中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
議事録を見る
○中川分科員 質問の時間を与えていただきまして、感謝を申し上げたいというふうに思います。  きょうは、三点ほどで、項目を区切ってお話をさせていただきたいと思うんです。  まず最初は、分散型の再生可能エネルギー、これをしっかり日本の国土の中に根づかせていくということ、これが大き...全文を見る
○中川分科員 恐らくその数字は、それぞれの地域に立地をした数字だと思うんですね。  例えばバイオマスも、先ほど、地域の発展あるいは地域計画として立地を進める、市町村の前提があってというような説明がありましたけれども、そこで言われるのは、間伐材であるとか、あるいは地域の材をそこで...全文を見る
○中川分科員 私たちとしっかり共同というか協調できる視点を大臣お持ちで、力強く私も受けとめさせていただきたいというふうに思います。  一つ問題提起をするとすれば、やはり電力会社も、この分散型あるいは再生エネルギーに対しては後ろ向きなんですよね。私もいろいろな壁にぶち当たっている...全文を見る
○中川分科員 これは、ある意味、災害あるいは防災対策の手法というのを私はしっかり取り入れないといけないんじゃないかと、皆さんの議論を聞いていて思うんですよ。  それはどういうことかというと、事前にいろいろな想定を組み立てておいて、こういうことが起こったら、その対策アクションとし...全文を見る
○中川分科員 私の申し上げた意図を、しっかりこの質問の聞き取りのときに理解をしてもらわなかったんだと思うんですが、大臣、改めて、例えば、ワクチンを打つか打たないかという今のような議論をするんじゃなくて、問題が進展をしてしまったらこういう条件のもとでワクチンを打つんだ、そういう事前...全文を見る
○中川分科員 現場に周知をと言いますけれども、私も関係者の皆さんの話を聞かせていただくと、そんなところまでは全く行っていません。戸惑いと、それから不安、一体これから先何が起こるんだろうということの中で心配しながらやっているという状況が続いているというのが現実だと思うんですよ。だか...全文を見る
○中川分科員 ぜひ、そんな仕組みを、関係者を巻き込んで、農林省の村おこしと、それからもう一つは第六次産業、新しい分野の開拓という、そんな観点からも、ぜひ起こしていただきたいというふうに思います。  以上、ありがとうございました。
03月13日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○中川委員 おはようございます。  やがて桜の季節になってきますが、各学校、入学式ということで、子供たちが胸を膨らませる、あるいはまたいろいろな不安を抱えて学校生活を始めようとしています。そんな中で質問の機会をいただいて、そして、新たな教育のあり方、特に、私自身がポイントとして...全文を見る
○中川委員 そういう要因も確かにあるんだと思うんですが、もう一つ基本的な部分で、ICT関係機器というものがどこまで普及をしていて、それがどういう形で使える状況になっているか、ここも一つのポイントなんですね。  それで、これまで、平成二十九年度までの四カ年計画で単年度千六百七十八...全文を見る
○中川委員 私は、大臣がそれを言ってしまったらだめだと思うんですよ。  例えば、クーラー。これは、今、日本全国隅々まで各教室につき始めていますが、これは補助金体系としてつくって、国が率先をして、やりなさいよということだったからそういう形になった。あるいは、耐震、見てください。や...全文を見る
○中川委員 ちゃんと通告しておいたんですけれどもね。しっかりバックアップ、誰か答えられる人いますか、さっきの、リースやレンタル。
○中川委員 基本的には、補助金の対象となるものについては、所有権がそこにないと補助金は出しませんよということなんですよね。リースだとかレンタルというのは所有権が移っていないんですね。それがために、それがネックになって、なかなか地方自治体に対してレンタルを中心にした補助金というのは...全文を見る
○中川委員 これに時間をとっていたらだめですね。わかりました。  だから、文科省だけじゃないんですよ。これは、どこの省庁も、最近の時代を考えていくとこういうケースというのは出てくるんだと思います。そのあやはいろいろあるんです。例えば、リース会社へ向いて補助金をおろして、それでコ...全文を見る
○中川委員 その上で、もう一つ確認をしていきたいんですが、これまで、日本語教育というものについての文科省の窓口というのが、文化庁の国語課で、しかも一人、二人の担当なんですよね。  これは、去年あれだけ外国人労働者の問題が課題となって、さまざまに問題点が指摘されました。特に、日本...全文を見る
