中川正春

なかがわまさはる

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数9回

中川正春の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○中川(正)委員 立憲民主党の中川正春です。  久しぶりにこの財金の委員会に帰ってきたんですけれども、改めてよろしくお願いを申し上げます。  今日は初日でもありますので、本来の財務大臣の所掌といいますか、いわゆる財政ということについて、健全財政あるいは財政均衡へ向けての施策あ...全文を見る
○中川(正)委員 今コロナで、その対策がまず優先だということで、いわゆる財政バランスというのも議論がちょっと低調になっていますけれども、基本的には、ポストコロナを考えても、ここの安定感と、いわゆるリスクがここまで高まってきている中で、それをどう解決していくかということ、この議論を...全文を見る
○中川(正)委員 従来からそういう答弁で来られたんだというふうに思うんですよね、財務省としては。  これは、二つの領域に、さっきの御答弁では分けられると思うんです。一つは、入るを量って出るを制するというか、予算の中身で歳入と歳出でのバランスを取っていくということ、これが一つある...全文を見る
○中川(正)委員 さっきのお話にも出てきましたけれども、プライマリーバランスですよね。これは、目標が達成できなかったというのは、災害があったり、あるいは世界の経済情勢が崩れたりということがあったからと説明されましたけれども、私は、基本的には、そこもあったけれども、元の大前提、前提...全文を見る
○中川(正)委員 ひとつ頑張ってください。ずっとお題目だけでここまで来たということ、そんな中で、やはりリスクの方が高まってきているという危機感、これを共有をしていただいて、財務省でやはり頑張ってもらうということ、ここだと思うので、期待をしていますので、よろしくお願いをしたいという...全文を見る
○中川(正)委員 また日銀に対しては別の機会にそうした観点から質疑をしていきたいと思うんですが、今日は、時間の関係もあって、次に、税で一つ二つ、基本的なところを聞いていきます。  先ほども、分配ということ、いわゆる税での再分配機能というのは非常に薄れてきているというか、小さなも...全文を見る
○中川(正)委員 それから、もう一つ、租税特別措置法なんですが、今回も、オープンイノベーションの促進税制だとか、あるいは賃上げの促進税制が出ていますが、これの評価、どれだけ効果があるんだということを財務省の方から説明をしてください、資料を提出してくださいと言ったんですけれども、こ...全文を見る
○中川(正)委員 ありがとうございました。時間が来ました。
02月15日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○中川(正)委員 今日は、租税特別措置法に焦点を当てて、これまで各委員から様々な観点から議論がありましたけれども、それをどう政策評価をしていくかという、その観点から話をしたいというふうに思います。  というのは、ちょうどこの委員会が始まる前に勉強会がありまして、その中で、経済の...全文を見る
○中川(正)委員 これが必要がないんだということであれば、わざわざこういう延長の法案も出てこないでしょうし、各省庁に対して財務省の方から、いや、その政策はやらないんだ、税を使って政策誘導はやらないんだというような話がもうはっきり出ているんだろうと思うんだけれども、それが今の状況に...全文を見る
○中川(正)委員 事前の役所からの説明によると、今のところの見直し作業というのは、各省庁に対して、これを新しく減税したい、あるいは租特で持っていきたいという課題があれば、その財源を、ほかの今やっている租特を削っていくということによって持ち出してきなさい、それでトータルで今の水準と...全文を見る
○中川(正)委員 そうですね。この透明化法に続いて、さっきの総務省の政策評価があるんだというふうに思うんですよ。これは、各省庁が上げてくるものに対して、総務省なりに、本当に効果があるのかどうかというところに言及しながら、それぞれ、チェックをしていくような制度になっていますよね。 ...全文を見る
○中川(正)委員 もうちょっと具体的に話は出ませんか。  というのは、私が言っているのは、財務省としても評価しなきゃいけないということだと思うんですよ。ただ黙って、いや、仕方ないね、課題として残っているけれどもそのまま通していこうという話じゃなくて、財務省としても評価をして、そ...全文を見る
○中川(正)委員 大臣、どうですか。この際やりませんか。
○中川(正)委員 もう一回言いますが、こうして、透明化法と、それからもう一つ、総務省の政策評価が出ているわけだから、この二つの評価に対して財務省としてはこういう結論を一つ一つ出します、出しましたと。課題となっているねと言われたところに対して、財務省はそれに対してこういう結論を出し...全文を見る
