中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。先ほどの松本委員に引き続きまして質問をさせていただきたい、こんなふうに思います。  最初に、この夜の委員会にそれぞれ関係の厚生省、労働省あるいは法務省の政務次官が出席をしていただきました。まずお礼を申し上げたいのですが、礼を尽くし...全文を見る
○中川(正)委員 こういう実態が一方であるわけですが、それに対してもう一つ、社会福祉といいますか、福祉の関連で、私もこの間から、ボランティア団体でこうした人たちの面倒を見ているそれぞれの皆さんに陳情されました。  というのは、例えば医療ですね。病気にかかったときに、このごろ、医...全文を見る
○中川(正)委員 かえって不法滞在を助長するからそういう法的整備は整えることができないんだ、しないんだということがもし政務次官の意思であるのであれば、あるいは考え方であるなら、さっきは調査会あるいは審議会の議論にそれがあるという例証をされましたけれども、そこのところを政務次官はど...全文を見る
○中川(正)委員 さらに、今度は労働省の方の問題があるんですが、これは将来の労働力を確保していくという日本経済の宿命みたいな中で、いろいろな審議会が、やはり外国人労働者は必要ですよと。特に、例を挙げれば、例えば今回入ってくる介護保険等々の福祉の分野でも、諸外国の例を見ているとこう...全文を見る
○中川(正)委員 そこに、現実と、いわゆる労働省が建前で考えている労働力の受け入れとの乖離があるんだと思うのですね。  みんな単純労働者ですよ、ほとんどが。不法就労だけで二十五万人を超えてきているということを、この後、出入国管理の法務省のデータで示していただくだろうというふうに...全文を見る
○中川(正)委員 問題意識としては私も同感なんです。  これは、改めて法務省の方に聞いていきたいのですが、今法務省の中で、どれくらいの人たちを合法的に受け入れるかどうかというのはオープンにされていないのですよ、その議論が。その中で制御をしていく。日本の場合は、よく言われるように...全文を見る
○中川(正)委員 そういうことを議論しているうちに、もう十年以上がたってきているんですよね、バブルで大量に入ってきてから。現状は、滞在期間というのが平均して五年以上、もう十年、十五年という年月になり、そういう人たちが家庭を持ち子供を育て、その子供たちが日本の学校で教育を受けて、母...全文を見る
○中川(正)委員 これから解決をしていかなきゃいけない問題は二つあると思うんですね。  一つは、現在の状況をどうするかということだと思うんですよ。もう既に、いろいろな意味でさっきから検証されたように、犯罪がふえてきている、それから地域とのあつれきが出てきている。それと同時に、不...全文を見る
○中川(正)委員 ありがとうございました。  次の質問に移らせていただきます。  先ほどの松本議員のもう少し突っ込んだ詰めをしていきたいというふうに思うんですが、最初は易しいのからというか、一つ気になったことからいきます。さっきの警察の不祥事なんですが、それぞれの観点から、も...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そういうことじゃないのですよ。これは、うまくできているなと思うのは、報告事項だけが書いてあるのですよ。だから、警察のサイドから上がってくる話だけがここに載ってきて、公安委員の中でどんな議論が出て、それがどこへ向いてその方向性として行くのかというのが肝心なと...全文を見る
○中川(正)委員 これは法案にすべきだと思いますよ。本当に、日銀のその議論をしたときと同じような過程で、そのときに日銀総裁も同じような答弁をしているのですよ。これを下手に出したらマーケットがえらい騒ぎになるというふうな話があったんです。ところが、出してみたら、それなりにみんな冷静...全文を見る
○中川(正)委員 反論をすればたくさん出てくるんですが、二つだけするとすれば、では、それぞれの分野からということであれば、現役を持ってきたらどうなんですか。それぞれ、なぜこれだけ高齢の皆さんを並べなきゃいけないのだというふうなことであるとか、あるいは実際の議論、これは何に基づいた...全文を見る
○中川(正)委員 ぜひ、その公安委員会での議論を公開してください。楽しみにしております。  それから次に、先ほどの吉野川の可動堰の問題に関連しまして、住民投票についてもう少し突っ込んで話をしていきたいというふうに思うんです。  今回の住民投票というのは、これは、住民投票のパタ...全文を見る
○中川(正)委員 もっと端的にお尋ねをしたいと思うんですが、さっきの、事業を進めていく経過の中で、例えば議会が意見書なり陳情という形で可決をしてこっちへ陳情書を持ってくる。あるいは、市町村長がぜひ進めてほしいという形で持ってくる。この意思表示と、それから今回のように地域住民全体が...全文を見る
○中川(正)委員 私は逆だと思いますね。それじゃ、なぜリコールというのが成り立つのかということですよ。市長が一つの政策に対して住民と違った判断をした場合、これはリコールという形でその市長を直接住民投票で罷免することができるのですね。ということは、市長が一つの政策を打ち出す、その市...全文を見る
○中川(正)委員 重ね合わせているのじゃなくて、論理の帰結を言っているのですよ。  しかし、もう一方で言ったら、たとえ地域の住民がそういう意思を表示しているとしても、これはやはり国全体の政策に対して法的拘束力を持つか、あるいは持たせるべきかということになると、私は実はそれには反...全文を見る
○中川(正)委員 この問題については、またさらに議論を深めていきたいと思います。  一つ言ったら、私がこだわったのは、ウエートが市長さんや議会の方が高いというようなニュアンスだったものですから、これにこだわったのですよ。これはやはり直接の意思は住民ですよ。そういうことであります...全文を見る
02月23日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。本格的な委員会議論になりましたので、私も張り切って質問をさせていただきたいというふうに思います。  きょうは、速水総裁、それから植田政策委員、せっかくおいでをいただきましたので、ありがとうございました、先にそちらの方の関連の、日銀...全文を見る
○中川(正)委員 これまでの景気の下支えというのが、いわゆる内部要因、特に内需拡大という本来の形のものではなくて、外部要因、公共事業と、それからアジアやあるいはアメリカの景気に支えられた輸出関連、これはいつか来た道ですが、こういうものを中心にして持ちこたえているのだということ、こ...全文を見る
○中川(正)委員 これまで方々で主張されたことを改めて述べていただいたわけでありますが、その中で新しい要因というか、これから予期される問題が出てきております。  それは、一つは、ことしの予算案、この中ではっきりとそれに対する評価であらわれてきているように、国債が限界以上の発行に...全文を見る
○中川(正)委員 総裁の基本的なそういう考え方を踏まえて、次に植田委員にお尋ねをしていきたいのです。  量的緩和の問題なんですが、当初からインフレターゲット論をしっかり、先ほど否定をされましたけれども、基本的には、こうした国債の発行状況等々踏まえていきますと、既に量的緩和をしな...全文を見る
○中川(正)委員 こういう形で、デフレ懸念が払拭されるまでゼロ金利政策を続ける、こういうことがずっと続いてきているわけですが、そのデフレ懸念の払拭というのはどういうことをもって言うのかということですね。ここが一番論点になるところだろうと思いますけれども、植田先生はどういう時点でそ...全文を見る
○中川(正)委員 そうした中で将来を見ていくときに、さっき指摘があったように、今、量的緩和は、実質的にゼロ金利政策と相伴って、短期オペやあるいは不胎化や、そういう形でやっていますよ、それでじゃぶじゃぶですよと。じゃぶじゃぶだけれども、基本的にはしっかりとした効果が上がってこない。...全文を見る
○中川(正)委員 それぞれ参考人、ありがとうございました。  最後に、一つ、金融監督庁の方に、話題を変えましてお聞きをしておきたいのです。  外形標準課税の問題で、政府のいわゆる閣議口頭了解というのがきのう出されました。その中で最後に、金融システムの安定を確保することが大切だ...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来ておりますので。  よほど憎らしいという気持ちがあふれたような答弁だったわけですが、そういうことは実質的にやはり議論を重ねなければいけないだろうというふうに私も思っています。  その上に立って私もこれを少しやりたかったのですが、時間配分を間違えてしま...全文を見る
