富田茂之

とみたしげゆき

比例代表(南関東)選出
公明党
当選回数8回

富田茂之の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○富田委員 平和・改革の富田でございます。桝屋委員の持ち時間の範囲内で関連質問をさせていただきます。  私の方からは、一月十四日に、元警視庁の捜査二課で汚職捜査を担当していた警察の幹部が逮捕されるという、本当に信じられないような事件が起きました。また、きのうは大蔵省にも捜索が入...全文を見る
○富田委員 何か、今の答弁を聞いていますと、前の通達を出す前にもともと起きていた事件だから、またいろいろ考えてもう一回通達を出し直したのだというふうに答弁しているように聞こえるのですけれども、そんなことはないのですね。  今回の事件について、各マスコミがどういう報道をしているか...全文を見る
○富田委員 長官の御苦労はよくわかるのですけれども、私の質問に何も答えていないんだ。国民に明らかにする、公表してほしいということについてどう考えるかとお尋ねしているのに、それについては何も答えない。まあ何度聞いても同じ答えでしょうから、委員長、ぜひお願いしますが、当委員会あるいは...全文を見る
○富田委員 国家公安委員というのは本当に重要な立場ですので、できる限り兼務のないように、そういう人選をするという方向で多分これまでも動いてきたと思いますので、今国家公安委員になっている方が別の職務を兼務するというのは非常に不自然だと思いますから、その点、大臣の方からもぜひ総理に意...全文を見る
01月30日第142回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○富田委員 平和・改革の富田茂之でございます。  新井参考人に御質問いたします。先ほど来の御答弁を聞いておりまして、ちょっとわからない点がございます。  まず、新井参考人と平石元副社長、浜平元常務、そして新橋支店の支店長さん、この三名の関係が、最初の古屋委員の質問に対する御答...全文を見る
○富田委員 そうしますと、平成七年の二月か三月にまず平石副社長と知り合った。四月ごろ、新井参考人がやられている内輪の勉強会に講師で平石さんに来てもらった。その講師料を後で会社に届けたのですかね。そこで浜平元常務にお会いしたというふうに今御答弁されましたけれども、浜平さんは午前中そ...全文を見る
○富田委員 それは結構ですが、浜平元常務は、新井参考人の借名口座の開設についてどのようなかかわりを持たれたのでしょうか。その点をちょっと教えていただけますか。
○富田委員 担当支店長に口座開設をお願いして、その後の取引も全部その支店長とやられていた、一回一回の報告も全部受けられていたというふうに先ほど御答弁されましたよね。  支店長からの一回一回の連絡について、新井参考人の方は具体的にどういうふうな株売買の指示をされていたのですか。具...全文を見る
○富田委員 今のお話ですと、ほとんど新橋支店長の方から新井参考人に対して、こういう銘柄で取引したらどうですかと毎回のようにアドバイスがあって、それが納得できた場合には返事していたというふうに聞けるのですが、午前中の金子社長の答弁の中で、同日に売買をやっている取引が十二回あった。そ...全文を見る
○富田委員 新井参考人のこれまでの御答弁が全部真実だとしたら、今回のようないろいろな疑惑を受ける必要はないのじゃないかなというふうに、私自身今のお話を聞いていたら思いますよ。でも、なぜ疑惑が出てきたのか。それは、一つは、こういう経過があったのじゃないかなというふうに私自身思います...全文を見る
○富田委員 浜平常務が逮捕された後、午前中もちょっとお名前が出ておりましたが、猪狩さんという弁護士が浜平さんの弁護人につきました。この猪狩さんは、新井参考人の顧問弁護士的立場で活動してきたというふうにある場で発言されたそうであります。そして、先週の火曜日、一月二十日になって、猪狩...全文を見る
○富田委員 今のお話、本当だとしたら、弁護人を辞任する必要、全然ないのですよ。あなたの好意を受け入れて、ずっと弁護してもらえばいいので、全然信用できません。  以上で終わります。
02月19日第142回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
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○富田委員 本件に対する平和・改革の態度と、その決定理由を申し述べます。  私どもは、新井将敬君に対する逮捕許諾請求について、許諾を与えることに賛成いたします。  今回の新井将敬君に対する逮捕許諾の理由は、日興証券株式会社の新橋支店において、他人名義の取引口座を開設し、平成七...全文を見る
03月10日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○富田委員 平和・改革の富田茂之でございます。  午前中から、桝屋委員、そして先ほど春名委員、また今葉山委員の方から質問のございました交付税特別会計借入金について最初にお尋ねしたいと思います。  春名委員の方からは、なぜこれだけ交付税特別会計借入金が膨張したんだ、その要因はど...全文を見る
○富田委員 今の数字はちょっと驚くべき数字といいますか、この交付税特別会計借入金については第二の国鉄化するのではないか。国鉄の長期債務がいつの間にか十兆円台だったのが二十八兆に なって、どうなっているんだというふうに今議論の対象になっているわけですけれども。  普通であれば、...全文を見る