○中川委員 一つ指摘をしておきたいと思うんですが、さっきの、総合的な、いわゆる副大臣を中心にした委員会というのは、文科省の中をまとめていく、そういう機能を前提にしているんだと思うんですね。  ところが、逆に私たちが期待するのは、文科省が中心になって、ほかの各省、厚生労働省から、...全文を見る
○中川委員 実は、次のテーマにも共通するんですが、次は大学に関するテーマを持ってきたいと思うんですけれども。  どうも大臣の頭の中に、官邸あるいは内閣府主導型のトータルな体系が前提にあって、それでその中で文科省が何をするか、そういう考え方があるようですけれども、私は、逆に、例え...全文を見る
○中川委員 さっきお話に出たように、二〇一七年のパッケージの閣議決定、それから二〇一八年の骨太の方針、それに加えて、二〇一九年には大臣みずからが高等教育・研究改革イニシアティブと、順番に政策を積み重ねてここに来たということ、これはよくわかります。  ただ、骨太にしても、あるいは...全文を見る
○中川委員 ということは、幼児教育から大学教育まで、文科省としては、全て無償、それで国が責任を持って体系をつくると。  これは、幼児教育は始まっているんですよ、実は。そんな議論なしに、すとんと幼児教育は始まっているんですよ。大学、専門学校等々を含めた高等教育も含めて、まず、授業...全文を見る
○中川委員 だから、これは骨太がかぶっているから、それが言えないんですよ。そのことを指摘しておきたいというふうに思います。  残念ながら時間が来てしまいましたので、また続きはやらせていただきます。
04月03日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○中川委員 続いて質問をしていきたいというふうに思います。  まず最初に、この間、一般質疑のときに取り上げた大学における修学支援の問題について、その続きといいますか、最終的に詰めを残していましたので、まずそれから行きたいと思います。  今回、授業料の無償化ということに一歩進め...全文を見る
○中川委員 以前にも申し上げたように、授業料の無償化ということと奨学金ということは性格が違うんだというふうに思うんですよ。  授業料の無償化というのは、例えば幼児教育であれば、今回、三歳児から五歳児までは完全無償化をしていく、授業料を取らないということでやりましたよね。これは、...全文を見る
○中川委員 私は、そういうふうに整理してしまったら、非常にいびつな形になるんじゃないかというふうに懸念をします。  というのは、授業料の無償化というのは、親がかりの資金。これに対して国が環境整備して、親の所得に関係なく、その思いのある学生は来ることができますよという環境を整備し...全文を見る
○中川委員 だから、今回の第一歩というのは、そういう意味で、将来伸ばしていくということから考えるといびつになっている、間違っているというふうに思います。だから、授業料に対して整理をしていないからそんなことになるので、そこのところを指摘をしておきたいということ。  それから、もう...全文を見る
○中川委員 次に、私学の問題についてお尋ねをしていきたいと思います。  喫緊の課題について二つほど問題提起をしていきたいと思うんですが、一つは、先ほどもちょっと話が出ましたけれども、東京医科大学や東京福祉大だけじゃなくて、次から次へと不祥事が続いて、私学のガバナンスというのが問...全文を見る
○中川委員 問題の見方というか観点がやはり少し違うように私は思います。  特に、いろいろな不祥事、この事態が次から次へと起こっているということに対して、さっき大臣が言われたのは、第二十四条、学校法人の責務なんかの中で教育の質の向上と運営の透明性の確保を規定したり、あるいは認証評...全文を見る
○中川委員 それでは、もう少し具体的に聞いていきたいと思うんです。  学校法人の運営を透明化するために資料の公開を規定しているわけですが、閲覧から原本写しの交付へと、あるいはまた内容の公表ということになっているんですけれども、これは原本全ての公表とすべきだというふうに思うんです...全文を見る
○中川委員 答えになっていないんだと思うんですけれども、ここも今のような、いわば中間的なというかはっきりしない形で、意図的にぼやかしたようなそういう組織、構図になっているということ、これは将来に禍根を残すであろうというふうに思います。  時間がもう来てしまいましたので、最後に、...全文を見る
