中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第1号
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○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、知事、お忙しい中ありがとうございました。広域連携について、非常に興味深く拝聴させていただきました。一度また温泉にでもゆっくりお邪魔をさせていただきたいというふうな気持ちになりました。  民主党でも、具体的に地方分...全文を見る
○中川(正)小委員 なるほど、ありがとうございました。  もう一つお尋ねしたいのが、そうなると、先ほどもお話がありましたが、一国多制度といいますか、恐らく基礎的自治体も相当差が、差がというより多様性が出てくる。人口が三百万、四百万ぐらいの中核的な都市を抱える自治体と、どれだけ広...全文を見る
○中川(正)小委員 ありがとうございました。
02月27日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○中川(正)委員 まず、先ほどから議論の中に出てくる元首という言葉の定義が、それぞれの思いの中で統一したものにはなっていないんじゃないかなというふうに思います。  まず、そういう意味で、第四条で規定されている、国事に関する行為のみを天皇は行い、国政に関する機能を有しない。これは...全文を見る
○中川(正)委員 今、市町村合併が進んでいますが、各地域でさまざまな議論がある中で、相当の混乱も起こってきております。  それの一番の原因というのは、これからの国と地方の役割分担、これは、例えば機関委任事務を整理するという、事務の整理じゃなくて、権限、どれだけの基準を国がつくっ...全文を見る
03月13日第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  町長さん、ありがとうございます。長時間にわたって本当に申しわけないことでございます。  全国そうなんですが、私は三重県の鈴鹿市を中心にした地域なんですけれども、やはり合併論がございまして、先ほどお話を聞いていますと、私の地...全文を見る
○中川(正)小委員 非常に興味のある話で、うちもそうなんですね。まず、大きな市と合併をしていくときには、土木業界が非常に反対を大きくしてきまして、入札の範疇が広がってくると大きいところにやられるじゃないかと、損得から始まるというか、そういう構造というのは、恐らく小さい町が大きい町...全文を見る
○中川(正)小委員 以上です。ありがとうございました。
03月20日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○中川(正)委員 アメリカの一連の対応と、それから国連との関係等々については、我々の前原委員の意見表明の中に尽くされているというふうに思うんですが、それを受けて、きのうの党首討論、あるいはそれ以前からの小泉総理の議論を聞いておりますと、本当に、この日本という国、私たちの国家として...全文を見る
04月09日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、外務省関係、大臣、おいでをいただいたわけでありますが、最初に、去年からの懸案も含めて、具体的な話をちょっと確認していきたいというふうに思います。  ことしの一月に、日本人妻、平島さんという方が脱北をして中国に渡って...全文を見る
○中川(正)委員 いや、私の指名は大臣なんです。委員長、大臣なんですよ。大臣なんです。
○中川(正)委員 いや、大臣、大臣なんですよ。
○中川(正)委員 先ほど、中国当局に対して誘拐事件としての通報はしなかったという話がありましたけれども、その当時のマスコミ報道を見ていますと、中国外務省報道局は、十七日夜、日本人妻がブローカー二人に誘拐された重大事件と断定をしているということで、中国当局はこのように発表しています...全文を見る
○中川(正)委員 厳密には中国側にどのように話をしたんですか。
○中川(正)委員 全く、さっきのその中身からいくと、まさにそれは誘拐事件なんですよね。  もう一つ確認したいのは、その第三者というのはだれなんですか。だれのことを言っているんですか、第三者というのは。
○中川(正)委員 いや、これは人の人権がかかっているんですよ。その第三者というのがイム・チョルさんなのか、カンチョルさんなのか、それともその二人以外のまだ第三者がいるのかということによって、このイム・チョル自身、中国当局に誘拐容疑で捕まって犯罪者扱いされたわけですよね。それは、日...全文を見る
