中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○中川分科員 質問の機会を与えていただきまして、まず感謝を申し上げたいというふうに思います。  無所属、民進党の中川正春です。よろしくお願いします。  きょうは、租税特別措置法、租特について議論をしていきたいというふうに思います。  法人税でも最近課税ベースがいろいろな形で...全文を見る
○中川分科員 今、これはふえてきているんですけれども、それについてはどう考えますか。
○中川分科員 いろいろな切り口で、分析まではいかないんだけれども統計は出ているんです。その中で、特に所得、いわゆる法人の所得からいくと、百億以上の大企業と、それからその中間にある十億から大体百億ぐらいまでの中堅企業、あるいはそれ以下の企業という形で分けて、それの適用の中身というの...全文を見る
○中川分科員 では、ちょっと焦点を絞って話をしていきたいと思うんです。  償却だとかあるいは準備金だとかという形で、トータルで対象になる金額がここに上がっているものと、そうではなくて、控除された税額そのものがあらわされている、いわゆる税額控除と言われるものがありますよね。その中...全文を見る
○中川分科員 何のためにこの制度を使うかといったら、研究開発へ向けて企業のインセンティブをつくり上げていくというか、それが即利益を生まないものであるとすれば、それに対する時間軸というのをこうした形で資金を供給することによってつくっていくとか、そういうことだと思うんですね。  こ...全文を見る
○中川分科員 検討してきてこういう結果だと言われるんですが、検討しないから、する力がなくなっているんですよ、財務省は今。それは、日銀に対してもそうですし、あるいは官邸に対してもそうなんだろうけれども、財政規律にしても、あるいはこうした問題にしても、本来財務省が持っていたバランス感...全文を見る
○中川分科員 政策領域によって違うんです、確かに。違うんだけれども、この研究開発ということについて、この制度でいけば結果的にどうなるかといったら、強い企業が、もうかる企業はよりもうかって、より強くなるという構造でしかない。  この租特が、これから頑張っていこう、利益は出ていない...全文を見る
○中川分科員 変わっていないということなんだけれども、それでは納税者が納得しないんじゃないかな。  もう一回同じことを言いますけれども、補助金であればどこに幾ら出ているかというのはわかるんですよ、これ。だけれども、何でこれだけわからないんだ。しかも、ずっと一覧表を見ていると、例...全文を見る
○中川分科員 そんな理屈は理解できません。  納税者の立場からいっても理解できないんだけれども、もう一方、企業の方からいっても、これだけ税金がまけてもらえるような、国が奨励するような研究開発に頑張っているんだという意味では、それはそれで評価もできる見方もあるんですよ。  ただ...全文を見る
○中川分科員 はい。  そう言ってしまえば、日本は余りにも戦略性がなさ過ぎるんですよ。アメリカの場合は、軍事費の中に科学技術の開発費というのを相当組み込んでいて、それを使いながら戦略的にあれだけのものを進めている。その中から生まれてきたものって、それこそ世間でいっぱい指摘してい...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○中川分科員 時間をとっていただいてありがとうございます。民進党・無所属会派の中川正春です。  今、オリンピック、それこそテレビを占領していますけれども。私も開会式に参加をしてきました、日韓議連の仲間と一緒に。  政治を超えてというか、対立を超えて、国民の一人一人の、あの半島...全文を見る
○中川分科員 その抽象的な話でとどまるんじゃなくて、具体的なシステム設計なんですけれども、これは大きく分けて、授業料を減免していく、あるいは、ちょうど義務教育でそれが実現されているように、幼児教育から大学まで授業料を無償化をしていく、この設計が一つあると思うんですね。  それか...全文を見る
○中川分科員 ちょっと整理をしたいと思うんですが、新しい経済政策パッケージの方でうたっているのは、特に高等教育については、所得が低い家庭の子供たちに限って無償化を実現するという形で入っているんですよね。さっき言われた幼児教育については無償化をしていくということ、これは片方あるんで...全文を見る
○中川分科員 ぜひ進めていただきたいんですが、そのときに、もう一回確認をするんですけれども、理念なんですよね。金がないから授業料の無償化についても所得制限を入れたいという気持ちはわかるんだけれども、本来、これはやはり文科省としての理念で突き進んでいくとすれば、所得制限なしで大学ま...全文を見る
○中川分科員 もう一つ、ちょっと時間がありますので取り上げていきたいと思うんですが、デジタル教科書なんです。  今度、法改正の中で、デジタルの教科書も使えるようにしていこうということ、これも歩み出すということだと思うんですが、歩み出す限りは、最終的な、これも落ちつきどころという...全文を見る
○中川分科員 決定的に日本がおくれているんですね。年間、それこそどれぐらいの件数でモデル事業をやっているのか、最近のことはちょっとわからないんだけれども、モデル事業をやって取り上げて、そこで熱心な先生がいてそれなりに立ち上げてきて、その先生がいなくなっちゃったらそこでもとに戻ると...全文を見る
○中川分科員 やはり、大学なんだと思うんですね。私、一番気になっているのは、大学の教育学部というのは各県に大体あって、そういう先生をつくっているわけですよ、ここが時代についていっていないというか。あるいは、現場の中で起こっていることと教育カリキュラムのニーズというのがどこまでそれ...全文を見る
○中川分科員 ありがとうございました。
03月30日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○中川委員 質問の時間をいただいて、感謝を申し上げたいというふうに思います。  ちょっときょうはゆとりがあるので、じっくりとやらせていただきたいというふうに思います。  まず、野田大臣、男女共同参画、これをやりましょう。  それで、いろいろ客観的に見せていただいていると、孤...全文を見る
○中川委員 ダイバーシティーという言葉がよく言われて、それの最たるところで、やはり女性が活躍しないと、多様化した社会というのをつくっていくことはできない。また、日本の社会そのものが成熟化して、もう一つステップアップした社会構造にしていくということのためには、多様化ということ、これ...全文を見る
○中川委員 実は、さっき申し上げたように、議員立法として女性の政治参画を推進する法案というのを準備して、そして各党合意を得た上で、実は過去に二回ほどチャレンジをしているんですが、この委員会なんですね。ところが、いつも一番最後になるものですから、政治の混乱でごちゃごちゃにされてしま...全文を見る
○中川委員 ということでございまして、委員長提案で段取りをぜひしていただきたいということを改めて皆さんにもお願いを申し上げたいというふうに思います。  中身は基本的には理念法であるんですが、男女均等に、フィフティー・フィフティーで、目標をつくってそれに近づけていこうということ。...全文を見る
○中川委員 都合の悪いところではコメントを控えさせていただきたいというふうに聞こえるんですよね。  基本的に、公文書の改ざんが、財務省の理財局の範疇の中でのみ行われたのか、あるいは、総理や財務大臣、また政治家、あるいは昭恵夫人ということになるのかもしれないけれども、その辺の関与...全文を見る
○中川委員 だから、そこに問題があるというんですよ。  政府でもって調査をしますからということであるとすれば、証言一つとっても、それはやはりちゃんと説明すべきでしょうという話が出てこないと、そんな、証言しないということを擁護するような形でコメントしませんというようなことでは、私...全文を見る
