中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第180回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○中川国務大臣 お答えをしたいと思います。  まず、障がい者制度改革推進本部、これの設置なんですが、これは二〇〇九年の十二月八日に設置をされました。障害者権利条約の締結に必要な国内法の整備を集中的にやっていく、その中での改革ということを議論していくということと、それから、関係行...全文を見る
○中川国務大臣 それぞれ、裁判の推移を前提にしながら推進本部もあるいは推進会議も設置をされておりまして、同時並行的にということであります。
○中川国務大臣 御指摘の骨格提言は、障がい者制度改革推進会議のもとで開催されている総合福祉部会、ここにおいて八月に取りまとめられたものであります。この提言は障害当事者の方々の思いが詰まっているものだ、そういう前提に、しっかりと受けとめる必要があるというふうに考えております。  ...全文を見る
02月22日第180回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○中川国務大臣 私自身も、この任命を受けましたときに、できる限り長期的に、しっかりと腰を据えた形で政策というのはやられるべきだというふうに素直に思っております。  その上で、できる限り、これまでそれぞれの大臣が携わってきた課題というものをしっかり継承しながら、方向性、これは大臣...全文を見る
○中川国務大臣 福島みずほ大臣、それから平野博文さん、玄葉さん、岡崎トミ子さん、与謝野さん、蓮舫さん、そして岡田さんということになります。
○中川国務大臣 中心になる課題というのは、子ども・子育ての新システム、これを構築することだということだったと思います。  これは、一つは財源ですね。さっきお話が出ましたように、七千億というのを新たに確保するということでありまして、これまで、例えば保育園とか幼稚園とか、それぞれ子...全文を見る
○中川国務大臣 特命大臣というポストについて初めて私もわかったんですが、先ほどの、人口構成が極端に変わってくる、危機感を持って本当に対応していくということ、これはそのとおりだと思いまして、私も、そこのところが私自身に課せられた最大の課題だと思います。  実は、少子化だけじゃなく...全文を見る
○中川国務大臣 政策というのは二通りあると思うんですね。一つの方向性を持って、目標で、こういう形に実現していきたいということと、今、財源という制約の中で芽出しをして、その方向性にシステムをつくって動かしていく、そういうプロセスと、この二つがあると思うんですよ。  そういう意味か...全文を見る
02月27日第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○国務大臣(中川正春君) この度、防災担当大臣に就任をいたしました中川正春でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  平成二十三年からの大雪の被害状況及びその対応につきまして御報告を申し上げます。  まず、この大雪により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますと...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) どうぞこれからよろしくお願いを申し上げます。  御指摘のとおり、災害ということになると、迅速に、そのときの決断、それから情報に基づいた的確な判断、そういうものを行使をしていくということ、これがもう大前提になっていくと思います。同時に、今回私も現地に赴い...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほども申し上げましたとおり、もう二月の二十六日時点で人的被害というのは百九名になっておりまして、屋根の雪下ろしや除雪等における死者が約七割、そして高齢者の割合が約六割となっているということ、これに対してしっかりとした危機感を持って対応をしていくというこ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今それぞれの省庁から御答弁がありましたけれども、私たちとしてはそれをしっかりとフォローをしていく。で、一刻も早く、先ほどの特に市町村に対する補助、これは今調査中ということでありますが、国交省さんの方に私からも改めて早く結論を出して具体的な交付をするように...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 確かに、豪雪地帯の地方公共団体というのが過疎化あるいは高齢化が進んできておりまして、財政基盤というのが非常に脆弱なものになってきているという現実があるというふうに思っております。  現状としてどういう法体系の中でやっているかということなんですが、具体的...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 大事な御指摘をいただいたというふうに思っております。  私も新燃岳あるいは桜島に入りまして、改めて、一つは、専門家がその地域の状況というのをずっと継続的に研究をして、その中で知見を重ねて、その知見がその市町村、県そして国の対策に生きていくというような体...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 私も現地に入ったときにはその問題を地元の皆さんからしっかり伺いまして、先ほどの技術的な対応はもとより、どういう形で更新をしていくか、もっと国の補助率を上げるようにと、こういう要望もいただいてきましたので、いろいろ考えていきたいと思います。  その中で、...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 私も今回、山形ではありましたが現場に入りまして、切実な状況というのを感じております。  先ほど御指摘のとおり、豪雪地帯というのは、人口の高齢化、それから減少、さらに、先ほど御指摘ありましたように建設業者が減少をしてきているということ、それと同時に、ボラ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) まさに御指摘のとおりでありまして、こういう地域に定住できる環境、またそこから新しい産業が生まれてくるという、そうした政策をやっていかなければならないというふうに思っています。  これまで農業関係では、我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 豪雪は災害であるということ、そのとおりだというふうに思います。  具体的には、災害対策基本法第二条第一号において、災害というのは、暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象により生ずる被害と、こういうふうに定義をされておりまし...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 私も先般行ったときに、団地がコミュニティー全体で雪下ろしをやって、それを行政とタイアップしている、その雪下ろしをやっていくときに独り暮らしの老人世帯も一緒に隣近所でやっていくというような、そういう対応をしている状況を視察をさせていただきました。  いろ...全文を見る
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○中川国務大臣 御指摘のように、首都直下型地震というのは切迫感が出てきております。  平成十六年に、中央防災会議の中で首都直下地震対策専門調査会というのが置かれまして、十八タイプの地震を想定して震度分布等の推計をしております。  その上に立ってバックアップの機能を整備していく...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、五つの拠点というのを今考えているわけですが、しかし、今回、東日本大震災の教訓、それから、もう一度全体を見直していく必要性というのがあるというふうに私も思っておりまして、その際の首都直下地震については、マグニチュード七クラスの地震を想定してこれまで対...全文を見る
○中川国務大臣 非常に大事な点を御指摘いただいているんだというふうに思います。  政権交代後、そういう思いを持って、地方都市等における地震防災のあり方に関する専門調査会というのが実は二年前に形成されておりまして、それぞれで起こった地震を中心に、そこで体験したことを集積して全国に...全文を見る
○中川国務大臣 記者会見があったんですが、そのときに私の所管外の質問が出た中で、それに対して発言をしてしまったということ、この点は、舌足らずということもありまして、皆さんに御迷惑もかけたということで、おわびを申し上げたいと思います。  統一見解は、もちろん私は閣内の一員として、...全文を見る
○中川国務大臣 それは、これからの与野党の話し合いの中で法律も、そして予算に関連する諸々の問題も話し合われていくことでありまして、その中からいろいろな選択肢がまた生まれてくる、そういう国会運営ということだと思っております。
○中川国務大臣 そこまで私自身で考えた上でいろいろという形で発言をしたということではなくて、これは与野党の中でさまざまな議論で出てくる選択肢だというふうに思っております。
○中川国務大臣 先ほど申し上げたように、具体的な話というのは、与野党がこれからこの予算を審議していく過程の中で選択肢として出てくるということでありますし、それをしっかり期待して、何とか予算が成立をしていくように、そして消費税を含めて御理解をいただけるようにしていきたい、私も一員と...全文を見る
○中川国務大臣 これは記者会見のときにも申し上げているんですけれども、全体の中で整合性を持って考えていく、いわゆる消費税が前提になっているわけですけれども、そういう意味ではこれは整合性がある政策だというふうに思います。
○中川国務大臣 予算というのは、財源とそれから歳出、これがトータルでバランスがとれるということでありますが、そういう意味で、トータルで整合性があるという意味であります。
○中川国務大臣 そこは私が判断するということではなくて、直接の担当の大臣、あるいは国対の中での話し合いということになっていくんだと思います。
○中川国務大臣 私たちは、消費税を御理解いただいて上げていくという、その工程を前提にしながら議論をお願いしておるということでありますから、そういう意味で整合性がとれるということなんですが、話し合いについてはあらゆるレベルでやっていくんだというふうに思っております。私たちも含めて御...全文を見る
○中川国務大臣 いずれにしても、私たちは、消費税、今この局面に来て、どうか野党の皆さんにも、あるいは国民の皆さんにも御理解をいただいて、上げさせていただきたいということであります。
○中川国務大臣 先ほども申し上げたとおり、所管外のところまでコミットしてしまいまして、御迷惑をおかけしました。  以上です。
○中川国務大臣 撤回をした上で、改めて、私の意図をきょうの午後の記者会見でお話をしたいというふうに思います。
○中川国務大臣 そのことも含めて撤回をして、改めて、私の意図したことを午後にお話をさせていただきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 そういうことです。記者会見を一遍撤回して、改めて、きょうこの後に、午後に、もう一回記者会見をさせていただきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 御指摘のように、NPOの活動というのはさまざまな分野に広がっておりまして、それをまとめる情報というのは大事な観点だと思っています。  現在、内閣府のNPO施策ポータルサイトにおいて、各省庁や各都道府県がNPO法人向けに実施している施策を一定程度取りまとめて、公開...全文を見る
○中川国務大臣 今回、税制改正をしたというのがその第一歩だというふうに思っております。まずは、これの新しい制度がそれぞれに行き渡って、国民の皆さんにもそれを活用していただけるような、そういう手だてが必要であろうというふうに思っておりますし、新しい、仮認定制度ということも今回導入を...全文を見る
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中川国務大臣 いや、担当外のことを発言したということについて反省しておりまして、撤回をいたしました。  その上で、先ほど財務大臣のお話、非常に苦労しながら予算を組んできた中で、正しいというふうに思っておりまして、消費税、これを話し合いの中でぜひとも成立させていくということ、こ...全文を見る
○中川国務大臣 消費税については、野党の皆さんも基本的にはこれは上げていく必要があるだろう、そういう認識のもとに今政策をつくっておっていただくということ、これを信じておりまして、そういう意味では、消費税は成立をするという前提で私も考えていきたいというふうに思っています。
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○中川国務大臣 私が書いたというわけではないんですが。  そうしたマニフェストの趣旨というのは両面ありまして、それこそ、控除から手当へという流れ、これを税の流れの中でつくっていきたいという、その思いというのは、やはり控除であれば、所得の高い人たちに有利に働いて、そして低い人たち...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○中川国務大臣 「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  新しい公共については、「新しい公共」推進会議による議論を踏まえ、寄附税制や改正NPO法の円滑な施行、周知等を通じて、震災復興にも重要な役割を果たしている新し...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○中川国務大臣 非常に大事なポイントを質問していただいて、ありがとうございます。  私も、過去にさかのぼってといいますか、これまでの対応というのを見てきたんですけれども、大体、首都直下型にしても、あるいは南海トラフにしても、どういう予算規模になっていくのかということについては、...全文を見る
○中川国務大臣 大震災で、一つ、改めて防災計画をつくっていく基本的な考え方として、減災ということがあったんだと思うんですね。これまで、津波が来て、それが越えてこないようにと高い堤防をつくり続けたということだけじゃなくて、それが越えてきたときに、都市計画の中で、あるいはソフト事業の...全文を見る
○中川国務大臣 今回の大震災があったときも、私自身は立法府のサイドにおりまして、行政府の対応を見てきた、あるいはまた、行政府に対してさまざまな意見具申をして対応してきたんですけれども、振り返ってみると、本来なら、阪神・淡路の大震災のときの教訓というのがもっと生かされてよかったんだ...全文を見る
○中川国務大臣 今、さまざまなレベルで、大震災の検証をベースに検討を行ってきています。その中心にあるのが、先ほどお話があったように防災対策推進検討会議なんです。  この中にもまさに、先ほど御指摘をいただいたような前提で対策をつくっていかなければならない、言いかえれば、それぞれ地...全文を見る
○中川国務大臣 これも大変重要な点を御指摘いただいたというふうに思っております。ありがとうございます。  御指摘のとおり、これまでそうした観点がなかった、必ずしも対応が十分でないということ、これは事実だったというふうに思います。  その上で、三点ぐらいのことになるんだと思うん...全文を見る
○中川国務大臣 実は、きのう静岡に入りまして、ちょうど、静岡市を中心にしまして全国からボランティアの団体が集まってきて、図上訓練というのをやっておられました。  そこでも申し上げたんですが、ネットワークというのがしっかり機能して、そして、いざというときに、いわゆる全国ベースでそ...全文を見る
○中川国務大臣 まさに御指摘のとおりでありまして、いわゆる状況付与型の訓練というのを見せていただきまして、緊張感がありますし、それぞれの、いわゆるデシジョンメーキングというのか、意思決定過程というのを非常に大事にしていくようなプロセスというのを感じ取りました。  中央レベルでは...全文を見る
○中川国務大臣 この大災害を受けて、まず、防災計画をつくっていく基本は、徹底的に検証することだというふうに思っております。  先ほど御指摘のように、今回の危機対応で、中央政府の組織体系がこれでよかったのかどうか。それから、もっと言えば、先ほどもお話が出ましたが、地方自治体が、関...全文を見る
○中川国務大臣 私たちの方も、地方防災のあり方に関する専門調査会というのを中央防災会議の下につくっておりまして、そこでこの問題についても議論をしております。  具体的には、防災行政無線の整備あるいはデジタル化を促進していくということ、それから、衛星携帯電話の配備と使用訓練を実施...全文を見る
○中川国務大臣 いろいろなレベルがあるんだと思うんですね。  国に集中させて、それで全国ベースで動かしていくような対応と、県レベルで広域的に動かすのと、それから、それこそ市町村レベルということになると思うんですが、それぞれのレベルレベルで情報を整理しながら、誰が何をやっていくの...全文を見る
○中川国務大臣 治安については警察が、私たちの全体の防災計画に基づいて、警察として担っていかなければならない、いわゆる防災計画、治安計画、そういうものを立てながら対応を今始めております。  そういうものをトータルでもう一回分析をした上で、恐らくそれだけでは十分でないという局面も...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、防災計画というのは、一発で、トータルでできたからもうそれで万全だということではないんだというふうに思うんです。絶えず、毎年、日本の場合はいろいろな災害がありますから、そこで出てきた知見というのをこの計画の中に組み込みながら、毎年それを更新していく、...全文を見る
○中川国務大臣 中長期的なあるべき姿というものが一つあるんだと思うんですが、それはそれとしてしっかり踏まえていくということだと思うんですけれども、御指摘のように、とりあえず今やらなきゃいけないことがあるじゃないかということ、これは、それぞれ各市町村で、課題として切迫して持っておら...全文を見る
○中川国務大臣 国民の安心感、これが一番基本になるんだというふうに思います。先ほど御指摘いただいたことをしっかり肝に銘じて頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
○中川国務大臣 お尋ねの、二階建ての店舗兼住宅のようなケースでありますが、居住部分を含む建物が住家被害として半壊である、または居住部分を含む建物の敷地に被害が生じている。これのいずれかに該当して、当該住宅の倒壊による危険を防止するために必要があること、そして当該住宅に居住するため...全文を見る
○中川国務大臣 お尋ねの、「浸水等による住宅被害の認定について」という平成十六年の内閣府通知の「記」の「二」というところでありますが、これは、1、畳が浸水し、壁の全面が膨張しており、さらに、浴槽などの水回りの衛生設備等についても機能を逸失している場合には、一般的に大規模半壊または...全文を見る
○中川国務大臣 住宅が半壊をしてやむを得ず解体する場合は、支援金の申請に半壊の罹災証明書の添付が必要となる、これは原則であります。  他方で、住宅は無被害であっても、その敷地に被害が発生したことによってその住宅に居住することができずに解体せざるを得ないような場合は、自治体によっ...全文を見る
○中川国務大臣 被災者生活再建支援制度において、住宅というのは、現実に居住のために使用している建物をいいまして、社会通念上の住宅であるかどうかは問わないということになっております。通常、被災時の居住の確認は住民票によって行っているということでありますが、住民票を有していない場合は...全文を見る
○中川国務大臣 これは、線引き上の微妙なところで、区別をしなきゃいけないということで非常につらいことなんですが、被災者生活再建支援制度は、被災した市町村や都道府県のみでは対応が困難な一定規模以上の災害が発生した場合に、全都道府県の相互扶助及び国による財政支援によって対応するという...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、住民の理解を得ていきながら工事を進める、これは本当に、原則、大事なことであります。  奈良県及び国土交通省が実施する工事について、三月の中旬から下旬に地元説明会を開催する予定であるということを聞いておりまして、そのようにやっていきたいということ。...全文を見る
○中川国務大臣 中小企業信用保険法による災害関係保証の特例、これについては、適用期間をことしの九月三十日まで延長するということで、先日、三月二日ですが、閣議決定をいたしました。  もう一つのセーフティーネット保証四号については、先ほどの答弁のように、状況を見ながら、実際に復旧に...全文を見る
○中川国務大臣 二〇〇九年の六十四回の国連総会において、ことしの二〇一二年が国際協同組合年とするということを決められて、それを受けて、私たちもしっかりとここの政策を進めていきたいというふうに思っています。  各種の協同組合で、二〇一二年国際協同組合年全国実行委員会を発足させて、...全文を見る
○中川国務大臣 前の答弁でもお話をしたんですが、これまでは、どちらかというと、地震に対しての対応が主になっておりまして、津波というのは、項目ですると本当にサブ的な要素であったということだと思います。今回、大震災を受けましてそれを改めて、一つの項目としてしっかり捉えて、検証して対応...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○中川国務大臣 おはようございます。よろしくお願いをします。  まず最初に、先ほどの地震の想定なんですが、これをもう少し整理してお答えをさせていただきたいと思います。  御指摘のように、大震災によって想定が変わってくる、全てを見直すということ、この作業をしておりまして、専門家...全文を見る
○中川国務大臣 この大震災においての障害者の死傷者について、実は、正確な数字は現在に至るまで把握がされていないということがございます。しかし、岩手、宮城、福島三県の障害福祉施設については、全壊の被害を受けた施設が二十、それから一部損壊の施設が二百四十八あったということを承知してお...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、なかなか市町村レベルで支援計画の策定等が行われていないという現実があるんだと思います。  それを受けまして、この二十四年度に障害者団体等で構成される検討会を開催いたしまして、実態調査の結果も踏まえて、こうした課題の解決のために検討をしていこうとし...全文を見る
○中川国務大臣 この国の形というのを将来に向けて考えていくときに、やはり、国が活力を持って、そして新しい時代に生き抜いていくという中で、少子化問題というのは、その活力の源泉をつくり出していくためのあらゆる政策誘導といいますか政策的な手段というのを結集しながら、そして、その政策手段...全文を見る
○中川国務大臣 しっかり数えたわけじゃないので申しわけないのですけれども、後ろの事務方で聞きますと、大体、直接的には九人程度、こういうことなんです。  ただ、例えば、私の担当している範疇でいきますと、男女共同参画であるとか、あるいは共生社会へ向けて、いわゆる社会包摂等々含めた領...全文を見る
○中川国務大臣 思っております。  同時に、新しい、子育てそして子供を対象にした、いわゆる法制化ということ、これがもう具体的な課題になっておりまして、ここのところをぜひ野党の皆さんとも、あるいはまた国民のそれぞれの関係者の皆さんの理解を得ながら法律として成り立たせていって、その...全文を見る
○中川国務大臣 方向性としては、同じ問題意識を持って私も進めていきたいというふうに思っています。  実は、今回の子ども・子育て関連法案の中で、一つは、内閣府でそれを担当していくことが前提になっていくということ。それから、財源についても、子ども・子育て特別勘定のような形で、それぞ...全文を見る
○中川国務大臣 先ほどの御指摘はしっかり受けとめさせていただきたいと思います。  子ども・子育て新システムというのを私たちは今回打ち出したわけですけれども、これが全てではない。小渕前大臣のころの政策も改めて読ませていただきました。結婚から始まって、それこそ委員も御主張されている...全文を見る
○中川国務大臣 確認をしましたら、岡崎大臣ほか、何人かは行かれておるということであります。
○中川国務大臣 見直すといっても、総合こども園というのは、認定こども園が使い勝手がいいところ、それこそ保育ということと、それから教育、幼稚園の機能というのを両方あわせた形で使っていただけるということ、これが一つです。  もう一方で、これまで会計が別だったというところを一元化して...全文を見る
○中川国務大臣 記者会見では、もちろん少子化がまず第一だ、この対策を実現していくということでなければならぬという意味合いはしっかり言ったんです。  その上で、実は、私が担当しているのは、さっき申し上げたとおり、この少子化問題だけではなくて、具体的には、外国人の労働者に対応する問...全文を見る
○中川国務大臣 そういう質問が出るだろうということを予想させていただいて、ちょっと勉強させていただいたんですが、PACSというシステムだと思うんですね。法定婚といいますか、法律でがちがちに結びつけた結婚ということの前に、前提として、事実婚的な部分を、一番大事な部分だけ、ということ...全文を見る
