中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第154回国会 衆議院 本会議 第9号
議事録を見る
○中川正春君 民主党の中川正春であります。  平成十四年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案について、民主党を代表して、関係大臣に質問をいたします。(拍手)  先ほど、ブッシュ大統領の歓迎式典がありました。大統領...全文を見る
02月21日第154回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  先ほど、原点に返ってというお話が出ておりましたが、私自身は、首都移転、国会移転議論というのは、ただ物理的に国会を移すということだけで始まったものではないと思っているんです。  その原点は、この国の形、分権型、分権論を前提にし...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  この一年ほど外務省は大混乱で、さまざまなその混乱の果てに川口大臣が誕生をしたということかと思うんですね。国民の方から見れば、何が今問われているかといったら、やはり信頼、いかにして外務省というのがその信頼を取り戻していくかということ。恐...全文を見る
○中川(正)委員 さっきから、この関連あるいは外務省改革の関連の答弁を聞いていると、みんな調査の上になんて逃げているんですよね。この辺をしっかりと答弁をしていただくということが、それこそ国民にとって今一番問われている問題ですから、調査で逃げないで、今から私も具体的にお話をしますか...全文を見る
○中川(正)委員 わけのわからない答弁でありますが、それに対して、今のこの日本にいる大使、ムキシ氏は、そのころの経緯をこのように言っています。  日本国外務省に外交官IDを申請するも発給されず、以降、再三外務省に発給を催促したが、コンゴ民主共和国政府も日本国外務省に対して発給し...全文を見る
○中川(正)委員 先方の関係もあって差し控えたいというのはどういう意味ですか。これはこっちの問題でしょう。特に、コンゴ政府からは既に口上書で、新しい大使がコンゴの意思ですよ、かえますよということははっきりしているんですよ、これはもう。本来は確かめに行かなくてもいいものを確かめに行...全文を見る
○中川(正)委員 どちらかがうそを言っているのでしょう。  しかし、それにしても、さっきの答弁でも矛盾があるのですよ。なぜかといえば、ザイールのころの大使ですね。政権がかわって、コンゴになったわけでしょう。それを仲よくしろというのは、どういうことですか。新しい政権で派遣をされて...全文を見る
○中川(正)委員 これは事前に私、ちゃんと通知をしています。ひょっとしたら、その回答自体が隠さなければならないものなのかもしれないけれども、これはもう本人からしか調べられないんです。この野川さんにしても福島さんにしても、やはり本人をこちらへ呼ぶ、あるいはそれぞれ、石岡、伊藤さんに...全文を見る
○中川(正)委員 この問題はこれからまだまだ続きますが、こうしたことを一つ一つはっきりとさせていって、これが本当であるとすれば、ムキシ氏の言っていることが本当であるとすれば、外務省は何という体質なんだという話になります。ただ表面的な改革だけではこれは終わっていかないんだということ...全文を見る
○中川(正)委員 以上、終わります。
○中川(正)委員長代理 土田龍司君。
02月28日第154回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第1号
議事録を見る
○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  私も二点ほど、さっきの住民投票の話なんですが、実は、私たち民主党は住民投票法という法律案をもう既に提出をしていまして、これは完全に自民党に無視されて、干されて廃案になって、また何回も何回もやろうというふうに頑張っているんです...全文を見る
03月22日第154回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  まず、実質的な審議に入る前に、ちょっとこれは事前通告がないんですけれども、大臣、一度お考えをいただきたいというところがございます。  それは参考人の質疑に関してなんですが、この委員会の進行の中で、それぞれ、理事懇あるいは理事会でさま...全文を見る
○中川(正)委員 先ほど事務局にも確認をしたんですが、では、この支援委員会なるものの組織というのはどういう議決機関をもって運営されているかということになると、委員会なんですよね。その委員会の主たるメンバーというか、メンバーというよりも、その委員会を意思を持って動かしているというの...全文を見る
○中川(正)委員 頼みますから、大臣、官僚に戻らないでください。さっきのは全く丸出しですよ、官僚の話が。  どっちにしたって、大臣としては、真相解明をしていくということをあれだけ表明されて、しかも、この支援委員会の性格そのものが問われたわけでしょう。この中の運営が問われたわけで...全文を見る
○中川(正)委員 大臣として、私は出るべきだと思うとはっきり言えばいいのですよ。それだけのこと。それがそれぞれの事務局に対してどういう影響を及ぼしてくるか、これは絶大なものですから、本来は。それで影響を及ぼしてこないといったら大臣いない方がましで、そういうものなんですよ、大臣とい...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、これからの脱官僚的スタンスというのを御期待申し上げます。頑張ってください。そんなような遠慮をしなくていいと思うのですよ。意思を持って、しっかりしてください。  あと、私たちもそういう手続をとっていきますから、どうぞひとつ外務省の方としても、それぞれの、高...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そのことだけを聞いているのじゃなくて、全体像ですね。  というのは、北朝鮮という国家があって、よど号犯がそこで活動をしている。この活動の範囲が、中身がどういう形でそれぞれ展開をされているんだというふうに認識をしているのかということ。それから、ヨーロッパで...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどの認識は、警察としても、問題の本質がよど号の犯人を中心に非常に広範にわたるものである、特にヨーロッパを舞台にした流れが確かにあったというようなことであります。  これは、三年前の警察当局のそのころの認識と、三年前ということになると、ちょうど日朝国交正常化...全文を見る
○中川(正)委員 これについて、公安の方はどうですか。特に朝鮮総連との関係で、さっきは、よど号との関係はヨーロッパルートなんですが、こちらの、日本から直接拉致をされたと言われている、日本海沿岸のアベックが消えた問題とか、国内から直接行っているというものは、さまざまな国内組織との関...全文を見る
○中川(正)委員 後ろに控えておられる方は、もう少し詳しい話が出るんでしょうか。
○中川(正)委員 副大臣、これだと最初から向こうに聞く方が詳しい話が出てきたかもわかりませんが、ちょっとしっかり勉強しておいてください、ここに来られる前に。  それを踏まえて、先ほどのお話を踏まえて、今度は外務省の方に、外務大臣にお尋ねをしたいんですけれども、今回の一連の事件が...全文を見る
○中川(正)委員 もっと具体的に聞きます。  北朝鮮に対しては正式な外交ルートが一つあるんですが、それ以外に、これまでのように北京で交渉を持ったり、正式な外交ルート以外の接触を持ちながら交渉努力をするということ、これは当然あってしかるべきでありますが、今回新しい事実が出てきた。...全文を見る
○中川(正)委員 さっきは大臣、報道機関に福田官房長官からブリーフされたものを読まれましたけれども、私驚いたのは、本来、小泉総理が韓国でそういう議題を出して、このことについて交渉されるという前提は、当然外務省がイニシアチブをとっているんだというふうに思っていたんですよね。事前に大...全文を見る
○中川(正)委員 その答弁ではっきりしたのは、今回のこの拉致問題についての小泉さんのスタンスというのは、総理大臣自身の問題意識であって、外務省からイニシアチブをとって、この問題について主体的に関係を持ちたいということではなかったということですね、さっきの答弁は。——いや、もう答弁...全文を見る
○中川(正)委員 もう抽象論はいいんです。  そこで、なぜこんなことを申し上げたかというと、これまで外務省は、この問題については余りにもないがしろにし過ぎたじゃないか、そういう議論が出ているわけです、背景として。それはなぜかといえば、もともと北朝鮮との国交正常化を重んじる余り、...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの両者の話では、国民世論というのは納得しないんじゃないかと思うんですよね。公的資金を入れるだけに、ここのところはやはりはっきりしないと、これは何やっているんだという話になりますよ。  逆に聞くと、どんな工夫があると思いますか。恐らく大臣も、所管大臣として...全文を見る
○中川(正)委員 これはもう一方の委員会で議論しなきゃいけない話ですが、そうしたものがつまびらかになるまでは、公的資金は預保の方から入れないということを国会サイドは決議しなければならないぐらいのことですね。という問題意識だと思うんです。  もう一つはっきりしたのは、そうした不正...全文を見る
○中川(正)委員 いや、これは外為法の問題じゃないんです。外為法というのは手続上の問題だけで、その資金がどんな目的でどのように向こうで活用されたかというのは、これは外為法の話じゃないというふうに思うんですよね。それはすりかえないでください。  ということを前提にして、外務省の方...全文を見る
○中川(正)委員 違うんですよね。もし私が大臣だったらこう答えますよ。外務省としても今一連の問題については注目をしています、これだけでいいと思うんですよ。全く頭から、事実がありませんから何とも答えようがありませんと言ったら身もふたもないじゃないですか。カードだというのはそういう意...全文を見る
○中川(正)委員 非常に残念な答弁を繰り返しておられると言うほかないんです。どうぞひとつ、何回も言うようでありますが、脱皮してください、もっと伸び伸びと問題意識を持ってください、そのことを改めてお願いさせていただきます。  次に、不審船引き揚げの問題。だんだん時間が足りなくなっ...全文を見る
○中川(正)委員 さっきと同じ質問を外務省にしたいんですが、これはどのようにとらえられていますか。  それからもう一つ、アメリカ軍から恐らく日本の防衛庁へ向いて通報があって、それからそれぞれに行くんでしょうけれども、外務省の方にもそうした通報はなされてきているのか。さっき海上保...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、日本国内では、これから中国と折衝をしていく中で、この上海付近の基地というのが非常に注目されているんですね、マスコミであれだけ大きく載ったわけですから。  このマスコミの報道によると、上海付近の基地だけじゃなくて、もっと北の方にそれぞれ拠点がある可能性もあ...全文を見る
○中川(正)委員 ちゃんと答えていただけませんか、日本語なんですから。お願いします。
○中川(正)委員 もう一回お聞きしますが、この問題についてアメリカに日本の外務省の方から問い合わせをしましたか、しませんか、イエス、ノーで答えてください。
○中川(正)委員 これは、これからの交渉のポイントですよ。それを自分の持ちカードとして持っていたいという意味をさっきおっしゃったんだろうと思うんですが、こんなもの、隠して持っている必要ないんです。あったら、あったということを前提にしながら交渉に臨むような話なんです、これは。相手の...全文を見る
○中川(正)委員 確認をしていないといったら、これは怠慢ですよ。大臣、こんなもの当然の話じゃないですか。これは責任問われますよ。これから一番難しい議論を中国としていかなければならないというときに、さっきはっきりと確認していないと言っているんです、アメリカに対して。外務省はどういう...全文を見る
03月28日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  畠山さん、これまでのもどかしさとか、日本の戦略に対する、あるいは政治に対するかもわかりませんが、そのもどかしい気持ちというのが一気にあふれ出たようなコメントをいただきました。  まず最初に、さっきの憲法との関係で関連してお...全文を見る
○中川(正)小委員 WTOにこだわり過ぎた、その理由は、無差別原則と、それからブロック経済への憂慮というか、そういうものが日本にあった、こういうふうに格好よく最初は説明していただきましたけれども、最後の方で本音が出まして、いや、それはどうも国内政治の中で利害調整ができなかったんだ...全文を見る