○中川(正)委員 いや、私が言っているんじゃなくて、ここに巻き込まれた当事者が言っていると言っているんですよ。(茂木副大臣「自分で言っているじゃないか」と呼ぶ)そうですよ。当事者がそうやって日本政府のことを憤慨していると言っているんです。それは当然でしょう。  そして、もう一つ...全文を見る
○中川(正)委員 これは、これからの脱北者とのこうしたさまざまなかかわりの中で日本政府がどういうスタンスをとっていくかということ、これの一つのメッセージでもあるわけですね、一般の人たちへの。  さっきのような、身の危険を感じたとか、あるいはそのまま北朝鮮に返されるとかいうふうな...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回言いますけれども、多額の金を要求したという人間と、平島さんを具体的にケアして助けていたという人間が違うんですよ。そこのところをわかっていながら、そしてもう一つ言えば、担当者は、そのケアをしている人たちと直接の連絡をとり合って、お互いが信頼関係があって、ど...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来たので最後に申し上げますが、こういうことの中で、誘拐でないという公式見解を持っているんであれば、あれで逮捕された、中国当局が誘拐として身柄拘束して逮捕した直接の当事者、イム・チョル、カンチョル、この二人に対しては、外務省からそれなりのおわびなり、あるいは...全文を見る
○中川(正)委員 それは事実認識が違いますよ。ちゃんと居場所もわかっていたから通報できたわけでしょう。そんな話はないですよ。  それと同時に、日本人と相手は韓国人なんですね、今国籍は。だから、その人たちがどう言おうと我々は関係ないんだという話ですか。さっきの答弁ではそういうこと...全文を見る
05月15日第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第3号
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○中川(正)小委員 民主党の中川正春です。  大分時間が長くなってきまして恐縮ですが、もう一人、二人続きますので、おつき合いをいただきたいというふうに思います。  大変興味深くお話を聞かせていただきました。特に、率直な話をさせていただきたいと思うんですが、それぞれの組織の長を...全文を見る
○中川(正)小委員 いろいろ思いはあるんですけれども、例えば、さっきの政治の判断をしていくときに、山口参考人にお尋ねをしたいんですが、例えばですよ、憲法裁判所ができて、抽象的な違憲審査権もその中にできるという仕組みが仕組みとしてできたときに、この憲法九条について、あるいは集団的自...全文を見る
○中川(正)小委員 そうすると、結局、アメリカの裁判官の任命のときに政党性を意識しながらやっていくのと同じような形で、事前に内閣が裁判官の過去の物の考え方というのをしんしゃくしながら一つの憲法裁判所の裁判官の任命をしていくような構図で恐らくそこのところが解決をされていくんだろうと...全文を見る
○中川(正)小委員 ありがとうございました。
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○中川(正)分科員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、NOx・PM法、ディーゼル規制について、これ一点に絞ってお尋ねをしていきたいというふうに思います。  私は三重県なんですが、その中でも鈴鹿市、四日市市を抱えていまして、今回、新しくこの地域、名古屋を中心にこの規制...全文を見る
○中川(正)分科員 大臣、どう思われますか。これはまだ開発のめどが立っていないということですね。この現状に対してどう思われますか。
○中川(正)分科員 恐らく、買いかえの対象になってくるオーナーがその答弁を聞けば、何でこんな法律をわかっていてつくったんだということになって、これは納得させるところにいきませんよね。この目的は、やはり新車に買いかえろということでしかないんじゃないかということになりますよね、という...全文を見る
○中川(正)分科員 肝心の、名古屋を中心にした新しく導入される地域を、早いところ説明しなきゃいけないじゃないですか、地元に対して。それが説明責任というものでしょう。これだけの目標をやるから、皆さんこれだけのコスト負担をしてくださいと言うのは当たり前のことなんです。それができていな...全文を見る
○中川(正)分科員 話し合いをしているからそれでいいんだというさっきの答弁なんですけれども、そんなことじゃないでしょう。  だから、私が言っているのは、全体の、NOx・PMもコントロールをしていかなければならないという体制に対しては国民もうなずいているんですよ。それを否定してい...全文を見る