02月24日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  警察の皆さん、入っていただきましたね。前回の議論に引き続きまして、まず新潟県警の不祥事の問題から取り上げていきたいというふうに思います。  きょうは、国家公安委員会の新潟の事件が報告をされる日でありました。にもかかわらず、保...全文を見る
○中川(正)委員 この報告に対して、恐らく国家公安委員会の中でもいろいろな質疑、あるいはいろいろな所見が述べられたんだろうというふうに思いますし、それ以上に、田中長官自身が、この報告書を受け取って、どこに問題があって、どういう認識をされておるかということですね。ここが一番大事なと...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ、さっきの認識の大前提を確認していきたいんですが、こうして内部調査で上がってきたこの報告書そのもの、これは、長官としては、確かに事の事実を報告しているという認識で受け取っておられますか。
○中川(正)委員 お昼に私はこれを受け取らせていただきまして、ずっと読ませていただいたのですが、どうもよくでき過ぎているような気がするのですよ、素直に見て。  というのは、教科書どおりなんですよ。ということは、一番最初の記者会見、一月二十八日午後九時三十分、これは捜査第一課長と...全文を見る
○中川(正)委員 もうちょっと突っ込ませてもらいますけれども、本部長、それからいわゆる県警サイドですね。県警サイドはこうした細かい情報は知らなかったということはここに書いてありますね。だけれども、記者会見したのは県警サイドではなくて、捜査第一課長と三条警察署長なんですよ。恐らく、...全文を見る
○中川(正)委員 この報告をこれですべてとしない、まだ調査を続けていくんだということの確認が一つ。それから、それをまた改めて我々に報告をしていただくということの確認がもう一つ。あと、これを受けて、さっきは精神論で言われましたけれども、処分や何かを含めて、具体的にどういうふうにこれ...全文を見る
○中川(正)委員 今すぐに具体的なことというのは無理なんだろうというふうに思うのですね。これからの我々の議論の積み重ねの中で、これはもっともっとしっかり掘り下げていかなきゃいけないところだというふうに思いますので、さっきの答弁だけで私は満足しているということではないということだけ...全文を見る
○中川(正)委員 さっき、三条警察署と柏崎署の関係の話をされましたけれども、そういう部分を出してこなくても、どっちにしたって、記者会見のもとの情報を提供しているのは、これは当面の柏崎から話が行っているわけですから、そこでやはり、この体質があるんだということだと単純に解釈できるのじ...全文を見る
○中川(正)委員 この事件についてはここまでにさせていただきたいというふうに思います。警察の皆さん、御苦労さんでした。  次に、再び外形標準課税、石原税をもうちょっと違った角度からお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  今回、先ほど大臣もお触れになりましたけれども...全文を見る
○中川(正)委員 本当に適切な答弁ではなかったというふうに思うんですね。聞いたことには答えてもらえませんでした。  さっきの中沢議員からの法定外の課税を考える場合の議論でも私、感じたんですけれども、我々は勘違いしているんじゃないかと思うんです。これは、本来こういう課税をするとき...全文を見る
○中川(正)委員 これは、ちょっとややこしいんですが、消防庁の方でそういう目を持って見ていただいているかどうかということも含めてお尋ねをしたいんですけれども、厚生省の方で資格それから仕組みをつくって、運用は消防業務の中で、いわゆる救急業務の中でやっていく、こういうことですよね。ど...全文を見る
○中川(正)委員 これが導入されたときも、この制度の大切さについて相当議論されました。その結果先ほどのようなことが出ているんですが、私、不思議で仕方がないのは、救急救命士法という法律はあるんですよね。これは救命士の資格試験について定義をしている法律なんですね。ところが、この救急救...全文を見る
○中川(正)委員 では、一言私の希望だけ申し上げたいんです。  これはスタートして八年ですけれども、本来はもっと専門的に充実した形でこの制度を広げるということが当初の前提だったと思うんですね。本来であれば、ドクターが乗ってその措置をするというのが理想だというふうに思う。だから、...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○中川(正)分科員 民主党の中川正春でございます。  質疑の時間をいただきましたので、まず冒頭、出入国管理政策と、特に長期滞在、不法滞在というんですか、その問題について集中してお尋ねをしていきたいと思います。  ちょうどバブルの時期に外国人労働者という形で非常に多くの人たちが...全文を見る
○中川(正)分科員 それで、先ほどの一般的な話から、もっと個別の話に進んでいきたいというふうに思うのですが、そうした数と、それから労働市場が緊迫しているという形の中で、一つ一つ調べていくと、滞在が長期化しているという一つの流れがあります。  バブルのころに来た人たちですから、そ...全文を見る
○中川(正)分科員 もう少し的確にお答えをいただきたいのですが、将来の話と、それから現実をどう見ていられるかということですね。建前の話はわかりましたけれども。  大臣、政治家として、現実の話をどう見ていられるか、自分の言葉で一遍話してみてください。
○中川(正)分科員 片方でその不法入国というものに対して厳しく臨んでいく、それでこの法改正があったわけですね。これはこれでいいと。  もう片方で、例えば最近の在留特別許可の申請に対して、二十一人申請した人たちに対して十六人在留許可を与えたということですね。これは法的にはっきりと...全文を見る
○中川(正)分科員 その政策は前から日本としての意思表示を聞かせていただいているんですが、それは、この現実を見ているとそう言い切れなくなってきますよということだと思うんです。それは認識もいただいておるだろうと思うんですが。  一つだけ具体的に約束をしていただきたいんですが、そう...全文を見る
○中川(正)分科員 他省庁といっても、これはやはり基本は、問題の出発は入国管理から来ているわけです。だから、ほっておくわけにはいかない。これはもう大臣の所掌ですよ。そこのところを、そうですねという形でもう一回。
○中川(正)分科員 さらに一つだけ気をつけていただきたい事項があるとすれば、この前の厚生政務次官からの答弁の中に、そうした無保険者が病院に行って、それで診療を受けたときに踏み倒した場合、この場合には、それを措置するための補助金を流していますよという答弁がありました。これは一つだと...全文を見る
○中川(正)分科員 早目に終わりましょう。以上です。
02月29日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
議事録を見る
○中川(正)委員 私は、民主党を代表して、二〇〇〇年度地方財政計画及び地方交付税法等の一部を改正する法律案、地方税法等の一部を改正する法律案について、反対する立場から討論を行います。  討論に先立ち、東京都の大手銀行に対する外形標準課税をめぐる政府の対応について、一言申し上げた...全文を見る
03月08日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  中沢委員に引き続きまして、論点を絞りながら議論を進めていきたいというふうに思います。  きょうは、午前中、参議院の方の予算委員会での質疑もこれあり、本当に長期にわたって、この警察の問題、延々と議論が続くわけでありますが、こう...全文を見る
○中川(正)委員 この一連の話を聞いていまして、私は、厚生省の岡光元事務次官の問題が起こったときのことを思い出します。あのときも、そのころの小泉厚相が岡光さんの出してきた辞表をすぐ受け取ったんですね。その中で、後から非常に大きな批判が出て問題化しました。  このときの反省、それ...全文を見る
○中川(正)委員 田中長官、そちらの方はどうでございますか。
○中川(正)委員 いつ、どこでこの審査会を開きましたか。
○中川(正)委員 そのときの議論はどういうものであったと報告されていますか。
