中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○中川(正)委員 中川正春です。  この審議に入る前に、委員長に一言申し上げておかなければならないというふうに思うんです。  先ほど予算委員会が、混乱の中で強行採決ということでやりました。私たちの委員会も、まだこれは入り口ですよね、補正予算。これまでのプロセスの中で、これも委...全文を見る
○中川(正)委員 言葉の使い方というのはなかなか難しいんですよ。受けとめさせていただくということは、私たちの思いというのを理解していただいて、きょうは採決なし、そういう判断をされたということでいいんですね。
○中川(正)委員 そうですか。非常に残念ですけれども、ここではっきりしたのは、この話し合いを拒否しているのは与党の方です。あなた方が話し合いを拒否しているんですよ。今回も恐らく、最終の採決の中では混乱はするだろうと思うんですが、その責任は、委員長、あなたにもありますし、もっと言え...全文を見る
○中川(正)委員 賛成だということだったら、そして現場ではだめだということだったら、総理がリーダーシップを発揮して、やろうということで進んでいくんじゃないですか。それを求めているんですよ。
○中川(正)委員 だから、今やりましょうと言っているんですよ。予算委員会でもそういうメッセージを出している。今やりましょうと言っているんですよ、我々。
○中川(正)委員 何をやろうとしているかというのはもう少し総理にただしていきたいと思うんですけれども、この二兆円の使い道について世論調査が出ています。きょうも我々の、理事会の中で話が出ました。総理自身の世論調査の結果をここで問うわけじゃなくて、この二兆円の使い道について、もう七〇...全文を見る
○中川(正)委員 私が聞いたのは、なぜ、どういう理由でもって国民が、本当に国民の七割から八割がこの政策に反対しているのか、国民がどこにおかしいじゃないかという気持ちを持っているのかというのを聞いたんですけれども、わかっていられないんですか。わかっていられないの。わからないんですよ...全文を見る
○中川(正)委員 国民は、もったいないと言っているんですよ。二兆円使うんだったら、もっとほかにしっかりした使い方がある、納得ができる使い方をしてくれと言っているんですよ、一言で言えば。その気持ちが全然つかめていないんですね。これで本当に国民が納得した形で給付ができるということを考...全文を見る
○中川(正)委員 だから私たちは、この件を除いては、この定額給付というポイント、これを除いては、ほかのところ、いろいろ議論の余地もあるけれども、経済のいわゆる緊急対策としては賛成をしていこうと言っているんですよ。だから、それはいいんだ。しかし、二兆円、これを使うんだとすれば、もっ...全文を見る
○中川(正)委員 話題をかえます。  次に、中小企業の金融についてなんでありますが、現場といいますか、地元を歩いていると、いろいろ手だては打っている、保証協会の保証枠も伸ばしている、あるいは地方銀行を含めて銀行の代表者を集めて貸し出しをするようにという指導もしている、あるいはま...全文を見る
○中川(正)委員 これまでもいろいろな手だての中で貸し出しをふやしてきた、こういう前回の委員会の中での説明もあったわけでありますが、これは具体的にどれだけ貸し出しの総枠がふえてきているのか、どれだけ効果を持って政策が今動いているのかということを改めて説明してください。
○中川(正)委員 それはこれまでもずっと聞いてきたことなんです。私が尋ねたのは、結果はどうなんですか、貸出残高というのは伸びているんですかと。本当に中小企業を救済しているんですか、金が回っているんですかということを聞いているんです。数字を示してください。
○中川(正)委員 貸し出しの統計があるでしょう。それを見ているんですか、副大臣。セーフティーネットというのは、トータルな銀行からの貸出枠の中の一部ですよ。一部にセーフティーネットを入れ込んでいるわけですよ。その結果、トータルの枠組みがふえているのかどうかということが問題なんです。...全文を見る
○中川(正)委員 精神論で、努力していかなきゃいけないというので解決できたら、それは全然問題ない。そうじゃないんですよ。具体的に結果として減り続けているんです。貸出金額が減り続けているんです。そこのところが、なぜそうなんだ、なぜ中小企業には金が回らないんだということ、どこに原因が...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、認識が間違っていますよ。都市銀行も第一、第二地銀も何で伸びているかといったら、大企業へ向いて貸し出しが伸びているからトータルで伸びているんです。これは私も現場へ行って地元の銀行で確かめましたよ。何で伸びているのかといったら、都市銀行からお誘いがあるんだ、大...全文を見る
○中川(正)委員 ぜひ総理の頭の中を整理していただきたいと思うんですが、将来に対する新しい投資、世界じゅうでは、財政支出をやっていくんだ、財政投資をやっていくんだという形でアメリカもヨーロッパも動き出しております。そういう新しい分野、さっき環境の話も出ましたけれども、これを組み立...全文を見る
01月26日第171回国会 衆議院 本会議 第4号
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○中川正春君 民主党の中川正春です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成二十年度一般会計補正予算(第2号)及び平成二十年度特別会計補正予算(特第2号)の両回付案について、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  アメリカでは、オバマ新大統領の...全文を見る
○中川正春君(続) 麻生総理一人の事情であるとか、自民党や公明党の事情だとか言っている場合ではない。総理、国民と向かい合ってもらいたい。解散・総選挙を決断するときであります。  この法案についても、改めて与党の議員各位の勇気ある賛同を御期待申し上げて、私の賛成討論を終わります。...全文を見る
02月05日第171回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○中川(正)委員 中川正春です。  さっきのポイントというのは大事な点だと思うんだけれども、そういう観点で、その答弁、寸どめしちゃったんで、答弁してください。さっきの論理というのは大事だと思うんですよ。保険料を下げない、下げないということが、逆に大事なメッセージなんだということ...全文を見る
○中川(正)委員 単年度だけというのは定額給付と同じことで、今の国民の心理状態では、これで景気の刺激策にはならないんですよ。何が不安かといったら、将来を見通していけるような安心感と、それから、生活設計ができる、そういう経済基盤がどこで達成されるかということによって、例えば車のロー...全文を見る
○中川(正)委員 だれが聞いても常識から外れているわなということだと思うんですね。  それだけに、ただ会計上の処理がそうなっているからということをうのみにして、それだけの説明で納得していくということではなくて、もっと深いやみがある。構造的に、バルクで一社に対してトータルで売って...全文を見る
○中川(正)委員 私も、その減損処理に至ったプロセス、それから、だれがそれを判断したかということ、それからもう一つは、なぜバルクで、これまで密接にかかわりのあった企業へ向いてトータルで売るというような経緯になっていったかということ、そういうようなものが明らかになるという前提ですか...全文を見る
○中川(正)委員 きょうの答弁を議事録に残して、あと、しっかり私たちもフォローをさせてもらうということになっていきます。  それからもう一つ、きのうの道路一般財源化、このことについて、私はどうも総理の答弁が理解できなかったものですから、改めて聞かせていただきたいんですが、ここの...全文を見る
○中川(正)委員 そんなこじつけをしてどうなる。これは、きのうの議論でも福田前総理のコメントがこうやって出ているんですね。一般財源化しますということをおっしゃって、その中身として、CO2を排出しない新エネルギー開発、地球温暖化対策、救急医療対策の整備、少子化対策、こういうことにみ...全文を見る
○中川(正)委員 だったら、何でこんなごまかし方をするんですか、地域活力基盤創造交付金。最初から道路と言ったらいいじゃないですか、これ。何でこれをごまかさなきゃいけないかといったら、これは一般財源として使うから、だから我々に支持をしてくれと、福田さんは国民に対してメッセージを出し...全文を見る
○中川(正)委員 ごまかさないでよ。私が聞いたのは、これは交付金ですよ、交付金は配付基準があるんです。どういう配付基準でこれを交付するんですかということです。
○中川(正)委員 道路を一切つくるなと言っているんじゃないですよ。道路をつくるか、こういう福祉関連の金に回していくか、あるいは病院に回していくか。これは交付金、丸い形で地方に渡して、地方の判断の中で使っていったらいい、道路が必要なところは道路をつくったらいい、そういう判断で一般財...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの大臣の答弁だと、だからこれは特定財源なんじゃないですか。特定財源。国の方から使い道をこんなふうに決める、それも、道路として決めてほしいと言うから道路として決めたんだ、そういう話でしょう。だから、これは特定財源なんじゃないですか。  それで、さっきの話、...全文を見る
○中川(正)委員 委員長、何をこだわっているんですか。よくわかっていますよ、我々の間では。我々の間ではよくわかっています。うなずいているので、よくわかっているんですよ。何をこだわっているんですか。私がこれから言わなきゃいけないことを忘れちゃったじゃないですか。  だから、交付金...全文を見る
○中川(正)委員 意味不明です。
○中川(正)委員 いずれにしても、もともと一般財源化すると言っておいて、道路そのものと道路を中心にしたちょっとしたプロジェクトしか使うことはできませんよといって交付金化して出していくということ。これは本当に、約束したことを全くほごにして、結局、また道路道路にこだわっていくという体...全文を見る
