますことの一つが、先ほど申し上げましたように予防ということでございます。  その視点から見ますときに、よく私どもにいろんな御意見賜っておるんですけれども、今のヘルパーの皆さんのサービスの仕方、これが単なる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護報酬の見直しというのは三年に一度行われております。  ただ、今お話しのように、居住費、食卓費の見直しを平成十七年十月に実施いたしますから、じゃ、それに伴ってどうするのかということになりますので、これに関連する介護報酬についても、平成十七年十月、その...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず今回、居住費、食費を特に施設に入っておられる方々から、介護保険から外すと、外すといいますか、介護保険の給付の対象にしないということについての基本的な考え方を申し上げますと、これもかねていろいろ御意見をいただいておりました。  そうした中で、施設の方...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来お答えがありますように、それぞれの事情によって国がどういう支援をするかというのは決まるものであると考えます。したがいまして、いろいろ今お比べになったんですが、そのお比べになったものはそれぞれの事情がやっぱり違いますから、その事情に応じてということ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 残留孤児の皆さん方が大変お気の毒だということは、私もそのように思います。  したがって、その中で何ができるかということでございますが、基本的には、先ほど申し上げましたように、やはり状況の違いによって支援の仕方が変わってくるということは、これはやむを得な...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 生活保護制度につきましては、まあ今更申し上げるまでもないことでありますけれども、資産、能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する者に対して困窮の程度に応じた保護を実施することとされておりまして、国民年金についても、それはそれで一遍収入と認定した上で最低生...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今言っておられるのは、孤児の皆さんが養父母のところに、中国に会いに行かれた、会いに行かれる、そのときの生活保護をどうするかということでございますが、今は国外へ出られたその間だけは生活保護を止めさしていただくということになっております。これはまあ、二週間行...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話を伺っておりまして、お話を伺う限りにおいて、私もなぜだろうと思いながら聞いておりました。まあそれなりの事情があるのかもしれませんけれども、これしばらく時間いただきまして、またよく調べてみたいというふうに、私なりに調べてみたいと思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) とにかくハローワークの働きが大変重要であるということについてはお話のとおりであります。私もそのことを強く感じております。  ただ、市場化テストだとかいろんな話もありますし、また市場化テストも始まるところもございます。そうした民間にお願いできる分は民間に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 率直に申し上げて、大変難しい問題提起をしていただいていると思います。  まず、厚生労働省とほかの役所との、何も縦割りで物を言うつもりもありませんけれども、それぞれの立場がありますし、また、そこが所管してやっていることがございます。その先にまた、そこの民...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ハローワークの勤務体制につきましては、本日の御指摘も踏まえまして、三月三十一日までに新たにその方針を策定をいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきました緊急地域雇用創出特別交付金事業というのは、これは平成十六年度末までということで始めたものでございますから、予定どおり終了をいたします。  しかし、雇用・失業情勢見ますと、完全失業率全体でいいますと本年一月で四・五%と約六年ぶりの低...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 長野県のお話をされました。  お話のとおりに、長野県では平成十五年二月に、それからの四年間でということでございましたが、これもお話しになりましたように常勤的雇用を二万人、短期的雇用を約百十一万人日を創出することを内容とする産業活性化・雇用創出プランを策...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 三月八日の長崎地裁の判決を受けまして、長崎市長から、お話ございましたように面会の要請がございましたので、一昨日、三月十五日になりますけれども、副大臣がお会いをしたところでございます。その際に、今回の判決は従来からの国の被爆者援護法の解釈と見解を異にしてお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 被爆者の皆さんが年を取ってきておられる、高齢化しておられる、そのこともよく承知をいたしております。そうした中で、いろいろお気の毒な面があるということは十分承知をいたしておりますので、裁判は裁判といたしまして、また私どもが何ができるかということはよく考えて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 再三申し上げておりますけれども、まず、去年の十月に全体の報告出しました。それで漏れてるというか、ずさんじゃないかという御指摘がありました。  あのときに委員から私にお話がございましたのは、要するにプールしててそれを使ったんじゃないかという、還流の構図が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 監修料につきましては、昨年十月二十二日に公表した監修料の全省調査結果、今お話しになっておりますが、これで全部局を対象に財源のいかんを問わず、補助金関連や大量購入関連の書籍について監修料の受取実態を過去五年間にわたって調べたところでございます。その報告を出...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 再三申し上げておりますけれども、この今の一月十四日の報告書出しましたときも、これですべてだというつもりではありませんというふうに申し上げております。そこで、その後御指摘があったら幾らでもまた調査をいたしますと、こういうふうに言っておりますので、いや、いろ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 委員会から御指摘いただいて、調査し直しますと言って報告書を作ったんですが、お話しのように、委員会に御報告をしていなかったということは申し訳ないところでございます。改めて委員会に対して報告をさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました二法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案について申し上げます。  戦没者等の遺族に対しましては、弔慰の意を表するため、これまで...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しになったことは今日の日本の一つの現象であろうというふうには思います。ただ、日本の長い間の働き方の慣行といいますか、雇う方のいろんな考え方とかありまして、今お話しのような形がどうしてもまだ残るといいますか、存在しているといいますか、そこのところは一...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 我が国におきましては、やはり先ほど申し上げましたように、長い間の慣行もあります。例えば、長期勤続によるキャリア形成を図る観点からという終身雇用だとかあるいは年功序列だとかといったような、そういうような長い間の慣行がありますし、あるいはまた、特に新規学卒者...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それはもう、その皆さんに元気を出してもらわなきゃ日本の経済の活力はないということはそのとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 非常に大きな問題の指摘をいただいておるというふうに感じます。お話伺いながら、やはり日本の場合はまだまだ学歴社会的なところが残ってるんだろうなと。よって、今先生がお話しになっておられるような現象が生じる、それに対して実力社会とでも表現するんでしょうか、本当...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今日いろいろな面から御指摘いただいたことは、今後のハローワークのサービスをどうするかということで非常に考えるべき点が多かったと思い、多いと思って聞いておりました。私どもまた努力を続けてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しになりました中国残留邦人に対する自立支援法でございますが、帰国援護の対象として、原則として中国在留邦人及びその配偶者、未成年の実子等でございますけれども、高齢となった中国残留邦人の帰国の不安を取り除き、その円滑な帰国を促進する観点から、子供等の親...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話し申し上げましたように、中国残留邦人の、同行して帰っていただくということが原則でございますが、そのときに同行して帰国するかどうかは家族の中で十分に相談していただくことにいたしております。そして、同行帰国しない場合は、そのことを文書で確認した上で帰国...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもが持っている情報もございますから、それを法務省とよく突き合わせながら相談していろいろ対応していくべきだということについてはそのとおりだと思いますから、やらせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話ございましたように、大人のうつ病患者が、うつ、うつ患者が増加していることに加えまして、子供がうつ症状を訴えておるその状況も憂慮をすべきことでございます。国民の心の健康や子供の健やかな成長を促す観点からも、うつ対策は重要な課題であると認識をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 基礎年金とは何かと改めてお聞きいただくと、どういうふうにお答えするかなと思うわけでございますが、私が申し上げられるのは、一階部分と二階部分、比例報酬部分ではない一階部分の年金のことを基礎年金と呼んでおると、こういうお答えになります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 経緯については申し上げたとおりでございます。ですから、先生方が言われる税方式でベーシックインカムだとかというような、そういう考え方からすると、またちょっと違うんだなと思うんですけれども……
○国務大臣(尾辻秀久君) そういうものからいう基礎的、基礎年金という意味で基礎という言葉を使うかどうかということで言えば、それはおっしゃるような御意見も分かりますし、ただ一方、やっぱり基礎の部分ですという、一階部分ですという意味で基礎年金と呼んでおる、このことの呼び方がそう問題が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 違いの、考え方の違いをはっきりさせたつもりで先ほどのことも申し上げたつもりなんですけれども、改めて申し上げますと、私どもは基礎年金部分にマクロ経済スライドを導入した。それが、じゃなぜかと言われますと、去年の改定のときに私どもが一番考えましたことの一つが、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのことについてお答えすると、余り山本先生がお好きでない部分の話になってしまうというのはよく分かるんですけれども、名目は下がりません。それはもうよく御存じのとおりでありますから。  ただ、実質が下がっているじゃないかというお話でありますけれども、そして...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その給与所得の皆さんが定率である。それから、家族形態とか生活形態が多種多様である方の皆さんが定額になっている。この定率と定額の負担の仕方、負担の仕方といいますか保険の納め方ということは、これはまあそういう違いによるもので起こってくるということをまず前提に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) マクロ経済スライドの調整というのは、先ほど申し上げたようなことで私ども導入したわけでございますけれども、今先生がお話しになっておりますように、例えば賃金や物価が上昇しないようなことになれば、これは給付水準の調整を行うことができず、その効果を発揮しないもの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二つ大きく御指摘があったと理解をいたします。  まず、パートタイマーの、私どもは均衡処遇と言っております、先生方の表現では均等待遇というふうになりますけれども、ここのところをしっかりやらなきゃいけないというお話が一つあったと思います。それも、そのとおり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず私どもが申し上げていますのは、十八年度に医療提供体制、そして医療保険の新しい制度、こうしたものを御提案申し上げますということを言っております。ですから、基本的にまずそういうことを言っております。  ただ、今のキャップをかぶそうとかなんとかという話と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そういうことでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) もう一言でお答えいたしますが、好ましいことではないと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、労働基準法に反して、反す行為というのは、これは私どもとしては許すわけにいかない行為でございますから、そこのところはしっかり調べさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も、所轄の日立労働基準監督署において調査をしておるという報告は聞いておりますから、どういう調査をしておるか、これはきっちり報告を聞きます。
03月18日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○尾辻国務大臣 まず、かねて麻薬対策についていろいろ御指導いただいておりますことに対して御礼を申し上げます。  私どもも、麻薬対策というのは大変大事なことだと思っております。ただ、今回、三位一体の改革の中でこうしたことに関する一部補助金廃止が行われたわけでございますが、これは地...全文を見る
○尾辻国務大臣 この三位一体の改革の議論が始まりましたときから、地方団体の皆様方ともいろいろな議論をさせていただきました。そしてまた、この審議が始まりまして、各委員の先生方から随分いろいろな御指摘もいただきました。それは、私どもは、それぞれの御指摘、御意見として重く受けとめなきゃ...全文を見る
○尾辻国務大臣 唐突であったという御意見に対してでございます。  これまでも再三申し上げてまいりましたけれども、私どもは、この議論というのはもうずっと続いてきた議論だというふうに思っておりまして、そしてまた、地方団体の皆さんも入っていただいたいろいろな場で議論を重ねてきたものだ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも再三申し上げたことでありますけれども、医療保険制度の改革に向けて今私どもはその歩を進めておるわけでございますけれども、そもそもは平成十五年三月に閣議決定をされました基本方針がございますから、その基本方針に基づいて動き出しておるわけでございます。  したがっ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、もとに戻すというお話がございました。具体的にどういうふうに言っておられるのか、この後でも御説明いただければ、私もまたそれについてのお答えもできようかと思いますので、そのことはまずお願いをしておきまして、改めて申し上げたいと存じます。  先ほど来言っております...全文を見る
○尾辻国務大臣 先生が議論をやり直すべきだというふうにおっしゃった意味が、大変現実的におっしゃっておられて、もう少し言うと、しっかりもう一回議論を積み上げていくべきだというふうに今おっしゃったと私解釈いたしましたので、そういう意味では、議論をきっちり今後また積み上げていくべきだと...全文を見る
○尾辻国務大臣 医療保険制度をしっかり見直して持続可能なものにしていく、この議論を医療保険全体を見据えてきっちりやるべきだという今のお話は、もう私どもも全くそのとおりだと思っております。そして、それぞれ幾つかの制度があるわけでございますから、それをちゃんと組み立てていく、整合性を...全文を見る
○尾辻国務大臣 地域再生計画、再生プログラム、これに御協力申し上げますということは私どもも言っておるわけでありますから、そのとおりであります。  ただ、今局長がお答え申し上げましたように、では、そこにのっているから一〇〇%私どもが私どもの判断を入れずにそのとおりしますという話で...全文を見る
○尾辻国務大臣 これはもう十分おわかりの上でお聞きをいただいておるわけでございますが、補助金というのは一つ一つの、例えば施設ができる、その施設ができることに対して私どもがこれだけの補助をしますというふうに言ってきた。それを、では、この地域全体で交付金としてお出しをしますから、その...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話を伺いながら、地方分権と社会保障、これをどういうふうに整理するかということだと思ってお聞きをいたしておりました。  そこで、先生が言っておられること、これは、とにかく地方の意見をよく聞きながらやっていくべきだ、特に地域住民の、住民の皆さんのニーズに沿って社会...全文を見る
○尾辻国務大臣 介護保険制度の施行前から措置制度のもとで特別養護老人ホームに入所しておられた方は、所得が低く、応益負担導入による利用料の負担が困難な方が相当おられるということが見込まれておりました。それからまた、各方面からの御要望も強かったこともございます。  こうしたことを踏...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただきましたように、介護保険制度の施行前から特別養護老人ホームに入所しておられる方のうちに、介護保険法施行法により負担の軽減を受けておられる方というのが、現時点で約六万八千人おられます。これらの方のうち、相当数の方というのは、収入が少なくて、生活保護相当の...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の訴訟の原告の方々を含めまして、年金を受給していない障害者の方々やその御家族の大変な御労苦については、十分認識をいたしております。  しかしながら、今回の判決については、私どもの立場もございますので、控訴することやむなしという判断に至ったところでございます。
○尾辻国務大臣 平成十五年度末におきまして、過去二年間の保険料を全く納付していない人は約四百四十万人でありまして、同様の数字を平成十三年度末から比較いたしますと、約百二十万人増加をしております。  こうした状況といいますのは、公平性の観点からもゆるがせにできない問題もあり、また...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来お話しになっておられますように、将来像研究会の報告では、養護老人ホームの方向性として、措置施設としての性格を維持しつつ、介護サービスについては、外部の介護保険サービスの利用を認めるほか、契約施設であるケアハウスへ転換し、介護保険法上の特定施設となるという選...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今、外国のお話も出ましたけれども、児童手当制度のある主要国では、一般的に支給対象はおおむねゼロ歳から十六歳ないし二十歳まで、それから支給額で見ますと、一人当たりおおむね月額一万円から二万円、それからもらう方の所得制限でいいますと、基本的には設けられていな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 少子化対策は、私どももいろいろ考えまして、対策、取り組んできたところでございますが、なかなか少子化に歯止めが掛からない、大変苦労しておるところでございます。  そうした中で、民間でこうしたユニークな、今お話を伺いましたけれども、取組をしていただいている...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省の所掌いたします業務、これは大変広うございます。したがいまして、所信表明などでどういうふうにそれを表現するかというのは大いに悩むところでございますけれども、お話しのように、援護行政も欠かしちゃいけないところでありますから、所信表明演説の中で、三...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二点に分けて申し上げたいと思います。  まず、その十一月三十日の委員会における答弁についてでございます。  恐らく、国の制度としては枠を定めていないものですから、それが念頭にあってお答え申し上げたんでしょうけれども、今私も手元に議事録がありますので、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、そのように努めてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私もその辺のところを聞いてみたんでありますが、まさしく御指摘のように法律も解釈しておるようでございまして、聴かなければならない。しかし、聴くことは必要でありますけれども、労働基準法上それに従うことまでは求められていない、こういう解釈でありますから、今、先...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私が先ほど法律の解釈ということで申し上げましたところで、法律の解釈はそういう解釈していますということは申し上げましたけれども、誤解があるといけないと思いますので、そしてまたお尋ねでもございますから、改めて申し上げたいと思います。  確かに今申し上げてい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の就業規則の作成手続でございますけれども、使用者は、当該事業所に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合にはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者の意見を聴かなければならないとしてありますから、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、エイズ動向委員会からの報告によりますと、速報値ではございますけれども、平成十六年の一年間に新たに報告されたHIV感染者、エイズ患者は合計千百十四件、累積数は九千七百八十四件となり、予断を許さない状況が続いていると認識をいたし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、先生も今お話しになっておりましたけれども、当初、エイズということが言われましたときに日本は大変深刻に考えたと思います。そして、マスコミも随分そのことを取り上げました。ですから、国全体で何とかしなきゃいかぬということが非常に行き渡って当初の対策とい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もうお分かりいただいた上で言っていただいておりますことに対して、そしてまたこういう機会を与えていただきましたことに対して、改めて御礼を申し上げます。  今お話しいただきましたように、御指摘の箇所というのは、昨年十二月一日の世界エイズデーの直前に、HIV...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 正直に申します。  今の御指摘いただくまでは私は保健所でやっているんだから保健所に行っていただくのが一番いいなと思っておりました。しかし、確かに、保健所の開いている時間と皆さんの御都合のいい時間ということを考えますと、ああ確かに御指摘のようなことが出て...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回のことで、大変短いイギリス、フランスへの滞在、一か月に満たない滞在の中でこのことが起こったというふうな可能性が極めて高いと、こういう専門家の皆さんの御判断でありましたから、そうなると、やはり安全を守る、安全を期すという立場から、まずは一日でもというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私もひところ随分献血したんですが、実はマラリアにかかったことがありまして、マラリアにかかるとこのごろ献血できなくなっておりますので、自らが献血できないのでそこは残念なんですが、しかしそれはそれとしまして、先頭に立って皆さんに呼び掛ける、これはもうそういう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまお触れになりました問題というのは、これはもう今お話しいただきましたように、平成十八年度からの保険料の取扱いに関するものでございますけれども、年金課税の見直しの考え方、これが大きく一つあります。それからさらに、介護保険及び国民健康保険における保険料...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 政令で定めます。
○国務大臣(尾辻秀久君) この前も正直に申し上げた方がいいと思ってお答えをいたしました。そして、そう説明するときっと今みたいな御指摘いただくだろうなと、これまた正直に言うと覚悟の上で申し上げたつもりであります。  ですから、この前、もうこのときにマクロ経済スライドと総称するとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も今その議事録を見ておるわけでありますが、総理が言っていますのは、「給付者に対してそれほど下がられない制度を考えるというのがマクロ経済スライド、新しい制度を導入したわけです。」というふうに答えておられます。したがって、私は、ここの最初の部分の、給付者に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 委員長、いいですか、続けていいですか。  言いますように、給付を、給付と負担の関係で、とにかく給付を余り大きく下げないようにしなきゃいけないと。給付を下げるということであれば給付と負担の関係というのは出てくるわけですから、まあとにかくそんなに給付を下げ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私が申しておりますのは、そうした個々のことについては、これは専門家の皆さんの御判断にお任せするしかないんですけれども、大きく難病対策と言いますときに、一つは医療の方からアプローチする難病対策があります、それからもう一つは福祉の方からアプローチする難病...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療事故を防がなきゃいけないというのはもう当然のことでございまして、私どもも全力を挙げて取り組まなきゃいけないと考えております。  そうしたときに今のような、病院が自分たちのやっていることを透明にしない、隠そうとするというふうに言わざるを得ないような事...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘いただきましたように、現在は医業停止処分を受けた医師については医業停止期間が過ぎれば無条件に医業に復帰できるわけであります。これはおかしいじゃないかという御意見は当然あるわけでございまして、医業復帰後に適正な医療が行われることを確保するために再教...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは既に今お答えがありましたけれども、救急搬送を行った例の中には救急車による緊急の対応が必ずしも必要でない場合があるようでございます。また、緊急搬送の需要が増大することにより、医療上緊急に治療が必要な傷病者に対して迅速な対応を行うことが困難になりつつあ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来消防庁がお答えをいたしておりますように、消防庁所管のことでございますから、基本的に私どもが余り見解を述べる立場にはないと考えます。  ただ、どうしても救急医療を所管する立場から看過できないということになれば、これは私どもはもちろん物を申すべきこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、近くこの研究班の成果が報告されますから、この報告をまず聞いて、それできっちり対応をさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話ありましたように、公立保育所については既に一般財源化をされました。そこで、じゃ民間保育所どうするんだという議論は絶えずございます。そして、このたびの三位一体の改革の中でも一番大きな議論になったことの一つがここの部分でございます。  私どもは、民間...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) もし事務的に必要なことがあれば答えさせますけれども、私がきっちり承知をしておることは責任持って私から答えさしていただきます。  昨年の十月に公表させていただきました。あれがすべてで、厚生労働省本省分についてはあの事実がすべてでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) チームを作って、今の件はチームを作って調査をいたしました。その主査が衛藤副大臣でございますから、調査責任者としての衛藤副大臣からお答えを申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、調査は続いておりまして、何か御指摘がありゃ、まだ今から調査もしますということを申し上げておりますから、最終調査でありますと、これですべてですというふうに申し上げておるわけではないことも御理解をください。
03月22日第162回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  介護保険制度については、本年で施行から五年を迎えるところですが、サービスの利用者数が施行当初の二倍を超えるなど、制度として国民の間に順調に定着しつつあります。一方で、サー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 予防重視型システムへの転換についてのお尋ねがありました。  介護保険制度の基本理念である自立支援の観点からすれば、できるだけ高齢者を要介護状態にしないこと、また、軽度の方々を重度にしないことが重要です。  このため、今回の制度改正においては、要介護状...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、議論の前提となるデータの提出についてお尋ねがございました。  筋力向上トレーニングを含む運動器の機能向上につきましては、既にその有効性が確立されており、地域における先行的な取り組みにおいても効果が実証されているところでございまして、また、こうした...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護予防マネジメントのあり方等についてのお尋ねがございました。  今回提案しております予防重視型システムへの転換につきましては、改善の可能性が高い軽度の方々を介護認定審査会において選定いたしまして、地域包括支援センターにおいて公正中立な立場から介護予防...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護予防の導入についてお尋ねがございました。  施行後の実施状況を見ますと、現行のサービスは、軽度の方々の状態の維持改善に資するものとなっていないことから、要介護状態となる前の段階や軽度の方々に対するサービスについて、予防の観点から、より効果的なものへ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 予防給付の内容についてお尋ねがございました。  新予防給付におきましては、運動器の機能向上等の新しいサービスのみならず、既存のサービスについても内容等を見直した上で給付の対象とすることとしておりまして、利用者はこれらのさまざまなサービスの中から、必要な...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 児童扶養手当等の各種手当の手当額につきましては、御案内のように、物価の変動に応じて手当額を自動的に改定をいたします物価スライド制が取られております。しかしながら、平成十二年度以降は、年金とともに、いわゆる物価スライド特例法に基づきまして物価の下落に伴う手...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、今少子化対策でどうするかという大きな議論がありますので、その議論は議論として承知をいたしておりますし、また私どもも注視をしなきゃいけないというふうには思っております。  ただ、その児童扶養手当に限っていいますと、これは他の社会保障施策や就業支援...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 多子、多くの子供でありますが、養育世帯に対する手当の加算額についてのお話でございます。  経緯を少し申し上げますと、基本的には児童扶養手当制度が母子福祉年金の補完として発足した、この流れをくんでいるということが経緯としてございますものですから、この加算...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 例として申し上げるのはいかがかと思いますが、よくまあ我々が俗っぽく言うときに、一人口は食えないけれども二人口なら食えるとかという言い方もありますから、ここで申し上げる共通経費というのはそういう発想だと私は理解をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 生活をしていく上では食費なんかの場合でも必ずしも、さっきちらっと申し上げましたけれども、一人の食費掛ける二でその家族の食費が計算されるものでもないというふうには私も思いますから、そうした意味での共通経費という考え方をいたしておるわけでありますが、そうした...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは今、私の個人的な思いを述べたところでありまして、まだ例えば厚生労働省として検討するというようなことを考えておるというところまでは行っておりません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど申し上げたのは、私どもはありとあらゆる制度、仕組みについて不断の見直しは必要だということを極めて一般論として申し上げておりますから、その意味で例外になるものはございません。やっぱり時代の変化で絶えずそれは見直しが必要だということでありますので、そう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、その常用雇用転換奨励金事業のお話がございました。確かに、年間十九人というのはやはりどう見ても少ない、こういうふうに思います。したがって、せっかくつくった事業、制度はこれは使っていただかなければ何にもなりませんから、ここは十九人という数字がなぜ出てき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 母子家庭への支援についてでございますが、平成十四年の児童扶養手当法の改正により、母子家庭への支援につきましては、児童扶養手当ばかりでなく、就業自立に向けた総合的な支援を実施するとともに、これまで申し上げたところでございます、さらに今お話しの受給期間が五年...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この一部支給停止措置につきましても、附帯決議において示されておるところでございます。その附帯決議に述べられておりますように、今後、母子家庭への各種支援策の進展状況や離婚の状況などを十分踏まえて停止割合を定めることとしておるというようなことも定められており...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まずは、大変悲しい事件が起きてしまいました。亡くなったお子さんの御冥福も改めてお祈りをいたすところでございます。  そうしたことがなぜ起こるのか。これは今先生お話しいただきましたように、先生御自身も東京墨田の児童相談所にお出向きいただいていろいろお話を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もう今お話しのように子供たちの虐待の話というのは極めて深刻な状態にあるというのは私どもも思っておりますから、そうした法務省辺りとの連携も含めて、全力を挙げてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今回四十万の国債を発行する、それによって支給するということでございます。ただ、この国債は毎年分がこう書いてありまして、年に一回ずつ支給されることになっております。そして、この支給日が六月十五日でございますので、支給される側としては毎年一回、六月十五...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今訴訟があるということは承知をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 原告の皆さんの訴状をお読みいたしますと、各地の裁判を通じて原告が言っておられることは、国が、まず旧満州に居住した民間人を遺棄し長期間放置するとともに、日中国交正常化も速やかに、正常化後もですね、速やかに帰国支援施策を取ることを怠った、それからまた、帰国後...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、こうした戦争を起こした、あるいは戦時のいろんなことに対する国の責任の取り方ということになると思います。  そこで、国が戦争を起こして、とにかく我々の言い方で言いますと、赤紙一枚で戦争に連れていった、戦わした、この人たちに対する国の責任の在り方とい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そこは、ですから理屈としてどうなるのかというのはそれぞれの考え方があると思いますけれども、私はやっぱり国が、今の表現でもう一回言いますと、赤紙で引っ張っていった人たちとこの皆さんとの間というのはやはり同一ではない、同一ではないというふうに思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 正にそのことが今裁判で争われておる部分だと思いますから、今、私が厚生労働大臣として申し上げることは、裁判で争われておることについて申し上げるという意味で適当ではないのかなと思いつつお答えをいたしておるところであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど、まず冒頭に言われましたように、私も戦争で父を失いまして母子家庭で育ちました。そして、その母も、私に言わせてもらうと力尽きて、私が二十歳のときには死んでしまいました。そうした体験の中で生きてきておりますから、こういうお話伺いますと、全く身につまされ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先刻来、この中国残留邦人の皆さんの話もそうでありますが、先ほどお述べになりました在外被爆者の皆さんの問題だとか、いろいろ取り上げていただいておりまして、いろんな御指摘もいただいております。そして、訴訟で私どもが、国が、私どもというのは国がということであり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それぞれに申し上げなきゃいけないと思いますけれども、まず母子家庭について申し上げますと、平成十五年度で約百二十三万世帯と、五年前の調査から二十七万世帯増加しております。また、その生活を取り巻く状況も、平均年間収入、常用雇用割合、先ほども議論になりましたが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そこのところは、あるいはぐるぐる回ってしまうのかもしれませんけれども、私どもは、一・七%がかさ上げされている、そこのかさ上げされているというのを是非理解をしていただきたい。そして、それを解消するという作業に入るわけでございますから、それも長いこと掛けて解...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、起点といいますか、ゼロ地点をどこに置くかということで見方が変わるんだろうと思います。  今、私どもは、プラス一・七になっているわけでありまして、そのプラス一・七のそもそものところからいいますと、まだずっと今後もプラスの数字が続くわけでありますの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今もお話ありましたけれども、シベリアに抑留された方々は、厳しい環境の下で過酷な労働など、これは本当に筆舌に尽くし難い御労苦をなさったものでございます。私も遺骨収集にも参っておりますのでその状況は少しは分かるんですけれども、もう九月ぐらいに行っても手足が凍...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今も総務省から御答弁申し上げておりますように、平和祈念事業特別基金は総務省が所管をいたしております独立行政法人でございますから、私がお答えする立場にはございませんけれども、こうした平和基金のみならず、私どもがいろいろ基金をお預かりしておりましたり、独立行...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し訳ないんですが、政治決着とおっしゃったので、どこの部分についてかということを。
○国務大臣(尾辻秀久君) シベリア抑留は分かるんですが、それから先いろんな問題まだこの問題ありますので、どこの部分か再度言っていただきますとお答えがしやすくなりますので、お尋ねいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) この名簿のことにつきましても、私どもは随分ロシア側に対して要請もしてまいりました。実際、私も、参りました名簿を見たこともありますけれども、もうとにかく見づらい名簿であったり何が何だか訳の分からない名簿が送ってきたりとか、そういうことを今まで繰り返し繰り返...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 母子世帯の年間収入金額につきましては、平成十五年度の調査で二百十二万円と、五年前の調査から十七万円減少しておるところでございます。そうした実情は私どもも把握をいたしております。  しかし、そうした中で児童扶養手当はほかの社会保障施策や就業支援の取組など...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これも先ほども御議論になったところでありますけれども、手当の加算額については、複数の子供を養育しておる際の言わば共通的要素も勘案して、そこで一人当たり、第三子以降については一人当たり三千円という加算をしておるところでございます。  こうした現行の考え方...全文を見る
03月23日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、厚生労働省の地方支分部局として公共職業安定所が全国に配置されておりますが、これに...全文を見る
03月23日第162回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来お話もいただいておりますけれども、雇用情勢が極めて悪い状態にある。このところ若干改善はしておりますけれども、依然として厳しい状況にある。そして、特に、先ほどの資料の中でもお示しいただいておりますけれども、若者の問題が極めて重要な問題だというふうに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しいただきましたように、非正規雇用の人やいわゆるニートの人などが増加をいたしますと、社会保障に与える影響といたしまして、保険料を払う被保険者が減少して被扶養者が増え、被保険者の保険料負担が増加するといった影響が考えられます。また、年金について言います...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) よく人口を維持するための出生率というのは二・〇八だと言われるようでありますけれども、その数字に比べまして今の一・二九という数字が極めて低い数字である、すなわち人口が減っていくということにつながる今の少子化であります。そういう少子化というのが社会全体の活力...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もう厚生労働委員会で随分お答えした件でございますけれども、改めてお答えを申し上げたいと存じます。  御指摘の供託金につきましては、終戦による社会的混乱と朝鮮人労働者の居どころ不明等の事情のために、事業主がこれら労働者に対して支払うべき賃金等を支払うこと...全文を見る
03月25日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○尾辻国務大臣 今お話ございましたけれども、いやしくもポストをつくるために職業安定所を新しく設置するなどというのは、これはもうもってのほかだと考えます。  したがいまして、先ほど来御答弁申し上げておりますように、また、先生からもお話ございましたように、あくまでも新しく設置するの...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お答え申し上げましたように、確かに準備のこととかというのはあるんだろうと思いますが、とはいえ、御指摘のように、こんなに急にお願いするというのは、これまた国会に対して失礼なことと言われればそのとおりでありますと申し上げざるを得ない面もございますので、今後気をつけて...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに雇用情勢といいますのは、やや改善はいたしておりますけれども、依然として厳しい状況にあることはお話しのとおりでございます。そうした中でもございますから、私ども、この職業安定事業についてはしっかりと努力してまいる必要があると考えております。
○尾辻国務大臣 今官房長も申し上げましたけれども、まず、請願については私どもも真摯に受けとめておるところでございます。  そこで、財政の許す範囲、また定員事情の許す範囲で業務運営が効果的、効率的にできるように工夫をしてまいってきたつもりでございます。  ただ、大きく定員削減計...全文を見る
○尾辻国務大臣 今御答弁申し上げましたように、私どももこのことに関しましては厚生労働省の考え方を申し入れて、そしてまた、経団連側も地方組織にその趣旨を伝える旨の回答をいたしておりますから、これがきっちり行われるか、回答どおりにやってくれるかどうかというのをまず見たいというふうに思...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、求職者の皆さんの御相談というのも大変多様化しておる今日でございます。したがいまして、そういう多様化した御相談に的確に対応しようと思いますと、相談に乗る側の専門性も高めていかなきゃならない、これもお話しのとおりでございます。したがって、専門家の力もか...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、答えから申し上げますけれども、今私どもはニート対策として若者自立塾を考えております。これは、ニートと呼ばれる人たちに一定期間合宿生活をしてもらって、ぜひそうした中でお互いに話し合いをしたりしていただいて、働く意欲だとか、もっと言いますと人生に対する頑張ろうと...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  介護保険制度につきましては、本年で施行から五年を迎えるところですが、サービスの利用者数が施行当初の二倍を超えるなど、制度として国民の間に...全文を見る
03月25日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました二法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府においては、平成十七年度予算編成の基本方針...全文を見る
03月25日第162回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府においては、平成十七年度予算編成の基本方針を閣議決定し、国と地方に関する三位一体の改革を推進することにより、地方の権限と責任を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 都道府県策定の健康増進計画等と今回の国保制度改正との関係についてお尋ねがございました。  御指摘のとおり、都道府県は、健康増進計画、医療計画、介護保険事業支援計画の策定権限を有しておりまして、これらと整合的な医療費適正化のための計画の策定等を進めていた...全文を見る
03月29日第162回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 刑務所における医療についてのお尋ねでございました。  刑務所におきましては、受刑者の日常生活全般が刑務所の管理のもとに行われておりますので、受刑者の健康管理や医療もこの一環として、刑務所の責任のもとに提供されることが適当であると考えております。すなわち...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、三月十七日の委員会での御指摘を踏まえ、厚生労働省より二つの資料を提出させていただきましたので発言をさせていただきます。  まず、ハローワークにおける勤務体制の新たな方針を策定しましたので御報告いたします。  ハローワー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、女性の老後期間というのは男性よりもやはり長いということが言えます。また、年金で見ますと、平均的に見て男性よりも低い水準にとどまっておる、このこともそのとおりであります。したがいまして、そうしたことをどうするかというのは大変重...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お触れいただきました心神喪失者等医療観察法でございますが、これは改めて申し上げるまでもございませんけれども、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った人に対して、適切な医療を行うこと等によってその人の社会復帰を促進することを目的とするものでございまして、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 新聞報道の部分について言いますと、まず、申し上げましたように、指定入院医療機関の必要数を確保することが非常に難しい状況になっておるということは事実でございます。そこの部分は事実でございます。  その後どうするかということについて申し上げますと、再三申し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しになりました安易に代用病院を考えるということは、まさしく考えておりません。  ただ、再三申し上げておりますように、そうした心神喪失等の状態で重大な他害行為などを行った人たちの社会復帰を促進するというこの医療観察法の目的、これは大変大事なことであ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話の平成十七年度における基礎年金国庫負担の引上げでございますけれども、これは再三またお話になっております国民健康保険制度等における補助金負担の削減などを始めとして、税源移譲や定率減税縮減などを含みます国と地方を通じた税制・財政改革の中で財源を確保し、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 舌足らずでありましたことは改めておわびをいたします。  そのときに申し上げたかったことは、十八年度に私どもは医療保険制度の抜本的な見直しをしなきゃいかぬと思っておりますから、そのときにそれぞれの制度についての見直しをさせていただきたいというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、この三位一体の改革をどうするかということで、地方団体の御提案をいただき、そして私どももまた改めて提案をいたしました。この間、それについての議論を重ねてまいりました。まあ議論でありますから、かなり激しいといいますか、厳しいやり取りがあったことも事実...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 都道府県の調整交付金の配分方法でございますが、財政調整を行う各都道府県が自分の県内の、都道府県内の市町村の意見を十分に踏まえつつ、都道府県内の状況に応じて条例で自主的かつ主体的に決定していただくものと、こういうふうにしておりますけれども、また、どういう条...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず改めて基本的なことを申し上げますけれども、配分方法というのはあくまでも各都道府県が決めていただくものでございまして、したがって、今回作成しようといたしておりますガイドラインにはもとより法的拘束力などはございません。ただ、あくまでも参考ということで作る...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、確認をしろということも仰せでございましたから改めて確認させていただきますと、数字についてはもうそのとおりでございます。今まで定額でやっておりました四〇%が三四%に変わる。それで、あっ定率でやっておりました分がそうなるということでございます。そして、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のことは極めて大事なところだというふうに私どもも認識をいたしております。したがいまして、都道府県の調整交付金をどうお使いいただくか、ここのところで今、先ほど来申し上げておりますガイドラインの話だとか県の条例の話だとかいろいろ出てくるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 薬物に対してどう対処するかという基本的な考え方については、今、朝日先生おっしゃったこと、そのまま私も重要なことだというふうに考えます。  特に若者について言われました。依然として今第三次覚せい剤乱用期にありますけれども、その中で非常に私が心配いたします...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回、交付金を創設をいたしました。そのことで、今お話しのように、各自治体では、例えば事務の簡素化も図られると考えますし、また地域におけるサービス基盤の整備状況等を踏まえて各事業者への助成の程度を柔軟に変更をしたり、すなわち今先生言われた幅が広がるというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう、今御説明申し上げましたように、介護保険制度の施行前から措置制度の下で特別養護老人ホームに入所しておられた方々については、所得が低く応益負担導入による利用料の負担が困難な方が相当数見込まれましたので、介護保険制度の導入によってこうした方々が施設...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今度の介護保険の改正に当たっての一番大事なところの一つを今御指摘いただいておると思います。一番大事なところでございますからしっかりと私どもも、今のお話のようなことが広くまた皆さんに理解していただけるように周知徹底する必要があると思いますので、あらゆる機会...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これまた非常に大事な部分の御指摘だと思います。実は、先日もちょっと現場も見せていただきたいと思って、私も出掛けてみました。そのときに見せていただいた場面というのは、ホームヘルパーさんが買物に行かれるんですね。一週間分の買物をしてきて冷蔵庫に入れてくださる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日の先生の実際に御自身が介護に当たられたお話をお聞きいたしまして非常に、言いますとそうなんだろうなという思いをさせていただきました。ただ、私自身が介護の経験がございませんので、そういう意味で体験で申し上げられることはないのでありますけれども、そうした先...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 認知症の高齢者の方というのは今後ますます増加をいたします。そうした方々が穏やかに暮らしていけるようにするという、そのことは大変大事なことでございまして、そのためにも身近な地域にサービス拠点を整備していく必要がございます。グループホームでありますとか、今お...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回、地方六団体からいろいろ御提案をいただいたわけでありますが、その補助金の見直しに関しましては、私どもは既に地方自治体の事務として同化定着していると認められるものについて、御提案を踏まえ税源移譲をすることにしたと、こういう考え方をいたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 気持ちとしてはそのとおりですということでありますけれども、有料化により受診抑制とならないように配意しなきゃならないということでそのとおりですと申し上げておるわけでございます。  ただ、これも三位一体の改革のいろんな議論の中で行われたことでございますので...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しの妊産婦の健康診査の国庫補助事業でございますけれども、これは平成十年度に一般財源化されました。したがいまして、妊産婦健康診査に係る費用の一部補助でありますとか補助回数等については一般財源化されておりますので、地域の実情に応じて取組が行われておると...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 生活保護制度につきましては、これはいつも問題になるところでありますけれども、保護率の地域格差が大きいという御指摘がありましたり、あるいは経済的給付に加えて自立就労支援策を実施する制度に転換する方向で見直しを推進、進める必要がある。これは全国市長会からの御...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年の御議論の中で御提案申し上げたことは事実でございます。御提案は申し上げました。ただ、今後は国と地方の協議でお決めいただくということになっておるということも併せて申し上げたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、そのためにもこの国と地方の協議機関を早く立ち上げて議論をし、結論を得なきゃいけないことでございますから、まずはそのことに今私どもは鋭意努力をいたしております。近く検討を開始できると考えますので、そうした結論を得ました、そういうところでの結論を得まし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私の立場で……
○国務大臣(尾辻秀久君) 絶対にそれはありませんと言えるものでもございませんけれども、お話の趣旨はよく理解できますので、そのように努力をいたすことだけお約束を申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年この問題議論いたしましたときに、まず御意見として出てきましたのは、国庫負担と保険料負担、これは均等にする、これまでのスキームを維持すべきだと、こういう強い御意見がございました。したがって、そのスキームを守るということを前提にして、また、それぞれの国と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話でございますけれども、平成十五年度からの三年間の時限措置として行われておるものでございます。  しかし、これらの事業の平成十八年度以降の取扱いにつきましては、申し上げておりますように、医療保険制度の全体の改革、その見直しの中で、あるいはまた市町...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大きな役割を果たしておるというふうに認識をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話は、そういうしっかり決まったわけではない、正確に言うと未定だという意味においてはお話のとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今後の説明に対しては気を付けたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話は特に浅野宮城県知事も言っておられるお話でございます。七%のうち六%と一%に分ける、そしてその六%を三四%に減った定率補助に加えると四〇になって、そもそもの定率補助の四割に戻るじゃないか、こういったようなお考えもあるようでございます。こうしたいろ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一つの現実的な案であるというふうには理解をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 割合でいいますと一%でありますけれども、金額にいたしますと七百億でございますから大きな金額だというふうに思います。そこを都道府県が都道府県なりの調整をしていただく、これは大きな意味があると思います。それからまた、基本的に都道府県が七%持っておられるものを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘のことは、今の一〇%を普通調整交付金と特別調整交付金におおむね八%、二%に分けております。これを、全体が九%になりますからどうするかということでは、今お答えいたしておりますのは、これを七%、二%に分けますと、こういうことでありますから、七%と八%...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回のことは、私どもは医療費の総額に枠をはめるという考え方ではございません。これはもういつも経済財政諮問会議で私がまた議論しておることを逆に言うことになりますので、私どもが医療費の総額に枠をはめる考え方をしておるものではないということを申し上げたいと存じ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国保におきましては、高齢化の進展や低所得者の増加等が進んでおりまして、保険運営の広域化を通じた財政の安定化と医療費の適正化を進め、国保の基盤、体力を強化する必要があると考えております。まず必要なことは、国保の基盤、体力を強化する必要があるということでござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、小さな単位でありますと高額な医療費の発生による影響を受けやすく、財政運営が不安定になります。この件については先ほど来も先生にもお触れいただいておるわけでございますが、やはり急に高額医療費がぽっと出てくるということに対する財政運営の問題があるというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そういう言い方しますと抽象的な表現にしかすぎないとおっしゃるんだろうと覚悟して申し上げるわけでありますけれども、やはり小さな単位よりも大きな単位の方がより安定するということは事実なんではないでしょうか。そういうことを考えるわけでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) しっかりと今のお話、受け止めさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 保険運営の広域化と併せまして被保険者の生活の質、QOLとよく言いますけれども、向上しつつ健康づくりを推進し、中期的な効果もにらんだ構造的な医療費の適正化を図っていくということが非常に重要であると考えております。  このために、生活習慣病対策の効果的なプ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変重要な課題だというふうに私どもも認識をいたしております。今後の検討にさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、経済財政諮問会議の民間議員の方から、名目GDP等何らかのマクロ指標を設定して、そして五年程度の期間を対象に実績と指標を照らし合わせ、適時制度を見直すべきと、こういう御意見が出ておるところでございます。  このことにつきまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 都道府県がしり込みしたというのは、そのとおりでございます。で、何とかそこを都道府県にも責任を持ってほしい、そういうお願いを今回した。言わば私どもが、必死という表現を今そこでは使っておりますけれども、今回の部分が必死であるかどうかは別として私どもが努力をし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話はよくお聞きをする御心配であります。横浜の例でおっしゃいましたけれども、たしか横浜も調整交付金はゼロだというふうに思います。そうなりますと定率の分だけになるわけですから、それが四〇%から三四%に変化するとその定率分が四〇分の三四になるだけで調整交...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 近年の厳しい財政状況を背景に低所得者や無職者が増加しておる、これはもうそのとおりでございます。特に中間所得者層への保険料負担のしわ寄せが大きくなっているというのも指摘をされておるところでございます。  したがいまして、平成十五年度より三年間の暫定措置と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 十八年度にいろいろと見直しをするということを申し上げておりますから、当然その中での課題になると考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の問題でございますけれども、平成十八年度からの保険料の取扱いに関するものでございます。住民税の非課税措置でありますとか、あるいは配偶者特別控除の見直しの考え方、介護保険及び国民健康保険における保険料の徴収の考え方など、それをすべて総合的に勘案しつつ検討...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の御指摘は、正直に申し上げまして初めてお聞きをいたしました。したがいまして、私自身でそれ読ませていただいてまた検討させていただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 経緯はいろいろあろうかと思いますけれども、昨年の三位一体の議論をいたしましたときに、これは先ほど来申し上げておるわけでありますけれども、まず保険料と公費負担の割合、これは一対一にしよう、五〇%、五〇%にしようというまず基本的なスキーム、これは意見の一致を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も確定申告、毎年しますが、じゃ、その写し持っているかというと、正直に言って持っておりません。したがって、今の、まあ普通持ってないだろうなというのは、そういうものだろうというふうに私は理解をいたしております。
03月30日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○尾辻国務大臣 御質問は、いわゆる社会防衛という概念と個々の患者の人権という関係について見解を問われたものである、こういうふうに理解をさせていただきましてお答えをさせていただきます。  保健行政におきましては、いわゆる社会防衛的な施策に限らず、科学的な根拠と分析に基づき各種の施...全文を見る
○尾辻国務大臣 最後に御指摘いただきました点につきましては、入所者らの処遇改善が図られたために、厚生省は予防法廃止を言い出せないまま時間が経過した、あるいはまた権威者とされた人たちの独善的で非科学的な知見が国の誤ったハンセン病施策に大きな影響を与えた、こうしたことが検証会議の最終...全文を見る
○尾辻国務大臣 知りませんでした。
○尾辻国務大臣 このたびの措置は、医療機器は、先ほどもお答え申し上げましたけれども、人の健康に重大な影響を与えるおそれがあり、最近事故等も増加しておる状況にある、このことは事実だと思います。そして、私が聞いておりますのは、例えばペースメーカーだとか、それからコンタクトレンズであり...全文を見る
○尾辻国務大臣 判決の内容につきましては、昨日出たばかりでございますから、現在、詳細に検討を行っておるところでございますが、国の主張が認められなかったものというふうに考えております。  上告に関する今後の対応につきましては、関係省庁とも協議をしなければなりませんので、協議をいた...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、十分検討いたしまして、関係省庁とも協議の上で決定をいたします。
○尾辻国務大臣 これまで全頭検査をやってまいりました。そして、そのこれまでの検査の結果で、二十カ月までのところの牛にそうした危険性がないというのが、言うならばこれまでの検査の結果で言えるということで、私どもとしてはその諮問をお願いいたしたところでございます。
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、私どもは二十カ月齢以下の牛を検査対象から除外してもリスクが増加することはないと考えましたので、食品安全委員会に諮問をしたわけでございます。後は、食品安全委員会が科学的に御判断をいただく、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 いつも申し上げておりますけれども、BSE問題に限らず、私どもの立場というのは、国民の食の安全の確保を大前提にしなければなりません。したがって、そのためには、科学的知見に基づいて対処をしてまいります、このことをいつも申し上げておるところでございます。  そこで、米...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お聞きした範囲での、私の全く個人的な感じでありますけれども、そうした自分たちの株主がよくわからない、働いている会社の株主がよくわからないということであれば、働いておられる皆さんが不安に感じられるというのはそのとおりだと思います。
○尾辻国務大臣 具体的にお話をいただいております本件につきましては、これもお話しいただいておりますように、現在、独立行政委員会であります東京都労働委員会が不当労働行為事件として処理をいたしておるところでございますから、厚生労働省として具体的なコメントは差し控えさせていただきたいと...全文を見る
○尾辻国務大臣 企業が果たすべき社会的な責任というのは、もうお話のとおりだと存じます。そしてまた、そうした中で、資料としてお出しをいただきましたこの日本経団連の意見、これもまたそうした面を述べておるものだ、こういうふうに考えます。  そういう中で、私ども厚生労働省の任務は、労働...全文を見る
○尾辻国務大臣 持ち株会社の使用者性の問題につきましては、きょういろいろお話をいただきました。そして、平成十一年の持ち株会社解禁に伴いますところの労使関係懇談会の中間取りまとめについても、資料でお出しをいただいてお述べいただいたとおりでございます。  しかし、その後の、これも先...全文を見る
○尾辻国務大臣 先生がお話しになっております、企業はそこで働く人を大事にすることが重要という点につきましては、私も全く同感でございます。そして、改めて申し上げますが、先ほども申し上げましたように、私どもの任務は、労働条件その他の労働者の働く環境の整備及び職業の確保を図ることでござ...全文を見る
○尾辻国務大臣 放課後児童クラブに係る補助制度につきましては、本年一月二十日の全国厚生労働関係部局長会議において、交付申請手続の簡素化、補助基準単価等の大くくり化等により、地方自治体の自由度が高まることなどについて検討しておりまして、全国児童福祉主管課長会議の際には具体的に示すと...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどもお答えいたしましたけれども、今回、放課後児童クラブに対する補助金の大くくり化につきましては、地方自治体の自由度を高めることでありますとか、交付申請手続の簡素化を図ることなどを目的といたしまして、今お話もございましたが、従来の障害児受け入れ加算等の加算部分を...全文を見る
○尾辻国務大臣 そのような方向で検討をいたします。
○尾辻国務大臣 まず、基本的なことだけをお答え申し上げました後、局長から専門的に答えてもらいたいと思います。  結核につきましては、我が国は世界的に結核中蔓延国として位置づけられておりまして、乳児の結核の重症化を予防する観点から、今般の結核予防法の改正をお願いしておるところでご...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、乳児期の結核の重症化を予防する観点ということで、接種時期を生後直後から生後六月に達するまでの期間とした、できるだけ早い方がいいだろうというのが今回の法改正の趣旨であるということは再三申し上げております。ただ、そのことについて専門家...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が承知いたしておりますことを申し上げます。  今のお話でありますけれども、およそ数十万人に一人の割合で発生するケースだというふうに承知をいたしております。そして、これらの疾患というのは必ずしも一般的に生後三カ月の間に診断されるわけではなく、これを理由として接種...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かにその後は、六カ月を過ぎると、任意の接種として接種していただくことが当然のこととして可能であるというふうには考えておりますけれども、そのことに対してどう考えるかというような今のお話でもございますし、前段の今の先生のお話もありますから、私ももう一回よくその辺の話...全文を見る
○尾辻国務大臣 検討はいたします。
○尾辻国務大臣 御指摘のように、エイズ動向委員会からの報告によりますと、速報値ではございますけれども、二〇〇四年の一年間に新たに報告されたHIV感染者、エイズ患者は、合計千百十四件と、初めて一千件を超えております。  また、これまでの累積数も約一万件、正確に言うと九千七百八十四...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の御指摘の点でございますけれども、HIV感染者まで含めて考えますと、例えばイギリスにおいても増加傾向が見られるところではございますが、エイズ患者に限って言いますと、御指摘のとおりに、日本においてのみ患者数が増加しておるところでございます。
○尾辻国務大臣 先ほど申し上げましたエイズ動向委員会の報告でございますが、その中に、我が国におけるエイズの最大の感染経路が性的接触であることを言っております。そのことを踏まえまして対策を考えておるわけでございますが、感染拡大を防止するために、HIV、エイズに関する正しい知識の普及...全文を見る
○尾辻国務大臣 失礼いたしました。  それらの効果を見ますと、例えば、これらの取り組みにより保健所等においてみずから検査を受ける方々の数が年々増加しておるところでございます。
○尾辻国務大臣 お話しのとおりでありまして、性感染症は、若い男女における大きな健康問題の一つでございまして、重要な課題と認識をいたしております。  そして、発生動向調査の結果によりますと、増加傾向にあります性感染症も認められますことから、今後も、発生動向の的確な把握に努めますと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今御指摘いただきました予防指針でございますが、これは、感染症法に基づきまして平成十二年に策定されたものでございます。同指針に沿いまして、国、地方公共団体、医療関係者、民間団体等が連携して普及啓発等に積極的に取り組んでおるところでございます。  厚生労働省でも、厚...全文を見る
○尾辻国務大臣 少なくとも五十カ国以上で販売されておるということでございますから、早急に検討しなきゃならない課題だとは考えております。
○尾辻国務大臣 医療観察法の件でございますけれども、これは精神医療や精神保健福祉を底上げするために、どうしてもこの法律をしっかりと施行することが必要不可欠であるというふうに考えております。このことは昨日も申し上げたところであります。  確かに、指定病院の確保ということが非常に厳...全文を見る
○尾辻国務大臣 今頭に浮かびますのは、大型地震でかなりのそういう危険を予測しておると思いますけれども、今私が思いつくのはそれぐらいでございます。
○尾辻国務大臣 細かな数字は今探しておりますけれども、大きく申し上げたいと存じます。  まず、私どもとしては、二千五百万人分の備蓄をしたい、こういうふうに考えておりまして、二千万人分が流通在庫としてある。それで、五百万人分を国が三分の一、都道府県が三分の二という割合で、足らない...全文を見る
○尾辻国務大臣 六十万五千人分を五年間で備蓄するという予算になっております。
○尾辻国務大臣 この六十万五千人がどういう内訳になっておるかといいますと、まず診療等に当たっておる人たち、この人たちがまず頑張ってもらわなきゃいけない。人を助ける側の人ですから、助ける側が、俗っぽい言い方ですがやられてしまうというのは困るということで、まずその人たちが二百四十二万...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは社会機能維持ということで上げておるわけでございますが、手元にあります資料で申し上げますと、自衛官がまず二十五万三千人、それから内部部局が今お話がありましたように三万八千人、それから治安関係、海上保安官等でありますが、これが五万人、入管、税関等が一万三千人、そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 警察の方は都道府県で備蓄すべき数の中に入れております。
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、抗インフルエンザウイルス薬というのは、発病以前に行うワクチンと異なりまして、既に発病している方に投与するものでございますから、ワクチンと同様の優先順位をつけておくということが大変難しい問題であるとは認識をいたしております。  ただ、...全文を見る
○尾辻国務大臣 一九九八年に制定されました感染症法でございますが、これは、近年の新興さらにまた再興感染症の出現に加えまして、医学、医療の進歩、それから人権の尊重への要請、さらにまた衛生水準の向上、国際交流の活発化等の感染症を取り巻く状況の変化を総合的に踏まえて施策の抜本的な見直し...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょう御指摘いただいておりますさまざまなこと、私どもも、しっかり踏まえながら対策をとらせていただきます。
○尾辻国務大臣 今もびっくりするようなお話を伺いましたけれども、現在の薬物情勢につきましては、依然として第三次覚せい剤乱用期にありますし、また、大麻やMDMA等錠剤型合成麻薬の乱用が青少年を中心に拡大するなど、憂慮すべき状況にございます。したがいまして、薬物対策を積極的に推進して...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来御報告申し上げておりますように、首都直下地震につきましては、内閣府が取りまとめております中央防災会議の首都直下地震対策専門調査会で被害想定がまずされたところであります。今後、内閣府を中心に、首都直下地震に対する具体的な対策を政府として策定していくことになり...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、国立成育医療センターでございますが、先生もお行きになったというふうに話されました。私も参りました。大変すばらしい病院で、これだけの病院だから、それにふさわしい、ちゃんとした医療をやってもらわなきゃいかぬなというふうに思いました。そういう役割を担っておるところ...全文を見る
○尾辻国務大臣 それは、ふさわしくないことがあれば、当然改めさせます。
○尾辻国務大臣 これは申し上げるまでもありませんけれども、社会保険庁が大変厳しい批判にさらされました。そして、その中で、社会保険庁が設置しておりましたところのすべての福祉施設、これを売却するということが決まりました。その中の一つが厚生年金病院でございますから、厚生年金病院も、売却...全文を見る
○尾辻国務大臣 そのように認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 これは昨日いただきました。
○尾辻国務大臣 昨日、この要求書はいただきましたけれども、さっと目を通させていただいただけでございまして、まだ詳しく読ませていただいておりません。  それから、判決も出たばかりでございまして、これから検討させていただきたいと思います。  そうしたことは、よく読ませていただいた...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょうの御審議を聞いておりまして私が感じましたことは、今先生のお話の中にも通知という言葉が出てきましたけれども、まさしく運用の部分のことが大分あるなと考えました。  したがいまして、そのまさに通知、運用の部分について、検討すべきことがあれば検討をしてみようと考え...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の件でございますけれども、社団法人日本臓器移植ネットワークが、法改正を推進する意図はなく、客観的なデータとして説明したものとは考えておりますけれども、臓器のあっせん機関としてさらに信頼を得ることができるように、今後とも適切に指導してまいります。
○尾辻国務大臣 移植後の生存率等の移植成績につきましては、これは、お話しのとおり、きっちり国民の皆さんにお知らせする必要があると思いますけれども、今、社団法人日本臓器移植ネットワーク、先ほどお触れになりました、このネットワークにおいて集計して公表をしておるところと理解をいたしてお...全文を見る
03月30日第162回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 雇用労働政策についてのお尋ねがございました。  中小企業は、日本経済の担い手としてはもとより、新たな雇用機会の創出の担い手としても大いに期待されるところでありますが、一方で、大企業に比して構造的に労働条件や雇用管理改善の面で後れが見られる状況にあります...全文を見る
03月31日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 三月二十九日の本委員会における質疑におきまして、山本先生から国保制度の改正内容の図に不正確な部分があるとの御指摘をいただきました。  御審議に先立ちまして、私からおわびを申し上げまして、御指摘を踏まえて訂正した図を今お手元に差し上げてございますので、御...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、コメントを出しましたこと、それからコメントをお配りしたことについてお答え申し上げたいと存じます。  厚生労働省の施策にかかわりがあり、また厚生労働省が所管する法律等の違憲性や違法性などが争点になっております訴訟が幾つかございます。そうしたものにつ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、最初にお答えいたしましたその理屈の部分だけは改めて申し上げておきたいと存じます。  今のお話の中でも言っていただいておりますけれども、まず無年金障害者訴訟、これは私ども国が被告でございます。それに対して、このHIV訴訟の方は、こちらは個人が被告に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それではまず、血液対策どうするかという御質問、局長からもお答え申し上げましたけれども、改めて私からもお答え申し上げたいと、まず思います。  この血液の適正在庫というのは、一日平均の供給量の三日分に対してどのぐらい過不足があるかという数字で示しておりまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、基本的に、昨年の三位一体の改革の中で私どもが申しましたことを御説明申し上げたいと思います。  地方六団体の方々から、いろいろな補助金をもう地方に任してほしいという御提案がございました。非常に多くのものが御提案として出てまいりました。  私どもが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年来、三位一体の改革についても地方団体の皆さんと随分議論を重ねてまいりました。そうした議論を今後とも重ねながらお互いにより良いものを目指していきたいと、三位一体の改革についてはそう思っております。地方分権という一番の目標に向かってしっかりと進んでいかな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず冒頭、お褒めをいただきまして痛み入っております。  先生方の御意見というのは正に国民の声を背負っておられるわけでありますから、それを尊重するというのは私どもの当然の立場だというふうに思います。そして、このたびのお答えを出さしていただくに当たりまして...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただいておりましたことは、これは附帯決議にもございますように、介護保険法を作ったときからの課題でございまして、そしてそれが、その間五年たったわけでありますから、御指摘いただきましたように、五年間何していたんだということはございます。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療費の適正化という言葉でございますけれども、これは単に医療費の量的な縮減という側面だけではございません。良質かつ効率的な医療サービスの提供を通じて、正に医療費を適正なものにするという意味で医療費の適正化という言葉を使っておるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) そうしたことがありますから、まずガイドラインで大きく考え方をお示しする、そして都道府県は、またそのガイドラインに沿ってといいますか、ガイドライン見ながら県の条例、都道府県の条例で定めていただく。そうした過程がありますから、その中でお決めいただければ、申し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 都道府県間の格差というのもあります。都道府県間の格差があります。そこの部分を見ながら国が全国調整をするという面と、やはり都道府県が、あくまでも都道府県内だけのことで市町村の調整をするという、これは両面あってもいいのではないかと私は思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日の本会議で、地域の実情に応じた保健事業などの展開が可能になると、こういうふうに申し上げました。具体的にそれどういう中身だと、こういうことでございます。  まず一点目は、都道府県の財政調整を通じて国保の広域化が図られ、そして国保の運営体制が強化される...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 調整交付金は国保の財政を調整することを目的としておりますから、国保財政と関連しないものに対して交付することはできません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療保険でありますから、たくさん保険料を払えばたくさん返ってくるというものではない。したがって、上限を設けるというのは、これは考え方として当然だろうと思っております。ただ、その上限をどこで定めるかという議論でございます。  そして、この国民健康保険とい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 承知をいたしてはおりませんでした。  それで、まず、何でだと、こういうことを言いましたら、実は処分の決裁が事務次官までだそうでございまして、したがって私に上げてこなかったと言いましたので、まあそれは、今までの決まりがそうであればやむを得なかったのかもし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も、まず軽過ぎるという印象を持ちました、今日、話を聞きましたから。  それで、いろんなことを聞いてみました。私が今日聞きまして確認いたしましたことをまず申し上げますと、私が言いましたのは、本人まだ今日まで現職だろう、今日なら改めての処分が間に合わない...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今日の昼休みにこの話を聞きました。  したがって、今確認したのは、昼休みに急遽、こんなことはどうなんだといって確認をしたことを申し上げたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 生活保護制度につきましては、かねていろいろな御意見をいただいております。そうした御意見の中に、特に大きなものは、経済的給付に加えて自立就労支援策を実施する制度に転換することが必要である、特にこうした御意見強くて、こうした方向で見直しを進めていくことという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 三位一体の改革でございますから、当然税源移譲というのがその中に含まれておる、それを前提にした議論であるというふうに私どもは考えておりました。
○国務大臣(尾辻秀久君) 税源移譲された分は地方に御負担いただくという考え方でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 三位一体の改革の中での議論でありますから、そのことは当然だと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今憲法二十五条にもお触れいただきましたけれども、国の責任は当然果たさなきゃなりませんので、地方に全部お願いしますと、生活保護を。こういうことにはならないと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まずは、今局長からお答えいたしましたように、毎年の予算で事業の安定的実施に必要な予算額の確保に努めたいと思います。  御指摘のように、それはそれとして、今後制度としてもう少し充実させる方向で考えるべきだというお話でございますが、私もその努力を、更にそう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、事務方にもそのことをどういう方法があるか検討するように指示をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の引上げ分はあくまでも定額でありますから、割合で申し上げているものではありませんけれども、これは割合に直しますと約〇・七%に相当いたします。平成十七年度の基礎年金の給付に要する費用の約〇・七%に当たります。したがいまして、三分の一と千分の十一、さらに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今有識者会議で御議論いただいております。そして、正に今日なんですが、三月中にと言っておりますグランドデザインを会議を開いて決めていただきます。その後五月に有識者会議としては答えを出すと言っておるところでありますから、それはそのとおりのスケジュールどおりで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのように、基礎年金番号は活用しなきゃならないと考えておりまして、その活用により年金加入記録の事前通知を行い、被保険者記録の確認が行われた方々については、六十歳到達の目前に、あらかじめ氏名、住所及び年金加入履歴などを記載し、裁定請求書を本人あてに送...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お触れになっております軽減措置といいますものは、介護保険法の施行の前に利用をしていた方々の利用者負担の激変緩和のために、これも局長から申し上げておりますように、予算上の措置として講じられたものでございます。したがいまして、これは激変緩和のための措置でご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これ、今も副大臣にお答えいただきましたけれども、同化定着をしておるという、市町村の事務として同化定着をしているというものについては市町村に税源を移譲したわけでございますけれども、そのうちの一つが養護老人ホームのものでございます。したがって、十七年度からそ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただいておりますように、この制度は今日まではそれぞれに加算をしてきました。それを一括してお渡ししようということでございますけれども、そういたしますと、今までのこの障害児受入れ加算というここの部分は非常に、今いろいろお話しいただいたような面での問...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨日、衆議院の厚生労働委員会で申し上げたのは、少なくともまず障害児の加算の部分だけは検討いたしますということを申し上げたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話でありますけれども、現在、社会保険庁におきましては、年金受給者の皆様から扶養親族等申告書を正しく提出していただくために、記入方法等を記載した冊子を扶養親族等申告書に同封してお送りをしております。今のお話であります。  しかし、それが分かりにくい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年十一月に先生からお尋ねがございましたので、調べてみましたところ、各都道府県で把握をしております特別養護老人ホームへの入所申込み者数を単純に足しますと、三十三万八千人になります。そこで、そのようにお答えを申し上げたところでございます。  ただ、この三...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、唐突であるというお話でございますが、これ、生活保護の議論でありましょうか。それとも……
○国務大臣(尾辻秀久君) 生活保護の方ですか。生活保護の……
○国務大臣(尾辻秀久君) 国保の方ですか。
○国務大臣(尾辻秀久君) 国民健康保険については将来こうするということで、今手元に資料がございませんが、たしか平成十五年にまず閣議決定している方向がございます。したがって、平成十五年にまず大きく閣議決定して方向をもう既に定めている。そして、その平成十五年の閣議決定に基づいて方向を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、平成十八年度に私どもはすべての健康保険がどういう形で見直すかということは御提案を申し上げようと思っております。そうした中で、先ほど申し上げたことの繰り返しですけれども、国民健康保険については平成十五年に大きく方向を定めて、既にそ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、大きな流れの中での一つの見直しということでございますから、私どもは今度のことを暫定的なものだとは考えておりません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 余り仮定の話にどうお答えしていいのか分かりませんけれども、申し上げておりますように、まず基本は平成十五年に閣議決定した大きなもうスキームがありますから、それに向かってやってきておる、これが基本的に崩れることはないということを私どもは前提にして今考えておる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、三位一体の改革がそもそも税源移譲を前提にしております。三位一体の中の一つが税源移譲でありますから、それを、税源移譲されたものが都道府県のまた負担になるといいますか、都道府県側が今度はそれを、税源移譲を受けたものを都道府県としてまた使うという形にな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 税の在り方につきましては、これは私が申し上げる立場でございませんので、私どもとしては財源が確保されるという前提で、そして今度であれば税源が移譲されるということを前提にしてその先の議論をしたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先に私が申し上げるべきことを言っていただいたところでもございますけれども、これ前回でしたか、総務省も来ておられて、きっちり交付税措置含めて手当てしますということをお答えになったと思います。したがいまして、私どもとしては財源が確保されるということを前提にし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 生活保護、それから児童扶養手当につきましては、国が給付水準など制度の基本的な枠組みを設定をいたしております一方で、保護の認定、保護費や児童扶養手当の支給等は地方自治体に行っていただいておるところでございます。社会保障全体に言えることでございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ガイドラインについてでございますけれども、これはまず申し上げておりますように、いつもこれ申し上げておりますけれども、ガイドラインの作成に当たりましては、地方三団体、これ全国知事会、全国市長会、全国町村会でございますが、それから総務省、厚生労働両省等による...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お答え申し上げておりますように、全国知事会も入っていただいて、そして一緒に検討の場を設けて作成するわけでございますから、当然知事会の御意見も十分そこには組み入れられるはずでございます。また、現実に今ガイドラインについては知事会が御意見をまとめようとしてお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 再三申し上げておりますように、皆さんがお入りになってお決めになるものでありますから、当然そのようになるはずでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) たしか午前中でしたか、先ほどこの件で随分御議論をいただきました。御意見もちょうだいいたしました。ただ、今私どもが考えておりますことは、国と都道府県とそれぞれ調整交付金を持って調整をする。したがって、今のお話でありますと財布は二つということが言えると存じま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これもいつも申し上げておることでございますけれども、ガイドラインをまず定めさせていただくというか、決めさせていただく、その中で、それを受けて今度はそのガイドラインの考え方の中でそれぞれの都道府県が条例でお定めになるわけでございますから、これはもうそのとお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 調整交付金が、今度新しく変わりますのは国の方が九%、都道府県が七%、足して一六%、その一六%についてのお話でございましょうか。そこは、したがいまして、そこで国が九%、都道府県が七%調整交付金を持ってそれぞれ調整するわけでございますから、決してそこの部分が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 県が七%持って調整をする、そこの部分をどう表現するか。あるいは、今まで県には頭を下げなくて済んだのに、その分のために県に頭を下げなきゃならぬという表現をすりゃ、まあそういうこともあるいは言えるのかもしれませんけれども。  しかし、私どもが考えております...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この議論は、昨年来、三位一体の話が始まってからずっと一番基本の部分で議論をしてきたところだとも言えます。  すなわち、私どもがずっと言ってまいりましたことは、社会保障全般についてでありますけれども、国は国の役割があります。そして、その役割を果たさなきゃ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 母子家庭の生活状況でございますけれども、前回の全国母子世帯等調査と比較をいたしましても、平均収入、それから常用雇用割合が減少をしております。そうしたことなど、一般世帯と比べて平均収入額の減少率は、減少率だけで言うと小さいんですけれども、依然として厳しい状...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、局長からお答えいたしましたように、エイズのことでございますけれども、HIV感染者、エイズ患者は極めて増えておりまして、予断を許さない状況にございます。  したがいまして、その対策でございますけれども、エイズの感染拡大防止のためには、我が国における最...全文を見る
04月01日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○尾辻国務大臣 既に今のお話の中でお述べいただいたことも多うございますけれども、改めて私の考え方として申し上げたいと存じます。  介護保険制度でございますけれども、創設時にはサービス基盤の確立を初めいろいろな課題も多うございましたけれども、お話しいただきましたように、サービスの...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただいておりますように、被保険者、受給者の範囲というのは、これはもう制度創設のときから大きな課題でございましたし、両論あるところでございます。被保険者、受給者の範囲を拡大して普遍的な制度とすべきだという御意見があります一方では、それに対して慎重な御意見もご...全文を見る
○尾辻国務大臣 御自身振り返ってのお話もございましたから、改めて申し上げたいと存じます。  日本という国が、他国に類を見ない急速な高齢化が進展をいたしました。そうした中で、介護というのが国民の老後に対する大きな不安にもなりましたし、先ほどのお話の中にも出てまいりましたけれども、...全文を見る
○尾辻国務大臣 このことももう既にお述べいただいたとおりでございます。  制度の創設前は応能負担でございました。したがって、一定以上の所得を有する方々には相当額の負担があって、これは特別養護老人ホームを利用しにくい面があった。それで、制度を導入して、今度は応益負担になりましたか...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日来申し上げております協議の場について、具体的にどういう場であるかというお尋ねでございます。  これは、まずは、このたび、与野党の間でも協議の進め方について今調整が進められておりますから、こうしたものも私どもは当然尊重しなきゃならないと思っております。まずこれ...全文を見る
○尾辻国務大臣 介護保険制度におきましても、それから障害者自立支援法案におきましても、高齢者の皆さんでありますとか障害者の有する能力等に応じて、自己決定に基づき、先ほどこれは先生御自身もお述べいただきましたけれども、まさに自己決定に基づき自立した生活を送ることができるよう必要な支...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、新しい組織に、考えております検討の場に費用負担者もメンバーとするということは申し上げましたけれども、ここの部分については今お話しいただいたような趣旨で私どもも考えておりますので、そのとおりに考えさせていただきますということを申し上げました。  それから、先...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘の趣旨を踏まえまして私どもも対応させていただきます。     〔北川委員長代理退席、委員長着席〕