○富田委員 今の財政局長の答弁は、二点ほどちょっとおかしいのですよ。  今御自分でも言われましたけれども、私どもの方にしてみたら財源が確保されているというふうに言われたのですね。これは国と自治省の、大蔵省と自治の関係で見ればそうなのかもしれません。  今の数字、十一兆九千億の...全文を見る
○富田委員 単年度だったのが単に三年間予約したというふうにしかどうも読めないので、これで制度改正だとは、とても私は思えません。  五十九年のときに、巨額の借入金残高は将来の地方交付税の総額の確保に重大な影響を及ぼす、そしてまた、地方財政の借入金体質を改め、その健全化を図るために...全文を見る
○富田委員 実は先週、警察庁の事務方の方に、この事件の対応についてどういうふうに対策をとっているんだということで、いろいろ教えていただきました。その際、二月五日に、局長クラス、警察、総務、文部、自治、四省庁の局長クラスの連絡会議をやった、また二月六日には、文部省主宰の生徒指導、社...全文を見る
○富田委員 もう少し具体的な答弁が欲しかったのですが、ぜひこの点しっかりやっていただいて、少年のナイフ等を使った犯罪の防止に全力を挙げていただきたいと思います。  以上で終わります。
03月11日第142回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○富田委員 平和・改革の富田茂之でございます。文教委員会で初質問でございますが、大臣、よろしくお願いいたします。  私も、午前中からずっと話題になっておりましたナイフ関連の事件について何点か質問をさせていただきたいと思います。  昨日も地方行政委員会で、この事件に関して各委員...全文を見る
○富田委員 回数もそうですし、その中身が本当にあったのかという点をやはり文部省の方で主導的に情報をとっていただいて、警察と学校というのは仲よくやるというのになかなか向かない者同士だと思います、現実として。ただ、警察の少年課とか地域課の現場の方たちが、こういう非行に走る少年とか、実...全文を見る
○富田委員 その点も学校の現場できちんと教育できるようにしていただきたいと思います。  また、これまで各委員からいろいろ、大臣の発言で所持品検査が大分マスコミで報道されているというような話がありました。大臣の午前中からの御説明でその意図するところはよく理解できるのですが、私は、...全文を見る
○富田委員 今の考えで一応は納得したいのですけれども、実際、一月二十八日に教師の刺殺事件が起きて、また今度、生徒同士で刺殺事件が起きてしまったわけですよね。だから、こういうふうに何らかの会議から報告書が出てくるのを待っているというふうにやっていると、また同じようになってしまいます...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○富田委員 平和・改革の富田でございます。大蔵委員ではございませんが、委員長、各党の理事の皆様の御了解をいただいて大蔵委員会で質問できることを本当に感謝しております。  私、電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律案について、何点かお尋ねしたい...全文を見る
○富田委員 今、流れを同じくしているというふうに御答弁ありましたけれども、法務省の方が商法上、電子データによる保存が可能だという見解を示しても、一般の企業あるいは個人が、商法上の帳簿と税務申告上の帳簿は重なる帳簿が多いわけですから、二種類つくって保存するということは多分なかったの...全文を見る
○富田委員 今の点は了解いたしますが、アメリカでは、一九六四年の段階で帳簿書類の電子化が許容されていたというふうに書かれている本等もあります。そうしますと、四半世紀日本がおくれてやっとこういう法案が出てきたというようなことになると思うのですが、コンピューター等の一般社会への普及と...全文を見る
○富田委員 ちょっと今の点はまた後の質問でお尋ねしたいと思うのですが、先ほど局長が言われていた、コスト削減の要求が強かったと。今回、この法案が成立することによってどのぐらいのコスト削減につながるのか、そういう点について大蔵省の方で何かデータ等をとって、今回の立法事実としてそういう...全文を見る
○富田委員 一億円で四分の一の削減になるのだというような調査結果を今示されましたが、大蔵の調査室の方からいただいた資料ですと、メーカーが二つと大手のスーパー一つを調査した結果で、負担軽減効果というのが本当に四分の一になるような調査結果もいただいておりますが、今回ちょっと調べてみま...全文を見る
○富田委員 今の報告書の提言を法案化するということになりますと、新進党時代に受けた要望なのですが、職業会計人の団体から、この法案についてはこのような点を入れてもらいたい、特にこういうところを入れてもらいたいということで、いろいろ勉強会をやったのですが、その際に五点ほど言われており...全文を見る
○富田委員 何となくちょっとだまされたような、ごまかされているような気もするのです。本来一般の会計原則できちんと定めていく話だというのはよく理解できるのですが、今後大蔵の方でいろいろな法案を出される際に、今のような点もぜひ検討をしていただきたいと思います。  真実性確保のために...全文を見る
○富田委員 今のところなのですけれども、例えば企業が月次処理を終了した後で、過去にさかのぼって仕訳の訂正という問題が起きてきたときに、今のコンピューターの処理では会計データが遡及的な訂正によるものであるかどうかはわからないわけですよね。現行の簿記の原則に従えば、紙への記入による場...全文を見る
