中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第169回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  きょうは、本格的な予算審議に入る前に、現下の同時株安あるいは経済の動向に対してしっかりとした政府の考え方、これを引き出さないと、今のような中途半端な、あるいは何を考えているかわからない、そういうことで推移をしている経済対策に対して、日...全文を見る
○中川(正)委員 これから順番に聞いていこうかなというところを早取りしてまとめて答弁をいただいたような、そんな雰囲気でありましたが、私は、アメリカの経済を見るのに、二つのことをしっかりポイントとして考えていかなきゃいけないと思うんです。  一つは、いわゆるバブルの崩壊、株価対策...全文を見る
○中川(正)委員 私も後でまたしっかり取り上げようと思うんですが、予算の関係については、これはこれまでどおりではいけませんよ。これまでどおりというのは、ぽんと出しておいて、中身は全然議論しないで強行採決でどんと押し込んで、それで進めていくというような、そんなやり方はもう通じません...全文を見る
○中川(正)委員 総理、ここで総理みずからが語らないと、政府のリーダーシップが一番これは必要なところなんですよ。そこで黙ってしまっては、何にもならない。  その前に、さっきの大臣の答弁からいくと、間違っていますよ。さっきのお述べになった一つ一つの施策というのは、サプライサイドな...全文を見る
○中川(正)委員 総理がなかなか立ち上がろうとされないので、ここのところは本当にどうなっているのかという思いがしますけれども。何か大臣、誤解をされているんじゃないかというふうに思うんですが、経済政策。  では、具体的に聞いていきたいというふうに思うんですが、今、ちょうど春闘の真...全文を見る
○中川(正)委員 午後の部で、まだ残っていますので、引き続き、具体的な予算ということを中心にして議論を進めていきたいというふうに思います。  ありがとうございました。
○中川(正)委員 それでは、午前中に引き続いて議論を続けていきたいというふうに思います。  ここで、具体的な予算の審議について、きょうは本当にその入り口の部分でありますが、どんな枠組みで考えていこうとしているのか、お互い、意思のすり合わせといいますか、そういうところをやっておか...全文を見る
○中川(正)委員 総理から今回だけじゃなくてたびたびそういう発言が出ていたということ、私もこれは認識をしています。  実は、予算委員会とそれからもう一つ、関連法案というのは、私が今野党のサイドの筆頭理事をしているんですが、財務金融委員会に今かけられているということなんですね。私...全文を見る
○中川(正)委員 総理、ちゃんと前へ出てきて答えてくださいよ。これまで、午前中もそうですが、やはり総理がしっかりメッセージを出さないと、この国の経済がかかっているんですよ。さっきの大臣の答弁というのは、全く話をそらしているだけで、話の本筋になっていないんですよ。
○中川(正)委員 もっと言えば、これは、さっき申し上げたように、百を超える法案、一つ一つあるんですが、例えば中身でいけば、所得税で七つぐらいあるんですか。上場株式の配当等に係る源泉徴収、これは売買に係るものをもとの二〇%に戻すか、今の一〇%のままにしておくか、配当についてもそうす...全文を見る
○中川(正)委員 総理、答えてくださいよ。私はあなたに聞いているんですよ。
○中川(正)委員 秋口からそれを要求しているんですよ。出てこないんですよ。だから言っているんですよ。そこのところを、リーダーシップを発揮してもらう。  そして、本当に話し合いの中でお互いが前向きの議論をしていくということであれば、国会で舞台をつくるのは与党ですから、だから、皆さ...全文を見る
○中川(正)委員 次に進んでいかなきゃいけないのは、そんな中で、どうしても争点になって、折り合っていくことが難しい話がありますよね。道路特定財源がまさに今そういう形で、国民も注目をしているというところだと思うんです。  私は、この議論を聞いていて、土俵の違うところをいかに話し合...全文を見る
○中川(正)委員 では、かわります。
02月13日第169回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  きょうも、まずは道路特定財源の問題について質疑を進めていきたいというふうに思っています。  中期道路計画を見ていますと、どうも現実感がないというか、具体的に何を計画としてとらえているのかというそのイメージがなかなかわいてこない。これ...全文を見る
○中川(正)委員 例えば、私も、地理カンといいますか、状況がよくわかっておりますので、私の地元の三重県を例にとって話を進めていきたいというふうに思うんですね。  今、手元に三重県の道路計画の抜粋をお渡ししてあります。新道路計画というのは、これは十五年計画になっていまして、五年前...全文を見る
○中川(正)委員 国の方でも、さっき大臣が言われた都道府県別要対策箇所一覧表というのが中期計画の中にありまして、さっき言われたそれぞれの箇所づけ、箇所づけというより問題点のある箇所というのがそれぞれ数字であらわれていますね。  私は県の方に聞いてみたんですよ、担当者に。これは、...全文を見る
○中川(正)委員 計画というのは優先順位なんですよね。どこから順番にやっていくかということをはっきりさせるというのが計画だと思うんですよ。  今この中間計画の中で言っているのはそういうことじゃなくて、例えば、渋滞対策の九千カ所、これを三千カ所に絞り込んでいるんですよね。これの基...全文を見る
