中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第166回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○中川(正)委員 おはようございます。民主党の中川正春です。  きのうは柳澤大臣をずっとお待ちをしておったんですが、残念なことに、来ていただくことができなかった。流会をしたという委員長の判断も正しかったんだと思っておりますが、きょうは、その分しっかりやらせていただきたいというふ...全文を見る
○中川(正)委員 非正規雇用の固定化ということ、これを一つの問題としてとらえておられるということ、これは正しいことだし、一番大事なところの一つだと思うんです。  もう一つあるんです。それは、同一労働に対して賃金格差があるということです。ここでも触れているように、年収にして倍から...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ、同じ非正規の中でも、請負という形態とそれから派遣という形態がある。前回問題になったのは、偽装請負、請負という形態で契約をしておきながら、会社の中の工場の中に入ったその請負のチームに対して、親会社、いわゆる請負を発注している会社が直接の命令権というのを発...全文を見る
○中川(正)委員 ところどころ、地域の労働局の方では、アンケートをとったりあるいは現場に立ち入りをやったりして、実情把握に努めているようです。ヤフーニュースでちょっと検索しただけでも、相当の事象が出てきます。  例えば、山形あたりでは七八%の企業で法律違反をやっているというふう...全文を見る
○中川(正)委員 はっきりしているのは、請負ということについて特別の法律がないんですよ。これは民法上の請負契約の中でやっているということですから、労働法制としては、ここの部分を整理するということだと思うんですよ。派遣法については、これはちゃんとした整理ができていて、しかも、正社員...全文を見る
○中川(正)委員 外国人労働者の問題に進みたいと思うんです。  これも、さっきの派遣とか請負とかということと密接に関連していまして、この外国人労働者の実態というのはその派遣あるいは請負労働の中に包括されていて、しかも、これが日本の中で一番深刻なというか、そこに一番しわ寄せが行っ...全文を見る
○中川(正)委員 それは恐らく大臣の個人的な定義だと思うんですね。法律の中でとか、あるいは行政施策の中でこの分野を特定した定義なんて見たことないですよ、厚生労働省から。さっき例に出された特定活動とか定住者というのは、これは法務省の方の在留資格の定義を流用して使ったということなんで...全文を見る
○中川(正)委員 だから、これは専門職としての受け入れの、今配付した資料の中にあるんですが、「在留資格一覧表」、この中に、各在留資格に定められた範囲での就労が可能な人たちというのは、外交官から、興行だとか、いわゆるダンサーなんかがその中、あるいは企業内転勤だとか、そこまで専門職と...全文を見る
○中川(正)委員 この構造というのは、基本的には、企業がそのコストを削減するために、企業の論理でいけば、海外に工場移転するかわりに日本の中でコスト削減を考えていく、そのときに、外国人労働者をこうした形で雇用していくということと派遣という制度の中でやりくりをしていきたい、これがもと...全文を見る
○中川(正)委員 その考え方はさっきの原点に戻っていくんですよ。その答えしか出てこないというのはなぜかといえば、外国人労働者としての定義ができていないからなんですね、この日系の人たちの受け入れについて。制度化していないんですよ。これは、違う明文の中で、いわゆる身分ということの中で...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、それは役所から出てきた答弁だと思うんです。読んでいて気がつかれているんだろうと思うんですが、むなしいでしょう。これは、取り締まりを強化する、強化するだけで解決できる問題とそうじゃない問題があると思うんです。そうじゃないというのは何が問題なのかといったら、制...全文を見る
○中川(正)委員 相変わらず役人答弁で、苦笑いをしながら答弁していますが、ちょっとこれは真剣に取り組んでいくという体制をつくる必要があると思いますし、ここのところをしっかり解決しておかないと、例えば今ヨーロッパでは、外国人労働者をどのように社会に融和させていくかというのは最大の課...全文を見る
○中川(正)委員 この問題は、総理も含めてまたやっていきましょう。  次に、三位一体改革によって各地方自治体でいかに格差が生まれたかということを議論していきたいというふうに思います。  ちょっと時間が足りなくなったので大枠で説明しますけれども、今回の三位一体で、国庫補助負担金...全文を見る
○中川(正)委員 大臣もやはり役人の書いた文書を読んでいて矛盾を感じていると思うんですが、そういうことをした結果がこれは出ているんですよ。特に、所得税を住民税に置きかえた、それもフラット化したということで説明していますけれども、結果が出ていない。  なぜかといったら、交付税で調...全文を見る
○中川(正)委員 恐らく、どこも似たり寄ったりの話をやっているんでしょう。  新しい制度をつくったら、これは東京でつくるわけですね、東京でつくったら、地方でこれをやろうと思ったら、だれかに相談しなきゃいけないというので、いっぱい何とか協会とか何とかコンサルタントとかというのがで...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○中川(正)委員 おはようございます。それでは、きょうもしっかりと質疑をしていきたいというふうに思っています。  きのう、新聞各紙で世論調査の結果が出ております。安倍内閣の支持率が下がってきているということ、これは、ある意味では危機的状況になってきているということも一つあります...全文を見る
○中川(正)委員 BSEの質問に入っていきたいというふうに思います。  きのうのこれも報道なんですが、混在していた牛肉が二十カ月以上のものであったということが米国のサイドからはっきりしたという報道がなされていましたが、これは農林大臣、そういう連絡が入ってきているのかどうかという...全文を見る
