長尾秀樹

ながおひでき

比例代表(近畿)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1回

長尾秀樹の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第198回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○長尾(秀)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの長尾秀樹でございます。  どうぞよろしくお願いします。  質問に入ります前に、一言申し上げたいと思います。  本日、この総務委員会が職権で開催をされているということは極めて遺憾であります。抗議を申し上げたいと思います。  も...全文を見る
○長尾(秀)委員 それでは、各自治体の追加的な財政需要はこれで満たされるものであるというふうに理解をいたします。  今、三月交付というお話がございました。地方交付税法では、大規模な災害があった場合などにおいて、省令で特例を設けることによって、三月に交付すべき特別交付税を繰り上げ...全文を見る
○長尾(秀)委員 繰上げは考えていないということだと思います。そういうことであれば、そもそも、この特別交付税の増額、第一次補正予算においてできなかったのかという問題が残っております。  大阪北部地震で被災した大阪市を含む近畿市長会と全国市長会、七月二十五日に総務大臣へ提出をいた...全文を見る
○長尾(秀)委員 いずれにしても、被災自治体の要望にぜひ沿う形で今後ともお願いしたいと思います。  今回のこの法律案によりますと、いわゆる増額分について全額を今年度中に交付しない、一部のみを交付。残り大部分、四千二百十五億円、五千三百十一億円中四千二百十五億円、約八割については...全文を見る
○長尾(秀)委員 財源不足の補填のために繰り越すということについては、一定は理解できます。しかし、年度途中の地方交付税の増額分は年度内に地方に交付をする、財源不足には、別途、法定率の引上げ等で対処をするというのが地方交付税法の本来の趣旨だと思います。地方固有の財源である地方交付税...全文を見る
○長尾(秀)委員 では、政府として、証拠に基づいた政策立案ということを推進をしている中でこういう問題が起きたということで、統計制度を所管する総務省として、総務大臣として、今回の事案、不適切な統計調査の問題についてどのように受けとめているのか、改めてお聞きをします。
○長尾(秀)委員 徹底した検証、真相解明、総務省としてもしっかり取り組んでいただきたいと思います。  今、統計委員会のお話も出ました。点検検証部会を設けるということですけれども、今回、厚生労働省は、基幹統計の調査手法に従っていなかったということになります。このような状況を統計委...全文を見る
○長尾(秀)委員 昨年の統計法の改正によりまして、統計委員会の権限は強化をされております。今御答弁にあったように、点検検証部会を設けて徹底的にやるということですので、とりあえずは、統計委員会の取組あるいは総務省としての取組、しっかりとやっていただく、その結果を見させていただきたい...全文を見る
○長尾(秀)委員 しっかり取り組んでいただきたいわけですけれども、やはり、今回の問題を受けて、統計行政の抜本的な改革の議論も行われるべきであるというふうに思っております。  私の考えでは、本来、政府の統計は、その作成を一つの組織に集中させるか、あるいは第三者機関が強い権限で統括...全文を見る
02月26日第198回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○長尾(秀)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの長尾秀樹でございます。  どうぞよろしくお願いします。  きょうは、NHKさんに来ていただいております。木田専務理事、長らくお待たせいたしました。ありがとうございます。  ということで、まず、NHKの問題についてお聞きをしたい...全文を見る
○長尾(秀)委員 具体的な中身は今後これからということですが、今、制作局で八つある部が再編をされるということであります。新聞報道では、六つのユニットですかになるという案になっているというふうにも報道がされております。  今、専務理事がおっしゃったような位置づけで検討していると、...全文を見る