○中川(正)小委員 そこの部分は日本も、外圧という言葉があって、アメリカのそれぞれの圧力によって国内的にそれを転換しようとした努力はあったと思うんですね。ところが、現実は形だけで、中身、いわゆる本来の痛みというものに対して政治がしっかりと決断ができなかったということ、そのことが私...全文を見る
○中川(正)小委員 最後に、これからの日本のこれに対する戦略を組んでいく上で、先ほどちょっと言われた、どこからやっていくのが一番メリットが高いか順番を決めていくというような作業であるとか、あるいは国内の利害調整をするという作業であるとかというようなことを考えていくと、これは総理大...全文を見る
○中川(正)小委員 ありがとうございました。
03月28日第154回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  いつもきれいに整理をしていただいて、頭の中を私たちもクリアにしていただきまして、ありがとうございます。  これから推進委員会で議論をしていただきたい、こういう論点があるのではないかということを基本に申し上げたいと思うのです...全文を見る
○中川(正)小委員 ありがとうございました。
○中川(正)小委員 今、国の地方分権議論というのは、どうも推進委員会に非常に依存するところが多くて、私自身反省しているのは、国会の中で具体的な政治決断ができていないところがあるんじゃないかということだと思うんです。きょうの議論でも感じたんですが、大きく三点あると思います。  一...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 外務委員会 第6号
議事録を見る
○中川(正)委員 続いて、民主党の中川正春でございます。先ほどに関連して質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、先ほども出ましたけれども、「鈴木氏に公電連日配達」というこの記事に関連して、この中身を見ていると、ただ調査をするということだけにとどまらず、これは刑事...全文を見る
○中川(正)委員 的確にお答えください。その事実関係があったということになれば刑事訴追もやる、そういう前提ですね。
○中川(正)委員 いや、話をすりかえないでください。  私、今言っているのはこの話なんです。これは漏えいでも何でもない、ちゃんと配達されていたという話なんですよ。組織的にやられていたということなんですよ、これ。
○中川(正)委員 かなり問題は深刻なところまで来ておるということ、これを指摘しておきたいのと同時に、実は、この委員会でも情報開示について、先ほどもお話が出ましたが、さまざまな形で要求をしております。中には国家的に守秘をしていくべきものというものもあるんでしょう。しかし、今それで紛...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、今国民が大臣に求めているスタンスというのはそうじゃないんですよ。いかにして外務省の信頼を取り戻すかという、その再生の中で大臣の役割というのを求めているんです。それが完全に官僚のシステムだけを説明するような答弁になってしまっては、これはその後が、やはりもう改...全文を見る
○中川(正)委員 東郷さんにしても佐藤さんにしても呼ぶべきだと大臣言っていられますから、重く受けとめていただきたいというふうに思います。  その上で、さっきの東郷さんの話なんですが、これは国内問題にとどまらないと思うんです、今度の人事というのは。この東郷さんから佐藤さんから、い...全文を見る
○中川(正)委員 それは相手国を惑わすことになると思います。  もっと具体的に聞いていきます。東郷さんと鈴木宗男さんが進めようとしていた話というのは、これまでの四島一括返還というスタンスだけでやってきた日本の議論というのを、二島ずつ切り離して、二島については帰属の問題を、あとの...全文を見る
○中川(正)委員 それは、実際の交渉の中を見てみないと私たちも信用できないんですよ。それであるとすれば、わざわざ政策決定ラインの混乱があったというふうな記述はなくてもいいはずなんです。そこがポイントだと思うんですよ。  私は、ここでやはり日本のスタンスというのは、そういうような...全文を見る
○中川(正)委員 外交というのはそんなレベルの話じゃないと思うんですよ。現にロシアでは、サハリンでは以前に決議をしておりますが、そのサハリンの決議をもって国会まで行って、下院で公聴会をやって、二十人も三十人もみんなしゃべらせて、二人以外はみんなこの問題に対してゼロベースの演説をし...全文を見る
○中川(正)委員 どうぞ、大臣としての意思を持ってください。なかなか説得力がないですよ、さっきの話では。本当はこれは会議をとめたいところなんですが、まだまだこういう議論を金曜日にも続けていきたいという私たちの意思もありますので、金曜日までには、この辺、改めてちゃんと整理をした上で...全文を見る
○中川(正)委員 同じような問題が警察であったのですよ、警察の不祥事で。そのときに、特別職は、世論の重さに耐えられずに、みんな退職金は返しなさいという話になっているのですよ。  そういうことも頭に置いていただいて、これは東郷さんだけじゃないと思うんですよ。その中で、さまざまに処...全文を見る
○中川(正)委員 推量していただきたいというのは、えらい遠慮しているんですね。やはり、はっきり物申すということが、これは国民の大臣に対する理解にもつながってくるんですよ。そこがもうひとつ踏み込んでやってもらっていいところだと思うんですよ。やるべきだ、こう言いなさい。どうですか。
○中川(正)委員 その辺の整理も、これはじっと見ています。官僚に終わらず政治家がどう責任をとるかということ、これも問われている問題でありますから、そのことをまた申し上げておきたいというふうに思います。  高野さん、御苦労さんでございます。  なぜ、最初からここへ来るという気持...全文を見る
○中川(正)委員 高野さんのポジションというのは、コンゴでしょう、それから支援委員会でしょう。これ、今回、両方とも鈴木宗男さんの関連で、一番大きく癒着が取り上げられて、さまざまな問題が吹き出したところなんですよね。そこに折よくというか、きれいにはまっている。それで、はまっていると...全文を見る
○中川(正)委員 具体的にお聞きをしたいと思うんですが、ザイールのころに向こうへ行かれて、政権交代があって、二〇〇〇年まで滞在されたということでありますが、その過程の中で、そのころから見ていると、もともとのンガンバニというこちらの大使ですね、これをザイールの体制からコンゴに変える...全文を見る
○中川(正)委員 はい。  それだけ相手国の意思をはっきりと、ンガンバニをかえたいんだというふうに受け取っていながら、結局は日本の国内、外務省のサイドにそれが反映されていないということなんですね。  それについて、また続いて質問があるというふうに思うんですが、なぜだったのかと...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。引き続き質問をしていきたいというふうに思います。  まず、JT法の関連からやっていきたいんですが、きょうは厚生省の方からまずお聞きをしたいというふうに思うんですが、こうした改正の問題、あるいはたばこ税の値上げの話が出ると必ず出てく...全文を見る
○中川(正)委員 そこの内訳をもう少し丁寧に一つ一つ、四項目について数字をちょっと言ってください。
○中川(正)委員 国がたばこ会社を保有して運営しておるわけですから、一応その責任者としては、このコストについて何らかの説明を正式にしてもらう必要があるだろうというふうに思うんですね。社会的コスト、あるいは国としての医療保険あるいは税に対するコストですね、これはこれまでどういう見解...全文を見る
○中川(正)委員 今、葉たばこの生産、これが生産高でどれだけあるんですか。
○中川(正)委員 まず、さっきの質問の前提としてお聞きをしたいんですが、さっき数字が出たように、大きなところでは五・五兆円、これは三兆二千、二兆五千百五十一億、これを全部ずっと足していくとトータルで五・五兆、それ以上になってくるわけでありますが、これだけいわゆる愛煙コストというの...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、これに対して財務省は見解がないということですか、さっきの答弁は。どういうことなんですか。ちょっと意味がわからない。
○中川(正)委員 ということは、コストとしては認めているということですね。コストもかかっているけれども、楽しみということを得るためのコストだ、そう説明しているわけですか。そういうことですね。
○中川(正)委員 ここで、財務省としてのスタンスというのは、たばこの喫煙を守る議論じゃないんだろうというふうに思うんですよ。これは、愛煙家なり、あるいはJTそのものが民営化をしていく過程で、一つの商売としてというか、事業としてそれを十分に議論をしていくというふうなことでいいんだろ...全文を見る
○中川(正)委員 せっかくだから、一つ一つちょっと反論をさせていただきたいというように思いますね。  国有化といいますか、国で運営することによって野方図に営業活動をするということはコントロールできるという議論がまず一つありましたね。これに対しては、日本のたばこは安いんですよ。ヨ...全文を見る
○中川(正)委員 なかなかすっきりした答えが出てこないんですけれども、しっかり問題意識を持っていただきたいと思います。  それから次に、JTが相当経営の多角化をしてきておりまして、これはJTなりのそうした先行きをにらんだ形での企業戦略で、私は評価をしたいというふうに思うんですね...全文を見る
○中川(正)委員 その説明を求めているんじゃなくて、谷口副大臣、その評価を求めているんですよ、評価を。どういう見方をしているかという。
○中川(正)委員 いや、これはやはり財務省で物を言うときには、JTの経営者として物を言うんじゃなくて、やはりそれをしっかり国民のサイドから監督しているんだという意識が必要なんだろうというふうに思うんですね。  どんな批判が出ているかといったら、やはり親方日の丸で、別な商売をやっ...全文を見る
○中川(正)委員 以上、JTでありますが、それに関連した中で、ちょっと一般的な質問にも移らせていただきたいというふうに思うんですが、今経済財政諮問会議から一つの税制改革についての議論のたたき台というのがこの間出てきました。大臣もこれには参加をしていただいておるんだろうと思うんです...全文を見る
○中川(正)委員 その議論を踏まえていくと、これは現に、四月の二日に与党の政策責任者会議でまとめられたデフレ対策のそれぞれ項目があります。  改めて申し上げれば、これは、「投資促進減税」、減税ですね。それから、「相続税・贈与税の改正」とありますけれども、これは、想定しているのは...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、さっきのお話であれば、与党の責任者会議から出されているこの具体的な政策については、そのままというよりも、これに対する中立性というか増収バランスの議論がないことにはこれは乗れないよという意味ですね。
○中川(正)委員 話の中にちょっと一貫性がないので私も戸惑うんですが、さっきの話は、以前笑い物になったラッファー・カーブみたいなもので、減税をやったら、将来必ず景気がよくなった時点でそれぞれ増収になるんだということをかつてアメリカで主張したラッファーが、後々笑い物になったという話...全文を見る
○中川(正)委員 いつも大臣のその気持ちはわかるんだけれども、具体的に最終まとまってくるのがそういう形にはなっていかないというのがこれまでの通常の動きだったものですから、今のをしっかり私も覚えておきますし、大臣も頑張ってくださいよ。  具体的に、今デフレ対策出てきていますけれど...全文を見る
○中川(正)委員 次に、さっきお話の出た危機管理というか、危ない危ないという話に移っていきたいというふうに思うんです。  これは、三月を乗り切ってきて、あれだけ公的資金を周りで説得されたにもかかわらず、ぐっと意地を張りながらと言うと失礼かもしれないけれども、そのまま公的資金を注...全文を見る
○中川(正)委員 そんな中で、与党のサイドの対策でも、政府系の金融機関を、経済財政諮問会議等における改革論議に対して、これをしばらく凍結するようにというような話がありますね。これは、私、実感としてわかるんですよね。特に、破綻金融機関の次の受け皿として、それから資金繰りの中でいわゆ...全文を見る
○中川(正)委員 最後に、ちょっと委員長にお願いをしたいのですが、先ほどの永田議員の大和都市管財の関係の質疑に関連して、自民党の坂井隆憲議員を参考人としてこの委員会に呼んでいただきたいということ、これを改めてうちの党からお願いをしたいというふうに思うのです。
