富田茂之

とみたしげゆき

比例代表(南関東)選出
公明党
当選回数8回

富田茂之の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第174回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。締めくくり質疑をさせていただきます。  菅副総理、一月二十日の参議院の本会議で、我が党の松あきら議員の代表質問に対して、菅さんはこういうふうにお答えになっています。  松さんが、「菅副総理が政治の世界に飛び込まれたときに真っ先に師事を...全文を見る
○富田委員 菅大臣、ちょっと残念です、そういう答弁というのは。政治資金の問題については非常にクリーンにやられてきて、やはり市川房枝さんの精神を引き継がれているのは菅さんしかいないというふうに国民は思っているんだと思うんですね。  菅さんのホームページを見たんですけれども、後援会...全文を見る
○富田委員 ちょっとその答弁も残念だなと思うんですが。  大臣のホームページを見ましたら、草志会設立趣意書というのがどんと出てきて、草志会の規約がずらっと並んでいます。草志会は一九九四年に菅直人さんの全国規模の後援会として発足しましたということで、その草志会の委員とかがずっと書...全文を見る
○富田委員 菅大臣、おっしゃっていることは、御自分の考え方はよくわかるんですけれども、一口二万円の後援会費をいただいて一万円分の寄附金控除をする。(菅国務大臣「今一万五千円くらいかな」と呼ぶ)今一万五千円とか言われていますが。財務大臣に就任されましたよね。それだったら、後援会費は...全文を見る
○富田委員 ぜひ、民主党の皆さんにも協力していただいて、ここは改善していきたいと思います。  直嶋大臣、ちょっと秘書の件で。  直嶋大臣の秘書さんは、兼職の許可の届け出を出されて、労働組合の方から相当の金額の給与を受けています。その点、報道でも指摘されていましたが、報道の方で...全文を見る
○富田委員 これは極端なケースですよ。極端なケースとは異なると言うけれども、年収で六百万以上収入のある兼職というのはおかしいですよ。  秘書給与は、五百五十二万から千八十八万ぐらいまで、その年齢と経験によって、政策秘書さん、第一秘書さん、第二秘書さん、いろいろありますけれども、...全文を見る
○富田委員 終わります。ありがとうございました。
02月09日第174回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  私は、まず子ども手当について、総理初め関係大臣に御質問をしたいというふうに思います。  昨日も我が党の斉藤政調会長、また自民党の加藤勝信議員から子ども手当について何点か御質問がありました。その中で、子ども手当と児童手当の制度設計は...全文を見る
○富田委員 長妻大臣も、いろいろなところで答弁でしっかりお答えをしていただいております。  二月三日の参議院の本会議で、大臣はこんなふうに答弁されました。今、総理がおっしゃってくださったように、子ども手当は、すべての子供の育ちを社会全体で支援することを趣旨としております、したが...全文を見る
○富田委員 長妻大臣はよくわかっていらっしゃるので今のように答弁していただいたと思うんですが、私が聞いたのは、安心こども基金の中から手当てするというふうにおっしゃっているんだけれども、普通の子供さんと同額の月一万三千円が間違いなくその施設にいる子たちに安心こども基金の中から支給さ...全文を見る
○富田委員 約束をしていただきましたので。  これは、五千人に支給しますと七億八千万、そして、不詳だという子供さんたちもどちらかの分類に厚生労働省はきちんと入れてくださるということですので、その方たちが約二千人で三億一千二百万、この金額ですので、ぜひ安心こども基金の中から間違い...全文を見る
○富田委員 二十三年度に向けて児童手当をどうするのか、検討していただくようになると思いますけれども、やはり地方負担とか事業主負担がしっかり組み込まれていますので、ここの部分をもしなくして制度設計するということになると、国の負担は大変なことだと思います。  きょう、野田副大臣がそ...全文を見る
○富田委員 次の十六年改正、菅副総理が代表でした。菅さん、覚えていらっしゃいますか。覚えていないということですので、聞いてもしようがない。次の十八年法律改正、前原国土交通大臣が代表でした。覚えていますか。首をひねられている。  こういう経過で反対をされちゃ困るんですよ。やはり野...全文を見る
○富田委員 福島大臣の今の答弁は、ことしの予算に関して数字を言っていただいたんですが、一月二十九日に発表された今の子ども・子育てビジョン、きのうもちょっと長妻大臣の方から御答弁ありましたけれども、保育所等を年五万人のペースで二〇一四年までに二十六万人のサービスをふやす、放課後児童...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いします。  長妻大臣、きのうちょっと御答弁の中で、斉藤政調会長の質問の中で、答弁ミスじゃないかと思うんですが、保育所とか今の放課後児童クラブ等を全部やっているんだというお話をされた後、「先ほど言われた認可外の保育料等の問題について、認可保育所の定員...全文を見る
○富田委員 わかりました。  では、次の質問に参ります。  学校の耐震化について何点か確認をさせていただきたいんですが、平成二十年の六月に地震防災対策特別措置法を、私たち、まず自公で議員立法をやろうと思ったんですが、民主党の皆さん、共産党の皆さん、社民党の皆さん、これは大事だ...全文を見る
○富田委員 中井大臣が出てきてくれたので、鳩山内閣の中でリーダーシップをとってやっていただけるんだと思いますが、この二兆円なりあるいは一兆円の枠を使ってやっていただくのは結構なんですけれども、学校の耐震化の工事というのは夏休みにやるんですね。今回の予算できちんと措置されている分に...全文を見る
○富田委員 二人の大臣がああいうふうに言っていただいたので大丈夫だと思うんですが、総理、最後にちょっと、この件ですけれども、やはり総理も命が大事だと言っているんですから、お二人の大臣ときちんと連携をとっていただいて、六月にきちんと事業化できるものには予算をきちんと配分していただく...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いします。  次の質問に移らせていただきます。  先日の委員会で、公設秘書の兼職問題について取り上げさせていただいて、総理からも、党代表として、やはり原則が大事じゃないかという御答弁をいただきました。今、議院運営委員会の方で、各会派でまず総点検しよ...全文を見る
○富田委員 今、私の事務所の仕事じゃないとおっしゃったけれども、政治家にはいろいろ支援していただいている方がいらっしゃるので、その人たちに国の情報を提供したりいろいろなことをやるというのは、ある意味、議員として、また議員の秘書として、その活動じゃないんですか。  今、大臣、報酬...全文を見る