○中川(正)委員 日本の重要性ということ、これに我々もしっかりこたえていく、あるいは期待をしていく。日米関係というのは基軸ではあるけれども、新しい世界秩序といいますか、この経済危機がひとつ落ちついてきて次の段階に入ったときにどのような世界の秩序をつくり上げていくか、そういう意思を...全文を見る
○中川(正)委員 なぜこのコラムニストがこうしたことを書いたかというと、これは今から始まることじゃなくて、これまで既に、そうした構造の中でアメリカがドルを垂れ流して、私たち日本と中国とアラブ産油国がそれを受けとめてきたという構造があるから、もうこれから増発される米国債もそうした構...全文を見る
○中川(正)委員 その結果、何が起こっているかというのが、その次のページなんですよ。  これは、今、外国為替資金特別会計の剰余金の中身なんです。それぞれのいわゆる金利収入、あるいは、国債あるいは債券自体の評価額、これが上がることによってその都度の収入が入ってくる会計と、そうじゃ...全文を見る
○中川(正)委員 資料の六の一、その中にとじてありますから、これを最後に見ていただいて閉じます。  これは平成九年度から平成十九年度までの、これの延長線、同じようなことをやっているんですが、外貨準備と為替の介入額なんですよ。これは、平成九年度では百四十七円、このときの為替のレー...全文を見る
02月09日第171回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。おはようございます。  質疑に入る前に、この委員会冒頭、混乱をしまして、私たち、委員長に対するふんまんやる方ない気持ちを今持っております。そのことをベースに、ちょっとただしておかなきゃいけないというふうに思うんです。  委員会の進行とい...全文を見る
○中川(正)委員 考えていたら、今回のような強行採決にならないんですよ。何を言っているんですか。あなたはただ、国対から言われて、それで、どうしてもこの委員会を早く片づけてしまわなきゃいけない、やればやるほどぼろが出てくるから早くやれと言われて、言うことを聞いているだけじゃないです...全文を見る
○中川(正)委員 まともに議論しましょうよ。そんな、よろいかぶって、そこで一歩も出てこないんだというふうな姿勢は、委員長、よくないですよ。  だから、一度、昼の理事会の中でどんな結論が出てくるか、そのことを見ながら私たちの国会対応も決まってくると思いますので、理事会で議論をして...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、質疑に入っていきたいと思います。  先ほど総理からも、今回の経済の、それこそ未曾有の危機、百年に一度の危機と言われるこの状況に対しての議論がありました。  たまたま、きのうですか、福井のあわら市に行かれたというお話が出ておりました。その中で、実は、...全文を見る
○中川(正)委員 認識は甘いと思います。  実は、一般企業に対しても日本が資本注入していないかというと、実質的にはやっているじゃないですか。日銀が株を買い入れているじゃないですか。株の買い取り機構が既に直接の買い取りをやっているじゃないですか。これはみんな、直接これまでやったこ...全文を見る
○中川(正)委員 これは、中身の使い方、分析をしたんですけれども、この七十五兆円の中身というのは二つに大きく分かれるんですね。一つは、具体的に税を使って、歳出をすることによってそれが需要につながっていく、いわゆる真水と言われる、金を使うから経済を興していく、そういう真水の部分と、...全文を見る
○中川(正)委員 民主党は、五十七兆円、真水でやろうと言っているんですよ。そのことを申し上げた上で、さっきの大臣のお話を聞いていると、それでは、これ以上やる必要はないという見解なんですね。ということは、今、与党の中から、改めて補正をやらなきゃいけないじゃないか、そんな議論が出てい...全文を見る
○中川(正)委員 だから、さっきから言っているように、だったらかたくなに、もうこれだけしかないんだ、ばらまきしかないんだといってそれにこだわっているばかりじゃなくて、話し合いをしなさいと言っているんじゃないですか。そんな、話を切りかえてはだめだ。  私が聞いているのは、この本予...全文を見る
○中川(正)委員 だったら、もう少し腹を決めて、今の予算に対して、これではだめだという前提で話し合いを詰めるべきだと思います。同じことです。これはまた、参議院に行ったらその話し合いをしていかなきゃいけないんですよ。だから、そのことを指摘しておきたいというふうに思います。  同時...全文を見る
○中川(正)委員 お手元の資料の四を開いていただきたいというふうに思います。  このパネルでもありますが、これは企業別の、いわゆる企業の規模、大企業と中小企業に分けた形の貸し出しの残高を示したものなんです。だから、現実に貸し出しの残高が前年比どれだけふえてきているのか、どれだけ...全文を見る
○中川(正)委員 私は、認識が間違っているというふうに思います。  現実は、私も各企業に聞き取りをした。どういうことが起こっているかといったら、調子がよかったときに、大企業に言われて、どんどん発注するから設備投資しなさいということで設備投資をした、そのときに借り入れをした資金と...全文を見る
○中川(正)委員 認識は同じなんだけれども、具体的な政策は出してこなきゃいけないんですよ。今の話だと何にもない。これまでどおりやりますという話だけじゃないですか。  私が言っているのは、これまでどおりのスキームでは中小企業には金は届きませんよ、事実届いていないでしょうということ...全文を見る
○中川(正)委員 大分、質問の項目を残してしまったんですけれども、最後に一つだけ聞いておきたいというふうに思います。  もう一つの観点からいくと、経済対策に対して大きな政策の失敗が政府にはあるんだと思うんです。それは何かというと、定額給付金と消費税、これの打ち出し方であります。...全文を見る
02月16日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  質疑に入る前に、委員長に少し抗議をしておきたいというふうに思います。  野党の筆頭理事として、今回のこの委員会の持ち方、あるいは法案の審議の仕方というのは、本当に異例な形になってきております。去年の二次補正がまだ参議院で審議の過程で...全文を見る
○中川(正)委員 さて、きょうの質疑に入っていきたいと思うんですが、最初に、G7に出席をされた中川財務相のいわゆる酩酊記者会見、これについて質疑を進めていきたいと思います。  私は、情けないと思うのは、この本当に経済の危機と言われておる、そしてまた、国際的に日本がしっかり主張す...全文を見る
○中川(正)委員 もう一回はっきりしておきたいんですが、あれは酒を飲んでいたから酩酊していたのではなくて、風邪薬でああした影響が出たんだということ、そういうことなんですか、あなたのさっきの答弁というのは。
○中川(正)委員 朝のぶら下がり会見というのを私もテレビを通じて見ましたけれども、そのときも大臣は、あれは風邪なんだ、風邪薬を飲んだんだという弁明をされておりました。  さっきの答弁、詳しく耳を傾けていると、いや、ワインも飲んだけれども、昼食だったからワインも飲んだけれどもと、...全文を見る
○中川(正)委員 前の晩の夕食会でワインを飲んだ、さっきワインはそう答えられましたね。  もう一つ聞きますが、日程を見ていると、八時十五分から十三時五十分まで、これが二日目の十四日土曜日のG7会合の日程、この時間で入っていて、その後一時間ぐらい次の日ロ財務大臣会談までに時間があ...全文を見る
○中川(正)委員 念のために話をしっかり広げていきたいんですが、ワインにこだわっていますけれども、今は、アルコールを飲んだのかどうかという、そこのところが問題なので、ワインも含めてそうしたアルコールを十四日の日には一切飲んでいないんですか、二日目に。
○中川(正)委員 あの記者会見の様子を見ていると、さっきの一滴も酒を飲んでいないという話が本当にうつろに聞こえてくるし、風邪薬だけでああした形に体がなっていくのかということは、これはだれが見ても、それはおかしいよという話になっていく。それぐらい酩酊していたんですよ、あなた。あのと...全文を見る
○中川(正)委員 それを提出していただきたいということ、これが一つ。  それからもう一つは、恐らく随行して、医師なりあるいは医療の専門家というのがアドバイスをしながらケアをしていたんだろうと思うんですよ。そのアドバイスがどういうものだったのか、それからどういう人がその意味で同行...全文を見る
○中川(正)委員 実は、河村官房長官がお昼に記者会見をやっているんです。この問題が記者から取り上げられて、こんなふうに答えています。昼食にワインが出たようでありますから、全然手つかずであったということではないと思います、こんなふうに官房長官は言っているんですね。たしなむ程度のこと...全文を見る
○中川(正)委員 ここでも話がちょっと変わってきましたよね。二日目、十四日には一切アルコールは口にしなかった、飲まなかった、こういう話が、いや、たしなむ程度、飲まなかったけれどもたしなむ程度という話になってきた。  具体的にはどれだけ飲んだんですか、あなたは。こうやって一つ一つ...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ、これは記者情報というか、一緒に同行していた記者の面々から、この昼食時と同時に、その会見の前ですね、前の日ロ財務大臣会談とそれから記者会見の間にもやはり四十分ぐらいの時間があるんですけれども、そういう機会の中で大臣がお酒を飲んでいるのを見た、あるいは恐ら...全文を見る
○中川(正)委員 いや、打ち合わせをしているしていないという話じゃなくて、その間にも飲んだんでしょうということを確認しています。
○中川(正)委員 こんなことを聞いていくというのは本当に情けない話なんですが、しかし、ここではっきりとしておかなきゃいけない。本当に酒で酩酊したということであれば、それで、その形の中で記者会見に臨んで、わけのわからないこと、本当にあの記者会見の中身というのはむちゃくちゃですよ。わ...全文を見る