○尾辻国務大臣 今回の介護保険制度の見直しにつきましては、まず費用が急速に増大しておりますので、今も話題になっておりましたけれども、このままでは保険料の大幅な引き上げが避けられない、こういう見通しの中で、将来にわたって持続可能な制度にしなきゃいけない、その可能性を確保していくとい...全文を見る
○尾辻国務大臣 御専門のお立場から大変核心をついたお話をいただきました。  私どもも、これまで健康な六十五歳を目指してと言ってまいりましたけれども、これだけ長寿化が進んでまいりますから、これからは活動的な八十五歳を目指すことが課題、こういう表現も最近使っておりまして、そういう認...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろ御指摘をいただいております。  私どもが今考えておりますことは、そうした御指摘の視点ということで、本年から十年間の戦略として、生活習慣病対策の推進と介護予防の推進、この二つを柱といたします健康フロンティア戦略を推進することにいたしております。ここで今御指...全文を見る
○尾辻国務大臣 この問題の冒頭で、先生、大変深刻な問題であるというふうに表現をされました。私どもも、この問題というのは極めて大きな、そして重要な課題であるということは認識をいたしております。そしてまた、これに対してどういうふうに対応すべきかということも考えてまいりました。  そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 この問題、ごまかしてお答えしてもまずいと思いますから、私どもが今度の法案を提出しておる、そしてそれは附則に書いてある、法案を提出させていただいておる立場で言うと、建前でお答えすると、その附則に書いてあるとおりですとしか言いようがないわけでございますが、ただ、この法...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来の御議論の中でも各先生方述べておられるわけでございますけれども、介護保険法というのは、元来、自立支援を目的としております。これはもうお互いの共通した認識でございます。改めてですけれども、要支援者に対する予防給付、これもこの観点から定められておるということを...全文を見る
○尾辻国務大臣 今出せるか出せないかということを確認いたしましたが、努力すると言っておりますから、努力をさせていただきます。(山口(富)委員「出させるんですね」と呼ぶ)出す方向で努力をいたします。
○尾辻国務大臣 すなわち、新しい区分で要支援一、二になる方々の数をお尋ねということでございます。  まず、申し上げましたように、この要支援二になる方というのは、現行の要介護一の方のうちから、心身の状態が安定していない方や、認知症等により新予防給付の利用に係る適切な理解が困難な方...全文を見る
○尾辻国務大臣 局長が再三答弁申し上げておりますのは、法律でありますから、そしてまた大変、今回の改革もそれぞれの評価はおありだと思いますけれども、やはりどうしても広範にわたっておりますので、まず法律としての考え方を申し上げておるということでございます。  その中で、基本的な考え...全文を見る
○尾辻国務大臣 統一した基準のもとでの経年的なデータを出すというのは必要だと思います。したがいまして、こっちでやったデータとこちらのデータと、これを別個に比べてみてもそれは余り意味がないというのは局長が答えているとおりだろうと思いますけれども、とにかく同じ基準の経年的なデータと先...全文を見る
○尾辻国務大臣 特定機能病院に係るいろいろな問題が発生しておる、幾つかの病院で発生しておるということは私も承知をいたしております。そして、そのことを大変憂慮すべきことだというふうにも考えております。  今お話がありましたように、特定機能病院といいますと、それは患者の皆さんからす...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のこの特定機能病院の承認に当たりましては、医療安全体制について一定の基準を定めていまして、その一定の基準を満たすと承認される、承認の要件はそういうことだということで行っております。しかし、そうした中での相次ぐ事故でありますから、これらのことについても見直さなきゃ...全文を見る
04月04日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 行政監視委員会の御審議に先立ち、私の方から、社会保険庁をめぐる不祥事案等に関する調査報告書及び社会保険庁改革の現状について御説明申し上げます。  まず、社会保険庁をめぐる不祥事案等に関する調査報告書について御説明を申し上げます。  昨年、社会保険庁を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話ですが、厚生労働省関係の再就職すべてについての御質問でしょうか。
○国務大臣(尾辻秀久君) 事前の通告で伺っておりますのは、厚生労働省が監修料を受け取っていたことが明らかになっている九団体についての話でございますが、それでよろしゅうございましょうか。
○国務大臣(尾辻秀久君) お答えいたします。  厚生労働省の職員が監修料を受け取っていた公益法人の役員のうち、厚生労働省の企画官以上の経験者の人数は、国民健康保険中央会が四名でございます。それから、全国社会保険協会連合会が三名であります。船員保険会は四名、それから社会保険協会が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、お示しいただきました資料は、これは私どもが、昨年いろんな御指摘をいただきましたので全省調査を行いました。そのときにお出ししたものでございます。  この中でもそのことは御報告を申し上げたわけでありますけれども、確かに、監修作業を行いまして監修料を受...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いろいろな御指摘を厚生労働省、社会保険庁いただいております。おわびしなきゃならないことも多いと考えております。  そうした中で、私どもも申し上げた、そして今日資料にもお出しいただきましたような全省調査をいたしまして、それぞれに公表いたしております。そう...全文を見る
04月05日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、三月二十九日の委員会での御指摘を踏まえ、厚生労働省より資料を提出させていただきましたので、発言をさせていただきます。  それでは、社会保険庁以外の部局における監修料に関する調査の実施について御報告申し上げます。  厚生...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました社会保険労務士法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  企業経営をめぐる環境変化の中で、就業形態の多様化や人事労務管理の個別化が進展していることなどを背景として、個別労働関係紛争が...全文を見る
04月06日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○尾辻国務大臣 先日、先生のお勧めもいただきましたので、西副大臣とともにお二人の方の自宅に訪問をさせていただきまして、訪問介護をちょうど受けておられる状況を拝見させていただきました。一言で言いますと、大変有意義であったと感じております。  まず、一人目の方は八十四歳の単身の女性...全文を見る
○尾辻国務大臣 今気になると言われたことの部分で申し上げたいと思います。私は帰りに、私の方が元気をもらって帰りますと申し上げたので、大変お元気そうでよかったなという思いがつい込められておりまして、決して他意があって何かそこの部分を強調したつもりも全くありませんで、皆さんお元気なこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどの御答弁の途中で申し上げましたけれども、現場において適切なケアマネジメントのもとサービスを提供されていた、この判断でございますから、私が見せていただいたというのは、極めて適切なサービスが行われている、それであれば今度の見直しで変える必要があるものではない、こ...全文を見る
○尾辻国務大臣 そこで、最初に言いかけたことを改めて言わせていただきたいと思います。  今回導入する新予防給付の基本的な考え方でございますが、本人にできることは可能な限り自分でやってもらうというこの考え方が基本でございます。本人の生活能力を引き出すためのサービスを適切に組み合わ...全文を見る
○尾辻国務大臣 私もできるだけ多くを見たいと思いましたし、また多くの現場の方の御意見も伺いたいと思いましたので、実は一昨日はホームヘルパーさんたち五ないし七人ぐらいの方に大臣室に来ていただきまして、一時間半ぐらいいろいろな現場の方のお話も伺いました。私が見せていただいたもの、これ...全文を見る
○尾辻国務大臣 それはまさに個別に判断するものでありますから、ここで私がその割合をと言われて一概にぱっと割合を言えるものではありませんけれども、もちろん適切でないものもあるからこの際そういうものを適切なものに変えるために見直そう、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 これは御説明のときにいつも申し上げておりますけれども、軽度者の方の方が非常に急増しておる、人数がここでうんと大きくなっているというのは、これはもうそのとおりでございます。その人数が大きくなっている、ここの対策を早く手を打った方がいい、そういうのが考え方だと御理解い...全文を見る
○尾辻国務大臣 そういう表現で、大部分か一部かということになりますと、大部分だとは考えておりませんから、その一方が一部だということで表現すれば、一部である、こういうことにはなります。
○尾辻国務大臣 介護保険法のこの五年間の実績を見ますと、再三申し上げておりますように、軽度の要介護者の増加が多い。これらの軽度者については、これもよく言われることでありますけれども、事業者により掘り起こしが行われているといったような声があります。あるいは、こうした軽度者の状態の特...全文を見る
○尾辻国務大臣 再三申し上げておりますように、先ほど基本的な考え方を申し上げました。その考え方に沿う限りにおいて当然変化するものではない、こういうことでございます。  したがって、先生がおっしゃっておられるように、適切なケアプランのもとに適切に行われてきたサービスが、これが変化...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、不適切なものが一部だという表現にさせていただいておりますから、それで御理解をいただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 新予防給付におきましては、家事援助についても一律の利用を制限するものではなくて、自立支援の視点から見直すことを基本に置いておる。これは先ほど来申し上げておる基本の考え方でありますので、これを踏まえてそれぞれ個々の判断になるということではございます。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、新予防給付においては、各それぞれのケースについて判断をされるわけでございますけれども、家事援助の必要性につきましても個別に判断するということは、これはお答え申し上げておるとおりでございますから、最終的には個別に判断されるということを申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいておりますデータでございますけれども、これは鹿児島県が平成十五年度に行ったケアプランチェック体制整備事業報告書でございます。その報告書の中に出てくるものでございます。  その報告書で何て書いているかというと、これは報告書で書いているということをま...全文を見る
○尾辻国務大臣 当然、鹿児島のそういう分析を御紹介申し上げておるわけでございますから、厚労省としても、その分析に一理ある、必ずしも間違った分析ではない、こう判断いたしましたので御紹介申し上げた、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 鹿児島県の分析が、先ほど申し上げましたように、訪問介護の利用回数が多い者ほど要介護度が悪化する傾向が見られるという分析でございますから、私どもも、そういう分析がある、またそういう分析の仕方に一理あるというふうに考えておるところでございます。
○尾辻国務大臣 先日も御指摘いただきましたので、私も、この両方のデータをどう見るかということで、改めて聞いてみました。そこで、そのことをまず申し上げるわけでありますが、この先生がお示しいただいております十六ページの資料でいいますと右と左になっておりますから、右、左という言い方で言...全文を見る
○尾辻国務大臣 この要支援とか要介護の方というのは、これは申し上げるまでもないわけでありますが、まさに軽度の方でありますから、改善をもっと大きくしてもいい、そういう数字を示してもいいというふうに私ども思っておりますから、その期待される数字からすると、今現状で示されている数字という...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お尋ねいただいて、すっと期待される数字がこのぐらいですというふうには申し上げられませんけれども、ただ、こうした数字というのは少なくとももっと高くあるべきだというふうに考えておるというお答えを申し上げます。
○尾辻国務大臣 今お尋ねのことにきっちりしたモデル事業であるかどうかは別といたしまして、今度新しくやります、やろうとしておりますサービスについてのモデル事業は当然やっておるところでございます。ですから、よく言われる、筋トレ筋トレとか言われますけれども、ああしたこと、それから口腔ケ...全文を見る
○尾辻国務大臣 個々の話は今いろいろ出ておりますけれども、まず大きく言いますと、こうしたことに対するエビデンスがあるかないかということでございますが、ある方がお書きになった論文の中にいろいろ書いてありまして、そういったことをやって何が変わったかというと、全体的健康観が、これは五四...全文を見る
○尾辻国務大臣 今行っております市町村モデル事業の結果の報告についてでございますけれども、モデル事業実施市町村は、事業終了後に各市町村において介護予防重点推進・評価委員会を開催いたしまして、モデル事業の評価を行った上で、事業実績報告書を作成して国に提出することになっております。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、委員会審議との関係で申し上げますと、今お願いしておりますのは、法律としての一番の骨格の部分を御審議いただいておるわけでございます。そしてその考え方は再三にわたってお示しをいたしております。  また、いろいろな今考えておるサービスについても、効果が上がるとい...全文を見る
○尾辻国務大臣 再三申し上げておりますように、データが上がってまいりまして、その解析の時間も必要でございますから、そういうことをしました後でできるだけ早くということしか今申し上げるわけにはいきません。(山井委員「だめです、明確に答えてください、いつか答えてください。これ以上質問で...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、市町村に私どもが求めておりますのは四月の十一日まででございますから、それから上がってくるわけでございますので……(山井委員「だめです、明確に言ってください」と呼ぶ)その後できるだけ早くということで申し上げたいと存じます。(山井委員...全文を見る
○尾辻国務大臣 いつ採決になるか私も存じておりませんので、その日付との関係については私から申し上げられませんけれども、再三申し上げておりますように、四月の十一日までに市町村に出してくれるように言っておりますし、それが上がってきて解析をして、直ちにお出しをいたしますということをお答...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しの介護予防サービス評価研究委員会の議事については、これは公開で行われております。したがって、公開ですから皆さんもよく御承知の中身であります。そうしたこともありまして、議事録についてはこれまで作成をしてきておりません。  ただ、委員会の委員に対して内容の確認...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたように、公開でなされておるものでありますから、皆さんも全部御存じでありますので、委員の皆さんも確認をするだけで何かおっしゃるものではないと思いますので、一週間程度の時間をいただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 それでは、来週水曜日までにお出しをいたします。
○尾辻国務大臣 今、小委員会のお話でありますが、小委員会の委員の皆さんに対しては、こちらは自由討議の場として非公開で行っております。また、したがって、議事録という形は一切とっておりません。したがって、議事要旨という形しかございませんことを御理解いただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 これも先ほど来申し上げておりますように、今適正に行われているサービスを変えようというものでも全くありませんので、そしてまた、それを今後はできなくなるようなことにしようということでもありませんので、今適正に行われているようなサービスについて、それからまたそうした具体...全文を見る
○尾辻国務大臣 本当にそのサービスが必要な方に行われておるということであれば、それはそのとおりでございます。
○尾辻国務大臣 ですから、今回申し上げておりますのは考え方の基本的なことを申し上げているところでございまして、要するに予防ということに改めて着目しようということを申し上げておる。  それで、では、なぜその予防ということに着目することになるのかと言われますと、まず軽度の方々のとこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の見直しにおきましては、予防給付の対象者の見直し、軽度者に対するサービスの見直し、ケアマネジメントの見直しによる掘り起こしの防止と適切なケアプランの作成、こうしたことを見直しの基本に据えまして、制度全体を予防重視型へと転換することを通じてマネジメントの徹底を図...全文を見る
○尾辻国務大臣 御答弁の中で何回も申し上げましたけれども、新予防給付の基本的な考え方というのは三点申し上げました。その基本理念のとおりに行いますということで、自立支援を徹底するものでございますので、申し上げた御答弁を変えるものではございません。
○尾辻国務大臣 握力に関して言いますと、包丁を握る力が強くなりますから調理ができるようになる、握力の弱い方は、やはりどうしても包丁を握る力が弱くて調理しづらいとか、そういったようなことがあると考えます。
○尾辻国務大臣 一番大きな部分だけ私から答えさせていただきたいと存じます。あとのことは局長に答えさせます。  今のお話なんですけれども、本人の同意がなければケアプランは成立いたしません。これが大原則です。本人の同意がなければケアプランは成立せずというのが大原則でございますので、...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お触れいただきましたけれども、介護保険制度の要介護認定者は、二〇〇〇年四月の二百十八万人から二〇〇四年十二月の四百六万人に倍増しております。このことを見ますと、制度の普及ということで考えますと、介護保険制度が我が国の高齢期を支える制度として着実に定着してきたもの...全文を見る
○尾辻国務大臣 改めて申し上げますが、今までの要支援の方が要支援一になりますから、これはもう今までどおりで六十六万人、その数字は変化はいたしません。  それから、要介護一の方が要支援二と要介護一に分かれるわけでございますから、これがどういう分かれ方をするかという予測でございます...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来言っていただいておりますように、わかりやすく説明するということは大変必要なことだと思いますので、いろいろ理屈やごしょごしょ言うとかえってわかりにくくなると思いますから、いま一度端的にお答えいたしたいと思います。  今までお受けになっておられるサービス、適...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、子供の虐待だとか障害者の虐待だとか、そうしたさまざまな弱い人たちへの虐待というものが、大きく社会の一つの問題として報ぜられることが多い昨今であります。そうした中で、きょうは高齢者の皆さんの権利擁護ということを取り上げていただきました。  私はかねて言っておる...全文を見る
○尾辻国務大臣 成年後見制度の普及のためには、今もお話ありましたけれども、無償または低廉な費用で後見人を引き受ける者の確保が重要な課題である、こう考えます。そこで、現に、弁護士会だとか社会福祉士会、司法書士会、社会福祉協議会などによる受け皿づくりも進みつつあるというふうに理解をい...全文を見る
○尾辻国務大臣 よく読ませていただきます。(泉(房)委員、要望書を渡す)ありがとうございます。
○尾辻国務大臣 本日、先生からさまざま御指摘をいただきまして、そうした点は、介護保険制度の適切な利用という観点からも、車の両輪という表現も出てまいりましたけれども、極めて重要な課題であるということを改めて認識いたしたところでございます。  きょう先生からいただきました御指摘とい...全文を見る
○尾辻国務大臣 お答え申し上げましたように、厚生労働省がやるべきことはしっかりやりますとお答え申し上げましたから、そのとおりでございます。
○尾辻国務大臣 申し上げたとおりにしっかり取り組んでまいります。
○尾辻国務大臣 きょう、先生にさまざまな御指摘をいただきました。このことはまずしっかり私も心にとめたいと存じます。そして、先生にこういう御質問をたびたびいただかないようにすることは、これはもう私どもの務めであると考えますから、このことを申し上げておきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今、最後におっしゃったことは、これはもう当然のことでございますから、私どもがやるべきことでございます。  ただ、きょう、先生のお気持ちを聞かせていただきながら私が申し上げておりますのは、余りここで調子のいいことだけ言ってという思いがあるものですから、調子のいいこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お尋ねの、地域支援事業の事業規模でありますとか、あるいは地域支援事業と現行の補助事業との関係の整理につきましては、これは平成十八年度の予算編成、十八年度からの予算でございますから、その編成作業の中で検討していくことになりますので、現段階で具体的な数字を申し上げる...全文を見る
○尾辻国務大臣 その前提ははっきりしておりますけれども、何しろ老健事業も、四十歳から六十四歳までの分をどう見るか、六十五歳以上の分をどう見るかといったような、例えばそういったようなことで、具体的に数字を見る、これは十八年度の予算で見るわけでありますから、今、そこのところの区分けな...全文を見る
○尾辻国務大臣 今もお答えいたしましたように、委託できるわけでございますから、十分、地域包括支援センターがケアマネジメントを行うことができると考えます。
○尾辻国務大臣 これは改めて申し上げるまでもありませんけれども、まず、介護保険制度が保険料と公費という国民の負担によって支えられている制度でありますから、高齢者の方々にも負担をいただいておる保険料、これはいずれにしても保険料が上がればそれもまた高齢者の方々にも御負担いただくことに...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、このグラフは見せていただきました。  二つの政令市のデータが実はあるんですけれども、そのデータによりますと……(山口(富)委員「私はこれを言っているんです」と呼ぶ)私どもが持っているデータもございますから、そのデータとの比較をいたしますと、この図は今見せてい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今までも施設の判断で取っていないわけでございますから、さらにまた今回もそれは施設の判断に任す、こういうふうに言いましたら、当然それは従来どおり、施設の判断で取らないというふうになるのじゃないでしょうか。私はそういうふうに理解いたすのでありますが。
○尾辻国務大臣 今答弁申し上げたとおりでございます。
○尾辻国務大臣 小児慢性特定疾患治療研究事業についてのお話でございます。この運用のことでございますが、改めて申し上げます。  まず、申請書受理日から、申請書を受理した日から本来の対象とすることを原則としておりますけれども、従来の制度においても、申請をする意思があるにもかかわらず...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもがよく話をいたしますときに、やはり女性の乳がんの問題というのはいつも大きな話題になります。そして、何とかしてこれによる亡くなる方の数を少なくしたい、絶えずそのことを思うわけでございます。老健局長もそのことが頭の中にあって、このペナルティーという表現がどうかと...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  国においては、これまで厚生年金保険法、国民年金法等に基づき年金福祉施設等を設置してまいりましたが、厳しい年金財政の状況及び社会経済状況の変化等を踏まえ、その整...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 非正規雇用が増加する雇用環境についてのお尋ねがありました。  昨今の雇用環境を見ますと、正規雇用が減少し、非正規雇用が増加しております。この要因としては、経済社会構造の変化や価値観の多様化などにより、企業や労働者の多様な働き方に対するニーズが高まってい...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の改正によりまして、社会保険労務士の行う紛争解決手続代理業務が拡大をされまして、社会保険労務士の労働に関する事項についての専門家としての役割が一層果たされることが期待をされておるところでございます。  これまでも、社会保険労務士は都道府県労働局の紛...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二点お尋ねがございました。一つは政府提案とした理由、すなわち議員立法ではないということ、もう一つは審議会の議論を求めなかったということでございます。  まず、政府提案にした理由から申し上げます。  今もお話しいただきましたように、確かに、昭和四十三年...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、社会保険労務士の行う業務が、労働基準関係法令や労働保険関係法令、また社会保険関係法令など、法令がそういったものでありますので、労働基準関係法令、諸法令を所管する労働基準局に属する、まず、その労働基準局に属するということをまず申し上げます。その後で、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このたびの社会保険労務士の行う業務を拡大することに伴いまして、社会保険労務士が不適切な業務を行うのではないかという御懸念でございます。  そもそも社会保険労務士は、社会保険労務士法第一条の二にございますとおりに、常に品位を保持し、公正な立場で、誠実にそ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほども一部触れて申し上げましたけれども、今回の法改正に当たりまして、各都道府県社会保険労務士会及び全国社会保険労務士会連合会は苦情処理相談窓口を設けます。そして、不適切な紛争解決手続代理業務を行った社会保険労務士に指導を行うことといたしておるところでご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 労働争議不介入規定の削除をいたしました。その結果、社会保険労務士は、争議行為が発生いたしまして、あるいはまた発生するおそれがある状態におきまして、当事者の一方の行う争議行為の対策の検討、決定等に参与するような相談・指導業務を行うことが、これはできることに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いろいろ具体的にもお話しいただきましたけれども、企業経営をめぐる環境変化がいたしております。そうした中で、就業形態の多様化でありますとか、あるいはまた人事労務管理の個別化が進展をいたしております。こうした中で、お話しいただきましたように、社会保険労務士は...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、まず、私どもは国民の皆さんの年金をお預かりしておる、それを極めて大事に扱わなきゃいけない、そのことはもうそのとおりでございます。  そうした中で、まず大きくは株式運用がいいのかどうかという御議論があろうかと思いますが、これ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これまで私は、出すべきうみはすべて出す、こう申し上げてまいりました。そしてまた、もし御指摘のことがあれば、今まで報告を出させていただくたびに、今後更に御指摘いただくようなことがあれば十分調査を続けてまいりますということも申し上げました。そうした中で、今回...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国においては、これまで、厚生年金保険法、国民年金法等に基づき、年金福祉施設等を設置してまいりましたが、厳しい年金財...全文を見る
04月08日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○尾辻国務大臣 端的に御質問にお答えいたしたいと存じます。  今度の新予防給付は、本人の選択を基本に、それを専門家が支えるという介護保険制度の基本的な考え方、これを変更するものでは全くございません。したがって、今おっしゃるように、本人の選択、これが基本でございます。  さらに...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょうの先生の御質問をお聞きしながら、一つの流れがあった、その流れはこんなものであったんだろうなと私は理解をいたしております。  まず最初に、現状のサービス提供のシステムの問題点は何だというお尋ねがございました。局長は局長なりに答えましたけれども、私は、やはり現...全文を見る
○尾辻国務大臣 我が国の平均寿命が世界で最高水準になっておりますから、まず、この長い高齢期をどのように過ごすかというのが、一人一人にとっても社会にとっても大きな課題になっておる、そういうふうに考えております。そうしたまさに高齢期をどう過ごすか、そのことがかかっておるのが介護保険制...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先ほど私が申し上げました介護保険の意義ということで、保険という部分に着目すると、確かに先生がおっしゃったように、また契約とか自己決定とかということが出てくるんだというふうに思いますということを、御指摘でございましたから、改めて申し上げたいと思います。  そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 一つずつお答えさせていただきますと、また、それもそのとおりでありますと申し上げなきゃいけないんですが、かねて申し上げておりますように、制度の持続可能性というのは、これは社会保障すべてのことについて今一番大きな課題でございますし、もちろん介護保険もその中の一つでござ...全文を見る
○尾辻国務大臣 もうその時期になっておりますから、そういうふうにお尋ねいただくと、やはり自分のことでありますと、どうしてもより積極的にといいますか、また、その反対の言葉で言うと、余り悲観的、否定的なイメージでは申し上げたくない。これは人間だれしもそうだと思います。  したがいま...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、私が廃用症候群だと言われれば、それは嫌な気分になるだろうというのは、そのとおりだというふうに申し上げます。  ただ、私が理解しておりますのは、要介護認定で申し上げることは、要支援ですねということでありますから、そんな中で、あなたは廃用症候群ですとか、そう...全文を見る
○尾辻国務大臣 御質問の意味を正しく理解しておるかどうか私もわかりませんけれども、重度化というと、まさに介護度が上がることということだというふうにしか申し上げられませんが、その言葉が余りよくないとかなんとかという意味で言っておられるんでしょうか。  あるいは、維持は、先ほどお話...全文を見る
○尾辻国務大臣 まさにいろいろなケースがあっての重度化だというふうに思います。  ただ、それを悪化という表現にするのかどうかというのは、悪という意味のまた定義なんかも出てくるので、必ずしもいい言葉ではないだろうなと思いつつお聞きをいたしましたけれども、要するに、重度化というのは...全文を見る
○尾辻国務大臣 改めて申し上げますけれども、今回のサービスの見直しというのは、従来のものを見直すという一つの部分と、それから新しくサービスに加えようとする大きな部分、この二つの大きな部分に分かれています。その新しく加えようとするところに、世界的にというか、外国でも非常に効果が高い...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来お伺いをしておりまして、同じことを言っていただいているんじゃないかなと私は理解しながらお聞きをいたしておりました。  ただ、一番最後に言われた、器械を買うか買わないかというところが強いて言えば違いになってくるのかなと思うんですが、私どもが申し上げておりま...全文を見る
○尾辻国務大臣 まさに現場の判断だと思うんですが、私もこのことも気になりましたから、現場も、一カ所でありましたけれども見に行きました。それで、たくさんの方がおられて、こっちでは歌を歌っておられるグループの方もおられる、そのわきの方にちょっとした器械があったり、あるいは、いつかも言...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもは、今、健康寿命をできるだけ延ばしたい、そしてその運動をいたしてもおります。そうした中で、今、生活習慣病などを予防しながら健康寿命を延ばしていきたいと、いろいろな事業もいたしておりますけれども、その中でこういう表現をまた今回使っておるわけでありますが、まさに...全文を見る
○尾辻国務大臣 局長からも答弁を申し上げておりますけれども、やはり私どもが気になりますのは、どうしても、現在入所しておられる方々がどうなるかということでございますから、こうした方々への配慮ということを考慮して、配慮をして経過措置の見直しというのは検討してまいりたいと考えております...全文を見る
○尾辻国務大臣 いや、これは私はこう読んだんですが。介護保険制度の見直しに資することを目的とするということであります。先日もお答え申し上げたかと思いますけれども、実際のサービスは、新しい介護保険制度見直しによるサービスというのは十八年の四月一日から始まる。法律で大きく骨格を決めて...全文を見る
○尾辻国務大臣 極めて基本的なことで、私どもはまず申し上げておりますけれども、今度の見直しに当たって、まず予防というのを重視する、それで……(小林(千)委員「そんなこと聞いていません。いつ出てくるんですかと聞いているんです」と呼ぶ)いや、ですから、そういうことを申し上げて、そうし...全文を見る
○尾辻国務大臣 数字で何かをあらわすとすると、検査してみてこの数字ですということを出さなきゃいけませんから、こういうふうにして数字を出してみるというのも、数字を出すという意味において意味があるんだろうと思います。では、またほかに何か検査の方法があればということになるんだろう。例え...全文を見る
04月08日第162回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 婦人相談所の現状、被害者保護の体制整備についてのお尋ねでございました。  婦人相談所の体制につきましては、近年、DV被害者への対応等、御指摘いただきましたように業務が増えてきておりますことから、ここ数年、婦人相談員の増員、一時保護の予算の増額などを図り...全文を見る
04月11日第162回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) この日本という国をIT化された最先端の国にしよう、そういう大きな目標がありまして、そしてその中で政府全体で取り組んでおる。そして、医療の分野でどうするかというのがございまして、今るる先生からも御質問がございましたけれども、私どもも取り組ませていただいてお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御議論いただいておりますのは政府管掌健康保険における保健事業の中でのお話でございますけれども、私は広くこの生活習慣病対策、これ予防とおっしゃいましたけれども、まさしくこの予防をどうするかというのが今後の日本の医療費をめぐる大きな動きの中で大変重要なポイ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、その出産の費用に係るお話もございましたので、私が申し上げているのは、三十万円についてのお話もございましたからそのことからお答え申し上げておきますと、まず私どもが今三十万円を出産育児一時金としてお渡しをしておるその根拠は、旧国立病院における分娩費の全...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この社会福祉施設における不在者投票の在り方についてでございますけれども、これは選挙制度の一部でございますから、今総務省からお答えいただいておりますように、所管がどこかというと総務省でございます。したがいまして、制度そのものについて何かお答えするとすれば総...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどの御答弁でも申し上げましたけれども、実態の一端を今日はお聞きをいたしましたし、そうした際の、そうした際というのは選挙の際のという意味でございますが、社会福祉施設側の負担にできるだけ配慮した対応を私どもも考えていきたいというふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) お尋ねの件で、もうポイントだけでお答えしようと思いますけれども、私が衆議院の厚生労働委員会で申し上げましたのは、今までのサービスの中に一部不適切なものがあったということは事実でありますと、私どももそのように認識をいたしておりますと、このように申し上げたと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 冒頭お話ありましたように、私どもの、厚生労働省の説明が不十分であったといいますか、もう少し丁寧に御説明申し上げればよかったなと。そのことによって誤解が生じておるところが今あるのではないか。そのことは私も、冒頭おっしゃったこと、そのとおりに感じておりますと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 配置医師と非配置医師、この辺の往診料をどうするかという問題は、今の私どもの整理の仕方はもう申し上げたとおりで御理解いただいておると思いますから、そういう整理の仕方はいたしておりますが、検討すべきことも多いので検討さしていただきますというふうにお答え申し上...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただいております政府管掌健康保険の生活習慣病予防健診事業でございますけれども、これは昭和三十九年から事業が開始されました。当時は、社会保険病院でありますとか社会保険診療所を中心とした公的病院で実施をされてまいりました。そういうところでもう圧倒的...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、先ほど来お答え申し上げておりますように、まだ私どもの手元にこの名簿が来ておりません。したがいまして、どういう名簿が来るかということがまず大きな問題であります。  と申し上げますのは、シベリアで亡くなった方の名簿というのも何回かにわたって私どもいた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 高齢者が意欲と能力のある限り働き続けることができる社会を実現していく、このことは必要なことであると考えておりまして、そのために高齢者の雇用・就業対策がますます重要となってきておるところでございます。こうした中でございますので、高齢者の多様な就業ニーズに対...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) おっしゃるとおりでありまして、景気が良くならなきゃ結局雇用というのは進んでこない、これはもうそのとおりだと思います。  したがいまして、今日までも私どもは、雇用対策といいますと、その実施に当たっては景気の状況の変化を的確に対応しつつ、経済対策と整合性を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生にもお話いただきましたように、建設業におきましては、中間搾取でありますとか強制労働等の問題が解消されていないということは承知をいたしております。したがいまして、現時点において、労働者派遣法を改正して、建設業務以外の分野と建設業を同様の取扱いとすること...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険庁の組織の在り方については、いろいろ御議論を今いただいているところでございます。そして、いろんな御意見があることも承知をいたしております。その中ででありますけれども、現在、まず、内閣官房長官の下に置かれた社会保険庁の在り方に関する有識者会議で御検...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに収納率の問題考えますときに、今御指摘いただいたような面が否定できないところではあると私も率直に思っております。  そこで、それじゃ元に戻せるかという話、先生はそうしたらという御提案いただいておりますけれども、戻せるかなということを考えますと、まず...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お触れにもなりましたけれども、有識者会議において五月に最終的な取りまとめが行われる予定でございます。まあ、これは有識者会議に御議論をお願いしたわけでございますから、私どももそれはそれで取りまとめをお願いしております。そして、それをまた踏まえて私どもの答...全文を見る
04月12日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険病院におきましては、現在、救急医療、それから高次医療、さらにまた災害医療、そして感染症対応、更に申し上げますと、病診・病病連携といったような様々な公的な機能を担っておりまして、今お話しいただいておりますように、地域医療サービスの提供に不可欠な役割...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今るるお話をいただきました。年金をどうするかという正に国民の皆さんの見直しの議論を行っていただいておるところでございます。そうした中での社会保険庁については、国民の厳しい御批判を踏まえまして、その抜本的な改革を進めていくことが必要でありまして、今それに、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話はそのとおりでございます。  公益法人の、今、委託先になっております公益法人の整理合理化について言いますと、大きく二つに分かれると考えております。一つは、施設の運営業務が主たる業務である法人につきましては、これはもう施設の整理合理化が進めばその...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険庁につきましては、冒頭も申し上げましたけれども、武見先生の御質問の冒頭のお答えとしても申し上げましたけれども、事業運営に関する様々な指摘がなされておりますとともに、不祥事案も生じておりまして、こうしたことから、国民の皆様の信頼を回復するためには、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 謝罪の言葉ということでございますが、これは私の思いを率直に申し上げさせていただきますと、これはもう謝罪すべきことでありまして、もし言葉が入っていないとしたら、おわびを申し上げて、改めての謝罪を申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回、この年金福祉施設を廃止、譲渡するということに至った、今回それになったということを、今日、施設を取り巻く社会環境及び国民のニーズの変化等ということを踏まえてというふうにかねて申し上げておりますけれども、正にそこの部分でございまして、社会の環境及び国民...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほども申し上げましたけれども、社会環境の変化、そうしたものに機敏に対応できなかった、そのことが一番私どもが今反省すべきことだというふうに思っておるところでございます。  したがいまして、先ほど来のお答え、少しずれるのかもしれませんけれども、私は一番の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、先生のおっしゃることをお聞きしながら、私も改めて反省もいたしております。  正に私も、当時、党の部会長でございましたから、全部売れということを主張した一人であります。今思うと、先生が言われたように雰囲気にのまれたところがなかったかと言われるならば、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の御質問にお答えする前に、先ほど私が申し上げたことで誤解があってはいけないと思いますので、そのことだけ改めて申し上げておきたいと存じます。  私、売却することがおかしい、私自身の意見として反対だと思いながらこの法案を出したつもりもありませんし、先ほど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の説明聞いておりますと、もうかるという表現がいいのかどうかは分かりませんが、健診事業をやってそれなりの金を残しておるわけでありますから、もうかるという表現を使えばもうかるのかなというふうに思いながら聞いておりました。
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のとおりに、財源の制限もございまして、希望者全員に受診していただくのは難しい状況に今日ございます。そうした中で、今単価のお話もありましたけれども、平成十七年度におきましても、健診単価の引下げを行いまして受診者数の増加を図るように措置したところではご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この法律でお願いしておりますように、五年間で施設を売却しますということを言っておりますから、まずきっちりと五年間で売却を済ますということが一番肝心なことだろうというふうに思います。そしてその上で、先ほど申し上げましたように、年金の資金に対して損失をできる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 自信の根拠と言われて何とお答えしていいのかよく分かりませんが、とにかく私どもは五年間で売るべくこの法律をお願いしておりますし、そしてそのための独立行政法人をつくるわけでございますから、これはもう五年間で売るしかない。まあそういう表現がいいのかどうか、とに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御答弁申し上げておりますように、公益法人の見直しというのは二つのグループに分けて考えております。  一つは、もう施設を運営しておるという、その運営を主体としておる公益法人でございまして、これはもう施設を売ってしまう、なくなれば、当然もう法人として存在す...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来お答え申し上げておりますけれども、今回の福祉施設等売却にかかわる、そしてそこに従事する職員の皆さんの雇用問題については、一義的には雇主である委託先法人が責任を持ち、できる限りの再就職援助を行っていただきたい、これがまず基本だというふうに考えており...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、今私がここで申し上げることは、職員の皆さんの雇用についてもできるだけの配慮をしてまいりたい、こういうことを申し上げるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、東京厚生年金病院のお話がございました。  厚生年金病院につきましては、地域において果たしております役割を十分踏まえて取り扱うよう各方面から御要望をいただいておるところでございます。このような地域医療にとって重要な役割を果たしております厚生年金病院の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど、まず国民のニーズということでお答え申し上げました。私どもがこの法案提出に当たりまして国民のニーズの変化ということを申し上げておりますので、その国民のニーズの変化という意味で御説明申し上げれば先ほど御答弁申し上げたようなことになります。ただ、国民の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど申し上げましたように、福祉施設、例外なくこの機会にといいますか、今回譲渡をする、売却するということでございまして、答えとして申し上げるべきことは、例外はつくりませんと、こういうことでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来いろいろ御議論いただいておるところでございますけれども、厚生年金病院につきましては、今もまたお話がございましたように、高度の整形外科療養でありますとかリハビリテーションを特色とし、病診連携を強化するとともに、地域がん診療拠点病院等の指定を受けるな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年の十二月に厚生年金病院長の連名で要望書をいただいております。また、その際、病院経営の責任者である病院長の方々から直接お話も伺いました。そのお話を伺ってもおりますし、また、申し上げたように要望書もいただいておりますから、今のようなお話というのは私も承知...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生年金保養ホームのお話でございますが、この保養ホームは、長期にわたる患者へのリハビリテーション、生活指導等を行う施設でございまして、病院と一体のものと位置付けられておるわけではございません。まずそのことを申し上げます。  しかしながら、地域の保健医療...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生年金病院の譲渡に当たりましては、平成十七年二月の与党合意事項におきましても、病院機能の公益性を損なうことがないよう十分に検証した上で、適切な方法によって結論を得るべきだとされておりまして、私もその立場でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 法案において出資対象施設を厚生労働大臣が定める施設と規定いたしましたのは、社会保険病院については平成十五年度から平成十七年度の三年間において経営実績を評価することとしておるわけでございますので、そういう意味で例外としなきゃならない、すなわち厚生労働大臣が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもは、例外なく出資の対象とする、この際、保険福祉施設は例外なく出資対象とするということにしておりますけれども、ただ、その中で厚生労働大臣が定める施設という規定を置きましたのは、今申し上げた社会保険病院とそれから機構の設立までの間に譲渡が行われる施設が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 仮にということでございますが、今お答え申し上げたのは、そういう仮にということを考えておりませんということをお答え申し上げたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 突然のお尋ねでございますので余り細かなことを御説明申し上げることはできませんけれども、今お話しいただきましたように両先生からの御指摘もございまして、そうした中で、私どもも中国の残留邦人の皆さん方のお気の毒な状況をかんがみますと、やれることはやらなきゃいか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、ただいまのことを受けて、それで私どもがどう考えるかということ申し上げたいと存じます。  在外被爆者からの申請につきましては、仮にこれを認めた場合に、適正な支給を確保することが難しいということが従来からの問題の一つであったわけでありますが、今の在外...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話は、在外の方じゃなくて国内、在外の方ですか。
○国務大臣(尾辻秀久君) 在外の方ということでありますと、まず基本的に、国外からの申請は法律の明文上認められておりませんので、まず法律の問題があると、基本的にということを申し上げたいと存じます。
04月15日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○尾辻国務大臣 この法律の改正、お認めをいただけますと、施行に向けまして、今後、政省令や通知の策定作業を行うことになりますけれども、その際には、今お話しいただいておりますように、政省令や通知の文言が現場に大変大きな影響を与える、そのことを十分に吟味しながら策定に努めてまいります。...全文を見る
○尾辻国務大臣 市町村が行います介護保険事業の運営に被保険者の声を反映させていきますことは重要だと考えております。したがいまして、地域包括支援センター運営協議会につきましても、地域の実情を踏まえながら、サービスの利用者あるいは二号被保険者の代表などが参画をいたしまして、その声をセ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げた中に、サービスの利用者ということも申し上げておりますので、そのように御理解ください。サービスの利用者でありますとか二号被保険者の代表など、こういうふうに御答弁を申し上げました。
○尾辻国務大臣 それでは、サービスの利用者を含めて一号保険者というふうに申し上げたいと思います。要するに、一号保険者も当然入っておるという感覚で、理解で申し上げたことを御理解ください。
○尾辻国務大臣 ケアマネジャーが利用者の自立支援に資するケアプランを作成することができるように制度的な支援を行うことは、これは重要である、私どももそう思います。きょうの御指摘は、私どももそのように考えておりますということをまず申し上げます。  このために、今回の改正で、まず地域...全文を見る
○尾辻国務大臣 そのためには、夜間、緊急時の体制の確保、これが必要だと思います。それからもう一つは、在宅での医療的ケアの充実、これらが大事だ、必要だと認識をいたしております。  そのために何をやるかということでございますが、小規模多機能型サービスや夜間対応型訪問介護などの地域密...全文を見る
○尾辻国務大臣 介護保険制度の目的は、介護を必要とする状態となりましても、持っておられる心身の機能を活用しつつ、尊厳を持って自立した生活を送ることができる社会の実現でございまして、尊厳の保持は制度の目的に本来的に含まれておる、こういうことでございます。  そこで、これからの我が...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、在宅介護支援センターと地域包括支援センターとのかかわりについての御質問でございますから、その部分だけ私からお答え申し上げます。  在宅介護支援センターは、これはもう先生よく御存じのとおりでありまして、平成二年度の創設から現在に至るまで、市町村からの委託を受...全文を見る
○尾辻国務大臣 今般の制度見直しにおきましては、介護保険施設等における居住費、食費について保険給付の対象外とし給付を重点化する、これはそのようにお願いをしておるところでございます。ただ、いろいろ見直しに当たりましては、所得に応じた低額の負担上限額を設けるなど、低所得の方にとって過...全文を見る
○尾辻国務大臣 私の言いたいことを見事に言い直していただきましたので、改めて申し上げます。  つい、皆さんに元気になっていただきたい、山井議員の御質問に、私が現場を見せていただいたときの答えでもそんなことを申し上げたものでありますけれども、そうした思いで期待されるという表現を使...全文を見る
○尾辻国務大臣 今いろいろお話しいただきましたけれども、運動器の機能向上を初め新たな介護予防サービスの検討におきましては、お話しいただきましたように、客観的な根拠を踏まえてなされるべきである、これを私どもも重要視してきたつもりでございます。そして、そのことについて、その分野の専門...全文を見る
○尾辻国務大臣 かねて、薬の承認につきましてのいろいろな御要望というのはお聞きをいたしておりまして、スピードアップしなきゃいけないということはお答え申し上げておるところでありますから、そのように努めてまいります。
○尾辻国務大臣 それはやはり週三日の方が効果があるというふうに思います。
○尾辻国務大臣 これは、今先生もるるお述べになりましたように、被保険者、受給者の範囲については、介護保険制度創設当初からの大きな課題でございました。そして、今回の見直しにおいても精力的に議論が行われました。  ただ、被保険者、受給者の範囲を拡大し、制度の普遍化を図ることについて...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは何事でもそうですけれども、私どもは、皆さんの御意見を注意深くお聞きしながら、そして御意見の大半がこういう御意見だなという見きわめがつけば、当然そのようにさせていただく、絶えずそうしたことをしておるわけでございます。  したがいまして、まだ今回の御議論のよう...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、介護保険部会等でも御議論をいただいておりましたし、ここでの御議論というのは割とはっきりしていた点もあろうかと思いますけれども、そうした御議論をいただいていた。それからまた、与党の中でのいろいろな御議論もございました。そうしたものでございます。
○尾辻国務大臣 これは、経済界の御意見等もまたいろいろございまして、まさに各界のいろいろな御議論の中で賛否両論があったという判断でございます。
○尾辻国務大臣 「所要の措置」の具体的内容でございますけれども、先ほど来出ておりますように、今後の給付や負担のあり方など、社会保障全般にわたる議論を行っていく中で結論を得ていくべきもの、まさにそのことなのでありますけれども、この問題の検討の経緯を顧みてみますと、法改正によって被保...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、先ほど来も申し上げておりますように、この介護保険法が、介護保険制度ができたときからの大きな課題でございますし、今回の議論の一番のポイントもそこにあったわけでございます。したがって、一番大きな問題の一つだというふうに理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 これは、当然、十分な準備期間を確保するということは必要なことだと考えております。
○尾辻国務大臣 介護保険は三年ごとの事業計画になっておりますから、三年ごとの事業計画期間の時期に合わせるということが私は必要だと思っております。  そうしますとどうなるかというと、平成十五年が前回でありますから、次が平成十八年であります。そして、次が平成二十一年になる。したがっ...全文を見る
○尾辻国務大臣 平成十七年度と十八年度に社会保障制度全般に関する一体的な見直しということを私どもも申し上げておりますから、そうした検討とあわせて、これは、私ども、全体を見直す必要があるというふうには考えておるところでございます。
○尾辻国務大臣 まず、今お述べになりましたように、官房長官が主宰いたします社会保障の在り方に関する懇談会が開催をされておりまして、これは、医療、年金、介護など社会保障制度全般にわたって幅広く議論が行われております。こうした議論の中での御議論もございます。  そしてまた、そうした...全文を見る
○尾辻国務大臣 時期といたしましては、十八年度末ということを考えております。  それから、検討の場としては、これから新しい場をつくるわけでございますから、今こういうものですときっちりとお答えできるものではございませんけれども、先日の答弁の中でも、これは例えばということで申し上げ...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、これから検討をすることでありますけれども、新たな検討の場、こう申し上げておるわけでございますから、まさしく新たなものをつくるつもりでおります。
○尾辻国務大臣 いろいろな考え方があろうかと思いますが、一つだけ申し上げますと、一つだけ申し上げますとというのは、先ほど来述べておられることに関して一つだけ述べさせていただきますとということは、やはり議院内閣制でございますから、与党の意見というのはこれは私どもは重視すべきである、...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、例えば中医協のあり方をどうしようかという御議論もいただいております。あるいはまた、社保庁をどうするかという有識者の会議もできて、御議論いただいております。  そうした中で、私は、いつも、従来型の議論じゃなくて本当にきっちりした議論をしてくださいということをか...全文を見る
○尾辻国務大臣 今度の改正について、私どもがいつも申し上げておりますように、予防という観点、これが極めて大事である。そして、今度の改正は、その大きな考え方、視点が介護予防だということを言っておるわけでございますから、その予防のための事業を行う、これは今度の改正の考え方であるという...全文を見る
○尾辻国務大臣 五年間実施をしてきた、そのことを改めて見直そうということでございまして、この間の検証をして、今回のそれぞれのまた見直しを行っておるわけでございます。そうした中ででありますけれども、私どもが今度、予防をさらに重視しようとして見直しをしようとしておる、このことは正しい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今度の改正に当たって、介護保険の制度、これを持続可能なものにしたいという、これは私どもの思いである、そのことを否定するものではありません。また、軽度のところの皆さんの数が非常に多くなっておる、ここが今後の制度の持続可能性を追求するときの一つのポイントであるといいま...全文を見る
○尾辻国務大臣 当然、自己負担の引き上げということは絶えず議論になるところでございます。いろいろな御議論があったことは事実であります。ただ、今回、私どもはその策をとらなかったということでございます。
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、議論としてはありました。そうしたさまざまの御議論を聞いて、私どもの判断として、今回、その策をとらなかったということを申し上げておるところでございます。
○尾辻国務大臣 介護療養型医療施設におきましては、制度創設時に直ちに新基準を満たせない施設もありましたから、そこで、一病室当たりの病床数でありますとか一床当たりの面積や廊下幅についての特例措置や、あるいはまた、機能訓練室、食堂、談話室、浴室、そういうものを必ずしも有しなくてもよい...全文を見る
○尾辻国務大臣 経過措置を続けないということをしますと、その施設もやめてくださいということになるわけでございますから、そうすると、そこに入っておられる皆さんをどうするか、それじゃ出てくださいというのかといったようなことがあるわけですから、そういうことを配慮して、もう少し検討の時間...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、社会保障審議会介護保険部会給付費分科会で御議論いただいておりますから、その御議論も踏まえて検討をさせていただきます。(本多委員「時期、今時期を聞いたんです。いつまで」と呼ぶ)ですから、御議論が今続いておりますから、その御議論を踏まえ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今御議論いただいておりますから、その御議論の結論を待つ、こういうことでございます。結論が出ましたら、私どもは直ちに結論に従って検討をする、こういうことでございます。(本多委員「委員長、答えていないです。いつを目途にと聞いているんですから。答えなかったら質問できない...全文を見る
○尾辻国務大臣 一つ言えますことは、十八年四月に介護報酬を新たに定めますから、それまでについては、私どもも、こうした問題は全部結論を出さなきゃいかぬというふうには考えております。
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、十八年四月の介護報酬には間に合うように私どもも答えを出さなきゃいかぬと思っておりますから、それまでに御議論いただくようにお願いはするつもりであります。
○尾辻国務大臣 先日も申し上げましたけれども、現場の皆さんのお声も聞きたいと思いまして、私の部屋に現場の方に来ていただいて、いろいろな御意見をお聞きいたしました。そのときの御意見でも、やはり大変厳しい環境にもあるということは言っておられましたので、そのことは、労働条件、必ずしもい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、この介護労働者の労働条件については、私どもとしては、財団法人介護労働安定センターの行います実態調査や、労働基準監督署における監督指導等を通じて実態を把握しようとしておるところでございます。したがいまして、そうした実態をよく把握した上で、また私どもの検討を進めて...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろな御提案でございますけれども、いずれにいたしましても、そのことがサービスの質の確保につながるわけでございますし、また利用者の権利擁護等といった観点も、当然、そういうものがかなえられてつながるということでございますので、私どもとしては、そうしたお話のようなこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 この問題は、先ほど来お話にもありますし、また私も申し上げておりますけれども、制度の創設当初からの大きな課題でございまして、審議会の中や、それから、先ほど申し上げましたけれども、与党の中でも議論が重ねられたところでございます。  その議論の結果、結論がどうなったか...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来の御議論の繰り返しになると思いますけれども、そうした御議論が両論ございましたので、今回の見直しに当たっても、この問題については附則で、二十一年度をめどにして所要の措置を講ずるということにしたわけでございます。したがいまして、議論があって、結論が出なかったの...全文を見る
○尾辻国務大臣 その御議論では、私も普遍化という御意見の方が多かったかなという印象は持っております。
○尾辻国務大臣 反対の皆さん方の御意見がどういうものであったかということでございますけれども、若い皆さんに保険料負担を求めることについて、若い皆さんの方からの納得感を得ることが難しい、納得していただけるかどうかという意見、それから、若い皆さんが要介護状態になる確率は低くて、これま...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、若い皆さんの間でも御議論していただけば両論あるだろうと思いますが、少なくとも、やはり払いたくないという御意見があることも私も承知はいたしております。
○尾辻国務大臣 いや、ですから、それぞれに御意見があるということを申し上げたわけでございまして、経済界が反対されたのも事実でありますし、やはりそれは国民の皆さんの御意見でありますから賛否両論がある、その中で私どもがまたどう判断するかということになるわけであります。再三申し上げてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 少数、多数という言い方は、言葉はそのとおりでありますけれども、一つでありますけれども、少数、多数はそれぞれまたどの程度かというのがあるわけでありまして、このことについての御議論というのは、必ずしもどちらが多数であるとか少数であるとか、あるいは、少なくとも無視できる...全文を見る
○尾辻国務大臣 多分、同じ考え方じゃないかなと思いましたけれども、おっしゃることを私が正しく理解していないかもしれませんので、改めてその統合という部分についてのお話をしていただきますと、また改めてお答えを申し上げます。
○尾辻国務大臣 生活保護の話でありますけれども、これは、昨年来、三位一体の改革の中でも大いに議論されておりまして、そしてまた、市長会の皆さん方からも制度疲労を起こしておるというような御指摘もありで、このたび、この問題については、地方団体の皆さんも入っていただいての議論を始めること...全文を見る
○尾辻国務大臣 やはり今の生活援助について、利用の仕方に全く問題なしとしないわけではありませんから、やはりここのところは、特にケアマネジメントを含めて見直そうということで見直しを言っておるわけでございます。
○尾辻国務大臣 幾つかのことを申し上げておるわけでございますから、まず、今のお話のことについて言いますと、まず予防給付、今までの給付のあり方を見直そう、それから新しいまた給付をメニューの中に入れよう、この大きく二つで見直しをしようということを申し上げておるわけでございまして、それ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今副大臣からも申し上げましたように、相手に出していただかないと、出していただけば、すぐお出しできるわけでありますから、いつまでだとか、きっちり区切っては申し上げられませんけれども、最大限の努力をさせていただきます。(発言する者あり)
○尾辻国務大臣 これは、それぞれの自治体の御判断で使われたわけでございますから、私どもが使ってくださいというふうに申し上げたものでもございません。
○尾辻国務大臣 繰り返し申し上げておりますように、私どもがマシンを使ってくださいというふうに言っているものではない、こう申し上げているところでございます。
○尾辻国務大臣 この数字を見る限りにおいて、そういう数字が出てきておることだけは事実でございます。マシンを使った自治体が多かったという数字は明確に出ております。
○尾辻国務大臣 各自治体から上がってきました数字を率直にそのままお出ししたわけでございますから、これをまたどう分析するかというのはこれからのことだというふうに考えます。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、まず生のデータをそのままお出ししたわけでございますから、これをどう分析するかというのは、これから分析をしたいと思います。  ただ、私が率直に思いますことは、これですべてが改善したら、むしろまたそれもおかしいだろうなと思います。(本多委員...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、モデル事業でお願いをしてこのデータが出てきたわけでございますから、そして、一つ一つのこういう例も述べてありますから、私どもとしては、確認をしながら、また事情も聞きながら分析をしてまいりたいと存じます。
○尾辻国務大臣 前にもお答えいたしましたけれども、そもそも今度のモデル事業が私どもとしてねらいといたしましたのは、十八年四月から法が施行される、そしてそのときに実際にこうした事業も行われていく、それに向けてしっかりモデル事業でまず状況を見ておこう、そのときのどういう形にするかとい...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げました、施行という言葉を使いましたが、これは、今御審議いただいておる法律でございますから、お認めをいただいた場合ということになるわけでございますが、お認めいただいて施行ということになってという、その前提でのことを申し上げたわけでございます。  いずれにい...全文を見る
○尾辻国務大臣 できるだけ早く、私どももこの数字の分析をさせていただきたいと考えております。
○尾辻国務大臣 御報告申し上げておりますように、六十九の市町村のうち、まずはまだ四十八の提出があったところでございまして、残りもございますし、そうしたところの提出も待たなければなりませんし、できるだけ早く分析をしたいというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、できるだけ早く私どもは分析をしたい、そしてまたお出しをしたいと思っておりますから、御審議をお願いしたいというふうに存じます。(本多委員「いや、審議できないですよ」と呼び、その他発言する者あり)
○尾辻国務大臣 御答弁申し上げます。  ただいまお出しをしておりますデータの分析結果を踏まえまして、委員会に分析結果を御報告申し上げ、その後、筋トレに関する政省令を定めることといたします。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますのは、このことは政省令事項でございますので、どういう政省令を定めるかということであります。したがって、その政省令を定めるまでに分析結果を委員会に御報告申し上げてということを申し上げておるところでございます。
○尾辻国務大臣 条文で申し上げますと、八条の二、「この法律において「介護予防サービス」とは、介護予防訪問介護、介護予防訪問入浴介護、」などずっと書いてございます。そして……(本多委員「読まなくていいですよ、何条かと聞いたんだから」と呼ぶ)「介護予防サービスを行う事業をいう。」とい...全文を見る
○尾辻国務大臣 分析の結果でございますけれども、これは先ほど申し上げましたように、分析結果、私どものものを出しまして、それを踏まえて委員会に分析結果を御報告申し上げ、その後に、申し上げましたように、筋トレに関する政省令を定めさせていただくというふうに申し上げておるところでございま...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、出てきたデータをそのまま今お出しをしておるところでございますから、それを分析して、私どもの判断をするということを申し上げておるところでございます。(本多委員「いつまでか答えてくださいよ。政省令のためじゃなくて、法案のためですよ。委員長、頼...全文を見る
○尾辻国務大臣 このデータを見たばかりでございますので、一体どういう事情で入院されたのか、そうしたことも聞いてみる、調べてみる必要がございますので、そうしたことをお聞きした上での判断になろうかと思います。
○尾辻国務大臣 今申し上げましたように、それぞれのケース、それぞれの事情があるだろうと思いますから、詳しくお聞きをしてみなければ、そのことについて何か申し上げるということを、お答えできないことは御理解いただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今出てきたばかりでございますから、鼻の出血がありとか、例えばこう書いてありますが、それがどういうことでその鼻の出血があったのか、何か、筋トレをやってもらったことによるこういうことなのか、またそうでないのかといったようなことをよく分析しないと、これは何とも申し上げよ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これはどういう書き方になっておるかきっちり見てみなきゃわかりませんけれども、私が理解しますところでは、筋トレをやったからそうであるのか、また、ほかの理由で、原因でそうなったのか、そうしたことは、申し上げたように、これはよく聞いてみないと、分析してみないとわからない...全文を見る
○尾辻国務大臣 このデータが出てきたわけでありますから、それぞれの市町村にこれはどういうことなんでしょうとお聞きをしなきゃならないということを申し上げておるわけであります。
○尾辻国務大臣 私どもがお願いいたしましたのは、四月の十一日までということでお願いをいたしております。
○尾辻国務大臣 締め切りを過ぎておりますから、今督促をいたしておるところでございます。
○尾辻国務大臣 今出てきましたデータに対する私どものまず分析、これはしなきゃいけませんので、私どもがいたしました分析については、次回委員会なりなんなり、早い機会にちゃんと申し上げたいと存じます。
○尾辻国務大臣 次の委員会で、私どもの分析については御報告を申し上げます。
○尾辻国務大臣 今、筆頭間でもお話しいただいておると理解をいたしておりますので、そうした御指示で私どもは御報告を申し上げたいと存じます。
○尾辻国務大臣 委員会の御判断のとおりにいたします。
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、最大限の努力をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、最大限の努力をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 私が理解いたしておりますところでは、筆頭間のお話し合い、あるいは理事間のお話し合いがあるだろうと思いますので、私が余りそのお話し合いを無視して申し上げることも僣越かなと思っておるものですから、先ほど来、委員会の御指示のとおりにいたしますということを申し上げておるつ...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、出さないというふうに申し上げておるつもりじゃありません。出すことを前提に最大限の努力をします、そして委員会の御指示を待ちますということを申し上げているつもりであります。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、委員会の御指示をいただきますと、そのとおりにさせていただきます。(長妻委員「いや、最大限努力すると言うから」と呼ぶ)ですから、最大限努力をして……(長妻委員「何を、何を」と呼ぶ)そういうふうに、委員会の御指示を待ちますということを申し上げ...全文を見る
○尾辻国務大臣 出す時期について最大限の努力をいたしますということを申し上げております。
○尾辻国務大臣 委員会の御指示のとおりに出させていただきます。
○尾辻国務大臣 三ないし四日いただければ出せると存じます。
○尾辻国務大臣 今来ていないものについては、これはいつ来るかわかりませんので、今来ておるものの分析についての日数を申し上げたところであります。(発言する者あり)  今市町村から私どものところに参っておるものの分析についての日数を申し上げました。
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、何しろ相手のあることでございますので、私が今ここで、必ず何日とかという約束ができない、お約束できないことは御理解いただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますことは、まず、今出てきていない市町村の分については、これはできるだけ早くということで催促をいたしますけれども、これでいつだということをしっかりお約束できないことは御理解いただきたいと思います。  今届いております分についての分析は、申し上げたよ...全文を見る
○尾辻国務大臣 地域支援事業に対する保険料財源からの充当額についてでございますが、これは、地域支援事業の限度額等についてさまざまな仮定を置いての計算、推計とならざるを得ないところでございますけれども、仮にということで、まず、平成十七年度予算での給付費をベースに置きまして、それから...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しの虐待の対応でございますけれども、これは、包括的支援事業、すなわち、地域支援事業の中の包括的支援事業の中に位置づけておるものでございます。したがって、地域支援事業の中のものだと……(長妻委員「介護保険料は、これは使えるんですか、介護保険料財源は。それを聞い...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の事業でございますけれども、これは、現行でも、現行の介護保険法の制度の中でも使っておるものでございまして、そうしたものに幾つか使っておる、保険料財源を充てておるということは改めて申し上げるところでございます。  ただ、そうしたものに充てておる分もございますけれ...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますのは、そうした事業に使うということを申し上げておるところでございます。
○尾辻国務大臣 今の事業の中で家賃に使っておるということは、私どもは承知をいたしておりません。
○尾辻国務大臣 そういう事業ができるということでございますから、事業はできるというお答えになります。(長妻委員「だから、家賃は使えるのかと。だめだ、質問できませんよ、これは。ちょっと時間をとめてください。こんなことはおかしいよ。さっきから何をやっているんだ」と呼ぶ)  基本的に...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどお答えいたしましたのは保健福祉事業でございますが、それは現在三億円使っております。その中で、この……(長妻委員「いや、保険料財源に限定して質問しています」と呼ぶ)保険料財源の中で三億円使っておるということでございます。
○尾辻国務大臣 今申し上げておりますのは、保健福祉事業で三億円使っておるということであります。(長妻委員「ですから、それは違う。それは税金」と呼ぶ)
○尾辻国務大臣 各市町村が一号被保険者の保険料で事業を行っておる、その額を今申し上げたところでございます。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、保健福祉事業として三億円ということを申し上げておりまして、その中に虐待も入っておるということであります。そして、この三億円の財源というのは、申し上げておりますように、保険料であるということを申し上げております。
○尾辻国務大臣 今まずお答えできますことは、先ほど来申し上げておりますように、保健福祉事業というもので三億円の事業を行っておる、これは一号保険料のみでやっておるわけでございまして、これは介護の家族教室でありますとか予防事業などをやっておる、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 今お尋ねのような事業につきましては、各市町村の判断ということになります。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、自治体の選択でございまして、これは一号保険料でやるか税でやるかということはまさに選択なわけでございます。  ただ、今お話しのような、大量のパンフレットとかなんとかというのは、こうした中で常識的には考えられないであろうと私は考えます。
○尾辻国務大臣 そうした話が保険料に全部まずはね返るわけでございますから、それがまさにまずは保険者たる市町村のインセンティブになるんだろうというふうに私どもは判断いたしまして、そして予防ということを言っているわけでございます。  したがいまして、先ほどもお答え申し上げております...全文を見る
○尾辻国務大臣 ケアマネジャーには、公正中立なケアプランの作成、そうしたことが求められておりますから、そのことに触れて何かをやっておればいけないという、そこの判断になります。
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたように、こうした基準を設けておりますのは、ケアマネジメントの公正中立の原則の遵守をうたったものでございますので、同一法人のサービスのみを位置づけるような指示を行うことも、事実上他の居宅サービス事業者の利用を妨げるものであるので、基準違反に該当...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、報奨金をもらうとかあるいは給料が上がるとかということのその前の行動が、公正中立であるかどうかということで判断されるわけでございまして、私はそのことを申し上げておるところでございます。
○尾辻国務大臣 今おっしゃった例えば販売手数料をもらうということは、これはまさにもう公正中立じゃありませんから……(長妻委員「いや、事後的にですよ、事後的に。報奨金ですよ、報奨金」と呼ぶ)それは、事後であれ何であれ、公正中立でないことは間違いないと考えます。
○尾辻国務大臣 先ほど来先生が言っておられますケアマネジャーの専門性を確立するということ、そして、独立、中立な立場で適切にケアプランを作成すること、これは私どももぜひそうしなきゃならないという認識を持っておりまして、そこの部分では先生の御認識と私どもの認識は全く一致をいたしておる...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げましたように、ケアマネジャーの独立性を高める方向で報酬の基準の見直しも行うこととしておりますから、一挙にとは言えませんけれども、徐々にそうした事業所に属するケアマネジャーの数というのは減っていくものと考えております。
○尾辻国務大臣 先生がお出しいただいております資料の十ページにございます「介護保険「生活援助」サービス利用者数」、この数字でございますが、現在の数字としてこれは合っておるというふうに考えます。このとおりであるというふうに考えます。
○尾辻国務大臣 ですから、このたびの新予防給付のことについて申し上げますと、先生の数字でお出しいただいております、要支援は二十万五千人、これはこのとおりで動きません。それから、要介護一の、この先生のお出しになっております数字で、三十六万七千人ということが言われております。このうち...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今申し上げております数字は、生活援助サービスを利用しておられる方の数字で申し上げておるわけでございますので、そのことをまず改めて申し上げたいと思います。  いずれにいたしましても、一体、生活援助の利用者のうちの見直しの対象になるのがどのぐらいかということで...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、いつもお答えいたしておりますように、それぞれの現場での判断でございますから、私どもがどのぐらいだということを数字で申し上げることは難しいですということをお答え申し上げておるところでございます。
○尾辻国務大臣 これもいつもお答え申し上げておるわけでありますけれども、適切に行われているサービスが今後受けられなくなるとか、そういうことは決してないわけでございまして、そのことを申し上げておるわけでございます。したがって、すべて現場の御判断でということを申し上げております。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 その御質問をいただきました。したがいまして、そのことについての検討といいますか、可能かどうかということを調べてみました。  私が今このことについて理解しておりますのは、まず一つ、電算処理をいたしております。医療のレセプトとちょっと違うところがございます、介護のレ...全文を見る
○尾辻国務大臣 委員会の審議を通じて委員の皆様方、先生方がそのように認識をしておられる、そういうふうに御指摘いただいておるということはよく承知をいたしております。
○尾辻国務大臣 大変重要なデータであるということは、私どももそのように認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 この委員会審議が始まりましてから、各委員の皆様、先生方、そのように御指摘いただいておるということは、私ももうずっと聞かせていただいておりますから、御認識はそのように理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 けさの御質問でもお答え申し上げましたけれども、私どもが申しておりますことは、要介護一では、廃用症候群の方々も多かったりいたしますから、他の要介護度と比べて改善が期待される方々であるというふうに考えております。改善が期待される方々であるというふうに考えますので、この...全文を見る
○尾辻国務大臣 今も申し上げましたけれども、改善が期待をされる、そして今持っておられる能力、その能力に対してその維持、そしてまた改善ということでございまして、私どもが改善と申し上げているのはそういう意味でございます。
○尾辻国務大臣 これはもう繰り返し申し上げておりますけれども、私どもは、今適切に行われているサービスを、これを受けられないようにするというようなことを言っておるわけではございません。必要なサービスは従来どおり受けていただきますということを申し上げておりますから、それが基本でありま...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもがこの介護予防の効果ということで申し上げておりますのは、サービスを半分に減らすということを申し上げておるつもりはございません。サービスを受ける方の数を減らす努力でありますとか、それから重度化することへの予防でありますとか、ただそうしたことによる効果という意味...全文を見る
○尾辻国務大臣 訪問介護の労働者につきましては、先ほども申し上げましたように、先日お話を伺ったときも、かなり厳しい条件の中で働いていただいているということは私も認識をいたしております。したがいまして、私どもが今やろうとしておりますことは、移動時間が労働時間として算定されていないな...全文を見る
○尾辻国務大臣 いざ、介護保険の今回の見直しが実施されるという段階における、市町村における実施のための、それをどういうふうに組み立てていくか、また、政省令の話も先ほど申し上げましたけれども、政省令の出し方、そうしたことに対して、私どもの考え方を整理するためということでモデル事業を...全文を見る
○尾辻国務大臣 もちろん、この御審議をいただいてお認めいただいた場合に介護保険の見直しということになるわけでございますから、それからのもちろん施行でございますし、また政省令になるわけでございます。そのことは申すまでもないことでありまして、改めてまた私から申し上げておきたいと存じま...全文を見る
○尾辻国務大臣 御審議を通じて出すようにというふうに言われましたデータは、私どもとしては、最大限の努力をして今日までも出させていただいてまいりましたので、まさにお求めいただきましたデータについてはお出しをしたと考えております。
○尾辻国務大臣 今まで御説明を申し上げてまいりました、そのときに、私どもが使いましたデータといいますか、今回の見直しに当たって参考にもし、根拠にもいたしましたデータというのは、それぞれお出しをしておるつもりでございます。それで不十分だという御審議の中での御指摘もございましたから、...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたびの介護保険の見直しというのは、最初の五年前に介護保険の制度ができたときから決まっておったことでございます。したがいまして、厚生労働省の担当としては、必ず来る見直しでありましたから、非常にそれに向けての準備を重ねてきた、そしてまたいろいろな議論もしてきた、デ...全文を見る
04月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○国務大臣(尾辻秀久君) さきの年金制度改革における国会での御議論がございました。そうした御議論、あるいはまた与党合意、その後の与党合意もございます。そうしたものを踏まえますと、まず大規模年金保養基地でありますとか年金住宅融資については、これは平成十七年度をもって廃止することとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それでは、まず私の方から法人の理事長についての考え方をお答えをさせていただきたいと思います。  独立行政法人の理事長は、法人設立の目的である施設の譲渡等を適切に行うため、法人の行う業務に関する知見を有し、これらの事務事業を適切かつ効率的に運営できる者が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今日、先生からもいろいろお話しいただいておりますけれども、厚生年金病院については今日においても地域医療等で一定の役割は果たしておる、こういうふうに認識をいたしております。ただ、今回、年金福祉施設については例外なく譲渡、売却をするということを決めましたので...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、先ほど申し上げたことの繰り返しになりますけれども、厚生年金病院が地域医療に一定の役割を果たしておる、このことはもう認識を十分いたしております。その上で譲渡をするということを決めたわけでございますから、どうするかということでございます。  ただ、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今日、国民の皆さんから年金に対する信頼が十分でない、損なわれておる、そのことはおっしゃるとおりであります。私どももそのことを認識をいたしております。  そこで、年金に対する信頼を取り戻さなきゃいけませんけれども、やらなきゃならないことが幾つかある。その...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどの坂本先生の最後の御質問にお答えしたとおりでございまして、改めて申し上げますと、それからまた今の武見先生の言われた特に前段の部分、もう全く私もそのとおりに思いますということになるわけでありますけれども、年金に対する国民の皆さんの不信、大きく二つの要...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、先ほど来の先生の御議論、御指摘、その基本の部分にまたもう一度戻るわけでありますけれども、国民の皆さんの年金に対する信頼を取り戻すために社会保険庁を改革しなきゃいけない、そのためにどうするかというところからの大きな議論が始まりました。その中で、まず...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私が今回の社会保険庁改革の中で一番大事なことの一つといいますか、ポイントの一つだと考えておりましたことを御指摘をいただきました。これはおっしゃるとおりだと思います。  私はこう思っているんです。縦の線で考える縦の改革とでもいいましょうか、この改革と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 午前中もお答え申し上げましたけれども、昨年来の年金を取り巻く議論でありますとか、そうした中でのまた社会保険庁に対する不祥事、いろいろな御批判、そうしたことの御議論でありますとか、そういう御議論が国会の中、また外でもいろいろ続けられてまいりました。私どもは...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、七十九条に触れてもお答えを申し上げておりますけれども、私も、この七十九条の施設をするというこの言い方、引っ掛かったものですから前に調べたことがあります。そのときに、この施設をするというのが、実は事業をするあるいは施策をするというふうに読むんだと、その...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 非正規職員の福祉増進、健康保持についてのお尋ねでございますけれども、まず申し上げますと、これは通常の労働者と同様に、基本的にはその事業主が取り組むべきものであるというふうに申し上げなければなりません。  そうした中ででありますけれども、厚生労働省におき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これも午前中お答え申し上げておりますけれども、今回、年金福祉施設等の譲渡、売却というのは例外なく行うということをまず基本原則として決めております。その上での話でございますので、やはり例外なく整理合理化を進めるということでありまして、例外はつくらずというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 決して小さなといいますか、そうした意味で、今正に小さなという言葉使いましたけれども、そうした判断ではないというふうに理解をいたしております。そして同時に、やはりこうした一つの時の流れなのかなというふうに思うところでもございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) お尋ねの、言っておられる医療だとか介護だとか、年金ということもおっしゃったかどうか、とにかくそうした社会保障全般のあるべき姿というのがどういう姿といいますか、どういうことでということが、どう理解をしてお答えをすればいいのかなということを今思いながら立った...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは午前中にも申し上げたところでありますけれども、公益性ということでいえば、何も公的な医療機関だけではなくて、民間の医療機関であれ何であれ、医療に携わるということで公益性ということがないはずはないわけでありますから、いずれにいたしましても公益性というの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今私どもが申し上げておりますのは、やはり介護でもそうですけれども、医療でも、医療費抑制ということでまずなさなければならないことは予防の分野だと、そこに力を入れることだというふうに思っております。したがいまして、健康フロンティア戦略ということも言っておりま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、厚生年金病院に隣接をして設置をいたしております厚生年金保養ホーム、この果たしてきた役割についてでございますけれども、これはもう今先生もるるお述べいただきましたように、病院との連携の下で、食事療法でありますとか運動療法などを必要とする方々に、正に栄養...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) リハビリテーション医療の重要性については、今先生のお話を伺っておりまして、改めてその重要性、認識をさせていただいておるところでございます。  そしてまた、ちょっと話は違うのかもしれませんが、昨日、私は尾道に参りまして、あの尾道方式というものを見てまいり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、最初の方のお話についてもう一回申し上げますと、とにかく社会保険庁に対する御批判が高まりました。そして、このままではいけない、新しく生まれ変わる必要があるということからこの話が始まったのは、もう先生も繰り返しお述べのとおりであります。  順番として...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 極めて率直に、そして、またある意味大変愛情あふれる表現をしていただいたと思っております。  私も、極めてそういう意味で、おっしゃっていただいたお言葉におこたえしようと思うんですけれども、こうして御議論をお聞きしながら、本当にそれが正しい、私が納得してそ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、若者対策をさせていただきながら、まずつくづく思いますことは、この若者の対策はもう本当にきめ細かくやらなきゃいけないということは痛感いたしております。まず、きめ細かくやらなきゃいけないということをまず申し上げたいと思います。そうすると、今度は勢い今の御...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護予防事業の拠点としては、地域のどのような施設等を活用するか、そのあくまでも事業主体であります市町村が判断することでございます。介護予防事業でありますから、事業主体が市町村でありますので市町村の判断になるわけでございまして、その市町村の判断で譲渡された...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう今朝からのずっとお話しいただいたこと、また、それに対して私どもがお答えしたことの繰り返しにもなるわけでございますが、今回のこうしたことになりましたそもそもはといいますと、やはり社会保険庁に対する各方面からの、国民の皆様方からの御批判でございます...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 最近そうしたお声寄せられておることは私も承知をいたしております。  ただ、やはり、当初こうしたことを私どもが、社会保険庁をいかにすべきかという検討を始めました当初において、非常に強い、もう福祉施設全部売却すべしというお声があったことは、またそのように私...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 病院の売却ということにおいての今の厚生行政に対するお話だと思いますけれども、私どもが今申しておりますことは、売却に当たって、その病院機能というのはそのまんま維持していただくというのを前提にして売却をいたすわけでございますから、病院がなくなるわけではないと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今まず病院のことについて御議論をいただいておりますけれども、まず申し上げたいことは、病院を除く方の年金福祉施設等のことでありますけれども、これはもう既に先月末に整理合理化計画を策定いたしておりまして、この計画に基づいて、本年十月に予定しておる機構の設立後...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回のお願いしております機構において譲渡等を行う対象施設といいますのは、宿泊施設もありますし、今先生が話題にしていただいております厚生年金病院もございますし、また終身の利用型老人ホームなどもございますし、正にこの施設類型というのは多岐にわたっております。...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、箱物売るんじゃないよというお話でございますが、正にそういう面を持っておることは申し上げたところであります。  しかしまた、一面、不動産売買ということでもありますので、そうした不動産売買に通じておる人たち、その人たちにこの機構の職員として仕事をしても...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまの御指摘の件でございますけれども、これ昨年九月に設置をいたしました検証会議がございます。年金の福祉還元事業に関する検証会議というものでございます。この検証会議におきまして、今正にこうした事業の実施の経緯でありますとか在り方等の検証を行っておるとこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これも先ほど来申し上げておるわけでございますが、国民の信頼回復するために社保庁、社会保険庁をきれいにしなきゃいけない、新しく出直さなきゃいけない。まず、そのためのまずやるべきこと、そのことが福祉施設の売却だと私は考えております。その後に、また二段階で社会...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私は、素朴にという表現がいいのかどうか分かりませんが、私が今思い付く言葉で言いますと、もう素朴に社会保険健康センター、これは売却でいいと、もう民間の施設が似たような施設もできてきているわけでありますから、考えておるところでございます。  これと健康づく...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今までそれぞれの施設ができた、造ってきた、そのときそのときでその役割はあったと当然のこととして思います。その役割に基づいて造られてそれなりの役割を果たしてきた、そのことを否定するものでは全くありません。そして、その間において地域の皆さんに利用していただい...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○尾辻国務大臣 今改めて前回の速記録を読んでおるのでありますけれども、出さないと申し上げてはいないと思います。ただ、できるだけ早く出させていただきたいということを申し上げたところでありますから、前回私が委員に対して、特別違うといいますか、あるいは失礼な答弁をしたとは思っていないと...全文を見る
○尾辻国務大臣 あのときの私どもの、こちら側といいますか省の方のやりとりを申し上げますと、委員からそういう御質疑がございましたので、私は、できるだけ早く出したいということは申し上げたつもりであります。ただ、それがいつまでかということでありましたから、いつまで出せるかなということを...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたびのデータ、お出しをいたしました。そして、お求めでもございましたので、統計学的な分析も行ったところでございます。  そうした中で、今回の報告というのは、筋力向上プログラムが介護予防に一定の効果を発揮することは改めて示唆された、こういう報告だというふうに理解...全文を見る
