中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第145回国会 衆議院 本会議 第5号
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○中川正春君 民主党の中川正春です。  平成十一年度における公債の発行の特例に関する法律案について、民主党を代表して、総理大臣並びに関係大臣に質問をいたします。  九九年度末には、日本の国債残高は三百二十七兆円に達する予定であります。これは、単年度の税収入約四十七兆円の六倍以...全文を見る
02月17日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  まず最初に、先ほど提案をされました民主党案、それから同時に、政府の方の所得税法を中心にした法律案、あわせて御質問させていただきたいというふうに思います。  きのう、経済企画庁から月例報告が出されました。その中身を見ておりまし...全文を見る
○中川(正)委員 役人としての理屈であればつじつまがそれで合うのでしょうけれども、実際、国民としては、これは結果的に去年より税金を払うんですよ、そういう話でありますから、では、そこで政治が介在するとすれば、その上に立って一番消費傾向の高いというか、金が要る、金が出ていく、支出をし...全文を見る
○中川(正)委員 少し具体的に確認をさせていただくと、例えばサラリーマン夫婦子二人の標準世帯で給与年収五百万円の世帯の場合、今の政府案では九八年と比較して九万三千円の負担増、こういうことになるわけですけれども、民主党案ではこれは上がるんですか下がるんですか、下がるとすれば幾ら下が...全文を見る
○中川(正)委員 民主党案ではこれが下がるということですね。  それからもう一つ、扶養控除の見直しとそれから児童手当の拡充といいますか、これをセットで提案をされております。それで、ここはこれまでの税方式、特に家族を単位とした税から、個人を単位にした、今の時代に合わせていくような...全文を見る
○中川(正)委員 児童手当については、最近方々から、いわゆる民主党だけじゃなくてほかの党からも、これを創設すべきだという案、あるいはその幅を広げるべきだというような議論が出てきました。私は、これは元祖は民主党だというふうに思っておりまして、そういう意味では、みんながそういう流れに...全文を見る
○中川(正)委員 さらなる論議は同僚の山本議員が後引き受けてやっていただくというふうに心得ておりますので、この所得税に関しては、私からは以上にさせていただきたいというふうに思います。  それで、さらに気になるといいますか、最近の長期金利の上昇、これについてちょっと二、三ただして...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、これは、きのうの宮澤蔵相の発言では、二月、三月に各二千億ずつ買っていく、こういうことなんですが、さっきの説明を聞いておると、もうこれ以上はつき合うことはできないなというふうな前提の中でとりあえず二月、三月、こういうことなんですか。それとも、これから...全文を見る
○中川(正)委員 金融界の反応は刻々出ていますけれども、非常に冷ややかなものでありまして、いずれにしても、ベースが飽和状態というか、国債の増発というのは避けられない、それがもう目に見えているということであるだけに、完全にここの部分で手詰まりに来たということと、いわゆるケインジアン...全文を見る
○中川(正)委員 認められていることはわかっているんですよ。どういうふうにするのかと聞いているんです。
○中川(正)委員 これについても、どっちにしたって大きく影響が出てくる中身なんですね、日銀借り入れにしたって、あるいは預金保険機構の政府保証債を発行するにしても。やはり保証債を発行したら、またこれは同じように長期金利に響いてくる。あるいは日銀借り入れをやったら、日銀の中がどうなる...全文を見る
○中川(正)委員 ここで押し問答しても仕方ないんでしょうが、では、期日だけ確定しておいてください。いつ、どのような形で決めるんですか。
○中川(正)委員 三月末という期限があるだけに、これはどっちにしても非常に大きな影響になってくると思うんですね。そこのところ、これはもう一度大臣、どのようにお考えですか。
○中川(正)委員 その議論の延長線上に日銀の状況というのがあります。実は私、非常にこれは懸念をしておりまして、きょうの新聞も、整理回収銀行へ出資をした四百億円というのが八割強焦げついて、日銀も出資した分はこれで焦げついてしまいましたよ、こういう話がたまたま出ているんですけれども、...全文を見る
○中川(正)委員 最後に一点だけなんですが、先ほど出ていました預金保険機構とそれから特融ですね、これは日銀として全体のバランスの中からいったらこれぐらいが限度ですよ、それはやはり公にはっきりしておく必要があるだろうというふうに思うんですね。その基準を決めた上でそれぞれの相手が判断...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ私にとっては釈然としない話でありますが、ぜひそこのところは、対外的にも日銀の動向というのが非常に微妙なものになってきているときでありますから、ぜひはっきりさせていただきたい。それで、限度はここまでですよと言うことによって、逆に、その対象になる金融機関、特...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○中川(正)分科員 民主党の中川正春でございます。私は三重県の中川なんですが、同姓のよしみで、親しみを込めて質問をさせていただきたいというふうに思います。  きょうお尋ねをしたいのは、生鮮食品の流通のかなめになっている卸売市場の問題であります。  これは私の地元でも以前からい...全文を見る
○中川(正)分科員 かつて三重県の場合は、中央卸売市場それから地方公設が二つ、合計三つあるのですけれども、その中央卸売市場で、同じ議論が出ました、もう六年から七年前ですね。  それで、荷受けが二つある、魚と青果で二つずつあるということから、これをそれぞれで一つにしていこう。これ...全文を見る
○中川(正)分科員 私の聞いた答えになっていないと思うのですね。  そうした形で、縦系列の資本の中に入っていっていいんだ、それでしか商売ができないんだというふうに割り切るのですかということなんです。
○中川(正)分科員 私は、それは違うと思うのですね。もし、その傾向が一つの流れとして出てきたら最終的にどうなるかというと、その辺の量販店対応、この後仲卸の問題も指摘をしたいと思うのですが、量販店対応があるわけですね。  今見ていると、やはり大都市の中央卸売市場での機能が強化され...全文を見る