○富田委員 今のでもちょっとよくわからないんですけれどもね。  じゃ、入出力者及び入出力日時等の記録を保存する方法というのも先ほど例に挙げた中にあったんですが、そういう方法をなぜとらなかったのか。だれがいつ入れたのかがはっきりわかれば、それが一番過去の履歴の確保に資すると思うん...全文を見る
○富田委員 こういうふうに理解していいですか。訂正しちゃったところはもうその訂正したのは見えないですよね、コンピューター処理の場合は。ただ、訂正あるいは加除した場合には、そういうことをしたんだというのを別のシステムにきちんと入れておけ、それによって連続性が追跡できるようになるんだ...全文を見る
○富田委員 あと、今回の法案の中で、このシステムを使える対象者ですけれども、青色申告業者でかつ相当に質の高い記録を励行している企業を想定しているようにも条文を丁寧に読んでいくと思えるんですが、この点、この法の対象となるような人はどういう人たちになるんでしょうか。
○富田委員 あと、今回は税務署長の事前承認制という手続をとっているわけですけれども、なぜ届け出制ではなかったのか。当委員会でも何度かこの質問は出たようですが、なぜ承認制なのかという点と、その承認基準あるいは承認の要件についてもし検討が進んでいるのであれば、こういうふうになっていま...全文を見る
○富田委員 実務の運用としては、できる限り届け出制に近いような運用をすることが納税者の利益になると思いますので、その点はぜひ御配慮いただきたいと思います。  最後に、この真実性を担保するためにはやはり罰則を検討する必要があるんじゃないかと思うんですね。今回の法案には一切この点触...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。
03月18日第142回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○富田委員 私は、自由民主党、民友連、平和・改革、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     日本育英会法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○富田分科員 平和・改革の富田茂之でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私の方からは、自賠責保険に関しまして、何点か問題点をお尋ねしたいと思います。  昨年の九月二十六日付で自動車交通局長の荒井局長名で、自動車保険料率算定会、いわゆる自算会あてに通達が出されており...全文を見る
○富田分科員 努力されているのはよくわかるんですけれども、いろいろな資料をいただいて読んでみますと、全国に約七十カ所の調査事務所があって、調査員も一千四百人ぐらいだ。この人数で、最近の自賠責の請求件数をずっと見ておりますと、大体百十五万件を超えるような数字になつている。全部が全部...全文を見る
○富田分科員 わかりました。  この報告書の中でも、自賠責保険の有無責等審査会あるいは再審査会というようなものを設ける。これまでは死亡無責を適用しようとするケースや死亡重過失減額を適用しようとするケース、こういうような認定困難な事案も自算会の中で内部的に処理されていたものについ...全文を見る
○富田分科員 今の局長の答弁を信じたいと思いますが、この審査会とか再審査会のメンバー、特に再審査会のメンバーですね。これは公表しないというふうに報告書に記載されております。  最初に局長の方が出された通達に、先ほども御紹介しましたが、自賠責保険の支払いに係る一層の公平性の確保、...全文を見る
○富田分科員 この再審査会のメンバー等については目算会と運輸省が協議して最終的に決定するというような報告になっておりましたので、中立性、公平性を疑われないように、そこはもう運輸省の方で努力していただきたいと思います。  あと、後遺障害の態様、程度について、これを的確に把握するた...全文を見る
○富田分科員 次の質問に移らせていただきますが、後遺障害についてよく問題になるのは、労災の方の等級と大分違ってくるという点、いろいろな方から言われます。労災の方は結構高く認定してくれるのに、自賠責の方は認定が低くて、金額的にも不満だというような相談をよく私自身も受けるのですが、こ...全文を見る
○富田分科員 ぜひ、それはよろしくお願いいたしたいと思います。  あと、平成十年一月十二日付で運輸省の記者発表資料というのが出ておりまして、これをいただきました。  「自賠責保険の支払いの適正化を通じた自動車事故被害者保護の充実について」、こういう題の資料でしたが、この資料の...全文を見る
○富田分科員 それはもうぜひ、現場でもきちんとできるように、運輸省本省の方でぜひ頑張っていただきたいと思います。  もう一点、先ほど、審査会、再審査会の組織が報告書の中でうたわれておりましたけれども、そういう審査会や再審査会を開く際、そのメンバーが現場に行って事故状況を検討する...全文を見る
○富田分科員 これは最後の質問になると思うのですが、今、刑事訴訟法に抵触しない範囲、また、プライバシーを侵害しないような範囲でということでしたけれども、今回こういう審査会とか再審査会というものを新たに組織する、ここで公平中立な審査をしていくのだ、そこできちんとやられれば、被害者も...全文を見る
○富田分科員 刑訴法四十七条は、訴訟記録の公開を禁止はしているのですけれども、これは全面禁止はしていませんので、新たな仕組みができれば、また先ほどの弁護士法の照会のように、見ることもできると思いますので、ぜひ運輸省にそういう努力をしていただきたいとお願いしまして、質問を終えたいと...全文を見る