○中川委員 調査会のことについては、これは我々国会マターなんですけれども、私たち委員会は直接この公文書を担当する、そういう委員会でもあるし、その分野でこれからも議論を進めなきゃいけないということでもありますので、委員長、改めて提案をしたいんですが、国会のもとにぶら下げる調査会、こ...全文を見る
○中川委員 次に、もう一つは昭恵夫人のことなんです。  これまで、昭恵夫人の職務、あるいはそこについていた公職の職員の関係については、これまでのずっと長い議論の中でたびたび取り上げられて、私もそれを一度ずっと読んでみました。  読めば読むほど、私、一つわからないんですが、総理...全文を見る
○中川委員 これは、内閣官房で一つのルールというか、こうしたことに対する基準みたいなものをつくっているんだと思うんですが、人によって違うんですか。
○中川委員 大臣付の秘書にはどういうふうになっているんですか。
○中川委員 では、同じ基準ということだと思うんですね。だから、私のときについてきた人たちというのは、私の公務を支える、そういう基準の中でついてきた。私が私的にやるときにはついてこなかった。  だけれども、昭恵夫人にこうしてついてきているということは、その解釈からいくと公務なんで...全文を見る
○中川委員 そうした意味で、ぜひ昭恵夫人にも証人喚問に出てくるように、官房長官からもしっかり伝えていただきたいというふうに思います。  次に、北朝鮮の問題に入っていきたいというふうに思います。  今般の金正恩委員長の訪中について、今、それぞれマスコミを通じて、いろいろな解説が...全文を見る
○中川委員 事前にはなかったということですね。
○中川委員 お答えは控えたい、まあ、答えると都合が悪いということなんだろうと思うんだけれども、いや、韓国や米国は、いつ、こういう形で連絡が来たかということについてはちゃんと言っていますよ。全然支障はないんだよね。支障があるということは、連絡が来なかったから、そのことを言うのが支障...全文を見る
○中川委員 私たちの取組が、私たちというのは、六カ国を含めて、特に日本、アメリカ、韓国、中国、その辺の取組が一つ功を奏してきたということ、これはそう言えるんだと私も思います。同時に、中国が、特に石油だとかエネルギー関連で、経済制裁の対象に本格的に乗り出してきたということも、もう一...全文を見る
○中川委員 過去に、六カ国協議のステージの中で、本来は、これはそれぞれ各国が連携をして人権問題として捉えて、拉致問題も一緒に解決していこうという枠組みがつくられるべきだったんだと思うんだけれども、結果的には、それは日本と北朝鮮の二国間の問題でしょうといって切り離されて、拉致問題は...全文を見る
○中川委員 それからもう一つ、これは仮定の話でなかなか進めるのは難しいんですが、今回、米朝の交渉がうまくいって、ステップ・バイ・ステップというプロセスを踏んでいくんでしょうが、話合いの過程に入っていけばいいんですけれども、そうではなくて決裂をするという、トランプ大統領ですから何が...全文を見る
○中川委員 核心的なところが答えてもらえなかったんだけれども。これはしかし、どこかの時点で、私たちに対しても、国会に対しても、日本のとるべきオプションというか、いわゆる外交的なさまざまなツールも含めて総合的に説明をしてもらう必要があるんだろうというふうに思います。  そのことを...全文を見る
○中川委員 それはどういうことなんですか。自治体によっては、企業型を入れるということはやらないということを前提にしていくんですか。それとも、それはどういう基準で話合いさせるんですか。
○中川委員 いや、意味合いが違うんですよ。  計画の中に入れるということはわかるんだけれども、ほとんどの田舎というか地方の市町村は、今、保育園をどうしようか、どういうふうに統合していこうか、どういうふうにそれを維持していこうかということで頭を悩ませているんですよ。その中に企業型...全文を見る
○中川委員 それはわかりますよ。そうした中で多様性を持っていくというのはいいことです。だけれども、私の質問の趣旨と全然合っていない。  これは大臣、そこの部分についても需給バランスというのはやはり必要だというふうに思われるのか、それとも、それは関係なしに、内閣府から直接持ってい...全文を見る
○中川委員 もう一回指摘しますけれども、今のスキームでは、さっき説明があったように、情報の提供を一方的に内閣府の方から市町村にするだけであって、市町村の方から、これは困るとか、もっと調整しろとかという話に対しては何もないんです。何もないんですよ。だから指摘をしているので、その認識...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○中川委員 続いて質疑をしていきたいというふうに思います。  大臣、先ほどのお話では四人子供さんがおられるということで、私も四人なんですけれども、いろいろな議論を通じてつくづく思うんですが、子ども・子育て、これは、一つ一つ、分野分野で取り上げるということに非常に限界が来ていると...全文を見る
○中川委員 遠慮せずに、省庁まで持っていこうということで、ぜひチームを組んで、党の中でも頑張っていただきたいというふうに思います。期待をしていますので、よろしくお願いをしたいと思います。  ちょっと法案が先に通ってしまったんですが、私たちの仲間では、委員長、これはやり過ぎじゃな...全文を見る
○中川委員 済みません、ちょっと、さっきの説明がわからなかったんですが。  大臣折衝では、事業主の拠出金の引上げでは対応しないということだったわけでしょう。今回、拠出金の引上げをやっているんですよね。そこのところの整合性をどう説明しておられるのか、ちょっと私、理解できなかったん...全文を見る
○中川委員 私がちょっと気になるのは、この事業主の拠出金制度というのは、これをつくられたのが昭和四十六年度、児童手当法が施行されたときで、これは〇・〇五%だったんですよね。  それから、さまざまな手当がずっとふえていきまして、どんどん割合が上がっていって、平成二十九年度で〇・二...全文を見る
○中川委員 それであれば、何でも使えるということじゃない、税金と同じように何でも使えますよということでしかないので、これはやはり目的をはっきりさせて、税金じゃないんだから、負担金として徴収するわけですから、目的をはっきりとさせて、その枠組みの中で納得をしてそれぞれが拠出をするとい...全文を見る
○中川委員 もうこれ以上理屈を言う思いはないんですけれども、〇・四五%の範囲の中でと言っちゃうと、これからもう上げませんよという話になるんですよ。そうじゃないでしょう。恐らく、いろいろなこれからの流れの中で、これをやはり使わなきゃいけないんだと思うし、これは私は否定しているわけじ...全文を見る
○中川委員 ちょっと事前に、こんなことで、こんな切り口で聞きたいんだけれどもということを通告をしていたんですけれども、何か消化不良のような形の答弁になってしまいました。  ぜひ、そうした、財源をトータルでどうしていくかということ、企業が負担してもらうということについては、これは...全文を見る
○中川委員 内閣府からの一元化といいますけれども、保育園、それからこども園、そして幼稚園、子供にとってはそれぞれの選択肢があって、前々からのこれは課題ですけれども、それぞれ省庁が、厚生労働省と内閣府と別々に運営していく、また基準も違う、認可基準も違ったものになっていく、それから、...全文を見る
○中川委員 ずっとそうやって答えてきて、なかなか、国民、それを受けとめる方に理解してもらっていないということが現状なんだと思うので、素直に、もっと、連携という形ではなくて統一したものに持っていきたいということを、現場の皆さんも、やはりしっかりこういう答弁の中でも答えていくべきだと...全文を見る
○中川委員 四月からそうするようになったというのはそれでいいと思うんですが、具体的に、市町村の方が、それをやってもらうと例えば既存の保育園に子供がもういなくなってしまうとか、存立ができなくなるとかというふうなケースが出てきたときに、市町村の方から、だから、そういう意味では、ちょっ...全文を見る