○中川(正)分科員 さっきの話は仲卸にも通じることでありまして、現在、仲卸の数が多過ぎるというのは共通した問題点として把握をしていただいておるようですね。それを一つ一つ中の経営形態というのを見ていくと、一部の非常に特徴を持った強い業者は別として、ほとんどがスーパー系列の中の、いわ...全文を見る
○中川(正)分科員 ちょっと時間が足りなくなってきたので、またこれは時を改めて議論をしたいと思います。  それで、もう一つだけ、ちょっと完全に別なテーマで、WTOの米の関税化の問題で一つだけ確認をしていきたいというふうに思うのです。  これで関税化していって、当初の関税率とい...全文を見る
○中川(正)分科員 時間が来たようでございますので、これぐらいにしますが、もっと直接的に語りかけていいんじゃないかなと思うんですよね。特に、我々の世代が新しい政治を求めていくということ、これは大臣に対しても、国民の期待があるわけでありますから、ちょっとそこのところは腹を据えてしっ...全文を見る
02月19日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○中川(正)委員 私は、民主党を代表して、政府提出の平成十一年度における公債の発行の特例に関する法律案に反対するとともに、同案に対する民主党修正案に賛成し、政府提出の経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案に反対し、政府提出の租税特別措...全文を見る
03月09日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○中川(正)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 関税率の改正に当...全文を見る
04月21日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。通告に従いまして質問をさせていただきたいというふうに思います。  今回の日本政策投資銀行法案につきましては、私は大きく二つの観点があると思うのです。一つの流れは、特殊法人、これの整理合理化をどうするかということの中で合併という話が...全文を見る
○中川(正)委員 恐らく北海道それから東北地域の状況というのは、今回の経済が非常に行き詰まっている中でも深刻なものだということについては我々も認識をしておりますし、その中で、特に中堅の企業を中心にいろいろな形で役割を果たしてきた、これについては私も否定するわけではないのです。どち...全文を見る
○中川(正)委員 一つ別な観点から聞いていきたいのですが、今回の場合、合併というけれども実質は開発銀行が吸収するというような形だと思うのですね。例えば、その経営を担当する総裁として、普通こうして合併するなりなんなり引き受けますよという話が出た場合には、それではちょっとそのややこし...全文を見る
○中川(正)委員 日本開発銀行法三十六条というのがありまして、これでいくと、準備金というのは、みずからの損失、この補てんに充てる場合を除いては取り崩してはならない、こういう条項があるのですね。今回の場合は、超法規的といいますか、そういう意味では、一たん開発銀行を御破算にして、合併...全文を見る
○中川(正)委員 質問の答えにはなっていないようなことでありまして、これは大臣の方からもう一度お答えをいただきたいと思うのです。  なぜもともとある枠組みをまず使って整理をしなかったのかということです。なぜこういう形で超法規的な合併ということで償却をしてしまわなければならないの...全文を見る
○中川(正)委員 普通は、今の国会のルールでいくと、反対を向いて質問をするというのはないそうなんですが、あえて私の方も頭にあることをお答えさせていただきたいというふうに思うのです。  民間であれば、不良債権というのはその部分だけ、今度新しく機構ができましたけれども、整理回収機構...全文を見る
○中川(正)委員 特殊法人の見直しの中で、一つの役割が終わった、あるいは役割がほかの機関に継承できるような状況が出てきた場合には、その機関そのものを取りつぶしていく、なくしていくという決定もできるわけですね。だから、そういう中で、一たんそれはそれで清算をしていく、責任をはっきりさ...全文を見る
○中川(正)委員 みずから言われましたけれども、本末転倒のような話になっておりまして、十分に私自身も納得したということではありません。それだけに、後このまま流していくのではなくて、では、そもそも苫東あるいはむつ小川原、これを台座にして、国家のビッグプロジェクトというのはこれからど...全文を見る
○中川(正)委員 財政投融資の将来の持っていき方という議論ももう一つあるわけですね。この将来も踏まえて、開発銀行、これがどこまで財投に依存をしていくのか。それで、債券も発行するという仕組みが、今度新しく両方のいいところをとって両方できている。これをどれぐらいの割合で活用していくと...全文を見る
○中川(正)委員 用意してきた質問の半分もいかなかったので、また機会を見てぜひ続けさせていただきたいというふうに思うのです。  最後に、民間の貸し出しだけじゃなくて、見ていると、第三セクターに対して出資なり貸し付けなりしている部分、これも一つ一つ精査していくと、いろいろ問題をは...全文を見る
04月23日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○中川(正)委員 おはようございます。民主党の中川正春でございます。  先日に引き続きまして、もう少しこだわりの質問をさせていただきたいというふうに思います。  私の趣旨は、この合併そのものについて反対するということではありませんで、これについてはいいだろうと。その中身、例え...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ説明をしてもらわなければいけない相手というのが、特に、新しい銀行がいわゆる独自の債券を発行していくという前提があるだけに、北東公庫の場合も、あるいはこれは逆に開発銀行に当てはまるのかもしれませんが、既に発行している債券の相手、開発銀行の場合は海外の投資家...全文を見る
○中川(正)委員 私の指摘したいのは、個別の問題で、今、現状がこうですから大丈夫ですよ、そういう説明、これはそれぞれの機関の範疇で一生懸命やってもらって当たり前のことですが、それで納得するものじゃなくて、今回の枠組みそのもの、これまでそれぞれ別個の機関として想定をされた法律の枠組...全文を見る
○中川(正)委員 株主は国民ですから、だからこれは準備金で処理しようが一般財源で処理しようが、最終的には国民負担なんです。だから、そういう意味合いでの話は通らないだろうというふうに私は思います。  だから、この際は、それぞれ筋道を通すということ、ルールはルールとして守っていくと...全文を見る