○中川(正)委員 いや、私が聞いているのはそういうことじゃないんですよ。地方自治体は箇所づけを既にしているということなんですよ。地方自治体は箇所づけを既にしているんですよ。国土交通省はそこのところをしているのかしていないのかわからない。かつ、その選択肢、具体的にどういうふうにそれ...全文を見る
○中川(正)委員 委員長、これは約束違反なんですよ。来たいと言うのを来なくていいと言っていたんだけれども、じゃ、答弁しなくていいから、大臣が答弁をするという前提で認めたんですよ。
○中川(正)委員 そういう構造の中で進めてきたとすれば、これは客観指標によってここまで出してきているわけですから、国土交通省も、この県にどれぐらいのパイ、この県にどれぐらいのパイというのは当然出せるんですよ。同時に、箇所づけせずとも、地方自治体自体がもう箇所づけして順番を決めてい...全文を見る
○中川(正)委員 だから我々は一括交付金にしようと言っているわけですよ。客観指標の中で、それぞれがどれぐらい使えるかということ、これもはっきりしてくるわけでありますし、それと同時に、一般財源化することによって、道路だけではない、それぞれの地域に応じた形のニーズがそこから出てくる。...全文を見る
○中川(正)委員 それぞれ、さまざまな県からこういう形で陳情に来るものですから、あなた方、この資料はどういう形で共通でつくったんですか、こう言ったら、どうもその入れ知恵は、国土交通省から天下りをした外部機関がこれを指示して、こういう形でキャンペーンをしなさいというふうな形の流れが...全文を見る
○中川(正)委員 民主党は何を言っているかというと、この二百億円という部分については、地方へ向いてしっかりと補てんをしていきますよ、こう言っているんですよ、地方の財政は確立をさせていきますよと。  この二百億円のベースになっているのは二・六兆円という金額だと思うんですけれども、...全文を見る
○中川(正)委員 具体の案というのはあるんですよ。我々、政権をとったら、これは一括交付金化して財政調整していきます、こういう主張をしているんですよ。だから、地方に対しては、トータルの中で、一般財源化ということを前提にしながら、地方の知事や首長さん、あなたが自由に使える金になるんで...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回言うと、私たちの案が実現してくるのは、解散・総選挙があって、民主党が政権をとったときのビジョンなんですよ。こういうシナリオでいくんだったら、さっきの議論は大いにやるし、私たちも、そういう意味では対案をしっかり出していくということになるんです。  ところ...全文を見る
○中川(正)委員 それは、あなたが言っていることはプロパガンダをやっているということなんですよ。我々がトータルで示しているこの案の中の一部だけを取り上げてきて、それで与党のシナリオの中にぽんとのせて、危ない危ない、大変だ大変だ、こう言っているんですよ。そういうような議論を重ねてい...全文を見る
○中川(正)委員 だから、そこは私の仕事だから大丈夫だよ、そういう話を地方自治体に出した上で、人質にとらずに、そんな話で混乱させずに、ちゃんとした舞台でそれぞれが議論をする。そんな中で、現実、私たちが皆さんの出してきた土俵の中で、どこかで結節点を見ていこう、つなげていこうというこ...全文を見る
○中川(正)委員 警察の方の捜査、それから特に、ミャンマーに具体的に警察として入っていって現地を捜査するということ、こんなことも含めて、警察としては当然努力をしているんだろうというふうに思うんですが、これは今どうなっているか、報告をしてください。
○中川(正)委員 さっきの大臣の答弁のように、事実認識が違っているわけですよね。向こうは至近距離を認めていないということ、それから偶発的なものであったとかいうような話ですね。  これは、このまま、そういう形で事実認識が違ったままで推移をしていけば、ふたをされちゃって終わってしま...全文を見る
○中川(正)委員 専門家というのは、さっきの話によると、至近距離から撃ったのか遠くから撃ったのか、そういうことを判定する専門家なのか、それとも、捜査に対して、警察当局として、普通は警察同士が協力をし合って、向こうの捜査に対してこちらも関与していきながら共同捜査をしていくというふう...全文を見る
○中川(正)委員 警察が直接ミャンマーに入っていって、向こうの警察当局と、それぞれ捜査の現実的な手法なりあるいはその結果の評価なり、これを含めて議論をしていく、警察が入っていくということ、そういう意味ですね。それでいいんですね。
○中川(正)委員 これは、軍なり向こうの公安当局が日本の民間人を意図的に撃ったということが、客観的なビデオの情勢だとかあの当時の弾圧の背景だとかということからいくと、私はかなりはっきりした話なんだろうと思うんですよ。それを警察当局の専門家同士の交渉に矮小化するということは、これは...全文を見る
○中川(正)委員 えらく刺激をしたようですね。今私は、今どんなような交渉をしているのかということに対して出てきた答えが警察同士という話だったので、素直に、これはおかしいよという話をしただけです。だから、そこのところは、これを一つのきっかけというつかみ方が大臣の頭の中にないなという...全文を見る
○中川(正)委員 勉強会は評価しますけれども、早いところ結論を出してもらわないとだめだということと、それから、中身を聞いていると、みんなが責任を持ってという形じゃなくて、みんなが責任のなすりつけ合いをしてというふうな各省の勉強会になってはだめなんだろうというふうに思うんです。大臣...全文を見る
○中川(正)委員 以上です。ありがとうございました。