○中川委員 だから、私の言わんとするところは、そこはもう自治体に任せてくれ、国が直接おろす、国の基準だけで許認可をおろすということはやめてくれ、そういう自治体の考え方に対して、やはり国もそうした仕組みに改正をしていくべきだというのが私の主張なんです。  さっきのあなたの話だと、...全文を見る
○中川委員 法律の枠組みを変えないと本物にならないというふうに思うんです。だから、そういう意味で、自治体の計画の主体性の中に国が入っていく、自治体に横やりを入れるんじゃなくて、地方の計画の中に国が入っていく、そういう仕組みにぜひ見直していただきたいということを申し上げておきたいと...全文を見る
○中川委員 恐らくこの三十二万人という目標自体が、毎年見直していくぐらいのスピードでしっかりこの対応をしていかなきゃいけないんだろうというふうに思います。政府だけじゃなくて、私たちもしっかり頑張って、現実を見ていかなきゃいけないということなんだと思うんです。  次に、企業主導型...全文を見る
○中川委員 事業主の拠出金を充てるということもあって、私が想定していたのは、例えば、一つの工場がある、そこに働きに来ている人たちの子供たちが、保育所が近接しておれば一番便利なんだから、まず従業員を中心に子供たちを預かろう、そこで余裕があれば周辺地域に対してもそれを広げて、それで保...全文を見る
○中川委員 設置者なんですが、その場合の設置者というのは、それぞれの対象の企業が設置者ということ、これが想定されると思うんですが、それだけではないとすれば、あと、どういうことを考えていますか。
○中川委員 その結果、何が起きているかということを、この実態の中でずっと設置者を見てみたんですが、株式会社立の保育園あるいは子供の施設を経営しているところが設置者としては圧倒的に多いということと、それからもう一つは、全国のネットワークで保育事業をやっている株式会社が、この事業を利...全文を見る
○中川委員 私の質問を読み返しておいてください。意味が違うんだと思うんです。違う答弁書を読んじゃった。どうぞ。
○中川委員 恐らく、このままずっと広げていったら各地域で問題提起がされる一つの課題だと思うので、事前に一応通告をさせていただいて。地域がこれまで積み重ねてきた歴史の上にこれを、ある意味で横やりを入れて、新しいシステムをこうやってつくりますよという話ですから、ここはやはりバランスを...全文を見る
○中川委員 日系四世で、例えばブラジルやペルーから日本に働きに来たいという人たちの実態というか中身というのは、どういう人たちだということを前提にしていますか。
○中川委員 ブラジルに行ってこれをモニタリングして、どういう人たちが日本に来たいかということを調べた、そうしたデータがありました。  見ていると、実は子供のころに一旦親について一緒に日本にやってきて、それで日本の学校なりあるいは日本の社会の中で生きてきた。だけれども、親が帰らな...全文を見る
○中川委員 あのね、これ、法務省だけでやっているからだめなんです。法務省は管理する方なんですよ。もう一つの視点としては、こうした日本に来る外国人をどう社会で生かすか、彼らが持っている可能性というのをどのように引き出していくかという社会の構造をつくって、その上でどういう形で受け入れ...全文を見る
○中川委員 それから、まだちょっと時間がありますね。参考のために聞きたいんですが、在留の外国人のデータというのはいつも出てくるんですけれども、もう二百万人超えてきたよというような話がね。帰化をして、外国人だったけれども日本人として今を生きているんだという人の統計って余り表に出てこ...全文を見る
○中川委員 私も統計をいただきました。  昭和二十七年から、まあこのころは少ない、四千人とか五千人なんですが、今は一万七千、一万六千、まあ一万前後というところで、合計でいくと五十五万人を超えています。  世界の定義では、一年以上日本に滞在する人については移民という定義をされる...全文を見る
04月06日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○中川委員 先ほど大臣から何となく危ない発言が出たようでございますが、それ以上は、また走り過ぎないように気をつけていただきたいというふうに思います。  限られた時間なので質問をしていきたいと思うんですが、もともとREVICというのが、戦略的な企業あるいは個別の企業の救済また再編...全文を見る
○中川委員 同じような機能を地方で求めてつくられた組織に中小企業再生支援協議会というのがあります。これはよく比較されるんですよね。私、今、一覧表といいますか、その比較表を持っているんですが、例えば相談件数からいくと、いわゆるREVICの方は、二十四年四月から二十九年九月までですが...全文を見る
○中川委員 こういうのも連携ができていたらいいんですが。  基本的に、中小企業再生支援協議会というのは地域に根差しているんだと思うんですよね。それぞれ個別の企業が、その地域のいわゆる経済界あるいはそれぞれのエキスパート、法的にどう処理していくかということも含めたエキスパートの協...全文を見る
○中川委員 あとわずかな時間ですけれども、もう一つ、個人保証とそれから担保の話をしておきたいと思うんです。  私は、これは自分自身の思いでもあるんですけれども、こうして個人保証と担保を両方とっている国というのは日本ぐらいなんですね。これを何とか整理していきたいということで、この...全文を見る
○中川委員 以上、終わります。
04月11日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○中川委員 委員長、ありがとうございます。質問に入る前に一言お礼を申し上げたいというふうに思います。  きょう、この一般質疑が終わった後、政治分野における男女共同参画の推進に関する法律案の起草を委員長の名でもってしていただくという段取りにしていただきました。  超党派の議連を...全文を見る
○中川委員 いや、柳瀬さんがこれを言ったか言わないかというのは、これから証明をされていくところだと思うので。  そうじゃないんです。内閣府として、首相案件という言葉、これは予算委員会のやりとりの中でも、この言葉は何回も出てきているんですよね。一般的にこの首相案件というのは内閣府...全文を見る
○中川委員 文部科学省から出てきた文言では、例えば、一六年秋に、官邸の最高レベルが言っているということであるとか、あるいは総理の御意向だと聞いているということ、これは文科省のサイドから記録文書が出てきている、その中に書かれた言葉なんですね。  こうした形で両方すり合わせていけば...全文を見る
○中川委員 それ、言い切っていいんですか。これからさまざまな形で事実が表にまだ出てくるだろうと思うんです。これは道半ばですよ。その上で、こうした言葉を縦横に使いながらこの案件を進めてきたということが判明したときには、あなた、ここで虚偽の答弁をしていたということになるんですよ。使っ...全文を見る
○中川委員 事前に通告してあるんですよ、これ。そういうふうに都合のいいように解釈して答えない。そこのところをしっかり。これは国民に対して説明しているんですから、そんなごまかしをやり続けていったら、いつまでもいつまでもこの話は続いていくんですよ。ということを指摘しておきたいと思いま...全文を見る
○中川委員 一般的に法律の及ぶ分野というのは、全国あまねくということだと思うんですね。そうした規制に対して、これを岩盤規制と呼ぶのであれば、それを突破していくということになると、この構造改革特区と国家戦略特区は基本的に違うところがあるんです。  それは、さっき説明にあったとおり...全文を見る
○中川委員 もし、そういうことで全国に波及させるということであれば、獣医学部の問題だけにとどまらないんですよ。  例えば大学設置の許認可、今文科省でやっていますよね。これに対して、いや、基準を満たしたら全部認可していくよという、基本的な、いわゆる方向転換につながっていく、そうい...全文を見る
