冨岡勉

とみおかつとむ

比例代表(九州)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数4回

冨岡勉の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○冨岡分科員 長崎の冨岡勉でございます。  まず、質問通告書に基づきまして、一点目の、療養病床がなくなる、今の松本議員からもいろいろ質問が出ていたようですけれども、果たして、私たちが病気になったときにどのようなコースで、介護というのでしょうか、受けるかというのを考えてみたいと思...全文を見る
○冨岡分科員 まだ集約するというお答えはないようですけれども、周知をまずしたいということと解釈させていただきます。その点につきましてはいろいろお考えがあると思うので、まだ推移を見守っていきたいと思っております。  次に、今の二十三万床の療養型の病床群を制度上はなくすというような...全文を見る
○冨岡分科員 大変御苦労が多いかと思います。  日本が誇る医療それから介護保険ですね、私自身は高く評価しているわけでございます。  ただ、やはり至らない、気がつかない点が法律を施行していく場合に出てくるわけなので、それを補正しながら進むべきだろうと思っています。  私どもの...全文を見る
○冨岡分科員 この問題は金銭問題がかかわる問題なので、またPCDFという薬剤公害として認識して新たに訴訟を起こすというようなことはなるべく避けたい、患者さんの団体もそう考えておりますので、できれば議員立法で何らかの救済措置をとれればと考えておりますので、またその際にはぜひ御協力を...全文を見る
○冨岡分科員 やはり、ある程度のコンセプトはしていくべきだろうと私自身は思います。いたずらに五十年間、では百年間続けるのか。それはだれもしてくれないんです。我々がしなくちゃいけないということですね。  しかも、狂犬病のワクチンは、以前まで、平成元年ぐらいですか、ワクチン接種は一...全文を見る
○冨岡分科員 僕は、やはり客観的に、冷静に分析していく必要があるんじゃないかと思います。  時間がないので、次に、ちょっと駆け足になりますけれども、石綿症、アスベストーシスについて。  これに腫瘍登録制度を使う手はないかということなんです。どういうことかというと、患者さんの認...全文を見る
○冨岡分科員 ぜひお願いしたいと思います。政府の施策は大変僕は高く評価しておりますので、ぜひ継続して御相談申し上げたいと思います。  ありがとうございました。
05月10日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○冨岡委員 各陳述者の皆様、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  私自身、帝国ホテルですしは食べたことがないんですけれども、いつも百円回転ずしで食べているんですが、それくらい、言われるぐらいやはり日本の医療制度というのはある意味ではぜいたくかなと。ただ、世界に誇る医療...全文を見る
○冨岡委員 今、恐らく、不必要な受診抑制施策の一つとして御提案があったと思います。ありがとうございました。
○冨岡委員 法案の早期成立を望まれるというふうに、終末期医療の、エンドステージの、尊厳死法を含めて、やはり早期成立を望まれるということでよろしいんですか。
○冨岡委員 時間がすぐたってしまうので、次に進ませていただきます。  先ほど、浦江先生の方から、健診問題、総合健診の話がちょっと出たと思うんですけれども、あの有効性について検証をしろと。したがって、有効でなければしない方がいいというふうにお考えなんですか。私自身もそういう考えを...全文を見る
○冨岡委員 ありがとうございました。  それでは、ちょっと矢継ぎ早になって申しわけないんですけれども、中山先生にお伺いします。  卒後の新臨床研修制度、医師の偏在という問題が非常にクローズアップされております。この新臨床研修制度ですけれども、以前からこれはあったわけなので、義...全文を見る
○冨岡委員 ありがとうございました。  私、長崎で、離島とか僻地をたくさん抱えている県なんですけれども、離島医療圏組合とか、あるいは自治医科大卒業の先生とかの協力をいただいて、昨今、非常に医師の偏在等が言われている中で、県が主体で以前から取り組んでいた非常にいい医療制度がござい...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○冨岡分科員 長崎の冨岡勉でございます。  きょうは、少し遅くなっておりますけれども、馳文部科学副大臣初め各担当、省庁にまたがりますけれども、質問をさせていただきます。よろしく御答弁をお願い申し上げます。  きょうは、主に二点についてお尋ねしたいと思います。一つは死因究明制度...全文を見る