○中川委員 地域連携が大きく課題としてあって、それに進めていくということがあるんですけれども、実は、研究ということと、それから人を供給する、特に医学部だとか教育学部の役割、これが大分違うんですね。  時間が来てしまいましたけれども、一つだけ指摘をするとすれば、共同研究の場合は、...全文を見る
04月24日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
議事録を見る
○中川委員 引き続き議論をしていきたいというふうに思います。  十五年ほど前ですか、この議論が始まって、法科大学院、これを設置していくということになったわけですけれども、それ以降、これだけ混乱をして、かつ、最終的に出口が見えないというか、今回もこうした改正をしたいということなん...全文を見る
○中川委員 そのときに議論が抜けているのは、予備試験というのはどのような準備形態をもって受けられるのかということですよね。  例えば、大学在学中、大学の授業だけで予備試験が受かるということでもないんだろうし、あるいは、未修の人たちあるいは社会に一旦出た人たちも、働きながら塗炭の...全文を見る
○中川委員 だから、何回も言うようですけれども、文科省の中で解決できる話じゃないんですよね。法務省のつくったシステムに文科省はかき回されているんです、これは。だから、そこに対してちゃんと、大臣なりのビジョンと、それから、我々はこうした教育システムをつくっていきたいんだから逆に法務...全文を見る
○中川委員 くどいようですけれども、予備試験、ふえているんですよね、割合が。かつ、法科大学院で予備試験合格というのが二二%に今なっているということですよね。大学レベルでも、いわゆるもとに戻ってきているというか、そういう傾向があるだけに、そんな曖昧なことを言っているときではないとい...全文を見る
○中川委員 先ほども議論が出ていましたけれども、ロースクールについて選択肢の一つとしている人たちの不安や迷いというのでアンケートが出ていまして、その中に、二つの要因ですよと、皆さんも、文科省のサイドもそういう見方をして、ロースクールについて時間を短縮したいという理由にしているんで...全文を見る
○中川委員 いろいろ言いましたけれども、まず、文科省としての意思というか、私たちはこうしていきたいんだ、将来このシステムをこういうふうに組んでいきたいんだということを早いところ出してもらわないと、そのまま進んでいけば、また混乱が続き、そして中途半端が続き、この業界についても本来の...全文を見る
05月22日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
議事録を見る
○中川委員 立憲民主党・無所属フォーラムの中川正春です。  質問の時間をいただいて、感謝を申し上げたいと思います。  本論に入る前に、先般から問題になっています白須賀政務官の危機管理の問題について、大臣の姿勢といいますか、大臣の考え方をちょっと整理しておかないといけないかなと...全文を見る
○中川委員 論点をそらしちゃだめですよ。  単純に、文科省でつくっている一時間以内というルールが、大臣にとっては、これは徒歩で一時間ということを想定したルールだということかどうかということを聞いているんです。端的に答えてください。
○中川委員 ここは大臣みずからが判断しなきゃいけないところだと思うんですよ。  もし、文科省が想定の中で徒歩でなかったということであるとすれば、それは基準のつくり方が間違っているんだということ、これを反省しなきゃいけない。仮に、そうじゃなくて、南海トラフあるいは首都直下も含めた...全文を見る
○中川委員 これは文科省自体が、政務官の活動、どこにいるのか、どういう形で連絡経路というものを確保していったらいいのかというのは管理をしなければならない、そういう前提の書き方あるいは指示の仕方だというふうに思うんですね。それができていたかどうかということを、大臣、ちゃんと確かめな...全文を見る
○中川委員 今回のことをどうするかというところもちゃんと答弁してもらわないと困るということであります。しっかり整理して考えて、また後ほど確かめていきますから、質問という形で確かめていきますので、大臣としての見解の表明をしていただきたいというふうに思います。  さて、本論に入って...全文を見る
○中川委員 私もいろいろ資料を読ませていただいたんですけれども、基本的には、市町村の自主性を尊重します、その地域地域に合った形でやってください、統合しようが廃校にしようが、あるいはまた廃校したものを生き返らせるというプログラムであろうが、それぞれ支援しますよと。これでは答えにもな...全文を見る
