中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  まだ、このイラクの特別委員会はきのう始まったばかりでありまして、こうして議論すればするほど、ますますその論点が混迷してくるし、派遣命令を出したその基本的なデータあるいは情報そのものが、どうも捏造されたものじゃないか、あるいは故意に正当...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、しばらく、この先遣隊がもたらした報告に基づいて質問をしていきたいと思います。  先ほども出たんですが、ここで、この二日間の間ですが、その間だけでも、先ほど話の出ましたサマワ市の評議会について、存在する、しない、もうさまざまに答弁が変わりまして、今でも...全文を見る
○中川(正)委員 実は、それぞれこのことについて報道があるんですね。特に共同がもたらしているもの、あるいはその周辺もそうなんですが、ただ知事に対する、いわゆる知事が一方的にそうしたことを突然知らせてきたということに対する反発なんというのは、どこもそんな分析をしていないんです。 ...全文を見る
○中川(正)委員 実は、CPAが選挙をそこで実施していく、その準備をしていく過程で、直接選挙にするか間接選挙にするか、このことがもう課題となっている、いわゆる一つの紛争の種になっているというのはよく御存じだと思うんです。  その中で、間接選挙にすれば、シーア派、いわゆる多数を占...全文を見る
○中川(正)委員 実はこの報告書の中に、「治安情勢」という項目で、二番目の「サマーワ市周辺の情勢」、先ほど原口議員が示された、その項目があるんですね。その中に、一月三日に発生したデモの話があります。この一月三日のデモは、清掃作業に伴う雇用がプロジェクト終了に伴いなくなったことに起...全文を見る
○中川(正)委員 実は、私の手元にレバノンのデーリー・スター、現地の新聞の記事があるんですよ。そこに、自衛隊が到着して四十八時間以内に起こった、さっきのシスターニ師との関連の中で、シーア派が直接選挙を求めながら、確かにそうある、もっと過激に自分たちの主張をしている。その過激な内容...全文を見る
○中川(正)委員 余りにも一方的な、例えばどこからその情報をとったかといったら、それぞれこれから援助をする対象の部族の長、それからCPA、オランダ軍、みんなそれは自分たちを取り巻いている同胞じゃないですか。そこから来た情報だけで、大歓迎されている、こういう話になって、もう片方で、...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどの事実認識、それから、評議会でだれが代表かということに対する二転三転の答弁、それから、これから後、恐らく共産党から改めて問題提起がなされるだろうと思うんですが、きのう出てきたこの報告書のもとのシナリオ、これは、先遣隊が調査に行く前に、こういうふうな形の報告...全文を見る
○中川(正)委員 これだけ、ベースになっている情報が、クレディビリティー、信頼性、信用できないというようなことになってきたんですから、改めて要求します。派遣命令の撤回をしてください。あるいは、その上で再調査をして、現実どのようなことになっているのかというのを改めて国民に説明をしな...全文を見る
○中川(正)委員 このイラク派遣というのは、この特徴は、アフガニスタンと比べてみると、なぜ今回の話が出てきたかというのはよくわかると思うんですね。  テロ特措法、アフガニスタンの場合は、これはNATOが、あるいは国連が関与をしていた。だから、アメリカにとっては、その中で一つの国...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 外務委員会北朝鮮による拉致及び核開発問題等に関する小委員会 第3号
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○中川(正)小委員 民主党の中川正春でございます。  金さん、李さん、陣さんには、きょうは本当にありがとうございます。  民主党の拉致対策本部は、皆さんが日本で拉致問題について連携をしていく、日本の拉致家族の皆さんそして被害者の皆さんと連携をしていくことによって、そしてまた韓...全文を見る
○中川(正)小委員 北では、都合の悪い情報、あるいは都合の悪い人ということになると、死亡したというふうに発表をする、こういうことがあるんですが、その点については皆さんどう考えられますでしょうか。     〔中谷小委員長代理退席、小委員長着席〕
○中川(正)小委員 先ほどから李さんの発言の中に、自分が見ただけでも百人以上の日本人の拉致の人たちがいる、自分の経験からそれぐらいの人たちがいるんではないかというお話が出ました。恐らく、三人の皆さんがこうして発言されただけでもこれだけの情報が出たんですから、韓国には、脱北をして年...全文を見る
○中川(正)小委員 最後にもう一つお伺いをしたいんですが、私たちは、ぜひとも、韓国政府もこの拉致問題について積極的に発言をして、人権を回復するという私たちとの共通の理念でもって北朝鮮に対峙してほしいというふうに思っております。  そういう点からいって、今回こうして来ていただいて...全文を見る
04月01日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○中川(正)委員 話の緊急性を理解していただいて、急遽質問に立たせていただくことを許していただいた与党の理事の皆さんに感謝をしたいと思います。  その上で、先ほどの議論をずっと総括をしますと、二つ、一つは質問、それから一つは提案をしたいと思うんです。  一つは、これは国民にと...全文を見る
○中川(正)委員 これまでの話は、どんどんどんどん中身が変わってきているんですよ、外務省からの説明は。同時に、外務省が唯一言っていることは、わからない、真相はわからないということだけなんです。そんなもの説明になりません。  そのことを肝に銘じて、改めて総括的に、外務省の今の捜査...全文を見る
○中川(正)委員 その上で、話題が、これはテロなんですが、拉致あるいは脱北者、北朝鮮の拉致の問題あるいは脱北の問題もテロにかかわるということでありますので、その関連の中から質問をさせていただきたい。特に、大臣が中国へ向けて出発をされるということでありましたので、急遽ここで質問をさ...全文を見る
○中川(正)委員 一言申し上げたいと思うんですが、国内法、確かに中国も法律で律していますけれども、もう一方で、難民条約に加盟をしている国であります。だから、そういう意味では、北朝鮮から脱北をして、その人たちが北朝鮮へもう一回送り返されるということになると、そこで収容所に入れられて...全文を見る
○中川(正)委員 以上です。ありがとうございました。
04月22日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  質問に入る前に、委員長に一つ、こんなことでどうでしょうかという提案を申し上げたいんですが、さっきから外務大臣、体の調子が悪いんだというメモをいただいていまして、もし後の皆さんの御了解をいただければ、これでお引き取りをいただく方がいいん...全文を見る
○中川(正)委員 その上で、一つ苦言を呈したいんですが、こういう中途半端な仕切りをしないようにしてください。もしだめであるのであれば、最初からそのような前提で、理事会でちゃんと了解をとって、大臣なしでやるかあるいはこの委員会をやめるか、そういうことは理事会でしっかり議論していただ...全文を見る
○中川(正)委員 そういうことだけ申し上げておきたいというふうに思います。
○中川(正)委員 まず最初に、今の、これまでの質問の中にも繰り返し出ていましたが、現在のイラク情勢と人質問題というのは一つの危機管理であったんだと思うので、その辺を少し、改めて総括をしていきたいというふうに思っています。  最初に、スペイン軍、これはスペインだけじゃなくて、ポー...全文を見る