○富田委員 大臣、私は、大臣と新進党でも御一緒に活動させていただきましたし、大臣は本当にすばらしい方だというふうに尊敬申し上げています。でも、今、経済産業大臣で中小企業政策の担当ですよね。この不況の中で頑張っていらっしゃる中小企業の経営者の皆さんが、これを見たときに何なんだと思う...全文を見る
○富田委員 ぜひ御検討いただきたいというふうに思います。  あともう五分しかありませんので、最後に、公共事業の箇所づけについて何点か確認をしたいと思います。  箇所づけの資料の問題がこの委員会でも大分問題になりまして、この夕刻の理事会までに何とか提出してもらいたいということで...全文を見る
○富田委員 前原大臣、情報漏えいに当たるかどうかというより、片山さんが言われている、民主党政権に期待した国民の声を裏切っているんじゃないかと言いたいわけですよ、片山さんは。そこはやはりよく考えていただきたいと思います。  時間がないのでこれで最後にしますが、菅財務大臣、G7に行...全文を見る
○富田委員 一般的じゃなくて、やはり予算の審議の場にきちんと公開していただいて、堂々と議論をすべきだというように思います。ぜひ今夕刻の理事会に資料が出されることを期待しまして、質問を終わります。ありがとうございました。
02月24日第174回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  三人の公述人の先生方、きょうは本当にありがとうございます。  私からは、まず駒村先生にちょっとお尋ねしたいんですが、先生の先ほどのお話の中で、保育制度は社会保障制度のかぎだ、特に年金財政の前提となっている有配偶女性の就業率、ここを...全文を見る
○富田委員 今、先生の方からお話がありました。連合の逢見さんの方からもお話がありましたけれども、逢見さんの資料を見ていて、資料Bの「「子育て基金」の運営体制」というところを見ますと、同じように児童手当拠出とか雇用保険の育児休業給付分を子育て基金の原資にするというようなシステムを考...全文を見る
○富田委員 駒村先生、もう一点お尋ねしたいんですが、先ほどの日経新聞の記事の中で、「新しい保育サービスとともに、低所得世帯への対応も不可欠である。」というふうにされまして、「非正規労働者のカップルでも家族形成・子育てができるよう、就労所得に応じて児童手当を上乗せする給付付き税額控...全文を見る
○富田委員 ありがとうございます。  もう一点、駒村先生にお尋ねしますが、年金制度の改革のお話をいただきました。きょう、ちょっとお話がなかったんですが、先生の論文の中で、年金制度をやはり持続的に考えていくためには、各政党が同じテーブルにきちんと着いて、みんなできちんと考えていく...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  二宮公述人にお伺いしますが、先ほど来先生のお話を聞いていまして、垂直的な再分配が必要だというのはそのとおりだと思うんですが、具体的な税制改革とか、どこから税を取ってくるんだという話になったときに、過剰な資産のところから取ればいいじゃないか...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  時間ももうありませんが、最後に逢見公述人に、ちょっと政策から離れて。  連合は民主党の最大の支援団体です。今、民主党の中で政治と金の問題がかなり大きな問題になって、きょうも自民党の皆さんは参考人等を要求して出てきていません。そういった状...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。終わります。
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  四人の陳述人の先生方、きょうは本当にありがとうございます。  座って質問をさせていただきます。  まず、佐藤さんにちょっとお伺いしたいんですが、先ほど、政治の方の方針が、幼保一元化を打ち出したと思えば、それがいつの間にかなくなっ...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  次に、五十嵐さんにお伺いしたいんですが、五十嵐さんのお話の結論が、最後におっしゃっていただきましたけれども、戸別所得補償と基盤整備を両輪でというお話でした。  実は、この会が始まる前に、お隣にいらっしゃる社民党の阿部さんと、やはり所得補...全文を見る
○富田委員 交付金の方を手をついて申請して、それを充てようというふうにとりあえず考えているということですか。
○富田委員 ありがとうございました。  次に、堀井さんにお伺いしたいんですが、実は、委員部また調査室の方が準備していただいた資料で、堀井さんの「環境に配慮した農業」という文章を読ませていただきました。一杯に三千粒のお米、三株、またオタマジャクシが三十五匹分。小さいころ私も千葉の...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  時間になってしまいましたので、福間先生に最後に一点だけ。  私、文部科学委員会の理事もしておりまして、衆議院の文部科学委員会では、子供たちを、学校、教師を含め、親御さん、地域が一体になって育てていこうという議論を今ずっとしています。 ...全文を見る
○富田委員 終わります。
03月02日第174回国会 衆議院 本会議 第11号
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○富田茂之君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案に対して、反対の立場から討論を行うものであります。(拍手)  以下、反対する主な理由を申し述べます。  第一には、...全文を見る
03月02日第174回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  締めくくり質疑ということで、まず最初に総理と文科大臣にお尋ねをしたいというふうに思います。  私は、この委員会に所属させていただいて三年目になりますが、ずっと、経済的理由により高等学校等の生徒が学業を断念することのない制度をという...全文を見る
○富田委員 川端大臣は本当にお人柄がいいから、今ぽろっと出たんですよ。二百五十万円以下以外の部分は前進しているというふうに言われた。確かにそのとおりだと思うんです。  ただ、現実は、要するに、今まで県が一生懸命努力して補助事業の資金を用意していたのに、国から来るんだから、つけか...全文を見る
○富田委員 奨学金の話が出たんですけれども、こういう質問をすると、それは奨学金でやってくださいと、文部科学委員会でもこれまでずっとありました。でも、奨学金は貸与制です。本当に困っている御家庭のお子さんに奨学金を借りてくださいというのは、政治は言っちゃだめだと私は思うんですね。 ...全文を見る
○富田委員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。  次に、昨年、臨時国会で、十一月四日の予算委員会で、未承認薬、適応外薬の開発支援について長妻大臣と総理に質問をさせていただきました。  二十一年度一次補正で、がん、小児等の疾患重点分野における医薬品等の開発支援分七...全文を見る