02月19日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  きょう、本会議で予算関連法案がかかりまして、いよいよ我々の委員会でも本格的な議論、十分な時間をかけて、いい結論を得ていけるように頑張っていきたいというふうに思います。  それに先駆けて、きょうは所信に対する一般質疑ということで、大分...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの問題以外に我々の議論の中からよく出てくる話というのは、独立性というのはさっき指摘をしましたけれども、これは、特に政治的な圧力に対するしっかりとした独立性を守れる人、あるいは市場との対話がきちんとできるそういう能力のある人、あるいは危機管理能力を十分に持ち...全文を見る
○中川(正)委員 次に、租特関連でこれから一つ一つ議論をしていかなきゃいけないんですが、その中でも、一つ、道路特定財源の問題を具体的に確認しておきたいと思うんです。  暫定税率をこれから先も十年間続けていくというとんでもない法案が出てきているんですが、これのベースになっている基...全文を見る
○中川(正)委員 この中期の道路計画というのは、これは何なんですか。何なんですかというのは、私の理解では、国交省の中で試算をしたというレベルのものじゃないのかというふうに思うんですけれども、それで合っているんですか。
○中川(正)委員 いや、だから今議論しているんですよね。この中期計画が本来信憑性のあるものかどうか、それで、本当に必要ないわゆる事業の量ですよね、あの五十九兆円というそのことが適正であるのかどうかというのを予算委員会で議論しているわけです。五年先にも議論をするんだろうということで...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、そこまで言われるのであれば、財務省自身がやったその政策評価、それぞれ、この十年間、これから先の十年間の道路中期計画に対する財務省が独自でやった政策評価が当然あると思うんですよ。それを出してください。提出をしてください。
○中川(正)委員 その査定の内容を出してくださいよ。  我々がそれを基準にして議論をしないと、今国土交通省から出てきた中期計画だけをただうのみにして、うのみにしていないですけれども、それは今予算委員会でやっているんですよ。我々がここでやらなきゃいけないのは、暫定税率、これをあと...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、さっきの答弁は、十年間の分はやっていないけれども、一年ずつやるんだ、こういうことですね。そういうことですね。
○中川(正)委員 いや、私が聞いているのは、財務省の評価ですよ。政策評価を出してくださいと言っているんですよ。評価していないんだったら、ないと言ったらいいんですよ。さっきの答弁だったら、それは毎年毎年やっていくんですよという答弁でしょう。だから、そういう理解でいいんですね。
○中川(正)委員 いや、そんな、あっちやこっちに逃げたってだめです。これは基本になるんですよ、話し合いの基本になるんです。その中で政策評価を財務省としてはやっていないということだと思うんですよ、さっきの答弁を聞いていたら。毎年毎年、予算査定のときにその年の予算については議論をしま...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回聞きますけれども、中期の道路計画に対して財務省としての政策評価、これはないんですね。ないんですね。
○中川(正)委員 まだこれは閣議決定が終わっていないんですよ。与党合意なんです。与党が勝手にやっただけなんですよ。政府としてはまた違ったスタンスがあるんですよ。それは、もしこれを政府の考え方だと統一するのであれば、まず閣議決定が必要なんです。それで、閣議決定に至るその段階の中で財...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの答弁だと、これから見ていくということですね。そんなもの、では答えられないじゃないですか。我々これからいろいろ質問もしていかなきゃいけないけれども、何も見ていなかったら答えられないんだ。何を言っているんですか。
○中川(正)委員 だから大臣、政策評価をしていないということなんですよ、さっきの答弁は。だから、そうやって答えてくれたらいいんです。  私が聞いているのは、財務省としては政策評価をしたのかしていないのか、この中期計画に対して。それで、しているとすればそれを出してください、こう言...全文を見る
○中川(正)委員 これ、こんなふうにごまかしながら答弁が続いているということは、これ以上審議をしても時間の無駄だけですよ。ここのところをもうちょっとしっかりとした答弁に切りかえてもらうか、それとも、政策評価を出すと言うのか、どっちかにしてください。ちょっととめてください。
○中川(正)委員 いろいろ答えていますけれども、私の問いに対しての答えになっていないんですよ。  それで委員長、わけわからないかもしれないけれども、私は当然財務省は政策評価をしているという前提に立って考えていますから、この政策評価に対して、出してもらう、この委員会に提出をしても...全文を見る
○中川(正)委員 そうなんです、法律を出す前にちゃんとその辺はやるのが当然でしょう。  ちょっと、これ以上時間を空費すると、私はまだいっぱいあるんですよ。
○中川(正)委員 だから、わかっているんですよ。わかっているの。だから、そのことと、それから、これから十年先の議論を今しているわけですから。暫定税率もこれから十年続くんですよ。だから、そういう議論をしていることで考えていけば、一年単位の話じゃなくて、この十年間の基礎になっているの...全文を見る
○中川(正)委員 やっていないということですよね。だから、それだったら、この法案のベースは、これは崩れてくるわけですよ。こんな法案を出す資格はありませんよ、財務省自身が評価をやっていないんだったら。  だから、これはちょっとこのままとめてください。これ以上できない。