○中川国務大臣 草食系男子というか、日本の男性が草食系になってきた、よくこう言われますけれども、そうやってレッテルを張るんじゃなくて、さっきのお話でいくと、もう少し分析をしてみる必要があるんじゃないかということだと思うんですね。  同じペーパーで見ていますと、一方で、女性が男性...全文を見る
○中川国務大臣 これまで熱心な主張をしていただいて、一歩一歩といいますか、特定治療支援事業という事業を導入して、その額あるいはその条件というのは一歩一歩現実に、必要な資金に近づけてきていただいているということ、そのことを感謝申し上げたいというふうに思います。  さっきの御指摘の...全文を見る
○中川国務大臣 御質問していただいて、ありがとうございます。しっかり元気づけていただくんだということで、一緒にこの事業をぜひ成功させていきたい。  御指摘のように、今はパイロット事業ですから、本格的な受け入れ事業へ向いて展開ができるということ、これが社会全体も変わっていくという...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○中川国務大臣 あのときも申し上げたんですが、私の考え方というよりも、そうした選択肢、いろいろあるということでございますが、私たち政府としては、今の予算、こういう形で御理解をいただいて、消費税も含めて通していただきたい、それが基本的な考え方でございます。
03月13日第180回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○中川国務大臣 防災担当大臣を拝命いたしました中川正春でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  第百八十回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信の一端を申し上げます。  まず、防災担当大臣としての基本認識を述べさせていただきます。  我が国は...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、今回の東日本の大震災、これを契機にしまして日本列島周辺の地下の応力状態というのが非常に変化をしてきているということが専門家によって指摘をされておりまして、それだけにこの南海トラフとそれから首都直下型、あるいは火山活動、これが切迫感を持って...全文を見る
03月15日第180回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○中川国務大臣 改めて、おはようございます。どうぞ、きょうもよろしくお願いをいたします。  首都直下型地震に関しましては、特に東日本大震災の影響を受けまして、専門家の中では、地下の応力が変化をしてきているということがあって、前にも増した切迫感でもって対応をしなければならないとい...全文を見る
○中川国務大臣 まず、前半の部分でありますが、それぞれ地方についての災害対策は、地方都市等における地震防災のあり方に関する専門調査会というのが今動いておりまして、数日でこの報告が出てくる予定であります。  そんな中で、地震発生時における課題や教訓、実際の対応を踏まえて、検討結果...全文を見る
○中川国務大臣 人的被害でありますが、これまでに把握されたところでは、死者が百二十一名、重傷者が七百八十八名、軽傷者が一千三十二名というふうになっております。  住宅被害としては、全壊が八棟、半壊が六棟、一部損壊が二百九十棟ということであります。  また、農作物の被害や文教施...全文を見る
○中川国務大臣 暖房だとかあるいは除雪などが考えられるというふうに思うんですけれども、総務省の家計調査、これは二十三年データなんですが、札幌市の場合、光熱費にかかるもので、一世帯当たり年間二十万二千円で、青森市、委員の地元では二十四万一千円ということなんですね。これは、全国平均の...全文を見る
○中川国務大臣 大事な視点だというふうに思っております。  現状なんですけれども、特に高齢者や低所得者にとって、除雪等に要する費用を課題として考えていくということになっておりまして、まず第一番目においては、災害救助法が適用されている場合には、高齢者や障害者など、みずから除雪がで...全文を見る
○中川国務大臣 大変貴重な御指摘をいただいたというふうに思っております。  私も、計画をつくるだけということではだめなので、それがいかに実行されるか、いざというときに機能するかということ、これを事前に徹底的にチェックしていく、そういうシステムが必要なんだろうというふうに思ってお...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、今回、さまざまな問題点が浮かび上がってきたんだというふうに思っております。  受け入れ先を多様化するということ、これも一つ選択肢としてあるんだと思うんですが、もう一方で、今回特に問題になったのは配分だというふうに思うんですね。  その配分基準を...全文を見る
○中川国務大臣 私も、ゆうべは、その地震が起きたときには宿舎におりまして、絶えず省庁の方から、内閣府からその状況について連絡をとり合いながら確認をしてきたということであります。  恐らく総理についても、同じような情報が総理のところに入って、それを確認しながら対応しておっていただ...全文を見る
○中川国務大臣 この防災基本計画というのは、先ほど申し上げたとおり、十二月に一回目の見直しをしたところでありますが、そうしたいろいろな問題を前提にしながら、これから絶えず更新をしていくということで見直していきたいというふうに思っております。  そんな中で、先ほど御指摘のように、...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、これまで応急措置に関連をして地方自治体間で円滑に対応をしていくということが前提であったというふうに私も理解をしております。  先ほど、まさに重要な御指摘をいただいたと思うんですが、中央防災会議の防災対策推進検討会議におきましても、三月七日に中間報...全文を見る
○中川国務大臣 さっき申し上げたのは、代行措置ということではなくて、調整機能をしっかりとしたものにしていく、広域的にそれぞれ、被災地以外の市町村とそれから被災地の市町村の間の調整機能というのを、都道府県、国の方がしっかりしたものにしていく、そういう意味であります。  代行という...全文を見る
○中川国務大臣 釜石の奇跡については、予算委員会でも御指摘がありまして、改めて認識をしたところであります。  モデル事業という形で展開をしていただいていたわけでありますが、その片田先生については、我々の防災教育の軸としてさまざまな検討会だとか審議会に御参加をいただきまして、一緒...全文を見る
○中川国務大臣 これまで非常に貴重な提言をいただいたということで、感謝を申し上げたいというふうに思います。  先ほど御指摘のように、早速に防災対策推進検討会議のメンバーに四人の女性の学識経験者に参加をしていただきまして、具体的な、弾力性を持った対応が始まっておるということであり...全文を見る
○中川国務大臣 先ほど御指摘のように、震源域がまず広がったということ、これが一つございました。それから、これから出してくるものについては、最大クラスの地震像、これを、現在、理学、工学の専門家から構成される内閣府の中の南海トラフの巨大地震モデル検討会というのを持っておりまして、これ...全文を見る
○中川国務大臣 労災という前提の中で救済される人々、と同時に、働いているということでない形で災害を受けた、そして、それをどう救済していくかということだと思うんですが、基本的には、医療保険それから介護保険という一般的なセーフティーネットというベースがあるんだと思うんですね。それを前...全文を見る
○中川国務大臣 そういうことでございます。  これまで余りにも、例えば海岸保全施設等に過度に依存をしていたということ、それによって、本来、それを越えてきたときの備えができていなかったということが、基本的な今回の東日本大震災に対する原点なんですが、それを踏まえて、あらゆる災害に対...全文を見る
○中川国務大臣 非常に大事な点だというふうに思います。  自助、共助、公助というふうに言いかえることができるんだと思うのですが、自助というのは、住民等による備蓄、避難の判断、それから訓練、こういうことへの参加等ということになりますし、共助ということになると、地域やボランティアが...全文を見る
○中川国務大臣 昨年の十二月に修正しました防災基本計画において、国、公共機関、そして地方公共団体等は、住民に対して、三日分の食料、飲料水等の備蓄を含む、家庭での予防、安全対策について普及啓発を図るということにしております。  先ほどの、三日分の根拠ということでありますけれども、...全文を見る
○中川国務大臣 これも大事な御指摘をいただいたと思っております。  この数字というのは非常に低いという認識をしておりまして、さらに私たちで努力をしていく必要があるというふうに思っております。  防災基本計画において、国、公共機関あるいは地方公共団体というのは、先ほどの三日分の...全文を見る
○中川国務大臣 人類の進歩というのは、それぞれ反省するところは謙虚に反省をして、その原因を分析して、その結果を次の段階に生かしていくということ、これに尽きるというふうに思います。  そういう意味では、気象庁の先ほどの対応についても、基本的に、結果として津波警報の更新が適切に行え...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、今見直しの検討に入っているというところでございます。  防災対策推進検討会議の中間報告は、以前に申し上げたとおり、三月の七日にまとめたんですけれども、その中で二つ教訓があります。一つは、先ほどの、それぞれ自治体機能が失われた場合の対応、それからも...全文を見る
○中川国務大臣 東日本大震災の発生直後から一年間、被災地内外で多くのボランティアの方々が活動をされて、それがいかに支えてきたかということ、これに改めて心から敬意を表するところでございます。  これまで、平成十六年度から防災ボランティア活動検討会というのを運営してきましたが、それ...全文を見る
○中川国務大臣 これまでの首都直下地震の想定対象、まずそこから始めたいと思うんですが、全部で十八タイプが考えられておりまして、いわゆる都心の西部直下型から、それぞれポイントポイントで、関東圏がありまして、茨城県の南部地震まで、そのどこで起こったらどれぐらいの表面的な震度になるかと...全文を見る
○中川国務大臣 これまで、大震災を受けて、専門家の中から、内部的に圧力が負荷されてきておる、不安定になってきているという指摘がされまして、切迫感が出てきております。  それを前提にして、これまでの対策といいますか、見直しとしては、首都の中枢機能の継続性ということを中心にした議論...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(中川正春君) 「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  新しい公共については、「新しい公共」推進会議による議論を踏まえ、寄附税制や改正NPO法の円滑な施行、周知等を通じて、震災復興にも重要な役割を果たし...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(中川正春君) 昨日も地震があったわけでありますが、大震災以降切迫感が出てきているといいますか、専門家によると、直下型あるいは南海トラフについても圧力が、地下の圧力が出てきて切迫しているということであります。  それを前提にしながらですけれども、防災基本計画において、...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○中川国務大臣 おはようございます。  平成二十三年からの大雪の被害状況及びその対応につきまして御報告をいたします。  まず、この大雪により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対しまして、心よりお見...全文を見る
○中川国務大臣 確かに御指摘のとおりでありまして、雪国、雪の中で生活をしておられる、あるいはまた、そこで雪を克服していくという形の中でいろいろなことを模索しておられるという姿、これに対して、私たちも何ができるのかということをもっと真剣に考えていく必要があるんだろうというふうに思い...全文を見る
○中川国務大臣 地方自治体によっては、いろいろなボランティア組織であるとか、あるいは、ふだん、特に建設関係の企業で人材を抱えているところなどを動員しながら、どうしても高齢者で雪かきができないようなところ、あるいは所得の低い家庭で雪かきが頼めないというふうなところ等々を対象にして、...全文を見る
○中川国務大臣 自助、共助、公助とまさにいいますけれども、さまざまな地域で取り組みがある事例を一度整理しまして、その中で、一つのモデルになっていくようなものを組み込みながら、国として、このモデルで一つやる場合には、新たな地方自治体を中心にした支援というのがあるというような、そうい...全文を見る
○中川国務大臣 まさに御指摘のとおりだと思います。  それに対して国がどう関与していくかということだと思うんですが、私は、資金的には、なるべく自由に使える、自治体が優先順位を自分のところでつくりながら、地域の事情に合わせながら、自由に使えるような資金供給というのを組み込んでいく...全文を見る
○中川国務大臣 厳しい社会的背景の中で雪を克服していくということ、これは、それこそオール・ジャパンとして、国全体としてしっかりと取り組むということが大事だというふうに思います。  今回、法律を延長していただくという段取りをしていただいておるのと同時に、雪を逆に活用して、その地域...全文を見る
○中川国務大臣 東日本大震災の発生直後というのは、各省庁、現実対応に追われておりまして、なかなかその次を見通して政策を打っていくという体制が難しいだろう、そんなことがありました。私も予算委員会の筆頭として国対に参加をしておったものですから、次から次へと議員を通じて……(谷委員「簡...全文を見る
○中川国務大臣 この私案というのは、でき上がったものじゃなくて、さまざまな選択肢をその中に入れたということで、さっきの日銀の直接引き受けも、それで決め打ちをしたわけじゃなくて、そういう議論もあるということの中で一つあったということなんです。  そういう意味で、たたき台ということ...全文を見る
○中川国務大臣 私が反省するとすれば、情報管理だったと思うんです。本来なら、議論の対象として、たたき台として生きていったんだと思うんですが、その前に、何か決め打ちで、新聞でぽんと出たということがいろいろな混乱と誤解を導いてしまったということでありますので、そこのところの難しさがあ...全文を見る
○中川国務大臣 結論から言えば、私もそう思います。  谷委員が、以前からそうした御指摘をいただいて、この委員会でもその議論があったということ、私、改めてその議事録を読ませていただきました。それこそ、さっきのお返しのようなものですが、先見性を持って議論をしていただいたということで...全文を見る
○中川国務大臣 そこのところも非常に大事な観点だと思います。  いずれにしても、基本法制だけではなくて全ての計画を、今回の大震災の経験を徹底的に検証してそれを生かしていくということでありますが、その中でも、先ほど御指摘のあった、市町村そのものが機能喪失をしてしまったということ、...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおりでございまして、とりあえずの避難ということと、そこが長期化していく問題、それから、さっき御指摘のあった広域避難、それに対する調整、これをしっかりとやっていく必要があるということを私も認識しております。  その上で、今、同じように、この検討委員会の中...全文を見る
○中川国務大臣 既に中間報告も出ましたので、その中で具体化できるものというのは順次、できるだけ早く法制化をしていきたいというふうに思っております。  最終段階で、夏に最終報告ということでありますが、また、その最終報告を受けた上でさらに具体化をしていかなきゃいけない議論もあります...全文を見る
○中川国務大臣 私も現場に入りまして、それこそ地域のコミュニティー、自治会長さんだとか、あるいは民生委員さんを含めてお話を聞いたり、あるいは市長さんのお話を聞いたりしましたが、まさに御指摘のとおりで、それぞれの地域に応じた、本当にきめ細やかな支援体制と、もう一つは、自助で、そのコ...全文を見る
○中川国務大臣 NPOに対する事業の委託といいますか、そういう形というのは、除排雪に限らずさまざまな分野で今広がりつつある、あるいは、それを活用して、私たちの言う新しい公共の分野というのを担っていただくということ、これが大切なことだというふうに思います。  そういう観点から、除...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、被災地の自治体の職員が足りない、そんな中でいろいろな作業がおくれてきておるということも痛感をしておりまして、まずそれに対する対応をしていかなければならないというのが我々の思いであります。  まずは、今のところできるとすれば、全国のネットワークの中...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、個々の企業が縮んできているだけに、包括的な契約というのは、非常に効果のある、そしてまたベースをつくっていくもとになっていくというふうに思います。  市町村に対しても、御指摘のように、これが進められるように、私どもも環境を整備していきたいというふう...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のあるところで我々も問題意識を持ちながら対応しております。  対応として、まず資金的な部分なんですが、社会資本整備総合交付金の追加配分それから特別交付税の一部繰り上げ交付等の財政的な支援、都道府県知事からの要請に基づく自衛隊の災害派遣、それから、除排雪体制...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○中川国務大臣 ただいま議題となりました新型インフルエンザ等対策特別措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  平成二十一年に発生しました新型インフルエンザH1N1は、病状の程度がそれほど重くならないものでありましたが、現在、東南アジア等で散発的に発生し...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○国務大臣(中川正春君) 第百八十回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する防災大臣としての私の所信の一端を申し上げます。  まず、防災担当大臣としての基本認識を述べさせていただきます。  我が国は、その自然的条件から、各種の災害が発生しやすい特性を有していると認識...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(中川正春君) 大変重要なポイントを示唆をしていただいておると思います。これだけ変化のある社会、そして複雑な価値観の中で生きていく社会の中では社会的な包摂ということが非常に大切だということ、我々もそれを肝に銘じてやっていきたいというふうに思っています。  平成二十二年...全文を見る
03月19日第180回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(中川正春君) この東日本大震災で医療施設や行政機能そのものも津波によって流されて大きな被害を受けたという中で、機能が麻痺をしておりました。  そんなことを受けて、民間の有識者によって、今年の一月なんですが、構成される災害時多目的船に関する検討会、これは病院船も含めて...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、首都直下型というのは切迫感が出てきておりまして、その対応をしっかりやっていきたいと思っています。  これまでも、首都中枢機能の継続性の確保、これについての検討会、それから官民連携による帰宅困難者対策、これは東京都と一緒になって取り組んで...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 子ども・子育て新システムで目指すところ、これは、一つは保育環境というのを量的に、いろんな類型も含めて広げていくということ、それからもう一つは質を高めていくということだと思います。その中で、教育とそれから保育、これを両方兼ね合わせた形の機能、これを総合こど...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほど申し上げましたその文科省、厚労省の部分を、時代とともにこれから先、スクラップ・アンド・ビルドを基本にしていきまして調整を行っていきます。その上で、新システム発足時に、総合こども園に関する制度を始め、子ども・子育て新システムを担当する本部組織というの...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 主に次世代法なんかを運用しまして、次世代認定マーク、それから子育てサポート企業に対する税制優遇措置、それから均等・両立推進企業の表彰、それから公共調達における企業の評価の仕組み等々、具体的にこうしたものを導入しているということと同時に、育児休業を取得する...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 私も同じ問題意識を持って足下を再点検してみたんですけれども、正直、ワーク・ライフ・バランスは実現されていないという現実があるというふうに認めざるを得ないと思うんです。そこはトータルでもう一度再検討をしていくということと同時に、育児休暇の取得率なども、特に...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(中川正春君) 岡崎先生には、もうこの問題について、あるいはこの後質問が出てくると聞いているんですが、男女の共同参画の話、あるいは少子化の話、本当に大臣時代も含めてしっかり熱心に取り組んでいただいて御教示をいただいていること、感謝を申し上げたいというふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、改正NPO法、あるいは税制がそれこそ画期的な改革ができたということで私も喜んでいるんですが、更にこれ充実することによって新しい公という考え方を進めることができるんでしょうし、しっかりこれ、認知といいますか、それぞれの活動体でこれを活用して...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほどお話の出ましたパープルダイヤル等々の取組の中で出てきた案件、それぞれ深刻な状況というのが私たちにもしっかりと認識ができたということであります。  そういうことを踏まえて、十二月の十七日に、いわゆる第三次の男女共同参画基本計画、これを閣議決定をいた...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 厚生労働省が三月の九日に発表しているんですけれども、震災被災地の現在の雇用情勢の中で、男女を分けて有効求人数とそれから求職数が出てきております。  御指摘のように、そこで見ると、都市部では事務的な職業に女性が就きたいというところが圧倒的にあるんですけれ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 私も、この御質問が出るということだったものですから、そこのところを調べてみたんですけれども、これまで男女別の統計が全国的あるいは全国ベースではないということ自体がこれは間違っているというか、欠けている部分だと思います。早速に、そうした統計を出した上で、こ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 中央防災会議の下では防災対策推進検討会議というのを今持っておりまして、ここが具体的に、首都直下型だとかあるいは南海トラフの震災というのは切迫感を持ってきておりますので、そういうものを前提にした総合的な対策の見直しというのをやっています。その中には、御指摘...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) このシステムに対して、これまで深く関与していただいてつくり上げてきていただいたこと、感謝を申し上げたいと思います。  法案をやがて提出をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  これは、今回のシステムでは市町村が関与をしてい...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) やがてこの三法案、国会に上程をされる予定でありますので、またよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。  御指摘のように、核家族化、あるいは家族そのものが崩れてきている、あるいはまた地域のきずなというものが希薄化してきている、あるいは雇用が不安...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) もう御指摘のとおりでございまして、そうした様々な政策が組み合わされることによって実現が初めてできるということだと思っています。  私自身の担当も、少子化それから男女共同参画、あるいはまた新しい公共ということで、そうしたトータルな組合せを横串を刺してやっ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 田代先生には非常に貴重な御指摘をいただいて感謝をしたいと思いますし、そういうことを受けて、先ほど答弁でありましたように、法律の中にもこれをやっていくということを定めていきます。同時に、それに基づいて新たな政府行動計画指針というのが出てくる、出すんですけれ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 東日本大震災をまず徹底的に検証をしていくということ、そこを大前提にして、できるところから法改正なりあるいは様々な制度の改革、改正をやっていくという形で、今取り組んでおります。  先ほどの御指摘の女性の参画ということでありますが、これは物資の備蓄やあるい...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 大変重要な、そして、それぞれしっかり今の状況というのを把握をしていただいた上の御指摘をいただいて、感謝を申し上げたいというふうに思います。  一応、平成十九年の六月に、各省庁における業務継続計画の作成作業を支援することを目的に内閣府が中央省庁業務継続ガ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のとおり、内閣府が昨年の十二月に実施をしました首都直下地震時の業務継続に必要な資源の確保状況、先ほどの調査ですが、によると、全ての中央省庁において何らかのデータのバックアップが行われてはいるが、しかし、バックアップデータについてその保管場所を首都直...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これも非常に大事な御指摘をいただいております。  非常参集や安否確認というのは携帯電話で各省庁であらかじめルールづくりをしてやっているということなんですが、一方で、自動配信それから応答、これを自動的にやるというようなシステムを整備しているのは、非常参集...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 是非、与えられたポストの中でその権限を活用しながら、横串を刺していくといいますか、総合的な体系につくり上げていきたいというふうに思います。  まず、足下の問題については、明日、関係局長会議、これをそのまずきっかけにしていきまして、それぞれ有効に省庁の中...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほどお話しのように、それぞれ検討会も走っておりまして、それと同時に、ありがとうございました、いい御提言をいただいたというふうに思っております。  私の方でそれを総合的に、何といいますか、場合分けをするというか、先ほど御指摘があったように、時間的経緯の...全文を見る