○中川(正)委員 報道機関では、二十カ月以上だったんだということが今もう報道されているんです。遅いですよね。それだけ、こちらの攻め方がいかに生ぬるいものかということがこれは証明されているんだろうと思うのですが、その上に立って、改めて厚生大臣にも確認をしておきたいんです。  国内...全文を見る
○中川(正)委員 いかにもそれは役人的発想なんじゃないですか。日本の国内では全頭検査を実質的にやっているわけですよ。それを国民がよしとして、今、厚生省自体も、全頭検査のための機器を各自治体が購入するのに補助金まで出しているでしょう。それでいいという体制を国内でつくっているわけです...全文を見る
○中川(正)委員 だとすれば、さっきの答弁からいくと、日本では全頭検査はしなくていいというふうに思っていられるんですか。
○中川(正)委員 もう一回確認しますけれども、大臣としては、今の状況から見ると全頭検査というのは必要なんだ、国民に対してその安全性というのを確保していくために政治的な決断としては必要なんだ、そういうふうに考えていられるんでしょうか。
○中川(正)委員 だとすれば、その国民の意思を受けて、海外から入ってくる肉に対しても、アメリカに対しても、日本と同じような実質的な基準というのを設けて対応をすべきだというふうに主張すべきだと思うんですよ、大臣としては。それが一つ。  それからもう一つは、前々からこれは議論になっ...全文を見る
○中川(正)委員 ところが、アメリカ政府はこのクリークストーン社に対して、全頭検査してはだめだ、こういう指導をしているんですよ。これはどう思われますか。
○中川(正)委員 私は、さっきの大臣の答弁というのは政治家としての答弁じゃないと思うんですよ。日本の国民が安全ということをこれだけ求めている。そんな中で、アメリカから全頭検査をした牛肉を入れようと思えば入ってくるという体制が業者で整うということがあるわけですよ。  例えば、隣の...全文を見る
○中川(正)委員 どうも、最初の経過から見ていると、これは、日本国内で全頭検査の実質的な体制を整えたという経過そのものが、本来は厚生省がリードをして、食品安全の基準の精査をしながら、それをバックにしながら、厚生省がリードをして基準を決めて全頭検査、これが本筋なんです。  ところ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、もういいんです。  次に……(発言する者あり)いや、大臣は自分の範疇の話じゃないとみずからが言っているんですから。
○中川(正)委員 例えばこんなことがあるんですよ。さっき、全頭検査で韓国としてはその体制でないと受け入れないということで頑張っていると言いましたけれども、例えば、去年の六月に韓国政府の現地査察が入っているんですよ。それで、その査察を受け入れた業者が、日本への輸出資格を持つ米牛肉処...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの二つの点、住民税を比例税率化したということと、それから法人税のいわゆる配分基準の見直しをしたということ、これはやったんですよ。やってもこういう結果なんです。だから、そこのところは限界があるということと、このままそれをやり続けてもさらに格差は広がるというこ...全文を見る
○中川(正)委員 消費税、これに頼っていくということでありますが、実は、現状のこの格差を消費税でひっくり返すことはできないんですよ。消費税は、偏在性が少ないと言われているだけで、小さいと言われているだけで、基本的にはこの格差をひっくり返すところまでいかないんですね。  そこのと...全文を見る
○中川(正)委員 前回も時間配分を間違えてもう一つの大事なところに進めなかったんですが、本当はこれはもっと突っ込んでいきたいんですけれども、次の回に譲っていきたいというふうに思っています。  そこで、教育の問題もこれあり、あるいはPFIもあったんですけれども、ちょっとそれは後に...全文を見る
○中川(正)委員 しかし、この合意書を見ていると、それぞれの作業部会は独立して懸案の処理をしていくわけですね。それで、日本の拉致問題が進展しなければ例えば最初の五万トンというのが出されないということになるのかというと、実際には、この五万トンは韓国が受け持っていて、韓国の判断の中で...全文を見る
○中川(正)委員 そうするとはっきりしているのは、拉致の進展にかかわらず五万トンは出すということですね。  そうすると、あとの九十五万トンでありますが、これは、それぞれの部会が走り始める、その中で日朝国交正常化が話し合われる、もちろん拉致ということも話し合われる、これは大事なこ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そうじゃないでしょう。それぞれの負担割合については、直接的に影響するのは、韓国、中国、それからアメリカなんですね。ロシアはもうこれには参加せずに、借金、いわゆる債務を帳消しにするということで参加をしていくんだ、こう言っていますから。基本的には、負担するかし...全文を見る
○中川(正)委員 いや、これは、交渉している最中とか最中でないとかという話じゃなくて、基本的な話なんですよ。ここのところが、結局は日本が孤立をしてしまったのか、それとも六者協議の中に拉致問題が組み込まれたのかどうかということを判断する基準じゃないですか。拉致問題が六カ国協議の中で...全文を見る
○中川(正)委員 実質的には孤立をしたということだと解釈せざるを得ないと思うんですね。  その中でもう一つ頼りにしていくのは、米朝の国交正常化の中で、特に金融解除、それからテロ支援国家としての指定解除、こういう話の中で拉致というものをどのように定義をしていくかということ、これを...全文を見る
○中川(正)委員 アメリカの中でも、この議論というのは、いわゆる二つの対峙した議論としてあるんだと思うんですよ。アメリカの一国主義的な形で存在感をしっかり示しながら、アジアに対しても、あるいは中東に対しても持っていくんだと。  しかし、もう一方で中東とこっちの方と違うのは、それ...全文を見る
○中川(正)委員 以上です。ありがとうございます。