○中川(正)委員 聞けば聞くほど、順番が逆さまになっているような気がするんですよ。  さっきの大臣の話では、いや、中期計画というのは国交省が今つくっている最中だ、それを見て、つかみ金で大体こんなものだろうというので六十五兆円から五十九兆円に、財務省が下げたと言うが、実際は、財務...全文を見る
○中川(正)委員 はっきり出ましたよね、これから査定していくんだということですね。(額賀国務大臣「閣議決定の過程で」と呼ぶ)過程でね。それだったら、これは議論できないですよ。我々は、皆さんの査定の基準を見て判断ができるんですよ。
○中川(正)委員 それだったら、どっちかにしてください。  これまでの査定あるいは政策評価というのを十年分全部出すか、それでなかったら、十年間の暫定というのは間違っているんですよ。さっきの話だったら、一年ごとにやっているだけなんです。だから、法律の出し方として、十年じゃなくて一...全文を見る
○中川(正)委員 いや、どこに整合性があるんですか。  十年間査定もせずに暫定税率を継続しろというのがこの法律なんですよ。そんなことできないですよ。やはり、そこの基本的なデータを出してもらわないと。十年間でやるんだったら、そっちのデータをしっかり出してもらわないと。  だから...全文を見る
02月22日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○中川(正)委員 おはようございます。  前回の質疑に継続してお話をしていきたいというふうに思っています。  あのとき、なかなかしっかりとした答弁が出てこなかったので、改めて出直すということできょうがあるわけでありますが、という全体からいくと、もう一回整理をして答弁をしていた...全文を見る
○中川(正)委員 依然としてわからないのです。  端的に聞いていきますね。六十五兆円から五十九兆円に財務省が査定をして一割下げた、これはわかりました。では、なぜ一割だったんですか。なぜ二割じゃなかったんですか。そこが見えてこない。中身がわからないのですよ。交渉して下げましたとい...全文を見る
○中川(正)委員 委員長、このように時間を引っ張られるということは非常にフェアじゃないというふうに思います。そのことを改めて注意をしておいていただきたいと思うんです。  前回の答弁で、これは額賀国務大臣が答弁されているんですけれども、中期計画の上限の財源として五十九兆円というこ...全文を見る
○中川(正)委員 理事、ちょっと交渉していただきたいと思うんですけれども、同じことのこれは繰り返しなんですよ。さっきの答弁も、私が聞いたことに対しての答弁になっていないんです。だから、そこのところを今度の会までに、これでまたとめるというふうなことは私はしませんから、だから、もう一...全文を見る
○中川(正)委員 もう少しいろいろ用意をしてきたんですけれども、またきょうもこれだけで終わってしまいました。改めて、また次の会、続けてやっていきたいというふうに思います。
02月26日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○中川(正)委員 お昼休みの慌ただしい時期にあえてこうした形で質疑をさせていただくこと、感謝申し上げたいと思います。  これまで、私だけではなくて、それぞれここで質問に立った議員が、答弁について十分でなかったということで理事会の方に付託をしまして、それをどう決着をつけていくかと...全文を見る
○中川(正)委員 時間が限られておりますので、私は指摘だけをこの際はしておきたいと思うんですが、やはり答弁を聞いていると、これから先十年間暫定税率を継続していくということに対しての論拠ということじゃなくて、財務省としては、毎年毎年の予算査定で中身を見ていきますよ、こういう答弁なん...全文を見る
○中川(正)委員 これとあわせて、一般財源化した場合の繰越額について、これも整理した考え方を答弁してください。
○中川(正)委員 先ほどの理論でいくと、財務省としては一般財源化の必要は認めているというふうに理解をしました。それはそこでいいんですね。  その上で、ユーザーの理解を得るためには道路特定財源の形態を残す必要があるので、それで現状のような法案の組み立てにしてきたということ、これも...全文を見る
○中川(正)委員 国民世論、先ほどの専門家の先生方の議論も出ていましたけれども、世論としては、一般財源化は正しいことじゃないかという形で容認論がしっかりと今出ているわけです。これについて、なぜまだ財務省としては、世論のあるいはユーザーの理解を得るためにはというところにこだわらなけ...全文を見る
○中川(正)委員 その結果できた法案というのが、いわゆる一般財源化したものの同額を道路財源の枠組みとして残していく、累計をしていく、こういうスキームを発明してというか持ち出してきて、それを翌年に繰り越していきながら、十年後には丸々道路財源として温存をしていくということ、これですよ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、一般財源化が損なわれていくという議論をしているんじゃなくて、これは二枚舌だと言っているんですよ。だから、こういうような組み立てというのは、これは国民を欺くことになる。それだけに、断じてこれは許せないということだと思います。  そして、さらに質問を続けてい...全文を見る
○中川(正)委員 先ほど数字が出ましたが、こういうのは私にももう少ししっかり説明していただきたいと思うんです。国費が二十九・五兆円、それから地方費が十七・一兆円、この二つは税で、いわゆる特定財源で賄われる、こういう前提だと思うんです。これ、二つ足すと四十六・六兆円なんです。それで...全文を見る