○中川(正)委員 この租特みたいなものは、アメリカでもやはりあるんですよね。これは政治的に各業界団体がそのように持ってくる。それに対して、いわゆる政治的な配慮の中でこんなことが行われるということがやはり構造的にあるんだというふうに思うんですよ。  それでいろいろ調べていたら、ち...全文を見る
○中川(正)委員 最後にもう一回だけ言っておきますが、問題は各省庁以上に財務省なんですよ。財務省がそれをチェックしていない、その結果をちゃんと説明していないということなんですよ。  ということを指摘をして、終わりたいと思います。
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○中川(正)分科員 立憲民主党の中川正春です。  質問の機会をこうして与えていただいたこと、感謝をまず申し上げたいというふうに思います。  私は、長いこと、ミャンマーの民主化を推進する議員連盟で活動してきました。そちらの衛藤先生も顧問で入っておっていただき、前の大島議長も同じ...全文を見る
○中川(正)分科員 ちょっと具体的なところで、構造的にというか、あるいは戦略的に工夫をしていかなければならないということを例示しながら議論を進めていきたいというふうに思います。  さっき申し上げたとおり、これはミャンマーの例なんです。ミャンマーというのはクーデターが起こって一年...全文を見る
○中川(正)分科員 国だけの外交を考えていったらそういうことなんですが、ほかの国というのはもっと戦略的なんですよ。  さっき言ったように、中国は、国の、いわゆる面と向かったというか、国が国として対応していく立場と、それから、それ以外の、例えば現地の華僑のコミュニティーであるとか...全文を見る
○中川(正)分科員 具体的に二つほど提案をしたいと思うんですが、一つは、隣国のタイのチェンマイの領事館があるんですよね。少数民族の人たちというのは、このチェンマイへ集まってくるんです、それぞれのリーダーが。連携をするときには、そこで一つの協議体を構成しながらやっていく。私もそれに...全文を見る
○中川(正)分科員 そして、もう一つの視点なんですが、これはさっき、人道支援でこれだけのことをしていますよという形で、それこそ草の根やN連も含めて様々なスキームはあるというふうに説明がありましたけれども、問題なのは、緊急ということなんですよね。  これは私も、具体的に要請、ある...全文を見る
○中川(正)分科員 一言だけ言っておきます。今あるものをベースにしてやっても駄目ですよ、新しくその枠をつくらないと、ということを指摘をしておきたいと思います。  あと、継承日本語について、来ていただいておると思うんですが、日本語教育を進めていくという法律を推進法として作ったんで...全文を見る
○中川(正)分科員 聞き取りに来ていただいた皆さんとこの日本人学校のところにこだわりを持って話したものだから、そこだけが答弁で出てしまったんだと思うんですが、いずれにしても、継承日本語というのをもう一回振り返っていただいて、トータルで政策を広げていただきたいということ。  それ...全文を見る
○中川(正)分科員 林大臣、頑張ってください。  以上です。ありがとうございました。
03月24日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第6号
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○中川(正)委員 立憲民主党の中川正春です。  当初、自由討議ということを前提に話をするんだというふうに理解していたものですから、私たちの国民投票法を先行すべきだということも含めた議論というのを、今日、申し訳ないけれどもやらせていただきたいというふうに思います。  前回の国民...全文を見る
○中川(正)委員 結論を出しているわけじゃなくて、そういう論点をしっかり議論をしていく必要があるということ、ここを強調していきたいというふうに思います。
03月25日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○中川(正)委員 質疑の時間をいただきまして、ありがとうございます。  実は、私、十五年ぶりぐらいにこの財務金融委員会に帰ってきたんですけれども、改めて、マクロ経済、議論していく中で、日本が直面をしている非常に大きなリスクといいますか、あるいは、激動していく世界の中で日本が取り...全文を見る
○中川(正)委員 次は為替でありますが、通常、有事の円、混乱したときには、ドルもそうですけれども、円にも資金が回ってくるということで、二〇〇八年のリーマン・ショックでは日本の円というのは百六円から八十七円の円高になっていったということ、あるいは東日本の大震災のときでさえ、また新型...全文を見る
○中川(正)委員 さっきお話があったように、二つの要因があるというふうに言われております。第一には、世界のマネーがより高い利回りが見込めるドルに向かっているということですね。これはこれまでもそういう状況はあった。いわゆる危機的な状況が起こったときにはドルへ向いて回っていく、そうい...全文を見る