○中川(正)委員 報告が来たわけでしょう。どういう報告が来たんですか。
○中川(正)委員 その審査会が開かれる前に、職を辞すべきであるということを本人に言っているというのは、これはどういうことなんですか。
○中川(正)委員 ということは、処分はしていない、職を辞すべきであるというのは処分じゃないということですか。
○中川(正)委員 だとすれば、これはやはり国民から見ておかしいんじゃないですか。  大体、中田局長というのが、監察に行くよ、ちゃんと宿をとっておきなさい、そこでマージャンするから接待の要員を集めなさい、こう言って、本部長を誘ってやった。それは張本人なんですね。警察の威信を失墜さ...全文を見る
○中川(正)委員 それはしてはならないことだとお考えですか。
○中川(正)委員 実は、去る五日の自民党の森幹事長の地元でのパーティーに、公安委員が発起人の一人として名を連ねて、そこで森幹事長のために乾杯をしているんですね。これについてどう思われますか。
○中川(正)委員 いや、森議員のパーティーの詳細を聞いているんじゃないんですよ。  もう一回言いますが、ここに公安委員のメンバーが発起人として名を連ねて出席をして、乾杯の音頭をとって激励しているんですよ。それについてどう判断されて、どのように対処されようとしていくかということで...全文を見る
○中川(正)委員 公安委員に名を連ねてくれというのは、依頼をしたのは森議員だと思うんですよね。この行為についてはどう思われますか。
○中川(正)委員 その結果をぜひこの委員会で報告していただきたい、こんなふうに思います。  以上、時間が来てしまいましたが、いずれにしても、一つ一つ判断の間違いがあり、その手続の中で国民の信頼感をますます失わせていくようなことを重ねてきたという、この経過については、もうこれだけ...全文を見る
03月29日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。きょうは一日しっかりと議論をしていただいておりまして、それぞれ本当に御苦労さまでございます。  先ほどのお話のように、私の質問項目、最後の方にと思っていたのですが、わざわざ参考人に来ていただいていますので、ちょっと順番を先にさせて...全文を見る
○中川(正)委員 最近の犯罪白書によりますと、殺人だけじゃなくて保険金詐欺という項目に当たる犯罪というのが年間四百件から五百件のレベルで起きてきておるということ。それと同時に、専門家に言わせると、ここに出てきている、殺人までいくような犯罪、これさえも本当に氷山の一角であって、恐ら...全文を見る
○中川(正)委員 こうした警察の問題意識、あるいは、これは本当に一般の国民の感覚であるわけでありますが、そういうことも踏まえて、いわゆる監督官庁の立場からはこれをどういうふうにとらえておられるか、改めてお聞きをしたいと思います。
○中川(正)委員 もうこれは十年来恐らく繰り返してきた話なんだろうと思うのです。こういう事件が起きるたびにこうして国会で取り上げられ、あるいはマスコミで騒がれ、その都度しっかりやっていきます、こういう話できた事柄であります。だから、ここに来て、ただただ精神論だけではだめだというふ...全文を見る
○中川(正)委員 きょうはこれは入り口論でありまして、この程度にさせていただきたいと思いますが、いずれにしても、問題のありかというのが、もう多年にもわたって繰り返し起きてきた問題をここまで放置したという責任、それから、今の状況の中では、これは減っているのじゃなくてこうした犯罪がふ...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、次に移らせていただきたいと思います。刑事局長さん、御苦労さんでした。ありがとうございます。  預金保険機構の話をさせていただきたいと思うのですが、これまで議論が重ねられてきたその中身を見てみましても、やはり、当初の住専のときから比べると、本当に我々の...全文を見る
○中川(正)委員 いろいろな人がいろいろな数字を挙げて言っているのですけれども、一度国民に対して、その六十兆円の枠はわかった、しかし、実際、これまでの整理をしてくるのに幾ら公的資金を使ったのか。その使った中身も、資本注入した分もありますし、貸した分もありますし、完全に贈与した分も...全文を見る
○中川(正)委員 事前に出すように言っておいたのですが、それはまとまっていますか。(宮澤国務大臣「今口頭で申せばいいですか」と呼ぶ)ええ。口頭で言っていただくのと同時に、もう一つ、さっきの話で二次損失の問題もありますから、そういうようなことも含めて、将来に対するコミットも含めて、...全文を見る
○中川(正)委員 こうした数字は、まずこの時点で国民にはっきりと説明をしていく必要があるだろうと思うのです。それを踏まえて、それではこれを新しい法律に置きかえた場合にどのように違ってくるのか。今回のスキームに過去の事例を置きかえた場合にどんなふうに違ってくるのか。これをちゃんと説...全文を見る
○中川(正)委員 今回の仕組みの話はいいのですよ。それは事前にしっかり説明を聞かせていただきました。  私がイメージがわいてこないのは、例えば長銀のようなクラスの銀行がつぶれかけたときに、それが今度の新しい危機に対応するための会議にかかって、それがシステミックリスクとして判断さ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そんなことないはずでしょう。  例えば、長銀を公的管理にしますよと言ったときには、それはシステミックリスクだから公的管理ですよ、そういう決断を我々聞かされたわけではないですか。一つ一つそういう判断がこれまであった。だから、それを一度当てはめてみて、最終的...全文を見る
○中川(正)委員 この話はきょうのところはこれぐらいにしておきます。もし出てこないということであれば、具体的に一つ一つ確かめていくよりほかないということですから、結局同じことですから、ぜひ出してください。  それから次に、ここで基本的な話というのは、システミックリスクになった場...全文を見る
○中川(正)委員 いや、答えになっていないですね。  もう一回聞きますよ。これは再生委員長、ちょっと答えてください。
○中川(正)委員 話があちこちしちゃって、また委員長で話が戻ってしまったような感じですが。  それからもう一つ進んでいまして、システミックリスクに処理を任せましょう、そのスキームでやりましょうというときにはペイオフをやらないのですよね。それは正しい認識ですね。
○中川(正)委員 いやいや、再生委員長に。(宮澤国務大臣「今この法律のことを言っていらっしゃるわけでしょう。第七章のお話ですね」と呼ぶ)ええ、法案の、新しい方です。
○中川(正)委員 今度の新しいスキームで処理をするときに、一つの破綻が出てきた場合に、それがシステミックリスクだということで判断されて公的管理にぐっと入った、それから次の処理に移っていく経過の中ではペイオフはしないのですね。
○中川(正)委員 そうすると、そのときそのときの判断によって、ペイオフをする場合もあるし、それから、しない場合——しない場合ということは、全額を保証していく場合もある、こういうことですか。
○中川(正)委員 もう一つ確かめたいのですが、逆に、システミックリスクではなくて、ブリッジバンクなんかを含めた一般の方式で公的資金を入れずにやっていく方式の場合、これは必ずペイオフはあるのですね。
○中川(正)委員 いや、具体的にというか、もう少しわかりやすく説明していただけませんか。国民にとっては、一千万の、どうなるのかなという話があるわけですから。  だから、一般の破綻処理でいった場合には、これはもう自動的に一千万以上の預金というのはあきらめなきゃいけない、いわゆるペ...全文を見る
○中川(正)委員 どうもその理屈が理解できないのですね。普通の一般処理の場合はそう世の中深刻にはならないよ、そこだけブリッジバンクをつくって営業譲渡するなり、あるいはどこかにくっつけていくなりというようなそんな措置で、しかも預金保険の範疇の中でやっていきますよ、そういうことですね...全文を見る
○中川(正)委員 それが事前にわかっていればいいですけれども、さっきのような運営をされるということであれば、それを今国民に説明をすれば国民はどんなふうに反応をするかといったら、ああ、そうか、それでは長銀のような、あるいは日債銀のような、あるいは今の都銀、四つのグループに収束をされ...全文を見る