05月28日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  四人の先生方には、先ほどからそれぞれ貴重な御意見をいただきまして、私からも改めてお礼を申し上げたいというふうに思います。  この行革議論でありますが、国会でやっております中でも、一般のというか、基本的な対立軸は何なのだ、こう...全文を見る
○中川(正)委員 時間が限られておりますので、いろいろ用意してきたのですが、もう一つに絞らせていただきます。独立行政法人であります。  これは、先ほど外堀から埋めるという話をされましたが、今回、具体的にここで独立行政法人が出てきた。例えば研究所、先ほどの国立病院関係、それぞれあ...全文を見る
○中川(正)委員 それぞれありがとうございました。  これは、今回の議論にとどまらず、何とか私たちも、たゆまざる改革というか、機構の中に改革をしていくメカニズムを入れるべきだというふうに思っておりまして、それがあって初めて活力のある組織体ができていくんだろう、そんな意識も持って...全文を見る
06月01日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  今回、三つの問題について主に質問をさせていただきたいというふうに思います。一つは独立行政法人、もう一つは地方支分部局とそれから公共事業の関係、そして最後に、財政と金融の分離でありますが、これはまた、今政党間でいろいろ議論をして...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどの答弁を伺いますと、基本的なところ、企画立案部門というのを実施部門と分離をしていこうじゃないか、実施部門でエージェンシーという制度を使っていって、マネジメントで民間手法をその中に組み込みながらやっていくということ、この基本的なところは変わっていないんだろう...全文を見る
○中川(正)委員 いや、私の問いにはっきりと答えていただけていないので、それはもう一度後で聞きます。  もう一つ、現在の選考基準、これも非常に矛盾があるというか、あいまいなんですね。  例えば、国立病院、これから独立行政法人化していきますよ、こういう流れが出ましたね。それに対...全文を見る
○中川(正)委員 一つは、基準が第三者から見てはっきりしていないということが、それぞれの施設で担当している人たちの抵抗、それからこの独立行政法人の本来の機能というのはどういうものかという理解の度合い、これがどうも懐疑的になるというか、なぜ私のところなんだ、ほかにいっぱいあるじゃな...全文を見る
○中川(正)委員 地方公共団体にしてもあるいは国民にとっても、この省庁がどういうふうにくくられて、どういうふうに内部で変わるかということ、これ以上に、実際に我々はこれからだれに話をしたらいいのか、それと同時に、どういうふうに補助金なりあるいは直轄事業の体系が変わってくるのだという...全文を見る
○中川(正)委員 地方支分部局の話を今しているのですね。その中で、もう一つ気になることがあるのですね。それは、企画立案と言いますが、これは中央での企画立案と、それから地方支分部局の中でそれぞれ地域の計画立案というのがこれからなされてくるよ、それの調整をしていきますよ、こういう話に...全文を見る
○中川(正)委員 どうもそういうところがあいまいなものですから、なかなかこの法案の結果が国民にとってどうなるのかというのがぴんとこないところなんですね。  もう一つ、お答えをいただかなかったのは、監督が本庁で、それに包括的に予算を渡しますよ、それをできるだけ口出ししないように使...全文を見る
○中川(正)委員 そこで、もう一つ新たな疑問も出てきました。これまでは積み上げ方式という形で、公共事業が個別に枠組みがありまして、例えば砂防を何本とか道路改良を何本とかという、その枠組みの中で大体上げてきて、その積み重ねの中で新たに大枠をつくりながらまたおろしてくる、そういうプロ...全文を見る
○中川(正)委員 そういうことであるとすれば、何らこれまでと変わらないのではないかということですね。ただ、土産をぶら下げて東京まで出てくる必要はないんだ、こっちでやりましょうと。  地方公共団体にとっては、地方支分部局も国であることには間違いないんですよ。だから、国相手に箇所づ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、うがった見方をしたら、それぞれの、例えば国会議員なりなんなりが逆に横やりを入れやすくなったのじゃないかというふうな批判もあるくらいであります。どうもそこのところのルールをだれがつくるのだ、どういうふうに箇所づけの中で、いわゆる情報を公開しながら、なぜこの道...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、責任転嫁をしてもらってはだめだと思うのです。  私の言いたいのは、そこを地方が一緒になってやりましょうといっても、今のシステムではできないじゃないですか。そのルールをつくるのはやはり国の方なんだと思うのですよ。地方支分部局に任せましたよ、任せたけれども、...全文を見る
○中川(正)委員 ここは先ほどの条項、四条五十五号は財務省設置法に明記されてありまして、金融庁の設置法には明記はないわけですね。これはどういう意図でそういう形になっているのですか。
○中川(正)委員 ほかにも、わけがわからないところがあります。それは、両方にそれぞれ記述がある部分ですね。  一つは、預金保険機構及び農林水産協同組合の貯金保険機構、これが、同じ条項が財務省の方にもそれから金融庁の方にもあります。それから、保険契約者の保護機構に関してもそうです...全文を見る
○中川(正)委員 だから、これは金融に関する企画立案ですから、金融庁の中に入っているのはいいと思うんですよ。ところが、なぜ財務省にそれを残しているのか、そういう質問なんです。
○中川(正)委員 そこは理解できないですね。これは金融危機管理に関する、あるいは金融破綻処理に関する企画及び立案、ここに限定されているわけですね。それがどうしてそれぞれの保険機構に対して、所管事務として持っていなきゃいけないのか。これは、金融庁がその辺は企画立案しますよ、管理して...全文を見る
○中川(正)委員 その議論でいけば、財務省は何でも口出しできるという話になっていきませんか。  だから、そこの部分は担当省庁にちゃんと渡して、そこでの結論を経たものに財政出動するかしないかという話になる。しかも、この保険契約者保護機構だとか投資者保護基金というのは、財政出動する...全文を見る
○中川(正)委員 だから、大蔵省のこれまでの、官庁の中の官庁ということが言われるゆえんがそこにあるんだと思うんです。何もかも、危ないから私のところが所管をしなきゃいけない、共管をしなきゃいけない、こういう考え方からは卒業する意味で、財金分離も話が出ていましたし、今の、それぞれの省...全文を見る