○中川(正)委員 日銀の総裁というのは、マーケットに対して時と場合によってはしらばっくれるというか、事実と違う話も含みながらやらなきゃいけないこともあるかと思うんですが、今回はちょっと話が違うと思うんです。違うと思うんですよ。これはやはり隣で、さっきのような映像というのは世界じゅ...全文を見る
○中川(正)委員 そこまでかばう必要はないんじゃないかと私は思いますね。皆が見ていない閉ざされたところで証言しているんじゃなくて、もうテレビであれだけアップで映されて、世界じゅうに流れている情報なんですよ。これは、やはり独立機関として言うべきことはちゃんと言う、そういう話にしてい...全文を見る
○中川(正)委員 白川総裁以外にも、財務省の方から四人の随行員というのが一緒に行って、ロジも含めた周辺の段取りをしておっていただいたようです。  財務官にここへ来ていただくように頼んだんですけれども、来ていただいていますか、委員長。
○中川(正)委員 呼んでいただけませんか。
○中川(正)委員 これは、だれかが代表して答えるという話じゃないんですよ。財務官を含めて四人が行っているから、四人、一人一人がどのように証言するかということになるわけですから。本人がそれを見ているのか見ていないのか、ずっと大臣についていたわけですから、それはしっかり、どういうこと...全文を見る
○中川(正)委員 政策の話とかあるいは予算の話とかで、その中身についてはこれまで参考人として出てきて証言をするという前例はないということなんですが、これはそういう話じゃなくて、事実確認をしているんです。一緒に行っていたから、あなた、見ていたんでしょう、どうだったんですかというその...全文を見る
○中川(正)委員 時間をとめてください。
○中川(正)委員 まず三人聞いてください、それで足りなかったら四人ということで、これは足りませんよ。これは三人の返答によって四人目が決まるという話じゃないんですよ、全然。一人一人に確認をしたいということですから。そこのところをしっかりとらえていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○中川(正)委員 記者会見のときもそこに同席されたと思うんですが、あのときの様子というのは、到底そんな、風邪薬であんな形になるということは考えられない状況だったと思うんですよね。あれを見られて、では、その前、例えばG7会合とかあるいは日ロの会談のときにもその兆候はあったんじゃない...全文を見る
○中川(正)委員 どうも話がわからないのは、大臣、もう一回聞きたいんですが、大丈夫ですか。風邪薬は当然朝飲んだんでしょう。夜も朝も、ずっと飲んだんでしょう。
○中川(正)委員 では、朝昼晩と飲んでいて、その風邪薬だけの影響だということであるとすれば、当然、日ロの会談のときにもやはりそうした影響は出てきていたんだろうと思うし、G7の中でもやはりそういう影響はあったんだろうと思うんです。  そうすると、だれが一緒にG7は同席していたんで...全文を見る
○中川(正)委員 そのG7のときの様子というのは、ああいうへべれけではなかったんでしょう。
○中川(正)委員 そして、御本人も、G7はしっかりやったよ、こういうふうにさっき言っておられるわけです。それが突然記者会見になってああいう形になったというのは、これはどう考えても薬だけの話ではなくて、ということは、薬自体はもう朝昼晩、朝昼晩とこう飲んできて、量も倍飲んだよと。後で...全文を見る
○中川(正)委員 その記者会見のときには何が起こっていたんですか。見ていて、我々は、テレビの上で、これはとんでもない話だなという情景を目の当たりにしたんですけれども。
○中川(正)委員 さらにあと一人、岡村国際局国際機構課長、身近なロジをずっと担当していただいていたと思うんですが、そのことと同時に、大臣の変調が起こっているということに対して、いわゆる総括責任は財務官だったんだと思うんですが、財務官に対してちゃんと報告をして、これは記者会見には出...全文を見る
○中川(正)委員 では、全く危機管理ができていなかったということじゃない。これは、財務官が恐らくその辺の判断をしていく、その責任者になっているんだろうと思うんですが、財務官は、このときの大臣の情勢、これをどう判断したか、私はぜひ聞きたいというふうに思います。  これからもこうい...全文を見る
○中川(正)委員 今から私の質問なんですが、財務官の話について筆頭同士で詰めなければいけないのです。ちょっと休憩してください。
○中川(正)委員 財務官、来ていただいたようでありますが、こうした国際会議に財務官が一緒についていっていただいたということは、その中でしっかりと管理監督もしていく、トータルでこの会議が、日本の主張もしっかり通して、全体に世界に対する発信ということについてもしっかりとした基盤を持っ...全文を見る
○中川(正)委員 あなたがここに出席をしていただく前に私も大臣に申し上げたんですが、ああした、いわゆるへべれけになった状況での会見というのが映像として世界に流れた、あるいは日本の国民がそれを見たときに、日本の財務大臣は一体何をしているんだ、日本を代表してああした形で国際会議に出て...全文を見る
○中川(正)委員 そういう発言を役所言葉というんですよ。映像が外に出ていないときだったら、そうやってごまかすことができますよ。しかし、今は違うんですよ。もう生が出ているんです。そんな中でさっきのような発言をするということは、あなた自身の真価が問われますよ。  もう一つ聞きますけ...全文を見る
○中川(正)委員 一つは、G7、日ロ財務大臣の会談、そして記者会見、この三つが午前中から四時くらいまでの間にあったわけでありますが、G7や日ロ財務大臣会談に支障がなかった、それなりの発言ができたということであるとすることをまず認めるとすれば、同じように風邪薬を飲んでいて、なぜ記者...全文を見る
○中川(正)委員 それは当然でしょう、大事なことですよ。しかし、それができるかどうかということを判断するのがあなたの役目ではないですか。そのできるかどうかということをどう判断したかということを尋ねているんです。
○中川(正)委員 それはいろいろな状況が重なっていたんだと思いますよ。それぞれ、昼と夜と逆さまになっているような時間的な差もあるし、あるいは連日予算委員会で頑張ってきましたからその疲れもあるだろうし、ストレスもたまっていただろうしということの中で、さまざまな状況があったんだろうと...全文を見る
○中川(正)委員 そのときの大臣の様子というのは、打ち合わせのときにはっきり理解していたわけでしょう。どんな状況だったかというのを説明してください。それをもってなぜ大丈夫だと判断したのか、その判断の基準を私たちも知りたいんです。
○中川(正)委員 答えていないですよ、あなた。もう一回言いますよ。どういうふうに大臣の体の状況それから心の状況、これをそのとき判断したか、どういう状況であったかというのを説明してください、それをもって大丈夫だというその判断をした基準を示してくださいと言っているんですよ。  結果...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つわからないね。結果としてだめだったんです、会見にならなかったんですよ。だから、それはもう事前に十分理解できたはずなんです。大丈夫だという話じゃないでしょう。どういう状況だったんですか。もっと詳しく言ってください。
○中川(正)委員 そうすると、もう一回確認しますが、あなたは、この日ロ財務大臣会談から共同記者会見までの間、ちょうど四十分ぐらいあるという報告が出ていますけれども、その間ずっと大臣と一緒だったんですか。
○中川(正)委員 戻られたかもしれませんがというのは、その部屋に戻られた時間というのはどれぐらいあるんですか。
○中川(正)委員 何かをしているというのは、何を想定されているんですか。
○中川(正)委員 その間、四六時中大臣についていたのは恐らく秘書官なんでしょうね、大臣の。ということになるんだと思うんだけれども、私は、参考人としての呼び出しは事前にしていないんですが、この秘書官の証言というのをぜひこれからとっていきたいというふうに思うんですね。そのことについて...全文を見る
○中川(正)委員 これは何でこんなところまで聞いているかというと、しっかりとはっきりさせておく方がいいと思うんですよ。  中途半端にうやむやになってしまうと、これまで大臣の実績がありますから、三年前にも同じような話で、酒で酩酊していたじゃないかというような質疑が、たしかこの委員...全文を見る
○中川(正)委員 筆頭、いいですね。  これは国会のいわゆる調査権にもかかわることでありますし、将来の国際会議等々の状況を見たら、しっかりここではっきりさせることはさせていくという思いで、与党も含めて整理をしていただきたいというふうに思います。  もうあと時間がありませんので...全文を見る
02月20日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○中川(正)委員 おはようございます。民主党の中川正春です。  この世界、あすは一体何が起こるかわからない、そういったことでありましたけれども、与謝野大臣、非常に重要なポストを兼任という形で頑張っていただかなければならないわけでありますが、早速にASEANプラス3、この蔵相会議...全文を見る
○中川(正)委員 ぜひ再考をされて、出席をしていくという意思を固めていただきたいというふうに思います。ただし、恐らくそのためには、国会のスケジュール等を含めて、与党の方としてもいろいろ妥協をしてもらわなきゃならない部分が出てくるんだろうと思いますが、その価値はあると思うんですよ。...全文を見る
○中川(正)委員 ぜひこの機会に、そうした日本のイニシアチブを具体的な提案として出していくべきだというふうに思うんです。  さっきの方向性、今がその具体化をするというタイミングなんだろうと私は思うんですが、大臣はどう考えられますか。そして同時に、さっきのお話を具体化するとすれば...全文を見る