○尾辻国務大臣 いずれにいたしましても、この介護予防サービスというのは、その目的や内容に基づいてより大きな効果が発揮できるようにしていかなきゃならぬわけでございます。  そういたしますと、例えばこの本事業を通じて得られたデータも、サービスの対象者の選定手法とか提供方法とか、今後...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、サービスの対象者の選定の手法とか、さらに分析を深める必要はあろうかと思いますけれども、おっしゃったように、悪化した人がいることもまた事実でありますから、そのことを否定するつもりもございません。ただ、そうしたことを全体的にどう見るかという今後の判断だろうと...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、この事業を始めるといたしまして、すべての人にやってくださいということを申し上げるつもりもないわけですから、現場でその事業をやることが適切であると認められる人にやってもらうわけでありますから、そういう人をどういうふうに現場でまた判断してもらうかとか、そうい...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、モデル事業ですから、今回はいろいろな人にやっていただいた、こういうことであります。
○尾辻国務大臣 今後の事業展開の参考にするためでございますから、もちろん、一定の基準に基づいてということはお願いいたしましたけれども、モデル事業でありますから、広く多くの方に試していただいた、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 意欲ある方でないと、もちろん最初から参加なさらないというふうに思いますから、そういう意味で、意欲ある方が今度のモデル事業の対象になったということは、そういう傾向があるだろうということはそのとおりだと思います。  ただ、意欲があるということと、筋トレという言葉が使...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、最終的にはまさに現場での御判断でありますから、利用なさる方に一番いいと思われるやり方で、現場でお決めいただいてやってもらうということになるということを申し上げたいと存じます。
○尾辻国務大臣 ここで言っております悪化というのは、これは要介護度の話でございますから、何か容体があって、容体と言いましたのは例えば病気の容体という意味で申し上げましたけれども、そうしたものが悪化したというような話とはまた違う話でございますので、ぜひ、ここで言う悪化というのはそう...全文を見る
○尾辻国務大臣 こうした新しいメニューを加えようということで、そのメニューに対するモデル事業でございますから、そうした具体的な新しい事業についてまさにやっていただいた、モデル事業をしていただいた、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 まず、今のお話でありますけれども、一六%が悪化という話でありますけれども、これも、四三・九%が改善をされておるという改善の数字が出ております。  それから、先ほど申し上げましたように、悪化といいましてもこれはあくまでも要介護度の話でございますから、その悪化はまた...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもが普遍化という言葉で申し上げてまいったもの、それはそういう意味を持っておりますし、それから、率直に私どもとしてそういうことを検討したことは事実でありますということを申し上げました。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、被保険者、受給者の範囲の拡大ということがずっと議論されたわけでありますから、そしてそのことは附則に述べられておるというふうに解釈をしておるということは申し上げたところであります。
○尾辻国務大臣 これは、申し上げておりますように、被保険者、受給者の範囲の拡大、そして制度の普遍化を図るということは、この介護保険の議論が始まったときからの大変大きな議論でありますから、ずっとこの議論は続いてきた、もう御案内のとおりであります、申し上げるまでもありません。このこと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回、私どもがこの制度の見直しに当たって、まず、先生も言っていただいておりますように、予防ということを大きな見直しの考え方の柱にいたしました。これは、なぜそうしたかということについては、先生のお話の中にもございましたから、改めて申し上げることはいたしません。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 介護需要が増大いたします中で、介護分野は雇用の場として非常に重要度が高まってまいります。介護労働者にとって魅力ある職場づくりを進めていくことが必要であると考えております。したがいまして、そうした中で、私どもも介護労働者の雇用管理の改善を図るための施策、幾つか取り組...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、地域包括支援センター、この設置について私どもが今回必要がありというふうに考えましたそもそものことから申し上げますと、ケアマネジャーがケアプランをつくるわけでありますけれども、今までどこかの事業所に所属しておる人も多かった。そうすると、どうしてもケアプランをつ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今局長よりお答え申しましたとおり、私も努力をいたしてまいります。
○尾辻国務大臣 一言で申し上げますと、私は全くそうは思いません。ビジネスが始まっていようが始まっていまいが、これは、私どもが今度の介護保険を見直すに当たって、こうあるべきだ、こうした方がいいという考え方で、そのもとに行っておるものでありますから、こうした皆さんが自分たちのビジネス...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話を伺いながら、何か考えなきゃいけないということは私もそのとおりだと思います。そう思いながらお聞きをいたしておりました。  ただ、私どもがどういうふうにすればいいのか。極端に言ったら、こんなもの全く無視することの方がいいのか。あるいは、今おっしゃったように...全文を見る
○尾辻国務大臣 率直に申し上げまして、受講料二十万というのは高いなという印象を私も持ちます。したがいまして、この受講料を含めて、この財団のあり方、資格のことはもう一回私もよく調べてみます。  ただ、私が今このことで聞いておりますことは、この資格と介護保険と結びつくものではないと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の中間報告は、市町村から報告されましたデータを精査いたしまして、介護予防の効果について統計学的な分析を行いますとともに、事業の実施に関する市町村からのさまざまな御意見等も把握したものでございます。  例えば、筋力向上プログラムにおきましては、要介護度、握力や...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、山口県の一つの町を上げて、その一万倍でという計算をなさいました。ただ、今計算された町が日本の一万分の一、平均的にとでもいいましょうか、一万分の一の町であるかどうかというのは、これはどう言えるかなと思いながら聞いておりました。もし、そういう計算をするのであれば...全文を見る
○尾辻国務大臣 実際のサービス提供というときには、今度のモデル事業とか、要介護一の皆さんを要支援にするのかどうかといったようなところで言っているスクリーニングという感覚とは、感覚というんでしょうか、やり方とはまた違う基準だと私は理解をいたします。  実際のサービス提供というとき...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が申し上げておりますのは、サービス提供というところで、その人に適切であるかどうかということを専門家の皆さんが判断なさるその判断と、今言っていますスクリーニングというのは、基準というか、そもそもが違う、そもそもという言い方はまた誤解を招いてよくないのかもしれません...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回のモデル事業の出てきた結果についてどう分析するかということについては、まず先ほど申し上げました。  私も、この改正に当たりまして、できるだけ現場も見たいと思って、筋トレというんでしょうか、筋力向上をやっておる現場を見に行きました。このことについては申し上げて...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも再三申し上げていますけれども、こっちをやったからこっちがだめだとか、二つ並べてどっちか選んでくださいとかというようなことを申し上げているわけではありません。そしてまた、筋トレをメニューの中へ入れたからこっちのサービスがうんと減るとかという、何か今言っておられ...全文を見る
○尾辻国務大臣 いきなりお尋ねいただきましたので、うまく答えられるかというか、整理して答えられるかどうかというのは自信がありませんけれども、今、そのお話を伺って私が思いますことを率直に申し上げたいと思います。  民間の保険と違って、公的保険の場合には、今言われたような部分という...全文を見る
○尾辻国務大臣 後半の方の御質問に対しましては局長から答えさせます。  ただ、冒頭の御質問に対して、私が十分御趣旨を理解できずにお答えをいたしまして申しわけなかったと思うものですから、改めて、先生の御趣旨を踏まえて今回の私どもの考え方だけはお答えを申し上げておきたいと存じます。...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたびの地域支援事業の財源をどうするかということで、そして保険料から、では三%という上限を決めて、その中でというようなことにすると今御説明申し上げておるわけでありますが、具体的にはそうした形でやろうとしておる。そうしたようなことについて、では、どういうふうに定め...全文を見る
○尾辻国務大臣 お世辞を言うつもりもありませんが、先生のおかきになったこの図を見て、大変私も感服をいたしております。実は、私がここまでわかるのに随分時間がかかったものですから。ここまで理解するのに随分時間がかかったものをさっと先生が理解して、これだけ図示なさったというのに改めて敬...全文を見る
○尾辻国務大臣 おっしゃるように手元にもありますから、確認いたしますと、そのとおりに申し上げました。一定の効果を発揮することを示唆しておる、こういうふうに申し上げたのは事実であります。  そう申し上げたのは、一つには、これは中間報告でありますから、この後まだ残りの報告も上がって...全文を見る
○尾辻国務大臣 あえてそこまで申し上げると、先走るなと言われるかもしれませんけれども、私どもは、そういう分析になるまず第一歩といいますか、中間の報告でありますから、中間のところでこう申し上げておる、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 一つずつの表現については、今、ここの表現が変わったことは私も率直に知りませんでしたけれども、絶えず、私も説明を受けたりしながら、言葉遣いについて私が注文をつける場合もあります。  記憶しておりますのでは、お年寄りの残存能力という言葉を使っていましたから、それはま...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も、そういう予断を持ってこれを読むまい、これはちゃんと努力をしたつもりですし、また今後もしてまいります。  ただ……(山口(富)委員「それで結構です」と呼ぶ)いいですか、はい。
○尾辻国務大臣 先日も申し上げましたけれども、現場の方々の声を聞きましたときに、そうしたお話も私もお聞きをいたしました。そのことも申し上げました。それから、こうした介護サービスというのがとにかく人に頼るサービスでありますから、そこのところが基本になるということも日ごろ考えておりま...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、最初の局長の御答弁で申し上げましたように、少なくとも労働基準法上の問題がある、これはもう何をか言わんやでありますから、きっちり守ってもらわなきゃいけない。それを前提にして、そしてそれを守るべく、私どもなりに言うべきことを言っているということであります。まずそ...全文を見る
○尾辻国務大臣 すぐ調べて、御連絡を申し上げます。
○尾辻国務大臣 この問題は、もう一番よく御存じの方でありますけれども、まずは年金の仕組みの中で考えるのか、福祉で考えるのかという大きな議論がございまして、そして今の給付金という形で一つの仕組みをつくっていただいた、こういうことでございます。したがいまして、基本にこの議論があるとい...全文を見る
○尾辻国務大臣 すべてとは思いませんけれども、幾つかのものは見せていただいております。
○尾辻国務大臣 まず、今回私たちが考えたことは、持続可能な制度にしなきゃいかぬ、今後とも介護保険制度というのは大事なものでありますから、破綻しないようにきっちりしていかなきゃいけない、そのためにどうすればいいかということを考えて、新予防給付ということも申し上げたわけであります。そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の三つのケースを聞かせていただきまして、私が感じましたことを率直に申し上げますと、大変やはり皆さん、つましく生きておられるなという印象を持ちました。
04月21日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○国務大臣(尾辻秀久君) お話伺いながら私が理解いたしましたのは、いずれにいたしましても医療現場でありますから、その担当のお医者さんが責任を持ってやっておられる、最善の方法を尽くされる、そのことはいささかも変わりはないわけでございまして、そして、この通知においてお示ししておること...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 臨床検査技師の役割が大きくなっているというのはそのとおりでございます。ただ一方、聞いてみますと、検査業務の自動化が進んでいる、機械化が進んでいる、したがって、今のところ臨床検査技師が不足しておるということにもならない。こうなると、さあどうするんだというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二名であります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 恐らく新聞の誤りであろうと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお尋ねは社会保険審査会でありますか。
○国務大臣(尾辻秀久君) これは常勤委員六名のうちの二名でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお尋ねのことは、厚生労働省が所管する審議会の委員のうちの非常勤委員についての数でございましょうか。
○国務大臣(尾辻秀久君) はい、分かりました。  それでは申し上げます。  まず、社会保障審議会、委員二十六名でございますが、そのうちの一名でございます。それから、厚生科学審議会は委員三十名のうち一名であります。労働政策審議会は委員三十名のうち一名でございます。医道審議会が委...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 個々の委員の年収又は手当支給総額につきましては、これは個人に関する情報でございますので答弁は差し控えさせていただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) お答えできる範囲でお答えを申し上げたいと存じます。  労働保険審査会及び社会保険審査会の委員の、常勤委員の俸給月額につきましては特別職の職員の給与に関する法律で定められておるものでございまして、そこに明記されておりますのでその数字を申し上げます。百一万...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それぞれの審査会の役割がございますけれども、それぞれ今、社会保険審査会と労働保険審査会についてお述べになったわけでありますけれども、こうしたものというのは準司法的な事務を取り扱うという職務の性格がありますし、それから勤務実態等に照らしてどうしても常勤委員...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました二法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、社会保障に関する日本国政府とフランス共和国政府との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について申し上げます。  この法律案は、社会...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○尾辻国務大臣 基本的に、今先生が御指摘いただいておること、これはそのとおりだというふうに私も思います。ですから、要介護度の認定に当たっても、要介護一のところの皆さんを要支援と要介護一に分ける、ここのところで、もう一回その認定のところで念入りにやるというようなことを今回の見直しで...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは前にもお答え申し上げたことでありますけれども、山井先生のお勧めもありまして、私もできるだけ現場を見たいということで現場を何回か見せていただきました。  その中の一つとして、実際ホームヘルパーさんが来ておられるところに行って、そのさまを見せていただいたわけで...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話は私も全くそのとおりだと存じます。  先日、尾道方式と言われるサービス提供者の会議も実際に見せていただきました。そのときに、ケアカンファレンスをお聞きしながら、医療と介護、ここがうまく結びつかないと今後はすべてのことがうまくいかないなということを実感して...全文を見る
○尾辻国務大臣 今御指摘いただいたようなことでも、私は、皆さん方のサービスというのは評価をしておるものでございます。  これも先日も申し上げたかと思いますけれども、見せていただいたところで一人の利用者の方が言っておられたのは、一週間に一回買い物をしていただいている。買い物をする...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、現場を見せていただいたときも、東京都のケースで見せていただくと、確かに住んでおられる隣にコンビニがあるわけであります。そんなところでぱっと買い物ができる地域と、それから、そのとき私も思いましたけれども、それは隣にコンビニがあるよう...全文を見る
○尾辻国務大臣 当然のこととして、この間の御議論は私もずっと聞かせていただいておりますから、そうした御指摘、御議論は十分踏まえて私どもも実施をすべきだ、こういうふうに考えております。
○尾辻国務大臣 今のお話を伺いながら、先ほど局長が申しましたように、従来の在宅介護支援センターの中で、随分よくやっていただいた、頑張ってきていただいたところがあるということを申し上げましたけれども、その一つの例で、今お話しの札幌市の清田区のセンターもあるということをお聞きいたした...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の先生のお話、御指摘等も踏まえて、私どもも十分検討して今後のことを考えてまいりたいというふうに存じます。
○尾辻国務大臣 大変光栄なことと存じますとお答えを申し上げます。
○尾辻国務大臣 お誘いいただきましたら、やらせていただきます。(発言する者あり)
○尾辻国務大臣 実は、私の親しい友人がエアロビクスの教室を持っていたこともありますから、その教室の場面を思い描いたりしながらお答えをいたしました。
04月25日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○尾辻国務大臣 平成十五年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計につきましては、歳出予算現額二十兆三千五百九十億円余に対して、支出済み歳出額二十兆一千五百二十二億円余、翌年度繰越額七百六十九億円余、不用額千二百九十八億...全文を見る
○尾辻国務大臣 平成十五年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾であります。  指摘を受けました事項につきましては、直ちに是正措置を講じましたが、今後なお一層厳正な態度をもって事務の執行の適正を期する所...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変痛ましい事故が起きました。私からも、お亡くなりになった方々また御家族の皆様方に心からお悔やみを申し上げます。また、けがをなさった皆様方に対してお見舞いを申し上げます。  政府といたしましては、九時四十分に官邸連絡室を設けましたが、これを十二時に対策室に切りか...全文を見る
○尾辻国務大臣 混合診療の議論のときもそうでございましたが、今私どもは、十八年度に医療保険、医療の提供体制全般についてもでございますけれども、見直しをさせていただきたいということを申し上げております。そこでいろいろな御議論があるわけでございますけれども、その御議論の中に、公的保険...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、今後医療費をどうして抑制するかというのは大変大きな課題になると思います。そうした中で保険給付の議論もいろいろに生じてくるとは思います。そしてまた、先ほども申し上げましたように、既にそうした御議論もあるところでございますけれども、今私が御答弁申し上げたことは...全文を見る
○尾辻国務大臣 急速に少子高齢化が進行する中で、高齢者の皆さんがその経験と能力を十分に活用して地域社会で活躍していただくということは、これはもうますます重要になってきておると存じます。もう御指摘のとおりでございます。  そして、今お触れいただきましたけれども、高齢者が持っておら...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは私どももそのように考えております。そこで今、働く意欲といいますかインセンティブを収入の面でお話しになったわけでありますが、またそうしたことも当然人間でありますから必要な部分でありますし、否定するものでも全くないんですが、私ども、またそうしたことについても当然...全文を見る
○尾辻国務大臣 今これまたお話しいただきましたように、確かに、高齢者の方が高齢者の皆さんをケアしていただくという、本当にありがたいことでありますし、またその方が気持ちがわかるというようなところもあって、うまくいくというケースも私ども耳にしたり見せていただいたりもいたしております。...全文を見る
○尾辻国務大臣 まさにそのとおりだというふうに考えます。今私どもも介護予防ということを介護保険制度の見直しの中で言っておるわけでありますけれども、介護予防というのは、そうした広い意味の中でまた考えさせていただきたい、そのことが大変重要なことだと私どもも考えております。
○尾辻国務大臣 少子化対策というのは、言われてもう長くなりますし、私どももその都度対策を講じてきたところであります。  そこで、振り返ってみますと、最初にエンゼルプランをつくりました。次に新エンゼルプランをつくりました。今また新たなプランをつくったところでございますけれども、そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お述べになりましたように、国立社会保障・人口問題研究所の調査によりますと、未婚者の約九割はいずれ結婚するつもりと答えておりますし、結婚した夫婦の八割以上は二人以上の子供を持ちたいと考えておるという結果が出ております。このように、多くの国民が結婚したり子供を持ちた...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、今フランスの例それからオランダの例をお述べになりましたが、さらにイギリスの例を見ましても、おっしゃるような傾向にございます。そして、そうした例に当然私どもも学ばなきゃならないところでございます。  そこで、そうした例を学ばせてもらおうということで、私ども...全文を見る
○尾辻国務大臣 小児医療の体制を構築することが重要である、これはもうお話のとおりでありますし、また改めて申し上げるまでもないことでございます。  そこで、私どもとしては、厚生労働省としては、入院治療を要する小児救急患者を受け入れますところの小児救急医療拠点病院の整備でありますと...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、社会保険庁をめぐるいろいろな御指摘がございました。そこで、今後保険料を保険の給付以外と申し上げますと、給付のための説明だとかなんとかという若干のものが入りますから、給付にかかわるという表現をしておりますけれども、そうしたもの以外にはもう一切使わないということ...全文を見る
○尾辻国務大臣 介護議論をいたしますときに、いつも施設と在宅の議論というのは、これはもう基本の議論になります。私どもは、できるだけ在宅で高齢の皆さんが生活できればというふうに考えて、そのことを施策の中に盛り込もうとしておりますけれども、しかし、なかなかそうもいかない。やはり施設に...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話、まさにそのとおりでございます。両方の意見がございます。特に、経済財政諮問会議におきまして議論をさせていただきますと、まず、民間議員の皆さんからは、社会保障給付費の伸びについて、名目GDPなど何らかのマクロ指標を設定した上で制度を見直すべきだという御意見が...全文を見る
○尾辻国務大臣 これもまたいつも議論になるところでございます。  潜在的国民負担率につきましては、骨太の方針などでも、いわばとか、そういうちょっとぼかした表現で潜在的国民負担率五〇%という表現になるわけでございますけれども、そのときに私が申し上げているのは、やはり、最初にそうい...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かにおっしゃるとおりに、このまま今の財政赤字を放置していいとは思いません。また、私どもが社会保障の給付費用を何とか抑制しなきゃならないと考えておることもまた事実でございます。  ただ、申し上げましたのは、例えば、今、国民負担率のお話が出ましたものですから、そし...全文を見る
○尾辻国務大臣 精神障害を含めまして、障害のある人もない人も地域でともに安心して暮らせる地域社会づくりが必要であると考えております。このため、今後の精神保健福祉施策につきましては、入院医療中心から地域生活中心へという基本的な考え方に基づき進めていくことが必要でございます。  今...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょうお述べいただいておりますように、小児医療体制の整備というのは極めて重要なことでございます。したがいまして、厚生労働省として、これまで、まず小児救急医療拠点病院の整備でありますとか、こうしたもので適切な小児救急医療が提供できるように全国的な体制整備に取り組んで...全文を見る
○尾辻国務大臣 冒頭、これ以上非常識なことをしちゃいかぬというふうに言われました。私も全くそのように思います。  具体的なこの件につきましては、正直言って、私も初めて聞きますので、よく調べてみます。そして、お話しになりましたように、これ以上社会保険庁が非常識なことはしちゃいかぬ...全文を見る
○尾辻国務大臣 二点お尋ねでございました。  一点は、この交付金の都道府県負担分についてのことでございます。  これは、私どもの立場からは、都道府県がきっちり負担してくれるはずだということになるわけでございますが、私もまたそう理解をいたしておりますけれども、実態についてまた少...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変御理解いただきながらのお話、御質問でございまして、そうした御理解の上での御質問であるということ、私からもまた大変感謝を申し上げたいと存じます。  今お話しのとおりでございまして、制度がスタートしたばかりでございますけれども、まずは、対象者というのは法律上の婚...全文を見る
○尾辻国務大臣 保険適用の話になりますと、いつも疾病であるかないかというのがその議論の対象になってしまうわけでありまして、確かに考え方はいろいろあるだろうと思います。ですから、疾病であるのかないのかということの判断と同時に、きょうの先生の御質問のメーンになっております少子化対策を...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  障害保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害、精神障害といった障害種別等によって福祉サー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 支援費制度についてのお尋ねがございました。  支援費制度は、施行後多くの方がサービスを利用できるようになるなど、障害者の地域生活を進める役割を果たしていると評価をいたしております。  しかしながら、同時に、利用者が急増していく中で、現在のままでは制度...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害保健福祉施策の今後の目指すべき方向性についてお尋ねがございました。  障害者自立支援法案は、支援費制度の自己決定と自己選択や利用者本位の理念を継承しつつ、これまで制度の対象となってこなかった精神障害者も含め、障害の種別にかかわらず、一元的にサービス...全文を見る
04月26日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 大変痛ましい事故が発生をいたしました。私からも、亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の方々に対してお悔やみを申し上げたいと存じます。また、負傷された方々とその御家族の皆様方にもお見舞いを申し上げる次第でございます。  厚生...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御提案申し上げるときにできるだけ丁寧に御説明を申し上げる、趣旨説明をさせていただくときもそのことは必要なことでございますので、今後そのように努力をいたしますことを申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 事実はお話しのとおりであります。  ただ、申し上げたいことは、この社会保障協定といいますのは、今お話しになっておられます加入期間の要件などもそうなのでありますが、まず両国の制度が異なることを前提にして、そして異なる制度だということでお互いに結ぶものでご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま局長からお答えも申し上げましたけれども、この後私どもは非常に多くの国とこうした協定を結んでいかなければなりません。その際に、今お話しいただいております双務性の確保ということは、これは大事な視点だと思いますので、努力をしてまいりたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 現在、外国人技能実習生は、受入先である事業主と雇用契約を結んでおります。すなわち、雇用契約にあるということでございます。したがいまして、事業主が厚生年金保険の適用事業所である場合は厚生年金被保険者となりますし、また同様に、雇用保険の適用事業に雇用されてお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) おっしゃるとおりでございまして、やはり私どもが丁寧に御説明申し上げて理解をしておいていただく、そしてちゃんと保険として払っていただくということが必要なことでございますので、今後、御理解をいただくべく更に丁寧な説明をさせていただきたい、努力をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変難しい御質問をいただいたと存じます。  そもそも年金制度に関する言わば国民感情とでもいいましょうか、それからまた政治的な議論を積み重ねた結果でありますから、そうしたものというのはそれぞれもう国において事情が異なっておりますので、そこからくる公平であ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律が四月一日より施行をされております。この本法律の給付金の対象となる方というのは、国民年金制度発足時には任意加入とされていたが、その後強制加入となった方々について、適用対象としつつも、任意加入か強制加入...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 実は、同じ御指摘を衆議院の委員会でもなされました。それで、私すぐその御指摘に対して対応するようにと指示をしたのでありますけれども、依然としてその指示が徹底していないということであれば、更に指示をいたしたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 判決を重く受け止めまして、今後の対応につきましては、内容を十分検討の上、関係機関とも協議をして対応してまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 御質問の趣旨は、そもそも民間に委託することの是非についての御議論ではないというふうに理解をさせていただいて、ただ、民間に委託するに当たっての業者の選定をどう考えるんだという御質問だろうというふうに思いますので、そこのところのお答えをさせていただきたいと思...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど小池先生にもお答え申し上げたとおりでございます。このたびの判決は、初診日が二十歳以前であったという事実を認定したものであると理解をいたしております。その判決は、私どもは重く受け止めさせていただきます。  その上ではありますけれども、更に内容を検討...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 我が国の公的年金制度は現役世代の方すべてに四十年間保険料を納めていただくことを原則といたしておりますけれども、その間に低所得等で保険料負担が困難な方にはその間の免除制度もございますので活用していただいたりもいたしておるわけでございます。  そうした免除...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 行動計画では、人身取引の防止それから撲滅、被害者保護、この三つの観点から政府全体が一体となって取り組もうというものでございます。  その三つのうちの、では厚生労働省が担うべき役割は何かというと、やはり被害者の保護の役割だと、こういうふうに考えるところで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しになっております行動計画につきましては、加害者の処罰のみならず、このことは当然なんですけれども、そうした加害者の処罰のみならず、人身取引被害者の保護を対象としてこれはもう明確に位置付けております。その被害者の状況に応じて、今申し上げておりますよう...全文を見る
04月27日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○尾辻国務大臣 今、先生がお述べいただきましたように、特別養護老人ホームの待機者は三十四万人おられます。ただ、待機者三十四万人といいましても、先生御自身も重複があるというふうに今お述べになりましたけれども、複数施設に申し込みをしておられる方、あるいは直ちに入所が必要ではない中軽度...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回創設いたしました地域介護・福祉空間整備等交付金、これは先ほども申し上げましたとおりに、それぞれ地域の裁量を大きくして、それぞれ地域の実情に応じて整備をしていただくということをねらいにしたものでございますから、まさに、その地域の御判断で整備を進めていただく、その...全文を見る
○尾辻国務大臣 お述べいただきましたとおりに、今回の改正法施行前に特別養護老人ホームに入っておられる入所者の方で、施行後に要支援認定を受けた方につきましては、三年間、したがいまして平成二十一年三月末までになりますけれども、猶予措置として特別養護老人ホームへの継続入所を認めることに...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、まず三年間の猶予期間を設けた。そして、その間に御本人とか御家族の御希望もお聞きをしながら、お話も伺いながら、在宅を希望される方についてまず円滑に戻っていただけるように支援をさせていただく、そのことが大事なことだというふうにお答え申し上げたところであります...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の退職共済制度の見直しに伴って介護報酬を見直すのかというお尋ねでございます。  まず、介護報酬について一般論でお答えいたしますと、サービスの提供に要する費用の実態を勘案して、社会保障審議会の意見も聞きつつ設定するということになっております。その上でであります...全文を見る
○尾辻国務大臣 存じません。
○尾辻国務大臣 先日も申し上げましたけれども、まず、東京の現場を見せていただきましたときに、お話を伺うと、そこでは隣にコンビニがあるというお話でありました。しかし、全国そういう場所ばかりではないから、ヘルパーさんに買い物を手伝っていただくということ一つとっても、地域の実情に応じて...全文を見る
○尾辻国務大臣 算定根拠というお尋ねでございましたから、局長から答えさせようと思いましたけれども、考え方といいますか、私どもが思っておりますことだけを申し上げたいと思います。  私どもも、今回見直そうといたしておりますのは、あくまでも負担の公平性ということでございますから、在宅...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、保険料設定でございますけれども、六十五歳以上の被保険者の方のうちの四分の三が住民課税非課税層でございます。したがって、この四分の三の皆さんをどう分けてまた保険料を設定するかというのは大変難しい問題でございますので、今、私どもは、そういう方々を、まず世帯に全く...全文を見る
○尾辻国務大臣 私ども、これまでも数字はお示しをしてまいりました。それは、先ほど来局長が言っておりますように、参酌すべき標準という言い方でお示しをしております。それは、現在の介護保険法ですけれども、これの百十六条に基づいて国が定めます基本指針において、各市町村が介護保険事業計画に...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、今先生のお話を伺いながら、経済財政諮問会議で私と民間議員の皆さんがいつもやりとりしておる議論を思い出しておりましたけれども、私は、いつも経済財政諮問会議においても、社会保障というのは積み立てなきゃやっていけません、皆さんがおっしゃるように、最初に頭からキャ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、何回も御答弁申し上げたことでございますけれども、今回導入いたします軽度者に対する新予防給付の基本的な考え方は、本人にできることは可能な限り自分でやっていただくという考え方のもとで、本人の生活能力を引き出すためのサービスを適切に組み合わせ、手助けする場合も、...全文を見る
○尾辻国務大臣 去る四月二十二日の福岡地裁の判決は、私どもも重く受けとめておるところでございます。  これは、今お話しいただきましたように、二十前に病院を受診しておられるその日を障害基礎年金の受給要件である初診日と認定をして、そして、社会保険庁長官が行いましたところの障害基礎年...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、認知症に対してどう対応するか、このことが大変重要な今後の課題であるということは、もう私ども全くそのとおりに考えております。  そして、認知症に対する対応については、早期発見、早期対応が大変重要である、こういうふうにもまた認識をしておるところでございます。そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日も申し上げましたけれども、先生のお勧めもございまして、私も現場を見せていただきました。そのときに感じましたのは、今先生お述べになりましたように、利用しておられる方とヘルパーさんとの間の大変な信頼関係といいましょうか、人間的なきずなができているなということは感じ...全文を見る
○尾辻国務大臣 正直に言いまして、私も連れていかれたところを見せていただきましたので、そこがどんなところかということを正確に承知しておるわけじゃございませんが、私をそういう例外的なところに連れていって見せたとは思いませんので、ごく標準的なところを見せてくれたんだと思いますし、私も...全文を見る
○尾辻国務大臣 この法案の審議が始まりまして、事務方といろいろなやりとりが始まりましたときに、率直に申し上げて、この言葉、まずいなと思う言葉が幾つかございました。そういう言葉については、これはかえようといって、あるいはもうこの言葉は使わないようにしようといって、かえたものもござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 お言葉を返すつもりは全くありません。  ただ、先日、これも申し上げておりますけれども、ホームヘルパーの皆さん方ともいろいろなお話をさせていただきたいと思いまして、何人かの方に大臣室に来ていただいて、いろいろなお話を伺いました。そのときもやはり、今、一部の皆さん、...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもが申し上げたかったこと、気持ちとして持っておったことを最後に先生にお述べいただきました。私どもの言葉が足らなかったといいますか、あるいは説明がまずかったといいますか、そうしたことでもし皆さんに誤解を与えたとすれば、これはおわびをするものでございます。  最...全文を見る
○尾辻国務大臣 今まで御審議をいただきました中から、そして、その中で御指摘、御質問いただいたことについて確認をなさるということでございますので、私も正確を期して答弁をさせていただきたいと存じます。  まず、ただいまの御質問でございます。  新予防給付におきましても、家事援助を...全文を見る
○尾辻国務大臣 新予防給付のサービスにおきましても、利用者の選択が基本でありまして、強制されることはありません。マシンの利用や有酸素運動等を含む筋力向上を中心とするプランを本人が望まない場合は、それらのプログラムを含まないプランが適切なケアマネジメントに基づいて提供されるものと考...全文を見る
○尾辻国務大臣 筋力向上トレーニングマシンの設置を介護予防通所介護の指定要件とすることは考えておりません。
○尾辻国務大臣 御指摘の規定は、生活機能の維持または向上のためには、個々の利用者の状態像に応じた適切なサービスが提供されているかどうかを定期的に評価いたし、必要に応じプランの見直しを行うことが必要であることから設けたものでございます。  当該サービス期間が終了いたしましても、引...全文を見る
○尾辻国務大臣 低所得者、第一から第三段階の方々でありますけれども、これらの方々につきましては、入所者の負担が過重とならないよう、負担上限額を設定して補足給付を行うことといたしておるところでございます。  こうした仕組みにあわせて、三点申し上げます。  まず一点は、新三段階の...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のケースで、残されました配偶者の収入、資産が一定額以下となりますような場合には、当該世帯は新三段階とみなして、特定入所者介護サービス費を適用する方向で、運用面での対応を図ることといたしたいと存じております。
○尾辻国務大臣 高額介護サービス費の上限の見直しにつきましては、施設サービス、在宅サービスともに、十月から施行することといたしたいと考えております。
○尾辻国務大臣 医療保険適用の療養病床の居住費、食費のあり方につきましては、平成十八年の医療保険制度改革の中で検討をしてまいります。
○尾辻国務大臣 介護療養病床の施設設備の経過措置につきましては、昨年七月の介護保険部会報告におきまして、その見直しの必要性が指摘をされております。この指摘も踏まえ、一病室当たりの病床数を四床以下とする原則を徹底するなど、療養環境の改善に向けた介護報酬の水準のあり方を含め、具体的措...全文を見る
○尾辻国務大臣 専門家の御意見を踏まえつつ、御指摘の方向で検討をしてまいります。
○尾辻国務大臣 介護事業者の情報開示に当たりましては、労働条件などのうち介護サービスの質に直接関係するような事項、例えば、従業員に対する健康診断の実施、夜間を含む労働時間、勤務体制、従業員一人当たり担当利用者数などにつきましては、情報公開の対象とする方向で検討をいたします。
○尾辻国務大臣 人材確保の観点から、退職手当共済制度への加入継続努力を促しますとともに、公的助成の廃止の対象となりました新規加入職員につきましても、中小企業退職金共済制度に加入する選択肢も可能となるよう、必要な措置を講じてまいります。  なお、個々の職員に対して、どのような退職...全文を見る
○尾辻国務大臣 介護保険制度について、二号被保険者や医療保険者の代表が制度運営により関与していく観点から、自治体における介護保険事業計画等の策定への参画を進めてまいります。
○尾辻国務大臣 これまで議論を重ねてまいりました社会保障審議会介護保険部会とは異なる構成となると考えておりますけれども、その場合、できる限り幅広く国民各層を代表する方の参画を求めることといたしたいと考えております。  なお、範囲の拡大が議論の課題として含まれておりまして、拡大の...全文を見る
○尾辻国務大臣 心身の状態の把握は、介護予防を行う上での前提となると考えております。  ケアマネジメントやケアカンファレンスに携わる者がうつや認知症の知識を持つことは当然のことながら、介護サービスに従事する方にも、うつや認知症の知識を得るための研修を行い、早急に体制の整備を行い...全文を見る
○尾辻国務大臣 地域支援事業につきましては、審議の過程においてお示しいただきました財源や事業内容をめぐる御意見を尊重して取り組んでまいりますとともに、その実施状況を見ながら有効性や効率性を確認して、不断の見直しを行ってまいります。  また、六十五歳を区切りとして事業の連続性が失...全文を見る
○尾辻国務大臣 運営協議会の構成団体としては、サービス利用者や第一号及び第二号被保険者の代表を入れるよう、市町村に周知してまいります。  また、地域包括支援センターにおいて行われる地域支援事業につきましては、保険料を充当する事業の範囲が過度に拡大しないように、その費用の上限及び...全文を見る
○尾辻国務大臣 地域包括支援センターの運営につきましては、公正中立を確保する観点から、市町村が責任主体であることを明らかにいたしますとともに、その設置に当たりましては、職員体制が確保され、地域に根差した活動を行っております在宅介護支援センターの活用を図ってまいります。
○尾辻国務大臣 難病など、医療ニーズと介護ニーズをあわせ持つ在宅の中重度の方への対応などの観点から、日中、訪問介護ステーションで要介護者をお預かりする試みも行われておりますけれども、医療と介護の連携等で検討すべき課題は多いと考えております。  社会保障審議会介護保険部会の意見書...全文を見る
○尾辻国務大臣 小規模多機能サービスなどの地域密着型サービスの充実、訪問介護ステーションや地域に密着した医療機関を活用した医療と介護の連携強化を図ることにより、在宅の中重度者への支援の強化を図ることといたします。
○尾辻国務大臣 まず、二つ前と一つ前のお答えで、訪問看護ステーションと申し上げるべきところを介護ステーションと申し上げたようでございますので、訪問看護ステーションでございます。訂正をさせていただきます。  それでは、ただいまの御質問についてお答えを申し上げます。  グループホ...全文を見る
○尾辻国務大臣 本日御答弁をさせていただきました、確認をさせていただきました内容を踏まえまして、政省令の策定作業を進めてまいります。
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。(拍手)     —————————————
○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました障害者自立支援法案及び障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、障害者自立支援法案について申し上げます。  障害保健福祉施策につきましては、障害者及び...全文を見る
04月27日第162回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 米国産牛肉の輸入再開についてお尋ねがございました。  米国産牛肉の輸入再開に当たりましては、国民の健康保護を大前提に科学的知見に基づき対処することが基本であり、我が国に輸入される米国産牛肉が我が国と同等の安全性が確保されているかについて、食品安全委員会...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 個人情報保護のガイドラインの策定に向けた取組についてお尋ねがございました。  厚生労働省では、事業者等による個人情報保護に向けた取組を支援するため、医療、福祉、雇用など七分野において十二のガイドラインを策定し、その周知に努めておるところでございます。中...全文を見る
04月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○国務大臣(尾辻秀久君) まず、ハローワークの業務についてでございますが、この業務は憲法に規定される勤労権の保障ということが一つございます。さらにまた、ILO第八十八号条約を遵守するという観点からいいますと、国が全国的なネットワークにより無料の職業紹介サービスを実施する必要がござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 個人的には、この二十年ぐらいさかのぼって、この沖縄の全戦没者追悼式に参加をしなかった、参列をしなかった年は記憶にありません。したがいまして、毎年参加、参列をさせていただいておると言ってもいいと思います。  また一方、厚生労働大臣に対してということでいい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この医療政策、すなわちその基本的な方向性についてどこで議論をするかということでございますが、これはもう様々なところで御議論をいただいております。  まず、厚生労働大臣の、中医協も諮問機関でありますけれども、また別の諮問機関でありますところの社会保障審議...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この中医協をどうするかという御議論でございますけれども、これは昨年の秋、こうした不祥事が起きたということもありましたけれども、今委員御自身もおっしゃいましたように、中医協の在り方、長い歴史がある、それなりの役割を果たしてきたことも事実でありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今既にもうお話しいただいたところでありますけれども、精神障害を持っておられる方々を含めまして、障害のある人もない人も地域でともに安心して暮らせる地域社会づくりが必要であると考えております。今般、国会に提出させていただいております障害者自立支援法案でもその...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変痛ましい事故が発生をいたしまして、多くの方がお亡くなりになっております。改めて私からもお悔やみを申し上げますし、また負傷された方々も大勢おられますので、お見舞いも申し上げたいと存じます。  今委員がお話しになりましたところで、まず申し上げておかなき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のとおりに、二〇〇七年には静岡県において、二十二歳以下の若者が技能を競います大会であるところの三十九回技能五輪国際大会が開催をされます。そして、この大会は、同時に、障害のある人を対象とした第七回国際アビリンピックと史上初めて同時に開催をされます。し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 次世代育成支援に果たす企業の役割は、申すまでもなく大変大きいところでございまして、先ほどの安全対策もそうでございますけれども、こうしたことに対する各企業トップの意識変革、リーダーシップがまた極めて重要になるという御指摘は全くそのとおりでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、在外被爆者の皆さんの高齢化が進んでおります。そういうときでもございますから、この支援の在り方をどうするかということを考えることは、これはもう極めて重要な課題だと私は認識をいたしております。ですから、やれることから一つずつやれるようにしていくことが肝...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 自殺死亡者の数でありますけれども、警察庁の統計によりますと、平成十年以降は三万人を超えて推移をいたしておりまして、平成十五年には過去最高の三万四千人になっております。もうこの数字は、交通事故の死者数が約七千七百人ぐらいでありますから、もうこれを大きく上回...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、改めて申し上げます。  厚生労働省内でやれることはそれなりにまた私ども取り組んでまいりますし、それから、今お話しのように、政府として関係省庁が連携しながらやらなきゃいかぬことはまた関係省庁と相談をしながら私どもの努...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話伺いながら、私自身も整理しなきゃいかぬなと実は思っておりました。したがいまして、整理しながらお答えをすることになりますのでうまく整理が付くかどうかということがございますが、お答え申し上げたいと思います。  まず、経済財政諮問会議でありますけれども...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私もそのように理解しております。それに対して各ところで議論いただいているものとの整合性を図っていくという作業だと私は理解をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) これは今先生もお述べいただきましたように、まず基本方針には、「都道府県単位を軸とした保険運営について検討する。」と、こういうふうに述べてございます。当然、保険者の再編統合でありますから、保険者の財政基盤の安定、保険者機能の発揮、受益と負担の公平性の確保と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そこのところは変わっておりません。
○国務大臣(尾辻秀久君) この新たな高齢者医療制度というのは、これはもう今度の医療保険制度改革の中で一番重要と言ってもいい、言い過ぎでないと思いますし、とにかく一番議論をしなきゃならぬところだというふうにまず考えております。  この基本方針において述べておることはもう今お述べい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私が大臣になりましてからこの件で説明受けましたときは、こういう説明でございました。金額三十万、で、その根拠は、今の国立病院における出産費用の平均的な額が三十万であるから三十万、こういう説明を受けましたんで、そういうものかなと思ってずっとその説明を聞いてお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話のとおりだと思いますから、今後そうした記述は十分気を付けて行ってまいりたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 飲んだ席でそう言ったことは事実でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 飲んだ席での話だということでお許しをいただくことを先にお願い申し上げながら、そのときに話題になっておりましたのは社会保険庁でありましたことを申し上げたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) その話は初めて聞きました。しかし、今指示をいたしておりますことは、徹底して事実関係をまず解明しろ、はっきりさせろということを言っております。したがって、今そのことに全力を挙げておるわけでございまして、その結果がまた今のお話のような形になって出てくるのかど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) こんなに長く掛かるとは私も最初は思っておりませんでした。ただ、大変時間が掛かっておりますことはそのとおりでありまして、お約束した時期から随分遅れておることはおわびを申し上げなければなりません。そこで、今もまたできるだけ急ぐように指示をいたしておるところで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大臣に就任いたしましてからその思いでずっと仕事をしてまいりました。したがいまして、別にどこの部分ということじゃありませんで、絶えずその覚悟を持って仕事をしてまいりましたし、そのつもりでありますということを改めて申し上げたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 決して言い訳しようとは思いませんけれども、この兵庫の、兵庫労働局の件は広島の場合とまた違って少し複雑な構図になっておるようでございまして、したがって、その事実関係の解明に手間取っておるようでございます。捜査が一段落する、そして裁判がきっちり始まるというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まあ組織的であるとかないとかというのは、今お答えしておるその判断で申し上げたものと思います。  私がそうした組織的であるかないかということの、一つの分かりやすく判断しておりますのは社会保険庁のケース、このケースはやはり明らかに組織的にプールしたと言わざ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省のあるべき姿につきましては、今お述べいただいたとおりだと思っております。したがいまして、そのあるべき姿に沿って私どもは仕事をするべきでございますから、今御指摘いただいたことをまた肝に銘じてこの後の職務を進めていきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しいただきましたように、がんは今、日本の死亡原因の一番でございまして、約三十万人の方が亡くなります。そうした中で、ターミナルケアをどうするのかというのは大きな課題でございます。まずこのことが一つあります。それから一方、これもお話しいただきましたように...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 在院日数を短くするということでの関連してのお話でありましたけれども、私が理解いたしておりますところでは、日本の日数というのはまだ外国との比較において長いわけでありますから、そうするともっと短い外国では一体今のお話がどういうことになるのかなと、もし今のお話...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど冒頭でお述べになりました日本看護協会が行いました調査の中にも、新卒看護職員の職場定着を困難にしておる要因という調査がありまして、まず一番目に出てくるのが基礎教育終了時点の能力と看護現場で求める能力とのギャップというものがございます。  こうしたこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう先ほど山本委員にお答えしたとおりでございまして、在外被爆者の皆さんが大変高齢になっておられる。こうしたことなどを考えますと、とにかく前向きに考えなきゃいけないというふうに思っておりまして、まあ一遍にというわけにもなかなか難しいとこもありますから...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それは、先日来お答え申し上げているとおりでございまして、判決を重く受け止めております。  その上でどうするかということでございますが、これは協議すべき関係省庁ございますので、協議をして私どもの結論を出したいと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 一義的には国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会において原因究明がなされるものでございますけれども、厚生労働省といたしましても、事故発生当日、直ちに所轄の兵庫労働局及び尼崎労働基準監督署において職員を現地に派遣をいたしております。そして、労働安全衛生等の観...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 人身取引被害者に対しますカウンセリングでございますが、これを行う際には、恐怖感、不安感等を取り除くために多様な言語にも対応する体制が必要であると認識をいたしております。このために、婦人相談所の運営費に外国人の一時保護に必要な経費として通訳の雇い上げ費が計...全文を見る
05月10日第162回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 食中毒及びBSEの管理体制に関する米国との協議についてのお尋ねでございました。  御指摘の米国疾病管理予防センターの推計値は、我が国の保健所が実際に調査した食中毒事件の実数値と単純に比較することは難しいと考えておりますけれども、両国の食中毒対策の内容に...全文を見る
05月11日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○尾辻国務大臣 障害者施策につきましては、基本的に、まず、支援の必要な方がきちんとサービスが利用できるようにしていくことが私どもにとりまして一番大事なことだ、こういうふうに考えております。  今回提出をさせていただきました障害者自立支援法案によりまして、まず、身体障害、知的障害...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいておりますように、障害者の皆さんの自立支援を図るということでは、就労の支援が非常に重要でございます。したがいまして、今回の改革におきましては、新たに就労移行支援事業と就労継続支援事業の制度化を図ることといたしておるところでございます。そして、これら...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただきましたように、小規模作業所というのは全国で六千カ所活動していただいております。大変重要な役割を果たしていただいておるところでございます。  今回の制度改革におきましては、より障害者本人の支援につながりますよう、既存の施設や事業につきまして、例えば就...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、今回提出いたしました法案は、障害者の対策は普遍的な仕組みへ持っていきたい、私どもはそう考えておるわけでございまして、それへの大きな一歩になると考えております。まず普遍的なものにする大きな一歩にすべく、今回の提案をいたしておるというこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは介護保険のときも御指摘いただきましたけれども、どうしても政省令で定めるべき部分というのが極めて大きくなります。このことはいろいろ御質疑もあろうかと思いますので、まず、とにかく丁寧にお答え申し上げますということを申し上げたいと存じます。それから、御議論を踏まえ...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者施策につきましては、これまで、障害者の皆さんの地域における自立した生活を支援していくことを重要なテーマとして、各般の施策を推進してまいったところでございます。支援費制度につきましても、こうした観点から、平成十五年度から新たに実施をいたしたところであります。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどもお答えしたところでございますけれども、今般提出をさせていただきました障害者自立支援法案によりまして、まず、身体障害、知的障害、精神障害といった障害の種別にかかわらず、一元的に自立支援のためのサービスを提供する仕組みを構築することといたしております。これも今...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘の件でありますけれども、現時点において方針を示したことはございません。私も全く承知をしていないことでございます。  したがいまして、今後、社会保障審議会介護給付費分科会における議論などはあろうかと思いますが、そうした中で、もし決定されるのであれば、そうした...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しになりましたように、医療の世界でも、この出来高払いと包括払いというのは大変な議論のあるところでありまして、もしこれを導入したりするとすれば、一部、今、国立病院とかに包括払い制を導入はいたしておりますけれども、全体でこれをどうするかなどという議論を始めますと...全文を見る
○尾辻国務大臣 二点とおっしゃいましたけれども、最後の方は理解をしたんですが、一点目についてもう一回、申しわけございませんが、言っていただけますでしょうか。
○尾辻国務大臣 正直に申し上げまして、その額について私も特に各国との比較をしながら見たことはございません。したがいまして、今お出しいただきました数字を見ながら、この程度なのかなというふうに見せていただいたところでございます。そして、今のお出しいただいた数字を見ますと、決して高くは...全文を見る
○尾辻国務大臣 突然のお話でございますから、的確にお答えできるかどうかということの自信はございませんけれども、日ごろ思いますことを申し上げたいと存じます。  私は、今回の法案の提出に当たりましても、まず頭の中にありましたのは、かつて障害者の団体の方とお話をいたしましたときに、そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これはいつか申し上げたかと思いますけれども、大臣になります前に、我が党の中で週一回、障害者団体の皆さんとの間の勉強会を開いておりまして、ほぼ毎週開かれておりましたので、大臣になります前はこの勉強会に私もずっと参加をいたしておりました。そういう御縁がございましたので...全文を見る
○尾辻国務大臣 お答え申し上げましたように、これまでも団体の代表の方とは何回も意見交換もさせていただいておりますので、いろいろな御意見は承ってきたと思っておりますけれども、今後とも、機会あるごとにそうした皆さんの御意見は十分聞かせていただきながら、今後の私どもの施策はまた進めさせ...全文を見る
○尾辻国務大臣 それでは、極めて端的にお答えいたしますが、そのとおりでございます。
○尾辻国務大臣 先ほど、端的に答えろということでもございましたから、そのとおりでございますという端的なお答えにいたしましたけれども、今、障害者基本法の基本的な理念を改めて先生にお話しいただいております。  そこで、私からも改めて申し上げたいと思いますけれども、すべての障害者は、...全文を見る
○尾辻国務大臣 今部長もお答え申し上げましたとおりに、私も十分皆様方の御意見を伺って、それを反映させていただきます。
○尾辻国務大臣 多くの方々の御意見を十分聞くということは当然のことでございますし、また、そうした中で障害者の方々の御意見を聞くということはもう欠かせないことでございますので、基本的に今おっしゃっていることはそのとおりでありますとお答え申し上げます。
○尾辻国務大臣 まず、私から基本的にお答え申し上げまして、その割合とか、そういうさらに細かな部分につきましては部長から答弁をさせます。  今お話しいただいております、市町村等が策定をいたしました障害福祉計画に定められた事業を円滑に実施できるようにするのが、そしてこれを国が支援す...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま部長もお答えをいたしましたけれども、特にハードの面も不十分だと私どもも認識をいたしておるところでございます。  したがいまして、せっかく障害者福祉計画をつくっていただくわけでございますから、その計画に基づき計画的に基盤整備を進めることができますように、大...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、社会福祉に谷間をつくってはいけないと考えております。そこで、今お話しいただきましたようなことも谷間として気になることでございますから、私どもは、次なるステップの中でこの問題を解決しなきゃいけない、こういうふうに考えておるところでござ...全文を見る
○尾辻国務大臣 率直にお話し申し上げた方がいいと思いますから、極めて率直な話をさせていただきたいと存じます。  今回の法律を出すに当たりまして、そもそも障害者の皆さんに対する、どういうふうに施策を講じていくことがいいのかという私どもの基本的な思いもありますけれども、そして、それ...全文を見る
○尾辻国務大臣 それは今のお話のとおりでありまして、私ども、お答え申し上げておりますように、一歩ずつでも前進させていって、よりよいものにしていきたい。今ホップ、ステップというお話になりましたけれども、私どもも同じように認識をいたしておりまして、さらに前進をしたいと考えておるところ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも先ほど来お答え申し上げておりますけれども、いろいろな谷間があります。その谷間を埋めなければいけない、私自身も強く感じておるところでございます。そうした中で、今お話しのような部分も大きな谷間だと思っておりますから、定義の仕方を含めて、これは検討を要する事項だと...全文を見る
○尾辻国務大臣 基本的な御質問だと思いますから私からお答え申し上げたいと思いますが、一言で言いますと、二点ともおっしゃるとおりであるということを申し上げたいと存じます。  統合という言葉は私自身は使ったことはございませんけれども、統合などといいますと、何か完全に同じものになると...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、自立という言葉を舌足らずに使いますと、大変誤解が生じたり、今また先生のおっしゃるような理解のされ方になったりして不快な思いをかけたりするんだなということは、このところ私も大変強く感じておるところでございます。したがいまして、自立というような言葉を使うときに...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどから言っていただいておりますことで、改めて私どもの考え方といいますか考えておりますことを申し上げたいと存じます。  支援費制度、支援費が財源不足の折で非常に窮屈になりました、足らなくなりましたということを申し上げました。そうした中で、とにかく私どもは、まず...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも申し上げておりますように、障害者の自己決定と自己選択あるいは利用者本位、これが理念でございますから、この理念を実現するためにも、障害者の権利擁護等に積極的に取り組む必要がある、これは当然そのように考えております。  このために、今お願いしております法案でも...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど御質問の中で、本当におまえが皆さんのお気持ちになれるのかという大変厳しい問い詰めがございまして、確かにそう言われますと、私も、同じように、同じ気持ちでというふうに申し上げる自信はございません。  そういうふうに申し上げて、ただ、あえて、法律をつくらせていた...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、いろいろなお立場での御意見はあろうかと思います。ただ、先ほどそのことについてのまた御意見もいただいたりもいたしましたけれども、やはり私どもから御説明を申し上げますと、今回の改革につきましては、昨年の三月に社会保障審議会障害者部会で審...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは先ほど来お答えを申し上げておりますとおりに、そのとおりでございます。
○尾辻国務大臣 今、部長より出すと申し上げたのでありますから、これは出させていただきます。
○尾辻国務大臣 これもお答え申し上げておりますけれども、支援費制度の財政的な行き詰まりといいますか、大変不足が生じてということがございまして、こうした制度の持続可能性というのを追求しなきゃならない。そのために、大変喫緊の課題としてこの法律の問題もあったということは申し上げていると...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来もう何回も申し上げておりますけれども、限られた財源の中で私どもも精いっぱいやらせていただきたいということで今日までやってまいりました。支援費制度もつくりました。それで、支援費制度が施行されてから新たなサービスを利用なさった障害者の方がふえてきたことも事実で...全文を見る
05月11日第162回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  介護保険制度については、本年で施行から五年を迎えるところですが、サービスの利用者数が施行当初の二倍を超えるなど、制度として国民の間に順調に定着しつつあります。一方で、サー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 地域医療の問題についてお尋ねがございました。  新臨床研修制度の実施によりまして、実施前に比べますと、東京都、大阪府といった大都市が研修医数を減らしております反面、北海道や沖縄県が研修医数を増やしておりまして、全体として見ますと大都市偏在が緩和される傾...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 在宅の重度の要介護者への施策の拡充についてのお尋ねがございました。  在宅において認知症や重度の要介護者を支えるため、今回の見直しでは、小規模多機能型居宅介護サービス等の地域密着型サービスを創設するなど、在宅サービスの充実に取り組んでまいります。  ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 地域包括支援センターについてのお尋ねがございました。  地域包括支援センターにつきましては、地域の様々な人的資源を有効に活用していくことなどにより体制を整えることは可能と考えておりますけれども、小規模町村などにおいて弾力的な職員配置が可能となるよう検討...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  介護保険制度については、本年で施行から五年を迎えるところですが、サービスの利用者数が施行当初の二倍を超えるなど、制度として国民...全文を見る
05月13日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○尾辻国務大臣 今のお話は、今回の法律をこういう形でお出しをする、お願いをする、そのことの基本的な考え方、まさにそこのところの御指摘だというふうに思っております。  先日もお答えしたように、私どもが今考えておりますのは、とにかく障害者の皆さんの施策というのを総合的にさらに前進さ...全文を見る
○尾辻国務大臣 精神障害者につきましても将来的には雇用義務制度の対象とすることを考えておりますけれども、現状では精神障害者の雇用に対する企業の理解と雇用管理ノウハウが十分に普及しているとは言いがたい状況にございます。  このため、今般の改正では、精神障害者を各企業の雇用率、今お...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、努力義務から義務化に至りますまでに、それぞれ大変時間がかかってまいったことは事実でございます。  では、精神障害者の皆さんの雇用義務化ということで、どういう努力をするんだということでございますけれども、これは今申し上げたとおりに、も...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げられますことは、できるだけ早期にというふうに考えておりますということでございますけれども、重ねてのお尋ねでございますから、一つの目安といいますか、申し上げますと、附則におきまして施行三年経過後の見直し規定がございます。したがいまして、精神障害者の雇用義務...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、このグラフといいますか図の示し方の御指摘もいただきました。確かに、実雇用率が一・五以下のところでずっと推移しているものですから、ついつい一・五のところまでで、上があかないようにというようなことでグラフはお示ししておりますけれども、お話のとおりでございますから...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、今お話しいただきましたように、実雇用率の分母は雇用する常用労働者の数でありますから、景気が悪くなってここが減れば分母も減っているわけだから、それを理由にするのはおかしいだろうとおっしゃるのは、計算方式でお述べいただいたことにおいてはそのとおりだと思います。...全文を見る
○尾辻国務大臣 そういうお考えがあることもよく承知をいたしております。  そこで、きっちりした契約になっておる就労については、これはまた扱いが別なわけでございますけれども、そうでないケースをどうとらえるのか、福祉サービスとしてとらえるのか、就労と考えるのか、この辺、どういう理解...全文を見る
○尾辻国務大臣 昨日、このフォーラムが開かれました後、主催者の方々が私のところにおいでいただきました。そして、その方々ともお会いをし、このアピールも改めてお聞きをし、いろいろなまた話もさせていただいたところでございます。まず、お話は伺いましたということ、直接伺っておりますというこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、社会保障全体の制度を考える中での整合性ということも私どもは今回重視しておることの一つでございます。そうした中で、利用していただいておる、その利用に対するまさに定率の御負担をいただくというこの仕組みというのは、申し上げております整合性という...全文を見る
○尾辻国務大臣 ハンセン病の反省というのは、私どももいたさなきゃなりません。そして、お答えしたとおりでございまして、大変重い報告をいただいておりますので、私どもはそれに向けてまたきっちり私どもなりの施策を進めていかなきゃならない、これは申し上げたとおりでございます。  ただ、今...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、その御負担いただく額、生活保護までに立ち至らないようにというそこのところでの、負担していただく額をきっちり軽減させていただくという措置をとっておるわけでありますから、そのところで御理解をいただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 誤解があるといけないんですが、そことの比較といいますか、そうならないようにということで必ず軽減措置をとりますということを申し上げておるわけでございますから、きめ細かく軽減措置をとらせていただきますという意味で申し上げたところでございます。
○尾辻国務大臣 改めて申し上げますけれども、この法案において、一割の定率負担と所得に応じた月額の負担上限額を組み合わせた、そうしたことで利用者負担をお願いすることといたしておるわけでございますけれども、その際に、これも今繰り返し申し上げておりますように、障害者の方が暮らしていただ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お示しいただきましたものは初めて見ますので、いろいろなケース、それぞれのケースでまた精査しなきゃならない数字でございますので、私どもなりに、いただきました数字もまた精査もさせていただきたいと存じます。その上でまたお答え申し上げたいと存じます。
○尾辻国務大臣 手帳をとるということは、あるいはまた手帳を持っておられる方が今度は手当を申請するといったような、それぞれの段階でどうするかとか、細かな議論はいろいろございます。ただ、確かに今、被爆者の皆さんが御高齢になっておられるということを考えますと、また今私どもがどういう施策...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろな要望書をこの件につきましてもいただきましたので、そのうちの一つでいただいたのかなと思いますけれども、今、ではどこからのものでいつだったかと明確に覚えておるかと言われますと、正直に申し上げまして、記憶にございません。
○尾辻国務大臣 少子化問題の会議も官邸でも開かれるわけでございますけれども、その中で、その都度いろいろな発言は当然いたしております。  そうした中で、今お話しの部分について申し上げますと、私がよく言っておりますことは、少子化対策といっても、分ければ二つあるのではないだろうか。一...全文を見る
○尾辻国務大臣 最後の御質問につきましては、次回ということでございますので、次回整理してお答え申し上げたいと存じます。  そして、今お話しのように、少子化対策について私が官邸におけるさまざまな会議で発言することは当然でございますし、主張することも当然でございますので、今後とも続...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、この障害者自立支援法案といいますのは、私どもが三障害と言っております身体障害、知的障害、それから精神障害の三障害を対象といたしまして、障害種別にかかわらず一元的にサービスを利用できる仕組みを構築したいということで、今御提案を申し上げておる...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者基本法、その精神、理念は今お述べになったとおりでございます。  そしてまた、第二条で、「「障害者」とは、身体障害、知的障害又は精神障害があるため、」と、やはりこの三障害を基本に置いておるということはそのとおりでございまして、そして、「継続的に日常生活又は社...全文を見る
○尾辻国務大臣 今改めて私も、お述べになりました平成十六年五月二十七日参議院内閣委員会の附帯決議を見ておりますけれども、ここに、「「障害者」の定義については、「障害」に関する医学的知見の向上等について常に留意し、適宜必要な見直しを行うよう努めること。」こう述べてございます。当然の...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、私どもがそうしたことで期待されておるものが大きいということは当然感じておるところでございます。
○尾辻国務大臣 私、一度、本当に一度だけなんですが、発達障害の子供たちが集まっているところへ行きまして、一緒に五目並べをして遊んだことがございます。  そのときに、ついてこられた保護者の皆さん方とか周りの皆さん方とお話も申し上げました。口々におっしゃったのが、今先生御指摘のこと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の法律を提案させていただきましたのも、そもそもそういうことでございますけれども、障害者の施策におきましては、支援の必要な方が適切にサービスをできること、これが大変重要なことだと考えております。そのために施策を進めていかなきゃならない、また法律も整備していかなき...全文を見る
○尾辻国務大臣 精神障害者施策におきましては、受け入れ条件が整えば退院可能な入院患者の社会復帰を進めていく、このことは極めて重要な課題だと認識をいたしております。そこで、今、宿題だというお話もございましたけれども、平成十四年十二月から、精神保健福祉対策本部を設置いたしまして、その...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは御説明申し上げておりますように、今度の障害者自立支援法という新しい法律をつくる、そうなりますと、そのつくったことによって、今まで幾つかの法律があって障害者の皆さんの法体系をつくってきた、それとの関連が出てきて、整理をしながらやっていく。そうすると、今度の障害...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話で申し上げますと、まず、現行の精神通院公費というのは、医療費の多寡にかかわらず一律五%、こういうことになっております。低所得者の方であっても高額の医療費の場合には五%ですから、その高い負担を求められる、こういう制度でございます。  したがって、制度が変わ...全文を見る
○尾辻国務大臣 お求めでございますので、手元にありますものを読ませていただきます。   生きている価値がない、と何度死にたいと思ったかわかりません。   昨日だって、会社を休んでしまいました。なまけている、といわれればそれまでかもしれません。でも、一生懸命働こうと思っても、心...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、自殺の問題というのは、大変大きな問題になっております。国全体の大きな問題だというふうに私も理解をいたしております。そうした問題になっている中で、また、今お話しいただいておりますように、精神通院医療の役割というのは、これはもう極めて重要なことだと考えておるところ...全文を見る
○尾辻国務大臣 「ニュースJAPAN」で取り上げられました幾つかの例でございますが、その中で、ちいろば園のケースというのが取り上げられておりました。あそこで取り上げられたものというのは、報道の内容だけでは詳細はわからないところもありますので、ある程度仮定を置いて私どもも判断しなき...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、また二つの例をお述べになりました。  私どもも、きょう御質問いただくということを昨日お伝えいただきましたから、こうしたケースについてもそれぞれ、先ほど来申し上げておりますように一定の仮定を置かなきゃいけないわけでございますが、仮定を置きながら、私どもなりの計...全文を見る
○尾辻国務大臣 その重度の方の収入だとか、その他いろいろな環境があろうと思いますから、それ次第だというふうに申し上げざるを得ません。したがって、私どもから申し上げますと、生活が苦しくなったりやりにくくなったりしないように、精いっぱいさせていただきたいと存じますということを申し上げ...全文を見る
○尾辻国務大臣 委員会のあり方として、傍聴席に向かって私が申し上げるというのはいかがかと思いますし、また、私はできるだけ多くの方とお話ししたいと思っておりますから、このケースの方についても、もしまた時間でもあれば、機会があれば、よく、これはこの場で先生にお答えする言葉として申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 この場ではまさしく一般論でお答え申し上げますけれども、これは、これまでの審議の途中でも、先生からも御示唆いただきましたら、いろいろな現場に私も行かせていただきました。先生に言っていただいて出かけたところ、もう五カ所ぐらいあるかなと思ったりもいたしております。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が申し上げておりますのは、できるだけ多くの皆さんの御意見を伺って事を決めていきたいと思っておりますし、できるだけ多くの現場を見ておきたいということをいつも申し上げておるわけでございますから、私はそのようにさせていただきますということを申し上げます。
○尾辻国務大臣 私どもは、そのことによって、受診抑制といいますか、そうしたことがないようにしたい、とにかくその努力をしますということを申し上げたのが先ほどの副大臣の答弁だと私は理解をいたしております。  とにかく、私どもは、何回も申し上げますけれども、ケースに沿ってきめ細かく対...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も一人の人間として、できるだけお役にも立ちたい、また弱い方がおられれば助けてもあげたい、それはそう思います。そう思うことは、今私が申し上げたら何か言われるかもしれませんけれども、私もあえて言わせていただくならば、その思いは人後に落ちないつもりでございます。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 一点だけ、誤解があるといけないと思って、手を挙げさせていただきましたのは、そこのことだけは申し上げたいと思います。  先ほど「ニュースJAPAN」のケースについて、仮定を置かざるを得ません、よくわかりませんと申し上げましたのは、それぞれのケースが、より、どういう...全文を見る
○尾辻国務大臣 これはいろいろな見方、言い方があろうかと思いますが、障害者の団体の方々、代表の方々と、私が大臣になる前でも、もう勉強会で相当いろいろな意見交換をさせていただいておりまして、そういうのをずっと積み重ねてやってきた、それはもう厚生労働省は当然、省としてそういうことをや...全文を見る
○尾辻国務大臣 私もそのとおりだと思っております。先ほども申し上げました。  特に、そういう意味で一番おくれているのが、やはり精神障害の皆さんに対する対応だというふうに思っております。そうした皆さんがぜひ、今はどうしても入院中心の中でおられる、それを社会の中の一員として生活して...全文を見る
○尾辻国務大臣 率直に申し上げます。  先ほども申し上げましたけれども、支援費制度というやり方、これが財政的にどうしても厳しくなってまいりました。これはもう申し上げるまでもありません。昨年も補正予算も組みました。そうしたやり方をしないと足らなくなってきた。このままでは支援費制度...全文を見る
○尾辻国務大臣 制度として、そういうことを私どもが申し上げているところではございません。
○尾辻国務大臣 個々のケースを一つずつ見ていきますと、そういうことが全くなかったということも私どもは申しません。それは個々のケースでいろいろなことはございますし、また私どもなりに指摘をさせていただいたこともございます。  それで、今お話がございますので、後ほど舌足らずになったと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、手元に資料がございません。  ただ、私が経済財政諮問会議でこうした議論をしましたときに、厚生労働省としての資料で示した記憶がございますので、すぐ調べまして、後ほどまたお届けをいたしたいと存じます。
○尾辻国務大臣 これは私どもが経済財政諮問会議等で主張すべきことであるということはもう仰せのとおりでありまして、私もそうしたことは主張しないわけではございません。  ただ、それぞれの数字の見方もありますし、また、今、とにかく財政規律ということでいいますと、支出増をどうやったら抑...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、そうした面があるということは私もかねて理解をいたしておるつもりでありますし、また、時によってはそういう主張もいたしておるところでございます。
○尾辻国務大臣 法律のつくり方そのものといいますか、その他の法律についても同じような御議論というのはいろいろあるところだろうというふうには思っております。  そうした中でございますけれども、今お出しをいたしております障害者自立支援法案におきましては、本制度の骨格である基本的な事...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回、グループホームをさらにグループホームとケアホームに分けるということについてのお尋ねでございますし、そのことが住まいの自由を奪うのではないかというようなお話でございましたけれども、私どもは、そういうふうには考えておりません。自由にお住まいいただく上での、程度の...全文を見る
○尾辻国務大臣 それでは、改めて申し上げたいと思います。  先ほども申し上げましたけれども、本法案におきましては、支援が必要な方に対して、それぞれの状態にふさわしい支援を行っていく、これは一番大事な観点でございます。その観点から、現在のグループホームを、介護が必要な方を対象とす...全文を見る
○尾辻国務大臣 基本的な認識で、まず私からお答え申し上げます。その後、部長からも答えさせますけれども。  まず、基本的に、ケアホームの場合は、夜間のケアができるということが一つの条件になっておる。したがって、そこで夜間のケアができる人がいるということが、ケアホームの方に入ってい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、お話が、法案の修正という部分について何かおっしゃっておられるとすれば、私どもは今この形で法案をお願いいたしておりますので、私どもが修正結構ですと今申し上げるものではございません。やはりこのままの形でぜひお認めをくださいということを申し上げるところでございます。
○尾辻国務大臣 部長が聞いていないものを、私が聞いているということでもございません。
○尾辻国務大臣 たしか、今のグループホームの書き方でもそんな書き方になっているんじゃないかと思うんですけれども、要するに、今のグループホームをつくっていただいている方のことを念頭に入れての書き方といいますか、今の書き方もたしかそうだったと思うのでという、そういう書き方だと私は理解...全文を見る
○尾辻国務大臣 存じません。
○尾辻国務大臣 つい、やはり両方とも違うのかなと思ったりもいたしますが、二つのうちのどっちかで答えろとおっしゃれば、やはり性格が違うのかなというふうに思います。
○尾辻国務大臣 部長が支援費制度が財政的に大変厳しくなってといったところから御答弁申し上げたあたりをもう一度申し上げることになるわけでありますけれども、そうした今までの支援費制度の中で大変厳しい財政的な状況が生まれた、そして、部長なりの表現で言いましたけれども、昨年補正予算を組む...全文を見る
○尾辻国務大臣 自立という言葉から始まっての今のお話でございますので、私も、先生がどういうことを言いたいと思っておられるか、あるいは私にどういう趣旨で御質問になっておられるかということ、そういう意味で私なりに理解をして今の御質問にお答えさせていただきたい、こういうふうに思います。...全文を見る
05月13日第162回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 食品添加物の表示についてお尋ねがございました。  食品衛生法に基づく表示は、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止するためのものでございまして、国民の健康の保護に重要な役割を果たしておるところでございます。  お尋ねの食品添加物の表示につきましては、...全文を見る
05月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○尾辻国務大臣 厚生労働省といたしましては、事故発生当日、直ちに所轄の兵庫労働局とそれから尼崎労働基準監督署において職員を派遣いたしまして、事故対策本部を設置いたしました。そして、労働基準法でありますとか労働安全衛生法上の問題がなかったかという観点から調査を行っておるところでござ...全文を見る
05月16日第162回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 契約書を直接見たことはございません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 個々にやれることからやらなきゃいけないと思いまして、まず冒頭お話しになりました庁舎の話も十七年度予算では既に改めておりますことは御案内のとおりでございます。それから、その受注企業のことも、企業に申し入れまして、これは民間会社のことでありますけれども、六月...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、社保庁の改革につきましてはいろんなところで御議論いただいております。それらの答えがだんだん出てきてはおります。しかし、私は、国民の皆様に国会の場でも解体的出直しをいたしますということをお約束したものでございますから、その方針で事を進めていきたいと考え...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今いろいろお述べになりましたように、非正規労働者というふうに言いましてもいろんな形がございますけれども、一番代表的なパートタイム労働者について、じゃ、どのように考えておられるか、私どもがどのように認識しておるかということをお答え申し上げたいと存じます。 ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しになりましたように、パートタイム労働者と一般労働者との一時間当たり平均所定内給与の格差につきましては拡大傾向が見られるところでございます。その背景には、職種構成の変化でありますとか勤続年数、就業調整の影響など、様々な要因が考えられるところでありま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御質問は、その今の最低賃金が安全網とおっしゃいましたか、セーフティーネットという意味でございましょうか、そういうお尋ねでございますね。  今、地域別最低賃金というのは、これはもう申し上げるまでもないですが、最低賃金法に基づき賃金の低い労働者の労働条件の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私どもの中で最低賃金制度のあり方に関する研究会を設置いたしまして、その報告書も取りまとめられたところでございます。その中での記述は幾つかございますけれども、今最後にお述べになった記述のところはどこの部分でございましょうか。  申し訳ございません、よ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのことは報告書に書いてあることでもございますし、私も当然そのように考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、御党の吉川春子先生からの御質問に対して当時の坂口大臣がそのような検討するというお答えをいたしております。そこで、今お触れいただきました最低賃金制度のあり方に関する研究会において、生活保護と地域別最低賃金との関係を含めて、その在り方について研究して...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この報告書、最後のところ、技術的検討が必要であるというふうに言っておるわけでございますが、その前に何というふうに述べているかといいますと、この最低賃金の生活保護の水準との比較に当たっては、最低賃金の設定単位、比較の対象とすべき住宅扶助のとり方、課税等の関...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 再三申し上げておりますように、この研究会の報告書が取りまとめられたことでございますので、これを踏まえまして、本年四月に労働政策審議会に今後の最低賃金の在り方について諮問をいたしておりますので、諮問して答申に向けてまた検討していただいていますから、私どもが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の具体的な部分については、もし必要があれば局長に答えさせますけれども、私ども、まず基本的に、これはもう先ほど来申し上げておりますけれども、パートタイム労働者と正社員との間の公正な処遇を図っていくことはこれは極めて重要な課題であると基本的に認識をいたして...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それじゃ、私からお答え申し上げます。  法規制を強化するということでございますけれども、このことについては今まだ労使間で見解が大きく分かれておるところでございまして、私どもといたしましては、先ほど来申し上げておりますこの指針の浸透、定着を着実に行うこと...全文を見る
05月17日第162回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 労働安全衛生法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  働き方の多様化が進む中で、製造業等における重大な労働災害の頻発、長時間労働に伴う脳・心臓疾患や精神障害の増加など労働者の生命や生活にかかわる問題が深刻化していることに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) JR福知山線脱線事故に関してのお尋ねがございました。  厚生労働省といたしましては、事故発生当日、直ちに兵庫労働局及び尼崎労働基準監督署より職員を現地に派遣いたしますとともに、事故対策本部を設置いたしまして、運転士所属の京橋電車区等に対する調査を実施し...全文を見る
05月17日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、日本で初めてこの介護保険制度というのを創設を五年前にいたしました。最初のことでありましたから、創設時にはサービス基盤の確立を始め様々な課題がございましたけれども、これまた今お触れいただきましたように、サービス利用は倍増いたし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それでは、まず私から基本の部分三点だけ申し上げまして、その後、局長よりお答え申し上げます。  今回の見直しでございますが、まず大きく私どもは三点のことを申し上げております。  すなわち、まず一点として、軽度の方を対象としたサービスをより介護予防に効果...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、一番大きな課題として残されておりますのは、私どもが普遍化という言葉で表現をいたしておりますところの被保険者の拡大、どこまでするかということの問題であります。附則の中でこれは今後の検討ということで述べておりますので、まずこれが一番大きな私どもが検討す...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今いろいろとお触れいただきましたけれども、難病など医療ニーズと介護ニーズを併せ持つ在宅の中重度者への対応ということは、これはまた大変大事なことでありますから、こうした観点からは、日中、訪問介護ステーションで要介護者をお預かりする試みも行われておるところで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) グループホームのような地域密着型の居住系サービスにおきましては、入居者の重度化やターミナルケアへの対応が非常に重要な課題であると考えておるところでございます。御指摘の点につきましては、今後、外部の専門医療機関や訪問看護の活用等を含めて、平成十八年四月に予...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘いただきましたように、患者ニーズに的確にこたえて迅速な対応を行うことが求められているところでございます。これはそのとおりでございます。  そこで、平成十四年度に新たな看護のあり方に関する検討会、これにおきまして新たな看護の在り方に関して御検討いた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この問題につきましては、今もお述べいただきましたけれども、衆議院の審議の際にも繰り返し繰り返し、マシンを買ってくださいと、マシンを使ってくださいというものではありませんということを申し上げたつもりでございます。それでもなお、まだ今のようなお話が出てくるわ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日私は、このところよく尾道方式として有名になっております、あの尾道におけるケアカンファレンスの現場を見せていただきました。見せていただいたものは、今お話しのような見事な医療と介護の連携であったと思っております。ああいうすばらしいモデルもございますから、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 実はこの御質問をいただくということを聞きまして、私もじっと考えてみたんですが、なるほどおっしゃるようなことだなということは実は私も感じたところでございます。  御指摘のとおりに、介護予防という言葉自体は、病気等の状態を支援する行為を意味する介護と、それ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もう御指摘いただいたとおりでありますとお答え申し上げざるを得ないところでございます。実に今の問題点を整理していただいたというふうに考えております。  それぞれ、介護保険と医療保険の適用につきましては、言葉の上では整理をいたしておりますけれども、実際にじ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 率直に申し上げて、想定をしておりません御質問でございますので、整理をしてお答えできるかどうかは分かりませんけれども、今の質疑聞いておりまして思いました、私が理解してお答えいたしますとすると、例えば今度の場合、施設に対するホテルコストを入れる、入れるという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、御指摘になりました五月九日新聞報道された件でございますが、これは名義借りによる不正請求を行ったケースでございます。介護報酬の不正請求が発生した場合は、このような発生した場合は、まず加算金を課します。それから、指定取消しを含め厳正に対処をする、こうい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもが数字でお示しをいたしておりますことは、この改革によりまして、約十年後でございますが、その介護給付費は、現行のまま何もしないで推移する場合と今回の改正を行った場合の比較ということで申し上げますと、十年後で約二割程度抑制されるというふうに試算をして、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の報道を見まして、正に認知症高齢者の方の判断能力の低下に付け込むという極めて悪質なものでございますから、大変残念な事件であるというふうに考えております。そして、こうしたことは、こうした被害、起こらないように防止をしなきゃいかぬというふうに思うところで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもとしてお答えできる範囲でお答え申し上げたいと存じます。  まず、今お話しいただいたように、この成年後見制度について言うと、大きくは二点あるんだろうと思います。そもそもまだこの制度を御存じない方が多いという、歴史も浅いものですから、その問題、一点あ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもうお話のとおりだと思います。もう大分昔の話になりますけれども、やはり私も祖母が認知症になったときのことを思い起こしますと、今先生お話しのとおりだなということを改めて思うわけでございます。家族の方に認知症に関する正確な知識を持っていただくと、このこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、改めて参酌標準から御説明を申し上げたいと存じます。  この参酌標準でございますが、これ、市町村が介護保険事業計画を作成いたします。この作成するときに介護サービスの種類ごとの量の見込みを定めなければならない。その市町村が、事業計画の中で自分たちのサ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今もお話しになりましたけれども、介護需要が増加する中で、介護労働者にとって魅力ある職場づくりを推進することは、これは極めて重要なことでございます。ただ、介護労働者が良好な労働環境に置かれているとはまだ言えませんで、雇用管理や労働条件について様々な課題が存...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現在では、労働基準法によりまして女性の坑内労働は原則として禁止をされております。  しかし、女性土木技術者の増加等を背景といたしまして規制緩和の要望がなされております。また、社会経済情勢の変化もあることから、厚生労働省といたしましても、この規則の在り方...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘いただきましたように、たとえ立入調査を行いましても、帳簿等について巧妙な改ざんが行われておりますと、これはもうなかなか不正を発見するというのは難しいことになります。  そうした中で、こうした不正をさせないためにどうするかということでございますが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ちょっと意味がよくつかみかねなかったんで、局長にまず答えさせます。