04月03日第142回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○富田委員 平和・改革の富田でございます。よろしくお願いいたします。  平成十四年ワールドカップサッカー大会特別措置法案に関しまして、まず何点かお尋ねしたいと思います。今井委員、川内委員の方からかなり御質問ありましたので、できるだけ重ならないようにしたいと思います。  この法...全文を見る
○富田委員 適正にかかった経費はしようがないと思いますが、できる限りきちんとした援助ができるように、文部省の方としても努力していただきたいと思います。  川内委員の方からも、韓国の方の経済情勢で大丈夫なのかというような御趣旨の質問もありましたけれども、文部省、また政府委員室、調...全文を見る
○富田委員 今の点は御説明いただいてよくわかるのですが、仮に、財団法人二〇〇二年ワールドカップサッカー大会日本組織委員会がずっと大会の準備をして運営して、切符がよく売れて、全部うまくいけばいいのですが、最終的に、この組織が全部終わりになる場合に収支不足、いわゆる赤字になったときに...全文を見る
○富田委員 大臣や局長の責任問題が発生しないように、いろいろ御配慮をいただいて、大会が成功するように祈っております。  ちょっと質問を変えたいと思うのですが、実は昨日夕方、私、地元千葉なんですが、千葉で千葉のマスコミの方と懇談をしておりましたら、その相手方のポケベルが鳴りました...全文を見る
○富田委員 ぜひそういう方向で御努力いただきたいと思います。  実は、私ども新党平和で、前回の質問のときにもちょっと御紹介させていただいたのですが、母親とナイフプロジェクトということで、今なぜ子供が突然キしてしまうんだということの原因を探るというか、そういうシンポジウムを行った...全文を見る
○富田委員 今大臣がお話しされたアメリカの十代裁判というのを私もテレビで見ましたが、あの主人公になった彼は、ホームレスの面倒を見るようにというのが処罰だったんですね。ホームレスの面倒を見て、先ほど私が話したように、実感として自分がやはり役に立つというのを感じて、その中で、今度は自...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
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○富田委員 平和・改革の富田でございます。桝屋委員の持ち時間の範囲内で関連質問をさせていただきます。  私の方からは、ちょっとこの法案とは離れますが、麻薬・薬物乱用防止対策について、特に警察庁の方の取り組み状況についてお尋ねをしたいと思います。  私ども平和・改革と公明は、四...全文を見る
○富田委員 今の活動は警察庁が中心になっていろいろなことをやられているのはよく承知しているのですが、一千八百万円をかけて広報車をつくる、その広報車の中の展示とか中身が一体どうなっているのかなというのが一つ疑問としてあります。  実は、厚生省所管の財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止セ...全文を見る
○富田委員 センターの方と警察庁の方が連携をとられているというのもよくわかっております。警察庁からもセンターの方に行かれている職員の方もいらっしゃるということも承知しておりますが、警察庁で予定されている広報車の配置計画がどうなっているのか。事前にお聞きしましたら、警視庁、神奈川県...全文を見る
○富田委員 もう時間がありませんので、最後になりますが、ちょっと国家公安委員長にお尋ねしたいのです。  昨年の一月十七日に閣議決定で、内閣総理大臣を本部長として関係閣僚から成る薬物乱用対策推進本部が内閣に設置されております。公安委員長も恐らくこの副本部長という形で就任されている...全文を見る
○富田委員 どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。
05月08日第142回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○富田委員 平和・改革の富田でございます。  北村委員の鋭い質問の後に、同じ弁護士出身でございますので、やはり法律的な、かなりこの法案は問題があるということを私自身思いますので、何点か明らかにさせていただきたいと思います。  発議者、また、修正案の提案者の先生方におかれまして...全文を見る
○富田委員 選定基準を作成する委員会というのはどこにつくられるのですか。今の大臣の御答弁ではちょっとそこが明らかではなかったのですが。
○富田委員 そこできちんとした選定基準ができるように、大臣の方でも、今ある程度のメルクマールをおっしゃいましたが、そういうことをきちんと指導されて、だれが見ても公平中立にきちんとやっているというふうに思えるような御指導をぜひお願いしたいと思います。  一つ気になるのは、議員連盟...全文を見る
○富田委員 大臣と船田先生の意見はよくわかったのですが、もう少し、そういうところではやらない、やるべきではないというぐらい、大臣と、発議者の中心的答弁をされている船田先生の方からぜひ御答弁いただきたいなと思うのですが、それはどうでしょうか。
○富田委員 納得はできませんけれども、大臣としてはそこまでの答弁がぎりぎりなのかなという感じもしますので。この問題ばかりこだわっているとほかの質問ができませんので、隣からもっと攻めろというような意見もありますが……。  今船田先生がおっしゃったように、十九歳未満に売らないという...全文を見る