○富田委員 今のは制度の説明としてはわかるんですけれども、今の大臣の説明だと、製薬企業は、新薬創出加算を受けたかったら検討会議の言うことを聞いて治験しろ、検討会議から言われたことをきちんとやれというふうに言われることになるんじゃないか、ひもつきなんじゃないか、ペナルティーを加えら...全文を見る
○富田委員 ぜひ患者さんたちの思いを受けとめていただきたいと思いますし、今、PMDAの増員のお話もいただきました。  学会や患者さんたちが出した薬について、検討会議でどういう検討がされたのかという情報も、大臣、これは答弁は要りませんから、ぜひ検討の結果を患者さんたちがわかるよう...全文を見る
○富田委員 では、今私が紹介した文章は、こういう考え方は鳩山政権としてはとらない、これは間違いだというふうにお聞きしていいですね。うなずいていらっしゃる。  実は、この方、内閣府政務官です。政府の一員でもあるんですよ。だったら、こういう考え方をしないように、鳩山政権としてもきち...全文を見る
03月09日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  四人の参考人の皆さんには、本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  まず、川崎参考人にお伺いしたいんですが、この委員会でも、都道府県の私立高校生への授業料減免補助、これが〇九年度と二〇一〇年度当初予算で、今回の...全文を見る
○富田委員 済みません。御担当されていたというので、おわかりかなと思ってちょっとお聞きしたんですが、申しわけございません。  千葉県の例で、先ほどお話ししましたように、三億が八千二百万になったので大丈夫かなと思いましたら、私立高等学校入学金軽減事業補助とか私立高等学校生徒奨学資...全文を見る
○富田委員 ありがとうございます。  川崎参考人、もう一点、先ほど最後のところで、公私間格差、公私の比率にどう影響があるかというのを心配されているという御指摘がありました。  私どもの党の議員さん、埼玉の議員さんからちょっとお話がありまして、実は、埼玉県では、今回の県立高校の...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。ぜひそういうふうにしていただきたいと思います。  次に、相川参考人にお尋ねしますが、相川さんの方から、課題として五点挙げていただきました。  所得に関係ない一律支給ということで格差が広がるんじゃないか、また、学力の二極化、高校の序列化が出て...全文を見る
○富田委員 もう一点、この高校無償化の法案とちょっと離れちゃうんですが、児童養護施設の職員をされているということで、先日、衆議院の予算委員会で、子ども手当が、親御さんのいないお子さんあるいは児童施設にいるお子さんたちに法案上は支給されないという問題を私の方で取り上げさせていただき...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  続いて、小川参考人にお尋ねしますが、先ほど、高校版の就学援助あるいはまた給付型奨学金を考えるべきだというのは本当に鋭い御指摘だなと思いますし、私たち公明党も、ここのところをずっと取り組んできました。  先日も予算委員会でこの点を質問した...全文を見る
○富田委員 ありがとうございます。  小川参考人にもう一つ。今回、この三千九百三十三億の財源について、参考人の皆さんからお話がありませんでした。どれが財源になっているのか、これは恒久法化していくわけですから、私たちにもよくまだわからない、あしたもそういう質疑をしようと思うんです...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  最後に、三輪参考人にお尋ねします。  三輪先生の教育は無償とすべきという御意見、また先生のもともといろいろ書かれたものも調査室の方から資料をいただきまして、大変感銘を受けました。本来、憲法解釈はこうあるべきなんじゃないかと思うんですが、...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。終わります。
03月10日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  今の馳委員と中川副大臣のやりとりを聞いていて、質問の順番を変えようと思いました。  中川さん、はっきり言ってうそをついている。政府税調の議事録を全部見ました。経過を見ると、今言ったような経過にはなっていませんでしたと私は理解しました。中川...全文を見る
○富田委員 精いっぱいマニフェストの中でやっているんじゃなくて、マニフェストをはみ出しているんですよ。やはりそこは認めないと、国民から見たら、うそついたという形になってしまいますよ。  高校無償化の法案というのは、やはり高校生を抱える親御さんにとってはうれしい法案だと思います。...全文を見る
○富田委員 今のはちょっと論理のすりかえで、オープンになったというのは本当にいいことです。議事録が全部見られますので、こういう委員会の審議の中で、あのときこうと言っていたじゃないか、やはりいいかげんなことを言えなくなるなといういいあれだと思うんですけれども。  中川副大臣は正直...全文を見る
○富田委員 今のも、中川さんが大変だったのはわかるんだけれども、控除から手当へというのは、民主党はずっと野党時代も言われていて、それは一つの考え方だというふうに理解しています。でも、扶養控除と配偶者控除の国税分を廃止しますと言っていたじゃないですか、選挙のときも。扶養控除の地方税...全文を見る
○富田委員 ちょっとこればかりやっているわけにいかないので、野田副大臣、この件での質問通告をしていなかったんですが、先ほど、中川さんが、一万六千人、約一・四%ぐらいの高校に行っていない子たちへの対応が必要になってくると。これを、議事録を見ましたら、現行よりも負担増となる家計につい...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  では、通告の一番最初に戻って、高校授業料無償化の根拠についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  この法案の審議が始まってずっと大臣からは、この法案の趣旨は、家庭の状況にかかわらず、すべての意志ある高校生等が安心して勉学に打...全文を見る
○富田委員 大臣の人柄が出た答弁だと思うんですけれども、やはり、一律支援の根拠としては私は薄いんだと思うんです。いろいろな学びの可能性があるところに最終的につながっていくんだというのは本当におっしゃるとおりだと思うんですが、なぜ今回、公立高校はもう授業料不徴収、私立には就学支援金...全文を見る
○富田委員 今のをちょっとうがって見ちゃうと、国際人権A規約の留保条項を外すために何か高校実質無償化の方が逆に出てきたみたいに、そういうふうに聞こえなくもない。  また、大臣は、実はこの西さんの代表質問に対する答弁で、低中所得者層への重点的な支援をすべきだという問いに対してこん...全文を見る