○中川(正)委員 これまでのいきさつといいますか、ここ何年かの危機対応を見ていると、いろいろなことが重なりながら一つの経済の危機的状況というのを醸し出してくるわけですね。我々がやってきたことも、私はかつて大臣に言ったことがありましたけれども、今やっていることは超法規的な措置じゃな...全文を見る
○中川(正)委員 予定した三分の一ぐらいしか今話が進んでいないので、また改めてこの話を含めてやっていきたいというふうに思います。  最後に、もう時間が少なくなってきたのですが、せっかく用意をしましたのでちょっと見解だけ聞かせていただきたい。  一つは、生命保険の関係の保険制度...全文を見る
○中川(正)委員 では、別の角度でお聞きをしたいと思うのですが、債権がディスクローズされて、不良債権として提起をされるのか、あるいは健全債権ですよという形でやってもよろしいよというふうに指導されるのか、これはどちらですか。
○中川(正)委員 貸し付けている状態というのはさっきの答えにならないのですね。特殊法人と第三セクターは金融監督庁ではどういうふうに評価をされているのですかという質問なんです。
○中川(正)委員 だとすれば、特に政府の特殊法人、一般的に言われる二千三百億円ぐらい焦げついていくだろうというこの部分は、国鉄の清算だとかあるいはそれ以後続いてきているそれぞれの特殊法人の清算と同じように、最終的には税でカバーするものですよという前提で金融監督庁としては定義をして...全文を見る
○中川(正)委員 おいおいこういう整理というのは、このまま放置するわけにはいかないだろうというのが我々の問題意識であります。  さっきの話では、永久に、それじゃそれを続けていったらそのまま正常債権でいいじゃないかという話でありまして、この二つを話していったってここはかみ合わない...全文を見る
04月12日第147回国会 衆議院 商工委員会 第9号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  先ほどからそれぞれの大臣のごあいさつをお聞きしておりまして、景況感に触れられております。絶えず数字の上ではというか、これまでの発表の中で、やっと明るさもどこかで見えてきたぞというようなニュアンスでありますが、実は、こうして選挙...全文を見る
○中川(正)委員 これから先、六月のGDPの発表の時期と選挙の時期とちょうど重なりましてタイミングが合うわけですが、そのときにぜひ、去年の例からいきますと前半は恐らくいいんだろうと思うんですが、その後のこともありますよということも含めて、あるいは生活実感も含めて、本当に公平なとい...全文を見る
○中川(正)委員 当然この消費者契約法の方は、介護保険を含めて福祉の分野での契約というのはこの法律の範疇の中に入るんだ、こういう前提でつくられておるんだろうと思うんですが、そこをちょっと確かめておきたいと思います。
○中川(正)委員 そこで一つお尋ねをしたいんですが、この福祉の場合は、サービスを受けるいわゆる消費者とその事業者の間に幾つも第三者というのが介在するんですね。  まず一つは、金品の支払いからいきますと、保険料で保険組合をつくって、そこでサービスを受けた消費者に直接その保険金がお...全文を見る
○中川(正)委員 そこのところがちょっと違うと思うのですね。  今の国民の感覚でいくと、政治問題化しましたけれども、保険料を払うか払わないかという話があったでしょう。国民が保険料を払うという意識は、保険者と国民の間にそれなりのサービスがあるのだ、いわゆる介護サービスというものが...全文を見る
○中川(正)委員 それが介護保険法の方ですね。こちらの消費者契約法の方でいった場合には、私は、法律でそう規定がしてあっても、どっちにしたって保険契約に違いはないと思うのですね、この介護保険制度というのは。それはどうですか。だから、さっきの、保険者が媒介をするという説明をされました...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると契約ということになるわけですね。  そうなると、もちろん保険契約の中にそれを履行していくというか、保険の内容をしっかりと実現していく、実行していくということが大前提になるわけです。それと同時に、その契約の中身というのが、具体的に言えば保険料率、保険金...全文を見る
○中川(正)委員 もう一度、別な角度から確認をしたいんですが、厚生省はこれを個別法で仕組みをつくりました、こういうことですね。契約法は一般法令として全部に行き渡りますよと。だから、どちらが優先するかという問題じゃなくて、この個別法も、それから一般の今回準備がされておるこの法案も、...全文を見る
○中川(正)委員 という見解なんですが、厚生省の方は先ほど自分のところの個別法で説明をされました。特に、こういう形で契約法という話が出てきて、住民のサイドもこれは契約なんだという意識がしっかり出てきたら、恐らく訴訟は出てくるだろうというふうに思うんですね。そういう前提で厚生省の方...全文を見る
○中川(正)委員 その論理がまかり通るとすれば、自動車保険なんかの自賠責もそれになるんですよ。あれも保険じゃないというような話になっちゃいますよ。私は、さっきの説明はちょっと無理があるというふうに思うんですね。本当にそれでいいんですか。
○中川(正)委員 自賠責も同じことなんですよね。あれは法律でちゃんと定めて、強制保険で強制的に取られて、リスク分散して運用している。間は契約なんですよ。  経済企画庁の方は、この法案があまねく定義されるということの中で、この介護保険制度も契約ですよという答弁をさっきされましたね...全文を見る
○中川(正)委員 私は、そうした形でその部分を使い分けるということ自体が、だんだん、ざる法にしていく根っこをつくっているような気がするんです。まさにその部分に焦点を当ててやらないと介護保険制度なんというのは成り立ちませんよ。そういう保険制度でするんだという前提で国民はそれを理解し...全文を見る
○中川(正)委員 一般に、契約という観念からいって、それは法理論はそうなっていくかもしれないけれども、常識で通じないですよね。これは常識の問題だと思うんです。  しかも、厚生省は何を言っているかといったら、そういった形で、公的サービスをこれまでは措置という概念でやっていたのを、...全文を見る
○中川(正)委員 厳密に言えば、これは地方自治体じゃないんですよね。組合、いわゆる第三セクターといいますか組合なんです、独立した。だから、これはそうした意味でもおかしいと思います。  それから、まさにさっきの厚生省の意図からいけば、介護保険でサービスを、いわゆる保険者の効率を競...全文を見る
○中川(正)委員 まだ納得できないんですが、これをやっていると全部時間を使っちゃいそうなんで、もう一つ問題があるので話をそちらに移していきたいというふうに思います、引き続きこの介護保険なんですけれども。  ケアマネジャーの位置づけというのは、今、私は非常に微妙なところだというふ...全文を見る
○中川(正)委員 私は経企庁に聞いたのです。こちらの法律です。
○中川(正)委員 それが「第三者」の定義ですよね。  ところが、厚生省の本来のケアマネジャーのあり方というと、これは中立を旨とすべしと。これが事業者とつるんでしまっては、利益相反といいますか、思ったようにその中身を事業者の理にかなうように書くことができてしまうわけですよ。そうい...全文を見る
○中川(正)委員 片方は、第三者とみなされる、こういう答弁があって、もう片方で、第三者として例えば媒介をしてはだめなんだ、中立でなきゃならぬのだというポジションがこのケアマネジャーなんだ、こういう説明なんですよね、さっきの厚生省の方は。
○中川(正)委員 それでいいんです。というのは、事前に周りから長官へ向いて説明が入っていないといけないんだろうと思うんですが、今いわゆる社会問題化しているというのは、さっきのケアマネジャーが、実際は、それぞれの特別養護老人ホームとかあるいは事業供給主体、業者ですね、ここの職員とし...全文を見る
○中川(正)委員 というふうな見解がはっきり出ていますから、やはりこれは早い対応をしていく必要があるんじゃないかというふうに思うんですね。これは厚生省の方ですから、改めてまた別の機会にそうした問題を取り上げていきたい、こんなふうに思うんです。  時間が来たようですが、もっと大分...全文を見る
04月12日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  引き続き質問をさせていただきたいと思います。  大分、選挙の時期が迫ってきているというか、取りざたされておりますので、私もしっかり地元に入ってそれなりの準備をしておるわけでありますが、先ほども商工委員会で、堺屋長官と経済の景...全文を見る