○中川委員 内閣府だけで検討する話じゃないんです、これは。今は内閣府が横やりを入れているんですよ、この加計については。だから、特例なんですよ。特例でとまっているんですよ。それを全国に波及させようと思ったら、これまでの文科省の基本政策を根本的に変えていかなきゃいけない。だから、どっ...全文を見る
○中川委員 では、そのときの会談メモというのを出してきてください。この委員会に出してきてください。いいですね。  これはあなたが答えることじゃない、副大臣が答えることだと思うんですよ。
○中川委員 委員長、これは改めて、委員会としても、これを提出してもらうということ、これをちゃんと決めて、政府の方に通達をしてもらいたいというふうに思います。
○中川委員 次に、裁量労働制の法案のときに、いわゆる基礎データをめぐって、客観的に正確さに欠けた基礎データを使って、そして法案の根拠としたという指摘がされて、いろいろ問題になりました。このことについてちょっと整理をしていきたいと思うんです。  そうしたもののデータというのは、統...全文を見る
○中川委員 恐らく、裁量労働の今回の問題でたまたま出てきましたけれども、さまざまな法律の根拠、あるいはほかの省庁で使っているいろいろなデータについて何にも規制がないんですね。このままだと、自分の都合のいいものを引っ張ってきて、それで、こうやって使いましたよということが、これまでも...全文を見る
○中川委員 課題であるという認識をお持ちだということで、それで頑張っていただきたいというふうに思うんですが。  基本的にこれをコントロールするのは、いわゆる客観的にこのデータでいいよという形でチェックを入れていくのはどこでやったらいいというふうに思われますか。今の段階だと何もな...全文を見る
○中川委員 役所の中だけで役人の皆さんが議論すると、あんなふうになっちゃうんですよ、さっきのような答弁にね。それで物事が通っていたら、今回のようなことは起こらないんです。恐らく、ほかの分野でも同じような話が起こっているんだと、都合のいいデータをとって説明をするということが起こって...全文を見る
○中川委員 もう一つテーマを私持っていたんですけれども、時間が来てしまいました。  一つだけ、ちょっと芽出しだけしておいて、次の回に中身を移していきたいと思うんですが、今、難民の問題が世界では大きく取り上げられているんですが、今の日本の難民を受け入れる体制あるいは趨勢、それに対...全文を見る
○中川委員 続きの質疑は、次の機会に移りたいと思います。ありがとうございました。  時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございます。
04月13日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○中川委員 引き続き質問をしていきたいと思うんですが、古物営業法の改正に入る前に、私自身がこれまで警察組織というものを見詰めてきて、過去にいろんな議論をしてきた経緯の中で、一つだけ改めて確認をしたい、また、こうあるべきだということを提起をしたいというふうに思うんです。  もう十...全文を見る
○中川委員 どれだけの件数が上がってきて、その中で、事件性があって、そういう処理ができたということは、どんなふうに把握していますか。
○中川委員 二百二万件ということ、こんな数字が出てきましたけれども、一度、大臣、これは分析をしてもらって、中に、事件性のあるもの、あるいは警察組織に対しての訴え等々いろいろ入っているんだと思うんですが、それを警察としてどのように生かしているか、生かし切っているかどうか。あるいは、...全文を見る
○中川委員 肝心の古物営業法に対して時間がなくなってきましたけれども、大体、用意してきたものは全部、これまでの論点の中で尽くされたので一つだけ。  いわゆる業者として登録をして、そして、物を売る場合には本人確認をする、これが基本なんだと思うんですね。これをどういう形で活用をして...全文を見る
○中川委員 最後に一言だけ申し上げるとすれば、本人確認をやって、どこまで犯罪の摘出に効果があるのか、あるいはそれを抑止する効果があるのかというと、まあ、ほんのわずかというか。  それよりも、AI技術や何か、あるいはビッグデータを活用して、物が出てくる傾向をトータルで分析して、い...全文を見る
○中川委員 以上、終わります。ありがとうございました。
○中川委員 中川正春です。  きょうは官房長官に出席をいただいておりますので、いろいろ聞いていきたいというふうに思います。  まず冒頭ですが、セクハラの問題というのが、財務省あるいは厚生労働省の中で、それこそ次官級の懸案として出てまいりました。福田淳一次官、それから厚労省の福...全文を見る
○中川委員 さっきの答弁だと精神論で終わっているわけでありますが、私が具体的に聞きたいのは、口頭注意した、ここで終わるというものではない、これまでの規範に照らして、厳重にその後、処罰があるんだということを前提に官房長官は先ほど答弁をされたというふうに理解をするんですが、それでいい...全文を見る
○中川委員 さっきの答弁を聞いていると、私的であれば何をやってもいいということじゃないですか。国家公務員、あるいは一般の公務員でもそうかもしれない、許される話じゃないですよ、私的で何でもやる、やっても許されるというのは。こんな理屈で国家公務員規範を当てはめるということであれば、こ...全文を見る
○中川委員 さっきの答弁を聞いていたら、対応していないんですよ、これ。わかるでしょう。私的であれば何でもしてもいいって、こんな答弁ありますか。  さっきの答弁、官房長官、是としますか。
○中川委員 そうした答弁でうやむやにする話じゃないというふうに思います。  私たちも見守っていきたいと思いますし、これは国民全体が見守っていますよ。どういう形で政府がこれに決着をつけるかというのを国民全体が見守っています。そのことをしっかり意識した上で、これからの処分に臨んでい...全文を見る
○中川委員 いや、政府として出していいということでしょう。どうなんですか。  政府は、例えば、国会の中で合意ができて、出しますよということであれば出していいということになっているんでしょう。
○中川委員 国会では全く違った回答が来ているんです。国会で決めるんじゃなくて、政府の方が出したくないということを言っているから出られないんです、そういうニュアンスの回答が来ているんです。  こんな矛盾した話はないので。  委員長、今度はそっちに向けますけれども、自分の都合のい...全文を見る
○中川委員 通常それを使っているか使っていないかというのは、そのうちわかるでしょう。恐らく、通常使っていないあるいは言っていないということは、愛媛県の今の文書というのを確実に否定をしていくことにもなっていきます。実際、これが言われていたというときには、官房長官、覚悟してくださいよ...全文を見る
○中川委員 ちょっとオーバーしますけれども。  今治市の人たちが来たか来なかったかという話じゃないんですよ。挙証責任というのは何かといったら、裁判でいったらアリバイなんですよ、アリバイ。アリバイを立証するのは柳瀬さんと藤原さんのサイドでしょうというの。だから、彼らがこの二日の日...全文を見る
○中川委員 委員長、そう言いますか。はい。  ありがとうございました。
04月18日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○中川委員 引き続き質疑をしていきたいと思うんですが、その前にお礼を申し上げたいと思います。  先般、加計の問題で、柳瀬その当時の秘書官、あるいは藤原さんについて、挙証責任、彼らがあのときにそれぞれ会議に同席をしていないと言うということは、それを自分自身が証明をする責任があるん...全文を見る
○中川委員 大臣、どう思われますか。こうした資料でもって政策議論をするというのは、私、間違っていると思うんですよ。  まず、裸の、客観的な影響というものに対する想定があって、その上で、それを克服するために何をしていったらいいか。その何をしていったらいいか、一つ一つの効果というの...全文を見る