○富田委員 今ある制度という意味では理解できますけれども、やはり、現状どうなのか。確かに、高校生を持つ親御さんの経済的負担の方が大きいのは事実です。これは、去年のこの委員会で鈴木副大臣の方から、大ざっぱな数字だけれどもということで、高校生は月五十万、幼児教育の方が二十五万ぐらいだ...全文を見る
○富田委員 きのうの参考人質疑で、千葉大学の名誉教授の三輪先生がいろいろお話をされていました。憲法二十六条の解釈論から始まって、今は、憲法二十六条の義務教育は無償とするというのは授業料無償説が通説で、最高裁判例もその立場に立っていますけれども、授業料以外のことをどうするかというの...全文を見る
○富田委員 ぜひここは、これから中長期の問題になると思いますので、与野党かかわらず、一緒に取り組んでいきたいというように思います。  今回の無償化法案、ちょっと席上に資料を四枚配らせていただきましたが、一枚目の資料一の「私立高校の無償化(施策パッケージ)」、これを文科省から最初...全文を見る
○富田委員 上乗せされる、しかも全額免除のところがふえるというのはこの制度のプラスになる部分だと思いますけれども、やはり、できれば全額免除が全都道府県できちんとやっていただけるようにというのが、本来、この三千九百三十三億の使い道だと思うんですね。そこをきちんと調査されて、県の事業...全文を見る
○富田委員 野田副大臣、ちょっとまた質問通告外で申しわけないんだけれども、今の川端大臣の話を聞いていて、財務省がかなりブレーキになっているんじゃないかなと。基金から出していく仕組みを少し変えなきゃいけない。基金として積んでいるわけで、こういうところを、ブレーキにならないと答弁して...全文を見る
○富田委員 野田さんも優しいから、必ず川端大臣の応援をしてくれると信じていますので。  大臣、私は千葉県の方に聞きましたら、この授業料減免の事業費は、今回は就学支援金が来たので額としては下げたけれども、現場の方に聞いたら、今やはり親御さんの収入が落ちてきている、今まで対象じゃな...全文を見る
○富田委員 そこの点は本当によろしくお願いいたします。  次に、学校の耐震化について質問します。  これはもう予算委員会でも質問させてもらいましたし、二十二年度の麻生内閣のときの概算要求で、地方の要望枠を活用、また、地方自治体の事業計画を踏まえて耐震化数五千棟を要求しましたが...全文を見る
○富田委員 今のは、例年予定されている通常の予備費が憲法八十七条に規定されているのでそこの御説明だと思うんですが、通常予定されている予備費と、今回、経済危機対応・地域活性化予備費ということで一兆円積まれていますよね。これはそれぞれやはり趣旨とか目的に違いが出てくるんだと思うんです...全文を見る
○富田委員 今、野田さん、通常の予備費を三兆五千億と言ったけれども、三千五百億……(野田副大臣「三千五百億です」と呼ぶ)そうですね。  通常とは違う経済危機対応だということでちょっと性格がそこの部分は違うんだと思うんですが、この予備費を実際に使うときにだれが判断するのか、また、...全文を見る
○富田委員 今の御説明だと、川端大臣の方で、残りの二千八百棟分についてやはり必要なんだと、六月までいろいろな情報が来ると思いますが、それを集めた上で財務省の方に申し出をするようになると思うんです。  先ほど野田さん、二番底の危機とかそういうのを具体例に言われましたけれども、本当...全文を見る
○富田委員 予算成立後の話ですけれども、今のように文科省から出てきたら、野田副大臣、ぜひ対応をよろしくお願いしたいんですが、実は、野田副大臣の地元船橋の小中学校の耐震化率、御存じですか。ああ、うなずいていらっしゃる。三七・三%で、千葉県の、全五十六市町村ありますが、最下位だそうで...全文を見る
○富田委員 この関係で中川副大臣、先週、全国市長会の要望を受けられましたよね。市長会のその要望書を見たんですが、やはり首長さんたちは、本当にこれは大変だというふうに考えているんだと思うんです。  緊急要請ということでやられたようですけれども、ちょっと紹介させてもらいます。  ...全文を見る
○富田委員 よろしくお願いします。  あと残り時間がもう少しですので、朝鮮中高級学校の視察をしたときのお話をちょっとさせていただきたいと思います。  委員長にお取り計らいいただいて、委員会で視察しました。そのときに、現場でこういうお話を聞きました。  校長先生が、御自分たち...全文を見る
○富田委員 時間が来ましたのでこれで終わりますが、予定していた質問、十項目のうち六までしかできませんでした。引き続き充実した審議を期待しておりますので。  ありがとうございました。
03月12日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○富田委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。  本修正案は、本法律案施行後の高等学校等における教育の充実の状況、高等学校等における教育に係る経済的負担の軽減の状況等を踏まえ、この制度のより一層の充実を図るため、本法律...全文を見る
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  四十分時間をいただきましたので、一昨日に引き続いて、残った論点について質問をさせていただきたいと思います。  今、お手元に資料を配っていただいておりますが、資料の四枚目、資料四、これは昨日文科省の方でつくっていただきまして、一昨日...全文を見る
○富田委員 今、給付型の奨学金の話が出ましたけれども、それはちょっと後でまた質問しますが、政府税調の議事録だと、今中川副大臣が言ったような終わり方をしていないんですよ。中川副大臣の方から、現行よりも負担増となる家計については適切な対応を検討していただくというのはありがたいという発...全文を見る
○富田委員 野田副大臣にお見えになっていただいていますので、今、中川さんが税調で何とかまた負担増にならないような仕組みを考えたいとおっしゃったんだけれども、実際に今度二十三年度の税制改正に向けて議論をしていくようになるんだと思うんですが、やはり税の世界というのは一律だから、こうい...全文を見る
○富田委員 二十三年度末だからいいということには私はならないんだと思うんです。  特別支援学校に通わせている親御さんたちは、自分たちが負担増になると多分知らない。二十三年度末から具体的な影響が出てくるというけれども、この法案の審議をされていて、実質、特別支援学校は、ここの表にも...全文を見る
○富田委員 今大臣の方から、文科省が主体的に取り組むと言っていただいたので、本当に、やはり司令塔は川端大臣だと思うんですね。特に学校の問題ですから、政府税調といっても、だれが責任を持つんだという話になってしまって。川端大臣が具体的な問題として認識していただいて、具体的な対応をとる...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いいたします。  先ほど来、給付型の奨学金がやはりこういうところで役に立つだろうというお話でしたので、それについて次に質問したいんです。  この法案の本会議質疑で、民主党の江端議員が民主党を代表して質問に立たれて、こんなふうに述べられていました。 ...全文を見る