○中川(正)委員 そんな返事はないでしょう。  防衛庁長官、どう考えておりますか。
○中川(正)委員 私は、そんな中途半端な、抽象的な話をしているんじゃないんです。スペインや、その他ポーランドも含めて周辺国が撤退をするということは、日本の情勢がどうなのかということを国民は当然心配するということですね。それに対して日本政府としては、スペインの状況、こういう状況の中...全文を見る
○中川(正)委員 では、具体的にいきましょう。  一つは、列車に対するテロがあったと思うんですね、国内の。これはスペインの国民を大きく動揺させましたし、もう一方でいえば、それだけのリスクを負いながら、それこそ大義のないイラクへの軍事派遣というもののリスクを負わないという決断をス...全文を見る
○中川(正)委員 それは大義があっての話なんですよ。それだけのリスクを負って行くという、その価値のある大義があって初めて我々はリスクを負って行くんですよ。今、その大義が崩れているということ、このことを強く政府は意識しなきゃいけないというふうに思います。これが一つ。  それから、...全文を見る
○中川(正)委員 私はもっと具体的に聞いたんです。サドル師の逮捕あるいはナジャフの町の中への進攻については、日本政府はアメリカ、いわゆるCPAに対してどういう意思表示をしているんですか、それとも、意思表示は全くしていないんですか、勝手にやってくれと言っているんですか。どっちなんで...全文を見る
○中川(正)委員 私がこれを何回も聞くのは、ここは非常に大事なポイントだと思うんですよ。ナジャフの扱い方一つに、日本の自衛隊が今いる南部地域全体がかかわってきているわけですよ。これは恐らく、ナジャフで武力行使が始まったら、自衛隊がそこにそのままいられるだろうという状況ではなくなっ...全文を見る
○中川(正)委員 答えさせてください。私の質問に答えてないです。
○中川(正)委員 もう一回言います。  ナジャフで、今、アメリカ軍が包囲している、サドル師を捕まえようという状況になっている、それに対して、日本は、ナジャフに対する軍事進攻はだめだ、そのことをアメリカあるいはCPAにはっきりと表明すべきだと思うんですが、どうですか。
○中川(正)委員 答弁は、意思表示をしていないということだと思います。どうして意思表示ができないのか、それを答えてください。どうしてだめだと言えないのか、答えてください。
○中川(正)委員 もし仮に、そのことをそのままCPAに伝える、あるいはナジャフの司令官へ向けて伝えたら、何を言っているのかわからないと言いますよ、日本は何を考えているんだと。恥ずかしい話ですよ。  だから、そういう国家の意思を決めなきゃいけないときに中途半端に流していくというこ...全文を見る
○中川(正)委員 もっと具体的に聞いていきたいと思うんです。  たまたまといいますか、民間人あるいはNGOあるいはジャーナリストの皆さんが、三人そして二人という形で誘拐された、拉致されたということなんですが、周辺の状況を見ていると、日本だけじゃなくて、各国それぞれの形で連鎖的に...全文を見る
○中川(正)委員 これは、あの三人やあの二人でなくてもよかったんですね。恐らく、例えば日本人の外交官が直接拉致されるという可能性もあった、あるいは自衛官そのものが拉致されるという可能性もある、そういうことですね。  私の言いたいのは、そういう意味での組織的あるいは意図的なシンジ...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ確かめておきたいのは、今回の事件の特徴というのはテレビなんですね。アルジャジーラの映像を通じてそれぞれ意思表示があった。それが日本の国内世論あるいはそれぞれの関係筋を動かしながら、また、こちらもテレビを使ってそれなりのアピールをした。間接的な動きが連続し...全文を見る
○中川(正)委員 今、私たちは有事法制を議論しているわけですが、恐らく、こういうパターンの国内テロ、これは海外ですが、国内テロあるいは周辺地域からのさまざまな事件というのは、これから先、可能性としてはあると思うんですね。こういうパターンというのは、こうしたメディアを通じて、あるい...全文を見る
○中川(正)委員 総括する、それを発表するということを言っていただきましたが、この事態特との関連で非常に大事だというふうに私は思いますので、この法案の中でそのことをぜひ生かしていきたい。いつまでにそれができますか。
○中川(正)委員 井上大臣、さっきの議論を聞いていただいて、今、この法制の中で、いわゆる国民の知る権利あるいは基本的人権をどのようにコントロールしていくか、そういう枠組みの中で議論しているんですね。それと同時に、例えばああいうことが国内で起こって、テロのメッセージがテレビ局に届い...全文を見る
○中川(正)委員 私はさっき、国内で起こったときの例を出しましたが、恐らく、武力対処でいろいろな可能性を秘めながら世界情勢が動いていく、その武力対処のきっかけになる、あるいはそのおそれのきっかけになることというのは、海外で、海外というのは周辺地域も含めた海外で、かつアメリカが積極...全文を見る
○中川(正)委員 十分でなかったんだと思うんですよ。イラクで起こった人質事件の結果、我々が理解できたことは、それが十分でなかったということだと思うんですね。そう思われませんか。
○中川(正)委員 そういう意味で日本版FEMAの提案を私たちはしているわけですが、その中の一つの大きな軸として、情報対応、情報に対して対応していく。それぞれ法案の中にある情報の整理という意味じゃなくて、いわゆる情報戦略というものを具体的に現場でつくって、専門家をしっかり育てて、そ...全文を見る
○中川(正)委員 終わります。
05月27日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第13号
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○中川(正)委員 きょうは、今さまざまに進展しています問題をトータルで整理していきたいというふうに思うんですが、その前に、ちょっと通告が遅かったので恐縮だったんですけれども、一つ確認をしていきたいというふうに思います。  日本でもアルカイーダの系列のテロ容疑者、ヒム容疑者あるい...全文を見る
○中川(正)委員 いいですか、今、国民はここのところを一番知りたいんですよ。これは、自衛隊が派遣されているということに関連をした犯行声明というか犯行予告声明、日本もねらいますよという声明があるだけに、実際、こういう具体的な形で犯人が抽出されてきたという事実に対して、これをどう解釈...全文を見る
○中川(正)委員 それでは答えになっていない。では、具体的に質問していきます。  新聞報道で言われているように、今回の潜伏というのは、資金調達あるいはマネーロンダリングを、日本の国内を経由して、あるいは日本の国内でやるために潜伏していたものと解釈しているのか、それとも、テロの直...全文を見る
○中川(正)委員 両方とも可能性があるということであれば、それなりの情報をやはり国民に知らせていく、その義務は公安もあると思うんですよ。  それと同時に、この容疑者というのは、八回にわたって日本を出たり入ったりしている。これは入管をすり抜けているわけであります。そういう状況の中...全文を見る
○中川(正)委員 そういう事実をもって、国民に対しては、公安調査庁としてはどういうふうに説明責任、情報開示、あるいは、それに対する体制を、アラートするために知らしめるような形態を考えているんですか。今のような話で、いや、何もしゃべらないという体制なんですか。そこはトータルでどうい...全文を見る
○中川(正)委員 どこでどういうふうに公開したんですか。(発言する者あり)初めて聞いたと与党の理事も言っていますよ。  もっと言えば、もっと具体的な話でやはりここで説明しなきゃいけない。  だから、例えばアメリカで、長官が、数カ月以内にテロの起こる可能性がある、ここまではっき...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そういう会議で内向きにやっているという話ではだめなんですよ。ちゃんと国民に対して説明責任を果たさなきゃいけない。そういうシステムをしいてください。それで、我々に、私たちの理事会に対してそうしたさっきのような基準ではっきりとまず説明する。この席でもいい、理事...全文を見る