○中川委員 いや、答えになっていないと思うんです、お気づきになりながらそれを読んでいるんだと思うんですが。  やはり私は、これは国会の中にそうした機能を持つべきだというふうに常々思っているんです。中でこうしたチェックをしても、同じような構造というか、法案を成立させるために誘導を...全文を見る
○中川委員 次に、難民の問題あるいは外国人の受入れということについて議論をしていきたいと思います。  今、難民申請の数が急激にふえているんですが、その要因は何かということを説明してもらえますか。
○中川委員 再申請に対する基準を厳しくした、だから対応策として評価をしてほしい、こういうことだと思うんですが、私は、そうした目先の政策でやっていく限り、基本的な問題は解決しないんだろうというふうに思うんです。  海外から来る人たちの多くは、日本で働きたい、出稼ぎとしてやりたいと...全文を見る
○中川委員 松山大臣、ぴっと反応がなかったんですが、さっきの話に。恐らく、御自身で自覚がないんだと思うんです。私は定住外国人だけのはずなんだけれども、何で私に問いかけが来るんだろうなというぐらいの感覚だと思うんですが。  これは、一番スタートは、多文化共生の担当大臣としてスター...全文を見る
○中川委員 最後に申し上げておきますが、移民政策がないということほど日本にとって危ないことはないと思うんですよ。次の世代に対して確実に、このままでいったら禍根を残す。そのときの行き当たりばったり、御都合主義でこの政策を進めれば、いや、政策はないんだと思うんだけれども、いけば、必ず...全文を見る
05月09日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○中川委員 おはようございます。中川正春です。  引き続き質疑をしていきたいというふうに思います。  実は、ちょっと冒頭、事前の通告をしていなくて恐縮なんですけれども、野田大臣。  麻生大臣が、また世間を騒がせながら、いろいろな発言をしています。  一つは森友の関係で、文...全文を見る
○中川委員 この言葉を見る限り、居直りのような形で受けとめられて当然だというふうに思うんです。  それをしっかり踏まえて、同じ閣僚の中にこうした発想をする、あるいはこうした受けとめ方をする大臣がいるんだということ、担当大臣として、ひとつ責任を持って正していただきたいというふうに...全文を見る
○中川委員 人事院の方に聞いていきたいと思うんですが、過去にハラスメントで懲戒処分を受けた例というのがどれぐらいのものに今なってきているのか。特に、年間を通じてどういう傾向にあるのかということ。  その中でも、職場の内と外というのがあるんだと思うんですね。あるいは勤務時間内外、...全文を見る
○中川委員 今回の事案というのは、職場内で、例えば上司関係であるとか職場の同僚であるとかというような、そういう中で起こったということではなくて、外部の人たちが、役所、それこそ権力を持った役所の者に対して、パワハラとあわせた形でセクハラというふうなことで構造が成り立っているというふ...全文を見る
○中川委員 済みません、ちょっと時間の読み違いをしていました。  野田大臣、ここをひとつ工夫してもらいたいと思うんですよね。職場の中は人事課なり人事局という窓口があるんですが、外からの場合に、この窓口へ到達できない。やはり第三者機関的な窓口というのを、国民がはっきりわかる形で設...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○中川委員 引き続き議論をしていきたいというふうに思います。  もう十二、三年前だったと思うんですが、私の地元でもPFIを入れるということになりまして、小学校を三つぐらいまとめて、あと市営住宅とのコンプレックスですね、PFIというのをやった、はだてたということでありました。 ...全文を見る
○中川委員 おっしゃるとおりだと思うんですね。ポイントは、SPCを組むときに、地方の金融機関が中心になってコンソーシアムを組んでいくということができるかどうかということだと思うんです。  これ、制度化しませんか。それでないとこのPFIは実現できないよということを仕組みとしてつく...全文を見る
○中川委員 ぜひ、運用ということだけじゃなくて、仕組みとしてつくり上げてください。同時に、ゼネコンについても、全く排除しろとは言いません、言いませんけれども、一定の割合以上はやはり地元の企業が組んでいくというふうな仕組みもあわせてぜひつくっていっていただきたい。まず、そこのところ...全文を見る
○中川委員 コンセッションは、やり始めて六件という報告なんですけれども、これをやる場合に、民間で経営していくという部分で、公営でやるよりも、皆さんの言葉ではいわゆるバリュー・フォー・マネーというんですか、それがしっかり出てくるよということだと思うんですね。そのメリットを使いながら...全文を見る
○中川委員 そこの分類が、コンセッションを使うのがいいのか、不動産関連の類型の中にあるPFIを使うのがいいのか、あるいは、いわゆる収益ではなくて、公益の部分だけを請け負っていくような形で使うのがいいのか、その使い分けというのをもう少し考えないといけないんじゃないかと思います。 ...全文を見る
○中川委員 当面は浜松が課題になっているんだと思うんですが、浜松市もさまざま検討をしていて、さっき話が出たように、国の方から検討資金、検討しなさいといって資金を流しているから一生懸命やっているんだと思いますが。  その中で、この官民連携の取組で、上下水道事業の課題と取り組みとい...全文を見る
○中川委員 だから、そこをもう少し幅広く、もう頭からコンセッションだといって持っていくんじゃなくて、幅広く考えないといけないんじゃないか。  これまで、民間委託あるいは指定管理制度、こうしたものが、これは管理省庁が違うんですよね。それぞれ違うんです。違って、自分のところが一番い...全文を見る
○中川委員 だから、これはPFI、いわゆるコンセッションを使えばそういうふうにしますよということでしょう。  ほかの省庁がやっている事業の中で、繰上償還したらその罰金は免除しますよというのはほかにどんなものがあるか、ちょっと調べておいてくれないかと事前にお願いしておいたんですけ...全文を見る
○中川委員 そうなんですね。めったにこんなことしないんですよ。PFIだけが、あるいはコンセッションだけがやっているんですよね。  これはいい知恵出したなと恐らく大臣はほくそ笑んでいるのかもしれないけれども、これはやはり矛盾があって、なかなか乗ってこないから、どうですかという、い...全文を見る
○中川委員 何か話がすれ違いになっています。ちょっとまともに捉えていただきたいというふうに思うんです。  もう一回言うと、コンセッションを否定しているわけじゃない、PFIを否定しているわけじゃない。これは、地方財政にとっても、あるいは民間資金を活用するという意味でも、工夫すれば...全文を見る
○中川委員 もうちょっと時間があるので、一言だけ言っておきます。  そういうふうに大臣は言われるけれども、これは浜松へ行って、誰がこの絵柄をつくっているかということ。結局、私が一番最初に大臣に申し上げた構図と同じような形になっているんです。国の中央で、これを進めていきたいという...全文を見る
○中川委員 質疑に入っていきたいと思うんですが、きょうのテーマ、クールジャパンでやっていこうと思ったんですが、その前に、ちょっと通告がないので、委員長、恐縮なんですけれども、事前に言っておいたらよかったんですが、以前に、柳瀬前秘書官の日程、二〇一五年四月二日、加計あるいは愛媛や今...全文を見る
○中川委員 もう答えは出てきたということですか。
○中川委員 いや、後でというよりも、私はここで申し上げたので、ここで報告をしていただきたいということなんです。  というのは、これは国会の調査権に係っているものなんだと思うんですよね。あれから大分時間がたっています。それに対して何の返事もない。本来なら、書いたものでしっかり、こ...全文を見る