○国務大臣(尾辻秀久君) お示しいただいている数字が私の手元にないものですから、その数字について特に申し上げることは……
○国務大臣(尾辻秀久君) いや、手元に今ないということで申し上げているところでございます。  ただ、今の議論というのは衆議院の議論の中でも随分行われておりますので、その都度申し上げてまいりましたけれども、やっぱり軽度の方がもう少し改善していただいてもいいというふうに私どもは考え...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来御指摘のことが私どもによく理解できないものですから、改めて申し上げて、先生の御意見も伺いたいと思うわけでございます。  お示しいただいておりますこのグラフは要介護度別出現率で、全国の平均の数字と長崎県の数字が並べてございます。そうしますと、これ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国民の皆さんが何を期待されたかということもありますが、またそうした御質問ではありますけれども、今日の御質問の冒頭に清水先生が言っていただきましたように、私もこの制度をつくるときに最初から議論に参画した一人であります。  そのころの私の思いを申し上げたい...全文を見る
05月18日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○尾辻国務大臣 我が国の障害者施策は、今もお話しいただきましたように、国際障害者年以降の国際的な動きも踏まえまして、障害のある方の地域における自立した生活を支援するため、国民に障害や障害者に対する理解を深めていただくことを基本にして、障害者プランに基づくサービス基盤の整備でありま...全文を見る
○尾辻国務大臣 高齢者施策それからまた少子化対策について、そうしたこととの比較においてのお話でもございます。  この高齢者施策と少子化対策の間でもいろいろ御議論があるところでありますから、一方に少し偏っていないかという御議論もあるところでありますから、これは一概にまとめてという...全文を見る
○尾辻国務大臣 これはもうお話のとおりだというふうに思っております。医療技術の発展でありますとか社会の認識が変わる中で、御指摘のように、例えば発達障害でありますとか、あるいは高次脳機能障害などが新たに認識されるようになっております。  そうした中で、今度、私どもも、より普遍的な...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者施設の見直しに関しましては、これも今お話しいただいたところでございますけれども、障害者プランの策定以降、そのあり方について検討を行いまして、平成十二年の社会福祉基礎構造改革におきましては、例えばでありますけれども、盲導犬訓練施設の社会福祉施設としての法定化で...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者保健福祉のような、まさに地域生活と密接にかかわっておるサービスでありますから、こうしたサービスについて、私どもとしても住民に身近な市町村により提供されることが適切だとは考えております。非常に身近なサービスでありますから、一番身近なところでサービス提供していた...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のように、障害者の所得保障は、障害者の地域における自立した生活を考える上で重要な問題と認識をいたしております。  これは、そうした上ででありますけれども、昨年秋の臨時国会におきまして、特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律を成立させていただいた...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょう、これまで、いろいろな課題について、問題についての御指摘をいただきました。私どもとしても、そうした御指摘のことを認識いたした上で、今回の法案を出させていただいておるものでございます。  したがいまして、きょう御指摘いただきましたような課題を解決するために、...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、障害者の所得保障は、障害者の地域における自立した生活を考える上で最も重要な問題だと認識をいたしております。そこで、今御指摘いただきましたようなことも十分踏まえながら、今後の検討をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 一言で言いますとお話しのとおりでございまして、このところ支援費制度で私どもは四苦八苦してまいりました。そして、最初は省内のやりくりで何とかなりましたけれども、昨年に至ってはとうとう補正予算を組まざるを得なくなってきた、そうした中でございます。  ただ、今回、この...全文を見る
○尾辻国務大臣 おっしゃるように、基本的な部分を義務的経費にしたとしても、まだ裁量的経費として残る部分もあるわけでありまして、今補助金というお話をなさいましたけれども、そうした部分がまだ残るわけであります。今度はそうした中での整備もございますので、まさに予算のせめぎ合いということ...全文を見る
○尾辻国務大臣 小規模作業所や小規模通所授産施設というのは今日まで大変重要な役割を果たしてきていただいた、こういうふうに考えます。  今回の改革におきまして、先ほど申し上げましたように、そうした施設、事業については、機能に着目して再編をするということにいたしております。また、小...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもは、必要なものは確保していきたいと考えておるということでございます。
○尾辻国務大臣 一昨年に支援費制度が施行されて以降、新たにサービスを利用できる障害者の方がふえております。これはずっと申し上げておるところでございます。したがいまして、今後とも必要なサービスを提供するためには、その費用について、この審議が始まってからずっと私はそのことを申し上げ、...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもとしては、申し上げましたようにきめ細かな策を講ずることによって、最後に申し上げましたように、皆様方がお暮らしになる上で支障が生じないようにするための仕組みを御提案申し上げたつもりでございまして、また、こうした中でも先生方のいろいろな御議論もいただいております...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、今回の改正で法定雇用率そのものは引き上げておりませんけれども、精神障害者の皆さんを実雇用率には算入をする、こういうことでございます。精神障害者についても将来的には雇用義務制度の対象にするということは、これは考えなきゃいかぬわけでございますけれども、現状では...全文を見る
○尾辻国務大臣 今御指摘いただきましたようなことも踏まえまして、ガイドラインの策定に当たりましては、労使の団体それから障害者の団体、また精神保健や個人情報保護の専門家等、こうした方々から成る、有識者から成る検討の場を設けることといたしまして、ガイドラインの具体的な内容について、企...全文を見る
○尾辻国務大臣 認定とするか登録にするかという今のお話だと思います。特に、先生の御趣旨は、それからくるところのどういう結果を招くかということをお考えの上での御指摘だろうと思いますけれども、結果として悪質な団体などが入ってきたらどうするんだという御趣旨で、登録でいいのかという御質問...全文を見る
○尾辻国務大臣 悪質な団体が参入することを排除すべし、これは全く私どももそのとおりに考えております。そこで、登録の取り消しというようなことも言っておるわけでございますが、先生の御趣旨は、そういう取り消しとかなんとかという前に、まず入ってくるときに防ぐべきだ、こういう御趣旨でござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の自立支援を図る上で就労の支援が非常に重要であると考えておりまして、今回の改革におきましては、新たに就労継続支援事業の制度化を図ることといたしております。  この就労継続支援につきましては、障害者に対し事業者が必要なサービスを提供するものでありますから、他...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しの小規模作業所でございますが、小規模作業所や小規模通所授産施設につきましては、障害者の皆さんの働く場、働きの場、それから創作活動の場、社会参加の場として大変重要な役割を果たしておるものでございます。  そこで、今回の制度改革におきましては、より障害者の皆...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、今先生がお述べになっていただきましたように、まず全体の制度、社会保障を取り巻くさまざまな法律がある。そうした中の全体の整合性の中で、今度の見直しにより整合性のあるものにしようということで一割負担をお願いする、これはお述べになっていただいたとおりであります。...全文を見る
○尾辻国務大臣 この改正案をお出しいたしますまでに、私どもも、いろいろな場で御議論いただいております。審議会の御議論もいただいております。そうした中でそうした関係の皆さん方のお話もまた伺っておりますので、そうした中で御理解をいただくべく努力をしたつもりでございます。  あとは、...全文を見る
○尾辻国務大臣 重度障害者等に対する包括支援についてのお尋ねでございます。  この重度障害者等包括支援は、ALSなどの極めて重度の障害者を念頭に置いておりまして、一つのサービス提供事業者が、ホームヘルプサービスを初め複数のサービスを適切に組み合わせまして、柔軟に利用者に提供いた...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今お述べになったような例を、そういうものの存在、そういうホームの存在を否定しておるものではありませんということを冒頭申し上げたいと存じます。  そこで改めてお答えを申し上げます。  今回の法案におきましては、支援が必要な方に対して、それぞれの状態にふさわ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今介護保険における要介護度の認定との一体化という表現をたしかお使いになったと思いますけれども、そういう表現で申し上げますと、私どもは今一体化を考えているものではございません。  ただ、新制度における障害程度区分というのは福祉サービスの必要性に関する心身の状態を総...全文を見る
○尾辻国務大臣 申しわけありません、矛盾とおっしゃった部分の、どこの部分を矛盾と言っておられるかということが私よく理解できませんでしたので、的確なお答えにはならないかと存じますけれども。  改めて、今回私どもが改革、新しい改正案として御提案申し上げておりますことは、これは改めて...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに、私どもが介護保険の改正をお願いしたときも申し上げました、介護保険の対象の方というのが五年間で大きく伸びました、そのことに対して持続可能な制度を考えなきゃいけませんということは申し上げたところであります。それから、再三申し上げておりますように、今回この自立支...全文を見る
○尾辻国務大臣 御質問の趣旨を、まず、今、精神通院医療制度を利用されている方が、本当に必要な医療を受けていただくためにその制度を使っておられるのか、その辺をきっちり理解しておるのかという御質問で一点はあろうかというふうに理解いたしましてお答えをいたしますと、それはそのとおりである...全文を見る
○尾辻国務大臣 今言われました、家族の皆さんが治療に前向きでないという、そこまでしっかり理解しておるといいますか、現実を知っておるかと言われますと、私も正直申し上げて、そこまできっちり理解をしておるものではございません。  ただ、例えば平成十五年の精神障害者社会復帰サービスニー...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも、正直に申し上げますと、今お話しいただいたような形で、ではおまえがわかっていたかと言われますと、そこまで理解していたとは申し上げることはできません。
○尾辻国務大臣 今お話しいただいたことと私どもが目指すもの、これは同じ方向だと思っております。  そして、制度をいじりますと、やはり制度をいじることによるプラスの面だとか、あるいは、マイナスと言ったらよくない表現かもしれませんが、ややそういったような面も出てくる、これは私どもが...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話を伺いながら、ああ、そういうやり方があるのかなというふうに思って聞いておりました。事務的にはどういう判断をするのかなと思いましたら、部長も答弁をいたしたとおりでございますから、これは部長が答弁いたしましたように、前向きに検討させていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今度の制度改正に当たりまして、本人の負担については、これは利用者本人の負担ということをまず明確に私どもは打ち出しました。これはそのとおりなんですが、ただ、いろいろな配慮、特に所得の低い方に対する配慮をしてくる中で、世帯というのをどうとらえるかという議論が出てきたわ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、基本的には前年度の所得に応じて軽減を行うということになります。しかしながら、やむを得ない事情により経済的な状況が大幅に変わる場合、これは当然起こり得ることでありますから、そうした場合など、一定所得以下に相当すると市町村等が個別に認定し...全文を見る
○尾辻国務大臣 今般の精神保健福祉法の改正は、御指摘のとおり、前回の平成十一年改正の見直し規定などを踏まえて取りまとめたものでございます。
○尾辻国務大臣 委員の御指摘のとおり、障害児施設の見直しに当たりましては、児童の虐待問題など、児童特有の問題に適切に対応できるようにしていくことが重要であると考えております。  そのため、現在都道府県が行っております障害児施設の事務を市町村へ移譲することについては、市町村におけ...全文を見る
○尾辻国務大臣 我が国の障害保健福祉施策は、身体障害者と知的障害者を対象とする今日の支援費制度、それから、精神障害者の社会復帰対策などを中心とする制度で成り立っております。  このうち支援費制度は、施行後多くの方がサービスを利用できるようになるなど、障害者の地域生活を支援する上...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、個々の障害を持っておられる方についてというふうにお尋ねでございますが、そのことについて申し上げます前に、最初に申し上げた財政的なこと、今度のことで義務的経費に組み込むことによって毎年の予算獲得が確実になる、必要なものを獲得できるというそのことで、障害者の皆さん...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、一番基本のところは、本人の負担ということで法律に明確に述べておりますから、それが基本的なものでございます。したがって、そういう法律として提案をさせていただいた。  ただ、申し上げておりますように、きめ細かな配慮もしなきゃいけないということで、所得の低い方に...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは今先生みずからもお述べいただきましたように、そして、再三申し上げておりますように、この御提案申し上げております障害者自立支援法案におきましては、一割の定率負担、それから、所得に応じた月額の負担上限を組み合わせた利用者負担をお願いいたしております。ただ、その際...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、今回の私どもがきめ細かなと言っておりますその仕組みの中で、生活保護にもうどうしても陥らざるを得ないというふうになりそうな場合には、そこの、ならずに済むようなところの負担の軽減をさせていただくという仕組みもちゃんとつくっておりますので、今御懸念のようなこと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の法案におきまして、地域の実情に応じて柔軟に実施される、そのことによって効果的、効率的に行われることが期待される事業を地域生活支援事業として法定化した、これはもう御説明申し上げておるとおりでございます。そのうちでございますが、移動支援やコミュニケーション支援等...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者福祉の在宅サービスに係る予算につきましては、今御論議いただいておりますこの法案が成立することを前提に、補助金から負担金に改めることとしておりますし、この改正事項は、平成十八年一月に施行することとしておるところでございます。したがいまして、このために、仮に予算...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょう、いろいろお話しいただきましたけれども、障害者の就労の場をつくるということは極めて大事なことである、これはそのとおりでございます。  そして、先ほど特例子会社のお話もいただきました。私も先日見てきまして、きょう先生からも、やってみればなかなかいいじゃないか...全文を見る
○尾辻国務大臣 そうした皆さんのお声、直接じかにお聞きできるとよろしいんですけれども、きのうも参議院の委員会で、私そちらに参っておりましたので、直接お聞きできなかったことは残念に思います。ただ、きょうも、どういうお話があったかというのは簡単な報告は既に受けておりますし、また、当然...全文を見る
○尾辻国務大臣 職場介助者の配置等に関する助成金についてでございますが、このことが視覚障害者の方々の雇用促進に重要な役割を果たしておるということは、私どもも十分承知をいたしております。  この助成金は、障害者雇用納付金制度に基づく助成金でありますために、雇用者の雇い入れを促進す...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどもお答えいたしましたけれども、制度を変えますと、すべてプラスという面だけではなくて、変わったことによってマイナスになる方というのが生じたり、幾つかのプラスマイナスというのが生じるということは、率直に申し上げなきゃならないところでございます。  したがいまし...全文を見る
○尾辻国務大臣 政省令の中身についてでございますか。引き続き、お求めの分については出す努力をいたします。
○尾辻国務大臣 その具体的な御質問にお答えいたします前に申し上げるわけでございますが、かねて申し上げておりますように、私どもは、十八年度の通常国会にも次の医療提供体制、次のという表現をしてしまいましたけれども、医療提供体制の見直し、それからまた医療保険制度の見直し、そうしたものを...全文を見る
○尾辻国務大臣 個人情報の保護というのは、これは申し上げるまでもなく極めて大事なことでございます。  特にまた、医療の世界においてというのは、これは特に個人情報を保護しなきゃいけない分野の一つでございます。そうしたことは、当然、私どもは守らなきゃならぬことでありますから、何か具...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、きのうの御発言そのものも、私は、申し上げておりますように直接聞いておりませんし、またその審議会の模様というのもじかに見たことがございませんので、その雰囲気についてはよくわかりません。  ただ、部長が申し上げましたのは、公開しておるものであるから、どういうふ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、私もいろんな審議会に出させていただいております。そしてまた、特に中医協をどうするかという議論も行われておりまして、これは私の諮問会議としてございますから、その場にも出ております。  先日も、時間がないという話になりましたら、時間なんか気にせずにもう少しやろう...全文を見る
○尾辻国務大臣 次回というのがいつかなということはございますが、とにかく最大限急いで読ませていただきます。
○尾辻国務大臣 私は、今度の障害者自立支援法、一番大きな部分といいますか、骨格の部分といいますか、これは間違っていないと思っております。一歩でも二歩でも、障害者の皆さんの施策を進めていく上で前進させる、それは間違いなくそういう法律だと思っております。したがいまして、そのことについ...全文を見る
○尾辻国務大臣 お尋ねの意味がよくわかりませんが、育成医療というのは、今日まで、障害児の皆さんの医療についての制度でございます。
○尾辻国務大臣 身体障害者の皆さんの医療制度というふうに申し上げます。
○尾辻国務大臣 ここにも資料がございますから、今度はこれを読み出しますと長い話になりますし、どこの部分で申し上げるのがいいのかなというふうに思いますけれども、事業の概要ということで申し上げますと、身体障害者が更生のために必要とする医療の給付を指定医療機関に委託して行う、この事業だ...全文を見る
○尾辻国務大臣 児童福祉の根幹は児童の健全な育成だと考えております。
○尾辻国務大臣 障害児に係る医療につきましては、児童を健全に育成するという観点から重要な役割を担っているということはそのとおりでございます。  このため、昨年六月に少子化社会対策会議で策定されました少子化社会対策大綱におきましても、特に支援を必要とする家庭の子育て支援として、障...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、今回、私どもは予防ということを大変重視をしてこの見直しをいたしました。そうした中で、単に家事代行というようなことになりますと、逆に体を動かされない、利用なさる方が体を動かさないということになって状態を、介護を必要とするような...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この介護保険制度の被保険者、受給者の範囲につきましては、介護保険制度をつくるときから、そしてまた今回の見直しにおきましても大きな論点の一つでございます。この範囲の拡大ということについては、今お話しいただきましたように賛否両論ございまして、まだ国民の合意形...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 折に触れ申し上げておりますように、そしてまたマスコミでもよく報道されるわけでございますけれども、経済財政諮問会議におきまして厳しい議論が続いております。  その議論の中身でございますが、もうよく御案内でございますから改めて申し上げるまでもないわけであり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その言っておられることは、私の理解しているところではこうでございます。単純にGDPの伸び、その伸びの中で社会保障費の伸びを合わせろと、最初はこういう御主張でございました。そんなことは少子高齢化がここまで進む中で絶対できっこないんじゃないですかと、余りにも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のとおりに、年金につきましては、昨年の改正でマクロ経済スライドを導入いたしまして、給付水準を自動的に調整する仕組みを取り入れたところでございます。  ただ、このマクロ経済スライドといいますのは、この委員会でも山本先生や辻先生からも御指摘いただいた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この社会保障制度の在り方につきましては、様々なところで御議論いただいておるわけでございます。それは、今お話しの経済財政諮問会議もそうでございますけれども、社会保障の在り方に関する懇談会もございますし、それからまた、先般始まりました正に両院合同会議でも議論...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、ただいまの御議論にも関係するわけでございますが、まず、介護保険を始めましてそして五年たったわけでありまして、それなりに定着をしてきたと思います。ただ、その間で利用なさる皆さんの数が大変増えてまいりました。そのために、私どもとしてはどうしてもこの介...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今二つに分けておっしゃいましたが、それはとどのつまりは同じことであるような気もいたしますけれども、あえて二つに分けて言われましたのでお答えをいたしますと、それはやっぱり介護を受けられる方が、利用しようとなさる方が介護を受けられる、そのことを続けたいという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘の週刊誌に掲載された記事でございますけれども、これは筋力向上トレーニングを高齢者の皆さんに強制をするとされておりましたり、これはもう再三申し上げておりますけれども、決して、メニューの一つとして申し上げておるわけでありまして、強制するようなものでもも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の介護保険制度の見直しにおきましては、在宅の皆さんとそれから施設に入っておられる皆さん、この両者の間の公平性の観点から、施設給付における居住費用、住居、居住費用ですね、申し訳ありません、居住費用と私ども言っております。居住費用と食費について、在宅の場...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) はい。  来年十月と申し上げたようでございますが、本年十月でございますので、訂正させていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 御質問の冒頭にこのことをお尋ねになりましたということは大変意味があることで、そのことをよく理解しながら、ただ、この場でお尋ねいただきますとこれまで答弁してまいりましたものを繰り返さざるを得ないものですから、どうぞお許しをいただきたいと存じます。  すな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、新たな検討の場をお願いするところでございますから、その前に、御検討くださいというお願いする私どもがお答え申し上げますことは失礼にも当たろうかと思いますので、今日の場はお許しをいただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険制度は、今お話しいただきましたように、それまで医療と福祉と分立しておりました高齢者介護につきまして、総合的かつ一元的なサービス提供を確立するよう創設された制度だと認識をいたしております。すなわち、サービスは一元的にしようということのために介護保険...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言で言いますと、反省をしなきゃならないと考えております。  お話しのように、予防給付に位置付けられておりましたサービスが、これはもう先生御自身今お話しになりましたけれども、介護給付とほとんど変わっておりませんで、予防という観点から必ずしも十分に機能し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お述べになったものはそれぞれにあると存じます。  まず、給付の内容、メニューの中に、冒頭から先生言っておられますように、介護給付とほとんど変わっていない、予防を重視したというメニューが少なかった、少なかったというかほとんど入っていなかったと、率直に申...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言でお答えいたします。  適切なものでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) いろんな考え方があるだろうなと思いながらお聞きをいたしておりました。具体的な例については局長からもお答えを申し上げておりますから、そういうことなんだろうなとは思いながら、またこのことも聞いておりました。  ただ、私もできるだけ現場も見せていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そういうふうに整理しておっしゃれば、私もそのとおりだと思います。  余りこう、どっちを選ぶかとか、よく最近はこう、特に筋トレ筋トレと言うと、筋トレをやるのか、やらにゃもうこっちも駄目だとか、何かそういう議論があるもんですから、そういうものでは決してない...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 改めて、そしてこのことも申し上げたいと思いますけれども、ケアプランの最終的な決定には御本人の同意が欠かせないわけでございますから、そうしたものも含めて申し上げると、今先生が言っておられるような、整理と言ったら、またちょっと言葉遣いが悪いというふうに言われ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今先生のお話伺いながら改めて呼んで聞いたのはそのことだったんですが、厚生労働省が配食サービスを勧めておるようなことをどこかに書いたことあるかと聞きましたら、書いていないと言いますので、そういうことは私どもとしては言っておりませんということを改めて申し上げ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し訳ありません。先生の言っておられることが正しくどうも私は理解していないところがあるかもしれませんが。  基本的に、先ほども申し上げましたけれども、介護保険のサービスを利用なさる皆さんが利用される、その利用に当たっては利用者の皆さんの選択が基本でござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現行制度の考え方を変えるものではございません。中身についてはもう先生よく御案内でございますから、現行制度における考え方を変えるものではないというお答えにさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の見直しでも低所得の方にはそれなりの配慮をいたしております。したがいまして、今の段階で使えない層を増やすということはないというふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険制度は、皆さんに払っていただきます保険料と、それから税金、公費という、国民のいずれにいたしましても皆さん方により支えられておる制度でございます。そうなりますと、特に、高齢者の方々にも御負担をいただいております保険料、この保険料の急激な上昇というの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、介護保険だけじゃありませんけれども、みんなで支え合う、このことをお願いをしておるわけでございます。  したがいまして、今具体的にお述べになっておることについても、国に幾らでも金があれば国でやらせていただくということも可能でありますけれども、申し上げ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、保険料を広く公平に負担していただくという観点がございます。それから、どうしても市町村の事務負担ということも配慮をせざるを得ません。そういうことを考えますと、今保険料については原則五段階としておるところでございますけれども、この現行の保険料第二段階、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このお答えのところで冒頭に申し上げましたけれども、市町村の事務負担ということもございます。いろんなことを配慮せざるを得ない、それによってこの区分つくらなきゃいけませんので、私どもが精一杯の今ことをいたしたのが今回の区分であるということを申し上げたいと存じ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) やはり、何らかの形で施設に入っておられる、そうしますと、まず一番食費の部分は、そちらで食事を取られるわけでありますから、自宅でまた帰ってもう一回食事を取るということにはならないんで、そこがダブルになるということはもう基本的にあり得ません。ただ、居住費のこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、施設と自宅、どちらにおられるかということで、実態でいいますと、施設におられれば正に施設の中で生活しておられる、このことでありますから、実態に着目すれば、私どもが今言っていますことというのは別に間違ってはないというふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのようなことに資するためにこの会議つくったわけでございますから、会議の出しました結果については、私どもきちっと対応をいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) もう目標設定ということをしないという、そこの部分だけで申し上げれば、私どももそんなことを考えておるわけじゃありませんとお答え申し上げれば済むわけでありますが、先ほど来お聞きしておりまして、例えば筋トレ筋トレというふうに言っておられますけれども、決して、私...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 全くございません。  三千か所っていうのが何で出てくるんだろうというふうに考えますと、多分、私どもが介護予防拠点を、三千か所の整備を目標にしておるということからこれが言われるんでありましょうが、まあそうとしか考えられないんですけれども、この介護予防拠点...全文を見る
05月20日第162回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の事故における救急医療情報システムについてでございますけれども、事故発生後、直ちにこのシステムの災害運用を開始いたしまして、各医療機関の受入れ状況を把握をいたしますとともに、その情報を基に関係省庁や地元自治体と密接に連携しまして、傷病者の医療機関への...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) できるだけのことをやらせていただくというのは、もう当然のことでございます。ただ、余りここでしゃくし定規みたいなお答え申し上げるつもりもありませんが、やはりこの場でお答えするということになりますと、労災保険制度の趣旨、目的に照らして、業務上の災害に該当する...全文を見る
06月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、社会保険庁改革につきましては、まず、内閣官房長官のもとの有識者会議におきまして、先般、五月三十一日でございますけれども、最終的な取りまとめが行われました。この内容につきましては、今もわかりづらいというお話もございましたけれども、(金子...全文を見る
○尾辻国務大臣 公的年金の一元化につきましては、かねてから、どのように制度の財政的な安定性や公平性を確保し、国民にとって真の信頼と安心につながる制度を設計していくか、また、どのように制度の運用を国民にとって身近でわかりやすいものへと改善していくかということが大切であると考えており...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、お出しいただきました数字でございますけれども、現実の失業率は、これはこのとおりでございます。  それから、フリーター、ニートを加えた失業率でございますが、これも、お求めに応じて私どもが出した数字でありますから、このとおりでございますけれども、ただ、フリータ...全文を見る
06月07日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました三法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、社会保険労務士法の一部を改正する法律案について申し上げます。  企業経営をめぐる環境変化の中で、就業形態の多様化や人事労務管理の個別化が進展していることなどを背景...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、厚生労働省におきましては、「保健医療分野の情報化にむけてのグランドデザイン」に基づきまして、電子カルテの普及策を講じてきたところでございます。  今後の更なる普及に向けましては、課題というお話ございましたけれども、私どもが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 家賃が電話代の中に含まれておるということは好ましいことではないと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまの都道府県労働局における不正経理について、総合的雇用情報システムにおける随意契約に関連した厚生労働省の天下りの実態について、社会保障費の地域格差について、監修料について、社会保険庁における不適切な随意契約等について、社会保険オンラインシステムにつ...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○国務大臣(尾辻秀久君) この介護保険法における介護の定義でございますが、これは第一条の「目的」に述べておるわけでございまして、「自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行う」、こういう言わば定義にしてあるわけでございまして、ただ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これもまた的確なお答えになるかどうかとは思いますが、「目的」のところで、介護のサービスこういうものでありますということを述べておりますので、それで言わば定義をしておると、こういうことだと理解をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私が明確に定義していないとお答え申し上げましたのは、法律のどこかに介護とはこういうふうに定義するというような書き方にはなっておりませんという意味で申し上げたところでございます。  ただ、お答えしておりますように、第一条に目的としてるる述べておりますから...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 診療報酬だけの議論をこの委員会で行われたということは、私は承知はいたしておりません。
○国務大臣(尾辻秀久君) この還付の話でありますけれども、医療の場合も都道府県の独自の補助事業として、多くの都道府県においてこの医療保険の利用者負担部分について障害手帳の等級に着目して助成が行われておるということは承知をいたしておりますけれども、全体の制度としてこのことが行われて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 負担割合が違うことは、お話しのとおりであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療と介護のお話は、局長も最初に答弁いたしておりましたけれども、この介護保険の制度を創設するときにも随分議論があったことを記憶をいたしております。  そうした中で、介護保険制度をやはり分けようということで、そちらの方に国民の皆さんのコンセンサスがあった...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の新予防給付と言っておりますものは、従来の予防給付サービスのメニューを手直しをすると、いろいろ問題点の指摘もありましたから手直しをするという面と、それから新しくメニューに加える面がございます。この新しくメニューに加えるものが大きく三つあって、それでそ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 内外と申し上げたものでございます。したがいまして、国内においても、それからまた外国においてもそういう文献があるというふうに申し上げたところであります。  ただ、それと薬の話というのは、またこれはちょっと率直に申し上げて違うのではないかなと私は感じており...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 要介護度が上がったということではありませんけれども、日常の生活についてより生活する力といいますか、そうしたものが向上したという意味で申し上げております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来、先生の御議論お聞きしながら、私も頭の整理をしようと思ってお聞きをいたしております。  そこで、しっかり整理ができて、整理してのお答えでないことは正直に申し上げますけれども、やはり介護保険におけるサービスでありますから、そして介護保険の保険給付...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 改めて、今私どもが言っています筋力向上という、そのことに対する、どういう人にやってもらうかということを介護保険の中でどう定めるかということになろうと考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、介護保険制度そのものについてでございますが、この五年間、介護保険制度を私どもは実施をしてまいりました。その中で、まず介護保険制度というのは定着したと思っております。  したがって、まずその定着しておるというのを前提にして申し上げると、今回さらに、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 六千円になったから、第五期六千円になったから直ちに破綻するという言い方を私どもは申し上げているつもりはありません。この時点で六千円だったら破綻してない、この五千二百円だったらということを申し上げているわけじゃありませんで、このままずっと伸びていったら、こ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 冒頭で今後の検討だという答えするなとおっしゃったんですが、この辺が正に今後の検討の部分でございまして、そうお答えせざるを得ないことをお許しいただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) この件につきましては、衆議院の御議論で最後に私が確認答弁をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) ええ。ただ、やはり衆議院の御議論で私が確認答弁として答えたもの、これはもう全く尊重をしなければ、参議院に来てまた違うお答えをするというわけには当然いかないわけでございまして、読むまでもないと思いますので、私が衆議院で確認答弁として答弁いたしましたことはよ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国会論議の在り方として、今おっしゃったことは一般論としてあり得るんだろうというふうに思いますけれども、このケースにつきましては、同じことを申し上げますが、衆議院で確認答弁をさせていただいておりますので、是非その範囲の答弁にさせていただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 確認答弁の冒頭で申し上げておりますことは、「新たなサービス限度額の設定に当たりましては、」と、こういうふうにお答え申し上げております。したがいまして、限度額の設定については申し上げておることの繰り返しになりますけれども、ただ、今不安に思っておられるという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、限度額の設定そのものについて今私がここで申し上げるというのは控えさせていただきますけれども、この「サービス内容の確保の観点から、適切な水準とすべきもの」と、こういうふうにお答えをいたしておりますので、是非そこのところで御理解いた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、適切なサービスは引き続き受けていただくと、こういうことを申し上げております。
○国務大臣(尾辻秀久君) これも繰り返し申し上げておりますけれども、ケアプランの作成につきましては御本人の承諾が最終決定になるわけでございますから、利用者の方の意思で決まるものでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 要するに、サービス利用なさる御本人が選択なさるわけでございますから、その中での御判断でございます。  ただ、今みたいに、じゃ、新予防給付として予防に効果があるというメニューとして私どもが今回のメニューで出しているものをやっていないから、じゃ予防にならな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 限度額を超えるということになると、まあ、そこの場面では二者択一みたいな、こっちを選ぶともう限度額超えるからこれは我慢しなきゃいけませんねと、まあ我慢という表現がいいのかどうか分かりませんが、そういう場面は出てくるかもしれませんけれども、基本的には、私ども...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これまでの数字でいいますと、割と限度額については皆さん余裕を持っておられるというか……
○国務大臣(尾辻秀久君) ええ、平均値でいうとということでお答え申し上げたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 限度額ぎりぎりのところでの御議論だというのはよく分かるわけでありますけれども、そうした中で、どっちかなという場面は確かに出てくるのかもしれないと思いつつお聞きをいたしております。  ただ、そのときに、じゃ予防という方を選ぶのか選ばないのかというのは、先...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の理解しているところでありますけれども、モデル事業でありますからいろんなケースでやったんだろうと思います。したがって、たくさんの人数を掛けたところ、それほど人数掛けてないところ、恐らくやったんじゃないかなと思うものですから、局長の答弁は、そういういろん...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、正に介護というのはマンパワーの世界でありますから、そこの、どういう方にやっていただくか、これがもう極めて大事なことだと思っておりますし、またそうした皆さん方の労働条件、このことに配慮しなきゃならない、これはもう言うまでもない...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大きな御指摘、二ついただきました。一つは縦割りのことであります。  これは、もうよく指摘されることでありますから、そしてまた私ども厚生労働省は、二つの省が一緒になって、さらに、その、ややもすると傾向が強いということを指摘されておるところでありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは何回も申し上げたような気もいたしますけれども、もちろんこの待機者をなくすと、解消していくというのは必要なことでございますから、やらなければなりません。ただ、よく言われるこの待機者約三十四万人という数字につきましては、特別養護老人ホームの入所申込者と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、局長答弁をいたしたと思いますけれども、本年十月の施行の際には混乱が生じないようにできるだけ早期に取扱いを示したいと考えておりますので、その努力をさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 冒頭、まず三十四万人という数字は私どもが出した数字だというお話でありまして、そのとおりであります。ただ、私どもは同時に、在宅以外、すなわち施設入所者の割合が六割、あるいは要介護三以下の割合が六割といった数字もお出しをしておりますので、今日この機会に申し上...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日私が、これはたしか記者会見で、今研究会で研究中であるというようなことを申し上げたように記憶をいたしております。女性の働き方、それからまた、より多くの職場で働いていただくといったようなことで検討しておるというところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 完全に決めたものではございません、検討中でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お述べになりました数字というのは、私どもがかねて申し上げております登録型の訪問介護ヘルパーが受け取る賃金としての平均時給についてお述べになったものだというふうに思います。  この賃金についてどう思うかということでございますが、一言で言いますと、必ずし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護需要は極めて増加しておりますから、それに携わっていただく方々の数も、今日もお話しいただいておりますように、当然たくさんの方を求められるわけでございます。そうした皆さんが魅力ある職場づくりを推進を、そうした方々に魅力ある職場になるということはこれは極め...全文を見る
06月08日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○尾辻国務大臣 お話しのように、今回モデル的に十カ所行います。これは十カ所でありますから、できるだけさまざまなタイプのモデルケースがつくれるように、都市の規模でありますとか地域における就労支援の取り組み状況等を考慮して選定をいたしました。例えば、渋谷みたいな大きな町、それからまた...全文を見る
○尾辻国務大臣 合計特殊出生率は、近年、低下傾向にございます。先日発表させていただきました平成十六年の合計特殊出生率も、四捨五入すると平成十五年と同率の一・二九になりました。ただ、正確に申し上げますと、一・二八八という数字でございますので、平成十五年から若干下がっておる、こういう...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、ずっと私は申し上げてきたんですが、一・五七ショック以来、私どもも少子化対策に取り組んでまいりました。最初にエンゼルプランをつくりました。次に、新エンゼルプランをつくって、今、三つ目のプランになっておるわけであります。  当初はどうしても、エンゼルプラン、...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しの、今回、特定社会保険労務士という資格をつくって、そしてその特定社会保険労務士が行えることになったあっせん代理業務についてでございますけれども、今お話しのように、これまで社会保険労務士が行えた都道府県労働局のあっせん代理にとどまりませんで、民間型ADR等の...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、私も御質問を聞きながら事務方を呼んで聞いておったわけでございますけれども、どうも、あっせん業というのを広げてしまった、広げると、従来の部分と広がった部分とあるんですが、これは一体としてやはり考えざるを得ないというような、今私が理解しておりますところではそうなる...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お答え申し上げましたとおり、私もその問題は大変難しい問題だと理解をいたしておりまして、やれることなら、検討しますとか頑張ってみますとか申し上げますが、率直に申し上げて、大変厳しい、難しい問題だと私も理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 社会保険労務士につきましては、労務管理その他労働に関する事項についての専門家として事業場における個別労働関係紛争の未然防止に努めていただいておりますし、また、都道府県労働局の紛争調整委員会におけるあっせん代理を行っていただくなど、事業場における個別労働関係紛争の防...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたびの紛争解決手続の代理権付与ということでございますけれども、これに当たりましては、信頼性の高い能力担保措置を講ずることが必要でございます。繰り返しそのことを申し上げておるところでございます。  このためには、研修、試験の内容について、現在、全国社会保険労務...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいておるようなことにつきましては、六月二日の衆議院の予算委員会におきましても、それから本日もそうでございますが、政務官自身が、あくまでも小泉政権の中で総理の指示に従ってこれからも行動してまいります、こういうふうに繰り返し答弁をしておるところでございま...全文を見る
○尾辻国務大臣 事実だけを申し上げますと、ここに書いてあるとおりでございます。  慰霊巡拝は昭和五十五年に初めて行われておりまして、その後、毎年実施をいたしております。  一方、遺骨収集については、再三遺骨収集をさせてほしいということを申し入れておりますけれども、いまだに認め...全文を見る
○尾辻国務大臣 今局長もお答え申し上げましたけれども、まず基本的に差別があってはならない、これは先生のおっしゃるとおりでございまして、そのようにしなきゃいけない。それは社会の仕組みもそうでありますけれども、私たちみんながそう思って世の中をつくっていかなきゃいけない、こういうふうに...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは繰り返し申し上げてまいりましたけれども、今回の障害者自立支援法案につきましては、私どもは全体として障害者施策を大きく前進させるものと考えております。一方で、大きな改革でもございますので、今そういう部分についてお話しになったんだと思いますけれども、利用者負担や...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お述べになりました私の発言でございますけれども、正確にはこのように申しております。   このことに関しましては、昨日総理も官房長官も既にコメントしておられます。即ち、発言内容は政府の、特に東京裁判に関する見解とは異なる面が多い。また代議士会という場での発言、一...全文を見る
○尾辻国務大臣 この極東国際軍事裁判所の裁判を受諾していないというふうにもし言っておられるならば、それは政府の見解とは違う、こういうことでございます。
○尾辻国務大臣 まず、厚生労働省の仕事に大きく二つあるというお話でございますが、これは、私は、社会保障を広義に解釈するときと狭義に解釈するときの解釈の違いや何かでそういう書き方になっているんだというふうに理解をいたしております。  それはそれといたしまして、私が記者会見で申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 森岡政務官の発言をそういうふうに解釈すれば、先生のおっしゃるようなことにもなるかなというふうに思います。  あれはいわば、先ほどの御質問も、まさにそういう日中関係とかということで御質問いただいておったようでありますけれども、やはり外交にかかわる問題だと私は理解を...全文を見る
○尾辻国務大臣 合理的な理由があるかというお尋ねになりますと非常にお答えしづらくなるんですが、今おっしゃったように、未達成企業の割合を企業規模で見ますと、確かに千人以上のところが七〇・六%という高い割合になっております。ただ、一方、実雇用率を見ますと、非常に大きな企業が、すなわち...全文を見る
○尾辻国務大臣 合理的な理由があるかないかと突き詰めてお聞きになりますと、ありませんと答えざるを得ません。
○尾辻国務大臣 同じ雇用といっても、常用雇用労働者をふやさなきゃいけない、そういう認識においては、私もそのように認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 改めて申し上げますけれども、実雇用率の算定に当たりましては、常用雇用労働者を対象としております、これが基本でございます。  先ほど申し上げましたけれども、先生には御意見もあるところでありますが、企業規模千人以上の大企業においては近年その実雇用率が毎年上昇しておる...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、その努力をすることは私どもの務めだと考えております。
○尾辻国務大臣 まず、中国の遺骨収集についてお話しになりましたので、私からもまた申し上げておきたいと存じます。  中国における遺骨収集、私どもも随分遺骨収集をやらせてほしいということを言ってきました。しかし、中国側が、一言で言うと国民感情ありで、決して認めてくれていないというこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 この件について私が受けておりました報告は、現行の日本脳炎ワクチン接種と極めて重症の副反応との因果関係が今度認定されたということでございまして、認定がされたので直ちにというふうに理解をして私は聞いておりましたけれども、慎重を期して総合的に、積極的勧奨の差し控え、ワク...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今お述べになっておられます障害者雇用納付金制度につきましては、これはお話しいただきましたように、雇用率未達成企業からの納付金の徴収、雇用率達成企業への調整金の支給を通じて障害者雇用に伴う経済的負担の調整などを図ることで、障害者雇用の促進に役割を果たしてもらお...全文を見る
○尾辻国務大臣 最長十年、その十年ということは各助成金の中でもまさにまた最長になっておるわけでございますけれども、しかし、それはそれといたしまして、今お話しのような実情がございます。  そうしたものを踏まえまして、助成金制度の考え方に立って、どのような対応が考えられるか、前向き...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。     —————————————
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存であります。     —————————————
○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国においては、これまで、厚生年金保険法、国民年金法等に基づき、年金福祉施設等を設置してまいりましたが、厳しい年金財政の状況及...全文を見る
06月08日第162回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 輸入食品と国内生産物の監視体制についてお尋ねがございました。  輸入食品の監視体制につきましては、検疫所の食品衛生監視員の増員や検査施設の充実等、輸入時における検査体制の強化、輸入食品監視指導計画に基づく重点的かつ効果的な検査の実施、二国間協議等を通じ...全文を見る
06月09日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 改めて申し上げておきたいと存じます。  経済財政諮問会議からは、社会保障給付の伸びについて何らかのマクロ経済指標による管理を行うよう御提案がございました。これまで私どもは、私どもの考え方を説明し、議論を行ってきたところでございます。  少子高齢化が急...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、私どもが、新予防給付のケアマネジメントにつきましては、その流れは大きく四段階というふうに考えております。  最初にまず、お触れいただきました、私が答弁でも申し上げました改善可能性の評価でございます。具体的にどういうことかということであればまたお答...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、この改善可能性の評価の私どもが考えております具体的なイメージなんでございますけれども、これは例えばです、自分で食事が作れない、こういう方がおられます。そのことについて、本人の意欲、努力や家族の支援、サービスの利用等によって改善が可能なのかどうか、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 後退をさせることはありませんという御答弁申し上げました。それはそのとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、十六年度税制改正ですが、これはもう今先生が言っておられるように、最低保障額の引下げで百四十万から百二十万になる。ここは経過措置がないわけでありますから、もうこのとおりいくわけであります。  で、そうなりますと、少し整理させていただきたいんですが、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来お答え申し上げておりますように、坂口前大臣から私に引き続いてお答えを申し上げた。そのお答えの、私どもの具体的な答えというのは、再三局長が申し上げておりますように、課税のところの皆さんの段階を小刻みにするという、これが具体的な答えだと思ってお答え申...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御趣旨は分かりますし、また大事な御指摘だと思います。ただ、具体的にそういうことをどうやってやれるかということは、また率直に申し上げて難しい面も持っておると思いますし、今後の課題にさせていただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話は、今決めて十月一日に施行すると、十月一日からお願いをするということが早過ぎるのではないかということについて私の考え方を述べよと、こういう御質問でしょうか。  そういう御趣旨でありますと、決して十分な時間があるというふうにも思っておりませんけれど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどお述べになりました補足的給付につきましては、これは局長からも御答弁申し上げておりますように、低所得の方々に支障が生じないように配慮すると、そういうことで設けておる規定でございますので、私どもからお願いしたいことは、負担能力を持っている方には是非負担...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 急激であるかないかといいますことよりも、申し上げますように、負担できる方に御負担をいただきたいということでございますから、是非お願いをしたいというふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来局長がお答え申し上げておりますように、転換型を解消するというのが私どもの考えておることでございますから、どうしてもそっちの方向でお答えを申し上げるんですが、今先生御指摘のように、とはいえ、四万床ちゃんとあるじゃないかと言われますと、またそのとおり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 認知症高齢者への対応といいますのは、これは高齢者介護に係る最大の課題の一つでございます。厚生労働省でも、本年度を認知症を知る一年と銘打ちまして、認知症の正しい実態や認知症高齢者の気持ちなどを広く国民に知っていただいたり、あるいは家族のかかわり方、地域住民...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日、私も今お述べいただきました会に出させていただきました。そして、改めまして、日ごろ私どもも数字としては承知をいたしております。年間三万人を超える方が自殺で亡くなっておる。それからまた、自殺で亡くなる方の十倍ぐらいは未遂の方がおられる、そうすると三十万...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お尋ねの前提が、適正な介護サービスを利用しておると、こういう人でございますから、その人たちが限度額を超えて自己負担が生じるということになって、じゃ、その人たちに何か負担を軽減する措置があるかという、こういうことになりますと、なかなか負担を軽減する措置と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 具体的なお話でございますから、具体的にお答え申し上げたいと思います。  私が見せていただきましたお二人の方、今お話しいただきましたように、訪問介護を一人の方は週一回受けておられます。それから、配食サービスも受けておられましたが、これは保険外だと思います...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それで、今の御質問はそのサービスがそのままいくのかどうかというふうに理解してお答えしているものですから、そうじゃないんでしょうか。私が今お答えしようとしていますのは、このサービスはこのまま当然適切なサービスとして続けていただけますと、こうお答え申し上げよ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私がお見受けして、もしケアプランを作れというふうに言われるとすればと、こういうことなんだと思いますが、お二人の状態からいたしますと、栄養の方のあれは、その後ろに付いている言葉、指導じゃないですね、何といいますか、はいいのかなと思いましたが、今おっしゃるよ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 日ごろ、先生には社会保障全体について極めて整合性のあるお考えをお示しいただいております。今、また改めて基礎年金についてもお述べいただきましたけれども、そうした全体の先生のお考えの中で極めて整理されたお考えをお述べいただいて、このことについても、そういう意...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは率直にお答え申し上げたいと存じます。  保険料及び利用料の段階でございますけれども、これは介護保険制度の創設に当たりましていろいろ議論もございましたけれども、そのときに、できる限り市町村に新たな事務負担が発生しないように配慮する。この配慮をいたし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど答弁させていただきましたのは、今お話の中にもお述べいただきましたけれども、平成十四年と十五年に訪問介護事業所を対象として実施した調査結果がございまして、それによりますと、何らかの感染症予防対策を実施している事業場の割合は約八八%という数字が出ており...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いつも申し上げておりますけれども、介護は正にマンパワーであります。御指摘のとおり、介護サービスは人によって提供されるサービス、人が支えるサービスでございまして、介護の質の確保向上のためにも、介護の現場で働く方々の問題を解決していくことが重要であると認識を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまお話のことは御議論のあるところでございます。ただ、申し上げますと、この保険料段階の設定につきましては、まず被保険者の四分の三が市町村民税非課税者であります。税情報による所得の把握がしたがってできない。このことがまず一点ございます。それから、先ほど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今局長がお答え申し上げておりますように、基本的には、病院内での利用者の介助というのは、原則、病院のスタッフによって行われるべきであろうというふうに考えております。  基本的にはそういうことになりますが、まあ今先生の御指摘のような面もございますし、今後の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の局長の答弁も、何も、それぞれ頑張っておられるところが、たくさんやっておられることをけしからぬというふうにお答え申し上げたものではないと存じます。  ただ、今回三%の上限というのを決めた。その三%の上限が、一生懸命やっておられるところは三%で収まらな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この細かな数字は正直に言って知りませんでした。  ただ、基本的に申し上げますと、まず法人が任意で加入するものであります。まず、これが一点あります。法人が任意で加入する。それから、今もお話しになりましたけれども、全額法人が負担するわけでございます。全額法...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどもお答え申し上げましたけれども、そしてその五年を言われるのは、平均の、仕事をなさる皆さんの年数が五年だというふうには言っておられますけれども、基本的に賦課方式で制度を作るとこういう形に当然なるわけでございまして、こういう形というのは、あるところまで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 四月五日に当委員会で御報告をいたしておりますけれども、その御報告したとおりでございまして、これまでの調査結果を更に精査するため、社会保険庁以外の部局における監修料に係る確定申告の状況でありますとか、監修料の使途及び管理・使用の実態について職員に対する今聞...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今国会の会期中に取りまとめ、御報告するということにされておるところでございますから、最大限の努力をしてまいります。努力をいたしておるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) このことに関しましては、六月二日の衆議院の予算委員会や、それから昨日の衆議院の厚生労働委員会の質疑の中で繰り返して森岡政務官自身が、あくまで小泉政権の中では私は総理の指示に従ってこれからも行動してまいりますと答弁をしておるところでございます。  したが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、繰り返し申し上げておりますように、適切なサービスは今後とも必ず提供していくという基本的な考え方でございますので、適切なサービスが受けられなくなるということはあり得ないところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもが言っていますのは、このところの御批判がいろいろあります、ヘルパーさんをお手伝いさん代わりに使うというようなことはまずいですねという、そこの部分を申し上げているだけでございますので、適切なサービスが受けられなくなるということは、もう何回も申し上げま...全文を見る
06月10日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○尾辻国務大臣 さきの年金制度改革に伴いまして、年金の保険料を財源として行われてまいりましたところの福祉施設事業に対して、貴重な保険料財源の使い方として大変厳しい批判がございました。  また、そうした御批判を背景にいたしまして、今お話しいただきましたけれども、自民党におきまして...全文を見る
○尾辻国務大臣 そうした面につきましては、現在、検証会議において、年金福祉還元事業の実施経緯でありますとかあり方の検証を行っていただいておるところでございまして、御指摘の点についての厳密な評価については、その検証を待たなければならないと考えております。  しかしながら、現時点に...全文を見る
○尾辻国務大臣 検証会議と申しておりますが、正確には年金福祉還元事業に関する検証会議でございまして、ここでは年金福祉施設事業の実施経緯などに関して検証をいたしまして、その結果を踏まえて事業の総括的な評価を行うものでございます。これによって年金福祉施設事業を再開することは考えており...全文を見る
○尾辻国務大臣 地域におきまして長年にわたり住民の手で形づくられてまいりましたさまざまな文化活動は、地域の貴重な財産であるというふうに考えます。今改めて、議員のお話を伺いながら、北海道厚生年金会館がこれまで果たしたような、文化活動の拠点として北海道の文化を支えてきたことについて、...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、私どもは、まず、年金に対するこの不信を解消して、年金に対する信頼をもう一度かち取りたい、それが一番大きな、我々が今考えておるものでございます。そのために、社会保険庁に対する大変な御批判もありますし、これまた不信もございますので、ま...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、私どもがこれまで本当にきっちりと時代のニーズにこたえて仕事をしてきたのかどうか、そうしたことについて反省しなきゃならない、社会保険庁をめぐる特に多くの不祥事についてはそう思います。  その反省の上に立って今回の福祉施設の譲渡とい...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょうの御審議の冒頭以来ずっとお答えいたしておりますように、今私たちにとって一番大事なことと言ってもいいことは、国民の皆さんから年金への信頼を回復することだと思っております。そのためにも、社会保険庁がまず信頼を回復しなきゃいけない。大前提でございます。  そうし...全文を見る
○尾辻国務大臣 宿泊施設についてでございますけれども、これまで多くの方々に御利用をいただいてまいりました。そしてまた、被保険者等の福祉の向上、今も福祉の向上というお話がございましたが、まさにその福祉の向上に一定の役割を果たしてきたと考えております。  ただ、これは先ほど来申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、昨年、特に年金の見直しということの議論が始まりましたときに、社会保険庁をめぐるいろいろな不祥事も出てまいりました。そうした中での大変厳しい御批判がございまして、その中の一番の御批判がこの福祉施設でございました。これは、先ほど来私は身ぎれいにするという表現を...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、こうした施設を運営してきた立場から申し上げますと、確かに、できるとき、それぞれのニーズがあってこういう施設ができてきた、そして、今のお話を伺いまして、改めて、その施設が大きな役割を果たしてきた、今日もまだ果たしている面を持っておる、そのお話を伺いますと大変あ...全文を見る
○尾辻国務大臣 後は野となれ山となれでいいのかとお尋ねいただきますと、決して私どももそういうふうに思っておるわけじゃありませんとお答えせざるを得ないんですが、この後またいろいろな御質問が続くであろうと思いますから、余り先走ってお答えするようなお答えを今ここで申し上げるのもいかがか...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、これはそれぞれをできるだけ高くで売って、最後年金資金に戻したい、こういうふうに思っておりますので。ただ、戻す金額が使った金額より必ず小さくなる、これは、申しわけないんですが、そうならざるを得ません。しかし、できるだけたくさん年金の資金、積...全文を見る
○尾辻国務大臣 そうさせていただきます。
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、また先生もお述べいただいておりますように、基本的に、年金に対する信頼回復、社会保険庁に対する信頼回復、これをなさなければなりません。そのためにもと、私どもは判断をして今回のことをお願いしておるわけでございますが、そうした中で、例外...全文を見る
○尾辻国務大臣 施設の売却代金の分割払いにつきましては、施設の引き渡し後の債権管理業務でありますとか、担保物件の評価、管理等に必要となる経費等を踏まえて慎重に検討する必要があるというふうに考えております。今まで民間に対して分割払いという例はございません。しかしながら、地元の地方公...全文を見る
○尾辻国務大臣 私は、働いておられた皆さん方は一生懸命頑張っていただいたものというふうに思っておりますから、決してその皆さんに罪があるとかという話ではございません。
○尾辻国務大臣 それぞれの施設の価格設定とか、そういうことは詳しく承知をいたしておりませんから、今正確にお答えすることは無理なんですけれども、被保険者へのサービスということでこうしたものはそもそも始まっておりますから、被保険者に対するサービスというのは料金も安くするとかそういうこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 恐らく念頭におありなのは、かつて私どもが総合評価方式なんというのをとって施設の売却をしたことがございます。その総合評価方式というのは、従業員ごと買っていただくと少々安くても構わないですから買ってくださいといったような方式をとったこともありますけれども、またこういう...全文を見る
○尾辻国務大臣 公共の福祉に反するというのをどう解釈するかでありますけれども、少なくとも公序良俗に反するようなものはだめだというのは常識だというふうに思います。
○尾辻国務大臣 申しわけありません、質問の御趣旨がよく理解できませんでしたので、もう一回御質問いただけますでしょうか。
○尾辻国務大臣 今お願いしておりますこの法律をお認めいただいて、実際に独立行政法人がスタートして、そこがどういうふうにしてまた作業を進めるかということでございますので、細かなことについて今私から申し上げるというものでもございませんが、今のお話は、突き詰めて言うと、売るときに転売禁...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもの気持ちの中にその思いがあるということだけは申し上げます。
○尾辻国務大臣 きょうの資料としてお出しをいただいておりますこの紙でありますけれども、これは私どもがお出ししたものをそのままお使いいただいておるわけでございます。  それで、私どもがこの紙で御説明申し上げようと思っておりますことは、基本的には一般競争入札なんですと、基本的には今...全文を見る
○尾辻国務大臣 きょうるるお述べいただきましたように、今まで施設が地元の住民の皆さんに、先生のお言葉をそのままかりて申し上げますと、愛されて地元に密着をしてきた、根を張ってきた、本当にそういう役割を果たしてきたということを改めてありがたいというふうに思うわけでございます。そして、...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今お触れになりました参議院における答弁でございますけれども、平成十五年度において与党の方針が決められたときのことを申し上げたものでございます。当時、年金の保険料を財源として行われてきた福祉事業に対し厳しい批判がなされておりました。そして、その批判を背景に、例...全文を見る
○尾辻国務大臣 御質問の趣旨は、国民の皆さん方のどのぐらいの方がこのことを理解しておられるかという御趣旨でございましょうか。  そう改めてお聞きいただきますと、さあ、どのぐらいの国民の皆さん方にこのことを御理解いただいているかなとは思いますけれども、社会保険庁に対する御関心とい...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどもお答えを申し上げましたけれども、宿泊施設ということで申し上げますと、これは民業圧迫という御批判も随分いただいておるものでございますから、そして閣議決定もありますということも先ほど申し上げたとおりでございまして、いずれこうした公が持っておる宿泊施設というのは...全文を見る
○尾辻国務大臣 検証会議に求められておるものは先ほど部長からお答え申し上げたようなものであると思いますので、個々の経営の中身について検証することが必ずしも必要であるとは私も思わないのでありますけれども、ただ、今後のことを考えれば、そうした面をまたちゃんと見ておく必要はあるというふ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話は、今度売却することになる施設を持っておる公益法人についてのお話だと思いますけれども、いずれにいたしましても、もう施設がなくなれば、それぞれに、公益法人の役割もなくなっていったり小さくなっていったりするわけでございますから、公益法人そのものの整理といったよ...全文を見る
○尾辻国務大臣 機構におきましては、年金資金等への損失を最小化するという考え方のもとで年金福祉施設等の譲渡等を進めまして、その売却収入を特別会計に納付し年金給付等に充てることのできる財源とする、そこのところをもって保険事業の適切な財政運営に資することになる、そういうふうに考えてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますのは、損失を最小化すると言っております意味は、一つは、売却をする、それをできるだけ高く売らないと損失が大きくなる、そこでその損失を最小化するという表現を使っておりますけれども、言っている意味は、できるだけ高くで売りたい、こういうふうに御理解いただ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、三百二十八施設の収支状況についてお尋ねでございますから、お答えを申し上げます。  年金福祉施設等に係る平成十五年度の単年度収入につきましては、三百二十八施設中、黒字が二百五十二施設、赤字が七十六施設となっておりまして、トータルでは二十七億円の黒字となっており...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは私が感じておりますことを極めて率直に申し上げたいと思いますが、これを売るということはやはり国民の皆さん方の御意思だというふうに私は理解してこの法案を出させていただいておるところでございます。私が言っている意味は去年からのずっと議論の積み重ねの中で申し上げてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 よく総論賛成、各論反対なんという表現を使うことがありますが、正確にそのまま今度のケースが当てはまるとも思わないんですが、今度の御議論、ずっと私も皆さん方の御意見も聞きながら、とにかく一番適切な答え、最善の答えをつくってお出ししようと思いながら、ずっと私なりに皆さん...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が受けました気持ちをそのまま申し上げますと、私は、やはり国民の皆さん方の大半のお声であったというふうに感じております。
○尾辻国務大臣 今、仮の計算ということでお示しをいたしましたけれども、その数字で申しましても、大変国民の皆様方に申しわけないことになるということを痛感するわけでございます。本当に申しわけないと思います。  ただ、今回これをしないとしてどうなるかということもまた考えなきゃならぬと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、この七ページに書かれてありますようなことというのは、これはまた私どもが施策として進めなきゃならないことでございます。こうした機能だけはきっちりと維持したいと思っておりまして、これらの進め方というのは、私どもは、施設を売却するということとは別に、万全を期してまい...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、一般論で申し上げますけれども、厚生労働省所管の公益法人に限らず、公益法人が透明性を持ちまして、きっちりとした会計処理もなされていなきゃならない、これは仰せのとおりでございます。  具体的な骨髄バンクのきょうのお話でございますが、私も初めて聞きましたし、特に...全文を見る
○尾辻国務大臣 社会保険庁に対するさまざまな御批判をいただきました。その大きな一つが、むだが多過ぎる、むだ遣いをしておる、こういうことでございました。そして、そのむだ遣いの最たるものがこの福祉施設だというふうに国民の皆さん方の御指摘をいただいたと私は理解をいたしております。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは疾患等にもよると思います。最近話題になりました、例えばがんの治療の均てん化というようなこともございます。まだまだ、がんに限って言いますと、均てん化が求められるということでございますから、かなりの地域差があるということも事実でございます。個々に見て、いろいろな...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、リハビリ医療について申し上げたいと存じます。  改めて申し上げるまでもないとは思いますけれども、医療法では、医療提供の理念として「単に治療のみならず、疾病の予防のための措置及びリハビリテーションを含む良質かつ適切なものでなければならない。」と規定をいたして...全文を見る
06月13日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険庁改革について御説明いたします。  社会保険庁については、国民の視点に立っていないサービス、予算執行の無駄、非効率な業務運営、保険料徴収の不徹底、内部統制、ガバナンスの不足、個人情報の不適切な取扱いといった様々な問題が指摘され、国民の皆様から厳...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 事務的なことでございますから、局長から答えさせます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しのこの給付減額でございますけれども、加入者それから受給者の不利益になることでありますので好ましいことではございません。ただ、母体企業の経営状況の悪化等により企業年金を廃止する事態になりますと、これは最悪の事態でございますから、その最悪の事態は避け...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 事実関係と、そうしたお話伺って私ども厚生労働省がとった措置がございますけれども、それらについて詳しくは局長から答えさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今局長から御答弁申し上げておりますように、まだ申請出てきておりませんから、申請出てくれば審査は厳正にやりますし、それからまた今の同意を取得するに当たっての様々なお話についても、私どももそういう御指摘はいただいておりますから、また注意喚起をしたところでござ...全文を見る
06月14日第162回国会 衆議院 本会議 第30号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 少年犯罪や非行問題への対応についてお尋ねがございました。  少年非行の背景には、議員御指摘のとおり、非行少年の生育歴や家庭環境が大きく影響していることが多く、児童福祉の観点からのかかわりは重要であると考えております。  こうした中、これまでも児童相談...全文を見る
06月14日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもは、介護保険制度に対する国民の皆さんの信頼をきっちり確保していくことが大変大事なことでございます。そうした意味におきまして、不正請求につきましては、その発見、防止に最大限の努力をしていく必要があると考えております。  そこで、不正請求の対策といた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘いただきました介護サービス情報の公表制度について、検討を行っていただきました専門家の委員会においてもいろんな御議論がございました。  今回の私どもの判断をいたしました大きな材料になりましたものが、その御議論の中の一つでございます、利用者による介...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 適切でないというふうな判断というふうに言われますと、まあそうですということでもないんですが、まあ今回の公表するという制度の方が介護制度についてはより適切であると、二つ比べて、よりこちらの方が介護制度という特性を考えたときにより適切であるという判断をしたと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今私どもが考えております、申し上げました客観的な事実に関する情報というのは、具体的に言いますと、基本情報ということをまず考えておりまして、この基本情報は、事業所の職員の体制でありますとか床面積、機能訓練等の設備でありますとかそうした言わば数字みたいなもの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは冒頭申し上げましたように、それぞれの考え方あろうかというふうに思います。申し上げましたように、私どもは客観的な事実、数字を全部お出しをして、それが膨大だからという今のお話ではあるんですが、まずそういう数字をお出しして、利用者の皆さんがそれを見ていた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今回のこの情報の公表義務付けでございますけれども、これは一番基礎的なデータだというふうに思うものですから、まずそれを出していただく、そしてそれを公表してもらうというところからまずやろうと、こういうふうに御理解いただければと思います。  その後で、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今先生のお話伺いながら、先生の言っておられることも全くそのとおりでございますし、虚偽があってはならないという、それはもうそのとおりでございます。ただ、制度の仕組みのつくり方として大変難しいという御説明を申し上げておるようでございますから、この両方をどう組...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この特別養護老人ホームの看護師の数については、入所者の数に応じた配置基準となっております。したがいまして、今百人という例でおっしゃいましたが、五十人を超えて百三十人の場合は三人でありますから、おっしゃったとおりに、百人の場合は三人ということになるわけでご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しになりました老人保健施設についてでございますが、これは、お話しのとおりに、居宅における生活への復帰を目指す施設として位置付けられておるところでございます。いろいろ実態はありますけれども、平均在所ということで見ましても、約二百三十日でございますので...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 日本脳炎という病気が日本から全くなくなっておればいいのでありますが、やはりまだ残っておる、発症例が毎年あるということでございます。そうしますと、それに対する不安もあってワクチンをという方がおられる。そういう方にどうするかということが、今回重い副作用があっ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 衆議院でもいろいろ御議論がありまして、今お話しいただいておりますように、また御説明申し上げておりますような修正がなされたところでございますから、この趣旨は私ども十分に尊重してといいますか、やらなきゃならないことでございますので、努力をさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来、局長もお答え申し上げておりますけれども、要介護度が増しまして、要するに重度になるということでございますが、そうなりますと常時の介護が必要となるわけでございまして、どうしても在宅生活が困難になる、これはもう言っておられるとおりでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も、大臣になりまして幾つもの施設を見せていただきました。そして、その中で思いましたことの一つが今お話しになったようなことであります。もう、現場の御苦労というのが身にしみて分かります。その中で、今おっしゃったように、大変心を痛めながらやむを得ずということ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二つお尋ねでございますが、結局同じことになると思いますので、もう被保険制度のこの被保険者、受給者の範囲ということでお答え申し上げたいと思います。  今回の介護保険制度の見直しにおいても、この問題はもう大議論になったのは御案内のとおりでございます。どうし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この介護保険法の現在の考え方というのは、先ほどお答え申し上げましたし、今改めて先生御自身からもお話がございました。したがって、四十歳から六十四歳の方々のところでどういうふうに介護保険を適用するかということにつきましては、加齢に伴う疾病ということで十五の疾...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、大きくは三点お尋ねがあったというふうに今理解をいたしました。  最初のお尋ねは、これは先生のかねての御持論でいらっしゃるというふうにはお聞きをしておりますけれども、要介護認定とケアプラン一緒にやればいいじゃないかという、このことでございます。これ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話伺いながら、そういう面もあるんだろうなと思ってお聞きをいたしておりました。  ただ、そもそも要支援という認定を受けたという方は、何かやはり介護保険のサービスを受けようと思うから要介護認定を受けようとなさったんじゃないかなとつい思ったりするものですか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 外国の例からお話しになりましたので、私もむしろまたよく調べてみたいと思いますが。  この制度をつくりますときにいろいろな議論をいたしました。そして、当時、ドイツが介護保険制度を持っておりましたから、ドイツに学んだということは随分ございました。そうした中...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、限度額まで使っていないというお話でございます。これは、確かに私自身もお答えの中で申し上げておりますけれども、平均でいいますと約半分ぐらいしか使っておられないということでありますから、大きく言えば先生お話しのとおりであります。  ただ、一方から、先...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今のお話は時にあることでありまして、したがって、その解決の方法として、まあそういう表現がいいのかどうか分かりませんが、成功報酬的な何か考え方はないのかと、それによって施設に入るお金が小さくならないように、要介護度が下がったことをうまくいきましたねと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 正直に申し上げますと、今の先生のお話を伺いながら、これ医療でそのまままた持ち込んだらどうなるだろうなということも思ってお聞きをいたしておりました。  もうこれ先生に申し上げるのは釈迦に説法もいいところでありますけれども、医療の世界で定額払ということを私...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今先生が言われました給料が安いということと人手が足りないということでありますが、これを私どもの立場から言いますと、今度は人員配置基準でありますし介護報酬だと、こう置き換わるんだというふうに思います。したがって、これをどうするかということが私どもに課せられ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私もできるだけ現場も見せていただきたいと思って見せていただいておりますし、それからまた先日は、ヘルパーさん方にも何人か大臣室に来ていただきまして、いろんなお話を伺いました。そうしたお話伺えば、私がここの場で言えるせりふとしては、決して高いというふうには思...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 細かな部分でいうと、若干そうした税制に近いものが日本の制度の中にも全くないわけでもないと思っておりますけれども、これは私も細かく承知をいたしておりませんから、そのことを申し上げるつもりはありません。  ただ、大きくアメリカのことをお話になりました。確か...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も先日の答弁聞いておりまして、取りあえずという表現は日本語として適切でないなと思って聞いておりました。あのとき局長が言わんとしていることは、取りあえずという言葉で言おうとしたことはこういうことだろうなとは思いながら聞いておりました。  それは、確かに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生の御趣旨はよく理解をいたしましたので、検討させていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 個々のケースについて、これがサービスが受けられる、受けられないということを今ここで私がきっちりお答えするということでもないわけでありますが、私が言っておりますことは、それぞれ現場での御判断になるということを今の表現で申し上げたつもりでございます。  た...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 個別のケースでお答えするというのは、申し上げましたように、大変難しいことでございます。そのことは是非御理解いただきたいと存じます。  したがいまして、もしお答えするとすると、まず一般論でお答えすることにどうしてもなりまして、一般論でお答えすれば、もうそ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ちょっと事務的な話ですから、お答えさせます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回、いろいろお願いもいたしております。特に、自分の家にお住まいの方と施設におられる方との公平性というようなことを考えますと、やはり施設に入っておられる方にはホテルコストもお願いしたいということを今回の見直しで言っておるところでございます。そうした様々な...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この社会福祉法人の減免制度でございますけれども、今先生もお話しいただきましたように、そもそも社会福祉法人というのは社会福祉事業を任務といたしておりますし、慈善博愛の精神にのっとってやっていただいておるという大原則がございます。そこにかんがみますと、低所得...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話は、旧措置の入所者について、所得が低く利用料負担が困難な方が現在も多数おられるという実態を踏まえまして、施行法の趣旨も踏まえて、本年四月から五年間の延長を講じたというところでございますが、この後のことについてのお尋ねだろうと思います。  平成十...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、給与につきましては、これはもう労使間で決められることでございますので、基本的にそういう性格のものですと改めて申し上げざるを得ません。  ただ、労働条件につきましては、平成十四年度に調査を行ったところによりますと、まず法定の労働条件の明示がなされて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 移動時間について賃金の支払、このことについてのいろいろ御意見があることは当然承知をいたしております。これについて一般論でお答えしたり、例えば今のより具体的にということでお答え申し上げてもいいと思いますが、まずお尋ねが承知しているかどうかというお尋ねでござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、具体的な数字をお示しになりましたけれども、その数字、もう一回検討をしてみなければ何とも言えないわけでございますけれども、私どもは、介護報酬はちゃんとこれまた皆さんで御議論いただいて、お決めいただいた上での設定をいたしておるわけでございますから、それに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私ども、ホームヘルパーについては介護福祉士のレベルまで段階的に資質の向上を図っていきたいというふうに考えておるところでございまして、現在のヘルパーの研修を強化いたしました介護職員基礎研修を新たに設けることにいたしております。  こうした介護従事者の研修...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたモデル事業の目的は、これまで国会の御審議で申し上げてまいりましたように、介護予防事業の効果の測定及び評価を通じて事業実施に伴う実務上の問題点を把握するなどし、介護保険制度の見直しに資することにあるということでございまして、それはその...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この新予防給付でございますけれども、この法案をお認めいただきますと、平成十八年四月から原則実施をされるわけでございます。  ただ、私どもが申し上げておりますのは、地域包括支援センターの設置など準備期間がどうしても要しますので、その準備のために、その準備...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘いただきましたとおりに、確かに現行の介護保険制度における訪問介護でありますとか訪問リハビリテーション等、訪問系サービスなどで言語聴覚士に関する規定は設けられていないところでございます。しかし、今日いろいろ御指摘をいただきました。そうしたことなどもま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、先ほど来、年金積立金の話との比較をされましたけれども、年金積立金を福祉施設などに使わないということのこの御議論をいただいたときは、とにかく無駄遣いをしちゃいかぬということで言われたというふうに理解をいたします。あのとき、無駄遣いをしちゃいけないとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、局長からもお答え申し上げると思いますけれども、基本的に私どもが考えますことを先にお答えを申し上げておきたいと存じます。  今、公費とそれから税と保険料というふうに言っておられますが、私どもは、税であれ保険料であれ、国民の皆様方にお出しいただいた大...全文を見る