○長尾(秀)委員 制作体制は確保していく、当然そうあってほしいと思うわけですけれども、これから検討といいながら、もうかなり成案に近い状況じゃないかと思うんですけれども、文化・福祉番組部だけではなく、今の名前でいいますと音楽・伝統芸能番組部についても同じことが言えるのかもわかりませ...全文を見る
○長尾(秀)委員 そういう一般的な位置づけについては否定をするものではもちろんないわけですけれども、例えば文化・福祉番組部でいえば、これまで「ETV特集」とか「ハートネットTV」、「ろうを生きる 難聴を生きる」、そういう、視聴率はそんなに高くないかもわかりませんけれども、大事なと...全文を見る
○長尾(秀)委員 要するに、再編されても当面今の体制が維持されるということはわかるんですが、再編によって将来的に番組への影響があるのかどうかということが問題だと思います。  ともすれば、最近のNHKは、視聴率重視に傾いているのではないかという危惧の声もあります。あるいは、効率化...全文を見る
○長尾(秀)委員 では、しっかりお願いしたいと思います。  この問題については、引き続き、機会があればこの総務委員会でも議論をしたいと思います。  NHKの内部の組織のことですので総務省さんにお聞きをしてもお答えはないかもしれませんが、せっかくですから、何か感想があれば、総務...全文を見る
○長尾(秀)委員 それでは、ありがとうございました。NHKさん、御退席いただいて結構でございます。
○長尾(秀)委員 それでは、次に、今問題の統計不正の問題について少しお聞きをしたいと思います。  冒頭、石田大臣からも釈明がございましたけれども、西村統計委員会委員長、その出席をめぐりまして、正式でない文書が出回ったということについて釈明がございました。西村委員長としては本務に...全文を見る
○長尾(秀)委員 済みません、ちょっと今よく聞こえませんでしたが、五月一日施行と決めたのはいつですか。
○長尾(秀)委員 いや、そうじゃなくて、いつ五月一日施行と決定されたんですか。  それとあわせて、今御説明の中にはなかったように思うんですが、その五月一日施行の中に、法律でいいますと、三条の二ですかね、行政機関等の責務等というのも入っていると思うんですが、それで間違いないですか...全文を見る
○長尾(秀)委員 十二月二十一日公布ということですね。では、多分、それを閣議決定したのが十二月十八日ということだと思います。まあ、偶然かもわかりませんけれども、今回の統計不正が発覚した前後に公布決定されたという経過になっているわけです。  それで、今お聞きをしました、行政機関等...全文を見る
○長尾(秀)委員 そこで、石田大臣にお聞きをいたします。  そういうことで、行政機関等の責務、責任は重大であります。とりわけ、総務大臣ということですから、重大であるというふうに思います。  前回、二月五日のこの委員会におきましても、総務大臣の受けとめ、お聞きをいたしましたけれ...全文を見る
○長尾(秀)委員 それでは、そういう認識に立ってしっかりお願いをしたいと思います。  そこで、前回もお聞きをいたしましたが、今後、どのような対策というか、全体的に統計について改革をしていくかということで、石田大臣、前回、「統計調査の体制を確保する上で必要な予算、人員の確保、特に...全文を見る
○長尾(秀)委員 いつと比べるかという問題があるかと思います。今御答弁ございましたけれども、多分、二〇〇四年から比べれば三分の一、二〇一〇年と比べても二分の一ぐらいに減っているのではないかというふうに思われます。必要な予算、人員はしっかり確保されるべきであるというふうに思いますが...全文を見る
○長尾(秀)委員 今、参考人からそういうふうにお伺いをいたしました。  改めて、総務大臣に、統計にかかわる予算、人員、そして専門性を有する人材の確保、今後の総合的な対策についてお考えをお聞きします。
○長尾(秀)委員 しっかりとお願いしたいと思います。  我が党、我が会派としても、今回の問題を受けて、統計行政への信頼回復に向けて、提言等もなるべく早く取りまとめて提言したいと思っております。引き続きこの委員会でも議論をしていきたいということを申し上げまして、統計の問題は終わら...全文を見る
○長尾(秀)委員 それで、今回の法改正では、返礼品の競争が過熱したため、返礼品を寄附額の三割以下の地場産品に限定するということだそうですが、この三割という根拠は何かあるのでしょうか。  また、本来、寄附というのは対価を求めない行為で、見返りがあるのはおかしいわけです。返礼品をな...全文を見る
○長尾(秀)委員 去年の十二月三十日の朝日新聞朝刊では、ふるさと納税で六割の自治体の財政が悪化したという記事が載っておりました。一部の自治体にふるさと納税が集中して、多くの自治体で収支が悪化したということだと思います。  総務省として、ふるさと納税が自治体の財政にどのような影響...全文を見る
