富田茂之

とみたしげゆき

比例代表(南関東)選出
公明党
当選回数8回

富田茂之の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  この委員会に所属して四年目になりました。毎年の委員会で、子供たちが親の経済的理由によって学業に専念できない、そういう事態にならないようにという観点から質問をさせていただいております。  きょうは最初に、去年、民主党政権になって、い...全文を見る
○富田委員 今の大臣の答弁は、現状では大臣はそう言わざるを得ないんだと思うんですが。  資料の五枚目をちょっと見ていただけますか。これは、文科省の二十三年度概算要求のときの要望額の一枚紙であります。ここで、「高校生への支援」ということで一番左側にポンチ絵がありますが、「百二十二...全文を見る
○富田委員 大臣にそこで頑張ってもらいたかったんですけれどもね。  実は、民主党政権になってつくった平成二十二年度の税制改正大綱の中にこういうふうに書いてありますよね。「教育費等の支出がかさむ世代の税負担の軽減を図るために創設された十六歳から二十二歳までの特定扶養親族を控除対象...全文を見る
○富田委員 総理、今のじゃだめなんですよ。甘いんだよ、みんな。  高校生修学支援基金というのは都道府県事業なんですよ。だから、大臣はよくわかっていて、要請していますと言ったんですよ。指導もできないんですよ。だから問題なんですよ。文科省はいろいろ考えて、何とかこれで救えないかと考...全文を見る
○富田委員 民主党のインデックス二〇〇九を出されたので、そこにこう書いてありますよ。「人的控除については、「控除から手当へ」転換を進めます。」これはずっと皆さんが言われていますね。「子育てを社会全体で支える観点から、「配偶者控除」「扶養控除」は「子ども手当」へ転換します。」この扶...全文を見る
○富田委員 ほぼそのとおりなんですが、松沢さんたちの文書を読みますと、これはもともと民主党政権で国の政策として打ち出したものだろう。今、児童手当の上乗せみたいになっていますが、児童手当は、昭和四十二年に千葉県市川市等の自治体の事業から始まったんですね。我々公明党の先輩が取り上げて...全文を見る
○富田委員 いや、全然わからないよ。何言っているんだ。恒久法をつくる気がないのかなというふうに受けとめられますよ、今の答弁は。  それは、所得控除の部分がどんどん圧縮されてきますから、地方税の方で地方の取り分がふえるというのはわかりますけれども、四大臣合意、五大臣合意で、調整す...全文を見る
○富田委員 片山さんは全部わかった上で何かごまかしの答弁しているなという印象しかないんですね。  先ほど細川大臣に、地方団体が何でこんな反対しているんだという理由を二つ言っていただきましたけれども、松沢知事とか浦安の松崎市長たちは、手続違背だということを言っているんですね、明確...全文を見る
02月10日第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  基本的質疑で子ども手当の地方負担分について質問させていただきましたが、昨日、自由民主党の加藤勝信議員の方から、子ども手当と児童手当の違いは何なんだという本質的な質問がありまして、私も全く同じように問題意識を持っていたものですから鋭い...全文を見る
○富田委員 いや、それは理解できないですよ。  大分枚数の多い資料を配らせていただきましたが、資料の一をぜひごらんになっていただきたいと思います。「民主党「子ども手当」政策の変遷」ということで、九八年以降の民主党のマニフェスト、政策インデックス等を全部読ませていただきました。こ...全文を見る
○富田委員 玄葉大臣は正直だから正直に言われたんだと思うんですが、児童手当の拡充という面があるというのなら、実は、これは二〇〇四年のマニフェストで「子ども手当(児童手当)を拡充します。」と言っておきながら、ちょっと資料の二を見ていただきたいんですが、この資料の二は、昨年この予算委...全文を見る
○富田委員 今の資料の二を全部見ていただければ、公明党の方で努力して、自民党の皆さんの了解を得ながら少しずつ拡充してきて、額が少ないんだという御批判はありましたけれども、それを一歩ずつ積み上げてきたんですね。  今回の子ども手当はこれの上に乗っているわけですから、やはり民主党の...全文を見る
○富田委員 いや、児童手当法は廃止と書いてあったんですね。廃止しないでそれを流用するというのは、私、ちょっと民主党の考え方とは違うんじゃないか、まあ財源がないからやられたんだと思うんですが。ここはやはり皆さんの党が出した法案に明確に書いてあったわけですから、やはり児童手当とは違う...全文を見る
○富田委員 いろいろ言われましたけれども、私は、この二万六千円というのは多分根拠はないんだろうと。小沢代表のときのマニフェストでいきなり一万円プラスされて、えいやで選挙目当てにやったんじゃないかなというふうにずっと思っていました。  いろいろちょっと勉強させてもらいましたら、平...全文を見る
○富田委員 野田さんの言を信じたいんですが、去年の十二月十九日の日経新聞の社説にこんなことが書いてあります。「理念なき子ども手当の迷走は目に余る」という題で、   子ども手当をめぐる迷走は目にあまる。「社会全体で子どもの育ちを応援する」という当初の理念はそっちのけで、つじつま合...全文を見る
○富田委員 マニフェスト二〇〇九やインデックス二〇〇九で、配偶者控除を廃止して子ども手当に転換すると明確に書いていましたよね。今、大臣は二十三年度税制改正大綱を読まれましたけれども、二十二年度の税制改正大綱にも、「配偶者控除については、その考え方等について広く意見を聴取しつつ整理...全文を見る
○富田委員 参議院選挙前の議論でそうなったと言いますけれども、参議院選用のマニフェストに書いていないでしょう。いろいろ見ましたけれども、マニフェスト二〇〇九では、「子ども手当の創設と所得税(国税)の控除見直しによる影響」という欄に、わざわざ「住民税(地方税)の配偶者控除、扶養控除...全文を見る
○富田委員 今のはちょっとすりかえがあって、児童手当は廃止されるんだから、地方の皆さんは、その地方負担分というのは自分たちで使えると思っていたわけですよ。  子ども手当と児童手当は、そもそも成り立ちが違うというのは前回の委員会でもお話しさせていただいたんですが、児童手当は地方自...全文を見る