○富田委員 そんな程度では、国民の皆さん、特にPTAの皆さんが心配している点はちょっとクリアできないのではないかなというふうに私自身思います。  一つ提案なんですが、一昨日の参考人で、大阪商業大学の谷岡先生がラスベガスの例を引かれて何点か言われていました。  金融機関等で、銀...全文を見る
○富田委員 今局長の方からお話ありましたように、これは業務委託契約をするようになるわけですね。その委託契約書の中に、こういう違反行為をしたら委託を取り消すとか、違反をした販売店、その店舗でもいいですよ、そういうところにはもう二度と販売させないというような規定をぜひ入れていただきた...全文を見る
○富田委員 ぜひ今の大臣の御答弁と局長の答弁がこの規定の歯どめになり、また、振興計画は、できれば大臣の在任中に本当につくっていただきたい、熱心にぜひ取り組んでいただきたいと思います。  もう一つ、同じようにこの法文の規定ぶりでちょっと気になるのが、日本体育・学校健康センター法の...全文を見る
○富田委員 そういう答弁しか出ないのかなと思いますけれども、この括弧書きは、幾らでも使えるように、抜け道になっているのですよね。今の答弁できちんと局長に歯どめをかけていただいて、経費が一五%だというふうに発議者の皆さんはずっと説明してきたわけですから、そこの枠をこの規定を使って踏...全文を見る
○富田委員 ぜひこのパンフレットに書いてあることが実現できるように、文部省の方にもきちんと努力していただきたいと思いますし、発議者の先生方もきちんと監視して、議員立法というのは、できちゃうと、だれがつくったという名前だけが残って実効性がないということがよくあると思うのですね。 ...全文を見る
○富田委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、情報公開の規定について今大臣触れられましたけれども、特殊法人の財務諸表が公表されていますけれども、それを弁護士が読んでもなかなか中身がわからないというような参議院の参考人の先生の指摘もありまして、十分なものだとはとても思えない。...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○富田委員 平和・改革の富田茂之でございます。私の方からは、具体的な問題について質問をさせていただきたいと思います。  今、上田委員の方から、不開示情報について何点か具体的な質問がありましたが、なかなか満足のいく答弁が出ておりませんので、ぜひ私には満足のいく答弁を長官にしていた...全文を見る
○富田委員 今の長官の答弁に含まれているとは思うのですが、今言われた、「権利」と規定することによって保護されるべき利益を明確にしたんだという御答弁でしたが、この「権利」には一体どういうものが含まれるのか。憲法上の権利は全部含まれるのか。先ほどの御答弁では、要綱案のときには「財産権...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  今の御答弁でかなり明確になったとは思うのですが、一つ心配がございまして、実は、平成七年に、この国会におきまして宗教法人法の改正が行われました。その中で、宗教法人の方からなぜ改正が必要なんだというような意見もありましたし、衆議院におきまして...全文を見る
○富田委員 今のような趣旨で立法がなされたとすると、今回、情報公開法がつくられることによって、宗教団体から見ますと、所轄庁に対して自分たちがちゃんと規定にのっとって活動しているのだということを示すために文書を出す、帳簿類を出す。ところが、その出された帳簿類は、所轄庁にある文書にな...全文を見る
○富田委員 明快な御答弁をいただきましたので、了解いたします。  長官にお尋ねしますが、平成九年十月三十日付で、財団法人日本宗教連盟の方で長官あてに、情報公開法案立案にあたっての要望書というものを出されたと思います。実は、私の住んでいる地域にこの日本宗教連盟の前の理事長の亀谷荘...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  次の質問に移らせていただきます。  政府案の第七条に「公益上の理由による裁量的開示」という規定がございます。これまでの御説明のように不開示情報の規定を設けておきながら、今度は、公益上の理由で裁量的に開示できるのだという規定もまた別個にあ...全文を見る
○富田委員 今のようにきちんと限定的にぜひ運用していただきたいと思います。  行政機関の長の高度な判断でできるということになると、一般人から見れば全然わからないのが、行政機関の長は、私が高度な判断をしたのだということで運用することになると、せっかく設けた不開示情報が全く意味がな...全文を見る
○富田委員 今指摘されました三派案の四条の四項ですが、「開示しないことにより保護される正当な利益に優越する公益上の理由が明らかにあると認めるとき」と、ちょっと政府案の書きぶりとは若干異なっております。何度読んでも、ちょっとなかなか理解しにくい。相当考えてこういう文章にされたのだな...全文を見る
○富田委員 わかりました。  次の質問に移らせていただきますが、行政機関の保有する情報の公開に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、こちらの方の第七条、これについて政府の方にお尋ねいたします。  この条項によって、刑事訴訟に関する書類及び押収物について情報公開...全文を見る