03月23日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○中川国務大臣 江田委員におかれては、これまで貴重な御提言を党あるいはそれぞれの関係機関を通じていただいておること、私からも感謝を申し上げたいというふうに思います。  発生の際の住民に対する予防接種の優先接種対象者、これはこれまでも議論をしていただいていますけれども、本年一月に...全文を見る
○中川国務大臣 先ほど申し上げたように、政府対策本部が予防接種の実施等について基本的対処方針を定めるということから始めるわけですけれども、予防接種法に基づく臨時接種として実施をするということになっていきます。そういうことから、御指摘のとおり、全額公費で実施をしていくということで、...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、いわゆる大規模災害と同じレベルでこの問題を考えていくということが出発点だというふうに思っております。  その場合、二分の一を国が負担するということでありますが、災害救助法に倣っていくと、地方公共団体の財政力に応じた国庫負担率のかさ上げ措置を講じて...全文を見る
○中川国務大臣 想定をしている新型インフルエンザ等は高い感染力を有しているということで、不特定多数の者が集まる機会をできるだけ少なくしていくということ、そして、感染拡大を防止するために、さまざまな有効な手段を講じていくということ。これは、昨年九月に改定をされました政府の行動計画に...全文を見る
○中川国務大臣 結論から申し上げますと、いわゆる学校だとか興行場等の使用の制限等に関する措置については、事業活動に内在する社会的制約であると考えられることから、公的な補償は考えておりません。  学校、興行場等の施設の使用が新型インフルエンザ等の大規模な蔓延の原因となるということ...全文を見る
○中川国務大臣 貴重な御提言ありがとうございます。  政府の行動計画を定める際には、医学・公衆衛生分野を初め、地方行政あるいは危機管理等に関する広範な分野の学識者を構成員とする専門会議を開催していくということにしております。そして、さらに人数を絞り込んで、基本的対処方針を定める...全文を見る
○中川国務大臣 今回の高病原性インフルエンザについては、さまざまな御指摘があるところでありますが、社会の情勢あるいは科学技術、それから、それに対応する社会の仕組み、医療技術等々、過去に起こったものとは大分違った体制というのが、日本の中にも、あるいは世界の中にもできてきているんだろ...全文を見る
○中川国務大臣 この新型インフルエンザ対策というのは危機管理法制だというふうに考えていかなきゃいけないと思うんです。それを先ほど御指摘があったような形で統制していくのに、一つは、政府の行動計画及び基本的対処方針を事前に確定させておくということ、このことによって地方公共団体が対策を...全文を見る
○中川国務大臣 新型のインフルエンザが発生した場合には、まず現地対策本部の設置や感染症の専門家による技術的支援を都道府県に行う。そして、国と地方公共団体が一体となって初動体制を構築していくとともに、患者等に対しては、感染症法に基づいて、入院措置それから健康監視等の措置を行うという...全文を見る
○中川国務大臣 新型インフルエンザ等緊急事態宣言の二つの要件として、まず一番、国民の生命及び健康に著しく重大な被害を与えるおそれがあるものとして政令で定める、この要件、それから次に、全国的かつ急速な蔓延により国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある事態として政令で定め...全文を見る
○中川国務大臣 前半の答弁でもお答えをしたんですが、これは大規模災害と同じような枠組みの中で判断をしていくということだと思うんです。  そういう意味で、ワクチンだけじゃなくて、さまざまな費用がかかるとすれば、救助法の対応に準拠しながら中身を詰めていくということになっていきます。
○中川国務大臣 世界で日本が発症地といいますか、新型インフルエンザが国内で発生をしたということを前提にしていきますと、厚生労働省を通じて、まず直ちにウイルスの情報や患者の状況の把握をしていくということ、それから適切な医療提供体制を確保していくということ、そして周囲への感染状況など...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、危機対応ということと、それこそ大災害に匹敵するような社会に対する大きな影響がある、それを、最悪の状況というのを前提にしながら対応していく、そういう法案でありますので、しっかりと議論をしていくということだと思います。  中身について、これから行動計...全文を見る
03月23日第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、災害時ということに限ったことではなくて、社会全体としてNPOの皆さんの活動、あるいは防災ボランティアとして個人的に参画をしていただく市民の皆さんの活動というのは本当に大事な、日本の社会の基盤をつくっていくぐらいに大事なことになってきたよう...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 大変重要なところを御指摘いただいたんだというふうに思います。  本年の四月からいよいよこのNPO法人の認定基準が緩和されるということで施行されていくわけでありますが、寄附に対するインセンティブが強まるということは、この広報活動があって、それぞれが状況が...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 災害が起こったときに多重な情報システムというのをそれこそ隅々に配備をしていくということ、これは一つの大きな課題だし、ポイントだと思います。そんな中で、Jアラートを有効に使っていくということ、これは御指摘のとおり、しっかりと考えていくということです。  ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 東日本の未曽有の大震災、これを受けてそれぞれの対応というのを徹底的に検証していくということ、これをベースにして新しい防災計画あるいは地方自治体と国との連携、責任分担等々整理をしながら今取り組んでおるところでございます。  そんな中で、大震災だけにかかわ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) いつできたかというのはちょっと失念していたんですけれども、メモが入ってきまして、昭和三十七年にこの制度ができたということであります。  この激甚というのは、それぞれの地方公共団体の財政規模に応じて、大きな災害に対しては国庫補助のかさ上げをしていくという...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) この中で特に考えていかなきゃいけない部分というのは、局地的、いわゆる局所災害ですね、これについて少し工夫をしなければならないんじゃないかということ、ここがあるんだと思うんです。  それで、実は平成二十三年の一月に、公共土木施設等に係る局地激甚災害指定基...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 雪というのは、二通りその必要性があると思うんですね。雪が降ったときにそれをどう排除していくか、排雪していくかという過程の中で非常に予算がかさばってくる、特別の措置が要るという、そこの部分と、それから雪が解けていく過程、あるいは重く積もった過程の中で、例え...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 災害ということ、これを先ほど申し上げたようにこれからの防災計画の中で想定の見直しを前提にしながらやっていくわけでありますが、その中で、今のその堤防の高さでいいのかとか、あるいは第一線から第二線にかけての都市計画で堤防も道路を活用したような形で持っていくと...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 防災対策を考えていくという、その視点からいけば、二者択一ではなくて、ハードでまず防げるところはハードで防ぐということなんですが、しかし、それでもなかなかそれを超えてくるという想定があるわけですから、あとはソフトと、それから面的なソフトの都市計画等々を含め...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 現在、中央防災会議の専門調査会で防災対策推進検討会議だとか、あるいは内閣府に設置をしました災害対策法制のあり方に関する研究会、ここで実は検討をしております。  防災対策推進検討会議が実は三月の七日の日に中間報告というのを出しているんですけれども、その中...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先般、中間報告を出したんですが、これと同時並行的に、首都直下型の地震、それから東海・東南海・南海地震、それぞれ三連動の地震というものについても、改めて、それのマグニチュードとそれから想定される津波の高さ、これを見直して発表をするということ、これが今月中に...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) さっき御指摘のようなところで今推移をしているわけですが、というのは、この災害対策法制のあり方に関する研究会では両論併記のような形で、検討を行うべきというのと、それからまた逆に、国の権限を拡大する同布告の発令は内容いかんでは国民の権利の制約が伴うことから安...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) この百九条では、内閣総理大臣が災害緊急事態の布告を発した場合であって、国会が閉会中であり、かつ臨時会の召集を決定し、又は参議院の緊急集会を求めてその措置をまついとまがないときにはということですね。  そういう意味で、その布告自体は、この文案からいきます...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) その辺の分析をもう少しきめ細かくやらなきゃいけないんだというふうに思うんですね。  あのとき入らなかった、いわゆるガソリンが入らなかったというのは、いろんな要素が複合的に絡まっていたんだろうと私は思うんですね。製油所がそれこそ被害を受けて火災を起こした...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 引き続き検討をしていきたいというふうに思っております。どうぞ参加をしていただいて、一緒に考えていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○国務大臣(中川正春君) 先般、私もこの写真にある埋没鳥居、ここまでは行ったんです。そこから先が見過ごしてきまして、現状を確認することができなかったのは残念なんですが。  御質問があるということでちょっと調べてみましたけれども、今の一時集合場所として設けられている場所については...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 本当に適切な御指摘をいただいておるんだというふうに思います。  私も桜島あるいは霧島、この間入って、協議会の活動を見て改めてそのことを認識したのと、それと同時に、やはり一つの山に常時専門家がそれを分析して時間的な経緯の中で観察を繰り返していくという体制...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 四つの要因といいますか、四つの政策をセットで進めなければならないというふうに思っているんですね。  先ほどお話が出ました火山防災協議会ということ、それからハザードマップの整備、それから噴火警戒レベルの導入火山というものに対しての技術的な、いわゆる研究者...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 国の方でもちょっと調査をしまして、二十三年五月に内閣府が都道府県に対してアンケート、アンケートといいますか、調査をやっております。それによると、火山ハザードマップを整備するための関係機関の連携体制、これが整っていないということ、それから火山災害の経験がな...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のとおり、このダムの運用だけに限らず、様々な分野で省庁の枠を超えて横串を刺してトータルの防災計画を作っていくというのが私の役割だというふうに思っておりまして、そういう意味で積極的に乗り出していきたいというふうに思っております。
03月23日第180回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、日本の自殺者数は高いレベルに推移をしております。昨年、平成二十三年の自殺者数は三万六百五十一人となっておりますが、これはしかし、前年に比べて三・三%減少をしております。そのような中で、被雇用者あるいは勤め人の自殺者数も四・二%減少しており...全文を見る
03月28日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○中川国務大臣 お答えをいたします。  この法案そのものが、これまでの新型インフルエンザ対策行動計画、これは実は九月二十日に改定をされているんですけれども、この流行規模及び被害想定を前提としております。  その中身ということなんですが、過去に世界で大流行しましたインフルエンザ...全文を見る
○中川国務大臣 現状の想定はそういうことなんですが、先ほど申し上げたとおり、これからも、最新の科学的な知見に基づいてこの状況というのを随時見直していくということを前提にした中での最悪ということであります。
○中川国務大臣 多数の者が集まる機会をできるだけ少なくするということが新型インフルエンザの感染拡大を防止するのに有効な手段であるということから、催し物の開催の制限、停止等の措置を盛り込んでいるということでありますが、学校、社会福祉施設あるいは興行場、先ほどお尋ねのあったものも含め...全文を見る
○中川国務大臣 自然な議論になるとそういうことだと思うんですが、これも改めて専門家の議論を得た上で決めていきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 これも、例えば対象施設の考慮要素といいますか、何を考慮しなきゃいけないかという要素で考えていくと、利用人数であるとか、あるいは施設の広さ、あるいは利用の状況、密度とか接触機会、あるいは手指の消毒等ができるかどうかとか、そういうさまざまな要素があると思うので、その辺...全文を見る
○中川国務大臣 国、都道府県あるいは市町村が連携しながら対応していくわけですが、講じるべき対策というのは非常に多岐にわたっておりまして、実際には、先ほどお話しの公共的機関や公益的事業を営む法人に担っていただく対策も非常に多いということが想定をされます。  このため、あらかじめ国...全文を見る
○中川国務大臣 失礼しました。  法文上には指定はしておりません。ただ、想定しているのは、発生初期などおおむね一、二週間程度を目安に講ずることが主に想定をされているということであります。政府対策本部の定める基本的対処方針が出てくるわけですが、ここにおいて統一的な方針を定めること...全文を見る
○中川国務大臣 実際に発生の状況を見ていくと、恐らく、まず地域ごとに指定が順番になされていって、それが全国に広がっていくというプロセスになっていくんだろうというふうに思います。  そういう意味で、地域の状況を見ながら発生時期に応じた形で想定したのが一、二週間ということですが、時...全文を見る
○中川国務大臣 指定公共機関は、国によって指定されるものでありまして、この枠組みは災害対策基本法と同様のものを前提にしております。そういう意味で、日本放送協会、NHKもここに例示をされているということであります。  現時点では、業務計画の策定等はNHKについては義務づけられてい...全文を見る
○中川国務大臣 前提としては、災害対策基本法等と同様のものを想定しているということであります。  条文上では、さっきのお話のように、電気、ガスの供給事業、それから、通信、運送の事業を営む法人に加えて、新型インフルエンザ等対策において重要な位置を占める医療、医薬品、医療機器の製造...全文を見る
○中川国務大臣 国民保護法であるとか、あるいは災害対策基本法では、指定公共機関として、ここで例示をした以外のものもたくさん含まれておるわけですが、これに対して、今回はインフルエンザということでありますので、それを前提にして協力をいただく、あるいは必要な機能を負っていただくというよ...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおりだというふうに思います。  それで、同時に、それぞれの公共機関に対して理解をいただくということがこれは大前提になるというふうに思いますので、その努力をこれからしていくということであります。
○中川国務大臣 これは政令事項になっていきますので、そういう意味でも、あわせてパブリックコメントということで理解を求めていきたいと思っています。
○中川国務大臣 これは専門家の知見をベースにしてこの二年というのは決めたということでありますが、二年程度を目安にしてということなので、これで全て決まりということではなくて、これよりも短ければ、その判断ができれば短く、延長しなければならないということであればそういうふうに運用をする...全文を見る
○中川国務大臣 先ほど御指摘のように、国会承認ということになると、自衛隊の防衛出動や、あるいは警察を内閣総理大臣の統制下に置く場合など、実際に国が実力部隊を動かすというふうな、そういう際に求められるということがこれまで通例になっておるということだと思います。  そのことを前提に...全文を見る
○中川国務大臣 とても大事な御提言をいただいて感謝します。  どういう主体で寄附金を集めるかということであるとか、目的をどういう形でアピールしていくか、いろいろな工夫が要るんだろうと思うんです。しっかり受けとめさせていただいて、積極的にやらせていただきたいと思います。
○中川国務大臣 改めてそう聞かれると迷ってしまうんですけれども。いずれにしても、特命大臣ですから、総理の方からこれをということで賜ったんですけれども、危機対応とか防災担当という、その範疇の中で指示があったというふうに理解をしております。
○中川国務大臣 防災という考え方からいっても、事が起こってからそれの危機対応をしていくということだけではなくて、事前に、事が起こったとき、あるいは予知ということも含めて対応を考えていく、また行動計画をつくっていくということ、これが防災担当大臣としての私の仕事だというふうに思ってお...全文を見る
○中川国務大臣 まさに御指摘のように、それぞれの関係機関が主体的に協力をしていただけるような環境を我々しっかりつくっていくということは大前提だというふうに思います。そういう配慮をしながら、この法律に基づいた形で政令の中身というのを、会話をしながら議論をしていきたいというふうに思い...全文を見る
○中川国務大臣 確かに、最悪の事態を想定するということに前提がなっているんですけれども、ここについては、見る角度によって先ほどのような指摘があるということも事実だと思います。  もう一方で、スペイン・インフルエンザの発生時と比較すると、人口の増加と高齢化による基礎疾患を有する者...全文を見る
○中川国務大臣 これまでは、平成二十年九月十八日にありました新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議において、「新型インフルエンザワクチン接種の進め方について」の第一次案というのを取りまとめておりました。これで先行接種の対象者とその順位についての案というのを...全文を見る
○中川国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、平成二十年の考え方というのを土台にしてこれから議論を進めるということでありまして、その平成二十年の考え方というのを少しお話しさせていただくのがいいかなというふうに思います。  「先行接種の対象者と順位(案)の考え方(2)」というのがあ...全文を見る
○中川国務大臣 六十九条の想定というのは、先ほどもお話が出たように、大規模災害と類似をする状況というふうに判断をして、そういう意味での、災害救助法に倣った地方公共団体の財政力に応じた国庫負担率のかさ上げ、こういう措置をまずしているということであります。  これに加えて、先ほど御...全文を見る
○中川国務大臣 地方公共団体にとってはいろいろなケースが出てくると思いますので、最終的には国が責任を持ってやっていくということ、これを確認しておきたいと思います。
○中川国務大臣 この法律が通ったからこれで完成ということじゃなくて、この法律がスタートになっていくんだというふうに思います。  先ほど御指摘いただいたように、それぞれの分野の英知を結集して、しっかり緊張感を持って対応していくという体制、これをふだんからしっかりつくり上げていきた...全文を見る
○中川国務大臣 ただいま御決議いただいた附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。     —————————————
03月28日第180回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(中川正春君) 委員御指摘のように、三月の八日の日でありますが、文部科学省の首都直下地震に係る研究プロジェクトの成果が発表されておりまして、想定される揺れが従前よりも大きくなるという可能性、地点によっては震度七になる可能性というのが指摘をされました。さきの大地震を受けて...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 非常に積極的な御議論をこれまで議員連盟としても取り組んでいただきまして、私からもお礼を申し上げたいというふうに思います。  今、防災ということについて、大震災を受けてトータルでもう一回原点から見直していこうという議論を進めておりまして、その中でこの病院...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 厚生労働省の方も実務的には参加をしていただいて、この検討会のベースもしっかり議論の俎上にのっているというふうに私も理解を今しております。  いずれにしても、病院船、そうした機能を果たしていく船でありますので、更に専門的な見地から検討をしてもらう意味でも...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今回のPFI法改正において想定されておりますのは、地方自治体の運営する離島航路だとか、あるいは将来の行政需要を想定して対象施設の拡大を図っていくというようなものでございます。法的には、先ほど御指摘あった病院船にあってもこのPFIの対象施設となり得るという...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 原資としては同じ、一〇〇%税金ということになっていきますので、そこのところの調整というのは、この病院船自体がどのように平時それから災害時に運営をされるかというトータルな議論があって、その中で決まっていくというふうに思っておりまして、いろいろな選択肢がある...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今回出てくる報告書というのは、恐らくそれぞれの論点を整理をした形で選択肢も含めて提起があるんだと思います。その論点に沿ってあとやっていくべきことというのは、一つは全体の、さっき申し上げた防災計画の中でこれをどう位置付けていくかということと、同時並行的に、...全文を見る