○中川(正)委員 委員長、これは、速やかに委員会の意思として一遍まとめていただいて、そこのところの情報開示をはっきりと求めるという体制に入っていただきたいというふうに思います。検討してください。
○中川(正)委員 はい、そこを一遍話し合っていきましょう。  それでは、次に進んでいきたいというふうに思います。  国連決議の準備が進みつつあって、その中でさまざまな議論が出ていますが、まず一度整理したいのはイラク統治の移行プロセス、具体的にブラヒミ提案というのがありますけれ...全文を見る
○中川(正)委員 今、大臣は客観的に事の動きを説明されましたけれども、その中で、特に国連の米英案と、それから、フランス、ドイツあるいはロシア、中国も新しい提案が出てきましたが、それぞれある。そのスタンスに対して、日本政府は今どういう立場にあるんですか。論点を整理しながら、日本政府...全文を見る
○中川(正)委員 もっと具体的に聞いていきます。  一つは、暫定政権に対して、アメリカは顧問団の派遣を二百人の規模から考えている。例えば、国防省二十人、内務省二十七人。そういう経緯の中で、実質的に、ほかの国からの顧問団というのを前提にせずに、アメリカが九〇%以上という形でコント...全文を見る
○中川(正)委員 時間が限られているので、残念なんですが、ちょっとはしょって聞いていきます。  こういう新しい枠組みあるいは政治的プロセスで、国連が前に出ながら、あるいは形の上で国連と暫定政権の中でやっていく体制ができて、では、治安がおさまっていくか、あるいはテロの活動というの...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来ましたので、一つだけ指摘をしておきたいと思います。  なぜ撤退シナリオと言うかというと、どうもこのままでいくと、アメリカにもう日本はここまで危険になってきたからいいよということを言ってもらうまで、あるいは、アメリカ自体がもうこの状況でやっていられないか...全文を見る
06月01日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、冒頭、一般質疑という形態をとっておりますが、本来、この後上程されます特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法案、これについて集中的に質問をさせていただきたいというふうに思っております。  これは、私たち民主党とそれか...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどの話で意外に思ったのは、金の動きなんですが、現金の持ち出しが二十六億円という額に上るということに対して、これは人が持って北朝鮮に運んだという意味だと思うんですが、一般の送金が八千万円ということになっていますね。これはどうしてこれだけの格差が出てくるのか。恐...全文を見る
○中川(正)委員 貿易額だけで輸入が二百二億円あるということが片方で出ていて、送金がこれぐらいしかつかんでいないということ、これ自体は、今の財務省の統計が全く当てにならないということですね。実態をつかめていないんですよ。  そういう中で、すべて、いわゆる為替法の改正もやったわけ...全文を見る
○中川(正)委員 ますますわけがわからなくなってきました。ちゃんと整理して答えてください。
○中川(正)委員 輸出だけでも百六億、あるいは輸入の方が二百二億、こういう話がさっきあったんですよね。これに対する金銭の移動というのは確実にあると見なきゃいけないわけでしょうね。それに対して、現金の流れ、これは二十六億持って運ぶということでありますが、送金したのが八千万円、これし...全文を見る
○中川(正)委員 非常に大きな額になるわけでありますが、これは、押収した、差し押さえたものですね。  それから推しはかって、全体の像、どれぐらいのものがこの日本に今入ってきているのか。もう一つ、それを金額に直すとどれぐらいのものになるのか、末端価格で。そのところを詳しく述べてく...全文を見る
○中川(正)委員 これの密輸ルートなんですが、これは、今回、船舶を入港禁止することができるという法律を準備しているわけでありますが、船舶を通じてのもの、あるいは飛行機を通じてのもの、さまざまにあると思うんですが、実態としてはどうしたルートが一番大きいんですか。
○中川(正)委員 時間にも限りがありますので、次に政治的な問題に移っていきたいというふうに思っております。  先ほどちょっと触れたように、今回の拉致、五人の家族の皆さんが帰ってきたということ、これについては本当によかったというふうに思いますし、まだ解決の済んでいない曽我さんのジ...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ指摘をさせていただくとすれば、平壌宣言の履行、これが本当になされているのか。違うでしょう、これは。拉致問題の解決をしていないんですよ、まだ。もっと言えば、六カ国協議で核問題が俎上に上っていますが、これは全然進展がないんですよ。全く、これまでに話し合った部...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。お許しをいただいて質問をしていきたいというふうに思います。  今議題に上がっています社会保障、アメリカあるいは大韓民国との関係につきましては賛成です。早くこんなものはどんどん整理をしながら前向きにいくということだと思っております。これにつ...全文を見る
○中川(正)委員 向こうとの話し合いはわかるんですが、日本としてどういう主張をしているのかということですね。これをはっきり国民に対しても説明を今しておかないとだめだと思うんですね。そういう意味合いで詳しく説明してください。  同時に、被害者の家族が帰ってきた。これまでは、人質と...全文を見る
○中川(正)委員 何も具体的な話になっていないですね。そこでとまっていたら、これはいつまでたっても受け身の形の話しかできないということを指摘しておきたいというふうに思っています。  同時に、この拉致被害者からさらに広げていけば、これを、いわゆる人権を回復していくという枠組みでつ...全文を見る
○中川(正)委員 その中で、特に喫緊に対応が迫られていること、一つだけ具体的に聞いていきます。  実は、難民救援基金から、中国に入って、脱北者の救援活動をしていた。脱北者は、在日朝鮮人と、それから一人はたしか日本の国籍を持った妻だったと思うんですが、そういう人たちを救援していた...全文を見る
○中川(正)委員 私は、外務省として間違っているのは、中国がこれは国内法に違反した犯罪者だという定義でこの日本のNGOを扱っているわけですが、これに対して、それを前提にした対応しかしていないんですね。これは、アメリカについても、あるいは韓国についても、この人たちは、中にはブローカ...全文を見る
○中川(正)委員 領事館員じゃないんですよ。普通の国であれば、だれでも裁判というのは傍聴できる。今回、特に、こうした関係で捕まった人たちの同僚の人たち、NGOのメンバーというのは、当然それに参加して、何が裁かれているかというのは確認をしていきたいというのは当然の話だと思うんですよ...全文を見る
○中川(正)委員 次に、六カ国協議との関係を尋ねていきたいと思うんです。  これは恐らく、核を中心にした六カ国協議というのは、大統領選挙、十二月が過ぎないとなかなかはっきりした結論が出てこないというのが一般的な観測だというふうに思うんですが、日本の、今回の総理の訪朝で、二国間で...全文を見る
○中川(正)委員 もう少し具体的に、いつからそのテーブルをつくる予定なんですか。