○中川(正)委員 ちょっと事務方の説明と違いますよ。そこが抜けているということじゃなくて、私が解釈したのは、五十四兆円から四十六・六兆円引くとこれは七・四兆円ですが、ここの部分が一般財源化できるというような想定なんじゃないですか。もともと、その五十九兆円の中には地方単独で行う事業...全文を見る
○中川(正)委員 事ごとさように、恐らくこの数字も、しっかり整理をして、組み立てて、将来の見込みを立てながら財務省として主体的に取り組んだ数字ではないんだろう、だから大臣はちぐはぐな答弁を出してこられるんだろうというふうに思います。  さらに言えば、借入金等という形でさっき言わ...全文を見る
02月28日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○中川(正)委員 引き続いて質問をしていきたいというふうに思います。  先ほどの松野委員の継続というか中身の中で、もう一つ追加して聞いておきたいことがあるんです。  推計で十億円の減税措置ということ、これは財務省の推計でそれだけあると。実質的に船舶の数はそう大して変わらぬわけ...全文を見る
○中川(正)委員 だから、私たちが判断をするのに出してもらいたい情報というのはそこなんですよ。どこまで経済効果が上がっているのか、具体的にどういう見積もりを財務省がやったのか、あるいは国交省がやって、その国交省がやった数字というのを財務省がどのように評価をしたかということ。それか...全文を見る
○中川(正)委員 理事会で引き取らせてもらいますというのが、ちょっと意味がわからなかったんですが、これを、租特の関係を私が聞いているのは、それぞれの省庁から要求が上がってきて、それを政党でスクリーニングし、政府でも議論をして、その上でここに出してきましたと。その政府の過程の中で財...全文を見る
○中川(正)委員 問題の把握は、大臣、大分進めていただいたようだというふうに思います。  ところが、これ、このまま個別に進めていきますと、今回提出された法案だけでも、一本一本そんな形でやっていけということでやっていきますと、基本的には、財務省自身の実態把握ができていない。先ほど...全文を見る
○中川(正)委員 はぐらかさないでください。私が言っているのは、この法案、ここに出ている法案を本気になって修正するところは修正しようという枠組みでやっていっていいんですねということを言っているんです。そのためには、それをやろうと思ったら、恐らく、与野党でそのための特別な時間それか...全文を見る
○中川(正)委員 なぜこれを言っているかというと、さっき大臣もみずから認められたように、財務省の基礎データあるいは査定根拠というのがないんですよ。実態も把握をしていないし、それに対して評価というものがなされていないんです。だから我々でやろう、こういう話なんです。  だから、ない...全文を見る
○中川(正)委員 いや、また話が後退しています。  さっきの質疑の中で、松野さんの質疑あるいは私の質疑の中でよくわかってもらったと思うんですが、例えば具体的な例でいけば、あの船の話でも、経済効果がありますよ、あるいは、その中でこれだけ、七百五十トン削減できましたよ、では、それと...全文を見る
○中川(正)委員 だから、今後の検討材料じゃなくて、さっき、しっかり評価していませんということをみずから言われた。さっきの答弁もそうでしょう。しっかりやっていないということでしょう。(額賀国務大臣「定量的にはやっているんです」と呼ぶ)いやいや、やっていないということです、さっきの...全文を見る
○中川(正)委員 理事会で修正協議を含めて協議ですね。
○中川(正)委員 今やったらいい、理事会開いたらいい。
○中川(正)委員 では、理事会で協議するということで、その修正協議を前提にした形ですね。それでいいんですね、委員長。
○中川(正)委員 では、そう言われるから、また次の租特の議論に入っていきたいと思うんです。  中小企業の投資促進税制なんですけれども、これの減税規模が今どれぐらいになっているのかということと、その件数、それから金額、そしてその実績、それから、このことによってどれだけの投資促進効...全文を見る
○中川(正)委員 そうでしょう。結局、これは一番大事なデータなんですよ。一体、何件の中小企業がこの制度を使って、どれぐらいの額の減税をされているか。これは二千三百億、この根拠は何なんですか。これも推測ですか、それとも実態をつかんでいるんですか。  それからもう一つは、投資促進で...全文を見る
○中川(正)委員 私が聞いたのは実績を聞いたんですよ。それは見込み額でしょう、さっきのは。実績を聞いたんです。  それと件数、何件なのかと。それで、これが中小企業全体の何割に当たっていくのかということですね。
○中川(正)委員 そうでしょう、だから、同じことのこれは繰り返しなんですよ。実績をつかんでいない中で推測だけで話をしていかなきゃいけないということが、これは異常だというふうに思うんですよ。  これも、制度をつくろうと思ったらうまくつくれるんですよ。そういうふうに申告させて、その...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、財務省としては、二千三百億円の減税が具体的にどれだけの投資の効果につながっているのか、あるいは、中小企業の育成あるいは体質改善にどのように貢献をしたというふうに査定しているんですか、実態はわからなくても。  これは、二千三百億というのも推測なんですよ...全文を見る
○中川(正)委員 いや、目標はわかった、だから具体的な政策評価を見せてくださいと言っているんです。  見せてくださいというときに、では実態はどうなのか、どれぐらい使われているのか、だれに使われているのか、把握しているんですかと言ったら、これは実態は調べていない、推測だ、こういう...全文を見る