○中川(正)分科員 それで納得しないですよ、やはり。商売をしている本人の立場に立ってみてくださいよ。これまでずっと使ってきた車ですよ。大事にして、これでもうけてきたんだと思っている人たちが、突然それが使えなくなる。それは、いつかは買いかえなきゃいけない事態になるだろうけれども、そ...全文を見る
○中川(正)分科員 終わります。
06月04日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  前から、早いところこのお二人の顔をそろえて質問をしたかったということでありますが、きょうやっと実現をいたしました。財務大臣そして総務大臣、それぞれ、今話題になっています税財源の地方への移譲というテーマで話を進めていきたいという...全文を見る
○中川(正)委員 これまでの大臣の発言の中から私なりに理解をしている税財源の移譲というイメージ、大きなフレーム、これは、こここそ政治決断なんだと思うんですが、塩川大臣のイメージというのはこういうことじゃないのかなというのを大ざっぱに言いますと、財源移譲をするというその前提は、国に...全文を見る
○中川(正)委員 課税自主権というのを地方へ向いて広げていく、これは私も賛成ですね。それは恐らく片山さんも大賛成なんだろうというふうに思うんですよ。  その話とは別に、絶えず大臣の話から出てくるのは、例えば、今の所得税の一部、これは総務省の方から具体的に提案もあったような話です...全文を見る
○中川(正)委員 そこで、きょうは、前に私が質問した同じことを実は大臣に質問しているんですが、そのときの答弁と比べると大分やわらかくなってきた。恐らくそれぞれの議論を前提にしながら考えておられるんだろうと思うんです。  そのときにいつも出てくるのが、そのように、基幹税を地方へ移...全文を見る
○中川(正)委員 従来の主張と大分変わってきたというように思うので、いずれにしても、私の気持ちからいうと、それは正しい変わり方だというふうに評価を申し上げたいと思うんですね。  このことに対して、片山大臣、試案も含めて出しておられますね。それは、さっきの基幹税を地方へ向いて移し...全文を見る
○中川(正)委員 このさっきの片山試案、原則的に基幹税を地方へ向いて渡す、その分、国から回っている補助金、負担金を中心に削って調整をする。これは、塩川大臣はいいんですか、さっきの話でいくと。
○中川(正)委員 前に、目をつり上げて議論をしていたころと大分雰囲気が変わってきたということがよくわかりました。  その上で、もう一つ、さっき、全体の業務をどのように分担を考えていくかという、これが前提にないといけませんねと、まさにそのとおりだと思うんです。その整理ができていな...全文を見る
○中川(正)委員 片山大臣、この問題は、本当は小泉さんに直接聞くのが一番いいんでしょうけれども、これはだれが整理していくんですか。
○中川(正)委員 個別論議の交渉でやるという話ですが、私はこここそ地方分権の根幹にかかわるところなんだと思うんですよね。  遠山大臣に改めて聞きたいんですが、恐らく、ナショナルミニマムというか、それぞれが憲法で保障されたいわゆる権利を、基本的人権というのを有しておる、それに基づ...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの説明の枠の中であえて言うならば、その最低限度、国がやっていかなければならない最低限度の保障というのは何なのかということにはっきりと言及しないと、そこのところの分権、いわゆる納得のいく分権政策というのは出てこないんだろうと思うんです。  私たち民主党も、...全文を見る
○中川(正)委員 最後に、時間が来ましたので、二つだけ指摘をしておきたいと思います。  さっき官僚のせいにされましたけれども、これは法律のつくり方にもよるんですよ。大枠だけつくっておいて、細かい基準を政省令で国が微に入り細に入りつくる。この法律の体系というのはやはり見直すという...全文を見る
06月24日第156回国会 衆議院 本会議 第42号
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○中川正春君 民主党の中川正春でございます。  私は、党を代表して、イラク人道復興支援特別措置法案につき、総理及び関係大臣に質問いたします。(拍手)  最初に、国際政治の枠組みに対する基本的な認識について意見を述べ、あわせて、総理の認識をただしたいと思います。  ブッシュ政...全文を見る
○中川正春君(続) 私たちは、日本の真の国益を見据えて、独自の国際戦略を構築するときに来ているのであります。このことを指摘して、私の質問を終わります。  ありがとうございました。(拍手)     〔内閣総理大臣小泉純一郎君登壇〕