○中川(正)委員 わざわざ質問をいただいてありがたいと思うのですが、私の言っているのは、大蔵省が、あるいは財務省がそんなところは共管をしなくても、企画立案をするのは金融庁だ、そこの中で責任を持ってやっていきますよという形に整理をしないと、前と同じような形で、それぞれが引っ張り合っ...全文を見る
○中川(正)委員 そこのところを、具体的な業務の明示をしていただきたいというふうに思うんですね。それは後で結構ですから、どういうふうにそれが分割されてくるのかということを確認させていただきたいというふうに思います。  時間がなくなってきましたので、最後に、一番懸念をしている問題...全文を見る
○中川(正)委員 もう時間が来たので指摘だけさせていただきたいんですが、ここのところが私は一番問題になるんだろうと思うんです。  この時代に、国内マーケットと海外マーケット、どうして区別をつけるかといったら、そんなのつかない時代であります。その中で、海外のマーケットあるいはそれ...全文を見る
06月09日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○中川(正)議員 私の方からは、先ほどの問いの四番目の問題、内閣官房と首相府、これがどう違うのかということと、首相府とその下に内閣府が置かれる、それはどうなのか、こういう問いに対してまずお答えをしたいというふうに思います。  先ほどの議論でありましたように、政治がリーダーシップ...全文を見る
○中川(正)議員 それぞれのポイントを的確に御議論をいただきました。そうした問題意識の中でどのように克服していくかというのは、今の政府案を提出されたいわゆる政治の分野の皆さん方には同じ問題意識があるのだというふうに思うのです。  ところが、今の政府案を見ていますと、確かに行革会...全文を見る
○中川(正)議員 先ほどのお話のように、イギリスに精通しておられる若松委員の質問でありますが、まさに御指摘のとおりでありまして、イギリスの行政改革というのは何が基本になっているかというと、目標がしっかりしているということだと私は思うんですね。それも具体的な形で、いわゆるシチズンズ...全文を見る
○中川(正)議員 独立行政法人という名で呼ばれておりますが、この定義が非常にあいまいといいますか、私にとっても、もうひとつぴんとこないんですね。  それで、今の政府案でいきますと、目標としては全体をスリム化していく、そのために独立行政法人の手法を使いますよ、これについては私たち...全文を見る
○中川(正)議員 政府案の二五%削減の中身を見てみますと、まず、一〇%が自然減なんだということです。自然減といいますか、採用を控えて一〇%。それから、あとの一五%を、先ほどの独立行政法人を定員外にすることによって求めていく、大ざっぱに言うとこういうことだというふうに思うんです。 ...全文を見る
○中川(正)議員 これは一つは、正直、時間的な問題なんですね。これだけの大部の法案を短い時間ですべて議論をし尽くすということ、このこと自体が国民のそれこそ意思を完全に無視した形での法案審議だというふうに思っております。そういう意味から、大体の私たちの基本案件というのはまとめること...全文を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  三人の陳述人の皆さんには、きょうはありがとうございます。特に、地元議員として御無理を申し上げましたこと、そして快くこうして御意見をいただいておりますことを、改めてお礼を申し上げたいというふうに思います。  地方分権の方は、直...全文を見る
○中川(正)委員 ありがとうございます。  次に、省庁再編に関することで、これもこれまで余り議論にならないんですが、特に北岡陳述人に御意見をいただきたいんですが、地方から見てこれをどう解釈するかという問題があるんですね。  先ほど御指摘になったように、特に公共事業関係で、非常...全文を見る
○中川(正)委員 そういうお言葉の割にはしっかりポイントをついて御回答をいただいたように思います。ありがとうございました。  最後に、独立行政法人なんですが、これもなかなかわかりにくい。国民にとって、どこがどう変わってくるのかというのがもう一つはっきりしないところがたくさんある...全文を見る
○中川(正)委員 ありがとうございました。  時間が来たようでございますので終わります。
07月06日第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。ちょっと聴衆が少ないようでありますが、張り切ってやらせていただきたいというふうに思います。  きのうは日銀の短観が発表されまして、中身の検討を十分にしていただいておると思うんですが、いよいよ正念場といいますか、日本の経済運営も非常...全文を見る
○中川(正)委員 通告に七兆円の交付国債の話を含めていたものですから先にそれを答えていただいたんだと思うんですが、これはちょっと別な観点から後ほど議論をさせていただきたいというふうに思います。  その前に、もう少し具体的に所見をお聞かせいただきたいと思うんですが、銀行に限って言...全文を見る
○中川(正)委員 私がどうしても理解できないところというのは、そういう先ほどのようないろいろなところに気を使った発言なんですね。  というのは、もともと、一番最初のお言葉にもありましたように、ビッグバンというものを控えながら全体の再編を促していく、早いところ行き着くところへ持っ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、私の論点は、時系列的に見ていって不良債権が結局は減ってきてないじゃないか。経済の背景も後ろにありますけれども、それ以上にもう一つ、きょうも午前中に指摘がありましたが、例えば国有化したあるいは破綻した銀行をぽっと開いてみると、当初言われていた不良債権額よりも...全文を見る
○中川(正)委員 そうした中で、さらにいけば、特に長銀、日債銀がこれから出てくるという前提で、この七兆円が大体どれぐらいになってくるのか。先ほどのお話で、法的改正も含めて考えていかなければならない、こういう答弁が出たわけですが、当面、具体的にはどれぐらいの試算をしているのかという...全文を見る
○中川(正)委員 もう時間が迫ってしまいましたので、せっかくのことですから、もう一つ、通告をしてあるところに移っていきたい。それぞれ突っ込んでいきたいんですけれども、また時を違えてお話をさせていただきたいと思います。  長銀と日債銀の関係ですが、時間的にこれも表面上の話にしかな...全文を見る
○中川(正)委員 的を得たお答えにはなっていなかったんですが、改めてまたこの問題についてはそれぞれ質問をしていく機会があると思いますので、それから掘り下げてやらせていただきたいというふうに思います。  時間が来ましたので、ありがとうございました。
11月10日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  休憩前に引き続いて質問に入っていきたいと思いますが、先ほどは待ちに待ったといいますか、クエスチョンタイムが行われました。今回の国会、底に流れるものは、いろいろ課題もありますが、その中で一つ、政治がいかにリーダーシップをとってい...全文を見る
