中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)委員 先ほどの堺屋先生のお話との関連もあるのですけれども、全体のこれまでのプロセスを見ていて、私は何とか前に進めたいという方向でお話をさせていただくのですが、総論である部分は、我々議員といういわゆる現実の立場で議論を重ねていかなければならない者としては、どうしても東京...全文を見る
02月25日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
議事録を見る
○中川(正)委員 新進党の、三重県から出てまいりました中川正春でございます。十月の選挙以来初めて質問をさせていただくことになりまして、きょうは張り切って、ちょっとこの前に床屋にも行きまして、居ずまいを正して質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、きょうは大きな観...全文を見る
○中川(正)委員 その中で二つほどの問題が出てくるだろうと思うのです。  一つは、もう一つ残っておりますアメリカとの協議だろうと思うのですが、その前に日本国内の考え方というのが整理をされていかなければならないだろうと思うのです。  先ほどの日本の主張のように、そしてこの主張と...全文を見る
○中川(正)委員 恐らく、さっきの話を国民にしたところで、これは理解できないだろうと思うのですね。端的に言って、例えば何でビールがしょうちゅうの二倍なんだ、あるいは清酒の一・六倍なんだと。この話が単純に説明されないと、ということは新しい基準というものが日本の国内の中で設定をされな...全文を見る
○中川(正)委員 次に、大蔵省の査定のあり方というものについて、少し質問をしていきたいと思います。  私も実は、国会に来る前に県会議員として、それこそ現場で仕事をしてまいりました。そんな中で、公共事業なりあるいはいろいろな補助事業を実施をしていく中に、いろいろな矛盾を感じながら...全文を見る
○中川(正)委員 端的に費用と効果という言葉が出たわけでありますが、そこでひとつ具体的にお尋ねをしたいんです。  今一つの、公共事業の中で見直しをしていくべきだという、そんな論戦が張られております。その中でいつも、いつもというより特に指摘が出てくるのが整備新幹線であります。これ...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどの説明は、財源負担をそれぞれどういうふうに割り当てるか、こういう説明ですよね。私が聞いたのはそうじゃなくて、整備新幹線というものを実行していく上で、先ほどの大蔵省の中に費用と効果という基準があるという話ですから、それがどんなふうに積算がされたのかということ...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、今回の議論の中に大蔵省の本来の査定というものはなかった、こういうことですか。
○中川(正)委員 政治の議論なのだろうと思うのですよ。国民が今回の整備新幹線の議論を聞いていてどうも腑に落ちないなというのはそこなのだと思うのです。最終的にはこれは政治決着をしていくということであっても、大蔵省の役割というのは、大事なときに逃げてはいけないのですよ。  そうでは...全文を見る
○中川(正)委員 時間が迫ってきたようなので、これだけでいきます。その後の金融は、次の機会にいきます。  先ほどの大臣の御議論を聞いておりますと、それこそ私だちがこれまで地方の感覚でやってきたそういう議論に結びついてくる。いわば陳情政治といいますか、やってくれ、やってくれと。そ...全文を見る
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○中川(正)分科員 どうも御苦労さまでございます。  私はもともと大蔵委員会にも所属をしておるのですが、前回、質問をさせていただいたときにちょっと時間が足りなくなってしまいました。いずれにしても、与えられた機会を精いっぱい活用させていただきたい、こういうことできようも質問に立た...全文を見る
○中川(正)分科員 先ほどの御説明ですと、なかなか今出ておる議論に対しての基本的な反省点というのが出てこないですね。一言で言ったら、管理不足でもっともっと我々監督をしなきゃいけないんだというようなニュアンスにも聞こえるような話しか、いわゆる監督官庁として出てこなかったわけでありま...全文を見る
○中川(正)分科員 それじゃ、もう少し具体的に進めていきたいというふうに思います。  今、大蔵改革の中で、特に主眼として議論されてくるのは財政政策、これが主計局中心に予算ということを通じながら、景気動向を見て影響をしていこうじゃないかというその流れと、それから金融部門、これを切...全文を見る