03月30日第180回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○中川国務大臣 東日本大震災を受けまして、御指摘のように、専門家の間でも、日本列島の応力状態が大きく変化をしてきているということ、それを受けて、この首都直下型地震も切迫感を持って対応していかなければならないということ、これが基本だと思っております。  そんな中で、まず、直下型地...全文を見る
○中川国務大臣 これは、先ほど申し上げた平成十七年の予想というのがあるんですけれども、朝八時台に東京湾北部地震が発生した場合に、脱線事故によって、死者三百人、それから重傷者を含む負傷者が約一万二千二百人発生するというふうに見込まれております。  しかし、定性的には、鉄道や道路を...全文を見る
○中川国務大臣 そういう問題意識を持って検討しなければいけないということで、民間も含めた官民連携の、首都直下地震帰宅困難者等対策協議会というのを立ち上げました。  そこで今、先ほどお話しになられた六百五十万人を想定した議論をしているんですけれども、基本的には、むやみに移動させな...全文を見る
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(中川正春君) おはようございます。  昨日の新聞、検討会そのものは土曜日にあったんですけれども、南海トラフの巨大地震モデル検討会、これは専門家によって、まずこれは第一次の報告でありますが、出されました。  我々、この報告で前提としてしっかりとらえなければいけないこ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これからそれぞれの自治体においても、想定、最悪ということを前提にして、計画の練り直しというか、そういうものが始まってくるというふうに思っています。  まず、避難体制の充実ということからいきますと、津波浸水予測図の検討、これをやっていくわけですが、これの...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これまでの前提では、東海地震の場合はある程度予知ができる、予知をして、それがされたときに緊急事態を想定してどのように全体を動かすかという、そういう想定で東海地震というのはなされている。だから、その予知ができない東南海とか南海とは違った性質の法律になってい...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) それぞれで非常に熱心に議論をしていただいて取りまとめをしていただいておること、感謝を申し上げたいというふうに思います。  政府全体としては、昨年の十月に、有識者による首都直下地震に係る首都中枢機能確保検討会というのをやりまして、これの報告書を取りまとめ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほど御指摘ありましたように、大阪については日本銀行やNHKあるいは大企業の本社、本店等が集積をしておりまして、また中央省庁の地方出先機関、これもあることなどから、東京圏外のバックアップ拠点の候補地の一つというふうになり得るものという御指摘、今後の検討に...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 提案を具体的にいただきましたのは、大阪の合同庁舎第四号館ということだと思います。これは、東南海・南海地震や近畿圏における大規模地震の発生時の政府の現地の拠点として今の計画の中では位置付けられているということであります。中央防災無線設備の設置などによって非...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 私が担当なんです、はい、防災の。  それぞれの危機対応という前提の中で想定をしているんですが、官邸機能あるいは国会についても、ここが倒れた場合、これは市ケ谷の防衛省の中にある対策室といいますか、そうした本部機能を可能にする施設として指定をしてあります。...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 非常にきめの細かい大事な視点を御示唆をいただいたということで感謝を申し上げたいというふうに思います。  先ほど、御指摘のように、二十四年度の総合防災訓練大綱、これを二十九日に、先週の、発表いたしまして、この訓練を通じて、それぞれ自助、共助が実際に何をな...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) いざとなったときに、その地域コミュニティーがしっかり立ち上がってそして対応していくという、そういう体制をつくっていくということ、これは東日本の大震災の中でも非常に大きな教訓として私たち肝に銘じていかなければいけないということだと思います。同時に、それをふ...全文を見る
04月03日第180回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、この団塊の世代が一つの社会全体の構造をダイナミックに変えていくということ、それからもう一つは、それぞれがそのライフスタイルということを考えていくと、新しい観点でそれを再構築していくというか、そういうことをしていかなければならないということ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、十四年連続で三万人を超えている。私も、これについてはもっと危機感を持たなければいけないというふうに思っております。  ただ、二十一年から二十二年、二十三年にかけては若干減少してきておりまして、二十三年では三万六百五十一人。三万一千人を下...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のとおりでありまして、そこについても、前回の答弁のところで文科大臣の方から、学校での様々な要因についてしっかり分析をし、対応していきたいという話もありますし、周辺の、何といいますか、組織あるいは仕組み、これについても改めて再検証をしていきたいという...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これからいよいよ御議論をいただくということになってまいりました。よろしくお願いをしたいと思います。  近年の家族構成、あるいは地域のつながりの希薄化、あるいは雇用、将来、非常に不安定な形の中で子供を育てていくということでありますから、それに対して社会全...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 様々な議論でありますように、まずは、子育てというものは家庭が第一義的な形で構成されるものだということ、これは基本だと思います。しかし、それが社会の非常にさっき申し上げたような不安定さ、あるいは家庭そのものがそれこそ壊れるというケースも出てきておる。そうい...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 子ども・子育て支援法案によりましても、二条で「子ども・子育て支援は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭、学校、地域、職域その他の社会のあらゆる分野における全ての構成員が、各々の役割を果たすとともに、相互に...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のとおり、給付の一体化それから施設の一体化、この両方を進めていくということです。それで、この総合こども園という類型をつくることによって、そういう意味では、給付と施設、これは一体化してくるわけですが、御指摘のように、幼稚園については残るということにな...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 内閣府に一本化をしていきます。それで、具体的には、先ほどお話のあったように、新システムの本格施行時に、内閣府に子ども・子育て本部、これを設置をするということにしております。それに続いて、子ども家庭省、これの創設を、それぞれ組織全体を見直していく中で議論し...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 全国の状況を見ると、地域によって全く逆の傾向が出ているということもあり得るということでありますので、これは保育需要に見合った形でまず計画を策定させるということから始めていきたいと思うんです。  一つは、市町村新システム事業計画、これを策定をして、保育の...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほど申し上げたように、認可から指定という枠組みに変わっていきますので、その指定条件をクリアをしていただくというところ、それからまた、それにまだ満たしていない課題があるとすれば、それを私たちも含めてどのように克服していくかというところ、そんなところをしっ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) そこのところが一つ大事な点だというふうに思います。財務大臣もおっていただきますので、一つ確認をしていきたいと思うんですが、さっきのお話のように、〇・七兆円程度というのが消費税の財源ということで前提にしておりまして、あとはそのやりくりの中で、いわゆるこれか...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) その間の対策というのは、先ほど申し上げたように、それぞれ関係大臣が合意をしたいわゆる認識の中で財源を組み替えて、しっかり確保をしていくということになります。
○国務大臣(中川正春君) 担当大臣、あるいはこれを法案として提出をさせていただく立場としては、できる限り野党の皆さんにもこの形を御理解をいただきたい、その努力をして説明をしていきたいと思うんですが、一般的に言いまして、この状況の中ではやっぱり与党と野党がしっかり話合いをしていく、...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) まず御理解をいただくということで、よろしくお願いします。
○国務大臣(中川正春君) 今回のポイントは、幼稚園の持っている教育という機能、それからこれまでの保育園の保育機能、これを一体化をしていって、そして質を高めていくと、これが目標であります。そういう意味で、給付の一体化ということで、こども園給付というのをそうした形で統合をしていくとい...全文を見る
04月10日第180回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(中川正春君) おはようございます。  ただいま議題となりました新型インフルエンザ等対策特別措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明をいたします。  平成二十一年に発生いたしました新型インフルエンザH1N1は、病状の程度がそれほど重くならないものでありま...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(中川正春君) 基本的には御指摘のとおりでございます。  この新型インフルエンザについてはいつ発生するか予断を許さないという状況にありまして、これまでにも行動計画の策定、それから抗インフルエンザウイルス薬の備蓄、それから細胞培養法によるワクチンの迅速な製造ラインの整備...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) この法案が様々な関係者と連携をしながら対応を取っていくということが前提になっているだけに、先ほど御指摘がありましたような、それこそ万機公論に決すべしで、そしてまた、その御意見をこれに組み込みながら法案を作っていく、また、法案だけではなくてこれからの行動計...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘がありましたように、新型インフルエンザの発生の可能性をいち早く把握するということの中では、それぞれ体内で人にうつりやすいインフルエンザウイルスに変化させやすい豚を含めた動物のインフルエンザの発生状況というのをつかんでいくということは非常に大事なこと...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 大切な御指摘をいただいたんだというふうに思います。関係省庁間が一層連携を密にしていくということ、それを前提にして、この新たな政府行動計画等においても、是非サーベイランスの具体化、していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(中川正春君) 大震災の教訓の中で非常に大事な点であったというふうに思っております。  本法案において、政府行動計画そして基本的対処方針、それぞれを定める際に、事前に感染症に関する専門家等の意見を聞くことというふうに規定をされております。それに基づいてそれぞれ委員会的...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 研究過程でのウイルス等の管理については、今の日本の法制の中では感染症法において管理義務が課されているということで、厚生労働省を中心にその辺の対応をしていくということであります。  そんな中でも、先ほど御指摘があったように、バイオテロ等で研究施設から漏れ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これは、専門家の中でその検証といいますか、議論をしていただいた上での判断ということになります。  具体的には、平成十六年八月に厚生労働省の新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会の報告書、これにおいて、新型インフルエンザが発生した場合の影響として、ス...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) ワクチンの接種がその対応の全てということではありませんで、基本的にはワクチン接種を含めてトータルな対応をしていくということであります。  ワクチンというのは蔓延期に間に合わせることができるということ、これを目標に作っていかなきゃいけないわけでありますが...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 海外を想定したときに、そこで株が取得ができて、それから日本でその対応をしていくということになるわけですが、その間、この細胞培養法によると、今のそれぞれの専門家の話の中では、六か月でこれを製造していくということができる、そういう体制をしいていくんだというこ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 事前にしっかりとした学者集団あるいは専門家集団というのを確定をするということ、これは一つ大事なことだというふうに思うんです。そのときそのとき、あの人に聞いたらいい、この人に聞いたらいいというような、そういう話ではなくて、その委員会を構成する専門家が責任を...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほどの質疑の中でもお話し申し上げたんですけれども、一つは、厚生労働省の新型インフルエンザ対策専門家会議意見書、これは専門家の中での議論でありますが、ここでスペイン・インフルエンザ並みの場合を重度として致死率は二%というふうに想定をしていると。これを欧米...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 施設利用の制限等については、これ一つは、これもスペイン・インフルエンザ発生時の米国の例があるんですけれども、多数の者が使用する施設の閉鎖を実施したセントルイスでは、対策を講じなかったフィラデルフィアと比べてピーク時の死亡率は四分の一以下であったと、こうい...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) フィラデルフィアとそれからセントルイス、これを比べてということでありますから、そういう意味で、多数の者が使用する施設の閉鎖、これを実行したセントルイスがピーク時の死亡率が四分の一になったということ、ここだと思うんですけどね。
○国務大臣(中川正春君) いや、私たち、政治的に判断するときには、専門家による委員会を構成して、その中で議論をした結論に基づいてそれを採用したシステムをつくるかどうかという、そういう判断でありますから、その中で出てきた知見に基づいていわゆる答弁させていただくよりないと思うんですよ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これは先ほどの議論でもあったように、インフルエンザ自体の高病原性あるいはパンデミック性という、そういうことが前提になって緊急宣言ということが出てくるわけだと思うんです。それ以前のものについては、でき得る限りこれまでの対処法の中で対処していくということ。先...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 対策本部はそれぞれつくられていくわけでありまして、知事の判断の中でそれをしてはいけないということではないというふうに思うんです。それぞれの判断の中で、いわゆる指示や要請にはなりませんけれども、お願いをする形で、あるいはこういうことが発生をしておるのでそれ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) そういうこともあって、法的に、法定化するということだと思うんです。  意味合い、よく分かるんですよ。知事が、これはパンデミックになる可能性があるということの中で、緊急事態宣言の前にそれぞれ判断をして集会あるいは興行場に対してお願いをしていくと、自粛をし...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 実は、二十四条にこういう規定があるんですが、都道府県対策本部長は、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、公私の団体又は個人に対し、その区域に係る新型インフルエンザ対策の実施に関し必要な協力の...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 要請というのは、一定の行為について相手方に好意的な処理を期待するものでありまして、医療関係者は法的に医療の提供等を行うべき立場に立たされるものではないが、指示というのは、一定の行為について方針、基準、手続等を示してそれを実施されることをいい、医療関係者は...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) この応招義務については医師法の問題であって、厚生労働省において基本的には判断することになるんですけれども、それが正当な事由に該当するか否かということについて、社会通念に照らして個別具体的に判断されるものということになっていくと思います。
○国務大臣(中川正春君) 医療関係者への要請とか指示を行うときは、特定接種の実施、あるいは新型インフルエンザ等に関する最新の情報を可能な限り適時に提供することなどによって、当該医療関係者の生命及び健康の確保に関し十分に配慮をして、危険が及ばないような必要な措置を講じること、これを...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) さっきお話しのように、参考人質疑、誰を呼ぶかというのは理事会を中心にこの国会の方で議論していただいて決めていくということが前提になっていますので、私の方になぜこういう人を推薦しなかったのかと言われて、それが最終的な結論だということになるとちょっと困るとこ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 日弁連に対してはこちらから日弁連に説明に伺って、そのときに意見交換がされているんだというふうに認識をしております。
○国務大臣(中川正春君) 人権制限の部分での要件が曖昧であるということ、これの指摘であるとか、先ほどお話がありましたけれども、スペイン・インフルエンザからの推計に基づく被害想定が科学的根拠を有するということが疑問であるとか、あるいは、新型インフルエンザ緊急事態宣言には国会の事後承...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のとおりだというふうに思います。  それで、そのことを担保するためにも、いわゆる基本的対処方針の決定や変更の際は、法案第十八条第三項において、公示してその周知を図る旨が規定をされておりまして、同時に、公文書管理法に基づいて文書の作成が義務付けられ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 法案第十八条第三項において、公示してその周知を図る旨ということで規定があるというふうに理解をしております。
○国務大臣(中川正春君) いや、御指摘のとおり、今回の原子力始め危機対応の場面でそれができていなかったということでありますが、法律の体系の中ではそれはしなければならないということになっておりますし、当然、今回の反省を踏まえて、この法案の前提というのはそれを残しておく、あるいは情報...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第二十四条、感染症診査協議会なんですが、それから、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第十二条、これは精神医療審査会を決めているんですけれども、これにおいては、お尋ねのとおりに、入院措置の必要性及びそ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今の想定では、それはないということだと思います。
○国務大臣(中川正春君) 自主的に、こうした状況が出てきたときには、映画館なりあるいは集会施設なり、それも含めて、自主的にそうしたものについて制限というか営業のコントロールをしていくということがやられるだろうという、そういう前提の中で組み立てたということだと思います。
○国務大臣(中川正春君) 先ほど入りませんという言い切り方をしましたけれども、ここも、改めて運用計画を作っていくときに専門家の意見をしっかり出していただいて、その中で何が現実的にできるのかというのを決めていくということだと思います。
○国務大臣(中川正春君) 法律の条文には、それは規定はしていないということであります。  ただ、そうしたいわゆる経済活動上の問題が生じたときには融資制度、この中で対応していくという前提になっております。
○国務大臣(中川正春君) この法律の前提としては、いわゆる興行場等も含めて、その施設制限の指示については補償を行うということをしていないということです。これは、病原性が高い新型インフルエンザ等が発生した緊急事態において、そうしたスーパーだとか興行場等を使用することは感染拡大の原因...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) そのときは、それこそ不服申立て、あるいは訴訟ということになるわけでありますが、一つは行政不服審査法による不服申立て、あるいは行政訴訟法による訴訟ということになっていくと思います。
○国務大臣(中川正春君) ええ、検討してまいります。
○国務大臣(中川正春君) そういう発言があったということを聞かせていただいております。  現場の足手まといとなってはならないという意味は、恐らく指示だとかあるいは要請というものの中身だというふうに思うんです。それを、これもまた政省令なりあるいは実際の行動計画の中で議論していくわ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 医療関係も含めた専門家が付くということだと思います。その本部にいわゆる委員会的な形で、専門家集団の議論というのを踏まえた決断をしていくということだと思います。