○中川(正)委員 本来は、そうした戦略といいますか方向性というのは、今の時点でしっかり出して、それをもってこの国会の中でも議論を尽くすということ、これは当然だと思うんですよね。それを、これからだと。もう会議はそこに開かれようとしているわけで、そこについて、これからだというふうなこ...全文を見る
○中川(正)委員 具体的には、私は、せっかくのチェンマイ・イニシアチブで個々の、二国間の通貨スワップの集合体といいますか、そういうスキームというところにとどまっていくということじゃなくて、具体的な通貨バスケットあるいは共通通貨へ向いてもう一つ進んだ議論をしようじゃないかというふう...全文を見る
○中川(正)委員 後ろで秘書官がうなずいていますけれども、日本の立場がわからないんですよ、さっきの答弁では。だから、ここで本当は議論しなきゃいけないのは、私はこういうことを主張していこうと思っているんだということを日本の国民にも今説明しなきゃいけないときなんですよ。そのことを指摘...全文を見る
○中川(正)委員 私が尋ねたのは、その具体的な政策というのは何なんだということを尋ねたわけですよ。何だとお考えですか。
○中川(正)委員 よくさまざまな人から今話が出ているんですが、七十一兆円の財政出動をアメリカは決めた。恐らく、それでおさまらないだろう、もっと大きな形で、いわゆる財政赤字を覚悟しながらアメリカというのはやっていかなければならない。その中で、今のところはまだ米国債で金利が極端に上が...全文を見る
○中川(正)委員 全く具体的な話になっていないので、私も何を言われているのかわけがわからないんですよ。日本の主張というのはいつもそうなんです。恐らく国際会議へ行かれてもそんなことしか言っていないんじゃないかなという、そんな推測をしています。ここでそんなことしか言っていないんですか...全文を見る
○中川(正)委員 大臣の判断というのはアメリカのサイドに立った判断なんだと思うんです。日本のサイドに立ったときに、いろいろな戦略がこれからあるんだろうと思うんです。ドルが基軸通貨であり続けるということを本当に前提にしていいのかどうか、あるいはその世界がこれからも正しいのかどうか。...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、それは評論家の言葉だと思うんですよ。日本の国家としてどういう意思を持っているか。基軸通貨たらんとする、それはアメリカの国益なんですよ。そのことに対して、日本としてどういうビジョンを持っておくかということが大事なので、世界で今動いていることは、所与、与えられ...全文を見る
○中川(正)委員 どこで努力をしているのか見えていません。同時に、だんだん卑屈になってきていまして、これは具体的な数字、ここに出ているんですが、二〇〇一年でいわゆる外貨取引に占める円の割合というのは一一・四%、この数字がどんどん落ちてきているんです、今。日本のそういう意味での存在...全文を見る
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○中川(正)分科員 民主党の中川正春です。  大臣の顔を見ると郵政をやりたくなってくるんですが、ここでは、身近な、あるいは私自身が懸案として持っている課題について質疑をしていきたいというふうに思っています。  まず最初に、固定資産税、その中でも、市街化区域の中に取り込まれてお...全文を見る
○中川(正)分科員 よく聞いていただきたい。  的確に答えていただきたいんですが、私が今言っているのは、そういう前提でいくと、片方、地価が下がってきているんですよ、資産価値が下がってきている、にもかかわらず毎年固定資産税は上がってきているんですよ、そういうことに対してこれは国民...全文を見る
○中川(正)分科員 大臣、御理解いただいたと思うんです。  しかし、これは役所の説明であって、国民からすれば、時価が下がってきているわけですから、下がってきているにもかかわらず何で固定資産税を上げてくるんだということなんですよね。さっきの説明をしても理解できないんですよ。  ...全文を見る
○中川(正)分科員 逆に、農地を保全していって、それこそ食料自給率を上げていこうという考え方が一方にあって、いわゆる市街化を囲み込んでいく前提で都市計画をつくっていたころと本当に前提が変わってきたように思うんですね。だから、そこのところを一つ考えていかなきゃいけないけれども、これ...全文を見る
○中川(正)分科員 今の政権でできない、スタートしないということだったら、我々がやりますと、こう言わざるを得ないので、ぜひ鳩山さん、大臣として足跡を残していただきたい、ここのスタートを切っていただきたいというふうに思います。  次に、地方分権なんですが、これはいろいろな議論があ...全文を見る
○中川(正)分科員 本来、法令というのは国家の意思で、これを条例が超えていくということであってはならないと思うんですよ。そういう手段として、私たちも、特に補助金だとか、それからいわゆるひもつきで縛る金の使い方というのはもうやめよう、いわゆる補助金はやめようということを言っているん...全文を見る
○中川(正)分科員 感想を申し上げたら、そういう手法ではできないだろうと思います。  今、環境省が各省庁に対していろいろなことを言っていますよ。ところが、全然、自分たちのいわゆる省益を含めた主張を各省庁がしているだけで、トータルとして戦略的に動かないということなんですよ。だから...全文を見る
02月23日第171回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  これまで、突発事件というのがいろいろ起こりまして、その都度の質問で、特に財務金融委員会では落ちつかぬ形での質問が多かったんですけれども、きょうは、こういう機会を与えていただいたということで、しっかり落ちついた基本的な問題について、私の...全文を見る
○中川(正)委員 意味しておられるところがもう少しわからないんですけれども。  では、今の景気対策、経済対策が国民に本当に支持されているのか、国民は納得しているのかといったら、結論は出ているんですよ。定額給付金の使い方については、ほとんどの人たちが、あれはばらまきだと。本来、例...全文を見る
○中川(正)委員 これは当然、総理に、こうした問題について事実はどういうことになっているのか、いわゆる日本の情報機関としては伝えていなきゃいけないことでありますし、それに対して政府の姿勢というのはもう既に定まっていなきゃいけない話なんですよ。それを今さら、これは二十日の時点ですよ...全文を見る
○中川(正)委員 日本の国民は、いつも、それこそ海外発の情報でしかこの問題は理解ができないわけですか。さっきの話だと、政府としてはコメントできない、そんなばかな話はないでしょう。やはり日本の国民に対して、事実関係はこうだ、こういうふうに我々は認識をしている、それに対しての対応はこ...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、ミサイル防衛システムを稼働させるということですか。
○中川(正)委員 いや、それをどのように活用するのか。例えば、追尾だけしてどこへ落ちたということを確認していくんだという話になるのか、実際に撃ち落としてしまうのか。そこのところは対応の仕方によって相当変わってくるんだろうと思うんですよ。どうですか。
○中川(正)委員 私が期待するのは、先ほどの私の問いに対して、具体的に、撃ち落とすとか撃ち落とさないとかいうようなそういう答えではなくて、断固とした体制をとっていきますよ、私たちは、絶えず、そのことを前提にした体制を組んでいきますよ、アメリカとの話し合いはこうなっていますよ、そう...全文を見る
○中川(正)委員 これについて予算はどれだけついてきましたか。支援団体を政府が直接どれだけ支援してきましたか。
○中川(正)委員 私、調べたんですよ。予算はついていない。さっき言われたいろいろな事業というのは、政府がやっているんじゃなくて、それぞれの関係団体、NGOを中心にした関係団体がやっている事業がそういうことなんです。  法律の趣旨としては、そうしたところに限界が来ているので、また...全文を見る
○中川(正)委員 さらにこの問題に関連してですが、実は、こういう人たちというのは、一つの情報源といいますか、北朝鮮の内部の権力構造、あるいは何が起こっているかということを、拉致の問題も含めてしっかり取り込める情報源になっています。これは前も指摘をしたことなんですが、体系的にこの情...全文を見る
○中川(正)委員 どうしてやりましょうと言えないのかね。こんなものは当然積極的にやったらいい話なんですよ。  官房長官、さっきの答弁をどう思いますか。
○中川(正)委員 過去の金正日体制のナンバーツーとかナンバースリーとかと言われていて、あの国の体系、チュチェ思想を体現しているような、そういう象徴的な人を日本に招致して証言をさせるというのは、ただ情報を収集するというだけの話じゃなくて、そこに外交的な思いというのがあるんですよ。戦...全文を見る
○中川(正)委員 いや、ファン・ジャンヨプさんにこだわっているわけじゃないんですよ。一般的に、今相当の数の、いわゆる政府の内部で諜報活動だとかあるいは軍事的な指揮だとかとっていた人たちが韓国に渡っている。そういう人たちの情報収集ということを言っているんですよ。だから、ファン・ジャ...全文を見る
○中川(正)委員 私の地元の四日市市、鈴鹿市、あるいは亀山市も、そうした意味では、集住都市会議のメーンのメンバーでありますし、本当に凝縮された形で今その問題が出てきています。  例えば鈴鹿市でいくと、生活保護が従来の申請の三倍から四倍のレベルで今膨れ上がってきておりまして、従来...全文を見る
○中川(正)委員 参考に一つお話をしておきたいんですが、これは、それぞれケアをしておられるNPOの皆さんが保見団地で、二百五十人の外国人労働者の皆さんで失業をしてしまったという人たちにアンケートをとったらしいんです。そのうち、帰国で支援をもらえるなら、お金をもらえるなら帰りたいと...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つは、新しい雇用の創出ということになるわけですが、今うちの地元でも一つの試みとしてやっているのが、介護、ヘルパーなんですね。これへ向けて病院の方で受け入れが始まって、試行錯誤的にというかモデル的に一遍やってみようという話であるとか、あるいは学校法人の中で、...全文を見る