02月27日第166回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  きょうは、ちょっと落ちついて幾つか議論をしていきたいというふうに思います。  まず最初に、北朝鮮に関しての問題でありますが、私は、どうも以前から、なぜそこまで議員外交にこだわるんだろうということを不思議に思っております。  二〇〇...全文を見る
○中川(正)委員 公務員という定義が恐らく違うんだと思うんですね。議員外交を、政府のいわゆるシステムの中の一つの公務員として見ていくという感覚が一つは間違っているというふうに思います。  もう一つは、さっきのお話でいったら、野党外交はできないことになるんですよ、一般的な話でいけ...全文を見る
○中川(正)委員 実は、これは最初、週刊誌で取り上げられまして、我が党の議員がこの問題をそういうベースで取り上げたら安倍総理が激高しまして、えらく興奮したものですから、私は何であれだけ、まあ、よく興奮する人なんですが、何でここで興奮するのかなということが不思議になりまして、それで...全文を見る
○中川(正)委員 いい点を出していただいたと思うんですが、一体であるかどうかということはぜひ調べてもらいたいんです、さかのぼって。これは内容は余り言いませんけれども、そのときに出ていた、いわゆる秘書を通じて、さまざまな協定文書なんかが週刊誌に出ていますけれども、その中身とそのとき...全文を見る
○中川(正)委員 出発は週刊誌情報なんですけれども、私もそれなりに裏をとってきたわけであります。だから、もしそこではっきりしないということだったら、はっきりすべきなんじゃないですか。これは調査すべきだと思うんですよ。
○中川(正)委員 それぞれ話し合いをした結果、こんなふうにまとめました。  私も、この崔秀鎮氏と李正一氏に会って、具体的にさまざまな、そのときに議論された中身、それから証拠書類、写真みたいなものですよね、それからパスポートだとか、いつどんなところで安倍さんに会ったかとか、そんな...全文を見る
○中川(正)委員 いや、週刊誌情報だけじゃないんですよ。私が現に会ってきた。それで、こういうことが存在したと言っているわけですから、このことについてさらに調査を進めるために、週刊誌情報じゃなくて、具体的にこの人たちに一度会う、会って何が起こっていたかということをはっきりさせるとい...全文を見る
○中川(正)委員 では、理事会預かりで、後で協議しましょう。  これは、ずっと一連のこれまでの対応を見ていると、拉致問題というのは、なぜ大きな壁に当たっているかというと、二国間協議に押し込められてしまっているということ。二国間協議でやれば、これはけんかしているだけで、お互いがカ...全文を見る
○中川(正)委員 そういう公式答弁でずっと来たわけですが、基本的には、韓国との連携ができて、今の日朝間のテーブルも、この問題については韓国も一緒にやろうというふうなところまで韓国を引っ張り込んだら、それが本物になってくるんだと思うんですよ。そうじゃなくて、いや、日韓のいわゆるほか...全文を見る
○中川(正)委員 みずからの土地を寄附した後も、家賃を支払っているとはいえ、本人やその家族が住み続けているわけですよね。これは、後、未来永劫といいますか、秀直さんの後の世代も、家賃さえ払えばその家族が住み続けていくことができる、相続税もそれで免れていくという構図になっていくわけで...全文を見る
○中川(正)委員 出の部分について、具体的に何が問題だというふうに認識されていますか。
○中川(正)委員 さっきのお話だと、手続というか、帳簿にどの項目でこれは分類するのかという程度の話ですよね。私は、国民の意識というのは、その後ろにある問題をもっと意識しながら、これではだめだと言っているんじゃないかと思うんです。その後ろの問題というのは何かといったら、我々に対する...全文を見る
○中川(正)委員 その事実認定をやっているんですか。それが正しく記載されたものかどうか、うそを言っていないかどうかということは、チェックはできるんですか。
○中川(正)委員 これは調査権限がないんですよね。だから、出してきたものを公表するだけという組織になっているんです。  もう一つ、私的流用の部分ですが、もしこれがあるとすれば、ここには税金がかかっていませんから、これは本来、国税局がこれへ向いて関与をしてしっかりチェックをしてい...全文を見る
○中川(正)委員 これは、実は、私たちの政治後援会、あるいは政治資金団体、あるいはそれに類するというところがあるわけですが、今私たちの議論だけをしていますけれども、これは、そういう形で、いわゆる結社の自由、それに基づいて同じような形態で運営されているのが七万以上あると聞き取りした...全文を見る
○中川(正)委員 都合のいいときには法を持ち出して、そうでないときには違う話をする。  もう一つやりましょうか。こうやって国民の方が、オープンにしなさい、こう言っているわけです。我々は政治家を信頼できればいいんだけれども、その信頼をできるという状況をつくり出すためにもオープンに...全文を見る
○中川(正)委員 法律以上のことをしちゃだめだって、そんな矛盾した話はないですよね。法律以上のことをしたら、国民は手をたたくんですよ、このケースは。何を言っているんですか。  だから、そこはしっかり指摘をしておいて、いずれにしても、これは私たちのこれからの政治活動の中で、基本的...全文を見る
○中川(正)委員 次に、PFIの問題を取り上げていきたいというふうに思います。  これは、以前にちょっと入り口だけやったんですが、地域の格差が出ている。これは、前回は、三位一体の改革の中で、行財政の部分で、三位一体自体が特に財政格差をつくり出したということを指摘させていただきま...全文を見る
○中川(正)委員 いや、一足飛びに地元企業が受注するという、そんなところまでいってもらうと困るんですよ。その前の構造というのがあるので、そこのところを聞きたかった。だから、このコンサルタントの役割というのが一つポイントになっているんです。  実は、PFI協会というのはいろいろな...全文を見る
○中川(正)委員 これは普通だったら一〇〇%、個々に建てたら地元なんですよ。それを、わざわざ集めて三分の一だけ地元に出したよというのは、地元はなかなかそれでは納得しないということなんですね。恣意的に企業を選んだということを指摘しているんじゃなくて、構造的な話をしているんです、構造...全文を見る