○富田委員 ぜひ総務大臣にはもっと五大臣会合でも頑張っていただきたいし、今後の制度設計の中で総務大臣が頑張らないと、地方はずっと反乱してくると思いますよ。  今の総務大臣の答弁を納得するわけではありません。地方自治体の皆さんは、本当にこの負担をふざけるなというふうに言っています...全文を見る
○富田委員 よろしくお願いします。  もう一つ、厚生労働省の方で、子ども手当が不成立だったらということで、児童手当の支給が六月にできなくなるというようなことを民主党幹部らに伝えていたというような報道がありました。  児童手当用のシステム改修には三カ月が必要とされ、支払い月の六...全文を見る
○富田委員 ぜひ賛成をお願いしますと言っておきながら、きょうの毎日新聞朝刊三面で「予算修正 日程綱渡り 「社民三要求」を調整」というふうに大きく書かれていました。この中に、午前中問題になっていました、普天間の予算の執行をとめるというのと、成年扶養控除の見直しも論点の一つとして挙が...全文を見る
○富田委員 いろいろ聞いてきまして、まだちょっと質問できなかった部分もありますが、引き続きこの委員会で質問していきたいと思います。  ありがとうございました。
02月15日第177回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  陳述人の先生方、きょうは本当に貴重な御意見ありがとうございます。  昨日こちらに来させていただきまして、きょうは午前中、本当に豪雪の被害、また豪雪対策の現場をしっかり見学させていただきました。  私は、千葉県の銚子の生まれでして...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  子ども手当がずっと今話題になっておりますが、奈良市長と杉本町長にちょっとお尋ねしたいんです。  私は、二月三日と十日、予算委員会で子ども手当についてかなり突っ込んだ質問をしました。先ほど奈良市長が言われていた、一万六千円までは財源の手当...全文を見る
○富田委員 厳しい御意見、しっかり受けとめさせていただきたいと思いますが、地方負担の関係で、実は委員会の質疑の中で、菅総理も片山総務大臣も、地方が増収分が来年度以降出てくるんだから負担してもらってもいいんだみたいな言いぶりをちょっと言われたんですね。私は、それはおかしいんじゃない...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  豪雪の対策のいろいろな御意見の中で、新幹線は危機管理だというお話もありましたし、現実にいろいろな方のお話を聞きましたら、高木先生からも教えてもらったんですが、「サンダーバード」がとまって二日間閉じ込められた。ホテル「サンダーバード」だとい...全文を見る
○富田委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、実は、私的なことになりますが、私の家内の両親は小松市に住んでおります。飛行機で便利なものですから新幹線の必要性をよくわからなかったのですが、今のお話で身にしみて感じるところがあります。  市長が先ほど、学校耐震化が一番市民の理...全文を見る
02月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  私は、三十分の時間をいただきましたので、総理に対して、日中関係について特に御質問をさせていただきたいと思います。  昨年の九月三十日、この予算委員会の閉会中審査におきまして、尖閣諸島をめぐる問題について、菅総理、前原外務大臣に質問...全文を見る
○富田委員 ぜひ、その点をしっかりやっていただきたいと思うんです。  武大偉さんは、実はこういうふうにも言われました。武大偉さんは元駐日大使です。大使を務めていたときにも同じような問題が起きた、私のときに本当に同じような問題が起きたんだけれども、そのときは、日中関係を損なわない...全文を見る
○富田委員 ぜひ、そういうふうにやってください。  それで、この尖閣の問題の影響だと思うんですが、昨年の十月に内閣府が外交に関する世論調査を行いました。皆さん、委員のお手元には資料一とパネル一の写しということで出してありますが、この中で、中国に親しみを感じないと答えた方が七七・...全文を見る
○富田委員 総理の経験をお話しいただきましたけれども、実は去年の九月、尖閣の問題が起きたその時点で、中国側もかなり痛みを感じていたわけですね。  中国の方で日本から来られるいろんな団体を拒絶したとか、そういう例がいっぱい出てきました。日本への旅行も中止になったり、いろいろしてい...全文を見る
○富田委員 ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思うんですが、内閣官房参与を務めていらっしゃいます松本健一麗澤大学教授が、中央公論のことしの二月号に、特集、辛亥革命と日本人の百年という中で、「孫文の墓でアジアとナショナリズムを振り返ろう」という論文を発表されています。総理もこれを...全文を見る
○富田委員 委員長の的確な御指示に感謝します。  今総理が言われた、孫文の大アジア主義の演説のことに触れられたんだと思うんですが、私も、松本先生の論文を契機にこの大アジア主義の演説、いろいろな原稿があるのでさまざまな解釈がありますけれども、読ませていただきました。  孫文は、...全文を見る
○富田委員 終わります。ありがとうございました。
02月18日第177回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  四人の参考人の皆さん、きょうは本当に貴重な御意見をありがとうございました。  この予算委員会で、二月の三日、十日と子ども手当について集中的に質問をさせていただきました。子ども手当法案が出てくるわけですが、子ども手当について大きな問...全文を見る
○富田委員 しっかり受けとめて対処していきたいというふうに思います。  野田の根本市長にも先ほど来厳しい御意見をいただいていますが、実は昨年のこの委員会でも子ども手当について質問しました。そのきっかけは、実は、根本市長が昨年の一月、御地元で行われた市政報告会に参加させていただき...全文を見る
○富田委員 あと、国と地方の協議というお話も先ほど来皆さんからありました。私もこの委員会で質問したんですが、毎年暮れに地方財政審議会が意見を出しますよね。その意見の中で、子ども手当については国が全額負担して、現場は地方に任せろというのがずっと出てきているのに、その後に四大臣合意と...全文を見る
