中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○中川(正)委員 基本的に私も、この一条、二条、象徴という言葉で表現される先ほどの天皇の地位というものと、それから世襲であるということ、この基本はこれで正しかったんだろうというふうに思いますし、また、天皇もそして宮家も、私たちの国民の思いそれから期待に対して非常に真摯に、すばらし...全文を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  憲法九条をめぐって、なるべく現実的な議論をしていきたいというふうに思っています。  平和憲法、憲法の三原則の中で平和を求めていく、守っていくということについて、これからもそれを基本にしていくということについては、これは国民全...全文を見る
02月10日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○中川(正)委員 民主党の中川です。  二点、指摘といいますか意見を申したいと思うんですが、一つは、最近、三位一体の議論を中心に地方分権の話が進んでいますが、そのときに必ず出てくるのが、社会権についてのナショナルミニマムをだれが保障していくのかということだと思うんです。  そ...全文を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  まず、国会についてでありますが、私は二院制でいいんだろうというふうに思っています。ただし、先ほどからさまざまに御指摘がありますように、それじゃ今の参議院の姿がこれでいいかということになると、それをどう機能として変えていくか。国民から見...全文を見る
02月14日第162回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春でございます。  前原委員に引き続いて、私も北朝鮮の問題を中心に議論を進めていきたいというふうに思っております。  先ほどの議論にありましたように、今回のいわゆるスポークスマンによる、何と申し上げたらいいか、瀬戸際外交詰まれりというんですか、...全文を見る
○中川(正)委員 ある意味では随分他人事のような表現で今説明があったわけでありますが、ここのところの受け取り方によっては、これからの北朝鮮に対する外交基本、これは後ほど総理にお尋ねをしていくところでありますが、にかかわってくる。それだけに、それぞれの情報の評価というのを外務省とし...全文を見る
○中川(正)委員 この認識について次に総理にお尋ねをしたいんですが、これまでの議論というのは、体制を、北朝鮮、特に金正日氏自身が、アメリカに対して、保証をしてほしい、そのことが前提の二国間交渉だ、こういうことでありました。  ところがもう一方で、現状として、権力闘争の中で金正日...全文を見る
○中川(正)委員 そのことを前提にして交渉するという問いかけをしたのではなくて、日本としてステータスクオを、ということは、今の政権を北朝鮮ができ得る限り維持していく方向、それを助けていく、これは中国と韓国の方向性です。これを助けていく、政権を維持するということについて支援していく...全文を見る
○中川(正)委員 そのことについて答えが出なかったということだと思うんですね。  これは、そこが日本としてはっきりしないから、どうしても前に踏み出した交渉ができないんだというふうに思うんです。それを、私は、そろそろ日本として、基本的なスタンスとして表に出していく時期だ、その中で...全文を見る
○中川(正)委員 制裁措置の問題について、この間の私たちが上程したいわゆる経済制裁の法律あるいは特定船舶を制限していく法律、これ以外にも段階的にやれることはやろうじゃないかということが、与党の内部でも、あるいは我々のサイドでも検討をしているわけでありますが、最終的に、これは本当に...全文を見る
○中川(正)委員 実は今、我々の中で、民主党の中で、人権侵害に対する救済法案というのをまとめてきております。自民党の中でもその議論があるんですね。  これは、一つは制裁的な法案だ、特に、アメリカで人権法ができた経緯、あるいはその中での議論があったものですからそんなふうに受けとめ...全文を見る
○中川(正)委員 これは、中国の理解をしっかり得ていかなければならないということが前提になっているんだろうと思うんです。  今も中国との間では、外交上の暗黙のうちの申し合わせというか、そういうことの中で、先ほどお話の出ました日本大使館にいる十五人の脱北者の人たちも、恐らく第三国...全文を見る
○中川(正)委員 さらにもう一つ見解を聞いていきたいと思うんです。  こうした取り組みの中で、私たち、議員として、モンゴルであるとかタイあるいはヨーロッパの人たち、それから韓国はもちろんですが、何回か集まっておりまして、こうしたことに対して連携した対応をしていく、そのことによっ...全文を見る