○富田委員 マニフェストを優先されるのはいいんですが、やはり、高校の実質無償化といった場合に、ここの部分が抜け落ちると、低所得者層に対しての支援がずぼっと抜けちゃう。この予算組みを見ると、ここの部分にやはり今の民主党連立政権は思い至らなかったんじゃないかなと。本当に困っている人た...全文を見る
○富田委員 前向きな御答弁をいただいてありがたいと思うんですが、高校生の奨学金というのは、最初は国がやっていたんですよね。それで都道府県事業に移っていった。本来、国が面倒を見るべきものなんですよ。そこをもう一度思い直していただきたい。  大臣、この資料の二と三を見比べていただき...全文を見る
○富田委員 いろいろな努力をされたのは伺っております。小川委員も、懇談会に呼ばれて、そこで高校無償化について発言されたという議事録もいただきました。  中央教育審議会、一月二十一日の総会に御報告されたということですが、総会の議事録を見ますと、この高校無償化法案について触れられた...全文を見る
○富田委員 もう時間があと二分しかありませんので、最後に、自民党の委員の先生方がこの委員会でも随分取り上げてきましたけれども、北海道教職員組合の問題というのは、文科省としてもかなり深刻な問題だというふうに受けとめていただく必要があると思います。  鳩山総理の政治と金の問題、民主...全文を見る
03月17日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  お時間を四十分いただきましたので、何点か質問させていただきます。  小林千代美議員の件がこの委員会でも何度も取り上げられました。私は千葉県なんですが、けさ、千葉の地元紙に「小林議員が辞職の意向」というふうに一面にぼんと載っていて、見てびっ...全文を見る
○富田委員 ぜひきちんと公表していただきたいと思いますし、何か問題が起こるたびにきちんと大臣の方で対応していただいたようなので、大変結構な話だというように思います。  三月十四日の日に枝野行政刷新大臣が、小林千代美さんの事件について、埼玉の方でこんなふうに話されたという記事があ...全文を見る
○富田委員 確かに、大臣がおっしゃるように政治団体の活動の自由等もありますので、おっしゃるとおりだと思うんです。大臣らしい御答弁をいただいたなというふうに思います。  その関連というわけじゃないんですが、お手元に資料1から2—1、2—2、3—1、3—2を配付させていただきました...全文を見る
○富田委員 だから3—2の資料を見てもらいたいんだけれども、フォーラム21と書いてあるんですよ。これは間違いなんじゃないですか。
○富田委員 わかりました。確認して、訂正していただければと思います。  このアピール21は民主党の議員の皆さんに物すごい寄附をしている。これは去年の予算委員会でも指摘させてもらいましたけれども、ちょっとけた違いなのでびっくりしちゃうんです。だから、鈴木副大臣、アピール21なんと...全文を見る
○富田委員 子供の命にかかわることですので、ぜひ大臣のリーダーシップで、現場の教員の方たちが通告義務をまず自分は負っているんだと、それをきちんと認識していただくような指導体制も必要だと思いますし、一人で抱え込まないで、今大臣がおっしゃったように、専門家がきちんとバックアップできる...全文を見る
○富田委員 今、つくり過ぎだという議場外からの意見がありましたけれども、私もちょっとそういう感じはあるなと思うんですね。  弁護士会の現場でどういうことが起きているかというと、女性の合格者がふえました。でも、裁判官、検察官の採用がふえませんので、当然、弁護士になろうとする。とこ...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○衆議院議員(富田茂之君) ただいま議題となりました公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  本修正案は、本法律案施行後の高等学校等における教育の充実の状況、...全文を見る
03月30日第174回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○衆議院議員(富田茂之君) 修正案提出に至った経緯について御質問をいただきましたので、御答弁させていただきます。  本法案は、高等学校等における教育に係る経済的負担の軽減を図り、もって教育の機会均等に寄与することを目的としておりまして、こうした方向性自体については積極的に推進す...全文を見る
○衆議院議員(富田茂之君) 私も山下委員と全く同じ懸念を持ちまして、衆議院の文部科学委員会で大臣始め関係の皆様に御質問をさせていただきました。  私は千葉県出身なんですが、千葉の予算額自体を見ますと、私立高校の授業料減免事業が前年度三億だったのが八千二百万に減っていました。これ...全文を見る
○衆議院議員(富田茂之君) 中教審は、文部科学大臣の諮問に応じて、高等学校等を含む初等中等教育の振興に関する重要事項等について調査審議を行う機関であるというふうに認識をしております。高等学校等の授業料の無償化政策の導入に当たりましては、これが高等学校等の振興に関する重要事項とも考...全文を見る
○衆議院議員(富田茂之君) 本修正では、この法律施行後三年を経過した場合におきまして、この法律の施行の状況を勘案し、この法律の規定について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に応じて所要の見直しを行う旨の規定を附則に加えることとしたのは先ほど述べたとおりであります。 ...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  まず、法案について何点かお伺いしたいと思います。  これまでの委員からもほぼ質問は出尽くした感はあるんですが、先ほど来の審議を聞いていましても、ちょっと、あれっと思うような部分もありました。  クリアランス制度を今回なぜ導入する...全文を見る
○富田委員 今、大臣の方から簡単じゃないというお話がありましたけれども、やはり国民の不安を解消するには、登録機関が今度新しく出てきますけれども、先ほど中川副大臣からも詳しく説明がありましたが、先ほどのお話ですと、どこでも手を挙げられる可能性がある、公募できる、民間が手を挙げてくる...全文を見る
○富田委員 原子炉等規制法との違いは今の御説明でわかるんですけれども、そのあたりのことを、先ほどの馳先生の質問じゃないですけれども、周知徹底しておかないとなかなか不安の解消にならないと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  もう一点、今回、放射性廃棄物として取り扱...全文を見る
○富田委員 大谷政務官のおっしゃるのはよくわかるんですが、もともと、産業廃棄物処理法の方の改正のきっかけが、やはり不法投棄する業者が産廃業者がほとんどだ、半数近くだ、また、七割から八割ぐらい建設廃材等が不法投棄の対象になっているというようなことなので、今回、放射性廃棄物を産業廃棄...全文を見る