○中川委員 だから、返事がないということなんですよ。こんなばかな話はないと思うんですよ。そういう意味で、私たちの審議というのをもっとしっかり位置づけていかなきゃいけないというふうに思います。  改めて、この前は日程記録と言いましたけれども、考えてみたら、愛媛県からは忘備録が出て...全文を見る
○中川委員 それだけですか。  いずれにしても、公のところでこうしてお願いしたわけですから、私たちも含めて意識して、我々の調査権というのを発動していきたいというふうに思うので、よろしくお願いします。  さて、クールジャパンの戦略についてお尋ねをしていきたいというふうに思うんで...全文を見る
○中川委員 しかし、もう一方で、この一つ一つのプロジェクトに対して資金を投入しているわけですが、これが本当に効果的にうまくこの資金が活用されて、そして事業として展開されているのかということについては、実は非常に厳しい目が出てきています、批判が出てきています。  それはどういうこ...全文を見る
○中川委員 もう一つニュアンスが違うんだと思うんです。  恐らく、今の発想というのは、民間企業がいろいろ頑張って、いいねということであれば、それに補助金を出すよという、そこからまだ出ていないんですよ。  私が言っているのは、もう一つ、共通基盤の中で多言語化する機能を持つような...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○中川委員 大分質疑も時間が長くなってきまして、お疲れだろうと思うんですが、それぞれ、大臣、最後まで頑張ってください。よろしくお願いをしたいと思います。  私の立場は、マルチでルールをつくっていくということ、自由貿易ということを原則にしながら、それぞれの状況に応じて体系をつくっ...全文を見る
○中川委員 わけがわかりません。  二国間でやるのか、それとも、あくまでもこのTPPへ向いてアメリカを誘い込んでいく、二国間はやらないんだと言うのか、どっちなんですか。
○中川委員 それは、翻訳すると、バイで交渉するということは始めます、しかし、その条件としては、TPPで到達をした部分を超えて日本に不利になるような、あるいは、マルチのメンバーに不利になるようなことは認めていきません、その範疇の中でしっかりおさめますという翻訳でいいですか。
○中川委員 いや、言葉尻を捉えて申しわけないんだけれども、国益に反するような交渉をしないといったら交渉にならないんですよ。国益に反するような交渉をしたから農業政策が必要だったんだと思うんですよ。これからもそういう形で、我々に不利な条件も出てくれば有利な条件も出てくる、その中でどう...全文を見る
○中川委員 私も、連休にちょっとアメリカに行く機会があって、このUSTRのメンバーとも話合いをするきっかけをつくって、やったんですけれども、二国間でやりますよ、その条件は、基本的にはアメリカの利益、アメリカ第一主義で、原点に返ってやりますよというふうな話でありました。  一般的...全文を見る
○中川委員 そういう合意が既にできているのであれば、あるいはそういうスタンスに立って話し合っていこうということができているのであれば、それはそれで評価のできることでありますが、それは茂木大臣の希望的観測なんだと思うんですね。  証拠に、もう一方的に米国というのは、よく言われる鉄...全文を見る
○中川委員 なかなかぴたっとした回答がないので、こんなところに埋もれていると私も次には進めないので非常に残念なんですが。  ある程度、私ははっきり物を言っていかないといけないんだと思うんですよ。そんなオブラートに包んだ格好のいい話だけじゃなくて、アメリカ相手のこれはディールです...全文を見る
○中川委員 日本の国内法も、そうした意味で、これは凍結されているんだろうというふうに思うんですが、この際、もとに戻したらどうですか。そこからもう一回、話を始めたらどうですか。(茂木国務大臣「もう一度、ちょっと」と呼ぶ)  例えば、著作権なんかは五十年から七十年ということになった...全文を見る
○中川委員 これまでの議論は違うんですよ。日本のコンテンツは海外へ輸出をしっかりするだけの体制が整っているかというと、そうじゃないんだ。海外から入ってきている。だから、七十年が海外にとっては有効なんですよね。  同時に、日本の国内でも、再販というか、一遍、著作権が切れたものがも...全文を見る
○中川委員 納得できません。  現に人口減少があり、あるいは過疎化があり、生産基盤そのものが非常に大きく崩れ始めているじゃないですか。そういうことがあるにもかかわらず、全てこれからも平準化された形で持続が可能ですよ、それは大綱でもってそういうふうにいけますよ。ところが、一つ一つ...全文を見る
05月17日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○中川委員 おはようございます。中川正春です。  参考人の先生方には、それぞれの観点から、非常に深く掘り下げて御意見をいただきまして、ありがとうございます。  改めて、内田先生からも御指摘ありましたけれども、お話を聞けば聞くほど、しっかり時間をかけて、そして、国民自体も、この...全文を見る
○中川委員 十五分という限られた時間でありましたので、時間が来てしまったようであります。残念なんですが、ここで終わります。  ありがとうございました。
○中川委員 事前にちょっと通告はしていなかったんですけれども、私も、TPPに入る前に、この一連のモリカケの問題あるいは情報開示ということについて、総理がどういうスタンスを持っておられるのかということを少し聞いていきたいというふうに思います。  国会がこれだけ乱れているというか混...全文を見る
○中川委員 考えていることを聞いたんじゃないんです。実際にそれを指示したかしなかったかということを質問したんですが、それに対しては、さっきの答弁だと指示はしていないということに解釈がとれるということなんですが、これは、そのことによって国会がこれだけ混乱をしているということについて...全文を見る
○中川委員 TPPの方に入っていきますが、アメリカとの二国間協議は始めてはいないということを茂木大臣の方から答弁をいただいておりますけれども、ちょっと前にも指摘をしたんですが、ハガティ駐日大使のコメントが、これはロイターを通じて出ているんですけれども、もう、アメリカのサイドでは、...全文を見る
○中川委員 以上、終わります。
05月18日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○中川委員 続けて質疑をしていきたいと思います。  実は、茂木大臣、通告はしていなかったんですけれども、先ほどから見ていると、ちょっと睡魔に襲われておられるような、そんな感じもありますので……(茂木国務大臣「いえ、全くそんなことないですよ、ちょっとそれは失礼ですよ。全く、ちゃん...全文を見る
○中川委員 その基本は、関税障壁というのを下げることによって、一番最適なところで投資とそれから人の活動というのが生きてくる、生産性が上がる、そういう最適化を求めた形の経済構造を全体の領域の中でつくっていきたいということ、それが人類の繁栄につながる、そういう解釈でいいわけですか。
○中川委員 過去の日本の歩みを見てくると、一次産業、二次産業、三次産業、それぞれあったわけでありますが、この自由貿易を何とか広げていこうという中で、やはり、先頭に立ってそれを活用して貿易の拡大、その貿易の拡大の中で日本の経済が発展してきたというのは、二次産業を中心にした、いわゆる...全文を見る
○中川委員 そうなると、企業にとっては、これはメリットが出てくる。いわゆる特にグローバルな活動の中でバリューチェーンを張りめぐらせながら、一番最適化されたところへ向いて製造拠点を持っていく、あるいは情報拠点を持っていくという形で展開するんだろうというふうに思うんです。  しかし...全文を見る