○長尾(秀)委員 最初に申し上げましたように、ふるさと納税の当初の理念はともかくとして、現状はそうなっていない。また、一部、返戻金という形で分配されるということで、高所得層ほど有利な節税の手段にもなっている。自治体の側から見れば、地方税を奪い合うという形になっているわけです。 ...全文を見る
○長尾(秀)委員 繰り返しになりますが、当初の導入の動機や思いと現実の運用、制度は、およそかけ離れていると言わざるを得ません。そのことだけ再度指摘をしておきたいと思います。  次に、森林環境税・譲与税の創設についてお聞きをします。  去年もこの点は質疑をいたしました。改めて、...全文を見る
○長尾(秀)委員 住民税均等割ですので、国税が上乗せというのは若干そぐわない、国税の基本原則は応能性ではないかということだけは指摘をしておきます。  次に、譲与基準、お伺いをいたします。  私有林人工林面積が五割、林業就業者二割、人口三割となっております。  この人口割合が...全文を見る
○長尾(秀)委員 もちろん、森林がなくても、木材需要をふやす、あるいは啓発という意味で、都市部でもこの使途はあるというふうには思いますけれども、余りに偏っているんではないか、ずっと三割でいいのかどうか、検討の余地があると思います。実際に森林関係事業を行う自治体にできるだけ譲与され...全文を見る
○長尾(秀)委員 次に、地方財政対策関連についてもお聞きをしたかったんですが、だんだん時間がなくなってまいりました。  一点、まち・ひと・しごと創生総合戦略、二〇一九年度で五年経過します。戦略の見直しということになるかと思いますが、今確保されているこの一兆円の財源については、総...全文を見る
○長尾(秀)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月14日第198回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○長尾(秀)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの長尾秀樹でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  ただいま御説明のございましたNHKの二〇一九年度予算についてお伺いをしたいと思います。  御説明では、事業収入は七千二百四十七億円、前年度から七十...全文を見る
○長尾(秀)委員 二〇二三年度には黒字に転換する見込みということなんですけれども、さらにその先の展望がどうなるのかということが問題ではないかと思います。  これまでは、NHKさんは、受信料の増収ということを前提に、いろいろな視聴者へのサービスを多様化させてこられたと思います。来...全文を見る
○長尾(秀)委員 そこで、受信料の問題でございます。  平成二十九年十二月の最高裁判決以降、受信料の支払い率が上がっている。三十年度には一%上がって八二%ということでございます。来年度については八三%を見込んでおられる。  一方で、十月に消費税が値上げされたとしても受信料の値...全文を見る
○長尾(秀)委員 今、今後の受信料値下げの点はお答えがございませんでしたが。もう一度お願いします。
○長尾(秀)委員 今おっしゃったその見通しが、もちろん遠い先のことはわからないと言われればそれまでですけれども、いずれにしても、将来を見通した経営の変革が前提でなければならないと思います。旧態依然のままでは、結局、職員にしわ寄せが行く、雇用や処遇が危機に陥るんではないかということ...全文を見る
○長尾(秀)委員 それでは、次に、放送センターの建てかえについてお聞きします。  建設積立資産について、平成二十八年度末で建物工事費相当分一千七百億円は確保済みということで、来年度予算で十三億円を取り崩すということになっております。  平成二十八年八月に決められた基本計画では...全文を見る
○長尾(秀)委員 今、千七百億円でおさめてまいりたいという御答弁でしたが、過去の経緯を見ますと、工事見積額が二転三転をいたしております。一千五百億円とか三千四百億円とか言われていて、今現在は千七百億円ということになっておりますが、おさめていきたいという答弁ですが、重ねてお聞きいた...全文を見る
○長尾(秀)委員 総務大臣意見の中でも、この建てかえの「「基本計画」の合理性・妥当性等、国民・視聴者の理解が得られるよう、説明を尽くすこと。」と述べられております。しっかり引き続き説明責任を果たしていただきたいと思います。まだ着工前ですので、もう一度、これが適正な建てかえ計画かど...全文を見る