○中川(正)委員 次に、環境大臣の方ですが、NOx・PM法についてお聞きをしていきたいというふうに思います。  これは、それぞれ大都市を中心にした地域を地域指定して、その中に、これは車庫規制ですね、車庫を登録しているトラックあるいは車について買いかえを促していく、そういうことに...全文を見る
○中川(正)委員 これは以前から指摘をされていることなんですけれども、まだ特定のポイント、ポイントで改善が進んでいないというレポートを私ももらっています。  これはどういうところに原因があるかというと、流入車なんですね。今規制しているのは、地域を指定して、その中で営業をしている...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、流入規制をかけるんですね。  というのは、私は、これを公平にすべきだと言い続けてきたんですよ。例えば、やり方として、東京都は独自の規制で流入規制をかけているんです。だから、東京都に入ってくる車というのは東京の基準に合わさなきゃいけない。外の車であっ...全文を見る
○中川(正)委員 ステッカーを張ってどうなるんですか。  私が今指摘しているのは、環境行政というのは、よくこういうことになるんですけれども、いわゆる経済の市場原理というのをしっかり頭に入れておかないと、とんでもない形でそれをゆがめてしまうんだ、一部に対して負担が大きくかかってい...全文を見る
○中川(正)委員 大臣はよくわかって答えておられるんだろうと思うんですが、東京都は確かにステッカーを張っているんですよ。そのステッカーを張ることによって、さっきの規制管理をしているわけですよ。この車は適合車か適合車でないかというのを見ながら流入車に対してコントロールしているわけで...全文を見る
○中川(正)委員 残念なことに時間が来てしまいましたが、では東京でどれだけ行政コストがかかっているんだと、こんなのを表に出したら、それはさっきの答弁は恥をかきますよ。そういうことじゃないでしょう。  だから、もう少ししっかりと環境行政の中で市場原理というのを見ていただきたい。そ...全文を見る
03月03日第166回国会 衆議院 本会議 第10号
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○中川正春君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました予算委員長金子一義君解任決議案について、賛成の立場で討論をいたします。(拍手)  まずは、先ほど予算委員会において、平成十九年度予算案が強行採決をされたことについて強く抗議をいたします。  きょうの混...全文を見る
03月22日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会公聴会 第1号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  本田さん、山花さん、高田さん、お三人の公述人の皆さんには、きょうは本当にありがとうございました。それぞれの皆さんの憲法の問題に対する心入れといいますか、真剣なまなざしを向けて追っていただく様子というのがしっかり伝わってきまして、私も、...全文を見る
○中川(正)委員 私も、最終的にはこの委員会のメンバーで、特に会長を含めて、中心になっていただく皆さんがどこまで踏ん張れるか。国対方針とかあるいは官邸の意向とかいろいろあるんですけれども、それに対して断固として私たちは違うんだ、憲法はこれまでの政治枠組みの中で議論をしていくんじゃ...全文を見る
○中川(正)委員 私は、やはり国民投票を、間接民主主義を補完していく機能に限ってぜひ導入すべきだ、そういう考えに立っております。  一方で、これまでも議論が出ましたけれども、政党ということを背景にして選挙で政策の選択をしていくということ。しかし、これはトータルイシューなんですよ...全文を見る
○中川(正)委員 以上です。ありがとうございました。
05月07日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○中川(正)委員 中川正春です。  続いて、さっきの議論はなかなかいいところまでいきましたので、そこの辺をもうちょっと深掘りといいますか、さらに進めていきたいというふうに思っています。  さっきの久間大臣の答弁を聞いておりますと、アフガニスタンの場合は恒久法にするときに考える...全文を見る
○中川(正)委員 それは、いわゆる恒久法をこれからつくっていくという前提に立ったときに、今の政府の一般的な認識として考えていいわけですか。  というのは、さっき我が国に直接の攻撃があった場合という表現をされましたけれども、周辺事態法は、我が国に直接でなくてもそうした脅威があると...全文を見る
○中川(正)委員 実は、イラクなんですが、これは今アメリカで、皆さんが2プラス2で渡米をされているときに私もアメリカに同時におりましてさまざまな人たちと議論をしてきたんですけれども、アメリカで何がイラク戦争のポイントになっているかというと、ブッシュ大統領にとって、今の状況というの...全文を見る
○中川(正)委員 なぜそうなるかというと、内戦、いわゆるシビルウオーにしてしまったら、アメリカがそれに関与していく大義がなくなってしまうんですよ。だから、敵はテロだというふうにはっきり目標をつくることによってアメリカの大義が出てくるということなんですね。  それを、日本の今の議...全文を見る
○中川(正)委員 いや、国連の関与を言っているんじゃないんですよ。我々が後方支援をしている、その前面に立っている米軍、その大統領のこの闘いに対する大義を言っているわけです。みずからが、これはテロとの闘いだ、シビルウオーという形じゃなくてテロとの闘いなんだと何回も何回も言い返してい...全文を見る
○中川(正)委員 いや、これは一番最初のスタートから考えていけば、ヨーロッパの論理というのがあったんですよね。ヨーロッパはアフガニスタンでやっていた。それで、イラクでアメリカの先制攻撃で戦争が勃発したけれども、これに対してヨーロッパは異議を唱えた。さっきの話で日本はこれを認めたと...全文を見る