○中川(正)委員 中身がなかなか見えてこない答弁なんですが。  もう一つ言えば、今度の交渉も、もともと、この拉致問題の八人の家族の返還あるいは行方不明者も含めたはっきりした対応、この辺でひっかかって、それで正常化交渉はしばらくとんざをした、こういうシナリオだったわけですね。 ...全文を見る
○中川(正)委員 ちょうど総理が訪朝される前日まで私もアメリカにおりました。さまざまなリーダーの中でこの総理の訪朝というのがどのようにとらえられているかということも、聴聞といいますか聞いてまいりました。  なかなか、日本で総理自身が説明されておられるような、あるいはまた先ほど外...全文を見る
○中川(正)委員 ちょっと時間が経過しますが、もう一つだけ。  今、そういう中で、核のスペクトラムというか、核に対する許容性というのが六カ国で違うんですね。原子力発電所も含めてすべての核を廃棄すべしというふうに日本は今主張をしているのか、それとも、発電所はいいだろうと。これは、...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回許しを得て。  そのことについて、ということは原子力発電所も含めてですね、日本の主張は。そのことも含めて、この間の総理訪朝でちゃんと金正日に伝えているんですか。どうですか。
○中川(正)委員 もう一回、横から確認しろということですから。  言ったのかどうか。迫っているじゃなくて、あのときの交渉で確実に言っているんですね。
○中川(正)委員 ありがとうございました。
06月11日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○衆議院議員(中川正春君) 特定の関係ということでありますが、これは所有、オーナーということだけじゃなくて、借り上げている場合であるとか、あるいはその他様々に考えられる可能性がある、そのところを漏れなくカバーをしていくというフリーハンドを政府に与えていく、そんな意味合いがあります...全文を見る
○衆議院議員(中川正春君) 元々国会から発議をするという形でこの法案、提出をされるわけでありますが、それは今の政府交渉をとらえて、この拉致問題にしてもあるいは六か国協議の進展具合にしても、国会としては、あるいはもっと言えば国民としてはと言ってもいいのかもしれませんが、不満である、...全文を見る
○衆議院議員(中川正春君) そのように思っています。  ただし、先ほどお話があったように、これを政府の方がどう使うかということが大切でありまして、先ほどのように、先ほど指摘があったように、経済制裁ももうやらないんだというふうに受け取れるようなそんな外交交渉であってはならないと私...全文を見る
○衆議院議員(中川正春君) それは第二条の二項、それから後の三というところですね。この三の方から読むと、「特定の外国と前二号の関係に類する特定の関係を有する船舶」と、こういうふうに指定をされてありますが、これを閣議決定で定めるということでありまして、そんな中で、個別の船舶について...全文を見る
○衆議院議員(中川正春君) これは、先ほど申し上げたように、政府がこの法案をいかに使っていくかということ、これに期待をしていきたいと思うんですが、一般的には恐らく万景峰号が想定されるのかどうかというような意図の質問なんだろうというふうに思いますが、私は、これはそれも含まれていると...全文を見る
○衆議院議員(中川正春君) 障害を作るということじゃなくて、この法案で話合いを促進をさせる、あるいは拉致問題の解決を促すという趣旨があるわけであります。  先ほど、いわゆる共産党の三原則の中で正に申されておられましたが、日本というのは武力でもって圧力を掛けるということはしない国...全文を見る
06月18日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第15号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  私は、質問に入る前に、ひとつ、きょうの委員会について大枠の話をしておきたいというふうに思うんですが、本来は総理大臣が国会に対して説明責任を負うべきところであるということ、これは、国民だれしもあるいは国会もそういう意向でありました。です...全文を見る
○中川(正)委員 いや、御指示に基づいてじゃないでしょう。総理大臣が、きのうの党首会談、これをもって説明としたい、あるいは、日曜日を含めてこれからテレビでしっかり説明するので、それでいいだろうということを言っていますよと私の方に返事が返ってきていますよ。  これは、総理大臣自身...全文を見る
○中川(正)委員 こんな話ですから、委員長、もう一度私たちはこの委員会を開催する必要があるんだろうというふうに思うんです。それで、その上で総理大臣が出席をして改めて議論をしていくということ、このことを、実はこの委員会が始まる理事会の中でも、私たちはそのような提案をさせていただきま...全文を見る
○中川(正)委員 その答弁で十分だと思うんです、委員長。努力をするということは、我々の意思としては、総理、出てきなさいよということだったんですよ。だから、それは調っているんです。それをさっきのような話で、こちらのせいにして出てこなかったというふうなこと、これは間違いです。そのこと...全文を見る
○中川(正)委員 官房長官、私は憲法上の話を聞いているんじゃないんですよ。ちゃんと聞いてください、質問を。  東ティモールやハイチや、これまで同じような枠組みであった、いわゆる決議があった、そのものについては日本は参加をしないということを貫いてきた。ところが、ここでは、加わるん...全文を見る
○中川(正)委員 もっとこれをはっきりさせると、こんな聞き方があるかと思うんですが、自衛隊をそのままそこで継続して参加をさせていこうと思ったら、この多国籍軍の枠組みを使うよりほかに選択肢がなかったということなんですか。そういうことなんでしょう。
○中川(正)委員 だから、この閣議決定の中の文面にもあるように、法的な地位を確保するために、ただその目的だけのために多国籍軍の枠組みを使った。逆に言えば、それ以外のポジションで、それ以外の形で継続をすることができたんですか、できなかったんですか、そこだけ答えてください。
○中川(正)委員 だから、別な言い方をすれば、さっきの説明を聞いていると、これは、日本の意思でもって多国籍軍に入っていくあるいは加わっていくということよりも、そういう状況に追い込まれて、法的な立場、地位を確保するためには多国籍軍に入るよりほかないんだという選択肢、それだけの理由で...全文を見る
○中川(正)委員 総理大臣が我々野党党首に説明をしたときには、参加なんですよ。さっきの官房長官の話では、加わる。これまでは協力とか。これは統一してください。どういう位置づけなんですか。
○中川(正)委員 「参加」という言葉で統一をされるということ、その中身が、指揮権、指揮のもとに入らないというふうなことですね。そういうことだろうと理解をさせていただきました。  これは、そうすると、どういうふうに解釈するんですか。アメリカで、これは盛んに報道されていますが、マク...全文を見る
○中川(正)委員 さらにこの問題について、さっきちょっと言及されましたが、ロドマン次官補が下院の軍事委員会に提出をした文書があるんですね。これは、そんなオーバーシーというような話じゃないんですよ。  これはどういう経緯の中で説明しているかというと、アメリカとそれからイラク、それ...全文を見る
○中川(正)委員 私が質問したことに答えていないと思うんですよ。私が質問しているのは、アメリカが言っているユニファイドコマンドと日本で皆さんが説明しているユニファイドコマンド、これは中身が違いますねということを言っているんです。
○中川(正)委員 これは、これまでの国連の中の議論をずっと追ってくるとよくわかるんですが、アメリカ自体の思惑と日本の思惑がそれぞれ国内向けに食い違っているというところからくるんですね。  今、何が国連の中で争われてきたかといったら、この指揮権について、アメリカはそれを持ち続ける...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、別の意味合いで聞いていきたいと思いますが、さっきのロドマン次官補が、アメリカの議会の中で説明しているユニファイドコマンドは、現在の状況下では米軍の指揮だということと理解されると言っているんですが、これは、日本政府としてもそこは認めるんですか。——いやい...全文を見る