○富田委員 川端大臣にもぜひこのあたりの問題を御認識いただいて、指導していただきたいと思います。  先般の視察に私も参加させていただいて、日本原子力研究開発機構の東海研究開発センターで旧JRR3の改造工事に伴って発生したコンクリートの保管状況、またその中から木くず等をはじき出す...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。大谷政務官、もう結構でございます。  ちょっと法案から離れて二点ほどお伺いをしたいんですが、実は、この四月二日に我が党の井上幹事長が定例の記者会見でこのような発言をいたしました。  四月一日、入社式が一斉に行われた。新社会人としてスタートさ...全文を見る
○富田委員 実は、新卒者の就職問題について、我が党でリクルートワークス研究所の大久保幸夫所長に先日来ていただいて、現在のいろいろな状況をお伺いしました。  大臣おっしゃったように、大卒者の新卒就職は景気問題じゃなくて教育問題だし、質的なミスマッチの解消がキーポイントだろうとおっ...全文を見る
○富田委員 高井政務官名の通知でちょっと気になる点が、二点ありました。  定期的な情報提供を求めているので、緊急時にどうするんだという「緊急時の対応」という項目があったんですが、これは本当に大事だと思うんですね。定期的な報告にしてしまうと定期の報告の日まで待ってしまう、そうじゃ...全文を見る
○富田委員 よろしくお願いします。  ありがとうございました。終わります。
04月21日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  最初に、公立学校施設の耐震化等の早期実現に関しまして何点か質問をさせていただきます。  四月十四日の当委員会におきまして、委員会決議で、耐震化をしっかりやっていこうということを全党の賛成で決めていただきました。この決議に対して大臣から、 ...全文を見る
○富田委員 政務官が今言われたのは、「予備費の使用等について」という閣議決定の第三項、「国会開会中は、第一項の経費及び次に掲げる経費を除き、予備費の使用は行わない。」この規定の説明をされたと思うんですが、これは、文言をそのまま読むと、国会開会中は予備費の使用は行わないと書いてある...全文を見る
○富田委員 役人がつくった答弁を読むんじゃなくて、委員長もうんうんとうなずいているけれども、政務官は政治家なんだから、しかも、もともと財務省でよく中身を御存じの上で答弁されているので、「使用は行わない。」と書いてあるんだから、閣議決定と使用は違う。今は、基本的にはと何度もおっしゃ...全文を見る
○富田委員 大串政務官は午前中の審議を聞いていなかったからわからないと思うんですけれども、下村先生の方から、それでは要するに自治体は準備できないんだ、何らかの内示なり具体的な指示が文科省の方からもらえない限り、自治体の執行部としては簡単にその準備行為にも踏み出せない。そういうのが...全文を見る
○富田委員 大串政務官はわかっていらっしゃってそこまでしか答弁できないのかもしれませんけれども、これは、参議院の方の予算委員会でも民主党の辻先生の方からも御指摘ありましたけれども、経済危機対応・地域活性化予備費と従来の通常の予備費というのは違うんじゃないのかと。主要経費分類でも目...全文を見る
○富田委員 それでは、しつこいようですけれども、こういうアイデアはどうですか。  閣議決定の第一項で、財務大臣の指定する経費というのは別表に載っていますよね。別表で、「一 扶養手当」、「二 地域手当」からずっと来て「三十三 農業共済組合連合会等交付金」と三十三決めてあるわけです...全文を見る
○富田委員 今、委員長の方から政務官に指示があったように、委員会で全員一致で決めたわけで、決議して、総理もずっとその趣旨に合った答弁を各委員会でやってこられたわけですよね。今の政務官のかたい解釈を前提としたとしても、両院の委員会でこういう同じ決議をしたわけですから、使用はできない...全文を見る
○富田委員 では大串政務官、最後に聞きますけれども、文科省のは、多分各自治体から、こういう審議経過また決議、総理の発言とかをずっと見た上で、自分のところが予定しているものが実際にできるのかどうか、本予算の方で入っているものになるか、あるいは予備費を使ってやっていただけるのかという...全文を見る
○富田委員 意は酌んでいただいたと思いますので、財務省の政務三役も、川端大臣初め文科省の政務三役としっかり連携をとっていただいて、地方自治体が安心して夏休みの工事ができるように、ぜひ御協力をお願いしたいと思います。  政務官もこれで結構です。ありがとうございました。  あと、...全文を見る
○富田委員 残り五分を切りましたが、最後に、当初予算の事業と仮に予備費を使ってやれるようになった事業、このスケジュールの確認をちょっとさせていただきたいんです。  当初予算ですと、四月上旬に起案、公告して、五月中旬ぐらいまでに入札あるいは仮契約まで行く。六月に各自治体で議会が開...全文を見る
○富田委員 ぜひ、地方自治体が安心して工事できるようにお計らいをいただきたいと思います。  ほかに質問を用意していましたが、時間になりましたので、これはまた別の機会にさせていただきます。  ありがとうございました。
05月21日第174回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  選挙執行経費基準法の改正案について、まず大臣にお尋ねします。  ただいまの提案理由の説明の中で、最近における状況を踏まえ、実情に即するようというふうに二回言われました。実際に選挙の経費が下がってきていて、それが実情だということなら...全文を見る
○富田委員 今大臣が言われたように、一つ一つ精査していただくのは大事だと思いますので、それを積み重ねた上できちんとした執行経費を決めていただきたいと思いますし、きょう提案理由の説明を聞いて、先ほどの理事会ではもうきょう採決だというようなことなんですが、そんなこともないように、委員...全文を見る
○富田委員 ぜひ、この委員会でも議論をしていただきたいというふうに思います。  次に、内藤副大臣にも来ていただいていますので、ちょっとお尋ねします。  五月十日の産経新聞がかなり大きな見出しで、「民主議員に「脱法献金」 無償ビラ購入九千四百万円」という、ちょっとびっくりするよ...全文を見る
○富田委員 今のちょっとおかしいんですよ。印刷代にもよると言うけれども、一枚のビラですよね、折っている。何万枚もやればもっと安くなるし、仮に今の内藤副大臣の前提にしたって、三十円のビラを百円で買ってもらっているわけでしょう。この七十円の差額はどう考えるんですか。また、十九年は印刷...全文を見る
○富田委員 ちょっとこっちの質問をちゃんと聞いてくださいよ。対価を超える部分については寄附の扱いをすべきじゃないですかと聞いているんですよ。印刷代が三十円と自分で言ったんだから、百円と三十円の差、七十円あるじゃないですか。そこに何にも答えないで、自分の言いたいことだけ言って、ちょ...全文を見る