○富田委員 私も、児童手当の拡充という形であれば我が党も納得できると思うんですが、そのあたり、大幅な修正案が出てくるのか、これから法案の審議が始まりますので、その点、しっかり議論していきたいと思いますし、露木参考人がおっしゃっていただいた財務省対策というのは、そのとおりだと思いま...全文を見る
○富田委員 時間になりましたので、終わります。  四人の先生方、本当にありがとうございました。
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  基本的質疑、一般的質疑、集中審議と、いろいろな質問をさせていただきました。委員長にはいろいろお取り計らいいただいて熟議の国会になりつつあったと思ったんですが、先週の金曜日以来の委員長の対応は、私はよくなかったんじゃないかなと。  ...全文を見る
○富田委員 全然答弁になっていないんですけれども、こんなことを何度もやっていてもしようがないので。  おおむね理解されたと言っていますけれども、委員会に提出された「「運用三号」に関する経緯等について」という文書が、これもインターネットで見られました。その中に、「今後の取組によっ...全文を見る
○富田委員 全然答弁になっていないんですけれども、細川大臣の人柄を信用して、年金業務監視委員会の見解をしっかり求めた上で総務大臣と協議して決定していただきたいと思います。  実は、この運用三号の職員向けQアンドA集というのが、厚生労働省年金局事業管理課、日本年金機構国民年金部か...全文を見る
○富田委員 江田大臣、大臣の記者会見の議事録を読みましたら、今海外の調査をしているから、六月までにその情報を集めてきて、今の大臣のようなお考えでやられるんだと思うんですが、私、これは、大臣が法務・検察にだまされていると思う。  資料を一、二ということで議場配付させていただきまし...全文を見る
○富田委員 時間が来ましたから終わりますが、実は、今お二人の大臣はああいうふうに言われましたけれども、二〇〇四年の八月に宇都宮事件というのが起きました。枝野大臣の地元なので覚えていらっしゃると思うんですが、同じように知的障害の方が、これも全く冤罪です、真犯人が見つかって無実がわか...全文を見る
03月17日第177回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。時間は五分と限られていますので、簡潔に御答弁をいただきたいというふうに思います。  今回の法案の名称ですが、平成二十三年東北地方太平洋沖地震に伴うというような名称になっておりますけれども、当然、関東地方も被災地になっておりますので、対象...全文を見る
○富田委員 総務大臣が指定する際、法文では、地震の影響のために選挙を適正に行うことが困難と認められる、こういうふうに総務大臣が判断して指定するというような書きぶりになっています。  阪神・淡路大震災の際には、三つの市と兵庫県という形で最初から決められていましたので、総務大臣の判...全文を見る
○富田委員 私も千葉県ですので、浦安市とか旭市の現地に行ってまいりました。これまで報道等では、やはり東北地方の被害が甚大だということで報道も東北が中心になっていますので、まさか浦安でライフラインがあれだけずたずたになっているとは思いませんでしたし、旭市内では、旭は合併した市であり...全文を見る
○富田委員 ぜひ被災市町村の意向を最大限尊重していただくように希望いたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月23日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  三十分お時間をいただきましたので、何点か質問をさせていただきたいと思います。  委員会の冒頭で委員長から大臣に、被災地に行ってきたかというお話がありました。私の地元千葉県も、余り報道されておりませんけれども、大変な被害をこうむりま...全文を見る
○富田委員 ぜひお願いしたいと思います。  その通知の一番最後に、七番目、「心のケアを含む健康相談等の充実について」とわざわざ触れていただいて、これは子供たちにとって本当に大事だと思うんです。今外に出せないけれども、震災を受けたお子さんたちというのは、深く心に傷を負っていると思...全文を見る
○富田委員 今、大臣から加配の理由も言っていただきました。先ほど、瑞慶覧委員の方から復興担当教員のお話がありましたけれども、そこの部分だと思うんですが、昨日の朝日新聞では、文科省が検討しているというような報道もありました。先ほど、山中局長の方からも御答弁がありまして、弾力的にやっ...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いします。  きょうの午後の委員会で公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案の審議が始まる予定と聞いています。  例えば、東北地方太平洋沖地震等に伴う教員定数の特別措置といった条文をこの改正案の中に設けてき...全文を見る
○富田委員 ぜひ、午後から始まる審議で充実した議論をしていただきたいというふうに思います。  三月十一日付で、文部科学省の方から国公私立の全大学病院にDMATの派遣を要請したというふうに資料をいただきました。先ほど、鈴木副大臣の御説明の中でも、五十九大学、四百十二名ですか、が派...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いいたします。  次に、大学生の就職問題についてお尋ねをしたいと思います。  二月一日現在の平成二十二年度大学卒業予定者の就職内定率が七七・四%というふうに文科省、厚生労働省の方から発表がありました。二月一日時点で八割を切ったのは初めてだというよう...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いします。  逆に、二十四年度入社の新卒採用選考時期について、大手企業の方で採用活動延期の動きがあるというような報道もされています。これは本当にいいことだと思うんです。  これまでの例でやれば、三月末でエントリーシートを締め切って、四月から現実に面...全文を見る
○富田委員 最後に、永岡委員も質問されていましたが、学校の耐震化について質問したいと思います。  先ほど、二月の調査で三百四十億円の追加分があったというふうに笠政務官の方からお話しありました。もともと、概算要求時には二千百九十二億の要求をされていて、九月の予備費で百六十億円、十...全文を見る