○中川(正)分科員 時間がもう来てしまいまして、こんなこと三十分では結論が出ないということなんですが、これから大いにやらせていただきたいと思うのです。  私は、今の改革論議、いわゆる組織の改革論議で一番欠落されておるところの一つが、海外での日本の立場というもの、これが大きくなっ...全文を見る
○中川(正)分科員 時間が来ましたので。
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○中川(正)分科員 御苦労さまでございます。三重県の二区の出身ですが、中川です。  私も、これまで県会議員をしてまいりました。地方自治体の中でいろいろな議論を繰り返すうちに、やはり地方分権に対する思い、それから、住民のそれぞれ意識というのが非常に今大きく変わってきておる、その中...全文を見る
○中川(正)分科員 いろいろな評価ができるだろうと思うのですが、社会的なインフラというのは、精いっぱいいろいろな施策で整ってきたというのは、これは実感として地域としてもわかるわけであります。しかし、具体的には人口流出はとまらなかった。とまらなくて、今の状況は、もう底まで行った、底...全文を見る
○中川(正)分科員 財政再建論議が続いていくわけでありますが、言い方をかえれば、これは地方債にはあらわれてきておるとしても、いずれにしたって国がコミットしたいわゆる国の借金であることには違いないのだろうというふうに思うのです。  これが、最近では保険制度だとかあるいは特殊法人等...全文を見る
○中川(正)分科員 やはりこういうシステムというのは単純でわかりやすいというのが鉄則だと思うのですよね。これは、ばっと、もらう方が聞いたときには、ああ、後でもらえるのだったらいいだろうということなのですけれども、それでも心のどこかに、これはごまかしじゃないのかなと。それは大蔵省に...全文を見る
○中川(正)分科員 今のところは精神論というか、それを言い続けてきて現在に来たわけですよね。だから具体的に、現在のシステムがそれこそワンセット主義と言われるのであれば、ではそれを具体的に広域に持っていくための、今の奨励策だけじゃなくて、あるいは誘導策だけじゃなくて、根本的なシステ...全文を見る
04月01日第140回国会 衆議院 本会議 第20号
議事録を見る
○中川正春君 国会の外は桜が満開であります。私も、初めての質問を壇上から新進党を代表してさせていただきます。(拍手)  さて、今国会におけるさまざまな議論の中でも、橋本内閣の改革とは名ばかりのもので、国民の間には、次第にその姿をあらわしてきた日本の危機と行き詰まりの状況に、深刻...全文を見る
04月09日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
議事録を見る
○中川(正)委員 新進党の中川正春です。引き続き質問をさせていただきたいというふうに思います。  先ほどから、外為にビッグバンの一連の中でのフロントランナーとしての位置づけをという議論がございました。私なりに解釈をしますと、もともとこういう改革というものが橋本政権のもとで六つの...全文を見る
○中川(正)委員 そこの部分はいいわけでありますが、私たちも、ぜひともこれは成功に導いていかなければならない、こういう観点から、具体的に質問をしていきたいというふうに思うのです。  それぞれ、金融ビッグバンに向けての環境整備の中で、先ほどから議論が出ていますように、これをフロン...全文を見る
○中川(正)委員 次に、破綻処理に対する明確な対策の確立と、国民に対してその合意をしっかり今求めていくときだ、こういう主張をしていきたいのでありますが、先ほど、今の不良債権についての現状というものをお答えをいただきました。  そこで、実は私も、買取機構のデータを持ってきまして、...全文を見る
○中川(正)委員 それが、バラ色の夢を見過ぎているのではないかという私の思いなんです。  経済状況を背景にしながら、すべてが前向きに右肩上がりで上がっているときには、区画整理事業等々を含めてそれなりの付加価値が出てきて動き出す、こういうことなのであります。これはもう、私が言うま...全文を見る
○中川(正)委員 全体の金融制度に及ぼす影響ということを言われたいんだろうと思うんですが、ただ、国民が納得できないのは、じゃ小さいところはつぶしても、大きいところはつぶさない、そういうことなんだ、こういうことですよね、端的に言えば。ここのところをしっかりと説明をしなければ、この先...全文を見る
○中川(正)委員 それこそもう一つはっきりしないというか、将来に向けて私が心配するのは、この日債銀の問題だけじゃないと思うのです。このビッグバンを本気になって進めていけば、将来にわたってこういうケースはまだたくさん出てくる。たまたま今回は、規制緩和が、持ち株会社方式を含めて十分に...全文を見る