○国務大臣(中川正春君) それについての特記した条項というのはないんだと思うんです。  ただ、前提として、そのときに行動計画を作っていただく、あるいは対処計画というのも即現場の対処ということになるわけですが、そのときに専門家の意見を聞くという前提になっていますので、そこは当然そ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のとおり、大事なことだと思います。  そのときに配慮しなきゃいけないと思うのは、専門家の意見も分かれるんですよね。そこのところをうまく専門家の中でコンセンサスが取れるような工夫をやっぱりしていく必要があるんだろうと、これは大震災のときの教訓だとい...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 確かに三年前の教訓でいくと、そこのところの判断というのがなかなか専門家の間でも時間が掛かったということだと思います。そこは、今の科学、いわゆる科学技術といいますか、その背景の中で実際どれぐらいのリスクとの兼ね合わせで時間を掛けて判断できるものかというのは...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) おっしゃるとおりだというふうに思います。  それで、そういう意味で二段階に設計があるわけでありますが、弱毒性あるいは強毒型の二つの計画をそれで作っていくということではなくて、最初の段階から緊急事態宣言を行う場合と、それからそうでない場合と、この二つの場...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 本当に重要な御指摘だというふうに思います。  これは防災計画作るときも同じような基本理念といいますか、そういうもので作っていかなければならないというふうに思っておりまして、多様なシナリオの中で今回このケースでというふうな選択ができるような形、頑張ってい...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 議論をしていただく国会の立場からの話で、それは当然のことだというふうに思います。私も、野党時代にはなるべく政省令の中身を表に出してくるようにと、そうでないと見えないという議論をしてきましたので、それは肝に銘じておきたいというふうに思っております。  そ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 致死率の数字のみで新型インフルエンザ等の緊急事態宣言を行うかどうかということ、そういう判断ではありません。総合的に、病原性の高さであるとかあるいはパンデミック性であるとかというような、そういうものを入れていくということであります。それから、もう一つはウイ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 仮に現時点から当時の状況を客観的に振り返って適用を考えれば、今回の緊急事態宣言に該当する状況はなかったのではないかというふうに思われます。  当初のメキシコにおいて発生した患者の症例は肺炎患者が多く見られて、メキシコから拡大してアメリカにおいて発生した...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 最新の科学的な知見を踏まえてそこのところは随時中身を変更していきたい、そこのところというのは緊急事態宣言の要件についてですね、これは見直していくという方法が大切であろうというふうに思っています。  こういう形で、要するにはっきりしない形と、いわゆる政令...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 恐らく、先ほどの議論でもあったように、法律の前提になるいわゆる政令に落としていく部分、あるいは実際の行動計画の中で何を決めていくかということ、この部分がもう少しはっきりするようにと、こういうことが皆さんの思いの中にあるんだと思います。
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、一週間、一か月など短い期間を設定してそれを何度も延長していくとした場合には、国民や事業者にとっても国民生活やいわゆる社会活動の見通しが立たないと。あの大災害のときもそうだったんですが、ある程度最悪の事態を想定してそれから縮めていくというか...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) この新型インフルエンザの緊急事態措置を実施する必要がなくなったというふうに認めるときというのは、国会にも報告するわけですけれども、想定しているのは、具体的には、感染者の数、それからワクチン接種者の数等から、国民の多くが新型インフルエンザ等に対する免疫を獲...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これ、専門家の知見というのがここに大きく働いてくるんだろうというふうに思うんです。ですから、そういう意味では、その判断というのを尊重した形で本部長が最終的には決断をして解除するということになっていきますので、国会については、その経緯を確かめてもらう意味で...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 委任するということではないんです。いわゆる専門家としての知見、参考になる意見、これをまとめていただいて聞かせていただいて、その上で最終的に判断するのは政治が判断するということです。
○国務大臣(中川正春君) 法律で法定化したのは学校、社会福祉施設、興行場ということなんですが、それとともに更に対象となるもので、多数の者が利用する施設という表現になっております。これは政令で中身を定めていくということにしておりまして、感染拡大防止の効果がある、人と人の接触の一時的...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 電車やバスというのは指定公共機関という範疇の中で協力をいただくということになっておりまして、その中で例えば間引きをしていくとか、状況に応じた形の運行をしていくとかというようなことが出てくる可能性はあるというふうに思っております。
○国務大臣(中川正春君) 学校、興行場等の施設の使用が新型インフルエンザのいわゆる大規模な蔓延の原因となるということからこの制限が実施されるということでありますので、施設の利用行為等は本来自粛をされるべきものであるというふうな前提に立っております。  したがって、新型インフルエ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 一概に何人以下ならということを言うことは今ここではできないというふうに思っております。学校や興行場等と並ぶような規模の施設を想定はしているんですけれども、それについての具体的な基準といいますか、行動計画というのは、改めて、専門家も含めて議論をしていきたい...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 集会等の等には法案に例示されているようなものも含まれるんですが、一定の社会活動を維持することは国民生活の混乱を回避するために必要なことであるということで、企業の事務所等は対象になりにくいということです。交通機関は施設の対象にはなじみにくいと考えているが、...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 当該の要請等は、新型インフルエンザ等の潜伏期間及び治癒までの期間を考慮しておおむね一、二週間程度を目安に行われる、これは第四十五条で御指摘のとおり定めてあります。  この制限等を要請等する都道府県知事は、国が専門家に意見を聞いて作成する基本的対処方針、...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のとおり、行動計画があって、以前にも、それが三年前に運用されたということがあったわけであります。  そういうところも踏まえて、いろいろな先ほど議論が出ていましたけれども、反省点といいますか、そういうところのものも総合して、一つは、その行動計画等の...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 危機対応法制というのはいつも、それぞれ国民一人一人の権利というものと、それから危機対応に対するリスクというものに対しての国としての対応、いわゆる権力行使ということになるわけですが、それとの葛藤というのがあるんだというふうに思います。  今回の場合は、先...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、この十三条というのは大事な規定だというふうに思っておりまして、この法案によって講じられる対策について正しく理解をしていただくということも併せて対策を進めていきたいというふうに思っております。  この法案においては、新型インフルエンザ等の...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 実際の運用の中で必要最小限にしていくということ、これはそういうことだというふうに思っております。  この中で、第五条、前にも紹介しておりますように、国民の自由と権利に制限が加えられるときであっても、その制限は当該新型インフルエンザ等対策を実施するために...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 当時御苦労されて、大変貴重なお話をいただいたというふうに思っておりまして、これからも是非、そういう体験の中から、運用、その方針、具体的なものを決めていくときに是非御参加いただいて具体的なアドバイスをいただければ有り難いというふうに思っております。  そ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 私も、あの当時のその対応の結果、どういうインフルエンザの伝播が広がっていったかというようなことも含めて説明を聴取をいたしました。あの当時の判断としては正しく判断されたんじゃないかと私は思うんです。その中で、一回目の波というのはやっぱりぐっと抑え込まれたと...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 大事な御指摘をいただいたということで、しっかり受け止めさせていただきたいというふうに思います。  医師に対してということになると、それこそ一般のそれぞれの今ある持ち場でこうした患者を治療をしていくということ、これが一つ原点としてあるわけでありますが、そ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) その感じておられるところ、共有するところ大でございます。  今、私、防災全般も担当しているんですが、確かに大震災を前提にすると、もうその災害が発生したとき自体は自助なんですよね。自助と共助、そのコミュニティーから自分たちの判断の中で組み上げてくる対策と...全文を見る
04月24日第180回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○国務大臣(中川正春君) ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重してまいりたいと存じます。
05月31日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○中川国務大臣 先般、地元にもお邪魔をさせていただきましたが、本当に熱心に、真摯にこの防災計画を受けとめていただいておりまして、皆さん、これから具体的な計画を描いていくというそのプロセスの途中にあるんだ、我々と一緒にそれを描いていくということ、頑張っていきたいというふうに思ってお...全文を見る
○中川国務大臣 復興計画の中で、強靱なというその意味合いは、事前に整備をしていくということ、これも一つあるでしょうが、もう一方で、レジリエントとさっき言われましたが、いわば起き上がってくる、やられてももう一回起き上がってきて頑張っていくんだという、その力をつくり上げていく、そうい...全文を見る
○中川国務大臣 重要な点を御指摘いただいたというふうに思います。  民間では、目標が、大企業でほぼ全てに対してBCPを入れる、それから中堅企業で五〇%ということで、今鋭意進めておりまして、大分進んできていまして、大企業で既に七二%にBCPが入ってきています。それから中堅企業で三...全文を見る
06月01日第180回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(中川正春君) ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案、国家公務員の労働関係に関する法律案、公務員庁設置法案、国家公務員法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、管区国家公務...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 福島議員から、私には三問いただいたと思っております。  まず最初に、内閣人事局と公務員庁の役割分担についての質問であります。  今回の法案においては、官邸主導で適材適所の幹部人事を行うために、幹部人事の一元管理に関する事務を担う組織として、内閣官房に...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 高木議員からは、合計五分野について質問をいただいたというふうに思っております。  まず、基本法第十二条の国民の理解について、特に費用と便益という問題についての質問をいただきました。  今回の法案の提出に至る過程におきましては、国家公務員制度改革基本法...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 重野議員からは、合計で五問、私に対して御質問をいただいたと思っております。  まず、人事院の意見に対する法案での対応についての問題であります。  人事院からは人事行政の公正の確保のための法令の整備を中心に御意見をいただきましたが、今回の法案においては...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 柿澤議員からは、公務員の身分保障の見直しについての御質問をいただきました。  公務員の人事管理については、恣意的な人事を排するとともに、すぐれた人材を確保、活用していくため、成績主義の原則を採用しております。  職員の身分保障の規定は、こうした成績主...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○中川国務大臣 いろいろ貴重な御指摘ありがとうございます。感謝を申し上げたいと思います。  防災の日については、またさまざまに検討をしていきたいというふうに思います。  同時に、御指摘あったように、訓練ということについても総合的に見直すということにしておりまして、実は具体的に...全文を見る
○中川国務大臣 専門家の委員会の中で、この予知というのはさまざまに議論をされておるわけであります。ああいうトラフ型の大規模地震というのは、あの地域、大飯の地域ではなかなか想定されないということを私は理解しておりますが、その他の分については、今さまざまに議論がなされているというふう...全文を見る
○中川国務大臣 ちょっと言葉が足りなかったと思うんですが、トラフ型、一つの面として迫ってきて、それが沈みかけていくところへ向いてかぶさってきてもとに戻るという、大きな力が加わるようなトラフ型の構造にはあの地域はなっていない、こういうふうに理解をしておりまして、しかし、それを除外し...全文を見る
○中川国務大臣 これまでの知見があって、大飯については、断層も含めて再検証というのをして、その上で今回の結果が出されたというふうに理解をしております。  さはさりながら、防災という見地からいけば、総合的に、この大飯の個々の問題だけではなくて、全て断層も含めて再検証をしていくとい...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(中川正春君) 詳しく調査はしていきたいというふうに思っております。同時に、教育という意味で専門家をやっぱり地方自治体に育てるということ、これも併せて頑張っていきたいと思います。
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、BCP、大変重要な課題であると思っています。  二十二年の四月に、地震発生時における地方公共団体の業務継続の手引きとその解説、これがあるんですが、改めて見直していきます。そして、しっかりとした形でBCP、浸透していくように、これも頑張っ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 私も同じ問題意識を持っておりまして、改めて、それぞれ市町村、県、そしてまた民間団体もそうなんですが、協議会をそれぞれ地域で持っていきながら、そんな中でこの業務継続計画というものについてもしっかりとした浸透をさせていくようにということで、具体的に計画を進め...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) そうした問題意識を持って検討会議の中のプロジェクトのチームをつくりまして、このバックアップとそれから情報関連、これをトータルで総合的に見直していこうという作業を今始めております。
06月14日第180回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○中川国務大臣 委員の先生方には、現地にも御視察いただいて、本当に真摯に、熱心に取り組んでいただいておりますこと、心からまずお礼を申し上げたいというふうに思います。  御指摘いただいたとおり、今回の基本法の改正というのは第一歩でありまして、できることから、ひとつ見えたところから...全文を見る
○中川国務大臣 今、平野大臣のところで、あのとき何が起こっていたのかということ、これを徹底的に検証していこうということで作業を進めていただいておりまして、もう七月中にはその結果が出てくると思います。  それが一つなんですが、そこまでいかなくてもそれぞれ、専門家の皆さんもあるいは...全文を見る
○中川国務大臣 貴重な点を御指摘いただいたというふうに思います。現場からもその点についてはしっかり問題点として上がってきておりまして、一度、これは非常に、法的な整理をしていこうと思うと、ちょっと専門的に精査をしてみなきゃいけない部分がありますので、対応はしていきたいというふうに思...全文を見る
○中川国務大臣 私も、ことしは豪雪地帯の現場に入ってきました。そのときに、確かに御指摘のように、土木関係事業者を頼っていかなければならない。老齢化している中で、あるいは消防団そのものもなかなか組織ができないという深刻な過疎化の中で、やはり民間業者がその中で活動をしていくというスキ...全文を見る
○中川国務大臣 復興にはいろいろな要素があるんだろうと思うんです。それぞれ、公共事業関係から始まって子供たちの教育環境、あるいは将来に向けての発展計画といいますか地域計画といいますか、そういうものの中に産業計画も含めて入れていく、そんなさまざまな要素があると思うんですが、その中で...全文を見る
○中川国務大臣 基本的に、私も同じ問題意識を持っていまして、広い範囲で非常に甚大な被害を及ぼすような広域災害というものについての制度というのは、かなり応用がきくといいますか使えるんですが、竜巻のように地域が限られている、しかし、中の災害というのは一人一人にとってみたら非常にいわゆ...全文を見る
○中川国務大臣 その辺の御指摘も、これまで、私も現場に出向いていったときに、地域の皆さんからもしっかり聞かせていただいたところであります。  もう一つ加えて言うと、支援法のいわゆる基礎的な百万円ということ以外にも、災害救助法の方で、修理限度額は五十二万円なんですが、まず応急措置...全文を見る
○中川国務大臣 直接担当をしておりませんので、今の状況というのが具体的にどうなっているかというのは、私自身が答えるわけにはいかないと思うんです。
○中川国務大臣 できる限り現地の実情に即した形で柔軟に対応するようにということ、これは私も同じ気持ちでありまして、そのように担当には指示をしておるところであります。それを前提にして、しかし、一つは法律の枠組みということ、もう一つは、非常に局部的な被害というものに対してどのように考...全文を見る
○中川国務大臣 二重被害というのは非常に悲惨な状況であるということ、これは、私も雇用促進住宅に行きまして皆さんのお話を聞かせていただいたところであります。  それぞれ調査をしたんですけれども、茨城県が被災市町に聞き取りをやりまして、つくば市がちょっと答えが出てきていないのですが...全文を見る
○中川国務大臣 今、制度としてそれを確立していくというところまでいっておりませんで、それは、運用の中でそれぞれきめ細かい対応をしながら、できるだけのことをやっていくというところで頑張っていきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 支援法を現場で運用するときに、先ほどの議論もそうでありましたが、この基準というのをどう検証していくか、もう一回見直していくかということ、これは一つあると思います。先ほど申し上げたとおり、実態がどうなっているのかということを一度突き詰めて調べた上で議論の俎上にのせて...全文を見る
○中川国務大臣 この問題については、竜巻だけではなくて、局所的な、局部的な、しかし災害としては非常に甚大なもの、このような類型のものについては、絶えず住民の皆さんから喚起されるといいますか、おかしいじゃないかという話で出てくる問題だというふうに思っています。おっしゃるとおりで、住...全文を見る
○中川国務大臣 直接的にはこの法律の担当ではないんですけれども、これは総合的に私の方でやっていかなきゃいけないなという思いはあるんです。  先ほどの問題点についても、そういう意味では総合的に検討をしていくということになっておりまして、そのような今の仕組みというのはトータルで見直...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、この竜巻については一般の損害保険の中に入っておりまして、ある意味では、損害保険に入っておれば自動的におりてくる保険であるということと、カバー率も一〇〇%カバーするということでありまして、そういう意味ではいいんだろうと思うんです。  問題は、地震保...全文を見る
○中川国務大臣 私も、現地に入って、同じような気持ちであの状況というのを見させていただいたんですけれども、帰ってきまして、早速、改めて竜巻という、類型といいますか、こういう災害の類型を考えてみようということにしまして、末松副大臣をヘッドに、関係省庁の局長クラスなんですが、そこで検...全文を見る
○中川国務大臣 先ほどちょっと申し上げたんですけれども、これまで把握をしているところで、死者が三名、重傷者が一名、軽傷者が五十八名の人的被害が出ております。それから、全壊が八十九棟、半壊が百九十七棟、一部損壊が九百七十八棟の住家被害ということになっておりまして、六百四十棟の非住家...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおりでありまして、それぞれパーセンテージで最終的には整理がされて、二〇%以上四〇%未満が半壊、それから四〇%以上五〇%未満が大規模半壊、五〇%以上が全壊、こういうふうになるわけですが、その中で、屋根ということになると、屋根単独では一〇%なんですね。ところ...全文を見る
○中川国務大臣 これは各災害において、それぞれ被災者生活再建支援法に基づいて支給対象になり得るということでありますので、もしそういうお話があるとすれば、どうぞ御説明をいただきたい、個々の被災者に御説明をいただきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 普通に考えて、そうした政策融資と激甚指定がどこでどういうふうに関係しているのかというのはちょっと精査しないと、全く違った次元の基準をそこに当てているんじゃないかというような、そんな思いも正直、私もしないことはないんですね。  ここの問題だけじゃなくて、さまざまに...全文を見る
○中川国務大臣 グループ補助金というのが、東日本の大震災の特例といいますか、それのみで運用されるという前提になっているものですから、非常に残念に思っております。  そういう意味からいくと、さっきお話が出たように、では今度はどういう絵を描いていくかという、復興あるいは新しい町づく...全文を見る
○中川国務大臣 これは二十三年の五月二日に運用を見直したわけでありますが、これについては、地盤に係る住家の被害認定については、既に被害認定が進められている平成二十三年東日本大震災における地盤の液状化による住家被害を含めて、当分の間、運用指針にかえて、この方法を活用の上、適切な被害...全文を見る
○中川国務大臣 そのことも含めて、これからしっかり検討していきたいというふうに思っております。
○中川国務大臣 現在の支援法の前提というのが、生活ですね、生活再建を支援するということを目的としているということであります。  店舗等の事業用の資産、これを支給対象とするということについては、やっと特例でグループの支援というのが入ったんですけれども、あれもやはり、これまでの基準...全文を見る
○中川国務大臣 そこは、今回の東日本の大震災の復旧から復興という過程に今ある中で、さまざまに指摘をされているところだというふうに思います。  特に雇用という問題なども含めて、これは幅広く取り組んでいく必要があるんだというふうに思っておりまして、そんな問題意識を持って、これからも...全文を見る
○中川国務大臣 特に高層マンションにおいては、電気、水道、ガスなどのライフラインが途絶すると、エレベーターの停止ということがありまして、高層階で生活を継続することが困難になっていくということであります。  最初の、発災時の、まず命を維持するということ、これを考えていくと、家具等...全文を見る
○中川国務大臣 メモを事務方が差し入れてくれましたけれども、港区高層住宅の震災対策に関する基本方針というのが、これは港区だと思うんですが、ここに示されております。自助の領域、共助の領域ということで、幾つかの項目で定められているというふうに理解しております。