○富田委員 終わります。ありがとうございました。
04月30日第177回国会 衆議院 本会議 第18号
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○富田茂之君 公明党の富田茂之です。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度補正予算三案について、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  以下、賛成する理由を申し述べます。  東北地方、東日本を襲った大地震と大津波、東京電力福島第一原発事故、そし...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  私も、質問通告しておりませんが、先ほどの小里委員と一緒に、小佐古内閣官房参与の辞任に伴う件について質問したいと思います。  昨夜、家に帰りましてニュースを見て、小佐古参与の本当に絞り出すような思いを言われていたのを見て、やはり大変なことだ...全文を見る
○富田委員 大臣の取り組みは評価したいと思うんですが、四月十九日付で原子力災害対策本部が出した文書の中にこんなふうに書いてあるんですね。「また、ICRPは、二〇〇七年勧告を踏まえ、本年三月二十一日に改めて「今回のような非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベルとして、一ない...全文を見る
○富田委員 やはり、原子力安全委員会等の意見等はあったと思いますが、私は、子供の安全を守る最終責任者は文部科学大臣、高木大臣だと思っていますので、もう少し子供たちの立場に立った、またそれを心配する親御さんたちの立場に立った基準づくりをやっていただきたかったなと。ただ、一度発出して...全文を見る
○富田委員 お手元に被災者生活再建支援法の抜粋の条文を配らせていただきましたが、第一条の「目的」を見ますと、「この法律は、自然災害によりその生活基盤に著しい被害を受けた者に対し、都道府県が相互扶助の観点から拠出した基金を活用して被災者生活再建支援金を支給するための措置を定めること...全文を見る
○富田委員 最終的な詰めをやっていただいているのはいいんですが、今週、千葉県下十六市長の要望を聞きました。大臣のところにも伺ったということですが、まだ罹災証明は出していないんですね。新しい基準が出てくるだろうということで、罹災証明を出すのを控えている市町村があるんです。だから、で...全文を見る
○富田委員 よろしくお願いします。  浦安の皆さんにいろいろお話を聞きましたら、液状化で家が傾いているものをどう直すか。下にジャッキを入れて、平衡にどんどん上げていって、地盤も固めていく。当初は、三百万円ぐらいでやってもらえるというふうに業者さんから話を聞いたと。ところが、被害...全文を見る
○富田委員 国土交通大臣の方から御答弁いただきましたので、ぜひそのようにしていただきたいんですが、千葉県下の市長さんたちの要望で、プラスしてこういうのがありました。  復旧に当たっては、高さの水準について、液状化により沈下した周辺家屋等との高低差や下水道の勾配の確保等をどのよう...全文を見る
○富田委員 大変いい制度だと思うんですが、実は、この予算委員会で、二月三日に給付型奨学金の議論をさせてもらいました。高校無償化に伴って負担増になる世帯へ給付型奨学金を文科省の方で考えたけれども、最終的に本予算に入らなかった。財務大臣の方からも、年度末に向けて、税でやるか、いろいろ...全文を見る
○富田委員 大臣、最後の答弁は余分ですよ。これは財務大臣が言われるならまだわかるけれども、文科大臣はそんなに財務省に配慮しないでやはり頑張っていただきたい、これは申し上げておきたいと思います。  もう一つ、学校の耐震化の予算が今回の補正予算でも計上されました。施設費災害復旧費等...全文を見る
○富田委員 学校耐震化の予算が大事だということで補正予算に入れていただいたのはいいんですが、実は去年もこの予算委員会でいろいろ議論がありまして、通常六月に、来年度地方自治体がどういうふうに工事を予定しているかというのを聞いて、概算要求にのせて予算組みをしますよね。二月の時点でまた...全文を見る
○富田委員 時間がありませんので、最後に一点だけ。  義援金とか東京電力の補償金がこれからどんどん支払われてくる。現場の市町村の方で、この義援金や補償金の所得税法上の扱い、一時所得になるのかどうかということがきちんとまだわからないのでという相談が幾つかありました。  一時所得...全文を見る
○富田委員 ぜひ地方自治体にもその旨徹底していただいて、安心して行政ができるようにしていただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
○富田委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度補正予算三案について、賛成の立場から討論を行います。  以下、賛成する理由を申し述べます。  東北地方、東日本を襲った大地震と大津波、東京電力福島第一原発事故、そしていまだ余震が続く状況下にあって、被災...全文を見る
05月13日第177回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  今、赤澤先生にほとんど聞かれてしまったので、できるだけダブらないように質問をしたいと思いますが、今回の改正案は、当初、総務省の方から内々御説明を受けていた段階では、来年の五月三十一日まで延期できるようにしたいというふうな話でした。それが、前...全文を見る
○富田委員 私は、ちょっと事前の交渉経過を見ていて、大臣、五月三十一日と言ったのが九月二十二日まで前倒しになりましたけれども、各自治体の状況を考えていたら、ことしの暮れぐらいまでをひとつ政府・与党から野党にも提案して、このあたりで折り合いできませんかということがあってもよかったん...全文を見る
○富田委員 ぜひ、市町村の現状を総務省全体として把握していただきたいことをお願いしておきます。  あと、赤澤先生からも指摘いただきましたが、浦安の件で御質問します。  実は、きょうから浦安の選挙が始まっています。十時半に第一声があって、私も応援に行くと約束していたんですが、非...全文を見る