○中川(正)委員 私が意図した質問と答えの方がちょっとちぐはぐしたようなのですが、さっきも議論が出てきましたが、このままでいけば今の特措法みたいなことになってしまいまして、いざそういう混乱が起きたときに、ルール化していないということがまた次の混乱を起こし、また次の不安を起こしてく...全文を見る
○中川(正)委員 時間が迫ってきましたので、要望も含めて一点だけお尋ねをしたいのです。  先ほどのそれぞれの答弁でわかりますように、今回、矛盾が出てくるのです。特に、農林関係は一つの目的を持ってつくられた限定された金融機関であります。それで法律ができ、その法律の範疇の中でやって...全文を見る
○中川(正)委員 残念ですが、時間が来てしまいました。  最後に、今の答弁、総括しまして、非常にはっきりしないということが、不安に導いていくおそれがある、こんなことかと思うのです。どうぞひとつ、六月と言わずに、大臣は大臣なりの信念を持って、ひとつこうだ、こういう話をぜひしていた...全文を見る
04月25日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
議事録を見る
○中川(正)委員 連休前の最後の日の最後の質問になりましたが、ひとつ頑張ってやりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  いつも、国に帰りまして、今、国会で何の議論をしておるのかと、日銀ですよと、こういうふうに言いますと、そんな中でいかに日銀というのが国民とともにあるよう...全文を見る
○中川(正)委員 法律というのは、形を定めるのだろうというふうに思うのです。そういう意味で、この日本銀行券というのは、ただ日本銀行の銀行券として流通をさせる以上に、形を重んじたもの、いわゆる象徴的な部分で大蔵大臣が乗り出していく、こういうことなんだろうと思うのですが、それが今回の...全文を見る
○中川(正)委員 私もその月報をいただいて読ませていただいたのですけれども、これを見てみますと、「議事事項」と書いてありますけれども、どうでしょう、報告事項と読みかえていい中身ではないかと思うぐらいに、それぞれの局がいろいろな説明をしておるわけであります。これを見て、中でどんな議...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つイメージが浮かんでこないのですが、では、もう一つ具体的に聞かせていただきます。  例えば、平成七年の九月八日、この委員会月報で、「公定歩合の引き下げ及び市場金利の引き下げ措置について」ということで報告が出ておりま す。結果として〇・五%引き下げました...全文を見る
○中川(正)委員 データも、それからそれに至る結論も執行部のサイドから出てくる。いわゆる日銀のスタッフの議論の中で固めて、それを議題として出してきた、こういうことですね。  これについて、各委員はいつの時点でその中身を知らされて議論に加わったわけですか。
○中川(正)委員 これまで議案の提案権というのは事務局に限られているのですか、それともみんなに開放されておるのですか。もし開放されておるとすれば、これまで事務局以外に議案提案をしてきた委員というのはおりましたか。
○中川(正)委員 そうした現在の姿を踏まえて、この改正日銀法が執行されていく時点で、それを日銀のサイドとしては具体的にどういうふうに変えていきながら運用をしていこうとされておるのですか。
○中川(正)委員 さっきの発言は私は非常に意外なんですよ。もともとこういう方向で日銀は独立をしていきたいという意向があったということは私もしっかり聞かせていただいておりまして、特に現在のそれぞれ政策決定過程というのが外から見えないだけに、そうした日銀の動きというのを私たちは応援を...全文を見る
○中川(正)委員 そうした答弁に逃げないでください。これは一番大事なところだと思うのです。それができていないというのは、もともとこの法案に対してしっかりした信念がないと言われても仕方がないところじゃないのかと思うのです。  そこで、今度は大蔵省の見解を聞きたいのです。これは日銀...全文を見る
○中川(正)委員 アメリカのFOMCを念頭に置いておられるということは歓迎なんですけれど も、だとすればもうちょっと具体的に確認をさせていただきたいのですが、議案の提案権というのは、いわゆるワンボードで決めていく限りそれぞれのメンバーにあるんだということを前提にしていくというこ...全文を見る
○中川(正)委員 次に、これは先ほども出たんですが、委員の任命なんですが、もともと現在の日銀法の法の趣旨からいきますと、それぞれの業界代表、違った立場で業界を代表する人たちが集まって相談をしなさいよ、こういう法の趣旨なんだろうと思うんです。ところが、先ほども指摘があったように、こ...全文を見る