○中川(正)委員 いや、目標はわかった。それはごまかさないでください。だからさっきから聞いているのに、実態として、何件の中小企業が全体の中でそれは何%に当たる人たちがこれを利用して、その結果どういう経済効果が具体的に出てきたのか、あるいは中小企業の体質の改善に役立ってきているのか...全文を見る
○中川(正)委員 案外、経産省は必死でこれを体系づけようと思って理屈を立てているんですが、これ、制度を知っている中小企業の二割なんです。制度を知っている人というのは本当に少ないんです。そのうちの六割が設備投資の資金を確保したということで、トータルで、それでは全体の中小企業の中の何...全文を見る
○中川(正)委員 私、この租特の議論がこんな形でこれからずっと、幾つもあるんですけれども、同じことですよ。同じことで詰まっていきますよ。委員長、それでどうやって議論を進めるんですか。
○中川(正)委員 いや、はっきりしているのは、実態把握ができていないとはっきりしているんですよ。そのはっきりしているものを、私は実態把握を聞いていくわけだから、これは進まないですよ。これはもうはっきりしているんです。
○中川(正)委員 だめ、ちょっと何とかしてください。
○中川(正)委員 委員長の気持ちもわかりますけれども、租特をこんな形で議論していっても、結局はまた同じところで詰まってくるというのはもうおわかりだと思うんですよね。それをあえて進めていけというのは、時間だけ消費して、与党にくみしてこの法案を無理矢理上げてしまおうという意図があると...全文を見る
○中川(正)委員 私はさっきから委員長に語りかけているんですよ。  だから、これは何回も言いますけれども、私たちも真剣に議論したいんです。今回出ている法案に対してもそれぞれやはり見直していくということであれば、この法案について見直していくというのが国会の役割ですから。与党だけ勝...全文を見る
○中川(正)委員 では、今から理事会をやりましょう。
○中川(正)委員 せっかく答えてくれたんだから言いますけれども、これは制度で設計しようと思ったらできるんですよ。こういう減免措置を受けたときに、企業からそうしたフォームを出させたらいいんです。それで、それを集計したら、どの企業がどういう減免を受けているかというのはきれいに出てくる...全文を見る
03月11日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号
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○中川(正)委員 では、私の方から、最後の確認の意味で質問をしたいと思います。  先ほどの議論、独立性の話なんですけれども、一つはアメリカから、もう一つは政府からということなんですが、一つ、さっきのお話を聞いていてどうしても納得ができないというか、総論ではそのようにおっしゃるが...全文を見る
○中川(正)委員 それは、供給量をふやしていく意味ではこれがベストな方法なので、財務省のことは関係ないんだと。
○中川(正)委員 二点、お伺いをしたいというふうに思うんです。  一つは独立性なんですけれども、さっきもその議論をしたんですが、私は、日本がバブルに入っていく過程の中で、日銀に独立性が保たれていなかったから、いわゆる政策の失敗によって引き金が引かれたというふうに思っていたんです...全文を見る
○中川(正)委員 三点聞いていきたいと思うんです。  一つは通貨なんですけれども、アラブで共通通貨をつくろうとか、あるいはユーロの決済通貨としての重要性というのが見られてきたり、逆に言えばドルが揺らいできているという中で、日本の今の外為をドルで持ち続けているということに対しての...全文を見る
03月13日第169回国会 衆議院 本会議 第9号
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○中川正春君 民主党の中川正春です。  ただいま議題となりました国家公務員の任命につき同意を求めるの件につき、意見を申し述べます。(拍手)  まず、日銀総裁候補の武藤敏郎氏については同意をしない。同じく副総裁候補の白川方明氏については同意をします。また、同じく副総裁候補の伊藤...全文を見る
03月18日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  一分一問ということでありますので端的に聞いていきたいと思うんですが、バブルに至る過程、それから克服をしてくる過程の中で深く関与をされたということを前提にして、政策の失敗だったと思うんですね、日本も。  どこにその政策の失敗があったか...全文を見る
○中川(正)委員 その上で、新しい経済環境を見据えていくときに、財務省のサイドからいけば、やはり金利上昇に耐えられないというか、財政的に高い、いわゆる名目GDPよりも高い金利に持っていかれるということに対して財政的にもたないというわっぱみたいなものが片方にあって、それを日銀として...全文を見る
04月08日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第21号
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○中川(正)委員 ちょっと中長期的なというか一つの世界観のようなものに基づいてお話を聞きたいと思うんですが、日銀が独立性を保っていくということ、このことを具体的に考えていくと、アメリカのいわゆる金融政策に対してどう自立をしていくかということ。  それからもう一つは、それを受けて...全文を見る