○富田委員 せっかく地方自治のベテランの副大臣が県選管まで行かれたんだから、私は、市選管なり松崎市長に現場での説明を受けて、彼も結構猪突猛進なところはありますけれども、話を聞いてくれたら納得する方なので、お会いすればよかったなというふうに思うんですね。  客観的な状況としてどう...全文を見る
○富田委員 終わります。ありがとうございました。
05月25日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  きょうはスポーツ施策等の諸課題についてということですが、実は、先週の十八日水曜日、予算委員会の理事として岩手県の方の視察を担当させていただきまして、宮古から釜石まで、沿岸部をずっと視察してまいりました。  最後の釜石市で、中学生と小学生が...全文を見る
○富田委員 実は、これは、平成二十年度の文科省の防災教育支援推進プログラムということで、二十年度の概算要求段階では新規事業ということで三億円の概算要求をしているんです。すごくいいことが書いてあるんですが、我々自公両党は反省しなきゃいけないんですけれども、概算要求で三億の要求があっ...全文を見る
○富田委員 大臣から、予算を含めてという答弁をいただきましたので、ぜひそうしてもらいたいと思います。  昨日、文科省の方では、施設整備基本方針と施設整備基本計画の改正について発表されましたよね。その中で、やはり津波に襲われる地域については、児童生徒の避難経路を確保するということ...全文を見る
○富田委員 スタジアムの部分は、プレゼンの前から、理事の皆さんが事前に調査した報告書の中でも指摘されていましたし、そのとおりだと思います。  また、招致にかける予算も、二〇〇二年に比べると十分の一以下ということで、先ほど馳委員は、領収書の要らない金も要るんだというふうに言われて...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いします。  あと、残りも五分ありませんので、最後に、日本相撲協会の件についてちょっと質問したいと思います。  先週の五月二十日付の日経新聞で、「年寄株の売買容認 相撲協会方針」、独立委の提言見送りとか、「文科省、指導の可能性」という形で大きく取り...全文を見る
○富田委員 実は私も、もともと弁護士ですので、相撲協会の関係で大麻事件が起きたりあるいは野球賭博が起きたときに、私の経営している法律事務所の方で幾つか関与させていただきました。  そういった意味で、相撲協会なりこういう独立委員会の方の法曹関係者の動向をいろいろやったりしたことも...全文を見る
05月27日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  四人の参考人の先生方には、それぞれのお立場から貴重な御意見をいただきまして、本当に勉強になりました。ありがとうございました。  一番親しくさせていただいております了徳寺先生に先にちょっと御質問したいんですが、先ほど、先生の提言の中でセカン...全文を見る
○富田委員 続けてお尋ねしますけれども、今のような提案を国会の方でも真摯に受けとめてこれから具体的に動いていきたいと思うんですが、先生は大学も運営され、また学園もやられるということで、特に、私は千葉県選出ですので、浦安に大学をつくられて、浦安は新しい大学が幾つか来ました。  地...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  次に、河野参考人、河野先生にお尋ねしたいんですが、おととい水曜日、この委員会で鈴木副大臣にちょっと尋ねました。  実は、去年の十二月、今いなくなっちゃいましたけれども、遠藤先生と一緒にチューリヒに、FIFAの理事会に行きまして、残念なが...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。オリンピック招致に関しては、先日の委員会で民主党、自民党の先生方から、次のオリンピックを目指すべきだというような質問も出ておりましたので、今の先生の御意見を参考に、国会の方でもしっかり議論していきたいというふうに思います。  次に、小倉参考人...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  最後に、佐伯先生に一点お尋ねしたいと思います。  アドバイザリーボードでずっとやっていただいて、ちょっと遠藤さんはいなくなっちゃいましたけれども、遠藤先生と本当にまめな打ち合わせをしていただいて、私たちもその成果を遠藤先生から聞いて、法...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。  時間が来ましたので終わりますが、実は、totoの法案のときには、委員長と私は徹底的に反対しまして、この委員会で議論しました。今回、そこの部分を条文化というところは、やはり基本法の精神に合わないんじゃないかということで落とさせていただく方向...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○衆議院議員(富田茂之君) 先生が今御指摘のデュアルキャリア形成、またリアルキャリアですか、TASSのような制度というのは本当に必要だと思います。我々提案者の間でも何度もそういう議論もいたしました。  実は、今年五月二十七日の衆議院の文部科学委員会参考人質疑におきまして、学校法...全文を見る
○衆議院議員(富田茂之君) 先生御指摘のように、国民が身近にスポーツに親しむことができるようにするためには、スポーツ指導者がその能力を十分に発揮して、全国各地域で活躍できる環境を構築していくことが重要だというふうに我々も考えています。  それを受けまして、実は法案の第二十五条の...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  締めくくりということで、十五分間の時間ですので、端的にお答えをいただければと思います。  私、一昨日、七月十八日の月曜日、宮城県の石巻市立大川小学校を訪問してまいりました。昨日、武部議員の方から、津波対策が十分でなくて大勢のお子さんが亡く...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いします。  警察庁の資料を見させていただきましたら、六月末には七千百八十五名の方が行方不明でした。今、委員長のお話ですと四千九百八十名ということで、この二十日間ぐらいで二千名以上の方を発見されているということですので、引き続き、本当に努力をしていた...全文を見る