○中川(正)委員 そういうことで、納得できないですね。なかなか理解、久間大臣が何を言わんとしているのかということが、言えば言うほどこんがらがってきて納得できないという話になってきまして、ここのところは、改めて、ちゃんとした説明ができる、そういう見解を出していただきたいというふうに...全文を見る
○中川(正)委員 はい。  話を私のペースに戻させていただきます。  また改めてイラクのことには戻っていきますけれども、訪米したときの、さっきもちょっとお話の出ていました従軍慰安婦問題について、ちょっとお聞きをしておきたいというふうに思うんです。  今回の一連の安倍総理の訪...全文を見る
○中川(正)委員 これは、一番もとの話は、ブッシュ大統領から出てきたんじゃなくて、アメリカの議会で、日本のおわびというのを正式にやるべきだという決議案、これを提出する動きが毎年あって、ことしもこのタイミングで出てきたということから安倍総理の発言に結びついていった、こういうことでし...全文を見る
○中川(正)委員 私は、その辺の情報しか上がってきていないというのが、非常に心もとない、今、外務省の実態ではないかというふうに思うんです。  その辺が気になったものですから、私は直接、この決議案を準備して、今上げようとしているマイク・ホンダ氏に会ってまいりました。彼に対して、こ...全文を見る
○中川(正)委員 それは答えになっていないでしょう。当たり前のことですが、日本のことは日本で決める、それは国会なんですよ、国会が意思を持って決めるということで、当然のことです。  しかし、考えてみたら、これまでの歴史認識の問題あるいは靖国の問題、それぞれが、大臣のコメントとかあ...全文を見る
○中川(正)委員 さらに付言すれば、これまで、アメリカで十五人ぐらいかな、毎年この法案に対して、いわゆる法案を上げていく段階での賛同者というのはそれぐらいだったんですが、今回でもう五十人を超えてきているということになってまいりました。  そういう意味では、私たちも、新しい枠組み...全文を見る
○中川(正)委員 この問題が、いわゆる国際レベルで、大きな視野に立って我々の議論が進んでいくということ、これを切に願い、また与党の皆さんにも、そうした観点で、一度国会の中でも真剣に議論をしようじゃないか、そんな場をつくっていく必要があるんだということを改めて申し上げておきたいとい...全文を見る
○中川(正)委員 私は、本当のところは違うと思うんです。違うと思いますし、そのころの小泉総理から出てくる答弁の中にははっきりとこんな話が出ていた。いわゆるショー・ザ・フラッグですよね、日本の存在感をそこで示す。  それは、なぜそうしなきゃいけないかといったら、アメリカに頼まれた...全文を見る
○中川(正)委員 私も、そのころのことを思い出すんですが、やはりチェイニーさんですよね、恐らく防衛大臣も、直接日本が参加をするということについては、アメリカから、その決断をしたということについては評価するし、それでいいんだというような話があったんだろうというふうに想像をするわけで...全文を見る
○中川(正)委員 アメリカの大義がここで崩れているということですね。これは大統領みずからが、捏造に基づいた情報によって判断をしたということは間違っていたと言っているわけです。それについては日本政府も認めるわけですね。
○中川(正)委員 ということは、ブッシュ大統領が今自分の国民に説明をしている話をそのまま日本は追認するということですね、さっきの答弁は。そういうことですね。ブッシュ大統領はそのように説明しているんですよ、自分の国民に対して。それを日本政府も追認する、そういう理解でいいんですね。
○中川(正)委員 そして、もう一つの変化というのは、当初、これはこんなに長くならないだろう、いわゆる短期で抑え込まなきゃいけない、民主的な政権が樹立されたら、それでアメリカの撤退というシナリオになるんだろう、そういう想定で始まったことが、ここに来てそうじゃなくなった。これは長期化...全文を見る
○中川(正)委員 こういう重立った二つのイラク内での状況の変化ということに対して、実はアメリカではこれを国民がどう評価して何をすべきかという判断が出ているわけです。その判断というのは、中間選挙で、イラク撤退すべきか、それともそのまま増強していくべきかというのが争点になって、その結...全文を見る
○中川(正)委員 大臣はどう思われますか。
○中川(正)委員 はっきりしているんですよ。これは方向転換をしなさいということなんです。だから、はっきりしているから、今それぞれの下院でも上院でも、さっきお話の出た、予算を通すときに、撤退時期を来年の三月撤退ということを明確にした法案でペアにして、アメリカ議会としてはこれを承認あ...全文を見る
○中川(正)委員 そんな複雑なことをやっていないですよ、政府は。アメリカがどう考えているか、ブッシュがどう考えているか、それだけでしょう。  ブッシュは確かに、これを継続していくということを言っているんですよ。さっきの話で、あの攻撃は間違いじゃなかったと言っているんです。ただ、...全文を見る
○中川(正)委員 私は、今回訪米をして、改めて、ここまでブッシュ大統領の、いわゆる支持率といいますか、これが落ちているのかと思って、愕然としたというか、改めて考えなきゃいけないなというふうにつくづく思いました。  これはもう本当に卑近な、身近な例でありますが、土産物屋に例えばこ...全文を見る
○中川(正)委員 終わります。
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。先ほどの質疑に引き続いて、基本的なところを聞いていきたいというふうに思っております。  ここ去年からことしにかけて、アメリカでは中間選挙があり、それこそブッシュ政権が大敗をした、共和党が大敗をした。その原因は、イラク戦争の大義が崩れた、こ...全文を見る
○中川(正)委員 これは、アメリカの国民がそれを納得していないんですよ。アメリカが攻撃をしたのは、これは国連がそういう決議をしたから攻撃したとだれも思っていない。これはやはり、さっきの、テロに対する闘いという、そのブッシュ大統領の大義をもって、そのころアメリカの国民というのは賛成...全文を見る
○中川(正)委員 話を飛躍させてごまかしちゃいけません。私が言っているのは、まず……(発言する者あり)