○中川(正)委員 さらに申し上げれば、恐らくきめの細かいことを相当やっていかなきゃいけないと思うんです。  これは外国人だけじゃなくて、日本の中で派遣切りされた人たちに対しても、例えば宿舎の問題も、公的な宿舎を確保するということだけじゃなくて、大手企業の社宅というのはいっぱいあ...全文を見る
○中川(正)委員 この問題、最後に子供たちのことなんですが、これは、今ブラジル人学校というのがそれぞれありまして、日本では、ただの私塾という形で定義をされておるところもありますし、特別の学校だということで定義をされておる、さまざまな形であるんですけれども、ここの授業料が払えなくな...全文を見る
○中川(正)委員 ぜひそうした措置を入れていただきたいと思います。  いつからそれは間に合うんですか。
○中川(正)委員 交付税措置の中でということですね。特別の交付金じゃなくて、交付税措置でやるということですか。
○中川(正)委員 これは、後から交付税の問題を議論しようと思っているんですが、交付税措置はまやかしなんですよ。こんなものでやっても、実際に必要なところに向いては金が届きません。交付税措置ではなくて、いわゆる交付税とはバランスオフして、具体的な国の事業として直接支給をする、そのよう...全文を見る
○中川(正)委員 ぜひそこは工夫の余地がある、そうしないと実際に金が生きないということを指摘しておきたいと思います。  同時に、実は、そこから出てきた子供たちが、ある程度の部分は日本の公立学校で受け入れがあって、その数がどんどんどんどん今膨らんできているんですね。それに対する対...全文を見る
○中川(正)委員 そんな一般論ではこれは解決しないというか、対応ができない状況になっています。それを指摘しておきたいと思うんですよ。  緊急対策で今やらなきゃいけないことは、ここ来月、再来月で対応ができるという体制に持っていかないと、本当に現場が混乱していますし、大変な状況だと...全文を見る
○中川(正)委員 余り具体的な話にならなかったので、引き続き私もしっかりとここの問題については指摘をしていきたいと思いますし、政府の方も頑張ってもらいたいというふうに思います。  最後に、この問題について提起をしておきたいんですが、単純労働について三等親まで、これは日系だからと...全文を見る
○中川(正)委員 時間に限りが出てきましたので次に進ませてもらいますが、官房長官は帰ってくるのかな。
○中川(正)委員 最初にちょっと残した答弁を、ぜひ機会をいただきたいというふうに思います。  次に、今回の経済対策を施行していく過程で地方公共団体との関係をどうしていくか、どういうふうに巻き込もうとしていくのか、それとも責任分担をどのように考えていくのかということについて、ちょ...全文を見る
○中川(正)委員 例えば、私の地元の鈴鹿市は、二十年度の一般財源が四百三億円なんですね。いわゆる自動車産業が中心ですから、ことしから来年にかけての税の落ち込み等々を考えていくと、五十億円ぐらいは財源がへこんでしまうだろうという状況が今予測をされているんです。  これも交付税とい...全文を見る
○中川(正)委員 次の議論に移る前に、先に答弁が来たような感じでありましたが。  ちょっと資料を見ていただきたいんですね。二枚あるんですが、一つは地方交付税の総額、平成十二年から二十一年までの推移があります。平成十二年のころは二十一・四兆円であったものが、現在では十五・八兆円。...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、その答弁は無責任ですよ。大臣がもし答弁されるとすれば、こうした方法はやってもらったら困るんだと。いや、将来交付税で還付するからというふうな約束はしちゃだめなんだと。それを約束できるのは、オフバランスでその分交付税がふえてくるという前提でしかできないんですよ...全文を見る
○中川(正)委員 合併のときでもそうだし、この経済対策でもそうなんですが、国が後まで補てんするんだから、あなたのところはやらなきゃ損だよという形でニンジンをぶら下げるんですよ、これはみんな。  そうすると、地方は、それだったら、それは自分にリスクがないんだから、BバイCが全く出...全文を見る
02月27日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  先ほどは予算委員会で、最近珍しいというか、久しぶりのことなんですが、混乱なく採決が行われました。しかし、そんな中で、外は雪になりまして、大分冷え込んできましたけれども、麻生総理のこれからの国の運営を暗示しているような、そんな日にきょう...全文を見る
○中川(正)委員 金融派生商品がバブルを起こしたというような説明と同時に、それぞれ、いわゆる貿易の不均衡も指摘をされました。  これは、私も、トータルで考えるとやはりアメリカ問題なんじゃないか。もっと言えば、双子の赤字と言われますが、とにかく貿易赤字を、それが持続していくという...全文を見る
○中川(正)委員 応援をする、そういう姿勢で私たちもいかなきゃいけないんだろう、それは私は正しい我が国のスタンスだというふうに思うんですよ。  ところが、応援するというその言葉の中に、さまざまな懸案がありましたが、唯一その中で総理が口にされたのは、ドルが基軸通貨であり続けるべき...全文を見る
○中川(正)委員 いや、要請がある、ないというのを聞いているんじゃないんですよ。日本の国家の意思として、何をするかというのは当然積極的に示唆をする、あるいはこれができるよという話は持っていっていいはずなんですよ。そういう外交をしなきゃいけないと逆に私は言っているんですよ。言われて...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つ、ドルが基軸通貨であるべきだというのと、そうではなくて、その実力が、いわゆるドルの信認というのが崩れてきているという現実があるんだと思うんですよ。だから、あるべき論と現実論とは違うんです。  日本が対応していかなければいけないのは、ドルへの信認が崩れて...全文を見る
○中川(正)委員 この観点というのは、これから新しい世界秩序を構築していくという作業に世界全体が入っていかなければならないんだろうと思うんですが、そういう中では非常に大事な視点なんだろうと思うんです。ただアメリカのドルについていったらいいんだ、あるいは、ドルの資産が多いから、ドル...全文を見る
○中川(正)委員 そんな格好のいいことだけを言って、物わかりのいい国だなというイメージだけつくり上げていく時代というのは、日本は終わったんだと思うんです。例えば中国が米国債の話でああやって揺さぶっているように、あらゆる手段を使いながら戦略的に日本の立場あるいは国益というものをもっ...全文を見る
○中川(正)委員 一般的には、外需型の経済というのを内需に切りかえていく、そのための経済政策に中心を持っていくべきだ、こうよく言われますよね。しかし、本当にそうなのか。私は、短期的な話と中長期的な構造改革をしていくという話と、これは分けて考えていかなきゃいけないんじゃないかという...全文を見る
○中川(正)委員 きのうもさっきの住宅ローン減税の議論がここであったんですけれども、あれで家を建てようか、あるいは新しいローンを組もうか、そういうインセンティブにはならないねというのが結論だと思いますし、企業に対して償却を早めていくということについても、これは、今の企業でそれによ...全文を見る
○中川(正)委員 前にも申し上げたんですが、総理、一つ誤解されていることがある。誤解されているというか、頭の切りかえができていないところがある。  これは、昔だったら、小泉さんの時代だったら、参議院も衆議院も絶対多数ですから、まるっきり、一〇〇%責任を持って与党がそれをやってい...全文を見る
○中川(正)委員 こんなのは水かけ論になっていきまして、そっちから話し合いをしようよというふうに声をかけてきたのか、私たちの方から、これは話し合いが必要だよ、修正するために民主党案というのはこういうのがあるよと提議をして、それをもって話し合いをしようということに対して、そっちが強...全文を見る
04月15日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  引き続き質疑をしていきたいと思うんですが、先般、自民党の方から、あるいは政府の方から、十五兆円に及ぶ経済対策、三段ロケットと合わせると、それこそ財政的にもたないんじゃないか、あるいは、国債発行の額が全体の予算の半分以上、こういう形で増...全文を見る
○中川(正)委員 その格付の問題に入る前に、もう一つだけ確認をしておきたいと思うんです。  財政に対して責任を持っている大臣としては、当然のコメントだと思うんです。将来の財政規律というものに対してしっかりとした明示をしていく、いわゆる国の意思としてしっかりしたものをつくり上げて...全文を見る
○中川(正)委員 先ほど挙げられた新しい要因、それぞれ一つ一つ手繰っていっても、どこかで財源をその分確保しないと、日本の財政というのは発散をしていく、そういう危機感なんだろうと思うんですね。そのときに、私は、今の与党のいわゆる経済政策それから財源を求めていく方向性と、私たちが主張...全文を見る
○中川(正)委員 それは具体的にどういう形で、さっきの話が大臣の個人的な見解なのか、それとも党としての話なのか、それをもう一つ確認しておきたいんですけれども、どっちにしたって、どういう具体的な形でその話し合いというのがなされていくべきだというふうに思われますか。
○中川(正)委員 そのことを、担当大臣として積極的に前に出ていただいて、具体的な協議、例えばこの委員会であるとすれば関連法案が四つ出てきますけれども、それについての与野党の話し合いの中で修正とか、あるいは新たな、私たちの出す対案についてのいわゆる丸のみとか、そういう流れをつくって...全文を見る
○中川(正)委員 いや、そんな抽象論を言っているんじゃないんですよ。具体的には竹本筆頭と私たちが話し合いをしますから、そのできたものを党へ持っていってちゃんと説得してくれますか、こういう話なんです。