○中川委員 もうこの三年ほど、TPP関係の予算が計上をされています。三千億前後ということですね。  この中身、ここに一覧表があるんですけれども、農業農村整備事業であるとかパワーアップ事業、クラスター事業、国産チーズの競争力強化とか、畜産・酪農生産力強化対策事業であるとか、あるい...全文を見る
○中川委員 さっきから説明があるように、確かに輸出も伸びているんですが、一番出発点がゼロからの出発ですから、まだ点なんですよね。点で伸びているだけなんです。これを面でやらなきゃいけない。そのために、先進圏というか先進国というか、それがやってきたのが、やはり戸別の所得補償なんだと思...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○中川議員 質問ありがとうございます。  御指摘のように、本法では、検討事項として、ギャンブル関連事業者のギャンブル依存対策に係る費用負担を、遅くとも本法の施行後三年以内に検討して早急に着手すべしということになっています。  これは、一つは、ギャンブル依存症対策を総合的かつ計...全文を見る
○中川委員 中川正春です。  引き続き、質疑をしていきたいというふうに思います。  今回、先ほどの議論にありましたように、アルコール障害対策基本法の骨子というのを与党も野党も基本にしながら、こうした形で法案を組み立ててきたということ、その中で、今回、修正案の方が与党の方から出...全文を見る
○中川委員 先般、私も、韓国の状況を少しでも実際に見たいということで、カジノに行ってきました。たまたま案内されたのが仁川だったんですが、韓国の状況を聞いていると十カ所に近い数でそれぞれカジノがあるようなんですが、その中で唯一、江原ランド、前に炭鉱、鉱山の町というか村だったんですが...全文を見る
○中川委員 修正案と野党案でまださまざまに話し合っていかなきゃいけない項目があるんだと思うんですが、そのうちの重立った二つについてお話をさせてもらいたいと思うんです。  一つは、ギャンブル等依存症対策推進関係者会議、これを設けていただいたことについては評価をしたいというふうに思...全文を見る
○中川委員 本来は、法案の修正で話し合うことが必要なんだろうというふうに思います。そういう意味では、さっきの答弁には満足はしていません。同時に、だとすれば、もう一つあるとすれば……
○中川委員 決議でひとつ工夫をしていくということも含めて考えていただきたいというふうに思います。  以上です。
○中川議員 当時は民進ですが、反対をしました。
○中川議員 無所属の会としては、共同の提案者にはなっていませんけれども、これに賛成をしていく方向にしていきます。
05月24日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○中川委員 それぞれ参考人の皆さんには、ありがとうございました。それぞれの立場から、非常に興味深くお話を聞かせていただいています。  もうちょっと時間をかけて、この法律、何とか役に立つように変えていきたいなという思いで今おります。そんな中で、もう少し質問を続けていきたいと思うん...全文を見る
○中川委員 三上参考人にお尋ねをしたいんですが、この問題を考えるときに、一つは、ギャンブルというものの性格上、事業者があって、それが、さっきもお話が出ましたが、射幸性ということと、日常性の中でどれだけアクセスが簡単にできるかという、この二つの要因をどうコントロールしていくかという...全文を見る
○中川委員 ありがとうございました。  最後にお聞きしたいのが、特に田中参考人それから三上参考人なんですが、これは単独で起こってくるわけじゃなくて、さっきの話で、多重債務がそれに伴ってくる、あるいはひょっとしたらアルコールの依存症なりDVなり、さまざま社会的現象の中で、躁うつに...全文を見る
○中川委員 時間が来たようです。  ありがとうございました。
○中川委員 続いて質疑をしていきたいと思います。  この法案について、前にも出ていたように、アルコール対策の基本法をベースにしているということなんですが、一つ大きな違いが私はあるように思うんですね。  アルコール対策の場合は、障害そのものを対症療法的に社会全体でどう対応してい...全文を見る
○中川委員 十五条のことを言われましたが、これが、先ほど中谷さんの言われるように、担保されるもの、それがもう一つ要るんだと思うんですよ。これだけでは恐らく役所の中を流されてしまうし、これは難しい問題で、それぞれ利害得失がある団体が話し合って、ここまでのことをということ、そんな作業...全文を見る
05月25日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
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○中川委員 中川正春です。  それでは、質疑を始めていきたいというふうに思います。  ちょっと事前の通告にはない形なので恐縮なんですが、一つは、米朝の会談の延期ということが急に入ったということ、これについて一つお尋ねをしたいのと、それからもう一つは、公文書管理について、前から...全文を見る
○中川委員 恐らく、事前に通告がなかったから、外交上、控えさせてもらいますということなんだろうというふうに解釈をしますけれども、非常に残念ですし、日ごろから、安倍総理とトランプ大統領の個人的な関係、これだけ緊密なんだという、その割には、この話もそうですし、自動車関税をまた上げよう...全文を見る
○中川委員 だから、私が言っているのは、委員長から言って、メモを出さない、あるいはメモがないと言っているので。これまで同じようなことを繰り返してきたんですよ。国会の方から、あるいはマスコミの方から、それぞれに、メモを出せと言って、ないんだ、あるいは、メモをとらなかった、公文書とし...全文を見る
○中川委員 こんな押し問答をすればするほど疑惑は深まるということを指摘しておきたいというふうに思います。  じゃ、通告に従って議論していきたいと思うんですが、大分時間を使ってしまったので簡単にいきます。  今回、ギャンブル依存症の議論がありまして、ギャンブルの定義そのものが、...全文を見る
○中川委員 時間が来たので残念ですが、IR法では公益に使いなさいということになっておりますし、国に、一般会計へも行って、中央競馬が持っていっている。あるいは、モーターボートの場合は……
○中川委員 日本財団が持っていっている。これはさまざま、本当にさまざまなんです。  トータルでどういう形が一番いいかということ、これを一つの法として、包括的な法律としてやる必要があるということ、これを指摘させていただいて、きょうの質疑は終わります。  以上です。
05月31日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第23号
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○中川委員 中川正春です。  こうしていろいろな角度からお話を聞いていますと、だんだんイメージというか一つの方向性みたいなものが私たちの心の中にも固まってくるような、そんな思いがしていまして、改めてお礼を申し上げたいというふうに思います。  地方創生という課題で、特に美原先生...全文を見る
○中川委員 鳥畑先生と新里先生にお聞きをしたいんですが、さっきもちょっと議論が出ておりましたけれども、地方への波及効果をどう考えていくかということだと思うんです。  さっきのお話のように、海外から入ってくる客を前提とした構造になっているところというのは、そういう意味では、全体と...全文を見る
○中川委員 これはそもそも論に帰っていくんですけれども、MICEを存立させるためには財政基盤が、そのまま民間で一〇〇%やった場合には採算が合わないんでしょう。だから、税でやるか、あるいはこういう形のビジネスモデルをつくるかということで維持をしていくんだ、この論法が一つあると思うん...全文を見る
○中川委員 ありがとうございました。