09月08日第175回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  閉会中審査ということで、質問の機会をいただきまして、感謝申し上げます。  私から、まず、新卒者雇用に関する緊急対策について大臣にお伺いをしたいと思います。  先日、内閣府の新卒者雇用・特命チームの方から、今どういう取り組みをして...全文を見る
○富田委員 文科省の方でもいろいろやっていただいているのはよくわかりましたけれども、今回の内閣府のいろいろな政策もハローワークが拠点になっているんですね。大学生にハローワークに行くかと聞いたら、多分行きませんよね、ハローワークというのは、大学生の感覚としては失業した人が行くところ...全文を見る
○富田委員 それは最大限頑張っていただかないといけないんですが、実は、参議院選挙の直前に、読売新聞が七月の九日でしたか、各党の公約を比べて、「比べる公約」というシリーズをやっていまして、その中に、七月九日、教育費を取り上げていました。最後に「耐震化進まず」という項目が一項目ありま...全文を見る
○富田委員 ぜひ、暮れに向けて頑張っていただきたいというふうに思います。  次に、同じくやはり二十三年度概算要求、要望のうち、これは項目として上げていただいたのは評価します。高校生に対する給付型奨学金事業の創設ということで、百二十二億円上げていただきました。ただ、よくよく見てみ...全文を見る
○富田委員 要求、要望額についてはちゃんと理解していますので、それはいいんですが、特定扶養控除見直しで負担増になってしまうわけですから、本来ここの子供さんたちに手厚い制度が必要だったわけですね。それなのに、逆に負担増になった。それについて、給付型の奨学金を設けるというせっかくいい...全文を見る
○富田委員 経済的支援の拡充について、これはちょっとお礼を申し上げたいと思います。  ずっと委員会で、入学金も高校生修学支援基金の対象に含めるべきだということで、大臣からは、もう一生懸命やっている、何とかことしの入学金に間に合うようにということで、何度も御答弁いただいて、四月一...全文を見る
○富田委員 まだまだ取り組みは少ないんだと思うんですが、この高井政務官の通知をきっかけに、全都道府県で本当に困っているお子さんたちに支給ができるようにぜひ文部科学省の方としても配慮していただきたいと思います。  大臣も前に委員会で言われていたんですが、頑張っている県を応援する制...全文を見る
○富田委員 余り答弁になっていなかったと思うんですが、努力していただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
09月30日第175回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  尖閣諸島をめぐる問題等について、総理を初め関係大臣に質問させていただきます。  お手元に「尖閣諸島の領有権についての基本見解」という外務省のホームページから印刷したものを一枚配らせていただきました。一昨日の参議院の外交防衛委員会で...全文を見る
○富田委員 テレビをごらんになっている国民の皆さんは、今総理がこのペーパーを一つずつ見ているということが心配なんだと思うんですよ。前原大臣は丁寧に答えられて、私は、このペーパーじゃなくて、実は、外務省の方が一昨日、細かいペーパーを下さいました、それをこの委員会に提示したい、きちん...全文を見る
○富田委員 ぜひさらなる努力をしていただきたいんですが、中国側の主張は、外務省からいただいた資料だと、一九七一年十二月三十日の声明で、日清戦争の際にかすめ取られたものだみたいなことを言われているわけですよね。このきょうお配りした基本見解の中でも、そこに当たらないんだということをき...全文を見る
○富田委員 実は、総理は、この中で井上清さんという名前を出していましたが、井上さんというのは、尖閣列島は中国の領土だとずっと主張していた日本の学者さんなんです。これだけのペーパーがありますが、この方の言い分も全部わかった上で、重要な問題にする必要はないんだということを周恩来総理は...全文を見る
○富田委員 あと一点、先ほどの領有権の問題で質問し忘れたんですが、ことしの五月の二十七日、全国知事会議で東京都の石原知事から当時の鳩山総理がこのことを尋ねられて、知事会は議事録を残していないそうですから、一言一句正確な文言というふうには言えません。私の方で尋ねましたら議事録はない...全文を見る
○富田委員 次に、漁船の船長の逮捕、勾留の経過についてお尋ねしますが、先ほど自民党の塩崎委員の方から、逮捕時、勾留決定時、勾留延長時に、それぞれ判断にいろいろあったんじゃないかという御質問がありました。  海上保安庁長官、見えていると思うんですが、公務執行妨害罪で逮捕したという...全文を見る
○富田委員 長官、今の私の質問に答えていないのよ。なぜ領海侵犯事案、特に漁業目的で領海侵犯したということで検挙しなかったのかと聞いているんですよ。  今、あなたの答弁の中で、網を上げたと明確に言われたじゃないですか。日本の領海内で漁業目的で操業していたわけでしょう。完全にこれは...全文を見る
○富田委員 長官、重ねて聞きますけれども、領海侵犯事案として捜査は継続していたんじゃないんですか。公務執行妨害罪で逮捕したけれども、領海侵犯事案として幅広く捜査は継続していたんじゃないんですか。そこはどうですか。
○富田委員 それだとすると、総理、官房長官、捜査しているのに、先ほど塩崎委員の質問ですけれども、十四名を、参考人だからいつまでも置いておくわけにいかないというふうに官房長官は言われたんだけれども、被疑者ですよ、捜査しているんだから。被疑者をみすみす中国に帰してしまったということに...全文を見る
○富田委員 官房長官も私も弁護士出身ですから、私の質問の趣旨はもう当然御理解されていると思うんですけれども、形式的に言えば今官房長官が答弁のとおりだと思うんですけれども、実際にそういう捜査がされているんですから、やはり違った判断があってもよかったんじゃないかなというふうに私は思い...全文を見る
○富田委員 質問に答えていないので、何度やっても同じですから。あと何分しかありませんので。私はこう思うというのを先ほど申し上げたので、私は、その段階で官房長官に別の判断があってもよかったのではないかなというふうに思います。  この船長の捜査状況について、報道がされていませんので...全文を見る
○富田委員 十日から勾留されて、十三日目になって接見禁止措置になったというのは、その間どうしていたんですかね。だれでも会えたということになるわけですよね。ここに、那覇地検の捜査のやり方に何かミスがあったんじゃないか。  被疑者はずっと否認していたそうです。それだけの、前原大臣が...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。質問を終わります。
11月12日第176回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  委員長とは新進党で一緒に活動して以来、委員長に御就任、本当におめでとうございます。  また、大臣、副大臣、政務官、それぞれ地方自治の経験豊かな三名の方とこういう質疑ができるというのは大変うれしく思うんですが、きょうはちょっと地方自...全文を見る