○中川(正)委員 何となく理解のあるようなお話をいつも大臣はされるんですが、中身をずっと拝聴していると、いや、全然これまでと一歩も出ていないんだというふうなことに終わってしまう話が多いんですけれども、さっきもそのような感じですね。これは、これ以上進めたって進展しないんでしょうから...全文を見る
○中川(正)委員 さっき読んでいただいたのはIOSCOの行動規範なんですよね。内閣府令というのは、さっきの話ではまだできていないんですね。だから、具体的な話というのがあって初めて私たちも、そのイメージ、どれぐらいの管理監督をやっていくのか、どういうところを具体的に踏まえてこの法律...全文を見る
○中川(正)委員 例えば、私の手元に届いているのはこういう一覧表なんです。その中の、さっき言った六十六条の三十三第一項、これは業務管理体制なんですが、「内閣府令で定めるところにより、」こうなっているんですね。  現在検討中の内容として私のところへ来ているのは、その中身が、公正性...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、具体的に何をするか、さっきの話でわかりますか。  ここで述べられていることは当たり前のことですよ、公正性を保持する、あるいは法令遵守。どういう形で公正性を遵守させるのかというところが項目になってあらわれないと、そのときの担当者によって、上がってきた事項で...全文を見る
○中川(正)委員 それで結構なんですよ。  だから、国際会議に臨むときに、日本としてはこういうことを主張していきたい、こんなふうにまとめていきたいということをここでちゃんと説明してくれたらいいわけですよ。交渉した結果こんなふうになりましたというのは、また帰ってきて報告をしてもら...全文を見る
○中川(正)委員 これは非常に重要なことだと思うんです。行政的にその格付のレートを使うということ、これをやめる、撤廃すると大臣は言われたわけですが、勝手にできるんですか。  というのは、法律事項の中で、政治がこれも判断しなきゃいけないことなんじゃないかということが一つと、それか...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、これも内閣府令なんですよ。こんなこと勝手にやられちゃたまらないなというのが我々の気持ちですね。やはりこれは法律事項で、あるいは議会の賛否を問う形で議論すべき話だと思いますよ。ある日突然もうやめようというので、これはやめるつもりでいるわけですよね。それでいい...全文を見る
○中川(正)委員 それでは、この中身を我々にちゃんと説明してください。具体的にどの部分を廃止しようとしているのか。  そのこととあわせた形で、トータルでこの問題をやる、格付を見ていくということ、これは金融界にとっても非常に大きな問題になります。その格付にかわる評価というのは何で...全文を見る
○中川(正)委員 項目はそれだけですか。ほか、いろいろな要件、さっき言ったように、日銀も使っているし、政府も、さっき国債の議論をしましたが、地方債等々含めて、このレートを中心にしていろいろな基準をつくっているんですけれども、そういうのはどうするんですか。
○中川(正)委員 いや、それは重要な観点だと思うんだけれども、では国際的に、バーゼル合意の中の議論としては、日本はこれを使うのをやめようという主張をするんですか。  さっきのように、他人事みたいな話じゃないんですよ。日本の主張をどうするのかと言っているんですよ。
○中川(正)委員 では、指摘をしておきます。  その方向も決めないままに何で日本だけがやめようという話になってきたのか、これもわかりませんし、それから、それにかわるもの、どういう仕組みをつくろうとしているのかということもわかりません。  これはトータルで、格付機関そのもののい...全文を見る
04月20日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○中川(正)分科員 民主党の中川正春です。  こうした機会をいただいたことに感謝を申し上げたいというふうに思います。  きょうは幾つかテーマがあるんですけれども、まず北朝鮮の関係から質疑をしていきたいというふうに思います。  拉致の問題だけではなくて、今回の核あるいはミサイ...全文を見る
○中川(正)分科員 具体的な事例にのっとって判断するということなんですけれども、そこは、基準になっていないんだけれども、どういうことなんですか。
○中川(正)分科員 わけのわからない答弁をしておっていただきますが、そういうわけのわからないところを具体的にどう運営しているかということですよね。  要は、日本に帰ってきたいという人たち、これは、帰ってきたいというより、日本に逃げてきたいというのかな、そういう人たちというのは、...全文を見る
○中川(正)分科員 情報収集ということだけじゃなくて、人権あるいは難民保護という観点でも、いわゆる在日の人たちの係累にかかわらず、これはやはり日本として、北朝鮮に対する戦略上も、門戸を開くべきだというふうに思うんです。  その観点も含めて、もう一つ違った聞き方で確認したいと思う...全文を見る
○中川(正)分科員 いわゆる北朝鮮といいますか、在日あるいは日本国籍にこだわらずに、そこは幅広く検討をするということでいいんですね。  ということは、いわゆるNGOに対するメッセージで違ってくるわけですよ。最初からいけないということだったら、彼らはコンタクトしてこないわけですか...全文を見る
○中川(正)分科員 普通であればちゃんとしたプリンシプルを持って、北朝鮮に対しても、それから特に中国に対しても、この問題についてもしっかりメッセージを発していくということが本当は望ましいんですよ。それを、メッセージを発したら現場でややこしくなるから余り物を言わない方がいいんだ、静...全文を見る
○中川(正)分科員 法務大臣にも同じことを聞いたことがあるんですが、法務大臣も同じような答弁をしましたよ。みんなそうやって言っておくだけで、後はほうりっ放しなんですよ、それで立ち上がってこないので、さっきの話、本気でやってもらえるんだということで解釈していいですね。
○中川(正)分科員 時間の関係で、もう一つ、次の課題に移らせていただきます。  国内の問題なんですが、これは必ずしも外務省だけということではなくて、最近の話というのは、各省庁にまたがる、プロジェクト単位で解決をしていかなきゃいけないことが多いんですね。外国人労働者の処遇について...全文を見る
○中川(正)分科員 同じような考え方を持ってやっていただくとすれば、この当面の間を、例えば二年とか三年とかと具体的な年数にしちゃうということがいいんじゃないかと思うんですね。  当面の間と言われると、私たちもそうですが、案外、行政に対してはそんなに信頼を持っているわけじゃないか...全文を見る
○中川(正)分科員 だんだん大臣の癖がわかってきましたよ。相談してみたいと思います、考えてみたいと思います、それで終わってしまうんですが、ここはやはりはっきりさせていく方がいいと思うので、リーダーシップを発揮してください。  もう一つは、将来にわたって外国人の受け入れをどうして...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○衆議院議員(中川正春君) それでは、ただいま議題となりました金融商品取引法等の一部を改正する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本修正は、衆議院財務金融委員会における議論を踏まえまして、与野党の修正協議の結果、取りまとめられたも...全文を見る
05月11日第171回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○中川(正)委員 中川正春です。  私の質問に入っていく前に、先ほどの川内委員の資料請求にかかわる問題について、もう少しはっきりさせておきたいなというふうに思っています。  委員長、それなりの裁きをしたおつもりなんでしょうけれども、もう一回整理すると、我々が資料の要求をすると...全文を見る
○中川(正)委員 一枚ぽっきりで的確な資料ということでなかったからこの話が出てきたんじゃないですか。何を言っているんですか、全然わかっていないよね、委員長。
○中川(正)委員 こっちの理事からもそれは理事会でやれと言っているから、今から理事会を開いて整理してくださいよ。その上でないと質問できない。
○中川(正)委員 立法府としてしっかりした立場をとってくださいよ。役所が資料を隠していたんだよ。こっちへ出してきていないんだよ。それに対して、出せと言っているわけですから、そのように指示してくださいよ。
○中川(正)委員 委員長の責任でもって、さっき、我々協議したときに、協議というのは、役所が内々で協議したときにそれぞれ資料の交換はしました、こう言っているわけですから、それを出させる、委員長の権限の中で。これを約束してください。
○中川(正)委員 これは個人の話ではないんですよ。公党として、党として予算要求していたはずの話なんです。
○中川(正)委員 それに対して、紙一枚ですよ。
○中川(正)委員 この問題については理事会でしっかり話をしていただいて、その上で整理をするということでないと、本来は我々も進むことができない、こう言いたいんですけれども、少なくともこの後この問題をちゃんと理事会で取り上げて、委員長、私は正しいんだ、正しいんだと一人だけ言っているだ...全文を見る
○中川(正)委員 そこで取り上げてください。  それでは、続けていきたいというふうに思います。  これも説明責任の話なんですが、まず冒頭、今回の補正予算の規模、それから中身についても、これまでなかった緊急事態ということを認識して、規模的にも、中身についても、非常に異例のことを...全文を見る
○中川(正)委員 私が質問しているのは、うちの予算じゃないんですよ、そっちの予算の説明をしてくださいと言っているんですよ。  今、借金をしますよということだけで、説明はできていないと言っているんですよ。だから、今ここで、将来その借金はどうするんだ、国民に対してどう説明するんだ、...全文を見る