○長尾(秀)委員 ありがとうございました。  それでは、最後に、二月二十六日の総務委員会でもお聞きをいたしましたけれども、NHK制作局の組織再編についてお聞きをいたします。  NHKのあるべき姿は公共放送としての持続可能なNHK、そのためには、現場のモチベーションの維持向上が...全文を見る
○長尾(秀)委員 現場に対する十分な説明、丁寧な取組という御答弁がありました。それが言葉だけに終わらないように、私が聞いているところでは、意思決定のプロセスに現場の声が反映されていないんじゃないかという声をお聞きをいたしております。  最大の問題は、組織改正によって番組の質が低...全文を見る
04月02日第198回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○長尾(秀)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの長尾秀樹でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  自然環境保全法一部改正案ということでございますけれども、沖合域の生物多様性の保全の強化を図るために海洋保護区の設定を行うという法案の背景であります。  そこで、関連す...全文を見る
○長尾(秀)委員 死因究明のためのジュゴンの解剖がこれから行われるということで、環境省も立ち会う予定であるということですが、これについて環境省にお聞きをいたします。  立ち会うというのは、死因究明に関して環境省としてどういう役割なのか、お聞きをいたします。また、今回の死因究明に...全文を見る
○長尾(秀)委員 だから、環境省としては、なぜ死んだのかというよりも、なぜ守れなかったのかという視点で死因を究明していただかなければならないというふうに思います。  これまでも、環境省としては、沖縄本島周辺海域に生息するジュゴンの全般的な保全方策を検討してきていると承知をしてお...全文を見る
○長尾(秀)委員 環境省は、種の保存法を始めとして、今回、この自然環境保全法も所管をしております。それらの法の趣旨と理念に従って、早急に新たな保護対策を検討して講じることを強く要望しておきます。  ジュゴンの質疑の最後に、行方不明の二頭についてお聞きをいたします。  沖縄防衛...全文を見る
○長尾(秀)委員 今回のジュゴンの死について、安倍総理は残念だという一言で済ませておりますし、菅官房長官は、防衛省で情報収集をしている、工事が与えた影響を調べていると繰り返すだけであります。  しかし、結果としてジュゴンが絶滅をするということになったら、日本という国がこの環境を...全文を見る
○長尾(秀)委員 私としては、そういうふうに難航している要因は、林野庁の森林生態系保護地域という制度との関係だと思います。自然公園法の利用調整地区は、区域内への立入りを人数制限しながらも、原始の自然を体験できるよう活用する目的でありますけれども、林野庁の制度は、原則人手を加えず、...全文を見る
○長尾(秀)委員 では、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  そこで、今回のこの自然環境保全法改正案について何点かお聞きをいたします。先ほどの務台委員の質疑とも重複する部分があるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。  まずお聞きをしたいのは、特定行為の方...全文を見る
○長尾(秀)委員 ぜひ環境省のリーダーシップを発揮していただくことを期待したいと思います。  二点目にお聞きをしたいのは、沖合海底自然保全地域を指定する基準についてであります。  平成二十八年四月、環境省は、科学的なデータ解析や専門家からの意見等に基づいて、我が国周辺海域の生...全文を見る
○長尾(秀)委員 三点目に、これも曖昧な表現に思えるわけですが、第三十五条の四第五項にある、自然環境の保全に影響を及ぼすおそれがある行為についてであります。  法律案では、沖合海底特別地区内で特定行為をする許可を受けるためには、特定行為に伴う海底の形質の変更が当該地区における自...全文を見る
○長尾(秀)委員 それでは次に、ゾーニングのあり方についてお聞きします。  近年の海外における大規模な海洋保護区では、生態系に応じたきめ細かな規制により環境の保全を図っております。  例えば、オーストラリアのグレートバリアリーフ海中公園では、保護の必要性や利用形態により海域を...全文を見る