07月02日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○中川(正)委員 冒頭、質問に入る前に、委員長に一言申し上げておきたいというふうに思うんです。  先ほど、この委員会の理事会の席で、与党の筆頭理事から、これまでは非常に関係がうまくできておりまして、友情は育ってきておるんですが、きょうになって急に距離が開いてきまして、あした採決...全文を見る
○中川(正)委員 では、答えてください。
○中川(正)委員 それでは、ここで質問に入っていきたいというふうに思います。  私は、ここでは、我が党の修正案、こうして議論に移していただいたわけでありますが、そんな中で、論点の整理をするつもりで、これまでのそれぞれの中で積み重ねてきたことを土台にしてお尋ねをしていきたいという...全文を見る
○中川(正)委員 その程度のものであれば、これはさっきの民主党の議論にあったように、二年を経てまた見直しという機会、それが、国会のチェックが入って現地の状況をつかめるということの中で機能を果たしていくわけでありますから、そこのところをぜひ与党サイドから改めて修正案でも出してきてい...全文を見る
○中川(正)委員 アメリカの武力行使を心から支持をしているわけではないというさっきの答弁は、小泉さんと違いますね、ちょっと。そこのところについては後日に、最終的にはまた総括質疑があるんだと思うので、後日に譲りますが、民主党から改めてこの問題について、これを削った理由、それから、先...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどの発言で気になるところがおありだったようですが、小泉さんと話が違うというところ、それを反論していただいても結構ですし、それからもう一つは、あえて言えば、筋道を立てるためにこれをつけるというふうにおっしゃいましたけれども、あれを読んでいる限り、そういうことじ...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、次に移らせていただきます。  次は事前承認のポイントなんですが、これは民主党案では自衛隊の項目をすべて消し込んだものですから、具体的にはこの法案の中には反映されてこないんですけれども、従来からの民主党の主張は、事前承認すべし、事前承認だけじゃなくて情...全文を見る
○中川(正)委員 地元に帰って、今ここで議論していることの中身について国民に尋ねますと、具体的なイメージがわいてこないと。イラクに支援をするといっても、ここで、それこそこの委員会で何回も何回も出てきている、一体何をしたいんだと。戦闘地域、非戦闘地域でこういうフィクションみたいな話...全文を見る
○中川(正)委員 説得力はあると思うんです。国民もそれを求めていると思うんですよ。  そこについて改めてじっくり考えていただいて、それを直していただいたからこっちも言うことを聞くということにはならないかと思うんですが、しかし、国民にとってわかりやすい、あるいはシビリアンコントロ...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ、そこで目的を確認したいんですが、いわゆる人道支援というのと、それから治安維持、米軍の部隊そのものが直接に活動する治安維持とそれから掃討作戦なんかを含めたいわゆる軍隊としての行動と二通りありますよね。  さっきのところは、C130はどちらの物資を主に運...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、武器弾薬も含めて、それぞれ、C130でもそれから陸上輸送でも輸送をするという前提で、今、基本計画が組まれているということですね。
○中川(正)委員 だから見えてこないのですね。だから、こういう話というのは、やはり基本計画を事前に我々の中で議論をしていくということが大切なんだろうと思うのです。  もう一言言わせてもらえれば、前回のガラガラヘビの話に戻るんですが、これはやはり組織的に、CPAのいわゆる軍事業務...全文を見る
○中川(正)委員 もうこのフィクションの話はやめておこうかと思ったんですけれども、ちょっと一つ気になる。  具体的にどういうことなんですか。前の私の説明の受け取り方は、ここだったらいいだろう、具体的にこういう基本計画を立ててきて、地域も、この地域を限定してこれだけの活動をします...全文を見る
○中川(正)委員 やはりわかりませんね。だから、これはだめですよ。私もそんなにむちゃくちゃ頭が悪いという卑下はしていないんですけれども。だから、日本の国民がどこまでこれをわかるかなというと、わからないんですよ、これは。  だから、ここもお願いをしたいんですよ。与党の方で、これ、...全文を見る