○中川委員 先ほどのICT教育であるとか、あるいはコミュニティースクール、また小中一貫、これは一般的なメニューなんですね。それをどうパッケージにして組み合わせて特定のところへ向いてプログラムとして入れるか、そういうところまでいかないと、こういうものがありますよという形だけではだめ...全文を見る
○中川委員 次に、大学なんですが、これも今、地方の、特に私立の大学が非常に経営的に困難な状況に陥っているということ、これも少子化の現状なんですが、それ以上に、恐らく都市部へ向いて学生が出ていくということからくるんだと思うんです。  にもかかわらず、今回の授業料無償化に、大学の経...全文を見る
○中川委員 ある意味、これは大学の役割といいますか、類型化をしていく必要があるんじゃないかというふうに思うんですね。  世界的な基礎研究を中心にした研究開発をやっていくような大学というものと、あるいは地方で、さっき申し上げたような人材供給の基礎であるとか、地域の企業とこれは基礎...全文を見る
○中川委員 以上、終わります。
○中川委員 日本語教育の推進に関する法律案の起草案につきまして、提案者を代表して、趣旨及び内容について御説明申し上げます。  我が国で学び、働きながら生活を営んでいる外国人の数は年々増加しており、法務省の調査によると、昨年末の時点における在留外国人の数は、過去最高の約二百七十三...全文を見る
○中川委員 ありがとうございます。  まず、実態の把握についてでありますが、本法案の第二十四条では、国が日本語教育の実態等について情報の収集等を行うべきことを明記しております。外国籍の子供たちの就学状況についても、本条に基づいて情報の収集等が行われるというふうに考えています。 ...全文を見る
○中川委員 非常に大事な点だと思います。  外国人を雇用する企業や外国人と特定技能雇用契約を締結する機関には、その雇用する外国人に対して日本語教育を含む生活支援等を行う責任があることについては、御指摘のとおりであります。  本法案では、第六条において、外国人等を雇用する事業主...全文を見る
06月20日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
議事録を見る
○衆議院議員(中川正春君) ただいま議題となりました日本語教育の推進に関する法律案につきまして、その提案の趣旨及び内容について御説明申し上げます。  我が国で学び、働きながら生活を営んでいる外国人の数は年々増加しており、法務省の調査によると、昨年末の時点における在留外国人の数は...全文を見る
10月30日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○中川委員 中川正春です。  立国社の枠組みの中で質問を続けさせていただきたいというふうに思います。  きょうは大臣所信に対する質疑なんですが、本当であれば積極的な質疑をしていきたいんですけれども、特に、萩生田元官房副長官が文部科学大臣に任命された、そういうことの中で、やはり...全文を見る
○中川委員 文科省の中でその対応をしていた前の次官が具体的にさまざまな証言を今しております。それを聞くにつけ、さっきの何も知らなかったというその言いわけというのはいわばむなしく聞こえてくるし、この際、しっかり自分のスタンス、そのときのスタンスというのをもう一回顧みて、客観的な事実...全文を見る
○中川委員 いやもう、文科省としては最初から白旗を上げて、内閣府でそうした違った観点からの話が出てくればもうそれは仕方ないんだというような、そういう答弁でありましたが、それにしては情けない。改めて、これは文科省の政策立案過程、ここにもう一回軸足を置いて、それが正しければその主張を...全文を見る
○中川委員 そういう答弁をいただいた上で、もう一回確認をしたいんです、この政策について。  もう一回、さかのぼってまとめると、獣医学部については、文科省としては新設は必要ないという見解であった。恐らく、需給関係からいって、今でもその基本はあるんだというふうに思うんですね。それに...全文を見る
○中川委員 私が、本来大臣から答えていただくとすれば、期待していたのは、こんな問題を、特区でやることじゃないんだ、そこが原点として間違っているんだという、そのコメントが欲しかった。我々がやるよという、ここなんですよ。  そこに曖昧なさっきの答弁があるということは、やはりあなた自...全文を見る
○中川委員 全く中身が見えてこないんだけれども。  高等学校の今の現状というのは、大学入試のいわばシステムというのがあって、そこへ向いて高等学校の教育を合わせていこうという現場自体の流れがあるということは否定できないだろうというふうに思うんです。  それをどのように見ていくか...全文を見る