○中川(正)委員 まず、このブッシュ大統領の過去の判断に対して、総理大臣はなぜそこまで、これが間違っていた、アメリカの国民は結論を出しているんですよ、イギリスでもそういう結論を出している、世界じゅうでこれは間違っていたと言っているのに、あなただけがなぜ正しいんだ、正しいんだと言い...全文を見る
○中川(正)委員 なぜ自衛隊にこだわったかということ、ここなんですが、これは、さっきの、一番もとの話に戻る。  それは、その当時の議論、我々もやってきた。それは、その当時の議論では小泉さんは何と答えていたかというと、これはアメリカがそういう要望を日本に出してきたと。日本はそのと...全文を見る
○中川(正)委員 実は、二日前の朝日新聞の報道の中で、そこに同席をしていたライス国務長官が、全くこのことについては違うんだ、拉致の問題はアメリカに直接関係のあることではない、これは日本の問題であって、それをアメリカの国内法で条件づけるということはできない、こういうことをはっきり明...全文を見る
○中川(正)委員 そこの問題なんですが、実は、四年前に、先ほど丸谷議員からもお話が出たように、特別委員会で現地に入りました。これは中谷議員も一緒であったわけですが、そのときに、C130輸送機は、テロに対する闘いという名目の中で、ヨルダンを中心に物資の輸送というのを、ある意味での後...全文を見る
○中川(正)委員 時間の関係もあって、ちょっと、もう一つ先に進みます。  これを、いや、ちゃんとした活動をしているんだということであれば、どうして国民に対してしっかり説明しないんですか、どうして隠そうとするんですかということなんですよ。これは、恐らく、我々の過去からの想像でいく...全文を見る
○中川(正)委員 最後に、もう時間が来ましたので一言だけ申し上げますが、さっきマリキ首相の話が出ましたが、彼でさえも、日本では、安倍総理の前では自衛隊、自衛隊と言ったかもしれないけれども、国に帰ったら、いや、もう自衛隊は必要ないんだ、そのうちに引き返してもらっていいよと。それより...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○中川(正)委員 おはようございます。  きょうは、対立法案もありませんので、改めてゆっくりと一度、外務大臣のさまざまな所見をお聞きしたいという謙虚な気持ちで来ました。  いろいろ課題がある中で、やはり、ちょっと北朝鮮を一遍ゆっくり議論してみたいなというふうに思っておりまして...全文を見る
○中川(正)委員 恐らく、金額としては三十億ですからね、日本の単位に直して。これだけを今のようなこだわり方をするというのは異常だと思うんです。  その意味では、バンコ・デルタそのものが海外への窓口であった、いわゆる資金の窓口であったというふうな見方を我々もした上で、その資金ルー...全文を見る
○中川(正)委員 単なる引き延ばしではないんだと私は思うんです。本気になって彼らは送金ルートを確保していく、これは国としてののど元を絞められている話ですから、これを何とか解除しようというのが彼らの意図だと思うんですよ。そこのところをこちらの戦略としてもはっきりと規定する。そこを解...全文を見る
○中川(正)委員 そうすると、さっきのお話を逆に解釈すると、まず初期段階の、いわゆる寧辺の核の廃棄とIAEAの査察、この辺がしっかり入るということ、これが実現できれば、逆に、北朝鮮が送金ルートを確保していくということに対して日米も許容していく、こういう方針だというふうにさっき私は...全文を見る
○中川(正)委員 いや、話が混乱していると思うんです。さっき最初の答弁で言われたのは、初期段階の条件が整わない限りはアメリカも日本も送金ルートの確保を許すなんというようなことはしませんよ、こういう答弁だったんですよ。それが、さっきの話がまた逆に戻っちゃったんですが、それだけ、恐ら...全文を見る
○中川(正)委員 韓国は、大臣級の話し合い、あるいはこれまでの関係を相当緩和しながらやり始めているし、この間、私韓国へ行きましたら、この五万トンの重油についても、バンコ・デルタの状況を見ながらということなんですが、ちゃんと積み荷を用意して港に向いて置いているんだ、こんなようなこと...全文を見る
○中川(正)委員 同時に、日本がそういう立場であるとすればそれは尊重しようじゃないか、こう言ってくれているアメリカや中国、あるいは韓国についても、私、ずっと回ってきた中でいくと、何とか拉致問題も知恵を出して解決していくというような方向を持ちながら、日本も、核の問題を中心にして初期...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、日朝の作業部会が開かれて、そのテーブルで、北朝鮮も拉致問題をテーマとして話し合っていこうということでテーブルに着いたら、その時点で日本はこの九十五万トンの支援ということについても、その中へ向いて入っていこう、さっきの答弁でいくとこういうふうに受け取...全文を見る
○中川(正)委員 示されるかによって判断するという言葉は、それが示されれば、我々は支援というアクションというか、次の我々の判断にも入っていく、そういう意味なんですね。
○中川(正)委員 ということは、具体的には、さっきの私のレベルからいくと、第二レベルですね。その中身について、真相解明について向こうが調べたものがどれだけ誠意があったか、それが本当に真実であるのか、あるいはいつまでに何を調べてくるかということをはっきりさせるか、そういうことが出て...全文を見る
○中川(正)委員 少なくともそこでわかったのは、具体的に拉致被害者、新しい被害者というのが出てきて、その人たちが帰ってくる、日本が最終的に求めている、そういうことですが、そこまで行くということではなくて、その中間段階で、交渉過程の中で判断をしていくということ、これを答えて、日本の...全文を見る
○中川(正)委員 非常に漠とした話で、それだけ日本の中に実際の北朝鮮の情報が入っていない、あるいは恐らく日本政府もそういう努力をしていないんじゃないか。これは、私自身がいろいろな活動をしていく中で感じているところなんで、しっかりつかんでいく必要があるんだろうと思います。  これ...全文を見る