○中川(正)委員 わかりません。まだまだ理解できません。そのことを申し上げて、次に進みたいと思うんですが、時間が迫ってきていますので、最後、一番大事なところ、これは自衛隊の派遣ということであります。  これは先ほども議論があって、これからもそのお話があるんだろうと思うんですが、...全文を見る
○中川(正)委員 ここで論点がはっきりしてきていると思うんですが、安全性とニーズ、自衛隊でなければならないというニーズが今のところ特定できない。やるんだったらもっと具体的に挙げてきたらいいじゃないですか、この議論の中で。具体的な話がないだけに、我々は、自分たちの調査を出した時点で...全文を見る
07月03日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  質問に入ります。  イラクでは戦争が、いわゆる米軍の侵攻が始まってから七千六百人の人命が失われてきた、こんなふうに言われてきております。米軍が最近攻撃されて、六十人以上という数字はよく出てくるんですが、イラクの国民は七千六百...全文を見る
○中川(正)委員 この発言を否定されたということでありますから、そのことについてはこの場ではこれ以上は追及はいたしません。  その上で、総理にお伺いをしていきたいというふうに思います。  今回の法案、特措法という形で改めて自衛隊の派遣が出てきたということは、PKOの枠組みを超...全文を見る
○中川(正)委員 非戦闘地域で人道支援をするというのは、これはPKOでできる活動じゃないですか。では、なぜそのPKOという形態がとれる状況、その中でやるということにならないんですか。なかなか、総理、整理ができていないんじゃないんですか、頭の中で。もう一回、総理、答えてください。
○中川(正)委員 まず、総理、これはアメリカに頼まれて、自衛隊を派遣するという決断が先にあったんじゃないんですか。
○中川(正)委員 この議論を通じてはっきりしてきたのは、さまざまな復興支援に対するニーズは確かにある。ところが、考えてみたら、必ずしも自衛隊、自衛隊と言わなくても、民間のさまざまな活力、特にある程度発展したイラクの社会インフラから見てみると、それを縦横に活用した形で復興を組み立て...全文を見る
○中川(正)委員 これは話のすりかえがありまして、私たちが言っているのは、自衛隊だからやったらいけないと言っているんじゃないんです。(小泉内閣総理大臣「いやいや」と呼ぶ)そうじゃないんです、そうじゃない。  これは、一つは、自衛隊でやるよりももっと効果的に日本が貢献できる道筋が...全文を見る
○中川(正)委員 これからの世界秩序を論じていくのに、アメリカの一国主義というものをどのように日本として評価していくかという、これが一つの大きなポイントになってくるんだろうと思うんです。  この後続いてくるのは、イラクだけじゃなくて、イランの問題が具体的にあります。午前中の議論...全文を見る
○中川(正)委員 今どのように見ていられますかと言っているんですよ。
○中川(正)委員 さっきの答弁、両方とも、日本の政策がないということだと思うんですよ。何も一言も出なかったでしょう。ないんでしょう、総理。総理、ないんでしょう。
○中川(正)委員 こういう答弁でずっと終始してきて、結局のところは日本の意思というのが出てこないんですよ。それだったら、流れるままに外交が流されていきますよ、それでいいんですよと言っているのと同じだ。だから、アメリカの一国主義の中に引き込まれていって、その世界の秩序というのを日本...全文を見る
○中川(正)委員 そのことをずっと前へ進めていけば、イランの話も、ああ、そうですかと言って、油田はあきらめろと日本のジョイントベンチャーに言うんですか。
○中川(正)委員 わかりません。そうしたわけのわからない国際政治論といいますか、それは国家の意思というのがないですよ、それだと。  改めて聞きます。  イランの今回の話というのは、先に延ばせるような話じゃない。具体的に来ているんですよ、あきらめろ、一緒に協力しろと。私は、この...全文を見る
○中川(正)委員 私も余り、自虐的なとさっき話が出ましたが、その言葉を避けようと思って、これで大分コントロールしてきたんですけれども、これは自虐的というんじゃなくて、実際、我々、こうした外交問題というのを議論していると、本当に情けない気持ちになってくるということは確かなんです。 ...全文を見る
○中川(正)委員 自虐的じゃなくて、民主党に誇りを持って我々はやっていますよ。  やはり意思がない。国家の意思をつくれないようなリーダーというのは、リーダーの資格はありません。  以上、そのことを申し上げて、質問を終わります。