○長尾(秀)委員 それでは五点目、海洋保護区の制度を推進するための組織のあり方についてお聞きをいたします。  我が国においては、平成二十三年に策定をされた海洋生物多様性保全戦略におきまして、「海洋生態系の健全な構造と機能を支える生物多様性の保全および生態系サービスの持続可能な利...全文を見る
○長尾(秀)委員 それでは、六点目は、外国船舶による違法行為の阻止、罰則の妥当性についてお聞きをいたします。  中国船によるサンゴ密漁問題を背景といたしまして、外国人漁業の規制に関する法律及び排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律が平成二十六年に改正...全文を見る
○長尾(秀)委員 それでは、七点目、沖合域における海洋保護区設定の際の近隣諸国等との調整、連携についてお聞きをいたします。  海洋の連続性、海流の存在、大気からの汚染物質の流入、海洋生物の広域にわたる移動などを踏まえますと、海洋環境は、我が国のみで保全することは不可能であり、諸...全文を見る
○長尾(秀)委員 しっかりと連携協力ということでやっていただきたいと思います。  質問は以上で終わりますけれども、愛知目標は二〇二〇年に対象期間を終えます。また、生物多様性国家戦略二〇一二—二〇二〇も、二〇二〇年に対象期間を終えます。今後、目標達成状況の最終評価や我が国の生物多...全文を見る
05月17日第198回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○長尾(秀)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの長尾秀樹でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  元号のみが区切りということではありませんけれども、五月一日から令和になりました。新しい時代の環境にとって最善の策が講じられるように、脱フロンの道筋をしっかりとつけていくと...全文を見る
○長尾(秀)委員 遅きに失したとはいえ、この改正を契機にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  先ほど申し上げましたが、二〇二〇年度五〇パー、二〇三〇年度には七〇パーという目標を、今後どのように環境省としては達成していくお考えでしょうか。この今回の法改正だけでは困難な面...全文を見る
○長尾(秀)委員 この法律は、二〇一三年に抜本的な改正が行われました。フロン類の回収・破壊のみならず、フロンの製造から廃棄時までのライフサイクル全体にわたる総合的な排出抑制を行う法律となりました。今回の改正案で、このライフサイクルの中でも下流に当たる廃棄時の対策に重点が置かれてい...全文を見る
○長尾(秀)委員 私も、指針のみではなく、法律上にそういう目標期限をしっかりと位置づけるということは賛成でございます。  今提案者からの説明がございましたが、二〇五〇年という時期を具体的に明示をして、廃絶に向けた意思を強く環境省としても示すべきだと考えますけれども、大臣のお考え...全文を見る
○長尾(秀)委員 それでは次に、上流対策の強化についてお聞きをいたします。  フロンは、非常に高い温室効果を有するものがあります。例えば、HFCの中には、二酸化炭素の一万倍以上の温室効果を持つものがあります。先般、二〇一七年度の温室効果ガス排出量の確報値が公表されました。これに...全文を見る
○長尾(秀)委員 そもそも全廃されるべき特定物質であるフロン、CFC及びHCFCは、現在我が国にはどれほどの量が残されているんでしょうか。また、キガリ改正で段階的に削減されるとされる代替HFCはどれほど存在をしているのか、把握しておくべきではないかと思います。また、HCFCが二〇...全文を見る
○長尾(秀)委員 先ほどから出ておりますように、本法の指針では、フロン類を中長期的には廃絶することを目指すということになっております。フロン廃絶をうたいつつも、具体的目標年が示されておりません。まず、中長期的には廃絶とはいつごろを目指しているのか、経産省にもお伺いしたいと思います...全文を見る
○長尾(秀)委員 今副大臣からも答弁ありましたが、この代替技術ですね、代替物質開発、まだそういう技術が確立をしていない分野があります。その研究開発を促進するためにどのような方策を講じておられるのか、また、その今後の開発の見通しについて、再度経産省にお聞きをします。