○中川(正)委員 国民が反発するというか、素直な、本当に常識的な目でもって見ておかしいと言うのは、大手の企業、まあ長谷工から始まって最近はそごうがありましたが、あんな形で債権放棄を銀行に迫ったときに、それはもう影響が大きいからやりますという話が一方にあって、もう一方に、地方へ来て...全文を見る
○中川(正)委員 さっきのような話では、国民をなかなか説得はできないだろう。これは、単純に見て、今のシステム自体が不公平だ、公正さがないということになるんだろうというふうに思うのですね。  それともう一つは、検査マニュアルをそういう形でしっかり中身も見て縦横に使っていきなさいよ...全文を見る
○中川(正)委員 これは、もっと言えば、リスク管理の基準を国としてどこに置くかという問題だと思うのですよ。  例えば、さっきの話でいくんだったら、八%ルール、四%ルールの自己資本比率を変えた。いわゆる国際金融をやるのとそうでないのと、あるいは地方と都市銀行と基準を変えたというん...全文を見る
○中川(正)委員 そこのところが私ももう一つわからないところなんですが。  たまたま、これは四月十一日の東京新聞なんですが、全国信用組合中央協会の専務理事が聞き手に答弁をしているところがあるんです。それを見ていますと、信組は数が多くて相対的に弱いということはわかると。もともとペ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そういうことじゃなくて、肝心の信用組合の中央の役員が、迷惑なんだと言っているのですよ。ということは、もっと裏返して言えば、この人たちはそんな問題意識は現場ではなかったのに、問題意識があったのはさっきお話のあったように特に中年以上の国会議員かもしれません。そ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、事情を存じませんというよりも、なぜこうした現場の声を聞くことなしに一方的にペイオフをなされるのかということなんです。これを読んでいる限りは、イメージダウンにしかつながらないと言っているんですよ。信組業界のイメージダウン。
○中川(正)委員 実質破綻といっても、ペイオフをしなければ、あるいは逆に言えば、ペイオフをしてみんな清算する形での破綻というよりも、これから想定されるのはいわゆるパーチェス・アンド・アサンプションというのですか、どこかに引き受けてもらったり、あるいは合併させたり、そんな中で過去も...全文を見る
○中川(正)委員 力関係がありますから、公式発言というのは、検査へ入る間はこうしよう、こう言ったら、ああ、そうですかと、ずっとそういう意図の中で動いてきたのが業界だったわけですから。私はどっちかというと、その公式発言よりも、こうした機会にぽろぽろと出てくる本音というか、これが正し...全文を見る
○中川(正)委員 そうですね。
○中川(正)委員 特定の人ですね。
○中川(正)委員 一遍、理事会で相談をしていただきたいというふうに思います。(発言する者あり)  理事会協議を求めろということですから、求めます。
○中川(正)委員 次に移っていきたいというふうに思います。  前にお尋ねをしました、一体これまでの処理で国は幾ら払っているんだ、どれだけコスト負担を国がして、それぞれの業界の保険料の中でどれだけ見て処理をしてきたんだというような資料を上げてくださいという形でお願いをしたのですが...全文を見る
○中川(正)委員 そこで、私の認識が正しいのかどうか、ちょっと御指摘をいただきたいのです。  さっきの中で、結局は国がどれだけこれまでの清算の中で負担をしたかということになりますと、特例業務勘定の中で国債償還の四兆七千九百一億円と、それから、この特例業務勘定の中でも、それを差し...全文を見る
○中川(正)委員 だから、よく言われる五十五兆円あるいは六十兆円という枠をつくったけれども、実質その中で、資本注入なんかも将来どうなるかということを楽観的に考えていったら、結局、これまでのいろいろな清算過程の中で実際コストとして国が負担した部分は五兆円ぐらいということなんですか。
○中川(正)委員 それで、これだけのものに対していかに長銀が負担が大きかったかというのを改めて私は見ているのですけれども、五兆円の中で三兆六千を長銀のために負担をしているということ、これはそういう認識でいいのですか。
○中川(正)委員 それは資産買い取りの分でどれだけ清算できるかということにもよりますけれども、はっきりここで数字に出ているのは三兆二千、それでも結構です。いずれにしたって、この制度そのものが、長銀のために大きく構えて、つくって負担をしたという結果になっているのかなというふうに感じ...全文を見る
○中川(正)委員 これを清算していかなきゃいけないんでしょう。その中で、はっきり申し上げられませんと言われると、現実問題、枠組みはわかりますよ。枠組みとしては、これは全体のシステムを守っていく上にも大きな枠組みをつくりましょうということで、我々も同意して、どんとつくったわけです。...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、さっきの答弁でいきますと、日債銀の三・二兆円というのは今の五兆円の中に入れていないのですね。これからふえてくる分ですね。これは丸々公的資金でやらなきゃいけませんよ、こういう予測ですか。
○中川(正)委員 内訳はどうなんですか。
○中川(正)委員 それでは、別な形で確認をさせてもらいたいと思うのです。  さっきの答弁でいきますと、今の五兆円レベル、これの前後という中で、あと、これから先、それぞれの勘定を閉じるまでプラスアルファとすれば、日債銀の三・二のうちの何割かがここに入って清算が大体できるでしょう、...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回確認しますが、だから、さっきの数字がそう大きく狂うという見通しはないだろうということですね。
○中川(正)委員 そこで、その後、新しいシステムに移っていくわけですが、清算をする段階で、今政府としては、これは約束したことだから、例えば七兆円なり八兆円というものはもう完全に国のコストとして見ていくんだ、清算するときも、業界に対して、コスト負担を清算段階で何らかしてくださいよ、...全文を見る
○中川(正)委員 それは、二次損失についてもそういうことなんですか。
○中川(正)委員 いや、今おっしゃったことというのは、私、何も言わなかったのです。
○中川(正)委員 そこのところを聞いたんじゃなくて、二次損失についても、これはそれぞれの勘定が全部閉じてから出てくる話ですよね、はっきりしてくる話ですよね。その二次損失の清算をしていく過程の中で、業界に対して物を言っていかないのか、こういう意味です。
○中川(正)委員 いや、意味が違いますね。  もう勘定を閉じるわけですから、交付国債も何もないわけですよ。裸で二次損失というのが表に出てくるということですね。それの処理はどの勘定でするのか。一般勘定でやれば、これは国の金はそこには入らないということになるわけですが、そのときに新...全文を見る
○中川(正)委員 そこのところが、このロスシェアリングの認識の違っていたところだというふうに思うのですね。  誤解されていたのは、国の負担でこの二次損失もやるのかという議論がありましたが、さっきの話によると、国はこの二次損失は負担をしない、これは一般勘定でやるということですね。...全文を見る
○中川(正)委員 だから、それは言いかえれば、国でやる、二次ロスも国で負担するということなんですか。
○中川(正)委員 だけれども、勘定がもうなくなっているわけでしょう。交付国債といったって、もうその時点で全部清算するわけでしょう。
○中川(正)委員 以上で終わります。
04月13日第147回国会 衆議院 本会議 第24号
議事録を見る
○中川正春君 民主党の中川正春であります。  私は、党を代表して、ただいま議題となりました資金運用部資金法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  ここ数日来、国会の雰囲気は落ちつかないものがあります。解散・総選挙を間近に控え、戦い前夜の緊張が私たちの意識の中に心...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  質問の冒頭に、ちょっと事前の通告がしてないので、大臣、恐縮なんですが、一つだけ確認をさせていただきたいと思うんです。  今回の新しい内閣に組閣をしていく過程で、青木臨時総理が就任するということを大臣はいつの時点で知ったか。あ...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、それまでに、前総理の病状であるとか、あるいは入院をされた事実であるとかいうようなことの連絡というのは当然行ったんだろうと思うんですが、その経緯については、いつの時点でどの程度のことを連絡されていたか、保利大臣自身が情報として握っておられたか、このこと...全文を見る