○中川(正)委員 外交の主体といいますか、これは多重であればあるほど、そのカードというのはさまざまに活用ができるんですよね。そういう意味では、日本の場合は今のところ余りにもそうした材料が、武力を使わない、武力によって外交活動をしない、そういう前提がある割にはつくられていないという...全文を見る
○中川(正)委員 それは万人だれしもが望む、あるいはそれを目標に地域をつくっていこうということ、これはもう、さっきの総理の答弁は、だれも文句を言わないところです。  しかし、それに至るプロセスと、どうしたらそういうふうな形の平和が来るかという、そこのところを聞いているわけです。...全文を見る
○中川(正)委員 総理の争点は北朝鮮に向いて移されましたけれども、私が今言っていたのは中国との関係なんです。中国との関係を、しっかり戦略協議の中に乗っていくというそのイニシアチブを日本がアメリカも引っ張り込んでつくっていくということをしなければいけませんね、こういうことを申し上げ...全文を見る
02月15日第162回国会 衆議院 本会議 第6号
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○中川正春君 中川正春です。  民主党・無所属クラブを代表して、質問をしていきたいというふうに思います。(拍手)  まず、質問に入る前に、先ほど、今回の国会の混乱についてのコメントがありました。これは、問題をごまかしてはだめだと思うのです。本来の、今回の国会の混乱については、...全文を見る
○中川正春君(続) ともに賛同してもらいたいわけでありますが、政府の所見も同時にお聞かせいただきたい。  最後に、一つ御提案をしておきます。  小泉政治の国民攪乱戦術が、ここ数年の総理の不敵な笑いの中に見えてきました。問題の本質を議論することからは逃げて、にせものの争点と利害...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  まず、八十九条の問題でありますが、大まかな点、多くの点について枝野幹事のお話と私も同調するわけでありますが、その中で、特に「公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業」というその具体的な中身ということになると、今、いわゆる公益法人...全文を見る
○中川(正)委員 二回目で済みません。さっきの議論の続きをしていきたいというふうに思うんです。  ここでは具体的には、国と、それから、私も道州制に賛成なんですが、道州と基礎自治体、それからコミュニティー、さっきお話出ましたけれども、この整理をどうしていくかということがあるんだろ...全文を見る
○中川(正)委員 民主党・無所属クラブの中川でございます。  私は、憲法裁判所はつくるべきだという観点で議論をしていきたいというふうに思うんですが、これを考えるときに、国家の意思というのをどのようにつくり出していくかということが基本なんじゃないかというふうに思っているんです。 ...全文を見る
○中川(正)委員 私も、この問題の提起をさせていただいた者として、一言付言をしたいと思うんです。  葉梨さんの持っている理想型というのがそのまま実現をされていくということであればそれでいいんだろうと思うんですが、実際は、やはり政治的にチャージしてくるということが現実なんだろうと...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○中川(正)委員 大変中途半端な時間に先週に引き続いてこの委員会を設定されまして、本来なら夜なべをしないで、まだしっかり余裕はあるわけですから、ちゃんとした時間で十分な議論を進めていくということを、今出席をしていただいておる皆さんを代表して申し上げたいというふうに思います。そのこ...全文を見る
○中川(正)委員 あたかもポスターを張っているからそれだけ普及率が伸びたんだというふうな答弁だったんですが、違うんですね、これ。災害が起きたから、特に阪神・淡路以降、その重要性といいますか、ニーズが出たから、災害が起きたから、そこを契機にして普及率が伸びたということなんですね。と...全文を見る
○中川(正)委員 質問通告はしてあったので、私の話を先取りしていただいたんだろうというふうに思うんですが、確かに昭和五十五年まで強制加入だったわけです。  しかし、再保険の制度をつくっていても、実績を見ると、阪神・淡路大震災のときだけ公的資金が出ているんですね。あとは、大きな災...全文を見る
○中川(正)委員 だから、一発でやろうというのは、私たち、いわゆる民主党のNPO法案をまずは出すんですが、百歩、二百歩譲って、なかなかリスクが大きい、それはさっきのNPO法人の中にもさまざまありますよということがあるんだとすれば、災害に限って、特定の分野で、具体的にどんな事業をす...全文を見る