○中川(正)委員 そういう弁明をされても、実質的に、それぞれ今から行われていこうとするものが、根幹の制度をゆがめていこうということがだんだんきょうの議論でもはっきりしてきておるわけであります。  それ以上に、国民世論というのは、私も、これまでこの問題が出てきてからのマスコミに取...全文を見る
○中川(正)委員 そういう話であれば、保険料を徴収しないということだけじゃなくてサービス供給もしばらく見合わそうじゃないか、準備が全部できた上でやりましょう、こういう話になるのが普通なんですよ。ところが、サービス供給はやりますよということですから、これに対しては、では、そのコスト...全文を見る
○中川(正)委員 我々のところは、粛々と法律に決められたとおりに四月から両方ともやるべきだ、そういうことです。  しかし、先ほどの片方だけをおくらすということに対して、これはおかしいじゃないかという私の議論をしただけのことで、私たちは最初から粛々とやるべきだ、説得して両方やるべ...全文を見る
○中川(正)委員 先に私の質問に答えてください。反論するのだったら、その後でしてください。  もう一回言いますが、この国民の問い、半年間猶予をするということですが、具体的に言えば七千八百五十億円、これは予算に計上されようとしている、これは赤字国債で一時補てんをしますよということ...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、税で賄うということですね。そういうことですね。正式に答えてください。
○中川(正)委員 そうすると、この法律の趣旨というのは、もともと、半分は税でやりましょう、そして半分は保険でやりましょう、給付と負担の割合というのをここでしっかり国民にも理解をしていただいて、その上で、自立したというか、私たちのそれぞれ地方公共団体が今度は主体的な事業の当事者とな...全文を見る
○中川(正)委員 申しわけないけれども、意味がわかりません。  もう一回聞きますが、法の趣旨は、半分は税金、半分は保険、こういうことですね。お答えいただけますか、大臣。これは正しいですね。法の趣旨は、半分は税金、半分は保険でやりましょう、これは正しいですね。
○中川(正)委員 いや、今回の話じゃないんですよ。この介護保険の法律のもともとの趣旨を言っているんですよ。手続の話じゃないですよ。半分は税金で、半分は保険制度で回していきましょう、こういうことですね。
○中川(正)委員 そういう法の趣旨からいくと、今回の措置で半年間免除をしますということになると、老齢者についてはそのかわりに税がおりてくるわけです。今回の交付金あるいは補助金というのは税ですよ。こういう話があったわけですから、これは税でおりてくる。そういうことになると、老齢者につ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そこのところは理解できませんね。もう少し理解できるようにちゃんとした言葉で詳しく説明してください。
○中川(正)委員 半年であろうと一年であろうと税金で丸々カバーするんだということには変わりないわけですから、そこのところはどう説明してもへ理屈でしかない。これは単純に見たらそういうことですよ。だから、これはやはりもう少し原点に戻って、法律の趣旨そのものの議論から始めないと、こうい...全文を見る
○中川(正)委員 こうして法律上でごまかすやり方というのはやはり国民に対して説得力がないですよ。だから、本来はこういうシステムですよという説明をする意味でも、法改正を国会論議を通じてやっていく、そんな正々堂々とした姿勢というのがやはり与党サイドで欲しい、やるんだったら。我々は反対...全文を見る
○中川(正)委員 これも市民にとってはおかしな話なんですよね。保険料を徴収する市町村があるとすれば、その市民というのは、私たちは保険制度の中で法律の趣旨を理解したから自分たちで保険料を払っていこうよ、こう立ち上がった人たちですよ。その人たちに対しては交付金がおりてこないで、何やか...全文を見る
○中川(正)委員 それじゃ、今回の政府の趣旨に反して、私の市町村は、この介護保険制度は、もう全部準備ができたんだ、市民は納得しているんだ、その中で保険料を払いますよというところに対しても、無理やり、いや、それはだめだよ、取ったらだめだよ、そういうところまで政府がいくんですか。
○中川(正)委員 そういう趣旨であれば、私のところは保険料を徴収しますよ、そういうところにお金をおろして、それを基金にしながら、将来の保険料率の決め方の中でその分を減免していくという還元の仕方があるんです。これをさせたらどうですか。
○中川(正)委員 大臣は論理破綻を起こしているような感じがするんですよね。  これは、もとは、保険制度で給付と負担の割合をしっかり意識をしてもらいましょうということでスタートしているわけでしょう。それを、今度は税金で持ちますよという話で横やりを出してきているわけですよ。それに対...全文を見る
○中川(正)委員 時間が経過しているんですといったって、わからないんですよ、大臣の答弁の意味が。何とかしてください。
○中川(正)委員 これは大事なことなんで、次にバトンタッチをして——時間をいただけるそうです。  どうですか大臣、これは、もともとの出発がそうした矛盾の中で出発してきて、非常に苦労をしておられるということなんです。その中で、さっきの交付基準、どういう条件で交付していくかという話...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、ここがリーダーシップなんですよ。ここが政治なんですよ。国民にわかるように我々がどう説明できるか、そこで政治が生きてこないと。幾ら三党合意と厚生省とのいろいろな話の中でいろいろあるのだろうと思うのですが、しかし、常識的に考えてさっと理解できるような、そんなシ...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、きょうはここで矛をおさめますが、次のバッターが続いていますので、頑張ってください。
11月18日第146回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  まず冒頭、これは少し、事前の通知がしてない課題で申しわけないところがあるのですが、あえて、今非常に大きな問題となってきておるところでありますので、特に続長官の見解をぜひお聞かせいただいて、言うべきところを言っていただくという意...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどいみじくも、法に基づいて決めたことは粛々とやっていきましょう、こういうふうにおっしゃいましたね。私は、もしそれが本気でおっしゃっているのであれば、いろいろな議論がもっと沸き起こってきていいと思うのです。  今回の措置というのは、法をいろわずにその運用の中...全文を見る