○冨岡分科員 まず最初に五千という数字を聞くと、五千で多いなという印象を持つんですが、その頻度、それから各国の比較からすると、とてもこれじゃどうかなというふうになるんですね。  それで、過去に、どのようなこういう制度の不備というんでしょうか、もし解剖が少し盛んにというんでしょう...全文を見る
○冨岡分科員 普通、そういう答弁になるし、みんなそう思うわけでございます。  もう一つ、切り口をちょっと違って見ると、この参考資料、ちょっと生々しい写真が載っているので、亡くなられた遺体が書いてある、これは何ページになりますかね、「検案で不審点を発見できず、後に放置死として立件...全文を見る
○冨岡分科員 ありがとうございます。前向きな御回答というふうに感じます。  そういうことなんですけれども、死体検視、検案ということに関してはいろいろな問題点が指摘できるんじゃないかと思います。制度上の問題、今申しましたように人的な問題、いずれも予算を伴うものでございます。  ...全文を見る
○冨岡分科員 ありがとうございます。  本当に、解剖ということですべてが解決できるわけではないんですけれども、犯罪を見つける、見過ごさない、見逃さない。ただ、解剖にも地域差が相当あります。トップの解剖率は、都道府県別で言うと、神奈川県が一番ですね。二九%ぐらいあります。ただし、...全文を見る
○冨岡分科員 私もその考えで結構だというか、同じような考えでございます。  ただ、先般の新聞報道で、このプログラムを、拠点を半数ぐらいに減少させるというような報道がなされておりますし、それに伴って、本来の一校というか、一プロジェクト当たりの金額を倍加させるというような報道がなさ...全文を見る
○冨岡分科員 ありがとうございます。  まさにそのとおりで、これは国内の拠点であるということじゃないんですね。海外に対抗し得る国内拠点、いわゆるインターナショナルなエリア、そういう意味では、海外拠点との連携をとるような大学とか研究所をやはり中心的に選んでいくべきじゃないかという...全文を見る
06月09日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○冨岡委員 自由民主党、長崎の冨岡勉でございます。  がん対策基本法案、民主党法案と自民党法案の歩み寄りによる新しい提案がなされたところでございます。  今仙谷委員からもその趣旨についてはお聞きしたところではありますが、今国民は、この法案に接しまして、今までになされてきた、例...全文を見る
○冨岡委員 私が思うに、一言で言うなら、これは今までのものをまとめた法案じゃないか、そのように解釈するんですが、しかし、やはり国民はその法案が出てきたからには一体何なんだということで、新聞紙上にも基本法案成立というふうになると、五年ごとにそういういろいろな統計をとったり、やはり政...全文を見る
○冨岡委員 普通は、これは基本法案だから、こういうのは名前はむしろ出さない方がいいです。組織機構も変わるかもしれぬし、国立でなくなるかもしれないし、どう変わるかわからない。基本法案ですから、それは細かいところは政令か何かで記載すればいいのであって、その点を申し添えまして、私の質問...全文を見る
11月09日第165回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○冨岡委員 長崎の冨岡勉でございます。  質問に入ります前に、このたび、北海道の佐呂間町におきます竜巻による被害に対しまして、被災地の皆様にお見舞い申し上げるとともに、不幸にして亡くなられた皆様方の心よりの御冥福をお祈り申し上げます。  さて、私、長崎に住んでおりまして、毎年...全文を見る
○冨岡委員 十四億円という、金額にしてはそれほど大きい数字じゃないように感じますけれども、単品としては大変なものだと私は思うわけでございます。  早速、木村委員長を初め藤村対策室長様御一行に視察をしていただきまして、いろいろな対策を講じつつあるわけでございますけれども、何しろこ...全文を見る
○冨岡委員 今お答えの中に、園地整備という、基盤整備になりますけれども、どこの農家の方も高齢化が進んでおります。特に半島とか島をたくさん有する長崎県は、御多分に漏れず段々畑ですね。石垣でできて、それが、一平面の段々畑ならいいんですけれども、層状になって、あちらこちらで、でこぼこ、...全文を見る