○中川(正)委員 ありがとうございました。
04月10日第154回国会 衆議院 外務委員会 第8号
議事録を見る
○中川(正)委員長代理 次に、東門美津子君。
○中川(正)委員長代理 これは事前通告したんでしょう。どうしているの。
○中川(正)委員長代理 東門さんのたっての希望でございますから。
04月12日第154回国会 衆議院 外務委員会 第9号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。引き続いて議論をしていきたいというふうに思います。  まず最初に、先ほどの木下委員の拉致問題に関連してもう少しお聞きをしたいと思うんですが、先ほど大臣もちょっと御指摘があったように、最近、北朝鮮の風向きというか、さまざまな意味での...全文を見る
○中川(正)委員 外務大臣としては、日本の公式あるいは非公式の接触とそれぞれ外務省の努力によってと、こういうことを言いたいんだろうと思うんですが、実はその後、杉島さん自身が記者会見といいますか、プレスに対していろいろ話をしていまして、その中で、解放という形に突然なった、その変化が...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどのお話を日本の外交の意思として具体的なものに翻訳をさせていただくと、こういうことでいいんですか。  今回、小泉さんが博鰲に行かれて、朱鎔基さんと、中国と引き揚げについての問題を整理するということですね。その整理をするということは、日本の意思として、引き揚...全文を見る
○中川(正)委員 次に、ロシア関係の話に移っていきたいというふうに思います。  最初に、実は、北方四島、それから鈴木宗男議員の関連の中で、先ほども話が出ましたが、実際どのような話し合いが行われたのかということ、これを明快にするためにも、この委員会に、東郷現のオランダ大使、それか...全文を見る
○中川(正)委員 ぜひ、それぞれに、参考人としてここに出てくるように積極的に働きかけていただきたい、働きかけてというよりも、これは命令をしていただきたいというふうに思います。  実は、今回の鈴木宗男さんを中心にする日本の外交のあり方というのが、ここに非常に大きな形で、いわゆるリ...全文を見る
○中川(正)委員 ここで本当に、そうした、それこそ毅然たる態度で積極的に外交を進めるという気力が外務大臣としてあふれてこなきゃいけない、そういう局面だと思うんですよね。  それはそれとして、もう一つ指摘をしておきたいのは、こういう反応が出たときには、パイプが余りにも細過ぎた、こ...全文を見る
○中川(正)委員 終わります。
04月24日第154回国会 衆議院 外務委員会 第12号
議事録を見る
○中川(正)委員長代理 次に、首藤信彦君。
○中川(正)委員長代理 今呼びに行きましたから。続けてください。
○中川(正)委員長代理 与党の方、呼びに行ったんでしょう。
○中川(正)委員長代理 時間が来ていますので、これを最後にしたいと思います。
○中川(正)委員長代理 次に、桑原豊君。
○中川(正)委員長代理 次に、前原誠司君。
○中川(正)委員長代理 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時十二分休憩      ————◇—————     午後一時一分開議
○中川(正)委員長代理 次に、丸谷佳織君。
04月25日第154回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
議事録を見る
○中川(正)委員 ちょうど、連休明けから本格的な有事法制の議論が始まってまいります。そのタイミングで沖縄に出かけていって公聴会をやっていただいたということ、これは非常に時宜を得たことでありますし、これからの議論にこの今私たちが取り組んでいる問題というのが大いに生かされていくという...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 外務委員会 第13号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  先ほどの金子さんの質疑時間が途中で切れたというか、予定しているものが切れましたので、私が引き受けて、少しつけ足してやりたいと思うんです。  前回の金子さんの質問で、在外公館で会計責任者が集って支出の説明会をやった、その資料が...全文を見る
○中川(正)委員 一言で言えば納得ができませんということだと思うんです、我々としては。  さっきの、濶達な議論ができないから不開示だという理由なんですが、これは想定していることが違うんですよ。濶達な議論というのは、政策議論であるとかあるいは外交問題についての政策立案過程での議論...全文を見る
○中川(正)委員 プレスに発表してから、それをもとにここで議論をするというんじゃなくて、こっちで発表したことがプレスで議論される、そんなようなスタンスでぜひひとつやっていただきたいというふうに思います。  それから、ちょっと時間がなくなってきたので、あと一つ、ロシア関係なんです...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来ましたので、以上、終わります。
○中川(正)委員長代理 この際、休憩いたします。     午後零時五十一分休憩      ————◇—————     午後三時五十三分開議
05月08日第154回国会 衆議院 外務委員会 第14号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  首藤さんの質問に引き続いて、残り時間、関連のことをやらせていただきたいというふうに思います。  さっきの話の続きなんですが、議論の中で、NGOとの関係を先ほど取り上げてございました。一度お聞きしたいのですが、青木さんにとって...全文を見る
○中川(正)委員 ここに、二〇〇一年六月に、日本の外務省経済協力局の有償資金課の北野さんが調査団の一員として地元に入ったときの、イースト・アフリカン・スタンダードの記事があるんですね。  ここで私も疑念を持つのは、さっきのお話の、いわゆるNGOの連合体の話だろうと思うのですが、...全文を見る
○中川(正)委員 これは、見方によっては相手国の政治の中にしっかり入り込んでいく、このダムの事業をもって大きく影響を及ぼしていくという、そんな結果になっているんですよね。こういう環境問題あるいは補償問題というのは、そうしたものが密接に絡みながら大体は動くんですよ。それに対して政治...全文を見る
○中川(正)委員 大使は、この汚職の問題についてはどういう取り組みをされましたか。
○中川(正)委員 これは、第二期分というのは今ペンディングになっているわけですね。それにはさまざまな理由があるんだろうと思うんですが、このペンディングになっている案件について、先ほど鈴木宗男さんの話が出ましたが、一度、松浦さんのユネスコでのポジションを確保する目的で鈴木さんがケニ...全文を見る
○中川(正)委員 まだなのでよろしくとは、どういう意味なんですか。
○中川(正)委員 そうすると、この問題については、鈴木さん以外の政治家の関与というのはなかったと。逆に言えば、鈴木さん自身が具体的に例えば業者の選択、あるいは、これはまだ最終的に正式に決まっていないものでありますが、もう既に発注をされておって、それぞれ鴻池初め日本のゼネコンが張り...全文を見る
○中川(正)委員 いや、頼む方は違っても、頼まれる方は一連なんだと思うんですよね。そのことは、長いことこの世界で生きていられる青木さんですから、よくわかった上での流れだというふうに思うんですが、逆に業者サイドから青木さんに対しては、そうした進みぐあいの照会なり、あるいはどういう形...全文を見る
○中川(正)委員 これはなぜ、不自然な形でというか、まだ決着がついていない問題が具体的に発注されて、それぞれ業者まで決まっているんですか、この問題は。
○中川(正)委員 そのことに対して、大使はどのようにアドバイスをし、あるいは指示をしましたか。
○中川(正)委員 時間が迫っていますので、最後にお聞きをしたいんですが、今回、鈴木さんがああした形で党を出られた、あるいはまた、検察の手で、その背景あるいは彼自身の体質というか、これが表に出つつあります。恐らく、私たちとしては、北海道で行われたあの体質というのは、北海道に限ったこ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そのことじゃなくて、大使自身のポジションについて、そうした鈴木さんと一緒に仕事をしてきたということについてどう思っているかということなんです。
○中川(正)委員 以上、終わります。
05月09日第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第3号
議事録を見る
○中川(正)小委員 せっかく最後まで残っておりましたので、一言申し上げたいと思うのです。  きょうの寺島さんのお話の中の、国家の意思というか、そういうものをつくり上げていくということに対して執着していくべきだという、寺島さんのこれまでの貫徹した主張だと思うんですね。  考えて...全文を見る
05月14日第154回国会 衆議院 本会議 第32号
議事録を見る
○中川正春君 民主党の中川正春です。  瀋陽の日本総領事館事件に関する外務大臣報告に対して、民主党・無所属クラブを代表して、質問をいたします。(拍手)  中国警察官が、不法な侵入と難民の強制連行という行為をもって日本領事館の不可侵権を侵害したことに対して、まず、中国政府に対し...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第28号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  先ほどの、私自身も海江田議員と一緒に現地に入ったわけでありますが、一国の総理大臣らしからぬ、何といいますか、悲しくなるような表現で我々の行動を評価されたということ、これについては、これ以上やっても、国民の方から最終的には判断が...全文を見る
○中川(正)委員 次に、中身に入っていくわけでありますが、今回、それぞれ前半でも指摘をされましたとおり、最初にビデオが放映されたということが非常に大きなインパクトになりました。これを見て、私も、何ということだと。あのビデオを見たところでは、やはり日本の外交のあり方というのに非常に...全文を見る
○中川(正)委員 これは、私たち日本の国民でさえあれだけショックを受けるわけですから、私は、中国にこの調査に行ってから、その足で韓国のソウルに向かいました。そこでは、あの背景にある韓国系のNGOの皆さん、そしてあのフィルムを配信した聯合通信、この人たちと具体的に会いまして、その空...全文を見る
○中川(正)委員 これは私たちが現地で確認をしてきたんですが、日本側の副領事の説明も、それから中国サイドの、さっき話の出た尹大隊長の説明も、ここは共通しているんです。ここを実は日本は強調しなきゃいけない。それは何かというと、あの時点では、侵入してきた人たち、侵入というよりも、あそ...全文を見る
○中川(正)委員 最初の、いわゆる政府サイドの初動というのが間違っているんです。それと同時に、自分の気持ちの中に、絶えず防戦をするだけの消極的な話でこのことに受け答えしているから、一番大事なことが前に出てこないんですよ、大臣。そこのところを強調することによって日本の国民も初めて冷...全文を見る
○中川(正)委員 その上で、もう一つ確認したいことがあるんですが、それは、同意はしていないということであるけれども、それじゃ、果たして実際に、入ってきてはだめだ——その前にもう一つお話をしなきゃいけないんですが、二人の先行した男性を連行していくというときには、既に、宮下副領事もそ...全文を見る
○中川(正)委員 この宮下副領事というのは厚生省からの出向なんですよね。中国語がどこまでできるかというと、私もこれは確かめたんですが、例えば、最終段階で外事弁公室に電話をかけたという新しい事実が出てきましたよね。それなんかを見ていると、自分が説明するんじゃなくて、最初に大変なこと...全文を見る
○中川(正)委員 それは問題のすりかえだと思うんですよ。実際は、こういう人たちを入れる場合でも、外務省の組織としての体制の中で、危機管理をどのようにマニュアル化して対応させるか、そういうような準備と、それからその能力のある人たちをしっかり入れ込んでいくという、それに全く欠けていた...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回確認しますけれども、こういうときに初動の指揮権というのは、これは当然総領事ですね。同時に、その総領事は大連に向かっていたわけで、ここにはいなかったわけですけれども、現場の宮下副領事がまず第一報、総領事と電話で連絡をとり合っているんですね。だから、そういう...全文を見る