○中川(正)委員 だから、言っているのは、国債に頼るということはわかった、しかし、将来これは、今、この統計を見ているだけでも八百十六兆円になる、一六八%、このまま発散するわけにはいかないんですよ。だから、大臣の責任として、将来の計画というのを、どういうふうに構造的に日本の財政構造...全文を見る
○中川(正)委員 それは、三年後と言いますけれども、自民党の政権がそこで続いていくかどうかわからないんですよ。だから、使うだけ使って、その後の始末は次の政権でやってくださいと言っているのと同じことで、こんな無責任な話はないということが一つ。  それからもう一つ、この中期展望に基...全文を見る
○中川(正)委員 それはやはりこの補正予算を説明する前提としてあるべきなんですよ。六月を待って説明するといったら、すべて終わっている話じゃないですか。だから、今要るんですよ。そのことをやってください。でないと、これも、これ以上審議を進められないという話になってしまうので。これは当...全文を見る
○中川(正)委員 具体的に聞いていきます。  プライマリーバランス、この議論は続けるつもりなのか。続けるんだとすれば、今の政府の目標としてはいつまでにプライマリーバランスを達成しようとしているのか。これは、今の予算にかかわってくるんですよ。そんな、六月なんて待てません。
○中川(正)委員 だったら、何も責任持てないということでしょう。そういう意味なんでしょう。政府として財政規律に対しては責任持てないと言っているのと同じことですよ。そういうことでしょう。
○中川(正)委員 答えは同じで、責任を持っていないということですよ。わからないと言っているのと同じです。財源、わからない、どうやって組み立てるか、わからない、そういうことなんですね。これぐらい無責任なことはないということをひとつ指摘しておきたいと思います。  それからもう一つは...全文を見る
○中川(正)委員 いつもちらっと評論家的に、考え直さなきゃいけないんじゃないかと思うんです、こう言われる、そういう表現が多いんですけれども。基本的にはどうなんですか、考え直していくんですか、いかないんですか。大臣の立場というのはそういうことでしょう、そこをはっきり言っていくという...全文を見る
○中川(正)委員 意味不明。だから、これについてもやはり責任政党としての構想といいますか、こうしていくよというその基本が出ていないんですよ。だから、結局のところ何にもわからない、借金するだけという話になっちゃうんです。  そこのところをもう一つ言えば、私たちが基本的な部分で税金...全文を見る
○中川(正)委員 いや、到底納得できません。  恐らく、この経済危機、今の対応をしていく以上に、今の政府の無責任な財源論というのは、国民に対して不安を与えているんだと思うんですよ。この不安があるから、では年金は大丈夫なんだろうかというふうなことに結びついてきたり、国として本当に...全文を見る
○中川(正)委員 いつもそこまでは大臣言われるんですよ。我々もそう言っているんです。その先が大事なんですね。具体的に何をするかということが大事なので、そこのところが一つ出てきていないんですね。具体的に内需というのは何なんだということを、これはやはり、ここも責任政党としてはこの経済...全文を見る
○中川(正)委員 本事業を開始してから三年をめどにするということですか。ということは、人によって解禁が違うということじゃなくて、一斉に。だから、具体的には何年までということなんですか。本事業が開始したというのは何年何月に見るんですか。
○中川(正)委員 これは前、実は決算委員会でも取り上げて、そのときには冷たい反応だったんですが、やっとわかってきてくれたのかなという思いがします。  その上で、もう一つ重ねて聞きたいんですが、例えば、親戚がこちらにあって急用で三年以内の中で帰ってこなきゃいけないとか、あるいは、...全文を見る
○中川(正)委員 わかりました。  ただ、三年が適当かどうかというのは、もう一頑張り本当はしたいところで、恐らく二年なんですね。そういう素直なみんなの気持ちがあるということをお伝えしておきたいというふうに思います。  それで、ここにメモがありまして八分までいいと書いてあるので...全文を見る
○中川(正)委員 ということは、政府としては意思を持たないということですか。我々に任すということですか。
○中川(正)委員 だから、はっきり言ってもらったらいいでしょう。もう民営化路線はやめ、国の金融機関として新しく位置づけます、それでいいんでしょう。
06月03日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
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○中川(正)委員 ただいま議題となりました株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  このたびの経済危機に際し、政策金融の必要性について、本委員会で活発に議論を行ってまいりました。本修正案は、そ...全文を見る
○中川(正)委員 おはようございます。中川正春です。続いて質疑をやらせていただきたいというふうに思います。  今回、修正案を、与党と協議をしながら合意に至って、さっき提出させていただいたんですが、その心といいますのは、さっき議論が出ましたように、こういう危機的対応の場合に、いわ...全文を見る
○中川(正)委員 思わずみんなほほ笑んでいましたけれども、そういうへ理屈みたいな話になっていくんだろうというふうに思うんですが、いずれにしても、このたびの措置はというその措置の中身については、政策金融のいわゆる手段として国が関与をしていくという方向、これは、今この時点で我々、この...全文を見る
○中川(正)委員 基本的な方向性ということで、これは与野党確認をさせていただいたということですから、社長、改めて、政策金融を担っていくということを前提にひとつ考えていっていただきたいし、その体制をぜひつくっていただきたいというふうに思います。その決意をひとつ述べていただきたいと思...全文を見る
○中川(正)委員 社長、実は私は、両立は可能でないというふうに考えています。私は、民営化ということと政策金融というのは両立しないというふうに考えているんです。そこのところを後ほど改めていきたいと思うんです。  平常時でも恐らく何らかの形で、政策金融といいますか、さっき議論が出ま...全文を見る
○中川(正)委員 この問題をもう少しはっきりさせるポイントは資金調達なんだと思うんですよ。昔、長銀だとかあるいは日債銀が破綻をしていったプロセスというのがありました。あれも、銀行債を発券することによって市場調達して、それを長期で回したということだったんですよね。それが結局、直接金...全文を見る
○中川(正)委員 それだけに、やはり総量規制をやらないといけないんだと思うんですよ。これは、今膨れていくような二十兆円のレベルでこんなことをやられたら、やはり民業圧迫だということになると思いますし、それから投資していく分野も、民と競争する分野じゃなくて、逆に、民は手が出せないんだ...全文を見る
○中川(正)委員 やはりここで、社長の話ももう一回聞いておかなきゃいけないだろうというふうに思います。  これまでの答弁は、以前に整理をした、いわゆる民営化路線に沿った答弁をしていただいたわけです。今回確認をしていただいたと思うんですが、その路線というのは完全に見直していくとい...全文を見る
○中川(正)委員 内部ではそういう議論をしているんですか。いろいろモニターをしますと、小泉改革の中で完全民営化という方向が出てきた、そこの一番の問題というのは、やはり民業圧迫、これは現にあったんだと思います。それが払拭されているかというと、やはり民間金融機関に聞いていると、どうも...全文を見る
○中川(正)委員 さっき質問しておいて今度は答弁というのは変な気持ちなんですけれども、お答えをしたいというふうに思います。  読んでいただいてわかるように、三分の一でなければならないということではなくて、三分の一を超える選択をするということですから、二分の一でも一〇〇%でもいい...全文を見る
○中川(正)委員 ここ三年かけて、そこのところも含めて議論をしていった上で法定化していこうということであります。だから、今の時点では、そういう議論の上で一〇〇%持ち続けていくということも可能だということであります。
○中川(正)委員 その点については、実は一番大事なところだという思いがありまして、先ほど私の質疑の中で方向性だけを議論させていただきました。  いわゆるビジネスモデルということだと思います。こういう緊急時あるいは危機対応をしていく中で公正性をどういうふうに担保していくかという仕...全文を見る
○中川(正)委員 そういうことです。三年とありますけれども、私の気持ちとしては、もっと時間を縮めてこの議論はしっかりしていくべきだというふうに思っております。
11月11日第173回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○中川副大臣 副大臣を拝命いたしました中川正春でございます。  大臣を補佐してしっかり頑張っていきますので、よろしくお願いを申し上げます。  私は、科学技術、それから文化、あるいはまた国際関係の分野を主に担当していくということになってきますので、よろしくお願いを申し上げます。...全文を見る
11月12日第173回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
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○副大臣(中川正春君) 文部科学副大臣を拝命をいたしました中川正春でございます。  大臣を補佐して頑張っていきますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。私は、主に担当していきますのが科学技術、文化それから国際関係分野を担当していくということになっておりますので、よろしく...全文を見る