○中川(正)委員 これから財政バランスなり、あるいは予算を具体的にどう組んでいこうかというときに、基本になるのは、さっきの、身近にできるところは地方でやっていったらいいじゃないかという、その基準だけで物が動いていくわけじゃないと思うんですね。具体的に、どの事業は地方でやって、どの...全文を見る
○中川(正)委員 そもそも論で詰まっていると時間がすぐにたってしまいますので、そもそも論はさっきの指摘で理解をしてもらいたいというふうに思うんです。これは、このままいっても真の意味での地方分権になっていかない、混乱があるだけで。  残ったものは何かといったら、こういうことなんで...全文を見る
○中川(正)委員 ところが、片方で交付税の総枠を削っていきますよという、この方向性がはっきり出ているわけですね。これは、今の時点からそれが始まるわけですから、もちろん税財源そのものが移行したときには、当然国税がへこんでくるわけですから、特に所得税がへこんでくるわけですから、その分...全文を見る
○中川(正)委員 それは理解できませんよ、地方としては。どうなるかわからないというものに乗っているわけですから、みんな。  私、どうしてもわからない。谷垣大臣、こっち向いてください。どうしてもわからないのは、こういう話し合いをしながら、どこへ向いていくかわからないというものに対...全文を見る
○中川(正)委員 それは、地方の担当者はさっきの答弁で満足すると思ったら大きな間違いですよ。こんな不安な状況で、何が地方分権あるいは三位一体ですか。  もう一つ聞きますけれども、実は、事前に私は財務当局に、具体的に一遍数字を出してみろと。東京都と三重県、私の足元で恐縮なんですが...全文を見る
○中川(正)委員 谷垣大臣、できなかったら予算をつけたらだめですよ、これは。できるまで待たなきゃ。そうでしょう。逆さまなんですよ。議論を先にやっておいて、ちゃんと結果を責任持って示して、こういうふうになるから、ことしはこんな形で進んでいきますよというのが常識じゃないですか。それが...全文を見る
○中川(正)委員 違うんですよ、国の整理と地方の整理と違うんですよ。  これは、ここでとうとうとやってもいいんですけれども、もう一回申し上げますが、国の整理は、特に財務省の整理は、トータルな整理なんです。地方自治体、個々の地方自治体については、例えば三重県、島根県がどうなるのか...全文を見る
○中川(正)委員 大分景況感が谷垣さんと違うようです。  地元へ帰って各企業を回っていても、恐らく皆さんそうだろうと思うんですが、中小企業を中心に、まさかこの景気がいいというふうな思いがあるようなところはないんですよ。何ということを政府はやり出すんだろうという、その怨嗟の声で満...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  表現の仕方についてはさっきの河野さんのお話のとおりだと思うんですが、それこそ、工夫の余地も含めてあるんだというふうに思います。  もう一つ、歴史的な背景の中で、前文だけじゃなくて憲法そのものを考えていったときに、私は二つの意味合いを...全文を見る
○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  五年前、四年前にこの調査会が発足をした当時の雰囲気と、私は大分違ってきているんだろうというふうに思うんです。あのころは、私も思い出しますが、何が飛び出してくるんだろうと、おっかなびっくりのような、そんな緊張感みたいなものを持ちながら議...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。先日に引き続いて質問をさせていただきたいというふうに思います。  一日御苦労さんでございます。大分お疲れでございましょうが、最後の頑張りを見せていただきたいというふうに思います。  時間の都合もあるようなので、最初に金融関係からお尋ねを...全文を見る
○中川(正)委員 しかし、これは、今最中ですからなかなか難しいということもわかるんですけれども、市場にも影響しますしね、わかるんですが、一つは裁判という形で決着をする道がありますけれども、もう一つはやはり監督官庁としてこれは結論を出していかなきゃいけないんだろうと思うんですよ。両...全文を見る
○中川(正)委員 これは事前に調べたというか聞いたところでは、東京証券取引所の業務規程の中でこの時間外取引ということを規定して、ルールとして運用しているということですね。それにTOBが利用されたというか、TOBがこの時間外取引を利用したというか、そういうことだと思うんですね。 ...全文を見る
○中川(正)委員 いわゆる会社の乗っ取りということなんですね、平たく言えば。これにTOBの制度を使うということをしないと。それはそういう意味なんですか。それとも、時間外の部分で、TOBと組み合わせた形でのもともとの目的ではない使い方をこれからはコントロールしていくという意味なんで...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、金融庁の今の見解というのは、時間外でやったということに対しての問題意識じゃなくて、会社支配を目的とするような大口買い付けの目的でTOBという制度を使ったということ、これは想定していない目的外使用だ、こういうことで問題視している、こういう意味にとってい...全文を見る