○冨岡委員 ありがとうございました。農村が本当に疲弊して、後継者不足になりつつあります。ぜひ前向きに検討をお願いいたしたいと思います。  ありがとうございました。
12月06日第165回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○冨岡委員 自由民主党の冨岡勉でございます。  厚生労働委員会が並行して行われておりますけれども、きょう私が質問させていただくのは、厚生労働委員会に関する三点ということでございます。お手元に資料がお届けしてあると思いますので、それを順次見ながら質問を始めさせていただきたいと思い...全文を見る
○冨岡委員 現状認識としては、厚生労働省としては世界に先駆けているというコメントと拝見するわけでございます。ただ、例えばアメリカで承認されている自分の皮膚を用いた自家皮膚細胞移植というものが、日本のメーカーで、日本・ティッシュ・エンジニアリングというところが四年前に申請したんです...全文を見る
○冨岡委員 そういうことだろうと思うんですけれども、ちょっとここで資料の一の一をごらんになっていただければと思います。自家細胞研究治療に対してどのような扱いかというのが今ちょっとそこに書いてあるわけです。  問題になるのは、許認可がおくれているというのは、薬とかあるいは医療器具...全文を見る
○冨岡委員 指針が出ているのは私も存じ上げているわけでございますけれども、先ほども言及しましたように、安全性という点は、確かに、細胞を扱うわけですから、これが自分の細胞であれ、がん化を起こしたりなんかする可能性もあります。ただ、厚生労働省のいいところだと思うんですけれども、いろい...全文を見る
○冨岡委員 アメリカにおいても、これは細胞を、生きているもの、命あるもの、物として、ちょうど中間みたいな扱い方をしているので、どうも完全に分離したような扱い方をしていないようなんですが、私自身、これは薬でも医療器具でもない、やはり新しいジャンルの法案がどうしても必要になってくると...全文を見る
○冨岡委員 本当に慎重に慎重を重ねて取り扱わないと、やはりいろいろな弊害も目についてきます。すぐに思いつくのは、コンタミネーション、相手の細胞が入ってしまうような事故というんでしょうか、それとか、がん化を起こす、いわゆるコントロールできなくなるような危険性もやはり潜む。ただ、既存...全文を見る
○冨岡委員 私自身も、慎重に扱うという意見には賛成だし、何らかのそういった監視機構あるいは報告義務等は当然加味されたような法案もしくは機構が必要になるということは十分承知いたしておりますので、何も議員立法でなくて、厚生労働省側から積極的に提案をして、やはりプロの皆様方ですので、本...全文を見る
○冨岡委員 大学では模範解答になりますけれども、そのとおりだろうと思っております。八十点とか九十点がつくかな。確かにそのとおりでございます。  ただ、有床診療所が今、政府の方針なのかどうかわかりません、現実的には一千床ずつ減っているわけなんですね。これを容認しているというふうに...全文を見る
○冨岡委員 ますます加速して減少しているという認識でございますけれども、副大臣もお答えになったんですけれども、これは、最後までいくと、ふえる政策がない限り、多分、限りなくゼロに近づいていくんですけれども、それを容認するというお考えなんですか。そこら辺をちょっと整理していただきたい...全文を見る
○冨岡委員 病診連携ということで、流れとしては診療所の役回りというのをクリニック化していくというのはわからぬでもないんですけれども、ちょっと資料を見てください。  二の一、二、三とあるんですけれども、非常に地域での評価は高いんですね。今申されましたように、地域住民の評価は非常に...全文を見る
○冨岡委員 減っている原因が、医療提供側の高齢化とか、あるいは看護師さん、パラメディカルというのでしょうか、いろいろな医療従事者の人員の確保が難しくなったとか、いろいろ分析していけばあるかと思いますけれども、どうもそういうスタッフが確保できないというのが、資料の二の二ページをちょ...全文を見る
○冨岡委員 いろいろな基準があるのは、あっていいんですよ。ただ、現実的に原因と結果があるわけなんで、お答えになった、今まで累々と必要性を述べられた、ただし現実的に毎年二千床ほど減少している。そして、国民は今不満を持って、何とかおらが村、おらが町に産婦人科とか簡単に入院されるものが...全文を見る
○冨岡委員 制度というのは、なかなかつくるのは難しいんですけれども、壊すのは簡単に壊れていきます。ただし、つくり始めると本当にまたお金がかかるし、非常に労力が要ります。既存の有床診療所をもっと観点、切り口を変えてうまく利用するのが、今後、厚生労働行政では、不必要なものにお金を使わ...全文を見る
