中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月10日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○中川(正)委員 おはようございます。古屋大臣、頑張っていただきたいというふうに思います。  東日本の大震災を受けて、基本的に新しい国の形をつくっていくということ、これがそれぞれ皆さんに課せられた大きな使命だと思いますし、そこによって、また日本の国が新しいフェーズに上っていくん...全文を見る
○中川(正)委員 これはいつも我々の課題になるんですけれども、専門家が責任を持ってまず判断をするということがあって、それを受けて政治があとの体制をつくるということ、これが危機対応の、いわゆる初動といいますか、一番最初のことだと思うんですね。そのときに、今のような説明では、どこまで...全文を見る
○中川(正)委員 私も、南海トラフであるとかあるいは首都直下のシミュレーションがなされて、それの発表をするときに、非常に困ったんです。いや、千年に一回、万年に一回起こるかもしれない、そういうレベルの話ですよと片方はやって、もう片方は、しかし、それでもあす起こるかもしれないんだとい...全文を見る
○中川(正)委員 法律では国がやりますよということになっているけれども、実際、これを運用するときには、アドホックでつくられた緊対本部とかあるいは災害対策本部というのは、これはアドホックですから、また混乱するというのは目に見えているというふうに思うんです。だから、これはやはり、ふだ...全文を見る
○中川(正)委員 これは東日本のときも、ここの部分が大議論になったということですね。  大きく言えば、政治の分野からいえば、企画立案する部分は対策本部がやって、実際にそれを実行していく、あるいは予算という形でまとめていくのが復興庁ということで役割分担があるんだろうけれども、復興...全文を見る
○中川(正)委員 気づいていられるんだろうと思うんですけれども、東日本のときに速やかでなかったので、我々も速やかにやろうと思ったんだけれども、やはり抵抗があって速やかにいかなかっただけに、ふだんからこういう法律の枠組みをつくって、そんなところで時間を費やさないようにシステムづくり...全文を見る
○中川(正)委員 事務方に答弁を書かすとそうなるんですよ。  私の思いは消防庁を、本当にさっき御指摘のようにこれはすばらしい組織なので、防災庁、だからその職務をもっと大きなもの、広域的なもの、それからもう一つはさっき言ったようなトリアージができるような、基軸になっていくもの、そ...全文を見る
○中川(正)委員 時間が超過してしまいましたけれども、これは政府で取り組むべきですよということを御指摘させていただいて、終わります。  ありがとうございました。
10月15日第185回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第1号
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○中川(正)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、森英介君を委員長に推薦いたします。
○中川(正)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
10月29日第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○中川(正)委員 おはようございます。民主党の中川正春です。  久しぶりに安保に戻ってきまして、頑張っていきたいと思うんですが、両大臣初め政務につかれた皆さん方には改めて御健闘を祈りたいというふうに思いますし、先ほど御挨拶の中でもありましたように国際情勢は非常に流動的になってき...全文を見る
○中川(正)委員 破棄しないようということは積極的にアーカイブ化していくということだと思うんですが、例えば、今は小野寺大臣であるから、そうした感覚で破棄しないよう指示をした、こういうことになるんですけれども、大臣がかわって、その辺に問題意識のない人が入った場合には、また同じような...全文を見る
○中川(正)委員 過去に全くアーカイブ化されていないというふうなことも今はっきりしてきています。これは防衛省の体質だと思うんですよ。そこのところを改めて検証して、そしてルール化するということを強く求めていきたいというふうに思います。  最後に、もう一言。
○中川(正)委員 次に、防衛大綱の問題に移っていきたいというふうに思います。  私たちの政権のときに二二大綱で見直しをいたしました。  防衛あるいは外交というのは、政権がかわっていっても、一つの流れというものを大事にしながら、いわゆる継続性ということ、それから、外から見てその...全文を見る
○中川(正)委員 そこは公式な見解というか、役人が書いた答弁だというふうに思うんですけれども、大臣、どうなんですか。我々が見直したときは、基盤的な防衛力、いわゆる静の防衛力から、動的な防衛力を重視していこう、機動力のあるものに変えていこう、この辺が基本だったというふうに思うんです...全文を見る