○中川(正)委員 いや、アメリカとしては、我が国だけじゃなくて、どの国も皆同じようなポジションですよ、こう言っていて、それで、その上で指揮権はアメリカにある、こういうふうにはっきり言っているわけですよ。それを、日本だけが特別だと言って国会に説明しているのは日本の政府なんです。アメ...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの話でも前提になっているのは指揮権なんですよ。アメリカが一番多い、だから指揮権はアメリカに任すと日本政府は言っているんでしょう。
○中川(正)委員 いや、確認をしていても、アメリカではその確認が生きていない。全く違った説明をしていて、日本も例外でないということになっていますよということですよね。そこのところを改めて指摘しておきたい。  これ、こうやってやっていても水かけ論で、日本がいかに自分の都合のいい、...全文を見る
○中川(正)委員 さっきちょっと話を出しましたが、今回、暫定政権と多国籍軍の間に、具体的な要件を決定していく国家安全委員会というのが設立をされて、それにいわゆるユニファイドコマンドが参加をして、来てくださいよと、書簡の交換の中でそのような設定がされて、さらに読んでいくと、この国家...全文を見る
○中川(正)委員 だから聞いているんですよ。だから聞いている。そこで、日本の自衛隊、特にサマワでのこの委員会と日本の関係、これはどうなるんですかということを聞いているんです。  これは大臣だと思うんですけれどもね。関係ないんですか、日本は。大臣ですよ。
○中川(正)委員 そんなことを聞いているんじゃないんです。  具体的には、この調整も、それこそユニファイドコマンドを通じて、ということは、多国籍軍を通じてそこから調整に入るんだろう。恐らくこの中には、地域でもこの安全保障委員会がつくられるということですから、その想定としては、日...全文を見る
○中川(正)委員 いや、答弁は要りません。あと、緻密にこちらの方からついていきます。  以上です。ありがとうございました。
08月04日第160回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○中川(正)議員 歳入庁という方式は、外国でも採用をしておるところがあるわけであります、その際、私たちも前提として考えていったのは、民主党案の中で、所得比例方式を前提にしていく中で考えていくと、やはり所得の把握というのが基本になるのだろう。そういう意味からいっても、歳入庁でまとめ...全文を見る
○中川(正)議員 これは、トータルで私たちも一元化ということを考えておりまして、その中で、今、個別にここをとらえてもう一つ議論しようじゃないかというようなところはもう全部割り切って考えていきたい、いわゆるトータルの中で一元化という形でこの際は足並みをそろえたらどうかということに立...全文を見る
10月21日第161回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  まず、先ほどのいわゆるオンブズマンの議論について、これは設置すべきだという観点から、もう少し違った切り口でお話をさせていただきたいと思うんです。  ヨーロッパで発達をしてきたその背景というのがあるんだと思うんですね。いわゆる行政とい...全文を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きょうは、民主党での議論を踏まえて、私個人の気持ちを議論させていただきたいというふうに思っております。  特に、安全保障、安保理との関係で申し上げたいと思うんですが、先ほどのお話のように、憲法は、民主主義を法的に担保すること...全文を見る
○中川(正)委員 二回目の発言を許していただきまして、ありがとうございます。  先ほどから、国連中心主義という憲法の理念みたいなものが強調されて出てきていますけれども、実際のところは、この建前と日本が歩んできた道筋というのは相当違っているんじゃないか。現実的に言えば、アメリカ中...全文を見る
10月26日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○中川(正)委員 同じく民主党の中川正春です。ちょうど二年ぶりぐらいに委員会に戻ってきまして、改めて張り切ってやらせていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。  先ほどから議論を聞いておりまして、かつ、これまで谷垣大臣就任以来何回にもわたっていろいろな席...全文を見る
○中川(正)委員 それは、現在の状況が異常だ、ある意味では危機的状況にあるという認識から始まっているんだろうというふうに思います。これは、みんなどこかで共通した気持ちで今の状況を見ているわけですね。  それで、改めて確かめさせていただきたいんですが、さっきの国債の議論というのは...全文を見る
○中川(正)委員 私、以前に、この国債を市場ではかしていく窓口担当、いわゆる国債課長初め、その部門の皆さんと本音でトークというのをやったことがあるんですよ。彼らは、常に緊張しながらマーケットの情勢を見て、前にも指摘のあった、ことし発行するだけじゃなくて借りかえも含めたらかつては八...全文を見る
○中川(正)委員 それは、次の議論に結びつけるためのまず入り口だったんですが、そういうお話が出たので改めて申し上げますけれども、そうした議論を我々もしていきたいんですよね。それには、そっちから話が出てこないと、限界はここまでだと思っているんだとか、今の状況はこうだと思っているんだ...全文を見る
○中川(正)委員 では、どういうふうにそれを説明していただけますか。見えないんですよ、私には。私には見えない。大臣に見えているんだったら、それはどういうふうに着地点まで持っていこうとしているんですか。
○中川(正)委員 税への負担を上げていくというプロセスは見えるんですが、それがどのような形でプライマリーバランスを健全化していくような方向でトータルの枠組みの中に入り込んでいくのかということ、これについて見えないということなんです。  これは逆だと思うんですよ、今のプロセスは。...全文を見る
○中川(正)委員 あれは政策でも何でもないんですよ。大塚さんと参議院の方で大分その議論をしていただいたようで、私も手元に持っているんですが、あれは現在の状況をマクロモデルに引き直してどうなるかということを持っていった話なんですが、逆に、よくよく見ていると、これは参議院でもそんな議...全文を見る
○中川(正)委員 中身については、またこれからおいおい、総務省の方も含めて議論が重ねられなければならないと思うのですが、きょうはちょっと、もう一つ違った観点でお尋ねをしたいというふうに思うのです。  それは、これも着地点の話なんですが、四兆円、負担金、補助金をカットする、あと三...全文を見る
○中川(正)委員 そのときに、その決着の仕方をはっきりしてくださいよというのが、それぞれいわゆる税源移譲を受けるサイドの話でもあろうかと思うのです。  それで、その決着の仕方というのは、トータルの話ではいいけれども、実際、私たちの自治体としてこれまでとどう変わってくるのか。いわ...全文を見る
○中川(正)委員 総務省の方からどなたか来ていただいていると思うのですが、そこのところはどのように総務省は考えているのですか。
○中川(正)委員 今井さんは地方の首長も経験されて、よくわかっておられると思うんですが、そうしたさっきのような展望だけで地方が納得してこの話についてこれるかどうかといったら、私は非常に大きな問題があるんだろうというふうに思う。だから、先に税源移譲の話をしてくれということだったんだ...全文を見る