06月15日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○尾辻国務大臣 地域におきまして長年にわたり住民の手で形づくられてまいりましたさまざまな今お話しのような文化活動というのは、これは地域の貴重な財産であると考えております。そして、ただいまお話しになりました北海道厚生年金会館のことは、先日もお伺いをいたしました。  こうした中での...全文を見る
○尾辻国務大臣 年金福祉施設等につきましては、施設のあり方の問題に加えまして、今お話しのように、委託先の公益法人のあり方についてもさまざまな御指摘をいただいたところでございます。したがいまして、委託先の公益法人の整理合理化、これは避けて通れないものでございますから、いたします。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず申し上げたいことは、三百を超える施設を短期間で集中的かつ効率的に譲渡しなきゃならない、こういうことでございます。  そのためにどうすればいいのかというふうに私どもも考えたわけでございますが、やはり理事長や職員を民間からお願いして、民間の知見を最大限活用できる...全文を見る
○尾辻国務大臣 一つは、しっかりした目的があったことだというふうに思います。いつも言っておりますように、被保険者、受給者等の健康の保持増進、福祉の向上を図り、また、長期にわたり保険料を納める被保険者への福祉の還元を行うことを目的とするという、きっちりした目的があったということが、...全文を見る
○尾辻国務大臣 午前中にもお答えしたわけでございますが、やはり、今数を言っておられましたように、三百を超える施設を短期間で集中的に、そしてまた当然効率的にということも加わるわけでございますが、譲渡するには、どうしても一つの独立した組織をつくらなければならないと私どもは判断したとこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 この譲渡に当たりましては、あらかじめ譲渡先についての制限を設けることなく、不動産鑑定の手法に基づく適正な価格を予定価格として定めた上で、原則一般競争入札により譲渡するということにしてございます。  ただ、地方公共団体に施設の買い受け希望がございますと、これは一般...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまのお話は、お話しのようにけさも御質問いただきましたし、また日ごろからいろいろお聞きもいたしておるところでございます。  申し上げておりますように、地域において長年にわたり住民の皆さんの手で形づくられてきましたさまざまな文化活動というのは、これは本当に地域...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただきましたように、五月の三十一日に市長さんから、市内唯一の公的な病院として、必要不可欠な病院である旨の存続の要望書もいただいておるところでございます。一方、もう何回もお答え申し上げておりますように、例外なく整理合理化を進めるという基本的な考え方がございま...全文を見る
○尾辻国務大臣 昨日、つい、総論賛成、各論反対というような表現を申し上げましたけれども、御地元のお声として今先生が言っておられるようなお声があるということも、よく承知をいたしておるところでございます。  ただ、一方、大きく国民の皆様のお声というのはどういうものかなというふうにも...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変多くの御指摘をいただきました。そしてまた、退職金の話などを聞いておりまして、極めて深刻な話だなと思いながら、改めてそう思いながらもお聞きをいたしておりました。  そこで、思いましたことは、非常に丁寧に丁寧にこの売却は進めていかなきゃいけないなというふうに思う...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回、このことをお願いして、そして、この作業が進みますと、最終的には、私どもの試算でも国民の皆様方に一兆円ぐらいの損を与えてしまう、そのことに対する本当に申しわけないという思いでいっぱいであります。  今お話しのように、支援一つをとりましても、それだけのお金があ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず最初の御質問でございますけれども、法案の目的に書いてございます、年金資金等への損失を最小化するためというような、この考え方というのはそのとおりでございまして、近年の年金制度等を取り巻く厳しい財政状況、施設を取り巻く社会環境及び国民のニーズの変化等を踏まえという...全文を見る
○尾辻国務大臣 今まで厚生年金病院などが果たしてまいりました公的病院としての役割、これは非常に大事なものでございますし、そしてまた、私どもは、こうした機能は今後とも引き続きその機能を果たしてほしいというふうに、当然のこととして考えておるところでございます。したがって、売却するとし...全文を見る
○尾辻国務大臣 たしか昨年の四月だったと思いますが、先生が坂口前大臣にお尋ねになって、お答え申し上げております。  改めてまたお答え申し上げますけれども、この今の資金のあり方というのは老人保健制度のあり方と不可分でありますので、したがいまして、今、来年の通常国会に高齢者医療制度...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいたことを繰り返すことになりますので、改めてとも思いますけれども、申し上げますと、厚生年金病院は、厚生年金保険法第七十九条の規定に基づき、保険者が行う福祉施設の一環として、疾病や事故により身体に障害を生じた被保険者等を対象に高度の整形外科療養やリハビ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今のお話のことでいいますと、私も全くそのとおりに思いますというお答えになります。  今言われたようなことを繰り返し申し上げることはもはや避けますけれども、また、お使いになった言葉で言いましても、そうした評価という、特に「良い病院ランキング」一位になるなんというの...全文を見る
○尾辻国務大臣 そこが、私が国民の方々のお声だというふうに私は判断していますと申し上げておるところでございます。  例外なく福祉施設を売却しろというお声、これは極めて強いものがございましたし、今日なお強いものがあると私は判断をいたしております。  率直に申し上げた方がいいと思...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど率直に申し上げますというふうに申し上げました。私も厚生年金病院の歴史も承知はいたしておるつもりでございます。  先ほど部長が園田先生へのお答えの中で、義肢、装具等の支給に係る委託事業ももうやめますというようなことを言いましたけれども、厚生年金病院の歴史の中...全文を見る
○尾辻国務大臣 そういうお声はよく承知を当然いたしております。これも先ほど来お答え申し上げておるとおりであります。  地域の皆さん方のお声と多くの国民の皆さん方のお声、これを私もよくお聞きして、どちらのお声というのが多くの国民の皆さん方のお声なのかなということを私なりに判断しな...全文を見る
○尾辻国務大臣 この法律案をお願いいたしておるその立場はそのとおりでございます。したがいまして、売却するのかしないのかというふうにお尋ねになりますと、譲渡するための法案をお願いしておるわけでございますから、その立場に変化はございません。
○尾辻国務大臣 私は、その病院が存在する地方公共団体というふうにこの文章は理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 ここに書いてありますように、「地域医療にとって重要な病院については、地方公共団体等と協議の上、その機能が維持できるよう十分考慮する。」と述べておりますから、これは当然守るべきことだというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 一言で言いますと、私は、今お述べになりましたような非常に広い意味での機能というふうには理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 厚生年金老人ホームの入居に当たりましては、入居条件等を記載した厚生年金有料老人ホーム利用規程をお示しいたしまして、入居者の方々の同意を得ておるところでございます。  この規程におきましては、第十九条において「ホームの運営上、所長が特に必要と認めたとき」は入居を解...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも御説明を申し上げておるところでございますけれども、老人ホームは現に入居者の生活の場となっておるわけでございますから、今回、例外なく売却しますとは言っておりますけれども、他の施設とはまたそういう意味で性格が異なるところを持っております。したがって、入居しておら...全文を見る
○尾辻国務大臣 私は、若いころに世界を放浪したことがございまして、そのときに、安全と水はただでないということを思い知らされております。そんなこともありまして、水の大切さというのは身にしみて感じておりまして、近年生じてきたさまざまな課題に対応し、次世代に継承するにふさわしい安心でき...全文を見る
○尾辻国務大臣 そうした病院が今持っております機能をそのまま存続させて売却が行われる、譲渡が行われる、そのことを望んでおるわけでございます。  ただ、先生が、そうでなかったらというお話でございますし、私の責任ということでのお尋ねでございますけれども、決してそのことを外してお答え...全文を見る
○尾辻国務大臣 先生は医療の専門家でいらっしゃいますし、まさに現場にもおられますから、十分にそうしたものを御承知であることは、今お話しのとおりであります。それに比べて私が現場を知っているかというふうにお尋ねになりますと、とても先生の域に及ばないと申し上げざるを得ないところでありま...全文を見る
○尾辻国務大臣 厚生年金病院に隣接して設置されております厚生年金保養ホームは、病院との連携のもとで、食事療法でありますとか運動療法等を必要とする方々に、栄養士による栄養相談でありますとか温泉を利用した滞在型のリハビリテーションを行って、利用者の社会復帰に貢献してきたと認識をいたし...全文を見る
○尾辻国務大臣 独立行政法人をつくるということでお願いいたしましたこの御議論の中で、いろいろまた御指摘もいただきました。  その中で、なぜ独立行政法人をつくらなければならないのかと私どもが考えました根拠の一つとして、売却するものの中に、こうした病院もあるし、また老人ホームもあり...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、社会保険健康管理センターが果たしてきた役割についてでございますけれども、政府管掌健康保険の被保険者等の健康の保持増進を図ることを目的といたしたものでございまして、そうした中で、被保険者等の疾病の予防活動でありますとか、早期発見等の二次予防のために各種検査を実...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。(拍手)     —————————————
06月16日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 大きく二点の御指摘でございます。前回、私が宿題にさせていただきますと申し上げたのは、私は後半の方の御指摘について申し上げたつもりでございます。それはそれといたしまして、まず最初の方の御質問に改めてお答え申し上げたいと存じます。  基本的に、今先生言われ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘の話は、権利擁護事業が衆議院における修正によりまして任意の事業から必須の事業に変わったというところでございます。  そもそも、この権利擁護事業というのは、私どもどういうふうに考えていたかといいますと、まず地域包括支援センターが中心になって実施す...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) グループホームでありますとか特別養護老人ホーム等においては入所者の重度化が年々進んでおりまして、特別養護老人ホームでは死亡を理由にする退所が七割を超えるなど、ターミナルケアの充実が求められているところでございます。  このため、昨年取りまとめられました...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、私どもの考え方を明確に一点申し上げておきたいと存じます。  それは、保健師助産師看護師法第三十五条で、先生が再三申しておられるところの規定であります。すなわち、保健師は、療法上の指導を行うに当たって主治の医師又は歯科医師があるときはその指示を受け...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年末から年始にかけまして福山市の特別養護老人ホームで七名の方がお亡くなりになったというこのことについて、私としても重く受け止めております。  そこで、私もすぐ現地に参りました。そして福山市からも、それから施設の方からも話を伺いました。そのときに私がま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 急ぎたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもうおっしゃるとおりだと思っております。  要介護者など、災害時に、特に援護が必要な方々について災害時の避難支援を円滑に行うためには、どうしてもまず、市町村の中にあっても、福祉担当部局と防災担当部局が要援護者に関する情報を把握、共有しておくことは...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 十八年度に予定をいたしております報酬改定に向けまして、それぞれの報酬に関する状況等を十分に把握いたしますとともに、必要に応じて、例えば介護保険における検討内容を中医協に情報を提供するなど、両者が連携して検討が行われるように努めてまいりたいと考えておるとこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) おっしゃるとおりでありますから、私も全力を挙げてリーダーシップを発揮したいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) この社会保障制度の一体的な見直しにつきましては、現在、官房長官の下に設けられた社会保障の在り方に関する懇談会において検討が進められておりますし、また年金制度を始めとする社会保障制度改革に向けた両院合同会議も設置をされております。そうしたところでの御議論も...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 開店休業中だというふうに御理解いただければと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) よく私ども厚生労働省に対しまして、それはその他の役所に対してもそうでございますが、縦割りの弊害、そうしたことを御指摘いただいております。厚生労働省でもそうした御指摘はよくございますから、このことは排していきたい、部局横断的に仕事をしたいというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の勘違いが一つ入っておりましたので、訂正させていただきたいと存じます。  あのとき私はつくったというふうに思いましたが、つくるという指示のままで、まだつくらないままに、そのまま今の事態になったということでございますので、正確には開店いたしておりません...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それはもうおっしゃるとおりでございます。国会の御審議における御指摘でございますとか、またそれに対して答弁をさせていただいた内容など、十分に踏まえて検討をいたしてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、先日のお答えの繰り返しのようになるかとも思いますけれども、今回こうした見直しをお願いしておりますそもそもでありますけれども、これは保険給付費が伸び続けております。そして、来年度がまた保険料の改定のときになるわけでございますが、大幅な引上げが見込まれ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどこの問題につきましては制度の持続可能性の面からも申し上げましたが、さらにもう一点、負担の公平性という観点からも今回の見直しをお願いしておるところでございます。  したがいまして、その中での今の第四段階の方々についてのお話でございますが、私どもとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この問題は私どもも最大課題だというふうに思っております。そして、個人的な思いを述べろと言われましたので、私の思いは述べさせていただいたこともございます。  そうした中で、今後これにどういうふうに対応するかということになりますと、改めて申し上げますけれど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、冒頭申し上げたいと存じます。本日御質問いただきますことは、これまでの御審議の中で御指摘、御質問いただいたことについての確認でございますので、正確を期して答弁をさせていただきます。  それでは、ただいまの御質問に対してお答えを申し上げます。  十...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 新たな高齢者医療制度の創設につきましては、現在、社会保障審議会医療保険部会において検討を進めているところでございます。今後、成案を得て、来年の通常国会に法案を提出すべく精力的に検討を進めてまいります。  なお、高齢者医療制度と介護保険制度を一体化するこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 新予防給付は、軽度者の既存サービスのうち一部の不適正なケースの適正化を目指すものであり、家事援助を一律にカットすることはありません。適切なケアマネジメントに基づいて提供される家事援助は認められます。具体的には、自力で困難な行為、掃除、買物、調達等でござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまのお答えの中で、福祉施策と申し上げるべきところを福祉施設と申し上げたようでございますので、訂正をさせておいていただきたいと存じます。  それでは、ただいまの御質問にお答えを申し上げます。  本人の生活能力を引き出すためのサービスを適切に組み合...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 支給限度額につきましては、利用者の平均的な状態を踏まえつつ、サービス内容や想定されるサービスの標準的な組合せを勘案いたしまして検討することとなります。  新予防給付の導入に伴い認定区分が要介護一から要支援二に変更される方につきましては、適正な介護サービ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 中重度者については、現行の支給限度額を引き下げることは考えておらず、また、小規模多機能型居宅介護や夜間対応型訪問介護などの地域密着型サービスの整備や医療との連携の強化等により、在宅サービスのより一層の充実を図ってまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 新予防給付のサービスにおきましても、利用者の選択が基本であり、強制されることはありません。マシンの利用や有酸素運動等を含む筋力向上を中心とするプランを本人が望まない場合は、それらのプログラムを含まないプランが適切なケアマネジメントに基づいて提供されるもの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 筋力向上トレーニングの実施方法や効果を持続させるための方策等につきましては、市町村におけるモデル事業や試行の結果を踏まえ、慎重に検討いたします。  また、他のサービスと同様、筋力向上トレーニングの利用者に対しても、事前に十分な説明を行い、同意に基づくサ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 新予防給付の施行日前に要介護一で介護保険三施設に入所していた方が施行日以降要支援一又は要支援二となり新予防給付の対象となった場合でも、平成二十年度末までの三年間は引き続き入所できることとなっております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 低所得者、第一から第三段階でございますが、この方々については、入所者の負担が過重とならないよう、負担上限額を設定して補足給付を行うこととしております。さらには、新三段階のうち、所得の低い層や、十八年度から税制改正により利用料が急増する層については、現行の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のケースで、残された配偶者の収入が年額八十万円以下であり、預貯金等の資産が四百五十万円以下となるなどの一定の場合には、当該世帯は新三段階とみなして、特定入所者介護サービス費を適用する方向で、運用面での対応を図りたいと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘の食費、居住費の水準につきましては、平成十四年三月の介護事業経営実態調査における介護三施設のデータなどを参考に設定したものですが、御指摘のとおり、より直近の施設の経営実態を反映したデータを用いることが必要と考えます。  このため、現在、平成十六年...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療保険給付と介護保険給付の自己負担の合算額が著しく高額になる場合の負担の軽減を図る仕組みについては、医療保険、介護保険、それぞれの制度における自己負担の在り方を踏まえた上で、異なる保険者間での自己負担の合算方法、実施主体の設定や事務負担への対応、制度を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 保険給付費が伸び続け、来年度に大幅な保険料の引上げが見込まれる保険者もある中で、給付の適正化は喫緊の課題であり、制度の持続可能性の観点からも、居住費、食費の見直しは早急に行うことが求められております。  このため、見直しは本年十月から実施したいと考えて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 高齢者の住宅政策等を所管する関係省、関係機関とも連携を図りながら、高齢者向け優良賃貸住宅など専ら高齢者単身・夫婦世帯を対象とする賃貸住宅も、有料老人ホームやケアハウスとともに介護保険の特定施設の対象に追加するなど、高齢者が安心できる住まいの拡充に取り組ん...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いわゆる社会的入院の解消については、介護保険制度の施行後に一定の進展が見られたものと考えておりますが、今後とも、個々の患者の状態に応じた適切なサービスが提供されるよう、医療と介護の適切な役割分担と連携を促進することなどにより、社会的入院の解消に努めてまい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護労働者の法定労働条件につきましては、監督指導等を通じて実態を把握してまいります。また、今後とも、都道府県及び関係団体との連携を図り、引き続き、平成十六年八月に発出した通達、「訪問介護労働者の法定労働条件の確保について」の内容の周知徹底をするほか、労働...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ホームヘルプのサービス提供責任者については、サービスの質の向上、現場において人材育成等に責任を負う役職者としての役割の確立、介護職員の能力開発とキャリア開発の支援等の観点から求められる知識、技術等に応じた研修体系の見直し、充実強化に取り組んでまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護雇用管理改善等計画については、介護保険制度や資格制度の見直しの結果を踏まえ、計画期間中であっても必要な見直しを行うこととしており、その際、一定の到達目標等を計画に盛り込むことについても検討してまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 認知症やターミナルケアに対応した研修の充実など、介護従事者の質の向上に向けた研修体系の見直しに取り組むこととしています。また、研修の内容については、現任者が受講しやすいカリキュラムや研修方法等を検討してまいります。  介護従事者の研修機会の確保は事業者...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険制度は、利用者の選択を基本としており、利用者による選択を通じてサービスの質の向上が図られるよう、外部の評価機関が評価するのではなく、利用者の選択に資する客観的な事実に関する情報を公表する制度としたところです。  利用者との契約内容についても、利...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 地域包括支援センターについては、専門三職種それぞれに経過措置を設けることにより、職員体制の確保を支援しているところであります。また、今後、全国課長会議の場等を活用し、御指摘の地域包括支援センター設置に当たって範となるべき事例の提示も含め、保険者への支援を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険制度について二号被保険者や医療保険者の代表が制度運営により一層関与していく観点から、自治体における介護保険事業計画等の策定への参画を進めてまいります。  また、地域包括支援センター運営協議会の構成団体としては、サービス利用者や被保険者、一号、二...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 老人保健事業において実施している健診の取扱いにつきましては、その費用の在り方も含め、平成十八年度予算編成までに、今後予定されている医療制度改革や健康フロンティア戦略との関係も含め整理することとしておりますが、その実施に当たっては、地域支援事業の介護予防ス...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 地域包括支援センターにおいて行われる地域支援事業については、保険料を充当する事業の範囲が過度に拡大しないようにその上限及び事業内容を政令で定めるとともに、各保険者において事業実績の公表を行うことといたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 専門家の御意見を踏まえつつ、御指摘の方向で検討してまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 認知症ケアについては、現場での実践例の集積の中から標準化を検討していくことも今後の重要な課題と考えており、地域密着型サービスの実践も踏まえ、不断の研究を進めてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のとおり、現行の介護保険制度における訪問看護、訪問リハビリテーション等の訪問系サービスでは言語聴覚士に関する規定は設けられておりません。しかしながら、在宅サービスの利用者の中には口腔機能の低下などの問題を抱える方も考えられるところであり、これらの方...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療型多機能サービスにつきましては、社会保障審議会介護保険部会の意見書において「一つの方向性として考えられる。」とされていることもあり、今後新たなサービス形態として検討を進めてまいります。  そして、小規模多機能サービスなどの地域密着型サービスの充実、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 外部の訪問看護サービスの活用を含めた介護施設やグループホーム入居者に係る健康管理体制の強化や、在宅グループホーム、介護施設におけるターミナルケアの充実につきましては、今後、医療と介護の連携の在り方も含め、平成十八年四月に予定されている介護報酬等の見直しに...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 在宅での家族以外の方によるたんの吸引について、看護職員等による吸引方法の指導等の一定の条件の下で当面やむを得ないものとして容認されるとの考えを各都道府県に通知したところであり、今後はこの趣旨を機会をとらえて周知してまいりたいと考えます。  また、医療機...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護報酬につきましては、国会を始め、できる限り幅広い議論の参考となるよう、その検討作業を急ぐとともに、その骨格が固まり次第、適切な時期に公表してまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 御答弁させていただきました内容を踏まえ、政省令の策定作業を進めてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) もうこれは繰り返し申し上げておりますように、制度として適正に提供されるということで制度をつくったわけでございますから、これは保険者においてもそのようにサービスを提供していただくということになるはずでございます。私としてはもうそうお答えするしかありません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 在宅におきまして重度の要介護者を支えるということは、これは大変重要なことでございます。  そこで、今回の見直しでも、在宅においても二十四時間安心して生活できる体制を整備するため、新たに夜間対応型訪問介護サービスを創設をいたしますとともに、また、通いを中...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 言っておられることは、恐らく支給限度額をどうするかというお話だろうと思います。  ただ、これは様々なケースがありますから一概には言えないわけでありますけれども、いつもお答え申し上げておりますように、平均で見ますと大体利用額の割合というのは限度額の五割程...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回、ホテルコストなど負担をお願いするものが幾つかあります。それはそれぞれ、やはりどうしても負担をお願いしなきゃならないということがありますのでお願いするわけでございまして、そのことをお願いするということに当たって、できるだけ、当然のこと、負担の軽減措置...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今具体的にお述べになりましたことも、今回私どもが負担をお願いしておる部分でございます。今般の見直しにおきましては、負担の公平性という観点から、ここのことにつきましては負担の公平性ということでお願いをしているわけでございますけれども、介護保険施設等における...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これも先ほどお答えしたことでございますけれども、今回こうした見直しをお願いします大きな理由の一つでございますが、保険給付費が伸び続けておりまして、来年度はまた保険料の見直しの時期でございますが、その際には引上げが見込まれる保険者がかなりあります。そうした...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 十月実施が余りにも急ぎ過ぎではないかというお尋ねでございましたから、早急に実施しなきゃならない理由として財政ということからの御説明を申し上げたわけでございます。  ただ、居住費、食費をいただこうということについてのそもそもの理由は、先ほど申し上げました...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
06月22日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○尾辻国務大臣 厚生労働省といたしましては、御指摘の少子化対策につき、昨年十二月に策定した子ども・子育て応援プランに基づき、本年度から五年間、各種子育て支援等に計画的に取り組み、施策の充実を図ることとしているところであります。  また、地方公共団体と企業では、次世代育成支援対策...全文を見る
06月23日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第19号
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○尾辻国務大臣 協議はいたしておりません。
○尾辻国務大臣 この法律を出すに当たって省庁間の協議というのは当然あるわけでございますから、時間をかけて協議するということは協議をしたと。ですから、そういう意味では協議があったということですが。  先ほど先生がお尋ねになったのは、十年から十二年かかったというような、いわば移換金...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも今後の議論になる部分でございますから、私が今ここでお答え申し上げるというのはできるだけ避けておいた方がいいんだろうとは思いますけれども、今の移換金のことについては、これは当然十分議論になる部分であるというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 前の三公社のときには、先ほど先生も五つという関係者をお述べになりましたが、ああした関係者で一元化懇談会というのをつくって、そしてやりました。十年から十二年かかったのは事実でございます。  今回、ではそれと比べてどうなるかということでございますが、いろいろ各大臣か...全文を見る
06月23日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  共生社会の理念が浸透しつつある中、障害者の社会参加が進展し、障害者の就業に対する意欲も高まっております。 ...全文を見る
06月24日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました建設労働者の雇用の改善等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  建設業につきましては、中長期的な建設投資の減少等を背景に労働者の雇用が不安定化するおそれがある中で、受注産業という...全文を見る
06月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者雇用促進法におきましては、身体障害者福祉法における障害等級等を踏まえまして障害程度を定めております。そして、重度障害者には、今お話もございましたけれども、ダブルカウントをすることなどにより、雇用率制度を適用してきたところでございます。  しかし、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生御指摘のとおり、各企業におきまして精神障害者の雇用率適用を行うに当たりましては、本人の意に反した適用等が行われないようにする必要があると考えております。したがいまして、今後、有識者の御意見をお聞きしながら、プライバシーに配慮した対象者の把握、確認の在...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 在宅就業特例調整金及び特例報奨金は、企業が障害者に対して一定額以上の発注を行った場合に発注額に応じて支給するということにいたしておるところでございます。そして、この特例調整金等の額の設定に当たりましては、法定雇用率を上回って障害者を雇用する場合に支給され...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者の職業的自立を図りますためには、まず雇用支援策の充実を図ることが必要でございまして、またその一方で、一般雇用への移行が困難な障害者に対して福祉施策との連携も図りつつ多様な就労形態に対する支援策を講じることが必要であると考えておるところでございます。...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国及び地方公共団体につきましては、自ら率先垂範して障害者の雇用を実行すべき立場にありますことから、民間企業より高い法定雇用率を設定しておるところでございます。具体的に言いますと、国と地方公共団体が二・一%、都道府県教育委員会が二・〇%、そして民間企業が一...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど申し上げましたように、大変遺憾だというふうに考えておりまして、私どもも採用計画を、障害者の方々の採用計画を作成させておりまして、また、積極的な、そして計画的に採用を行うように指導いたしておるところでございます。ただ、その指導の成果が見られないこと、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今後とも、法定雇用率が未達成となっております機関に対しましては指導を徹底いたしますとともに、その他の機関についても現在の水準が確保されるよう指導に努めてまいりたいと存じます。全力を尽くしてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、各省庁に……
○国務大臣(尾辻秀久君) 失礼しました。  今、各省庁に対して肝に銘じるようにというお話がございましたが、まずは肝に銘じなきゃならないのは私どもであるというふうに存じます。本当に、御指摘の点につきましては、これまでの私どもの努力が足らなかったということを深く反省をいたしまして、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この障害者施策推進本部は、お話しのように総理を本部長にいたしまして政府全体で取り組もうということでございますので、各省庁それぞれまたメンバーを出していただいておるものでございます。したがいまして、今お述べいただきましたような各省庁からもそれぞれメンバーを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の法案では、障害者の在宅就業に当たりまして、在宅で就業なさる障害者に対し、その業務を適切に行うために必要な助言等の援助を行う役割を果たすものとして在宅就業支援団体を法律上位置付けることといたしました。その在宅就業支援団体につきましては、事業実績や業務...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 単なる体裁を整えるというつもりは全くございませんので、実体の伴うものにいたしたいと存じております。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、私の十六歳や十七歳のとき振り返ってどうだというお話でございました。  お尋ねでございますから率直にお答え申し上げたいと思いますが、私も結構波乱万丈の人生渡ってきたと思っております。父が戦死しておりましたので母親一人でございました。十六、七のころ、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどもお答え申し上げましたように、障害者の皆さんの職業訓練というのは大変重要なことでございますし、今私どもが申し上げております福祉から就労へというこの大きな流れの中で、考え方の中で、皆さんの雇用を促進するということに対しまして、お話しのように大きく骨太...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、義務化せずとも障害者の皆さんの雇用が進んでいく、そんな社会になることが一番望ましいことでございまして、私どももそうした社会を目指していかなければならないと考えております。  ただ、差し当たってやはり障害者の皆さんの雇用とい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話のとおりに、障害者の円滑な職場適応を図りますために、障害者の働く職場に職場適応援助者、ジョブコーチと、こういうふうに呼んでおりますけれども、このジョブコーチを派遣いたしまして、障害者に対して作業内容でありますとか職場のルールなどを指導いたしましたり、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今日、共生社会の理念が浸透をしつつある中でございます。そうした中でございますから、障害者の皆さんの社会参加が進展いたしておりますし、また就業に対する意欲も高まっておるところでございます。そうした中で、障害者が社会の支え手の一人として誇りを持って自立できる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変すばらしいお話聞かせていただいたと存じます。  私も特例子会社も見にいきました。そのとき思いましたことは、本当にその特例子会社見ながらすばらしいと思いましたし、これが、今日先生もそんな思いで今のお話していただいたんだと思うんですが、ただ特例子会社の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 少なくとも真剣に検討をいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまのトップの熱意が必要だということについては、このところ私も大変感じることが多いんです。この前の事故などを契機に、安全というようなことも大変話題になりまして、今私、各企業に安全、求めております。  あるいはまた、話はちょっと違うんですが、先日、女...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ふれあいショップというふうに言われまして、私も多分そうしたものの一つだというものを先日も見せていただきました。  したがいまして、そこで感じたものは今先生お話しのとおりでございますから、それこそ繰り返して申し上げるまでもありません。もう正に地域とのネッ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、雇用に取り組む企業の良い例というのは、これはまた他の企業にとって非常に有益な情報にもなるわけでございまして、そうしたものを紹介するということは必要なことだと認識をいたしておるところでございます。  私どももやってないわけじゃございません...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどの良い例の事例集みたいなものでもお示しをいただきました。作ればいいというものではないという、作ることが目的ではない、正におっしゃるとおりでありまして、大変有り難い御指摘いただいたと思っております。  そうしたことと同じように今度のことも今御指摘の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しになりましたように、在職の精神障害者の職場復帰支援が一つございます。これは、雇用促進支援が中心であるその障害者雇用対策と違うということはお話しのとおりでありまして、そこのところの整理をどうするかということの今御質問だというふうにお聞きをいたしまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今のお話伺いながら私が理解したことを申し上げます。  在職の人であれ、職場復帰をしようとする人たちにしろ、いずれにしてもメンタルヘルスということが必要であるということはそのとおりだと思います。したがって、そのメンタルヘルスをどこかの部分だけでいう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現行のジョブコーチ事業でございますけれども、これは各都道府県の地域障害者職業センターに配置されたジョブコーチと、それから福祉施設の職員によるジョブコーチによる支援が行われておるところでございます。これらのジョブコーチは、初め約二週間の実践的な研修を履修い...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者の地域における自立を推進するためには、雇用施策と福祉施策との連携を一層強化することが必要である、このことを申し上げておるつもりでございます。  したがいまして、今般の法改正におきましても、国及び地方公共団体の責務として、福祉施策との有機的な連携を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘のことは、おっしゃるとおりだと思っております。  小規模作業所みたいなもので申し上げると一番、どうなるのという話が改めて分かると思うんですが、何千もある小規模作業所が今度は機能別にというふうに言っていますけれども、こんな事業をするところ、こんな...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきました精神障害者職場復帰支援事業、通称リワーク事業と言っております、そちらの方で今お話しいただいたわけでございますけれども、この事業は、これまたもうお話しいただきましたように、休職中の精神障害者の円滑な職場復帰を支援することを目的とした事...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者雇用促進法におきましては、雇用義務の履行を促すための措置といたしまして、雇用が進んでいない企業に対し、まずは雇入れ計画の作成、計画の適正実施勧告などを行った上で、さらに、これに従わない場合に最終的な措置として企業名の公表を行うこととしております。こ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、森岡政務官の発言は、あくまでも一代議士としての発言である、このように認識をいたしております。  一方で、厚生労働大臣政務官の職責につきましては、六月二日の衆議院の予算委員会等の質疑の中で、森岡政務官自身が首尾一貫して、あくまでも、小泉政権の中で、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 午前中からの先生方の御質疑の中でも指摘されておることでございますが、精神障害者につきましては、将来的には雇用義務制度の対象とすることが考えられますけれども、現状では、これまたお答えを申し上げておりますように、精神障害者の雇用に対する企業の理解とノウハウが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘いただいた数字でございますが、一言で言うとそのとおりでございます。  改めて申し上げますと、一・八%の法定雇用率が適用される民間企業に雇用される障害者の実人数は、ダブルカウントされた分を除いて計算いたしますと、平成四年以来大体もう十八万人台で横...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者の皆さんの就労の機会を拡大して地域での自立した生活を支援するために、小規模作業所でありますとか福祉施設が仕事を拡大できるようにすることが極めて重要だと認識をいたしております。  このため、昨年十一月には、地方自治法施行令の改正によりまして、地方公...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今言われましたあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師が行う業務についてでございますけれども、少し振り返ってみたいと存じます。  これらは、近代以前の古い時代から我が国において行われてきた伝統のあるものであるとまず認識をいたしております。そして、それが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まあ、いろいろそうしたような過去の歴史があるということを申し上げて、先生のおっしゃったということは、そういう経緯がありますということを申し上げようとしたところでございます。  したがいまして、こうしたものというのは、視覚障害者の職域の確保という側面があ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 率直に申し上げまして、このことが発生しましたときに、私も報告を受けました。そして、これまた極めて正直に申し上げますが、随分私も悩んだものでございます。どうするのが、この事態が発生して、もう発生した後でございましたから、どう対処するのが、まあ正しいという表...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、試験を管理する側の立場から申し上げた理屈は、申し上げたとおりであります。これはこれで崩せないということも、また御理解いただきたいと存じます。  ただ、一方から、これは函館視力障害センターだと思いますけれども、この事務手続上のミス、これは決して許さ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 正に唐突にお尋ねでございますので、今先生の言っておられる公契約法というものの具体的な姿というのが私に十分につかめておりませんので、どういうふうにお答えするのがいいのかなと思いながら立ったところでございますが。  いずれにいたしましても、この民間部門にお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 戦後の遺骨収集について申し上げますと、ずっとかかわり合ってまいったものでございますので私からお答え申し上げた方がよろしいかと思います。  申し上げましたように、遺骨収集、もう何回もそれこそ数え切れないほどの遺骨収集に行っております。  その遺骨収集が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、もうごくまれに氏名が判明した御遺骨は御遺族にお返しをいたしておりますけれども、その他の氏名が分からない分は千鳥ケ淵に収めてあるわけでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、新聞報道が正確なものであるかどうかということもございまして、私は必ずしも正確に報道されておるというふうには思いません。ただ、いろんなことを私どもが考えておる中で、報道されているようなことも当然考えなきゃいかぬなと思っておることの一つではあるというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
06月29日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第30号
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○尾辻国務大臣 現行の建設労働者雇用改善法は、雇用改善等の措置を講ずることにより建設労働者の雇用の安定に資することを目的としたものでございまして、雇用関係の明確化等の措置を講じてきたところでございます。  現在、建設業におきましては、中長期的な建設投資の減少等を背景に、労働者の...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただきましたように、昨年十二月に国土交通省等関係各省と取りまとめました建設業の新分野進出支援策の一環として、建設事業主の新分野進出の支援、それから新規成長分野を含む建設業内外への円滑な労働移動の推進等に係る措置、そうしたものを柱とする建設雇用再生トータルプ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、ただいま大きく、建設雇用をどうするかというお話でございますので、そこの部分を改めてお答え申し上げておきたいと存じます。  先ほど話題にしていただきました建設雇用再生トータルプランでございますが、これは先生もお述べいただきましたように、大きくは三本の柱で考え...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、この法律の改正をお願いする背景といいますか、ニーズという表現を使っていただきましたけれども、そのことについて改めて申し上げますと、冒頭申し上げましたように、今日の建設業界の置かれておる環境というのがございますし、それからもう一つは、そもそも建設業というのが受...全文を見る
○尾辻国務大臣 私からまず、派遣ではありませんということを明確にお答え申し上げておきたいと思います。そしてまた、派遣につなげるつもりのものでもないとお答えをまず申し上げます。
○尾辻国務大臣 この使用者責任でございますけれども、原則として送り出し労働者を雇用しておる送り出し事業主が責任を負うものでございます。受け入れ事業主に責任を負わせることが適当な場合等については、特例を設けております。  具体的に申し上げますと、労働時間管理につきましては、労働時...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの責任分担につきましては、建設労働法第四十四条の読みかえ適用規定等において明確化しておるというふうに申し上げているところでございまして、そして、その内容について周知を図るとともに、送り出し事業主、受け入れ事業主双方に対して、私どもは適切に指導してまいらなき...全文を見る
○尾辻国務大臣 地域格差などがありますことは、きょうも御指摘いただいたりいたしておりますけれども、総じて言いますと、全産業について、経済状況は改善傾向で推移しておると思います。  ただ、そうした中であっても、建設業について見ますと、これは、バブル崩壊以降の民間投資の減少と近年の...全文を見る
○尾辻国務大臣 厳しい状況にありますから、できるだけ改善をする方策をとらなきゃいけないというふうに考えておりまして、先ほどトータルプランのお話もいたしました、予算措置もいたしました、それから、法改正もしなきゃいけないということで今度のお願いをいたしております。  ただいまの御質...全文を見る
○尾辻国務大臣 改めて申し上げます。  今回の法改正で導入いたしますところの事業でございますけれども、この事業は、建設事業主が一時的に余剰となった労働者を同一の事業主団体に属する他の建設事業主に送り出すことにより、その雇用を維持し、雇用の安定を図ろうとするものでございます。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 建設業務に係りますところの労働者派遣事業は、労働者派遣法によって禁止されておるところでございます。  これは、建設業が重層的な下請関係により作業が行われる実態にありまして、こうした状況のもとで建設業務において労働者派遣事業が行われる場合には、雇用関係の不明確化を...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどお答え申し上げましたように、労働安全衛生法違反に該当するものというのは、平成十五年、百三十二件でございまして、増加傾向にございます。こうしたことは私どもとしては排除をしなきゃならない最大の課題だと考えておりますので、お話しいただきましたように、労災隠しをなく...全文を見る
○尾辻国務大臣 国保組合に対する国庫補助についてでございますけれども、これは、医療保険制度改革に関する基本方針におきまして、市町村国保との財政力の均衡を図る観点から、国庫助成のあり方について見直しをするというふうにされたところでございますので、こうした方針も踏まえながら検討をして...全文を見る
○尾辻国務大臣 実施計画の認定を受けることのできる事業協同組合につきましては、法律上、役員の中に禁錮刑それから労働関係法令または暴力行為等処罰に関する法律等によって罰金刑に処せられてから一定期間以内の者がいないこと等を明記いたしますとともに、省令におきまして、一定数以上の会員数を...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変失礼をばいたしました。仰せのとおりに、事業協同組合の要件についてお答え申し上げました。  改めて、実施計画の認定を受けることのできる事業主団体の要件について申し上げます。  建設業務労働者就業機会確保事業及び建設業務有料職業紹介事業、このたび創設をする二つ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどお答えをいたしてしまいまして大変申しわけございませんでした。  改めてお答え申し上げますと、一定数以上の会員を有すること、それから構成員の一定割合以上が建設事業主であること、独立した事務局体制が整備されていること、設立から一定期間以上が経過しているものであ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今先生がお述べになっておられる趣旨もそういうことだと思いますけれども、このたび新たに二つの事業をつくりますその際の最大のポイントは、悪質なブローカー排除でございますと考えております。そのために私どもも、事業主団体の範囲については厳格な要件を設定する必要があるという...全文を見る
○尾辻国務大臣 実施計画の認定は、このたび創設いたします二つの事業の入り口に当たるものでございまして、非常に重要な行為であると考えております。したがいまして、その認定に当たりましては、今お話もいただいておりますけれども、建設業の実態に通じた方々から幅広い御意見を聞くことは重要なこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 事業主団体は、実施計画において建設業務労働者就業機会確保事業の実施に関して行う措置を定める必要があり、この中で構成事業主等に対して援助等を行うことを盛り込むことが必要でございます。  具体的には、建設業務労働者就業機会確保事業の仕組みや送出事業主及び受け入れ事業...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来お答えいたしておりますように、このたびお願いしております法律の改正は、派遣に道を開くものでは全くございません。
○尾辻国務大臣 そもそもの目的については今お述べをいただきました。そして、建設業の持つ特性についてもお述べをいただきました。そうしたものが当然変化をするものではございませんから、基本的に、確かに条文といいますか、大きくはなっておりますけれども、変化するものではないということを申し...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま御答弁申し上げたとおりに、しっかりやらせていただきます。
○尾辻国務大臣 まず最初の御質問でございますけれども、送り出した方が賃金を払う義務があって、そこが倒産していないわけですから、そこに問題は生じないんだろうなと私は今理解しておりますけれども、よくもう一回確かめてみまして、必要なことは検討させていただきたいと存じます。  それから...全文を見る
○尾辻国務大臣 戦没者の御遺骨につきまして、かねてからいろいろ御支援いただいておりますことに改めて御礼申し上げたいと存じます。  そして、この収骨につきましては、国の責務でございますから、可能な限り早期に収集できるように努めてまいっておるところでございますが、お話しいただきまし...全文を見る
○尾辻国務大臣 公共事業が今日まで、特に戦後の日本といいますか、大きく経済発展を支えてきた分野であるということは、だれしも否定しないだろうと思います。  そうした大きな役割を果たしてきた建設業が大きく変わろうとしておる、そういうときに、今後どういうふうに公共事業を考えていくのが...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいておりますようなことは、私どもとしては厳しく指導してやっていくということでございます。
○尾辻国務大臣 先ほど来御答弁申し上げておりますように、いろいろな法律、労働安全衛生法を含めてでございますけれども、そうした中で、元請事業主が果たすべき責任というのはきっちり規定がされておるところでございます。このことが変化するわけではございませんから、基本的には、労働者保護に欠...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。     —————————————
07月01日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○尾辻国務大臣 これまでの御審議に対して私どもは誠実にお答え申し上げてきたところでございますし、今後ともそうさせていただくというふうにお答えせざるを得ないところでございます。
○尾辻国務大臣 協議とおっしゃる意味がよくわからないのでありますが、私が申し上げることは、今後とも、当然のことでございますけれども、この場での御審議に対して私どもは誠実にお答えをさせていただきます。
○尾辻国務大臣 この法案の御審議に限らず、すべての御審議の中で、お呼びいただいての御質問があれば、それに対しても私どもはお答え申し上げてきたところでございますから、その姿勢を変えるものでもございません。
○尾辻国務大臣 このたび御審議をお願いいたしております障害者自立支援法案の改正案でございますけれども、この中で、障害のある方々の地域生活支援と、障害の有無にかかわらず安心して暮らすことのできる地域社会の実現、このことを目指しておりまして、目的でもそのことを述べておるところでござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず申し上げますけれども、「日常生活又は社会生活」というふうに書いておりますが、これは、申し上げましたように、二つがはっきり分かれるわけではございませんので、先生今お話しになりましたように、二つあわせて大きく社会的な生活というふうにとらえていただいていいと存じます...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、今までしばしば申し上げてまいったところでございますけれども、今回の改正、見直しでの大きなものの一つとして、国が義務的に負担すべき経費というふうに明確にしたところでございます。すなわち、国の責任を明確にしたところでございます。それが義務的経費でございますけれ...全文を見る
○尾辻国務大臣 この障害者自立支援法案の不服審査に関する規定は、不服審査に関する一般法でございます、今お話しになりました行政不服審査法の特別法に該当いたすわけでございますから、障害者自立支援法案に規定されていない事項については、当然のこととしてこの一般法である法の適用になるわけで...全文を見る
○尾辻国務大臣 諸外国における障害者サービスの利用者負担のあり方は、国によってまた自治体によっても異なるというふうに承知をいたしておりますけれども、低所得者や重度障害者に配慮しつつ一定の負担が課されている例もあるというふうに承知をいたしております。  なお、障害者自立支援法案の...全文を見る
○尾辻国務大臣 諸外国の例をすべて把握しておるわけではございませんので、今そういう、おっしゃるような定率負担あるいは応益負担というようなことであるかないかは承知をいたしておりません。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、現時点では承知をいたしておりません。
○尾辻国務大臣 まず、申し上げておりますように、そうした例があるかないかを承知していないということを申し上げておるところでございますけれども、いずれにいたしましても、それぞれの国の制度というのは、それぞれの国の伝統や文化もあり、事情もあって定められるわけでございますから、まさにそ...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の皆さんの所得をどう保障するかということにも絡むと思いますので、そうした観点からもお答え申し上げたいと存じます。  障害者の自立支援を図る上で、今お話しの、工賃というお話がございましたが、広く就労の支援が非常に重要だと考えておりますから、私どもは、今回の改...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど諸外国の例とのお話もございましたけれども、今、私どもは、全体の社会保障を考える中で、それぞれ整合性を持たなきゃいけない、そういうふうに思っております。  そういう中で、やはりこうした利用料についても、今お話しのような利用料についても、一割の御負担だけは基本...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもは、今回の改正によりまして、今おっしゃったようなグループホームのよさを維持しながら、そしてグループホームという仕組み、制度がずっと続けられていくようにという観点で今回のことをお願いいたしておるわけでございます。  したがいまして、今回の改正の、そういった意...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の所得保障は、これもまた先ほど来申し上げておりますように、障害者の地域における自立した生活を考える上で極めて重要な問題だと認識をいたしております。  年金制度や各種手当制度につきましては、現在の国の財政状況等を勘案いたしますと、大変難しい面もございまして、...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、負担の方について申し上げたいと思います。(山井委員「細かい説明は要りません。今の質問に対して、自殺がふえると思わないのかということ」と呼ぶ)もういいですか。今回の改正でぜひ御理解いただきたいと思いますのは、市町村民税非課税の方については、月の負担額を二千五百...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど申し上げましたように、御負担を無理のない範囲でお願いしようとしておることをぜひ御理解いただきたいと存じます。二千五百円、五千円というところでお願いをしようとしておる、そこの私どもの気持ちというのをぜひ御理解いただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今回御提案申し上げております新制度におきましては、福祉サービスの支援の必要度を総合的にあらわす障害程度区分を設定いたしますとともに、特に重度の障害者につきましては、重度障害者等包括支援でありますとか、あるいは重度訪問介護といった新たな給付類型を創設いたしておりまし...全文を見る
○尾辻国務大臣 外出時の支援を行う移動支援につきましては、障害者の社会参加を促進し、地域での自立した生活を支える上で意義のあるサービスである、このことは当然のこととして私どもも十分認識をいたしております。  支援費制度におきましては、効果的な、効率的なサービス提供を行うという観...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今後も必要なサービスが適切に受けられるようになるということは申し上げておるところでございます。  それから、関係の団体の皆様方とはずっと議論をさせていただいてまいりましたし、御意見も伺ってまいりました。このところもまた、いろいろな御意見をちょうだいいたして...全文を見る
○尾辻国務大臣 この委員会の御審議のあり方について私が何か申し上げるというのは大変失礼なことでございますから、お許しをいただきたいと存じます。  一点だけ申し上げますと、先ほど来申し上げておりますように、障害者の各団体の皆様方といろいろな御議論をさせていただいてこの法案をお出し...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、サービスについて申し上げますと、若年障害者と高齢者に対する福祉サービスについてでございますが、介護が必要な方に対するホームヘルプサービスや施設における介護サービスなどについては、これは基本的に同様のニーズがあるものと考えます。しかし、今先生もお話しになりまし...全文を見る
○尾辻国務大臣 五島先生がおっしゃいました数字は全くそのとおりでございまして、身体障害一、二級の障害者約百十八万八千人ということでございますけれども、その中でホームヘルプサービスの支給決定者が七・六万人であり、受給者の割合というのが六・四%、これはもう全くそのとおりでございます。...全文を見る
○尾辻国務大臣 一番基本的なところで介護保険がまずあって、それに上乗せだとか横出しとかがついてくるというのは、そこのところの仕切りはそのとおりだろうというふうに考えております。  ただ、今部長よりも御答弁申し上げましたように、この後この法律をまたお認めいただいたりした後、検討す...全文を見る
○尾辻国務大臣 今後、障害者の所得保障のあり方全体を検討する中でこの問題は検討する必要があると考えております。  再三申し上げておりますように、障害者の皆さんの所得保障を今後どうするかというのは、極めて大きな課題でございますので、何回も同じ申し上げ方になるとも存じますけれども、...全文を見る
○尾辻国務大臣 今部長からもお答えを申し上げておりますけれども、所得保障というふうに言いますときに、私は大きく二つあるのかなというふうに思っております。  一つは、年金のことでありますし、それに手当をどのぐらいつけるかという部分であります。それから、あとは、働いていただくという...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたびの障害者自立支援法の改正におきましては、福祉サービスの支援の必要度を総合的にあらわす障害程度区分を設定いたしますとともに、特に重度の障害者につきましては、重度障害者等包括支援あるいは重度訪問介護といった新たな給付類型を創設することといたしております。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたけれども、重度の障害者につきましては、重度障害者等包括支援、重度訪問介護といった新たな給付類型を創設したという私どもの意気込みといいますか、ぜひ御理解いただきたいというふうに存じます。  そして、今後、全国のサービス利用の実態でありま...全文を見る
○尾辻国務大臣 育成医療も含めました障害に係る公費負担医療制度につきましては、いずれも障害のある方のための制度でございますけれども、公平の観点から、制度により異なっている負担の仕組みの共通化が必要であります。  そして、それとともに、制度の安定性、持続可能性を確保するというもう...全文を見る
○尾辻国務大臣 再三申し上げておりますけれども、障害児にとって必要な医療が確保されるように留意しなければいけない、これは私どもは基本的に考えているところでございます。  したがいまして、そのことは申し上げたいと存じますけれども、先ほど私が答えましたことについて申し上げますと、や...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害児の健全な育成を図るという観点から、障害の軽減等に必要な医療を対象に育成医療を実施しておるところでございます。その趣旨につきましては、今回の改正においても当然変わらないものでございます。  ただ、制度の具体的なあり方におきましては、育成医療も含めた障害に係る...全文を見る
○尾辻国務大臣 子供を中心に考えるべきだというのはそのとおりだというふうに私も考えます。  ただ、一方、どうしても負担なさるのは保護者の方々の方でありますから、そのこともまた同時に、負担ということを言いますときには、その方々のことといいますか事情というのも当然考慮しなければなら...全文を見る
○尾辻国務大臣 お示しいただいております育成医療に関する医療費用負担モデルというものは、私も見て承知をいたしております。  それぞれ百五十万それから三百万という大変高額な医療でございますので、それに対する負担というのも所得のある方に対しては大きくなるということは認めざるを得ない...全文を見る
○尾辻国務大臣 単に医療費だけじゃなくて、今おっしゃったようなその他の経費がかかるということは、当然承知をいたしております。  そういうことも配慮しながら、今後のこと、また各制度を私どもは検討しなきゃならぬとは思っておりますけれども、まずお尋ねのことでいいますと、私どももその他...全文を見る
○尾辻国務大臣 今たちどころにそうした制度をつくれと言われましても、これは率直に申し上げて大変難しい面があると存じます。
○尾辻国務大臣 まず、子供を虐待から守るということは、これは当然重要な課題でございます。  子供が心身ともに健やかに成長できるように私どもも全力を尽くしておるところでございます。そのことでさらに申し上げますと、児童福祉法の改正などもいたしまして、児童虐待の防止、それから早期発見...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、厚生労働省をお預かりする者としてこの法案をお出ししておるわけでございますので、その立場では、この法案をどうぞ成立させてください、こう申し上げる立場でございます。  ただ、今、与党の立場というお話がございましたが、これはまた国会の御論議でございますし、当然私ど...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来お答え申し上げておりますように、重度かつ継続の対象となる疾患につきましては、当面、統合失調症、狭義の躁うつ病及び難治性てんかんを対象とすることにいたしております。  ただ、この三疾患については、先生もきょうお話しいただいておりますし、範囲としていろいろな...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のような精神科医療における治療のいわば標準化などだ、こういうふうに理解をいたしてお聞きいたしましたけれども、そうしたものが可能かどうかも含めまして、今後の研究を待たなければならないと考えております。  我が国の精神科医療につきましては、歴史的に入院処遇を中...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の改革におきましては、何回も申し上げておりますように、現在の通院公費負担医療制度を安定的で持続可能なものにするために、低所得の方々には月額の負担に上限を設定するなど配慮を行った上で、原則として一割の定率負担をお願いするものでございます。こうしたものでございます...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日の御議論を聞きましたときも、私も、これは大変まずい表現が入っているというふうに思いました。そして、こういうことに携わる私どもがこういう表現にしてしまったということは本当に反省しなきゃならないことだと思っております。  そしてまた、今先生もそういう趣旨で言って...全文を見る
○尾辻国務大臣 現行の支援費制度におきましては、福祉サービスによる支援の必要度を判定するための統一的なアセスメント項目や客観的な基準がありませんで、このために自治体間や職員間で判定にばらつきが生じたり、障害者のニーズに応じた適切なサービスが提供されないなどの課題があると私ども認識...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、確認をしてから御答弁申し上げようと思いまして、確認したところでございますが、時期についてはお話しのとおりでございます。  したがいまして、今度のモデル事業などでそうした数字はまた出てくるんだろうと思いますけれども、法案としてお出しするまでにさまざまな検討はい...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来部長がお答え申し上げておりますように、要介護認定基準の七十九項目に加えて新たな項目を追加して百六項目にしておるわけでございますから、それなりのまず項目が加わっておるということは事実だと思います。  そうした中で、今、認定基準を、先ほど来申し上げております...全文を見る
○尾辻国務大臣 イメージの案として御提示申し上げて、御議論をいただこうということでお願いをしておるところでございます。したがいまして、御議論の中でさらにこれがまた具体的に形を整えていくということになろうかと存じます。
○尾辻国務大臣 どういうふうにお答え申し上げるべきかと思いながら今ここに立たせていただきましたけれども、一口に障害のある方と言いましても、まず大きく三障害あるわけでございますし、また、それぞれの障害の中でもそれぞれの程度があるわけでございまして、さまざまな障害の方々、お持ちの方々...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、たしか、自分と環境との間にあるバリアというふうに表現されたように思います。  私がそこの理解は十分でないかもしれませんが、とにかくは、障害ということは、どういうふうに言えばいいんでしょう、大きな障害の場合はそうでしょうけれども、私どもはいつ何どきまた障害者に...全文を見る
○尾辻国務大臣 この法律を自立支援法と言っておることがまさにそのとおりでございまして、今のお話でいえば、自立支援という考え方でございますから、そのとおりでありますというふうに申し上げます。     〔委員長退席、北川委員長代理着席〕
○尾辻国務大臣 大きく申し上げますと、障害者の数は約六百万人というふうに承知をいたしております。  それから、今、障害者の所得の実態につきましてのこともございましたけれども、これについて申し上げますと、例えば、身体障害者の場合には、年収三百万円以上の方が三割いらっしゃる、一方で...全文を見る
○尾辻国務大臣 即座にお答えできませんので、今探してお答えをいたしますが、お待ちいただけますでしょうか。
○尾辻国務大臣 いろいろお話しになっておりますけれども、私ども、今所得保障というその所得の部分で先生が話題にしておられる部分、すなわち年金、手当という部分について申し上げますと、まず障害基礎年金二級の分が老齢基礎年金と同じ額にしてあるわけでございますから、十分であるかないか、いろ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、このところ措置制度から支援費制度に変えた。そして、その支援費制度の中でやってきて、急に利用する皆さん方の数もふえまして、支援費制度という制度そのものを維持することが大変財政的にも厳しくなってきておるという状況を踏まえて、私どもとしては、とにかくこうした制度...全文を見る
○尾辻国務大臣 財政当局とは、随分と私どももいろいろな折衝をいたしております。  そうした中で、今具体的に先生が言っておられることについて、私どもが要求をいたしておるところではございませんが、いろいろなその他のことについて、私どもも、財政当局を何とか説得をしたい、しなきゃならな...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろお話しいただいたようなことは改めてまた調べさせてもいただきますけれども、一点、ぜひ申し上げておきたいことは、財政的な裏づけのない数字を幾らお出ししても、これは絵にかいたもちにしかなりませんので、そのことだけはぜひ御理解をいただいておきたいと存じます。
07月05日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第29号
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○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました建設労働者の雇用の改善等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  建設業につきましては、中長期的な建設投資の減少等を背景に労働者の雇用が不安定化するおそれがある中で、受注...全文を見る
07月06日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○尾辻国務大臣 今回の改革におきましては、現在、福祉サービスを利用されていない方を含め、サービスを必要とする障害者の方が適切にサービスを利用できるようにすることを目的の一つとしておるところでございます。  このために、既にお述べもいただいておりますけれども、支援費制度の対象とな...全文を見る
○尾辻国務大臣 今後ともサービスを必要とする障害者の皆さんに適切にサービスをできるよう、その財源を確保することは極めて重要なことでございます。  現在の支援費制度でございますけれども、今までサービスを利用できなかった方が利用を始めておられるなど、そのことはいいことなのであります...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の法案に基づきます政省令の作成を初め運用面の検討を進めるに当たりましては、この委員会における御審議でありますとか、このことを踏まえることはもとよりでございますけれども、また、障害者や自治体などの関係者の御意見を伺いながら進めていくことが重要だと認識をいたしてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、自助、共助、公助の考え方についてお話がございました。私も全くそのとおりだと思っております。  そして、次に、障害のある人もない人も、ともに同じように暮らしていける社会を構築していかなければならないのだというお話がございました。これもまた全く同じに考えます。...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話ございました障害者の皆さんの所得保障についてでございます。  これは、所得保障といいますと、まず一方からいいますと、先ほど先生が公助と言われた部分になると思います。一部共助の部分も入ってくるのかもしれませんが、年金といいますと。いずれにいたしましても、そう...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきました障害程度区分の開発に当たりましては、お話しいただきましたように、厚生労働科学研究の研究班が試行事業を行っております。試しに行う事業でございます。この事業を行っているところでございますが、適切な障害程度区分を開発するためには、広く関係者の皆様の...全文を見る
○尾辻国務大臣 昨日のお集まりは厚生労働省のすぐ近くでございましたから、私も目の当たりにさせていただいておりまして、大変多くの方がお集まりになっておりました。  そしてまた、今お話しいただきましたように、そうした皆さん方が御心配になっておられる、そうしたことについて、私どもとし...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、私どもは、措置制度から支援費制度に変えまして、そして、その変わったことによって、これも再三申し上げておるわけでございますが、この支援費制度が重要な役割を果たしてきておる。平成十五年度からでございますからこの二、三年でございますけれども...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもは、今まで谷間だというふうに障害者全体の施策も考えておりますが、また、その中でもさらに谷間だと思っております精神障害者の皆さんのこと、これを今回の見直しの中では大きく取り上げて、三障害同じように扱うというようなことも規定したところでございます。  そうした...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもは、これまた申し上げておるところでございますけれども、適切なサービスをお受けになってきた方々、その方々にそのサービスを後退させることは決してないようにしなきゃいけないということで、今度の法案においても、見直しにおいても、まずそのことを主眼に置いているところで...全文を見る
○尾辻国務大臣 予算をしっかり獲得しろというお話だと思いますから、そこについてお答え申し上げますと、今後の予算編成の中で必要な予算を確保するよう最大限の努力をしてまいりますということを改めて申し上げたいと存じます。  また、そうした中で義務的経費に今度のことでしていただくという...全文を見る
○尾辻国務大臣 介護にしろ、いずれにいたしましても、市町村が責任を持ってやるということは、これは当然のことでございます。  ただ、どういう形をとるかということでの今御議論でありますけれども、私が理解いたしておりますことを申し上げますと、介護の場合は、率直に申し上げて掘り起こしと...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の皆さんの所得保障ということにつきましては、障害者の地域における自立した生活を考える上で重要な問題だと当然認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 そもそも所得保障ということは大変大きな課題であるということは申し上げておるとおりでございます。私どももそのように認識をいたしております。  ただ、今度のこの所得保障ということが改めて御議論になっておりますのは、このたびの自立支援法案において御負担をお願いするとい...全文を見る
○尾辻国務大臣 部長からもお答え申し上げましたけれども、全体の整合性といいますか、施設を使っておられるという、その福祉という観点からの見方、これもございますし、また、そうした立場で利用料として払っておられる方々との公平性といいますか、そうした面のことを考えますと、今部長がお答えし...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来お答え申し上げておりますように、私どもとしては、福祉と就労というこの両面から当然考えるべきことであって、また、そうした中での判断をいたしましてお答え申し上げているところでございますけれども、今いろいろ御指摘のこともございますので、またいま一度整理してお答え...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も先日、発達障害児、子供たちの集まっているところにも行ってみました。それで、五目並べをして遊んだりして帰ってまいりました。そのときに、保護者の方々ともいろいろなお話をいたしました。今先生御指摘のとおりのことを口々に訴えておられまして、大変重要なことだというふうに...全文を見る
○尾辻国務大臣 改めて大変大事なお話を伺わせていただいたと思います。弟さんにそういう方がおられる先生のお気持ちは、まさにそのとおりだろうと思ってお聞きをいたしました。  今お話しになりましたように、私のすぐ近くの身内にそういう者がおりませんから、その気持ちはわからぬだろうとおっ...全文を見る
○尾辻国務大臣 無年金障害者の割合ということで、私どもが持っております数字で申し上げますと、障害基礎年金受給権者の方というのは百五十八万人おられます。かつて前大臣の坂口大臣が坂口試案というものを出されたときの無年金の障害者数は十二万人でございます。したがいまして、百五十八万人とこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 坂口前厚生労働大臣が坂口試案を取りまとめられ、種々困難な点があっても福祉的な措置で救済を講ずるべきではないかという方向性を示されたことにつきましては、その見識に敬意を表しますとともに、問題意識としても同じ思いを持っておるということを申し上げたいと存じます。  で...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、まさに言っていただきましたけれども、制度でいいますと、どうしても年金という制度の中で解決はできないというふうに考えます。では、福祉という立場から、それを乗り越えて何かまさに政治的な決断ということができないかというお話だというふうに思います。  私も、ここのと...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、これらの問題は今後とも引き続き検討する必要があるというふうに考えておるものでございます。
○尾辻国務大臣 引き続き検討しますということを申し上げたわけでございますから、検討をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 今いろいろお話をいただきました。現場をよく御存じの先生から具体的なお話も伺いまして、私どもとしてもぜひ検討をいたすべきこと多いというふうにお聞きをしたところでございます。  今、障害者の成年後見制度利用の支援についての最後の御質問でございますけれども、平成十八年...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日の先生の御質問をお伺いいたしておりまして、私自身もその方向で検討すべきものとして指示もしたところでございます。  いろいろ今市町村の御意見も伺っておるところでございますけれども、そうしたものを踏まえまして、今月中を目途として所要の通知改正を行いたいと考えてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 これまでもたびたび申し上げてきたことでございますけれども、障害者の方々のそれぞれのお立場に立って、私ども、今後施策を考えていきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 昨日のきょうでございますから、副大臣一、政務官一、欠けておることは事実でございます。  ただ、私どもは、副大臣と政務官がそれぞれ一名ずつ欠けておりますけれども、残りの者でまた全力を挙げて仕事をいたしておるところでございまして、きょうの御審議に対しましても私どもで...全文を見る
○尾辻国務大臣 多くの方がお集まりになったということは、大変重いことだというふうに認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 それぞれのお気持ちを率直に述べておられるものだというふうに理解をいたします。
○尾辻国務大臣 私どもは、どういう状況であろうと、その状況のもとで最善を尽くしてまいりたいと考えております。したがいまして、障害者対策も同じでありまして、その条件の中で最善を尽くさなきゃならないというふうには考えております。
○尾辻国務大臣 障害基礎年金についてでございますけれども、障害を有することによって稼得能力の低い方々に対して、全国民に共通した給付として支給するものでございまして、老齢年金を中核とした拠出制の公的年金の中に位置づけられているところでございます。まず、公的年金の中に位置づけられてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 特別障害者手当等の各種手当につきましては、現在の国の財政状況を考えますと大幅な改善は難しいと考えておりますけれども、この障害者自立支援法案において低所得者対策を講じますとともに、先ほどから御議論いただいております障害者の所得保障のあり方については、これまでお答えを...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の利用者負担の見直しにおきましては、低所得の方がおられることに配慮いたしまして、入所施設で暮らす方で収入が乏しい方に対する食費等の実費負担を軽減する仕組み、あるいはグループホーム等で暮らす方で一定額しか預貯金のない方に対する個別の減免の仕組み、それから、定率負...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害福祉サービスの月額負担の上限額を設定するに当たりましては、基本的に他の社会保障制度とのバランスを図っておりまして、同じ所得状況の方については同じような負担額となるように所得階層区分を設定しておるところでございます。  そういう中で、月額負担上限額が一万五千円...全文を見る
○尾辻国務大臣 努力をすると事務方も言っておりますから、私の責任で全力を挙げて努力をいたします。
○尾辻国務大臣 政府の一員として、政府の考え方に反する行動をとったということでの罷免であると理解をいたしております。  それから、いつまでということでございますが、できるだけ早くというふうに考えております。今、任命権者は総理でございますし、総理が外国へ行っておりますので、総理が...全文を見る
○尾辻国務大臣 全くなしともしませんけれども、私ども、副大臣も一人おりますし、それから政務官もまた残っておりますので、この中で私どもなりに、例えばこの委員会では御答弁を申し上げてまいりたいと存じます。
○尾辻国務大臣 見せていただきました。
○尾辻国務大臣 見せていただきましたし、自民党がお答えになったという答えも見せていただきました。  したがいまして、そういうことでいいますと、大体、自民党のお答えというのは私どもの考え方と、沿っておるといいますか、私どもの納得できるといいますか、そういうお考えであるというふうに...全文を見る
○尾辻国務大臣 民主党がお出しになった考え方が障害者の皆さん方の御意見とどうなっているかという御質問でございましょうか。(泉(健)委員「はい」と呼ぶ)  私どもも、この法案提出に当たりましては、それから、再三申し上げておりますように、私が大臣になります前の、まだ部会長でございま...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、障害者団体の皆さんのお考えというのはいろいろあるというふうに私自身は理解いたしておりますので、先ほどのようなお答えを申し上げたところでございます。
○尾辻国務大臣 私どもは、国会の御意思というのはそのままお受けをしなきゃならない立場でございますから、国会の御意思があれば、当然そのとおりにさせていただきます。
○尾辻国務大臣 委員会の方の動きについて、あるいは御審議の中身についてお答えするのは私どもの立場でありますが、何か、今お尋ねになったようなことで申し上げるということは、してはならないことだというふうに思っておりますので、お答えは控えさせていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 このたび御提案申し上げております制度では、新たに重度の障害者を対象とした重度障害者等包括支援でありますとか重度訪問介護といったサービス類型を創設することとしておりまして、よくこの重度の方に対する御心配があるところでございますけれども、そうした皆さんに対して、より効...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しの外出時の支援を行う移動支援についてでございますが、障害者の皆さんの社会参加を促進し、地域での自立した生活を支える上で、極めて意義のあるサービスであるというふうに認識いたしております。  したがいまして、このたびの障害者自立支援法案におきましては、移動支...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、こうしたサービス、介護も含めてでございますけれども、マンパワーが必要なことは申すまでもございません。  そうした中でのかなめと言ってもいいと思いますけれども、ホームヘルプサービスでございますけれども、これにつきましては、一昨年、支援費制度が施行さ...全文を見る
○尾辻国務大臣 それでは、ポイントだけで簡単にお答え申し上げたいと存じます。  当然のこととして、障害者の方々の御意見というのは十分伺ってまいったつもりでございますし、今後とも伺ってまいりますし、また同時に、障害者の方々を初め国民の皆様に御理解もいただかなきゃならない、そうした...全文を見る
○尾辻国務大臣 議員がお話しいただきましたように、障害者に対する就労支援を強化いたしまして、工賃を高めたり企業雇用を進めていくということは、これは障害者の所得の向上という観点からも非常に重要であると考えております。  このため、今回の改革におきましては、福祉と雇用の関係機関がネ...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しいただきましたように、まず、利用者本人による負担ということを明確にしたところでございます。  ただ、そうした中での、負担を軽くするということの場合に今の話が出てくるわけでございますけれども、これは私どもは、経済的な面において世帯の構成員がお互いに支え合うと...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは御議論があるところでございまして、まず配偶者をどうするかということがございます。どうしても配偶者というのはまさに生活一体で行っておりますから、それを、では、兄弟の皆さんとかのように生活が別なものとして取り扱うべきかどうかということの議論がございます。  そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 基本的には、サービスをお受けになる、そのサービスをお受けになるに当たっての必要なものというのはまた出していただくということは原則なんだろうと思います。そうした中で、ぜひ今みたいなことというのは御本人の同意が得られるべくスムーズに行わなきゃならぬというふうには考える...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も何カ所か見てまいりました。  小規模作業所は、親の会などによる地域に根差した活動として、障害の種別、程度にかかわらず地域の障害者を受け入れておりまして、全国では約六千カ所、約八万五千人が利用しておられるというふうに承知をいたしております。  また、授産施設...全文を見る
○尾辻国務大臣 当初、支出で計算してこういう数字をお示ししたんだろうと思いますけれども、何回もお答え申し上げておりますように、この数字というのは、結局個人によっていろいろ変化する、ただ、全体として、六万六千円で生活しておられる方というのを一つのケースにして計算をさせていただいたと...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、公費負担医療というふうにおっしゃいますと、今回の法律で申し上げておるような公費負担医療がまず頭にあるわけでございますが、今私の頭の中に出てくるのは、そうしたものだということをまず申し上げます。
○尾辻国務大臣 今お話しになりました精神通院公費負担医療制度でございますが、これは、在宅精神障害者の方の医療の確保を容易にするために、昭和四十年に創設をされた制度でございまして、これまで、精神障害の適正な医療を普及するという重要な役割を担ってきたものと考えております。
○尾辻国務大臣 今お示しいただいたものは、特に先生からお示しいただいたものは初めて見ますので、今、比較しながら先ほどの資料とも見ておるわけでございますが、ただ、これは、一方は全国の傾向、一方は埼玉の調査であるということがまず一点違うだろうというふうに思います。  それからまた、...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が申し上げたのは、左から右にすっと、ここの部分はこうだというふうに判断はできない、移しかえることはできないということを申し上げたものでございます。  したがいまして、二つのデータがあるわけでありますけれども、これは基本的に別々なことを言っておるわけでありますか...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が申し上げておるのは、先生お示しのものは、生保と社保と国保に分けてございます。また、先ほど山口先生がお示しになった方は、生活保護と低所得と一般という分け方になっております。この分け方が違いますのでということを私は申し上げておるわけでございまして、社保の方がどうい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、先生御自身も言われましたけれども、今のそうしたことというのは極めて微妙な個人情報だというふうに思います。したがいまして、そういう数字が出てこないというのは、先生御自身もお認めになって、したがって生保、社保、国保、こういう分け方になったんだというふうに考えるとお...全文を見る
07月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第30号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、衛藤晟一厚生労働副大臣及び森岡正宏厚生労働大臣政務官の免職に関し発言をさせていただきます。  衛藤副大臣及び森岡政務官は、去る七月五日の衆議院本会議における郵政民営化法案等に係る採決に際し、内閣の方針に反し否とする投票を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 全産業につきましては経済状況が改善傾向で推移いたしております中で、建設業につきましては、バブル崩壊以降の民間投資の減少と近年の公共投資の削減の動き等を背景として今なお厳しい状況にあるとまず認識をいたしておるところでございます。  特に、建設投資が平成二...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 労働者派遣事業は労働者派遣を業として行い利益を上げようとするものでありまして、労働者保護等の観点から様々な規制を行っているものでございます。一方、今回導入いたそうといたしております建設業務労働者就業機会確保事業は、現在建設業の現場で働いておられる常用労働...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもにその考えは、考え方はございません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 建設業務につきましては、先ほども少し述べましたけれども、悪質ブローカー等の介入による中間搾取それから強制労働の生ずるおそれが高いこと等を理由として労働者派遣法が適用除外としておる歴史的背景や趣旨等に照らしまして、建設業務有料職業紹介事業及び建設業務労働者...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 実施計画の認定を受けることのできる事業主団体についてのお尋ねでございますけれども、建設労使の両方に参画していただいております労働政策審議会において、これまでこうしたことも御議論をいただいております。  その御議論の中で、原則として、まず一つに社団法人で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 本日もお答え申し上げましたし、再三にわたって申し上げてまいっておりますけれども、私どもに今御懸念のような考え方は全くないことを改めて申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 建設業務に係る労働者派遣事業は、これは労働者派遣法によって禁止されておるところでございますが、建設業が重層的な下請関係により作業が行われる実態がございます。こうした状況の下、建設業務において労働者派遣事業がもし行われたといたしますと、まず雇用関係の不明確...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、今に始まったことではないというお話もございましたが、建設業におきまして今なお過剰供給構造にあるということはそのとおりでございますし、それから平成十六年六月に閣議決定されました経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇四、いわゆる骨太二〇〇四でござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まずお答えいたしますけれども、グッドウィルが行いましたような行為がこの法律が制定されるということで正当化されるというようなことは、これは決してありません。まず明確にお答えを申し上げます。  それから二点目でございますが、なし崩しになるのではないかという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、安全はもう一番大事なことでございます。したがいまして、今回お願いをいたしております事業の実施に当たって、そのことが労働者の安全を損なうというようなことがあってはこれはもう決してならないというふうに考えておるところでございます。  そこで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お答え申し上げましたように、労災認定患者が発生している事業場へこれまでの安全管理や健康管理の状況について、これは私どもが調査をいたします。いずれにいたしても調査をいたします。  ただ、この問題はまた各省庁にまたがる部分もございますので、これは連携して...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お約束してまいりました時期が延び延びになりましたことは、まずおわびを申し上げたいと存じます。  そこで、この兵庫労働局不正経理事案についてでございますが、私からも徹底的な調査を指示してまいりました。そして、本日、国家公務員倫理審査会にお諮りすることがで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この間、私も申し上げましたように、徹底して調査をするように指示もいたしましたし、途中で大体どういうことなんだということも報告を受けてまいったつもりでございます。  その間で私自身も感じましたのは、今先生がお述べになったようなことでございまして、やはりど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、先ほどお答え申し上げましたとおりに、国家公務員倫理審査会の御承認をいただきましたら直ちに公表をいたします。それから、関係職員については厳正に処分をいたしますし、それと不正に支出された額について国庫に返還していくということにいたします。  それから...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しいただいておりますように、苦情のこの申告制度は送出労働者の保護を図る観点から極めて重要な制度でございます。このために、申告制度につきましては、建設業務労働者就業機会確保事業制度に係るリーフレット等に記載をし、事業主団体、送り出し事業主、労働組合等を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回創設をお願いをいたしております二事業につきましては、悪質なブローカーの排除というのは極めて重要であるというふうに認識をいたしております。このために、この二事業を指導監督する担当官を配置いたしまして、事業所に立ち入る、それから関係者から事情を聴取すると...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 議事録読み直してみますと、こういう短い時間で申し上げると舌足らずになって誤解を受けるおそれがあることを承知の上であえて言いますけれども、規制緩和というのはやっぱり弱肉強食という面を持つことを否定できない、こういうふうに言っております。基本的に、私はこの考...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も全くそのとおりに考えておりまして、規制改革の重要性はもちろん認識はいたしておりますけれども、国民の生命でありますとか生活あるいは今話題になっておりますような労働者の労働条件などにかかわる規制については、安易に規制緩和をいたしますと国民の皆様に不便が生...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 我が国の雇用システムは、長期的な視点から労働者を採用し、また配置をして、その継続的な能力評価と能力開発を通じて質の高い人材を育成することができる、それからまた、長期的な人間関係を基本としたきめ細やかな職場コミュニケーションを通じて労働者同士の円滑な共同作...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう改めて申し上げるまでもないことでございますけれども、あくまでも送り出したところの事業主が責任を持つ。私が今、責任持つと言うのは、賃金を払うという意味での責任を持つということは、これはもう明確になっておるわけでございますから、そのとおりにしていた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、建設業法について言っておられますけれども、建設業法でございますので国土交通省の所管になる事柄でございます。また御相談申し上げながら検討させていただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これも申し上げたことでございますけれども、今回の事業、二つの事業を創設しようとお願いをしておるわけでございますけれども、そもそもが雇用の維持ということでございますし、また更に申し上げますと、私ども厚生労働省は、労働者の皆さん、これを守るという立場がござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 違法が横行してはならない、これはもう当然のことでございます。したがいまして、私どもとしても、労働者派遣事業に係る指導監督体制につきましては、労働者派遣法に係る指導監督業務を都道府県労働局に集中化することにいたしました。そして、指導監督を専門に行う職員を配...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生も判決は判決としてというふうに言われましたが、私も判決は判決としてということをまくら言葉にして申し上げたいと存じます。  帰国された中国残留邦人の方々につきましては、今もお話ございましたけれども、これまで苦難の道を歩まれたことや、それからまた大変高...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもは、帰ってこられた皆さんに対して私どもとしていろいろと施策をしてまいったというふうには考えておりますけれども、それぞれの皆さんにいろんな思いがおありだということもまた承知もいたしておるところでございます。  したがいまして、今部長からもお答えいた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今までの権利を弱めることができないというのが具体的に何を指しておられるのかということもございますけれども、基本的に申し上げますと、今御議論いただいておりますことは、先ほどもお答え申し上げましたように掛かって国土交通省の所管のことでございますので、まずは国...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 建設業法の趣旨を踏まえるということは正に国土交通省の御判断の中でなさるべきことかなと、つい思いながら今お聞きをして立ち上がったところでございますけれども、まずは、先ほど来申し上げておりますように、国土交通省との協議だけはしっかりさせていただきたいと存じま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