○中川(正)委員 実はそのときにどういうやりとりがあったかというのも、私たちが聞いてきたということでありますから、恐らく外務省もこのとき聞き取りをやっているはずなんですね。だから、認識しているはずなんですが、それは調査書の方には出てきていないんですね。  それでいくと、まず宮下...全文を見る
○中川(正)委員 だから、外務省だけの調査では真実のことが出てこないということだと思います。  ここで一番最初にやはり大臣の頭に浮かべなきゃいけないのは、この初動でだれが指揮権を持っていたかということじゃないんですか。その指揮権を持っていた人間がどういうことをそのときに命令をし...全文を見る
○中川(正)委員 最後に、この事件の背景を含めて、中国に対して、我々の、主権までいかなくても、領事館に入ったという事実は事実としてあるわけですから、これに対する抗議というのは、これはもう日本は当然続けていくということでいいと思うんです。中国もそうやって並行的に続けていくんだろうと...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来ましたので最後のコメントをしますけれども、もう一回もとに戻っていくと、あの自虐的という発言なんですよね。これは、交渉していく中でこうした事実をしっかりと前提にしながら相手に対応していかないと、今中国から差されている話、向こうの中で言い分が通ってきている話...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 外務委員会 第16号
議事録を見る
○中川(正)委員 それでは、引き続いて質問をしていきます。  まず、条約についてでありますが、WIPOの、今回限定された問題ですけれども、本来は、日本がかつてたどってきた道といいますか、アメリカとの関係で、それぞれの技術を吸収していく過程で、やはり発展途上国と先進国との問題があ...全文を見る
○中川(正)委員 それは、普通こんな議論をするときには、まずそこを目的にしてやるわけでありますから、当然試算をやって、こうした形でそれぞれがメリットがあるんだという議論をすべきなんですよね。そこのところを、お粗末だと指摘するしかないんだと思うんですが、こんなことでは本来は議論もで...全文を見る
○中川(正)委員 時間は、いつごろだというふうに聞き取られましたか。
○中川(正)委員 その後、大使館の高橋公使に連絡をするようにという指示を得て、宮下副領事は北京の大使館の方へ向いて連絡をしていますね。このときのやりとりというのは、どのように聴取をされていますか。
○中川(正)委員 高橋公使からは、どういう指示が出ていましたか。
○中川(正)委員 その後、たしか私たちの聞き取りでは、ここで高橋公使は、追って連絡をする、そのように言って、本省への連絡の確認もしているはずなんですね。その後、宮下副領事が本省に連絡を入れています。この経過というのはどのようにつかんでおられますか。
○中川(正)委員 総領事からの連絡に対して、これは中国課だと思うんですが、中国課はだれがどのような指示をしていますか。
○中川(正)委員 そして、その後、二時半ぐらいに、もう一回、宮下副領事から総領事へ向いて連絡をしているはずなんですね。この連絡については把握をしておられますか。
○中川(正)委員 次に、北京の大使館へ向いて、高橋公使に対して報告があった。それに対して高橋公使は、大使館の中で協議を行っているはずなんですね。その協議のメンバーと、それから、そのときどのような議論がなされたかということですね。それともう一つ、大使がこの協議に加わっていたというふ...全文を見る
○中川(正)委員 今度は本省の方でありますが、これは中国課の中で議論がされたと思うんですね。これはどのレベルで議論をしたのか、対応について打ち合わせをしたのかということと、それから、そこから大臣への連絡については、どういう結論を出して、大臣にいつ、どういう形で報告をしたか。もう一...全文を見る
○中川(正)委員 いつ大臣には報告をしましたか。
○中川(正)委員 官邸が三時半、それから大臣が五時ですか。これは逆さまじゃないんですか。どうしてこういうことになったんですか。
○中川(正)委員 どうも先に総理大臣の方へ向いていっちゃったということなんですけれども、そんなことも含めて、今回の初動の中で、何をすべきかという現場に対しての指示、これは本来はだれがすべきであったというふうに大臣は認識をされていますか。
○中川(正)委員 確かに、初動の第一義的な判断というのは総領事だと思うんですね。先ほど、聴取された現場のお話からでも出ていますように、まず総領事は指示をしなかったんですね。報告を聞いて、あと、それに基づいて、北京の大使館に連絡をしたか、していなかったら北京の大使館に連絡をしろと、...全文を見る
○中川(正)委員 もう一度答えてください。副領事が報告をした、しかも、その報告の内容というのは、北朝鮮の脱北者であるということも含めて、そのときに既に認識をしていますから、当然、さっきの答弁のように、そのことも含めて報告をしていますね。それに対して、総領事は聞きおくだけであった、...全文を見る
○中川(正)委員 ちゃんと答えてください。何回も同じことを聞かなきゃいけないんですね。  もう一つは、北京の大使館ですけれども、北京の大使館へ向いて連絡をしろということは、それなりに北京の大使館での役割を意識しているからこそ、連絡をしろという話になったと思うんですね。その中で、...全文を見る
○中川(正)委員 この場合も、阿南大使は状況を把握していた。これが脱北者、北朝鮮からの難民であったということも把握をしていたということですね。そのことに対して、本来であれば、その時点で領事館に、この五人を取り戻す、それで自分たちがコントロールをしていく、難民として扱うというふうな...全文を見る
○中川(正)委員 いや、精査してみるって、さっきの答弁があったように、この二時二十分ごろというのは、領事館の中に先に入っていた二人の男を武装警察官が追っていって、連行をして外に出して、警察詰所へ入れたところなんですよ。それを後から宮下副領事がついてきて、その時点から、総領事と大使...全文を見る
○中川(正)委員 次に、本省の問題ですね。中で協議をしながら、まず報告をしたのは官邸だということですね。これについて、なぜ官邸にまず話を持っていったか。そのときの判断というのはどういうことだったんですか。
○中川(正)委員 三時半というと、まだ初動なんですね。そこで、官邸からはどのような指示がありましたか。
○中川(正)委員 その冷静かつ慎重にという指示をどのように解釈をしましたか。それは現場に対してはどういう意味合いを持っているんだということなんですか。
○中川(正)委員 その田中局長の指示が現場に具体的におりて、それに基づいて現場がどういう行動をした、その時間と中身ですね。本省からの現場に対する指示の中身、これはどういうものだったんですか。
○中川(正)委員 現場の聞き取りでは、指示が届いたのは三時過ぎ、既に五人が公安によって連れ去られて、もうその現場にはいなかった、だから、現場としては一段落ついたところへ向いて本省から連絡があったというふうに私たちの聞き取りでは理解をしたんですが、そういうことじゃないんですか。
○中川(正)委員 二時三十分に、そのころの時間に本省に第一報が入って、これはもっと早かったかもしれない、総領事の方から入った電話が先行していますから、もっと早いかもしれない。その時間から三時過ぎまで、恐らく四十分ぐらいの時間的余裕があった。その間に、さっきの話では、電話が通じなか...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの答弁になると、もう言いわけなんですよ。そういう議論をするんじゃなくて、初動では、今まず何をしなければならないかという判断からいけば、これは亡命者だとわかっているわけですから、それは領事館がコントロールをしなければならない、そのことを言え、そういう指示でし...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来ましたから、指摘をしておきたいと思いますが、次の改善策に行く前に、この辺の、だれが何をすべきであったか、どういう指示をそこで、初動で与えるべきであったか、それを与えていなかったということ、これはやはり責任がしっかり問われることであります。そのことを基本に...全文を見る
05月31日第154回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川でございます。  これまでの国会での議論というものがこれだけ時間がかかってきただけに、一つは、当初出発をした時点とやはり国民の意識が相当ずれてきているということ、それからもう一つは、経済的な背景というか日本の国力といいますか、そういうものも大きくそ...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 外務委員会 第18号
議事録を見る
○中川(正)委員 おはようございます。民主党の中川正春です。  最初に条約の方をまずやらせていただきたいというふうに思うんですが、毎回私はこうしたたぐいの条約が出るたびに同じことを聞いているんですが、このことによって経済的なインパクトというのはどのように予測をしているのかという...全文を見る
○中川(正)委員 これからもこうしたたぐいの条約というのは出てくると思うんですが、改めてお願いをしておきます。やはりそうした定量的な説明を加えて、かつ、それに向かって、逆にデメリットということも十分にあるわけでありますから、そこのところをあわせ持って、我々に事前に説明をした上での...全文を見る
○中川(正)委員 核を保有するということは、基本的には、核を持つということによって、その抑止力というものを前提にした戦略を立てていくということですね。わかりやすく言えば、核を使うということよりも、核を持っているということが相手の行動を抑制させるという、その前提に立って、だから、核...全文を見る
○中川(正)委員 私は、これは大臣とは見解を異にします。  さっき申し上げた、核の想定されている抑止力というのは、冷戦時代の、保有するということ自体が防衛につながるという前提でなされた議論なんですが、実はこれが崩れてきているんですね。崩れてきて、その中で、核自体が、抑止力じゃな...全文を見る
○中川(正)委員 実は私も連休中に、五月の連休中でありますが、ロシアに行きまして、先ほどもお話の出たベールイさんと話をしてまいりました。その中で、ロシアの対日窓口といいますか関係者の懸念というのは、鈴木宗男さんに対しては、これは国内問題であるしスキャンダルであるということ、この理...全文を見る
○中川(正)委員 答弁になっていないんですけれども。  では、もっと具体的に聞いていきます。  北方四島に関するこれまでの交渉過程というのは、四島一括で平和条約を結ぶという原則論は原則論としてあって、それに基づいて、ソ連が崩壊していく過程でエリツィン大統領を相手にさまざまなオ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、ちゃんと答えてくださいよ。そういう話をしているんじゃなくて、いろいろな交渉の過程で、政府として、その二島先行返還という意味は、二島先行返還した上で平和条約をもう結んでしまう、あとの二島はそれからの相談ですよというスタンスはとったことがないということ、これを...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、平和条約を結ぶポイントなんですよ。それを二島を返還した時点で結んでしまったら、四島一括返還、いわゆる四島の話が全部おさまってから平和条約ですよという形に対しては、真っ向からこれは考え方が違う話だということ、こんなことはわかっているんですよ。  そうじゃな...全文を見る
○中川(正)委員 その上に立っていうと、今回いわゆるロシアスクールと言われている人たちが更迭をされたという、その理由というのは何なんですか。この人たちはそのことを中心になって進めていたということではなかったんですか。
○中川(正)委員 だとすると、ますますわからなくなるんですね。  外務公務員の信用を失墜させたというのは、基本的には、この二島先行返還論も含めて、鈴木宗男さんが進めた話も含めて、外務省の中に政策的な混乱があった、それを整理するためにやった、そういう受け取り方をするのが当然だとい...全文を見る
06月06日第154回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第4号
議事録を見る
○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。非常に興味深く聞かせていただきました。ありがとうございました。  時間が限定されていますので、端的にもう少し御意見を聞かせていただきたいと思うんですが、一つは、議会と知事、首長の立場なんですけれども、これは大統領制ですよね。恐ら...全文を見る