○中川(正)委員 私は、今地方分権という立場から議論をしているのです。それで、さっきの不安ということを議論し出すと、一時間、二時間あっても足りないぐらいで、本当に不安なのは何なのかといったら、そういう形でツケ回しをして、最終的にはやはりこれも国民が負担しなきゃいけないんじゃないか...全文を見る
○中川(正)委員 答弁になっていないんですね。非常にこれは難しいんですが、いずれにしても、これからの議論の中で、続長官、ひとつ期待を申し上げたいので、今現実にこの制度は動いていて、その議論が今この段階で進んでいる話ですから、どうぞよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、今度は具体的に、独立行政法人についてのそうした見直しが本当にできているのかどうかということ、これは先ほど、非常に前向きの、気持ちの上ではやっていきますよと、こういう総論での答弁があったわけでありますが、それが本当に具体的にできているのかということを独立...全文を見る
○中川(正)委員 いや、それでは答えになっていないので、もう少し的確につかんでいただきたい。  では、もっと具体的に聞きますが、事務局から出ている資料だけでも、今回五十九法人に対して独立行政法人をやっていきますよという法案が出た。それ以外に、同じぐらい取り残しがあるんですよ、例...全文を見る
○中川(正)委員 そういう基準以外にも、まだ漏れているところはいっぱいあるんですよ。これは指摘していったら、一つ一つそうやって話をしていったら、どれだけでも話が進んでいくのです。だから、説得力がない。  私は、そういう答弁を求めているのじゃなくて、本来これは漏れているけれども、...全文を見る
○中川(正)委員 それは大切だと思うんですね。  そのときに、一つだけ確認しておきたいのは、だれがやるのですか、それは。というのは、この行革の推進本部というのは、ずっと続くのならいいですよ、ずっと続けていくというのならいい。これはサンセットだと思うのです、いつかの時点で。これを...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、ぜひ、抽象的な答弁もいいんですけれども、これからの骨幹ですから、もう少し具体的に、部署を特定してください。
○中川(正)委員 次に、業務の中身なんですね。  今回、それぞれ五十九法人の独法が出てきましたけれども、実はこれを一つ一つ見ていくと、民営化できるものもあるのじゃないか、あるいは廃止、もう既に要らないものもあるのじゃないか。その業務も、一つじゃないですよね。目的というところを見...全文を見る
○中川(正)委員 委員長、そういうふうに希望を申し上げます。  それと同時に、行革本部がその機能の見直しをせずにそのまま目標を羅列したということ、ここについては、これはもう一回、続長官、ひとつ、どうしましょう、これは。行革になっていないということなんですよ。
○中川(正)委員 前半の部分の意味がわからなかったのですが、いずれにしても、私が長官に求めたかった答弁は、いや、これからもやっていくんですよ、この見直しは。これですべて独立行政法人が落ちついたというわけじゃなくて、三年後に見直しがあるわけでしょう。私が答えたらだめなんですが、三年...全文を見る
○中川(正)委員 だから、今回のこの独立行政法人化をしていくプロセスの中にそうした機能の見直しがなかったということ。それからもう一つは、したがって、当然それは人的なリストラというのもありませんよね。まずは全部名前を変えただけで、それでスタートをしましたよ、こういうことだと思うんで...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ、さっきの特殊法人との関係でお尋ねをしたいのですが、独立行政法人と特殊法人とはどう違うんですか。
○中川(正)委員 運営形態としてはよくわかるのですが、もう一つは機能ですね。何をさせるための法人か、こういうことなんですが、これについては、前々から議論が出ているように、特殊法人の見直しの中でそれぞれ、独立行政法人化していける法人があるんじゃないか、民営化していけるものがあるんじ...全文を見る
○中川(正)委員 言いかえれば、チェックシステムとしては、あるいはそれぞれ目標管理をさせていく、あるいは民間手法、まあこれは特殊法人は既に取り入れているわけですけれども、情報開示を担保していくという意味でもこの独立行政法人のシステムの方がいいだろう、こういう判断のもとにチェックを...全文を見る
○中川(正)委員 そういう方向が出ているにもかかわらず、これは最近、去年からことしにかけて特殊法人の改廃がずっと続いているんですね。その中で、一つ一つ例を持ってきたのですが、それを見るまでもなく、みんな名前を変えているだけのことが多いのです。それで、同じように独立行政法人の枠組み...全文を見る
○中川(正)委員 例えば雇用促進事業団、それから住宅・都市整備公団、あるいは先ほどお話の出た銀行関係ですね、これはみんな名前を変えて、起き返ってきているんですよ。  確認したいのは、見直し、見直しと言いながら、現実はこういう形でやはり特殊法人も継続しているではないか、こんなこと...全文を見る
○中川(正)委員 ちょっと答弁にずれがありますね。というのは、さっき私確認しましたね、特殊法人は全廃していきますよ、独立行政法人化して、だから存続の必要のあるもので国が関与していかなければいけないものについては独立行政法人化していきますよという答弁だったのです。あと民営化するもの...全文を見る
○中川(正)委員 私は、総理大臣の答弁を求めているんじゃないのですよ、総務庁長官の答弁を求めているのです。総務庁長官としては、さっきの閣議決定を受けて具体的にこうしますよという話がないとだめですよ。だから、そういった意味からいけば、はっきりと特殊法人は全廃していきますよ、そういう...全文を見る
○中川(正)委員 ちょっと、私は今、どこにどういうふうにお話を進めていったらいいかわからないところがあるので、戸惑いながらお話をしているのですが、いずれにしても、このままの体制で例えば特殊法人を見直していくと言い続けても、これは見直しにならないだろうというふうに思います。  そ...全文を見る
○中川(正)委員 次に進みます。  もう一つこの独立行政法人で私、気になっていることがあるものですから、それを指摘をしたいと思うのですが、さっき申し上げたように、これ、事後チェックでやっていくということなんですね。結果責任だということ。これを精いっぱいシステムとして入れなければ...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来てしまったようであります。  またこの続きはこれからそれぞれの独法の中で、もともと推進本部でしていなかったわけですから、本当に国会で議論をしなければならない、こういうことでありますので、また、たびたび中身を深めていきたい、こんなふうに思っております。あ...全文を見る