○中川(正)委員 わかりました。  これを検討していった結果、それなりの法規制をしていく、あるいは業務規程を変えていくということなのかもしれませんが、そういうことになったときに、それはさかのぼって今行われている取引に対しても適用するという前提で見直していく、こういうことなんです...全文を見る
○中川(正)委員 一方、こうした乗っ取りがあったときに、増資をして、その割合というものを特定の株主に割り当てて支配権を逃れるというか、そういう手法があるわけですね。これについてはどうですか。
○中川(正)委員 しかし、これも株式市場という、いわゆる公である、あるいは公正である市場で行われる取引であるし、当然、その中に金融庁が目指しているあるべき姿というものがあるんだと思うんですよね。金融庁の立場から見ると、こうした問題はこれからも起こってくるんだろうと思うんですが、ど...全文を見る
○中川(正)委員 だから、商法上の問題を聞いているんじゃないんですよ。金融庁としての、市場を運営していく立場からの問題提起をしているんです。
○中川(正)委員 TOBでごまかして逃げたつもりでおられるんでしょうが、私の言いたいのは、こうしたことでマスコミを中心ににぎわせていますけれども、ここにはやはり善意の、善意のといいますか一般の投資家の見る目というのがありまして、こういう立ち回りをやればやるほど、株式市場というもの...全文を見る
○中川(正)委員 肝心なところがちっとも出ませんでしたけれども、どうぞお引き取りください。  では、谷垣大臣、お待たせいたしました。進めていきたいというふうに思います。  最初に、ごくごく一般論というか、本当はこれは小泉総理に聞かなきゃいけないことなんだと思うのですが、小泉政...全文を見る
○中川(正)委員 乗り越えればいいんですが、小泉さんの場合は、乗り越える乗り越えると言いながらいつも途中で人に任せてしまって、任せてしまったあげく中途半端になって、逆に肝心なことが先送り、これが一般の評価じゃないかと思うんですね。  その結果、どういうことになったか。これは数字...全文を見る
○中川(正)委員 私は、これは一つの構造変化もあるんじゃないかと思うんですね。ただ過剰であったというだけじゃないというふうに思うんですね。  それは、一つは団塊の世代がそろそろこれから卒業していくこともありますが、もう一つ、一般の社員という形から派遣あるいはパートということでい...全文を見る
○中川(正)委員 そこで、もう一つの表を取り上げていただきたいと思うんですが、もう一枚下の方にある表ですね、ここで、恒久的な減税が行われたとき、あれは所得税と法人税両方で減税を行われたわけですが、そのときの実績といいますかその金額と、それから、恒久的減税が行われてから後の増税と、...全文を見る
○中川(正)委員 いい指摘をしていただきました。政策全体を見て、さらにこれは若い世代、働く世代へ向いていかに集中しているかというのは、谷垣さんみずからが今説明をされたとおりなんですよ。なぜかといったら、これは老齢者に対してシフトしているんですよね、さっきの政策は。給付を充実した、...全文を見る
○中川(正)委員 消費税なんですよね、一つは。それともう一つは、うちの党として何回も何回も主張しているのは、とにかく削るところは削りなさいよ、削った上で年金の話はできるじゃないですか、増税をせずに、まず削ってからそれを回すということが先決ですねということ。それで、民主党なりの予算...全文を見る
○中川(正)委員 所得税が地方税との調整をしていくのに一番いい税目かというと、私は必ずしもそうじゃないんだと思うんです。  前回の議論でせいぜいやらせていただきましたが、どのように調整資金というのをつくり出すかということを前提にしないと、所得税の場合は非常に偏りが大きくなってく...全文を見る
○中川(正)委員 これは三位一体あるいは地方分権の議論にまた戻っていくんだろうと……
○中川(正)委員 さっき、課税自主権という言葉を使われましたね。課税自主権というのは、今回のような、住民税でフラット化して、国がその基準を決めちゃって、それぞれかけなさいよと。これをやってしまうと課税自主権もくそもないんですよ。  住民は何を感じているかといったら、あの自治体よ...全文を見る
○中川(正)委員 三位一体と同時にその議論を本当はしなきゃいけないんですよ。それができていないというのは、これは三位一体もくそもない。とにかく財務省としては、私たちがすべてコントロールしていくんだという、その姿勢が変わらないという証拠ですよ。本音と建前は違うんですよ。それがあらわ...全文を見る