○中川(正)小委員 ここに来てやっとこの地方分権も具体論を論ずるステージになってきた。遅きに失するんですけれども、いずれにしたって、具体論が大分出てきました。さっきも片山試案、いわゆる総務省の方からの財源移譲の案が出ていましたが、私たち民主党もあれによく似た形を一足先に提案をして...全文を見る
○中川(正)小委員 最後に、私は、このまま進んでいって、国の権限を恐らく制限するような法律つくっていきたいというふうに思うんですよ、さっきのやり過ぎるなという部分で。そうなると、ナショナルミニマムというのは、恐らく中間自治体ないしは基礎自治体が保障していくという形になっていくんだ...全文を見る
○中川(正)小委員 ありがとうございました。
06月12日第154回国会 衆議院 外務委員会 第19号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。きょうはありがとうございます。  時間が限られているので、端的にそれぞれお話を聞きたいと思うのですが、私たちの日本の対北朝鮮外交だけじゃなくて、韓国も太陽政策に対する大きな転換期の議論を始めております、そういう意味で、一つの総括をしていか...全文を見る
○中川(正)委員 具体的に、先般の八尾恵さんの証言をめぐって、例えば、今この時点でも、与党議員、しかも北朝鮮とのこれまでの体系の中で朝鮮総連との窓口になってきたような、そういう位置づけの人たちが、これはもう拉致というような受け取り方をするよりも、もともとよど号というのは日本人同士...全文を見る
○中川(正)委員 先ほど冒頭で、今北朝鮮の情勢というのは非常に深刻な、いわゆる経済危機を迎えてきているという御指摘がありました。これは恐らく、食糧の問題だけじゃなくて、日本からの資金というものが、朝銀の崩壊によって、あるいは朝鮮総連の崩壊によって切れている、切れ始めてきているとい...全文を見る
○中川(正)委員 最後に、トータルなこれからの戦略というのをひとつお聞かせいただきたいというふうに思いますが、私は、特に北朝鮮の問題は、拉致をどうするかということ、これは、もうしっかりのどに突き刺さったとげみたいなものでして、ここはあると思うんですよ。  しかし、それを、どうも...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来たようです。ありがとうございました。
07月10日第154回国会 衆議院 外務委員会 第20号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  先ほどの首藤委員の質問に引き続いてさせていただきたいというふうに思います。  私も最初そのサミットの関係なんですが、中東和平、この問題、先ほど議論を聞いていて、私自身ももう一つ納得がいかないというか、はっきりさせていただきたいところ...全文を見る
○中川(正)委員 ところが、ブッシュ政権の認識は違うんですね。これは、現在においてアラファト議長が統治能力がない、しかも、テロという問題に対して、それを厳しくいさめていく、あるいはそれをコントロールしていくという能力もない、だから排斥をして、新しい指導者をそこで求めていくべきだと...全文を見る
○中川(正)委員 いや、大臣がどう思われようと、あるいはどう解釈されようと、今世界の中で認識されていることというのは、欧州を中心にして、先ほどのブッシュ政権のアラファト議長に対する見方を否定する形で、そうじゃないんだ、アラファト議長が今交渉相手としては能力を持っているんだ、そうい...全文を見る
○中川(正)委員 わけのわからないことをおっしゃいましたけれども、もう一つだけ、後々の議論のために確認をしておきたいんですが、では、川口大臣は、アラファト議長に関してブッシュ政権はどういうことを言っているんだと解釈しているんですか。それだけ聞かせてください。
○中川(正)委員 だから、そういう言い方じゃなくて、ブッシュ政権はアラファト議長をどういう位置づけにしているんだということを、川口大臣、どう解釈しているんですか。それは恐らく日本の外務省の解釈になっていくんだろうというふうに思うんです。一遍公式に聞かせてください。
○中川(正)委員 議論をしようと思ってもこれは議論にならない。まことに情けないと思うんですが、外交というのはそんなふうにやっていくものじゃないと思うんです。  ブッシュ政権がアラファトに対して厳しい見方をしているというのは、次のリーダーを探し出していこうというアメリカ自身の意思...全文を見る
○中川(正)委員 そこのところもはっきりしないんですね。  私の感覚からいけば、ここまで来たら、これはもうTICADからNEPADに切りかえるべきだというふうに思います。そんなはっきりした意思表示があって、次に受け手の方もプログラムが組めるのだというふうに思っているんですね。そ...全文を見る
○中川(正)委員 「瀋陽総領事館事件を踏まえた改善策」ということで七月四日付で発表されている。さっきおっしゃったところが、「脱北者への対処方法」、この中で、同じようなことが生じる場合の対処方法を指示していたが、改めて詳細な対応ぶりを指示した、こういう中身で終わっているんですけれど...全文を見る
○中川(正)委員 そんなことを大臣が言っているから現場が混乱するんですよ。ちっとも変わっていないじゃないですか、これまでの対応と。基本は、そこのところがしっかりと日本として筋が通っていなかったから、それぞれ関係者が、あるいは責任者が判断できなかった、あるいは判断しなかったというこ...全文を見る
○中川(正)委員 この手紙によりますと、阿南大使は総領事に対して、瀋陽にいない方がよい、大連に戻るべきであるということを指示したと。それはさっき大臣から話が出ました。そして、その後、実はこれはいろいろな工作がなされていたと。  北京大使館の公使が阿南大使の命令を受けて岡崎総領事...全文を見る
○中川(正)委員 では、大臣がしないということですから、我々がせざるを得ないということになりますね。  では大臣、阿南さんをここに出してくださいよ。我々、ずっとそのことを求め続けてきた。それに対して、何やかんやと抵抗しながら今日に来ているんですよ。これは普通であれば、大使がこの...全文を見る
○中川(正)委員 済みません、ちょっと時間延長しているんですけれども、さっきのは聞き捨てならないですよ。国会では与野党そろって出しましょうと言っているんですよ、理事会では。それを拒否しているのは、大臣、あなただと聞いているんですよ。何でうそを言うんですか。  そのことを改めて指...全文を見る
○中川(正)委員長代理 次に、松本善明君。
07月11日第154回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第5号
議事録を見る
○中川(正)小委員 私自身が三重県の出身で、しかもさっきの北川知事とは非常に近い関係にありますので、身内で余り質問をしないようにということもありまして、遠慮をさせていただきました。  ニューパブリックマネジメント、北川さんの立場というのは、特に強調されているのは、いかに県庁をマ...全文を見る
07月12日第154回国会 衆議院 外務委員会 第21号
議事録を見る
○中川(正)委員長代理 土田龍司君。
07月19日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  毎回といいますか、こうして日銀報告をいただくわけでありますが、最近つくづく感じるんですね。この報告のトーンが、まあうちとしてはやるべきことをみんなやって、特にデフレ化の中では、これまでタブーとされてきたあるいはこれまで常識では...全文を見る
○中川(正)委員 短期的な動きと同時にもう一つ指摘されているのは、米国経済の構造的な部分があるかと思うんですね。株価そのものも、それこそ実態からいくとバブルであったということ、それから経済の中身も、いわゆるブッシュ政権にかわってから、テロというそのことが前提にあったものもあるんで...全文を見る
○中川(正)委員 どなたでも結構です。
○中川(正)委員 そこで、先ほどちょっと最後の方に出ました為替なんですが、日本の経済がやや底を打ったという先ほどのお話の裏には、アジアに向けての輸出が非常に好調であったということ、これがあるということでありますが、ここで懸念されるのは、ドルがこれだけ下がってきている。しかもそのド...全文を見る
○中川(正)委員 速水総裁、この中国元について、国際会議等でそれぞれの国から今発言が出ておりますけれども、総裁としてはこれに触れて発言をされたことはありますか。
○中川(正)委員 私は、これはもっと日銀としても積極的な発言の機会をつくっていくべきだというふうに思うんですよ。そこから始まって、アジアの通貨をどうしていくかということを、これを大きな枠組みの中で話し合っていくという、その必要性というのはもう見えているわけですから。  私は、そ...全文を見る
○中川(正)委員 今の、海外に向けて、特に中国に向けて生産拠点を移していく日本の製造業の実態を見れば、私はこれを、ただ向こうは人件費が安いから仕方ないんだという話じゃないんだと思うのですよ。やはり為替ということの構造的なものが今それを起こさせている。それがまた製品として返ってきて...全文を見る
○中川(正)委員 私が言っているのは、総裁が言うべきだと言っているんですよ。やはりそういう情報発信すべきだと思いますね。向こうが日本と同じようなシステムを持っているんだったら別だけれども、これは固定で、スネークである範疇というのはあっても、その基本は政治的に動かしているということ...全文を見る
○中川(正)委員 これは、私の気持ちだけを最後にこの為替の問題では申し上げますが、実は、うちの県に、私は三重県なんですが、この間シャープが液晶の工場を、もともと一つセンターがあるんですがそれに関連する工場を立地することを決めました。最近、地方自治体は死に物狂いなんですね。この立地...全文を見る
○中川(正)委員 一方で、量的緩和ということをやっている。預金残高十兆円—十五兆円、これは維持しているということ。しかし、最初の報告にあったように、必ずしもこの政策が、じゃ市中の貸出残高を伸ばしているかということになると、そうでもない。本当の意味での市中の中での量的緩和につながっ...全文を見る
○中川(正)委員 結局、数字で見ていると、こうして預金残高をある一定のレベルに保っているというのは、市中銀行から国債を買い入れて、その国債を吸収しながらこの数字を保っているということですよね。だから、銀行としても、だからといってそこで貸し出しが伸びる、あるいはそうした反動がつくと...全文を見る
○中川(正)委員 ちょっと質問に対して的確には答えていただけなかったんですが、言わんとするところは、やっていることが異常である。日本の経済そのものが異常なんですから、そういうことの中で、とうとうこれまでの規律をはみ出していろいろなことをやらなければならないオプションが出てきました...全文を見る
○中川(正)委員 ここでもう一つ、一言申し上げておきたいんですが、私たちも、基本的にはペイオフ、これはもう決着をつけるべきというふうに思っているんです。ところが、中央銀行としては、さっきの精神論はわかるんですよ、それは基本理念みたいなものはわかる。しかし、それだけで解決できないと...全文を見る
○中川(正)委員 以上、終わります。ありがとうございました。
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第4号
議事録を見る
○中川(正)分科員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、難民問題あるいは外国人労働者の問題、あるいはまた移民そのものという、この外国人の問題を国としてどのようにコントロールしていくのか、そんな観点からお話を聞いていきたいというふうに思います。  まず最初に、北朝鮮の脱...全文を見る
○中川(正)分科員 この間の瀋陽の事件のときに、いろいろ外務省も問われたことがありましたけれども、ありましたけれどもというより、外務省もむちゃくちゃですけれども、情けないことなんですが。しかし、その情けない裏っ側にもう一つ、日本がこうした脱北者をどういう形で最終的に処理をするのか...全文を見る
○中川(正)分科員 たまたま外務省からも来ていただいていますが、外務大臣はどう言っているんですか、これについて。
○中川(正)分科員 これ、さっき、両方聞いていると、外務省も法務省も、何といいますか、官僚答弁で終わっているということですよね。情けない話だと思うのです。  問題意識はあるんですよ、外務省がさっき指摘したように、これはそのままほっておけない、日本として腹を固めなきゃいけないとい...全文を見る
○中川(正)分科員 だから、そこが話がかみ合ってないのです。それはわかっているのですよ。わかっているので、その上に立って、しかし、その人たちが本国へ帰されたときには政治的な迫害と命というのが問われますねと、こういうことなんですよ。それをどう解釈するのかということを聞いているのです...全文を見る