○中川(正)委員 警察庁長官、これも事前通告がなくてちょっと申しわけないことなんですが、さっきの問題の関連で、長官は、いつの時点で総理に急変があったということを情報としてつかんでおられたのか。そして、さっきのお話によると、保利国家公安委員長のところに連絡が行ったというのは、警察の...全文を見る
○中川(正)委員 こうして、それぞれに情報が伝わった時間を確認しただけでも、危機管理といいますか、そのときの情報伝達の重要性というのがここでも認識されていないのだなという感じがします。  仮に、記者会見の直前に知ったということ、このこと自体が、長官、組織から伝わってくるのが遅い...全文を見る
○中川(正)委員 だから、中田局長については正式の委員会を開かずにということは、そこで正式な議論をせずに、もう懲戒という判断は要らないということを田中長官個人が勝手にやったということになるわけですよね。それを、これからはそんなことのないように努力をしていきます、こういうことじゃな...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回確認したいんですが、小林元本部長というのは、何をもって懲戒の減給ということになったのですか。何が悪かったのですか。
○中川(正)委員 それでは逆に、中田局長はどうして処分の対象にならなかったのですか。
○中川(正)委員 世間の常識からいったら、接待した方とされた方、これは両方とも悪いのですよ。ひょっとしたら接待された方が余計に悪い。それと同時に、監察官の仕事というのは、マージャンしている現場でそんな連絡があったときに、それに対して敏感に反応しないような本部長があったら、それこそ...全文を見る
○中川(正)委員 そのときに、国家公安委員長としてどういう意見を述べられましたか。
○中川(正)委員 国家公安委員長というのは、総理をするということじゃないんだと思うのですね。私は、もっと大きな役目を担うべきだろうというふうに、だからわざわざ大臣が兼任しているんですよ。そういう責任逃れといいますか、自分の意思を持たないような、特に政治という立場で仕事をしておって...全文を見る
○中川(正)委員 表決のときはそういうことかもしれませんが、表決に至るまでに議論があるんですよ。その議論というのは、みんながそれぞれ意見を出し合いながら、当然委員長も議論を出す、その中で最終的に表決をしていく、その表決をまとめる、それは当然でしょう。しかし、自分の意見を持ちながら...全文を見る
○中川(正)委員 実は、実際にこれは我々の責任でもあるのですね。ストーカー防止法だとか児童虐待防止法だとか、それぞれの法整備が必要なわけです。地方自治体によっては、既に条例レベルでそうした準備をしてきているところがありますね。実は、民主党もこのストーカーについては防止法案を上げて...全文を見る
○中川(正)委員 以上、質問を終わります。ありがとうございました。
04月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  先般は、本会議で代表質問をさせていただきましたが、後でいろいろ読み返してみましても、余りはっきりとした流れが出てこなかったものですから、もう一回それを確認する意味も込めまして、中身は先般の話と相当重複をしますが、一つ一つ確認を...全文を見る
○中川(正)委員 最初の特殊法人の整理については、これはまた後ほど議論をさせていただきたいと思うのですが、この特殊法人の整理を財投の見直しの中でやっていくというその思想というのは、確かにこの中にあるんですよ、法案の中に。だから、別のものだというふうに割り切ったさっきの答弁というの...全文を見る
○中川(正)委員 現実問題として、この法案を議論していくのに行き着く先がわからない、やってみないとわからないというふうな形で進めていくというのは実質無理なんですよね。そのことを一つ指摘しておきたいと思うのです。恐らく、このまま何回も何回も言ったって、同じような話が過渡的な話を含め...全文を見る
○中川(正)委員 最初の話ですが、私は、今回の財投改革そのものの流れ、市場へ持っていくという話は、これはそういう時期でもあるな、大いに知恵を絞ってやっていきましょうというその方向性を否定するわけじゃない。これは賛成なんですよ。  だけれども、例えば、単純に国民から見ても、財投債...全文を見る
○中川(正)委員 それをまたやるんですか。出てこないでしょう、どうせ。
○中川(正)委員 やはり答弁になっていないですよ。これは、この法案が採決されるまでにやはり出すべきだと思います、数字で。最終のおさまりどころ、こんなふうになるんだというところ、これが一つです。  それから、財投機関債、それぞれの機関でまず判断するんだ、こういうことでありますが、...全文を見る
○中川(正)委員 それは以前にも聞かせていただいたのですが、政策コスト分析ということと、その事業自体を財投債でやるのか、財投機関債でやるのか、あるいは国の保証をつけるのかということとはちょっと違うというふうに思うのですね。機関債でやったりあるいは国の保証をつけるということは、マー...全文を見る
○中川(正)委員 論理矛盾というか、議論の混乱があるように思うのですね。  今回の財政投融資改革というのは、これは一番最初の省庁再編の基本法の中に、財政投融資という制度はやめましょうとはっきり書いてあるのです。だから、さっき言われたような考え方で財政投融資というのを使うことはも...全文を見る
○中川(正)委員 いつも、大臣のやわらかい、例えをまぜ込んだ答弁でごまかされるのですけれども、趣旨はわかっていただいたなというふうに思います。  しかし、さっきの抽象的なお話の中で、しっかりと財投債を発行していく条件を厳しくするということの中でコントロールしていこうじゃないかと...全文を見る
○中川(正)委員 聞かせていただいておきます。ただし、いつも論点がぼけるんですよ。違うんですよ、それは。マーケットを使ってその機能を出していくというのがこの法律の趣旨ですから、監視だとか何だとかというのは、これまでいろいろやってきて、特殊法人があれだけ焦げつきをためたわけですから...全文を見る
○中川(正)委員 金融ビッグバンでいろいろなレベルの資金運用というのがこれからどんどん出てきて可能になってくるわけですね。その中で、どういう位置づけになるんですか。何が特徴になっていくんですか。ということは、国の保証があるからこれだけは大丈夫だろうということだけにすがってこれから...全文を見る
○中川(正)委員 恐らくその問題というのは、これからもまだ延々と議論を積み重ねていかなきゃいけないんだろうと思います。  とにかく資金量が莫大だ、二百四十兆円というのは、これは日本のこれからの資金運用をどうしていくか、さっきの全体の姿を見ていった場合にも、本当にそれが郵便局に集...全文を見る
○中川(正)委員 このままだと国が関与をしてマーケットをゆがめる結果になるということだけをちょっと指摘をさせていただいて、その分野からもやはり郵政省の中では議論すべきだと思うのです。  今の、安全だ、安全だと言っているだけで商売が続いていくかというと、そんな時代じゃなくなったと...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○中川(正)分科員 民主党の中川正春でございます。持ち時間が三十分ということでございますので、実質的に質問に入っていきたい、こんなふうに思います。  これはちょっと申しわけないんですが、事前に通告をしていない問題なんですけれども、また静岡で、ストーカーといいますか、つけ回しの殺...全文を見る
○中川(正)分科員 条例という考え方もありますが、これは前回も申し上げたとおり、民主党としてもストーカー防止法という法案を提出させていただいていまして、こういうことによって、少なくとも、国民が本当の不安の中にある、それを、本来は警察が一つの相談窓口としてあって、そこへ相談に行った...全文を見る
○中川(正)分科員 それは長官、あなた自身が前に出ることだと思うんですよ。国民に対して、テレビを通じてあるいは新聞紙上を通じて、具体的に、こうした形で窓口ができましたのでどうぞ心配しないで相談してくださいというその一言でいいんです。間接的に、それぞれのいわゆる自治体警察へおろして...全文を見る