○富田委員 この点はこの審議の中でよく検討していただきたいと思うのですが、今の答弁はちょっと事実と反するところがあるのですね。確定記録はだれでも閲覧できるというのですが、実際、確定記録の閲覧を申し込んだ場合に、かなり拒絶されている例が多い。事実上全面拒絶と言ってもおかしくないよう...全文を見る
○富田委員 質問時間が来ましたのでこれで終わりますが、一点だけ。  今のふうに考えて、この整備法案の七条が通って民事訴訟法の改正もされたときに、実際、現行法曹三者の協議で、不起訴記録、交通事件の不起訴事件でも、その不起訴記録の中に実況見分調書があります。その実況見分調書について...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。
05月20日第142回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○富田委員 平和・改革の富田茂之でございます。  参考人の先生方、本日は本当にありがとうございました。  まず、木村参考人にお尋ねしたいのですが、本日のこの法案の審議に当たって、実は、平成八年の七月九日付の読売新聞に「対立討論」というのが載っておりまして、きょうお見えの岩切参...全文を見る
○富田委員 木村参考人にもう二点だけ、中教審での議論も踏まえてちょっとお尋ねしたいのですが、この中高一貫教育に入って途中で、自分に合わない、もうだめだこれは、というような子をどういうふうに救済するか。第二次答申の中でも、途中で転学を希望する生徒に対して十分に配慮していくことが必要...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  黒沢参考人にお尋ねしますが、先ほどの、入試をなくしてしまうのが一番いいんだというのは、もう本当にそのとおりだと思うのですが、その前段階で、参考人の資料としていただきました「中高一貫校教育の現実と未来」の中に、  「選抜」方法をすべて抽選...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  もう一度、黒沢参考人と糀谷参考人にちょっとお尋ねしたいのですが、この中高一貫教育、この法案とは別に、実は平成十年度予算で、中高一貫教育の推進に係る実践研究事業というものに一億二百万円の予算がつきました。各都道府県等において、地域の実態に応...全文を見る
○富田委員 それでは、時間も余りありませんので、岩切参考人に、五ケ瀬中学・高校の現場にいらっしゃって感じたこと等から何点かお聞かせ願いたいと思うのです。  実は私も、昭和四十四年に千葉県の銚子という田舎町から東京の武蔵野にある中高一貫教育の高校に入学してきました。まだできて二年...全文を見る
○富田委員 全寮制のかなりいい面を先ほども御意見の中で岩切参考人はおっしゃっていたのですが、パンフレットも読ませていただきましたが、各学年の子が、こういういい点がある、みんなも来ないかというように訴えて、非常にすばらしいパンフレットなんですが、ちょっとひねくれた見方をしますと、こ...全文を見る
○富田委員 もう時間ですので、最後もう一点だけ岩切参考人にお伺いしたいのですが、資料を見ましたら、先生方がかなりお若い。平均年齢で三十代後半だ。そういう先生方なんで、一緒に泊まり込んで舎監的な役割でいろいろ子供たちとやれたのだと思うのですが、この先生方もだんだん年をとっていくわけ...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。
05月27日第142回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○富田委員 平和・改革の富田茂之でございます。  あらかじめ質問通告させていただいておりましたこの法案に関する質問につきまして、今藤村委員の方からほとんど聞かれてしまいましたので、ちょっとそれ以外の分野の質問が多くなると思いますが。  ただ、一つ、藤村委員が最後に言われており...全文を見る
○富田委員 参議院の参考人質疑の際、奥田参考人の方からこの点に関して、観察実習と本実習を分けるようにすると、まだ教職につこうというような意思がはっきりしていない学生を実習校が受け入れなければならない、そんなのはもう迷惑な話だという点が一つと、学生の方にしても、先ほども御答弁があり...全文を見る
○富田委員 その点、十分な配慮を大学側にも、また、学生が不利にならないように、文部省の方でもきちんと指導していただきたいと思います。  あと、養護教諭による保健の授業の担当が可能となるような規定が今回盛り込まれましたが、その点に関しまして、調査室の方からいただきました資料により...全文を見る
○富田委員 五十年にならないように、冗談ではなくて、本当に注意していただきたいと思います。  この養護教諭が保健を担当するという背景として、薬物乱用がすごい、少年の間に。薬物乱用防止教育というのもいろいろなところで訴えられているのですが、先日の、総務庁が五月十七日に発表した麻薬...全文を見る
○富田委員 今、大臣からお話のありました薬物乱用防止のキャラバンカー、バスをちょっと改造したような、六千万ぐらいかけて、厚生省所管の財団法人、麻薬・覚せい剤乱用防止センターの方で一台しかないのですね、今。全国にたった一台しかない。それを今年度の予算と、これから出てくるであろう補正...全文を見る
○富田委員 今、局長の方から御答弁がありましたように、各都道府県でいろいろな取り組みをしていると。埼玉の方では、さわやか相談員ということで、カウンセラーではないですけれども、いろいろな経験のある人たちを全校に配置して、子供たちの悩みを聞いてあげるというようなものがかなりうまくいっ...全文を見る