○富田委員 実は、衆議院手帖に、政治倫理綱領が後ろから四十九ページ目に書いてあるんですね。ここに書いてあるということは、衆議院議員、まあ参議院議員の手帖にも多分書いてあると思うんですが、この政治倫理綱領は、議員である以上は、常に自分の手元に置いて、この綱領に反しないようにというこ...全文を見る
○富田委員 機会があればということですので、多分副大臣は一番機会をお持ちの方だと思いますので、ぜひ適切なアドバイスをしていただきたいというふうに思います。  小沢さんの最近の発言で、十一月三日、インターネット番組に出演されて、このように発言したというふうに報道されております。 ...全文を見る
○富田委員 私もそのとおりだと思うんですね。  だから、ぜひ、国権の最高機関であるこの国会というものを大事にされて、小沢議員にはしかるべき場所で国民に向かってきちんと説明をしていただきたい。この国会中にぜひそれが実現するように希望いたします。  次に、我が党から提出されており...全文を見る
○富田委員 総務大臣にも傾聴に値すると言っていただいて、感謝申し上げます。  実は、また小沢さんの名前を出して申しわけないんですが、九三年の五月に小沢さんは本を書かれました。その中に、これに関する部分がありました。  「一億二千万人の目で政治資金を監視」という項目に、こういう...全文を見る
○富田委員 ぜひ、いい形で成案を得ていきたいと思うんですが、十一月十日の朝日新聞に、民主党の政治改革本部が役員会で検討されて、我が党の案に趣旨は理解できるとし、大筋で受け入れる方針を確認したという報道がされました。  その記事の中で、ただ、単純ミスでも議員本人に責任が及ぶことへ...全文を見る
11月15日第176回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  今の自民党の委員の皆さんとのやりとりを聞いていまして、多分、インターネット等で見ている国民の皆さんも何をやっているんだろうと。仙谷さんはうなずいていらっしゃいますが。  今、柴山委員が最後に言われたように、海上保安庁は、海上でのい...全文を見る
○富田委員 今の引き継ぎを前提としても、引き継がれてから十月十八日にさらなる指示を出すまで何をしていたのかなというのが、多分国民の皆さんから見たら、わざわざ十月十八日にこんな指示をするのであれば、それまでの間に何かいろいろなことがあったんだろうと。そこを多分皆さん、わからないなと...全文を見る
○富田委員 委員長、捜査と関係なしに、再発防止をずっと大臣は言われているわけだから、国土交通省として、なぜこういうことが起きたのか、きちんと調査して予算委員会に報告するのは大臣の義務じゃないんですか。その義務も果たせないなら、あなた、大臣をやめなさいよ。  委員長、ぜひ理事会で...全文を見る
○富田委員 この件は何度やっても同じ答弁でしょうから、もともと予定していた質問、せっかく質問時間をいただきましたので、何点か御質問させていただきたいと思います。  この予算委員会で自民党の西村委員がちょっと取り上げていらっしゃいましたが、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機...全文を見る
○富田委員 何かここで馬淵さんに質問したくなくなっちゃうんだよね、さっきみたいな答弁をされていると。大事なことだからあなたにここで聞きたいんだけれども、今関係省庁と協議というふうに野田大臣が言われましたけれども、馬淵大臣は、この件に関して、十月の十五日、また十月二十二日、記者会見...全文を見る
○富田委員 両大臣からそれぞれの思いは伺ったんですが、ちょっと資料をお出ししていますが、資料の一から四までが、この利益剰余金に関する資料であります。  資料の一が、国鉄から国鉄清算事業団になって、日本鉄道建設公団の中の国鉄清算事業本部になり、そして現在の鉄道建設・運輸施設整備支...全文を見る
○富田委員 先ほど御指摘したように、処理法の二十七条を改正しないとどっちにもお金を動かせませんので、そういった意味では、私は予算委員会でやるべきだと思いますが、国土交通委員会でも、今後、予算編成あるいはこの法案の中身を固める前に、やはり野党の意見もきちんと聞いて議論していった方が...全文を見る
○富田委員 次に、がん対策の基本方針についてということで、菅総理初め関係の閣僚の御意見をちょっと伺いたいと思います。  きょうは、資料として、資料五「がん対策推進協議会運営の見直しに関する意見書」というのを出させていただきました。それと、資料六として「二〇一〇年十月六日 第十四...全文を見る
○富田委員 もう時間が来ましたので最後にしますが、今、細川大臣の方から、しっかり患者の意見を聞いていただけるということですので、多分これをインターネットで見ている患者さんは少し安心したと思うんですが、資料の五で提出させていただきました「天野委員提出資料」というところをぜひ後で読ん...全文を見る
11月26日第176回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  ことしの六月一日に質疑を用意しておりまして、先ほど提案者の大口さんの方から経緯の御説明がありましたけれども、きょう、こういうふうに公明党提出の法案の審議をしていただけるということで、委員長、また手塚筆頭理事を初め、理事、委員の皆さん...全文を見る
○富田委員 提案者の大口さんの方から、最終的には裁判所が個々の事案に即して判断するので、そんなに心配することはないんじゃないかということがありました。私も大口さんと同じ弁護士出身ですから、裁判所の運用は多分そういうふうになるんだろうと思います。  ただ、菅総理も、十一月九日の予...全文を見る
○富田委員 先ほど手塚委員も、また石田委員も言われていましたが、やはり、かなり政治家にとって重い責任を負うようになるというところは、そのとおりだと思うんですね。政治の場から退場ということになることがあるかもしれません。  民主党の小沢先生の方は、先日の委員会でもちょっと御紹介さ...全文を見る
○富田委員 先ほど手塚委員の方から、十分検討に値する、民主党の政治改革推進本部でも御検討いただいているというお話をいただきました。  先日の委員会でもちょっと御紹介しましたが、ことしの十一月十日付の朝日新聞にそのことをちょっと報道していただいていまして、「民主党の政治改革推進本...全文を見る
○富田委員 今の提案者大口さんの説明で経緯はわかると思いますので、ただ、現行法の体系をどう考えるかというところも含めて、十分民主党の皆さんともここは協議が可能だと思います。解散の場合にはサインさせているわけですから、そのあたりについても、できましたら実務レベルで協議ができればとい...全文を見る
○富田委員 ぜひ各党間の協議が調うように期待をしております。  実は、けさ、きょう五時過ぎに起きたんですが、新聞をあけましたら、読売新聞の社会面に、「小沢氏政党支部へ三億七千万」という大きな見出しの記事が載っておりまして、何だろうなと思ってちょっと詳しく読んだんですが、昨年の八...全文を見る
○富田委員 終わります。ありがとうございました。