05月13日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○中川(正)委員 中川正春です。引き続き、質疑を進めていきたいというふうに思います。  渡辺大臣、きょう、この委員会が開かれる前に理事会がありまして、大臣の話が出ておりました。何で冒頭顔を出さないんだ、いわゆる欠席をするんだという話が問題になりました。法案を審議するその当事者が...全文を見る
○中川(正)委員 それは、法案についての矛盾というのは当然閣議の中で議論があっていいんだろう、しなきゃいけないというふうに思うんだけれども、さっきの話を聞いていますと、何も議論はなかったということなんですね。
○中川(正)委員 いかに形骸化しているかとよく指摘をされるところですが、渡辺さんならやるんだろうと期待をしていたんですけれども、そういうことで終わったということで非常に残念でありますし、今回の法案については、世論の背景から見ても、なぜかたくなに道路族にあれだけの配慮をしなきゃいけ...全文を見る
○中川(正)委員 役所の方にも、その現実はどうなっているのかということで資料を出してもらったんですけれども、実は、役所の担当者も知らないと言うんですよ。つかんでいない。では何をつかんでいるんだと言ったら、平成十五年八月十六日から十六年八月十五日まで、この一年間にだれがどこへ天下っ...全文を見る
○中川(正)委員 そうじゃないんですよ。知ろうとしていない。そこで責任を逃れているわけです。  もう一つは、こうして一年単位の天下りというのは一覧表でここへ出ているんです。これだと数字はわずかに見えるけれども、全体で、ストックで見てみたときの影響力、それが、天下りと言われるもの...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、ちゃんと答えてください。そんな話じゃないんですよ。自分のこの範疇の中で、大臣みずからがまず率先してできることがあるでしょうということを言っているんです。さっきの答えだと、やらないということですよ。評論家みたいに周りに目くばせをしているというだけの話ですよ。
○中川(正)委員 言いわけしているような形になりましたけれども、最初の大臣の意気込み、あれを忘れないでもらいたい。やはり、議論を起こして、波風を起こして、それで初めて事は成っていくんですよ。何かすべてがおとなしくなっちゃって、これでは、法律自体も成立をしないという形になってしまう...全文を見る
○中川(正)委員 そういう事例は含まれていないんです。それこそ、役所を目指してその準備をして、難関を突破して入ってきたという人たちだけが対象なんです。  そこで、職場の恐らく士気といいますか、企画部門のやりがいということも含めてどこかで狂いが来ているというふうにこれは理解をして...全文を見る
○中川(正)委員 私が申し上げたのは、私も出ていくと言ったらどうですかと言ったんですよ、G7、G8。  ほかの国の金融担当者も、いわゆる企画立案部分については財務大臣が兼ねているところが多いわけでありますが、しかし、監督部分についても、これは、仕組みをつくっていくというのは、そ...全文を見る
○中川(正)委員 もともとサブプライムという住宅ローンの組み立て方というのが、本来、バブルを前提にして、土地の値段が上がっていかなければこの仕組みは成り立たない。三年据え置いた後、変動金利で持っていくわけで、その三年後の変動金利というのは、土地が上がっていくという前提でないとこれ...全文を見る
○中川(正)委員 ぜひ、この法案の採決の前にそこのところをしっかり整理していただいて、これから改正をしていかなければならない、あるいは仕組みとしてやっていかなければならない問題点と、それから、この法律の中で、原因のしっかりとした究明、そうしたもののベースに立って、ここはこんな形で...全文を見る
○中川(正)委員 次に、ちょっと時間が迫ってきたのではしょりながらいきますが、いわゆる貯蓄から投資へということで、マーケットの競争力を増していくような戦略をとっていくということ、これはもう何年も前から指摘をされ、千五百兆円の個人資産の運用というのがターゲットですねというような話も...全文を見る
○中川(正)委員 見方に異論があるんですけれども、逆に、国債が資金を固定化しているために日本の市場が魅力的なものにならないんだということを意識して戦略を立てないといけないと思うんです。さっきのような説明では、本当の意味で戦略につながっていかないんだろうというふうに思います。  ...全文を見る
○中川(正)委員 もっと突っ込んでいきたいんですが、時間が来たので、これで終わります。  ありがとうございました。      ————◇—————
10月21日第170回国会 衆議院 議院運営委員会 第6号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  経済の状況、あるいは金融の状況が緊迫しているときだけに、しっかり頑張っていただきたいというふうに思っております。  その上で、よくCDSの問題が取り上げられるんですが、これは、帳簿外でなかなか把握ができていないというところに、それぞ...全文を見る
10月24日第170回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  まず質問に入っていく前に、一つ一つ私たちの立場をはっきりさせていかなければならないことがありますので、まずそこから申し上げていきたいと思います。  この委員会は、続いて地方金融機関への資本注入を、あるいは信用収縮というのを防ぐための...全文を見る