○中川(正)委員 これは、この交付税の話だけじゃなくて、これまで削った分も変わっていますけれども、譲与税もあるんですね。これは余り皆議論の俎上にのせてきませんけれども、この譲与税の種類ですね、これはどういう譲与税で出すんですか。  これは種類が幾つもあるんですね、譲与税の。いわ...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、この譲与税の分け方というのは何で分けているかというと、全体の二分の一を都道府県の人口、それからあと二分の一、市町村の人口、これを譲与基準にして分けているんですね。片方、補助金で削った分が、あと人口割で分けられるんですよ。その結果、何が起こってくるんで...全文を見る
○中川(正)委員 いや、逆ですよ。田舎の方の住民というのはこれで苦しくなって、町の方が楽になるという話ですよ、高額所得者が。何言っているんですか。これは、総務省、頑張らなきゃいけないところなんですよ、この水平方向。だから、東京から引っぱがしてでも水平調整をするという心づもりがしっ...全文を見る
○中川(正)委員 当たり前でしょう、それは。とりあえず移すということであっても、これは所得の再配分がされるんですよ、これで。政治決着がついていないじゃないですか。こんなものは、我々のところにも議論として上げてきていないし、皆さんが黙ってやっているだけだ。これは税の根幹にかかわるこ...全文を見る
○中川(正)委員 総務省がそれを言っちゃったらだめですよ。何のためにあるんですか、総務省は。  それで、もう一つ、交付税の話をしたでしょう。交付税はもっとひどいんですよ。交付税をいらうときに何が問題になるかといったら、東京だけが交付税を払っていないんですよ。それに税源移譲したら...全文を見る
○中川(正)委員 わけわからぬ。  というのは、東京は交付税に関係ないんですよ。東京だけが交付税に関係ないんですよ。ほかは交付税で調整されているんですよ。それで、税財源を移譲してどうなるかといったら、東京だけが交付税で削られずに一〇〇%もらえるわけだけれども、交付税のかかってい...全文を見る
○中川(正)委員 総務省、頑張ってください。そっちから話がちゃんと出てこないと。本当は谷垣さんがもうちょっとその辺はしっかり考えて、こうじゃないんですかという話もしながら、全体の調整メカニズムを考えましょうという話が出てきたらいいんだけれども。だから、そういう意味もあって、全体の...全文を見る
10月28日第161回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  最近、選挙をするたびに私、国民意識の中に、これで私たちの意思が本当に反映されているんだろうか、あるいは、国会あるいは地方議会もそうですが、国民の意識形成というか意思というのを集約しながら国民に選択肢を提示していくということが実際できて...全文を見る
11月12日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  お二人の参考人には、ありがとうございました。ちょうど二十分ほどでありますが、もう少し、私自身、先ほどのお二人の説明の中でここと思うところを深掘りしてお話を聞いていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。  ま...全文を見る
○中川(正)委員 なかなか難しい話で、私自身ももう一つ整理することができないんですが。  一つ典型的に、さっきの流れに対して、今問題として出てきておる、例えばプライベートバンキングですね。さっきのお話で、トータルで考えていくと、もう少しやわらかく受託者が運用できるような方向でい...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどのエンフォースメントということをさらに進めていって、普通はセーフティーネットという考え方でいくと、そのエンフォースメントがすべて一〇〇%完成すればセーフティーネットは要らないのでしょうけれども、どの業界でもそれがなされるということがないから、一〇〇%達成で...全文を見る
○中川(正)委員 そこのところは監督官庁とも議論していかなきゃいけないところだと思うんですが、私はそれは必要だというふうに思います。信託だけ特別、供託で済ませるというのは、これは間違っているというふうに思います。そこのところ、これは議論じゃないんですが、指摘をしておきたいというふ...全文を見る
○中川(正)委員 時間が来たようでございます。ありがとうございました。
○中川(正)委員 引き続き、質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、本題に入っていく前にというかそれと関連をしまして、先般からのシティバンクの不祥事といいますか、それぞれ支店の撤退、取り消し、特にプライベートバンキング部門というのをやめさせたという一連の経緯がご...全文を見る
○中川(正)委員 今回の措置というのは、銀行の業務全体に対して営業停止をかけたわけじゃなくて、あるいは撤退ということを強要したわけじゃなくて、シティバンクの中のプライベートバンキング部門というものに撤退をさせたというふうに解釈しているんですが、それでいいんですか、大臣。
○中川(正)委員 だとすれば、さっきの話というのはおかしいと思うんですね。停止をかけた部分、撤退をさせた部分について、監督当局がどれが対象になっているかわからないというのがさっきの答弁だったと思うんですよ。そんなことではないでしょう。どうですか。
○中川(正)委員 いや、そういうことを聞いているんじゃなくて、私は、当局から説明を受けたときに、なぜ全体の撤退をさせないんだと。大和のときのように、不祥事が起こってアメリカから引き返してきたということがあったじゃないかということに対して、当局の説明は、今回の場合はそれぞれの業務形...全文を見る
○中川(正)委員 ちゃんと問いに答えてください。私が説明した論理立てというのは、金融庁の中で議論されてやられたことなんですか、それとも違っているんですか。どっちなんですか。
○中川(正)委員 いや、もう一回話を聞いてください。そちらの当局から、どういう基準で今回の処分がなされたんですか。さっきのは基準の説明じゃないんですよ、大臣の説明は。経緯の説明なんです。  私は、どういう基準でこの処分がなされたんですかとお聞きをしたら、当局の方から、これはそれ...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、私が受けた説明というのは間違いなんですか。間違っているんですか。そういうことでなかったんですか。
○中川(正)委員 そうすると、そのプライベートバンキング部門に対して、シティバンクはそうした業務をこれからはすることができないということなんですね。プライベートバンクに対して業務停止をかけたということですね。できないんですね。
○中川(正)委員 だったら、そんな推察じゃなくて、事実関係を、どれぐらいのことをやっていたのかということは把握をしておくべきですよ。推察だけで、二度とプライベートバンキングしてはいけませんよと言うんだったら、どの部分がプライベートバンクの業務でやられていたのか、顧客がだれだったの...全文を見る
○中川(正)委員 そのように大臣に言っていただいたわけでありますから、統計上に推察をするんじゃなくて、具体的にどれだけプライベートバンキングがあったのか、顧客数、固定した中でそれがどのように措置をされていくかということ、シティバンクの中で。それぞれのお客さん、全部これは手放さなき...全文を見る
○中川(正)委員 ちゃんとこちらに報告してくれますね。
○中川(正)委員 私がこれにこだわるのは、この後の質問にかかわってくるわけですが、そのプライベートバンキングの定義そのものもはっきり日本の中でしていないということ。それからもう一つは、この中に現在議論をしている信託というスキームが入り乱れていて、それを恐らく全体としてどう整理して...全文を見る