○中川(正)委員 私の言っているのは確率の問題なんですよ。個々にとらえていったらそうかもしれないけれども、みんながみんなOBというのは、これは何かを物語っているわけでしょう。それは中にOBが一人、二人入っているというのなら、これはうなずけます。しかし、みんながOBというのは、これ...全文を見る
○中川(正)委員 こういうふうに解釈していいですか。特定の業界あるいは特定のバックを持った人たちに偏ることはない。それは官庁OBということも特定のバックに含まれるんだ、そういうふうに解釈していいんですか。
○中川(正)委員 その答弁を聞いていると、どうもOBを持ってきたくて仕方がないというような感じの答弁に聞こえてならないんですが、ちゃんとやってくださいよ。その辺はちゃんと説明してくださいよ。
○中川(正)委員 この議論を聞いておっていただいて、次官、どう思われますか。政治家の立場から、こういう話で終わらせておいていいのかどうかこういうことだと思うんですが、ひとつ答えてください。
○中川(正)委員 あとは意見にとどめますが、これは国会でチェックをしていきますし、それと同時に、ここはよく御理解をいただきたいんですが、これだけ官僚批判、あるいはそれは大蔵省がみんなかぶってつらいところがあるだろうなというふうに思うんですけれども、政策決定過程の中で、そうした官僚...全文を見る
○中川(正)委員 私は、日本の金融政策議論の中でもう一つ国民に納得がいくような方向を打ち出すとすれば、それは一つのターゲットというか、日本の国の中にどういう金融政策を持っていくかという説明の中に、目標、どういう経済レベルでどういう経済活動が望ましいのかというターゲットがあって、そ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、だからわからないのだと思うのですよ。国民がそれを聞いても、これは恐らく居眠りするだろうなというふうに思います。まあ言うたら、いろいろ問題があるので任せておいてくれよ、こういうことなのですね。一言で言うと、そういうことでしょう。  それで、その任せておいて...全文を見る
○中川(正)委員 せっかく、独立して元気にやってください、こういう気持ちで私も始めた議論なのですが、そこなのですよ。一つの政策委員会という形に持っていって、そこで自己責任というか、独立性というものとその政策から出てきてい る責任をしっかりと認識していくという前提、これが中身で実...全文を見る
○中川(正)委員 けさの日本経済新聞では、保険の契約者に対しては保証をしていくというふうな言い切り方をしているのですが、これは大蔵省の見解ですか。
○中川(正)委員 先ほど、保険会社の方から連絡があったその金額の範疇の中で、その保険機構を通じて大体の整理がその範疇の中でできるであろう、こういう解釈なんだということでいいわけですか、大蔵省としては。
○中川(正)委員 どうもありがとうございました。  ちょうど時間となったようですが、私は、きょうの議論を通じまして、法は法としてこれは独立性を持たせていくという趣旨、それから改正の方向、これは、中身の議論、我々の党としての議論はありますが、流れとしては私は正しい方向だろうと思う...全文を見る
05月22日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第13号
議事録を見る
○中川(正)委員 新進党の中川正春でございます。お許しを得て、質問をさせていただきます。  私は、先般中国を訪問する機会がありました。あそこの通信事業、モトローラが現在独占をしていくような形で入り込んでおりまして、もう一方では、テレビといえばスタテレビ、香港系が非常に大きな勢い...全文を見る
○中川(正)委員 その上でこの制度が持ち株会社による分社化ということになったわけですが、NTTの方では、この持ち株会社にこだわったというそのもとはどういう理由からであったわけですか。
○中川(正)委員 今このNTTの世界だけではなくて、各産業界あるいは金融部門が特に議論が白熱をしてきておるわけですが、この持ち株制度の解禁ということについては非常に積極的に議論が展開をされておるわけであります。ところが、それぞれ他産業でのこの持ち株会社を解禁すべきであるというその...全文を見る
○中川(正)委員 余り説得力のある答弁ではありませんでしたけれども。  もう一つ、そういうふうに自分の都合のいいようにこの持ち株会社を使いながら、さらに全体の制度をゆがめている部分があるのですね。それは、譲渡益課税を免除するということと、東日本から西日本ヘの損失補てんが前提にな...全文を見る
○中川(正)委員 実は、前例というか、そういう意味ではこういう特例を使わずにしっかり分割をしていった例があるのです。国鉄なんですよ。  国鉄の場合も、今、NTTの分割方式とよく似た構造がありまして、見てみますと、新幹線、これは長距離に当たるわけですね、一番のもうけ頭ですが、この...全文を見る