○中川国務大臣 それぞれ、皆さんの質疑の中でもお話が出たように、突風というのは限られた地域で非常に被害が甚大に出てくる、そういう一つの類型だと思うんですね。これは恐らく突風だけじゃなくて、集中豪雨だとかいうのもそんな類いのものになってくるんだろうと思うんですが、そういうものに対し...全文を見る
○中川国務大臣 ただいま議題となりました災害対策基本法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成二十三年三月十一日に発生いたしました東日本大震災は、その被害が甚大で、かつ、その被災地域が広範にわたるものでありました。現在、政府に...全文を見る
06月14日第180回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○国務大臣(中川正春君) いわゆるパンデミックフルー、新型のインフルエンザに関連する法案、御了解をいただいて通していただいたということを本当に感謝を申し上げたいというふうに思います。  御指摘のように、これは運用していく段階では、やはり一つ一つ専門家の知見というのをしっかりとし...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 遅参をいたしまして、大変御迷惑をお掛けをいたしました。おわびを申し上げます。  公務員制度改革担当大臣として、一言御挨拶を申し述べます。  公務員制度改革については、幹部人事の一元管理や退職管理の一層の適正化、労使交渉を通じて人事・給与制度の見直しに...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) この法案について、政府としては、基本法の第十二条の趣旨を踏まえまして、実は自公政権下において設置された労使関係制度検討委員会、ここでの議論、これがまず行われておりまして、それを参考にしながら、それに検討を重ねた上で、一つは、自律的労使関係制度構築の目的、...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) もう一度整理をさせていただきますと、まず、内閣人事局、これは幹部人事の一元化、一元管理を担うところとして設置をいたします。次に、公務員庁でありますが、これは自律的労使関係制度の措置に併せて人事・給与制度全般を所掌し、労使交渉を通じて人事・給与制度の総合的...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) この点については、それぞれがいわゆるトータルなシステムとして機能するということが前提になっていくというふうに思っております。  特に、それぞれ具体的な基準というのを作っていく中で、交渉をしていきながらその中身をオープンにして国民の理解を得ていく。その中...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 退職共済年金の支給開始年齢の引上げに伴う国家公務員の雇用と年金の接続ということで御指摘がありました。  本年三月、全閣僚を構成員とする国家公務員制度改革推進本部及び行政改革実行本部の合同会合におきまして、希望者の再任用を任命権者に義務付けて雇用と年金の...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、政府の政策決定過程における政治主導の確立のための内閣法等の一部を改正する法律案、政治主導確立法案と呼んでおりますが、これを提出していたところでありますが、その後、この法案は震災対応優先の観点から撤回をされました。しかし、引き続き政策決定に...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 実質的には私の所管ではないんですが、内閣の意思として、この地方支分部局の廃止あるいは地方への移管ということについては引き続き努力をしていく、そして実現をしていくということで変わりはございませんので、そのように御理解をいただきたいというふうに思います。
○国務大臣(中川正春君) 十二条のお話ですが、ここで定量的に明らかにしなさいという、そういう想定の中で決められた条文でもないというふうに理解をしておりまして、具体的には、これまで全体像、いわゆる国家公務員制度改革基本法等に基づく改革の全体像というのをお示しをしているんですが、その...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) この法案の前提としているのは、一つは公務員庁を設置をしていくということですが、これは、公務員庁は人事院の今の機能というのを公務員庁の中に取り込んでいくということなんですね。それで、民間の給与の実態の調査、それから、それを把握してその結果を公表をしていくと...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) まず、この問題は自公政権下からずっと議論をされてきておりまして、労使関係制度検討委員会においてもそこの中の議論をまずベースにしているということ。それから、さっきお話のあったパブリックコメントで皆さんに意見を募ったということ。それからもう一つは、全体像とい...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○中川国務大臣 青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  子どもや若者は、かけがえのない今を生きる存在であるとともに、我が国の、さらには世界の未来を担う存在です。子どもや若者が、健やかに成長し、円滑な社会生活を営むことができるよう、環境を整備し...全文を見る
06月15日第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○国務大臣(中川正春君) 平成二十四年五月に発生した突風等の被害状況及びその対応につきまして御報告をいたします。  まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対しまして心よりお見舞いを申し...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 委員の皆さんには、それぞれ現地に入っていただいて住民の、いわゆる被災者の皆さんの意向を酌み取っていただきながら様々に御提言いただいておりますこと、改めて私の方からもお礼を申し上げたいというふうに思います。  今回、私も現地に入ったんですけれども、先ほど...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 法律を変えていくには時間が掛かりますので、取りあえず運用でしっかりしのいでいける部分、あるいはまた工夫ができる部分については精いっぱいのことをやらせていただきたいというふうに思っておりまして、それぞれ省庁を督励をしていきたいと思います。
○国務大臣(中川正春君) まず、今の認定基準なんですが、これは災害に係る住家の被害認定基準運用指針というものに基づいて、それぞれ基礎自治体、市町村で今対応しておっていただきます。  私も現地に入ってまず聞いたのは、屋根が飛んでしまったと。しかし、これが基準でいくと一〇%なんです...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) そこの問題意識は私も共有をさせていただいております。  それで、ただ、ちょっとこれは整理をした議論をしなきゃいけない部分があります。  というのは、この支援法そのもので議論をしていきますと、元々これは保険的な制度なんですね。それぞれの自治体に財政的に...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 実は雪害で非常にお困りの地域で同じような問題がございまして、今、具体的には、例えば秋田県の大仙市などは条例化をしておりまして、言わば代執行ですね、代執行をやってしまう、それを後、探して請求をすると、いわゆる持ち主に、というような形の条例化を行っております...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 末松内閣府副大臣を座長としまして、それの総合的な見直しをしていこうということで、竜巻等突風対策の局長級会議というのを設置をいたしました。  その中のテーマで、先ほど御指摘がありましたような、いわゆる観測・予測技術の高度化、あるいは住民への情報伝達の在り...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今ある状況の中では、先ほどそれぞれから答弁が出ましたけれども、運用ということの中でできる限り寄り添っていくということ、これだと思います。  全体の枠組みについては、特にその法改正とか、新たなスキームといいますか、類型化といいますか、局所的に甚大な被害を...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今回のいわゆる基本法の改正というのは、これで全てというわけではなくて、できるところからできるだけ早くもうやっていこうということで取りあえず出させていただいたものであります。  それぞれの検討会、それから恐らく自民党の中でもこれから更に議論を深めていただ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 防災担当大臣の立場としては是非やりたいんですよね、やりたいんです。私も商店街お邪魔をしまして、皆さんのお話聞いたり、あるいはそれこそ商店街の町づくりのモデルとして頑張っておっていただくだけに本当に残念なことであったというふうに思います。  実は、これま...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほどの議論で、担当者のいわゆる正式な答弁というのが、このその他の異常な自然現象に入れると、こういうことであったわけでありますが、今回こうしたタイミングで竜巻が起こったということもありまして、そうした類型化をそれ以外も含めて御議論していただくのも一つかと...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 総合的にこれ対策を考えていくということが大事だというふうに思います。  局長級会議というのがセットされまして、もう既にヒアリング等々始まっていますが、アメリカにも派遣をして、それで現状、先ほどの予知ということも含めたものをやっていくということ。それから...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) まず最初に、先ほど議員立法のお話が出ましたが、本当にきめ細かく大事なところを参画をしていただいて議員立法にまとめていただいたこと、私からも感謝を申し上げたいというふうに思っております。  今回提出させていただいた法案というのは、まずできるところからとい...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 広域避難者ね。これについても、実はそれぞれ、特に首都直下であるとかあるいは南海トラフについてはいわゆる切迫性があるということに専門家の指摘がありまして、それを具体的に、もう少しそれに特化した形でいわゆる法案としてまとめていく、あるいは政策として具体的につ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) それについても問題意識を持っています。特に、いわゆる個人情報保護法との関係をどうするかということ、これがそれぞれ現場で問題点として出ておりまして、災害のときに過剰に個人情報だからということで活用ができないということであってはならないんではないかという御指...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今秋の、今秋というのは今年の秋ですね、の臨時国会にもう一つ出す、それから、最終的には次期通常国会に向けて法制として整理ができるように頑張っていきたいというふうに思います。
○国務大臣(中川正春君) 現況の法の仕組みというのは先ほど厚生労働省からの説明なんですが、それを含めて、さきの防災対策推進検討会議で最終報告に向けて議論を決着させていきたいと思います。
○国務大臣(中川正春君) 復興という課題については、それぞれ災害が、大災害が起こった、その災害についての特別法で復興法あるいは復興計画というのがなされていまして、そういう体系で進んできました。  ここでも御指摘のように、そういうことではなくて、いわゆる復興ということについての枠...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これから様々に理論構築をしていかなきゃいけないんだろうと思うんですが、いい御示唆をいただいたというふうに思います、はい。
○国務大臣(中川正春君) 具体的にどれぐらいの予算規模が必要かということをしっかり押さえた上での話になると思うんですが、災害あるいは防災対策に対して地方交付税で裏打ちするような方法もありますし、様々に具体化できる流れというのをやっぱりつくっていくということが大事だと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 調整させていただきます。
○国務大臣(中川正春君) 調整をさせていただきます。
06月19日第180回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○中川国務大臣 おはようございます。よろしくお願いをします。  御指摘のように、今回の法案改正というのはまず第一歩でありまして、これから総合的に、トータルな形で、ぜひ、さらなる改正というものに向けて進めていきたいのでよろしくお願いを申し上げます。  先ほど、具体的な御指摘の中...全文を見る
○中川国務大臣 実は昨日も、京都大学の林先生が中心になって、NTTやその他関連した専門家の中で集まっていただいて、これに対するプロジェクトを今走らせているんですね。  そんな中でも御指摘があったんですが、いわゆるふだんから事前に集めておける情報と、災害が起こってから、それこそ動...全文を見る
○中川国務大臣 危機管理庁あるいは防災庁の組織というのも、これから大いに議論をしていただきたいというふうに思っております。  その際に、地方の組織ということについても考えていかなきゃいけないんじゃないかな。とりあえず、地方で訓練、人を育てるという意味と、それからもう一つ、平時の...全文を見る
○中川国務大臣 これまでの我々の正式な答弁というのは、竜巻というのがその他の異常な自然現象に含まれていると、御指摘のとおり言ってきたわけです。  しかし、今回の、実際に最大級の竜巻というものに直面をして、皆さんから御指摘があったように、これはひとつ特出しをして、定義の中に入れて...全文を見る
○中川国務大臣 まさに御指摘のとおり、今回のこの部分の改正というのは、中央防災会議とそれから都道府県防災会議、この事務と、それから緊急対策本部、これの仕事の仕分けと、実態に応じた形で役割分担を明確にしていこうということであります。  防災会議は諮問機関として充実をさせていくとい...全文を見る
○中川国務大臣 応急措置については応諾義務を課してきたということ、それだけ緊急性というものを重視してきたということだと思うんですが、先ほどの避難所の運営支援、巡回健康相談、あるいは施設の修繕など、これが一般というところになるんですが、これは災害直後の措置ではないということであって...全文を見る
○中川国務大臣 ぜひ、緊急事態ということをテーマにした上での憲法議論というのを深めていただきたいということ、これは私もそのように思っております。  緊急事態の宣言についての規定が御党の憲法改正原案には含まれているということでありますが、事態宣言に基づいてどういう権力の集中という...全文を見る
○中川国務大臣 阪神・淡路のときもそうですし、今回の東日本大震災でも、やはり個人情報の壁というのがそれぞれ現場から提起をされております。  私も問題意識を持っておりまして、本来は中間報告ぐらいでどんな知恵が出てくるかまとめていきたかったんですが、今、まだそこまでいっておりません...全文を見る
○中川国務大臣 先ほど御指摘いただいたところが、今回の震災での、幾つかある中の一つの大きなポイントだというふうに思っております。  今回は、災害応急対策に係る地方公共団体間の応援というのを円滑化するために、都道府県による調整規定を拡充しまして、内閣総理大臣による調整規定を新設い...全文を見る
○中川国務大臣 先ほど御指摘のあった点については、市町村からも同じような御意見をいただきました。これは、できる規定でありますので、直接市町村が国の支分部局へ向いて要請をするということを妨げるものでもありませんし、そうしたことが機能的に進められるということであれば、それが直接的な話...全文を見る
○中川国務大臣 国よりも、本来は広域連合という形あるいは県という形の方が身近で、そこに市町村が参加をする仕組みといいますか、そういうものがあれば、使い勝手は本来はいいんだろうというふうに思うんですね。  そこのところを、具体的な事務移管の中身によって議論をしていただいて、県だけ...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、大災害について大事なことは、資源が事前にどこにあるか、いわゆる使えるものがどこにあるかという情報をしっかりふだんから持っているということ、事が起こったときに、それがニーズとして出てくるわけですから、そのニーズとその資源のあるところをいかにうまくマッ...全文を見る
○中川国務大臣 例えば、南海トラフで今、それを一つの協議会に集約していこうという作業をやっております。  例えば、国土交通省を中心にした中部圏の訓練というのが今行われておりまして、これは非常にいい訓練をしているんですけれども、ただ、主体が国土交通省、それこそ地方支分部局主体なも...全文を見る
○中川国務大臣 担当大臣としては、できる限りの努力をして予算を積み上げていくということ、これに尽きるというふうに思います。  改めて、いろいろな想定を見直した上で、特に首都直下、南海トラフ、あるいは火山等々見直しが始まっておりまして、その見直した津波だとかあるいは地震の想定の上...全文を見る
○中川国務大臣 今後検討すべき法制上の課題、先ほど御指摘のあったように、国家的な緊急事態への対応のあり方とかあるいは避難というものの概念の明確化など、基本法だけじゃなくて、災害対策法制全般にわたる課題があるというふうに考えております。  ことしの夏ごろには全体の最終報告を取りま...全文を見る
○中川国務大臣 今回提出させていただいた法案もそうなんですけれども、まず、できるところから、まとまったらもうそれを法案化していこうというつもりでおりますので、この秋の臨時国会にも、そういう意味ではぜひ法案の基本的な部分で修正できるところをやっていきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 現行の対策法では、緊急性の高い、災害発生時の消防であるとか人命救助等、これを応急措置という形でお願いしたときに地方公共団体に対して応諾義務ということを課している。それは、緊急性とその応援の中身の性質によるものであります。これはこのままなんですね。  それにもう一...全文を見る
○中川国務大臣 実態としては、連続性を持って支援の要請というのはなされるんだろうと思うんですね。一つのところだけ、例えば消防とか人命救助だけということではなくて、それとあわせて被災地の支援とか、あるいは健康相談の人が足りないので送ってくれとか、そういう連続性のあるものだと思うんで...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、七条に「教訓の伝承その他の取組により防災に寄与するように努めなければならない。」とありまして、次の八条の十三で、国及び地方公共団体は、自主防災組織の育成、ボランティアによる防災活動の環境の整備、それから過去の災害から得られた教訓を伝承する活動の支援...全文を見る
○中川国務大臣 私も、専門家に対しては、何とか予知ができないものかということを絶えず申し上げて、そのための予算の使い方ということを考えていかなきゃいけないと言っています。  そういう意味では、専門家、いわゆる科学的な知見を持った学者ということだけじゃなくて、さまざまなところで努...全文を見る
○中川国務大臣 防災会議と対策本部の役割分担をはっきりさせていこうということであります。  防災会議は、諮問会議として、重要事項について計画立案していくというふうな分野を担当していただいて、実際事が起こったときの具体的な対応というのは対策本部でやっていくということ。そういう意味...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、今回の東日本大震災の教訓の一つとして、幅広くメンバーに各代表を組み込むべきだという話でありまして、自主防災組織を構成する者または学識経験者という形で表現をさせていただきました。想定するのは、先ほど御指摘のあった障害者の皆さんとか、あるいは高齢者、女...全文を見る
○中川国務大臣 法案の規定でも、そこのところは行政がしっかりサポートしていくという前提になっていますので、さまざまに工夫をしていかなければならないんだというふうに思います。  特に、地域の防災訓練、訓練ということと、こうした伝承、教育ということ、これをうまく組み合わせていって、...全文を見る
○中川国務大臣 大変重要な視点だというふうに思っておりまして、事前にそうした支援のネットワークというのがしっかりとつくっていける具体的な環境もつくる必要があると思います。  現行災対法においては、地方公共団体の相互応援の協定締結に努めなければならない、そういう旨が規定をされてお...全文を見る
○中川国務大臣 全く同感です。
○中川国務大臣 先ほど御報告があったように、今、とりあえず運用という形で国が県にかわって事務をやっているということであります。  これは、制度として基本的にもっと工夫をしていかなきゃいけないところだというふうに思っておりまして、総合的に改正をしていきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 この決議は、東日本大震災の経験を共有して、災害に対するよりよい制度、対応に向けた国際社会の取り組みを促すという考え方に基づきまして、国連婦人の地位委員会において日本から提案をして採択がされたということであります。  避難所運営等において、高齢者や障害者、女性など...全文を見る
○中川国務大臣 そこの部分、先ほども御指摘がありました。  でき得る限り、施行していく、いわゆる運用の中で、施行基準でそれぞれの地方自治体にきめ細かにその意図するところというのをしっかり伝えていきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 実際、それは本当に大事なことだというふうに思うんですね。  それで、具体的にこの法案の中で規定されているのは、地方公共団体間の調整をまず原則として、特に広域ということを前提にしていくと当該調整がうまくいかない場合や緊急を要する場合に国が調整に乗り出すということ、...全文を見る
○中川国務大臣 私も釜石市に出向きまして、子供たちの話も直接聞かせていただいたようなことがございました。  御指摘のように、防災教育ということと、それから、地域を巻き込んだ形で、学校と地域が一緒になって訓練を重ねていく、その中に一つ、しっかりとした防災戦略といいますか、いかに自...全文を見る
○中川国務大臣 防災対策推進検討会議の中間報告の中で、ボランティアというのが大切だということを位置づけておりまして、自主防災組織あるいは消防団などの防災力の強化とともに、ボランティアあるいは企業等の多様な主体がこれにかかわっていくということ、この仕組みをつくっていくべきだというこ...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、これまでの基本法の想定というのが、国自体が機能麻痺になっていくような、それこそ東日本よりももっと大きな事態ということになるんだと思うんですが、そういうことであるとか、あるいは、広域的な、東日本のような広域災害に対して、十分にそれを想定した法体系にな...全文を見る
○中川国務大臣 支援法について、竜巻のときも同じような議論がございました。これは、いろいろなケースを考えながら総合的に検討を進めていくということで、先ほど御提言いただいた話も含めて、検討していきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して、適切な措置の実施に努めてまいります。  ありがとうございました。     —————————————
06月19日第180回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○中川国務大臣 竹田委員のこれまでの生きざまといいますか、子どもや若者に対しての熱意、思い入れ、本当に心から敬意を表したいというふうに思います。きょうも、そうした意味で、いろいろ御示唆をいただいて、新しい政策に結びつけていけるような、そんなお話をぜひいただきたいと思っております。...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、家族というもののきずなというのが非常に弱くなってきている。昔は会社もそうだったと思うんですが、家族的な経営の中でそれぞれ人間関係を結んで、一つのコミュニティーというのがあった。あるいは、地域社会自体も崩れ始めてきている。そういう状況であるだけに、や...全文を見る