○中川(正)委員 現在起こってきている周辺諸国との緊張関係の捉え方なんですが、例えば尖閣でアクシデントが起こるということに対しては、警察権の活用によってその時点で抑え込んで、それが軍事的な行動へ発散していくことを抑えていくというのは、これはもう基本だというふうに思うんです。  ...全文を見る
○中川(正)委員 統合運用については、私たちもそれはやらなきゃいけないということで指摘をしてきて、さっきのお話のようにそういう形で動いてきているということ、これも方向は同じですし、あえて表現を違えて、いや、政権がかわったんだからこれも変えなきゃいけないというふうな話に持っていかな...全文を見る
○中川(正)委員 アメリカが、撤退というよりも前線をどんどん自分の国の近くへ引き上げていく、そのことによって軍事費の削減に応じた体系をとろうとしている。日本と同じ動的な防衛力整備といいますか、その戦略を前に出して運用しようとしているということは読み取れるんですが、では日本としてそ...全文を見る
○中川(正)委員 私は、そういうところを頑張っていただきたいと思うんですが、ちょっとそっちの方から、気持ちをしっかり出してください。
○中川(正)委員 ありがとうございました。
11月07日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○中川(正)委員 おはようございます。民主党の中川正春です。  これは事前に通告していなかったので恐縮なんですけれども、大島のことについてちょっと触れておきたいというふうに思うんです。  大臣も、視察といいますか、救援体制ということで中に入られたというふうに聞いているんですけ...全文を見る
○中川(正)委員 私も、党の代表として現地に入りました。  先ほどお話があったように、町長さんも、あの前日の六時段階で避難勧告、避難命令の判断をするべきだった、痛恨のきわみだということを言われておりました。そういう意味で、ガイドラインをこれからつくるという体制、評価をしたいと思...全文を見る
○中川(正)委員 今回は、南海トラフあるいは首都直下、この二つの法案を中心に議論ということでありますが、まず冒頭、お聞きをしたいと思うんです。  南海トラフそれから首都直下というのは、それなりの大規模災害を前提にして、国自体が危機に瀕するといいますか、そうしたレベルの災害として...全文を見る
○中川(正)委員 私がなぜこの問題を出したかというと、これから与党の方が出されようとしている強靱化の話に関連があるんですよ。あれの前提というのは、それぞれの脆弱性というのを評価していこうということで、その評価に基づいてとりあえず予算配分の基準として使っていこう、そういう前提だと思...全文を見る
○中川(正)委員 まだちょっとこれは続けたいんだけれども、加藤さん、帰られるようなので、ちょっと一つだけ、しっかり確認をしておきたいんです。  FEMAなんですけれども、私は防災についても、中央で情報がしっかり制御できて、大臣をしておられて、歯がゆい思いをしておられるんだと思う...全文を見る
○中川(正)委員 NSCと安危を一緒にしていったらどうだというのは、これはうちの党の主張でもあって、私はそうあるべきだと思うんですが、今言っているのは、そこを一緒にするということだけじゃなくて、防災大臣も中へ入れ込んだらどうだ、そこでしっかりとしたFEMA体制をつくっていくという...全文を見る
○中川(正)委員 これは全て今の時点で一つの組織にということでなくとも、少なくとももっと連携があってしかるべきだというふうに思いますし、安危の持っている情報のキャパシティーというものも、こっちの方でも生かせるし、あるいは逆の場合もあるんですよ。だから、そこの連携軸というのをこちら...全文を見る
○中川(正)委員 御指摘のように、防災の基本というのは、災害が起こったときに、国の役割としては、どこにどういうニーズがあるのか、いわゆる支援ニーズというのがどこにあるのかという情報をいち早く一つつかむということと、それと同時に、ではそれを支援するための材料というか資材というか、そ...全文を見る
○中川(正)委員 そんなに謙虚な物の言い方をせずに、前へ向いて進んでください。恐らく、仕事をしていく中で、歯がゆさというのは本当に出てくると思いますよ。だから、そのことを踏まえて頑張っていただきたいというふうに思います。  それから、情報については、もう一つ、DIS、地震防災情...全文を見る
11月14日第185回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○中川(正)委員 民主党の中川正春です。  よろしくお願いします。  田中委員長、ちょっと事前の通告はしていなくて恐縮なんですけれども、一番気になるところがありますのでお聞きをしたいと思うんです。率直に今の様子を話していただければありがたいんですけれども。  しっかり国会に...全文を見る
○中川(正)委員 大分遠慮をしていただいているなという思いです。また後ほど、オープンじゃなくて、しっかり情勢も聞かせていただければありがたいというふうに思います。  私たちも真剣にそこはちょっと考えていかなきゃいけないのかなというふうにも思っていますので、そのことだけお伝えをし...全文を見る