○中川(正)分科員 そういうことがあって、例えばインドシナ難民についても、ボートピープルが大量に出てきたときに、そうした特別の枠組みというのを制度としてつくったということですね、制度として。だからそれを、北朝鮮についてもさまざまな要因の分析があると思うのです。日本からの北朝鮮への...全文を見る
○中川(正)分科員 これは議論にならないね、そんなふうに答えると。現実はどういうふうに把握していますか。それでうまくいっていると思っているのですか。
○中川(正)分科員 大臣、一番しわ寄せが行っているのは、やはり不法に滞在している人たちですよね。これについてもどうするか整理ができていないんですね。モラトリアムをつくって、特に子供を中心に日本に帰化させるような方向で開いていくのか、それとも本国へ送還するのかというふうなことですね...全文を見る
○中川(正)分科員 以上、終わります。
07月25日第154回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、こうしてさまざまな御意見をいただいたこと、改めてお礼を申し上げたいと思います。  この憲法調査会を通じて、ちょうど半世紀のところで時代が激しく変わってきている、また国の形を再び問えるというか、そんな絶好の機会といい...全文を見る
○中川(正)委員 ありがとうございました。  次に、北海道ということから、そしてまた、この中で経済活動をしていられる稲津定俊さんと、それからさっきちょっとサハリンとの関係を述べられました田中宏さんにお尋ねをしたいんです。  私、この間、さっきの鈴木宗男さんとの関係で、ユジノサ...全文を見る
○中川(正)委員 私もそのホテルサッポロへ泊まってきたんですけれども。さっき言われたと同じような話でして、北方四島の話じゃないんだ、ロシアの制度そのものに対して私たちが信頼性を持っていないんだ、そういうことだと私も思っております。  次に、これは田中先生と馬杉さんにお尋ねをした...全文を見る
○中川(正)委員 ありがとうございました。
07月26日第154回国会 衆議院 外務委員会 第25号
議事録を見る
○中川(正)委員 おはようございます。  今国会も質疑としては、質疑といいますか審議自体はきょうで最後ということになりました。その間、それぞれ厳しい局面はございましたけれども、大事な条約そのものはそれぞれ理解のもとに全部上げられたということ、これを改めて私からもお礼を申し上げた...全文を見る
○中川(正)委員 休暇中に国会に出ていただいたというような話になる、これも矛盾といえば矛盾なんですよね。外務省のやることというのは、こういう子供だましのようなことで世の中進んでいくというふうに思っているんですよね。大臣、この感覚というのが改めて問われなきゃいけない、これはもう笑い...全文を見る
○中川(正)委員 まあ、非を認めておられるのは確かでありますね。  それじゃ、改めて具体的に、どこをどうすべきであったのか、何が間違っていたのか、そこのところをさらに詳しくお述べをいただきたいと思います。
○中川(正)委員 その件については、後ほどもう少し詳しく私の方からも尋ねていきたいというふうに思うんですが、その前に、この事件が起こる八日の日の午前中、事件が起こったのは八日の日の二時でありますが、午前中に大使館で、日常といいますか、それぞれの部署の責任者に対して指示をしておられ...全文を見る
○中川(正)委員 その当時の報道では、侵入をした人たちに対する保護という部分については、大使はコメントはしていないということでございました。そこのところが一つ問題であったのと、それからもう一つは、不審者の侵入を阻止するということ、この指示をしておられるわけでありますが、これは受け...全文を見る
○中川(正)委員 ここで一つ指摘をしておきたいと思うんですが、私が直接高橋公使に聴取をしたときには、私の指示というのは、みんなと相談した上で、大使も含めてですよ、みんなというのは大使が中心だったんです、指示をしました、こういうことであります。責任回避していますよ、大使。最初の答弁...全文を見る
○中川(正)委員 終わります。
09月20日第154回国会 衆議院 外務委員会 第27号
議事録を見る
○中川(正)委員長代理 次に、松本善明君。     〔中川(正)委員長代理退席、委員長着席〕
10月10日第154回国会 衆議院 外務委員会 第28号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  まず、木下議員の続きをやらなきゃいけないと思うんですが、マツタケ。こんなことで審議が中断するとか理事会を開かなきゃいけないとか、そんなことにならないように心して聞いていただきたいんですが、私は先ほどの議論を聞いていて改めて思っ...全文を見る
○中川(正)委員 これは、さっきの答弁でいくと、もらってきたものはもらってきたんだということは認めたということですね、中身が何であれ。どうなんですか。
○中川(正)委員 処理を、だれに何を配ったかということを非常に気にしているようですが、それ以上に私が気になるのは、あれをもらってきたという行為なんですよ。  こういう外交儀礼を超えた交渉をしているわけですよね、拉致問題で八人も死んでいたという事実を聞かされた、その中で。それで、...全文を見る
○中川(正)委員 国民の気持ちを代弁すれば、この際、これを受け取ってきた人間を処分すべきです。それぐらいの調査をして説明責任を果たすということ。いかにこの問題について皆が敏感になっているかということに対して、しっかりこたえていくということ。そのことを改めて申し上げたいというふうに...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、これは一つ一つ確かめていくという部分の一番大事なところ。先ほどみずから言われましたが、この北朝鮮というのは普通の国じゃないんだと。どこが一番違うかといったら、金正日総書記の独裁軍事国家なんだということだと思うんですよ。その独裁者本人がこのことについ...全文を見る
○中川(正)委員 金正日総書記みずからの言葉で外に向かって、この拉致問題について遺憾であったということと、それから家族に対する補償、そしてさらなる調査、そういうような、本来、その交渉の過程の中で出てきたという言葉を外に向かってみずから話をすべきだ、それが大前提じゃないかというその...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、ごまかさないで、直接問いに答えてください。  私が言っているのは、北朝鮮国内の新聞にも取り上げられない、マスコミが入り込んでいって国民に確かめたら拉致ということさえ知らない、言葉も知らない、そういう状況の中で、我々が、日本のサイドがそのことを金総書記から...全文を見る
○中川(正)委員 様子を見守っていくというだけで、こちらから一つのカードとして示さないというこの交渉姿勢というのが私はどうもわからない。そこが腰が引けていると言われる一つの大きな要因なんですよ、一つ一つ積み重ねていけば。このことを指摘しておきたいというふうに思います。  それか...全文を見る
○中川(正)委員 大局的に見て、最終的にアジアの安定と平和という中で北朝鮮という国をどう位置づけていくかという観点からいくと、先ほどの話では、どうも日本が、日本がというよりも小泉内閣がということかと思うんですが、小泉内閣が功を焦り過ぎているという話だと思うんです。  正常化交渉...全文を見る
○中川(正)委員 安全保障も協議会でやるというふうには決めていないんですか。これは決めているんですか。
○中川(正)委員 それでは、こういうことを発表している外務省の事務方、しっかり処分してください。これはしっかり出ているんですよ。  そんなことを改めて指摘をしておきたいのと、ここで確認をしたのは、もう一回言いますよ。これは安倍副長官にも答えていただきたい。この日朝の正常化交渉の...全文を見る
○中川(正)委員 次に、拉致の問題に移っていきますが、先ほども責任者の処罰の話が出ました。この現地調査の中でも、二人の人間が九八年に処罰をされた、これも矛盾した話ですが、実はもう一つ、その実行犯の問題もあると思うんですね。  例えばここに、よく話が出てくることなんですが、原さん...全文を見る
○中川(正)委員 いつも外務省の中の問題になると、同じような答弁から始まって、結局また内部から出てきた資料だとかあっちから出てきた資料だとかと追い詰められて、最終的には、済みませんでした、その事実がありましたということで処分しなければならないというパターンをずっと外務省は繰り返し...全文を見る
○中川(正)委員 現在、この拉致の人たち、まあ十五人まで認定が出てきましたけれども、実際にそれぞれの地方の警察署管内では、百人を超える人たちがうちも拉致の可能性があるというふうな申し入れをし始めてきているということですね。さらに、さまざまな情報を、NGO等々含めて、今錯綜していま...全文を見る
○中川(正)委員 わかりにくい答弁はしないでくださいよ。ちゃんと日本語をしゃべってください。どちらなんですか。十五人に限らないということですか。  ということは、警察からの拉致という認定がないと外務省も動かないということなんですか。それとも、そうじゃなくて、もっと主体的な調査を...全文を見る
○中川(正)委員 時間が迫っておりますので、最後の課題を一つ取り上げたいと思うんです。  これは先ほどから話が出ていますように、日本だけが功を焦って突っ走るんじゃなくて、世界の枠組みの中で北朝鮮を正常な形にしていく、あるいはまた国際社会の中に引き込んでいく、そういう戦略、これが...全文を見る
○中川(正)委員 さっきのをまた最後に。  私たち民主党を中心にした議員団が、韓国とそれからアメリカの議員のメンバーと、これについての国際議員団、調査団というのをつくっていこうという動きが今あります。こういった中でアメリカはもう既にアクションをとり始めておりますので、ぜひ政府の...全文を見る
11月01日第155回国会 衆議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。引き続いて質疑を行っていきます。  質問に入る前に委員長にひとつお願いを申し上げたいんですが、実は、この交渉の当事者で頑張っていただいた鈴木大使にここに出てきていただいて答弁をしていただきたいという要請をしました。いつもの返事なん...全文を見る
○中川(正)委員 いえ、要りません。最初の件について。
○中川(正)委員 それでは、質問に入っていきたいというふうに思います。  さまざまな評価があるわけでありますが、一つ気になる話が出ているんです。これは安倍官房副長官にお答えをいただきたいんですが、ニューヨーク・タイムズが今回の交渉を取り上げて、これは三十一日版ヘラルド・トリビュ...全文を見る
○中川(正)委員 アメリカから出てくる情報というのは、こういう皮肉なコメントを込めて、最近多いんです、出てくるんですね。  これは何が違うかというと、さっき副長官が答弁をされた問題でいくと、どうも、日朝の正常化、いわゆる国交の正常化というのが我々の目標なんだということ、これが全...全文を見る
○中川(正)委員 もう少しわかるように答えていただきたいんですが、そうすると、具体的には、アメリカと北朝鮮の安全保障についての、特に核問題についての交渉が始まる、いわゆる米朝交渉が始まる前であっても、何らかの条件が満たされれば、日本としては、日朝正常化交渉ということは、こちらも経...全文を見る
○中川(正)委員 私の質問の意図にすかっと答えてください。わからないんですよ、大臣の言っていること。わからないようなつもりで、それを意図して答えていられるのかもしれませんが。  私がもっと聞きたいのは、米朝交渉というのは、米国ははっきりと条件を出しているわけです。北朝鮮が核廃棄...全文を見る
○中川(正)委員 核問題もこれに入れるということ、これはもう当然だと思うのですよ。そういう意思は、やはりはっきりと今の時点で表明しておくべきだというふうに思うのです。  それでいいと思うのですが、その上で、日本は、どこまでいったら本交渉の中のいわゆる経済支援というところを交渉を...全文を見る
○中川(正)委員 どうして私の質問にストレートに答えられないんですか。答えられないとすれば、なぜ答えられないかということを明確にしてください。そういうふうに改めて質問をさせてもらいます。
○中川(正)委員 その辺は見解の相違だと思うんですね。議題というよりも、日本として早くメッセージを出す方が、向こうとしてもしっかりそれなりの覚悟ができるということだと思うんですよ。それを交渉でということは、両方、私たちの方も不安になるし北朝鮮の方も不安になっていく、その要素をつく...全文を見る
○中川(正)委員 私は、基本的には経済支援の交渉に入るべきでないというふうに思っているのです。そこのところで日本と韓国それからアメリカがしっかり歩調を合わせて、まず北朝鮮がなすべきことをさせるということ。実際にこの拉致家族の問題については、すぐに北朝鮮にいる子供たちあるいは夫を日...全文を見る