○中川(正)委員 こんな入り口の問題で時間をとっているとあとの質問ができなくなりますが、そのことでちゃんと開示をしていただくという解釈をさせていただいて、次に進みます。  もう少しこのプライベートバンキングをやっていきたいと思うんですが、今、監督官庁レベルでのプライベートバンキ...全文を見る
○中川(正)委員 シティが撤退をしていく、あるいは、外資というのはそれなりに今苦労しておるようでありますが、いろいろなレポートを読むと、それにかわって、日本の、いわゆる邦銀の方がこのプライベートバンキングに対して参入をしていく流れがあって、それがそれぞれ投資家の方に対しても非常に...全文を見る
○中川(正)委員 まさに問題はそこなんですよね。昔は、銀行は銀行業務、証券は証券業務、こういうことだったわけですが、こういうプライベートバンキングなり、あるいは信託業法で今回いろんな新しい、いわゆる組成といいますか商品も出てくる。あるいはその担い手も出てくる。こういう形になって、...全文を見る
○中川(正)委員 これは指摘だけしておきます。  これは衆議院の調査室から出てきた今回の法令に関する資料の中に、それぞれの業態によって投資家保護がどういう形になっているかというのが一覧表にしてあるものなんですね。保険業法、証券取引法、投資信託法、先物、顧問業法、商品ファンド法、...全文を見る
○中川(正)委員 供託で何%ぐらい返ってくるんですか。
○中川(正)委員 それはセーフティーネットというレベルじゃないんだと思うんですよね。  日本の行政というのは、前から指摘されているように、法律をつくる、あるいは規則、規範をつくる、それを行政指導で徹底させていって業界を従わせる、それによって消費者あるいは投資家の保護にもつながっ...全文を見る
○中川(正)委員 こうした形でプレーヤーをふやしていくきっかけにこういう仕組みもあわせて出してくるということ、これが本来の投資者保護あるいは消費者保護ということになってくるんだろうと思うので、そこのところを一つ指摘しておきたいというふうに思います。  次に、プレーヤーをふやした...全文を見る
○中川(正)委員 それは、例えば業態でいえば、不動産業を営む人たちが個別会社、子会社をつくってやるということであったり、あるいは兼営でやるということであったりということなんかも想定されているわけですか。例えば、そういう意味では、不動産、それから証券先物取引等々、金融業態ではさまざ...全文を見る
○中川(正)委員 それは、金融という部分あるいは特にTLOなんかの知的所有権を流動化させていくというような部分での考え方なんだろうと思うんですね。  さっきの参考人質疑の中でも申し上げたんですが、もう一つ、これを活用する分野として、庶民の感覚からいくと、高齢者が自分の財産という...全文を見る
○中川(正)委員 それは、金融を考えていく場合も、プロを相手にする場合と素人を相手にする場合と、これは当然違ってきますよね、ルールが。それを考えるぐらいですから、金融でないところで、福祉関連でこれを生かしていこうじゃないかということであれば、そうしたルールはつくれるはずなんですよ...全文を見る
○中川(正)委員 そうした仕組みをつくっていくという方向性といいますか、これはあるんですね、さっきの答弁でいくと。
○中川(正)委員 いや、大臣の気持ちを確かめておきたいんですよ。そういう経過はもういいですよ。そんな役人答弁しなくても。  そこにニーズがあり、そういう社会構成があるということ。これは司法書士なんかも言っている話ですが、福祉だけじゃなくて裁判分野でもあるというふうなことなんです...全文を見る
○中川(正)委員 それはわかりましたが、どう考えていくんですか。やるという方向で考えていくということなんですね。答えてください。
○中川(正)委員 附帯決議で持っていくなりなんなりということなんでしょうけれども、本当にそれはやっていきましょうよ。  最後に、もう時間だそうですから、さっきの話で、もう一つの金融の関係の、プロを相手にする場合と素人を相手にする場合との違いというのがこの法案の中には出てきていな...全文を見る
○中川(正)委員 答えになっていないんですが、もう時間が来たようでありますのでこれで打ち切りますけれども、大臣、技術的なことは私もわからないので、そんなに難しいこと言っているんじゃないんですよね、質問は。だから、恐らく大臣の中にも問題意識がそれぞれあって思いがあるんだと思うので、...全文を見る
11月18日第161回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  今回の実務者協議を中心にして質疑を進めていきたいというふうに思います。  まず冒頭に申し上げておきたいんですが、今回外務大臣、外へ出られてこの委員会に出席できなかったということなんですが、そのことと同時に、それだけに官房長官...全文を見る
○中川(正)委員 どうして日本の報道機関が参加をしないということに同意をされたのか、一番交渉の頭で、それがわからない。静かな雰囲気でという話は理由にならないでしょう。本来は、私たちはかたずをのんでこの経過を見ているわけでありますし、国民の理解を得るためにもあるいは国民の応援を得る...全文を見る
○中川(正)委員 例えば、めぐみさんの遺体が埋まっていたお墓の状況であるとか、あるいはそれぞれ入院をした病院であるとか、こういうところへ向いてちゃんとした報道機関が入って、そうした報道も兼ね合わせながら私たちに説明があるということ。また、報道機関が入るということによって、公式のル...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、その一件一件を、さっきの、こちらが要求したこと、それからそれが満たされた部分、満たされなかった部分、あるいは満たされても疑問が残った部分、これについて公表していただくということでありますので、それの確認を改めてしておきたいと思います。
○中川(正)委員 それでは、ここでは、特にこの報告書の中で、ここの部分、気になった部分といいますか、そこを象徴的に聞いていきたいというふうに思っております。  余りにも不自然な内容が多い、こうあるわけですが、さっき事実はそれぞれ述べられましたけれども、具体的に象徴的に、不自然な...全文を見る
○中川(正)委員 めぐみさんについての疑問点というのはどこですか。
○中川(正)委員 次に、拉致事件の責任者について、これは二名が処罰された、これは二年前の説明と同じであった、それについての裁判記録を持って帰った、こういうことですね。そして、もう一つ、他の実行犯や関係者、これの降格や除隊という処分があったということなんですが、具体的にはどういう人...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの話ですと、直接に拉致の犯罪にかかわっている人じゃなくて、指導員とか招待所で彼らを管理する立場にいた人の名前を列挙されました。直接の拉致の実行犯、あるいは拉致というものがどの指令系統で実行されて、だれに責任が最終的にあったのかということについてはどうだった...全文を見る
○中川(正)委員 これは二年前に提示された名前ですよね。外務省なりに、それぞれ調査をして、これが本来そのポストにいた人たちなのかどうかというのは、それなりの考え方を固めた上での交渉だったと思うんですが、それはどう考えていますか。
○中川(正)委員 ここに表現されている他の実行犯というのは、どういう新たな実行犯がここで名前が出てきたわけですか。
○中川(正)委員 それは、ございませんでしたというんじゃなくて、要求したんですか。それと同時に、この実行犯というのは、よくそれぞれ脱北者やあるいはその周辺の人たちからも証言があるように、この日本にも協力者がいて、その関係の中でこの犯行が行われたという前提ですから、これはその辺もす...全文を見る
○中川(正)委員 それから、その他関係資料、いわゆる物的証拠を持ち帰ったという話で、遺骨や交通事故の調書、あるいは二名のさっきの裁判記録の一部の写しとなっていますが、それ以外にカルテが先般から話題になっています。そのほかの関係資料というのはどういうものなんですか。