○中川(正)委員 もう時間が来ましたので、あとお願いと指摘だけしておきたいんですが、私も、これに携わったのは、あのハンミちゃん事件で、瀋陽で脱北者が逃げ込んだとき以来なんですけれども、韓国の国会議員が、特にこれも野党のハンナラの方が思いが強いんですが、非常に熱心にやっていまして、...全文を見る
06月19日第166回国会 衆議院 本会議 第45号
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○中川正春君 中川正春です。  民主党・無所属クラブを代表して、万感の思いを込めて、反対討論を行います。(拍手)  まず冒頭、今回の動議に対して、私は、これは間違ったプロセスだと疑義を表明したいというふうに思います。  どうして島村理事が、委員長がちゃんといるにもかかわらず...全文を見る
10月11日第168回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○中川(正)委員 おはようございます。民主党の中川正春です。  最初に、ちょっとこれは通告にはないんですけれども、この際、総理の感想を聞かせていただきたいというふうに思うんです。  突然総理になられて、代表質問を終えて予算委員会という形で今流れております。私は、官房長官をされ...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、テロ特、アフガニスタンの話から入っていきたいと思います。  発言通告の後、新聞を見ていると、これもちょっと事前には通告していないんですけれども、補給が六十七万ガロン、これを三日間で消費、これは、例のキティーホークとイラク攻撃との関係で石破大臣もここで...全文を見る
○中川(正)委員 恐らく、何百万ガロンというそういう単位なんだろうと思うんです。一週間、二週間あるいは一月以上も補給なしで航行するぐらいの能力というのはあるんだろうということだと思うんですよ。  ということから考えていくと、何と子供っぽい情報操作をするんだろうということだと思う...全文を見る
○中川(正)委員 意気込みはわかるんだけれども、その中身はやはり説得力ないですよ。六十七万ガロンを三日間で消費をしたから、作戦がその後イラク攻撃に切りかわっているんですよ。だから、イラク攻撃には関係ないというこの議論は、どう考えてみても、さっきの意気込みはわかりますけれども、これ...全文を見る
○中川(正)委員 周辺事態法は、これは日本に直接の脅威があるという前提の中で、第一次的にはアメリカ軍が行動を開始するものに対しての後方支援をするということからいって、これは、本来の意味から私は自衛権だというふうに解釈しているんです。直接の脅威ということだと思うんですよ。  そこ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そういう意味合いもありますというんじゃなくて、そういうことを目的にISAFというのが設立をされているんだということなんですよ。  私がここで言いたいのは、だから、インド洋に派遣されたこの空母が何を目的としてインド洋からペルシャ湾に派遣をされているかという...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの、憲法に違反する行為になるというのは、そこのところは私は理解ができないんです。  陸上活動でも、例えば、私が現地に入って、これもいい方法だなと思ったのは、パレスチナでイスラエルサイドが工業団地の造成をしまして、そこへ軽工業の工業団地を幾つもつくっている...全文を見る
○中川(正)委員 ちょっと時間をとり過ぎましたが、北朝鮮に移っていきたいというふうに思います。  総理に一つ、その前に核問題をまず確認をしていきたいというふうに思うんです。寧辺の施設以外、寧辺についてはこれは無能力化をしていくということが六カ国協議で合意をされて、それが進んでい...全文を見る
○中川(正)委員 話し合いをした結果の記者会見の言葉をそのまま繰り返しているだけで、そこから日本の国あるいは大臣としての意思が伝わってこないんですが、大臣はどう考えているんですかということを聞いているんですよ。
○中川(正)委員 こんな押し問答をしていても仕方がないので言いますけれども、いや、それで終わっていちゃだめなんですよ。そこに対して、日本の意思をしっかり外に対して表明をするということが、外交交渉の中では次の段階に進んでくるプロセスになってくるんです。だから大事なんです。だから聞い...全文を見る
○中川(正)委員 ある意味では、当事者としての話じゃないような気がします。そこのところが恐らくこの六者協議の中で日本政府の立場ということを反映しているんだろうというふうに思います。それが私の感想です。  拉致問題なんですが、これは、対話と圧力、それから、拉致問題の進展なくして日...全文を見る
○中川(正)委員 拉致問題が解決しなければ日朝の国交正常化はあり得ないんだというところを抜かされましたけれども、これは抜かしていくということですか。
○中川(正)委員 その上でちょっと確かめていきたいんですが、対話と圧力という言葉がよく出てくるんですけれども、現在の状況の中で、対話というのは具体的に何を意味するのか、圧力というのは具体的に何を意味するのか。どういうふうに認識されていますか。
○中川(正)委員 いや、そんな抽象論の話じゃなくて、もう少し戦略的にこの北朝鮮の問題をぜひ議論したいんですよ。さっきのような話をしちゃうと、この話は先に進まないんですよ。だから、しっかりそこのところは意思を出してください。  対話というのは、六カ国協議の中でも今は二国間協議しか...全文を見る
○中川(正)委員 逆に、圧力といったら、この間閣議決定されたようですけれども、経済制裁ということですね。そのほかに日本の圧力というのは何なんですか。
○中川(正)委員 小泉さんが訪朝をして五人の拉致被害者が帰ってきたとき、あれはなぜ帰ってきたというふうに思われますか、総理。
○中川(正)委員 国会の中でまじめに議論をしていこうとしているんですよ。それをそうした茶化した話でやるというのは、私も私的に憲法の理事会や何かを通じておつき合いがあるんですが、時々それをやられるんですよ、総理は。そんな話にしてしまえば、せっかくの北朝鮮に対するメッセージも、この国...全文を見る