○中川(正)委員 その辺のメッセージの出し方については見解の相違です。これは私は、もっとはっきりと、まずこのことはしろよと、これを発信していくべきだというふうに改めて思いますし、そうすべきだということを強調しておきたいというふうに思います。  最後に、実は、北朝鮮の国情といいま...全文を見る
○中川(正)委員 これで終わります。ありがとうございました。
11月01日第155回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  民主党は、本憲法調査会に臨むに際して、初めに改憲ありきあるいは護憲ありきということではなくて、まず、憲法と現代社会の現実に関する冷静で自由濶達な議論を進めていくことが極めて大切なことだと提案し、論憲の立場で参加をしてまいりまし...全文を見る
11月07日第155回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
議事録を見る
○中川(正)委員 大変厳しいスケジュールの中でありましたけれども、機会を与えていただいたことにまず感謝を申し上げたいというふうに思います。  私は、短く三点ほど報告と感想を述べさせていただきます。  まず第一に、中山会長からも御指摘があった話でありますが、各国ともに非常に活発...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  引き続いて質問していきたいと思うんですが、冒頭、法案が出ておりますので、これについて質問をまずさせていただきたいというふうに思います。  ペイオフの凍結解除の再延期ということでありますが、基本的に、まず入り口の問題として改めて確認を...全文を見る
○中川(正)委員 言葉を多くして、私の質問からは外れてくる答えでありましたけれども、もう一つ、言い方をかえれば、ペイオフを入れるべきだという政策手段はそれなりの目標があったと思うんですね。事前に定期性預金というのは実行をされて、そのときに預金の移動があった。これを分析した上で、今...全文を見る
○中川(正)委員 金融再生プログラムに話題を移していきたいんですけれども、さっきの地方の経済の状況あるいは金融の状況ともこれは密接に関連があるんですね。いろいろ学問的には、あるいは政策的には議論がありますが、私たちが地元に入って、実感として、これは前の資産の見直しのときとは違った...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回聞き直しますが、資産査定を厳密化する、そして不良債権を加速化するというのは、前、これまで二年三年、その節目節目にずっと金融庁自身が言い続けてきたことですね。今回も同じ表現をしているんです。  これは、従来のものと査定の中身でどう違うんですか。
○中川(正)委員 いや、そこは今までとは変わっていないんじゃないかなと思いますよ。今までもそういう指導が現場にあって、その差を縮めるために銀行がどういう行動をとったかというのを、さっきの話をもとに私、現場で聞いてみたんです、銀行員に。  彼らがどう言っているかというと、まず、な...全文を見る
○中川(正)委員 いや、問題は精神論じゃないんですよ。言葉の、指示している、していないの話じゃないんですよ。現実に、バランスシートが毀損されて、資産を簿価から時価に直した場合にそれが毀損されて、債務超過になりましたねという企業が出てくる。それに対しては、やはり要注意としてランクを...全文を見る
○中川(正)委員 具体論がなくて、さらに、そのリレーションシップバンキングというのは、私たち素人にはわけのわからないような単語が出てくるので、さっぱり答弁の中身がわからないんですが。  もっと端的に聞けば、引き当て率を変えていく気持ちがあるのかどうか、中小企業とそれから大企業と...全文を見る
○中川(正)委員 既にそれが発動しているということであれば、現在の地方経済の状況を見ていると、それが機能していないということですよ。それは冒頭に大臣自身も認められた話ですね。だから、そこのことを指摘させていただいた上で、これは大臣、もう少し、これから考える、これから考えるという話...全文を見る
○中川(正)委員 さまざまな人たちがいろいろな証言をこのことについてはやっていますね。さっき出た事件というのは、本当に氷山の一角であろうというふうな形で国民は受け取っているわけですね。ここから捜査が始まって大きく広がっていくんだろう、そういう予想を持ちながら、私たちもこれを見守っ...全文を見る
○中川(正)委員 公安の方が大分踏み込んだ答弁をされました。それを受けて改めて金融庁にお聞きをしたいんですが、これは、これまでも七千億以上の公的資金がつぎ込まれているわけですね。さらにまだ四千、五千、また二次ロス等々を含んでいったら、もっと大きな額になっていくだろうというふうな可...全文を見る
○中川(正)委員 それにしては国民が一番知りたいところが出てきていない。それは何かといったら、一体どれぐらいの資金がこの朝鮮総連へ流れていたのか、あるいは朝鮮総連を経て北朝鮮に流れていたのかという、ここですよね。これはどうして公表しないんですか。
○中川(正)委員 問題の重要性を理解されていないようですね。先ほどから、公安当局もあるいは警察当局も、これは犯罪として組織を対象に議論しているんですよ、朝鮮総連という組織を。今金融庁でやっていることというのは、組織じゃなくて、みんな個人に対してどういう犯罪があったかという形で告発...全文を見る
○中川(正)委員 問題の重大性を認識してないというのはそこのところでして、こういう話を一般論で、守秘義務の一般論で切り返してくるというそのセンスが、国民に対して全然自覚してないところなんだ、説明責任を。もうそういう状況じゃなくなってきているでしょう。  大臣、さっきの答弁には私...全文を見る
○中川(正)委員 手続を踏んでしかるべく対応をとるというのがさっきの答弁でしたね。  それでは具体的に、この手続とこの手続があれば開示をするという意味に受け取れるわけでありますが、それは何ですか。言ってください。
○中川(正)委員 大臣と副大臣の答弁のニュアンスが違うんです。これはちょっとはっきりさせてくださいよ。  私は、さっきの大臣の答弁は、開示をしていく、そのためには手続を踏んでいくというふうに受け取りました。それに対して、副大臣の話、また違うんですよ。これは全く次元の違う話。
○中川(正)委員 大臣、大臣としての職責を果たしてください。これは、今の、大局に見て、さっきの話だったら、副大臣の指示に従いますと大臣が言っているんですよ。そんなばかな話ないでしょう、これは。  私は、大臣の気持ちの中に、これはやはり前向きに情報開示をしていく必要があるなと。こ...全文を見る
○中川(正)委員 だから、国会で発言しているんじゃないですか、必要だということを。必要だということを。皆さんは、そのことは必要ですねとさっき大臣まさに言われたんです。中川議員の言われているその問題意識というのはちゃんと認識していますという話を、さっきのここでメモしている話をもう一...全文を見る
○中川(正)委員 いや、違うんですね。さっきの話だと、手続を踏んでください、その手続に入ってください、いいですよ、こういう話でしょう。そういうことでしょう。  それは、大臣は素直なんですよ。問題の観点をちゃんと理解しているんです。こっちは役人の入れ知恵を真に受けて政治家としての...全文を見る
○中川(正)委員 何回も言ってきたことでありますが、もう一回要求をします。  朝鮮総連、組織として、ここに対しての貸出残高とこれまでの経緯、これの調査の開示、これを求めます。
○中川(正)委員 国民への開示ですよ。ここで住専の例があるでしょう。調査の結果の開示。
○中川(正)委員 朝銀、各地域、あるいは各朝銀が朝鮮総連に対してこれまで流してきた資金、これをつぶさに調べて、それの開示。それから、その資金の中で不良債権化している部分がどれだけあるか。それで、またその不良債権化した資金の使い方。その中で、どれだけ北朝鮮に直接不正送金がなされたか...全文を見る
○中川(正)委員 国民に提示をしろということです。
○中川(正)委員 委員会に提出をしてほしい。
○中川(正)委員 それぞれ、あとは理事会でやってください。  では、次の質問に入っていきます。  そういうことを前提にして考えていくと、これから先の公的資金の投入については、そうした事実が明らかになって、全体像がはっきりと国民に理解ができるというところまでは投入をしないという...全文を見る
○中川(正)委員 また一般論で返ってきますけれども、さっきのそれぞれの担当、公安が特にお話が出ましたけれども、警察もそうですが、これは破防法の対象として見ていく可能性のある組織だというところまで言っているんですよ。それを一般論で切り抜けようなんというような話はないでしょう、これは...全文を見る
○中川(正)委員 これはもっと具体的に言えば、どんなことを考えていかなきゃいけないかというと、第三者で、これで、この処置で困ってくる人たちがいる、それは確かなんですよ。在日朝鮮人でしっかりと商売をしている人たちもいる、金を借りている人たちも、これから借りていかなければいけない人た...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、こんなときに大臣としての職責を果たしてもらわないと、やはりそれは学者さんかなと言われるんですよ。  これは、公安からさっきそんな話が出たんですから、少なくとももう一回この分については考え直す、あるいは、トータルとして議論をすべきことですねというぐらいの問...全文を見る
○中川(正)委員 金融行政に責任を持っているから、私はこの質問をしているんですよ。そんなわからない答弁をしないでください。だんだんおかしくなってくるな。
○中川(正)委員 いや、答えが明確でないから。
○中川(正)委員 質問は明確でしょう。さっき言ったように、それぞれ今の銀行を、理事長だけかえてごまかしていくというんじゃなくて、ここで清算をしなさいと言った。その中で出てくる第三者が犠牲になるというんだったら、その分を別個考えた特別の措置を持ってきたらいいじゃないですか。それは幾...全文を見る
○中川(正)委員 そんなことではおさまらなくなりますから、そのことを申し伝えて、終わります。
11月12日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  引き続いて、基金とJICAについてお尋ねをしていきたいと思うんです。  独立行政法人、今、よく言われる英国などでのエージェンシーのモデルを参考にしながら、日本型の独立行政法人という形態で進めようとしているんだろうと思うんです。それを...全文を見る
○中川(正)委員 それぞれの組織の中で検討されている改革案というのをお話をしていただいたんだと思うのですが、聞いていますと、どうも独立行政法人化をしていくということとさっきの改革案そのものが、そう大したモメンタムでないというか、このままの特殊法人のままでも、当然やらなければならな...全文を見る
○中川(正)委員 これは一つの目玉なんですよね、評価というのは。どのようにパフォーマンスを評価していくかということによって、人事にもかかわってくる。さっきそのようにおっしゃったでしょう。それが、まだこれからです、イメージもわいてこない。有識者って、こんなことはだれでも言えることで...全文を見る
○中川(正)委員 申しわけないけれども、さっきの部分というのは役人の方から答えが出てきた話でありまして、私が期待するのは、大臣、やはりそれ以上のものなんです。そのことを指摘しておきたいと思うんです。  それと同時に、さっき申し上げた外交戦略と、それからそれぞれの事業化の中で、例...全文を見る
○中川(正)委員 これは、もっと具体的に言えば、NGOに対する委託を考えていく場合には、この適用範囲外ということなんですか。そういうふうに解釈していいということですね、さっきの話は。
○中川(正)委員 というように、一つ一つの事業を、NGOの場合は、関係行政機関の長に相談をしながら、相談をしながらというよりも、これは、協議と書いてありますけれども、恐らく一つ一つを許しを請いながらということなんでしょう、やっていかなければならないということが片方あって、もう片方...全文を見る
○中川(正)委員 いや、それは違いますよ。ここにも違うという御意見があります。  NGOは何を今まで主張してきたかというと、微に入り細に入り政府間ベースで話を進めていったら、民間ベースの知恵とそれから民間外交、その中で本当に起き上がってくるものが生かせないんじゃないか、それを、...全文を見る
○中川(正)委員 何か、私と反りが合わないのか知りませんが、冷たいですね、その答弁は。これは独立行政法人で目玉ですよね、人事なんというのは。これを語らなかったらエージェンシーを語る資格はないと思うんです。  もう一回、心を込めて返事してもらえませんか。
○中川(正)委員 ちゃんといいことを言われるじゃないですか。そのとおりだと思うんですよ。それを担保するためのシステムをどうするのかというのがこれは大事なんですよね。本当に運用なんですよ。  そう言っておいて、国家公務員も否定しない、しなかったから、やはり決めさせてもらいましたと...全文を見る