11月17日第173回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○副大臣(中川正春君) やっと答弁の機会をいただきまして、ありがとうございます。  私も仕分に参加をさせていただいたというか、状況を、行って具体的に議論の中身というのを聞いておったんですが、二面性といいますか、二つのことが感じられました。  一つは、やっぱり我々が組み立ててき...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 私も同じような危機感を持っておりまして、伸び率だけではなくて全体の研究費に占める基礎研究の割合、これも具体的には一三・八%ということで、例えばフランスの二三・八だとかあるいはドイツの二〇・七だとか、アメリカは一七・五ですけれども、こういうところと比べても非...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○中川副大臣 グーグルの問題については先ほどもう既に御説明いただいたとおりなんですが、政府としては、私人間の訴訟であるということから直接の干渉を避けてきたわけでありますが、これはしかし、そのまま放置をしておくということは、我が国の新たなシステムを構築していこう、そういう途上の中で...全文を見る
○中川副大臣 実は私も文系人間でありまして、あの事業仕分けに参加しながら、改めて、こうした大規模プロジェクト、あるいは研究開発そのものもそうなのでありますが、その必要性、そしてそれがもたらす効果というものをいかに一般の国民に説明していくかということ、これの難しさ、あるいはまた、そ...全文を見る
○中川副大臣 実は、国公私立を問わずという前提になっておりまして、公益法人あるいは財団法人に対する優遇措置というのも国公立と同じような形で今あるわけなんですけれども、実際、今の程度の優遇措置というのが十分なのかどうかということについては、これは改めて、その範囲も含めて我々も点検を...全文を見る
○中川副大臣 御指摘のとおり、保存をしていくという部分については、これはフィルムとデジタル化ということはちょっと質の違った話になりまして、フィルムそのものを、ビネガーシンドロームというんですか、酸化していくということから防いで、文化財の一つとして保存をしていくということ、これも大...全文を見る
○中川副大臣 御指摘のとおり、三十万人計画、これが三十万という数字で目標を持続していくのか、あるいはまたそれ以上、我々の政権として新しく打ち出した国際化計画の中で発展をさせていくのかということはありますが、いずれにしても、留学生を受け入れていく、あるいはまた日本から学生を出してい...全文を見る
11月18日第173回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第1号
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○副大臣(中川正春君) それでは、文部科学省における取組について御報告をいたします。  鳩山内閣においては、コンクリートから人への理念の下、子ども手当の創設を始めとした子育てや教育に係る経済的負担の軽減やワーク・ライフ・バランスの実現を重要な政策として位置付けております。  ...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 私の方も同じ基本理念だと思います。ナショナルミニマムということも併せて、子供たちにとって最低の環境、そういうものを基準化していくということは国でやるということが必要だと思います。  ただ、難しいのはそれに伴う財源ということだと思うんですが、それは国が一方...全文を見る
○副大臣(中川正春君) これは地域の教育力といいますか、地域全体がかかわってこの事業が初めて成り立っていくということでありますので、そういう意味では、放課後ということだけじゃなくて学校の運営そのものも学校理事会あるいはコミュニティ・スクールという形で地域を巻き込んでいこうというよ...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 私の手元の統計でいきますと、例えば公立の小学校でやる子供の学習費、これは学校だけじゃなくて、学校外も含めて子供に対する費用ですね、これが公立の小学校に行っている場合は三十・七万から今三十三・四万円に上がってきているんですね。公立の中学校で四十七・二万円。こ...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 要因分析ですか。
○副大臣(中川正春君) その背景というのはどういう意味、例えばどういうことを想定されているんですか。
○副大臣(中川正春君) 昔は。で、その比率が上がってきていると。その背景ですね。  恐らく、そのコストを負担していくそれぞれのセクターというか部分の要因分析をしなきゃいけないんだろう、どこの部分が増えているのかということ。例えば、学校の中なのか、それとも外に要因をしているのかと...全文を見る
○副大臣(中川正春君) そうした個別の話までは私も理解していなかったんですが、全体の傾向として、しかし統計資料を見ていると、学校の中でのそうした負担というのはほとんど横ばいなんですよ、統計資料で出てくるものは。それよりも学校の外で使っていくお金の方がいわゆる漸増してきているという...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 国が豊かになっていく、そしていろんな生きる選択肢というのが広がってくる、あるいは都市化をしていくという、そういう形の中で、結婚そのものがある意味不安定な状況になってくるということ、これは各国共通した問題だというふうに思っておりまして、日本もそれに直面しつつ...全文を見る
○副大臣(中川正春君) そこへ向いて議論を持っていかれるとは思っていませんでしたのでとんちんかんな話をしてしまいましたけれども、賛成です。頑張っていきたいと思います。
○副大臣(中川正春君) 民主党のいわゆる政策集インデックスというのがあるんですけれども、これは就学前の五歳児の無償化を推進し、さらに漸進的にこの対象を拡大をしていくということ、これをうたっております。その思いで一つ一つ実現をしていきたいと思っています。    〔会長退席、理事下...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 文科省管下の幼稚園については、この病児・病後児保育という制度そのものがありません。しかし、考え方が恐らく教育というところに重点を置いた幼稚園制度だからということだと思うんですが、これから認定こども園の政策が入ってきて、幼保一元化も進めていくという前提であり...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 一つの御提言として受け止めさせていただきたいと思うんですが、さっき確かめましたら、幼稚園は、学校なんかでやっている学校医制度といいますか、そういうものに対しての担保もないということでありますので、そういうことも含めて対策として考えていくことかなというふうに...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 実は、二か月前にちょうどユネスコの総会があって私、フランスに行く機会がありまして、そこのところを向こうの、この子ども手当の基金というのがあるんですが、そこの総裁と議論をしたことがあります。  端的に指摘があったのは、私たち、まず子ども手当からということで...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 御指摘のとおりだと思います。  これはトータルで連携をしていくことだというふうに思っていまして、私たちも幼保の一元化連携、また家庭教育支援が厚生労働、放課後子どもプラン、これも厚生労働ですが、そういうものと学校のサイドからしっかり具体的な連携施策が取って...全文を見る
○副大臣(中川正春君) この自殺の問題については連日、昨日、今日それぞれの委員会で提起をされまして、川端大臣もそこのところの対策については、これは何よりも優先して考えていかなければならないという表明をさせていただいています。  それで、要因についてはいろいろ考えられる、あるいは...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 非常に大事な、そして現実大きな壁になっている問題なんだろうというふうに思います。  それだけに、組織的に、例えば自治会長さんとかあるいは民生委員さんとかという、そういう人たちだけじゃなくて、ボランティアやPTA、あるいはまたNPOで活動している人たち、そ...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 御指摘のとおり、公民館というのが補助金が付いていまして、それに基づいて相当造られてきた。それが中心になって、非常に活発になっているんですね。両面で考えなきゃいけないと思うんですが、その主体、いわゆる公民館を使っている層というのはどの層かというと、やっぱり定...全文を見る
11月24日第173回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○副大臣(中川正春君) 先ほど仕分の位置付けについての議論が出ておりましたが、それぞれ御指摘のとおりで、国民目線で、これまで官僚同士でそれこそ内輪の話で予算が決められてきたものが、ああいう形でオープンになって国民が見える、その議論の切り口というのも、これまでとは違った新しい国民目...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 耐震化については、これはもう事業が始まっております。それから、太陽光発電についてなんですが、これ第一次募集と第二次募集分がありまして、第一次募集が六月二十六日に申請締切りをしまして、事業内定が七月二十二日、交付決定が八月三日に行われておりまして、これも動い...全文を見る
○副大臣(中川正春君) 終わっています。
○副大臣(中川正春君) 意向を踏まえまして進めていきたいというふうに思います。