○中川(正)分科員 次に、今、名古屋の少年の恐喝事犯について、これもせっかくさまざまな形で窓口に相談があって、一つの事件を未然にといいますか、こんな高額な、極端な形になる前に防ぐチャンスがあったにもかかわらず、うまくいかなかったということの中で、改めて県警の監察官室による監察とい...全文を見る
○中川(正)分科員 この事犯に限らず、これまでたびたび問題になってきた窓口対応、いわゆる初期作動というんですか、これのおくれというものがたびたび指摘をされてきていますね。  改めてお伺いをしたいんですが、さっきのような、愛知県の例で、適切に対応しなかった、こういう一言でおさめら...全文を見る
○中川(正)分科員 これまでの事件の監察結果を私も見せていただいて、例えば桶川のストーカーに例があったようなことで見てみますと、さっきの、簡単に言えば怠けていた、こういうことだけじゃ済まされないような中身が指摘されているんですね。  一つは、忙し過ぎたということ、これはしょっち...全文を見る
○中川(正)分科員 今の答弁だと前と変わらないのですよ、これから頑張っていきますよというだけで。だから、早いところ今できることを具体的にやってください。そういう指令出したらいいではないですか、提示したらいいではないですか。こういうふうにコミットしていきなさいよという話をしたらいい...全文を見る
○中川(正)分科員 いろいろなところで指摘されていますけれども、常識的に考えて、深夜に道路の真ん中にああして車がとまって人があおむいていた、それに対して、窓ガラスが割れ、前のフェンダーがへっこみ、この前のフェンダーがへっこみという話は調書にも出ていました。だけれども、窓ガラスが割...全文を見る
○中川(正)分科員 時間が来ましたので、最後にしますが、御迷惑かけています。  国家公安委員長、これはちょっとみずから目を通していただいて、委員長の判断の中で、もう一回この問題についてそれなりの国家公安委員会としての見識を見せていただければありがたい、こんなふうに思っております...全文を見る
○中川(正)分科員 以上、終わります。ありがとうございました。
07月17日第148回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。続いて質問に入らせていただきます。  基本的なところでまず二点ほど問題提起をしたいのですが、一つは、我々この何年か、金融改革に取り組んできました。その流れの中で、一つの基本的な指針といいますか目標というのが、やはりルール行政を確立...全文を見る
○中川(正)委員 ちゃんと質問に答えてください。その話ではないのですよ。その後に亀井さんがもうやめておけと言って、やめさせて今の状況になったということ、ここなのですよ。
○中川(正)委員 だから、そこがルールじゃないでしょう。そごう自体も、債権放棄という手法じゃなくて違った道を選ぶという発表をしたときに、亀井さんから電話があったからということをはっきり言っているのですよね。国民もそういうふうに理解をしている。亀井さん自身もそういうふうに理解をして...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、これはルール行政でなかったということをお認めになるのですね。そうでしょう。党としての判断で今回の結論を導いたということ、それについては肯定するということなんですね、大臣としては。
○中川(正)委員 その政府としての判断というのはどういう意味なのですか。どうもわからないのですね。
○中川(正)委員 ということは、さっきの答弁とは違ってくるのですね。というのは、これまでの答弁は、亀井さんは亀井さんのやり方でやりましたよ、引き下げなさい、こういうことでしたよ。ところが、委員長としては、委員会のこれまでの決断、それは債権放棄でいきましょうということですね。これを...全文を見る
○中川(正)委員 それだからこのやり方はおかしい、こう私は言っている。どっちにしたっておかしいのですよ。これは袋小路なんです。だからそれはおかしいと認めて、まずそこから出発するということから始めないと、そんな矛盾した答弁を二つ繰り返していたってどうにもならない。どっちかに統一して...全文を見る
○中川(正)委員 いや、これはそんな手続論でごまかしたってだめなんです。そんなものはみんな理解できませんよ。  そういう話じゃなくて、亀井政調会長がそうした判断をした時点で、本来は大臣のところにその話が届いて、事前にそうした中で再生委員会に議論があって、その議論に基づいた中で次...全文を見る
○中川(正)委員 どっちにしても、それでは納得ができないということであります。  亀井さん個人が電話したのじゃなくて、これは与党三党の話し合いの上でやっていることですよね。そんな公的な中でのプロセスをとりながら、あなたの方に全然話がないというのは、これもまたおかしな話ですよ。こ...全文を見る
○中川(正)委員 越智さんのその当時の説明とさっきの森さんの説明と大分違うのですよね、これは。もう一度話を過去にさかのぼって整理してみるとわかるのですが。  少なくとも当時の担当国務大臣が答えている話ですよね。ここにちゃんとあるのですよ。「もともと瑕疵担保のときでも、将来売却後...全文を見る
○中川(正)委員 それにしても納得ができないですね、この問題も。私はこう理解していたのですよ。三年間について瑕疵が顕在化した場合には買い戻しますよというのは、瑕疵だから一方的に買い戻すということだと思っていたのですよ。二次ロスで、それぞれリスクを背負いながら、そのリスクが顕在化し...全文を見る
○中川(正)委員 今回の経過を見ていましても、一〇〇%売り主の責めに帰するということだけではないと思うのですよね。それに内在していた、瑕疵ではなくてリスクなんですよ。リスクが時間的経緯の中で顕在化してきたということですから、これは全く話が違うということであります。  時間が来て...全文を見る
○中川(正)委員 また次回にさせていただきます。     —————————————
10月26日第150回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。私も衆法の方の提案者の一人になっていますので、閣法に限って質問をさせていただきたいと思います。  まず、実際に警察法の質問に入る前に、国会が正常化されまして、きのうのいろいろな各段階の議論の中でも問題になってきております中川官房長官、私と...全文を見る
○中川(正)委員 答弁を差し控えさせていただきますということでは、恐らく、国民もあるいは官房長官そのものも納得しないんじゃないですか。  警察として、その辺の意思というのをはっきりさせることが、これまでいろいろ議論されてきた信頼感ということ、これに結びついていくわけでありますか...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、今回の場合でも、こうした政治的な権力を持っておる、そういう被疑者が対象であっても厳正にやっていくんだ、こういうことだと思います。そんなふうに信頼感を持って解釈をさせていただきたいというふうに思います。  これについて、大臣、どんな見解をお持ちです...全文を見る
○中川(正)委員 特にこの問題は、きょう、今から審議をしていきます警察法の中のいわゆる警察情報ということと、それからその規律、いわゆる漏えいということ、こんなことにも密接に関連をしておりますので、公安委員会の方としても、十分にそこに注意を払いながら、これからの対応、ひとつ厳粛にや...全文を見る
○中川(正)委員 いわゆる総括といいますか、これまでのいろいろな不祥事に対しての分析、総括、それに対して、これからの警察のあり方、そんなものを聞きたかったのですが、ちょっとわけのわからない話になってしまいました。  長官の方の問題意識、もう一回整理をしていただきたいと思うのです...全文を見る
○中川(正)委員 そういうことでいいんだと思うのです。国民の信頼を回復するという言葉が四回ぐらいさっきから出ましたが、私たちもその気持ちで、私たち自身の衆法を提出させていただいたということであります。  その上に立って、では、こうして提出された法案が、国民のサイドから見て、どう...全文を見る
○中川(正)委員 具体的な話が出ませんね、これに対して。私はここが一つ問題なんだろうというふうに思うんです。  恐らく警察のサイドとしては、これまでと同じように、そうした相談窓口を警察の中につくって警察官が相談を個別にしていきますよ、これは各県警レベルあるいは警察署管内レベルで...全文を見る