07月08日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第33号
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○尾辻国務大臣 恐らく、御心配いただいておりますことの一つは、私どもが今回定率負担をお願いしておる、その負担のことであろうと思います。それからまた、それの裏返しとでもいいますか、所得保障がどうなってくるのか、そうしたことなどに対する御心配がおありなんだろうというふうに感じておると...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、目的についての、そしてまたその規定の仕方についてのお話がございました。このことにつきましては、これまでも審議の中で再三申し上げてまいりましたけれども、今回お願いいたしております障害者自立支援法案は、当然、障害者基本法の基本理念に基づくものでございます。そのこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 お答え申し上げましたとおりに、月の数字と年間の数字を間違えた。これは本当に単純なミスでございまして、その部分においては申しわけないと存じます。  ただ、審議会でこうしたこと、この数字の部分については御議論がなかったというふうに聞いております。
○尾辻国務大臣 採決につきましては、これは国会の方の委員会の御判断でございますから、私が申し上げることではございません。
○尾辻国務大臣 この法案に限らず、すべての法案はきっちり審議をすべきだというのは当然のことだというふうに考えます。
○尾辻国務大臣 政省令につきましては、この法律に限らずいろいろな法律で、法律で骨格をきちんと定めて、そしてその先、政省令にゆだねるという部分はあるわけでございます。  そしてまた、政省令の数というのは、多過ぎるという御批判もありますけれども、どうしても、いろいろな法律を見ますと...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、採決につきましてはこの委員会の御意思でございますから、その御意思がそうであれば、そうであればというのは、修正どおりというふうにお決めいただきますと、これは私どもはそれを尊重しなければならない立場でございますので、私がそれを否定すると...全文を見る
○尾辻国務大臣 外出時の支援を行います移動支援につきましては、これは、障害者の皆さんの社会参加を促進し、地域での自立した生活を支える上で重要なサービスであると認識をいたしております。  そこで、このたびの障害者自立支援法案におきましては、移動支援につきましては、地域の特性や利用...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、市町村の事業としてやっていただくということでございますし、これは事業自体は義務的にやっていただくということに定めておるところでございますから、市町村において、きっちりこのことは事業を行っていただけるものと考えております。
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、このことは支援費制度で行ってまいったところであります。  支援費制度が地域間の格差を生んでいたりということもあって、今回の法律でまた見直しをしておるということがございます。そうした中で、この問題も今まで市町村間の格差があった、すなわち、...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもが、国民の皆さんからお預かりした貴重な税金というものをむだ遣いなく使わなきゃいかぬということはそのとおりでございます。そしてまた、むだがあってはなりません。そのことは当然でございます。  ただ、そういたしましても、今、極めて限られた財源であるということも事...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘いただいたようなことにつきましては、一つずつ、むだ遣いにならないように今正しておるところでございます。
○尾辻国務大臣 今おっしゃったことがよく私に理解できなかったので、どういう部分の政治的判断というふうにおっしゃったのか、もう一度言っていただければありがたいと存じます。
○尾辻国務大臣 この件で申し上げますと、先ほど来申し上げておりますように、まず市町村に事業としてやっていただくということは決めました。そして、それを義務的な事業として、必ずやってくださいということで決めたところでございます。  ただ、この部分が裁量的経費になっておることは事実で...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の自立と社会参加を実現するためには、障害者を支える質の高い効率的な障害福祉サービスを確保する必要がございます。そのためには、障害福祉の一線で日々働かれる方々の質の向上と、それからもう一つ、量の面でも充実を図ることが非常に重要な課題であると私どもも認識をいたし...全文を見る
○尾辻国務大臣 マンパワーの大切なことは十分認識をいたしております。
○尾辻国務大臣 御審議いただくに当たっては、正しい数字を出さなきゃならないということは言うまでもないことでございます。
○尾辻国務大臣 今、捏造と言っておられますが、私が先生と部長との間のやりとりを聞いておりまして、捏造であるかどうかということについてはよくわかりません。部長は部長なりに根拠のある数字だというふうにお答え申し上げておりますから、部長からもう一回答えさせてよろしゅうございましょうか。
○尾辻国務大臣 今先生が言っておられるのは、きょうまず先生がお出しいただきました資料の一ページ目のこの数字がございますね、資料でお出しになっておられる一ページ、1と振ってある、この数字ですね。(阿部委員「違います、先ほどお配りした資料五という数字」と呼ぶ)いやいや、それで、後、今...全文を見る
07月11日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 本日は、日本の医療を取り巻く大変私どもも深刻だと思っております幾つかの問題点について御指摘もいただきましたし、また御指導もいただきました。  最初に、小児科の救急医療を始めとする諸問題についての御指摘もございました。小児科のお医者さんが自殺までするとい...全文を見る
07月13日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第34号
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○尾辻国務大臣 委員会審議に先立ち、一言発言させていただきます。  前回の委員会審議におきまして、障害保健福祉施策を御議論いただいております社会保障審議会障害者部会に私どもが提出した資料について、藤田委員、阿部委員から、誤りがあるとの御指摘をいただきました。  これを踏まえて...全文を見る
○尾辻国務大臣 昨日の審議会でも、私自身も改めておわびを申し上げました。こうした資料の誤り等があるというのは、これは本当にまずいことでございまして、申し上げておりますように、おわびするしかないということでございます。  ただ、この誤りについて、いろいろな、先生の今のお話もござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お述べいただきましたけれども、きのうの審議会の中でも、私も、丁寧に対応することと丁寧に御説明すること、このことが大変重要であると考えておりますということを申し上げました。これは、私はそのとおりに思っておりますから、改めてそのことはきちっと申し上げたいと存じます。...全文を見る
○尾辻国務大臣 部長がお答え申し上げましたように、基本的に、お出しした資料の中の世帯割合約一割から二割、そして推計というふうに断ってはおるようでございますが、お出ししたものの調査が個人の調査からまさに推計したという数字であるということは部長がお答え申し上げたとおりでありますから、...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの予算に関する御指摘でございますけれども、今度のこの見直しをお願いするに当たっての一番ポイントの一つだというふうに申し上げております義務的経費ということがございます。したがって、義務的経費にしてあるわけでございますから、万が一です、これは万が一予算が足らな...全文を見る
○尾辻国務大臣 従来の支援費制度における費用負担につきましては、障害者本人のみならず一定の扶養義務者にも負担義務が課されておりましたけれども、障害者自立支援法案におきましては、扶養義務者の負担を廃止し、障害者本人のみを法律上の負担義務者としたところでございます。  利用者本人の...全文を見る
○尾辻国務大臣 月額負担上限などを定めます際に用いております低所得一に該当するか否かにつきましては、低所得世帯の場合、世帯員相互に支え合うといっても限界があることなどから、御提案のように、住民税非課税世帯であれば障害者本人のみの所得で判断することといたしたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今般の与党の御提案も踏まえまして、福祉サービスにつきましては月額負担上限を障害者本人及び配偶者の所得に基づくことも選択できることといたしましたことから、先ほど御説明申し上げたとおりでありますが、自立支援医療につきましても同様の扱いをすることが適当と考えております。...全文を見る
○尾辻国務大臣 月額負担上限などを定めます際に用いております低所得一に該当するか否かにつきましては、御提案のように、福祉サービスと同様、住民税非課税世帯であれば障害者本人のみの所得で判断することとしたいと考えております。
○尾辻国務大臣 障害者自立支援法案におきましては、利用者の方に御負担をお願いするに当たりましてきめ細かく配慮することとしてまいりましたけれども、お話しのように、私も再三このことは申し上げてまいりました。そしてまた、今般、与党より、負担の上がり幅の大きい方について新たな仕組みの御提...全文を見る
○尾辻国務大臣 グループホーム利用者や施設入所者については、所得や預貯金等の個別の事情に応じて減免する措置を設けることといたしております。  この預貯金等の額につきましては、定率負担分について公費で賄う基準であることを考慮いたしますと、納税者である国民の生活実態と比較し、国民の...全文を見る
○尾辻国務大臣 雇用型の就労継続支援事業につきましては、他の福祉サービスと異なりまして、事業者と利用者が雇用関係にあることなどから、事業者の判断で事業者の負担により利用料を減免できる仕組みを導入してまいりたいと考えております。
○尾辻国務大臣 先ほどお答え申し上げたとおりでございますが、負担の上がり幅が大きいとの御指摘をいただきました通所サービス、児童入所施設、重度障害者のホームヘルプサービスにつきましては、所得に応じた月額負担上限、生活保護への移行防止をするための特別減額制度などにより配慮もいたしてい...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者自立支援法案におきましては、施設、事業の体系を見直しまして、それぞれの施設や事業の持つ機能に着目して再編し、それぞれの障害者に合った個別の支援を実現したいと考えておるところでございます。  この中で、一つの事業として生活介護事業を創設することといたしており...全文を見る
○尾辻国務大臣 市町村の審査会の委員は、障害者の心身の状態に関し専門的な見地から客観的な判定を行いますとともに、市町村が作成した支給決定案の合理性、公平性について意見を述べることを業務とするものでございまして、その委員につきましては、障害者の保健福祉に関する専門的な知見を有し、中...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者自立支援法案におきましては、支援が必要な方に対し、それぞれの状態にふさわしい支援を行っていくという観点から、現在のグループホームを、介護が必要な方を対象とするケアホームと、就労をしている方等を対象とするグループホームに分けることといたしております。  現在...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者自立支援法案におきましては、支援の必要度を総合的にあらわす障害程度区分を設定いたしますとともに、特に重度の障害のある方につきましては、地域で暮らしていくことができるよう、重度障害者等包括支援や重度訪問介護といった新たな給付類型を創設することといたしております...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者自立支援法案におきましては、地理的条件や社会資源の状況といった地域の特性や利用者の状況に応じて柔軟に実施されることが好ましい事業を地域生活支援事業として法定化したところでございます。  この地域生活支援事業に盛り込まれました、相談支援、手話通訳等のコミュニ...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の方々が地域で暮らすためには、さまざまな障害福祉サービスの基盤整備を進めていくことが必要であると考えております。  そのため、今般の障害者自立支援法案におきましては、市町村等に必要なサービス量の見込み量を定めた障害福祉計画の策定を義務づけ、計画的なサービス...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘の精神通院公費負担医療制度につきましては、精神障害の適正な医療を普及する役割を担ってきておりまして、この趣旨、目的は、自立支援医療に位置づけられても変わらないものでございます。  自立支援医療におきます重度かつ継続とは、医療上の必要性から継続的に相当額の医...全文を見る
○尾辻国務大臣 育成医療は、障害のあるお子さんが健やかに育つよう、その障害の軽減等を図るために必要な医療を提供するものでありまして、他の障害に係る公費負担医療とのバランスも考えながら、その維持を図ることが必要と考えております。  特に、育成医療につきましては、対象となる方には若...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの御指摘につきましては、検討をしてまいります。
○尾辻国務大臣 障害者施策全般についてのお話でございます。  私どもも、障害者の皆さんの施策をどう進めていくか、できるだけいいものに法律もしていかなきゃならない、そう思っておりますことでは人後に落ちないつもりでございます。今回もそうした思いで、よりよいものにしたいということで、...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは改めて申し上げるまでもないことでありますが、まず本人の負担だ、本人の所得だけを見てそれで負担してもらうということをまず決めた、これは大原則でございます。そこのところはよく御理解いただいておるところであります。  ただ、御本人の負担にするけれども、そこで軽減...全文を見る
○尾辻国務大臣 答弁が長いというおしかりをいただきましたので、今の部分だけ、端的にお答え申し上げたいと存じます。  地域に社会福祉法人がない場合とかいろいろありますし、社会福祉法人があったとしても、特定サービスについてNPO法人しかサービスを行っていない、そういったようなことも...全文を見る
○尾辻国務大臣 御説明申し上げておりますように、今回の自立支援法案におきましては、現行の福祉サービス体系につきましては機能に着目して再編し、支援の必要等に応じ、効果的、効率的にサービスが提供されるようにというふうに考えております。  したがいまして、介護給付、訓練等給付、それか...全文を見る
○尾辻国務大臣 裁量的経費で今までやってきたそのサービスでございますから、大きく三つに分ける、そのうちの少なくとも二つは義務的経費に移るわけでありまして、残り一つが裁量的経費のまま残るということでございますが、今まで全部を裁量的経費でやってきた、その全体のサービスよりも義務的経費...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の改革では、制度が大きく変更されますことから、地域で暮らしておられる重度の障害をお持ちの方の中に、施設に戻ることになったりとか、あるいは再び家族のもとに帰ったりすることになるのではないかといったような御心配をされておられる方がいらっしゃることは承知をいたしてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど私は、施設に戻ることになったり、再び家族のもとに帰ったりすることになるのではないかという御心配の向きもあるから、そういうことにはならないようにします、こうお答えをいたしました。そうお答えしたわけでございますから、単身の方も含めてということで申し上げておるとこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたように、障害程度区分の試行事業も今行っておりますし、その結果も見なきゃいけませんし、また、全国のサービスの利用実態等も踏まえなければなりません。ばらつきがあると申し上げました。国庫負担の基準の設定でございますから、やはりばらつきがある中でどう...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お願いいたしておりますこの障害者自立支援法案でございますけれども、これまで、身体、知的、精神といった種別ごとに分かれておりました障害者施策を一元化する、何十年も続いておりました施設、事業体系を見直すなど、非常に大きな改革を行うものでございますので、円滑に施行する...全文を見る
○尾辻国務大臣 グループホームにつきましては、障害者がそれぞれの地域において自立した生活を送ることができるよう支援するという観点から、できる限り身近な地域でニーズにこたえていくことが望ましいと考えております。  そう基本的に考えるわけでございますが、病院の敷地内にグループホーム...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもは、多くの皆さんの御意見を伺いながら、そして国民の皆さんの御意見に従って施策を進めていくということが大事なことでございますから、いろいろな御意見があるということは十分踏まえなきゃならないことはぜひ御理解いただきたいと存じます。  そうした中で、今の先生のお...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは基本的に、いつも申し上げておりますように、入院中心から社会の中で生活していただく、そういう方向にしなきゃいかぬということは申し上げておるとおりでございますから、当然その方向で私どもも検討いたすことはかねて申し上げておるとおりでございます。  また、今先生か...全文を見る
○尾辻国務大臣 私は、病院の敷地内が社会であるかないかという御議論もあろうかと思いますが、決して病院の敷地内を社会だというふうにお答え申し上げたつもりではございません。  かねて申し上げている私どもの考え方、進むべき道は申し上げているとおりでありますから、その方向で私どもも進め...全文を見る
○尾辻国務大臣 地域社会の方がかかわり合えるという意味がどういうふうに言っておられるのか、私にはよく今理解できないところもございますけれども、いずれにいたしましても、入院じゃなくて社会へということを言っておるわけでございますから、私どもはその方向で検討するということは当然のことで...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、現行の仕組みを確認したところでございますけれども、知的障害の皆さんについては、今お話しような仕組みそのものといいますか、それは認めていない、そのとおりでございます。また、精神障害の皆さんについて、若干そういう面があるというふうに今事務方が私に答えました。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 現行の授産施設の利用者につきまして、一般就労へ結びついた割合を見ますと、平成十四年においては約一・一%にとどまるなど、就労への支援は進んでいない状況にございます。しかしながら、授産施設の中には、適切な支援を受ければ就労が可能な方がなお多数おられるものと思われます。...全文を見る
○尾辻国務大臣 再三申し上げてまいりましたけれども、一昨年に支援費制度が施行されて以降、障害福祉サービスを実施していなかった市町村が新たに事業に取り組むことなどにより、急速に給付費が増大しているところでございます。今後ともその給付費は増大するというふうに見込まれますし、当然、サー...全文を見る
○尾辻国務大臣 それは、私どもの考え方でございますから、考え方は当然のこととしてきっちり説明をいたします。
○尾辻国務大臣 私が理解をいたしておりますところでは、全世帯ということになりますと単身の世帯も入る、いろいろな世帯が入っておられるので、ここの場合はグループホームを念頭に置きましたので、二人世帯というところで見た、こういうふうに理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 私、お出しいただいた資料を見ながら考えておったのでありますけれども、ただ、ここにそれぞれ注をつけて書いておりますことは、間違った注はつけていないというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 言っておられるのは、お示しいただいた資料の三のところの「全世帯平均」という、「一人あたり」というこの書き方でございますか。  この書き方は、確かに、丁寧さに欠いておるというか、これは二人以上世帯ということで書くべきであっただろうというふうには存じます。
○尾辻国務大臣 今の例えで答えを言えとおっしゃるならば、これはみんなで分かち合うしかないというふうに考えます。
○尾辻国務大臣 現行制度のもとでは、プライバシーの問題等から、所得把握が極めて難しいということは率直に申し上げます。
○尾辻国務大臣 ですから、先ほど来部長も申し上げておりますように、今先生がお示しいただきましたニーズ調査による精神疾患による外来受診者所得分布特別集計というこれが、三十二条のものでないということは申し上げておるわけでございますので、決して何かうそを申し上げたということではございま...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、申し上げたとおりに、推計の数字でございますので、推計だというふうにして申し上げておるところであります。
○尾辻国務大臣 まず、今、現状では、申し上げましたように、正確なデータ把握に限界がある、したがって推計の数字で出さざるを得ない、その推計の数字を出したということを申し上げました。まずそのことを申し上げました。  それで、今度は、では今後どうするんだというお話でありますから、今後...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは先ほど来の繰り返しになりますけれども、先生お述べになっておられますように、私どもも、現状では正確なデータが把握できない、限界があるということは申し上げておるところであります。  そして、これまた申し上げておりますのは、新制度できちんとデータが把握できますか...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、先ほど来同じことを繰り返すことになるわけでございますけれども、今先生もプライバシーのことについてもお触れになりました。したがいまして、現状では正確なデータ把握は限界があるということも再三申し上げておるわけでありまして、ですから、正確なデータが把握できないの...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは先ほど来お答えしていることでございますが、調査対象がかなり大きくなっている、その中に三十二条の皆様が入っておられるわけでありますから、まるっきりうその数字を出しているとかなんとかということじゃありません。大きな調査対象があって、その中に三十二条の皆さんも入っ...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、申し上げておるわけでございまして、先ほど来、現状で正確なデータ把握は限界があるということは、率直に申し上げておるわけであります。ただ、全体があって、その中に三十二条の皆さんが含まれているということを申し上げておりまして、したがって、今何割かというようなお...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、申し上げておりますように、出しておりますデータというのは、全体のデータだけはわかりますのでそれを出しておる。そしてその中に三十二条も入っておるということでございますので、三十二条全体でないということはお答え申し上げているとおりでございます。  そこで、こ...全文を見る
○尾辻国務大臣 委員会の御審議について、これは私が申し上げるべきことではございませんので、お許しをいただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 衆議院議員八代英太君外二名提出の障害者自立支援法案に対する修正案につきましては、政府として異存はございません。     —————————————
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。     —————————————
○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました労働安全衛生法等の一部を改正する法律案の提案理由説明に先立ちまして、一言申し上げます。  去る七月五日、衛藤晟一厚生労働副大臣及び森岡正宏厚生労働大臣政務官が免職となりましたが、厚生労働行政の推進にひとときの停滞もなきよう、直ちに、当面の...全文を見る
07月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働省より監修料関係及び兵庫労働局関係の二点の資料を提出させていただきましたので、発言させていただきます。  まず、社会保険庁以外の部局における監修料に関する調査結果について御報告申し上げます。  去る四月五日に当...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このことに対します政府の思い、これは今局長からお答え申し上げたところでございます。  私自身も、エイズ対策の重要性というのはこれは十分に認識をいたしておりますし、今回のICAAPがどんなに有意義なものかということもこれまたよく理解をいたしておりまして、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) HIV、エイズ問題というのは、先ほど来申し上げておりますように私も喫緊の課題と考えております。したがいまして、私自身が厚生労働省のエイズ関係部局長等から成るエイズストップ作戦本部の本部長も務めておるところでございます。政府といたしましても、担当部局におい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これまでHIV訴訟の原告団の皆さんだとか弁護団の方々からお話をお伺いする機会というのはございましたけれども、今お話しのように、広くこの感染者の方々のお話を伺うということはございませんでしたので、是非そうした皆さんのお話も伺いたいなと思って機会をつくらせて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとき私もそう思いましたし、今もちょっとそういうことを申し上げたつもりでありますけれども、何しろ初めてお会いして、初めましてというごあいさつからの話というのは、そう率直な話までは行きませんで、やっぱりやや堅い話でございましたし、何回かお会いしてもっと率...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) しっかりと次の大臣にもお願いをしたいと思いますし、省にも申し伝えてまいりたいというふうに思っておりますし、また、一議員になりましてもこの問題を大臣を辞めたから忘れましたなんということを言うつもりはありませんので、先生の御指導もいただきながら、私自身も今後...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 医薬品の表示につきましては、これはもう今お話しのとおりに、すべての医薬品について、分かりやすく、そしてまた明確に伝わることが求められておるわけでございまして、そのように指導をいたしてまいっております。今の血液製剤の献血、非献血の表示についても、全くそのと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今朝、実はこの資料を先生から今日お出しいただくということで事前に見ました。そのときも、私も率直に、それはまあほかの字と同じ大きさだと言い訳するのかもしれぬけれども、いかにも小さい。これはもうまずいということを言いました。そこで、改めて今朝、強力に指導しろ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の御質問は、介護保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議の中で、五番目に、「第二号被保険者や医療保険者などで構成する運営協議会を設置すること。」、このことについての御質問でございます。そのときに、保険者や第一号被保険者とともに、第二号被保険者や医...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘いただいております第二号の被保険者の保険料の上限設定についてでございますけれども、本委員会におきまして、「第二号被保険者の介護保険料の料率については、上限の設定など、その急激な増加を抑える方策について検討を行うこと。」という附帯決議をいただいておる...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 年金課税の見直しによる影響につきましては、税法上特段の経過措置が行われておりませんことから、高齢者の非課税措置の廃止に関する激変緩和策のような対応は講じていないところでございますけれども、今回の制度改正におきましては、保険料の賦課の方式を見直すことで、よ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたような、御指摘いただきましたような趣旨を含めまして周知を行ったところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、最後のお話についてお答え申し上げますと、後退させない、坂口大臣の発言を後退させないということは申し上げておるところでございますので、そのようにいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 細かく言えば違いもありますけれども、今お話しいただいておるようなことについては、私も、介護も国保も同じだというふうに考えております。介護も、全体の仕組みがあって、そして全体の必要なものは保険料でこれだけ、国がこれだけとかっていう、さっきから申し上げている...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほども御審議に先立ちということで御報告も申し上げ、おわびも申し上げましたけれども、改めて申し上げたいと存じます。  兵庫労働局不正経理事案につきましては、私からも、まずは徹底的に調査をするように指示をしておりまして、それで、国家公務員倫理審査会との共...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 極めて責任が重いというふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回のことで私が責任を取って辞めるというふうに今私が考えているものではございません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 率直に申し上げますけれども、実は私は、就任直後の監修料の問題で今、どういうふうに言えばいいんでしょうか、返納という表現がいいのかどうか分かりませんけれども、とにかく、大臣としていただいているものを全額、言葉をどういうふうに表現すればいいのか分かりませんの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ずっと返納を続けておりますために、これ以上私が額を増やしますと公職選挙法に触れるということで、額を増やすことが不可能でございますということを申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 指定入院医療機関の確保が進みませんのは、主に、まず国関係の病院については、今言われました病院等について、国関係の病院というふうに表現させていただきますけれども、これらの病院につきましては、地域住民の方々の御理解を得るのに時間を要しておるということでござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げたような状況でございます。再三申し上げてまいりましたように、最大限の努力を行うということを申し上げてまいりました。そのことを今後とも続けなきゃいけません。整備に向けて努力をしてまいります。  具体的にはまず、今までもその説明を行ってまいりまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、最終的には七百床必要だというふうに考えております。これまでは、そのうちの三分の一を国関係というふうに申してまいりましたけれども、やはりこれまでの都道府県の関係の病院とのいろんな話の中で、まずはこの国関係の三分の一というものを二分の一に大きくしようと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その後、先生の御指摘がございまして、私もお答えしたとおりでございまして、専門家との検討をいたしました。その結果、鑑定に当たり必要なのは、対象者の社会復帰を促進又は阻害する要因を評価することにある、これはもうそのときの御答弁でも申し上げたことでありますけれ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現行の老人医療制度におきましては、今お話しいただいておりますように、また局長も御説明申し上げておりますように、現役世代の平均以上の所得がある方を一定以上所得者と、こういうふうに位置付けて、医療費について通常の一割より高い二割の自己負担をお願いしておる、こ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 石綿が原因として起こる幾つかの病気がありますけれども、その予防は石綿を今おっしゃるように吸入しないことが一番であると考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 正に安全と安心を守らなきゃいけないのが私どもの立場でございます。そうした中で、安心という意味で今局長が答弁しておると思うのでありますけれども、誤解を生じさせないようにとかいろいろ配慮してやっておるわけでありまして、先生御指摘のように、それがまた逆に不安に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただいておりますように、このアスベストの被害というのは時間が掛かって出てまいります。大変長い時間が掛かっておりますので、その証明に困難なことが多い、そのことはよく理解できます。したがいまして、これを本人の証言のみで業務上とするということは、これ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 対策を考えるとすると、今おっしゃるように、従来の枠組みの中では無理だということはもう御理解の上でお聞きになっておられるものというふうに存じます。したがいまして、改めて申し上げるまでもないわけでありますが、何も先に逃げようという意図で申し上げるわけでもあり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、石綿障害予防規則は本年の四月一日より施行されておりますので、まずそのことの周知徹底を図りたいというふうに考えております。この規則に基づいていろんなことを義務付けておるわけでございますけれども、中小規模の事業者にとって十分知識...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も気になりましたので、このことに関する国際的な動きについて年表も作ってみました。細かいことは申し上げませんけれども、確かに、ドイツとか、非常にこの使用禁止を、早めに手を打った。それからまた、非常にそういうふうに考えたところから比べると日本の場合は遅れも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどできました連絡会議でそうした過去のことについても十分検討がなされるものというふうに考えます。したがいまして、そうした中でこれらについてのまた総括もなされるものというふうに存じますけれども、今先生が御指摘になりました、まずその質問主意書も私、見ており...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いわゆる朝鮮人徴用者の総数につきましては、責任を持ってお答えできるようなデータは持ち合わせていないところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 繰り返しになりますけれども、先ほどお答え申し上げましたように、いわゆる朝鮮人徴用者の総数については、責任を持ってお答えできるデータは持ち合わしていないということで、持ち合わしておりません。あれば、隠す話でもございませんので、お出しするんですけれども、何し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはまあ、一言で言うと、もう戦後の大混乱の中でそのことが直ちに行われなかったんであろうというふうに申し上げるしかございません。  そうしたことで申し上げますと、私も、よく申し上げておりますように父が戦死しておりまして、遺族の一人でございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして自殺対策の推進に努めてまいる所存であります。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま委員長からお尋ねがありましたうちの第二の点につきましては、厚生労働省においては、国民の心の健康の確保の観点から、職場や地域において心の健康づくり及び自殺予防に関する施策の推進に全力で取り組んできたところであります。  今後は、ただいま御答弁がご...全文を見る
07月20日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生年金の積立金についてでございますが、平成十二年度までは旧大蔵省資金運用部への預託義務が課されておりましたけれども、財政投融資制度改革によりまして平成十三年度以降、預託義務が廃止をされておりまして、厚生労働大臣が年金資金運用基金に資金を寄託するというこ...全文を見る
07月21日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(尾辻秀久君) お示しいただいておる数字はそのとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどお答えもありましたけれども、私どもの今の年金の仕組みは、正確に言ったら修正賦課方式と申し上げるべきだと思いますが、いずれにしても賦課方式を取っておりますので、そのことだけは基本にありますということを申し上げて、しかし今先生が計算された計算の、そうい...全文を見る
07月22日第162回国会 参議院 本会議 第32号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  障害保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害、精神障害といった障害種別等によって福祉サー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 支援費制度についてのお尋ねがございました。  支援費制度については、それまでサービスを利用できなかった知的障害者や障害児を中心に、多くの方が新たにサービスを利用できるようになったことなど、障害者の地域生活を進める上で重要な役割を果たしているものと評価を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 支援費制度の評価と改革の意義についてお尋ねがございました。  支援費制度は、施行後、多くの方が新たにサービスを利用できるようになるなど、障害者の地域生活を進める上で重要な役割を果たしていると評価をいたしております。  しかしながら、同時に、先ほどもお...全文を見る
07月22日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 郵政民営化によりまして、郵政公社の職員は承継会社のいずれかの職員になるものとされておりますけれども、いずれの承継会社の職員も公務員ではございませんで、労働関係法令上でいいますと、一般企業の労働者と全く同様の取扱いを受けるということになります。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、制度上から申し上げたいと存じます。  今の介護保険制度における介護保険サービスの運営主体についていきますと、主体について申し上げますと、介護保険サービスは大きく居宅サービス事業と施設サービスと分かれます。施設サービスの方は、例えば特別養護老人ホー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 基本的に申し上げますと、もし参入されるということであれば、これはもう参入される皆さんに必ず申し上げているわけでありますが、良質な介護サービスを提供していただくということはもう大原則でありますから、そうしていただかなきゃなりません。したがって、それだけのち...全文を見る
07月25日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第9号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話はそのとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 従来も個別の事案については御答弁申し上げておりませんので、この個別の事案ということでは答弁を差し控えさせていただきたいと存じます。  先ほども一般論としてというお話でございましたが、一般論として申し上げれば、業務請負であるか労働基準法上の労働者であるか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 実際に労働基準法等に照らして問題があると考えられる御相談がありました場合には、必ず適切に対応をしてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、御相談があれば必ずそれに対して対応するというのが私どもの仕事でございますから、そのようにいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、業務請負契約が締結されていたとしても実態として労働基準法上の労働者に該当する場合には同法が適用されるものでございます。  では、その実態をどう判断するかというのは総合的に判断をしなきゃなりませんけれども、先ほどお述べに...全文を見る
07月25日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省所管の特殊法人、独立行政法人の国債、財投債、財投機関債及び地方債の保有額について、把握した範囲で平成十五年度末現在で申し上げますと、国債及び財投債が約四十兆九千百三十九億円、財投機関債が約三千二百七十四億円、地方債が約一兆二千七百十億円、合計い...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私からは社会保障負担率についてお答えを申し上げます。  まず、二〇〇五年の社会保障負担率でございますが、これは財務省が本年一月に公表した推計結果で一四・四%と見込まれております。  それから、二〇一七年ということでございましたが、私ども社会保障給付と...全文を見る
07月26日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
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○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました障害者自立支援法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  障害保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害...全文を見る
07月27日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第36号
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○尾辻国務大臣 近年、企業間競争の激化や、それから働き方の多様化に伴いまして、自主的な安全衛生活動の不足に伴う重大な労働災害の発生、それから長時間労働に伴う健康障害の増加でありますとか、子育て世代における生活時間の確保の困難、さらにまた移動に際しての保護の拡充が必要な単身赴任者や...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、今後は、育児、介護や自己啓発等、個々の労働者の事情でありますとか、またニーズの多様化が進んでいることに対応した労働時間等の設定がますます求められることになるというふうに考えております。  そこで、今般、全労働者一律の時短を目指す時短...全文を見る
○尾辻国務大臣 冒頭お話しになりました現状をどう見るかということ、それからまた、今基本的にどう考えるかということについては、私どもも、先生のおっしゃることと認識は一致しているというふうに思いながらお聞きをいたしておりました。  そこで、改めてでありますけれども、今後の労働時間対...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、ただいまはすばらしいお話、お聞かせいただきましたことに対しまして感謝を申し上げたいと存じます。その上で、ただいまの御質問にお答えを申し上げます。  今回の面接指導の法制化でございますけれども、近年、過重労働による健康障害や過労自殺が多発するなど、労働者の健...全文を見る
○尾辻国務大臣 賃金不払い残業は、これは労働基準法に違反をいたします。決してあってはならないものでございます。したがいまして、厚生労働省といたしましては、平成十五年五月に策定いたしました賃金不払い残業解消対策指針等に基づきまして厳正に対処いたしておるところでございます。  また...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しの複数就業者の給付基礎日額のあり方につきましては、お話にもございましたけれども、学識経験者による労災保険制度の在り方に関する研究会の中間取りまとめにおきまして、複数の事業場からの賃金を合算した額を基礎として定めることが適当とされたところでございます。  ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、そのお答えで申し上げますと、私もできるだけ救う方向で考えるべきだというふうに思っております。
○尾辻国務大臣 この問題は、この問題というのはアスベスト問題という意味で申し上げました、政府全体で取り組むべき大変重大な問題だと今認識をいたしております。したがいまして、明後日、金曜日に関係閣僚が集まることになっておりますので、その席でも、私から提案してでもこうした問題をぜひ検討...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、政府としても、政府を挙げて取り組んでまいりたいと存じます。
○尾辻国務大臣 お話を伺っておりまして、今後の課題であるというふうに私も思いながらお聞きをいたしておりました。ただ、今回の法律のつくり方、考え方、それから解釈については局長からお答えしたとおりでございます。
○尾辻国務大臣 局長からも申し上げましたけれども、平成十六年の調査によりますと、過去三年間に賃金制度の改定を行った企業というのが三八・四%ありまして、その中では、業績、成果に対応する賃金部分を拡大しているものが多いということでございます。すなわち、今先生が言っておられるような成果...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますのは、特にこのところ、いろいろな問題が出てまいりまして、そして、改めて過去のどういう対策を講じたのか、また施策をとってきたかということを調べてみますと、一つ言えますことは、やはり省庁間の連絡が不十分であったということは感じるところでございます。
○尾辻国務大臣 今、西副大臣を中心にいたしまして、そうしたことも含めて検証する、そしてまた今後についての検討もするというチームで作業をいたしておりますので、ただいまの御指摘のようなことも含めてしっかりと検証してまいりたいと存じております。
○尾辻国務大臣 先ほど、時効についての考え方といいますか現行法の解釈については申し上げているところでございます。したがいまして、法律はまた法律でございますので、そうした解釈を変えることが私ども行政の立場では難しいということはお答え申し上げておるところでもございます。  そうした...全文を見る
○尾辻国務大臣 労働安全衛生法は労働者の災害を防止することを主目的とする法律でございまして、死傷者千人率等の指標を活用して、災害発生率の高い業種や中小企業を重点対象として労働災害の防止に取り組んでいるところでございます。  ところで、今、農林水産業などを話題にされたわけでござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、大きく働いている皆さんの災害防止ということに資するということであれば、もちろん私どもも、それは私どものやるべきことでありますから、活用させていただきます。
○尾辻国務大臣 まず、中央労働災害防止協会について申し上げますと、今局長も言っておりましたけれども、労働安全衛生に関して極めて高い専門性を有するすぐれた組織であると理解をいたしております。  そしてまた、これまた局長が御説明申し上げておりましたけれども、それぞれ業界の皆さんがお...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も日ごろ、役人、行政が決して間違いを犯さない、そういうことで過去を見てはいけない、そしてまた、言うならばそういうことに立っての言いわけといいますか、そうしたことを言ってはならないということはいつも言っております。今回もそうあるべきだと基本的にまず思っております。...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の御質問にお答え申し上げる前に、先ほどお触れになりましたことについて、一言だけはぜひ申し上げておきたいと思います。  一部報道などによりますと、ただずっと放置してきた、そして面倒くさいから放置してきたんだというようなことも言われておりますけれども、これも何回も...全文を見る
○尾辻国務大臣 労働者の安全と健康の確保のため、今回の法改正の内容の適切な施行を図るべく、事業場に対する適切な指導に努めてまいりたいと考えております。  今、本来置くべきところにというお話もございましたけれども、私どもは、必ず産業医というのは置いてもらわなきゃいけない、これは当...全文を見る
○尾辻国務大臣 心の健康の問題は、それ自体への誤解も残っておりまして、心の問題を抱える労働者に対して健康以外の観点から評価をされたりするなどの問題がありますために、メンタルヘルス対策を推進するに当たりましては、プライバシーの保護は非常に重要であると認識をいたしておるところでござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 メンタルヘルスの不調者への対応に当たりましては、産業医等の産業保健スタッフが、原則として本人の同意を得た上で上司やその職場の関係者に適切な範囲で情報を提供し、必要な措置をとっていくことが必要であると認識をいたしております。  今回の法改正にあわせまして、現行のメ...全文を見る
○尾辻国務大臣 事業場においては労働者が確実に申し出を行うことができるように事業者を指導するということがまず必要だと思っておりまして、この指導もいたしますけれども、産業医が面接指導を受けさせる必要があると判断した者に対して申し出を勧奨することができることを、面接指導マニュアルで詳...全文を見る
○尾辻国務大臣 けさほど来、このことについては御議論がございます。  これは労働政策審議会でもいろいろ御意見があったというふうにもお聞きをいたしておりますけれども、この審議会の建議を踏まえますとどうしても、けさから申し上げておりますように、時間外労働が月百時間を超えているという...全文を見る
○尾辻国務大臣 今の御質問の意味を改めて私が理解したところで申し上げますけれども、地域産業保健センターの産業医がおります。この産業医というのは、登録をしてはおりますけれども、企業に産業医として雇われているわけではございません。この関係について、地域産業保健センターにおる産業医が、...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のことは極めて大事なことでございますから、今おっしゃった方向で私どもも考えてまいりたいと存じます。
○尾辻国務大臣 現場を数多く踏んでこられた先生の思いといいますか、また貴重なお話をお聞きしたと思っております。そして、そのとおりだろうなと思いました。  ただ、恐らく、これは言うならば自由診療の世界になるのかなと思うわけでありまして、保険適用なんといったらちょっと難しいだろうな...全文を見る
○尾辻国務大臣 自殺が極めて深刻な問題であるということは、このところまた強く皆さんに言われておることでございます。  先日、参議院の厚生労働委員会が自殺予防に対する特別な決議もされまして、政府に対して、しっかり取り組めというお話もございました。それを受けて、官房長官のところにチ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今般の四つの法律の改正は、いずれも、近年の就業形態の多様化を原因として発生しておる問題に対処しようとするものでございます。  具体的には、まず、構内下請の増加に伴い生産現場における作業間の連携が不十分となり、重大災害を引き起こしておること等に対処するため、建設業...全文を見る
○尾辻国務大臣 そのとおりに考えております。
○尾辻国務大臣 恐らく今お示しのこれは、「解体等の作業における石綿対策」と書いておりますから、解体作業をするということを主眼にしてつくったものだろうと思いますけれども、今一番大事なことは先生おっしゃっておられることでありますから、今後、そうしたものも早急につくらなきゃいかぬという...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど局長がお答え申し上げましたように、そうしたことも含めて、今研究班で研究しておるということでございますから、その研究の結果を聞きまして、これは本当に急ぐことだと思っておりますので、急ぎ私どもも対応をしたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今もいろいろな御指摘をいただいております。私、毎日いろいろな話を聞きまして、すぐに指示しなきゃいかぬことはどんどん指示しなきゃいかぬと思って、指示もしておるつもりであります。  例えて言いますと、製造を禁止したもので在庫品は流通をしているという話がありましたから...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が舌足らずに言って誤解されるといけないなと思ったものですから、あえて言わせていただきました。  文句というのは、多分今先生が理解されたようなつもりで言ったものじゃありませんで、例えて言いますと、今、どこまで公表できるか、いろいろなものを私ども鋭意検討してとにか...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、過去について言いますと、先日先生からも御指摘いただいたといいますか、お触れいただきましたような事柄、どの程度アスベストに対する危険というものを行政として承知していたか、そしてその認識に基づいてきっちり行政としての対応をしてきたか、そういったようなことが過去の...全文を見る
○尾辻国務大臣 製造を禁止しておりますものが在庫がある、だからその在庫は流通してもいい、それは絶対にまずい、そういうことをしちゃいかぬと思いましたので、即刻そのことを禁止したわけでございます。  この資料でお示しいただいておりますものは、すなわち、今製造を禁止されておるものでご...全文を見る
○尾辻国務大臣 決してお言葉を返そうとは思いませんけれども、やはり科学的知見といいますか、専門的なことになりますとどうしても専門家の御意見をお聞きせざるを得ない、そういうことをして私どもの判断をするという面があることだけは改めて御理解もいただきたいと思います。  したがいまして...全文を見る
○尾辻国務大臣 石綿による健康被害の中で、最も石綿との関連性が強く、健康被害が増加しておるのが中皮腫でありますことから、私どもとしては、今般、緊急に研究班を立ち上げまして、人口動態調査等を活用いたしまして、中皮腫によって亡くなられた方々の症例について、職業や石綿暴露と中皮腫との関...全文を見る
○尾辻国務大臣 二点、私の方からお答え申し上げたいと存じます。  まず、周辺住民の皆さんの健康調査でございますけれども、これはどういう形でやれるか、今私どもも何とかやりたいと実は思っておりまして、研究もいたしておるところでございます。これも専門の方々の御意見も承っておるんですが...全文を見る
07月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働省よりアスベスト問題につきまして発言させていただきます。  現在、アスベストによる健康被害が拡大するに伴い、勤労者、国民に大きな不安を与えているところであります。七月十九日、当委員会の御質疑でも、厚生労働省のこれ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 報告書の中身についてはお読みいただいておりますから詳しく申し上げません。今お尋ねの部分についてのみお答え申し上げたいと存じます。  お話のとおりに、報告書において、病院団体が推薦ということで二名出すべしというふうに報告をお出しいただきました。私も全くそ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 最初の御質問に余りこだわってもいかがかと思いますけれども、先生のおっしゃるように言われますと、私としても率直に極めて不本意なものでありますから、改めて申し上げたいと存じます。  厚生労働大臣が病院団体に対して直接推薦してくださいということをお願いするわ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう、もうお話しいただいたとおりでございますけれども、中医協は支払側委員と診療側委員と保険契約の両当事者として協議し、公益委員がこの両者を調整するという三者構成になっております。そして、公益委員については両議院の同意によるということになっております...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 支援費制度につきましては、障害福祉サービスを実施する市町村が増えまして、それまでサービスを利用できなかった知的障害者でありますとか障害児を中心に、多くの方が新たにサービスを利用できるようになったことなど、障害者の地域生活を進める上で重要な役割を果たしてい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私どもはこの法案、是非とも通していただきたいということでお願いをしておるさなかでありますし、また、今日もそのための御審議をいただいておるところでありますから、法案が成立しなければどうなるのかということについてお答えするのもいかがかと思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 働く意欲のある障害者の方々が地域で働いて、そして自立した生活を送ると、送っていただくためには、今いろいろお話しいただいておりますけれども、就労の場の拡大が極めて重要でございます。そして、先生御指摘のとおりに、就労継続支援事業においても安定的な仕事の確保が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今詳しく答えろということでございましたが、丁寧にお答えすべき御質問だと思いますので、そのようにお答え申し上げたいと存じます。  まず、通所サービス、それから二十歳未満の児童入所施設、さらに長時間サービスを利用する必要があるといったような重度障害者のホー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、NPOについてのお話もございましたので、先ほどのお答えに追加して申し上げておいた方がいいと思う部分について更に申し上げておきたいと存じます。  利用者負担の減免措置を行った場合に公費助成を行う法人につきましては、社会福祉法人は、社会福祉事業を任務と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案におきましては、地域の実情に応じて柔軟に実施されることにより効果的、効率的に行われることが期待をされております移動支援やコミュニケーション支援等の事業を地域生活支援事業として法定化をし、市町村が必ず行わなければならない事業としたところで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そもそも、障害者の個人の尊厳、その尊重を始めとする障害者基本法の基本的な理念といいますものは、今お願いをしておりますこの法案を始め、障害者の皆さんの自立と社会参加の支援等を定めるすべての法律の基本となるものでございます。これはもう申し上げるまでもございま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう先生御指摘のとおり、まず、障害者基本法においては定義の仕方が、これ先生御自身お述べになりましたように、「継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう。」というふうに生活能力に着目した障害概念を使用しておるところでございます。  一...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現在、障害児の施設の利用につきましては、お話しのように措置がとられておるところでございますけれども、今回の改正においては、今お話しいただきましたように、平成十五年度に障害児の居宅サービスが契約制度、すなわち支援費制度を導入したことによりまして保護者がサー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このことにつきましては、今、政府全体でも検証をいたしておりますし、それからまた、申し上げておりますように、西副大臣を中心にいたします厚生労働省の中にもチームをつくってしっかりと検証をしようと考えておりまして、今その作業中でございますから、検証の結果を待ち...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 八月六日は土曜日でございますから、これは国会日程まずないと思います。したがいまして、出席をさせていただきます。ただ、九日につきましては平日でございますから、委員会日程がなければ、委員会、まあ本会議も含めてでございますが、国会日程がなければ出席をさせていた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 支援費制度におきましては、市町村が支給決定を行うに当たって、支援の必要性に応じた客観的な基準がないことから、これはもう再三申し上げておるところでございますけれども、そうしたことによりまして、市町村によってサービスの支給量に大きなばらつきがあることは事実で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げましたように、市町村によって判断がまちまちになるといいますか、申し上げておりますように、支援の必要性に応じた客観的な基準がないということが理由になっておるというふうに考えておるところであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) それぞれの市町村はそれぞれに適切だというふうに判断なさってそういうふうにしておられるんだろうというふうには思います。ただ、全体通して見ると、どうしてもその間にばらつきが生じておると、こういうことでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますことは、市町村がそれぞれに適切に判断をなさったということでありますから、そのことについて私どもが適切であるとかないとかということを今申し上げるものではございません。申し上げておりますように、市町村がそれぞれの御判断、適切にやっておるとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私どもとしては、検討の過程で用いましたデータ、これはお出しをいたしておるところでございます。そしてまた、これからそろうデータにつきましては、もちろんその都度御報告を申し上げることにいたしますけれども、今のお話でありますと、私どもの率直な思いを申し上げ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、数字だけはやはりお示しをしておきたいと思うものですから申し上げたいと存じます。  福祉サービスのほか、福祉手当や医療関係経費を含めた障害保健福祉関係予算について見ますと、平成十五年度が六千六百五十九億円、それから平成十六年度が六千九百四十二億円で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘いただきました発言は、本年五月の二十六日に全国腎臓病協議会の皆さんとお会いして、その会談の場で申し上げたことであります。正確には記憶いたしておりませんけれども、その場にいた者など役所の者もおりましたので、まあ大体どういうことを申し上げたかというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、かねて申し上げておりますし、また年頭の記者会見でお聞きをいただきましたので、お答えも申し上げました。  日本の社会保障の中で谷間が幾つかある。その谷間は是非埋めたいというふうに思っておるということを申し上げました。そして、その谷間の一つが障害者...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 児童デイサービスにつきましては、心身の発達が著しく、また社会性や情緒の安定等をはぐくむ基礎的な時期である幼児期に療育を行うことが特に効果的であると考えておりますために、支援費制度以前より、積極的に取り組むことが望ましい対象児童の範囲を幼児及び小学生として...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 基本的な考え方は先ほどお答え申し上げたとおりでございますけれども、改めて専門でいらっしゃいます先生からのいろんな御指摘もいただいております。そして、その御指摘いただいたことで一部の記述を変えたということは、今先生御自身にもお話しいただきましたし、また申し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私もどういう事情であったのかということを聞いておるところでございますけれども、私は、今聞いておりますところでは、新しい通知に大きく変えた、新しい通知に大きく変えたので従来のものを廃止した形になったと、こういうことで、その後の措置をどうするかという、あ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 言葉が不適切であれば、そのように変えさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来このことについてはお触れいただいておりますけれども、今財政が非常に厳しい、もうこれは申し上げるまでもないところであります。そうした中で、社会保障費をどういうふうにするか、社会保障をどうするのか、このことについての各方面での御議論がございます。そし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一昨年に支援費制度が施行されて以降、障害福祉サービスを実施しておりませんでした市町村が新たに事業に取り組むことなどにより、急速に給付費が増大しておるところでございます。それはまた今後とも増大するサービスになろうと存じますので、そうしたものを確保していくた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これも、御指摘いただいておるところでございますけれども、障害保健福祉に関する基礎的なデータについては十分でない面もあると考えております。施行後三年を目途として行う、この法律の規定についての検討などを行うに当たりましては、そうしたことが、基礎的なデータは特...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 育成医療は、障害のあるお子さんが健やかに育つよう、その障害の軽減等を図るために必要な医療を提供するものでございまして、他の障害に係る公費負担医療とのバランスも考えながらその維持を図ることが必要だと考えております。  対象となる方には、この育成医療につき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのように、地域生活支援事業の適切な実施には十分な予算の確保が必要だと考えておるところでございまして、現行のサービス水準が低下することのないよう、平成十八年度予算における予算の確保に最大限努力をしてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) この支援費制度の利用者負担については、これまでも様々な御議論もございましたし、御意見もございました。  例えて言いますと、平成十年六月の中央社会福祉審議会社会福祉構造改革分科会では何と言っておられるかといいますと、サービスの利用者に対しても介護保険制度...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しになりましたけれども、明らかに今後ともまだこの費用というのは増えてまいります。まだ利用しておられない方がおられる、十割には達していないということを今お述べになったとおりでありますから、十割になるということを想定しますと、またその分が増えていくとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 細かくは申し上げませんけれども、今ここで計算しておられるようにいろんなケースが生じてくると存じます。扶養している方についての税の負担増、負担額が増えたり、障害者及びその配偶者が国民保険に加入することにより負担は増えるものと、そういうケースも出てくる。いろ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者の所得保障についてでございますけれども、それぞれの地域における自立した生活を考える上で重要な問題だと認識をいたしております。そして、さきの衆議院での修正におきまして、就労の支援を含めた障害者等の所得の確保に係る施策の在り方について検討規定が追加され...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言で言いますと、今回私どもがこの法案を提出するに当たって、利用者の皆さんから、原則としてでありますけれども、もちろんそのことについて随分私どもなりの配慮をさせていただきながらでありまして、そのことは今日も御説明申し上げておるところでありますけれども、申...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そういう御意見をお述べになる方がおられることは承知をいたしておりますけれども、このことにつきましては、私が大臣になります前に党の方の部会長をいたしておりましたけれども、そのころから団体の皆さん方とは何回も勉強会を重ねてまいりました。そうした積み重ねの上で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのことについても、申し上げておりますけれども、まず一つは、社会保障全体の制度の中での整合性ということもございます。その他の制度との整合性、そして特に私どもが気になりますのはやはり介護保険でありまして、今後、介護保険の普遍化というようなことがある、それも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどからのまず御議論について申し上げておきたいと存じます。  私どもは、今後、障害者の皆さんに対する施策の費用、これが大きくなるということを当然考えなきゃいけないから、その大きくなるものに対して備えようとしておるわけであります。パイを大きくしようとし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今外国との比較をまず言われましたけれども、これは比較の仕方がいろいろあろうかというふうに存じます。ただ、この予算が増えておるか増えてないかということで申し上げると、これはやはり明確にさせておいていただきたいと存じます。  先ほどもお答え申し上げましたけ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 憲法十四条を引いてのお話でございました。  先ほど来申し上げておるわけでございますが、この法案は、今後とも新たな利用者が見込まれる中で、サービスを必要とするすべての障害者の皆さんに対して、より安定的な制度の下で障害者の自立支援につながる良質な福祉サービ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、最初の部分についてだけは申し上げておきたいと思いますけれども、現在でも、先ほど来これまたお示しをいただいておりますように、すべての障害者の皆さんがサービスを受けておられるわけではない、まだ十割に達していないというお話もございました。ですから、これから...全文を見る
07月29日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第37号
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○尾辻国務大臣 今先生お示しいただきましたものを見るにつけても、これまで二十年、三十年、その後でと、こういうふうに言ってきたこととどういうことになるのかというふうに考えますと、大変深刻な問題だなと思うところでございます。  御指摘のように、少数例でありますけれども、若年発症の中...全文を見る
○尾辻国務大臣 公表することにいたしました。
○尾辻国務大臣 石綿を製造し、あるいはまた取り扱う作業を行う事業場につきましては、これまで監督指導等を通じて把握しているところでございますけれども、これにつきましては、個別の企業情報でもございまして、このために、公表することについては慎重な対応が必要だと考えているところでございま...全文を見る
○尾辻国務大臣 御趣旨は十分よく理解をいたしておりますので、申し上げましたように検討をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、けさも関係閣僚会議でもこのアスベストの問題、大変深刻な問題であるから、政府全体できっちりと対応しなきゃいけないということをまず決めたところでございます。  そして、そうした中で、今先生いろんなことを御指摘いただいておりますけれども...全文を見る
○尾辻国務大臣 やはりこの数字というのは外国と比べて、異常という表現がいいのかどうかわかりませんが、先生の方で異常とおっしゃったので私も同じ言葉を使わせていただきますと、異常だというふうに思います。そして、これは減らさなきゃいけないと考えます。
○尾辻国務大臣 時短促進法に基づきます現行の計画に掲げられております年間総実労働時間千八百時間という目標でございますけれども、これに関しましては、労使初め関係者一体となった取り組みによりまして、時短促進法の制定以来、年間総実労働時間が百二十四時間減少するという成果をおさめておりま...全文を見る
○尾辻国務大臣 今御指摘のことは、私どもも極めて大事なことだというふうに考えております。  そこでまず、今日あります労働基準法の遵守に向けて監督指導の徹底等に努めますとともに、今回お願いいたしております改正法に基づき、個々の労働者の健康や生活に配慮した労働時間の設定に向けて、ま...全文を見る
○尾辻国務大臣 今先生がお述べになりましたのは、二〇〇五年版経営労働政策委員会報告、日本経団連の報告についてであろうかと思います。  先生もちょっとお触れになったところでありますけれども、例えば、「労働者が企業の管理施設内にいる時間をすべて労働時間として取り扱おうとするなど、」...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も、今初めて見せていただいたんですが、先生がおっしゃったことと全く同じように思いました。  日本の場合は、もっと職場への帰属意識というのは強いものだと思っておりましたので、非常にあるという割合が九%で、しかも、諸外国との比較をしてみますと、びっくりしてこれを見...全文を見る
○尾辻国務大臣 本年度に、今いろいろお話しいただいております時間外労働協定でありますとか、時間外労働の実態を含む労働時間の実態調査を実施いたしておるところでございますので、今お述べいただいたようなことも含めて十分実態を調査いたしまして、時間外労働の限度基準のあり方につきましては、...全文を見る
○尾辻国務大臣 職場における働いておる皆さんのメンタルヘルス不調、そして、その中でもたらす大きな要因としてのセクシュアルハラスメントのことをお取り上げいただきました。  この問題は、職場における人間関係の問題、それから仕事の量、質、仕事の失敗などがありまして、このメンタルヘルス...全文を見る
○尾辻国務大臣 今私も初めてお聞きをする内容でございますので、そしてその具体的なことについて承知をいたしておりませんので、なかなか今直ちにお答えするということはできませんから、改めて事実をよく調べてお答え申し上げたいと存じます。
○尾辻国務大臣 まず、きょうお話しいただきましたことは私もしっかりと認識をいたしました。その上で、判断基準、指針が適切であるのかどうかというのをまず調べてみる必要があろうと思いますので、これを見てみます。  そしてまた、その上で、それをどう運用するかといいますか、個別のケースで...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、本日のアスベスト対策に関する関係閣僚会合におきましては、とにかく大変深刻な問題だ、したがって、政府全体としてしっかりと対応していこうということをまず基本的に決めたところであります。特に、省庁間のすき間をつくってはいけないということで...全文を見る
○尾辻国務大臣 働いておられた方だけじゃなくて、今度はその家族の皆さん、それから周辺の皆さんの問題等がございます。今度はまたその皆さんの健康診断だとか、今後、また御心配をなさるでしょうから、そうした心配を取り除いてさしあげなきゃいかぬといったようなことが今申し上げたほかにもござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 二十二日にこのチームをつくりましてから、毎日このチームは会合を開いておりまして、しかも、次の日聞きますと、きのうも一時間半も二時間もずっと議論していろいろなことを決めましたという報告を私は聞いておりますので、西副大臣以下、必死でやってくれているというふうに理解をい...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、事実をよく確認して、叱責すべきと判断すれば、たちどころに私も叱責をいたします。
○尾辻国務大臣 見ていなかったということについては、私からもおわびを申し上げたいと思います。しっかりと仕事を、少なくとも自分の名前で出ている通達でありますから、そのぐらいは見ておくべきだというふうに思いますので、そのことについては私からもおわびを申し上げたいと思います。  ただ...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘いただきました件でございますけれども、現在事実関係を調査中でございますので、具体的な対応について現時点で確定的なことは申し上げられないところでございます。  一般論として申し上げますと、カルテの改ざんなどというのはあってはならないことでございますし、改ざん...全文を見る
○尾辻国務大臣 お尋ねの一点は特定機能病院そのものについてのお話だと思いますが、特定機能病院をどうするかということについては私どもも今後の検討にいたしておりますので、きっちりまた、大きくは来年の通常国会でと申し上げております医療提供体制あるいは医療保険をどうするかという見直しの中...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、病院におけるアスベスト対策についてでございますが、昭和六十三年に、国立病院において使用状況を調査いたしますとともに、そのときに、民間の病院に対しましても、病院関係団体への通知により注意喚起を行ったところでございます。過去、そういうことがありましたということを...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、八条の関係についてから申し上げたいと存じます。  確かに、「努めなければならない。」こういうふうになっております。なぜこういうふうになっているかといいますと、解体をしてほしいといって発注するその発注者というのは中古住宅の購入者なども多いわけでありまして、そ...全文を見る
08月01日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 労働基準法との関係についてお尋ねでございますが、今御指摘になったのは第十五条だろうというふうに思います。  この十五条では、お話のように労働条件の明示を義務付けておりますけれども、この件に限って言いますと、これは、労働者を採用するに当たり、すなわち新規...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 公社職員に労働基本権が認められることになりますのは、郵政民営化法が施行されることにより公社職員であった者が承継会社の職員となった時点で認められるということでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日も介護保険の話も出ましたけれども、改めて私から申し上げたいことは、介護保険というのも片手間にやっていただくような仕事じゃ絶対にありませんので、それはもしおやりになるといえば、もうしっかりと介護保険に取り組んでいただかなきゃならないんでありまして、とに...全文を見る
08月02日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 表現の仕方だと思いますけれども、千四十七名の不採用問題というのがあることは事実でございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 年金の支給、受給については、郵便局の窓口というのは大変お世話になっておるところであります。  今口座のお話がございましたけれども、口座はまだ銀行でもつくれますから銀行にお願いしてということもありますが、実はどうしても現金でもらいたいという方がおられまし...全文を見る
08月03日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第34号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省より、アスベスト問題への当面の対応につきまして発言させていただきます。  アスベストによる健康被害が拡大する中で、私としては事態の広がりを重大に受け止め、勤労者、国民の不安解消を最優先に取り組むよう強く指示するとともに、七月二十二日には西副大...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回、この問題が出まして、私も当時どうであったかなということを振り返ってみました。正直に言いまして、この社会党提案のものがあったということを私の記憶の中にございませんでした。  改めて調べてみたわけでありますが、当時の衆議院の議院運営委員会の預かりでご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 参議院に回ってきておれば、理事でございますし、当然その議論をしたと思いますけれども、衆議院の中で委員会にも付託されていないということでございますから、参議院の理事として、本当に正直に申し上げて承知しておりませんでした。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げておりますように、同法案は委員会に付託をされていないものですから、政府としてまとまった検討は行っていないというふうに承知をいたしております。今調べてみましても、当時、そういう検討をしたという記録はございません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、当時、委員会へ付託されておりますと、これは当然政府としてもきちっとした検討をしなきゃいけないということで検討したんだと思いますけれども、委員会に付託されていませんので、申し上げておりますように、今記録に残っておる形でまとまった検...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、労災認定について申し上げたいと存じます。  私どもも、できるだけ多くの方を労災認定したいと考えております。したがいまして、このたび私どもが取りましたことの一つに、今まではアスベストに暴露されたということが言わば証明されないと労災認定しないというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省といたしましては、今般の状況を踏まえまして緊急に研究班を立ち上げまして、人口動態調査等を活用して、中皮腫によって亡くなられた方々及び治療中の方々について調査研究を行うことといたしました。  この目的は今お話しのとおりでございまして、改めて申し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず申し上げますと、この人口動態調査死亡票の保存年限が厚生労働省においては一年でございますのでその制約はあるんですけれども、ただ保健所に参りますと人口動態死亡個票というのを持っておりまして、こちらは保存年限が三年になっております。したがいまして、三年はさ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私どもは、順番としてはこう考えております。まず、緊急にやらなきゃならぬことをやろうと、緊急にやらなきゃならぬことは相当ありますので、まずそれやりたい。これ、申し上げておりますように、西副大臣をキャップとしてチームをつくりましたけれども、毎日議論をいた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまの件でございますが、在庫品につきましては、七月の二十六日に既に関係業界に販売の即時停止を要請いたしたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の、これは世界的にも管理使用か全面禁止かという議論はあったようでございます。当然我が国の中でもそうした議論がございました。そうした中で厚生労働省として取ってきたことについては今局長からも御説明申し上げたとおりでございます。したがいまして、こうしたことが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは各省それぞれの立場がございますので、それぞれの立場で今日までの対策を取ってきた。そうした中で、政府全体で検証しなきゃいかぬということで今政府全体で検証しておるところでございますから、これは決して逃げるつもりは全くありません。しっかりと、しっかりとと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この件につきましては、もう平成二十年までの全面禁止、そしてできるだけ前倒しをする、このことを今言っておるところでございますから、全面禁止の方向である、方向といいますか、全面禁止であるということはもう間違いのないところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 再三申し上げておりますように、そこの部分を検証をいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、政府全体で取り組んでおるところでございますから、今御指摘いただきましたようなことを含めまして政府全体で取り組みます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のペメトレキセドでございますけれども、これは、抗がん剤でありますシスプラチンとの併用薬剤として、悪性胸膜中皮腫の効能、効果で欧米において既に承認されておるものでございます。したがいまして、本剤についてでございますけれども、国内ではまだ未承認でござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) クボタ周辺に限らず、まず中皮腫で亡くなった方々、そうした方々に対する疫学的調査というのは十分にやってまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今予定はございませんけれども、お会いするような機会があればいつでもお会いしたいというふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) いずれにいたしましても、今、全面禁止を言い、そしてできるだけ前倒しをしたいと言っておるわけでございますから、全面禁止、もっと早くすべきであったということについては、私も率直にそう思います。そう思いますが、こうしたことの検証というのも、さっきから同じことを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、その都度厚生労働省としても対策は講じてきたということは言えるんだと思います。ただ、それが十分であったかどうかとかいったようなことを今回しっかりと検証しようということを申し上げておるわけでございますので、検証の際に今のようなお話も申し上げたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そういうことをこの際検証しようということを申し上げておるところでございますので、その検証の結果をお待ちいただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、通達、どういうものを出したかということをお示しすることが最初にすべきことだと思いましたので、検証の私どもの過程のまず一つのものとしてそうしたものをお出ししたわけでございます。今、お出ししました通達その他について検証をいたしておるところでございますか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 本日いろいろな御指摘をいただきました。そうした御指摘を踏まえてしっかりと対応してまいりたいと存じます。
08月03日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 手数料でありますが、保険料を支払おうとするときと、それから年金など給付を受けようとするときと両方の窓口での話があろうかというふうに思います。  まず、支払の方でございますけれども、国民年金の被保険者が郵便局の口座を指定して国民年金保険料を納付する場合の...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨日も申し上げましたけれども、年金受給をしておられる皆さん方に負担が掛かるというのは、私どもとしては全く好ましくないと思っておりますから、今お話しの方向であくまでも私どもは努力を続けてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいまの件でございますけれども、政府といたしましては、長年の経緯がある話でございまして、その間に万般の対策を講じているところでございます。そうした経緯がございますので、今何か新しい措置を講じるべきと言われましても、それは大変難しいというふうに考えており...全文を見る
08月04日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(尾辻秀久君) まず、数字で申し上げますと、企業の教育訓練費の推移についてでございますけれども、労働者一人の一か月の平均教育訓練費は、一九八八年、昭和六十三年でございますけれども、これが千五百二十一円でございましたけれども、二〇〇二年、平成十四年は千二百五十六円、低下し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この件については既に竹中大臣がお答えになっておられます。何と答えておられるかというと、ゆうメイトと呼ばれる非常勤職員につきましては、公社においては従来から、他の国家公務員の非常勤職員と同様に、任期を一日として会計年度を超えない範囲で予定雇用期間を定めて雇...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、この公社の非常勤職員の、承継会社との間において新たに労働契約を締結することになるといたしましても、承継会社は民営化前日まで、前の日まで公社が行っていた業務等を継承するものでありますから、基本的に雇用が不安定になることはないというふうには考えておると...全文を見る
09月28日第163回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 働き方の見直しについてお尋ねがございました。  御指摘いただきましたように、人口減社会において、働きながら安心して子育てができ、また子育て後の女性の能力が生かされるよう働き方を見直すことは、構造改革の一環としても非常に重要な課題であると考えております。...全文を見る
09月29日第163回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 年金制度の一元化についてお尋ねがございました。  公的年金の一元化につきましては、どのように制度の財政的な安定性や公平性を確保し、国民にとって真の信頼と安心につながる制度を設計していくか、またどのように制度の運用を国民にとって身近で分かりやすいものへと...全文を見る
09月30日第163回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○尾辻国務大臣 一元化のことでございますけれども、今般、総理より、まず被用者年金の一元化に向けて、制度間における給付や負担の水準の相違をどうするのか、そうしたことについての検討すべきさまざまな課題があるだろうといったようなことで、幅広く議論をして、その処理方針をできる限り早く取り...全文を見る
○尾辻国務大臣 おっしゃるように、社会保障費をどうするかというのは大きな課題でございます。そこで、私どもは、昨年は年金の見直しをいたしました。ことし介護をいたしました。そこで、一番大きな課題として残っている医療をどうするかということを、来年の通常国会で見直しの法案として出させてい...全文を見る
○尾辻国務大臣 三点お話がございました。  一つが社保庁の改革でございます。これは今、最初に社保庁をどうするかという有識者の会議が官房長官のもとにできまして、一つの答えをお出しいただきました。それをさらに具体的な作業を進めなきゃいけないということで、今度は私のもとにまた改めて有...全文を見る
○尾辻国務大臣 よく言われることですが、医療の世界は、需要と供給の関係がほかのものと違う関係になる。すなわち、医療というのは、供給すると需要が追いつくという性格を持っておるというふうに言われます。したがって、供給をとめないと医療費が上がることにつながる。その供給をとめる手だてとし...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず問題点の整理をするようにという御指示でございまして、この作業に入りますが、問題点の整理でございますから、それは年内にも整理をしたいというふうに考えておるところでございます。
○尾辻国務大臣 私が理解しているところで申し上げますと、民主党のお出しになっておられる案というのは、そこの部分は税方式で考えておられるというふうに思います。したがいまして、財源は税になる。あとは、どういう税でそれを財源とするかというのが議論になるんだろうというふうに理解をいたして...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変大事な御指摘をいただきました。一言で言いますと、私どもも全くそのとおりに考えております。  改めて申し上げますと、まず、今お話しいただきましたように、生活習慣病の予防を徹底いたしますことは、個人の健康度の改善でありますとか生活の質の向上をもたらすことは当然で...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、児童手当についてお答え申し上げます。  公明党の御尽力もございまして、平成十六年四月一日より、支給対象年齢を、それまで小学校就学前でございましたけれども、それを小学校第三学年修了前までに引き上げたところでございます。  さらにこれをどう延ばすかということ...全文を見る
○尾辻国務大臣 事実について、私からお答え申し上げたいと思います。  今のグラフでありますけれども、今、私はここに石綿の輸入量のグラフとそれから新規の住宅着工件数と重ね合わせたグラフを持っておりますが、これは見事に途中まで一致をしております。今のお話のように、石綿はもうぐんと途...全文を見る
10月03日第163回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○尾辻国務大臣 どういう一元化をするかによってまた今の御質問のお答えも変わってまいりますけれども、仮に、自営業者もサラリーマンと共通の所得比例年金に一元化するとした場合についての大きな問題点についてお答え申し上げたいと思います。  大きくは二点あると思いまして、一点がまず、自営...全文を見る
○尾辻国務大臣 総枠管理制度というのは、経済財政諮問会議あたりが言っておられることでありますけれども、何がしかの経済指標に合わせて総枠で医療費をきっちり抑えるということの考え方であります。  それに対して、私どもは、一つずつ、抑制はしなきゃなりませんから、抑制策を積み上げていっ...全文を見る
○尾辻国務大臣 過去の数字で見ますと、医療費は毎年三ないし四%伸びておるという事実もございます。ただ、これをそのまま放置できないので、抑制しなきゃならないというふうには考えておりますが、そうした、現実に医療費が三ないし四%伸びていくということと、それから総枠として頭から管理すると...全文を見る