○中川委員 ということで、さっきから聞いていると、私たちにできないから民間に投げたよということなんですよね。  民間に投げて、その結果、恐らく塾というものが高等学校よりも子供たちにとっては頼りになるなということで、高等学校そのものの教育が空洞化されていく、この流れが見えているん...全文を見る
○中川委員 目先のことで将来を誤ってはいけませんよ。  さらなる議論を求めていきたいというふうに思いますし、大臣、あなたがまずやらなきゃいけないことはここだと思うんです。  そのことを申し上げて、質問を終わります。
11月15日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○中川委員 先ほど理事会では大分時間がかかって、私たち待ちましたけれども、結果としては、採決はやはり自民党の方はやるんですか。(発言する者あり)職権立てということらしいですが、これだけ多く問題が指摘をされて、それに対する問題の解決というのが将来に先送りされているという、そんな答弁...全文を見る
○中川委員 ここでは二段階選抜ということになっていますけれども、いろいろ類型があると思うんですね。  一つは、一定の試験成績のみで次の大学独自の試験の申込資格とする、これが最初の門前払いというやつなんですが、これ以外に、大学独自の二次試験や論文、面接などと同じレベルで総合的な評...全文を見る
○中川委員 もう一回確認しますけれども、何でそれだけ一次にこだわるんですか、共通試験にこだわるんですか。その理由は何ですか。
○中川委員 だとすれば、二次試験に課していない大学に対して、二次試験でやりなさいという方向で話を持っていく、一次試験としては、共通で、マークシート形式の、物理的にも可能な形にしていく、これでいいんじゃないですか。
○中川委員 事務方の方が、さっきの、前半の答弁を書いたんだろうというふうに思うんですけれども、さっきの理由づけでは、論理的に何を説明しているかわからないということであります。  一次試験にこだわるその理由というのを、もし一次でやるんだとすれば、はっきりさせてもらわなければならな...全文を見る
○中川委員 そこは原因になるのかどうかということだと思うんです。さっきお話しになったのは、結果として今こうですよという説明でしかないんですよ。  なぜそういう職場になってきたかというのは、別な文科省の資料の中にこんなふうに説明されています。  一つは、子供のことについては全て...全文を見る
○中川委員 私も、この要因は大きいと思うんですね。  同時に、これは何もかもという話じゃなくて、社会の仕組みというのは複雑になってきて、子供たちの置かれる環境というのも、以前とは違った、ある意味では教育ニーズというのが出てきているんだと思うんです。そういうものに対して、学校に対...全文を見る
○中川委員 過去を振り返ってみると、この問題に対して、人が足りないという問題に対して、文科省は、少人数学級への定数改善、ここを一つの柱にして訴えを続けてきた。しかし、いつも財務省の大きな壁にぶち当たってそれがなかなか実現できなかったという、ここが幹だと思うんですよ。  さっきお...全文を見る
○中川委員 結局、文科省として、絵は描いているけれども、現実問題としてそれは一歩も進んでいかない。それは、財務省を説得できない、あるいは、その力を持っていくような仕組みをつくっていくということができていないということ、ここが一つありますね。  そうすると、今度、働き方改革で仕事...全文を見る
○中川委員 いや、私の質問に答えていないと思うんです。  そんな抽象論じゃないんですよね。現に三十一年の三月十八日付の事務次官通知でもって、学校の担うべき業務と、学校の業務だが必ずしも教師が担う必要のない業務と、それから教師の業務だが負担軽減が必要な業務ということで、具体的に分...全文を見る
○中川委員 さっきの話は精神論ですよ。国と地方が頑張っていきます、予算の獲得も頑張っていきますと。それで頑張ってきて、今の、さっき一番最初に申し上げた、教職員の定数増というのが全く成り立っていないという結果が出ているんじゃないですか。  だから、ここではっきりしておかなきゃいけ...全文を見る
○中川委員 申しわけない。全く回答になっていないですよ。これからうまくやりますからよろしくということでしかない。  さっきも言ったように、最終段階で、今のこの事務次官通知で出しているような業務をアウトソーシングしたり、あるいは、地域コミュニティーのボランティアといっても、ただた...全文を見る
○中川委員 今打ち出されているレベルというのは、さっきの話で、グッドプラクティスを横軸にというお話が出ましたけれども、これは文科省の通常的なやり方で、モデル事業をこしらえておいて、どうぞ、これをいい形でやってくださいということで伸ばそうとするんですが、大体伸びない。モデル事業はモ...全文を見る