○中川(正)委員 長官、今苦情というのは何件ぐらい出てきていて、それは、実際取り上げられている件数と、それからもう一つは処理をされている件数と、それぞれ違うだろうと思うのです。六十五万件と聞いているのですが、それぐらい出ているのですか。
○中川(正)委員 四万から八万と、えらい差がありますけれども、恐らくこの四万から八万というのは、警察のサイドでスクリーニングをされて、それで確実なサンプル数字として上がってきたものなんだというふうに思うのですね。実際は、相手にされなかった話も含めて、よく言われる六十万件を超えてい...全文を見る
○中川(正)委員 そこのところが基本的によって立つスタンスが違うのだろうというふうに思いまして、まず皆さんに御認識をいただきたいと思うのです。片方は、やはりどこまでいっても警察のサイドから物を見ている、もう片方は、国民のサイドから物を見て、今回の、警察しっかりしてもらおうじゃない...全文を見る
○中川(正)委員 ちょっと時間が迫ってきましたので、最後に、政策評価についてお尋ねをしたいと思うのです。  これは、行革の関係で一条入れ込んだのだという程度の認識なんですよとどなたかがおっしゃっていましたけれども、私はこれはそうじゃないと思うのですね。政策評価ということを基本に...全文を見る
○中川(正)委員 もう時間ですので、最後に一つだけ要望しておきたいと思います。  この評価については、今回の一連の警察改革の中でも、これだけ複雑な時代になって犯罪もふえてきたから人員もふやしてほしいということで、予算要求まで出ていますね。これは見方によったら焼け太りじゃないか、...全文を見る
○中川(正)議員 お答えをします。  もともと、今回の不祥事に反省点の原点を置いてこの議論を進めたときに、警察の閉鎖性に対して、外部監察なり、あるいは国民の目線をどう入れ込んでいくかということ、これがやはり大事なんだなという論点から始めました。その上に立って考えると、本当は、こ...全文を見る
○中川(正)議員 私たちは、それぞれの機能分担、監察ということと苦情処理ということと、その中で組織をはっきりさせてやっていこうと。私たちの方が、どちらかというとはっきりしているんじゃないかということを思います。それが第一点。  それからもう一つは、この話が始まったそもそもの原点...全文を見る
○中川(正)議員 確かに、思いは同じなんだろうと思うんですよ。公安委員会が本当の意味で生き返るということ。  ただ、一つ根本的に違うところは、苦情処理の問題で、やはり国民の目線というのは大事だろうと思うんですよ。どうも、閣法の方を見ていると、警察サイドからの目線で、文句があるの...全文を見る
○中川(正)議員 お答えをいたします。  相違点についてはこれまでもたびたび質問が出ましたが、改めてまとめてみたいと思うのです。  特に具体的な点では、第一に、民主党案が、必要と認めるときは公安委員会による直接の監察を行うということですね。警察に対する個別具体的な指示は、明文...全文を見る
○中川(正)議員 お答えをします。  一つ、公安委員会は、警察が監察を行っていない場合であってもあるいはまた行っている場合であっても、重大な不祥事件が発生したとき、あるいは必要と認めるとき、そう判断したときには監察を直接行うことができるということであります。だから、通常の状態は...全文を見る
11月02日第150回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、警察法の一部を改正する法律案について、まず民主党案に賛成、政府案並びに社会民主党の修正案に反対という立場で討論を行います。  今回の警察法の改正は、一連の警察不祥事が深刻であっただけでなく...全文を見る
11月10日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  今回の法改正は、基本的には我々も賛成をしていくということでありますが、しかし、その中に、先ほどの意見陳述を前提にしても割り切れない部分があるということ、ここのところを一つ二つ確認をしながら議論をしていきたいというふうに思ってお...全文を見る
○中川(正)委員 これは、我々の実感というか、生活実態と非常にかけ離れているのですよね。  恐らく、法案の中身そのものから見ても、これはもう一つの青少年の禁酒あるいは禁煙を求めていく法案とのセットなんですが、それとこの許認可についても、どちらかというと、法案自体が訓示的性格のも...全文を見る
○中川(正)委員 ここのところは、国民に対して改めてはっきりとしたメッセージを出していくべきだろうというふうに思います。その上に立ってこの法を執行しないと、実際のところどうなのかなという、受けて立つ方の迷いが業界も含めてあると思うので、やるということであれば、しっかりとしたガイド...全文を見る
○中川(正)委員 一つだけ。  再延期はないのですね。さっきの答弁でお話を聞いていると、もう再延期はないのですね。そこだけ確認しておきます。
○中川(正)委員 以上、終わります。
11月21日第150回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  それぞれ、ゆうべは御苦労さんでございました、けさですね。まだ頭の中がもうろうとしておられる方もおられると思うんです。元気を出してと言いたいんですけれども、きのうの結果を見ていて、やはり国民全体を失望させてしまった。特に、新しい...全文を見る
○中川(正)委員 もうちょっと腹の据わった答弁があるのかなと期待をしたんですが、どっちにしても、終わった話で、これは追及していたって仕方がない。これをすべてだと思わないで頑張ってください。頑張ってください。これは我々も、まず第一幕だ、こんなふうに考えておりまして、そんな意味から声...全文を見る
○中川(正)委員 過去の例というのが資料として私どもにも届けられているんですが、これを見ていると、今回が五千三百二十八億円。この金額というのは、過去の例に照らしてみると非常に大きいんですよね。バブルの頂点のころ、昭和六十三年にも、これは相当増収があって翌年へ繰り越しているんですが...全文を見る
○中川(正)委員 大臣から的確に、今の政府の問題意識というのを表明していただいたんだと思うんですね。それは、経済対策ということであります。  地方自治体がこれほど財政赤字に苦しむ状況になってきたというのは、一つは、独自の税収財源というのが、固定資産税やそれぞれ地方税の中で減収を...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、もう本当の対話でいきましょうよ、それを読まないで。私が聞いているのは単純なことなんですよ。そこに載っていることは、地方分権推進計画だとかこれまでの一般の政策のお題目が並んでいるわけですが、私もう一回、よく聞いてください。大臣の考え方の中でひとつ表明をしてい...全文を見る
○中川(正)委員 そうして大臣独自の考え方を述べていただく、これは本当に、政治がリードしていくという意味では大事なことでありますので、その調子でひとつやってください。お願いします。  それで、さらに話を進めれば、私は景気対策が悪だと言っているのじゃないのですよ。そうじゃなくて、...全文を見る
○中川(正)委員 私なりにさっきの大臣のお話を整理すると、まず地方でみずから行革をやりなさい、その努力をしなさい、その行革の一つの過程は市町村合併があるんですよ、これはその意味で効率化、そういうむだな部分の支出を抑えるという意味からも効果があるから、まず市町村合併ですよ、その上に...全文を見る
○中川(正)委員 時間がなくなってきましたので、こうした総論の部分ばかりで終わってしまうのはもったいないというふうに思うので、一つだけ、これはもうはっきりと地方自治体の首長さんにもメッセージとして出していただきたいんですが、今、地方交付税特会の国の負担分十一兆八千億、これについて...全文を見る
○中川(正)委員 答えになっていないんですよね。これは、市町村長あるいは知事に対して自治省が信頼感が持てない、本当に根本的なところなんですよ。ここのところをはっきりさせるということがそれぞれが自立していくという基本になっていくんです。この肝心なところがちゃんとした話になっていない...全文を見る
○中川(正)委員 まあ一度議事録を後でゆっくり読んでみてください。これは本当に、国民にこんな議論がオープンになっていったら、一体自治省は基本的なところで何をしているんだという話になります。以上、そのことを指摘しながら、時間でありますので、またこれからの議論にしていきたいというふう...全文を見る