○中川(正)委員 料金については。
○中川(正)委員 時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
05月22日第140回国会 衆議院 本会議 第37号
議事録を見る
○中川正春君 私は、新進党を代表し、日本銀行法案に対し、これに反対の立場から討論を行います。  世界の金融市場が急速なテンポで自由化され、その競争が激化しています。今ほど、日本の諸制度を改革し、世界に通じるグローバルスタンダードの実現が求められているときはありません。そうした意...全文を見る
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○中川(正)分科員 新進党の中川正春です。  きょうは、主に産業廃棄物の問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  厚生省の方から提出していただいた資料では、あるいはまた各自治体含めて、産業廃棄物の状況というのが非常に難しいということを通り越して大きな問題化...全文を見る
○中川(正)分科員 そこで、現在の法体系の基本というのがあるわけでありますが、一般廃棄物については、公共、特に地方自治体の責任においてこれを処理をしていくということ、それから産業廃棄物については、原則的には排出事業者の責任において処理をしていくということ、こういう原則なんだろうと...全文を見る
○中川(正)分科員 一言で言うなら、私は、今の現状というのは、この基本原則そのものが問われてきておるのではなかろうか、こういうことだというふうに思っております。いわゆるコストをだれが負担するかということと、それをだれが処理をしていくか、このことは峻別されていいんだろうというふうに...全文を見る
○中川(正)分科員 先ほどのお答えのように、廃棄物を搬出して、それを最終処分場まで持っていく、そのシステムの中で民間の業者が果たす役割、これは一つあるだろうと思うのです。それともう一つ、その最終処分場の確保、これを社会的にどういうふうに住民の納得を得ながら確保していく施策をつくっ...全文を見る
○中川(正)分科員 ということは、さっきのお言葉の中にもあったように、各自治体では指導要綱でこれはもう既にやって、一番悩んでいるところなんですね。  端的に聞きますけれども、今回法制化されたことによって、例えば地域の住民から反対運動が起こったときには認可をしないということなんで...全文を見る
○中川(正)分科員 その審査というのは法的にだれがするかという枠組みははっきりしているのですか。
○中川(正)分科員 そこのところがなかなか仕組みとしてはっきりしていないということ、ここに一つ問題点があるのだと思うのです。そこのところというのは専門的な知識を有する人ということであって、これが一つの行政的にあるいは法的に確立された委員会だとか第三者機関的に設置されたものであると...全文を見る
○中川(正)分科員 それはいわゆる行政としての第三者機関の信頼性でありますが、もう一つは、最終的にはこうした形だけでは、あるいはこれ以上の新規の立地は民間でやっていく限りは依然として難しいのじゃないかな、こういうふうに思うのです。  そんな中で、最終の処分場をはっきりと公的な機...全文を見る
○中川(正)分科員 私は、今の枠組みの中ではちょっと無理なんではなかろうかという見解です。それが法制的に明文化されて、私たちが負っていかなければならない義務をはっきりさせて、その中で取り組んでいく、これが地方自治体に対しても国の果たしていく役割としては適当なものなんだろうというふ...全文を見る
05月26日第140回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○中川(正)議員 先ほどの検査監督の部分についてお答えをしたいと思います。  柳沢委員のお話を聞いていますと、どうも検査監督を分けること自体も余り積極的でなかった、どっちかといったら、大蔵省がみんなやらなきゃいけないんだ、そんな流れがその中に酌み取れました。それだけに、私たちは...全文を見る
○中川(正)議員 我々の提出した金融委員会そのものの性格づけといいますのが、現在の日銀法で規定されております政策委員会、この機能をさらに行政分野の中で再定義をしていってその行政権というのを担保していこう、こういう考え方が一つございます。ですから、本来の政策委員会が持っておった機能...全文を見る
06月17日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第22号
議事録を見る