○冨岡委員 いろいろな統計のとり方によっては当たり前じゃないかという考え方もないとは言えませんけれども、それにしても一〇%というのは、やはり我々、一生懸命育てる側におった立場からいえば、この数値をもっと低くする責務があるんじゃないかなというふうに私自身思っているところであります。...全文を見る
○冨岡委員 やはりここら辺が重要になってきますね。そこのヒヤリ・ハットは就業年数一、二年の方でほぼ終わるということなんですけれども、では、もっとトレーニングしたり、職場というんですか現場というんですか、例えば外科系、内科系でいろいろテクニカルに学ばなくてはいけない部分があるので、...全文を見る
○冨岡委員 検討を行うということは大変ありがたいことなんですけれども、昨年度から実施している新人の助産師に対する医療安全モデル事業について、これが十七年度に十八カ所、あるいは十八年度に二十六カ所行われているわけなんですけれども、やはり検討委員会だけで検討するんじゃもう遅いというふ...全文を見る
○冨岡委員 どうもありがとうございました。
12月13日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○冨岡委員 自由民主党の冨岡でございます。  各参考人からは、大変重たい御意見、陳述をいただきまして、ありがとうございます。  私は、二十数年外科医として、その後半は移植外科の教室に在籍した者として、今般はA案を支持する立場から、法案提案者の一人でございまして、そういった観点...全文を見る
○冨岡委員 別所参考人は、結論的には、いろいろな虐待問題等問題があるということのお話だったと思いますけれども、例えば、移植法自体に反対するのか、A案なのかB案なのか、今のままでいいのか、そこら辺を、ちょっと確認というか、お聞かせ願いたいと思います。
○冨岡委員 弁護士連合会の光石参考人は、これはちょっと確認しておきたいんですけれども、連合会全体で、満場一致ではないと思うんですけれども、大体比率として、この移植法全体にもう最初から反対意見なのか、それとも、現行法は問題あるんだけれどもよしとするのか、あるいは、今度改正法案が出る...全文を見る
○冨岡委員 私も、解剖医免許を持って随分解剖していたんですけれども、そのときに、もう既に現場では、例えば脳下垂体の摘出とかホルモンを抽出するような場合、これは法律ではないんですけれども、本人のためになるのかどうかちょっと不明な点で、そういう作業とか、いろいろな臓器とか、骨も含めて...全文を見る
○冨岡委員 それでは、丸山参考人の意見は多分A案だった、私はそのようにお聞きしたんですが、それでよろしいんでしょうか。いろいろ学説とかを拝聴いたしましたけれども、基本的には、我々、今この場は、AかBかを推進しよう、そういうどちらかという方向で進んでいる嫌いがございますが、その観点...全文を見る
○冨岡委員 A案が望ましくないということは、現行法のままでいろいろな詰めをしてくれというふうに解釈してよろしいんですか。B案を推進するとかそういうお立場での発言ではないと解釈してよろしいんでしょうか。
○冨岡委員 ありがとうございました。  最後に、佐藤参考人の御意見は移植自体が非常に問題があるというような論調だったと思いますけれども、最初からこういう法律は必要ないというふうな御意見なのか、あるいは現行法のままでいけばいいのか、AなのかBなのか。もしそういうふうな、宗教団体全...全文を見る
○冨岡委員 各参考人、ありがとうございました。いろいろな、A、Bほぼ拮抗するような御意見、あるいは、もとからそういう法律への疑義を御意見としていただきました。  それで、もしこの法案が通ったらどういうことになるのか。例えば、A案御推薦というんでしょうか、田中教授の御意見をちょっ...全文を見る
○冨岡委員 ぜひそうあってほしいと思うわけでございますけれども、私自身も、この移植というのが人類にとって福音をもたらす方法ではあるけれども、それをやはり漫然と続けていっていいのかという疑問があります。つまり、いろいろ人類は、血液を輸血することによって新たなウイルスの病気、エイズを...全文を見る
○冨岡委員 私、いろいろA案、B案の会議あるいは勉強会にずっと出させていただいておりますが、いろいろな脳死の判定の難しさ、そして宗教観の違いからくる臓器移植に対する違和感、本当に感じるところがあります。ただ、一番心を打つのは、きょう福島先生もお見えですけれども、患者さんの、相手の...全文を見る