○中川(正)委員 だから我々は提案をしているんですよ。こういうちまちました話で弱い人たちをいじめないで、一番まじめにやっている人たちをいじめないで、トータルで所得税のシステムを考えてみましょうと。扶養控除、配偶者控除、ひっくり返して、子育てというところに焦点を当てて、この世代へ向...全文を見る
○中川(正)委員 もうちょっと国民にしっかり説明のできる論拠を用意してさっきの話をしてください。ただ見直さない見直さないと言っていると、小泉さんの靖国と同じような話になってしまうということを指摘しておきたいというふうに思います。  次に、国際課税に移っていきたいというふうに思う...全文を見る
○中川(正)委員 あのときこの法制があれば、大体幾らぐらい取れたんですか、税としては。それを出しておいてくださいと言っておいたんですけれども。
○中川(正)委員 しかし、この法律を考えていくのに、あれが原点だと私は思っているんですよ。あのときどれぐらい取り損なったかということはやはり説明しておいてください。
○中川(正)委員 リップルウッドの場合はこんな単位じゃなかったでしょう、もし取れたとしたら。
○中川(正)委員 私たちもこの法案を審議するのに、出発点であれはどれぐらいのものだったんだというのはわかっていないと、この法案に対してさまざまな批判もあるわけですから、これをすることによって外資が逃げるぞというような批判もあるわけですから、そこのところはやはりはっきりさせてくださ...全文を見る
○中川(正)委員 守秘義務というのは、何を守っていかなきゃいけないんですか。大体概算で出るんでしょう、概算で。あれを買い取ったときのものから売ったときの価格というのはわかっているんだから。何を守秘義務と言うんですか。
○中川(正)委員 でも、今度の前提というのは、それをファンドでかけるということでしょう、今度の法の前提は。個々の話じゃなくて、ファンド全体にかけますよということなんでしょう、今度は。だから、そんなものは出るはずなんですよ。  どうも見ていると、余りにも取れずにいた額が大き過ぎて...全文を見る
○中川(正)委員 そんなこと聞いていないんです。個々でどれだけ取り損ねたかというんじゃなくて、ファンド全体でどういうことだったのかというのを聞いているだけの話です。守秘義務でも何でもない。トータルでどうなのかという話なんです。それをここでやっていたら時間がなくなっちゃうのでこれぐ...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回言っておきますが、リップルウッドにこだわらずに、あのときあの年度でこの法がもしあったらという仮定をして、全体でどれぐらいの増収になっていたのか、そういう出し方でもいいですから、とにかく守秘義務にかかわらない、そちらの言う、大臣の言われる守秘義務、私はそん...全文を見る
○中川(正)委員 趣旨と中身についてはそれなりの理解をしているんですが、説明するときにちゃんとした論拠が必要なんだろうと思う。特に外資に対してそのことが大切なんだろうというふうに思うんですね。それだけに、さっきの、どういう論点があって、どういう根拠があって、今回の法案が海外からの...全文を見る
○中川(正)委員 タックスヘーブンを使って税を逃れていたというのは、外資だけじゃなくて、日本の投資家もそうした意味ではあるんですね。これはどれぐらいの割合になっているとつかんでいますか。あるいは、外資を活用して日本の機関投資家が利益を得ていたという分もあるんだと思うんです。そんな...全文を見る
○中川(正)委員 一つだけ指摘しておきたいと思いますが、こんな三十六億というような数字がひとり歩きして、これを見て、税の捕捉をするためにこの法律ができたというような説明をするんだったら、これは間違いだと思うんですよ。ミスリードしますよ。だから、その辺もう一回ちゃんとした数字を出し...全文を見る
○中川(正)委員 もともとシャウプ税制以降、基本的には総合課税を歩んでいこうじゃないかという基本があったんだと思うんですね、この国に。それが金融だけでも一本化していくということ。これは総合課税をしていこうじゃないかということから方向を変えて、いわゆる二元化論に歩みが進み始めてきた...全文を見る
○中川(正)委員 いや、私の聞いているのは、それで終わりですかということです。では、終わりじゃないんだろうと思うんですね。終わりなんですか。それだけなんですか。
○中川(正)委員 では、聞き方を変えます。  大臣はどう思われているんですか。あるべき姿というのはどういう形だと思われますか。
○中川(正)委員 これは、もう時間がなくなってきたので次に入れないんですが、そういう方向性というのをはっきりして、そこから具体的な議論が始まらないと、とりあえずこれだけまとめてみたんだという話では、この三つをまとめてみたんだという話では、これは議論が前に進まないですよね。だから、...全文を見る