○中川(正)委員 新進党の中川正春です。同じテーマを、少し違った観点から引き続き質問をさせていただきたいというふうに思います。  今、私たちが地元に帰りまして国民の声といいますか懇談会を持ちますと、この野村、一勧の話題というのが国民にとっても非常に大きなものとなっております。そ...全文を見る
○中川(正)委員 受け取り方によっては、二十七条の発動もあり得る、こういうことなんだろうと思うのですが、それでいいのですか。
○中川(正)委員 現在の罰則というのが、いわゆる業務の停止あるいは認可の取り消し、日本の法体系ではその辺が一つのポイントになっておるわけですが、もう一つ、これはグローバルスタンダードなんだろうと思うのですが、罰金ですね。この金融関係についての罰金の金額というものが、日本の場合はけ...全文を見る
○中川(正)委員 いずれにしても、いろいろな学者が指摘をしておるように、確実にこの分野というのは広がりが出てきておる。そういう認識はお持ちであろうと思いますし、ぜひ一度そういう点から日本経済を洗い直してみるという努力、そしてその中で、いわゆるマクロエコノミックスの経済手法が一つ一...全文を見る
○中川(正)委員 そのサポートする体制がつくれなかったから、ふたをあけてみたら、これだけ、住専で今起こっておるような結果がわかってきた、こういうことだと思うのですね。恐らく、住専であれだけの体制をこしらえて初めて結果として一つ一つ解決しているのだろうと思うのですが、それを逆に、も...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
10月31日第141回国会 衆議院 本会議 第8号
議事録を見る
○中川正春君 中川正春でございます。  新進党を代表して、許可等の有効期間の延長に関する法律案に対して質問をいたします。  行政改革は、辛抱強く、息を長く取り組まなければならないものだといいます。今回上程された許可等の有効期間の延長に関する法律案も、遠く源を細川政権のころの行...全文を見る
11月18日第141回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)委員 石原委員、御苦労さまでございます。  二、三、確認も含めて御質問したいのですが、一つは、こういう解釈で正しいのかどうかということです。第二タームへ向かっていく判断基準というのがこの資料312で提出されているいわゆる選定基準の整理と抽出条件、これに基づいて第二タ...全文を見る
12月02日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
議事録を見る
○中川(正)委員 おはようございます。新進党の中川正春です。  この週末に地元の方に戻りまして、中小企業を中心にしたそれぞれの企業が必死で頑張っておる、その現状をつぶさに見てまいりました。本当に、ここで議論している緊張感以上に、それぞれの分野で頑張っておっていただく人たちの現状...全文を見る
○中川(正)委員 安心をしてくれ、大丈夫だから任せてくれ、これで納得してもらえるものなら、それこそ、今の景気の現状、経済の現状というのは既に回復をしておるのだろうというふうに思うのです。  国民が納得できるというその前提は、政策の中身が具体的にどのように議論をされていくのかとい...全文を見る
○中川(正)委員 しかし、実際、過去のそれぞれ金融機関の規模等々を考えていって、信用組合の数もさることながら、それ以上に、一つ大きな金融機関が破綻した場合には一兆円を超える規模が予想されるということは、もう確実なわけですね。北海道拓殖銀行あたりはもう既に見えているわけですね。 ...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ具体的に聞きたいのですが、仮に、今もう現実としてわかっている破綻金融機関、これから出てくる金額、これと、将来 起こり得るであろういろいろな可能性を含めて、これをカバーしていこうと思うと、いわゆる保険料とそれから公的資金、これをどう組み合わせていくかとい...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ、預金保険機構の問題として、いわゆる不良債権の回収があると思うのですね。  今公的資金の話も出ておりますが、いわゆる責任を明確化するという大前提の中には、経営者の責任ももちろんこれはあります。それと同時に、借り手の責任、これをいかに明確にしていくかとい...全文を見る
○中川(正)委員 こういう実績の中で推移をしていくということは、将来、結局この債権も塩漬けになっていく可能性の方が高いんじゃないかということが現実なんだろうというふうに思うんです。それに対しての対策でありますが、これは後で総括して大蔵省の方に改めて尋ねていきたい、こんなふうに思い...全文を見る