○中川(正)委員 ここ十年、あるいはもっとそれ以上だと思うんですが、さっき大臣が答弁されたプライマリーバランスを、それぞれ、黒字化をしていくという努力をしていきますということ、歴代の大臣、毎回毎回、我々がこうした質問をするたびに答えてこられた。ところが、その結果、どうなったかとい...全文を見る
○中川(正)委員 一つだけ改めて聞きたいんですけれども、経常収支の赤字が一時的なものであるということであるとすれば、その根拠、これをもう少ししっかりと説明をしていただきたいということと、それから、財政赤字については、今回のコロナ禍での歳出を、例えば、東日本大震災のときに私たちがや...全文を見る
○中川(正)委員 五千円のばらまきの話が出ていますけれども、そこで選挙をやるんじゃなくて、やはり責任政党として、この財政規律をどうつくっていくのか、そしてその負担を国民に対して今説明して、そして国民の理解の下にこれを乗り切っていこうという、その気概というのがやはり必要なんだと思う...全文を見る
○中川(正)委員 大事なところを答えてもらえなかったんですけれども、もう一度言います。これをどうファイナンスするかということは、今のタイミングでやはり出さなきゃいけないということですね。これを改めて指摘をしておきたいというふうに思います。  さて、もう一つ、円安にこれは振ってい...全文を見る
○中川(正)委員 御説明にもあったように、プラスとなっていく構図というのは、輸出が伸びて、単純に言えば、関連企業が業績を伸ばす、もうけにもなる、海外からその収益を送ってきたというようなことなんだろうと思うんですが。  今言われているのは、しかし、原材料高あるいは燃料高、これが、...全文を見る
○中川(正)委員 二%の物価上昇にはこだわらない、もっと弾力的に考えていくというお話がありましたが、そこはひとつ、しっかり見ていっていただきたいというふうに思います。  残念なことに時間が来てしまいまして、続きはまた五日の日にやらせていただきます。  ありがとうございました。
04月05日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○中川(正)委員 それでは、引き続きの議論をさせていただきたいというふうに思います。  野田委員の、非常に、原点というか根幹に関わる議論というのを聞かせていただいて、改めて、今の状況というのを振り返って、これでいいのか、この国の経済の構造というのが、持続ということを前提に考えて...全文を見る
○中川(正)委員 そこをもう一回振り返って確認した上で、十年後、もう十年近くになってくるわけですが、この評価というのはどのようにされていますか。
○中川(正)委員 この共同声明の草案を十年前に起案したという門間一夫元日銀理事が、こんなふうにおっしゃっているんですよ。日本経済の課題は、金融政策にこだわり続けても解決はできないという結論に達したというのがこの十年間の評価、反省であろうということ。  そうした意味からいくと、さ...全文を見る
○中川(正)委員 確かに、御指摘があったように、構造的な要因、さっきの、人口の老齢化あるいは少子化、人口自体が縮んできている、そういう意味での人口ボーナスというのが剥落されてきている、この十年、特にそれが顕著に表れてきたという、これは大きな要因だろうというふうに思うんですよ。 ...全文を見る
○中川(正)委員 今、ウクライナの紛争、侵攻を契機にして、国の安全保障あるいは危機管理というものがそれぞれの領域で議論が始まっているというのは、これは大事なことですし、それを、実は、この金融それから財政の分野でも、やはりしっかりとこの危機管理、やるべきだというふうに思うんです。 ...全文を見る
○中川(正)委員 国策的に、連携をして抑え込んでいくという、これは基本だというふうに思うんですが、それは日銀の話なんですけれども。  日本の国のいわゆる特徴というか、今置かれた状況というのは、やはりこのとんでもない財政赤字なんだというふうに思うんですよね。それに対して、いかにリ...全文を見る
○中川(正)委員 いろいろ指摘があったように、経済の構造は十年前と比べて非常に変わってきているという前提の中で、やはりこれからの出口戦略、どういうふうに持っていくか、知恵を集めて、公表して、皆でそれを前提にした経済運営をしていくということ、これが大切だということ、これを指摘をして...全文を見る
04月07日第208回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
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○中川(正)委員 今日は、ロシアのウクライナ侵攻から話を進めていきたいというふうに思います。  ウクライナ情勢がどのような展開となっていくのか、予断を許さないということであります。人道的見地から、また、幾多の悲惨な戦争や国内紛争を繰り返してきた人類の歴史の教訓から見ても、ロシア...全文を見る