○富田委員 もう時間が来ましたので、最後に、今の大臣の答弁を受けて、文部省として、宗教法人法二十五条四項により提出された文書を公開するかどうか。今、非公知かどうかというような判断が必要になると思うんですが、それについて、取扱基準を設定する用意があるのか、予定があるのか、また、予定...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。
○富田委員 平和・改革の富田茂之でございます。三人の参考人の先生方、きょうは本当にありがとうございます。  まず、蓮見参考人にお尋ねしたいのです。先ほどの御意見、また、文書にしていただいたものも全部読みましたが、指摘されている問題点についての所感というところで先生が答えられてい...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  もう一点、蓮見参考人にお願いしたいのですが、中学校の教育実習が二週間から四週間になるという、先ほど先生は五週間やったらどうだという提言もした、それは取り入れられなかったということですが、先生の提言の中に、期間よりも実施方法等に配慮したらど...全文を見る
○富田委員 今の蓮見参考人の御意見に対して中野参考人にちょっとお尋ねしたいんですが、参議院の方で、多分中野参考人と同じお立場で奥田参考人が出られまして、この四週間への拡張について、教育実習は六月に集中しているんだ、それで、中学校も大変だし、大学生も前期試験があるときにこれまで二週...全文を見る
○富田委員 わかりました。  時間も残り少なくなりましたので、最後に杉田参考人に、ちょっと法案からは離れてしまうんですが、この法案では、大学のカリキュラムを充実して、本当に今の時代状況に合った先生を育てようという法案だと思うんですが、逆に、教育の現場で、いわゆる指導力不足といい...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  終わります。
06月03日第142回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○富田委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     教育職員免許法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、教員免許制度の重要性にかんがみ、次の事項について特段の配慮をすべき...全文を見る
○富田委員 平和・改革の富田茂之でございます。  今の川内委員と遠藤次長のやりとりを聞いておりまして、この法律が衆議院を通れば成立して施行されることになるのでしょうけれども、本当に美術品の美術館における公開の促進に役立つのかなという非常に素朴な疑問がやはりふつふつと出てきてしま...全文を見る
○富田委員 それはどういう問い合わせで、どの程度の作品なのか。先ほどの遠藤次長の御答弁ですと、横山大観とかミレーの「種まく人」なんて、そんなものをだれが持っているかなんというのはもうある程度わかっていると思うので、そこでこの法律ができたからといって突然、今まで行方不明だったのがぽ...全文を見る
○富田委員 インセンティブが働くんだという次長のお話でしたけれども、いろいろ資料をいただきましたけれども、これまで美術品の物納というのは一件しか例がなかったというふうに資料に書かれているのですが、なぜ一件しかなかったのか。物納の順位が一番下の動産に含まれるということもあると思うの...全文を見る
○富田委員 年間三件のために夜なべして法案を通さなきゃいけないのかなというのは非常に残念だなと思うのです。  やはり美術品は、不動産と違って、先ほど川内委員もバブルのときのお話をされていましたけれども、値段の上下が随分あると思うんですね。不動産は今、私も弁護士ですからよく相談さ...全文を見る
○富田委員 今回の物納の特例が文化庁にとって突破口になるように祈っておりますので、ぜひ頑張ってやっていただきたいと思います。  先ほど御紹介しました「美術品等の流動性を高める方策について」の中にもう一点、「当面実施するべき対応策」として「美術品等特別評価システム」の項をわざわざ...全文を見る
○富田委員 この法案に入っていないにしても、これは今後の検討課題として文化庁の方はまだ認識はされているのですか、そこはどうなんでしょうか。
○富田委員 ただ、この法案だけじゃなくて、できるだけ美術品が表に出てくることを考えると、こういう制度を準備して、美術品の所有者にとってもメリットのあるような方向になると思いますので、その点も、この法案とは別に、せっかく中間報告で指摘されているわけですから、ぜひ検討していただきたい...全文を見る
○富田委員 わかりました。よろしくお願いします。どうもありがとうございました。
09月18日第143回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○富田委員 新党平和の富田でございます。  文部大臣は先ほど、母校銚子の学校に行かれたというふうにおっしゃっておりましたが、実は私も銚子市立興野小学校の出身でございまして、大臣の二十四年後輩になります。大臣が九月五日に学校に行かれたという新聞が読売新聞の千葉版に大きく取り上げて...全文を見る
○富田委員 今局長の方から指摘があった点は大事な点だと思うのですね。防止教室を必ず毎年やる、またPTAと連携をとる。  PTAの方では、昨年、PTA連合会の方で調査したときに、PTAの皆さんは子供たちと全然この薬物について話をしていない、半数以上の家庭でこんな話はしたことがない...全文を見る