○中川(正)委員 例えば、理事長の問題だけじゃなくて、その周辺の、役員も理事長が決めていくという仕組みになっていますよね。特殊法人、今の形態の中でも同じような形だと思うんですね。  ちょっと聞いてみたいと思うんですが、今、それぞれの組織でほとんどが天下り、私もちょっと数字を持っ...全文を見る
○中川(正)委員 わけのわからない答弁をうまくやられましたけれども、だから、これは精神が浸透していないということなんですよ。  これまでも主務官庁は、大体、全体の半分以上の理事を送ってはいけませんよということがあった。だから、あちこちでたすきがけでそれぞれやってきたというような...全文を見る
○中川(正)委員 では、そのガイドラインを楽しみにしております。  次に、国際交流基金と事業団のそれぞれ個別の問題に一つ二つ踏み込みたいのですが、交流基金は、もともと、これは政府だけが資金を出資していくということではなくて、民間の中でしっかりとこれを支えていくという前提で進めて...全文を見る
○中川(正)委員 そこで、さっき一番冒頭で申し上げたとおり、民間でやっていく部分と、それから、こうした公の関与でないと乗っていかない部分、あるいは国家戦略に基づいた形で重点的にやっていく部分、こういうのを区別して考えていくときに、私の目から見ると、いわゆる基金の主体的な事業と、そ...全文を見る
○中川(正)委員 ここでも同じような話で、そういうことを考えていますというだけで、具体的なものは出てこない。やはり法律がもうここまで来ているんですから、そういうのは具体的に、みずからが発表して、こんなふうに変わっていきますということを、やはり説明責任がありますよ。そのことも指摘を...全文を見る
○中川(正)委員 本当にわからないですね、さっきの説明では。わからないですね。  もう少し具体的に、大臣、説明をしていただけますか。
○中川(正)委員 これは以前から議論が重ねられてきたところでありますが、それの縦割りの中でそれぞれが、戦略的な使い方をせずに、勝手にODAという手段を使って各省庁が、外務省だけじゃなくて、各省庁がやってきた。これについては、この際に一本化をしていく、その中で特にJICAというのを...全文を見る
○中川(正)委員 なぜ、例えばJBICと一緒にしていってはどうかというふうな発想が出てこなかったんですか。
○中川(正)委員 これは逆だと思うんですよ。分けて考えたらだめなんですよ。どういう根拠で分けて考えていくべきなんだというその話が出てくるのか、これはわからないところですね。  JBICだけじゃなくて、そうした意味での戦略的な組織というのを再統合していきながら、システム的な議論が...全文を見る
○中川(正)委員 大枠のフレームと、現場に行ってプロジェクト単位で、このプロジェクトをどう立ち上げていくかというのは違うんですよ。今、JICAの方からも一番最初のころに指摘がありましたけれども、現場主義でいくというのは、プロジェクト単位の中で、トータルでどう立ち上げていくかという...全文を見る
○中川(正)委員 最後に私の感想を申し上げて質問を終わりたいと思うんです。  まず、国家の意思ありきだと思うんですよ。この独立行政法人、あるいは、改革をして、それぞれの組織にどんな戦略を持って業務をなさせるべきか、この意思表示をやはり外務省のサイドからはっきり出してこないとだめ...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第1号
議事録を見る
○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  きょうはありがとうございます。  NATOと一体化していきながら、そうした集団的安全保障という枠組みの中でドイツの軍事力をコントロールしていくというか、その国の流れをコントロールしていくという行き方という御説明をいただいて...全文を見る
○中川(正)小委員 その脈絡の中で先生の御意見を伺いたいんですが、日米安全保障条約に基づいて運用されている日本の今の理論づけですね。  というのは、これは集団安全保障と同じようにみなして、テロ特措法で、武力行使とはいかないけれども、武力行使を伴わないからという理屈なんですが、そ...全文を見る
○中川(正)小委員 最後に、これだけ軽やかにというか、その都度その都度のイシューを問題にしながら憲法を変えてきたドイツの秘訣というのは何ですか。
○中川(正)小委員 ありがとうございました。
11月20日第155回国会 衆議院 外務委員会 第6号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  冒頭、委員長からも先ほどお話がございましたように、きょうの参考人質疑に至る経過の中で、私たちが主張しておりました青山参考人にここに来ていただくことができなかったということ、このことに対して非常に遺憾に思いますし、率直に言って、...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、早速に中身に入っていきたいというふうに思います。  北朝鮮との交渉が非常に硬直化してきているということで、それをいかに打開していくかという課題があるかというふうに思うんですね。そんな中で、まず拉致問題なんですが、ある新聞のインタビューの中で、この拉致...全文を見る
○中川(正)委員 その上に立って改めてお尋ねをしたいんですが、この五人の家族をまず日本に原状復帰させるというか日本に戻して、そこからすべての交渉が始まるという基本姿勢というのは、これはそのまま堅持をし、変わらないわけですね。
○中川(正)委員 次に、安全保障協議なんですが、これについては、十一月中に行うということが前回の交渉の中ではっきりしておるわけでありますが、これは拉致問題とは切り離して交渉、いわゆる安全保障あるいは核の問題を中心にしたミサイル、それに不審船等々があるかと思いますが、これの交渉とい...全文を見る
○中川(正)委員 先ほど朝鮮通信の話が出ましたけれども、その中で、ミサイルの実験について、一応、平壌宣言では無期延期をするというようなことは言ったけれども、これはなしの話だ、もう一度これについては再考して、ミサイルの実験もあり得るというふうな報道が出ていました。  これについて...全文を見る
○中川(正)委員 そのとおりでして、ここでこそ毅然たる態度でひとつ臨んでいただきたいというふうに思います。  もう一つ、その中で、これから経済交渉あるいは人道支援、この中身が、特に冬場になって、向こうの国民自体は非常に苦しい状況にあるということ、そのことが報道されているだけに、...全文を見る
○中川(正)委員 以上、ありがとうございました。
○中川(正)委員長代理 次に、松本善明君。
○中川(正)委員長代理 もう少し大きな声でお願いできますか。
11月22日第155回国会 衆議院 外務委員会 第7号
議事録を見る
○中川(正)委員長代理 その都度理事会で協議をして決定していきたいというふうに思っております。
○中川(正)委員長代理 次に、首藤信彦君。
11月27日第155回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  それぞれ四人の先生方にお尋ねをしたいんですが、本来は、ひょっとしたら我々自身の議論なんだと思うんですが、端的に言うと、この問題の決着をつけるのに、私は、最終は国民投票が一番ふさわしいんじゃないかというふうに思っておりまして、そ...全文を見る
11月28日第155回国会 衆議院 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第1号
議事録を見る
○中川(正)小委員 もうしばらくつき合っていただいて、ありがとうございます。  さっきも、国と地方の役割分担といいますか権限をはっきりさせるべきだという市長さんからの主張がありましたが、今頭の中が整理されずに議論が進んでいるのは、機関委任事務を整理したということによって、地方分...全文を見る
12月06日第155回国会 衆議院 外務委員会 第10号
議事録を見る
○中川(正)委員長代理 次に、桑原豊君。
12月11日第155回国会 衆議院 外務委員会 第11号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  この臨時国会も、委員会、きょうで最後の議論になるわけですが、本当に精力的に委員会の開催をしていただきました。特に、今村筆頭理事には、そうした問題意識をしっかり持っていただいて、議論が大事だという認識のもとに御協力をいただいたことを、こ...全文を見る
○中川(正)委員 もっと具体的に、言い方を変えます。  サダム・フセインという政権がイラクで持続するということが、中東の安定と平和につながるんだというふうに日本政府は考えているのかどうか、日本の国益に対してそれでいいんだということを日本政府が考えているのかどうか、これについては...全文を見る
○中川(正)委員 国家としての意思がないということだと思うんです、さっきの答弁は。そこが非常に日本の外交自体が問われるところでありまして、まさに今回もそうしたことが如実に出てきた。あとは、その意思がないままに、アメリカが動いてくる、そのアメリカが動いてくることに対して追随をしてい...全文を見る
○中川(正)委員 恐らく、どういう枠組みの中で次のイラクの体制を話し合っていこうかということさえも提案をしていないんだというふうに思うのですね、さっきの答弁からいくと。本当に一般的な話でしかないわけでありますから。だから、アフガニスタンのときもそうですが、そこの部分では日本は仲間...全文を見る
○中川(正)委員 実際に腹が決まっていないというか、きれいごとを並べて国家の意思が表明できるという時代はもう終わっているんだと思うんですよ。だから、言うべきことはしっかり言う、それで世界観というのをはっきり持つ、そういう意思表示をやはりやるべきだというふうに思っています。  そ...全文を見る
○中川(正)委員 だから、金正日体制が変わっていくということに対して余り期待せずに、いかにこの体制を弱体化して、最終的には政権を交代させるというふうな流れに持っていくということ、このことが正しいんだろうというふうに思うんですね。  こういう状況が起きてきたときには、国内からもさ...全文を見る
○中川(正)委員 期待をしているという答弁をいただくんじゃなくて、具体的にそのオプションを考えるときだというふうに思うんですよ。  例えば、さっきの情報戦ということから考えたら、今実際に北朝鮮と行き来している人たちがいる。日本の雑誌だとか新聞だとかというふうなものが、その人たち...全文を見る
○中川(正)委員 ぜひ、難民キャンプという名前にしていいのかどうかということも中国の立場としてはあると思うんですが、中国の国境付近で、今の脱出してきている人たちに対してのアサイラムというか、一つの基本的なセンターみたいなもの、こういうものを構築しようと。難民と言ってしまえば中国の...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来ましたので終わりますが、各省庁、これからすごい抵抗ですから、さっきの話というのはしっかり本物にしなきゃいけないですよ。
○中川(正)委員長代理 次に、松本善明君。
○中川(正)委員長代理 理事会で話し合っていきたいというふうに思います。
12月12日第155回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
議事録を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きのうのワシントン・ポストを見ておりますと、アメリカのブッシュ政権が、大量破壊兵器に対して核兵器をもって先制攻撃を行う権利をアメリカは有するというふうな、もちろんこれは一方的な宣言でありますけれども、そういうことがなされており...全文を見る
○中川(正)委員 連邦制の議論が出ておりますが、考え方として、今の基礎自治体、市町村合併が行われている、その関連の上で、例えば、県を統合していく形で道州制あるいは連邦制という議論があるとすれば、私はそれは基本的に間違っているんだろうというふうに思うんです。  今の市町村合併もそ...全文を見る
○中川(正)委員 仙谷委員の発言に少し補足をさせていただいて、私たちの党の内部といいますか、憲法調査会の中での議論をもう少しお話しさせていただきたいというふうに思うんです。  私は、特に安全保障の分野で中心になって議論を進めてきたんですけれども、とにかく、まず現実の問題を取り上...全文を見る
○中川(正)委員 有事法制についての民主党のスタンスにお話が及びましたが、基本的には、これまで表明しておるとおり、有事法制そのものの必要性を認めるというスタンスであります。しかし、具体的に出てきたものは、二つの点で不十分であったということ。  一つは、想定される有事というものが...全文を見る