○中川(正)委員 それに信組の特別勘定貸し出し、これが政府保証があるんですね。それはちょっと抜けていると思うんですね。これはまだ実行していないということですか。
○中川(正)委員 一般が出てなくてこれが出ているんですね。それが政府保証がついている、こういうことですね。  そういうことから考えていくと、今いわゆる政府サイドで公的資金を導入していく議論でさまざまな道筋を考えている、こういう大臣の答弁が何回もあるんですけれども、これは既に出て...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、改めて定義を聞きたいんですが、さっきの答弁でいくと、政府保証も公的資金に含まれる、使う使途によって違う。これは勝手に解釈したらそうなんですよ。こういうことだと思うんですが、それじゃ預金者の保護という議論がどこへ向いていくのかという矛盾が出てくると思うんです...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、わかりにくい言葉を私流に理解をさせていただいて翻訳をすれば、預金者保護ということは、ひいては金融システムを健全に機能をさせるということなんだ、その金融システムを健全に機能をさせるというためには、どういう方法であれ公的資金を導入していく、そういう理屈...全文を見る
○中川(正)委員 それだと恐らく国民が納得しないだろうというふうに思うのです。私は、必ずしも公的資金の導入に反対しているわけじゃない、ここまで来たら必要だろう、こういうふうに思っておるうちの一人であります。しかし、その前提に立って考えていくと、さっきのような、それこそ無責任きわま...全文を見る
○中川(正)委員 そうなると、さまざまな問題が出てくると思うのです。  一つは、先ほど答弁が出ました整理回収銀行、これに不良債権部分の処理を任せていく。ところが、現状として機能していない、これがあるわけです。だとすれば、政府保証した部分が将来に対して塩漬けになってしまって、それ...全文を見る
○中川(正)委員 先ほど申し上げたように、今の政府に信頼関係があるときはそれでいいのだろうと思うのですが、それが崩れているという前提では、さっきの説明だけでは恐らくは国民は納得しないだろう、こんなふうに思っております。そこのところは、本当に遠回しなわけのわからないようなシステムを...全文を見る
○中川(正)委員 そんな中で、先日から山一の債務超過の問題が出まして、こうした見込み違いというか、これは織り込み済みだったのか見込み違いだったのか、どっちかその答弁を先にいただかなければいけないのだと思うのですが、これをどのようにとらえ、いわゆる回収というものに対しての手順、これ...全文を見る
○中川(正)委員 私は、これは不思議で仕方がないのですよ。さっき、預金保険機構に対して将来の見通しは、こう聞きましたら、預金保険機構は、これはわからないのだ、こういう答弁が出てきたのですよね。ところが、日銀の方は、これはもうやってしまったことですね。やってしまったことが思惑と違っ...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどの答弁の中で、公的資金援助、橋本総理がこうして表現をされた言葉の中身というのが、大蔵大臣の今のレベルでは政府保証なんだ、こういうことですね。これを確認させていただいたということだと思います。これについては、これから私たちも精いっぱいの議論をしていきたいと思...全文を見る
12月05日第141回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
議事録を見る
○中川(正)委員 新進党の中川正春です。  引き続きまして、質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず冒頭、今いろいろな経済政策の議論がございます。恐らくは大蔵省のそれぞれの部局の中で精いっぱいそれぞれ担当者が検討をして、議論をして、その結果として大蔵省全体として...全文を見る
○中川(正)委員 言われるとおり、ここでそれこそ政治が機能しなければならない、こういうことだと思います。  そんな中で、まず何が優先課題なのか、ここをどうぞ、今日本の国内で沸き起こっているこの経済状況をしっかり私たちが受けとめて、財政だけにこだわる、そのことだけを言い募るという...全文を見る
○中川(正)委員 そういう話では国民にとってはわからないのですよ。金を出しているから保証しますということじゃないと思うのですよね。  特に、その中で私はもう一つ理屈がわからないのは金融債。たびたび金融債の話が出ているのですが、救済する方では入れたいだろうけれども、国民にとっては...全文を見る