○中川(正)委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました動議について御説明をいたします。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     国連主導によるイラクへの人道復興支援の実現を求めるの件(案) ...全文を見る
07月10日第156回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第5号
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○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  統治機構の議論をするたびに私自身がつくづく思うことが一つあるんですが、それは、憲法を戦後新しく導入していく過程で、形態的にはイギリス型の議院内閣制という形態をとりながら、運用の面でアメリカの大統領制の部分というものが、それこ...全文を見る
○中川(正)小委員 民主党は、そこのところにしっかりと焦点を絞りながら、次の内閣というのを組織して、そこで一元化をしていくということですね。政権についたときには、それが一元化をした形で入り込んでいくという体制にあるわけですが、そういう観点から見て、野党の立場から改めてこの問題を論...全文を見る
○中川(正)小委員 時間が来たようです。ありがとうございました。
07月14日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○中川(正)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成十三年度決算を議決案のとおり決するに反対の討論を行います。  反対理由の第一は、十三年度以降、現在に至るまで、小泉内閣が経済失政を繰り返しているということであります。  小泉総理は十三年度に二度も補正予算を組みながら...全文を見る
10月02日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○中川(正)委員 この委員会は連日夜になってしまいまして、熱心に皆さんが参加をしていただいています。本来なら、委員長や与党の筆頭理事から、一言、済みませんねとか、御苦労さまですねとか、そういう話が出てきて当然なんだろうというふうに思うんですけれども、お二人に成りかわりまして、まず...全文を見る
○中川(正)委員 どれだけ言ってもわかってもらえるようなこれまでの議論の経過がないので、それだけのことなんですけれども、例えば、EUの高官が、これも役人ですよね、言うぐらいの話をぽおんと打ち出したらどうですか。例えば百億ドルと言ってきそうだ、それに対しては日本政府としても、そんな...全文を見る
○中川(正)委員 何を運んでいるんですか、こう聞いたんですよね。そうしたら、最初はテントや事務机を運んでいましたと。それから最近は、食料品を運んだ後のずだ袋、食料品じゃないです、ずだ袋、これを飛行機に満載して運んだり、プラスチックのパレット、こういうものを運んでいるんですね。 ...全文を見る
○中川(正)委員 そんなことからいくと、どうですか、防衛庁長官、これは本当にやっていく価値があるんですか。
○中川(正)委員 こういう話をしたのは、自衛隊の使い方にはやはり無理があるんですよ。しっくりいっていない。それはなぜかといったら、何とかアメリカの要請に対して形をつくらなきゃいけない、それで無理やりにこじつけて、本来の、自衛隊の人たちがこれなら、いわゆる隊員がこれならという納得の...全文を見る
○中川(正)委員 これもきつい話になりますが、もう一つだけ、国民を納得させる意味でちょっと真意を聞いておきたいんですが、たまたま自衛官の俸給表を、今回、同じように上げられている法案の中で給与を下げていく話があったものですから、取り寄せて、その上でアメリカとの対比を一遍してみたらど...全文を見る
○中川(正)委員 アフガニスタンの、今度は地上の方の議論をしたいと思いますが、さらに治安というか、治安という以上に、それぞれの部族間の闘争が悪化をしてきているということ、そんな中で私たちも聞いてきたのは、それぞれの国が役割を分担しながら国軍の創設であるとか警察の再建あるいは麻薬対...全文を見る
○中川(正)委員 さっき申し上げたように、これは現地のDDRのイメージと全く違うように思います。時間をかけてそのようにと、これはそれこそ役人答弁ですよ。やらないというのと同じこと。これは恐らく、この事業そのものも、日本が引き受けてやったということ自体にミスマッチがあるんじゃないか...全文を見る