○富田委員 大臣、それはもう何か役人に取り込まれちゃっている答弁ですよ。どう考えたって、この条文、枝野さんは笑っているけれども、法律家の感覚で読めばアの方に入るでしょう、義援金は。それ以外がオですよ。  阪神・淡路大震災の際には、神戸市は第一次義援金、これは十万円でしたけれども...全文を見る
○富田委員 これで終わりますが、資料の四をちょっと皆さんぜひ見ていただきたいんですが、総理の最近の「菅首相の一日」という記事をまとめてみました。この三連休のうち二日間、総理は何もされていません。非常に残念です。十六日の日に福島に行かれました。十七、十八、予定がないのであれば、その...全文を見る
07月27日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  きょうは、委員長初め各党理事の皆さんに、質疑順について御配慮いただきまして本当にありがとうございます。また、特に本村先生には、順番を変えていただきまして本当にありがとうございます。  先週の月曜日、私は宮城県石巻市立の大川小学校を訪問して...全文を見る
○富田委員 今大臣は、校舎は半壊と言われましたけれども、コンクリート部分が残っているだけで、多分木造だった部分は全くなくなっていました。  コンクリートですけれども、つなぎ廊下みたいになっていて、別棟に行くところのコンクリート部分も、阪神・淡路大震災のときに高速道路が倒れました...全文を見る
○富田委員 ぜひ大臣中心に防災教育に取り組んでいただきたいと思います。  その参考という意味でも、資料三に、実は釜石の状況をカラーコピーでつけさせていただきました。先般もこの委員会で質問させていただいたんですが、この資料三を見ていただきますと、釜石東中学校と鵜住居小学校が赤丸で...全文を見る
○富田委員 どうも菅総理は知らなかったみたいで、チリ地震、一年前のチリの地震じゃなくて、一九六〇年のころの地震のことを話されていましたが、自公両党の案がちょっと棚上げされていたけれども、全党で、津波対策の推進に関する法律というのが今回成立しました。  その第七条でこういうふうに...全文を見る
○富田委員 ぜひ、地域の特性、そして、家庭や地域との連携というのは大臣がおっしゃるとおり大事だと思いますので、その方向で進めていただきたいと思います。  それに当たって、復興基本方針、これは今、骨子が公表されていますが、これが復興基本方針にどのように反映されるのかなというふうに...全文を見る
○富田委員 ぜひ、今月末に最終案取りまとめだそうですので、大臣の方でしっかり取り組んでいただきたいと思います。  その関連で、東日本大震災の被害を踏まえた学校施設の整備に関する検討会、大臣の方でつくられたと思うんですが、ここが、七月七日、緊急提言を取りまとめられました。  全...全文を見る
○富田委員 今大臣が言ったように進めていただければ一番いいと思うんですが、この提言の中間報告が出た段階で、防災拠点としての学校の整備のあり方ということに関して、教育現場の方から、そこまで自分たちに負担させられるのはたまらないみたいな、そういう声が出ている。  現実に今回の被災で...全文を見る
○富田委員 あと二分になりましたけれども、最後に一点、ちょっと別な観点から。  先日、七月十六日に、日本体育協会、日本オリンピック委員会の創立百周年の記念式典が開かれました。大臣もごあいさつをされていましたけれども、大臣が出席された最初の式典じゃなくて午後のレセプションで、石原...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。終わります。
07月28日第177回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○富田委員 公明党の富田茂之でございます。  今、石井先生と西野先生の質問を聞いておりまして、私が予定していた質問を全部聞かれてしまいました。ダブらないように、ちょっと視点を変えて御質問したいと思うんです。  田口部長で結構なんですが、現地調査を総務省の方でされた、有権者の把...全文を見る
○富田委員 今の田口部長の報告を聞いていまして、二次避難先がわからないとか、そういうのが出てきているということになると、他の市町村とか他県に行った方たちに、仮に今度、選挙をいつやりますというようなときに、きちんと、選挙期日の通知とか、いろいろな形の広報が必要になると思うんですが、...全文を見る
○富田委員 ぜひ、必要なバックアップをよろしくお願いいたします。  先ほど、石井議員の質問を聞いていて、自治体クラウドというのは本当に大事だなというふうに思いました。  ただ、大臣がおっしゃったように、住基台帳の審議の際に、個人情報の保護という観点から四情報に限られた。私も、...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。終わります。
09月27日第178回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  今、石井政調会長の方から、いつ帰れるんだというお話がありました。それに関連して、東京電力の西澤社長にお見えになっていただいていますので、東電にまず先にお伺いしたいと思います。  昨日のこの委員会で、枝野経産大臣の方から、請求の案内を見て唖...全文を見る
○富田委員 大臣に約束したことをぜひ現場に徹底していただいて、きちんとやっていただきたいと思いますし、高齢の方のところに訪問というのはいいことだと思うんですけれども、原則は、きのう枝野大臣、マンツーマンでというふうに言われましたけれども、本来、この原発事故の被災者は何の落ち度もな...全文を見る
○富田委員 ぜひその点お願いします。  あと、いろいろ被災者の方からお伺いしていますと、賠償の支払い基準に、根拠がはっきりしていなくて、被災者から見たら納得のいきにくい部分がある。特に、避難生活等に係る精神的損害、いわゆる慰謝料ですね。  これは、請求の御案内というのを見ます...全文を見る
○富田委員 ちょっとそこを被災者の立場から見たら、審査会の方で決めたからと言われても、多分納得できないと思うんですね。今、交通事故の損害賠償というのは類型化されていますから、交通事故の入院一カ月の慰謝料が五十三万円、通院で二十八万円ですよ。これと比べても余りにも安過ぎませんか。も...全文を見る