○中川委員 私は、これはプロセスが逆さまなんだと思うんですよ、これまでの文科省のやり方というのを振り返って考えると。なかなか、財務省に対して交渉力がない、これは私もつくづく現場に入って感じたところなんです。それだけに、どれだけ絵を描いてもなかなか財政がついてこない。だから、結局は...全文を見る
○中川委員 時間が来てしまったので、また次の機会にしますけれども、あと給特法をやりたかったんですよ、一つだけ。給特法を廃止するという前提で三年後の見直しがあると考えていいんですね。
○中川委員 ありがとうございました。
11月27日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
議事録を見る
○中川委員 中川正春です。  続いて質問をしていきたいというふうに思います。  いろいろ議論は出ていますが、どうも答えを見ていると、これから頑張っていきますと。それぞれ、問題になっているということについては同じような認識を持ってきたという、そんな感覚はあるんですけれども、答え...全文を見る
○中川委員 私は、なぜ入学試験にこれを導入するということになったのかというのをお尋ねしたんですけれども。  基本的に、大学入試というのは、大学が、それぞれのアドミッションポリシーによって、APによってつくり出して、それぞれの個性というか、大学の自治、今も下村さんの話が出ていまし...全文を見る
○中川委員 英語に関してだけじゃなくて、記述式も同じ構造があるんですよ。  普通であれば、記述式も共通試験にこだわる必要はない課題なんだと思うんです。論文形式というのは、それぞれの大学のいわゆる個別のアドミッションポリシーによってそれぞれつくられているわけで、それをやっていると...全文を見る
○中川委員 どうですか、今からでも遅くないから、この課題については、大学のサイドへ向いて投げてみたらどうですか。論文をみんなやってくださいという形で投げてみたらどうですか。やりなさいと指導をするんじゃなくて、投げてみるんです。そこから、うまくいくかいかないか、この議論でいいんだと...全文を見る
○中川委員 ここで提案されてきたことが問題がなければいいんですよ、それでいこうじゃないかという話。もう英語は決断をされましたけれども、この記述式も、さっきからさまざまな観点から問題点が指摘をされている。それに対して文科省が、いや、実はここのところはこういうふうに解決しました、こう...全文を見る
○中川委員 それは公正性という話の範疇だけのことなんですけれども、私が言っているのは、大学入試そのもののあり方の検討が深まっていないと。せっかくの機会なんだから、これは、記述式というのはもう二次試験に任せて、一回この共通テストというものをどう持っていくかということについて深めた議...全文を見る
○中川委員 もう一つ、答弁漏れしているのは、基礎レベルという部分についても今どうなっているのかということ、それからもう一つ、プロファイルというのはどういう発想の中から出てきたか。この三つに到達していく過程の話をしてもらわないといけない。
○中川委員 基礎レベル、これがどういう形に結びついてくるかというと、高校生のための学びの基礎診断、いわゆる、どこまで習熟をしたかという習熟度テストというふうに解釈をするんだろうと思います。これは大学の入試に連動はしない、発展型が連動するという形で整理をされたと理解をしているんです...全文を見る
○中川委員 これは、例えば英語で見ていると、何をこの基礎レベルでやるかというと、GTECなんです、ベネッセコーポレーションの。そのほか、英検だとかケンブリッジだとかというのはあるんですが、数が知れていまして、事前に基礎でGTECをやっていきますよ、これは模擬試験ですよね。その体制...全文を見る
○中川委員 そうあってはならないと言うけれども、実際そうなっているんですよ、これは、今なっているんですよ。だから、ここのところの改革案というのを、この制度がもう運用されてしまってからということじゃなくて、その前にやはりしっかり文科省から出してくるということ、これが前提条件だという...全文を見る
○中川委員 終わります。
11月28日第200回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
議事録を見る
○中川委員 中川正春です。  発言の機会をいただいて、感謝をします。  視察の報告、あるいはこれまでの議論を踏まえて、せっかくの機会でありますので、この憲法審査会のあり方といいますか、これからの議論の中身も含めてコメントをしたいというふうに思います。  まずは、懸案の国民投...全文を見る