○中川(正)委員 一方で、いわゆる景気対策あるいは今の金融収縮に対して手だてを打っていくという議論をしているんですよね。その真っただ中で増税議論をしろというこれは指示なんですよ。それはメッセージとしては非常にちぐはぐなものになっているし、国民に対する印象というのも、一体これ、議論...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つはっきりしないんですが、第二次補正では赤字国債には依存しない、発行しないということですね。そういう認識でいいんですね。
○中川(正)委員 発行しないんじゃなくて、極力ということがついているところがあやふやな部分なんだろうというふうに思いまして、そういう意味では、このメッセージというのは、今回、第二次補正をいわゆるばらまき型でやった、それに対して批判をかわしていく、あるいは財源としてどこかで確保しな...全文を見る
○中川(正)委員 いや、認識は同じじゃないでしょう。与謝野さんは資本注入は要らないと言っているんです、そんなレベルじゃないと言っているんですよ。これは担当相ですよ。これは閣内不一致じゃないですか。
○中川(正)委員 それじゃ、担当している大臣がこんなこと言っちゃだめじゃないですか。  これは、こういうメッセージを発するから、国民としてもあるいは金融の現場としても、一体政府というのは何考えているんだ、どこまで危機感があって、どこまでこれがシステミックに広がりを将来持ってくる...全文を見る
○中川(正)委員 私は、今回の特徴は、レバレッジの、簿外で今懸念されている債権、ある意味ではこれから爆発してくるという可能性のある債権が基本的にはポイントなんじゃないかというふうに思っているんです。  ある専門家の話では、アメリカの金融界というのは、いわゆる預金金融、預金を原資...全文を見る
○中川(正)委員 実は民間では、具体的に額もさっきお話があったように、五千兆、六千兆、あるいは七千兆という指摘をする人もいますが、それぐらいの幅を持って言われていることです。これもきょうの日経でありますが、そこでは、全世界で五十四兆ドル、五千四百兆円、日本の残高が八十兆円ある、こ...全文を見る
○中川(正)委員 新聞にも報道されているように、日米欧で協力をして、CDSに対して損失処理を促していくような清算機関を設立していく、国際的な規模の中で考えていくということ、私は、これは今本当に必要なことだと思っておりますし、日本がそれに対してイニシアチブをとりながら、特にアジアに...全文を見る
○中川(正)委員 大臣はまだ問題の本質をつかんでいない。私が言っているのは、まとめて一本にして、それで賛成か反対かと言って出してきたら、我々は反対せざるを得ないんです。その中には賛成すべき法案もあるし反対すべき法案もあるし、あるいは、暫定税率というのではなくて本則に入れたらどうか...全文を見る
○中川(正)委員 歴代の大臣と同じような答弁なので、これまでとやり方は変わらないんだろうという前提で我々もやらせていただきます。  以上です。
10月28日第170回国会 衆議院 本会議 第8号
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○中川正春君 中川正春です。  民主党・無所属クラブを代表して、質問をいたします。(拍手)  サブプライムローン問題に端を発する金融危機は、世界を大きく揺るがしています。アメリカやヨーロッパの金融政策当局が不良債権の買い取りや巨額の資本注入を決断しても、株式市場の不安は深まる...全文を見る
11月05日第170回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  ちょっと最初に、通告をしてなかったんですけれども、アメリカの大統領選挙について、これは、通告がなくてもふだんからしっかり考えておっていただくことだろうというふうに思いますので、まず入り口、そこから話を進めていきたいというふうに思います...全文を見る
○中川(正)委員 つまらないなという声が出ていましたけれども、私もその反応ではつまらないなというふうに思います。  もちろん、日米の関係というのを基軸にしていく、そんな中でこれから新しい構造を模索をしていくということだと思うんですが、変化は出てくると思うんです。はっきりオバマさ...全文を見る
○中川(正)委員 私の問いかけに対してしっかりとしたクリアな返事は返ってこなかったので非常に残念なことでありますが、恐らく、私たちのこの国家のいわゆる戦略として、そこのところはもっと議論を深めていかなきゃいけないところなんだろうというふうに思います。  これはごまかしてもいけな...全文を見る
○中川(正)委員 この農林中金については、これまでの委員会の議論を通じてさまざまな問題が指摘をされました。恐らく、それがしっかりと総理の頭の中で整理がされていないんだろうというふうに思うので、もう一回これはとめ返しますが、例えば六十兆円の運用資金のうち、この組織そのものが目的とす...全文を見る
○中川(正)委員 もっと言えば、この理事長あるいはその役員の集団、十五、六人いるんだと思うんですが、これはみんな農林省の天下り。給与もはっきりしてきましたが、年収四千百万ですか、こういう年収を取って大穴をあけたということ、今こんなことがどんどん表に出てきたということでありまして、...全文を見る
○中川(正)委員 総理、ここまでこの委員会が議論を進めてきて、それで、金融対策の日本の政策誘導としては一つの目玉なんだと思うんですよ。それをしっかり事前に整理をせずに、ここへ出てきてさっきのような答弁をするということは、一体どこまで腹かけてこの金融対策をやろうとしているのかという...全文を見る
○中川(正)委員 論点をそらしちゃだめですよ。私が言っているのは、基準を言っているんです。それから法律の目的を言っているんですよ。これは、中小企業を救済していく、その円滑化をするためにあるという法律であるにもかかわらず、それとは違った目的で使われる可能性があるから、この基準につい...全文を見る