○富田委員 あと、最後に一点、西澤社長に確認したいんですが、九月以降の請求も三カ月ごとに再請求が必要になってきますよね、形としては。その際、今回の請求書は簡素化していただくようですけれども、さらなる簡素化、もう一たん請求が出て基準が決まっているわけですから、そこを今のうちからきち...全文を見る
○富田委員 東電はもうこれで結構です。よろしくお願いします。  では、総理に、総理の政治姿勢についてまずお尋ねしたいと思うんですが、きのうときょうの議論をずっと聞いていまして、総理にどういうふうに質問しようかなと正直悩みました。  総理と私は、九三年、旧中選挙区時代、私は千葉...全文を見る
○富田委員 ぜひその気持ちというのを忘れないで、具体的な問題についてもリーダーシップをとってもらいたいと思います。  一点、通告させていただいておりましたけれども、鳩山総理、菅総理、この両総理のもとで、やはり民主党政権の政権運営には何かが欠けていたんだと思うんですね、結局、一年...全文を見る
○富田委員 私もそのとおりだと思うんですね。民主党全体としてまとまりが悪かった、組織の体をなしていなかった、それを改善していくんだという総理の思いは、もうそのとおりだと思います。  もう一点、野党への配慮が欠けていたと思う。  菅さんは最後に何しましたか。自民党の議員さんを引...全文を見る
○富田委員 今の中川大臣の答弁は、実は、この予算委員会で、ことし、私が高木文科大臣に質問しましたら、そういう対応をしたい、高校生への奨学金の要件を緩やかにして貸し出しやすくする、また、額もふやす、特に、この特定扶養控除の縮減によって負担増になった世帯については、八千円、三万円、三...全文を見る
○富田委員 民主党の皆さん、特に資料の六を見てください、資料の六を。  今、中川大臣が言われたように、この制度改正について、四十七都道府県どこも実施してくれなかったんですよ。都道府県事業だから難しいんじゃないんですかとことし指摘しましたけれども、やはりそのとおりになってしまった...全文を見る
○富田委員 委員長はもうずっと議論を聞いていただいていたので問題点よくおわかりだと思いますが、高校に進学も就職もしていないお子さん、資料の二、皆さん見ていただくと、一万六千九十七人、定時制に通うお子さんが十一万二千四百八人、通信制に通うお子さんが八万六千八百四十三人、特別支援学校...全文を見る
○富田委員 しっかりお願いしますね。  もう一点、ちょっとこの補正予算と二十四年度の予算で心配なのが、学校の耐震化予算なんです。今回の大震災で学校は避難所になって、防災拠点としても、六百六十二の学校が避難所になった。本当に大事だったと思います。  二〇〇八年五月の中国四川の大...全文を見る
○富田委員 中川さん、今の数字はちょっとごまかしがあるでしょう、自分で言っていて多分わかっていると思うんですけれども。耐震関連の予算は、五千四百棟分で二千四百四十億だから、今の数字で多分足りると思うんですね。ただ、今回、先ほど石井政調会長が言われていましたが、三次補正に向けて、防...全文を見る
○富田委員 三党協議で当然やっていただきたいと思うんですけれども、二十四年度予算、当初予算に入れてもなかなか難しいんじゃないかな。だったら、きちんとこの三次補正の中で、千二十億じゃなくて、ちゃんと二十四年度の当初予算で地方自治体の希望が全部埋まるようにやるべきじゃないですかね。 ...全文を見る
○富田委員 もう少し明確に、安住さん、せっかく財務大臣になられたんだから、本当に予算をつけるぞというぐらい言ってほしかったんですけれども。  もう時間があと三分しかありませんので、質問をあと三項目用意していましたが、全部できません。  最後に、防災教育の点だけ、ちょっと総理の...全文を見る
○富田委員 終わります。ありがとうございました。
10月26日第179回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。ありがとうございます。  私は九三年初当選なんですが、国土交通委員会に所属させていただくのは今回が初めてであります。一度だけ、平成十六年に羽田の再拡張事業の法案が審議されたときに、千葉県の浦安市上空がそもそもの飛行ルートになっておりまして、浦安...全文を見る
○富田委員 ぜひ大臣の発言のとおりにしていただきたいんですが、実は、六月六日付の回答書にこういうふうに書いてあります。「内陸部における着陸ルートの分散について」ということで、「千葉県内陸部における飛行ルートに関しては、一部地域に偏りが認められるところであり、平成二十三年四月七日よ...全文を見る
○富田委員 ぜひ航空局長の答弁のようにやっていただきたいんですが、これは二十五市町村が一緒になって協議会をやっていますので、実際には千葉とか茨城とか、市川、浦安がちょっと突出しているようです。やはりそれぞれの地域で地域の実情も違いますし、それぞれの議会でも取り上げられて、国の方に...全文を見る
○富田委員 ありがとうございます。  次に、私どもの千葉県は、今回の大震災で液状化の被害が本当に多かったところであります。浦安を初めとして県下、大変な被害に遭いました。  政府の方で、七月二十九日に、東日本大震災からの復興の基本方針というのをお決めいただきました。その中に、「...全文を見る
○富田委員 今大臣は、かなりの部分をこれで救えるはずだというふうにおっしゃいましたが、ちょっとこの説明資料を見る限り、都市防災推進事業あるいは都市再生区画整理事業の拡充という形で、今までよりも事業を使いやすくしますよという説明なんですが、例えば、その一番下のハに、「土地区画整理事...全文を見る
○富田委員 ぜひその点をお願いしたいんです。  あと、これは交付率二分の一の補助事業ですよね。これだけの震災ですから、各自治体はかなりの負担をせざるを得なくなります。残りの自治体負担である二分の一について、何か手当て等は考えていらっしゃるんでしょうか。
○富田委員 ぜひ、そういう方向で運用していただきたいというふうに思います。  八月二十六日に、東日本大震災復興対策本部の方で、復興基本方針にのっとって復興施策の事業計画というのを定められました。その中でも液状化対策の項目をわざわざ設けられて、「液状化に関する研究及び技術開発の推...全文を見る
○富田委員 助成制度をつくっていただくのはいいんですが、先日、新聞報道でしたけれども、民間の方で結構、工法を考えてやっている。個別に名前が出ていましたけれども、例えば竹中工務店さんは、宅地造成の部分に応用できるような液状化対策技術を開拓した。また、戸田建設、前田建設工業、ハザマの...全文を見る