○中川(正)委員 さまざまに分析はあると思うんですが、私はその中でも特に注目したいのは、さっき、さすが外務大臣、指摘をされましたけれども、アメリカのポジションがあったんだろうというふうに思うんです。これは専門家の間でも言われることですよね。  アメリカがいわゆる二国間交渉を拒否...全文を見る
○中川(正)委員 二国間の作業部会でやっても圧力の方のいわゆるカードというのが効き目がないのであれば、北朝鮮の方がどんな形で乗ってくるかという展望は、これは開くことができないということだと思うんです。  だから、いかにその交渉カードをつくっていくか、ここなんだろうというふうに思...全文を見る
○中川(正)委員 やはりこれまでの方針を変えないということですか。そんなふうに理解できましたね。  というのは、拉致というのは日朝だけの話じゃないんですよ。韓国と北朝鮮の間にも四百八十人以上の拉致の被害者がいるんですよ。戦争中の行方不明者あるいは離散家族等々を含めてこうした問題...全文を見る
○中川(正)委員 その年によって特殊事情がある、ある程度はあるということは認めるんですけれども、ずっと私、通算これを見てみたんですよ。傾向としてはこれなんですよ。そんなに時々によってひっくり返るとかどうこうというような話じゃない。  これは恐らく、私も地方議員をしていた経験から...全文を見る
○中川(正)委員 一言だけ言うとすれば、大臣は役所を守っていたらいいということではないんですよ。どんなふうに税金を使うかということにしっかり頭を使っていくということだと思うんです。  そういう意味では、公明党というのは生活に密着した議論ができるんだろうというふうに私は期待をして...全文を見る
10月23日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  最初の質問にバッターとして立たせていただいて時間をいただいたこと、まず感謝を申し上げたいというふうに思います。  この委員会というのは、来年の予算の審議をめぐって、私たちがこれまで掲げてきた、特に参議院の選挙で掲げてきたマニフェスト...全文を見る
○中川(正)委員 そういう一般論を話をしていたら、何のためにこの委員会があるのかわからない。  私が聞いたのは、大臣としての意思なんです。大臣はどうここのところを判断していられるかということをこの際ははっきりと言っておいてください、それに基づいて我々も議論できるわけですから。そ...全文を見る
○中川(正)委員 それだと議論にならないんですね。  もう一つ詳しく確認をしていきたいと思うんですが、参議院の選挙のときに、自民党はマニフェストの中で「十九年度を目途に、」「消費税を含む」と、わざわざ「消費税」という表示をして、「含む税体系の抜本的改革を実現する。」このときのニ...全文を見る
○中川(正)委員 その提示はいつあるんですか、我々に対して。我々も心の準備をしておかなきゃいけないし、国民にとってもそうです。これはやはり早く方向性を出して、国民も含めた議論が必要だ、こういうふうに思うんですよ。いつ結論が出るんですか。
○中川(正)委員 いつまでという話についてははぐらかしになってしまいましたけれども、そういう状況を長く続けるわけにはいかないというふうに思うんです。  だから、この国会、この我々の委員会が開催をされている間に必ず与党としての結論を出して、ここで説明するという約束をしてください。
○中川(正)委員 本当は詰めていきたいですけれども、これをやっていると、これで時間が全部終わってしまいそうな気がします。あとは大臣の力量を、いわゆる党内をしっかりまとめられるという力量を、党内をというより政府をと言う方がいいんですかね、それを信じていきたいというふうに私は思います...全文を見る
○中川(正)委員 先ほどの話を具体的に解釈すると、この法案、恐らくまとめて国会に出されるんだろうと思うんですが、その時点では、予算的には今年度中の補正でやるということですか。  というのは、それぞれシーリングをかけて、さっきのプライマリーバランスに至る道筋というのを考えていった...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの答弁では大臣の意図がわからない。補正で見なければならないのかなと言ってみたり、そうじゃなくて、いや、まだわからないから補正という議論もできないんだということだったら、何を言っているのかわからないという話なんですよ。ここは逆に、大臣としてはしっかり歯どめし...全文を見る
○中川(正)委員 それでは次に、道路特定財源に話題を移していきたいというふうに思っています。  これも端的に確認したいんですが、道路特定財源に対する政府の姿勢は、現行の税率の水準は維持をする、その上で、道路歳出を上回る、それは政府の方が勝手につけたシーリングですが、道路歳出を上...全文を見る
○中川(正)委員 これについても、これまでそのあり方について、特に、骨太の二〇〇一年でしたか、平成十三年六月の閣議決定あたりでは道路特定財源の見直しというところまでうたっていたのが、今回の形に後退をしているんですね。  さっきの話だったら、何も変えない、もう現状維持で行きますよ...全文を見る
○中川(正)委員 金融大臣、これは窓口に指導できるんですか、国債で運用しなさいよということを。
○中川(正)委員 だから、直接的に国債を支えなさいという、そうした政府の意思というのは、今の法律の枠組みでいくと、働きかけることはできない。あとはビジネスとして、それは社長は採算を合わすということには責任をとっていくわけでありますから、そんな中でやっていく。これは矛盾なんですよ。...全文を見る
○中川(正)委員 それは歯どめと言うんじゃなくて、無責任で、おどしているだけの話ですよ。ちょうど、ドルの基軸通貨に対して、日本の外貨準備でドルで持ち続けなければ崩れるという議論と同じで、あれに対して、例えば日本の国民として満足している人はいない。それなりの新しい体系というのは必要...全文を見る
○中川(正)委員 端的にはお答えをいただかなかったということは、恐らく配分基準なんてないんですよね、財務省には。ノーチェックなんです。国土交通省で積み上げてきたものをそのまま、そうですねと言って予算化している。財務省はトータルで見ているだけなんです。何のための主計局なんですか。そ...全文を見る