10月03日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○中川(正)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出のテロ対策特別措置法の一部改正案に反対し、民主党提出の修正案に賛成の立場から討論を行います。  二〇〇一年九月十一日に米国で発生した同時多発テロは、日本人を含む多くの罪なき人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な行為でありま...全文を見る
12月15日第158回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○中川(正)委員 総理を相手にやりたかったのでありますが、残念なことに、行かれました。  まず冒頭、私からも、奥大使、そして井ノ上一等書記官の御冥福を心からお祈りしたいというふうに思っております。  同時に、その犠牲の上に立って、我々の国が過ちないよう、改めてきょうは、方向転...全文を見る
○中川(正)委員 十月の十八日に、ビンラディンが、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラを通じて、アメリカに協力する国への報復を宣告しています。その中に、イギリス、スペイン、オーストラリア、ポーランド、日本、イタリア、これが名指しで入っておるということ。  その後、その翌日に、国...全文を見る
○中川(正)委員 それは、仮に、外務省がこれから調査していく中で、これが日本の外交官ということを意図して、それを目的にしてテロがなされたということがはっきりしても、やはりこの決断、自衛隊を派遣するという決断は変わらない、そういう意味ですか。
○中川(正)委員 先ほど、戦闘地域と非戦闘地域の議論がありましたけれども、そのこと以上に、確実にテロに遭うという可能性というのが、こうして現地の警察の方も日本に対して、それは標的になっていますよという警告を発しているわけです。そのことがはっきりしていて、確実にテロに遭うという可能...全文を見る
○中川(正)委員 防衛庁長官、これはわからないということであるとすれば、これはわかるまでこの自衛隊の派遣というのは延期をすべきだというふうに思うのですよ。
○中川(正)委員 お話を聞いていますと、戦いますよという宣言だと思うんですね。戦いますよと。だから、あの危険を避けていくという条項というのは、戦いを避ける、そういう意味なんですよ。戦いのないところへ向いて自衛隊は入りますよという意味なんですよ。それが、そこで戦われるということがま...全文を見る
○中川(正)委員 防衛庁長官は地域にこだわりますけれども、大体、戦闘地域、非戦闘地域という概念をここに持ち出して規定しようという、その法律の枠組みそのものがこれは現実離れしているというのは、もう我々の最初からの議論なんです。そうじゃない。今標的にされているのはアメリカなんです。ア...全文を見る
○中川(正)委員 大分論点はっきりしてきたと思うのですね。  テロに屈しないということは、まさに意図するところ、いわゆる政府が意図するところは、テロと戦う、こういう意味ですね。さっきのお話を聞いていると、まさにそうじゃないですか。それだけの装備を持って、負けないように戦うという...全文を見る
○中川(正)委員 この間、私もイラクにこの委員会から派遣されて行ってきました。ちょうど、これから日本が取り組もうとする水の浄化施設、これを、たまたまアメリカ軍の駐留をしておった昔の宮殿跡、そこで給水施設を稼働している状況を見てきました。  自衛隊でなければできないという仕事じゃ...全文を見る
○中川(正)委員 これまでのPKOとイラクとは確実に違うんです。それは何が違うかというと、PKOが評価をされた、成功した、うまくいったというのは、中立性があるからです。日本としてあの中に入っていった、日本の中立性が守られて、その中で、PKOという枠組みの中の貢献をしたからです。 ...全文を見る
○中川(正)委員 いつも日本政府の答弁というのは、アメリカの情報、アメリカの見解、それをもとにしてこうして出てくるわけであります。  中立的でないというのは、既にイラクで起こっていることを見たらわかるでしょう。確実にアメリカの政府と日本の支援というのは同一視されつつある。それが...全文を見る
○中川(正)委員 基本は、自衛隊にこだわり過ぎるということなんですよ。日本の貢献の幅というのはいっぱいある。その中で、なぜ自衛隊、自衛隊とこだわるか。  これは、アメリカとの同盟、この言葉であらわしていますけれども、違うんです。これは小泉政権とブッシュ政権のできレースなんです。...全文を見る
○中川(正)委員 以上、ありがとうございました。私の質問を終わります。