○富田委員 ちょっと大臣も不安げに答弁されている部分があるんですけれども、実は、きのう質問通告した際に、これは専門は地盤工学会の先生たちですから、地盤工学会の先生方の提言を国交省としてどういうふうに受けとめて、どう対応されていきますかというふうにお伺いしたら、提言のどこを言ってい...全文を見る
○富田委員 もう一点、お願いなんですが、先日、千葉、茨城、埼玉で被災を受けた市長さんたちが浦安に集まりまして東日本大震災液状化対策自治体首長連絡会議を開かれて、一体として、今後、国交省に申し入れをしていこうというふうに決められたようであります。  林幹雄先生、谷田川先生の地元の...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いします。  最後に、あと十五分ほどありますので、住宅政策について大臣の考え方をお聞きしたいと思います。  所信の中で、住宅に関連するところが二カ所ありました。一つは、「住宅市場の活性化のため、質の高い新築住宅の供給と中古住宅流通・リフォーム市場の...全文を見る
○富田委員 何か与党になったような気分なんですが、大臣の答弁、非常にありがたいなと思います。  持ち家政策に一辺倒ではなくて、やはり貸し家政策にも比重を置いていくべきだと、大臣もそう思っていただけるというのは本当にありがたいなと思うんですが、だとすると、独立行政法人都市再生機構...全文を見る
○富田委員 都市再生機構の改革は必要だと思うんですね。十四兆円の負債と三千五百億の繰越欠損金がある。そのうち十一兆円分が賃貸部門でできてきている。これをどうにかしなきゃいけないというのは、その問題意識は正しいと思うんですが、今のように、高額物件は売却して、残りの方で何とか事業縮小...全文を見る
○富田委員 ぜひ、今、公団住宅にお住まいの皆さんが安心して暮らせるように、民主党政権でもきちんとやっていただきたいと思うんです。  千葉、茨城公団自治協から十月十四日に要請を受けましたら、また部屋の方に、十一月一日に今度は全国自治協で会議をやるので来てくれないかというような案内...全文を見る
○富田委員 ありがとうございました。終わります。
11月29日第179回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○富田委員 公明党の富田茂之です。  津波防災地域づくりに関する法律案並びにその整備法案について質疑をさせていただきます。  この法案の立法の背景ということで、東日本大震災により甚大な被害を受けた地域の復興に当たっては、将来を見据えた津波災害に強い地域づくりを推進する必要があ...全文を見る
○富田委員 今のはいいですけれども、実はこのハザードマップマニュアルで、市町村と都道府県と国の役割分担というのが決められています。  このハザードマップマニュアルの二十七ページに表が載っているんですが、この役割分担の考え方によりますと、市町村が津波・高潮ハザードマップを作成する...全文を見る
○富田委員 この法案の構成はちょっとそういうふうになっていないと思うんですけれども、もともと、ではこのマニュアルに従ってやるという前提はそのままでいいということですか。
○富田委員 今の局長の答弁を前提にすると、このハザードマップマニュアルの方では、浸水予測区域の外側に、バッファーゾーン、予測上は浸水しないけれども、予測の不確実性を考慮すると浸水のおそれがある区域というふうに規定されていますが、バッファーゾーンを設けて、浸水予測区域とバッファーゾ...全文を見る
○富田委員 バッファーゾーンも考慮するということですけれども、委員の皆さんのお手元に資料一をカラーで配らせていただいていますが、ちょっとごらんいただきたいんです。  これは「津波ハザードマップの予測浸水深と今回の浸水実績の比較」ということで、釜石市の大槌湾のところの地図でありま...全文を見る
○富田委員 ぜひ大臣の方で指針を示す際も今のように御配慮いただきたいと思いますし、津波浸水想定を都道府県知事が公表するに当たって、ここまで危ないんだというのを住民の皆さんにどういうふうに徹底していくのかというのが大事になると思うんですね。  周知方法をどう考えるか、あるいは住民...全文を見る
○富田委員 あわせて、これに関連するんですが、実は法案の第五十五条に、住民に対する周知のための措置という規定をわざわざ設けていただいています。これは、「警戒区域をその区域に含む市町村の長は、市町村地域防災計画に基づき、国土交通省令で定めるところにより、人的災害を生ずるおそれがある...全文を見る
○富田委員 ぜひ今局長が言われたのを実行に移していただきたいと思いますし、釜石の奇跡を生んだのは、群馬大の片田先生がずっと地域の方たちを巻き込んで、まず児童生徒の父兄を巻き込み、地域の方を巻き込んで一緒にハザードマップをつくり、つくった上で、それ以上の災害があるんだという認識をし...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いします。  次に、時間もありませんので、津波避難ビルの容積率規制の緩和についてお尋ねします。  規制緩和の目的がどうなんだというのが一点と、実は、平成十七年の六月に、内閣府の方で津波避難ビル等に係るガイドライン検討会というのを設けまして、そこでガ...全文を見る
○富田委員 ぜひ、市町村の実態を掌握していただいて、国交省の方にバックアップをしていただきたいというふうに思います。  その津波避難ビルを選定する際、カバーエリアというのを考えるわけですね、この地域はこのビルに避難してもらえば大丈夫だと。このガイドラインを見ましたけれども、なか...全文を見る
○富田委員 ぜひよろしくお願いします。  ちょっと一点、これは通告できなかったんですが、昨日の読売新聞に、岩手県の方で今回の津波に関して浸水地域のデータを作成したけれども、これを情報公開請求に対して開示しないというふうにしたというような記事が出ていました。理由としては、策定中の...全文を見る
○富田委員 ぜひそういう指導をしていただきたいと思うんですね。県の方は、市町村にデータを渡してあるんだから、市町村が開示するのはその市町村の判断だと言われているけれども、それではちょっと一体性が保てないと思いますので、住民の皆さんにきちんと広くデータを提供して一緒に考えていくとい...全文を見る
○富田委員 迅速に対応していただいて感謝を申し上げます。今後とも御配慮いただきたいと思います。  ありがとうございました。