○中川(正)委員 次に、特定失踪者の問題でありますが、これは、特に五名については北朝鮮内に入ったということが確認できなかったという回答があったということなんですが、これはどういう調査をした上で確認ができなかったということだったんですか。
○中川(正)委員 最近、新しい資料として、向こうでいわゆる拉致された日本人が収容されていたところの名簿と、それから写真というのが持ち出されてきておりまして、それが恐らくそちらにも届いていると思うんですよね。そういう資料も含めて提示をした上で求めたんですか。
○中川(正)委員 その辺の内容も、さっきの個々のレポートの中で詳しく報告をしていただきたいというふうに思います。そうすることによって、周辺の、これに対して一緒に活動をしている協力者あるいは当事者が、さまざまな情報をまた持ち寄りながら次のステップに行けるということ、そのことも含めて...全文を見る
○中川(正)委員 次の交渉はいつやるというふうに想定されていますか。
○中川(正)委員 官房副長官にお尋ねをしたいというふうに思うんですが、総理は経済制裁あるいは船の、いわゆる万景峰号の制御については否定的な考え方を持っていられるというふうに党首討論なり記者会見なりで受け取っているんですが、もう一方で、自民党の方はやるべしということで盛り上がってい...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ、国交正常化議論がはっきりしなかったんですけれども。  私たちは、この問題と同時に六者協議の核問題もありますが、この辺がしっかりと解決をしなければ国交正常化交渉自体にも入るべきでないというふうに思っています。それは、あの党首討論でも、小泉総理の頭の中は...全文を見る
○中川(正)委員 私も、経済制裁あるいは船の入港禁止法案については、提出をした、一緒に法案をつくった一人として、それこそ有効に、それこそ効果的に、政府の意思としてこの外交カードを使っていくということ、これは今一番大事な局面だろうと思うんです。  同時に、私たちの党は、もう一つ、...全文を見る
○中川(正)委員 韓国あるいはアメリカ、ヨーロッパもそうなんですが、この拉致問題について一緒にやってもらう、いわゆる共通のテーブル、具体的には六者協議の中にこの拉致問題という枠組みを入れ込んでいって同時に解決をしていくということ、これが大事なんだろうと思うんですよ。  それをや...全文を見る
12月02日第161回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。ありがとうございます。  今のテーマの二院制と政党ということについて考えていくのに、基本的に、この国の形の方向性というか、それをどう見定めていくかということと密接に関係があるんだろうというふうに思うんです。  そんな中で、私は、二つのテ...全文を見る
○中川(正)委員 率直に申し上げて、こうして参加させていただいて、中間報告を前回経験をし、これから最終報告になるわけですが、今回の委員会というのは、最終的には議決権もあるいは議案の提出権もないというもとからの性質からいきますと、言いっ放し委員会なんだろうというふうに思うんです。そ...全文を見る
12月10日第161回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  きょうの委員会でも、それぞれ質問者から何回も何回も繰り返し出ていますように、人権と人の命というものを外交交渉でもてあそぶというような今の北朝鮮の体質、そして非道きわまる体制、このことに対して改めて心から憤りを感じております。そ...全文を見る
○中川(正)委員 これまでの国会答弁なり、あるいは記者会見なりで出てきた理由というのがもう一つありましたね。ここで交渉が打ち切られてしまうということについて、それでいいのかということがある、このこともあったと思うんですね。  最初の部分、さっき答弁があった部分から聞いていきたい...全文を見る
○中川(正)委員 これまでの例からいえば、捏造された部分、過去にも死亡届だとかカルテは捏造されたものがあったということでありますが、今回の部分についてもそういうものが出てくる可能性があると思うんですよ。出てきたら発動しますか。
○中川(正)委員 もう一回聞きますよ。  カルテは検討中というのはわかります。捏造が出てきたら発動しますか。にせものが出てきたら発動しますか。
○中川(正)委員 いつもそのような形で、だらだらと向こうのペースにはまってきた。完全にこれは振り回されているんですよ、北朝鮮から。その自覚がないままに決断を先送りしているだけというのが今の状況じゃないですか。そのことを改めて指摘しておきたいと思います。  今、様子を見ている話じ...全文を見る
○中川(正)委員 はぐらかさないで。基本的なスタンスは、私はやはりはっきり今させるべきなんだろうと思うんです。  これは、死亡ということを前提にして交渉に臨むその臨み方と、それから拉致被害者は生存しているんだ、あるいはまだ拉致と認定されていない人たち、こういう人たちも含めて、日...全文を見る
○中川(正)委員 そうした切りかえをどんな形であらわしていくのか、これは、これからしっかりと、この国会の議論の中でもあるいは国民に対するメッセージの中でも、私たちは見詰めていきますから、そのつもりで、もう一回、腹、しっかり位置を、スタンスを置き直してやっていただきたいというふうに...全文を見る
○中川(正)委員 外務大臣がそんな姿勢であれば、こんなものは外交の議論にも何にもならないですよ。何のためにこの委員会を開いているんですか。外務大臣のパーセプション、この問題に対する基本的な物の考え方、このスタンスなんですよ。この類型の中のどれにあるかということが日本の意思を決めて...全文を見る
○中川(正)委員 日本の外交というのはこれしきのものかと思いますね。  恐らくその背景は、それなりの情報がつかめていない、北朝鮮の中身がわかっていない、だから言えないということで、そういう答えでしょう。そのことについて、やはりもう少し前のめりに、もう少し自分の意思を前に出して議...全文を見る
○中川(正)委員 以上、終わります。
12月13日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  引き続き質問に入らせていただきたいと思います。  先ほどからいろいろ議論を聞いていて、二つのことを思いました。  一つは、小泉総理の例の発言でありますが、自衛隊の行ったところが非戦闘地域だということです。最近の議論を聞いていても、...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの認識に、少し視点の持ち方の誤りがあるんじゃないかなと思うんですよ。  迫撃砲が飛んでくる、あるいはロケット砲、また、オランダ軍は直接攻撃をされた。その攻撃をしてくる相手、これは市民とは全く次元の違う、例えば、テロ組織をネットワーク化しているその流れが活...全文を見る
○中川(正)委員 その同じアラブの事務局長が、アメリカの長期駐留に対しては非常に批判的なんですね。これではイラクはまとまっていかないという批判をしています。そのこともつけ加えて言わなきゃ、これは話にならないんだと思うんですよ。  だから、アラブはそういう意味では非常に複雑な形で...全文を見る
○中川(正)委員 アメリカの報道機関の活動の中でスピンという言葉があるんですね。これは、時の政権が一つの方向性を持って世論操作しながらリードをしていく、一つの方向性を向いてぐっと流していく、そういう手法をいうんです。  この間から見ていると、先週末に拉致特が開かれて、骨がにせも...全文を見る
○中川(正)委員 それだけに、イラクの自衛隊の引き際とそれに対する大義、そのところがいかに大事か、ここで私たちのしっかりとしたアメリカに対するメッセージというのも必要なんだということを指摘しておきたいと思います。  ぜひ具体的な条件をつくり上げましょうよ、引き際の。そんなごまか...全文を見る