○中川国務大臣 私の地元では、かつて青年団が元気にありまして、そういうところで育ってきた人たちが地域のコミュニティーの中心になって活躍をしてきたという歴史がありました。  しかし、残念なことに、現在、それが途切れてしまいまして、青年団と言われているものは、今、自分の地元にはござ...全文を見る
○中川国務大臣 一つは、これは青年団だけの話ではなくて、さまざまなコミュニティーの集団というものが減少してきて、それを維持していくのに非常に苦心をしています。地域の婦人会であるとかというのもその一つだと思うんですね。  減ってきた理由というのはいろいろあるんだろうと思うんですが...全文を見る
○中川国務大臣 私も全くそういうことだったんだというふうに思います。特に、青年団を卒業して各地域で頑張っている人たちというのは、非常に社会性があって、リーダーシップがとれてということ、これは私も実感として持っておりまして、大事なことだと思います。  同時に、違った年代層が一つの...全文を見る
○中川国務大臣 性犯罪への厳正な処罰と、それから被害者の保護を図る観点から、第三次男女共同参画基本計画におきまして、性交同意年齢の引き上げ等の強姦罪の見直しを検討していくということになっております。  そういう意味で、若年層の保護が図られるような検討を積極的にやっていきたいとい...全文を見る
○中川国務大臣 私自身の個人の思いと、それから、この議論をしていく中でそれぞれ専門家も含めた法律上の議論と、それぞれあると思います。私、個人的には引き上げということなんだと思うんですけれども、直接の担当ということでもありませんので、側面からまた議論に加わっていきたいというふうに思...全文を見る
○中川国務大臣 先ほど申し上げたように、これは刑法ということになりますので、基本的には法務省において検討していただくということでありますが、この委員会でも大いにその議論を高めていただきたいというふうに思います。
○中川国務大臣 基本的には、この児童ポルノというのは、児童の性的搾取、性的虐待の記録であって、児童の権利を踏みにじる、断じて許しがたい行為だというふうに思っております。  私自身も、いわゆるブロッキングのインターネット・ホットラインセンターに行ってまいりました。そこで、実情、ど...全文を見る
○中川国務大臣 事前にちょっとブリーフをさせて、整理をしてきたんですけれども、一つは、有償かつ反復して取得した者に対して一年以下の懲役または百万円の罰金という規定で、民主党の案があるわけですね。それに対して、自公で出していただいた案については、自己の性的好奇心を満たす目的で児童ポ...全文を見る
○中川国務大臣 何とか話をまとめていただいて、一歩でも二歩でも進めていただくということで期待を申し上げておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○中川国務大臣 恐らく、それぞれの党でさまざまな議論があって、その上で、こうした形で両党の成案というのがまとまってきているんだろうというふうに思います。  私としては、今の現状でおさめていくというよりも、やはり所持ということに対して何らかの規制をかけていくという、ある意味では国...全文を見る
○中川国務大臣 国際的には、日本の今の現状というものに対して、絶えず批判あるいは改善を求める勧告というのがなされてきたというふうに理解をしておりまして、そういうこともしっかり認識をした上で議論を進めていくべきだというふうに思います。
○中川国務大臣 池坊委員には、子ども、あるいは子育てもそうですし、若者の問題もそうですが、一貫してこれに携わってこられて、実績をさまざまにつくられておること、心から敬意を表したいと思います。  それで、先ほどの問題というのは非常に難しいんだと思います。一言で言えば、中身というこ...全文を見る
○中川国務大臣 まさに御指摘ありましたように、これだけ社会の状況が厳しいものになってきていますから、人材を確保していくということについては、これは、特に児童福祉司あるいは相談員の体制強化ということについて頑張っていくということだと思っております。  子ども・若者ビジョン、子ども...全文を見る
○中川国務大臣 子どもだけではなくて若者全般についても、最近の自殺の傾向一つ見ても、その層の自殺がふえてきているという現状であります。  先週の土曜日に横浜の若者サポートセンターに行ってきたんですけれども、現状を説明いただいた中で、担当者の皆さんは、こうした、社会からドロップア...全文を見る
○中川国務大臣 ますます、そうしたニーズといいますか、それは大きくなってくるんだと思います。  先ほどお話しした横浜の若者サポートセンターの活動を見ておりましても、さっき御指摘いただいたように、ワンストップで、そこで、例えば精神保健の分野とか医療機関に行って具体的に診てもらう方...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、自殺者数というのは三万六百五十一人ということで、平成十年から十四年連続して三万人を超えているということに対して、基本的には、危機感といいますか、この社会の状況に対してしっかりとした認識を持たなきゃいけないというふうに思っております。  ただ、この...全文を見る
○中川国務大臣 そのことについても内閣府の方で調査を入れていまして、これは十五歳から二十九歳までの三千人ぐらいの調査で、現在の就職活動などの採用の仕組みやあり方は適切かという問いに対して、そうは思わない、または余りそうは思わないと答えたのが四三・九%に及んでいるということも出てき...全文を見る
○中川国務大臣 私も、給付型の奨学金については、どうしても実現をして、芽出しの一歩もしたいということで頑張ったんですけれども、なかなか壁がその当時厚かったということなんですが、一穴はあけたんですね。  給付型という丸々にならなくても、所得連動返済型の無利子奨学金制度、こういうの...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、この子ども・若者育成支援施策というのは、広範囲で、政策としては多岐にわたっておりまして、私の仕事というのは、これにしっかり横串を刺して総合的な政策立案が具体的に進められる、そういう指導力を発揮していくことだというふうに思っております。  具体的に...全文を見る
○中川国務大臣 そうした子どもに対して、一つの場所と時間、それから、一緒に歩むといいますか寄り添っていく指導者、専門家といいますか、そういうものを組み合わせてきめの細かいケアをしていくということ、このことがやはり、社会復帰、あるいは、もう一度自分自身に対して自信が持てて、夢を追え...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のように、こうした貧困率というのが深刻だということだけでなくて、悪化しつつあるということがありまして、ここについては、確かな政策でもってこれを支えていかなければならないというふうに私も思っております。  税制あるいは社会制度の中で、こうした家庭、特に一人親...全文を見る
06月20日第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
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○国務大臣(中川正春君) ただいま議題となりました災害対策基本法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成二十三年三月十一日に発生いたしました東日本大震災は、その被害が甚大で、かつ、その被災地域が広範にわたるものでありました。現...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 昨日の十九日に十八時から関係省庁連絡会議を開催をいたしましたが、これまでに確認している情報なんですけれども、死者一名、負傷者四十四名の人的被害のほか、住家の被害が百二十棟ということでございます。  引き続き、対応に万全を期していきたいというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のとおりだと思います。特に、ソフトとハードを組み合わせてしっかりとした体制を組んでいくということが基本方針になっていますが、その中で防災教育の中身、これを充実させていくということと、それを訓練を通じて実現をしていくということだと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 更にまだ課題が残っていまして、例えば減災等の理念の明確化であるとか、あるいは国家的な緊急事態への対応、被災者支援、それから救助法等々総合的な改正とか、そういう項目が残っております。次の国会にはしっかりとそれを整理をして、そして出していけるという体制をつく...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 一つは、中央防災会議での各種会議に対して知事会から、現在は泉田全国知事会災害対策特別委員長ですが、参加をしていただいておりまして、そこでの一つの機会ということと、さっきお話しになりました具体的な懇談会を私と知事会の間でやっていくということ。それと同時に、...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 隣接間の協定というのはかなり今できてきているんですが、改めて広域協定を結んでいくということについて徹底をしていきたいというふうに思っております。既に遠方の自治体同士での応援協定締結について通知という形で出しているんですけれども、内容を見ているとまだ十分で...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これまで整理されていたのは、大雨災害時の避難を中心に検討を行った災害時の避難に関する専門調査会が基本になっているんですね。今回は津波避難ということを改めて提起をしていかなければならないということでありますので、これのワーキンググループが現在も検討を進めて...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 貴重な提言をいただきました。  積極的にその辺、専門家のネットワークをつくるということと同時に、それぞれの地方自治体で専門家を育てるということを考えていかないといけないというふうに思っておりまして、そうした仕組みもつくっていきたいというふうに思います。
○国務大臣(中川正春君) まさに先ほど御指摘のように、今回の法改正というのがこれで全てだということではなくて、まず第一歩だというふうに御理解をいただければ有り難いというふうに思います。東日本大震災の検証、これを徹底的にやっていくということで中間報告を出したわけですけれども、夏ごろ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今回、そこのところを整理させていただいたわけですが、基本的には、危機対応ということとそれから常時の予防防災に対する企画立案という機能、実はこの二つが元々この中央防災会議に求められていた機能ではなかったかと思うんですね。それに対して、もう一つ、災害対策本部...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 物資の輸送に当たっては、一つは、今度はプッシュ型を採用したといいますか、相手の要請を待たずにこちらから押し込んでいくというようなこともできるという規定を入れました。同時に、御指摘あったように、指定公共機関、限られた部分になっているということ、これは私も同...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今回のそうした現実を踏まえて、例えば全国市長会あるいは全国町村会と総務省のスキームにおいては、被災した五十七団体に対して千三百十四名の市区町村職員の派遣を実施をしているというふうに承知をしております。  こうした支援体制を常時のその協定の中で、わざわざ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 市町村に対する国の機関の人的支援としては、いわゆる基本法では、職員を比較的長期間派遣する職員派遣の制度が現在存在しています、これは二十九条でありますが。国の支援としては、職員の専門技術や知識に着目したこの制度を活用することが有効というふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) まず、前半の問題ですが、東日本大震災では全国知事会の調整による応援、それから関西広域連合による応援及び全国市長会、全国町村会と総務省による職員の派遣スキームなど、地方公共団体間の広域的な応援が積極的になされました。その結果、先ほど申し上げたように、五十七...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 東日本の大震災を受けて、それを徹底的に検証していく、そこから作業を始めまして、その中から、一つは法の改正、もう一つは様々な制度を見直していく、そして地方自治体あるいは住民あるいは民間団体も含めて新たな具体的な改革をしていくということ、これが私に課せられた...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 実は私も男女共同参画の担当大臣も兼ねておりまして、女性を進めていくということについては一緒に頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをします。  これまで十分でなかったということ、これは避難所運営だとか様々なボランティア等々の活動の中でも指...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほどもその点、御指摘がございました。  指定公共機関の見直しを始め、民間事業者等との協力体制の在り方については、これをしっかり幅広く検討していきたいというふうに思います。
○国務大臣(中川正春君) 地方整備局は、市町村、特に市町村長さんにとっては非常に有り難かったという評価が出ているというふうに思っております。例えば、東北の地方整備局が東北自動車道と国道四号について地震発生翌日に緊急輸送道路としての機能を確保いたしまして、地震発生四日目までにいわゆ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 東日本大震災を徹底的に検証していくということ、これが大事だというふうに思っております。  多くの教訓、課題が得られましたけれども、今回の法案においては、まず第一に、地方公共団体の対応能力を超える災害への即応力ということですね、これが大きな課題であったと...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のとおりでありまして、これは、政府全体として総合力を発揮していくということが大切であります。  そういう意味で、緊急災害対策本部の組織体制であるとか、あるいは本部長の権限の在り方等、今検討を進めておりまして、これも次の国会には整理をしていきたいと...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 訓練を通じてということだと思うんですね。そのときに、学校教育の中でもちろんいろんな工夫をしながら子供たちの防災意識を高めていくということなんですが、学校教育とそれから地域、あるいは関係の民間機関、企業等々を含めて総合的な訓練の体系をつくる、それを実施をし...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 一時滞在を広域的に展開するということについては、今回の災害では事前の備えが十分ではなかったということが指摘がされると思います。  この枠組みによる市町村間あるいは都道府県間の被災者の受入れに係る調整、これを事前にやっていくこと、これはもちろんであります...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 問題が二つあったと思うんです。一つは、支援物資の調達、供給というのが需要追従型ということであったので、情報が取れなかったということから非常に遅れてしまったということ、この反省に基づいてプッシュ型を一つ入れたということですね。それからもう一つは、大量の物資...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 二つの点があるんだと思うんですね。どこに何があるかという供給をする物資の情報の把握と、それから供給先ですね、これについての把握ということだと思うんですが、これを東日本大震災における反省を受けて、民間物資拠点のリストアップとそれから官民の連携協力体制の構築...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 確かに、御指摘のように、現行の制度では、都道府県が機能低下した場合には、都道府県の行うべき災害応急対策や災害復旧などが、国が代行する、あるいは直接自らの事務権限とするということについては規定をされていないという事実があります。  それゆえに、それこそ東...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 借り上げ公営住宅について、二十七年度からこれは順次借り上げ期間の満了を迎えるということになるというふうに認識をしておりまして、この期間の満了に際して、御指摘のように、入居者の居住の安定確保、これを図っていくということが重要な課題であると思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 住み慣れた地域で引き続き暮らしたいという被災者の方々の思いというのは十分理解ができるというふうに思います。また一方で、コミュニティーの維持といった観点からも配慮が必要であるというふうに思っております。  それぞれ現在の状況を踏まえた選択ができるように、...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) それぞれ家庭の状況なりなんなりがあると思うんですね。一律にそこに住み続けていきたいという人ばかりとは限らないということも想定しながら考えていかなきゃいけないということだと思うんです。
○国務大臣(中川正春君) 確定的に残れるという選択肢がないのかということについては、ちょっと私も確認をしていないので、もう少しそこのところ、現状というのを確認しながら、できることをしていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(中川正春君) 被災者の立場に立って丁寧に対応していくということ、これが重要だと思います。  国としても、自治体としっかり相談をして、入居者の居住の安定確保、これに向けて必要な支援を構築していくべきというふうに考えております。
○国務大臣(中川正春君) 現在、県や市において説明会の開催や入居者の意向確認等も実施しているところだというふうに聞いております。改めて、その結果、そしてそれぞれ自治体の意向、あるいは先ほど御指摘いただいた入居者の皆さん、またオーナーの皆さんの意向、総合してしっかり私なりにチェック...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 人と人とのつながりを持って生活をしていくということは、その人の心身の健康、これを確保するとともに、自立に向けた意欲というものを維持向上させるということにもつながっていくということ、これは今回の東日本大震災に対する対応ということについても原則だと思います。...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して、適切な措置の実施に努めてまいります。  ありがとうございました。
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○中川国務大臣 既にこれまでの議論の中でこの定義というのは出ていると思うんですけれども、災害が発生した後に生じる巨額の復旧復興費用に比べてはるかに少ない額で事前に計画的かつ必要な投資を進めることが必要だということ、そういう意味を込めて、民自公、国会の中で、これを事前防災及び減災等...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(中川正春君) 先ほどどれくらいの見直しになるかというお話を丁寧にしていただきましたが、もう一度八月に、被害想定も併せて、かつ具体的な国としてのそれに対応する指針というのを併せた形で、十メーターメッシュの津波高、それから地震のレベル、これを発表をしていきたいと思います。...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘の点については、私も同じような問題意識を持っております。法律を一つにしていくということも含めて、しっかり検討していきたいというふうに思います。
○国務大臣(中川正春君) 先ほども答弁させていただいたとおり、三連動という形で改めて広域枠組みを組み直していくという必要があります。そういう意味で、全て再検討していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(中川正春君) ワーキングチームの中の議論でも、この法整備についてはもちろん基本的なものとして今考えて進行しております。冬には大体大枠が発表ができるというふうに思っておりまして、そのことを前提に全て再検討をしていきたいというふうに思っております。
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(中川正春君) 南海トラフについては、八月に改めて十メーターメッシュで津波高あるいは地震の高さ含めて改めて公表したいと思います。それに基づいてそれぞれ地方公共団体が計画を立てていくということでありますが、その際に、先ほど御指摘ありましたように、私も黒潮町へ行ってまいりま...全文を見る
07月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(中川正春君) 病院船あるいはまた多目的船という考え方もあるかと思うんですが、様々な皆さんからこれまで御提起をいただいております。それを受けて、災害時多目的船に関する検討会、先ほどお話が出たように、ここで検討をいたしまして、三月に報告書が取りまとめられております。そこで...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 日本の場合は、民間の参加も含めて様々な形態というのが工夫ができるというふうに思うんですね。その枠組みをつくるということになると、やはり法的な整備ということ、これが必要になってくると思いますが、その知恵を今しっかり集めて組み立てるということが大事だと思いま...全文を見る
07月25日第180回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号
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○中川国務大臣 平成二十四年の梅雨期に発生した大雨による被害状況及びその対応につきまして御報告申し上げます。  まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます...全文を見る
○中川国務大臣 これまで経験したことのないという表現が使われておりますが、とんでもない大雨で被災をされたということ、これを改めて実感いたしました。  早期復旧、これがまずもとよりでありますが、被災された方々への万全な支援というものをしっかり考えていくということが必要だというふう...全文を見る
○中川国務大臣 本当に、地元もお伺いをしましたけれども、甚大な被害が出ているということで、その対応に万全を期していただいておること、感謝を申し上げたいというふうに思います。  激甚の指定は、御存じのように、ある程度一定の被害額の積み上げ、累積が基準を超えた時点で激甚指定というこ...全文を見る
○中川国務大臣 避難所での安心感といいますか、支援、生活環境面の改善を図っていくということが、次に頑張っていく活力のもとになってくるというふうに思っておりまして、大変重要な課題だと思っています。  福岡県の朝倉市については、七月三日に災害救助法が適用されまして、必要な救助が実施...全文を見る
○中川国務大臣 私も現地に入りまして、この二つの河川、稲葉川と玉来川の状況というのをそれぞれ担当機関から聴取いたしました。  御指摘のとおり、ダムとそれから治水が完成している稲葉川についてはほとんど被害が出ていないという状況、それに対して、玉来川については今回甚大な被害が出てき...全文を見る
○中川国務大臣 ダムについて、あるいは河川そのもののトータルな河川改修ということについては、今回のそれこそ経験もしたことのないような大雨という想定を超えた被害について、本当に、隣の川と比べるとやはりこれだけの災害が出たんだなという、結果が出たんだと思うんです。  ところが、検証...全文を見る
○中川国務大臣 あのとき、市町村長さんあるいは県のサイドの皆さんともいろいろ話し合いを私たちも持ったんですけれども、三年おくれたから、それが原因で今回の被害が出たというふうな認識というのは私も持つことはできなかったというか、そうじゃないんだというふうに思うんですね。  もうわか...全文を見る
○中川国務大臣 こういう防災計画というのは、不断の見直しをしていくということが大事だと思うんですね。  ダムということについて検証を一旦行ったわけでありまして、これについて、やはり必要なダムもあるんだという結論をそれぞれ個別には出しております。ですから、今回出した想定の中で必要...全文を見る