11月18日第146回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  この国会から、政府委員の答弁はなくす、政治家同士のしっかりとした議論をしていこうじゃないか、こういう体制ができてきたわけでありまして、その意味で、私も、できるだけ大まかなといいますか、重箱の隅をつついたような話でなくて、ひとつ...全文を見る
○中川(正)委員 私は昭和二十五年生まれなんですが、ちょうど団塊の世代の一番最後の方にひっかかっているのですね。私たちの世代の感覚からいうと、今の数字の推移を見ていますと、先ほど大臣が言われたような悠長な話じゃなくなってきているのですね。今年金をもらっている人たちはそれでいいです...全文を見る
○中川(正)委員 次に、共済制度は、保健、短期、それから長期、この三つの会計に分かれているというふうに認識をしているのですが、その中の共済組合の施設ですね。これが非常に気がかりになっているものですから、ちょっと質問をさせていただきたいと思うのですが、資料を見ていますと、宿泊施設を...全文を見る
○中川(正)委員 実は、これは独立採算じゃないのですね。  宿泊経理収支状況という、これは個々じゃなくて全体の、これはオープンになっている資料ですが、見ていますと、施設収入そのものが八百七十一億七千二百万円ですね。それに対して、保健経理、共済から出ている方ですね、その保健経理か...全文を見る
○中川(正)委員 次に、せっかくの機会でございますので、介護保険、今問題になっている介護保険という問題を、地方分権の角度からぜひ大臣に認識をしていただきたいという気持ちを込めて、御質問をさせていただきたいというふうに思うのです。  けさも、自民党のサイドには市町村会の代表の皆さ...全文を見る
○中川(正)委員 自治大臣、市町村長の物の考え方、問題意識というのは、同じように共有していただきたいですよね。さっきのお話だと、もう何か最初から三党合意の話に巻き込まれちゃって、完全に向こうのサイドに立った話だというふうに思えるので、やはり一言でも二言でも市町村の立場に立ったコメ...全文を見る
○中川(正)委員 少なくとも、二つの問題を提起していきたいと思うんですよ。  自治大臣がやはり音頭をとって地方六団体を集めて、この問題についてしっかり皆さんと協議していこうじゃないか、そういうスタンス、これをを持つだけでも、ああ、やはり自治省というのは違うんだなという感じになる...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来たようですから、終わります。
11月24日第146回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。通告に従いまして順次質問をしていきます。  まず、冒頭お尋ねをしたいんですが、もともとこの独立行政法人の議論が出てきたときに、これは消防庁自体が独立行政法人化していくというのは最適だなという私は印象を持ったんですが、そういう話にならなかっ...全文を見る
○中川(正)委員 法律の中で今回、中心にこういう形で独立行政法人化したというのは、施設等機関というところがこれは主になっているわけでありますが、消防庁の場合それが大学だとか研究機関だとかということも含めて二つありまして、消防大学校と、それからもう一つは研究所ですね。片方は研究所、...全文を見る
○中川(正)委員 団員も公務員なんですか、そういう解釈。だから、公務員だから独立行政法人化しないということじゃなくて、その組織の中にいる人たちを対象にする場合はそのままのけておきましょうということなんだと思いますね。  ここのところの基準が、解釈のしようによっては、前向きに解釈...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、消防大学校は将来は独立行政法人化をしていく方向で検討もしていく、そういう意味ですね。
○中川(正)委員 次に、業務の中身を見ていくと、二つの点でちょっと明らかにしていきたいところがございます。  一つは、自治省の組織令で、この消防研究所、これは第四十九条で、設置目的というか、それが規定されていますね。これが「消防の科学技術に関する研究、調査及び試験を行い、並びに...全文を見る
○中川(正)委員 それはどういう意味なんですか。現在やっていないから削除したというふうに受け取っていいんですか、さっきの答弁は。
○中川(正)委員 目的の中から外したというのは、何か目的があるんですか。
○中川(正)委員 こういうことに関連してもう一つ具体的に聞いていきたいんですが、本来は、これを見直していくときに、さっきの検定でそうであったように、それぞれの業務の目的、それから中身というのを精査して、その中で、民営化できるものは民営化していく、廃止するものは廃止をしていくという...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来ましたので、最後、私のコメントだけにとどめますが、こういうケースをアメリカではSBIRでしっかりと民間活用しているんですよ。今回の国会では中小企業対策が目玉になっていますが、この中小企業のベンチャーを助けるために、御議論はもう御存じだと思うんですが、それ...全文を見る
11月24日第146回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。通告に従いまして質問をしていきたいというふうに思います。先ほどの石井委員の問題提起と相当重なるところがあるんですが、私は、野党なりの立場からしっかりした議論をしていきたいというふうに思っております。  先ほども保険制度につきまして...全文を見る
○中川(正)委員 そこで、共済独自の問題があると思うんです。  先ほども指摘をされましたが、行政改革の基本を議論する過程の中で、国家公務員の数を一〇%削減していく、あるいは独立行政法人だとか郵政の公社化等々含めて、まだまだこれからの議論でありますが二五%という数字も、いわゆる政...全文を見る
○中川(正)委員 それはもう先ほども議論を聞かせていただいたところなんです。  私の言っているのは、もう一回言いますが、一〇%削減するということをもうコミットしたわけですから、その前提に立ってこの議論もしましょう、こういうことなんですよ。それで、この再計算を前提にしていったら、...全文を見る
○中川(正)委員 だとすれば、こんな議論できないじゃないですか。計画が出ていないということじゃないんですよ。十年間で一〇%国家公務員は削減をします、これははっきりしているんです。あとの上乗せの一五%がまやかしで、独立行政法人の人数を入れましょうとか、あるいは郵政をどうしましょうと...全文を見る