○尾辻国務大臣 今るるお話しいただきましたけれども、我が国の社会保障のあり方を考える上では、御指摘のとおりに、自助、共助、公助のこの三つの適切な組み合わせが必要である、重要であるというふうに考えております。  この社会保障制度を振り返ってみますと、生活に困窮した人に対する公的扶...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまお話のございました子どもHAPPYプロジェクトの提言は、私も拝見をしたところでございます。  お話ございましたように、若い世代の方々を対象とする大規模なアンケート調査も行っていただきましたし、そのアンケート結果から浮かび上がりましたところの、子供と過ごす...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お述べになったお考えというのは、社会保障の中でまず年金を中心に据えて、そうすると、老後の保障がこれだけあるから、それから介護にこのぐらい回せるねとかというようなことで考えていこうというお考えだろうというふうに思います。  それも一つのお考えだろうとは思いますけ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今最後におっしゃったことは、もう仰せのとおりだと思っております。民間の電気料金と、年金の保険料を徴収する、そのことはおのずと性格の違いがあるという意味でおっしゃったんだと思いますし、そのとおりだと思います。  今仰せのことは、これまたお話しのとおりに、社会保険庁...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず申し上げたいことは、冒頭先生もおっしゃいましたように、社会保険庁に対する大変強い御批判がございます。そうした中で、サービスが悪い、きっちりした情報を皆さんにお伝えしていないということがございましたので、今、とにかくサービスをよくしようということで全力を挙げてお...全文を見る
○尾辻国務大臣 近年の雇用構造、就業形態の変化によりまして、短時間労働者などの非正規労働者が増加しておりますので、国民年金加入者、一号被保険者ということでありますけれども、中でこうした人たちの割合が高まっていることは御指摘のとおりでございます。  けさ、問題点をというふうに言わ...全文を見る
○尾辻国務大臣 がん対策に力を入れなきゃいけないということは、全く私どももそう思っておりまして、そうしなきゃならないというふうに考えております。  そこで、政府全体のがん対策でありますけれども、第三次対がん十カ年総合戦略というものを政府全体としてはつくっておりまして、それは、厚...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先ほどの、私どもと文部科学省との連携のお話もございましたけれども、これは、申し上げましたように、政府全体としては、第三次対がん十カ年総合戦略というのをつくって進めておるところでございますから、改めて、両省緊密に連携しながら取り組んでまいりますということを申し...全文を見る
○尾辻国務大臣 今手元に資料がございませんので記憶で申し上げますけれども、拠点病院の数が百三十五だったと思います。そのうちの七十から八十ぐらいは、既にがん登録の作業を進めているというふうに記憶いたしております。要するに、百三十五の拠点病院の中で今がん登録を始めておるということでご...全文を見る
○尾辻国務大臣 私ども、がん医療水準の均てん化ということをこのところ盛んに言っているわけでありますけれども、その均てん化を図ります上で一番重要なことの一つが、今御指摘いただきましたがん専門医、それからまたコメディカルスタッフも含めてでありますが、専門医療スタッフの人材育成は極めて...全文を見る
○尾辻国務大臣 話がついたのかという御質問は、恐らくその二つ、大きく言うと内科と外科医の先生方がそれぞれに学会の中でやろうとしておられるという話を一体化するということで、そういう方向で進んでおるのかというお尋ねだろうと思いますけれども、今のところでは、やはりそれぞれの学会で進めて...全文を見る
○尾辻国務大臣 その件につきましては、関連学会におきましても、共同の認定制度等を含めて検討していくというふうにお聞きをいたしておりますので、ぜひその方向で進めていただきたいと思っておりますし、また、私どももその方向で努力をしたいというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 これは、がんセンターの中にセンターを置こうということでございまして、今、来年度の概算要求の中でも、人員を含めて予算要求をいたしておるところでございます。  どういうセンターになるんだというふうにお尋ねになりますと、言葉でいいますと、総合的ながん医療情報の収集及び...全文を見る
○尾辻国務大臣 センターと患者さんをどうつなぐかというようなことがまずございます。したがって、今考えていますのは、先ほど来申し上げております拠点病院を使ってさらにというふうに考えておるところでございます。そうしたネットワークのつくり方とか、あるいは、どういうことをお知らせするのが...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が申し上げるとも思いますけれども、率直に言わせていただきまして、今患者の皆さんと私どもとの風通しというのは随分よくなってきているというふうに思います。したがいまして、絶えず意見交換をさせていただいておりますので、そういう意見交換の中でよりよいものをつくり上げてい...全文を見る
○尾辻国務大臣 私、理解いたしておるところで申し上げるんですが、例えば、がん患者の、癌と共に生きる会の会長でございました佐藤会長がおられました。あの方なども、途中で治験と承認との間の谷間になっておるような薬の問題もございまして、そのことについてのお話もございましたから、そうしたも...全文を見る
○尾辻国務大臣 今御指摘になりましたのは抗がん剤併用療法検討会のことだろうと思いますが、これは平成十六年一月に設置したものでございまして、これまで関係学会等から要望のあったものの中で、今もいろいろお話ございましたけれども、国内及び海外で有用性が確認されている延べ三十の抗がん剤に関...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのとおりに、私どもは、全面禁止に向けて、それを行う必要があるということで努力してまいりました。そしてまた、今回のこともございましたので、前倒しをして平成十八年度中には必ず全面禁止するということを今お約束いたしておるわけでございます。  ただ、途中で少し先生...全文を見る
○尾辻国務大臣 今までの言い方ですと、ポジティブリスト、ネガティブリストという言い方で、これまではネガティブリストを挙げて、これはだめですよ、しかしその他はいいですよというような言い方に、どうしてもその逆でなっておりましたので、今度はもう、今お話しいただきましたように、私が申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 十六年度末でお答えを申し上げます。  平成十六年度末の積立金残額は、厚生年金で百三十七兆六千六百十九億円、国民年金で九兆六千九百九十一億円、合計で百四十七兆三千六百十億円となっております。
○尾辻国務大臣 今年度末でございますから、まだ確定されておる数字じゃございませんけれども、予算上で申し上げてよろしゅうございましょうか。(保坂(展)委員「はい」と呼ぶ)  そうしますと、厚生年金で百三十一兆一千三百一億円、それから国民年金で九兆二千四百五十三億円、合計で百四十兆...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの繰り上げ償還でございますけれども、平成十七年四月一日に行っておりまして、総額で六兆四千百六十一億円繰り上げ償還をいたしております。これは予算額よりも少し大きくなっておりますけれども、これは、十七年度中に約定期日、すなわち約束の日が来る分まで一括して償還い...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもの理解といたしましては、予算でお願いをいたしておりますから、それで予算の御承認をいただいておりますので、その時点で、こういうことをやるということはお認めをいただいておるということでございましたので、四月一日に、できるだけ早く返した方が、将来、利息分がその分少...全文を見る
10月04日第163回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 医療制度を大きく今見直そうということで御議論いただくことになりますので、今の御質問に触れてまず一点申し上げておきたいと思いますけれども、それは一人当たりの老人医療費の都道府県別の数字でございます。最も高い福岡県は九十二万三千円、約九十万円であります。それ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もう御専門の先生のお説でありますから、一言で言うとそのとおりでありますということにもなります。  しかし、御質問でありますから付け加えて申し上げますと、在宅医療というのは、これはもう私どもは是非進めなきゃいけない、そして、そうしてもらおうということで施...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、お話しいただきましたように、今、医療計画というのは都道府県で作っていただいております。したがって、医療計画、都道府県が作っていただいて、それで責任持ってやっていただきたいということになるわけでありますが、その責任を持ってというところがどうなるんだと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもが障害者自立支援法案を出させていただく、その思いについては今述べていただいたところでございます。  さらに、極めて率直に申し上げますと、やはりこれまでの日本の障害者施策というのは随分後れていたと思います。そして、更に後れておったのが精神障害の皆さ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 数字でありますから、私からお答え申し上げたいと思います。  まず、今、工賃のことについてお触れいただいております。私どもも、私も何回も現場にも行っておりますから、障害を持った皆さんが作業所で働いておられる、そして頑張って工賃として収入を得ておられる。そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 余り細かなことを一々申し上げるということをここでは申し上げませんけれども、今例えば三百五十万円という預金の数字をお出しになりました。これも言わば現金預金というか、もうすぐ引き出せるところで三百五十万円の預金がおありの方はということを言っているわけでありま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもは、先ほども申し上げましたけれども、とにかくきめ細かにこの施設つくろうと、いや、制度をつくろうということで努力をいたしました。そして、やや複雑になったかなということは率直に思います。しかし、もう何とかしたいということがそういうやや複雑になったという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それでは、改めて申し上げます。  入所施設に入所している方の利用負担については、食費等の実費については自己負担とすること、サービスについての費用は、所得に応じた上限額を設定した上で一割の定率負担とすることを原則としております。ただし、負担能力の低い方に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二万五千円残して全部巻き上げるみたいなことをおっしゃいますけれども、私どもとしては、何かそんなつもりは全くないわけでありまして、上限まで負担していただいてもこうなるというわけでありまして、そこのところは是非誤解のないように御理解をいただきたいと思います。...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二万五千円の根拠について申し上げましたけれども、もう一回申し上げますと、家計調査で年収二百万未満の二人以上世帯の平均の数字がその他生活費二万一千円であります。したがって、二万一千円で頑張ってやっておられる方々もおられるわけでありますから、まあ私どもの最低...全文を見る
10月05日第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○尾辻国務大臣 このたび、厚生労働大臣を引き続き命ぜられました尾辻秀久でございます。  厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向け、今後とも先頭に立って取り組んでまいりますので、委員長、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  厚生労働行政の使命は、国...全文を見る
10月05日第163回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  障害者保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害、精神障害といった障害種別等によって福祉サ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 利用者の負担の見直しの考え方についてのお尋ねがございました。  一昨年に支援費制度が施行されて以降、障害福祉サービスを実施していなかった市町村が新たに事業に取り組むこと等により急速に給付費が増大しているところであり、今後とも、増大するサービスを確保して...全文を見る
10月05日第163回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま育児休業制度についてお尋ねがございました。  育児休業制度は、働いている方が離職することなく自ら子育てをすることができるものでございまして、希望するすべての労働者が育児休業を取得できることが重要であると考えております。  このため、昨年末に策...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、赤ちゃんに優しい病院についてのお話がございました。赤ちゃんに優しい病院の取組というのは、母子、母と子の愛着形成を図る上でも有意義であると考えておりまして、私どもも赤ちゃんに優しい病院の普及の在り方について検討いたしておるところでございます。  ま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日、先生と御一緒に、この円ブリオの皆さん方、私の部屋にも来ていただきました。そして、お話も伺いました。多分、ここに今書いておられる方のお一人なんだろうと思いますが、おかげで子供を産めたんですと言って、そのお子さん抱いてきていただきまして、大変感動しなが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) アスベストの対策でございますけれども、昭和四十七年、一九七二年が大きな転機になっております。それ以前は炭鉱における粉じんなど、石炭掘ったときの粉じんなどと同じ粉じんの対策としてやっております。昭和四十七年にWHO、ILOががん原性ありということを言いまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げました石綿のうちでも有害性の強いクロシドライト、すなわち青石綿でございます、それからアモサイト、茶石綿でございますけれども、これについては平成七年に製造等を禁止いたしております。したがいまして、製造禁止ということで明確に決めたのは平成七年でござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、禁止して、禁止といいますか、規制をいたしましたのが労働安全衛生法でございますから、作業所、実際に作業しておるところに行って私どもとしては指導をしておる、ずっと指導してまいってきておりますので、だんだん使われなくなってきたということを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 事業所と申し上げた方がいいかと思います。先ほど作業所と言いましたけれども、事業所と申し上げた方がいいかと思います。  改めて申し上げます。  今、青石綿について申し上げておりますけれども、クロシドライトにつきましては、平成元年に全国三百五十の石綿取扱...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、先生がお述べになっておるようなもの、電気製品とかそういうものには青は使われてないということでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) そこで言っておりますことは、アスベストの使用というのは、ざっと言いますと、ヨーロッパの場合二十年早く日本より使用をしておるということでございます。ただ、細かなこと言いますと、戦前も日本はアスベストを使っていないかといえば使っているところがありますから、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) できるだけ事実を正確に書かしていただこうということで、何年にこういうことでしたということは正確に書いた上で、それを言葉でどう表現するかというようなことでございまして、そこの部分で今御指摘のような面があるのかなとは思いながら今聞いておりましたけれども、同時...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来のお話のように、昨年十一月の政府・与党合意に基づきまして、本年四月に生活保護費及び児童扶養手当に関する関係者協議会が設置をされました。そこで、私もメンバーの一人でございますけれども、今鋭意協議をいたしておるところでございます。まだ議論のさなかでご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そもそもこの議論は、昨年いろいろ議論がございました、そのさなかでもございましたけれども、指定都市の市長さん方から、もう生活保護が制度疲労に陥っていると、したがって、もう抜本的にやはり議論しなきゃいかぬのじゃないかというところから議論が始まったことでござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 検証結果にございますとおりに、個別には各関係省庁間の連携が必ずしも十分でなかった等の反省すべき点は見られますけれども、関係省庁は、例えば石綿の代替化を促進するための行政指導を行うなど、それぞれの時点において必要な対応を行っており、実態として諸外国に後れを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 反省しなければならないことは反省しながら、この検証は報告をさせていただいたと考えております。ただ、最後のところに不作為は、不作為はなかった、こういうふうに言っておるわけでございます。  今のことについても、もう少しお答えいたしますと、我が国では石綿のう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そこの部分だけについて、そこの部分というのは責任の部分だけについて申し上げますと、繰り返しになりますけれども、反省すべき点があるということはもう述べておるとおりでございます。具体的にもこういう点で反省すべきだというふうに言っております。ただ、不作為という...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昭和六十二年度にこの問題、アスベストが社会問題化いたしましたので、そのとき調査をいたしました。で、そのときは、実は品目が、三品目について、アスベスト品目数三品目について調査いたしましたし、それから、当時は建物ができた年が昭和五十一年度までのものを調べまし...全文を見る
10月06日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました障害者自立支援法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  障害保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 我が国の障害に関する法律といたしましては、まず福祉に関するもの、それから教育に関するもの、雇用に関するもの、建築物に関するもの、交通移動に関するものなどがございます。こうした幾つもの今お話しのように法律があるわけでございますが、障害者施策に共通の考え方と...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 無理やりに、お出掛けになる皆さんを、何人かが外に出たい、外出したい、買物に行きたいといったようなことをおっしゃったときに、じゃ、何人かそれをおっしゃったから無理やりまとめて行ってくださいというふうに申し上げるためにこの仕組みをつくったつもりは全くありませ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう前にも御答弁申し上げたところでございますけれども、障害児の児童クラブにおける受入れにつきましては国庫補助の加算を行って今いたしております。したがいまして、私どもとしては国庫補助の中でそうした場合には加算しますよということでやっておるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の答弁聞きながら、率直に、私どもとしては障害児保育というのを一生懸命言ってきたところがありますから、一生懸命言ってきたそのことと今の答弁、どういうふうに、まあ役所的に答えるとこうなるのかなと思ってつい聞いていたんですが、私どもが日ごろ言っております障害...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害をお持ちの皆さんが芸術活動をしておられる、そしてそれをいろんなところで展示しておられる、私も何回も見たことありますし、感動しながら拝見させていただいたこともあります。したがって、今そうしたことは極めて大事なことだというのは、もう全くそのとおりだと思い...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この成年後見制度、なかなか使っていただけませんでした。しかし、最近特にこの認知症の高齢者の方々などの被害が話題になったりいたしまして、随分こうした制度を皆さんにも御存じいただけるようになりましたし、また使ってもいただけるようになったと認識いたしております...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今回この障害者自立支援法案を出させていただくに当たって申し上げておりますことは、いろんなことを申し上げておりますが、今の御質問の部分について申し上げますと、他の制度とのやはり整合性をどうしても取っておかなければならないというところを私どもは申し上げ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、この法案の中で基本的に言っておりますことは、正に自立でありますから、障害者御自身、本人の利用料は本人に払えるものであれば払ってくださいと。払えるものであるというのは、減免措置や何かでいろいろ私どもは考えておりますからということをそういう表現にしてし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、前国会におきましての御審議の中で私どもがお答え申し上げたこと、このことは当然生きておるわけでございまして、そのとおりに進めていきたいというふうに、当然のこととしていたします。前国会でお答えしたことは、それは当然生きておりますということであります。 ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しいただきましたように、今回の障害者自立支援法案を作りますに当たりまして、まず基本的なところで、精神障害の皆さんに対して、三障害を同じように扱うという大前提、大きな私どもが考えておったことがございましたので、それに向けて準備を進めてまいりました。そこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変失礼をばいたしました。  そういうお答えでございますと、まず申し上げたように、精神障害の皆さんに対するところをもう一回見直さなきゃいけないというふうに思い、この法律案を作らせていただいたわけでありますが、その一番の基本にありますことを申し上げますと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そう申し上げたつもりでありましたけれども、十分御説明申し上げていなかったのかもしれません。  一言で申し上げますと、私もそう申し上げたいと思ってお答えしたつもりでございます。すなわち、入院から在宅へという大きな流れがありますから、その入院から在宅へとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今般の精神保健福祉法の改正は、この部分でいいますと、御指摘のとおり、前回の平成十一年改正の見直し規定等を踏まえて取りまとめたものでございます。  改正案の作成に当たりましては、前回の改正の際の委員会での御議論を踏まえながら検討を進めまして、昨年の秋、精...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま申し上げましたように、問題が残っておるというふうに認識をいたしております。  そして、問題が今お述べになったようなこと、具体的に言いますと、であるということも認識をいたしておりますので、申し上げましたように今後の課題でございます。検討をさせてい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もう極めて正直に申し上げたいと思います。  七月二十八日の委員会でお答えいたしましたときには、そのころ、この障害者自立支援法の障害者の範囲の在り方についていろいろ御議論がございまして、そのときは言わば谷間問題でありました。難病をどうするのかとか、発達障...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今の一番基本の部分でございますけれども、精神障害の適正な医療の普及を推進するというその考え方は、今回の見直しにおいても私どもも全く変えておるものではございません。そのとおりに考えております。  そしてまた、冒頭申し上げましたように、精神障害の皆さ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げましたように、精神通院医療が精神障害の適正な医療の普及を推進する役割を担っておるというその趣旨は、変えるつもりは全くございません。  それからまた、その趣旨を推進するためにできる限りのことはさせていただくつもりであるということも申し上げたいと存...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お答え申し上げるとすると、やはり同じ答えになります。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、資料でございますけれども、そうしたことに、そうしたことといいますのは、こういう委員会などでの御議論にも使っていただくためということもあり、当然調べておるものでございますから、整理して出さしていただきます。資料は出します。  それから、精神医療審査...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私の理解しているところで申し上げますので、また先生の御専門のお立場からの御指摘もいただきたいと思います。  すなわち、私が理解しておりますのは、精神病の患者さんが夜間急に具合が悪くなった。夜間急に具合が悪くなったときに、緊急の措置としてどこかに行かなき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 正に私の理解しているところでと申し上げ、また本当にもう先生専門でいらっしゃいますから、改めて御意見もお聞きしたいと思いつつ申し上げるところでありますけれども、夜間に急に具合が悪くなられた、それが御本人の意思ですべて、意思で治療しますよというふうに言えれば...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどから大事な御指摘何点かいただいておりますから、私からお答え申し上げた方がいいと思うことだけを申し上げたいと思います。  まず、先ほどはホームヘルプサービスを例に取って、今まで受けていたサービスが受けられなくなる、そんな心配があるのかというお話があ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 率直に申し上げておりますように、今回私どもが障害者自立支援法を提案させていただいております大きな理由の一つが、支援費制度では財政的にどうしても行き詰まってくる、これを国がきっちり義務的経費として今後障害者の皆さんの施策について金を出していく、そういう制度...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話は、私どもが一番望んでおることでございます。今のお話の中にも出てまいりましたけれども、支援費制度になって確かに利用者の数が増えてきた。そのことはもう大変すばらしいことだと思っております。  ただ、その増えてきた財政的に負担をしなきゃならない。そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のその具体的なお話は、率直に言ってお聞きをいたしておりません。
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険の見直しにつきましては国会でお認めをいただきました。したがって、今またその実施に向けていろいろ作業を進めておるところでございますけれども、特に費用の計算の仕方、今いたしておりますけれども、いろんな御意見も賜っておることは事実でございます。そうした...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このたびお願いしております障害者自立支援法の中での減免の考え方は、これまでの応能負担というやり方、これも是非その中に残したいと思いましたので、そういうことで減免の仕組みをつくっております。したがいまして、所得の低い方にこうするという減免の仕方であります。...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 重い障害を持った方でも地域で暮らしたいという、その思っておられる願いにこたえていくということは、これはもう重要な課題だと私どもも考えております。  そこで、このたび御提案申し上げております法案では、特に重度の障害をお持ちの方、こういう方々を想定をいたし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは今朝申し上げましたように、精神障害者の皆さん、今まで入院中心で対策を講じてきたところでありますけれども、これを在宅中心へという大きな流れの中で私どもが更に進めていく、そうした中で、住まいの確保というのは、これはもう住まいがなければそういうことはでき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、御自身お話しいただきましたけれども、精神病床等に関する検討会の最終まとめに、この「センターの活性化を含め、」というくだりがありますけれども、これは先生の強いお考えが述べられておるところだというふうにお聞きもいたしております。したがって、センターについ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、障害児の健全な育成を図る観点から障害の軽減等に必要な医療を対象に育成医療を実施しているところでございまして、その果たしておる役割というのは重要なものだと考えております。したがいまして、今回の改正におきましてもこの育成医療、医...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 前国会におけるいろいろな御議論、御指摘がございました。その中で、私が一番気になったものの一つが今の御指摘でございました。  そこで、これは何とかしなきゃいけないということで、御指摘いただいた後、ずっと私どもも検討してまいりました。それからまた、当然、お...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げました市町村民税が課税されるけれども所得税額が三十万円未満の中間層の世帯のうち、二つに分けると申しましたけれども、所得税非課税世帯では一万円を定率負担の上限額として、これと食費標準負担額を御負担いただくことに、御負担いただくことにいたします。 ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、今お話しのとおりでありまして、このたびの自立支援医療制度におきます世帯というのは障害者本人と同じ医療保険に加入する家族で決定するということにいたしております。すなわち、共働きしておられる場合に保険がそれぞれ別になっておりましたらこれを合算して考え...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生のお持ちの時間が少々あるようですから、二点申し上げたいと思います。  一点は、よくおまえたちが今考えているいろんな軽減の方法というのを御説明しろというお話でございました。  この前も申し上げたんですが、私どもはもう何とか軽減をできるだけ多くの皆さ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお尋ねは、前国会の七月二十八日に、ここにおられる朝日先生の御質問に対して私がお答え申し上げたくだりだというふうに思います。そこで私は確かに、保護者の意識の醸成が成されたというふうにお答えを申し上げております。  そこで、その根拠でございますけれども...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、最初の御指摘について申し上げておきたいと思います。  そういう数字そのものはお述べになったとおりであろうと思いますから、そのことについて申し上げるわけじゃありませんで、申し上げたいことは、やはり今、障害者の皆さんに対するサービスというのが、どうし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今、前半でお述べになりましたことについて申し上げておきたいと思います。  今そうしたサービスを受けておられる方のサービス、これを今後とも続けなきゃいけない。よく持続可能という表現をいたしますけれども、こうした制度を持続可能なものにしなきゃならない...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このたびの障害者自立支援法を御提案申し上げるに当たりまして私どもが一番配慮いたしましたことの一つが、できるだけ負担を軽くするようにしなければならない、そして特に御無理な負担だけはお願いしない、このことを配慮いたしました。  そこで、今のことでございます...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) あえて申し上げたいと思いますけれども、最初におっしゃったことが今度の障害者自立支援法を私どもがお願いしておる理由ですというふうに申し上げましたけれども、今もまたそうなんであります。  百何十万掛かるというようなことをおっしゃいました。その百何十万は、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もう先ほど来申し上げておりますけれども、正にそういうような御懸念にこたえるために、今お読みになりました手紙の中にも、その子供が一人になったときに社会が本当に支えてくれるだろうかというようなくだりがございました。  そうした社会にするために、そしてそうい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) このたびの私どもが御提案申し上げておるものが、一割負担ということを原則として申し上げておる。その一割負担のところを御心配なさっておられるんだろうというふうに理解をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 原則一割負担、これはやはりちゃんと先に言いませんと、これも今朝からもお答えしておりますけれども、社会保障を取り巻くいろんな法律がある、また制度がある、仕組みがある、そうした中での整合性というのはどうしても取らざるを得ません。取らなきゃなりません。  そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 言っておりますように、すべての制度を、今回御提案申し上げておるものも含めて整合性を取るということで申し上げておるわけであります。  ただ、まず基本にそうしないと整合性が取れないというふうに私どもは考えておりますから、そのことを申し上げておる。しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず最初に、廃案しかない、そういうふうに言われましたのであえて申し上げますけれども、では廃案にしてどうなるというふうにお考えなのか、そして廃案にした後どうしようとおっしゃるのか。それはやっぱり御説明もいただきたいと思います。私どもはこれしかないということ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) はい、分かりました。少子化対策と障害者の、障害児との関係について御質問でございました。  これは当然もう、子供の対策が少子化対策でありますから、障害児であるから別に分けて考えるということではありません。私は少子化の対策でいつも言っているんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今おっしゃっておることが、これもさっきから同じせりふを申し上げておりますけれども、正に障害者自立支援法をお願いしておるゆえんであります。格差があるんです。格差があるから、低い方をまず何とかしなきゃいけない。この低い方は確実に上がりますよ。だから、その低い...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私、ただ単純に比較をして、かもしれないという表現は使いました。それは一つずつ見ていかなければ、先のことだから厳密には申し上げられないという意味で申し上げたわけであります。これはもうそのとおりであります。将来のことを、神様じゃありませんから絶対にこうなりま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 言葉じりをとらえないでいただきたいと思います。基本的に申し上げていることは、必要なサービスを削る気は全くありませんということを言っているじゃないですか。ですから、そういう意味で、局長みたいに答えりゃ答えられますけれども、ただ厳密に言って、将来のことですか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) るる局長が申し上げましたから、私から一言だけ申し上げます。  障害者福祉の予算というのを今回も大幅に伸ばしてきています。それは、今までで十分であったかなかったかというのはいろんな御議論があるでしょうし、私どもも十分であったとは思わない。だから、伸ばして...全文を見る
10月11日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもが定率負担というふうに申し上げておる、そこのところについての御質問でございました。  最後にお話しになりましたことについてまず申し上げておきますと、再三これはお答えの中でも申し上げておることでありますけれども、予算全体は大きく伸ばそうといたしてお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、障害者の皆さんの安心ということでお話をいただきました。私どもも一番大事なことだと思っております。  そこで、その一番基本的なこととして、まず国の義務的経費として支出をする、もうこれを確保しなければならない。今回の法案の提出でまず一番基本のことをや...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これもお答えを申し上げておるところでありますけれども、この二万五千円という根拠は、家計調査の中で二万一千円、ここの部分が、二万一千円で頑張っておられる方々もある。それを踏まえまして、そうやって頑張っておられる方々もある、その二万一千円という数字に更に四千...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) みんなで助け合わなきゃいけないということについては今先生もお話しいただきましたし、この部分についての考え方は少しもお互いに変わりはないというふうに思っております。私どももそう思っております。  ただ、やはりこれもまた先生お話しいただきましたように、金が...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もうこれは仰せのとおりでありまして、かねて私どもも、HIV感染者に対する偏見があってはならない、また差別があってはならないということは申し上げておるとおりでございますので、社会全体できっちりそこはやっていかなければならない、また、やってもらうように私ども...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の部分だけで申し上げますと、今私も資料を見ておりますけれども、一と書いた方には平成十六年度としてございます。そして、十六年の四月五日が最初の記述でありますけれども、すなわち四月一日からの資料を出したんだろうと思います。そして、最後が十七年の三月九日、日...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、局長が答弁いたしましたとおりのことを先ほど私は、十六年度と言って出した分は十六年度になっていますねと、私が確認してもそうなっていますということを申し上げたところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今のお話の冒頭に言われました障害者施策の大きな転換点に来ているということは、私どももそうしたいと思ってこの法案出しておりますことを改めて申し上げたいと思います。そこで、このことについては、この法案だけじゃなくて、皆さんの今後ともの御議論、特に三年後...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) さきの通常国会におきます障害者自立支援法案の審議におきます答弁や説明の内容につきましては、今回修正を行いました施行日に係るもの以外は継承されております。また、衆議院で行われました附帯決議につきましても、法案自体については審議未了に伴いまして廃案になりまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国会答弁というのはとにかくできるだけ丁寧にお答えしなきゃいけない、一番お答えするにふさわしいといいますか、状況の分かっておる人間が御答弁すべきだというふうに考えております。ただ、そういいましても答弁に立てる者の数というのは、例えば課長補佐が出てきて答弁で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど私が多くと申し上げましたのは私の印象で申し上げまして、今お調べいただいて、局長答弁が一回もなかったのであれば、すべて部長がお答え申し上げましたと言い直さざるを得ないところでございまして、そのことは訂正をさせていただきたいと思います。  もし局長答...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、局長がこの法案について熟知していたとかしていなかったとかということではありませんで、部長が一番答弁するにふさわしいといいますか、よくすべてが分かっておるという意味で御答弁を申し上げてきたということはそのとおりでございます...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言で言いますと、やはりそのことに対する全体的な関心の低さといいますか、やはりそのことに対する関心が、今申し上げた言葉で言いますとやっぱり低かったと、低かったから谷間になっている、こういうふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 言っておられることは、難病という病気だというとまあ治ることもあるでしょうと。まあ治ることもあるから、まあ治ることもあるでしょうという言い方は失礼しました。病気はやっぱり治るものだという前提に立つと、障害としてずっとこう続くということと定義をどうするんだと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その中で、一つ難病を言いました。  私がずっと言ってまいりましたことは、正に今日の先生のお話にも関係するところでありますけれども、難病対策というのをどうしても医療の方からアプローチしてきた、難病対策に対して福祉の方からのアプローチというのが少なかったん...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、特定疾患治療研究事業、私どもが事業の名前はこういうふうに言っておりますけれども、それについてのお尋ねでございます。  この事業は、原因が不明であって治療方法が確立していないいわゆる難病、難病の条件といいますか、四つ並べて、この四つに該当する方を難病...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 技術的なところも含んでおりますので、まず部長から答弁をさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもうかねて答弁申し上げておりますように、今回の障害者自立支援法で私どもが言っておりますことは、あくまでも障害者の方御本人を主体にして考えておりますので、この御本人の所得に応じてということを言っております。ただ、その所得をどうするか、同一世帯というの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のその方針をはっきりさせることについて、この国会の場でどう答えるかということについてお答えすればいいのかなと思って今立っておるわけですが、それでよろしゅうございましょうか。確認答弁でもし答弁するならしますとかという、そういうお答えを申し上げればいいんで...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) それじゃ、まず部長に答えさせます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今部長が答弁いたしましたけれども、この答弁でよろしいとおっしゃればここまでになるわけでございますが、その後のお話ございましたらお聞かせいただいて、またお答え申し上げたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今入所しておられる方、この方々が利用できなくなるというのは、これはもう絶対避けなきゃいけませんから、そういうことにはいたしませんとまず明確に申し上げておきたいと思います。今入っておられる方、入所しておられる方は引き続き入所していただくということをま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現在政令で定めております自立支援医療の、現在じゃありません、今の体系でございますけれども、児童福祉法の中で育成医療のことを言っておりますし、それから身体障害者福祉法の中で更生医療を言っておる、それから精神保健福祉法の中で精神通院医療ということについて定め...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 最後に申し上げたところがそこの部分を申し上げたつもりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど最後に申し上げたことの繰り返しになりますけれども、現行の育成医療、それから更生医療、精神通院医療の制度趣旨はそのとおりに変更なくさせていただきますということでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今度の自立支援法をお認めいただいた後も、お認めいただいたとして、その後も児童福祉法、身体障害者福祉法、精神保健福祉法はそれぞれ生きておりますから、これが完全になくなるということではございませんので、生きておりますし、その中で今申し上げたような考え方をきっ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどお答え申し上げたところでちょっと正確さを欠いていたかなと思うところがございますので改めて申し上げますけれども、児童福祉法、身体障害者福祉法、精神保健福祉法は、これはこのまま残りますけれども、今回の障害者自立支援法の中で申し上げております自立支援医療...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、先生がお出しいただいたというよりも、私どもが作りましたというこの資料でございます。これをまた障害者自立支援法が成立した場合にどうなるか、その場合にはまた改めてこの表を作り直せということでございますが、もちろん作り直しさせていただきます。ただ、先に申し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) さきの御議論の中で、確かに育成医療については随分御議論いただいたところでございます。そしてまた、余りにも負担が大きくなり過ぎるんではないか、今までと正に激変するんじゃないかということも言われまして、そこで、率直に申し上げまして私も大変気になるところでござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 数字の最終的な答えでございましょうか。  これは、経過措置の見直しにつきましては、まず激変緩和ということに重点化を置きまして見直しをいたしました。一番のところは中間層一、これは所得税非課税世帯でございますけれども、これについては上限額を一万円にする。そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しの協議会でございます、すなわち、生活保護費及び児童扶養手当に関する関係者協議会というものが四月に設置されまして、今ここで議論をいたしておるところでございます。お話しのとおりに、当然私もメンバーでございますし、今むしろ私は座長役みたいなことをさせて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の障害者自立支援法案は、障害福祉サービスを契約に基づきだれもが利用できるものとして、他の契約による制度と同様に、契約した本人の受けたサービス量に応じた負担を求める仕組みに改めるものでございます。定率負担という言い方をいたしております。  ここについ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私の手元にホームヘルプサービスの利用者数の各都道府県別の数字がございます。これで地域格差のすべてではありませんけれども、ホームヘルプサービスでございますので、地域格差を表すものの一つであることは間違いございません。  それで見ておりますと、確かに異...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の支援費制度のままではますます今お話しのようなことになるというふうに考えますので、私どもは是非、支援費制度から更に障害者自立支援法に変えて地方にもお願いをするという姿勢になっておるわけでございますから、より前進させるためにこの法案をお願いしているという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは再三御答弁申し上げておることでございますけれども、定率負担をお願いする、そしてそれを一割負担をお願いするということは、いろんな理由もあるんですが、大きな理由の一つに全体の制度の中での整合性ということを言っております。そして、そのときに私どもが一番意...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の御議論は介護保険制度の被保険者、受給者の範囲についての御議論でございまして、これは前国会におけるこの委員会の附帯決議におきましても平成十八年度末までに結論を得られるように検討をすると、行うということにされております。  したがいまして、御議論いただ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お述べいただきましたことに関しまして、改めて何点か申し上げたいと思います。  まず、決してそう思っておられるわけではないと思いますけれども、改めて申し上げたいことは、将来、障害者の皆さんの福祉を介護保険で全部やろうなどというふうには、これは全く思って...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現在の制度が支援費制度でございます。そして、この支援費制度は、施行後多くの方が新たにサービスを利用できるようになるなど、障害者の皆さんの地域生活を支援する上で重要な役割を果たしておると評価をいたしております。  ただ同時に、精神障害者が対象となっており...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 雇用率達成につきましては、企業における障害者の計画的な雇用に向けた取組を促進いたしますためにハローワークが指導を行っているところでございますけれども、先般の通常国会における障害者雇用促進法改正法案の審議におきましても指導を強化すべきだという御指摘をいただ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先日、予算委員会で小池先生に御質問いただきましたときに、個別減免というお話でございましたので、そして私は施設に入所しておられる方というふうに理解しましたので、それについてお答え申し上げたつもりでございます。この個別減免は、施設に入所しておる方の場合と、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お示しになった数字は実際の数字であろうと思いますから、そのとおりなんだろうと思います。  二万五千円の根拠について私申し上げましたけれども、生活の実態調査の中で二万一千円というところで頑張っておられる皆さんも、そういう層もあるということを申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほどグループホームについて、グループホームに入居しておられる方々のお話ございましたけれども、これはグループホームに入っておられる方の家賃というのは様々でございますし、また地域差も大きいところでございます。また、家賃補助の状況もいろいろあるといったような...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、先ほどのお答えの中で私が言わんといたしましたことは、平均的な例としてお出しになりましたので、このグループホームの入居費用五万二千円というデータで出すのであれば、これは同じ調査で収入は六・三万円になっておるわけでございますから、年金以外の収入が六・三...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、その三年後の障害者の所得保障という際に、これ、こうしたまたすべての検討をいたしますと言っておるわけでございますが、当然そのときに今の減免措置をやめると言っておるわけじゃございませんので、そこのところは御理解いただきたいというふうに思います。やめると...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、非課税ということでおっしゃいますと、まあ非課税の皆さんに対するまた医療費の減免措置も講じておるわけでございますから、決して非課税の皆さんが一万円になるというわけではございません。私どもとしては、とにかく無理のない御負担をいただこうということでお願いを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今お話しの冒頭でおっしゃったことについて一言だけ言わせてください。  それは、限りなく応能負担に近づけたのなら何も変えることないじゃないかというお話でございましたが、私どもは義務的経費にしなきゃいけない、国がきっちり義務的な金として出すべきだとい...全文を見る
10月12日第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○尾辻国務大臣 厚生労働省といたしましては、二十一世紀においても、国民のだれもが安全、安心で質の高い医療をいつでもどこでも受けられる体制を構築していくことが重要であると考えております。  このためには、急速な少子高齢化の進展等により医療費の増大が見込まれる中で、今お話しのとおり...全文を見る
○尾辻国務大臣 医療のIT化ということにつきましては、患者に対する医療情報の提供や医療連携の促進、それから医療保険事務の効率化などの観点から着実に取り組むべき重要な課題だと考えております。  このために、レセプトの電算処理あるいは電子カルテについては、それぞれ普及目標を設定して...全文を見る
○尾辻国務大臣 少子化につきましては、先生にはかねて高い関心を寄せていただきまして、先日も具体的な御提案もいただいたところでございます。御指導に御礼申し上げたいと存じます。  御指摘のように、意識調査を初め各種の調査結果等によりまして、子育て家庭において経済的支援に対するニーズ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたけれども、厚生労働省では、保護者が労働等により昼間家庭にいないおおむね十歳未満の児童に対して、適切な遊び及び生活の場を与える放課後児童健全育成事業を実施しておるところでございます。一方、文部省におきましては、希望する小学生から中学生までを対象...全文を見る
○尾辻国務大臣 支援費制度は、施行後、多くの方が新たにサービスを利用できるようになるなど、障害者の地域生活を支援する上で重要な役割を果たしていると評価をいたしております。支援費制度は私どもも評価をいたしておるところでございます。  しかしながら、同時に、精神障害者が対象となって...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、急速な少子高齢化が進みます中で、社会保障制度を持続可能なものとし、国民の将来に対する不安を解消していくためには、年金、医療、介護など社会保障制度全般について、税、保険料等の負担と給付のあり方、公的に給付すべき範囲のあり方などを含めて一体的に見直して...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの件でございますけれども、今お話しいただきましたように、経済財政諮問会議の中でこれまでも随分議論をされてきたところでございます。  改めて申し上げますと、経済財政諮問会議の民間議員の皆さんは、今お話しいただきましたように、経済指標に対応したマクロ指標をも...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘の各制度につきましては、それぞれ社会連帯に基づく社会保険方式で運営されておりまして、保険料を納めていただくということが重要でございます。このような観点から、例えば国民健康保険、国民年金、介護保険を一体的に適用して、保険料をすべて納付しなければどの給付も行わな...全文を見る
○尾辻国務大臣 もう既にお話しいただいたとおりでございますけれども、国会議員互助年金は、国会議員の処遇の一部でありまして、特殊性の高い職域年金的な性格を有するものであって、したがいまして、公的年金である被用者年金とは性格の異なるものでございます。  そういうふうに申し上げますと...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりに、我が国の児童、家庭関係給付の対GDP比を他の主要先進国と比較いたしますと、その水準は低く、また我が国の社会保障給付の割合は、高齢者関係の比重が高く、児童、家庭関係の比重が低い状況にございます。  もとより、年金、介護が高齢者の社会保障給付の中に...全文を見る
○尾辻国務大臣 児童手当につきましては、平成十六年四月より支給対象年齢を、それまでが小学校就学前ということにしておりましたけれども、それを小学校第三学年修了前までというふうに変えまして、引き上げをいたしたところでございます。これは国と地方の負担によって行っております。これをさらに...全文を見る
○尾辻国務大臣 小児医療、特に小児救急医療でございますけれども、これを担う医療機関において小児科医が不足しておりまして、一人の医師にかかる労働の負荷が過大になり、結果として質の高い小児救急医療が提供されないおそれがあることから、子供の症状に応じた医療が迅速かつ適切に提供されるよう...全文を見る
○尾辻国務大臣 小児医療体制の整備は、安心して子供を生み、健やかに育てる基盤となるものでございまして、地域の小児医療施設の役割分担を明確にした上で連携を推進し、子供の病気の症状に応じて適切に対応できる体制を地域で構築することが重要でございます。お話しのとおりでございます。  厚...全文を見る
○尾辻国務大臣 小児医療は、地域の小児科医はもとより、小児科以外の医師も軽症患者の診療を行うなど、多くの医師が参加して実施するべき医療でございます。  このため、厚生労働省といたしましては、新たに医師となる者に対して、平成十六年度から必修化された臨床研修におきまして、小児感染症...全文を見る
○尾辻国務大臣 今後、全体として女性医師の増加が見込まれるだけでございませんで、例えば産婦人科では、新たに就職する医師のうち半数が女性で占められております。こうしたこともございますので、女性医師の安定的、持続的な就労というのは国民に十分な医療を確保する上で極めて重要な課題となって...全文を見る
○尾辻国務大臣 今いろいろお話をいただきまして、そして最後に二極化というふうに言われました。まさしく社会の二極化が起こっておる、これは私もそのとおりに感じておるところでございます。  したがいまして、そういうときであるからこそ、この社会保障をどうするのかということが極めて大事な...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、大変大事な御指摘をいただいたというふうに思います。  直接の御質問ではございませんでしたけれども、途中でお触れいただきました、厚生省と労働省が一緒になった、せっかく一緒になったんだからこの利点を生かして施策にまた反映させるべきだというお話は、私どもも全くその...全文を見る
○尾辻国務大臣 数字につきましては先生がよく御存じのとおりでありまして、また今も幾つかお述べになったとおりでございますから、改めては申し上げません。お話しのとおりであります。  そしてまた、今お述べいただきました途中でも言っていただいたことでございますが、何しろ今まで予算がゼロ...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの在外被爆者のことでございますけれども、まず、先日の福岡高裁判決につきましては、これは健康管理手当等の申請に係るものでございましたから、上訴しないということを決めたところでございます。  このことについてもそうでございましたが、今の手帳のお話でもそうです...全文を見る
○尾辻国務大臣 個人的な意見だとお断りして申し上げますけれども、やはりこうした障害者の皆さんに対する福祉は保険方式で考えることではない、保険で考えることではないと思っております。したがいまして、どっちかというふうにお尋ねになりますと、やはりこれは税金でやるべきものと考えております...全文を見る
○尾辻国務大臣 お答え申し上げますと、イエスであります。昭和五十一年時点では旧労働省はそのことを認識いたしております。
○尾辻国務大臣 昭和五十一年に労働安全衛生法の特化則といっておりますけれども、正確には五十年だそうでございますが、特化則といっておる部分で、発がん性がある、がん原性があるということを前提にした規制をいたしておりますから、私どもはそのことを申し上げているつもりであります。
○尾辻国務大臣 今私がお答えすべきは旧労働省についてお答えすべきだと思いますから、そのことでお答え申し上げますと、先ほど申し上げましたように、五十一年は確かにもうがん原性ありということを認識いたしております。その一年前の五十年に、そのことを前提にしてといいますか、がん原性があるか...全文を見る
○尾辻国務大臣 昭和五十年に規則改正によりまして、石綿等の吹きつけ作業の原則禁止、特定作業における湿潤化による石綿等の発散防止、石綿に係る特殊健診の義務づけ、それから昭和五十一年になりまして、石綿製品を製造または取り扱う事業場における代替化促進についての指導というふうに、昭和五十...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどの吹きつけについて少し申し上げておきたいと思います。当時、吹きつけは、五%以上のアスベストを含有したものを吹きつけてはいけないというふうに規制したんですが、当時は実は五%未満なものはありませんでしたから、実質すべてのアスベストを含有する吹きつけは禁止したとい...全文を見る
○尾辻国務大臣 私はそうした、例えば不作為があったとかなかったとかといったようなことについて認めることをちゅうちょしておるつもりは全くありません。これは率直にありません。  ただ、今私も、私の及ぶ範囲でいろいろ調べてみまして、そして冷静に判断しようと思っておるんですが、これはも...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、この報告をつくりますときに、実は私も強く言ったことの一つが、今後やはりきっちりした検証をやらなきゃいけない、特に、少なくとも十年後にはこれはきっちりした検証をしなきゃいけないというふうに言っております。  それを言っております理由というのは、昭和四十七年...全文を見る
○尾辻国務大臣 皆さんの健康診断につきましては、新しい法律出しますと言っておりますから、その中でどういう形がいいのか、いろいろなまた専門家の御意見も伺いながら決めたいというふうに思っております。
○尾辻国務大臣 まず、先ほど申しました結果責任というのは、私に対して政治家としてどう思うんだというふうにお尋ねでございましたから、それは、先ほども申し上げましたように、昭和四十七年以前、全くがん原性ありというふうなことを私どもが知らないころに暴露して、それで中皮腫にかかっておられ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まさにそこのところが検証だと私も思っております。
○尾辻国務大臣 余り言葉にこだわることもないとは思っておるんですけれども、私が途中で結果責任と言いましたのは、私の政治家としての結果責任ということで言っておりますので、私が責任を感じておるということを言っております。  ただ、今後の検証の結果がどう出るかということで、当然、それ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今私どもが御提案申し上げております、新しい制度におきます国庫負担の対象とする費用の基準、国庫負担基準でございますけれども、これにつきましては、先ほども御議論になりましたけれども、現在の大まかな区分を見直しまして、障害者の心身の状態を客観的にあらわすものとして、新た...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘の、人工呼吸器をつけている患者さんのための自動たん吸引装置につきましては、現在、医療機器としての薬事法上の承認申請を行うため、企業において資料作成などを進めておられるところだと聞いております。今後、承認申請がなされた際には、有効性、安全性について迅速に審査を...全文を見る
○尾辻国務大臣 現在のホームヘルプサービスにおきましては、まずは、先ほど申し上げましたように、限られた国費でございますから公平に配分するという観点から、市町村を単位として国庫負担の対象とする費用の基準、国庫負担基準でございますが、これを設けているところであります。基準はそのとおり...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が承知しておりますこの問題に対する検討の経緯でございますが、当初、やはり今おっしゃるように状態で判断するのがいいというふうに考えたようであります。  そこで、専門家の皆さんの御意見を聞いたら、これは私が理解しているところなんですが、なかなか状態で判断するという...全文を見る
○尾辻国務大臣 少なくともお約束を申し上げます。  今私は、私が理解しておるところでお答えを申し上げました。そこで、今先生から、少し違うんじゃないかというお話がございました。もう一回、私もよく皆さんの意見を聞いてみます。そして判断をいたします。
○尾辻国務大臣 外国の例をつぶさに調べたわけじゃございませんから、外国との比較については申し上げることを差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、今の基本的な部分についてはやはり申し上げておいた方がいいと思いますので申し上げますけれども、私どもがこの法案を考えますときに、...全文を見る
○尾辻国務大臣 今国会に提出をいたしました労働安全衛生法等の一部を改正する法律案は、さきの通常国会において本委員会で御審議いただいた同名の法案と全く同一の内容でございますので、当然、前通常国会に私が答弁した内容については変わりがございません。
○尾辻国務大臣 働き方にかかわらず、だれもが安心して働くことができるような労働環境の整備は、少子化対策の観点からも非常に重要な問題だと考えております。お話しのとおりでございます。  この観点から、パートタイム労働者について、賃金などパート労働者の処遇について正社員との均衡を図り...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、具体的に給与からの保険料の天引きについてのお話でございました。これは年金という観点でも今お話しいただいたわけでありますけれども、昨年の年金の見直しの際にもいろいろ議論のあったところでございます。そこで、実際にこれを実施するというふうに考えますと、まずは法律上の...全文を見る
○尾辻国務大臣 若者自立塾にどうやって来てもらうかというお話でありますが、これはできるだけいろいろな機会にそういった、こういうことをやっているんですということをPRするしかないと思いまして、機会あるごとにやっておるところでございます。  先ほども申し上げましたように、もう本当に...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、本年四月に学識経験者から成る今後の労働時間制度に関する研究会を立ち上げまして、種々御検討いただいておるところでございます。  この研究会では、働き方の多様化が進展して、成果が必ずしも労働時間の長短に比例しない性格の業務を行う労働者が...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お尋ねいただきました年間総実労働時間千八百時間を掲げておる閣議決定でございますけれども、お話しいただきました「世界とともに生きる日本」で、すなわち経済運営五カ年計画のときに、これは昭和六十三年でございますけれども、閣議決定をいたしております。それ以来、政府経済計...全文を見る
○尾辻国務大臣 厚生労働省において実施をいたしております毎月の勤労統計調査によりますと、年間の総実労働時間は、今お尋ねの年度でお答え申し上げます、一九八八年度が二千百時間、一九九五年度が千九百十三時間、二〇〇四年度が千八百三十四時間となっております。したがいまして、一九八八年度以...全文を見る
○尾辻国務大臣 今手元にある資料で申し上げます。  一般労働者の総実労働時間でございますけれども、どういうふうに申し上げましょうか、平成の、それでは十三年から申し上げればいいでしょうか。(笠井委員「十三と十六で結構です」と呼ぶ)はい。十三年と十六年の変化で申し上げればいいですか...全文を見る
○尾辻国務大臣 分析でございますので、まず局長に答えさせていただきたいと思いますから、お許しください。
○尾辻国務大臣 今のことについてはいろいろ御議論あろうかと思いますけれども、今国会に提出してお願いいたしております法律案の中では、実は法律にはこのことは触れておりません。それで、その後で、今お話しいただきましたように、労働時間等設定改善指針というもので定めることにいたしております...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先生、お医者さんでもいらっしゃるものですから、私の健康についてもお気遣いをいただきましてありがとうございました。私からも先生の御当選をお祝い申し上げたいと存じます。  そこで、ただいまの御質問でございますけれども、日本医科大学附属第二病院における脳死下での...全文を見る
○尾辻国務大臣 先回のことを、これはもう正直に申し上げますが、私、承知いたしておりません。今回のことは、御質問があるということで、私なりにこのように理解をいたして御答弁申し上げているところでございますが、今、前もあったという先生の御指摘でございますから、ぜひそのことももう一回調べ...全文を見る
○尾辻国務大臣 臓器移植法を審議して採決いたしますときに、私どもの党でも党議拘束を外しておりました。そのことに象徴されますように、この問題については非常にさまざまな御意見があるということだと思います。そしてまた同時に、極めて慎重に考えなきゃいけないものだというふうにも思うわけでご...全文を見る
○尾辻国務大臣 よくセーフティーネットという言葉を使いますけれども、生活保護というのはまさにセーフティーネットだというふうに私は理解いたしております。
○尾辻国務大臣 今、確かに、各自治体において報告をしていただくその報告を政令指定都市の皆さんがとめておられるというのは、そのとおりでございます。  このことが、今直ちに被保護者に対して保護費を支給することに関して支障が生じておるものでもございませんけれども、しかし、これは、こう...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、先ほど話題になりました指定都市の市長さん方のお話でございますけれども、昨年この市長さん方からも、生活保護というのはもう制度疲労を起こしているんじゃないかというお話も、要望書として上がってまいりました。そうしたことも受けて、先ほど申し上げた協議会は、生活保護を...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました労働安全衛生法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  働き方の多様化が進む中で、製造業等における重大な労働災害の頻発、長時間労働に伴う脳・心臓疾患や精神障害の増加など労働者の生命や生活にか...全文を見る
10月13日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 国全体が大変厳しい財政状況にございますけれども、その中にありましても、障害保健福祉関係予算の推移を見ますと、平成十五年度の額が六千六百五十九億円であります。それに対しまして、平成十六年度は六千九百四十二億円でありますから、額にして前年から二百八十三億円、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この障害者自立支援法の説明に、あるいは御議論いただくという場に行って御説明を申し上げたということはそのとおりであろうと思いますので、今、先生の御趣旨、私に対してどういうふうにお聞きになっているかという御趣旨、いま一つはっきりしないところもありますけれども...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) もう説明を十分させていただかなきゃいけない、丁寧に御説明申し上げなきゃいけないということはかねて申し上げておるとおりでございますから、これはもう今後ともそのようにやらせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変大事なことを御指摘いただいたと思っております。  この法案を作成するに当たりまして、当時は私は大臣じゃございませんで、党の方の部会長でございましたが、部会長として障害者団体の皆さんとずっと勉強会しておりました。その中では随分意見交換もさせていただい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 政治信条というふうにお尋ねになりますと、また大きな御質問になりますし、またお答えすべきこともいろいろあろうかと思いますが、今、大臣をさせていただいております。その大臣に就任いたしましたときに私なりに心に誓いましたことは、絶対に国家国民という立場だけは曲げ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いろいろお述べになりましたので、どこの部分からお答えすべきかなと思いつつ今立ちました。  ただ、まずお述べになりました無理のない負担という表現についてでございますけれども、うまい表現といいますか、的確に表現する言葉がないものですから、私も無理のない負担...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 全くそのとおりだと思います。  そして、今そういうチャンスの幅というのも時代とともに変化しますし、むしろ広がっておるのではないかというふうに思っております。  言っておりますことは、大阪で意見を述べられたとお聞きしておりますけれども、竹中さんのところ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御負担をお願いいたすことになりますと、利用者の方が固定しますと、それは当然全体で予算額も落ちる、国庫負担額も落ちるということになります。  かねて私が全体をと言っておりますのは、利用者の皆さんが今後増えていく、障害をお持ちの皆さん方がいろんなサービスを...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきました口唇口蓋裂とは、上唇や上あごの癒合不全を起こした先天異常で、手術でありますとか歯科矯正などの治療を必要とするというふうにお聞きをいたしておりまして、もちろんそういうことで大変悩んでおられる方、御苦労されておられる方がおありだというこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきました口唇口蓋裂の方ももちろんそうでございますし、そうした方々を含めて病気で入院しているお子さんたちの親御さんというのは、これは今いろんな費用も要るというお話もございましたけれども、様々な御負担がございますし御苦労があるということは拝察を...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 前国会での御質疑、それからまた、そのさなかといいますか、六月に民主党がお出しになりましたところの障害者自立支援法案、この法案への主要な論点と修正協議項目というのをお出しになりました。そうしたものから、今のどういう反対理由があるのかということを私なりに理解...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) さきの通常国会において衆議院で修正された後、今お話しいただきましたように参議院で廃案となりました障害者自立支援法案と今回お出しをいたしております障害者自立支援法案とでは、障害福祉サービスの利用者負担と自立支援医療の施行日について、平成十八年一月一日から平...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、改めて申し上げますけれども、今回の障害者自立支援法案は、精神障害を含めまして三障害の福祉サービスを一元化する、さらにサービス体系を再編し、地域生活支援や就労支援の充実を図る、また支給決定を透明化、明確化する、さらに利用者負担の見直しでありますとか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言で言いますと、そのとおりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 突然のお尋ねでございますから、私、どなたであったか記憶いたしておりません。後ほど調べてお答え申し上げます。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、前回解散になりましたときに、私はそのこと自体は大変残念なことだというふうに思いました。今お触れいただいておりますように、障害者自立支援法の審議のさなかでございましたし、再三申し上げておりますように、この法案、極めて大事な法案で、何としてでも通してい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう再三申し上げておることでございますけれども、今回の利用者負担の見直しではまず一割の定率負担をお願いいたしますけれども、所得に応じた月額負担上限を組み合わした利用者負担をお願いをいたしております。私は、限りなく応能負担に近づけたいと思いまして、そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 公費負担医療にかかわる利用者負担の見直しによる国庫負担への財政影響額は、平成十八年度の満年度ベースで約九十億円と見込んでおります。
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、重度かつ継続という概念をそもそも持ち込んだ理由につきましては、今もお話しいただきましたけれども、医療の抑制につながらないように、大変高額な医療費というのは考えられますから、そうした医療費を、いつも申し上げておりますように無理なく払っていただこうとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたことは私どもも大変重要な課題だというふうに思っております。精神保健福祉施策において、精神障害者に対する社会復帰でありますとか地域生活の支援というのは極めて重要な課題だと認識しておるところでございます。  この課題を解決していくため...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 二点お話しいただいたと存じます。  まず一つは、障害程度区分についてでございます。これは申すまでもありませんけれども、今地域間格差が大きいですから、これを埋める方策の一つとして全国一律の基準を作って、そしてそれで障害者の皆さんの心身の状況を判定しようと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この二百十ございます、これを、どういうくくりになるかということはもう申し上げなくてもよろしゅうございましょうか。
○国務大臣(尾辻秀久君) それでは、固まっておる数をというお話でございますが、今、これらについては、それぞれの事項について正にどういうふうにするかという作業をいたしておるわけでありますけれども、今後の国会の御審議でありますとか、それから支給事業サービスの利用実態調査の結果などを踏...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど、固まっておるという言葉の定義もございますのでというふうにお答え申し上げたところでございますけれども、これ再三お答えいたしておりますように、現段階で私どもが想定しておる事項、特に来年四月の施行を予定しておりますので、それにかかわるようなこと、それか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の障害者自立支援法案は、平成十六年三月の障害者部会を法案の立案過程の開始時点といたしまして、七月の中間的な取りまとめ、十月のグランドデザインの策定、そして今年二月の法案の国会提出に至るまで、およそ一年にわたって検討を重ねてまいりました。したがいまして...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 失礼をばいたしました。そこの点についてお答えを申し上げます。  法案作成の過程におきましては、居宅生活支援サービスの利用状況調査、これは平成十五年十月に公表しておりますけれども、この調査やそれから障害者支援費サービスの利用状況、これは平成十六年九月に公...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、グラフのカーブの書き方でございますけれども、これ先生言っておられるように、極めて正確に書くならば、一%でこう伸びるわけですから一%の傾斜を付けるべきであります。  ただ、まあ一%の傾斜というのを非常にこう書きづらいというか見づらいので、むしろ逆に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 日ごろ、御指導またお力添えを賜っておりましてありがとうございます。先日お触れいただきました育成医療の際もそうでございました。今日また医療費の将来について御心配を賜りました。  一言で言いますと、これまあ既にお話しいただいたとおりでありまして、記者会見で...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) コミュニケーション支援に関する様々なサービス提供の仕組みを整備することは、聴覚に障害のある方のみならず、障害のある方と接する多くの方々にとって大変重要なものであると考えております。  今、具体的にテレビ電話における手話通訳サービスの普及などのお話もござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のこの精神保健福祉法第三十二条は、精神障害者の通院医療費の公費負担に関する規定でありまして、昭和四十年の改正において創設されたものでございます。  これは、昭和三十九年七月の精神衛生審議会の答申も踏まえまして、当時の精神医学の発達により、精神障害...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 再三申し上げてきたことでありますけれども、そういうことにならないように御負担を所得に応じて軽くしなきゃならないということで、これまでも御説明申し上げてきましたようなそれぞれの軽減措置を講じてきたところでございます。  したがいまして、私どもはそういうこ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもうこれまで何回も申し上げてきたことでありますけれども、今度の障害者自立支援法を作るに当たりまして、無理のない御負担でお願いをしたいということを考えてきました。  そこで、医療費は特に、その他の福祉のサービスにつきましては、完全に所得に応じてとい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まあちょっと、今の例にお出しになったことと直接的に同じということではありませんけれども、やはり介護保険の場合でも一次判定、二次判定、必ず違います。それはもう違うのが当然であります。同じである方が私はおかしいと思っております。  今度の場合は、今先生が言...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 局長からもお答えしておりますように、項目加えたらどうなるかということを検討したわけでございますから、その加える前と加えない後ということでいろいろまた変化が生じるというのは当然だというふうに思うわけでございます。  そして、介護保険の私どもは経験もありま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私はそのとおりだと思っております。そして、今度の医療改革、医療制度改革の中でそうしたところもしっかりとメスを入れなきゃいけないというふうに思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) ペースメーカーのこともよく話題になります。これは余り軽々に言ってはいけないんでありましょうけれども、私が聞いたころに、最初に聞いたころは、ペースメーカーの国内価格はアメリカの七倍だというふうに聞いたころがございました。それからすると今大分その差は縮まった...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案におきましては、障害に係る公費負担医療制度について、申し上げておりますように、自立支援医療として再編をいたしました。そして、必要な医療の確保をしつつ、費用をこれはもう皆さんで助け合うという仕組みにするということで、また所得に応じた御負担...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど補装具のお話をなさいましたけれども、同じようなことが言えるというふうに思います。したがって、私どもの大きな意味での課題だというふうにはとらえておりますけれども、今のことでまずお答えいたしますことは、医療費の貸付制度などもございますから、そうしたもの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、今私どもは、まずサービスの質を下げるといったようなことはしませんということをまずお約束をいたしております。それからまた、そうした中で今後のことをやっていきますということは言っておるわけでございまして、その中の国庫負担基準などの今お話もございまし...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 政省令の数というのはどの法律もそれなりの数を持っておりまして、この障害者自立支援法における政省令の数がほかの法律との比較において大きいものでもないというふうに思っております。それはやはり、法律で骨格を決めて、あと政省令で実際の作業をどうやってやっていくか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、三十二条についてのお尋ねでございますが、今回の障害者自立支援法の中では、この三十二条は確かに消えるわけでございますけれども、新たに五十八条として自立支援医療というのをきっちり定めております。この自立支援医療ということで五十八条に定めておりますから、こ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 三十二条という条文が五十八条という条文に、自立支援医療という言葉に変わって述べると。ですから、条文が条文に変わるということだということを御説明申し上げたつもりであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもは、障害があってもなくても、みんなで同じように生きていきたい、そういう世の中にしたいと願っておりまして、その第一歩にするための法律だというふうに思っております。
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
10月14日第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○尾辻国務大臣 労働時間の短縮の促進に関する臨時措置法は、経済力と国民生活の乖離、貿易の対外不均衡解消を目的として、労働時間短縮推進計画を策定することとし、同計画において千八百時間を目標に掲げ、労働時間短縮の促進を図ってきたものでございます。  しかし、現在、千八百時間をおおむ...全文を見る
○尾辻国務大臣 本日御審議いただきます労働安全衛生法等の一部を改正する法律案は、働き方の多様化が進みます中で、製造業等における重大な労働災害の頻発、それから長時間労働に伴いますところの脳や心臓疾患や精神障害の増加など、労働者の生命や生活にかかわる問題が深刻化いたしておりますので、...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたびの改正法におきましては、労使の自主的な取り組みを促進することによりまして労働時間等の設定の改善を促進することといたしておるところでございます。  この労使の自主的な取り組みに当たりましては、事業主が適切に対処するために必要な事項を盛り込んだ労働時間等設定...全文を見る
○尾辻国務大臣 近年のグローバルな企業間競争の激化、労働者の意識や働き方の多様化の進展に伴いまして、労働者全体に占める長時間労働者と短時間労働者の割合が同時に高まるという、労働時間分布の長短二極化が進行をいたしております。また、労働時間をめぐりましては、長時間労働に伴います健康障...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどは、法律の実効性についてお尋ねであったというふうに理解してお答えを申し上げました。改めてお答え申し上げたいと存じます。  子育てしながら安心して働き続けることができ、また、出産、子育て等により一たん離職しても、その能力を生かした再就職ができる環境を整備し、...全文を見る
○尾辻国務大臣 安衛法六十六条の八の面接指導等の措置については、事業者に罰則を設けて義務づけることは予定をいたしておりません。しかし、面接指導等が適切に実施されるよう、広く周知を図る必要があるというふうに考えておるところでございます。  したがいまして、このために、パンフレット...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回創設をいたします面接指導は、過重労働による健康障害の防止のための制度でございまして、措置が必要な労働者が確実に申し出を行い、面接指導を受けられるようにすることが重要であると考えております。そのために、どうやってそのことを知らしめるかということが、今先生、御専門...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し出があれば、必ずこれは受けさせなきゃならないものでございますので、今の御質問にお答えするといたしますと、申し出があれば、必ず受けなければなりませんというふうにお答え申し上げるところでございます。
○尾辻国務大臣 改めて申し上げますけれども、面接指導の対象といたしましては、これはもう御案内だと思いますけれども、まず時間外労働が月百時間を超えること、それから疲労の蓄積が認められること、今言っておられるとおりでございまして、この二つの要件を満たすものを予定いたしております。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、今先生がお述べになったような考え方もあろうと思いますけれども、冒頭申し上げましたように、私どもが今回その要件にいたしましたのは、時間外労働が月百時間を超えるということと、もう一つ、疲労の蓄積が認められること。この疲労の蓄積が認められるというのは、やはり本人...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの御質問にお答えいたしますと、今、通達と言われました。これはやはり、法律できっちり定めることと通達で述べることとの違いが、重みの違いといいますか、そこの違いがございますので、私どもは今回、法律できっちり定めた、そういう意味でより強い姿勢を示したというところ...全文を見る
○尾辻国務大臣 請負事業者の労働者の面接指導につきましては、今お話しいただきましたように、当該労働者が所属する請負事業者が実施する義務を負っております。  そこで、衛生委員会の設置範囲について、これは今いろいろな御意見があるというふうに言われましたけれども、労働政策審議会安全衛...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げましたように、このことは労働政策審議会安全衛生分科会で御議論いただいておりますから、そして、その分科会がまず実態を把握して、それから議論しようということになっておるわけでございますから、その御議論を待ちたい。御議論がどういう結論を出すか、その結論が今先生...全文を見る
○尾辻国務大臣 表彰についてのお話でございます。  安全衛生対策に積極的に取り組んでおりまして、安全衛生に関する水準が優秀で他の模範と認められる企業に対しましては、これは毎年厚生労働大臣と各都道府県労働局長が表彰を行いまして、その努力をたたえまして、広く国民に周知をいたしておる...全文を見る
○尾辻国務大臣 そのとおりでございます。
○尾辻国務大臣 今回の改正といいますか、名前が変わっておるわけでございますが、広い意味での改正でございます。この改正に当たっての私どもが考えましたことを申し上げたいと存じます。  今、基本的なところでのこの法律の性格がというところもお話ございましたけれども、この新しく労働時間等...全文を見る
○尾辻国務大臣 検討という言葉は、そちらの方向にできるだけ早く変えるという意味で検討しますと申し上げると、またいつまでにとかというようなことにもなろうかと思いますから、直ちに検討します、そういう意味では申し上げませんけれども、課題としては十分認識をさせていただきますということをま...全文を見る
○尾辻国務大臣 大変重要な、大事な御指摘をいただいたと思います。十分このことに配慮して、私ども対処してまいりたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今お話しいただいておりますように、建設業、造船業における元方事業者の義務といたしましては、三十条第一項に基づきまして、協議組織の設置、運営でありますとか、作業場所の巡視など、こうした措置を求めておるところでございます。  では製造業をどうするんだという今のお話で...全文を見る
○尾辻国務大臣 労働災害の防止のためには、各企業の経営トップみずからが先頭に立って、労働者の参画のもとに自主的に安全衛生活動に取り組むことが重要であると考えておりますし、今のお話のとおりだと思っております。  このために、経営トップが強いリーダーシップを発揮して、労使が一丸とな...全文を見る
○尾辻国務大臣 議員御指摘のとおりに、中小零細企業におきまして安全衛生を管理するための体制を強化することは、これはもう極めて重要であると考えております。今局長からも、援助事業も行っておるということはお答えを申し上げました。  さらに、中小企業において労働安全衛生マネジメントシス...全文を見る
○尾辻国務大臣 先日も偽装請負で事故が発生するということがございまして、私も報告を受けております。したがいまして、この問題も極めて重大な問題だというふうにとらえておりまして、今いろいろ御指摘いただきましたので、私どもなりに必ず対応させていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 前国会で御審議いただきましたときに、同じ質問を山口先生からもいただいておりまして、お答えいたしておりますけれども、改めてお答え申し上げたいと存じます。  今般の改正は、企業間競争の激化を背景とする働き方の多様化に伴いまして、労働者の生命、生活をめぐるさまざまな問...全文を見る
○尾辻国務大臣 突然のお尋ねでございますから、つぶさに私も承知しておるわけじゃございませんので、そういうケースがあったかどうかというのは承知をいたしません。  ただ、今度のことについて言いましても、短期的に見れば先生おっしゃるようなこともあるかもしれませんけれども、最初の年が一...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、閣議決定をいたして努力をしてきた、そのことはそれなりに実を上げてきたというふうに思います。時間外、総実労働時間が少なくなって、小さくなってきたということは大きくは言えるわけでありますから、そのように思います。  ただ、今回、私どもがこういう...全文を見る
○尾辻国務大臣 前段にお話しになりました数字はそのとおりだと思いますし、そうしたことになった理由は何だろうということで、先日、局長がお答え申し上げたこともまたそのとおりでございます。  ただ、後段の方のお尋ねにつきまして、私は今的確にお答えできないところでありますけれども、ただ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず千八百時間に対して、今後の考え方、対策はどうなるのかというお尋ねでございますけれども、労働時間対策は、賃金不払い残業の解消のための労働基準監督署による厳格な監督指導でありますとか、限度基準の適切な運用等、労働基準法を的確に運用すること、それから労使が認識を共有...全文を見る
○尾辻国務大臣 今も申し上げましたけれども、二つのことを申し上げて、これが車の両輪として推進されることが初めてこの対策が進むことだというふうに認識しておるということを申し上げたところでございます。  したがって、その車の両輪をしっかり回していくということが必要だと考えております...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは午前中からお答えを申し上げておるとおりでございまして、複数就業者の給付基礎日額の算定方法の見直しでございますけれども、申し上げておりますように、今回の改正について御審議いただきました労働政策審議会における検討の中で、通勤災害のみならず業務災害にもかかわる影響...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず申し上げたいことは、今まで通達で言っておりました、それを今回法律で明記しようということで、今回の改正をお願いしておるわけでございます。  したがいまして、今一歩前進というふうに評価をしていただいてもおりますけれども、私どもも、まず法律で明記しようということで...全文を見る
○尾辻国務大臣 今も局長からもお答え申し上げましたけれども、この改正内容は、同一場所における混在作業において、作業間の連絡調整の不足により、元方、下請の労働者が被災することの防止を図るため、元方事業者に関係請負人との連絡調整を義務づけるものでございます。  これは、元方事業者が...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも、今回の法改正による面接指導等の措置が事業場において適切に実施されるためには、労使による自主的な取り組みが不可欠でありますので、過重労働による健康障害防止対策及びメンタルヘルス対策を現場の実情を熟知した労使から成る衛生委員会で調査審議することといたしておりま...全文を見る
○尾辻国務大臣 整理しますと、二点の御指摘だと思います。  一点は、報告を義務づけているその報告がきっちり上がっているかどうかということをもう一度確認すべきである、こういう御指摘だと思います。これは、私どもはちゃんとそういう指導をしてきたつもりでありますからそう思っておりますけ...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。     —————————————
10月18日第163回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  障害保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害、精神障害といった障害種別等によって福祉サー...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者施策の位置づけとノーマライゼーションの実現についてのお尋ねがございました。  障害者施策につきましては、これまで、身体障害、知的障害、精神障害という障害の種別ごとの施策として、個々の根拠法に基づき実施してきた経緯などから、これは、御指摘もございま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者の方や家族の方たちとの意見交換についてのお尋ねでございました。  本法案の立案過程におきましては、障害者の方々も参画していただきました社会保障審議会障害者部会で二十回にわたり議論するなど、さまざまな場で御意見をお伺いしてまいりました。  私も厚...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案の撤回とその再検討についてのお尋ねでございました。  今回の法案は、障害種別間で制度やサービス基盤に大きな格差がありますことや、大きな地域間格差がありますことなど、現行の支援費制度の問題の解決を図りますとともに、障害者の自立した生活に...全文を見る
10月19日第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○尾辻国務大臣 現在の被害が、がん原性が国際的に認識をされまして、これに着目をいたしましてアスベスト対策が実施される以前の暴露によるものがほとんどであるのでありますけれども、そうはいいましても、現に多くの労働者や御家族そして周辺住民の方々がお亡くなりになり、あるいは中皮腫や肺がん...全文を見る
○尾辻国務大臣 過去の対応についての検証でございますが、今お話しいただきましたように、関係閣僚会合において報告をさせていただきました検証結果では、政府は、それぞれの時点において、例えば石綿の代替化を促進するための行政指導を行うなど、こうしたことを行ってきておりますので、不作為があ...全文を見る
○尾辻国務大臣 アスベスト問題に大変長い間御関心をお持ちで取り組んでこられた五島先生には、先日もいろいろ御指導をいただきましたけれども、きょうもよろしくお願いを申し上げます。  まず、ただいまの御質問についてお答えをいたします。  今お話しいただきましたように、非常に多くの方...全文を見る
○尾辻国務大臣 かかって、今お話しいただきましたように、昭和四十七年、一九七二年、私どもがILO、WHOの指摘を受けてそれに対する対応を始めた、その対応がきちっと効果を生んだのかどうか、このことだと思います。  そのことは、これはまだ答えが出ていないわけでございますから、申し上...全文を見る
○尾辻国務大臣 検証いたします際は、そうした点、十分含めて検証しなきゃいけないというふうに考えております。
○尾辻国務大臣 総理大臣を長とするのがいいのか、あるいは官房長官になるのか、今私どもも関係閣僚会議はつくっておりますけれども、いずれにいたしましても、各省庁の縦割りではなくて、政府を挙げてきっちり取り組まなきゃいけないという認識においては、全く同じように考えております。
○尾辻国務大臣 まずは、私ども、新法をつくろうといたしております。しかし、これは救済ということでどうするかということでございますが、きょうも先生から御指摘いただいておりますように、今後の解体作業などがあります。そうしたことについて、今後被害を出さないということについてどう取り組む...全文を見る