06月01日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
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○中川委員 まだこの議論も入り口でありますので、基本的な質疑を総理に対してはやっていきたいというふうに思います。  カジノの是非についての世論調査というのが推進法以降たびたびされていますけれども、非常に厳しいものになってきている。特に、六〇%から七〇%以上の国民が反対をしている...全文を見る
○中川委員 その上で、改めて総理に伺います。  さっきの話のように、カジノの導入を前提にしたIR事業というのは国民の理解を得られていません。これからも得られることはないんだろうというふうに思います。  その上で、このIR法の撤回、又はカジノを前提にしないIR法への転換というの...全文を見る
○中川委員 それが、この委員会の議論を通じて政府答弁を聞いていても、さっきまさに総理が言われた具体的なイメージというのがつくれないんですよ。そこに、この法律自体の組立てとそれから政府の姿勢に問題があるということを指摘した上で、具体的に私の懸念する事項を一つお話ししたいと思うんです...全文を見る
○中川委員 やはりそういう言葉が躍っているだけの答弁ではこれは賛成できませんということを申し上げて、終わります。
11月14日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○中川委員 中川正春です。  限られた時間ではありますが、大切な時間をいただきまして、感謝を申し上げたいというふうに思います。  最初に通告をしたのは、さっきの話に通じるんですが、日本社会の国際化の進展と、そして教育に対しての課題ということで通告をさせていただきました。  ...全文を見る
○中川委員 就学率を把握していないということはどういうことかというと、義務教育についての議論が午前中にありましたけれども、義務教育化していないために、よかったら来てください、無償化をしますよというところで受けて待っているだけで、そこには住んでいる子供がいるから、その子供をやはり学...全文を見る
○中川委員 これからまた新しい枠組みで、外国人労働者、それも家族の帯同ということを前提にして受け入れていくという枠組みができるわけですが、現在の日系という枠組みの中で、生活者としての外国人はもういるわけですね、さっき申し上げたように二十万人。この人たちに、日本語を習得していく機会...全文を見る
○中川委員 現状がこういうことですから、いろいろな施策をやってきたけれども、今のところやったふりをしているような、そうやって、さっきも言いわけをつくれるような、そういう形でしかない。私自身もそれに携わってきて、つくづくそう思うんです。  そんな中で、やはり基本的な政策に結びつけ...全文を見る
○中川委員 私は、国が全て負担をするのには反対です。  これはもともと、労働者、いわゆる労働としての外国人の受入れですから、これによって利益を享受する人たちというのがいるわけですよ。だから、そこへの負担ということも考えていきながら、トータルで、それぞれが納得のいく形でコストとい...全文を見る
○中川委員 これは恐らくトータルで、各省庁を絡めて、日本語教育をどういうふうに展開していくか、そして、外国人自身の、日本語を勉強していきたいというそのエモーティブというか、気持ちを誘導していくような、そういう政策をトータルでどうつくっていくか。これは、各省庁をしっかり組み込んでい...全文を見る
11月16日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○中川委員 中川正春です。  冒頭、柴山大臣、改めて御就任おめでとうございます。前回の質問のときに、このことを申し上げるのを失念していました。改めてお祝いを申し上げて、期待を申し上げたいというふうに思います。  特に、文科省、根本的な改革を余儀なくされているといいますか、とん...全文を見る
○中川委員 今の状況では全く対応として足りないという認識、これを大事にしていきたいというふうに思うんです。そこからが出発ですよね。  そのときに考えていきたいというふうに思うのは、恐らく、学校の分野については、これは、どのくらいの割合で日本の学校に通っているかということを把握し...全文を見る
○中川委員 今回、唐突に法案、入管法の改正が出てきたわけですが、実は、この問題というのは、もう十年も十五年も前から、一つの、日本にとっての国の形をつくっていくのに課題として対応していかなきゃいけないという問題意識がありました。  そんな中で、まずは日本語からということで、日本語...全文を見る
○中川委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月20日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○中川委員 ありがとうございます。  三人の参考人の皆さんにも貴重な御意見を聞かせていただいて感謝を申し上げたいというふうに思います。大分論点がそれぞれ出てまいりまして、ある程度重なるところもあると思うんですが、御容赦をいただきたいというふうに思います。  まず最初の入り口の...全文を見る
○中川委員 削除すべきだというお話がそれぞれそろいました。政府に対しても、今回の改正の中で、この点については、改正をする、あるいは基本部分について改めて議論をし直すという、そういう姿勢が私も必要なんだというふうに思います。  次に、千二百億円、それから八・六兆円、ここの課題であ...全文を見る
○中川委員 時間が来たようです。ありがとうございました。
11月28日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○中川委員 質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。中川正春です。  先ほどの宮川さんや吉良さんのユー・アー・ウエルカムの話に誘発されまして、私もちょっと昔のことを思い出しておりました。  ちょっと通告にはないんですけれども、私も実は、高校を、普通の進学校を卒業して...全文を見る
○中川委員 その前置きを一つ前提に、質問に入っていきたいというふうに思います。  無償化、幼児教育についてはこれまで議論が出ていましたけれども、私、一度、高等教育についての無償化の議論というのを整理してみたいと思うんですけれども、今、無償化について、文科省としての構想というのは...全文を見る
○中川委員 これを文科省がまとめたのは、出発点はこの新しい経済政策パッケージなんだということが説明されています。これは、いわゆる官邸主導でこのパッケージが、今、文科省だけじゃなくて、あらゆる省庁へ向いて、外国人の今問題になっている労働者の問題も含めておりてきて、それで文科省が受け...全文を見る
○中川委員 これはもっと具体的に話をしますと、基本的には国が教育の機会を保障していくという意味での大学の環境を整えるとすれば、授業料の無償化なんですよね、同じ無償化でも。だから、それは、大学へ入ってきたい人たちに対して、無償という形で教育環境を整備するということだと思うんですよ。...全文を見る
○中川委員 大臣、書いたものを読むことに集中しないで、私の話を聞いてください。  だから、これ、給付型にしなくても、所得連動型で、本人がかりで、本人が大学出て、そして、しっかりした所得のレベルまで行ったら、本人が返していったらいいという形で解決できるんですよ。そういうようなもの...全文を見る
○中川委員 だから、その前提として、授業料の無償化というのを普遍化しなきゃいけないということだと思うんですよ。これがドイツ方式ですよね。ドイツあたりで、授業料を無償にして、その上で奨学金の組立てをいろいろな工夫をしながらやって、自立という形に結びつけていく。自立しようと思っても、...全文を見る
○中川委員 ありがとうございました。