○中川(正)委員 いや、その根拠を示して議論をするのが今回の話だと思うんですね。その根拠がない限り、一〇%のコミットは本気でないということか、いわゆる行政改革は本気でない、あれはうそだったんだという話か、それとも、この議論が全く違った前提でされているということか、どっちかなんです...全文を見る
○中川(正)委員 そんな議論で年金が進んでいくのであれば、みんなこんな苦労はしていないんですよ。実際、計算をすれば深刻なことになってくるから、基本的な改革をやりましょうということで一つ一つ重ねているんです。にもかかわらず、その基本的な議論をこれに取り込まないで、今のような話で、抽...全文を見る
○中川(正)委員 では、もう一回聞きますが、この財政再計算というのは、この間の十年間の話は見てないんですか。これは見ているでしょう。だから、長期というのはずっと積み重ねて三十年ですよ。  今回、この十年の間に一〇%削減をしますと、この間から行革の中ではっきり約束をしているわけで...全文を見る
○中川(正)委員 共済は、本当に厚生年金以上に深刻だと思うんですよ。これは、国家公務員のこれからのそれこそポジションというか、行革を控えて、いろいろな不安の中でどういうふうに自分のライフサイクルを描いていくかということ、これも含めて、この共済は特殊なんですよということ、これをやは...全文を見る
○中川(正)委員 では、逆に質問しますが、行革で決定した、十年間で一〇%あるいは二五%削減をしますよという前提はやります、こういうことですね。
○中川(正)委員 そこがはっきりしているわけですから、政府としては、この削減に基づいてこの共済がどんなふうになってくるのかということをやはり提示すべきだと思うんです。  きょうは、この後まだ私、質問事項をいろいろ持っていますので先に進めますけれども、少なくともそれをちゃんと計算...全文を見る
○中川(正)委員 はっきり答えてください、私の質問に。
○中川(正)委員 今いい話が出まして、十年先がわからないのに、何で三十年、六十年先がわかるんだ、こういうことですね。  そんなへ理屈を言わないで、これは一度やったらどうですか。これはどうせそういう前提で議論していかなきゃいけない話でしょう。それを、これまでの既定方針事実というか...全文を見る
○中川(正)委員 そんなものはこちらの数字じゃないでしょう。政府がコミットしているんですよ、行革に。だから、そちらの方の責任で、私たちはこんなふうにやっていきますという、こんなのは当然そちらから出る話です。
○中川(正)委員 いやいや、それは想像できないということじゃないでしょう。現に、人口に対してどれだけ、厚生年金に対して一律とか、こういう前提条件があるわけでしょう。その前提条件は政府がつくるんですよ。しかも、その前に一〇%の削減というのはもうコミットしているわけですから、それを前...全文を見る
○中川(正)委員 だとすれば、もしその答弁が本当だとすれば、考えていないとすれば、この共済年金制度、全然考えていないということですよ。そんな議論できないですよ、これは。
○中川(正)委員 この再計算というのは、さっき、負担と給付の割合を調整しながら長期で克服をしていくのが年金だ、こう言われた。まさにそのとおり、その給付と負担の割合を示していくのがこれなんですよね。そのときに、前提条件が、もう既に政府がコミットしている一〇%公務員削減あるいは二五%...全文を見る
○中川(正)委員 議論をしていただくのは結構です。資料をしっかり政府の責任のもとに提出をするということをはっきり答弁してください。
○中川(正)委員 それを、この正式な財政再計算の一つの選択肢として提出をしていただきたい。そういう前提ですね、さっきの話は。
○中川(正)委員 どういう意味ですか、それは。
○中川(正)委員 そんな無責任なことを言わないでくださいよ。我々は本当にこれはまじめにやりたいと思うのです。  私が懸念しているのは、将来に対して、共済がこういう形で持続できるかどうか、行政改革ということを前提にしてこういう制度がそのまま持続できるかどうかということがかかってい...全文を見る
○中川(正)委員 本来なら、その資料が出てくるまで議論できないじゃないか、ちょっと保留しよう、こういうふうに言うべきところかもしれませんが、もう一つやりたいことがあるので、継続をさせていただきます。  もう一つは、これは時間がちょっと迫ってきたので、もう一項目詰めていきたいと思...全文を見る
○中川(正)委員 その議論は厚生大臣ともしてきたわけでありますが、財政当局として考え方をはっきりさせていただきたいのは、一つは、もともと法律で税金半分、それから保険制度半分、いわゆる社会保険制度でやっていきましょうと、こういう前提になっていくわけですね。  ところが、今回半年分...全文を見る
○中川(正)委員 だとすれば、その大蔵大臣のコミットは、将来、半年後、それから以降の議論もこれは保険制度が大前提であって、これを税制度で賄っていくということにはなっていかないんだということですね。いわゆる自自公の今の懸案の中で税制度の問題が出ていますが、これは念頭にないんだ、こう...全文を見る
○中川(正)委員 次に、これは補正でやるわけでありますが、本来は法律改正がこういう問題は前提になるんでしょうが、厚生省、厚生大臣の方は、これは法律改正をやらないという前提だというふうに国会答弁が出ております。そうすると、いわゆる予算補助、予算での交付金ということになって、交付要綱...全文を見る
○中川(正)委員 どっちにしたってへ理屈のような形に聞こえて、自然じゃない。これは、こういう問題を予算補助で解決をしていくというふうなことがあってはならないというふうに思います。その思いは、恐らく心のどこかで皆さん方、共通にお持ちだろうと思うんです。  それはそれとして、もう一...全文を見る
○中川(正)委員 恐らく、それがあるものですから逆に補正で組んだということなんだろうと思うんですね。  こんな形で財政規律がどんどん崩されていくという状況に対しては、これは大蔵大臣の責任だというふうに私は思うんです。内部議論をもっと表に出して、主張すべきところはもっと主張してい...全文を見る
12月01日第146回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。前回の質問の続きが残っておりますので、引き続きやらせていただきたいというふうに思います。  この週末があったものですから、地元に帰りまして、今回の厚生委員会での紛糾も含めて、国民の声を聞いてまいりました。やはりこの共済だけじゃなくて、厚生...全文を見る
○中川(正)委員 質疑時間が終了いたしましたというメモが入ってきました。どうせこういうふうに一方的にお話をされるのだろうとは思っていたのですが、これはやはり議論を尽くさないと。  あと、独立行政法人の問題とか、あるいはもう一つは、さっきお話の出た郵政事業庁、これだけで二十九万七...全文を見る