○尾辻国務大臣 民主党がお出しになりましたノンアスベスト社会をつくるというこの取りまとめ、政策提言でございますけれども、私も見せていただきました。そして、今先生は、ここのアスベストの早期全面禁止というところについてお話をいただいております。  このことに関して申し上げますと、私...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただいておりますところは、大変難しい判断になる部分だと私どもも考えております。いわば新法をなるべく早く出したいと思い、できたら今国会にというふうに私どもも考えたわけでありますが、どうしても今国会に間に合わなかった大きな理由の一つも、今お話しいただいたよう...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまも、また大変大事なことの御指摘をいただいたと思っております。  先生お話しのように、そして私も言っておるのでありますけれども、中皮腫に関しては、疑わしきは救済をしようと。きょうも先生ちょっと数字をお触れいただいたような気もいたしますけれども、専門家に言わ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、そしてまた民主党の御提言の中でも、健康管理として、健康管理手帳制度の見直し、それから中皮腫登録制度の創設ということを言っておられます。私どもも、健康管理手帳制度の見直し、これは当然必要だと考えておりますし、いずれにいたしましても、中皮...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいまの御指摘につきましては、閣僚懇談会などにおきまして私からも発言をし、そしてまた、皆さんにそうした努力をしていただきますようにお願いも申し上げ、また、私どもでできることは私どもでやらせていただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 国会の御審議のあり方については、これは委員会でお決めいただくことでありますから、私が何か申し上げるという立場でございませんが、委員会でお決めをいただくべきことというふうに存じます。
○尾辻国務大臣 数字でございますから、局長から答えさせますことをお許しいただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 今局長よりも、概算要求についてちゃんと考え方を御説明申し上げますと申し上げたところでございます。
○尾辻国務大臣 法律に今後三年間でいろいろなことをまたきっちり検討しますということを書いておるわけでございますから、すべてのことは、すべてのことといいますより、いろいろまた検討すべきことは三年かけて検討するわけでございまして、今お述べの軽減措置についても、三年後にやめるというふう...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、三年でやめますということをどこにでも言っているわけじゃありませんので、そこでも言っていない、こういうことでございます。今後またしっかり検討して、三年後に所得保障の問題だとかなんとかというのを決めていきますということを言っておるわけでありますか...全文を見る
○尾辻国務大臣 三年でやめるというふうに決めておることを書いていないと詐欺だと思いますけれども、別にそんなことを決めておるわけでも何でもありませんから、こうしますということを書いておるわけでございまして、そしてまた三年後、それぞれまた国会の中でもいろいろな御議論もあろうかと思いま...全文を見る
○尾辻国務大臣 法律にしましてもどういう決まりにしましても、その後変わることはよくあることでございまして、それを言いますと、すべての法律にこの法律は変わるかもしれませんと書かなきゃならないんじゃないかなとつい思いながら聞いておったわけでありますが、変えるということをはっきり言って...全文を見る
○尾辻国務大臣 その都度その都度の、その時々の科学的知見といいますか、私どもが持っておりました知識がございます。その知識の中で判断をいたし、対応をしてきた。その対応については適切な対応をしてきたと私どもは判断いたしておるわけでございます。
○尾辻国務大臣 縦割りというふうに言われるかもしれませんが、今の問題、私ども所管のことでございませんので、私もよく承知をいたしておりませんし、お答えしかねるところでございます。
○尾辻国務大臣 それは今政府の中に関係閣僚会議もできておりますから、そして、そうしたこと、政府全体のことというのはやはり官房長官が取りまとめ役でございますから、そうしたところできっちりこのアスベスト問題についても政府全体の取り組み、それからまた、いろいろなお問い合わせに対するお答...全文を見る
○尾辻国務大臣 今後検討いただく部分はありますけれども、基本的に、私は、もう中皮腫はアスベスト被害だという考え方でいいと思っておりまして、よく、疑わしきは救済すべしという表現で言っておるのはそういう意味でございます。  細かく言うと医学的にいろいろな、またありますけれども、大き...全文を見る
○尾辻国務大臣 中皮腫に関しては先ほど申し上げたとおりであります。  ただ、肺がんにつきましては、今先生もお述べになっておられますけれども、喫煙との関連も極めて大きいものがございます。したがいまして、やはり現在の認定基準におきましては、原発性肺がんであるということ、それから石綿...全文を見る
○尾辻国務大臣 言葉で言いますと、アスベストが何らかの原因になっているということがわかれば、それは当然、救済の対象になるということでございます。  ただ、それをどう判断するか、現実の判断というのは大変難しい問題もあろうと思いますが、今後、また医学の進歩などで、そしてまた、特に中...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたような、周辺住民の方々含めまして、いろいろな不安も感じておられます。そうした皆さんに対する健康診断をどうするかというのは大変重要な課題の一つだというふうに考えております。大きく不安への対応ということでは、環境省とともに真摯に対応してまいりたい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今私どもが考えておりますのは、アスベストの潜伏期間というのは平均して三十八年というのが私どものデータでございます。いずれにしても、大変長い潜伏期間がある。それをさかのぼりまして、因果関係など言いますと、責任がきっちりどこにあるかとかいう話になりますと、どうしてもそ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これはいつもお答え申し上げておることでありますが、四十七年にILO、WHOががん原性を指摘します。それ以前、私どもはやはり粉じん対策として対策を講じてきた。その後、がん原性ありということで対策を講じた。そこのところで大きくターニングポイントとでも申しますか、対策、...全文を見る
○尾辻国務大臣 政府全体で検証をしてまいりました。そして、政府全体としての検証はきっちりやったつもりでありまして、報告書も出しておるところでございます。したがいまして、一遍そういう形はとっております。  ただ、申し上げておりますように、今後の検証は当然しなきゃならない。特に十年...全文を見る
○尾辻国務大臣 今先生に御指摘いただいて、ああ、たしか私もそう言ったなということを思い出しました。専門家の皆さんがお集まりになったときに、どうぞ、ぜひ我々専門家でない者にわかるような議論をしていただきたいということをお願いしたことを記憶いたしております。ぜひそういう視点で答えを出...全文を見る
○尾辻国務大臣 今先生からまたいろいろな御指摘をいただきました。この御指摘について、私どももいま一度真剣に向き合ってみたい、こういうふうに考えます。
○尾辻国務大臣 私も、この時効の問題、とにかく解決しなきゃいけないと思いまして、私なりにまた勉強もいたしておるところでございます、させていただいております。  というのは、時効という考え方、日本の法律の体系の中から時効をなくすとか、時効そのものを外すということは非常に難しいこと...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま議題となりました障害者自立支援法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  障害保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害、精神障害...全文を見る
10月19日第163回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 労働安全衛生法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  働き方の多様化が進む中で、製造業等における重大な労働災害の頻発、長時間労働に伴う脳・心臓疾患や精神障害の増加など労働者の生命や生活にかかわる問題が深刻化しています。 ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 長時間労働による健康障害の防止に係る措置についてのお尋ねがございました。  今回の法改正で、時間外労働が月百時間を超え、疲労の蓄積があると認められる労働者に対し面接指導等の措置を義務付けたのは、医学的知見として特に健康障害リスクが高いとされているためで...全文を見る
10月20日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 臓器の移植に関する法律に係る附帯決議に基づき、臓器移植の実施状況等について御報告いたします。  まず、移植希望登録者数は、本年九月末現在、心臓は七十七名、肺は百二名、心肺同時は四名、肝臓は九十六名、腎臓は一万千八百十三名、膵臓は十六名、膵腎同時は百九名...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 国民皆保険制度をお話しいただきましたように持続可能なものとして堅持するためには、私どもも全くそのことを駄目だと言っておるわけじゃありませんで、経済指標の動向にも留意はしながら医療費の適正化に取り組む必要があるということをこれまで申してきたところでございま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今度の案ではいろんな御意見がございます。  そうした言わば私どもに対する御提言というようなことでお寄せいただいたものも多いわけでございまして、やはりそうしたいろいろな御意見というのは、こういう御意見もありますということは選択肢の中に入れて御議論いただく...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたようなことも含めて是非御議論をいただきたいというふうに思っております。私どもは、その御議論を十分聞かせていただいて、そして結論を出していきたいというふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 我が国が平成十六年六月に批准をいたしましたたばこの規制に関する世界保健機関枠組条約では、たばこの価格及び課税に関する措置が、たばこの消費の減少を目指す保健上の目的に寄与する効果的かつ重要な手段であるということを締約国は認識することというふうにされておりま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、社会保険庁全体についてでございますけれども、これは私の下に今有識者会議をつくらせていただいて御議論をいただいておるところでございます。この御議論を踏まえてしっかりとした抜本的改革を進めなければならない、その中で、御批判いただいたようなことが二度と起...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、大きく公的年金の一元化ということがございますが、そのことに対して、基本的にどのように制度の財政的な安定性や公平性を確保し、国民の皆さんにとって真の信頼と安心につながる制度を設計していくか、また、どのように制度の運用を国民の皆さんにとって身近で分かり...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今、国民年金も含めた大きな一元化ということで、いわゆる一階建て部分を税方式というふうに言われましたけれども、ここのところから御議論があるわけでありまして、民主党案でいくと完全に税方式であろうということでございますが、必ずしもそういう意見ばかりじゃあ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 難しいということはもうおっしゃるとおりであります。したがって、年金の一元化というのをどう進めていくか。正に私たちが、私たちがと申し上げましたのは、これはもう今先生が言っておられるように、国会の中でもできておりますし、またそうした御議論を踏まえて、私ども厚...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 冒頭の御答弁の中で、雇用構造の変化等も進んでおる中でと申し上げたのは、まさしくその問題でございます。近年の雇用構造、就業形態等の変化によりまして、短時間労働者などの非正規労働者が増加をいたしまして、国民年金の第一号被保険者の中でこうした方々の割合が高まっ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど武見先生にもお答え申し上げましたように、様々な理由でもちまして厚生労働省、それから私もこの伸び率管理という考え方には反対をしてまいりました。そのことは今も変わっておるものではございません。賛成か反対かと言われると、反対でございます。  しかし、ま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、免責制度というものを取り入れた場合に、一体、国民皆保険ということとの関係がどうなるのかということの御議論はまたそれぞれにおありだろうと思いますから、十分ここの部分も御議論をいただきたいと思うところでございます。  そして、今この免責制を導入した場...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今局長からお答え申し上げたとおりでございます。  大変この議論も、先生お触れになりましたように、経済財政諮問会議辺りではこのところ指摘されておる議論ではございますが、私どもとしては、今局長が申し上げたとおりに考えておるところであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しいただきましたように、七十五歳以上の後期高齢者の方々につきましては、前期高齢者と比べまして生理的機能の低下などによります疾病が増加をいたしますとともに、特に入院をなさるという、この入院が増加するという傾向にございます。今後は、このようなことにかんが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 脳死につきましてはいろいろな考え方ございますけれども、平成四年のいわゆる脳死臨調の答申におきましては、多数意見として、医学的には脳死の状態はもはや人の生とは言えないとするのが主流の考え方である、また、脳死をもって社会的、法的にも人の死とすることは妥当な見...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省といたしましては、移植医療を推進していくためには、移植医療に関する国民の理解を深めていくとともに、今お話しのとおりだと考えております。さらに、地域における臓器提供のための体制を整備していくことなどが重要であると考えておりまして、社団法人日本臓器...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今局長よりお答え申し上げましたように、一つ法律事項が残っておりますが、来年の通常国会におきましてこの法律改正が済めば、私と規制改革担当大臣との間で合意いたしました事項はすべて対応済みとなります。  今般の改革によりまして、保険診療との併用に関する具体的...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) たしか私が大臣になってすぐだったと思いますが、予算委員会で御指摘いただいて、御質問いただいたことをよく記憶をいたしております。以来、先生にはずっと関心をお寄せいただきまして、御指導もいただきましたことに改めて感謝も申し上げたいと存じます。十分であったかど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほども、御質問いただくということで気になりましたので、一体事故がこのところどういうふうになっているんだということも調べてみました。事故そのものが、このところ増えておるわけじゃありませんが、一言で言うとやはり高止まりをしているとでも表現するんでしょうか、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) タクシー運転手につきましては、近年、収入低下に伴いまして最低賃金を割り込むなど、労働基準関係法令上の問題も認められております。  厚生労働省といたしましては、これまでもタクシー運転手の労働条件の履行確保のための重点的な監督指導を実施してきたところではご...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 現在、中皮腫に係る労災請求が行われた場合には、認定基準に基づきまして、というのは、これ三つの認定基準を設けておりまして、中皮腫であることの診断が得られていること、これが一番目です。二番目に、石綿肺、胸膜プラーク、石綿小体等の医学的所見が得られていること、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) そのとおりであります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の答弁に付け加えるわけじゃありませんが、さっきの石綿の中皮腫の認定のところで誤解がないように一つだけ申し上げておきたいと思いますのは、これは今私がこうしたいということで指示はいたしておりますけれども、医学専門家による御意見だけいただかなきゃいけませんの...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これ、三位一体の改革の議論の中でいつも申し上げてきておることでございますけれども、社会保障制度といいますのは、国、都道府県、市町村が重層的に役割、責任を分担し、それに応じて費用負担をすべきものであるというふうに考えております。生活保護行政もまた社会保障制...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨日は衆議院の委員会が開かれておりまして、ちょうどその時間に開かれておりましたので、これまで毎回この協議会、私、出席をいたしておりましたけれども、昨日だけは出席できませんでした。したがって、どういう御主張をなさったか、詳しくは承知をいたしておりませんけれ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、極めて大きな地域間格差があるということは、先ほど中島先生がお出しいただいた資料等からもはっきりいたしております。ただ、なぜそうなるのかということは、今お述べになったのは、先日、中間の取りまとめをした、作業チームをつくって作業をしていただきまして、中...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 石綿は重篤な健康障害の原因となり得るものでありますから、これは早急に全面禁止を行うことが必要と考えております。  厚生労働省といたしましては、専門の委員による石綿製品の全面禁止に向けた石綿代替化等検討会を八月に立ち上げて検討しておるところでございまして...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今急いで手続等を進めておるわけでございますが、それから、これは民主党がお出しいただきましたものにも、正にそのとおりの表現になっておりますポジティブリストというようなものもございます。私どももこうした考え方に立つのかどうかというところも今詰めておりますので...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、私のところに詳しい資料がございませんので、取りあえず施設のことでお答えを申し上げておきたいと存じます。  私どもが所管いたしております施設としては、病院とか社会福祉等、そうしたものがございます。これにつきましては、これまで国庫補助事業、あるいはまた...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、先日も関係閣僚会議を開きまして、とにかく政府を挙げて対応すると、それでまた必要な予算は確保するということを確認いたしておりますので、私どもはそのようにいたすつもりでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) アスベストによる健康被害に関しては、被害者をすき間なく救済するため、すき間なく救済しなきゃならないと考えておりまして、そのために新たな法的措置を講ずることといたしております。  先ほども申し上げましたけれども、九月の二十九日に開催されました関係閣僚会合...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まずは、この関係閣僚会合におきましても、これまでの行政としての検証はいたしました。そこで、そのことは既に報告をさせていただき、発表もさせていただいたところでございます。  ただ、かねて私が申し上げておりますのは、先ほども先生お述べになりましたように、昭...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言でお答え申し上げますと、現時点では特定には至っていないと私は承知をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省といたしましては、食品安全委員会によります科学的な評価を踏まえまして、BSE検査の対象月齢を二十一か月齢以上とする、国内BSE対策の見直しを行ったところでございます。すなわち二十一か月以上の牛を対象として検査をするということでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省といたしましては、これは今お話しいただいたとおりなのでありますけれども、食品安全委員会によります科学的な評価を踏まえまして、本年八月にBSE検査の対象月齢を申し上げておりますように二十一か月齢以上とする国内BSE対策の見直しを行ったところでござ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これにつきましてはしっかりと科学的知見に基づかなきゃならない、私どもは考えておりまして、ずっといろんな御議論もありましたし、またその間のそれぞれの動きもございました。  ただ、私どもはその中で、申し上げましたように、科学的な知見ということが大事でござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 整理してお答えした方がいいと思いますので、まず、国内の全頭検査の話と、それから今続けてお話しになっておられますアメリカからの輸入をどうするかということは、これは分けた話でございます。  そこで、国内の全頭検査については、既に食品安全委員会に諮問をして答...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず先に、拙速であるかないかというところの部分でお答えを申し上げていなかったかと思いますので、そのことに改めて触れさせていただきたいと思います。  申し上げましたように、食品安全委員会で非常に長い間掛かってこのことについては慎重な検討をしていただいたと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御答弁申し上げる途中で、牛肉と申し上げるべきところを牛乳と何か言った箇所があるようでございまして、そこのところは訂正をさせていただきたいと存じます。  で、まさしく今おっしゃったとおりだと私も思っております。おっしゃったとおりだと言っております意味は、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) この試案の性格というふうにお尋ねいただきますと、このとおりお答えしなきゃならないものですから、おしかりいただくだろうなと思いながらあえて申し上げますと、本当にこのとおりに思っておりまして、国民の皆さんに議論を進めていただくためのたたき台として正に出させて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもも今御指摘のところは大変重要な部分だというふうに考えております。そうしなきゃいけないというふうに考えてまいりました。私もこれまでに御答弁申し上げるときには、もう気を付けながら医療提供体制も含めてということを絶えず申し上げてきたつもりでありまして、今...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お答え申し上げましたように、医療観察法の施行後三年間でおおむね七百二十床の病床を確保するという計画の下で準備を進めてきたところでございます。現時点でございますけれども、指定入院医療機関につきましては、三医療機関の九十床が確保できるめどが立っております。そ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、この十四床以下のお話から申し上げたいと存じます。  この話を進めていきます間に、都道府県の関係者の皆さんからは、特に人口の小さな自治体では対象者が少ないために十五床以上の独立した病棟を設置するのはかえって非効率であると。要するに、自分のところの、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いずれにいたしましても、規模の話は申し上げておるようなことでございますけれども、現行の独立した病棟と同等水準の基準を設定しまして一定以上の医療の水準を確保する、これはもう極めて必要なことでありまして、このことはそのとおりにいたします。  したがいまして...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今もお話しいただきましたように、私どもが所掌いたしますことで言いますと労災でございますので、労災に限って言えば、もう今被害を受けておられる方はいずれにしてもすぐ対応できるわけでございます。ただ、広く周辺住民の皆さんといったときに、これは新法でしか対応でき...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 既に私ども、これまでの対応につきましては可能な限りの検証作業を行ったところでございます。そしてまた、政府全体としてその検証の結果も報告をさせていただき、発表をいたしました。したがいまして、今私どもの可能な限りの検証はしたつもりでございますので、直ちに更な...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いずれにいたしましても、全面禁止という言葉を使わしていただきますけれども、全面禁止を平成十八年度中には措置することといたしたいと思います。これは今作業を急がしておりまして、平成十八年度中には必ずというふうに考えております。  ただ、その中身でありますけ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 具体的にお述べいただきましたけれども、若者のトライアル雇用につきましては、御指摘のとおり、労働局によっては若年求職者の数に比べまして利用実績が少ないところがあることはそのとおりでございます。  様々なことを私どももこれまで実施をしてまいりまして、若年者...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、就労育英基金というふうにおっしゃいましたその御提案でありました。あるいはまた、既存の制度をというような、何か活用できる方法はないかというお話もございました。  こうしたこと、私どもも検討はいたしてみますけれども、率直に申し上げまして、例えば技能者育...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、最後にお話しいただきましたように、タクシー運転手の皆さんの労働条件の履行確保というのは私どもにとりましては大事な仕事でございます。したがいまして、重点的な監督指導も行ってまいりましたし、また、先ほどもお答え申し上げましたけれども、国土交通省との間で連...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の試案でお示しをいたしております新たな高齢者医療制度といいますものは、後期高齢者、すなわち七十五歳以上でございますけれども、こうした皆さんに加入してもらう独立の地域保険としてその一人一人を被保険者とします。被保険者でありますから、保険料の御負担もお願...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 大きく答えろというお話でございましたので、まず社会保障全体の最近の御意見、いろんな方、社会保障全体に対するいろんな御意見、あるいは福祉と言ってもいいのでありますけれども、お伺いしておりますと、やはり高齢者の皆さんを経済的弱者としてとらえるというかつての考...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の御質問に対しては、またそれぞれの御意見があるだろうというふうに思います。これまでの高齢者の皆さんの医療の在り方、それからまたそれに対する負担の在り方というのは、これまでも御議論があって、その中で一つの答えが出てきたというふうには思います。あるいは、今...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、先ほども申し上げましたけれども、平成十四年の健保法改正法の附則の「将来にわたり百分の七十を維持するものとする。」という規定があるということも申し上げましたし、また坂口大臣の答弁もそのとおりでありますというふうに申し上げております。ですから、それ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、私どもがこのたび試案として出しております私どもの考え方の中にこれを入れておるものではありません。ただ、各方面の御意見の中にそういうものもありますから、それも併せて言わば御紹介申し上げて、御議論くださいということを申し上げておるだけでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、答弁をいたしてきたことも事実ですし、健保法改正法附則に書いてあることもそのとおりであります。  それについて、私どもとしては、私どもはこう申し上げてまいりましたけれども、御議論をくださいと言っておることをもう繰り返し申...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、総額で言われました、十七位というふうに言われました。たしか、一人当たりの医療費は同じ比較で第七番目だったというふうに思います。比較の仕方もいろいろありますし、またそれによって、高いと言うか低いと言うかという言い方はいろいろあろうかというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど七位と申しましたけれども、九位の間違いでございました。訂正をさせていただきます。  今のお話でありますけれども、私どもも経済財政諮問会議のそうした意見に対してくみしておるものではございません。いつも議論しておることはもう御承知おきいただいておるも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) かつての医療費の推計の仕方といいますか、推計そのものが大きく見込み違いであったことはそのとおりでございます。  ただ、最近の伸びというのは非常に見えておりますので、そのことで最近の、最近のといいますか、過去何年かの伸びを基にして推計いたしますとこのたび...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 昨年十二月に特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律が議員立法により成立をいたしまして、本年四月一日より施行となったところでございます。  この法律の給付金の対象となる方は、国民年金制度発足時には任意加入の対象とされていたけれども現在は強制加...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来同じ答えを私もいたしましたし、局長も申し上げましたけれども、お尋ねになりますと同じことを繰り返すことになります。  いろいろな御意見ございます。そうした御意見を踏まえながら今後検討していく問題だというふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 申し上げておりますように、検討いたしておることでございますから、引き続き検討いたしてまいります。
○国務大臣(尾辻秀久君) 再三同じ答えになって申し訳ないんですけれども、検討いたしておるわけでございますから、今そして具体的な答えがあればお答え申し上げますけれども、まだ検討のさなかでございますから、しっかり検討しますということをお答え申し上げておるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省は、旧軍の人事関係資料等を保管をいたしております。そういうふうに保管しております。従前は、靖国神社を含め、戦友会等の団体でありますとか、あるいは遺族の皆さんなどから戦没者に関し調査依頼があった場合には、一般的な調査回答の業務の一環として対応して...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、アスベストに起因するとされる健康被害について、周辺住民の方々に対することをどうするのかと、工場周辺にお住まいの方々の健康に対する不安についてもどうするのかということのお尋ねでございますけれども、これはもう昨日もお答え申し上げましたように、まず真摯に対...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました労働安全衛生法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  働き方の多様化が進む中で、製造業等における重大な労働災害の頻発、長時間労働に伴う脳・心臓疾患や精神障害の増加など労働者の生命...全文を見る
10月21日第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○尾辻国務大臣 もう既にお述べいただいておりますので、そのとおりでございますと申し上げていいわけでございますけれども、お尋ねでもございますので、私からも改めて申し上げたいと存じます。  今回の利用者負担の見直しでは、一割の定率負担と所得に応じた月額の負担上限を組み合わせた利用者...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもが申し上げておりますように、とにかくきめ細やかな仕組みにして低所得の方々に配慮しなきゃいけない、これを考えてまいりました。ただ、そういたしますと、どうしても仕組みが複雑になります。その仕組みをだれにでもわかっていただけるようにと思ってつくった紙がございますけ...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害保健福祉関係予算の推移を見ますと、平成十五年度が六千六百五十九億円、平成十六年度が六千九百四十二億円、平成十七年度が七千五百二十五億円と着実に伸びております。  今後とも、サービスに必要な財源を確保しながら、制度をより安定的に運営することが極めて必要でござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたび御審議をお願いいたしております障害者自立支援法案におきましては、障害福祉サービスを契約に基づきだれもが利用できるものとして、他の契約による制度と同様に、利用者に対し受けたサービス量に応じた負担と食費等の実費負担を求める仕組みにいたしたところでございます。ま...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の改革では、いわゆる親亡き後も含めまして障害者が地域で自立した生活を営むことができるよう、必要な支援の充実を図ることを目的といたしております。  具体的に申し上げますと、まず、サービスの内容や質の充実を図るという観点からは、地域で暮らしたい、もっと働きたいと...全文を見る
○尾辻国務大臣 現在、支援費によりまして通所サービスを提供しております施設については、平成十八年十月より、新しい体系における施設や事業に移行していただくということになりますけれども、その際には、現に利用されている方の実情や地域におけるサービス基盤の状況を勘案いたしまして、一つまた...全文を見る
○尾辻国務大臣 この法案では、福祉サービスの体系や支給決定の仕組み、利用者負担、公費負担医療制度など、大幅に見直すことといたしております。すなわち、極めて大幅な見直しになっておるということが一つございます。したがいまして、実施主体となる地方自治体のほか、利用者でありますとか事業者...全文を見る
○尾辻国務大臣 行動援護でございますけれども、本年四月より制度化されたものでございます。もう十分御案内のところだと思います。  したがいまして、まず一つありますのは、利用が少ないというお話で申し上げますと、四月より制度化されたばかりでございますので、実施間もない事業でありますの...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、障害者の皆さんに地域で自立をしていただくためには、雇用施策と福祉施策との連携を一層強化することが必要であると考えております。そして、まさにこれもお話しいただきましたけれども、厚生省と労働省が一緒になった、このよさをこういうときに生かさ...全文を見る
○尾辻国務大臣 雇用率の達成についてでございますけれども、企業における障害者の計画的な雇用に向けた取り組みを促進いたしますためにハローワークが指導を行っておるところでございますけれども、先般の通常国会におきまして障害者雇用促進法改正法案を御審議いただきましたが、その際にも指導を強...全文を見る
○尾辻国務大臣 まさに地域差がある、これを何とかしなきゃいけないという思いが今回の障害者自立支援法案をお願いしておる大きな理由でもあります。  そこで、今度の自立支援法案にいろいろと御理解を十分いただいていないところがあるわけでありますが、その一つとして、今お尋ねいただきました...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、先生がお述べになりましたこと、私なりに理解してお答え申し上げたいと存じます。  昨年の夏のお話、そして概算要求時点でのお話をいただきましたので、恐らく、この基盤整備についてどう考えるのか、まず基盤整備が大事だろう、基盤整備をちゃんとやるということを言ったじゃ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは何の施策でもそうでありますけれども、特に障害者福祉施策におきましても、これはハードとソフトの両面でやらなきゃならないのはそのとおりでございます。私もそう思っております。したがって、ハード、ソフトの両面から施策を進めていきたい、そのための努力、全力を挙げてやり...全文を見る
○尾辻国務大臣 ぜひ御理解いただきたいと思いますことは、今回の私どもの改正といいますか見直しは、障害をだれにでも起こり得るものとしてとらえまして、すべての人が受けられる、このところユニバーサルなものというふうに表現しておりますけれども、そうしたものへと変革をさせたものでございます...全文を見る
○尾辻国務大臣 市町村がサービスの支給決定を行うに際しましては、障害者や家族から直接生活状況やサービス利用の意向を聞くことにより、障害者御本人やそれから御家族の意見が十分反映されるように配慮しておりますし、さらに、市町村の支給決定について不服がある場合には、都道府県に対して不服審...全文を見る
○尾辻国務大臣 今まで局長からお答えいたしておりますように、この障害程度区分につきましては、現在試行事業の結果を分析いたしているところでございまして、年内に障害程度区分というものの検討を進めて設定をするということにいたしております。  この障害程度区分は制度の骨格に関するもので...全文を見る
○尾辻国務大臣 ただいま重度訪問介護や重度障害者等包括支援についてお尋ねをいただいておりますけれども、これらにつきましては国庫負担基準を設定していくことになります。そのときに、現在、月二十二万円という水準でございますけれども、特に重度の障害者の方々の全国のサービス利用実態なども踏...全文を見る
○尾辻国務大臣 サービスの量と質の問題があります。私どもは、量も質も落とさずに、特に今の支援費制度が持っておる質を落とさずにやっていきます。量はもう、支援費制度を今度変えようというそのものの中に量が不足しているというふうな思いがあるわけですから、地域間格差があって、今お話しのよう...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、買うという表現についてのお話でございますけれども、これは本人が先ほどるる御説明を申し上げました。  今回、私どもが障害者自立支援法を提案させていただくに当たってのいろいろな基本的な考え方がございます。幾つも局長自身も御説明申し上げましたけれども、そのうちの...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、本法における目的のところは、さきの衆議院における御審議の際で修正をされておりますので、私どももその修正に沿って今回はそのとおりにさせていただいております。  今改めて、そして自立ということでございますが、私は、障害者に限らず、今日本の社会保障を取り巻くいろ...全文を見る
○尾辻国務大臣 質問の御趣旨を正しく理解したかどうかは私も自信がありませんけれども、介護保険と障害者の皆さんの施策をどうするかということで整理して申し上げますと、介護保険は介護保険でございます。ただ、その介護保険の今回の見直しの中で、普遍化という言葉で私どもが表現をした、年齢や受...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の改革では、先ほども申し上げましたように、支援費制度のよさというのは引き続き持ちながら、さらにというふうに申し上げておるところでございます。したがって、支援費制度の自己決定、自己選択、今お触れになった部分でありますけれども、理念は維持して、さらに質と量の両面に...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、今、障害程度区分の認定の仕方、これについてのお話でございますけれども、これもそもそもというところからお話を申し上げますと、支援費制度で大変地域差が多い、この地域差は埋めなきゃいけない、この地域差がなぜ出てきたかということの一つに、私どもはやはり全国統一した基...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、これまでお答えしてまいっておりますように、まず基本的に支援費制度におけるサービスの量と質は落としません。質も落としませんと言っておるわけでありますから、そのところで御理解をいただきたいと存じます。
○尾辻国務大臣 これは先ほども申し上げましたけれども、障害者自立支援法案におきます自立というのは経済的自立だけを言っておるつもりはございません、それだけではありませんけれども、当然またそれも含まれておりまして、そうした幅広い概念で申し上げておるということは、申し上げておるとおりで...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お持ちの資料を見せていただきませんとお答えのしようがありませんので……(柚木委員「これは、厚労省の方から出していただいているんですよ」と呼ぶ)ですから、私どももいろいろな資料を出しておりますので、どれかお示しいただきませんと。ぜひお見せください。
○尾辻国務大臣 マクロで私どもがお示しした数字はありますが、今お聞きしておりますと、これともまた数字がちょっと違うようでございまして、まずお手元にある資料がどういうものなのかお見せいただくと、それでお答えはさせていただきます。  ただ、いずれにいたしましても、今お話しになってお...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどマクロの話でお尋ねありましたから、一点だけお答え申し上げておきたいと思います。  施設とそれから在宅、居宅と大きく福祉のサービス、分かれるわけでございますけれども、私どもは、できるだけ、今回、施設から居宅の方に移っていただく、やはり自分の地域、住まいでやっ...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、法律そのものは御本人ということでちゃんと仕組んでございます。ただ、軽減措置をつくるときに世帯という考え方を出すわけでありまして、それも、どうぞ選択してくださいと、御都合のいい方をおとりくださいと言っておるわけであります。  例えば、その障害者の親御さん...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話伺って、私が理解いたしましたところでは、多分、私どもの考えておりますことと今先生がおっしゃったことは、ちょっと違うんだろうなと思います。  私どもは、障害者の皆さんに自立していただきたいということを考えておりますから、職と住は分離する方がいい、職と住を分離...全文を見る
○尾辻国務大臣 今申し上げております就労移行支援事業でありますとか就労継続支援事業におきます活動といいますのは、お話しいただいておりますように、働くという側面もありますが、一方でまた同時に、福祉サービスの提供を受けておられるということもございます。この二面があります。したがいまし...全文を見る
○尾辻国務大臣 そうした御心配をいただいておりますことが、私どもが十分御説明を申し上げていない、それによっているものだと私は理解をいたしておりますので、今後とも、先ほど来申し上げておりますように、皆様方に御理解いただくようにしっかりと説明をしていかなければならない、こういうふうに...全文を見る
○尾辻国務大臣 ずっと申し上げてまいりましたように、無理のない御負担でお願いしたい、本当にそう考えてまいりまして、私なりの表現で限りなく応能負担に近づけさせていただいたつもりですということを申し上げておるところでございます。  したがいまして、どうぞそういう仕組みにしてあるとい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今は育成医療についてのお話でございますけれども、育成医療を含みます障害に係る公費負担医療制度につきましては、負担の公平化、制度の安定性、持続可能性を確保するという観点で、費用を皆で支え合う仕組みへ見直し、これは再三に申し上げているとおりでございます、そしてまた、医...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者自立支援法案におきましては、極めて重度の障害者の方であって、ケアホームや通所サービスなど複数のサービスを利用する方を対象といたします重度障害者等包括支援という事業を新しく創設する、つくるということにいたしておるところでございます。  この重度障害者等包括支...全文を見る
○尾辻国務大臣 ヘルパーというふうに言われましたけれども、通院、入院の際のコミュニケーションの支援ということでいいますと、私ども聴覚障害者の皆さんなどの手話通訳等のことがまず思い浮かぶものですから、そういうことでお答え申し上げたいと存じます。  意思疎通を図りますことに支障があ...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話しのように、確かに、毎月一定額の報酬が保証されます月払い方式から、日々の利用実績に応じて報酬を支払います日払い方式に改めることといたしたところでございます。  しかし、グループホーム等の利用者の実態ということを考えますと、一時的な外泊がありましたり、また入院...全文を見る
○尾辻国務大臣 私、そのことについては承知いたしておりませんので、もし事務方答えられれば答えさせますが。知りませんか。それでは、後ほどお答えをさせていただきます。
○尾辻国務大臣 今までお答え申し上げてまいりましたことの繰り返しになる部分もございますけれども、お許しいただきたいと存じます。  現在の障害福祉サービスの現状を見ますと、障害問題に関する市町村の取り組み姿勢に差があることなどから、今非常に大きな格差のお話がございましたけれども、...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、現在でございますけれども、身体障害者と知的障害者の授産施設や更生施設等の通所型施設を経営する事業につきましては、第一種社会福祉事業と位置づけられておりまして、第一種でございますからその運営主体は、行政を除きますと事実上社会福祉法人に限定をされております。NP...全文を見る
○尾辻国務大臣 私がお答え申し上げまして、もっと具体的にと、もしおっしゃいますと、局長からお答えをさせますけれども、まず私からお答え申し上げたいと思います。  先ほど来、福井県内のお話もございました。そして、福井県に大変有名な、これは私、一遍ぜひ見せていただきたいと思っておった...全文を見る
○尾辻国務大臣 今お話しいただきました地域生活支援事業を含めました平成十八年度の障害保健福祉関係予算につきましては、八月末に概算要求を行ったところでございまして、引き続き今鋭意折衝中でございます。  地域生活支援事業の予算の確保は、既にお答えを申し上げておりますように、重要課題...全文を見る
○尾辻国務大臣 この法案、予算関連法案でございますので、私どもとしては一日も早く御審議いただいて通していただきたいと終始申し上げてまいりました。前国会、通常国会でございましたので、どうしても通していただきたいと願っておりまして、衆議院では可決をしていただいたところでありますけれど...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のとおりに、健診につきましては、現在、労働安全衛生法に基づく健診として事業者、老人保健法に基づく老人保健事業として市町村、医療保険各法に基づく保健事業として医療保険者等がそれぞれ法令の趣旨や対象者の年齢等に応じた事業を実施しているところでございます...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のとおりに、労働者のメンタルヘルス不調にまず家族が気付くということは、これは少なくありません。そうした家族が気付いたことから必要な対応が取られるということは極めて重要であると認識いたしております。  このために、新たにお示しをいたします予定のメン...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回、被爆者援護法の改正法案が民主党外野党の三党の皆さんから提出をされたことは私も承知をいたしております。ポイントは、今お話しいただきましたように、被爆者健康手帳について国外からの申請を認めるということだというふうに存じております。  この手帳でござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今局長からもお答え申し上げましたけれども、ただこの問題は、この手帳の問題は、その前にお触れいただきました手当の問題も同じでありますけれども、法律上の問題とそれから実務上の問題と、絶えずこう二つあるわけでございます。この両方を解決しないと実際にはやれないと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど先生がお触れになりました同じ資料だと思いますが、私の手元にもございまして、すなわち産業別死傷者年千人率という資料でございますが、これを見ましても、もう林業における災害の発生率、極めて高いということはもう確認できるところでございます。  したがいま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、たしか八〇二〇運動についてもお述べになったというふうにお聞きをいたしました。お話しのとおりに、歯が私どもの健康に非常に大きな役割を果たしておる、もうそこに一番根幹の部分だと言ってもいいということはもう私もそのとおりだというふうに思っております。したが...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきました地域産業保健センターでございますが、これはもう改めて申し上げるまでもございません、小規模事業場に対する産業保健サービスの提供のために設置されておるわけでございまして、労働者のメンタルヘルスに係る相談にも対応いたしておるところでござい...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのとおりの本委員会での御決議もございました。私どもも、関係省庁が一体となりまして取り組む体制の確保でありますとか、今まだ仮の名前でありますけれども、自殺予防総合対策センターの設置等についての検討を始めました。  そこで、このセンターでございますけ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 十分連携を取って進めるようにという御趣旨のお話だというふうに存じます。  今申し上げましたように、自殺予防総合対策センターの設置につきましては概算要求をいたしております。その概算要求どおりに予算が獲得できますと活動を開始させるということになりますけれど...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 中央労働災害防止協会は、これはもう先生今お述べになったとおりでございまして、事業主団体を会員といたします自主的な団体でございますので、役員についても八割は民間企業の経営者などから構成されておるところでございます。  したがいまして、組合関係者は役員の中...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今局長からもお答え申し上げましたけれども、いずれにいたしましても厳正な処分をいたします。
○国務大臣(尾辻秀久君) これはもう今お話しいただいたとおりでございまして、労働基準法第二十七条は、出来高払制その他の請負制で使用される労働者の賃金については、労働者が就業した以上は、仕事した以上は、たとえその出来高が少ない場合でも、労働した時間に応じて一定額の保障を行うべきこと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 改めて申し上げることになりますけれども、今後の労働時間対策における目標の在り方につきましては、今お話しいただきましたように、労働政策審議会において御議論をいただきまして、法律自体の問題ではなく、法に基づく労働時間等設定改善指針、指針において対処すべき問題...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 本会議では、ただいまのいろいろお述べになりましたような措置につきまして、一律に義務付けるまでの必要はないと考えておりますということをお答え申し上げたところでございます。  しかしながら、作業間の連絡調整を的確に実施いたしますためには、統括安全衛生責任者...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) その認識は、私どももそのように考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 安全委員会及び衛生委員会の設置範囲の拡大につきましては、労働政策審議会安全衛生分科会でも御議論がございました。その同分科会では、まず現行の小規模事業場における安全衛生管理の実態を把握するというふうにされたところでございます。そのために、まずその実態や委員...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、今回の労働安全衛生法等の改正法案の中には、従来の建設業及び造船業に加えまして、製造業の元方事業者についても作業間の連絡調整等の実施を義務付けることとしておりますので、この改正は第百五十五号条約第十七条の趣旨に添ったものであるというふうに考えておりま...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 政府といたしましては、それぞれの条約の目的、内容、我が国にとっての意義等を検討の上、その時々の国内のコンセンサス、国際世論等も勘案して、批准することが適当と考えられるものについては国内法制等との整合性を確保した上で批准すべきものと考えております。先日もお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一字一句同じに答えたというふうに言われましたその一般論をまた繰り返すことにもなるわけでございますが、正に一般論として言いまして、国内のコンセンサス、それから国際世論等も勘案して、批准することが適当と考えられるものについては国内法制等との整合性を確保した上...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言で申し上げますと、当然、歯科医療もその中に入るというふうに考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、その御提案、初めてお聞きをいたしましたので、そういうやり方が実際できるかどうか、よく検討もしてみなきゃならぬと思いますので、御提案を踏まえての検討はさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 最近の精神障害等の労災認定件数につきましては、お示しいただいておりますように、ここ五年間の実績で見ますと、平成十二年に三十六件であったものが毎年増加をいたしまして、平成十六年度においては百三十件と過去最高となっております。このような状況にありますことにつ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生も御専門のお立場でございますし、今お話しいただきましたように、精神障害につきましては、何がストレスになって発症したのかという労働者の心の中の問題を判断する必要がございまして、困難な作業を伴うことはもう御指摘のとおりだと思います。  ただ、過去の最高...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、正に先生がお述べになりましたように、過去の判例で言っておりますことも、相当因果関係があることが必要だというふうに言っております。あるいは、業務に内在し、通常随伴する危険が当該疾病の発症に相対的に有力な原因となったと認められることが必要と、いろいろ過去...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 面接指導の対象となる労働者としては、今ずっとお話しいただいておりますように、時間外労働が月百時間を超えているということ、それから疲労の蓄積が認められること、この二つの要件を満たす者を予定をいたしておるわけでございます。  この二つのうちの疲労の蓄積につ...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 職場におきますメンタルヘルス対策につきましては、私ども、厚生労働省において五年ごとに実施をいたしております労働者健康状況調査においてその実態の調査を行っておるところでございます。  直近の平成十四年の調査結果によりますと、千人以上規模の大企業では九割以...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先生から六月の委員会だったと思いますけれども御質問いただき、よく整理するように宿題としておくぞと言われましたことは記憶をいたしております。  私どもも、その後、先生の御趣旨も踏まえながらこの問題を整理をいたしました。整理したところを改めて申し上げたいと...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただいたような誤解があってはなりませんし、また私どもがそのようなことを毛頭考えてもいないわけでございまして、そのことは私どもも御説明もしっかりさせていただき、御理解いただいた上で、この法律に合わせて皆さん方のまた取組をしていただきたいというふう...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 健康で充実した人生を国民一人一人が送ることができるようにしていくためには、仕事と仕事以外の活動、例えば家庭、学習、地域活動など、こうしたものを様々に組み合わせ、両者の調和を図ることが必要であると考えます。  今回の改正におきましては、労働者の健康や安全...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の改正法におきましては、労働時間等の設定改善に当たりまして育児に配慮すべきことを事業主の責務としておりまして、このような事業主の取組を促進するため国が支援を行っていく考えでございます。  少子化は国の未来にかかわる重大な問題であると認識をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今後の労働時間対策における目標の在り方についてでございますけれども、これは、労働政策審議会におきまして労働時間等設定改善指針において対処すべき問題であるという認識をしていただいております。そこで、目標を掲げること自体に意義が存在して、例えば一般労働者に限...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今の局長の答弁の繰り返しになるようでありますけれども、今回、まず法律できっちり義務付けたということは、これは先生御自身も評価をしていただいております。ただ、これは百時間。  それでは、その後どうするかということで、今お話いただいておりますような八十時間...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) できるだけ一番いい姿に向かって努力をしていく、私どもは絶えずそれをやらなきゃいかぬのだと思います。  そこで、今回の改正では、もう先ほど来何回も申し上げておりますように、まず百時間を超えたら義務付けるということできっちり法律に定めた。これは今まで法律に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今局長からもお答えいたしておりますように、この特別条項に基づく時間外労働が行われるというのは臨時的な場合に限られることと、これをいたしております。  そしてまた、その通達で臨時的なものとは、一時的又は突発的に時間外労働を行わせる必要があるものであり、全...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私ども通達で述べましたことは、述べておりますことは、今も読ませていただいたとおりでございます。したがいまして、この通達、厳守してもらわなきゃいけないわけでございまして、今お話しのようなことがあってはならない、まさしくあってはならないと考えておりますので、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 石綿作業に従事をしていてその後退職した者の継続的な健康管理のために健康管理手帳制度を設けて、一定の要件を満たした者は手帳を交付し、毎年健診を受けられる仕組みとしておるところでございます。  また、厚生労働省では、今般の状況を受けまして、石綿を取り扱う作...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今申し上げたのは現在やっておることでございますが、最後のところで申し上げましたように、石綿作業に従事した人がすき間なく健診を受けられるような対策を講じるということは、何も今後はやらないということではございませんで、今後とも引き続きそのことは当然私どもやら...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 基本的なところは、私どもはもうすき間なく健診を受けていただけるようにするというふうに考えておりまして、そのようにいたしたいと思っております。  具体的には、したがって、先ほど局長がお答え申し上げておりますように、健康管理手帳の交付要件の見直しも含めて、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 健康管理手帳所持者の受診可能な医療機関については、これまでも健康管理手帳所持者の利便性に配慮した医療機関を必要に応じて選定するよう各労働局に指示してきたところでございます。  今後、石綿については、健康管理手帳の交付数が、今先生も言われましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も認識はそのとおりに持っております。  ただ、肺がんが難しいのは、途中で先生もお述べになっておられるように、アスベストが原因なのか、あるいはたばこが原因なのか、いろんなその他の原因も考えられるものですから、そこのところをどう判断するかというのは非常に...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、私どもはやはりすき間なく対策を取らなきゃいけない、すき間をつくっちゃいけないと思っておりまして、それが基本的な今後の姿勢でございます。  その中で、具体的にどの問題をどうするかということになるわけでございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) いろいろ被爆者の皆さんをめぐる問題もございます。そうした課題の一つであるというふうには認識をいたしております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、附則におきまして「今後検討が加えられ、必要があると認められるときは、その結果に基づいて所要の措置が講ぜられるものとする。」と、こういうふうに述べられておるわけでございます。  したがいまして、今後検討すべきものであるという...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今そこまで具体的な答えを持っておればお答えできるんですが、正直に申し上げてそういう具体的な答えに至っておりませんので、再三申し上げておりますことの繰り返しになって申し訳ないんですが、引き続き検討をさせていただきたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) とにかく、検討しますということはお約束を申し上げておるところでございますから、私に与えられた条件の中で精一杯努力はさせていただきます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 余り理屈を言うことでもないのかもしれませんけれども、附則に、その検討の前に何と書いてあるかといいますと、「障害者の福祉に関する施策との整合性等に十分留意しつつ、」ということも書いてございますので、私ども障害者の福祉に関する正に施策をお預かりする立場として...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもといたしましては、医療関係者の都合のみによってそうしたものが使用されるということは適切でないと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) では、専門家に答えさせます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 私も、医師でありませんので、そういう意味で専門家でございませんので、どういう状況でどういうことが起こり得るのかということは言えませんけれども、医師としての判断として、大きくいろんな状況を判断して医師としてこうした方がいいという、そういう判断はいろんな場面...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来申し上げておりますように、私が、今の先生のおっしゃること、それからこちら側とのやり取りを聞いて思いますことは、勾留されておるというそういう状況の下で、またお医者さんはその状況の下で一番いい分娩してもらうにはどうしたらいいかという判断はやっぱりある...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ですから、私が申し上げておりますことは、そういうことが、自分たちの都合でそういうふうにやっているということであれば、それは明らかにやってはいけないというふうに考えます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 労働時間対策の目標につきましては、この法律成立させていただきました後に労働時間等設定改善指針の策定に際しまして、指針でやろうということになっておりますので、その指針に際しまして、公労使の代表から成る労働政策審議会で御議論いただいた上で厚生労働大臣が定める...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
10月26日第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○尾辻国務大臣 今お話しいただきました小規模作業所は、障害者の働く場、創作活動の場、社会参加の場として重要な役割を果たしておるというふうに考えております。  障害者自立支援法案におきましては、より障害者本人の支援につながるよう、既存の施設や事業についてその機能に着目し、就労移行...全文を見る
○尾辻国務大臣 現在の支援費制度では支給決定の手続や基準が明確ではないという課題がございましたので、新しい制度では障害者の福祉サービスの必要度をあらわす障害程度区分を導入することといたしております。  この新制度におきます支給決定は、障害程度区分のみならず、介護者の状況、障害者...全文を見る
○尾辻国務大臣 聴覚障害者などの、意思疎通を図ることに支障がある障害者の方々のコミュニケーション支援施策というのは、極めて重要であるというふうに認識をいたしております。  そうした中で、国会でそうした皆さんに対してどういうふうに対応していくか、これは一義的には院がお決めになるこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 グループホームでありますとか、ケアホームは、病院や施設とは異なりまして、地域に住む人と自然に交わりながら、住居から離れた日中活動の場へと通うという点に特徴があると考えております。  御指摘の設置場所の問題につきましては、関係者の間でもこれは本当にいろいろ御意見が...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げましたように、そもそもどうするのがいいかという御意見が大きく分かれておるといいますか、いろいろな御意見がありますので、その御意見をまた十分お伺いしながら、私どもは検討を進めていかなきゃならないと考えておるわけでございます。  ただ、そういう中で、もし認め...全文を見る
○尾辻国務大臣 新しい制度におきますグループホームやケアホームの定員についてでございますけれども、大規模なグループホーム等を認める場合、実質的に入所施設と変わらないこととなり、適当ではないとする意見がございます。また、一方で、地域で居住するサービス基盤が不足している中、既存の社会...全文を見る
○尾辻国務大臣 そもそも、今の支援費制度がどうしても市町村間のばらつきをつくっておるという私どもの反省もありまして、今度の障害者自立支援法案をお願いいたしておるところでもございます。したがって、全国統一の基準をつくらなきゃいけないということで今このことを申しておるわけでありますか...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどお答え申し上げましたように、基本的にそういうばらつきがないように仕組みをつくったわけでございまして、ばらつきはそもそも起こらないということが前提でございます。  ただ、今、不服審査のお話でございますから、お答え申し上げますと、支給決定は市町村の自治事務であ...全文を見る
○尾辻国務大臣 このことはこの委員会でも再三申し上げてまいりましたけれども、そもそもこの法案の話が出てまいりましたときに、といいますよりも、支援費制度はこのままでいいのかということはございましたので、勉強会をつくりました。これは八代先生が中心になってつくられた勉強会でございまして...全文を見る
○尾辻国務大臣 今社会福祉法人減免についてお尋ねがございました。  このことにつきましては、社会福祉法人は、他の法人と異なりまして、低所得者が福祉サービスを利用できるようにすることを目的とする公共性の高い法人として制度上位置づけられておりますので、そのことから、社会福祉法人がみ...全文を見る
○尾辻国務大臣 概算要求は来年度に向けてのものでございますから、これは来年の通常国会で認められる、その時期と、いろいろな法を施行していく時期との関係もございますが、そんなことを申し上げますよりも、今おっしゃるようなことがあるから私どもはこの法案をお願いしておるわけであります。言っ...全文を見る
○尾辻国務大臣 そのとおりでございます。
○尾辻国務大臣 お答え申し上げましたように、身体障害者手帳一級、二級の所持者の方々というのは百十八万人おられます。ただ、そうした中で内部障害一級及び二級に該当する方、この方々が約五十万人おられます。したがいまして、百十八万人のうちで七万六千人といいますと六・四%という状況でござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりに、さらに私ども、こうした数字について、原因の分析でありますとかそうしたことは進めなきゃならないと思っております。私がきょうお答え申し上げましたことで十分なお答えであるというふうには私自身も思いません。さらなる原因の分析、これは必要だと思います。 ...全文を見る
○尾辻国務大臣 今回の障害者自立支援法案の中でも、障害者の所得保障は障害者の地域における自立した生活を考える上で重要な問題と私どもも認識いたしておりますので、さきのこの委員会で御審議いただきましたあのときの修正を踏まえまして、就労の支援を含めた障害者等の所得の確保に係る施策のあり...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず医療保険制度について申し上げますと、原則として障害の種別、程度といいますよりも、あるなしにかかわらず、これは国民が医療を受ける際に必要な費用を支える役割を果たしておるものでございます。一方で、障害に係る公費負担医療制度は、障害の特性等に応じて負担の軽減を図りつ...全文を見る
○尾辻国務大臣 昨日出ましたハンセン病の訴訟に関して二点お尋ねがございました。  一点は、原告の方々とお会いすることを考えてはどうかということでございました。これにつきましては、多くの方からもそういうお話がございますので、近くといいますか一両日中にはお会いしたいというふうに考え...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の皆さんが地域の中で暮らしていただくということが一番いいことでございますので、私どもは、その方向でぜひ世の中が進んでいくようにということを考えて今回の法案もお願いをいたしておるわけでございます。  特に、精神障害者の皆さんについて見ますと、どうしてもやはり...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、お示しいただきました資料でございますが、利用者負担額の影響額として私どもがお出ししたものでございます。そして、これはマクロの数字で、総額であらわしておりますけれども、倍率を計算すれば、これはこの倍率であることは間違いありませんから、それぞれの皆さんの負担がど...全文を見る
○尾辻国務大臣 恐らく、今そのお尋ねであれば、この後グループホームだとかケアホームの話が出てくるんだろうというふうに思いますけれども、あえて先走ってお答え申し上げるのもいかがかと思いますので、今のお話でいえば、極めて常識的に言えば、それは、病院の敷地の中が自宅だということにならな...全文を見る
○尾辻国務大臣 あえて先生が私にだけに答弁を求めておられる、まさに政治家同士で議論をしようと言っておられる御趣旨を私も理解しておるつもりでありますので、余り役人が答えるみたいな細かい部分にひっかかってお答えするつもりは全くありません。  ただ、一つだけ申し上げさせていただきたい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、坂口大臣の答弁を私も見ておりますけれども、お読みになったとおりでありまして、「それぞれの郷里の、郷里と申しますか、おうちがあります地域にやはりお戻りいただけるようにしなければいけないというふうに思っております。」という答弁をしておりますが……(山井委員「明確に...全文を見る
○尾辻国務大臣 外国のこともお話しになりましたのであえて申し上げますと、やはりその国々のそういうことに取り組んできた経緯、歴史もありますから、その中でそれぞれのやり方でやっておるというふうには理解をいたしております。ですから、日本はまた日本の与えられた条件もあります、これまでやっ...全文を見る
○尾辻国務大臣 こういうやりとりでありますから、先ほどの理事会でお求めになりました件につきましても、私からも改めてお願いをしておきたいと思うのでありますけれども。  私どもが例えば坂口大臣の答弁を変えたというふうに決めつけておられるんですが、私はさっき申し上げましたように、一番...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、このことにつきましては専門家の皆さんの御議論をずっといただいております。ですから、ぜひその専門家の皆さん方がきっちりした御意見を出していただき、結論を出していただきたい。せっかく専門家の皆さんに集まっていただいて議論していただいて...全文を見る
○尾辻国務大臣 何点かお述べになりましたので、まず障害程度区分の基準というところでお答え申し上げたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。その後、お述べになりましたことで御質問がありましたら、また改めての御質問をしていただきまして、お答え申し上げたいと思います。(山井委員「簡...全文を見る
○尾辻国務大臣 より詳しくお答え申し上げるなら局長からお答え申し上げた方がいいと思うのですけれども、きょうのところは先生は私に答えろということでございますから、私に答えられる範囲で申し上げますと、それぞれの程度区分において基準はつくりますけれども、その基準の中でサービスを受けてい...全文を見る
○尾辻国務大臣 再三申し上げておりますように、障害をお持ちの方で今サービスを受けておられる方、この方々が適切なサービスを受けておられるという、その水準を私どもが下げるということは決して考えておりませんし、また、そんなこともいたしません。ですから、必要なサービスは必ず受けていただき...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、御質問に対して外してお答えするつもりはありませんけれども、最初に申し上げたいことは、今回、これももう本当に何回申し上げたかわからない、何回お聞きになったかわからぬとおっしゃるだろうと思うんですけれども、支援費制度の中で地域間格差がある、その格差を小さくして、...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、このチラシと言っておられますものでありますが、これは、基本的には先生方に御説明申し上げるためにつくったものでございまして、したがいまして、先生……(山井委員「野党には来ていない」と呼ぶ)いや、ですから、説明をお求めいただいた先生のところに持っていっているだけ...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろな経過がありますことは私も当然のこととして承知をいたしております。  ただ、昨日判決が出たところでございます。やはり、いろいろな経過があり、今先生がお話しになったようなことも当然あるわけでありますが、事は、訴訟が始まって、訴訟の今判決が出てというところに...全文を見る
○尾辻国務大臣 坂口大臣がお述べになったことは当然私としてもまた同じように引き継ぐべきことというふうに、当然そう思っておりますから、そのように申し上げます。
○尾辻国務大臣 今お話しいただきましたように、最終報告書、私がじかにちょうだいいたしました。そして、そのときに申し上げたことは、今そこへ現物を持っておられますから、結構分厚くて物理的にも重かったんですが、そういう意味ではなくて、本当に重い報告書として受け取らせていただきますという...全文を見る
○尾辻国務大臣 新しい事業体系におきましては、障害者の能力や適性に応じた支援を行うという観点から、障害種別ごとに複雑となっております既存の事業体系を見直しまして、就労支援でありますとか地域生活支援など、それぞれの施設が果たすべき機能に着目して再編することとしておりまして、そのため...全文を見る
○尾辻国務大臣 精神通院医療公費負担制度につきましては、昭和四十年でございますが制度をつくっております。その昭和四十年の制度創設以来、精神障害の適切な医療の普及を推進する役割を担ってきておりまして、その趣旨は今回の見直しにおいても変わりはないということを申し上げております。改めて...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたけれども、私どもが考えておりますこと、そしてこの法案に盛り込みました趣旨といいますことは、今までこの制度が精神障害の適切な医療の普及を推進する役割を担ってきておるというそのことについて少しも変わりはないものでございます。私どももそのよう...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が申し上げたいことは、足が重くなるかどうかという表現で今言っておられますから、足を重くしてはならない、重くしないように仕組みをつくったつもりでありますということでございます。
○尾辻国務大臣 二点申し上げたいと思いますけれども、いろいろお話しになりました、精神障害を取り巻くお話がございました。ですから私どもは、この障害者自立支援法を御提案申し上げ、御審議をお願い申し上げているということでございます。  どうしても精神障害の部分というのが、私の表現で言...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは、先日の先生の御質問でお答えしたところでもございますけれども、今回私どもがいたしましたことは、障害をお持ちの方すべての方、どなたにでもサービスを受けていただくという仕組みにいたしました。すなわち、障害をお持ちの方でも、所得の低い方もおられれば、高所得の方もお...全文を見る
○尾辻国務大臣 支援費制度のときから契約という考え方を入れました。契約という考え方は、今度の障害者自立支援法でも引き継いでおります。やはり、すべての人がサービスを受けられるようにする、そしてそれを契約に基づいてやるというふうになりますと、どうしても定率負担という方が自然になると私...全文を見る
○尾辻国務大臣 そもそも応能負担ということは、以前の高齢者介護もそうでありましたけれども、低所得者を対象とした制度でございます。ですから、そういう応能負担というのが低所得者を対象とした制度でありますので、今回ユニバーサル化するということで、そこを定率負担に変えたということを先ほど...全文を見る
○尾辻国務大臣 それこそ、そこの部分の数字だけでいえば、そういう方がおられるというのはそのとおりだと思います。  ただ、あわせて申し上げたいのは、やはり生活保護の制度というのは、またそれなりの制度であります。それなりのというか、生活保護をお受けになるためのいろいろなことがありま...全文を見る
10月27日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○国務大臣(尾辻秀久君) 安全で質の高い医療を提供いたしますためには、適切な看護体制を整えることが重要でございます。これはもうお話しのとおりでございます。  そこで、従来より、平均在院日数も考慮いたしまして、お話しございましたように二対一看護あるいは二・五対一看護といった医療法...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 平成十六年七月現在で、一般病棟に入院基本料を裁定いたしております医療機関のうちで既に一割以上では、先ほど言っておられました現行の基準でいう一・五対一よりも手厚い看護職員配置が行われておるところであります。そういう実態もあるということを改めて申し上げました...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただいた件でございますが、一昨日、東京地裁で判決が言い渡された二件の訴訟でございます。いずれも、戦前、日本が韓国、台湾に設置いたしましたハンセン病療養所の元入所者の方々が、ハンセン病補償金の支給請求を棄却をいたしました厚生労働大臣の処分の取消し...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の試案におきましては、生活習慣病対策でありますとか長期入院対策等の中長期的対策を講じますとともに、高齢者の患者負担を見直すなど短期的方策を組み合わせることにより、医療費を適正化し、医療保険制度を持続可能なものとするということで大きくは御提案申し上げて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今御指摘いただいたことは私も全くそのとおりだというふうに思っております。  十月二十四日の朝、月曜日だったと思いますけれども、経済財政諮問会議と、それから社会保障を一体的に見直す有識者会議、懇談会と言っていますが、有識者懇と言っております、この両者の意...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもがこのたび御提案申し上げておりますのは、今お話しのように、制度の持続可能性を維持するため、医療費適正化を実現し、医療費を国民が負担可能な範囲に抑えるということを言っておるわけでございます。そして、その進め方として、中長期的な方策と短期的な方策を組み...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに、高齢になりますと、先生の表現で言いますと、輪切りでそれぞれの皆さんがきれいに割れるものではないというのはそのとおりだと思います。ですから、斜めに切るのが一番それぞれの状況に応じてということも分かりますが、ただ、制度をつくりますときに、じゃ制度を斜...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 一言で言いますと、申し上げておりますとおりに、経済財政諮問会議でありますとか、その他のところもありますけれども、こうした御提案がございましたので、私どもとしては、そうした御提案もありますから是非御議論くださいということで、先ほど総括というところに入れるか...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 実績をどういうふうに評価するかということでございますけれども、政策目標の実施状況を踏まえた都道府県それから医療保険者の費用負担の特例でありますとか特例的な診療報酬の設定など、そうした措置は考えておりまして、こうした措置を講じながら、それぞれ、今申し上げて...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これは、介護保険のときにも申し上げましたけれども、施設におられても自宅におられてもやはり食事は取られるわけでありますから、その食事を当然取る、家にいても取る、そうしたら、施設にいても取るその食事代を払っていただくというのは、これはやはり、先ほど公平という...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 判決の内容にもお触れいただきましたけれども、そうしたことも詳細に検討をいたしたいというふうに思います。  また、お話しいただきましたように、議員立法でお作りいただいたものでございますから、立法の趣旨がどういうものであったか、これはまた改めて立法なさった...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 今日、皆さんにお会いをいたします。そしてまた、お話もよくお聞きをしたいというふうに存じております。  そうしたことなど、先ほど来申し上げておりますように、訴訟にかかわる部分については特に関係省庁とも協議をしなきゃならないわけでございますので、そうしたも...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) これまで私も、がん患者の皆さんだとか家族の方々といろんな場面で話をさせていただいております。そして皆さん方の御要望を承ってまいりましたけれども、確かに国内未承認の抗がん剤の早期使用について強い御要望がございます。その患者の皆さん、御家族の皆さんのお気持ち...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) 検討会議におきましては、本年一月以降、五回にわたり開催をいたしておりまして、これまでに計九つの抗がん剤について関係企業に早期の治験開始等を要請したところでございます。  九つの抗がん剤のうち、結腸・直腸がんに用いますオキサリプラチンにつきましては、本年...全文を見る
○国務大臣(尾辻秀久君) はい。  後期高齢者の独立した保険制度というのを私どもは御提案を申し上げました。どうしてもその後期高齢者の保険ということになりますと国保とダブるところが大きいわけでございますので、したがって、今、国保を市町村に保険者をお願いしておるということなどからも...全文を見る
10月28日第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○尾辻国務大臣 現在の障害保健福祉施策がどのような状況にあるかというお尋ねでございますので、この障害保健福祉関係予算の推移でまずお答え申し上げたいと存じます。  平成十五年度が六千六百五十九億円でございました。これに対して、平成十六年度は六千九百四十二億円となっておりまして、額...全文を見る
○尾辻国務大臣 このたびの障害者自立支援法案におきましては、一割の定率負担と所得に応じた月額の負担上限を組み合わせた利用者負担をお願いすることといたしておるところでございますけれども、障害のある方につきましては、年金だけで生活しておられる方や資産の少ない方がおられることに配慮いた...全文を見る
○尾辻国務大臣 これも何度も申し上げましたけれども、できるだけきめ細かな軽減措置をつくろうと思いましてそのようにいたしました。そうしますと、どうしても複雑な面は持ちます。そうしたことの御説明というのはまだ十分になされていない、そのことがまた利用者の方々の不安につながっている面はあ...全文を見る
○尾辻国務大臣 これは法律の中では、所得保障などをどうするかということを三年後にしっかり見直すというふうに決めてございます。当然、そうした所得保障見直しとともに、こうしたことは関連するわけでございますから見直すということでございまして、何も今、それをやめると決めておるわけでもあり...全文を見る
○尾辻国務大臣 お話のとおりでございまして、企業のトップの方々の考え方、姿勢が極めて強く影響をいたします。このことは、私どももよく実感をいたしておるところでございます。したがいまして、絶えずそうした方々にお話し申し上げ、またお願いもいたしておるところでございます。今後とも、そのよ...全文を見る
○尾辻国務大臣 なぜ定率負担にしたか、こういうお尋ねでございます。  これは再三申し上げてまいりましたけれども、このたびの障害者自立支援法案におきましては、障害福祉サービスを、契約に基づき、だれもが利用できるものといたしました。すべての障害をお持ちの方に利用していただける仕組み...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の皆さんの所得保障は、これは障害者の方々が地域における自立した生活を送っていただくという上で、当然重要な問題でございます。私どももそのとおりに認識をいたしております。  さきの衆議院での修正もございましたので、就労の支援を含めた障害者の皆さんの所得の確保に...全文を見る
○尾辻国務大臣 私もその間の経緯をよく承知しておりませんので、経緯について、それでは説明をさせます。
○尾辻国務大臣 私に推計でお答えしろとおっしゃっても、これは推計でとてもお答えできるものじゃありませんので、それは控えさせていただきたいと思います。  ただ、事務的に計算根拠を持って計算をしたということを御説明申し上げておるところでございますから、それに対しての御不審があるなら...全文を見る
○尾辻国務大臣 今までの調査による実績値といいますか、わかっております数字でもって積算をした、こういうふうに言っておるわけでございますから、これは積算するとこのとおりになるんだろうと申し上げざるを得ません。これはそういう計算をしてこうなったと言っておるわけでありますから、それを何...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来、事務的に計算したものを御報告申し上げ、お答え申し上げておるわけでございますから、もしそれについての御懸念があるならば、御懸念といいますかどこかおかしいというふうにおっしゃるのであれば、またそれも御指摘いただいて、事務的にお答えを申し上げたいと存じます。
○尾辻国務大臣 私は後日と申し上げたつもりはありません。今お答えをしておるわけでございますから、それにここが違うんじゃないかというふうに具体的に数字を示しておっしゃれば、それについて事務的にお答え申し上げます、こういうふうに言っておるところでございます。
○尾辻国務大臣 先ほど来言っておりますことは、計算の根拠があるわけでございますから、その計算根拠を御説明申し上げておるところでございます。その計算根拠は、計算した事務方がお答えを申し上げております。
○尾辻国務大臣 先ほど来お答えいたしておりますように、十七年度予算をもとに満年度ベースで計算したらこうなりますという、その十七年度予算を要求したときの計算基準をお示ししておるわけでございますから、それで当てはめるとこうなるということを先ほど来申し上げておるわけでございまして、その...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、先ほど来申し上げておりますように、十七年度予算を計算したときにこういう計算をしましたということを申し上げておるわけでございます。それを満年度に直すとこうなりますということを申し上げておるわけでございます。
○尾辻国務大臣 私は少しも逃げておりません。軽減措置はこうしますというわけでございますから、そういう層の方はそのとおりの軽減措置をお受けになるわけでございまして……(村井委員「何パーですか」と呼ぶ)そこのところは、ですから、先ほど来……(発言する者あり)それは何%になろうとも、そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 法案の中身は何にも変わるものではございません。法案の中身は何にも変わりません。そして、私どもが言っている軽減措置も何にも変わりません。(村井委員「何割なんですか、どっちなんですか」と呼ぶ)ですから、軽減措置の数字をお示ししているじゃないですか。そこが何が変わるんで...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、十七年度の予算を計算したときの根拠でいうとこうなりますと申し上げておるわけでありますから、そのとおりに御理解をください。  そして、何か先ほどからお聞きしていますと、えらいそのことの数字の変化によって法案の中身が変わるように、あるいは実際に軽減措置を受...全文を見る
○尾辻国務大臣 二十歳前の傷病に係る障害基礎年金につきましては、二十歳以前に初診日があることが受給要件の一つとされております。これはよく御案内のとおりでございます。  昨日の東京地裁の判決でございますけれども、統合失調症について発症が二十歳前であると認められる場合には、受診が二...全文を見る
○尾辻国務大臣 外出時の支援を行います移動支援につきましては、障害者の方々の社会参加を促進いたし、地域での自立した生活を支える上で意義のあるサービスであると私どもも認識はいたしております。  したがいまして、必要なサービスが円滑に提供されますためには地域生活支援事業の予算の確保...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、一点目についてお答え申し上げます。  精神保健福祉施策におきましては、受け入れ条件が整えば退院可能な入院患者の方々の社会復帰を支援していくということは、これはもう重要な課題でございます。  このため、この法案におきましては、精神障害を含め障害種別を超えて...全文を見る
○尾辻国務大臣 私も、まず立法の趣旨がどうであったかということは、いずれにしても気になるところでございます。  したがいまして、きのう、江田先生にも、その辺どうだったんでしょうということはちょっとお聞きをいたしてもみました。先生も、率直に言ってそのことについて議論をしていない、...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、冒頭言われましたことはまさにそのとおりであり、それで恐らく判決も分かれたんだろうなと私は理解をいたしております。言っております意味は、何も書いていない、ですから、排除していないというふうにも読めるし、入れていないじゃないかというふうにも読める、読みようなんだ...全文を見る
○尾辻国務大臣 申し上げておりますように、訴訟にかかわることでございますので、当然法務省とも協議をしなきゃなりません。あるいは、今先生おっしゃったことの中に、外交的な考慮も必要だろうというお話を交えておっしゃったんだろうと思います。そうしたことの検討もしなきゃならないと思いますの...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かに原告団の数でいいますと三十億ぐらいだろうと思いますが、今後また、いろいろなその辺の数字も、私どもがもし決断するとすれば詰めて決断をしなきゃならないということになります。  そのときにどういう数字で試算してみるかというようなこともございますが、先生おっしゃる...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどもお答え申し上げたところでございますけれども、平成十六年度の予算は六千九百四十二億円でございました。これに対しまして、平成十七年度が、今先生この数字を言っていただいたのだと思うんですけれども、七千五百二十五億円、すなわち額で五百八十三億円でございますが、比率...全文を見る
○尾辻国務大臣 確かにおっしゃるとおりであると思います。  障害者が地域で自立して、安心して暮らしていくためには、先生が先ほど自助、共助、公助というふうな表現でおっしゃいましたのでその表現で申し上げますと、公助として障害福祉サービスが必要であります。これはまずそのとおりでありま...全文を見る
○尾辻国務大臣 この法律でも、障害者の皆さんの所得保障ということについて、三年後にしっかり見直すということを決めておるわけでございますから、今お話しいただいたことも大変大事なことでございますし、ぜひ、今具体的におっしゃったようなことも含めて検討させていただいて、三年後の見直しはし...全文を見る
○尾辻国務大臣 前国会でしていただきました附帯決議につきましては、私どもも十分尊重をさせていただきます。
○尾辻国務大臣 再三申し上げておりますように、今のサービスの水準を下げることはいたしませんということはお約束を申し上げております。
○尾辻国務大臣 今私どもが御提案申し上げております新たな事業体系におきましては、障害者の能力や適性に応じた良質なサービスをより安いコストでより多くの方に提供することが重要であるというふうに考えておるところでございます。  現行のサービスにつきましては、施設の中に多様なニーズを有...全文を見る
○尾辻国務大臣 局長も答弁いたしておりますように、検討はいたしておりません。
○尾辻国務大臣 先ほど御答弁したとおりでございまして、水準はこれまでの水準を下げるというようなことを考えておるものではございません。
○尾辻国務大臣 まず、精神通院医療の重度かつ継続の範囲についての御議論がございました。  これは、申し上げたとおりでございまして、現在お示しをいたしております三疾病に限らず、どういった疾病について追加すべきなのか、これを検討いたしておるわけでございますので、そのように御理解をい...全文を見る
○尾辻国務大臣 今、いきなり数字をお聞きいたしましたので頭の中で整理しようと思ったんですが、私の理解いたしますところでは、医療費は四万二百円でとまるはずなんですが、十六万という数字をおっしゃったので、それがどういう根拠でその数字をお出しになったのかなと思いながら聞いておったところ...全文を見る
○尾辻国務大臣 まず、私どもがこの際できるだけ負担を小さくするためにということで申しておりますのはもう御案内のとおりでありまして、一万円と四万二百円、この上限を定めております。ここまで定めたわけでございますので、私どもはまずこの額で御負担いただきたいというふうに申し上げておるとこ...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから、普通の医療費の上限もございます。私も今手元に資料がありませんけれども、三カ月でしたか連続で上限まで来た場合には、またそのことを配慮するというふうにも定めておりますので、今おっしゃいましたように、疾病の形で、一遍うんとかかって、またそれがしばらく続くという...全文を見る
○尾辻国務大臣 心配事が現実になったらとおっしゃいますが、まず具体的にどういうことであるかということもお聞きしませんと、また対応についても申し上げられませんが、一般論で申し上げますと、そういうことがないように、私どもは今後とも、法律の施行後、注意深く作業も進めますし、また施行後の...全文を見る
○尾辻国務大臣 私どもは、障害者の皆さんが尊厳を持って生きていっていただきたい、また、そのようにぜひ私どもも、その施策をお預かりする立場から進めていかなきゃならない、そう思ってこの法律は出させていただいておるところでございますから、その方向で進むように、これは全力を挙げて努力をし...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど来お答えいたしましたのは、十七年度予算の計算方法をお答え申し上げております。この予算は、現行の支援費制度の実績等をもとに所得階層を考えておりまして、予算上はこれに基づき積算をしておる、このことを繰り返し申し上げておるわけであります。  現行の支援費制度の実...全文を見る
○尾辻国務大臣 今先生お示しの、左側と右側のこれを見ております。さっきも申し上げましたように、十七年度予算ではこの左側の方の数値を根拠にして私どもは積算をし、予算要求したわけであります。  右側のこの数字は予算編成には使えないと言っておりましたが、これは局長から使えない理由は御...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほど三点目として申し上げましたのは、予算の考え方としては、世帯の所得状況を推計する際には、本人の所得がそのまま世帯の所得と同じであるとみなして推計を行っているもの、予算をつくるときの考え方として私どもがこうしてまいりましたということを申し上げ、そして、さらに申し...全文を見る
○尾辻国務大臣 いろいろおっしゃいましたので、どこの部分でお答えすればいいのかというふうに思いますが、まず一つは、データにこだわっておられます。  そのデータの話で言いますと、先ほどお示しいただきました、この右と左の数字でありますが、これは必要があれば局長から、右と左の違い、そ...全文を見る
○尾辻国務大臣 先ほどお話しになりました一番基本の部分で申し上げますと、まず、今回私どもが言っておりますことは、利用者本人に御負担くださいということを基本で言っているわけであります。これは先生がおっしゃったとおりでありまして、私どもも、今回、負担をどうするかということで、利用者本...全文を見る
○尾辻国務大臣 ですから局長に答えさせた方がいいと思い、先ほど来、局長に答えさせましょうかと言っておるわけでありますが、今、先生が言っておられるこの数字は、支援費の扶養義務者の範囲であって、というのは、事実上、児童の親だけでありますから、世帯の全体像にはならないはずでございます。...全文を見る
○尾辻国務大臣 私が理解しておりますのは、扶養義務者の範囲でいいますと、二十以上の障害者の場合は配偶者及び子、それから二十未満の障害者、まあ障害児でありますが、その場合は配偶者、父母及び子、いずれも、障害者と同一の世帯に属し、かつ生計を同じくすると認められる者、こういうふうに理解...全文を見る
○尾辻国務大臣 障害者の場合は、同一の世帯にいても親は入らない、こういうふうに理解をいたしております。
○尾辻国務大臣 昨年の十一月に行われました第二十一回社会保障審議会障害者部会での資料におきましては、自立支援医療の対象外となる方の範囲としてお示しをいたしております所得税額三十万円以上の方の収入については、「概ね六百七十万円以上の収入」と記載をいたしております。これは事実でござい...全文を見る
○尾辻国務大臣 衆議院議員山井和則君外五名提出の障害者の自立の支援及び社会参加の促進のための身体障害者福祉法等の一部を改正する法律案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○尾辻国務大臣 ただいま厚生労働委員会理事会からありました申し入れにつきましては、厚生労働省として十分尊重し、適正な施行に努力してまいる所存でございます。