○富田委員 緊密な連絡を本当にとっていただきたいと思うんですね。  パンフレットも、厚生省も文部省も作成しているのですが、両方ちょっと見せていただいたのですが、これは文部省は高校生用と中学生用と、なかなかよくできています。厚生省の方も、英文まで入って、かなり詳しくて、子供たちが...全文を見る
○富田委員 目的が違うんだというのはわからないでもないのですが、多分、両方のビデオを学校で見せているところはないと思うんですよ、そんなに薬物乱用防止の教育時間はとれませんのでね。そういう意味でもよく検討されて、むだにならないように連携をとってもらいたいと思います。  もう一つ、...全文を見る
○富田委員 こればかりやっていると時間がなくなってしまいますので、育英奨学事業の拡充について、次にお伺いしたいと思います。  午前中も他の委員からちょっと指摘がありましたが、有利子奨学金の抜本的拡充を十一年度予算で目指しているということで、この点は文部省の方としても、マスコミに...全文を見る
○富田委員 ぜひ、その折衝は本当に頑張っていただいて、希望する方がきちんと奨学金を受けられるようにしてもらいたいと思います。  ただ、これは十一年度の予算ですので、きょう実は質問したい点は、今深刻な不況の中で、本当に、高校生、特に私立高校生が、お父さんやお母さんの収入がなくなっ...全文を見る
○富田委員 今局長が話されたように、大学は結構いろいろ、授業料免除の制度とかがあったり、アルバイトもできますし、新聞報道によりますと、慶応大学等では、大学が保証人になって提携した銀行から一千万ぐらい借り入れできるというような制度までいろいろ工夫して考えている。それで、大学はまだ何...全文を見る
○富田委員 時間が参りましたので終わりますが、日程的なこともよくわかるのですけれども、何とか学業を続けたいという子供たちが退学しなくて済むような制度を、ぜひ大臣の方からも事務当局に指示していただいて、実現できるように御努力いただきたいと思います。どうもありがとうございました。
10月06日第143回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○富田委員 新党平和の富田でございます。よろしくお願いいたします。  私の方からは、毒物、劇物の管理体制の強化ということについてまずお尋ねしたいと思います。  小渕総理が、九月十六日の閣僚懇で、各地で類似事件が発生して国民の不安が増加している、毒物などが簡単に手に入る現状の改...全文を見る
○富田委員 今のは何をするのだか全然わからないのですけれども。年内にというのだけは出てきたのですけれども、年内に一体何をするのか、どういう方向でこの対策会議で議論されているのか。十省庁から局長レベルの人が出ているようですけれども、何か幾つかの論点に絞ってやっているというようなこと...全文を見る
○富田委員 では、ちょっと観点を変えて、厚生省がお見えだと思いますので、今お話ししました毒物及び劇物取締法、この法律の枠内でしか今なかなか議論が進まない。この法律の第一条を見ますと、「この法律は、毒物及び劇物について、保健衛生上の見地から必要な取締を行うことを目的とする。」という...全文を見る
○富田委員 今のままでいくと、多分毒劇法の範囲を超えないような対策しか出てこないのじゃないか。この質問をするに当たって、警察庁の現場の方、現場の方というか質問取りに来られた方といろいろ話をしていたのですが、警察庁の方でこの毒劇法の枠内あるいは枠を超えても犯罪予防の観点からもう少し...全文を見る
○富田委員 余り期待できない答弁で残念ですけれども、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  森山さんの方からお話ありましたように、関係省庁の連携強化という点で、警察庁の方、八月十日付で「有毒物質混入事案に対する管理者対策の推進及び認知時における的確な対応について」という通達を出...全文を見る
○富田委員 都道府県レベルでの連絡会議でいろいろな問題点が挙がってくると思いますので、ぜひ毒劇物対策会議の方でも、そこをきちんと警察庁、厚生省の方でバックアップしていただきたいと思います。  今、管理体制の強化ということでお尋ねしましたが、毒物等の分析体制の確立というのがまた一...全文を見る
○富田委員 今局長が言った、平素からの連携というのをどうとっていくかというのが大事だと思うのですね。科捜研というのは、本来その地域で起きた事件の対応のためにつくられたものですから、鑑定機器とかも十分じゃないところもあると思うのですね。そういう場合は科警研の方へ全部上がっていく。そ...全文を見る
○富田委員 今局長の方で言われたように、全部の地域に同じようなものはなかなか整備できない。そういう観点から考えますと、今回の毒物混入事件の際に、日本中毒情報センター、ここが分析していろいろな情報を提供して、和歌山の方で入院あるいは通院していた方たちの治療に物すごく役に立った、お医...全文を見る
○富田委員 時間も来ましたので、最後に、国家公安委員長たる大臣、ちょっと一点お伺いしたいのですが、七月二十五日に起きた和歌山の毒物カレー事件、これ以降、和歌山市の園部地区では、ここに居住する自治会住民数を上回る報道陣が連日のように詰めかけて、この地域は物すごく混乱しております。住...全文を見る
○富田委員 立場もわかりますが、やはり国家公安委員長というのは、犯罪捜査の上で、国民の安心感をかち取っていくというだけじゃなくて、そういう周辺にいる人たちも守っていくのが警察庁の役目であり、また国家公安委員長のお立場だとも思いますので、ぜひ人権に配慮した報道体制がとられるように、...全文を見る