○中川国務大臣 見直すということはどういうことかというと、必要なものにはしっかり金をかけていく、必要でないものについてはやめる、そうしためり張りのきいた見直しをしていくということだと思っております。  その上で、防災ということから考えれば、何が今必要なのかということをしっかり整...全文を見る
○中川国務大臣 一つ一つの事業を、それが本当に効果あらしめるものなのかどうかということを改めて検証していくというプロセス、これは必要であったというふうに思っております。  その中で、先ほども議論が出たように、必要なものはやはり投資を続けていく、あるいは、さらに見直しの中で、これ...全文を見る
○中川国務大臣 事業仕分けを受けて、国交省の中では個別に改めて見直していったということだと思います。その中で、今必要とされるもの、そうでないもの、これを具体的に個別に仕分けをしながら予算づけをしているということでありまして、それは国交省なりの根拠を持ちながらそうした対応をしたとい...全文を見る
○中川国務大臣 私も政権の中に入っている立場でこの事業仕分けというのを受けた、受けてきた、こういうことなんですが、事業仕分けで、さっきお話があったように、その中にいる人たちにとっては緊急性があったり、あるいはそれなりの理論の上でこの予算が必要だ、こういうことを積み上げて、それで予...全文を見る
○中川国務大臣 防災は、国家の基本的かつ極めて重要な任務であるというふうに考えておりまして、特に、東日本の大震災というものを受けて、これを徹底的に検証していくということによってこれからの日本の基本をつくっていくということをしっかりわきまえていきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○中川国務大臣 この激甚というのは、災害を前提にした、第一弾の、災害に対する補助金のかさ上げが一つあって、それにもう一つ、激甚という形で、二段構えの適用ということになります。  先ほどのお話のように、それぞれ個別の項目、公共土木あるいは公共的なインフラ、それから農業あるいは中小...全文を見る
○中川国務大臣 今回の激甚災害指定については、先ほどの気象庁の北九州にこだわりません。全体、いわゆる本激については、梅雨期を通じた一連のものとして指定をしていくということにしております。  具体的には、先ほどお話のありましたように、六月の八日から前線が出てきて、そこから被害が出...全文を見る
○中川国務大臣 中津市には二回目だったんですが、ちょうど一回目に入ったときにまだ雨が降っておりまして、時間にしたら四十ミリから五十ミリということなんですが、それでもすごい雨だと感じましたけれども、百ミリというのはそれこそ想像を絶する雨だったんだなということを改めて実感いたしました...全文を見る
○中川国務大臣 じっくり相談を始めています。  ちょうど竜巻があったときも同じような問題が出てきまして、県によっては条例化しているところとそうでないところが出てきまして、ちょっと困ったんですが、対応は、あと条例化していない県が予算措置でそれに対応したということであります。  ...全文を見る
○中川国務大臣 竜巻を契機にしまして、この支援法の運用についてはさまざまに議論をいただいております。御指摘のように、狭い範囲なんだけれども、一人一人の被災者にとっては、激甚といいますか非常に災害のレベルが高い、そういうことに対して支援法をどう適用するかということだと思うんですね。...全文を見る
○中川国務大臣 私も現地に入らせていただいて、特に阿蘇地域の山崩れを中心に多くの犠牲者を出してしまったということ、これがまず残念でなりません。  先ほどのお話のように、自衛隊初め地域の消防団の皆さんあるいは地域住民の皆さんが、救援活動あるいは行方不明者の捜索に本当に全てをなげう...全文を見る
○中川国務大臣 手続といいますか、仕組みとしてはこういうことになっています。災害が発生して、被害状況の調査を市町村、都道府県がやって、それを各省庁がまとめて、見込み額の算定をやる。それを内閣府、財務省と協議しながら、基準を満たしたものかどうかということを判定しまして、中央防災会議...全文を見る
○中川国務大臣 現在のところでありますが、人的被害は、死者三十二名、行方不明者四名、負傷者百十二名となっております。住宅被害としては、全壊が百九十五棟、合わせて一万六千四百八棟が被害を受けているということであります。  また、このほかにも、土砂災害では、二十六府県で二百七十五件...全文を見る
○中川国務大臣 この議論を聞いていて、なるほど、ちょっと誤解されやすいところがあるのかなというふうに感じました。  気象庁の命名というのは、どこに被害の中心というか大雨の中心があるかということを念頭に入れた名前のつけ方だというふうに思うんですが、それとは関係なく、実際の状況をト...全文を見る
○中川国務大臣 期間については、梅雨前線が停滞していたところを全体取り上げていきたいということで、スタートが六月の八日ということで、梅雨が晴れるところまでということなので、今も実は実際には続いているということであります。
○中川国務大臣 正式な手続ということになりますと、梅雨明けを待ってということになります。これは、どの範囲を激甚に累積していくかということとの関連がありまして、短くすればするほど範囲が狭くなるということでありますので、事務的な手続の上ではできるだけ長くという、この一連の梅雨の状況が...全文を見る
○中川国務大臣 これは午前中からもたびたび質疑の中で取り上げられております。  当初から申し上げているとおり、これは互助会的にスタートした、いわゆる、県の持ち分が半分で国が半分で基金を入れて、広域被害でそれぞれの自治体でなかなか財政的にカバーができないということを前提にした分を...全文を見る
○中川国務大臣 私も御指摘のとおりだというふうに、現地で流木の形を見て思いました。さらに、恐らく間伐をしてある地域は、捨て切りといいますか、間伐をしたまま放置するということもあって、さらに被害を大きくしているのではないかというふうな印象も持った次第であります。  これから防災計...全文を見る
○中川国務大臣 済みません、具体的なさっきの見直しの点について、ちょっと私の方に事前の通告がなかったものですから、答弁は準備はしていないんですが。  それぞれの現場で、実際、査定といいますか、被害状況を確実に確定させるのは地方自治体レベルでありますので、本来はそこのところで、い...全文を見る
○中川国務大臣 もしこの見直しがそれに該当するのであれば、こういうことでありまして、平成二十一年の六月に運用指針の改定をしております。  これは具体的には、例えば、床下へ堆積した汚泥の除去のために床板の取り外しが必要であること、あるいは、浸水した壁の内部の断熱材を取り外すために...全文を見る
○中川国務大臣 まさにそういうことでございます。
○中川国務大臣 これは支援法のときの議論と同じで、こうした個人の負債、あるいは個人に対する支援のあり方というものにさかのぼっての議論になっていくんだろうというふうに思います。  現状では、直接資金を供給する、あるいは二重ローンを解消するということではなくて、災害援護資金の貸し付...全文を見る
○中川国務大臣 最近、特に東日本の大震災を経て、先ほどのような議論というのはあちこちでやっておっていただくということ、これを私も認識しております。  もともと議員立法で組み立てられたこの支援法なんですが、どこかで線引きをしなきゃいけないんだろうと思うんですが、結局、見舞金的な性...全文を見る
○中川国務大臣 そのことも含めて、これは議員立法ですから、国会の中でもしっかり議論していただかなきゃいけないということなんですけれども、これまでの見舞金という形でいくのか、それとも、もっとしっかりとしたベースをつくっていくのかというのは、皆さんと一緒に、それも含めて議論をしていく...全文を見る
○中川国務大臣 非常に含みのあるというか、示唆に富んだ御指摘だというふうに思っております。  そういうところも含めて、全省庁が管轄しているその脇といいますか、その基準を超えて、我々も総合的な防災計画というのをやっていきたいというふうに思っております。  以上です。
○中川国務大臣 もう一回横串を刺していきたいというふうに思うんですが、今、ちょうど防災計画の中でも、津波の、特に南海トラフでの見直しとか、あるいは首都直下等々やっております。そんな中でつくづく思うのは、やはり地域によって状況が相当違うということだと思うんです。  さっきの過疎地...全文を見る
07月27日第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第9号
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○国務大臣(中川正春君) おはようございます。  それでは、私の方から、平成二十四年の梅雨期に発生した大雨による被害状況及びその対応につきまして御報告を申し上げます。  まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族に対し、深く哀悼の意を表しま...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これまでに経験したことのないという表現がされていますが、あれだけの大雨に対応する手段というものについて更にしっかりとした政策をまとめていくという必要があるとつくづく思いました。  多くの犠牲者を出したことを非常に残念に思っております。  そんな中で、...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 人の足りないところは国の出先機関からも応援に入って、できるだけ早くそこのところの積み上げをやるようにということで指示をしておりまして、こうしたことを総合的に判断すると、全国的な梅雨明けがもう確認もできましたので、来週中には大体指定を行いたいというふうに思...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 確かに、NPOの皆さんの活動というのが基本的に地域を支えていくという姿、私も現地に入って改めて実感をしたところであります。  御指摘のように、本年四月から改正NPO法、施行されております。でき得る限り、これは二つ要因があると思うんですが、一つはNPO法...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) それぞれ、私も現地に入らせていただいて、皆さんが一生懸命に真摯な形で災害対応しておっていただくこと、委員の皆さん方も、そして特に地元の先生方に改めて敬意を表したいというふうに思っております。  激甚災害も含めて、国の法律の上での適用ということに対して二...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 難しいんです、これ、本激まで積み上げていくには。しかし、局激で一部、この町ということについてはいきそうな町も出てきているということなんですが、具体的に、そこで思い切って大丈夫だよというところまではまだ数字が積み上がってきていないということが現実であります...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 恐らく、実際に災害があったということの中で想定の見直し等々もされていくんだろうと思いますし、その被害が河川であればもう何回も何回も一つのところに特定して起こるというふうなことであるとすれば、そこはやっぱり集中的に前以上の手だてをしていくということだと思い...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 担当の役所が答弁すると現在の法律の枠組みの中でしか答弁ができないので、ああいうことになってしまうんですけれども、貴重な御指摘だというふうに思います。  支援の制度そのものをどういうふうに見直していくかというのは、今我々も作業をやっていますので、そんな中...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 災害にどういうふうに対峙していくかということについては、やっぱり現場の状況というものに即した制度をつくっていく、そして制度に不備があったらそれをやっぱり改革をしていくという姿勢が大事だと思います。  一つだけ、さっきの中小企業の申し開きをさせていただく...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) まさに御指摘のとおりだというふうに思っております。  一つは、予知能力といいますか、気象庁にも改めて対策をお願いしているんですが、降ってからこれだけ降りましたよといったって、それはもう降ってしまったわけですから使いようがない。その前に、集中的にここには...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) そこを、市町村の事情と、それから一つの対策、政策によってある程度地方自治体のやり方というのを尊重していくという、そういうことも大事だなという反面、住民にとっては、あっちがこうなっているのにこっちはどうだという話があって、いろいろ、そこのところは地方分権な...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 概算要求基準の議論というのはこれから始まってくるわけでありまして、日本再生戦略の中身についてもまだ正式にこういう形でというところまで行っておりません。ただ、私の立場としては、いずれにしても必要なものは必要だという形でしっかりと頑張っていきたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) ありがとうございます。  肝付にお邪魔したときも、やっぱり地域で防災意識が高くて、コミュニティーとして、地域全体が見回りに行って家を空けているそのさなかにあの土砂崩れというのがあって、家屋は崩壊したけれども人は助かったというようなこともお聞きをしました...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) そういうこともありましたので、これはいけるだろうという想定のできるところは、知事や市長さんに対して、激甚だからやってくださいということをもう既にお話をしたということです、これは農業の分野でありますが。正式にこれ手続をもう来週にはやっていけそうなめども付い...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 今の制度は、普通の公共事業に対して、災害復旧ということになるとそれにかさ上げを一旦やって、更に激甚でもう一つかさ上げをするという形で、それぞれの地方自治体の財政能力に応じた形での支援をしていくということになっているわけですね。  もう一方で、実は裏負担...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) あのときにも問題の提起をしていただきましたので、それから今ちょっと議論を重ねております。  それで、同時に、これ互助会、前にも申し上げたように互助会のようなものでして、県の方で半分、それに対してこちらが半分積んで基金化して、それを財政的に、いわゆる甚大...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 担当大臣としては、まさにそういうことであるという思いでこの課題に対して進んでいきたいというふうに思っております。
○国務大臣(中川正春君) 現場にも足を運びまして、それぞれ各省庁の担当者に対して、あるいは閣議の席でも迅速かつ柔軟に対応をしていくこと、その思いは、国がということが先行するんじゃなくて、それぞれ各地方自治体、現場の担当者と寄り添って一緒にやっていくという気持ちで頑張るようにという...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) まず、国として、あるいはそれぞれ地方自治体、地域として、この災害に対して私は一生懸命今取り組んでいるんだろうと思います。皆さんもそうだと思うんですよ。各災害地に視察に行っていただいてその思いを共にしていくということ、そして、特に東日本で今作り上げようとし...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) どのようにというのは、消費税を上げるということに対して皆さんどのように感じている、これは被災者の皆さんはもちろんだと思いますが、国民全体にとってもやはり税を上げていくということは負担にかかわっていくわけですから、決して、何といいますか、素直にいいよという...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) これは、なっていないというふうに認識をしています。
○国務大臣(中川正春君) 末松副大臣をチーフにしまして、それぞれ各省庁担当レベルでこの議論をずっと積み重ねてきて、もう一定の方向性というのを出してくるというふうに思っております。中身も今聞いているんですけれども。  私、ここでいつも言っていますように、どっちかかなと思っているん...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) まさに今私たちが取り組んでいる防災大綱、あるいは基本的な基本法、そして救助法、あるいはまた支援法等々の見直しの作業というのは、先ほど御指摘のあった観点の中で見直しを今まさにやりつつあるというところで、できるものから順番にやっていこうということで、前回も基...全文を見る
07月30日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(中川正春君) ちょうど、配偶者間の暴力については、岡崎議員が大臣に就任されたときにパープル・ラインを進められて、それが今のよりそいホットラインという形で発展をしてきているということだと思います。  御指摘のとおり、この配偶者暴力相談支援センターが着実に増えていくとい...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○中川国務大臣 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国、地方ともに財政状況が極めて厳しい中、今後必要となる社会資本の整備や運営において、民間の資金や創意工夫を最大限活用...全文を見る
08月20日第180回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○国務大臣(中川正春君) 先ほど御指摘のように、南海トラフ巨大地震対策については七月十九日にワーキンググループから報告が取りまとめられております。  その中で、まず一つ目は、災害時要援護者にかかわる医療施設等は、発生頻度は極めて低いものの発生すれば甚大な被害をもたらす最大クラス...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(中川正春君) この自殺対策については、平成二十一年度の補正予算も含めまして、当面の三年間で百億円を交付をしてあります。  自殺者数を見ると、依然三万人を超えている厳しい状況がありまして、平成二十五年度以降の本基金の取扱いについては、平成二十六年度までの各年度の予算編...全文を見る
08月31日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○中川国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案、国家公務員の労働関係に関する法律案、公務員庁設置法案、国家公務員法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、管区国家公務員局及び沖...全文を見る
09月03日第180回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(中川正春君) 今日は非常に重要な点について御指摘をいただくんだろうというふうに思っております。  食育の推進というのは、食をめぐる環境の変化の中で、国民の食に対する考え方を育てて、そして健全な食生活を実現をしていくということでありますが、子供たちはもとより、全ての国...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 第一次の基本計画では、大体九項目、それぞれ目標を作っております、数値目標を。ざっくり見ておりますと、その目標自体への達成というのはなかなか思ったように進んではいませんが、しかし、前よりも改善をした部分というのはそれぞれに見られるということが大枠じゃないか...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) この食育を推進をしていく政府の体制としては、食育推進会議というのを設置をしております。これは内閣総理大臣を会長としまして、内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省等の関係大臣及び有識者ということで構成をされております。この会議においては、食育推進基本計...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) こうしたプロジェクトを推進していくというのは、法律でぱっと縛りながら強制的に枠組みの中へはめていくような事業と違って、本当に身近なところで事業展開をしていって初めて面的に広がっていくということだと思います。  そういう面では、恐らく御指摘をいただいたん...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 御指摘のように、それぞれ記録的なと言われる集中豪雨であるとか、あるいは大雪、あるいはまた竜巻ということで重なってきています。四月から把握しているものでいきますと、人的被害では死者が四十名、それから行方不明者が四名、建物の被害としては合計で二万七千棟を超え...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 横山委員には、それこそ議連だけではなくて、具体的なナッチャンという船も含めて、熱心にこの問題に取り組んでいただいておりまして、感謝を申し上げたいというふうに思います。  現状は、中央防災会議の下に設置がしてあります首都直下地震対策とそれから南海トラフ巨...全文を見る
○国務大臣(中川正春君) 先ほど御指摘のように、どこの省庁が持つかということもあるんですが、同時に、平常時にどういうふうにそれを使っていくか。あるいは、具体的に災害の中で、東日本でもちょっと指摘がされたんですけれども、病院船というよりも船をワンポイントの基地として使って、そこへ一...全文を見る
09月05日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○中川国務大臣 おはようございます。  こうして改革四法案をこの委員会の議論の俎上にのせていただいたこと、改めて感謝を申し上げたいと思います。  重要な法案だけに、この国会の議論を通じて国民の皆さんにもしっかり理解をしていただくということ、これが一番大事なプロセスでありまして...全文を見る
○中川国務大臣 人事院からもさまざまな指摘があったわけでありますが、私たちは、問題点は問題点として把握をして、それを克服する仕組みというのをこの中に入れ込んでいくということであるとか、あるいは、人事院の指摘の中に、少し民間の状況を前提とした中で議論していくには無理がある部分も見受...全文を見る
○中川国務大臣 新制度のもとでも、国家公務員の給与等の主要な勤務条件を引き続き法定化をしていくということ、今でもそういうことでありますが、新制度のもとでも引き続き法定化をしていくということでありますし、国会の民主的統制のもとに置いているということでありますが、権限のある大臣が責任...全文を見る
○中川国務大臣 人材の確保それから育成に使用者が責任を負う体制、これを整備することが今回の改革の目的の一つであります。そういう意味では、公務員庁が採用試験や研修の事務を所掌するということが適切であるというふうに考えます。  これらの実施に当たって、公正の確保を図るということはも...全文を見る
○中川国務大臣 今回の法案では、適格性審査に合格をして幹部候補者名簿に記載されている者の中から、内閣総理大臣及び内閣官房長官と任命権者が協議をして幹部人事を行う仕組みとしております。  この人事がもちろん公正に行われるということが極めて重要であるということでありまして、このため...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、そこが非常に重要なポイントになっていくというふうに思います。  今回の法案においては、新制度への円滑な移行に向けた準備期間というのを確保しておりまして、中央交渉を行う公務員庁は公布の日から一年六カ月以内の政令で定める日に設置をしていく、それから、...全文を見る
○中川国務大臣 それぞれ御指摘がありましたように、この法案を早期に成立させて、新制度のもとで労使交渉を通じて人事給与制度の改革を進めていくということ、これが、政治的にも、そして制度的にも、また、この国の将来を考えていく上でも本当に重要なことだというふうに思っております。  二十...全文を見る
○中川国務大臣 御指摘のとおり、現行制度においては労働基本権が制約をされておって、勤務条件の決定を第三者機関である人事院の勧告制度に依存しておるということです。このために、内閣が行政運営に責任を負っている一方で、使用者としての責任が明確ではなくて、また職員の側も、みずからの勤務条...全文を見る
○中川国務大臣 公務員庁は、今回は、給与制度、それから機構・定員の管理、級別定数の設定等、これを総合的に所管して、総人件費管理機能も一元的に担うということにしております。  財務省は、公務員庁が定めた総人件費の基本方針に基づいて、予算編成の一環として各府省の人件費をチェックして...全文を見る