○長尾(秀)委員 次に、自然冷媒の導入促進の必要性についてお聞きをしたいと思いますが、関副大臣は四十五分までということなので、ちょっと順番を変えて、では、先に副大臣にお聞きしますね。  昨年、オゾン層保護法改正案の議論で、きょうの答弁にもありますように、グリーン冷媒という用語が...全文を見る
○長尾(秀)委員 そうおっしゃいますけれども、第三のリスクにならないように、ぜひ自然冷媒主体で考えていただきたいと思います。  では、副大臣、ありがとうございました。  それでは、自然冷媒への導入促進ということで、順番入れかわりましたけれども、環境省にもお聞きをしたいと思いま...全文を見る
○長尾(秀)委員 ありがとうございます。自然冷媒使用機器の加速度的な導入を、ぜひ環境省として後押しをしっかりやっていただきたいと思います。  それでは次に、フロン税など経済的な手法についてお聞きをいたします。  今回の改正案は、機器の廃棄時のフロン類の引渡義務に直罰規定を設け...全文を見る
○長尾(秀)委員 よろしくお願いします。  次に、開発途上国支援のあり方についてお聞きします。  国内対策のみならず、世界全体で温室効果の高いフロン類の排出を削減をしていくということが、来年、二〇二〇年から開始されるパリ協定の目指す目標達成のためにも重要であるというふうに思っ...全文を見る
○長尾(秀)委員 次に、安全な製品づくりに向けたリーダーシップの必要性という点について、経済産業省さんに、要望も含めてお聞きしたいと思います。  今後は、地球の環境を意識した施策や取組が求められている時代であります。  経済の発展ももちろん重要ですけれども、これまで、いろいろ...全文を見る
○長尾(秀)委員 時間が迫っておりますけれども、最後に環境大臣にお聞きしたいと思います。  問題が山積をしている原発や石炭火力発電の輸出に力を入れるのではなくて、フロンの回収・破壊システムの整備、代替技術などの開発を進めて、戦略的に輸出していくことこそ注力すべきではないかと思い...全文を見る
○長尾(秀)委員 原田大臣の御決意、環境省の今後の取組に大いに期待を申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
○長尾(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して趣旨の説明にかえさせていただきます。     フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(...全文を見る
06月07日第198回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○長尾(秀)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの長尾秀樹です。よろしくお願いをいたします。  ただいま発議されました愛玩動物看護師法案について、質疑的発言ということでさせていただきたいと思います。  この法案につきましては、超党派議連で議論、取りまとめがされて、このたび起草を...全文を見る
○長尾(秀)委員 ありがとうございました。  次に、なぜ愛玩動物看護師なのかという点についてお聞きをしたいと思います。  環境省さんは、動物愛護の部門のスタッフ、少数精鋭でこの間取り組んでおられまして、動愛法の求める三Rの遵守など、社会の理解も進んでいるというふうに思います。...全文を見る
○長尾(秀)委員 要望がないという御答弁かと思います。ということは、逆に言えば、そういう機運が高まれば、今後、愛玩のみに限らない可能性は将来にあるというふうに理解をいたします。  今後、看護師以外の他分野における免許制度の創設、獣医療の技術的な進歩ということにもしっかり対応して...全文を見る
○長尾(秀)委員 しっかり取り組んでいただきたいと思います。  次に、提出者にお伺いしたいと思います。  この法案の目的は、愛玩動物看護師の資格を定めるとともに、その業務が適正に運用されるよう規律し、もって愛玩動物に関する獣医療の普及及び向上に、愛玩動物の適正な飼養に寄与する...全文を見る
○長尾(秀)委員 次に、現在の動愛法は、昭和四十八年に動物の保護及び管理に関する法律として制定をされまして、以後、先般、今回の改正で四回議員立法で行われております。動物の愛護や管理に関して、議員立法なくして動愛法は存在しなかったというふうに言えるほど、議員立法としての意義、役割は...全文を見る