○中川(正)委員 これまでも、個人線量というのは、それなりの対応をして、地方自治体も、とにかくカウンターを身につけて、それぞれ、そこに居住している皆さんの被曝線量というのをはかっていこうという体制はつくっていると思うんですが、それをどう管理していくか、あるいは、それをどう生かして...全文を見る
○中川(正)委員 わかりました。ぜひ、そういう観点で議論を進めていただきたいと思います。  さっきの話で、二十ミリシーベルトで基準を決めたよ、しかし、実測値はそれぞれ個々に直すとこういうことになっているんだということを表に出すだけでも、また違った効果といいますか意味合いが出てく...全文を見る
○中川(正)委員 さっきの答弁は、それは技術的に既に確立されて可能になっている、そこをあわせて入れていきたいということでいいんですね。それと同時に、その水位というのはわかるんですか、中の水位というのは。わかるところまで、今、いわゆるロボットなりカメラなり入れて、あるいは何らかの形...全文を見る
○中川(正)委員 次に、これもきのうの報道なんですが、格納容器の破損箇所が二カ所確認されたということでありました。私も、新聞紙上で解説された中身しか見ていないんですけれども。  結局、原子炉というのは、地震には耐えた、津波にやられたんだというのが定説であったんですが、この結果を...全文を見る
○中川(正)委員 これは新聞紙上の話なんですけれども、ベント管が一カ所壊れた、そこから漏れているという報道と、それからもう一カ所はドレーン管で、これは容器の周辺から出てきている水を集めて外に出していくというドレーン管なんですが、ドレーン管そのものが壊れているというよりも、ドレーン...全文を見る
○中川(正)委員 いずれにしても、余り納得のできない、いわゆる図式からいって、格納容器の下部が溶けて、その下へ行って、この話と、今、損傷が見つかったところの距離感と、それから図面の中での指し示しを見ていると、どうも何か無理やり熱に持っていこうとしているんじゃないか、そういう感じが...全文を見る
○中川(正)委員 こういうところも含めて、トータルで今四百トンの水が漏れているということだと思うんですけれども、最終的には、これをくみ上げて、タンクへ入れて、ろ過して、きれいにして、何とかしなきゃいけないというプロセスなんですが、これは最終的な解決にはならない、なっていないわけで...全文を見る
○中川(正)委員 なかなか大変な取り組みになっていくんだろうと思うんですが、一つの目標といいますか、大体、これぐらいの期間までにはここまでのことはしなきゃいけないんだと、ある意味で、タンクが飽和状態になってきて、もうこれ以上タンクでというようなことが時間的に迫られているとすれば、...全文を見る
○中川(正)委員 三年間という一つの目安を今持っておられるということでありますが、これに対して、人とそれから資金というのを投入しながら対応していくんだというふうに思うんですけれども、今のスキームで三年間でそれをやろうとする場合に、東電の力、東電の持っている潜在力の中で、投資という...全文を見る
○中川(正)委員 次に、いわゆる四百トンですが、八十万トンを海へ向いて流していくか、あるいは蒸発させていくのか、いろいろな手法はあるんだと思うんですが、最終的にこれは処分しなきゃいけないんだろうと思うんですね。  東電としては、ALPSを使って、仮に、トリチウムを含めていろいろ...全文を見る
○中川(正)委員 政府としては、ここについてはどういう方向で今進もうとしているんですか。
○中川(正)委員 もう少し時間をかけて整理をしたい、そういう意味ですね。  この点については、規制委員会は議論の対象にしていただいているんですか、どうなんですか。
○中川(正)委員 そうしたあらゆる知見を結集しながら、これから対応を進めなきゃいけないだろうというふうに思うんですが、その中で二つポイントがあると思うんです。  一つは、これからの廃炉に向けて、あるいはこの汚染水の対策も含めてかもしれませんが、そういうものに対して、いわゆる新機...全文を見る
○中川(正)委員 現場があるだけに、早くはっきりさせないといけないということだと思うんですが、逆だと思うんです。逆だと思う。なし崩し的にというのは一番悪いやり方だというふうに思うんです。  そういう意味から、私は、東電の方も、一言言えば、それは反対もある、いろいろな考え方もある...全文を見る
○中川(正)委員 もう一つの点というのは、国際社会。その地域の皆さんに理解を得ていく、さっきの、リスクコミュニケーションをとっていくということ、これはもう何よりも大事だというお話でした。そのとおりだというふうに思うんですが、もう一つは、国際社会があると思うんですね。  私も、先...全文を見る
○中川(正)委員 委員長、改めて申し上げますけれども、中に入って知見を出してもらうということ、これは一つの方法でもあるんですが、私が言っているのは、私たちの判断というのは、自分たちだけでやっているんじゃないよ、国際社会のそれなりの知見を持った人たちが一緒に加わって判断している、い...全文を見る