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○中川(正)分科員 おはようございます。民主党の中川正春です。  実は、きょう議題にしますNOx・PM法、これは三回目なんです。  私の気持ちとしては、環境行政、特に環境税や何かの議論も含めて、やはりしっかりと納得のいく、方向性としてはみんなそれは総論で賛成するんですが、個々...全文を見る
○中川(正)分科員 この法律は、トータルで、いわゆるディーゼルの技術基準といいますか、これをメーカーに対して付しているものが一つありますよね。これも、やっと、おくれていたのが今になって新しいものになって、それを技術的にクリアしてきた。そのことによる買いかえ需要といいますか、全体が...全文を見る
○中川(正)分科員 これは大臣、どう思われますか。地元でこの議論をしていると、たまたまうちは対策地域に指定された中に車庫を持っているので、自動車を買いかえなきゃいけない。ところが、ちょっと離れた市町村、離れた向こうに行くと、特に運送業の話なんですけれども、同じ商売をしていて、車を...全文を見る
○中川(正)分科員 恐らく当局は、環境ということでしか世の中を見ていないから、そういう答弁になるんだと思うんですよ。そうじゃないんです。そこで実際に車を買いかえていかなければならない人たちは、そこで企業経営をやっているわけですよね。そのときに、さっきの問いが出てくるわけです。それ...全文を見る
○中川(正)分科員 見直しを総合的にしていくということ、これは評価したいと思いますし、もうわかっているところはどんどんやっていくということで、ひとつ実績を上げていただきたいというふうに思います。  それからもう一つ、追加してお話しするとすれば、必ずしも新車にかえなくても、私がそ...全文を見る
07月21日第162回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  質問に入る前に私からも一言申し上げたいんですが、やはり大臣がこういうタイミングで、しかもこうした懸案を持っている中で出席しなかったということについては、これは委員長、しっかり問題意識を持っていただきたいというふうに思うんですよ。  ...全文を見る
○中川(正)委員 最初に、拉致問題に関連をして、日本人妻の問題についてお尋ねをしていきたいというふうに思います。  平島筆子さんですが、これは平沢勝栄議員の御尽力もあって、一たん日本にこの人は帰ってきて、それからまた戻ってしまった。戻っていく過程で、北京で記者会見をした。その記...全文を見る
○中川(正)委員 これまでどういう調査をしましたか、具体的に。
○中川(正)委員 具体的には何にもやっていないということですよ。  というのは、先般、この日本人妻の皆さんが私たちの党の聞き取りに集まっていただいた。あるいは、脱北者の支援をしている人たち、と同時に脱北してきた人たち、大体百人ぐらい日本に帰ってきているわけでありますが、そういう...全文を見る
○中川(正)委員 彼らは北朝鮮の中に息子なりあるいは孫なりという形でたくさんの身内を残し、かつ、いろいろなリスクを負いながらこの国で生活をしているんですね。  先ほど電話攻勢があるという話をしましたが、金を送れ、送らないと私たち身内が非常に危険な状況になっていく。それは具体的に...全文を見る
○中川(正)委員 警察を呼んだつもりでいたんですが、来ていないですね。  これは、警察の方とも連携をとって、その体制をつくってください。そのことの確認がさっきできたんだという理解でいいですね。
○中川(正)委員 その上で、もう一つ情報収集の話なんですが、私たちは五月の連休を使って韓国へ行ってきました。  今回、この委員会でも安明進さんを参考人として呼んでいただくようでありますが、彼は恐らく大きな、いわゆる参考人、証人としての情報を持っているというふうに私も思いますので...全文を見る
○中川(正)委員 私たちが会った証人というのは韓国政府の情報部門の中で完全に管理されていまして、そんな中からあえてあるということにしたわけでありますが、聞いていましたら、アメリカの情報関係者、情報局というのはちゃんとコンタクトをして、いろいろなことを聞いていった、そういう事実があ...全文を見る
○中川(正)委員 現状は違いますよ。しっかりと指摘をしておきたいと思います。  それから、あえてもう一つ言うならば、この委員会にもそういう人たちをしっかり呼んで、そこから出てくるいわゆる外に対する情報でもって、それをうまく外務省が使いながら外交をするというダイナミズムが要るんで...全文を見る
○中川(正)委員 言葉は多いんですが、中身は私たちのようには確信を得ていないんだろうというふうに思うんです。  日本としては、それぞれのポイントというか、いわゆる核という問題についてのポイントはあっても、六カ国協議のテーブルの上にのせていくということは大命題でしょう。だったら、...全文を見る
○中川(正)委員 ここも意図不明、やるのかやらないのかわからない、適切にというような話は。  やはり相手のことを説明してもだめなんですよ。そんなことはわかり切っている。それに対してこちらがどういう戦略で韓国も巻き込んでいくかという、それが出てこないと、これはもう外交としてのダイ...全文を見る