○長尾(秀)委員 時間が来ましたので終わりたいと思いますけれども、私は、動物の愛護というより保護に変えるべきではないかとも思っております。愛護なのか保護なのか、動物の愛護を動物福祉に改めるべきとか、アニマルウエルフェアなどの定義も今後議論した方がいいのではないかと思っております。...全文を見る
11月19日第200回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○長尾(秀)委員 おはようございます。立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムの長尾秀樹でございます。  よろしくお願いいたします。  本日は、かんぽ生命の不正販売問題、そしてそれにかかわるNHKの報道の問題についてお聞きをしたいと思います。  まず、郵政のかんぽ生命の不正販...全文を見る
○長尾(秀)委員 いや、本来ゼロというんだったら、販売実績、二分の一になる前が一だったというのはおかしくないですか。ちょっと矛盾していると思うんですが、もう一回説明してください。
○長尾(秀)委員 ですから、基本の考え方はゼロというのは、それは私は正しいと思いますよ。でも、実際は一にカウントしていたということですね、そうしたら、販売実績は。いや、もう答弁はいいです。  なので、もうそれ自体が問題じゃないですか。それを二分の一に減らしたけれども、なおインセ...全文を見る
○長尾(秀)委員 他方、民業圧迫という問題もあって、自由に保険商品、金融商品が生み出せない環境でもあります。営業担当者が推奨できる商品をなかなか提供できないということで、他社との競争に障害があるということだと思います。  郵政民営化から十二年、見直しからも七年たっているわけです...全文を見る
○長尾(秀)委員 私は、分社化による構造的な問題も大きいと思います。それぞれが自社の持続性の確保を優先をしているということで、やはりグループ全体のガバナンスがとれていないのではないかというふうに思います。  ユニバーサルサービスの問題は後でお聞きしたいと思いますが、ここで総務大...全文を見る
○長尾(秀)委員 そこで、ユニバーサルサービスの問題なんですけれども、法律上そういう義務を負っているということで、日本郵政としては、営利企業であるにもかかわらず、利益を上げることが困難な背景があります。  高市大臣は所信の中で、「郵政事業については、引き続き、ユニバーサルサービ...全文を見る
○長尾(秀)委員 国の援助抜きには達成されないと思います。また、ユニバーサルサービスは国際的な要請でもありますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  それでは、NHKのかんぽ報道問題に入らせていただきます。時間が押しておりますので、御答弁は簡潔にお願いしたいと思い...全文を見る
○長尾(秀)委員 番組や取材方法に対する抗議や異論というのは、当然、日常的に多くあると思います。NHKとしては、それを平等に受けとめて、自主自律で番組を制作するということが求められるというふうに私は思います。  その後、七月十一日申入れ以降いろいろあって、結果として、八月三日で...全文を見る
○長尾(秀)委員 やはり私は、経営委員会としてはそこで、経営委員会として抗議を受ける筋合いのものでないと言うべきだったと思います。執行部に伝えればいいことでしょう。返事がまだしていないんだったら、したらどうですかとか、そういうことは伝えたらいいだけで、なぜ経営委員会がそれを取り上...全文を見る
○長尾(秀)委員 ですから、議決ではないということを仮に認めるとして、それは議事録不作成の理由にはなりませんね。その点を確認しております。
○長尾(秀)委員 その公開、非公開の問題ですけれども、放送法においても、あるいは経営委員会規程というのがあるかと思いますが、それぞれ議事録は公開するとなっている、原則。それは原則です。非公開のことは何も書いていません。非公開を書いているのは、今おっしゃった議事運営規則だけです。今...全文を見る
○長尾(秀)委員 議事運営規則で決めたということです。それだけ聞いておきます。  ですから、あくまで公開が原則なんです。あらかじめ非公開と決めること自身がおかしいわけです。そんな経営委員会はあってはならないと思います。結果として非公開はあり得ます、中身によって。そういうものだと...全文を見る
○長尾(秀)委員 もう時間が来ましたので、放送法の目的にかなっているかということを最後、お聞きしたかったんですけれども、こちらから一言だけ申し上げて、質問を終わります。  やはり、公共の福祉に適合すると第一条に規定されていますように、それを旨としてNHKは運営されるべきである、...全文を見る