○中川(正)委員 はい。  ちょっと時間が余っているんですけれども、済みません、私の勝手で、もう一つ委員会を控えていまして、今、両方兼ねて走っているものですから、ここで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月14日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○中川(正)議員 ただいま議題となりました国民生活強靱化のための防災・減災対策基本法案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  我が国は、これまで数多くの災害に見舞われてきました。今後も大規模な地震等が発生するおそれが指摘される中、大規模自然災害...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○中川(正)議員 このような形で、それこそ党派を超えて、防災というものに対してそれぞれが知恵を出し合って対策をつくっていくということ、特に防災についてはそのことが基本だというふうに思っていまして、どうぞよろしくお願いを申し上げたいというふうに思うんです。  その上で、先ほどのお...全文を見る
○中川(正)議員 二つの内容を含んでいるというふうに思います。  一つは、よく言われるBCPでありまして、これは、国家や行政機能だけということではなくて、それこそ民間の会社であるとか、あるいは民間組織自体が、事が起こったときに、その機能が維持できるような体制をふだんからつくって...全文を見る
○中川(正)議員 まず、この法案の名称なんですけれども、午前中の大島委員の質疑にもありましたように、基本的には、国土を含んだ国民生活、これをいかに安心感と安定した形でつくり上げていくかということ、これが防災の主眼でなければならないということがございまして、あえて、与党から出てきた...全文を見る
○中川(正)議員 まず、民主党案では、先ほど御指摘のありましたように、基本方針として、第七条に以下の五点を規定しております。  一つは、大規模自然災害に際して、人命の保護が最大限に図られるということ。それから二番目は、予測できない大規模自然災害が発生し得ることを踏まえて、国民生...全文を見る
○中川(正)議員 委員御指摘のとおり、まず、人命を救助、これが七十二時間以内に課せられた最大の対策だと思っております。  八条に定める対策の策定及び実施の方針として十八の項目を挙げておりますけれども、その第一号として、御指摘のとおり、発災から七十二時間以内の迅速、適切な救助活動...全文を見る
○中川(正)議員 私も担当していましたときに、阿蘇の外輪山の周辺でゲリラ豪雨があって、土砂災害で多くの人命が失われたことがございました。そのときに現場に入ったときに、当時の町長さんが、真夜中のことであるし、同報無線やなんかで、ああいう機器を通じて避難命令が出てきてもなかなかみんな...全文を見る
○中川(正)議員 一番最初に御指摘があったように、国民生活ということを基本にしているということは、国土の強靱化ということではなくて、人間の生活の安全性そして安定性といいますか、そういうもののリスクに対してトータルで私たちは評価をしていかなければならない。  そういう意味では、御...全文を見る
11月21日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○中川(正)議員 御指摘のように、公共施設の老朽化に伴い発生する事故の対策というのはそれなりに大切な対策であるということ、これはもう当然のことだと思います。  ただ、今我々が提出している法律の基本的な対象というのは、大規模な自然災害に対して体系的に特出しをして法律化しよう、いわ...全文を見る
○中川(正)議員 寺島委員御指摘のように、強靱化という言葉の受けとめ方というのが、国土が頭につくと余りにも強烈になって、ハード、とにかく公共事業のばらまきの再現ではないかというふうな受けとめ方をされることがあるんだと思うんですね。  そういう意味では、このレジリエンスというのは...全文を見る
○中川(正)議員 国として直接重点的に取り組むべき施策というものと、それから、地方が状況に応じてきめ細かくつくり上げていく計画、これは、両方相まって体系的につくられていくことが大事だということだと思うんです。  そういう意味で、第十三条に基本計画と地域計画の調和を規定しておりま...全文を見る
○中川(正)議員 この推進室が本物になっていくようにという意味からも、法定化していくということはそれなりの効果があるということが一つ。  それからもう一つ、我々の法案では、外部も入れようと。官僚だけで、あるいは政治家だけでやっているんじゃなくて、企画立案ですから外部も入れようと...全文を見る
○中川(正)議員 東日本の大災害のときの教訓というのは、もう地方自治体自体がやられてしまって、そこで、まず救命活動というのは、消防あるいは自衛隊が広域的にそこに入って救命活動をするというところから始まりました。しかし、そのときに非常に大きな混乱があったということ。かつ、七十二時間...全文を見る