○中川(正)委員 以上です。ありがとうございました。
09月21日第163回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○中川(正)委員 甚だ僣越でございますが、委員の皆様方のお許しを得まして、一同を代表して、委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、再び議院運営委員長に御就任をされました川崎委員長は、昨年十月の御就任以来、その円満なるお人柄と強い信念を持って、委員会の円滑...全文を見る
09月22日第163回国会 衆議院 議院運営委員会 第2号
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○中川(正)委員 民主党としては、郵政について、従来からの我々の主張で、特別委員会をつくって議論をしていくという事柄ではない、総務委員会の中でしっかり議論をしていけばいいということで、この設置については反対をさせていただきます。  それから、憲法の特別委員会については、これまで...全文を見る
09月29日第163回国会 衆議院 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号
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○中川小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は、平成十八年度国立国会図書館予算概算要求の件について御協議願うことといたします。  まず、黒澤図書館長の説明を求めます。
○中川小委員長 これより懇談に入ります。     〔午後二時三十七分懇談に入る〕     〔午後二時五十七分懇談を終わる〕
○中川小委員長 これにて懇談を閉じます。  今回概算要求を提出したことについては、やむを得ず認めることにしても、積み残しになっている問題について、今国会中に議論して、来年度予算にきちんと反映するように調整していくこととしたいと思います。  ゆえに、今回の分については、小委員長...全文を見る
○中川小委員長 はい、ありがとうございました。  本日は、これにて散会いたします。     午後二時五十八分散会
10月13日第163回国会 衆議院 議院運営委員会庶務小委員会 第2号
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○中川(正)小委員 ちょっとお願いをしたいんですが、この問題についても、もう何回か庶務小委員会を開かなければいけないんだろうと思います。
○中川(正)小委員 歳費について。  その機会で結構でありますので、院あるいは、これは国会図書館もそうなんですが、これはまた別の小委員会になるのかと思うんですけれども、この予算に対する我が党の改革案といいますか、こんな形でぜひ予算を削減していきたいという案を正式に出させていただ...全文を見る
○中川(正)小委員 違いますね。そこまで私も影響力がありませんので。
○中川(正)小委員 これはうちの党にも関係があるので御説明させてもらいますが、総枠の中で、その四百十時間をそれぞれに分けているわけですけれども、これについての是非とか、あるいはトータルでそれをどうしていくかという話については、また別個、全体の院の改革の中で話を進めていきたい。これ...全文を見る
10月21日第163回国会 衆議院 議院運営委員会庶務小委員会 第3号
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○中川(正)小委員 私どもの案は、法案として出しているのはことし分だけなんです。来年以降はそのままということです。
○中川(正)小委員 改定のままということです。  基準を平成十四年の百三十七万五千円のときに合わせまして、十四年、十五年と減額をしてきたわけですが、十四年のレベルから全体で一〇%、今のレベルでいくと、百三十二万四千円ですが、これからは六・五%の減ということになりまして、結果、百...全文を見る
○中川(正)小委員 はい。
11月01日第163回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
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○中川(正)委員 甚だ僣越でございますが、委員の皆様方のお許しを得まして、一同を代表して、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  川崎前委員長は、昨年十月に御就任以来、その卓越した御見識と強い信念を持って、当委員会の円滑なる運営と国会の権威の向上に...全文を見る