○中川(正)委員 だとすれば、これは法律に欠陥があるんだと思うのですよ。そこのところは前回改正のあったときにいろいろ議論があったんだろうというふうに思うのですが、しかし、信託と金融債というのは、これはどう考えても国民が納得すべきところではないんだろうと思う。こういうあやふやなとこ...全文を見る
○中川(正)委員 そこのところをはっきりさせるということ、これが一つは不安というものに対する対応でもあるんだということを肝に銘じていただきたいと思います。  それともう一つ、保険があるんですよ、保険。保険についてはどうですか。具体的に言いましょう。  いろいろな種類があるので...全文を見る
○中川(正)委員 しかし、保証していきますよとこの間大臣答弁されましたよね。大臣、ちょっと確かめますけれども。
○中川(正)委員 私の読解力が悪いのか、それとも政治言葉というのはこんなんだからわからないのかあれですけれども、国民がこれを聞いていたら混乱しますよ、これは。そこが危ないというんですよ。  だから、もう一回聞きますが、この保証していくという今のお答え、よろしいよ。今それを政策と...全文を見る
○中川(正)委員 これに対してもやはり明確な答えが返ってこなかった。いわゆる話の筋をほかへ持っていきましたよね。こういう部分というのがやはり不安につながっていくんだ。  今は、これは政府の責任ですよ。次の通常国会の中にそうした意味でのしっかりした方針が出てきて法制化されるという...全文を見る
○中川(正)委員 日銀の方から御苦労さまでございます。  今のところ、さっきのような話をしているうちにいろいろなことが起こってくるだろうと思うのです。もう既に特融は三兆円を超えてきた。こういう中で、海外からも円に対する信用、大丈夫なのか、日銀そのものがそれこそ不良債権で倒れてし...全文を見る
○中川(正)委員 ちょっと一つ一つ長くかけ過ぎたので時間が足りなくなってきました。次に移ります。  不良債権そのものでありますが、これは、一つは透明性の確保ができてない。特に、検査等しても、基準に照らし合わせてこれだけ不良債権がありますよという、その申請の中で計算した数字だから...全文を見る
○中川(正)委員 私は、聞く相手を間違えたんだと思うのですよ。さっきのは、銀行局長としての答えなんですよね。  ところが、全体、マクロで見ていった場合に、ちまたに言われているように、あるいはみんなが理解しているように、なぜこれだけ低金利政策というのが日銀の方で続くのかという、ト...全文を見る
○中川(正)委員 次に、その回収の方ですが、整理回収銀行の方から来ていただいておりまして、御苦労さまです。ありがとうございます。  今、こういう状況の中で頑張っておっていただきますが、実績を見させていただくと、なかなか、二八%ぐらいでありまして、このままでいくと、まだまだ整理回...全文を見る
○中川(正)委員 それなりの問題意識は持っていられると思うのですが、そういうことがこういうところで出てこないというのがこの国の悲しさなんですよね。やはり責任を持ってやっていられるだけに、問題点の指摘もしっかりしていただいて、私たちもその次の組織をつくり出していかないと、それこそこ...全文を見る
○中川(正)委員 公的資金の導入が是か非かということにつながってくるのですよ、この議論は。一方で税金を使うのですよということになれば、じゃ金を借りたまま行方不明になっているのをそのままにしていくのか、あるいはアングラへ回って暗い資金として流通しているのをそのままにしていくのか、そ...全文を見る
○中川(正)委員 もう総理大臣も大蔵大臣も、公的支援、その辺は議論の余地を残しながら、やりますよと国民に対して言っているのですよ。それが安定につながっているのですよ、今の。そこまで話が来ているのに、事務当局がそういう形でひつくり返してしまったら、これは何にもならないということであ...全文を見る
○中川(正)委員 この問題は、銀行局長だけに任せておいては解けない問題だというふうに、これも改めて思います。  構造的に何でこういう銀行の貸し渋りが出てきたかというのは、もうここで議論するまでもなく、皆さん御理解いただいておると思うのですよ。結局、株価が下がったということ、まだ...全文を見る
○中川(正)委員 そういう答弁が返ってくるから、率直に言って不安になるのです。私はそんな、全く政府系の金融機関が働いていないと言うのじゃないのです。これは対症療法だと言っているのです。  私が答えてほしかったのは、今貸し渋りが起こっているというのは基本に株価の問題がある、株価の...全文を見る
○中川(正)委員 私は、自民党の中でも今議論が出ている財政投融資の使い方がここで出てくるのかなと思って期待をしていたのですけれども、今のお話を聞いていると、そういうところでもないようでありますので、その話はまたこれからの議論としまして、時間が来たようでありますので、ここで質疑を終...全文を見る